JP4576072B2 - Building foundation method and building foundation structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
【0002】
本願発明は、鉄骨建築物の外壁あるいは屋根母屋として用いられる下地構造を構築する建造物用下地工法および建造物用下地構造に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
鉄骨建築物の外壁あるいは屋根母屋として用いられる下地構造としては、図10に示すように、鋼製の構造部材1(例えば、H型鋼等)にボルト挿通穴を形成したアングルピース3を溶接固定し、金属製下地材2(例えば、C型鋼等)にボルト穴(図示省略)をあけ、前記アングルピース3のボルト挿通穴およびC型鋼2のボルト穴に通されたボルト4をナット5で締め付けて固定するようにしたものが一般的であった。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記した構造の場合、構造部材1の胴縁位置に予めアングルピースを溶接しておかなくてはならないとともに、C型鋼2にも予め決められた位置を割り付けして穴明け加工をしておかなくてはならないばかりでなく、図11に示すように、アングルピース3,3・・に固定されたC型鋼2,2・・の位置にバラ付きが生ずる(例えば、鉛直基準線OとC型鋼2,2・・との間隔W1,W2,W3,W4がW1≠W2≠W3≠W4となる)。
【0005】
このままでは、C型鋼2,2・・の外面に対して外壁材(図示省略)を張り付けていくわけには行かないところから、W1=W2=W3=W4とする必要がある。そのためには、1本のC型鋼2についてボルトとナットとが、例えば8個使用されているとすれば、8個のナットを全てゆるめなくてはならないこととなり、現場組立時において、組立時間および組立工数がかさむこととなる。
【0006】
しかも、例えば、W1=W2となるように手直しした後、W3を時間をかけて調整しても、W4の調整が完了した時には、W1〜W4の間隔に狂いが生じ、再度手直しが必要となるという不具合があった。
【0007】
上記したように、時間をかけて位置調整を行っても、全ての位置を完全に一致させることは困難であり、時間がかかり過ぎるため、不完全なままでおわっているのが現状である。このような状態で、外壁材を張り付けると、外壁がでこぼこしてしまい見苦しくなるという不具合が発生する。
【0008】
一方、近年、金属製下地材(例えば、胴縁や母屋材)として、従来から多用されている一方が開放されたC型鋼に代えて、全面が閉鎖されている金属製四角筒が採用されるようになってきている。この金属製四角筒は、全面が閉鎖されているため、上記した従来の結合方法を採用することができない。
【0009】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、短時間の作業で低コストで頑丈な建造物用下地構造を構築し得るようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、所定間隔で並べられた複数の構造部材1,1・・と、該構造部材1,1・・に対して直交するように配置された多数の金属製下地材2,2・・とを結合して建造物用下地構造を構築するに当たって、前記金属製下地材2,2・・のうちの両端に位置するものを、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して所定位置に位置決めされた状態で固定するとともに、両端以外の金属製下地材2,2・・を、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して仮支持し、この状態のもとに全ての金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材7を挿通して全ての金属製下地材2,2・・の位置揃えを行った後、両端以外の金属製下地材2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定するようにしている。
【0011】
上記のように構成したことにより、金属製下地材2,2・・のうちの両端に位置するものが、構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して所定位置に位置決めされた状態で固定され且つ両端以外の金属製下地材2,2・・が、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して仮支持された状態のもとに、全ての金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材7が挿通されると、この姿勢矯正部材7によって両端以外の金属製下地材2,2・・が、両端の所定位置に位置決めされた金属製下地材2,2に対して全て位置揃えされる。その後、両端以外の金属製下地材2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定すれば、建造物用下地構造が短時間の作業で低コストで構築できる。
【0012】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の建造物用下地工法において、前記各固定金具Tを、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成するとともに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記各金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形成し且つ前記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、前記各構造部材1の一部が挿入される切欠溝10,10を形成する一方、前記連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定するように構成した場合、相対向する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造部材1に対して直交するように配置された金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとなり、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立時間および組立工数を大幅に低減できる。
