JP4511428B2 - 掃引式指紋認証装置 - Google Patents

掃引式指紋認証装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4511428B2
JP4511428B2 JP2005218425A JP2005218425A JP4511428B2 JP 4511428 B2 JP4511428 B2 JP 4511428B2 JP 2005218425 A JP2005218425 A JP 2005218425A JP 2005218425 A JP2005218425 A JP 2005218425A JP 4511428 B2 JP4511428 B2 JP 4511428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
fingerprint authentication
sweep
authentication device
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005218425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007034783A (ja
Inventor
義人 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Original Assignee
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. filed Critical SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority to JP2005218425A priority Critical patent/JP4511428B2/ja
Publication of JP2007034783A publication Critical patent/JP2007034783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4511428B2 publication Critical patent/JP4511428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

本発明は、掃引式指紋認証装置、特に複製された指紋による誤認証を防止する手段を備えた掃引式指紋認証装置に関する。
特定の登録された個人のみに特定の操作を許容するような場合に、その登録されたデータと個人データを照合するための個人認証装置が使用されるが、その個人認証装置として指紋を利用する指紋認証装置がある。この指紋認証装置は、センサにより取得した指紋データを事前に登録された指紋データと照合することで認証操作を行った個人を特定している。
しかしながら、一般的な指紋認証装置では、単に取得した指紋パターンと登録されている指紋パターンを照合するだけであるので、指そのものからもしくは残留指紋からシリコンゴム等により複製された偽造指紋を使用して不正に照合操作が行われるおそれがある。そこで、このような問題を解決するため、従来、指紋認証装置に電極を設け、被検体と電極で構成される共振回路のインピーダンスの違いにより、接触させた或いは近接させた被検体が生体の指であるか複製された指であるかを判別するようにしたものがある(特許文献1参照)。
また、指紋認証装置に感圧センサを設け、被検体の脈拍パターンを計測することで、接触ないし近接させた被検体が生体の指であるか複製された指であるかを判別するようにしたものがある(特許文献2)。
特開2000−172833号公報 特開平06−187430号公報
しかしながら、上記指紋認証装置は、被検体が生体の指か複製された指かを判別するための生体判別手段を指紋認証装置に組み込む必要があるため、既設の指紋認証装置に対応させるためには、装置の大幅な改造を伴い困難であった。
ところで、指紋認証装置には、センサ部に設置した指を静止させた状態で指紋を読み取るものの他、図1に示すようなライン状のセンサ部を横切るように指を動かす掃引式指紋認証装置1が存在する。掃引式指紋認証装置1は基台2にライン状のセンサ部3が埋め込まれた構成であり、指をガイド部4に沿って動かし、この指を動かす過程で指の指紋を読み取るようにしたものである。
そこで、本発明は、指紋認証装置のうち、図1に示すような掃引式指紋認証装置1において、既設の指紋認証装置であっても簡単でかつ安価な方法により複製された指による認証を妨げることができるような指紋認証装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の掃引式指紋認証装置では、センサ部の前後の一方または両方に指の動きに抵抗を与える突起を設けることを特徴としている。
また、前記突起部をセンサ部の前後に形成することにより、シリコン等のような比較的硬い材料により複製された指を使用する不正操作を有効に妨げることができる。
