JP4566930B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子の光を対象物に導き、照射し、撮像するための撮像装置に関し、特に、対象物との距離を測定して、撮像するための撮像装置に関する。
対象物に均一な光を照射し、対象物の所定範囲を撮像する撮像装置は、広く利用されている。このような撮像装置の撮像画像を利用して、画像処理する画像処理システムでは、特に、鮮明な撮像画像が要求される。
例えば、近年のバイオメトリックス技術の発展に伴い、人間の体の個人を区別できる部分である生体の特徴を、例えば、手足の指紋、目の網膜、顔面、血管など、撮像し、生体の特徴を認識して、個人認証する装置が種々提供されている。
特に、手のひらや甲、指の血管、掌紋は、比較的大量の個人特徴データを得られるため、個人認証の信頼性に適している。又、血管(静脈)の模様は、胎児の時から生涯変わらず、万人不同と言われおり、個人認証に適している。
このような生体認証等には、対象物(生体認証では、人間の体の一部)を非接触で撮像する必要がある。このため、撮像装置は、ある撮像範囲(距離及び面積)において、光強度が均一となる光を発射し、その撮像範囲の反射光をセンサーで受光し、電気信号として、撮像画像信号を出力する。又、適切な撮像を行うには、対象物までの距離を測定する距離センサーを設ける必要がある。
図34及び図35は、従来の撮像装置の説明図である。図34及び図35に示すように、撮像装置100は、中央に撮像(デジタルカメラ)ユニット120を、その周囲に、複数の発光素子130−1〜130−8と、図示しない光学距離センサーを設けている。図34の点線は、この複数の発光素子130−1〜130−8の個々の発光素子の均一強度の光の範囲を、示している。
このように、撮像ユニット120の周囲に、複数(ここでは、8つ)の点光源を配置することにより、撮像ユニット120の撮像範囲に、均一強度の光を照射できる。図35に示すように、一方、撮像ユニット120は、CMOSセンサー等の光電変換ユニット122と、レンズ等の光学系124を有する。面受光素子である光電変換素子は、所定の受光面積を有するため、この受光面に、撮像範囲の反射光を導くには、所定の光学距離が必要となる。このため、魚眼レンズ等のレンズ124を、光電変換ユニット122と対象物との間に設け、所定の撮像範囲の像を光電変換素子122の受光面に投影している。
このように、各点光源素子130−1〜130−8で、所定の撮像範囲を分担して、照射するには、図34のように、点光源素子130−1〜130−8を離して、配置し、且つ所定の光強度の均一光を、撮像範囲に与えるため、図36のように、光電変換素子122より、対象物に近接して、配置することが行われていた。又、距離センサーは、対象物にスポット光を照射し、その反射光を受けて、対象物との距離を測定する。このため、同様に、対象物に近接して、配置することが行われていた(例えば、特許文献1参照)。
WO2004/088588号公報(図1及び図6)
この従来の撮像装置では、前述のように、点光源素子130−1〜130−8を離して、配置し、且つ図35のように、光電変換素子122より、対象物に近接して、配置するため、撮像装置の小型化が困難であり、装置への組み込みに制限がある。
又、光強度の高い発光素子も存在し、この発光素子を用いることにより、撮像ユニット120に近接して、発光素子を配置できるが、光強度の高い発光素子は高価であり、且つ電力消費も大きく、小型で低価格な撮像装置には、不向きである。
同様に、距離センサーについても、対象物に近接して、配置するため、撮像装置の小型化が困難であり、装置への組み込みに制限がある。又、光強度の高い発光素子も存在し、この発光素子を距離センサーに用いることにより、撮像ユニット120に近接して、距離センサーを配置できるが、光強度の高い発光素子は高価であり、且つ電力消費も大きく、小型で低価格な撮像装置には、不向きである。
従って、本発明の目的は、小型化しても、対象物に対し、広がりのある照明を行い、撮像し、且つ対象物との距離を測定するための撮像装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、小型化しても、対象物に対し、広がりのある照明を行い、撮像し、且つ省電力の距離センサーで距離を測定するための撮像装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、小型化して、対象物に対し、広がりのある照明を行い、撮像し、且つ距離センサーの取り付け精度を向上するための撮像装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明は、対象物に照明を当て、前記対象物からの反射光を受光して、撮像する撮像装置において、前記反射光を受光するイメージセンサと、前記イメージセンサの周囲の位置に搭載された複数の発光素子と、前記複数の発光素子の光を、撮像範囲に導き、前記撮像範囲を照明する導光体と、前記導光体の内部に収容され、前記照明された撮像範囲の対象物の反射光を前記イメージセンサに導くための光学ユニットと、前記対象物に光を照射する距離測定用発光素子と、前記距離測定用発光素子に設けられ、前記距離測定用発光素子の光線を覆い、且つ前記光線を収束して、集束レンズに導くアパチャーと、距離測定時に、前記距離測定用発光素子を駆動し、且つ前記イメージセンサの撮像画像から前記距離測定用発光素子のスポット光の位置を検出し、前記対象物との距離を求める制御回路とを有する。
又、本発明は、好ましくは、前記アパチャーは、前記距離測定用発光素子の光線を覆うホルダーと、スポット光を出射するための集束レンズと、前記距離測定用発光素子の光線を前記集束レンズ方向に収束するためのコンデンサーとを有する。
又、本発明は、好ましくは、前記コンデンサーは、前記集束レンズ方向へ逆台形状の光路を形成する部材で構成された。