【0013】
請求項3の発明におけるように、請求項2記載の建造物用下地工法において、前記連結辺8cに、前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記2辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cにおける剛性が強化される。
【0014】
請求項4の発明におけるように、請求項2および3のいずれか一項記載の建造物用下地工法において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化される。
【0015】
請求項5の発明におけるように、請求項2、3および4のいずれか一項記載の建造物用下地工法において、前記金属製下地材2として、金属製四角筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒であっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定されることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られる。
【0016】
請求項6の発明では、上記課題を解決するための手段として、多数平行に配置された構造部材1,1・・と、該構造部材1,1・・に直交するように多数平行に配置された金属製下地材2,2・・と、該金属製下地材2,2・・と前記構造部材1,1・・とを結合する固定金具T,T・・とを備えた建造物用下地構造において、前記金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材7を挿通して該金属製下地材2,2・・の位置揃えを行うように構成する一方、前記各固定金具Tを、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成するとともに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記各金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形成し且つ前記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、前記各構造部材1の一部が挿入される切欠溝10,10を形成し、前記連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定するように構成している。
【0017】
上記のように構成したことにより、金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して挿通される姿勢矯正部材7によって該金属製下地材2,2・・が全て位置揃えされることとなり、短時間の作業で低コストで頑丈な建造物用下地構造を構築することができる。しかも、構造部材1に金属製下地材2を固定するに当たって、相対向する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造部材1に対して直交するように配置された金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとなり、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立時間および組立工数を大幅に低減できる。
【0018】
請求項7の発明におけるように、請求項6記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記二辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cの剛性が強化される。
【0019】
請求項8の発明におけるように、請求項6および7のいずれか一項記載の建造物用下地構造において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化される。
【0020】
請求項9の発明におけるように、請求項6、7および8のいずれか一項記載の建造物用下地構造において、前記金属製下地材2として、金属製四角筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒であっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定されることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られる。
【発明の実施の形態】
【0021】
以下、添付の図面を参照して本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0022】
この建造物用下地構造は、図1に示す外壁用の下地構造、あるいは図2に示す屋根用の下地構造とされている。
【0023】
図1に示す外壁用下地構造は、外壁構造を支えるべく所定間隔で立設されたH型鋼からなる構造部材1,1・・の外面に金属製下地材である金属製四角筒2,2・・を上下に所定間隔で並べ、これらの金属製四角筒2,2・・を前記構造部材1,1・・に対して後述する固定金具T,T・・により固定するに当たって、前記金属製四角筒2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材として作用する断面コ字状のチャンネル7を挿通して該金属製四角筒2,2・・の位置揃えを行った後、これらの金属製四角筒2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定するようにしている。符号はBは外壁用板材、Zは基礎である。
【0024】
また、図2に示す屋根用下地構造は、屋根構造を支えるべく所定間隔で配置されたH型鋼からなる構造部材1,1・・上に金属製四角筒2,2・・を軒先から棟に向かって所定間隔で並べ、これらの金属製四角筒2,2・・を前記構造部材1,1・・に対して後述する固定金具T,T・・により固定するに当たって、前記金属製四角筒2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材として作用する断面コ字状のチャンネル7を挿通して該金属製四角筒2,2・・の位置揃えを行った後、これらの金属製四角筒2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定するようにしている。符号はFは屋根用波板である。
