JP4554949B2 - 管理計算機および記憶装置の管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記憶装置を含む計算機システムにおける記憶装置を管理する技術に関
し、特に、記憶装置が階層的に接続された形態において、記憶装置を管理する技術に関す
る。
複数の記憶装置と複数の計算機とをスイッチやハブ等の機器を介して接続した、記憶装
置のためのネットワークであるストレージエリアネットワークが普及してきている。スト
レージエリアネットワークでは、記憶装置と計算機とを接続するネットワークとして、フ
ァイバチャネルによるものが主に用いられ、計算機と記憶装置とは、ファイバチャネル上
でSCSI(Small Computer System Interface)コマンドブロックをやり取りすること
で、計算機が利用するデータやプログラム、計算機が生成したデータをやり取りする。
一方、記憶装置や計算機の構成の管理や障害の発生の監視は、上記のファイバチャネル
によるネットワークとは別に構築されたIPネットワークを介して、SNMP(Simple N
etwork Management Protocol)やCIM/WBEM(Common Information Model/Web-Bas
ed Enterprise Management)をやり取りすることで実現している。このネットワークは管
理ネットワークと呼ばれている。
このように、複数の記憶装置と複数の計算機、および、複数のスイッチとハブ等で構成
される計算機システムの管理、運用は、ストレージエリアネットワークと管理ネットワー
クといった二つのネットワークを構築して行われている(例えば、特許文献1参照)。
一方、第一の記憶装置と第二の記憶装置とが階層化されて計算機に接続されたシステム
がある(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、計算機側で、記憶装置の階層化を
意識することなく、階層化された第一の記憶装置及び第二の記憶装置間でオンラインデー
タ移行を提供するストレージシステムが開示されている。
特開2002−288055公報
特表平10−508967公報
計算機に対して、複数の記憶装置が階層化されて接続されている階層構成の記憶装置を
有する計算機システムでは、特許文献2に開示されているように、計算機とのデータの送
受信においては、計算機側では、その階層構成を意識する必要はない。
しかし、記憶装置の構成変更、例えば、記憶装置が計算機に提供する記憶領域の削除な
どの操作を行う場合、管理者は、その構成を認識する必要がある。例えば、管理者が階層
を意識せず下位の記憶装置の記憶領域の削除を行った場合には、上位の記憶装置が利用し
ている記憶領域もあわせて削除されるためである。管理者が階層を認識せずに行う記憶領
域に対する誤った操作は、記憶領域に保持されているデータを失う可能性があり、記憶装
置を含む計算機システムでは、このような操作を防止する技術の適用が必須である。
上述のように、特許文献2に開示されている技術は、第一の記憶装置から第二の記憶装
置に対してデータを移行することを目的としたものであり、管理計算機によって、第一の
記憶装置と第二の記憶装置の2台の階層化された構成を有する記憶装置の構成管理につい
ての記載はない。すなわち、特許文献2には、階層化された記憶装置を、当該階層を意識
して管理することについて、言及されていない。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたもので、本発明の目的は、記憶装置が階層構成を
有する計算機システムにおいて、管理計算機から記憶装置に対する操作を行う際に必要な
情報を提供することにある。
本発明の目的を達成するために、本発明の管理計算機は、記憶装置の階層構成を意識し
て記憶装置を管理できる情報を提供する。
すなわち、本発明の管理計算機は、第一の通信路を介して計算機に接続される記憶装置
群に、第二の通信路を介して接続される。そして、前記管理計算機は、前記第二の通信路
を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が提供する記憶領域に関する記憶領
域情報を取得する記憶領域情報取得手段と、前記第二の通信路を介して接続される前記記
憶装置から、当該記憶装置が保持する記憶装置間の階層関係を示す階層情報を取得する階
層情報取得手段と、前記記憶領域情報取得手段および前記階層情報取得手段において取得
した前記記憶領域情報および前記階層情報に従って、前記記憶装置間の階層関係を設定し
、統合情報として生成する統合情報生成手段と、を備える。
本発明によれば、記憶装置が階層構成を有する計算機システムにおいて、管理計算機か
ら記憶装置に操作を行うために必要な情報を提供することができる。
<<第一の実施形態>>
<概要>
記憶装置が階層化された構成を有するコンピュータシステムを管理する場合、管理者が
複数の階層に影響を及ぼす操作を行おうとした場合、管理者にその処理が複数の階層に影
響を及ぼすことを通知するため、また、記憶装置全体の構成を認識させるとともに、操作
対象の記憶装置の階層を把握させ、他の階層の記憶装置への影響を意識させるために、管
理計算機において、記憶装置の階層構成にあわせて、管理画面の階層構成や管理ユーティ
リティソフトウエアを構築する必要がある。また、記憶装置の状態の変更があった場合、
当該変更を階層情報とともに、管理者に提示する必要もある。
ここで、記憶装置が階層化されているとは、計算機からみて、複数の記憶装置が、多段
に連結されている状態をいう。
以下に、管理装置において本機能を実現するための構成について、説明する。まず、図
1を用いて、本発明の実施形態についてその概要を説明する。
本図に示すように、本実施形態のコンピュータシステムは、階層化された複数の記憶装
置群を備える。ここでは、4台の計算機301〜304と、1台の第一の階層を構成する
記憶装置201と、2台の第二の階層を構成する記憶装置101と102とを例示する。
ここで、第一の階層を構成する記憶装置とは、計算機が直接認識可能な記憶領域のみを
有するものであり、第二の階層を構成する記憶装置とは、計算機が第一の階層を構成する
記憶装置を介して認識可能な記憶領域を有するものである。なお、以下、本明細書内にお
いて、記憶装置の階層において、上位とは、相対的に計算機に近い側であり、下位とは、
相対的に計算機から離れた側の階層のことをいう。
計算機301は、記憶装置201が提供する記憶領域211を認識でき、記憶装置20
1が提供する記憶領域211は、計算機301からのデータの読み出し要求や書き出し要
求に応答する。記憶領域211は、計算機301が利用するプログラムやそのプログラム
が使用するデータや生成されたデータを保持する。
同様に、計算機302は、記憶装置201が提供する記憶領域212を認識でき、記憶
領域212は、計算機302からのデータの読み出し要求や書き出し要求に応答する。ま
た、計算機302は、記憶装置101が提供する記憶領域111を記憶装置201を介し
て認識でき、記憶領域111は、計算機302からのデータの読み出し要求や書き出し要
求に記憶装置201を介して応答する。記憶領域212と記憶領域111は共にデータを
保持する。
計算機303は、記憶装置201が提供する記憶領域213を認識でき、記記憶領域2
13は、計算機303からのデータの読み出し要求や書き出し要求に応答する。また、計
算機303は、記憶装置102が提供する記憶領域161を記憶装置201を介して認識
でき、記憶領域161は、計算機303からのデータの読み出し要求や書き出し要求に記
憶装置201を介して応答する。なお、本実施形態においては、記憶領域213はデータ
を保持することができず、実際のデータの保持は記憶領域161によって行われる。
計算機304は、記憶装置102が提供する記憶領域162を認識でき、記憶領域16
2は、計算機304からのデータの読み出し要求や書き出し要求に応答する。記憶領域1
62は、計算機304が利用するプログラムやそのプログラムが使用するデータや生成さ
れたデータを保持する。
図1に示すコンピュータシステムにおける記憶装置101,102,201は、それぞ
れ、管理インタフェース120,170,220を備える。記憶装置101、102、2
01は、それぞれ、管理インタフェース120,170,220を介して、管理計算機5
01に接続している。
管理計算機501は、管理計算機501に接続された記憶装置を管理するための管理プ
ログラム521〜523を備える。管理プログラム521は記憶装置201を、管理プロ
グラム522は記憶装置101を、管理プログラム523は記憶装置102をそれぞれ管
理するためのプログラムである。
さらに、管理計算機501は、選択プログラム525を備え、選択プログラム525は
、管理プログラム521〜523を選択するとともに、記憶装置の階層構造に関する情報
に従って、表示画面を生成するためのプログラムである。
管理計算機501は、管理コンソール601に接続している。管理コンソール601は
表示部610を備え、管理計算機501の管理プログラム521〜523によって出力さ
れる画面イメージ、および、選択プログラム525によって出力される画面イメージを表
示部610に表示することができる。
表示部610は、管理プログラムの画面イメージを表示するための領域615と、選択
プログラム525の画面イメージを表示するための領域611との二つの領域を有し、記
憶装置を管理するために必要な情報と、階層構造を理解するために必要な構造とを、同時
に管理者に提示することができる。
なお、選択プログラム525は、記憶装置201の管理インタフェース220を介して
、図2に示すような記憶装置の階層状態を示す階層情報245を取得し、取得した階層情
報245に従って、画面イメージ620を構成するためのプログラムである。