また、前記突起は指の移動方向に対して横方向に配列された複数個の突起により形成することができる。この場合、配列された突起は中央部が低く両側に向けて順次高さを高くして掃引操作する指のガイドの機能を与えることができる。
また、突起部を形成する突起の形状を、指が導入される先端側にエッジを形成し、センサ部に対向する端部側は流線型とすることにより、複製された指に対しては効果的に損傷を与え、生体指に対しては掃引操作に影響を与えないようにしている。
本発明によれば、たとえば、ゼラチンなどの柔らかい素材で複製した指を認証に使用しようとする場合、掃引する過程で突起部により複製された指が破壊され、認証を行うことが不可能となる。
また、シリコンのような比較的硬い素材で複製された指を認証に用いようとした場合、突起部によりセンサの表面に指が接触せず、認証ができなくなる。
このように、本発明によれば、複製された指を使用する不正操作を防止し、指紋認証装置のセキュリティレベルを高めるとともに、既存の指紋認証装置でも容易に改造することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
なお、本発明による掃引式指紋認証装置10は基本的には図1に示した指紋認証装置1と同様な構成を備えるものであり、共通する部位については同一の符号を使用して説明する。
図2は本発明の実施形態の掃引式指紋認証装置(以下、単に「指紋認証装置」という。)10を示す。指紋認証装置10は図1に示したものと同様に、基台2にライン状のセンサ部3が設けられ、基台2の両側には移動する指を案内するガイド部4が設けられている。本実施形態になる指紋認証装置10は、センサ部3の前後両方に指の動きにある程度の抵抗を与える突起部5,6を設けている。突起部5,6は、それぞれ複数個の突起5a,5a・・及び6a,6a・・を横方向に配列して設けられている。
図3に突起5a,6aの一例を示す。(a)は斜視図であり、(b)は(a)図の矢印(イ)方向から視た側面図である。突起5a,6aは、図3(a)、(b)に例示するような形状をなすもので、実際の指を当てて動かしたとき、指の表面がセンサ部3に接触することを許容する程度の大きさとされ、また、指を傷つけないように丸みをおびた滑らかな形状としているが、先端部には鋭角なエッジ部eが設けられている。このエッジ部eは意図的に移動する指が引っかかるようにするもので、矢印(ロ)の方向から移動する生体の指に対しては損傷を与えることなく、ゼラチンのような柔らかい材料の複製された指に対しては容易に損傷を与えるような輪郭形状とされている。また、エッジ部eと反対側の端部は流線型部fとなし、矢印(ロ)とは反対方向の移動、即ち、センサ部を通過した後の移動に対してはその移動を円滑に行えるようにしている。
なお、突起部5,6を形成する突起5a,6aの高さは一様である必要はなく、例えば、配列された突起5a,5a,・・・のうち、中央部の高さを低く、両サイドに向けて順次高さを高くすることで、移動する指のガイドの機能を与えるようにすることもできる。
図4を参照して本発明による突起部5,6の作用効果を説明する。
突起部5,6が設けられた掃引式指紋認証装置10により認証を行う場合は、指を矢印のように掃引することにより行うが、例えば、前述のように、ゼラチンのような柔らかい材料により複製された指紋を使用して認証が行われようとすると、掃引の過程で突起5a,6aの先端に形成されたエッジ部eに引っかかり複製された指紋が損傷され、意図された不正な認証が行われないこととなる。なお、図3(b)の矢印(ロ)は指の掃引方向とエッジ部eの関係を示している。
また、図4に示すように、突起部5,6はセンサ部3を挟むようにして前後方向に設けられているが、突起部5及び突起部6の間隔dを所定の値に設定することにより、シリコンなどの硬い材料により複製された指が使用された場合は、図示のように突起部5,6により複製された指がセンサ部3に接近できず隙間が生じ、センサ部3と指が接触せず、認証が行われない。
突起5a,6aの形状は図3に示したものに限らず、種々の変形が可能であり、図5は突起の他の例を示している。本例においても、指の移動方向(ロ)に対して鋭角なエッジ部eを形成しており、上述と同様な作用効果を奏する。
なお、上述の例では、センサ部3を挟んで突起部5,6を形成しているが、必ずしも、センサ部3の両側に設ける必要はなく、例えば、指紋認証装置10が指の移動方向を特定するような場合には、指の導入側のみに形成するようにするようにしてもよい。この場合であっても、突起部とセンサ部間隔や各突起の高さを工夫することにより、シリコン等の硬い材料による複製指に対しても有効に不正認証を防ぐことができる。
掃引式指紋認証装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る掃引式指紋認証装置の構成を示す図である。 突起部の突起の形状を示す図である。 本発明の突起の作用を説明する図である。 突起の他の例を示す図である。
符号の説明
1,10 掃引式指紋認証装置
2 基台
3 センサ部
4 ガイド部
5,6 突起部
5a,6a 突起

