JP4478387B2 - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents

自動取引装置および自動取引システム Download PDF

Info

Publication number
JP4478387B2
JP4478387B2 JP2002548641A JP2002548641A JP4478387B2 JP 4478387 B2 JP4478387 B2 JP 4478387B2 JP 2002548641 A JP2002548641 A JP 2002548641A JP 2002548641 A JP2002548641 A JP 2002548641A JP 4478387 B2 JP4478387 B2 JP 4478387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
operator
determination
assistance
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002548641A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2002046988A1 (ja
Inventor
秀行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2002046988A1 publication Critical patent/JPWO2002046988A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4478387B2 publication Critical patent/JP4478387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • G06Q20/108Remote banking, e.g. home banking
    • G06Q20/1085Remote banking, e.g. home banking involving automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/32Record keeping
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/40Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for devices for accepting orders, advertisements, or the like
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/202Depositing operations within ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、例えば、金融機関において、顧客が作成した帳票をスキャナを用いて読み込み、その記載内容に基づいて種々の取引処理を行なうために用いて好適な、自動取引装置および自動取引システムに関する。
近年、金融機関においては、サービスの合理化/省力化の推進に伴って、窓口で行なわれていた種々の業務を、自動取引装置が行なうようになってきている。 このような自動取引装置においては、顧客が記入した帳票をスキャナによって読み取り、その画像データをOCR(Optical Character Recognition)処理する事によってその記載内容を文字認識し、その記載内容に基づいて種々の取引処理を行なうようになっている。
また、自動取引装置においては、OCR処理において種々の原因によって文字の誤認識が生じることがあり、このように誤認識された情報を修正する必要がある。
従来の自動取引装置として、顧客が自動取引装置の機能を用いてかかる誤認識された情報を修正するものが知られている。図14(a),(b)は従来の自動取引装置の入出力装置(タッチパネル)の表示例を示す図であって、図14(a)は文字認識の結果をスキャナによって取得された画像データと対比して示す図、図14(b)は認識結果を修正する場合のタッチパネルの表示例を示す図である。
従来の自動取引装置において、図14(a)に示すようなタッチパネルの表示画面で誤認識を確認した顧客は、その入力機能を用いて誤認識された情報の修正を行なう。例えば受取人氏名を修正する場合には、顧客は、図14(b)に示すように、タッチパネルに表示された50音キーボードを用いて、受取人氏名の修正入力を行なうようになっている。
しかしながら、このようなタッチパネルに表示された50音キーボードを用いた修正作業は繁雑であり、自動取引装置における修正作業は顧客にとって必ずしも使い易いものではなく、特に漢字の修正は英数字や仮名文字に比べて煩雑であり、高齢者等にとって多大な負担となっている。
また、通信回線を通じて接続されたオペレータ端末にその認識結果とともに帳票のイメージデータを送信し、オペレータが、自動端末に備え付けられた通話装置を介して顧客と対話しながら修正補助を行なう自動取引システムも知られている。
しかしながら、このような従来の自動取引システムにおいては、帳票における文字認識の結果にかかわらず常にオペレータが顧客と対話するようになっているので、修正が不要な場合や、修正内容が簡易でありオペレータによる修正補助が不要な場合においても、オペレータが顧客と対話しなければならず、オペレータの負荷が増大するという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、必要に応じてオペレータの修正補助を要求することにより、オペレータの負荷を軽減することができる、自動取引装置および自動取引システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の自動取引装置は、文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、この帳票画像取得部によって取得された画像情報に基づいて、帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、この文字認識部による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、この判断部がオペレータによる補助が必要であると判断した場合に、オペレータによる補助を要求する補助要求部とをそなえて構成され、文字認識部が、帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、判断部が、予め帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された文字の認識率を所定の修正補助条件として、この項目における認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、数字のみによって構成される項目についての所定の修正補助条件としての認識率を、それ以外の項目についての所定の修正補助条件としての認識率よりも低くすることを特徴としている。
なお、判断部が、2以上の判断条件に基づいて、オペレータの補助が必要であるか否かを判断するものであり、判断部での2以上の判断条件の適用順位を設定する順位設定部をそなえてもよい。
また、所定の判断条件が、更に顧客に関する情報であり、顧客に関する情報種毎に修正補助条件が設定されてもよく、又、更に取引種類であり、取引種類に関する情報種毎に修正補助条件が設定されてもよい。
さらに、判断部が、所定の判断条件として、日付を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断してもよく、又、所定の判断条件として、時刻を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断してもよい。