例えば、図8に例示される階層情報245では、記憶装置「ABC.XX200.01
23」(図面上では201)には、記憶装置「DEF.YY100.0456」(図面上
では101)と、記憶装置「GHI.ZZ100.0789」(図面上では102)が接
続されていることがわかる。
選択プログラム525は、この階層情報245に従って、前記記憶装置の階層を、アイ
コン(621〜623)を階層的(ツリービュー)に表示する。
ここでは、記憶装置201の下に、二台の記憶装置101と102とが接続された画面
イメージを表示する。表示の一例を図11に示す。
管理コンソール601を操作する管理者が、アイコンを選択することで、その指示62
9が管理計算機501に送信され、選択されたアイコンに対応した記憶装置の管理プログ
ラムの画面イメージ529が管理コンソール601の領域615に表示される。
画面イメージ620で、下位層の記憶装置を示すアイコンを選択した場合には、選択プ
ログラム525は、管理プログラムの画面イメージ529を表示する前に、警告を示す画
面イメージ625を、管理コンソール601に表示する。
これによって管理コンソール601を操作する管理者に対し、操作指示を行う対象が下
位の記憶装置の管理プログラムであり、操作により上位の記憶装置に影響があることを示
すことができる。以下、新規の構成を中心に、本機能を実現する構成を詳細に説明する。
以下、本発明の第1の実施形態を、図を用いて説明する。
<システム構成>
図2に本実施形態のコンピュータシステムを示す。
本実施形態のコンピュータシステムは、計算機301、302、303、304と、記
憶装置101、102、201と、管理計算機501と、管理コンソール601と、各計
算機301〜304、各記憶装置101、102、201間を接続するファイバチャネル
スイッチ(以下、FCスイッチと呼ぶ。)401、402とを備える。
計算機301〜303は、FCスイッチ401を介して記憶装置201に接続している
。また、計算機304は、FCスイッチ402を介して記憶装置102に接続している。
計算機301〜304は、それぞれ、CPU310とメモリ320とファイバチャネル
インタフェース(以下、FCインタフェースと呼ぶ。)330とを備える。メモリ320
には、CPU310が実行するプログラムや、記憶装置から読み出したデータ、記憶装置
に書き込むデータを保持する。計算機301〜304は、FCインタフェース330を介
してFCスイッチ401、402に接続している。
記憶装置201は、それぞれ、FCスイッチ401に接続するための3つのFCインタ
フェース230を備える。FCインタフェース230は、FCスイッチ401を介して接
続される計算機数に応じて設けられる。記憶装置201は、計算機からのリードライト要
求をFCインタフェース230を介して受け取り、対応する記憶領域から要求されたデー
タを返送し、受け取ったデータを記憶領域に書き込むリードライト処理モジュール232
を備える。
記憶装置201は、計算機が利用するデータを保持するための記憶領域211と212
とを有している。なお、本実施形態ではその容量をそれぞれ100GBとする。さらに、
記憶装置201は、他の記憶装置と接続するための2つのFCインタフェース235を備
える。FCインタフェース235は、接続する他の記憶装置数に応じて設けられる。
さらに、記憶領域212とFCインタフェース235との間には、記憶領域212と、
FCインタフェース235を介して接続される記憶領域111とのデータの同期を図るた
めの同期制御モジュール238を備える。同期制御モジュール238は、2つの記憶領域
(本実施形態の場合は記憶領域111と記憶領域212)のデータを常に一致状態に保つ
よう制御を行う。
記憶装置201は、FCスイッチ402を介して、さらに2台の記憶装置101と10
2とを接続している。
記憶装置101と102とは、それぞれ、FCスイッチ402に接続するためのFCイ
ンタフェース130と、リードライト処理モジュール132とを備える。
記憶装置101は、記憶装置201が利用するデータを保持するための記憶領域111
を備える。また、記憶装置102は、記憶装置201が利用するデータを保持するための
記憶領域161と、計算機304が利用するデータを保持するための記憶領域162とを
備える。
記憶装置101,102,201は、それぞれ、管理ネットワーク410に接続するた
めの管理インタフェース220、120、170と、記憶装置101,102,201内
のモジュールや管理インタフェースを制御するためのCPU221、121、171と、
CPU221、121、171が実行するプログラムや、管理インタフェース220、1
20、170が送受信するデータを保持するメモリ223とを備える。それぞれの記憶装
置101、102、201は、管理ネットワーク410を介して、管理計算機501に接
続する。
管理計算機501は、管理ネットワーク410に接続するためのネットワークインタフ
ェース510と、管理計算機501内の処理を行うCPU511と、CPU511が実行
するプログラム、ネットワークインタフェース510が送受信するデータ、管理コンソー
ル601に表示する画面イメージなどを保持するメモリ513と、管理コンソール601
に接続するためのネットワークインタフェース590とを備える。
なお、管理者は管理計算機501上の後述する管理プログラムを用いて、記憶装置20
1、101、102の構成や状態を管理することができる。さらに、管理者は管理プログ
ラムを介して記憶装置101,102,201に記憶領域の作成や削除を要求することが
できる。
管理コンソール601は、管理計算機501から送信された画面データを表示する表示
部610を備える。表示部610は、表示領域611、615、619を備える。
図3に記憶装置201のメモリ223に保持されるプログラムおよびデータを示す。記
憶装置201のメモリ223には、記憶領域情報取得要求を処理するための記憶領域情報
取得要求処理プログラム225と、階層情報取得要求を処理するための階層情報取得要求
処理プログラム226と、記憶装置の状態の変更を通知するための状態変更通知プログラ
ム227と、記憶領域情報248と、階層情報245と、通知先保持テーブル242とが
格納される。
また、図4(A)に記憶装置101のメモリ123に、図4(B)に記憶装置102の
メモリ173に格納されるプログラムおよびデータを示す。
記憶装置101のメモリ123には、記憶領域情報取得要求を処理するための記憶領域
情報取得要求処理プログラム125と、記憶装置の状態の変更を通知するための状態変更
通知プログラム127と、記憶領域情報148と、通知先保持テーブル142とが保持さ
れる。
記憶装置102のメモリ173には、記憶領域情報取得要求を処理するための記憶領域
情報取得要求処理プログラム175と、記憶装置の状態の変更を通知するための状態変更
通知プログラム177と、記憶領域情報198と、通知先保持テーブル192とが格納さ
れる。
図5に管理計算機501のメモリ513に保持されるデータおよびプログラムを示す。
管理計算機501のメモリ513には、記憶装置に対して記憶領域情報取得要求を発行
するための記憶領域情報取得プログラム520と、階層情報取得要求を発行するための階
層情報取得プログラム540と、記憶装置を管理するための管理プログラム521〜52
3と、階層情報に従って複数の管理プログラムを選択させるための選択プログラム525
と、特定の操作が行われた場合に警告を通知するための操作警告プログラム526と、記
憶装置からの通知を送る計算機を設定するための通知先設定プログラム527と、記憶装
置から通知された情報を階層情報によって改変するための通知改変プログラム528と、
統合情報生成プログラム550と、識別子フォーマット情報650と、統合情報570と
が格納される。
なお、後述するように管理プログラム521〜523は管理計算機501が検出した記
憶装置の台数分用意される。本実施形態では、記憶装置が3台であるため、管理プログラ
ムも3つ用意される。
以上、各記憶装置101、102、201のメモリ223、123、173に保持され
る各種プログラムは、各記憶装置が備える磁気ディスク装置等の不揮発記録媒体に記録さ
れ、記憶装置の起動時に、それぞれ、メモリ223、12、173にロードされて実行さ
れる。プログラムを記録する媒体は、磁気ディスク装置以外の他の記憶媒体(不揮発性メ
モリやCD−ROM、フロッピーディスクなど)でも良い。さらに、プログラムは、当該
記憶媒体から記憶装置にロードして実行しても良いし、ネットワークを通じて当該記憶媒
体にアクセスしてロードするものとしてもよい。
また、管理計算機501のメモリ513に格納される各種プログラムは、管理計算機5
01が備える磁気ディスク装置等の不揮発記録媒体に記録され、管理計算機の起動時にメ
モリ513にロードされて実行される。また、プログラムを記録する媒体は、磁気ディス
ク装置以外の他の記憶媒体(CD−ROMやフロッピーディスクなど)でも良い。さらに
、プログラムは、当該記憶媒体から管理計算機にロードして実行しても良いし、ネットワ
ークを通じて当該記憶媒体にアクセスしてロードするものとしてもよい。
本実施形態では、計算機と記憶装置間、記憶装置と記憶装置間の接続にファイバチャネ
ルネットワークを用いる場合を例にあげて説明したが、ネットワークの種類はこれに限ら
れない。FCスイッチやFCインタフェースに代えて、利用するネットワークに適切な機
器を選択すれば、他のネットワークでも同様に実施可能である。また。FCスイッチ40
1と402は、通信路409を介してカスケード接続を行うよう構成してもよい。
次に、各記憶装置201、101、102、および、管理計算機501に保持されるデ
ータについて説明する。
<識別子フォーマット情報>
本実施形態では、各記憶装置201、101、102および当該記憶装置が提供する各
記憶領域211、212、111、161、162を特定し、管理するために、それぞれ