又、本発明は、好ましくは、前記複数の発光素子は、前記イメージセンサの周囲の円に沿って、所定の間隔で、回路基板に搭載され、前記導光体は、前記円に対応したリング形状で構成された。
又、本発明は、好ましくは、前記イメージセンサと前記複数の発光素子と前記距離測定用発光素子とが、同一の前記回路基板に搭載された。
又、本発明は、好ましくは、前記導光体と、前記複数の発光素子間に設けられ、前記発光素子の光を拡散、偏光する拡散・偏光板と、前記拡散・偏光板を搭載する搭載台とを更に設けた。
又、本発明は、好ましくは、前記導光体と、前記複数の発光素子間に設けられ、前記発光素子の光を拡散、偏光する拡散・偏光板と、前記アパチャーと一体に形成され、前記拡散・偏光板を搭載する搭載台とを更に設けた。
又、本発明は、好ましくは、前記距離測定用発光素子は、前記イメージセンサの画像から、撮像範囲の対象物との距離を測定するように、回路基板上に複数搭載された。
又、本発明は、好ましくは、前記距離測定用発光素子は、前記発光素子の外側の位置に、前記回路基板に搭載された。
又、本発明は、好ましくは、前記複数の発光素子は、赤外光を発光する発光素子で構成され、可視光をフィルターする光学フィルタを更に設けた。
又、本発明は、好ましくは、前記導光体は、前記発光素子の光を導入するための下端部と、前記撮像範囲に光を出射するための上端部と、前記下端部から前記上端部へ、前記発光素子の光を導く導光部とを有する。
又、本発明は、好ましくは、前記距離測定用発光素子は、4つの発光素子で構成され、且つ前記発光素子の外側の位置で、対角関係となるように、前記回路基板に搭載された。
又、本発明は、好ましくは、前記アパチャーは、前記4つの発光素子に対応する4つのアパチャーで構成された。
又、本発明は、好ましくは、前記イメージセンサは、生体の一部を撮像する。
本発明では、イメージセンサの周囲の位置に、複数の発光素子を搭載し、この複数の発光素子の光を、導光体で、撮像範囲に導き、照明するような撮像系と照明系とが近接している小型の撮像装置を実現でき、且つ距離測定用発光素子に、発光光の下方を絞り、上方を拡大した光路を作成するアパチャーを設けることにより、乱反射する発光素子の光線を選別し、収束し、一方向に出射することができる。これにより、省電力で発光量の少ない発光素子を用いても、十分な照射光量を得ることができ、スポット光を照射する距離センサーも小型化でき、撮像装置の小型化に寄与する。
以下、本発明の実施の形態を、撮像装置の構成、照明機構、フードの構成、距離センサー、画像処理構成、他の撮像装置の構成、他の実施の形態の順で説明する。
**撮像装置**
図1は、本発明の一実施の形態の撮像装置の断面図、図2は、図1の撮像装置の分解構成図、図3は、図1、図2の基板の上面図、図4は、図3の発光素子と受光素子の動作説明図、図5は、図2の構成を組み立てた場合の構成図、図6は、図1の外部ケースの構成図、図7は、図2の組み立て体を外部ケースに収容した場合の構成図、図8は、図1の撮像装置の外観図である。
図1の構成を説明する前に、図2乃至図7により、図1の各部の構成を説明する。図2に示すように、カメラ基板20の中央には、CMOSイメージセンサ等のイメージセンサ30と、偏光板32が設けられる。カメラ基板20のイメージセンサ30の周囲に、複数の発光素子22,24と受光素子26が搭載される。
図3で詳細に説明すると、カメラ基板20の中央に、イメージセンサ30が搭載され、その上に、偏光板32が、貼り付けられる。カメラ基板20のイメージセンサ30の周囲の円に沿って、複数の発光素子22,24と受光素子26とが搭載される。即ち、第1の発光素子(LED)22と第2の発光素子(LED)24は、イメージセンサ30の周囲に、各々8つ設けられる。
この第1の発光素子22と第2の発光素子24との間に、受光素子(フォトダイオード)26が設けられる。図4に示すように、この受光素子26は、第1の発光素子22と第2の発光素子24の光(後述する偏光板44からの反射光)を受光し、第1の発光素子22と第2の発光素子24のAPC(自動パワー制御)を行うため、設けられる。この第1の発光素子22と第2の発光素子24は、個別のタイミングで、発光駆動される。
この例では、個別のタイミングで発光される第1、第2の発光素子22,24の各々の自動パワー制御を行うため、1つの受光素子26で、第1、第2の発光素子22,24の光を受光するように、第1、第2の発光素子22,24の間に配置されている。このため、APC制御のための受光素子の数を減少できる。
更に、カメラ基板20の四隅には、対象物との距離を計測するための4つの距離計測用発光素子52が設けられる。図3に示すように、この4つの距離計測用発光素子52は、カメラ基板20の対角線上に配置され、且つ各々発光素子52の間隔は、最も距離の遠い対角線上に配置される。この4つの距離計測用発光素子52による測定距離から、対象物(ここでは、手のひら)の傾きを検出する。
即ち、1枚のカメラ基板20には、対象物の撮像のための照明系22,24,26と、撮像系30,32とが設けられ、更に、距離計測系52も設けられる。
図2に戻り、カメラ基板20の発光素子22,24の上方には、4枚の拡散板44と4枚の偏光板42とが設けられる。この拡散板44と偏光板42は、カメラ基板20の四辺に、取り付けられる偏光・拡散台46に貼り付けられる。拡散板44は、第1、第2の発光素子22,24の指向性のある発光分布をある程度拡散する。偏光板42は、第1、第2の発光素子22,24の自然光を直線偏光に変換する。
この4枚の偏光板42の上方には、リング状の導光体10が設けられる。導光体10は、例えば、樹脂で構成され、且つカメラ基板20の第1、第2の発光素子22,24の光を上方に導き、対象物に均一光を照射する。このため、導光体10は、カメラ基板20の発光素子22,24の配置に合わせ、リング形状である。この導光体10は、図9以下で説明するように、第1、第2の発光素子22,24の光を上方に導きながら、対象物に均一光を照射する。