なお、本発明の他の自動取引装置は、金融機関における自動取引装置であって、文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、この帳票画像取得部によって取得された画像情報に基づいて、帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、この帳票画像取得部によって取得された帳票画像に基づいて、帳票における取引が自行宛振込取引あるいは他行宛振込取引であるかを認識する帳票認識部と、この文字認識部による認識結果が帳票認識部によって認識された帳票の種類に対応する所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、この判断部がオペレータによる補助が必要であると判断した場合に、オペレータによる補助を要求する補助要求部とをそなえて構成され、文字認識部が、帳票認識部によって認識された帳票の種類に対応させて、帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、判断部が、帳票の種類に対応させて予め帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された文字の認識率を所定の修正補助条件として、帳票の種類に対応した項目における認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、他行宛振込取引において要求される帳票の種類に対応した項目についての所定の修正補助条件としての認識率を、自行宛振込取引において要求される帳票の種類に対応した項目についての所定の修正補助条件としての認識率よりも高くすることを特徴としている。
また、本発明の自動取引システムは、文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、この帳票画像取得部によって取得された画像情報に基づいて、帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、この文字認識部による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、この判断部がオペレータによる補助が必要であると判断した場合に、オペレータによる補助を要求する補助要求部とからなる自動取引装置をそなえるとともに、オペレータが帳票による入力処理に対して補助を行なう入力補助部を有するオペレータ端末をそなえて構成され、文字認識部が、帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、判断部が、予め帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された文字の認識率を所定の修正補助条件として、この項目における認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、数字のみによって構成される項目についての所定の修正補助条件としての認識率を、それ以外の項目についての所定の修正補助条件としての認識率よりも低くすることを特徴としている。
なお、判断部が、2以上の判断条件に基づいて、オペレータの補助が必要であるか否かを判断するものであり、判断部での2以上の判断条件の適用順位を設定する順位設定部をそなえてもよい。
また、所定の判断条件が、更に顧客に関する情報であり、顧客に関する情報種毎に修正補助条件が設定されてもよく、又、更に取引種類であり、取引種類に関する情報種毎に修正補助条件が設定されてもよい。
さらに、判断部が、所定の判断条件として、日付を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断してもよく、又、所定の判断条件として、時刻を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断してもよい。
た、オペレータ端末が、所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえてもよい。又、自動取引装置による処理を監視する監視装置をそなえてもよく、更に、この監視装置が、所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえてもよい。
さらに、顧客に関する情報を有する管理端末をそなえてもよく、又、この管理端末が、所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえてもよい。
なお、本発明の他の自動取引システムは、金融機関における自動取引システムであって、文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、この帳票画像取得部によって取得された画像情報に基づいて、帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、この帳票画像取得部によって取得された帳票画像に基づいて、帳票における取引が自行宛振込取引あるいは他行宛振込取引であるかを認識する帳票認識部と、この文字認識部による認識結果が帳票認識部によって認識された帳票の種類に対応する所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、この判断部がオペレータによる補助が必要であると判断した場合に、オペレータによる補助を要求する補助要求部とからなる自動取引装置をそなえるとともに、オペレータが帳票による入力処理に対して補助を行なう入力補助部を有するオペレータ端末をそなえて構成され、文字認識部が、帳票認識部によって認識された帳票の種類に対応させて、帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、判断部が、帳票の種類に対応させて予め帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された文字の認識率を所定の修正補助条件として、帳票の種類に対応した項目における認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、他行宛振込取引において要求される帳票の種類に対応した項目についての所定の修正補助条件としての認識率を、自行宛振込取引において要求される帳票の種類に対応した項目についての所定の修正補助条件としての認識率よりも高くすることを特徴としている。
このように、本発明の自動取引装置および自動取引システムによれば、以下の効果ないし利点がある。
(1)文字認識部による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断し、オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、オペレータによる補助を要求するので、オペレータの補助が不要である場合についてまでオペレータが処理を行なうことがなく、オペレータに過大な負荷が集中することがない。又、オペレータを効率的に用いることができる。
(2)顧客に関する情報に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、補助が必要であると考えられる顧客(例えば高齢者やVIP待遇者)はオペレータによる補助を受けることができ、顧客に対するサービスの質が向上する。
(3)帳票における文字の認識率に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば、文字の認識率が低い場合にはオペレータの補助が必要であると判断するので、入力される情報の精度が向上し、システムの信頼性を向上させることができる。又、顧客に対するサービスの質も向上する。
(4)帳票の所定の項目における文字の認識率に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば、帳票による入力処理に対して顧客による修正が比較的煩雑である場合にはオペレータの補助が必要であると判断するので、顧客に対するサービスの質が向上する。
(5)取引種類に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば特定種類の取引については、文字の認識率が比較的高い場合でもオペレータの補助を要求するので、入力される情報の精度を向上させることができ、システムの信頼性を向上させることができる。
(6)日付や時間を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば、顧客で混み合う日付や時刻には自動的にオペレータの補助が要求されるので、混雑時に顧客が自動取引装置の前で滞るような状況が解消され、混雑が緩和されひいては顧客に対するサービスの質が向上する。
(7)顧客に関する情報,取引種類,帳票における文字の認識率,帳票の所定の項目における文字の認識率,日付および時刻のうちの2以上の判断条件に基づいて、オペレータの補助が必要であるか否かを判断するとともに、これらの2以上の判断条件の適用順位を設定することにより、例えば自動取引装置の利用状況等に応じてこれらの判断条件の適用順位を設定するので、顧客に対するサービスの質が向上する。
(8)所定の判断条件を変更することにより、オペレータの負荷や自動取引装置の利用状況等に応じてこれらの修正補助条件を任意に変更することができ、オペレータを効率的に用いることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態としての自動取引システム50の構成を示すブロック図であり、この図1に示すように、自動取引システム50は、自動取引装置1,オペレータ端末2,監視装置3,HOST/営業店サーバ(管理装置)4および公衆回線5をそなえて構成されている。