の記憶領域に識別子を与える。この識別子は、特定のフォーマットに従って付与される。
識別子フォーマット情報650は、その付与される識別子のフォーマット、すなわち、識
別子の各構成要素が意味するものを示すデータである。
図6に本実施形態で使用する識別子フォーマット情報650の一例を示す。
本図に示すように、識別子フォーマット情報650は、本実施形態のコンピュータシス
テムにおいては、特定の文字列を利用することを想定している。具体的には、区切り符号
659(「.」ドット)で区切られた文字列で、ベンダ名651、装置名652、製造番
号653、記憶領域番号654の順で並べられた文字列である。この、ベンダ名651、
装置名652、製造番号653によって、各記憶装置201、101、102は特定され
る。
本実施形態では、記憶装置201のベンダ名を「ABC」、装置名を「XX200」、
製造番号を「0123」とする。また、記憶装置101のベンダ名を「DEF」、装置名
を「YY100」、製造番号を「0456」とする。また、記憶装置102のベンダ名を
「GHI」、装置名を「ZZ100」、製造番号を「0789」とする。
また、本実施形態では、記憶領域番号654としては、例えば、図2などで用いられて
いる各記憶領域に付与された番号を利用する。この場合、「ABC.XX200.012
3.211」といった文字列となる。
本実施形態では、管理計算機501において、この識別子フォーマット情報650を保
持し、後述する記憶領域情報取得プログラム520に従って、各記憶装置201、101
、102から取得した識別子を解析し、記憶装置および記憶領域を特定することができる
なお、本実施形態のコンピュータシステムにおいて、予め与えられた各記憶領域を識別
する情報をそのまま識別子フォーマットとして利用することも可能である。ただし、識別
子のフォーマットが唯一性を持たない場合、すなわち、識別子の構成が個々に異なる場合
、各記憶装置から取得した記憶領域情報と階層情報とのマッチングを取ることができなく
なる。このため、予め与えられた情報のフォーマットが上記条件を満たさない場合、管理
計算機501において、各記憶装置101、102、201から取得される記憶領域を識
別する情報を、本実施形態の階層情報とのマッチングが取れる形式に変換するフォーマッ
ト変換プログラムを用意する必要がある。
<記憶領域情報>
各記憶装置101、102、201が、自身が計算機等に提供する記憶領域211、2
12、111、161、162に関する情報として保持する記憶領域情報248、148
、198について説明する。本実施形態では、記憶装置201は記憶領域情報248を、
記憶装置101は記憶領域情報148を、記憶装置102は記憶領域情報198を有する
図7(A)は記憶領域情報248の、図7(B)は記憶領域情報148の、図7(C)
は、記憶領域情報198の、それぞれ、本実施形態における一例を説明するための図であ
る。
本図に示すように、記憶領域情報248は、記憶装置201が備える記憶領域の数24
8aと、記憶装置201の管理インタフェースの識別番号248bと、各記憶領域を特定
する識別子248cと、それぞれの容量248dとを備える。記憶領域情報148、19
も同様に、それぞれの項目を、記憶領域数148a、198a、識別番号148b、
98b、識別子148c,198c、容量148d、198dとして備える。
ここで、各記憶領域を特定する識別子248c、148c、198cは、前述の識別子
フォーマット情報650の箇所で説明したフォーマットに従って構成され、付与される。
なお、各記憶装置101、102、201は、管理計算機501からの階層情報取得要
求に従って、自身が保持する記憶領域情報248、148、198を返送する。
<階層情報>
本実施形態では、下位に別の記憶領域を有する記憶領域を備える記憶装置は、階層情報
を備える。この階層情報には、配下の記憶領域の有無、配下に記憶領域が存在する場合そ
の記憶領域を特定する情報、データの格納方式などの情報が格納されている。本実施形態
では、配下に他の記憶領域を有する記憶領域を提供する記憶装置は、記憶装置201だけ
であるため、ここでは、記憶装置201がそのメモリ223に保持する階層情報245を
例にあげて説明する。
図8に、本実施形態の階層情報245の一例を示す。本図に示すように、階層情報24
5は、総記憶領域数245aと、記憶領域を特定する識別子245bと、各記憶領域の容
量245cと、下位に階層的に記憶領域を備えているか否かを示す下位記憶領域有無フラ
グ245dと、下位に備える記憶領域を特定する識別子245eと、その容量245dと
を備える。
ここで、識別子245bは、前述の識別子フォーマット情報650の箇所で説明したフ
ォーマットに従って構成されたものである。
ここで、下位記憶領域有無フラグ245dは、本実施形態では「0」、「1」、「2」
の3つの値をとることができる。「0」は、下位記憶領域を持たないことを示し、「1」
は、下位記憶領域を持ち、上位と下位との両記憶領域は、それぞれデータを保持し、同期
制御モジュール238により同期制御がなされていることを示し、「2」は、下位記憶領
域を持ち、実際のデータは、下位の記憶領域に格納されていることを示す。
すなわち、図8に示す階層情報245は以下のように解釈することができる。
記憶領域「ABC.XX200.0123.211」は、下位記憶領域有無フラグ24
5dが「0」であるため、下位に記憶領域を持たない。
記憶領域「ABC.XX200.0123.212」は、下位記憶装置有無フラグ24
5dが「1」であるため、下位に記憶領域を有し、その記憶領域は、識別子245dより
「DEF.YY100.0456.111」である。そして、記憶領域212と記憶領域
111は、同期制御モジュール238によって同期制御されている。
また、記憶領域「ABC.XX200.0123.213」は、下位記憶装置有無フラ
グが「2」であるため、下位に記憶領域「GHI.ZZ100.0789.161」を有
するが、記憶領域213は、実際にはデータを保持せず、データは記憶領域161に格納
される。記憶装置201は、データを保持することができず、データの保持は記憶領域1
61によって行われる。例えば、記憶装置201は、計算機303からの記憶領域213
に対する書き込み指示とデータとを受けると、送信されたデータを記憶装置102の記憶
領域161へ書込み要求を行い、記憶装置102は、記憶領域161にデータを保持する
。また、記憶装置201が、計算機303からの記憶領域213に対する読み出し要求を
受け取ると、データを保持している記憶領域161からデータの読み出しを行い、そのデ
ータを取得し、計算機303へ送信する。
すなわち、記憶領域213は、いわば架空の領域として図1では示してあるが、実際に
は、記憶装置201上に形成されないので、図2では示していない。記憶装置102内に
形成された記憶領域161は、計算機303に対しては、あたかも記憶装置201に仮想
的に形成されているかのように見えている。
記憶装置201は、管理計算機501からの階層情報取得要求に従って、階層情報24
5を返送する。本実施形態では、記憶装置201のみが階層情報取得要求処理プログラム
226を有し、管理計算機501からの要求によって、階層情報を返送できる。階層情報
245の返送を受けた管理計算機501では、記憶装置201の下に、記憶装置101と
102が接続されていることを認識することができる。
<統合情報>
統合情報570は、記憶領域情報248、148、198と階層情報245とから、管
理計算機501において、統合情報生成プログラム550に従って生成される情報である
。記憶領域の階層情報に基づいて生成された記憶装置201、101、102の階層構成
に関する情報と、それぞれの記憶装置への管理計算機501からのアクセスのために必要
な情報等が格納されている。
統合情報570の一例を図9に示す。本図に示すように、統合情報570は、上位記憶
装置の情報を格納する上位記憶装置格納部5701と、その上位記憶装置が提供する記憶
領域に階層的に接続される下位の記憶領域を備える下位記憶装置の情報を格納する下位記
憶装置格納部5702とを備える。
また、上位記憶装置格納部5701は、記憶装置を特定する記憶装置番号5701aと
、当該記憶装置の管理インタフェースを特定する管理インタフェース識別番号5701b
と、管理計算機501に各記憶装置に対して設けられた管理プログラムを特定する管理プ
ログラム識別番号5701cと、アイコン番号5701dと、識別子5701dとを備え
る。
下位記憶装置格納部5702は、記憶装置番号5702aと、管理インタフェース識別
番号5702bと、管理プログラム識別番号5702cと、アイコン番号5702dと、
識別子5702dとを備える。
階層情報245を受け取った管理計算機501は、識別子245bから、上位の記憶装
置を特定する識別子を抽出し、上位記憶装置5701の識別子5701eとして格納する
。また、識別子245eから格納されている全ての下位記憶装置を特定する識別子を抽出
し、下位記憶装置5702の識別子5702eに格納する。
次に、後述する、記憶領域情報取得プログラム520に従って、管理計算機501にお
いて、各記憶装置201、101、102の記憶領域情報248、148、198を取得
した際に確定する管理プログラムを特定する情報と、通信インタフェースである管理イン
タフェースを特定する情報とを、それぞれ、対応する管理プログラム識別番号5701c
、5702c、および、管理インタフェース識別番号5701b、5702bに格納する
なお、記憶装置番号は、識別子ごとに特定される記憶装置を識別するために便宜的に与
えられる番号であり、本実施形態においては、図2で用いた記憶装置を特定する番号を使
用する。すなわち、識別子5701eが、「ABC.XX200.0123」で特定され
る記憶装置201の場合、「201」が、識別子5702eが、「GHI.ZZ100.