更に、カメラ基板20のほぼ中央のイメージセンサ30の上で、且つリング状の導光体10内に、光学ユニット34が、カメラ基板20に取り付けられる。光学ユニット34は、集光レンズ等のレンズ光学系からなる。
このカメラ基板20の距離測定用発光素子52には、アパチャー50が取り付けられる。後述するように、アパチャー50は、距離測定用発光素子52の光が、対象物方向に向かうように、他の方向への光の拡散を遮蔽する。
カメラ基板20とは、別に、制御基板60が設けられる。制御基板60は、外部と接続するためのものであり、外部コネクタ62と、カメラ基板20とのカメラコネクタ64とを有する。この制御基板60は、カメラ基板20の下部に設けられ、カメラコネクタ64で、カメラ基板20と電気的に接続する。更に、外部コネクタ62のため、ホルダーカバー68が設けられる。
このようにして、カメラ基板20に、イメージセンサ30、発光素子22,24、受光素子26、距離測定用発光素子52を搭載し、このカメラ基板20上に、拡散・偏光台46、拡散板44、偏光板42、アパチャー50、光学ユニット34、導光体10を取り付け、カメラ部分を組み立てる。このカメラ部分に、制御基板60を取り付ける。図5は、そのカメラ部分と制御基板の取り付け後のユニット状態を示す。
更に、図6に示すように、可視光カットフィルタ板76、フード78、ホルダーアッセンブリー70、外装ケース74を用意する。そして、図5の取り付けユニットを、図6のホルダーアッセンブリー70に取り付け、且つ図2のホルダー68を、ホルダーアッセンブリー70に取り付けることにより、図7の構成に組み立てる。
この図7の構成を、図6の外装ケース74に収容し、且つフード78を取り付けた可視光カットフィルタ板76を、外装ケース74の上部に取り付け、図8の撮像装置を組み立てる。この可視光カットフィルタ板76は、外部からイメージセンサ30に入り込む可視光成分をカットする。又、フード78は、図1を用いて、以下に説明するように、所定の撮像範囲外の光が、光学ユニット34に入り込むのをカットするとともに、導光板10から漏れる光が、光学ユニット34に侵入することを防止する。
図1は、図8の完成体1の断面図である。前述のように、カメラ基板20に、イメージセンサ30、発光素子22,24、受光素子26、距離測定用発光素子52を搭載している。即ち、1つの基板に、照明系と撮像系の基本構成を搭載している。このため、搭載基板が1枚で済み、コストダウンに寄与する。
又、発光素子22,24の上部に、リング状の導光板10を設け、発光素子22,24の光を可視光フィルタ76に導いており、この導光体10は、発光素子22,24の光を分光して、可視光フィルタ76に出射する。このため、発光素子22,24をイメージセンサ30に近接して設けても、且つ同一基板20に設け、小型化できるとともに、対象物に均一な光を照明できる。即ち、図1に示す逆三角形の斜線部分をカメラの撮像範囲とすると、この撮像範囲に、均一な光を照明できる。
更に、導光板10は、リング状であるため、リング10内に、光学ユニット34を収容でき、一層小型化が可能となる。又、フード78は、所定の撮像範囲(図1の斜線部分)外の光が、光学ユニット34に入り込むのをカットするとともに、導光板10から漏れる光が、光学ユニット34に侵入することを防止するため、導光板10や、発光素子22,24を、イメージセンサ30、光学ユニット34に近接して設けても、撮像精度の低下を防止できる。
しかも、カメラ基板20に、距離測定用発光素子52を設けたので、距離測定するカメラユニットをより小型化できる。尚、図1では、制御基板60が、カメラ基板20の下部に接続され、且つ制御基板60の外部コネクタ62に、外部ケーブル2が接続される。
**照明機構**
次に、導光体を含む照明機構を説明する。図9は、本発明の一実施の形態の導光体の動作説明図、図10は、図9の照明機構の詳細構成図、図11は、図10の導光体の台形切り欠き部の説明図、図12乃至図14は、図10の導光体の導光及び拡散動作の説明図である。
図9において、図1及び図2で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図9に示すように、導光体10は、点光源である発光素子22,24の光を、3分割するように、可視光フィルタ76に導く。
即ち、導光体10からは、基本的に、光学ユニット34方向の光A3、導光体10の長手方向の光A2,光学ユニット34と反対方向の光A1とが、発射される。この導光体10を設けることにより、1つの点光源22,24で、可視光フィルタ76近傍では、あたかも3つの点光源として、振る舞うことができる。
図10に示すように、導光体10は、上部斜面14と、2つの側面10−1,10−2と、下部台形溝部12とからなる。下部台形溝部12は、偏光板42、拡散板44を介し発光素子22,24に対向し、発光素子22,24からの光を受ける。又、上部斜面14は、光学ユニット34側が高い斜面である。
図11に示すように、発光素子22,24から発光強度分布Bは、上部に向かって長い(強い)円弧状をなしている。即ち、発光素子22,24の光発射方向(素子の垂直方向)の光成分B1の強度が、その両側方向の光成分B2,B3より強い。導光体10の台形状溝12は、出射側で、図9のように、基本的に3つの点光源とみなせるように、この強度分布Bに対応して形成されている。
即ち、導光体10内での反射により、3つの点光源となるように、台形状溝12は、光成分B1を導入する平坦部分12bと、その両側の光成分B2,B3を導入するため、この光成分B2,B3の方向に応じた傾きを持つ一対の斜面部分12a,12cとで構成されている。この台形状溝12の形状により、あたかも、点光源22,24の光を、3つの光に分割する作用を果たす。