この自動取引システム50は、例えば、銀行等の金融機関における種々の取引処理を行なうものであり、各店舗毎に少なくとも1つの自動取引装置1をそなえ、これらの自動取引装置1を用いて、顧客が新規口座の開設や振込,預け入れ等の種々の取引処理を行なうようになっている。そして、以下、本自動取引システム50を銀行業務に適用した場合について説明する。
なお、図1中においては、自動取引システム50において、便宜上、1台の自動取引装置1がそなえられているが、それに限定するものではなく、実際には、複数の自動取引装置1をそなえて構成されることが多い。同様に、図1中において、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4がそれれ1台つそなえられているが、それに限定するものではなく、それぞれ必要に応じて複数台そなえてもよい。
自動取引装置1は、図1に示すように、スキャナ(帳票画像取得部)11,帳票認識部12,文字認識部13,取引制御部14,データ送受信部27,タッチパネル28,修正補助指示入力部29および修正補助通話装置30をそなえて構成されている。
なお、これらの各部の機能は、実際には自動取引装置1にそなえられた図示しない記憶装置(ハードディスク,メモリ等)に格納されたプログラムをCPU(図示省略)が実行することにより実現されるようになっている。
また、本自動取引装置1の記憶装置には、判定優先度情報22,帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25および日付/時刻判定情報26が格納されている。
スキャナ(帳票画像取得部)11は、文字情報が記入または印刷された帳票(例えば図10の振込依頼書C3参照)の画像情報を取得するものであり、例えば顧客が本自動取引装置1に挿入した帳票をこのスキャナ11が読み取ることにより、帳票の画像データ(画像情報)が入力されるようになっている。
帳票認識部12は、帳票の種類を認識するものであり、例えば、スキャナ11によって取得された画像データに基づいて帳票の種類を認識するようになっている。
図2は、帳票単位判定情報23の例を示す図であって、帳票の種類(帳票種)とオペレータによる修正補を要求するための条件(修正補条件)との関係の一例を示す図であるが、帳票の種類としては、例えばこの図2に示すように、自行宛の振込取引,他行宛の振込取引,新規口座開設等がある。
なお、帳票認識部12による帳票種類の認識は、スキャナ11によって取得された画像情報に基づいて行なう他に、例えば、予め帳票に形成した認識用マーク(パンチ穴,切り欠き,識別記号,バーコード等)によって行なってもよく、又、顧客が操作時において自動取引装置1から帳票種類を入力することによって行なってもよい。
また、この帳票認識部12は、その認識結果を取引制御部14における修正補助判定処理部15に送信するようになっている。
文字認識部13は、スキャナ11によって取得された画像データに基づいて、帳票に記入または印刷された文字を認識するものであって、具体的には、スキャナ11によって取得された画像情報に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行なうようになっている。
また、文字認識部13は、OCR処理の結果、帳票中の全文字数に対して文字認識を行なうことができたと考えられる文字数の割合を、帳票における文字の認識率として算出するようになっている。更に、文字認識部13は、帳票を構成する項目毎に、各項目における全文字数に対して文字認識を行なうことができたと考えられる文字数の割合を、各項目における文字の認識率として算出するようになっている。
すなわち、文字認識部13が帳票を構成する項目毎に文字認識を行なうようになっており、更に、帳票の所定の項目における文字の認識率を算出するようになっているのである。
例えば、帳票が他行宛の振込用紙であって、図14(a)に示すような、“振込先”,“受取人口座番号”,“受取人氏名”および“依頼人氏名”からなる項目をそなえて構成されている場合について説明する。
図14(a)に示す例においては、帳票に記載された全文字数は31文字である。又、“受取人口座番号”の項目には7文字の数字(「1234567」)が記載されており、この内、認識できなかった文字が1つである(数字「5」)。従って、帳票における文字認識率は約97%、又、“受取人口座番号”の項目における文字認識率は約86%となる。
そして、文字認識部13は、算出した各文字認識率を修正補助判定処理部15に受け渡すようになっている。
データ送受信部27は、公衆回線5を介してオペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4と種々のデータの送受信通信を可能にするためのものである。
タッチパネル28は、例えば液晶タッチパネルにより構成されており、入力結果やメッセージ等を表示するための表示機能と、顧客が種々の入力処理を行なうための入力機能とをそなえるものである。顧客は、このタッチパネル28に表示されたメッセージに従って、タッチパネル28上の所定の箇所(ボタン)をタッチ(押下)することにより入力を行なうことができるようになっている。
なお、本実施形態においては、上記のごとく表示機能と入力機能とを兼ね備えたタッチパネル28をそなえて構成されているが、これに限定するものではなく、表示用のディスプレイと入力用のキーボードとを別々にそなえて構成してもよい。
修正補助指示入力部29は、顧客がオペレータによる修正補助を望む場合にオペレータに対してその旨を通知したり、逆に、顧客がオペレータによる修正補助を望まない場合にオペレータに対してその旨を通知するためのものである。この修正補助指示入力部29による通知動作は、タッチパネル28の表示画面上に表示したボタン、もしくは、タッチパネル28の表示画面以外の箇所にそなえたスイッチ(ボタン)等を顧客が操作することにより実行されるように構成してもよい。
修正補助通話装置30は、顧客がオペレータと通話するためのものであり、例えば、スピーカとマイクとを有する受話器によって構成されている。
取引制御部14は、本自動取引装置1において、預入,払出,振込等の入出金処理や登録処理等の種々の取引処理を制御するものであり、図1に示すように、帳票による入力処理に対してオペレータによる修正補助が必要であるか否かを判断する修正補助判定処理部15をそなえて構成されている。
この修正補助判定処理部15は、文字認識部13による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部として機能するようになっており、更に、オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、データ送受信部27を用いて、公衆回線5を介してオペレータ端末2に対して、オペレータによる補助を要求する補助要求部として機能するようになっている。
修正補助判定処理部15は、図1に示すように、判定優先度制御処理部(順位設定部)16,顧客指示判定処理部17,帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21をそなえて構成されている。
本自動取引装置1においては、顧客によるオペレータに対する修正補助の要求を許容するか否かを予め設定することができるようになっており、又、オペレータの修正補助の拒否を顧客が許容するか否かについても予め設定することができるようになっている。顧客指示判定処理部17は、例えばこれらの設定を特定のフラグを用いて判断することにより、顧客によるオペレータに対する修正補助の要求を許容するか否かや、オペレータの修正補助の拒否を顧客が許容するか否かを判断するようになっている。
すなわち、本自動取引装置1においては、予め修正補助指示入力部29の機能を有効又は無効に設定することができるようになっており、顧客指示判定処理部17によってその設定を判断することができるようになっている。
なお、修正補助指示入力部29の機能が無効になっている場合には、顧客は修正補助指示入力部29を用いて、帳票による入力処理に対してオペレータの修正補助を要求することができない。
顧客指示判定処理部17が、帳票による入力処理に対して顧客がオペレータに対して修正補助を要求することが許容されていると判断した場合に、顧客が修正補助指示入力部29を用いてオペレータによる修正補助を要求した場合には、オペレータ端末2に対して修正補助要求が行なわれるようになっている。
図8(a),(b)は本自動取引装置1のタッチパネル28の表示例を示す図であって、(a)は文字認識の結果をスキャナによって取得された画像データと対比して示す図、(b)は認識結果を修正する場合のタッチパネルの表示例を示す図である。