【0025】
前記各固定金具Tは、図3および図4に示すように、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成されており、前記2辺8a,8bの開放端部側には、前記金属製四角筒2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形成するとともに、前記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置には、前記構造部材1の一部(具体的には、H型鋼の縁部1a)が挿入される切欠溝10,10が形成されている。そして、前記連結辺8cに螺合された2本のボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入された前記H型鋼の縁部1aに圧接することにより固定するように構成されている。つまり、前記2辺8a,8bにおける切欠溝10,10から開放端部側にかけての部分が金属製四角筒2を挟持固定するための抱持部9,9とされているのである。
【0026】
前記連結辺8cには、前記ボルト11,11を螺合させるボルト穴12,12が前記各切欠溝10の長さ方向に対応するように形成されており、前記ボルト11,11の螺合部となるボルト穴12,12を挟むようにして前記2辺8a,8bとの連結部(換言すれば、屈曲部位)に向かって延びる複数の補強用ビード13,13・・が形成されている。該各補強用ビード13は、連結辺8cの面から凹陥させた形状とされている。このようにすると、連結辺8cにおける剛性が強化されることとなるとともに、連結辺8cの外面に出っ張った部分がなくなり、ボルト11に螺着されるナット24の着座面を容易に確保することができる。符号14は連結辺8cから2辺8a,8bにかけての屈曲部位の剛性を強化するために形成された補強用ビードである。
【0027】
また、前記2辺8a,8bには、抱持部9,9に挟持固定される金属製四角筒2を固定するためのビス15,15・・を挿通させるためのビス穴16,16・・が所定間隔をあけて抱持部9,9の延設方向に並ぶように2列で形成されている。そして、この2辺8a,8bには、前記切欠溝10,10をそれぞれ囲むとともに前記ビス穴16,16・・の間に向かって延びる補強用ビード17,17がそれぞれ形成されている。この各補強用ビード17は、2辺8a,8bの面から突出した形状とされている。このようにすると、切欠溝10,10の周辺部およびビス穴形成部分の剛性が強化されることとなるとともに、抱持部9,9の内面に出っ張った部分がなくなり、金属製四角筒2を確実に挟持できる。なお、本実施の形態においては、前記補強用ビード17において抱持部9側に形成された部分には、後に説明するが、金属製下地材2としてC型鋼を採用した場合に、該C型鋼2を抱持部9,9に固定するためのボルト22を挿通するために該抱持部9の延設方向に長い長穴18が形成されている。
【0028】
ところで、上記金属製四角筒2としては、図1に示す角形鋼管を採用してもよいが、図5に示すように、所定の幅に切断された金属板をその両端がコーナの一点において接するように四角筒状に折曲して構成されており、前記金属板の一方の端部には、前記金属製四角筒2の内側に折曲され、さらにその先端部が外側に向かって折曲されてなる逆J字状折曲部20が設けられ、前記金属板の他方の端部には、内側に逆U字状に折曲されてなる逆U字状折曲部21が設けられており、両者を連続して嵌合圧着せしめて上下方向に連続するコーナ型接続部19として成形されたものを採用することもできる。
【0029】
また、金属製下地材2としては、上記した角形鋼管や金属製四角筒以外にも、従来から使用されているC型鋼を採用することもできる。
【0030】
この場合、図6に示すように、C型鋼2における側面2a,2bに対して抱持部9,9がビス15,15・・により固定されるが、前記側面2a,2bのうちの一方側2bは開放されている。そこで、抱持部9,9に形成されている長穴18,18に挿通されるボルト22をC型鋼2の一方の側面2aを貫通させてナット23で締結固定するようにしてもよい。
【0031】
一方、前記金属製四角筒2の所定位置に形成される開口6は、図7に示すように、前記チャンネル7が嵌挿される嵌挿溝25を有しており、該嵌挿溝25の両側面には、嵌挿されたチャンネル7への当接力を増大させるための円弧状の突部26,26が一体に形成されている。また、前記嵌挿溝25の一方の側面には、該嵌挿溝25に嵌挿されたチャンネル7の移動を規制するための規制片27が前記嵌挿溝25の一側面を屈曲部28として屈曲自在且つ一体に形成されている。符号29は前記規制片27を屈曲させる際に手指を挿入するための操作用開口である。
【0032】
この開口6へチャンネル7を挿通する際には、まず、操作用開口29に手指を挿入して、規制片27を屈曲部28を起点として起こし、この状態で嵌挿溝25にチャンネル7が嵌挿される。チャンネル7の嵌挿後においては、規制片27を手指で元に戻してチャンネル7の移動規制を行うこととなっている。
【0033】
上記構成の固定金具Tを用いた建造物用下地構造(例えば、図1に示す外壁用下地構造)を構築する工法について、図8および図9を参照して説明する。
【0034】
まず、図8および図9(イ)に示すように、外壁構造を支えるべく所定間隔で配置された構造部材1,1・・上の所定位置に固定金具T,T・・を取り付ける。この固定金具Tの取付は、構造部材1の一部であるH型鋼の縁部1aを切欠溝10,10に挿入し、連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部(即ち、H型鋼の縁部1a)に圧接することにより行われる。そして、前記固定金具T,T・・のうちの上端と下端とに位置する(換言すれば、両端に位置する)固定金具Tにおける抱持部9,9に、金属製四角筒2,2を挟持した後、ビス15,15・・により固定する。この時、図9(イ)に示すように、固定金具T,Tに固定された金属製四角筒2,2と鉛直基準線Oとの距離W1,W2が、W1=W2となるように、金属製四角筒2,2の位置設定が行われる。
【0035】