又、この平坦部分12bと斜面部分12a,12cの長さは、後述するように、導光体10の出射光により、所定の領域の光強度が、ほぼ均一となるように、設定されている。ここでは、最大の光強度の光成分B1を受ける平坦部分12bの長さが、それより弱い光強度の光成分B2,B3を受ける斜面部分12a,12cの長さより、短い。これにより、光強度分布に応じて、分割される光量を調整している。
この動作を、図12乃至図14で説明する。図12に示すように、発光素子22,24の発光強度分布Bの左側の成分B2は、導光体10の左側斜面部分12aから導光体10の左側面10−2に入射し、左側面10−2で反射して、導光体10の右側面10−1に向かう。そして、右側面10−1に向かった光は、右側面10−1で反射し、再び、左側面10−2に向かい、左側面10−2で反射され、上部斜面14にほぼ垂直に入射し、撮像範囲の最外部へ出射する。
又、図13に示すように、発光素子22,24の発光強度分布Bの中央の成分B1は、導光体10の中央平坦部分12bから導光体10に入射し、上部斜面14に斜めに入射し、撮像範囲の最内部へ出射する。
更に、図14に示すように、発光素子22,24の発光強度分布Bの右側の成分B3は、導光体10の右側斜面部分12Cから導光体10の右側面10−1に入射し、右側面10−1で反射して、導光体10の左側面10−2に向かう。そして、左側面10−2に向かった光は、左側面10−2で反射し、上部斜面14にほぼ垂直に入射し、撮像範囲の最内部と最外部の間へ出射する。
図12乃至図14を合成すると、図10のような光路図となる。即ち、導光体10は、点光源22,24の点発光を、台形状溝部12で、3つの光に分割し、各々の光を、導光体10内の側面の反射を利用して、導光体10の出射側で、3つの点光源が存在するかの如く振舞うように、出射する。
この場合に、図1の撮像範囲(斜線)を考慮して、導光体10の上部斜面14で、出射方向を調整する。又、撮像範囲で、ほぼ均一の光強度を得るには、図11で説明した発光素子22,24の発光強度分布Bを考慮して、導光体10の台形状溝部12の平坦部分12b、斜面部分12a,12cの長さ、即ち、入射幅又は入射量を調整する。
ここでは、ほぼ均一の光強度を得るため、図11で説明した発光素子22,24の発光強度分布Bが、中央の光強度が強く、その周囲がそれより弱いため、導光体10の台形状溝部12の平坦部分12bの長さを、斜面部分12a,12cの長さより短くし、光強度の強い部分が、平坦部分12bにのみならず、斜面部分12a,12cにも入射するようにしている。
そして、導光体10の台形形状の溝12と上部斜面14と、導光体10の反射を利用して、反射光や直進光を、撮像範囲に、ほぼ均一の光強度を得るように、拡散して、出射できる。
図1で言うと、イメージセンサ30の撮像範囲Vに対し、光が照射されるが、光強度が均一の範囲は、V1で示す。撮像範囲は、Vであるが、この範囲V1の画像から、撮像対象物の特に重要な特徴を抽出することにより、精度の高い特徴抽出が可能となる。又、V1以外の範囲の画像は、レベル補正により、レベルを合わせ、重要度の低い特徴抽出に使用できる。
**フードの構成**
図15及び図16は、図1乃至図14で説明した撮像装置のフードの構成図、図17は、その動作説明図である。図15は、フードの上から見た斜視図であり、図16は、フードの下から見た斜視図である。図15及び図16に示すように、フード78は、フード外壁78−1と、フード外壁78−1の底部78−4と、底部78−4に設けられた露光穴78−2と、フード外壁78−1の最上部に設けられたフランジ78−3とを有する。
図17に示すように、フード78の底部78−4に露光穴78−2に、光学ユニット34の先端がセットされる。フード78の上部(フランジ78−3を含む)は、可視光フィルタ76に取り付けられる。図1乃至図14で説明したように、小型化のため、撮像ユニット34,30と、照明機構22,10とを近接すると、出射系である照明機構からの光が、撮像系34,30に入射し、撮像画像に影響する。
このため、出射系と撮像系とを、光学的に分離する必要があり、フード78を設ける。このフード78は、光を透過しない遮蔽部材で構成され、底部78−4を設けて、フード外壁78−1を、導光体10方向に位置させる。ほぼ、垂直のフード外壁78−1は、導光体10から、直接入射する、又は可視光フィルタ76の下面で反射した光の撮像ユニット34,30への入射を遮蔽する。又、フード外壁78−1は、図1で示したように、対象物からの反射光の入射範囲を、図1の斜線部分のように、制限する。
更に、フード外壁78−1の上部に設けたフランジ78−3は、導光体10方向に伸びており、図17に示すように、導光体10から出射した光の内、可視光フィルタ76の上面で、反射した光L1,L2,L3の撮像ユニット34,30への入射を遮断する。このような反射光L1,L2,L3は、対象物に照射されないため、撮像ノイズになり、フランジ78−3による遮断は、撮像画像の鮮明化に有効である。
このように、フード78は、所定の撮像範囲(図1の斜線部分)外の光が、光学ユニット34に入り込むのをカットするとともに、導光板10からの出射光の内、対象物への照射に寄与しない光が、光学ユニット34に侵入することを防止する。
**距離センサーの構成**
図18は、距離センサーのアパチャーの構成図、図19は、図18の分解構成図、図20は、図18の上面図、図21は、図20のA−A断面図、図22は、図21のB−B断面図である。
図18、図19に示すように、アパチャー50は、ホルダー50−1と、レンズ50−3と、コンデンサー50−4とからなる。ホルダー50−1は、円筒体で構成され、外部の光を遮断する。ホルダー50−1の上部には、レンズ50−3の支持部50−7と、レンズ50−3の押さえ部50−6を有する。又、ホルダー50−1の側面には、導光体10の支持部50−2を有し、ホルダー50−1の下部には、基板20への取り付け足を有する。一方、レンズ50−3は、ホルダー50−1の押さえ部50−6への嵌め込み用切り欠き50−8を有する。