本自動取引装置1において、スキャナ11によって取得した画像データに基づいて文字認識部13が帳票に記載された文字を認識すると、図8(a)に示すように、タッチパネル28の表示画面に、スキャナ11によって取得した画像データと文字認識部13によって認識された文字とを各項目毎に上下に並べて表示することにより、これらを対応させて表示されるようになっている。
また、この図8(a)に示すように、文字認識ができなかった文字については「?」で表示されるようになっている。なお、この図8(a)に示す例においては、受取人口座番号において文字認識ができなかった文字があり、又、受取人氏名において誤認識が生じている。
そして、顧客が受取人口座番号を修正する場合には、図8(b)に示すように、タッチパネル28に表示されたテンキーを用いて、正しい受取人口座番号に修正することができるようになっている。
なお、図8(b)に示す例においては、タッチパネル28に表示されたテンキーはカーソル移動キーをそなえていないので、部分的に修正するのではなく、正しい口座番号を新たに入力した後に確認ボタンを押下することにより修正処理を行なう。
また、図8(a)に示すタッチパネル28の表示画面において、後述する修正補助通話装置30としての機能を起動させるボタンを表示し、このボタンを押下することにより、顧客がオペレータと通話できるようにしてもよい。
なお、ここで顧客が受取人氏名を修正する場合には、図14(a),(b)において示した従来の自動取引装置と同様の手法により、タッチパネル28に表示された50音キーボードを用いて、受取人氏名の修正入力を行なうこともできる。
帳票単位判定処理部18は、文字認識部13による帳票単位の文字認識結果に基づいて、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するものであり、帳票単位判定情報23に登録されている修正補助条件(図2参照)を参照して、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するようになっている。
図2は帳票単位判定情報23の例を示す図であって、この帳票単位判定情報23は、帳票の種類(帳票種)とオペレータによる修正補を要求するための条件(修正補条件)とを対応付けて構成されたものである。以下、この図2に示す帳票単位判定情報23に基づいて帳票単位判定処理部18が判定を行なう場合について説明する。
帳票単位判定処理部18は、帳票認識部12によって認識された帳票の種類に応じて、文字認識部13による文字認識の結果について、帳票全体の文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率を、所定の修正補助条件と比較するようになっている。
例えば、帳票が自行宛振込取引を行なうためのものである場合には、帳票単位判定処理部18は、帳票全体の文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率(帳票における文字の認識率)が、修正補助条件である70%以下であるか否かを判断する。そして、その帳票における文字の認識率が70%以下である場合に、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する。
同様に、帳票が他行宛の振込取引を行なうためのものである場合には、帳票単位判定処理部18は、帳票全体の文字に対する文字認識を行なうことが出来た文字の比率が、修正補助条件である90%以下であるか否かを判断し、帳票が新規口座開設を行なうためのものである場合には、帳票単位判定処理部18は、帳票全体の文字に対する文字認識を行なうことが出来た文字の比率が、修正補助条件である95%以下であるか否かを判断するようになっている。
そして、それらの帳票における文字の認識率が修正補助条件(90%,95%)以下である場合に、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する。
なお、他行宛振込取引の修正補助条件(文字認識率)が自行宛振込取引の修正補助条件(文字認識率)よりも高い理由は、自行宛振込取引の場合には、スキャナ11によって取得した画像イメージが自社内で保存されるので、必要に応じて帳票の記載内容を確認することができるのに対して、他行宛振込取引の場合には容易に帳票の記載内容を確認することが出来ないので、他行宛振込取引の場合にはオペレータによる修正補助を積極的に行なうことにより入力精度を向上させるためである。
また、新規口座開設については、顧客に対するサービスを向上させるため、その修正補助条件(文字認識率)を高く設定している(95%)。
項目単位判定処理部19は、文字認識部13による、帳票を構成する項目毎の文字認識結果について、各項目毎に、各項目中における全文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率を、修正補助条件と比較するようになっている。
なお、帳票単位判定情報23を構成する情報種や修正補助条件は予め設定されるようになっており、更に、これらの情報種や修正補助条件は、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4にそれぞれそなえられている情報変更部(判断条件変更部)34によって任意に設定することができるようになっている。
そして、項目単位判定処理部19は、項目単位判定情報24に登録されている修正補助条件(図3参照)を参照して、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するようになっている。
図3は項目単位判定情報24の例を示す図であって、この項目単位判定情報24は、項目の種類(帳票種)とオペレータによる修正補を要求するための条件(修正補条件)とを対応付けて構成されたものである。以下、この図3に示す項目単位判定情報24に基づいて項目単位判定処理部19が判定を行なう場合について説明する。
項目単位判定処理部19は、項目“受取人口座番号”に記載された全文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率(所定の項目における文字の認識率)が、修正補助条件である30%以下であるか否かを判断する。そして、その項目における文字の認識率が30%以下である場合に、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する。
同様に、項目単位判定処理部19は、項目“受取人氏名”に記載された全文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率や、項目“依頼人氏名”に記載された全文字数に対する文字認識を行なうことが出来た文字数の比率が、それぞれ修正補助条件である90%以下であるか否かを判断するようになっている。そして、その項目における文字の認識率が90%以下である場合に、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する。
なお、項目“受取人口座番号”の修正補助条件(文字認識率)が項目“受取人氏名”や項目“依頼人氏名”の修正補助条件(文字認識率)よりも低い理由は、受取人口座番号は基本的に数字のみによって構成されるものであるので、その修正作業は受取人氏名や依頼人氏名の入力と比較して容易であり、その修正作業が顧客にとって大きな負担ではないと考えられるからである。
また、項目単位判定情報24を構成する情報種や修正補助条件は予め設定されるようになっており、更に、これらの情報種や修正補助条件は、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4にそれぞれそなえられている情報変更部34によって任意に設定することができるようになっている。
顧客情報判定処理部20は、顧客に関する情報に基づいて、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するものである。この顧客情報判定処理部20は、例えば、顧客がタッチパネルから入力した種々の情報(口座番号,電話番号等)や、顧客が挿入したキャッシュカードに登録されている情報,文字認識部13によって認識された情報(顧客名や口座番号)等に基づいて、顧客を特定するようになっている。
そして、顧客情報判定処理部20は、顧客情報判定情報25に登録されている修正補助条件(図4参照)を参照して、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するようになっている。
図4は顧客情報判定情報25の例を示す図であって、この顧客情報判定情報25は、顧客に関する情報の種類(情報種)とオペレータによる修正補を要求するための条件(修正補条件)とを対応付けて構成されたものである。以下、この図4に示す顧客情報判定情報25に基づいて顧客情報判定処理部20が判定を行なう場合について説明する。