Claims (5)

  1. 指紋を読み取るためのセンサ部を備え、該センサ部上を指を移動させて認証を行う掃引式指紋認証装置において、指を掃引する移動方向に関して前記センサ部の前側の位置に、指が導入される先端側にエッジ部が形成され、移動される複製指に対して損傷を与える突起を設けたことを特徴とする掃引式指紋認証装置。
  2. 前記突起をセンサ部の前後に形成したことを特徴とする請求項1に記載の掃引式指紋認証装置。
  3. 前記突起を指の移動方向に対して横方向に複数個形成した請求項1または請求項2に記載の掃引式指紋認証装置。
  4. 配列された突起は中央部が低く両側に向けて順次高さを高くした請求項3に記載の掃引式指紋認証装置。
  5. 前記突起は、前記エッジ部と反対側の端部側は流線型とされる請求項1乃至請求項4に記載の掃引式指紋認証装置。
JP2005218425A 2005-07-28 2005-07-28 掃引式指紋認証装置 Active JP4511428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218425A JP4511428B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 掃引式指紋認証装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218425A JP4511428B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 掃引式指紋認証装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007034783A JP2007034783A (ja) 2007-02-08
JP4511428B2 true JP4511428B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=37793953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005218425A Active JP4511428B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 掃引式指紋認証装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4511428B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026139A1 (ja) * 2002-09-17 2004-04-01 Fujitsu Limited 生体情報取得装置および生体情報による認証装置
JP2004344342A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sony Corp 指紋照合装置
JP2005173700A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Canon Inc 指紋読み取り装置及び個人認証システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026139A1 (ja) * 2002-09-17 2004-04-01 Fujitsu Limited 生体情報取得装置および生体情報による認証装置
JP2004344342A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sony Corp 指紋照合装置
JP2005173700A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Canon Inc 指紋読み取り装置及び個人認証システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007034783A (ja) 2007-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4883185B2 (ja) 生体情報読取装置,生体情報読取方法,及び生体情報読取プログラム
KR100792088B1 (ko) 지문 대조 장치 및 지문 센서
JP2007323564A5 (ja)
US7471810B2 (en) Renewal method and renewal apparatus for an IC card having biometrics authentication functions
JP4599320B2 (ja) 指紋認証装置、生体指判定装置および生体指判定方法
WO2011070886A1 (ja) 偽指判別装置
EP1417633B1 (en) Fingerprint scar recognition method and apparatus
WO2011077879A1 (ja) 偽指判定装置
KR101828800B1 (ko) 반사파를 이용한 위·변조 지문 검증 방법 및 장치
ATE367618T1 (de) Verfahren und einrichtung zur überprüfung von fingerabdrücken
JP7315067B2 (ja) 生体撮像装置、生体撮像方法、および、プログラム
JP4511428B2 (ja) 掃引式指紋認証装置
JP3709803B2 (ja) パターン照合装置とそのパターン照合方法、及びパターン照合プログラム
JP2007511845A (ja) 双方向走査指紋センサ
JP7008367B2 (ja) インピーダンスを用いた偽造指紋判別装置及び方法
KR100749516B1 (ko) 카드 처리장치
Lee et al. Fingerprint watermarking with tamper localization and exact recovery using multi-level authentication
KR20060009062A (ko) 생체측정 정보 확인장치 및 그 방법
Liu et al. Ridge Orientation Estimation and Verification Algorithm for Fingerprint Enhancement.
JP5944712B2 (ja) 静脈認証システム、静脈認証装置および静脈認証方法
Sahasrabudhe Fingerprint image enhancement using unsupervised hierarchical feature learning
JP2016224692A (ja) 指静脈認証装置
JP2004215807A (ja) 生体判別器及び指紋認証装置
JP5292500B2 (ja) 指静脈認証装置
WO2019221020A1 (ja) カードリーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4511428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160514

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250