図19に示すように、ホルダー50−1の下部から、コンデンサー50−4を、嵌め込み、ホルダー50−1のレンズ支持部50−7に位置決めする。そして、レンズ50−3の切り欠き50−8を、ホルダー50−1の押さえ部50−6に位置合わせし、レンズ50−3をホルダー50−1の上部に押し込む。これによより、レンズ50−3は、ホルダー支持部50−7に支持され、且つホルダー50−1の押さえ部50−6に押さえられる。
次に、このアパチャー50の動作を、図20乃至図22で説明する。図21、図22に示す図20のA−A断面図、B−B断面図に示すように、コンデンサー50−4は、レンズ50−3に下部で、逆台形状の光路を形成する。距離測定用発光素子52は、LED(Light Emit Diode)で構成され、図の点線のような、発光分布を示す。
コンデンサー50−4は、この発光分布の内、比較的周辺の光を遮断し、中央の光強度の強い部分の光をレンズ50−3に通す。このような発光分布の光をスポット光に集光するには、大電力の発光素子52の発光光を拡散シート等で、平行光に変換し、集光レンズ50−3に入射させる構成をとる。しかしながら、この構成では、拡散シートが必要であり、且つ大電力の発光素子を必要とする。
この実施の形態では、コンデンサー50−4により、距離測定用発光素子52の発光分布から、レンズ50−3に入射する光を逆台形分布に整形する。即ち、下方を絞り、上方を拡大した光路を作成するコンデンサー50−4により、乱反射するLEDの光線を選別し、収束し、一方向に出射する。これにより、省電力で発光量の少ない発光素子を用いても、十分な照射光量を得ることができる。
図23、図24は、基板20へのアパチャー50の組み立て図である。基板20の四隅には、距離測定用発光素子52が搭載されているものとする。これに対応して、アパチャー50をその足50−5により、基板20に取り付ける。そして、その間に、図2で示した拡散・偏光板搭載台46を接着等で取り付ける。
距離測定用発光素子52の発光光の下方を絞り、上方を拡大した光路を作成するコンデンサー50−4を持つアパチャー50を設けることにより、乱反射するLEDの光線を選別し、収束し、一方向に出射する。これにより、省電力で発光量の少ない発光素子を用いても、十分な照射光量を得ることができ、スポット光を照射する距離センサーも小型化でき、撮像装置1の小型化に寄与する。しかも、基板20に搭載しても、十分なスポット光を得ることができる。
**画像処理構成**
図25は、本発明の一実施の形態の撮像画像処理装置のブロック図、図26は、その撮像画像処理フロー図、図27は、距離測定動作の説明図である。
図25に示すように、撮像装置の駆動・処理系は、第1の発光素子22を駆動する第1の照明LED駆動部94と、第2の発光素子24を駆動する第2の照明LED駆動部96と、距離計測用発光素子52を駆動する測距LED駆動部98と、イメージセンサ30の各画素のアナログ出力を、デジタル値に変換するアナログ/デジタル変換器92と、マイクロコントローラ90を有する。
第2の照明LED駆動部94,96は、各々発光期間に、図4で説明したように、受光素子26からの受光した光強度に応じて、APC(自動パワー制御)する。マイクロコントローラ(MCU)90は、MPU(マイクロプロセッサ)と,ROM(リードオンリーメモリ)と、RAM(ランダムアクセスメモリ)とからなり、距離算出90A,姿勢判別90B,シャッタ制御90C,画像処理90Dの各処理を行う。
図26により、MCU90の撮像処理を説明する。
(S10)MCU90は、距離測定用発光素子(LED)52を、測距LED駆動部52を介し駆動する。これにより、図2、図3で説明した4つの距離測定用発光素子52が発光する。イメージセンサ30は、図1に示したように、撮像範囲の画像を撮像する。ここで、照明用発光素子22,24を駆動していないので、イメージセンサ30には、距離測定用発光素子52の発光光に対する撮像範囲内の対象物からの反射光のみが受光される。図27に、イメージセンサ30の画像30A内での各距離測定用発光素子52の発光光に対する撮像範囲内の対象物からの反射光52A,52B,52C,52Dの位置を示す。この位置は、対象物(例えば、手のひら)の傾きにより、ずれる。
(S12)次に、イメージセンサ30の画像30Aは、A/D(アナログ/デジタル)変換器92により、各画素のアナログ受光量が、デジタル値に変換され、MCU90のメモリに格納される。MCU90は、メモリの画像データをサーチし、この反射光52A,52B,52C,52Dの位置を検出する。
この際に、図3及び図27に示したように、4つの距離測定用発光素子52が、画像(撮像範囲)の中心から対角に配置されているので、メモリの画像データを、図27の点線のように、直線上にサーチしていくことにより、直線上の画素輝度から、4点の位置が検出できる。更に、発光素子52の間隔は、最も距離の遠い対角線上に配置されるので、画像内で、中心から最も遠い位置を検出できる。MCU90は、この4点の位置から、三角測量の方法により、対象物との距離と傾きを検出する。即ち、イメージセンサ30の中心からの位置により、各4点での距離を計算し、4点の距離の差で、傾き(4方向)を検出できる。
(S14)MCU90は、撮像対象物の距離が適切(撮像範囲内の所定の焦点距離にある)かを判定する。MCU90は、撮像対象物の距離が適切でないと、図示しない表示部に誘導ガイダンスを表示する。例えば、「対象物(手のひら)を近づけて下さい」、「対象物(手のひら)を遠ざけて下さい」という誘導メッセージを表示する。
(S16)MCU90は、距離が適切であると、撮像対象物の傾きが適切かを判定する。例えば、対象物の平面部分(手のひら等)を撮像する場合には、傾きが、許容された傾き範囲内かを判定する。MCU90は、撮像対象物の傾きが適切でないと、図示しない表示部に誘導ガイダンスを表示する。例えば、対象物が手のひらでは、「手を開いて下さい」等の誘導メッセージを表示する。