顧客情報判定処理部20は、HOST/営業店サーバ4にそなえられている顧客情報35を参照して、上述のごとく特定した顧客について、“年齢”,“取引履歴”,“待遇”についての各情報を取得する。
そして、顧客情報判定処理部20は、これらの取得した顧客に関する情報を顧客情報判定情報25と比較して、「年齢が60歳以上」,「取引履歴が過去1年以上取引がない」,「待遇がVIP以上」の少なくともいずれか1つを満たす場合には、上述した帳票単位判定処理部18および項目単位判定処理部19の判定にかかわらず、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断するようになっている。
なお、顧客の年齢が60歳以上の場合にオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する理由は、高齢者に対するサービスを向上させる為である。又、過去1年以上取引が無い顧客やVIP待遇の顧客の場合にオペレータによる修正補助を行なうべきであると判断する理由は、このような顧客に対するサービスを向上させることにより、顧客の満足度を向上させることが必要であると考えられるからである。
また、顧客情報判定情報25を構成する情報種や修正補助条件は予め設定されるようになっており、更に、これらの情報種や修正補助条件は、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4にそれぞれそなえられている情報変更部34によって任意に設定することができるようになっている。
日付/時刻判定処理部21は、顧客が入力処理を行なっている日付や時刻等に基づいて、オペレータによる修正補助を要求するか否かを判断するものである。この日付/時刻判定処理部21は、例えば、本自動取引装置1にそなえられた時計(図示省略)やカレンダー(図示省略)に基づいて日付や時刻,曜日等を特定するようになっている。
そして、日付/時刻判定処理部21は、日付/時刻判定情報26に登録されている修正補助条件(図5参照)を参照して、オペレータによる修正補助を要求するか否かを判断するようになっている。
図5は日付/時刻判定情報26の例を示す図であって、この日付/時刻判定情報26は、日付,曜日および時刻(情報種)とオペレータによる修正補を要求するための条件(修正補条件)とを対応付けて構成されたものである。以下、この図5に示す日付/時刻判定情報26に基づいて日付/時刻判定処理部21が判定を行なう場合について説明する。
日付/時刻判定処理部21は、本自動取引装置1の時計およびカレンダーを参照してその取引が行なわれている時刻,日付および曜日を取得し、日付/時刻判定情報26と比較して、「時刻が20時以前」,「曜日が木曜日もしくは金曜日」,「日付が20日〜31日」の少なくともいずれか1つを満たす場合には、上述した帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19および顧客情報判定処理部20の判定にかかわらず、修正補助判定処理部15はオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断するようになっている。
なお、これらの判断条件を満たす場合にオペレータによる修正補助を要求するべきであると判断する理由は、一般的に、これらの「時刻が20時以前」,「曜日が木曜日もしくは金曜日」,「日付が20日〜31日」のいずれの場合においても、金融機関の自動取引装置の利用率が高くなり混雑するおそれがあるからであり、このような場合には、処理を迅速に行なうために、オペレータによる修正補助が必要であると考えられるからである。
また、日付/時刻判定情報26を構成する情報種や修正補助条件は予め設定されるようになっており、更に、これらの情報種や修正補助条件は、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4にそれぞれそなえられている情報変更部34によって任意に設定することができるようになっている。
判定優先度制御処理部(順位設定部)16は、帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21のうちいずれによる判断を優先して、帳票による入力処理に対してオペレータによる補助が必要であると判断するかを設定するものであり、これらの帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21による各判断の適用について、優先順位を設定するものである。
すなわち、判定優先度制御処理部16は、顧客に関する情報,取引種類,帳票における文字の認識率,帳票の所定の項目における文字の認識率,日付(曜日)および時刻からなる判断条件の適用順位を設定する順位設定部として機能するものである。
そして、判定優先度制御処理部16は、かかる優先順位を優先度として判定優先度情報22(図6参照)に登録するようになっている。
図6は判定優先度情報22の例を示す図であって、この判定優先度情報22は、帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報2および日付/時刻判定情報26のそれぞれについて、優先度A〜Dによって適用順位が設定されている。具体的には、優先度はA,B,C,Dの順番で低くなるようになっている。
この図6に示す判定優先度情報22においては、日付/時刻判定情報2,顧客情報判定情報25,項目単位判定情報24,帳票単位判定情報23の順番で適用されるように優先順位が設定されている。
なお、判定優先度制御処理部16における優先順位は予め設定されるようになっており、更に、この優先順位は、オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4にそれぞれそなえられている情報変更部34によって任意に設定することができるようになっている。
そして、修正補助判定処理部15は、判定優先度情報22に設定されている優先度に従って帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断するようになっている。
公衆回線5は、インターネットや専用線等の通信回線であって、自動取引装置1,オペレータ端末2,監視装置3およびHOST/営業店サーバ4をそれぞれ相互に通信可能に接続するものである。なお、この公衆回線5としては、顧客に関する情報等の外部への漏洩を防止する為に、専用線やポイントツーポイントシステムによって構築することが望ましい。
オペレータ端末2は、オペレータが種々の処理を行なうためのものであって、修正補助通話装置31,データ送受信部32,データ表示/修正/追加部(入力補助部)33および情報変更部(判断条件変更部)34をそなえて構成されている。
修正補助通話装置31は、自動取引装置1にそなえられた修正補助通話装置30と同様に、例えばスピーカとマイクとを有する受話器によって構成されており、オペレータは、この修正補助通話装置31を用いて、自動取引装置1における顧客と通話をすることができるようになっている。
データ送受信部32は、自動取引装置1や監視装置3,HOST/営業店サーバ4と通信するためのものである。
データ表示/修正/追加部33は、自動取引装置1から送信された画像データや取引データを、図7に示すように、オペレータ端末2の表示装置(図示省略)に表示させ、又、この取引データをオペレータによって修正させるためのものであり、例えば、オペレータ端末2の記憶装置(図示省略)に格納されたプログラムをCPU(図示省略)によって実行することにより実現されるものである。
図7はオペレータ端末2の表示装置の表示例を示す図であり、この図7に示すように、データ表示/修正/追加部33は、自動取引装置1から送信された画像データと取引データとを対比させて示すようになっている。
例えば、この図7においては、自動取引装置1のスキャナ11によって取得した画像データと、文字認識部13によるその認識結果とを、帳票を構成する項目毎に、上下方向に並べて表示することにより、オペレータがその誤認識を発見し易くするようになっている。又、文字認識ができなかった文字については「?」で表示されるようになっている。なお、この図7に示す例においては、受取人口座番号において文字認識ができなかった文字があり、又、受取人氏名において誤認識が生じている。
オペレータはオペレータ端末2の表示装置を参照しながらその取引データ(認識結果)を修正したり、新たな情報を追加したりすることができるようになっている。すなわち、このデータ表示/修正/追加部33は、オペレータが帳票による入力処理に対して補助を行なう入力補助部として機能するようになっている。 情報変更部34は、自動取引装置1の判定優先度情報22,帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25および日付/時刻判定情報26の内容を変更するものであり、オペレータがこの情報変更部34を用いて、上述したこれらの判定優先度情報22,帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25および日付/時刻判定情報26を任意に変更することができるようになっている。すなわち、この情報変更部34は所定の判断条件を変更する判断条件変更部として機能するようになっている。