0789」、「DEF.YY100.0456」でそれぞれ特定される記憶装置101お
よび102の場合、「101」、「102」が格納される。
また、アイコン番号5701d、5702dは、後述の選択プログラム5525によっ
て画面イメージ620を作成する際に、与えられる。
<管理計算機501における処理>
次に、記憶領域が階層関係を有する場合の、本実施形態のコンピュータシステムにおけ
る管理計算機501の処理について図10のフローチャートを用いて説明する。
〔ステップ1601〕
管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム520を実行し、ネ
ットワークインタフェース510を介して、管理ネットワーク410に接続されている記
憶装置全てに対して、記憶領域情報取得要求を発行し、記憶装置210、101、102
から記憶領域情報248、148、198の取得を試みる。
記憶装置210、101、102は、それぞれ、管理計算機501から記憶領域情報取
得要求を受け取ると、記憶領域情報取得要求処理プログラム225、125、175を実
行し、記憶領域情報248、148、198を管理計算機501に応答する。
CPU511は、記憶領域情報取得プログラム520に従って、取得した記憶領域情報
248、148、198により、管理ネットワーク410に記憶装置210、101、1
02が接続されていることを認識する。
本実施形態では、3台の記憶装置201,101,102から、それぞれ、図7に示す
記憶領域情報248,148,198が取得できる。CPU511は、記憶領域情報取得
プログラム520に従って、取得した記憶領域情報248、148、198に含まれる識
別子248c、148c、198cを、識別子フォーマット情報650と比較することで
、管理ネットワーク410に接続されている各記憶装置210、101、102のベンダ
名、装置名、製造番号を取得し、これらの情報を元に、管理ネットワーク410に接続さ
れている記憶装置201,101,102を識別することができる。
〔ステップ1605〕
管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム520に従って、上
記のステップによって取得できた記憶領域情報に応じた数の管理プログラムを用意する。
本実施形態では、上記のステップによって、3つの記憶領域情報を取得できたので、CP
U511は、記憶領域情報取得プログラム520に従って、記憶装置が3台接続されてい
ることを認識し、管理プログラムを3つ(521〜523)をメモリ513に用意する。
なお、本実施形態では、それぞれの記憶装置に対応する管理プログラムが予めメモリ5
13にロードしてあり、ここでは、その管理プログラムを起動し、選択プログラム525
が実行できるようにする。
〔ステップ1609〕
そして、管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム520に従
って、管理プログラム521、522、s523に設けた、後述する通信選択モジュール
に、記憶領域情報248、148、198それぞれが有する管理インタフェース識別番号
248b、148b、198bを設定する。
ここで、通信選択モジュールとは、各管理プログラムが通信可能なインタフェースの識
別番号を特定するモジュールである。本実施形態では、管理プログラム521、522、
523は、通信選択モジュールに設定された識別番号を有する管理インタフェースと通信
できるよう構成されている。
本実施形態では、管理プログラム521の通信選択モジュールには「220」を、管理
プログラム522の通信選択モジュールには「120」を、管理プログラム523の通信
選択モジュールには「170」が設定される。本実施形態では記憶領域情報248、14
8、198が保持する管理インタフェースの識別番号248b、148b、198bは、
それぞれ図7(A)、(B)、(C)に示す番号を与えたが、予め各管理インタフェース
に付与されているIPアドレスを設定してもよい。それぞれの管理インタフェース220
、120、170を介して、管理プログラム521は記憶装置201とのみ、管理プログ
ラム522は記憶装置101とのみ、管理プログラム523は記憶装置102とのみ通信
を行う。
〔ステップ1613〕
次に、管理計算機501のCPU511は、階層情報取得プログラム540を実行し、
ネットワークインタフェース510を介して、管理ネットワーク410に接続されている
記憶装置全て201、101、102に対して、階層情報取得要求を発行し、それぞれの
記憶装置201、101、102から階層情報の取得を試みる。
本実施形態では、記憶装置201のみが下位の記憶領域を有し、それに伴い、階層情報
取得要求処理プログラム226を有する。
階層情報取得要求を受信した記憶装置201、101、102の中で、記憶装置201
のみが階層情報245を保持しているため、返送できる。記憶装置201のCPU221
は、階層情報取得要求処理プログラム226を実行し、階層情報245を管理計算機50
1に送信する。本実施形態では、管理計算機501は、図8に示す階層情報245が取得
できる。
〔ステップ1617〕
階層情報取得プログラム540に従って、管理計算機501のCPU511は、取得し
た階層情報245から、識別子245bと、下位記憶領域有無フラグ245dと、識別子
245eとから、記憶装置201の配下に、記憶装置101と102が接続されているこ
とを認識する。そして、管理計算機501のCPU511は、統合情報生成プログラム5
50に従って、取得した記憶領域情報248、148、198と階層情報245とから、
統合情報570を作成する。
〔ステップ1621〕
管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525を実行する。選択プログラ
ム525は、統合情報570を参照し、管理コンソール601に表示する画面イメージ6
20を作成する。CPU511は、選択プログラム525に従って、作成した画面イメー
ジ620を、ネットワークインタフェース590を介して、管理コンソール601に送信
する。
管理コンソール601は、選択プログラム525からの画面イメージ620を受信する
と、表示部610の領域611に画面イメージ620を表示する。
ここで、本実施形態における画面イメージの一例を図11に示す。画面イメージ620
には、記憶装置201を示すアイコン621と、記憶装置101を示すアイコン622と
、記憶装置102を示すアイコン623とを備え、それぞれ、統合情報570で認識され
る階層関係に従って、階層関係を表す線分629によって、ツリービューで表示される。
また、それぞれの記憶装置201、101、102を示すアイコン621、622、62
3の近傍には、当該記憶装置のベンダ名、装置名、製造番号を表示する表示領域631〜
633を備える。
〔ステップ1625〕
このとき、選択プログラム525は、表示部610上に表示したそれぞれの記憶装置2
01、101、102を示すアイコン621、622、623の識別番号を統合情報57
0に格納する。これにより、管理計算機501は、管理者による所定のアイコンを選択す
る指示を受け付けた場合、統合情報570を介して、指示された記憶装置を認識すること
ができる。本実施形態では、図11に示した各アイコンの番号621、622、623を
統合情報570に保持する。
〔ステップ1629〕
管理コンソール601を利用する管理者は、管理コンソール601に用意されたマウス
(不図示)によって、表示部610上のマウスカーソル699を操作することができる。
管理者による選択を受け付けると、管理コンソール601は、選択されたアイコンの識
別番号をネットワークインタフェース590を介して、管理計算機501に送信する。
本実施形態では、図11に示すように、領域611に表示された画面イメージ620に
は、3つのアイコン621から622がある。管理者は表示部610上のマウスカーソル
699を動かし、所望のアイコンの上でマウスのボタンを押すことによって、目的の記憶
装置を選択することができる。なお、管理コンソール601の入力装置は、マウスに限ら
れない。例えば、キーボードなどでもよい。
〔ステップ1633〕
次に、管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525に従って、管理者が
マウスを介して選択した記憶装置を判断する。ここでは、下位の記憶装置(配下の記憶装
置)が選択されたか否かを判断する。
選択された記憶装置が配下の記憶装置の場合、後述のステップ1637に進み、配下の
記憶装置でない場合は、後述のステップ1645に進む。
本実施形態では、管理計算機501のCPU511は、階層情報245に基づき統合情
報570を作成し、選択プログラム525に従って、統合情報570を用いて画面イメー
ジ620を構成しているので、管理コンソール601に表示される画面イメージ620の
階層構成は、記憶装置201、101、102の階層構成と一致している。よって、管理
コンソール601の表示部610に表示されている画面イメージ620上でアイコン62
2やアイコン623が選択された場合、管理計算機501のCPU511は、選択プログ
ラム525に従って、統合情報570より、記憶装置201の配下にある記憶装置101
や記憶装置102が選択されたと判断できる。
〔ステップ1637〕
管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525に従って、選択されたアイ
コンの識別番号を受信すると、統合情報570を参照し、当該アイコンの識別番号570
1d、5702dに対応する記憶装置が、他の記憶装置の配下にあると認識した場合には
、操作警告プログラム526を実行し、選択した記憶装置を操作するとその上位の記憶装
置に影響がある旨を示す画面イメージ640を作成し、管理コンソール601に送信する
管理コンソール601は、受信した画面イメージ640を表示領域641に表示する。
図12に、画面イメージ620と画面イメージ640とが管理コンソールに表示されてい
る一例を示す。
本図に示すように、画面イメージ640は、警告メッセージを表示する警告メッセージ
表示領域641と、管理者からの確認の指示を受け付けるOKボタンとを備える。
〔ステップ1641〕
管理者は、管理コンソール601の表示部610上で、警告を確認すると、確認ボタン
649をマウスカーソル699で押す。管理コンソール601は、確認ボタン649が押
されたことを受け付けると、管理計算機501のCPU511に通知する。
〔ステップ1645〕
管理計算機501のCPU511は、選択されたアイコンの識別番号621、622、
623を受信すると、選択プログラム525に従って、統合情報570を参照し、受信し
たアイコンの識別番号5701d、5702dに対応する管理プログラム5701c、5
702cの番号を取得し、その管理プログラム番号521、522、523に対して、当