(S18)MCU90は、傾きが適切であると、照明LED駆動部94、96に発光指示を与え、第1、第2の発光素子22,24を発光して、光を対象物に照射する。そして、MCU90は、図示しないシャッタ(光学ユニット内)を駆動し、イメージセンサ30で撮像範囲の画像を撮像し、A/D変換器92を介し画像をメモリに格納する。そして、この画像から特徴を抽出する。例えば、前述の血管像の抽出では、画像から血管像データを抽出する。
このように、撮像対象が焦点距離にあるか、傾きを検出するため、イメージセンサ30を距離測定用受光部にも利用したので、距離測定機構は、距離測定用発光素子52を設ければ良いため、即ち、距離測定用受光素子を特別に設けなくても良いため、コストダウンに寄与するとともに、実装部品数も低減でき、小型化に寄与する。
又、4つの距離測定用発光素子52が、画像(撮像範囲)の中心から対角に配置しているので、メモリの画像データを、図27の点線のように、サーチしていくことにより、4点の位置が検出でき、検出処理が容易である。更に、発光素子52の間隔は、最も距離の遠い対角線上に配置されるので、小型化しても、画像内で、中心から最も遠い位置を検出でき、傾き検出を正確にできる。
**他の撮像装置**
図28は、本発明の他の実施の形態の撮像装置の分解図、図29は、図28の上面図、図30は、図29のE−E断面図、図31は、図29のC−C断面図である。
図28において、図1乃至図8で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図28に示すように、図2及び図3と同様に、カメラ基板20は、図28で図示しないが、中央には、CMOSイメージセンサ等のイメージセンサ30と、偏光板32とが設けられる。カメラ基板20のイメージセンサ30の周囲に、複数の発光素子22,24と受光素子26が搭載される。更に、カメラ基板20の四隅には、対象物との距離を計測するための4つの距離計測用発光素子52が設けられる。即ち、1枚のカメラ基板20には、対象物の撮像のための照明系22,24,26と、撮像系30,32とが設けられ、更に、距離計測系52も設けられる。
カメラ基板20の発光素子22,24の上方には、4枚の拡散板44と4枚の偏光板42とが設けられる。この拡散板44と偏光板42は、カメラ基板20の四辺に、取り付けられる偏光・拡散台46に後述するように、固定される。拡散板44は、第1、第2の発光素子22,24の指向性のある発光分布をある程度拡散する。偏光板42は、第1、第2の発光素子22,24の自然光を直線偏光に変換する。
この4枚の偏光板42の上方には、リング状の導光体10が設けられる。導光体10は、例えば、樹脂で構成され、且つカメラ基板20の第1、第2の発光素子22,24の光を上方に導き、対象物に均一光を照射する。このため、導光体10は、カメラ基板20の発光素子22,24の配置に合わせ、リング形状である。この導光体10は、図9以下で説明したように、第1、第2の発光素子22,24の光を上方に導きながら、対象物に均一光を照射する。
更に、カメラ基板20のほぼ中央のイメージセンサ30の上で、且つリング状の導光体10内に、光学ユニット34(図30、図31参照)が、カメラ基板20に取り付けられる。光学ユニット34は、集光レンズ等のレンズ光学系からなる。
このカメラ基板20の距離測定用発光素子52には、アパチャー50が取り付けられる。図32、図33で後述するように、アパチャー50は、距離測定用発光素子52の光が、対象物方向に向かうように、他の方向への光の拡散を遮蔽する。
カメラ基板20とは、別に、制御基板60が設けられる。制御基板60は、外部と接続するためのものであり、外部コネクタ62と、カメラ基板20とのカメラコネクタ64とを有する。この制御基板60は、カメラ基板20の下部に設けられ、カメラコネクタ64で、カメラ基板20と電気的に接続する。
そして、カメラ基板20に、イメージセンサ30、発光素子22,24、受光素子26、距離測定用発光素子52を搭載し、このカメラ基板20と、拡散・偏光台46、拡散板44、偏光板42、アパチャー50、光学ユニット34、導光体10と、フード78、制御基板60を、ホルダーアッセンブリー70A,70Bに取り付け、カメラ部分を組み立てる。
図28及び図30の図29のE−E断面図に示すように、一対のホルダーアッセンブリー70A,70Bは、下部に、制御基板60を挿入するスロット70−3と、中央に、カメラ基板20を支持する支持部70−2と、その上に、拡散・偏光板搭載台46を挟み込むための突起70−1とを有する。
図30、図31に示すように、一方、導光板10は、下部の溝部12近傍に、突き出しブロック16を有し、更に、フード78は、底部78−4と、フード外壁78−1と、フード外壁78−1の上部に設けたフランジ78−3と、下部の押さえブロック78−5とを有する。
図29、図30、図31を参照して、これらの構成による組み立て動作を説明する。図2と同様に、イメージセンサ30、発光素子22,24、受光素子26、距離測定用発光素子52を搭載したカメラ基板20に、後述する一体化された拡散・偏光台46とアパチャー50を、アパチャー50の足50−5を挿入して、取り付ける。この拡散・偏光板搭載台46には、予め、拡散板44と偏光板42とが、接着等で、取り付けられている。
次に、このカメラ基板20に、制御基板60をコネクタ接続し、この組み立て体に、両側からホルダーアッセンブリー70A,70Bを取り付ける。この時、図30に示すように、一対のホルダーアッセンブリー70A,70Bのスロット70−2に、制御基板60を挿入し、支持部70−2に、カメラ基板20を、突起70−1に、拡散・偏光板搭載台46を挟み込むように、取り付ける。