ついで、図9(ロ)に示すように、両端以外の金属製四角筒2,2・・を、前記固定金具Tにおける抱持部9,9に対して仮支持する。この時、両端以外の金属製四角筒2,2・・は固定金具T,T・・に対して固定されておらず、両端以外の金属製四角筒2,2・・の位置はバラバラであってもよい。この状態のもとに、図9(ハ)に示すように、全ての金属製四角筒2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材であるチャンネル7を挿通すると、固定金具T,Tに固定されて所定位置に位置決めされている両端の金属製四角筒2,2に対して両端以外の金属製四角筒2,2・・の位置揃えが行われる。つまり、全ての金属製四角筒2,2・・の側面が同一面上に並ぶこととなるのである。その後、両端以外の金属製四角筒2,2・・を前記固定金具T,T・・に対してビス15,15で固定すれば、外壁用板材Bを張り付ける張り付け面が同一面上に並ぶこととなるのである。
【0036】
上記したように、本実施の形態においては、金属製四角筒2,2・・のうちの両端に位置するものが、構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して所定位置に位置決めされた状態で固定され且つ両端以外の金属製四角筒2,2・・が、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して仮支持された状態のもとに、全ての金属製四角筒2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材であるチャンネル7が挿通されると、このチャンネル7によって、両端以外の金属製四角筒2,2・・が、両端の所定位置に位置決めされた金属製四角筒2,2に対して全て位置揃えされる。その後、両端以外の金属製四角筒2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定すれば、建造物用下地構造が短時間の作業で低コストで構築できる。
【発明の効果】
【0037】
請求項1の発明によれば、所定間隔で並べられた複数の構造部材1,1・・と、該構造部材1,1・・に対して直交するように配置された多数の金属製下地材2,2・・とを結合して建造物用下地構造を構築するに当たって、前記金属製下地材2,2・・のうちの両端に位置するものを、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して所定位置に位置決めされた状態で固定するとともに、両端以外の金属製下地材2,2・・を、前記構造部材1,1・・に対して固定金具T,T・・を介して仮支持し、この状態のもとに全ての金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材7を挿通して全ての金属製下地材2,2・・の位置揃えを行った後、両端以外の金属製下地材2,2・・を前記固定金具T,T・・に対して固定するようにしているので、建造物用下地構造を短時間の作業で低コストで構築することができるという効果がある。
【0038】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の建造物用下地工法において、前記各固定金具Tを、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成するとともに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記各金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形成し且つ前記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、前記各構造部材1の一部が挿入される切欠溝10,10を形成する一方、前記連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定するように構成した場合、相対向する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造部材1に対して直交するように配置された金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとなり、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立時間および組立工数を大幅に低減できる。
【0039】
請求項3の発明におけるように、請求項2記載の建造物用下地工法において、前記連結辺8cに、前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記2辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cにおける剛性が強化される。
【0040】
請求項4の発明におけるように、請求項2および3のいずれか一項記載の建造物用下地工法において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化される。
【0041】
請求項5の発明におけるように、請求項2、3および4のいずれか一項記載の建造物用下地工法において、前記金属製下地材2として、金属製四角筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒であっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定されることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られる。
【0042】