該記憶装置を管理するための画面イメージを管理コンソール601に送信するように指示
する。ここで、管理プログラムが送信する画面イメージは、記憶装置を管理するための構
成表示画面や、状態表示画面、設定入力画面などである。
〔ステップ1649〕
管理コンソール601は、管理プログラム521、522、523から画面イメージを
受信すると、表示部610の領域615にその画面イメージを表示する。
本実施形態では、以上のような管理計算機501による処理により、記憶装置の階層構
造を画面イメージ620として管理コンソール601の表示部610の領域611に表示
し、また、管理者が指示した記憶装置の管理情報を、表示部610の領域615に表示す
る。
管理者は、選択プログラム525が作成する画面イメージ620を介して、管理したい
記憶装置を選択することで、目的の記憶装置を管理するための管理プログラムを管理コン
ソールに表示し、構成確認や状態確認、記憶装置の設定を行うことができる。このとき、
計算機301〜304からは認識できなかった記憶装置の階層構造の情報も同時に確認す
ることができ、例えば、階層構造を意識せず、上位の記憶装置が利用している記憶領域を
削除してしまう危険性が低くなる。
<記憶装置からの通知処理>
次に、記憶装置201、101、102からの通知処理について説明する。記憶装置2
01、101、102からの通知処理とは、記憶装置を構成する部位での障害などにより
、記憶装置201、101、102で状態の変更があった場合に、その旨を管理計算機5
01に即時通知する処理である。
本実施形態では、この通知処理を実現するために、記憶装置201、101、102は
、通知先保持テーブル242,142,192と状態変更通知プログラム227,127
,177とを備える。
通知先保持テーブル242,142,192は、記憶装置201、101、102で状
態の変更があった場合に通知する管理計算機501のネットワークインタフェース番号5
10、590を保持し、状態変更通知プログラム227,127,177は、状態変更が
あった場合に、状態変更の種別を示す情報を、状態変更通知情報900として、そのネッ
トワークインタフェース510、590に通知する。
本実施形態における状態変更通知情報900を図13に示す。本図に示すように、状態
変更通知情報900は、通知元の管理インタフェース番号を保持する管理インタフェース
番号保持領域901と、メッセージを保持するメッセージ保持領域902とを備える。
管理インタフェース番号保持領域901には、そのメッセージを発行した記憶装置の管
理インタフェースの番号が入る。本実施形態の場合には、図2に示す番号が格納される。
また、メッセージ保持領域902には、たとえば、「記憶装置101の磁気ディスク装置
が故障しました。」といった、状態を表すメッセージが保持される。
以下、記憶装置からの通知処理について図14のフローチャートを用い説明する。
〔ステップ1701〕
管理計算機501のCPU511は、記憶装置201、101、102の状態が変更さ
れたことを即時把握するために、通知先設定プログラム527を実行し、管理計算機50
1に接続されている全ての記憶装置201、101、102の通知先保持テーブル242
,142,192に、状態変更の通知を受ける場合に使用する管理計算機501のネット
ワークインタフェース番号を設定する。ここでは、例えば、「510」を設定する。
〔ステップ1705〕
これにより、記憶装置で状態の変更があった場合に、管理計算機501は、通知を受け
ることができる。この状態で、管理計算機501は、通知を待つ。
〔ステップ1709〕
本実施形態では、管理計算機501は、通知改変プログラム528を備える。通知改変
プログラム528は、統合情報570を参照することによって、コンピュータシステムに
おける記憶装置の階層構成を正しく把握する。
管理計算機501のCPU511は、通知改変プログラム528を実行し、ネットワー
クインタフェース510を介して受信した状態変更通知情報900の管理インタフェース
番号保持領域901を参照することで、どの記憶装置からの通知であるかを認識する。そ
して、CPU511は、通知改変プログラム528に従って、受信したメッセージの内容
を、階層構成を反映したものに改変する。
具体的には、CPU511は、通知改変プログラム528に従って、記憶装置101か
ら、たとえば、「記憶装置101の磁気ディスク装置が故障しました」というメッセージ
を含む状態変更通知情報を受信した場合、統合情報570を参照し、記憶装置101は、
記憶装置201の配下にあることを認識し、「記憶装置201の配下にある記憶装置10
1の磁気ディスク装置が故障しました」というメッセージに改変する。
〔ステップ1713〕
CPU511は、通知改変プログラム528に従って、メッセージを改変した状態変更
通知情報900を管理コンソール601に送信する。
〔ステップ1717〕
管理コンソール601は、表示部610に領域619を用意し、受信したメッセージを
表示する。
本実施形態では、以上の処理により、各記憶装置から受信した状態変更通知情報900
を、階層化された記憶装置の構成を反映した状態変更通知情報900に改変して管理コン
ソール601に表示することができる。
本構成により、本実施形態においては、管理者は、記憶装置の状態が変更された場合で
あっても、階層構造が反映された情報を得ることができ、その後の処理操作時に的確な判
断を下すことができる。
なお、上記の実施形態では、下位の記憶装置を有する記憶装置のみが階層情報245を
備える場合を例にあげて説明したが、階層情報245の保持形態はこれに限られない。例
えば、下位の記憶装置にも階層情報245を持たせることができる。
下位の記憶装置も階層情報245を保持する場合は、管理計算機501は、配下の記憶
装置の有無を、下位の記憶装置から取得した階層情報245のうち、記憶有無フラグ24
5dを参照して判断する。すなわち、当該フラグが「0」を示すものである場合は、配下
に記憶装置を持たないと判断する。
また、上記の実施形態では、各記憶装置に対応する管理プログラムを用意する場合を例
に挙げて説明したが、本構成に限られない。例えば、一つの管理プログラムで、複数の記
憶装置に対応し、複数の記憶装置の管理インタフェースの識別番号を管理でき、管理計算
機と個々の記憶装置との通信が可能な場合は、記憶装置の数と同じ数の管理プログラムを
起動する必要はなく、検出した複数の記憶装置に対応する管理プログラムを起動すればよ
い。
《第2の実施形態》
以下、本発明の第2の実施形態を図を用いて説明する。
<概要>
第2の実施形態では、記憶装置101と102とをそれぞれ管理する管理計算機として
、さらに、管理計算機5011と5012とを備える。管理計算機501は、第1の実施
形態と同様に、記憶装置201,101,102を管理するが、記憶装置101と102
とは、それぞれ、管理計算機5011と5012とを介して、管理計算機501に接続さ
れて構成される。管理計算機501は、管理計算機5011と5012とを介して、それ
ぞれ、記憶装置101と102とを管理する。
本実施形態では、管理計算機501は、記憶装置201を管理計算機501で実行する
管理プログラム521によって直接管理される。しかし、記憶装置101と102とは、
それぞれ、管理計算機5011と5012とにおいて実行する管理プログラム522と5
23とによって管理される。
以下、本実施形態の、記憶装置101、102に管理計算機5011、5012が接続
されている場合における、階層化された記憶装置を有するコンピュータシステムでの記憶
装置の管理方式について説明する。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と
同様の機能、構成を有するものは、同じ符号を用い、詳細は説明しない。
<システム構成>
図15に第2の実施形態におけるコンピュータシステムを示す。
本図に示すように、本実施形態のコンピュータシステムは、第1の実施形態のコンピュ
ータシステムの構成に加え、記憶装置101と管理ネットワーク410との間に、管理計
算機5011と、記憶装置102と管理ネットワーク410との間に管理計算機5012
とを備える。
管理計算機5011および5012は、それぞれネットワークインタフェース5101
、5901、5102、5902を介して、それぞれ、記憶装置101、記憶装置102
、管理ネットワーク410と接続する。
図16に本実施形態における管理計算機501のメモリ513に保持されるプログラム
およびデータを示す。また、記憶装置210、101、102のメモリ223、123、
193に保持されるプログラムおよびデータは、図17、図18(A)、(B)に示すと
おりである。
記憶装置201のメモリ223には、第1の実施形態で保持しているデータおよびプロ
グラムに加えて、記憶装置201を現在管理している管理計算機を識別するための識別情
報を保持するための管理計算機識別情報243と、管理計算機からの管理計算機識別情報
取得要求を処理するための管理計算機識別情報取得要求処理プログラム228とが格納さ
れる。
また、記憶装置101のメモリ123には、第1の実施形態で保持しているデータおよ
びプログラムに加えて、記憶装置101を現在管理している管理計算機を識別するための
識別情報を保持するための管理計算機識別情報143と、管理計算機からの管理計算機識
別情報取得要求を処理するための管理計算機識別情報取得要求処理プログラム128とが
格納され、記憶装置102のメモリ173には、第1の実施形態で保持しているデータお
よびプログラムに加えて、記憶装置102を現在管理している管理計算機を識別するため
の識別情報を保持するための管理計算機識別情報193と、管理計算機からの管理計算機
識別情報取得要求を処理するための管理計算機識別情報取得要求処理プログラム178と
が格納される。
管理計算機501のメモリ513には、第1の実施形態で保持しているデータおよびプ
ログラムに加えて、現在の記憶装置がどの管理計算機によって管理されているかを把握す
るために、記憶装置が有する管理計算機識別情報から管理計算機識別情報を取得するため
の管理計算機識別情報取得プログラム529と、記憶装置に接続した管理計算機の識別情
報を設定するための管理計算機識別情報設定プログラム530とが格納される。
<管理計算機識別情報のフォーマット>
管理計算機識別情報243、143、193は、図19(A)〜(C)に示すように、
記憶装置201、101、102が接続している管理計算機501、5011、5012
のネットワークインタフェースの識別番号を保持する第一のネットワークインタフェース
番号保持領域243a、143a、193aと、管理計算機501、5011、5012
が他の管理計算機と通信するためのネットワークインタフェースの識別番号を保持する第
二のネットワークインタフェース番号保持領域243b、143b、193bと、当該管
理計算機が保持する管理プログラムの識別番号を保持する管理プログラム番号保持領域2
43c、143c、193cとを備える。