図31に示すように、次に、この組み立て体を、ケース74に挿入した後、光学ユニット34を、カメラ基板20にセットし、導光体10を、導光体10の下部が、アパチャー50の支持部ロック50−2に乗るように、取り付ける。そして、フード78を、その下部ブロック78−5が、導光体10の突き出しブロック16に乗るように、フード78を取り付け、最後に、可視光カットフィルタ板76を、ケース74の側面に、接着する。
このように側板を構成するホルダーアッセンブリー70A,70Bに、基板20,60の支持部70−2,70−3を設け、基板20,60を支持し、且つ距離センサーのアパチャー50、導光体10、フード78を相互に係合するよう構成し、最上部の可視光カットフィルタ板76で、押さえる。これにより、接着箇所が大幅に減少し、特に、ケース74内で、接着剤を塗布し、接着する工程がなくなる。
このため、小型の撮像装置1、例えば、縦横3,5cm×3.5cm程度の撮像装置を、ほとんど接着工程なしに、組み立てることができる。又、接着工程は、余分なところに、接着剤が塗布されると、製品自体に不良を生じ、且つ接着しても、乾燥するまで、約1時間かかり、作業性が悪い。
又、各種部品の接着剤の種類が異なると、相溶性が問題となり、接着剤の種類も制限される。このため、接着工程なしに、組み立てることは、不良品の発生を防止し、且つ作業性を高める点で、有効である。
次に、更に、作業性を高めるための構成を説明する。図32及び図33は、図28乃至図31の拡散・偏光板搭載台46とアパチャー50の構成図である。図33に示すように、4つのアパチャー50のホルダー50−1と、4つの拡散・偏光板搭載台46とを連結するように、一体に形成する。例えば、プラスチックモールドで、連結した4つのアパチャー50のホルダー50−1と、4つの拡散・偏光板搭載台46とを、一体に形成する。
図33に示すように、この一体成形された構造体のアパチャー50のホルダー50−1に、コンデンサー50−4を挿入し、且つレンズ50−3を取り付ける。この場合も、接着工程はない。このようにして、図32に示す連結した4つのアパチャー50と、4つの拡散・偏光板搭載台46とを、カメラ基板20に、アパチャー50の足50−5を利用して、固定する。
このようにすると、組み立て作業が簡便化されるとともに、各アパチャー50の位置関係を正確に維持し、且つ均一化できる。図27で説明した距離演算を正確にできる。即ち、距離計算に、アパチャーの取り付け誤差を除去できる。
**他の実施の形態**
前述の実施の形態では、撮像対象物を、手のひらで説明し、撮像対象の画像処理を、手のひらの静脈パターン認証で説明したが、手の掌紋、手の甲の血管像や、指の血管像、顔、虹彩等の他の生体の特徴を利用した生体認証にも、適用でき、又、生体認証の用途に限らず、他の用途にも適用できる。距離測定用発光素子の数も、4つに限らず、複数であれば良い。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)対象物に照明を当て、前記対象物からの反射光を受光して、撮像する撮像装置において、前記反射光を受光するイメージセンサと、前記イメージセンサの周囲の位置に搭載された複数の発光素子と、前記複数の発光素子の光を、撮像範囲に導き、前記撮像範囲を照明する導光体と、前記導光体の内部に収容され、前記照明された撮像範囲の対象物の反射光を前記イメージセンサに導くための光学ユニットと、前記対象物に光を照射する距離測定用発光素子と、前記距離測定用発光素子に設けられ、前記距離測定用発光素子の光線を覆い、且つ前記光線を収束して、集束レンズに導くアパチャーと、距離測定時に、前記距離測定用発光素子を駆動し、且つ前記イメージセンサの撮像画像から前記距離測定用発光素子のスポット光の位置を検出し、前記対象物との距離を求める制御回路とを有することを特徴とする撮像装置。
(付記2)前記アパチャーは、前記距離測定用発光素子の光線を覆うホルダーと、スポット光を出射するための集束レンズと、前記距離測定用発光素子の光線を前記集束レンズ方向に収束するためのコンデンサーとを有することを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記3)前記コンデンサーは、前記集束レンズ方向へ逆台形状の光路を形成する部材で構成されたことを特徴とする付記2の撮像装置。
(付記4)前記複数の発光素子は、前記イメージセンサの周囲の円に沿って、所定の間隔で、回路基板に搭載され、前記導光体は、前記円に対応したリング形状で構成されたことを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記5)前記イメージセンサと前記複数の発光素子と前記距離測定用発光素子とが、同一の前記回路基板に搭載されたことを特徴とする付記1の撮像装置。(4)
(付記6)前記導光体と、前記複数の発光素子間に設けられ、前記発光素子の光を拡散、偏光する拡散・偏光板と、前記拡散・偏光板を搭載する搭載台とを更に設けたことを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記7)前記導光体と、前記複数の発光素子間に設けられ、前記発光素子の光を拡散、偏光する拡散・偏光板と、前記アパチャーと一体に形成され、前記拡散・偏光板を搭載する搭載台とを更に設けたことを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記8)前記距離測定用発光素子は、前記イメージセンサの画像から、撮像範囲の対象物との距離を測定するように、回路基板上に複数搭載されたことを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記9)前記距離測定用発光素子は、前記発光素子の外側の位置に、前記回路基板に搭載されたことを特徴とする付記8の撮像装置。