監視装置3は、自動取引システム50における種々の処理を監視するものであって、自動取引装置1による処理を監視するようになっている。この監視装置3は、情報変更部(判断条件変更部)34およびデータ送受信部32をそなえて構成されている。なお、情報変更部34およびデータ送受信部32は、前述したオペレータ端末2の情報変更部34およびデータ送受信部32とほぼ同一の機能をそなえているのでその説明は省略する。
HOST/営業店サーバ(管理端末)4は、例えば営業所や地区センター等にそなえられ、顧客に関する情報を有する管理端末であり、図1に示すように、情報変更部(判断条件変更部)34,データ送受信部32をそなえる他、図示しない記憶部に顧客情報35をそなえている。
顧客情報35は、顧客に関する種々の情報(氏名,口座番号,住所,電話番号,年齢,待遇,取引履歴等)を登録して構成したデータベースであり、自動取引装置1の顧客情報判定処理部20やオペレータ端末2から、顧客名や口座番号等を検索キーとして、年齢,待遇,取引履歴等の情報を参照できるようになっている。
なお、情報変更部34およびデータ送受信部32は、前述したオペレータ端末2の情報変更部34およびデータ送受信部32とほぼ同一の機能をそなえているのでその説明は省略する。
上述の構成により、本発明の一実施形態としての自動取引装置1における処理を、振込帳票に基づく振込取引を例として、図10〜図13を参照しながら図9(a)〜図9(c)に示すフローチャート(ステップA10〜A270に従って)に従って説明する。
なお、図10は本自動取引装置1における処理の流れをタッチパネル28の表示例(表示画面C1,C2)や帳票例(振込依頼書C3)とともに示す図(ステップB10〜B60)、図11は本自動取引装置1における処理の流れおよびオペレータ端末2における処理の流れをタッチパネル28の表示例(表示画面C4)とともに示す図(ステップB70〜B170)、図12は本自動取引装置1における処理の流れおよびオペレータ端末2における処理の流れをタッチパネル28の表示例(表示画面C5,C6)とともに示す図(ステップB180〜B240)、図13はタッチパネル28の表示例を示す図である。
取引制御部14は、タッチパネル28に図10の表示画面C1に示すような「お引出」,「残高照会」,「お振込」および「入金」のうちいずれの取り引きを行なうかを顧客に選択させる旨のメニューを表示させ(ステップA10,ステップB10)、タッチパネル28からの入力を待つ(ステップA20)。
そして、取引制御部14は、顧客のタッチパネル28における選択に従って、それぞれの取り引きを行なう。以下、本実施形態においては、顧客がタッチパネル28において「お振込」のボタンを選択した場合について説明する。
顧客が、タッチパネル28において「お振込」のボタンを押下した場合には(ステップA20の「お振込」ルート参照)、取引制御部14は、顧客に対して所定の事項を記入した帳票をスキャナ11に挿入することを要求する画面(例えば図10の表示画面C2)を、タッチパネル28に表示させる(ステップA30,ステップB20)。又、取引制御部14はスキャナ11に対して帳票の画像イメージの取得を依頼する(ステップA40,ステップB30)。
顧客が所定の事項(図10の振込依頼書C3に示す例においては、銀行名,支店/営業所名,口座番号,お受取人名およびご依頼人名)を記入した帳票を自動取引装置1のスキャナ11に挿入すると、帳票認識部12が帳票の画像イメージ等に基づいて帳票の種類を判別する(ステップA50,ステップB40)。又、帳票認識部12は、帳票を構成する項目と毎の画像イメージを切り出す(ステップA60,ステップB50)。
文字認識部13は、帳票認識部12によって切り出された項目毎に、文字の認識を行なう(ステップA70,ステップB60)。
次に、判定優先度制御処理部16が、オペレータによる修正補助を行なうか否かを、所定の優先度に従って判定する(ステップA80,ステップB70)
ここで、本実施形態としての自動取引装置1においては、(1)取引日付/時刻,(2)顧客情報,(3)項目毎の文字認識率,(4)帳票全体の文字認識率の順で、オペレータによる修正補助の要否を判定するようになっている。なお、顧客が修正補助指示入力部29を用いてオペレータによる修正補助を要求した場合には、これらの判断条件に優先して、オペレータによる修正補助が行なわれる。 先ず、日付/時刻判定処理部21が、本自動取引装置1の時計およびカレンダーを参照してその日付,時刻,を取得して、日付/時刻判定情報26と比較し(ステップA90,A100)、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断する(ステップA150,ステップB80)。
具体的には、取引が行なわれている日付等が日付/時刻判定情報26に設定されている判断条件のいずれも満たさない場合には(ステップA150のNOルート,ステップB80のNOルート参照)、判定優先度制御処理部16は、オペレータによる修正補助の要否の判定について、次の優先度の判断条件があるか否かを判断する(ステップA160)。
そして、他の判断条件がある場合には(ステップA160のYESルート参照)、その判断条件について、オペレータによる修正補助を要求するべきであるか否かを判断する。
すなわち、顧客情報判定処理部20が、当該取引を行なっている顧客に関する情報をHOST/営業店サーバ4の顧客情報35から取得して、顧客情報判定情報25と比較し(ステップA110,A120)、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断する(ステップA150,ステップB80)。
そして、取引を行なっている顧客に関する情報が顧客情報判定情報25に設定されている判断条件のいずれも満たさない場合には(ステップA150のNOルート,ステップB80のNOルート参照)、判定優先度制御処理部16は、オペレータによる修正補助の要否の判定について、次の優先度の判断条件があるか否かを判断する(ステップA160)。
そして、他の判断条件がある場合には(ステップA160のYESルート参照)、その判断条件について、オペレータによる修正補助を行なうべきであるか否かを判断する。
すなわち、項目単位判定処理部19が、帳票を構成する各項目における文字認識率を取得して、項目単位判定情報24と比較し(ステップA130)、オペレータによる修正補助を要求するか否かを判断する(ステップA150,ステップB80)。
また、帳票を構成する各項目における文字認識率が、項目単位判定情報24に設定されている判断条件のいずれも満たさない場合には(ステップA150のNOルート,ステップB80のNOルート参照)、判定優先度制御処理部16は、オペレータによる修正補助の要否の判定について、次の優先度の判断条件があるか否かを判断する(ステップA160)。
そして、他の判断条件がある場合には(ステップA160のYESルート参照)、その判断条件について、オペレータによる修正補助を行なうべきであるか否かを判断する。
すなわち、帳票単位判定処理部18が、帳票全体における文字認識率を取得して、帳票単位判定情報23と比較し(ステップA140)、オペレータによる修正補助を行なうか否かを判断する(ステップA150,ステップB80)。
そして、判定優先度制御処理部16は、オペレータによる修正補助の要否の判定について、次の優先度が設定されている判断条件があるか否かを判断する(ステップA160)。
他の判断条件がない場合には(ステップA160のNOルート参照)、修正補助判定処理部15は、オペレータによる修正補助が不要であると判断して、タッチパネル28に、図8(a)に示すような、顧客に対して修正を要求するメニューを表示する(ステップA170)、
また、修正補助判定処理部15は、顧客によって修正補助指示入力部29を用いて、オペレータへの修正補助要求が行なわれていないかを確認する(ステップA180)。ここで、顧客が修正補助指示入力部29を用いて、オペレータへの修正補助要求を行なわない場合には(ステップA180のNOルート参照)、取引制御部14は、タッチパネル28に、図8(a)に示すような確認用の画面を表示させた後、図8(b)に示すような顧客用の修正画面を表示させて顧客に修正処理を行なわせる(ステップA190)。