請求項6の発明によれば、多数平行に配置された構造部材1,1・・と、該構造部材1,1・・に直交するように多数平行に配置された金属製下地材2,2・・と、該金属製下地材2,2・・と前記構造部材1,1・・とを結合する固定金具T,T・・とを備えた建造物用下地構造において、前記金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して姿勢矯正部材7を挿通して該金属製下地材2,2・・の位置揃えを行うように構成しているので、金属製下地材2,2・・の所定位置に形成された開口6,6・・に対して挿通される姿勢矯正部材7によって該金属製下地材2,2・・が全て位置揃えされることとなり、短時間の作業で低コストで頑丈な建造物用下地構造を構築することができるという効果がある。しかも、前記各固定金具Tを、相対向する2辺8a,8bと、これらの2辺8a,8bの一端を連結する連結辺8cとからなる断面コ字状の部材により構成するとともに、前記2辺8a,8bの開放端部側に、前記各金属製下地材2を挟持固定するための抱持部9,9をそれぞれ形成し且つ前記2辺8a,8bにおいて前記連結辺8cから所定距離離れた位置に、前記各構造部材1の一部が挿入される切欠溝10,10を形成する一方、前記連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定するように構成しているので、構造部材1に金属製下地材2を固定するに当たって、相対向する2辺8a,8bを連結する連結辺8cに螺合されたボルト11,11の先端を前記2辺8a,8bに形成された切欠溝10,10に挿入された構造部材1の一部に圧接することにより固定した後、前記2辺8a,8bの抱持部9,9に金属製下地材2を挟持固定すると、構造部材1に対して直交するように配置された金属製下地材2が構造部材1に簡単且つ強固に結合されることとなり、前以て溶接や穴明けを行う必要が全くなく、しかも現場における再加工の必要もなくなり、組立時間および組立工数を大幅に低減できるという効果がある。
【0043】
請求項7の発明におけるように、請求項6記載の建造物用下地構造において、前記連結辺8cに、前記ボルト11,11の螺合部を挟むようにして前記二辺8a,8bとの連結部に向かって延びる複数の補強用ビード13,13・・を形成した場合、連結辺8cの剛性が強化される。
【0044】
請求項8の発明におけるように、請求項6および7のいずれか一項記載の建造物用下地構造において、前記2辺8a,8bに、前記切欠溝10,10を囲むようにして補強用ビード17,17をそれぞれ形成した場合、切欠溝10,10の周辺部の剛性が強化される。
【0045】
請求項9の発明におけるように、請求項6、7および8のいずれか一項記載の建造物用下地構造において、前記金属製下地材2として、金属製四角筒を用いた場合、全面が閉鎖されている金属製四角筒であっても抱持部9,9によって抱持された状態で固定されることとなるため、簡単且つ強固な下地構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造を示す斜視図である。
【図2】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造の他の例を示す斜視図である。
【図3】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造の要部を示す拡大断面図である。
【図4】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造に用いられている固定金具の拡大斜視図である。
【図5】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造に用いられる金属製四角筒の斜視図である。
【図6】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造の他の例の要部を示す拡大断面図である。
【図7】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造に用いられている金属製下地材の要部を示す拡大斜視図である。
【図8】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図9】 本願発明の実施の形態にかかる建造物用下地構造の組立手順を示す側面図であり、(イ)は上下両端の金属製下地材の基準出し状態を示し、(ロ)は残りの金属製下地材の仮支持状態を示し、(ハ)は組立完了状態を示している。
【図10】 従来の建造物用下地構造の要部を示す拡大断面図である。
【図11】 従来の建造物用下地構造の組立途中の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1は構造部材、2は金属製下地材(金属製四角筒)、6は開口、7は姿勢矯正部材(チャンネル)、8a,8bは辺、8cは連結辺、9は抱持部、10は切欠溝、11はボルト、12はボルト穴、13は補強用ビード、17は補強用ビード、Tは固定金具。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
[0002]
The present invention relates to a building foundation method for building a foundation structure used as an outer wall of a steel structure building or a roof purlin, and a building foundation structure.
[Prior art]
[0003]
As an underlying structure used as an outer wall or roof purlin of a steel building, as shown in FIG. 10, an
[Problems to be solved by the invention]
[0004]
However, in the case of the structure described above, the angle piece must be welded to the trunk edge position of the
[0005]
In this situation, the outer wall material (not shown) cannot be attached to the outer surface of the C-
[0006]
Moreover, for example, W1= W2After reworking to become WThreeEven after adjusting over time, WFourWhen the adjustment of1~ WFourThere was a problem in that the interval of the error occurred and it was necessary to correct it again.