(付記10)前記複数の発光素子は、赤外光を発光する発光素子で構成され、可視光をフィルターする光学フィルタを更に設けたことを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記11)前記導光体は、前記発光素子の光を導入するための下端部と、前記撮像範囲に光を出射するための上端部と、前記下端部から前記上端部へ、前記発光素子の光を導く導光部とを有することを特徴とする付記1の撮像装置。
(付記12)前記距離測定用発光素子は、4つの発光素子で構成され、且つ前記発光素子の外側の位置で、対角関係となるように、前記回路基板に搭載されたことを特徴とする付記8の撮像装置。
(付記13)前記アパチャーは、前記4つの発光素子に対応する4つのアパチャーで構成されたことを特徴とする付記12の撮像装置。
(付記14)前記イメージセンサは、生体の一部を撮像することを特徴とする付記1の撮像装置。
イメージセンサの周囲の位置に、複数の発光素子を搭載し、この複数の発光素子の光を、導光体で、撮像範囲に導き、照明するような撮像系と照明系とが近接している小型の撮像装置を実現でき、且つ距離測定用発光素子に、発光光の下方を絞り、上方を拡大した光路を作成するアパチャー50を設けることにより、乱反射する発光素子の光線を選別し、収束し、一方向に出射することができる。これにより、省電力で発光量の少ない発光素子を用いても、十分な照射光量を得ることができ、スポット光を照射する距離センサーも小型化でき、撮像装置の小型化に寄与する。
本発明の一実施の形態の撮像装置の断面図である。 図1の撮像装置の分解構成図である。 図2の回路基板の部品配置図である。 図2の回路基板の発光素子と受光素子との関係説明図である。 図2の分解部品の組み立て図である。 図1の外装部品の構成図である。 図2の組み立て体のアッセンブリーの構成図である。 図1の撮像装置の外観図である。 図1の照明系の説明図である。 図9の導光体と発光素子の構成図である。 図10の発光素子の発光強度分布と導光体の下端部の関係図である。 図10の導光体の第1の動作説明図である。 図10の導光体の第2の動作説明図である。 図10の導光体の第3の動作説明図である。 図1のフードの上面から見た斜視図である。 図15のフードの下面から見た斜視図である。 図15及び図16のフードの動作説明図である。 図1及び図2のアパチャーの構成図である。 図18のアパチャーの分解構成図である。 図18のアパチャーの上面図である。 図20のアパチャーのA−A断面図である。 図20のアパチャーのB−B断面図である。 図1及び図2のアパチャーと拡散・偏光板搭載台の構成図である。 図1及び図2のアパチャーと拡散・偏光板搭載台の取り付け図である。 図1の撮像装置のための制御回路のブロック図である。 図25の制御回路の撮像処理フロー図である。 図25の構成による距離測定動作の説明図である。 本発明の他の実施の形態の撮像装置の分解構成図である。 図28の撮像装置の上面図である。 図29の撮像装置のE−E断面図である。 図29の撮像装置のC−C断面図である。 図25のアパチャーと拡散・偏光板搭載台の構成図である。 図32のアパチャーと拡散・偏光板搭載台の分解構成図である。 従来の撮像装置の照明構成の説明図である。 従来の撮像装置の構成図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 ケーブル
10 導光体
10−1,10−2 側面
12 下端溝部
14 上端部
16 突き出しブロック
20 回路基板
22,24 発光素子
26 受光素子
30 イメージセンサ
32 偏光板
34 光学ユニット
42 偏光板
44 拡散板
46 偏光・拡散台
50 アパチャー
52 距離測定用発光素子
76 可視光フィルタ
78 フード
50−1 ホルダー
50−2 支持部
50−3 レンズ
50−4 コンデンサー
50−5 取り付け足

Claims (5)

  1. 対象物に照明を当て、前記対象物からの反射光を受光して、撮像する撮像装置において、
    前記反射光を受光するイメージセンサと、
    前記イメージセンサの周囲の位置に搭載された複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子の光を、撮像範囲に導き、前記撮像範囲を照明する導光体と、
    前記導光体の内部に収容され、前記照明された撮像範囲の対象物の反射光を前記イメージセンサに導くための光学ユニットと、
    前記対象物に光を照射する距離測定用発光素子と、
    前記距離測定用発光素子に設けられ、前記距離測定用発光素子の光線を覆い、且つ前記光線を収束して、集束レンズに導くアパチャーと、
    距離測定時に、前記距離測定用発光素子を駆動し、且つ前記イメージセンサの撮像画像から前記距離測定用発光素子のスポット光の位置を検出し、前記対象物との距離を求める制御回路とを有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記アパチャーは、
    前記距離測定用発光素子の光線を覆うホルダーと、
    前記対象物にスポット光を出射するための集束レンズと、
    前記距離測定用発光素子の光線を前記集束レンズ方向に収束するためのコンデンサーとを有する
    ことを特徴とする請求項1の撮像装置。
  3. 前記コンデンサーは、
    前記集束レンズ方向へ逆台形状の光路を形成する部材で構成された
    ことを特徴とする請求項2の撮像装置。
  4. 前記イメージセンサと前記複数の発光素子と前記距離測定用発光素子とが、同一の回路基板に搭載された
    ことを特徴とする請求項1の撮像装置。
  5. 前記導光体と、前記複数の発光素子間に設けられ、前記発光素子の光を拡散、偏光する拡散・偏光板と、
    前記アパチャーと一体に形成され、前記拡散・偏光板を搭載する搭載台とを更に設けた
    ことを特徴とする請求項1の撮像装置。
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