その後、取引制御部14は、タッチパネル28に、表示画面C5(図12参照)の如き取引内容の確認用画面を表示する(ステップA260,ステップB200)。ここで、顧客が「修正」を選択すると、取引制御部14は、図8(a)に示すような、顧客に対して修正を要求するメニューを再表示する(ステップB210)。そして、図8(b)に示すような顧客用の修正画面を表示させて顧客に修正処理を行なわせた後(ステップB220)、ステップB200へ移行する。 また、顧客が「確認」を選択して取引内容について確認すると、その取引データをHOST/営業店サーバ4に送信し(ステップA270,ステップB230)、ステップA10に戻る。すなわち、図12の表示画面C6に示すような「お引出」,「残高照会」,「お振込」および「入金」のうちいずれの取り引きを行なうかを顧客に選択させる旨のメニューを表示させるのである(ステップB240)。
なお、図12の表示画面C5において、顧客が「取消」ボタンを選択した場合も、本自動取引装置1は取引を中止してステップA10に戻る。
一方、修正補助判定処理部15が、オペレータによる補助修正が必要であると判断したり、修正補助指示入力部29によって顧客がオペレータの補助を要求したりした場合には(ステップA150のYESルート,ステップA180のYESルートおよびステップB80のYESルート参照)、修正補助判定処理部15は、顧客がオペレータと通話するべく、修正補助通話装置30に対して回線の接続を指示して(ステップA200,ステップB90)、オペレータ端末2のオペレータを呼び出し、オペレータによる補助を要求する(ステップA210,ステップB100)。
自動取引装置1からの呼び出しに対して、オペレータがオペレータ端末2にそなえられている修正補助通話装置31の受話器(ハンドセット)を取ることにより(ステップB110)、修正補助通話部30とオペレータ端末2からの接続が確立する(ステップB120)。なお、オペレータ端末2のデータ送受信部32は、自動取引装置1から公衆回線5を介して、帳票の画像データおよび文字認識結果が送信されるのを待機する。
そして、取引制御部14は、スキャナ11によって取得した帳票の画像データと、文字認識部13によって文字認識した認識結果とをデータ送受信部27に受け渡し、オペレータ端末2への送信を依頼し(ステップB130)、データ送受信部27はこれらのデータをオペレータ端末2に対して送信する(ステップA220,ステップB140)。
オペレータ端末2のデータ送受信部32は、自動取引装置1からデータが送信されるのを待機する(ステップB150)。そして、オペレータ端末2のデータ送受信部32は、自動取引装置1からデータを受信するとそれらのデータをデータ表示/修正/追加部33に受け渡し、データ表示/修正/追加部33は、図7に示すように、これらのデータを項目毎に上下方向に並べて表示させる(ステップB160)。
なお、ここで、顧客指示判定処理部17において、顧客の指示によってオペレータに対して修正補助を拒否することができるように設定されている場合には、図13に示すようなメッセージを「中止」ボタンとともにタッチパネル28に表示することにより、顧客が「中止」を選択するとオペレータによる修正補助を拒否したりその修正結果を無効にしたりすることができる。
そして、自動取引装置1においては、取引制御部14は、オペレータ端末2との通信が確立すると、図11の表示画面C4に示すように、オペレータと通話が可能である旨のメッセージをタッチパネル28に表示させる(ステップA230,ステップB170)。
オペレータは、顧客と修正補助通話装置31,30を用いて通話による確認等を行ないながら、データ表示/修正/追加部33によって、文字認識されたデータの修正や不足情報の追加等の処理を行なう(ステップA240)。
自動取引装置1においては、オペレータ端末2から修正等が行なわれたデータの受信を待機し(ステップB180)、オペレータ端末2は、その修正等を行なったデータを、データ送受信部32を用いて自動取引装置1に送信する(ステップB190)。
そして、取引制御部14はオペレータ端末2からの修正等が行なわれたデータを受信し(ステップA250)、ステップA260(ステップB200)へ移行し、前述と同様の処理を行なう。
このように、本発明の一実施形態としての自動取引装置1や自動取引システム50によれば、文字認識部13による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断し、所定の判断条件を満たす場合にオペレータが修正補助を行なうので、オペレータの補助が不要である場合についてまでオペレータが処理を行なうことがなく、オペレータに過大な負荷が集中することがない。又、オペレータを効率的に用いることができる。
例えば自動取引装置1の台数が増えた場合においても、オペレータに過大な負荷が集中することがなく、オペレータの人件費やオペレータ端末2の台数を削減することができ、本自動取引システム50を維持するための費用を削減することができる。
また、顧客情報判定処理部20により、顧客に関する情報に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、補助が必要な顧客はオペレータによる補助を受けることができ、顧客に対するサービスの質が向上する。例えば、顧客が高齢である場合やVIP待遇である場合等には、オペレータによる修正補助を行なうようになっているので、顧客が修正を行なう必要がなく、顧客の満足度を向上させることができる。
また、日付や時間を考慮してオペレータによる補助が必要であるか否かを判断することにより、日付や時刻に応じてオペレータの補助を行なうことができる。すなわち、自動取引装置1の利用率が高くなり顧客で混み合う日付や時刻(20時以前,週末,月末等)には、自動的にオペレータの補助が要求されオペレータによる修正補助を行なうようになっているので、文字認識結果の修正に要する時間を短縮することができ、混雑時に顧客が自動取引装置の前で滞るような状況が解消され、混雑が緩和されひいては顧客に対するサービスの質が向上する。
さらに、帳票における文字の認識率に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば、文字の認識率が低い場合にはオペレータの補助が必要であると判断するので、入力される情報の精度を向上させることができ、システムの信頼性を向上させることができ、又、顧客に対するサービスの質が向上する。
また、帳票の所定の項目における文字の認識率に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば、帳票による入力処理に対して顧客による修正が比較的煩雑である場合にはオペレータの補助が必要であると判断するので、顧客に対するサービスの質が向上する。
さらに、取引種類に基づいて、帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断することにより、例えば特定種類の取引については、文字の認識率が比較的高い場合でもオペレータの補助を要求するので、入力される情報の精度を向上させることができ、システムの信頼性を向上させることができる。
そして、文字認識部13による文字認識について、帳票における文字認識率が所定の修正補助条件を満たしているか否かによってオペレータによる修正補助を行なうか否かを判断するとともに、帳票の種類、すなわち取引の種類に応じて修正補助条件を変えて、特定の取引(帳票種類)の場合には文字認識率が比較的低い場合においても、オペレータによる修正補助を行なわないようにすることにより、例えば自動取引装置1の台数が増えた場合においても、オペレータに過大な負荷が集中することがなく、オペレータの人件費やオペレータ端末2の台数を削減することができ、本自動取引システム50を維持するための費用を削減することができる。
同様に、帳票を構成する項目の種類に応じてオペレータに対して修正補助を要求する条件(文字認識率)を設定して、特定の項目においては文字認識率が比較的低い場合においても、オペレータによる修正補助を行なわないようにすることによっても、オペレータの人件費やオペレータ端末2の台数を削減することができ、本自動取引システム50を維持するための費用を削減することができる。
例えば、タッチパネル28に表示された50音キーボードを用いるような修正作業は顧客に代わってオペレータが行なうようにすることにより、顧客の満足度を向上させることができる。
また、オペレータ端末2や監視装置3およびHOST/営業店サーバ4における情報変更部34によって、帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25および日付/時刻判定情報26の各修正補助条件を任意に設定することができるようになっているので、オペレータの負荷や自動取引装置1の利用状況等に応じてこれらの修正補助条件を任意に変更することができ、オペレータを効率的に用いることができる。