[0007]
As described above, even if position adjustment is performed over time, it is difficult to make all the positions completely coincide with each other, and it takes too much time. If the outer wall material is pasted in such a state, there arises a problem that the outer wall is bumpy and unsightly.
[0008]
On the other hand, in recent years, a metal square tube whose entire surface is closed has been adopted as a metal base material (for example, a barrel edge or a purlin material) instead of C-type steel which has been widely used in the past. It has become like this. Since this metal square tube is entirely closed, the conventional coupling method described above cannot be employed.
[0009]
This invention is made | formed in view of said point, and it aims at enabling it to construct | assemble the foundation structure for buildings strong at low cost by a short time operation | work.
[Means for Solving the Problems]
[0010]
In the invention of
[0011]
By being configured as described above, the
[0012]
As in the invention of
[0013]
As in the invention of
[0014]
As in the invention of
[0015]
As in the invention of
[0016]
In the invention of
[0017]
By configuring as described above, the
[0018]
Claim7As in the invention of claim6In the building foundation structure described above, a plurality of reinforcing
[0019]
Claim8As in the invention of claim6and7If the reinforcing
[0020]
Claim9As in the invention of claim6,7and8In the building ground structure according to any one of the above, in the case where a metal square tube is used as the
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0021]
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0022]
The building ground structure is the ground wall structure shown in FIG. 1 or the roof ground structure shown in FIG.
[0023]
The base structure for an outer wall shown in FIG. 1 is a metal
[0024]
In addition, the roof base structure shown in FIG. 2 has a metal
[0025]
As shown in FIGS. 3 and 4, each of the fixing brackets T has a U-shaped cross section including two
[0026]
Bolt holes 12 and 12 into which the
[0027]
Also, screw holes 16, 16,... For inserting
[0028]
By the way, as the metal
[0029]
Moreover, as
[0030]
In this case, as shown in FIG. 6, the holding
[0031]
On the other hand, the
[0032]
When inserting the
[0033]
A construction method for constructing a building foundation structure (for example, the outer wall foundation structure shown in FIG. 1) using the fixing bracket T having the above-described configuration will be described with reference to FIGS.
[0034]
First, as shown in FIG. 8 and FIG. 9 (a), the fixing brackets T, T,... Are attached at predetermined positions on the
[0035]
Next, as shown in FIG. 9 (b), the metal
[0036]
As described above, in the present embodiment, the metal
【The invention's effect】
[0037]
According to the invention of
[0038]
As in the invention of
[0039]
As in the invention of
[0040]
As in the invention of
[0041]
As in the invention of
[0042]
Invention of Claim 6According to, A large number of parallel
[0043]
Claim7As in the invention of claim6In the building foundation structure described above, a plurality of reinforcing
[0044]
Claim8As in the invention of claim6and7If the reinforcing
[0045]
Claim9As in the invention of claim6,7and8In the building ground structure according to any one of the above, in the case where a metal square tube is used as the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a building foundation structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing another example of a building foundation structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of a building foundation structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged perspective view of a fixing bracket used in a building foundation structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a metal square tube used in the building foundation structure according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of another example of the building foundation structure according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an enlarged perspective view showing a main part of a metal base material used in the building base structure according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing a state in the middle of assembling the building ground structure according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a side view showing a procedure for assembling the building foundation structure according to the embodiment of the present invention, in which (a) shows the reference state of the metal substrate on both the upper and lower ends, and (b) shows the rest. (C) shows the assembly completion state.
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of a conventional building foundation structure.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state in the middle of assembling a conventional building foundation structure.
[Explanation of symbols]
1 is a structural member, 2 is a metal base material (metal square tube), 6 is an opening, 7 is a posture correction member (channel), 8a and 8b are sides, 8c is a connecting side, 9 is a holding portion, 10 is Notch groove, 11 is a bolt, 12 is a bolt hole, 13 is a reinforcing bead, 17 is a reinforcing bead, and T is a fixing bracket.
Claims (9)
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