ここで、記憶装置が利用している管理計算機が無い場合、第一のネットワークインタフ
ェース番号保持領域243a、143a、193aと第二のネットワークインタフェース
番号保持領域243b、143b、193bとには、「0」が格納される。この場合は、
管理プログラムも無いため、管理プログラム番号保持領域243c、143c、193c
にも「0」が格納される。
例えば、図19(A)では、第一のネットワークインタフェース番号保持領域243a
と第二のネットワークインタフェース番号保持領域243bとの両方に「0」が入ってい
るため、本管理計算機識別情報243を有する記憶装置201には、利用中の管理計算機
が無いことを示している。
<記憶装置101と102の管理プログラムの前提>
本実施形態においては、管理計算機5011は、図示しないメモリに、記憶装置101
を管理するための管理プログラム522が格納され、図示しないCPUによって、管理プ
ログラム522が実行されている。また、管理計算機5012は、図示しないメモリに、
記憶装置102を管理するための管理プログラム523が格納され、図示しないCPUに
よって、管理プログラム523が実行されている。
本実施形態のおいては、このように、記憶装置101は、管理計算機50111によっ
て管理され、記憶装置102は、管理計算機5012によって管理される。
記憶装置101のメモリ123が保持する管理計算機識別情報143は、図19(B)
に示すように、第一のネットワークインタフェース番号143aとして管理計算機501
1が記憶装置101に接続するネットワークインタフェース5101を保持し、第二の
ネットワークインタフェース番号143bとして、管理計算機5011が管理ネットワー
ク410を介して管理計算機501に接続するネットワークインタフェース5901を保
持する。
同様に、記憶装置102のメモリ173が保持する管理計算機識別情報193は、図1
9(C)に示すように、各第一のネットワークインタフェース番号193aと、第二のネ
ットワークインタフェース番号193bとを保持する。
<管理計算機501による処理>
次に、本実施形態における管理計算機501による処理について図20のフローチャー
トを用いながら説明する。
〔ステップ1801〕
管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム520を実行し、ネ
ットワークインタフェース510を介して、管理ネットワーク410に接続されている記
憶装置全てに対して、記憶領域情報取得要求を発行し、それぞれの記憶装置201、10
1、102から記憶領域情報248、148、198の取得を試みる。
記憶装置210、101、102のCPU221、121、171は、それぞれ、管理
計算機501からの記憶領域情報取得要求を受け取ると、記憶領域情報取得要求処理プロ
グラム225、125、175を実行し、記憶領域情報248、148、198を管理計
算機501に応答する。CPU511は、記憶領域情報取得プログラム520に従って、
取得した記憶領域情報248、148、198により、管理ネットワーク410に記憶装
置210、101、102が接続されていることを認識する。
本実施形態では、第一の実施形態と同様に、3台の記憶装置201,101,102か
ら、それぞれ、図7に示す記憶領域情報248,148,198が取得できる。
〔ステップ1803〕
次に、管理計算機501のCPU511は、管理計算機識別情報取得プログラム529
を実行し、ネットワークインタフェース510を介して、管理ネットワーク410に接続
されている記憶装置全てに対して、管理計算機識別情報取得要求を発行し、それぞれの記
憶装置210、101、102から管理計算機識別情報243、143、193の取得を
試みる。
各記憶装置210、101、102のCPU221、121、171は、管理計算機5
01からの管理計算機識別情報取得要求を受け取ると、管理計算機識別情報取得要求処理
プログラム228、128、178を実行し、管理計算機識別情報243、143、19
3を管理計算機501に応答する。
CPU511は、管理計算機識別情報取得プログラム529に従って、管理計算機識別
情報243、143、193を取得することによって、それぞれの記憶装置210、10
1、102に接続されている管理計算機を認識する。
本実施形態では、記憶装置201から図19(A)に示す管理計算機識別情報243、
記憶装置101から図19(B)に示す管理計算機識別情報143、記憶装置102から
は図19(C)に示す管理計算機識別情報193を、それぞれ、取得する。
記憶装置201からの管理計算機識別情報243には、上述したように、第一および第
二ネットワークインタフェース番号保持領域243a、243bの両方に「0」が入って
いるので、CPU511は、管理計算機識別情報取得プログラム529に従って、記憶装
置201には、現時点では、管理計算機が接続されていないことを認識する。
〔ステップ1805〕
次に、管理計算機501は、自管理計算機501において用意すべき、記憶装置を管理
する管理プログラムの数を判断する。すなわち、現時点で管理計算機が未接続であるため
自身が管理すべき記憶装置の数を判断し、その数だけ管理プログラムを用意する。
本実施形態では、管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム5
20および管理計算機識別情報取得プログラム529に従い、取得できた記憶領域情報2
48,148,198の数から、3台の記憶装置210、101、102があることを把
握し、取得した管理計算機識別情報243、143、193から、そのうちの2台の記憶
装置101、102は既に管理計算機5011、5012をそれぞれ有していることを把
握する。そして、記憶領域情報取得プログラム520に従って、自身が管理すべき記憶装
置の数、すなわち、自身で用意すべき管理プログラムの数は1つであると判断し、一つの
管理プログラム521のみをメモリ513に用意する。
このとき、別の方法として、この時点で、記憶装置101と102とは、既に管理計算
機5011、5012を有している旨のメッセージを作成し、管理コンソール601を介
して表示するよう構成してもよい。管理者はこのメッセージを見て、例えば、記憶装置1
01、102に接続されている管理計算機5011、5012を撤去するなどの処理を行
うことができる。本処理により、第一の実施形態と同様の構成で、管理計算機501にお
いて、管理計算機501に用意された3つの管理プログラムによって3台の記憶装置20
1、101、102を管理させることができる。
〔ステップ1809〕
そして、管理計算機501のCPU511は、記憶領域情報取得プログラム520に従
って、管理プログラム521に設けた通信選択モジュールに、記憶領域情報248に保持
されている管理インタフェース識別番号248bを設定する。本実施形態では、管理プロ
グラム521の通信選択モジュールに「220」を設定する。
〔ステップ1811〕
管理計算機501のCPU511は、管理計算機識別情報設定プログラム530を実行
し、自身である管理計算機501を接続した記憶装置に、自身を接続したことを示す情報
、すなわち、自身の接続のためのネットワークインタフェースを識別する番号を送信する
本実施形態では、記憶装置201にネットワークインタフェース識別番号510と、他
の装置と接続するための別のネットワークインタフェース識別番号590とをそれぞれ、
第一のネットワークインタフェース識別番号、第二のネットワークインタフェース識別番
号として送信する。
記憶装置201のCPU221は、管理計算機識別情報取得要求プログラム228に従
って、管理計算機識別情報243に受け取った番号を格納し、保持する。この場合の管理
計算機識別情報243に保持されるデータの一例を、図19(D)に示す。
〔ステップ1813〕
次に管理計算機501のCPU511は、階層情報取得プログラム540を実行し、ネ
ットワークインタフェース510を介して、管理ネットワーク410に接続されている記
憶装置全てに対して、階層情報取得要求を発行し、記憶装置から階層情報の取得を試みる
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、記憶装置201のみが下位の記憶領域を有
し、それに伴い、階層情報取得要求処理プログラム226を有するので、記憶装置201
からのみ、階層情報を取得することができる。
階層情報取得要求を受信した記憶装置201のCPU221は、階層情報取得要求処理
プログラム226を実行し、階層情報245を管理計算機501に送信する。本実施形態
では、管理計算機501は、図8に示す階層情報245が取得できる。
〔ステップ1817〕
階層情報取得プログラム540に従って、管理計算機501のCPU511は、取得し
た階層情報245から、記憶装置201の配下に、記憶装置101と102が接続されて
いることを認識する。この認識の手法は、第1の実施形態と同様である。管理計算機50
1のCPU511は、取得した記憶領域情報248、148、198と階層情報245と
管理計算機識別情報143、193とから、第1の実施形態と同様に、統合情報580を
作成する。
本実施形態における統合情報580を図21に示す。図9に示した第一の実施形態の統
合情報570との違いは、上位記憶装置および下位記憶装置それぞれが、管理装置番号5
801f、5802fを保持している点である。本統合情報580を参照することによっ
て、管理計算機501のCPU511は、それぞれのプログラムにおいて、記憶装置20
1、101、102を管理するための管理プログラムが実行されている管理計算機501
、5011、5012と、それぞれの管理プログラム521、522、523とを認識す
ることができる。
〔ステップ1821〕
管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525を実行する。選択プログラ
ム525は、統合情報580を参照し、第1の実施形態と同様に、図11に示す画面イメ
ージ620を生成する。
〔ステップ1825〕
選択プログラム525は、第1の実施形態と同様に、表示部610上に表示したそれぞ
れのアイコンの識別番号621、622、623を統合情報580に格納し、保持する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、図11に示したアイコンの各識別番号621
、622、623を統合情報580のアイコン番号として保持している。
〔ステップ1829〕
第1の実施形態と同様に、管理者によるアイコンの選択を受け付けると、管理コンソー
ル601は、選択されたアイコンの識別番号をネットワークインタフェース590を介し
て、管理計算機501に送信する。
〔ステップ1833〕
管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525に従って、管理者がマウス
を介して選択した記憶装置を判断する。ここでは、第1の実施形態と同様に、階層構造に
おいて下位の記憶装置(配下の記憶装置)が選択されたか否かを判断する。
選択された記憶装置が配下の記憶装置の場合、後述のステップ1837に進み、配下の
記憶装置でない場合は、後述のステップ1845に進む。
〔ステップ1837〕
本実施形態においても、管理計算機501のCPU511は、各種プログラムを実行す
る際、第一の実施形態と同様に、統合情報580を参照することにより、記憶装置の階層
構成を把握できる。
管理計算機501のCPU511は、選択プログラム525に従って、受信したアイコ
ンの識別番号に対応する記憶装置が、他の記憶装置の配下にあると認識した場合には、第
1の実施形態と同様に、操作警告プログラム526を実行し、選択した記憶装置を操作す
るとその上位の記憶装置に影響がある旨を示す画面イメージ640を作成し、管理コンソ
ール601に送信する。ここで、作成され、管理コンソール601に表示される画面イメ
ージ640は、第1の実施形態と同様であるため、ここでは、詳細は説明しない。
〔ステップ1841〕
管理者は、管理コンソール601の表示部610上で、警告を確認すると、確認ボタン
649をマウスカーソル699で押す。管理コンソール601は、確認ボタン649が押
されたことを受け付けると、管理計算機501のCPU511に通知する。
〔ステップ1845〕
管理計算機501のCPU511は、選択されたアイコンの識別番号を受信すると、選
択プログラム525に従って、統合情報580を参照し、受信したアイコンの識別番号に
対応する管理計算機の番号と管理プログラムの番号を取得し、対象となる管理計算機の管
理プログラムに対して、第1の実施形態と同様の、当該記憶装置を管理するための画面イ
メージを管理コンソール601に送信するように指示する。
第1の実施形態との違いは、記憶装置101が選択された場合には、管理計算機501
のCPU511は、選択プログラム525に従って、管理計算機5011の管理プログラ
ム522に対して、画面イメージを管理コンソール601に送信するように指示し、記憶
装置102が選択された場合には、管理計算機501のCPU511は、管理計算機50
12の管理プログラム523に対して、画面イメージを管理コンソール601に送信する
ように指示する点である。
〔ステップ1849〕
管理コンソール601は、各管理プログラム521、522、523から画面イメージ
を受信すると、表示部610の領域615にその画面イメージを表示する。
以上説明したように、本実施形態のように、管理計算機501が、他の管理計算機50
11、5012を介して接続する記憶装置101、102を有する場合であっても、記憶
領域が階層関係を有する場合に、管理計算機501は、各記憶装置201、101、10
2の階層関係を正しく把握し、管理計算機501において管理することができる。階層に
わたってユーザが処理を行おうとする場合には、その旨を通知することができる。
また、本実施形態において、第1の実施形態と同様に、記憶装置の状態変更の通知も、
記憶装置の階層構成に則って処理されるよう構成することができる。これにより、本実施
形態においても、管理者に、階層を意識した通知を行うことができる。
なお、本実施形態および第1の実施形態において、記憶装置の階層関係を、管理計算機
501が記憶装置から周期的あるいは記憶装置からの変更通知をトリガとして取得するこ
とで、記憶装置の階層構成が変わった場合であっても、管理計算機501内で、自動的に
記憶装置の階層構成を把握するための統合情報を更新することができる。
以上の各実施形態によれば、階層化された記憶装置を有するコンピュータシステムの記
憶装置の階層構成を容易に把握できる管理画面を提供できるとともに、管理者が行う操作
が階層化された記憶装置の構成に与える影響を適切に通知することができる。また、以上
の各実施形態によれば、記憶装置の構成等の変更を管理計算機において、適宜取得するこ
とができ、管理者に提示することができる。
従って、以上の各実施形態によれば、管理者の記憶装置の管理を支援することができる
図1は、本発明の第1の実施形態の概要を説明するための図である。 図2は、第1の実施形態のシステム構成図である。 図3は、第1の実施形態の記憶装置201のメモリ223に保持されるプログラムおよびデータの一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態の記憶装置101のメモリ123に保持されるプログラムおよびデータの一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態の管理計算機501のメモリ513に保持されるデータおよびプログラムの一例を示す図である。 図6は、第1および第2の実施形態で使用する識別子フォーマット情報650の一例を示す図である。 図7は、第1および第2の実施形態の記憶領域情報の一例であり、図7(A)は、記憶領域情報248、図7(B)は、記憶領域情報148、図7(C)は、記憶領域情報198の一例を示す図である。 図8は、第1および第2の実施形態の階層情報の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態の統合情報の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態の管理計算機の処理のフローチャートである。 図11は、第1および第2の実施形態の画面イメージである。 図12は、第1および第2の実施形態の画面イメージである。 図13は、第1および第2の実施形態の状態変更通知情報の一例を示す図である。 図14は、第1および第2の実施形態の記憶装置からの通知処理のフローチャートである。 図15は、第2の実施形態のシステム構成図である。 図16は、第2の実施形態の管理計算機のメモリに保持されるプログラムおよびデータの一例を示す図である。 図17は、第2の実施形態の記憶装置201のメモリ223に保持されるプログラムおよびデータの一例を示す図である。 図18は、第2の実施形態の記憶装置101のメモリ123に保持されるプログラムおよびデータの一例を示す図である。 図19は、第2の実施形態の管理計算機識別情報の一例を示す図であり、図19(A)は、管理計算機識別情報243、図19(B)は、管理計算機識別情報143、図19(C)は、管理計算機識別情報193、図19(D)は、管理計算機識別情報243の他の例を示す図である。 図20は、第2の実施形態の管理計算機の処理のフローチャートである。 図21は、第2の実施形態の統合情報の一例を示す図である。
符号の説明
101…記憶装置,102…記憶装置,111…記憶領域,120…管理インタフェー
ス,121…CPU,123…メモリ,125…記憶領域情報取得要求処理プログラム,
127…状態変更通知プログラム,128…管理計算機識別情報取得要求処理プログラム
,130…FCインタフェース,132…リードライト処理モジュール,142…通知先
保持テーブル,143…管理計算機識別情報,148…記憶装置101の記憶領域情報,
161…記憶領域,162…記憶領域,170…管理インタフェース,171…CPU,
173…メモリ,175…記憶領域情報取得要求処理プログラム,177…状態変更通知
プログラム,178…管理計算機識別情報取得要求処理プログラム,192…通知先保持
テーブル,193…管理計算機識別情報,198…記憶装置102の記憶領域情報,20
1…記憶装置,211…記憶領域,212…記憶領域,213…記憶領域,220…管理
インタフェース,221…CPU,223…メモリ,225…記憶領域情報取得要求処理
プログラム,226…階層情報取得要求処理プログラム,227…状態変更通知プログラ
ム,228…管理計算機識別情報取得要求処理プログラム,230…FCインタフェース
,232…リードライト制御モジュール,235…FCインタフェース,238…同期制
御モジュール,242…通知先保持テーブル,243…管理計算機識別情報,245…記
憶装置201の階層情報,247…記憶装置201の記憶領域情報,248…記憶装置2
01の記憶領域情報,301〜304…計算機,310…CPU,320…メモリ,33
0…ネットワークインタフェース,401…FCスイッチ,402…FCスイッチ,50
1…管理計算機,510…FCインタフェース,511…CPU,513…メモリ,52
0…記憶領域情報取得プログラム,521…管理プログラム,522…管理プログラム,
523…管理プログラム,525…選択プログラム,526…操作警告プログラム,52
7…通知先設定プログラム,528…通知改変プログラム,529…管理計算機識別情報
取得プログラム,530…管理計算機識別情報設定プログラム,540…階層情報取得プ
ログラム,570…統合情報(第1の実施形態における),580…統合情報(第2の実
施形態における),601…管理コンソール,610…表示部,611…表示領域,61
5…表示領域,619…表示領域,620…画面イメージ,621…アイコン,622…
アイコン,623…アイコン,629…線分,631…表示領域,632…表示領域,6
33…表示領域,640…画面イメージ,641…表示領域,649…確認ボタン,65
0…識別子フォーマット情報,651…ベンダ名,652…装置名,653…製造番号,
654…記憶領域番号,659…区切り符号,699…マウスカーソル,900…状態変
更通知情報,901…通知元の管理インタフェース番号保持領域,902…メッセージ保
持領域,5011…管理計算機,5012…管理計算機,5101…ネットワークインタ
フェース,5102…ネットワークインタフェース,5901…ネットワークインタフェ
ース,5902…ネットワークインタフェース

Claims (19)

  1. 第一の通信路を介して計算機に接続される記憶装置に、第二の通信路を介して接続される管理計算機であって、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が提供する記憶領域に関する記憶領域情報を取得する記憶領域情報取得手段と、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が保持する記憶装置間の階層関係を示す階層情報であって、第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置を含む、階層的に接続される記憶装置間の階層関係を示す階層情報を取得する階層情報取得手段と、
    前記記憶領域情報取得手段および前記階層情報取得手段において取得した前記記憶領域情報および前記階層情報に従って、前記記憶装置間の階層関係を設定し、統合情報として生成する統合情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする管理計算機。
  2. 請求項1記載の管理計算機であって、
    前記記憶領域情報取得手段において取得した記憶領域情報の数に従って判別された記憶装置の数だけ、それぞれの記憶装置を管理するための管理情報を用意する管理情報生成手段をさらに備え、
    前記統合情報生成手段は、前記記憶装置に当該記憶装置を管理するための管理情報を対応付け、前記統合情報に追加すること
    を特徴とする管理計算機。
  3. 請求項1または2記載の管理計算機であって、
    前記統合情報生成手段において設定した階層関係に従って前記記憶装置を画面に表示させる階層関係表示画面データを生成する画面データ生成手段と、
    前記画面データ生成手段で生成した前記階層関係表示画面データを、自身に接続されている出力装置に送信する画面データ送信手段と、をさらに備えること
    を特徴とする管理計算機。
  4. 請求項3記載の管理計算機であって、
    前記画面データ生成手段は、前記生成した階層関係表示画面データ内で前記記憶装置を特定する記憶装置表示データを生成し、当該記憶装置表示データを識別する情報を、前記統合情報に追加して保持すること
    を特徴とする管理計算機。
  5. 請求項4記載の管理計算機であって、
    前記出力装置から所定の前記記憶装置表示データの選択の指示を受け付けると、前記統合情報を参照し、当該選択された記憶装置表示データに対応する前記管理情報を抽出し、当該抽出した管理情報を前記出力装置に送出する管理手段選択手段と、をさらに備えること
    を特徴とする管理計算機。
  6. 請求項4記載の管理計算機であって、
    前記出力装置から所定の前記記憶装置表示データの選択の指示を受け付けると、前記統合情報を参照し、当該選択された記憶装置表示データに対応付けられて保持されている記憶装置を抽出し、当該抽出した記憶装置が、計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第一の記憶装置であるか、前記第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置であるか判断し、前記第二の記憶装置と判断された場合、警告メッセージを生成し、前記出力装置に送信する警告メッセージ生成手段をさらに備えること
    を特徴とする管理計算機。
  7. 請求項3から6いずれか1項記載の管理計算機であって、
    前記第二の通信路を介して接続されている記憶装置から状態変更の通知を受信すると、前記統合情報を参照して当該状態変更通知の送信元の記憶装置が、計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第一の記憶装置または、前記第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置のいずれであるか判断し、前記第二の記憶装置と判断された場合、前記統合情報を参照し、前記受信した通知の内容に、前記統合情報から得られる階層関係を反映して新たな表示メッセージを生成する通知改変手段をさらに備えること
    を特徴とする管理計算機。
  8. 第一の通信路を介して計算機に接続される記憶装置に、第二の通信路を介して接続される管理計算機であって、
    演算装置とメモリとを備え、
    前記演算装置は、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が提供する記憶領域に関する記憶領域情報を取得する処理と、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が保持する記憶装置間の階層関係を示す階層情報であって、第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置を含む、階層的に接続される記憶装置間の階層関係を示す階層情報を取得する処理と
    前記記憶領域情報および前記階層情報に従って、前記記憶装置間の階層関係を設定し、統合情報として生成し、前記メモリに格納する処理と、
    前記メモリに格納された前記統合情報を出力する処理と、を行うこと
    を特徴とする管理計算機。
  9. 請求項8記載の管理計算機であって、
    前記演算装置は、
    前記記憶領域情報の数に従って判別された記憶装置の数だけ、それぞれの記憶装置を管理するための管理情報を生成し、前記メモリに格納する処理をさらに行い、
    前記統合情報を生成し、前記メモリに格納する処理において、前記記憶装置に当該記憶装置を管理するための管理情報を対応付けて前記統合情報に追加すること
    を特徴とする管理計算機。
  10. 第一の通信路を介して計算機に接続される記憶装置に、第二の通信路を介して接続される管理計算機のコンピュータを、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が提供する記憶領域に関する記憶領域情報を取得する記憶領域情報取得手段と、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が保持する記憶装置間の階層関係を示す階層情報であって、第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置を含む、階層的に接続される記憶装置間の階層関係を示す階層情報を取得する階層情報取得手段と、
    前記記憶領域情報取得手段および前記階層情報取得手段において取得した前記記憶領域情報および前記階層情報に従って、前記記憶装置間の階層関係を設定し、統合情報として生成する統合情報生成手段と、
    前記統合情報生成手段において生成した前記統合情報を出力する出力手段と
    して機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムであって、
    前記管理計算機のコンピュータを
    前記記憶領域情報取得手段において取得した記憶領域情報の数に従って判別された記憶装置数だけ、それぞれの記憶装置を管理するための管理情報を用意する管理情報生成手段としてさらに機能させ、
    前記統合情報生成手段を、前記記憶装置に当該記憶装置を管理するための管理情報を対応付け、前記統合情報に追加するようさらに機能させるためのプログラム。
  12. 計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第一の記憶装置および第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置のそれぞれを1以上含む記憶装置群と、前記記憶装置を管理する管理計算機と、前記計算機と前記記憶装置群との間を接続する第一の通信路と、前記記憶装置群と前記管理計算機との間を接続する第二の通信路とからなる計算機システムであって、
    前記管理計算機は、請求項1から9のいずれかの管理計算機であること
    を特徴とする計算機システム。
  13. 第一の通信路を介して計算機に接続される記憶装置に、第二の通信路を介して接続される管理計算機における記憶装置管理方法であって、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が提供する記憶領域に関する記憶領域情報を取得する記憶領域情報取得ステップと、
    前記第二の通信路を介して接続される前記記憶装置から、当該記憶装置が保持する記憶装置間の階層関係を示す階層情報であって、第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置を含む、階層的に接続される記憶装置間の階層関係を示す階層情報を取得する階層情報取得ステップと、
    前記記憶領域情報および前記階層情報に従って、前記記憶装置間の階層関係を設定し、統合情報として生成する統合情報生成ステップと、
    を備えることを特徴とする記憶装置管理方法。
  14. 請求項13記載の記憶装置管理方法であって、
    前記記憶領域情報取得ステップにおいて取得した記憶領域情報の数に従って判別された記憶装置数だけ、それぞれの記憶装置を管理するための管理情報を用意する管理情報生成ステップをさらに備え、
    前記統合情報生成ステップにおいて、前記記憶装置に当該記憶装置を管理するための管理情報を対応付け、前記統合情報に追加する処理をさらに行うこと
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  15. 請求項13または14記載の記憶装置管理方法であって、
    前記統合情報に従って、前記記憶装置の階層関係を表示させる階層関係表示画面データを生成する画面データ生成ステップと、
    前記画面データ生成ステップで生成した前記階層関係表示画面データを、自身に接続されている出力装置に送信する画面データ送信ステップと、をさらに備えること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  16. 請求項15記載の記憶装置管理方法であって、
    前記画面データ生成ステップは、
    前記生成した階層関係表示画面データ内で前記記憶装置を特定する記憶装置表示データを生成するステップと、
    当該記憶装置表示データを識別する情報を、前記統合情報に追加して保持するステップとを備えること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  17. 請求項16記載の記憶装置管理方法であって、
    前記出力装置から所定の前記記憶装置表示データの選択の指示を受け付けると、前記統合情報を参照し、当該選択された記憶装置表示データに対応する前記管理情報を抽出し、当該抽出した管理情報を前記出力装置に送出する管理情報選択ステップとをさらに備えること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  18. 請求項17記載の記憶装置管理方法であって、
    前記出力装置から所定の前記記憶装置表示データの選択の指示を受け付けると、前記統合情報を参照し、当該選択された記憶装置表示データに対応付けられて保持されている記憶装置を抽出し、当該抽出した記憶装置が、計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第一の記憶装置であるか、前記第一の記憶装置の記憶領域を介して計算機が利用するデータを格納するための記憶領域を提供する第二の記憶装置であるか判断し、前記第二の記憶装置と判断された場合、警告メッセージを生成し、前記出力装置に送信する警告メッセージ生成ステップをさらに備えること
    を特徴とする記憶装置管理方法。
  19. 請求項2記載の管理計算機であって、
    前記第二の通信路を介して、前記記憶装置から、当該記憶装置が既に管理計算機に接続されているか否かを示す管理計算機識別情報を取得する管理計算機識別情報取得手段をさらに備え、
    前記管理情報生成手段は、前記管理計算機識別情報取得手段において管理計算機が接続されていることを示す管理計算機識別情報を取得した記憶装置については、前記管理情報を生成しないこと
    を特徴とする管理計算機。
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