さらに、帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21によって、顧客に関する情報,取引種類,帳票における文字の認識率,帳票の所定の項目における文字の認識率,日付および時刻のうちの2以上の判断条件に基づいて、オペレータの補助が必要であるか否かを判断するとともに、判定優先度制御処理部16によって、これらの2以上の判断条件の適用順位を設定することにより、例えば自動取引装置1の利用状況等に応じてこれらの判断条件の適用順位を設定するので、顧客に対するサービスの質が向上する。
また、オペレータ端末2や監視装置3,HOST/営業店サーバ4における情報変更部34によって所定の判断条件(帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25,日付/時刻判定情報26)を変更することにより、自動取引装置1の使用状況やオペレータ負荷等に応じてオペレータの補助を要求するレベルを変更することができ、オペレータに過大な負荷が集中することがない。又、オペレータを効率的に用いることができる。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、判定優先度情報22,帳票単位判定情報23,項目単位判定情報24,顧客情報判定情報25および日付/時刻判定情報26は、自動取引装置1の記憶装置にそなえられているが、それに限定するものではなく、自動取引装置1以外にそなえてもよく、例えば、監視装置3やHOST/営業店サーバ4,オペレータ端末2にそなえてもよい。
また、上述した実施形態では、銀行業務(特に振込)に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、顧客が記入した帳票をスキャナにより読み取って行なう取引、例えば、各種有価証券にかかる取引や貸金業務にかかる取引,チケットや定期券等の発行にかかる取引等の種々の取引にも、上述した実施形態と同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上述した実施形態では、判定優先度制御処理部16は、帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21による各判断の適用について、優先順位を設定しているが、これに限定されるものではなく、帳票単位判定処理部18,項目単位判定処理部19,顧客情報判定処理部20および日付/時刻判定処理部21による判断のうち、いずれかの判断を適用しないようにしてもよい。
なお、本発明の各実施形態が開示されていれば、当業者によって製造することが可能である。
以上のように、本発明の自動取引装置および自動取引システムは、帳票による入力処理に対する修正を行なう機能をそなえた自動取引システムに有用であり、例えば金融機関の自動取引装置に適している。
本発明の一実施形態としての自動取引システムの構成を示すブロック図である。 帳票単位判定情報の例を示す図である。 項目単位判定情報の例を示す図である。 顧客情報判定情報の例を示す図である。 日付/時刻判定情報の例を示す図である。 判定優先度情報の例を示す図である。 オペレータ端末の表示装置の表示例を示す図である 図8(a),図8(b)はいずれも本自動取引装置のタッチパネルの表示例を示す図である。 図9(a)〜図9(c)はいずれも本発明の一実施形態としての自動取引装置における処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての自動取引装置における処理の流れをタッチパネルの表示例や帳票例とともに示す図である。 本発明の一実施形態としての自動取引装置における処理の流れおよびオペレータ端末における処理の流れをタッチパネルの表示例とともに示す図である。 本発明の一実施形態としての自動取引装置における処理の流れおよびオペレータ端末における処理の流れをタッチパネルの表示例とともに示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 図14(a),図14(b)はいずれも従来の自動取引装置の入出力装置の表示例を示す図である。

Claims (19)

  1. 文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該画像情報に基づいて、該帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、
    該文字認識部による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、該帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、
    該判断部が前記オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、該オペレータによる補助を要求する補助要求部とをそなえ、
    該文字認識部が、該帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、該文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、
    該判断部が、予め該帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された前記文字の認識率を所定の修正補助条件として、当該項目における該認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、前記オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、数字のみによって構成される該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率を、それ以外の項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率よりも低くすることを特徴とする、自動取引装置。
  2. 該判断部が、2以上の判断条件に基づいて、前記オペレータの補助が必要であるか否かを判断するものであり、
    該判断部での前記2以上の判断条件の適用順位を設定する順位設定部をそなえることを特徴とする、請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記所定の判断条件が、更に顧客に関する情報であり、該顧客に関する情報種毎に該修正補助条件が設定されることを特徴とする、請求項記載の自動取引装置。
  4. 前記所定の判断条件が、更に取引種類であり、該取引種類に関する情報種毎に該修正補助条件が設定されることを特徴とする、請求項2または請求項3記載の自動取引装置。
  5. 該判断部が、前記所定の判断条件として、日付を考慮して前記オペレータによる補助が必要であるか否かを判断すること特徴とする、請求項記載の自動取引装置。
  6. 該判断部が、前記所定の判断条件として、時刻を考慮して前記オペレータによる補助が必要であるか否かを判断することを特徴とする、請求項記載の自動取引装置。
  7. 金融機関における自動取引装置であって、
    文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該画像情報に基づいて、該帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該帳票画像に基づいて、該帳票における取引が自行宛振込取引あるいは他行宛振込取引であるかを認識する帳票認識部と、
    該文字認識部による認識結果が該帳票認識部によって認識された前記帳票の種類に対応する所定の判断条件を満たすか否かに応じて、該帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、
    該判断部が前記オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、該オペレータによる補助を要求する補助要求部とをそなえ、
    該文字認識部が、該帳票認識部によって認識された前記帳票の種類に対応させて、該帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、該文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、
    該判断部が、前記帳票の種類に対応させて予め該帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された前記文字の認識率を所定の修正補助条件として、当該帳票の種類に対応した当該項目における該認識率が該所定の修正補助条件以下である場合に、前記オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、該他行宛振込取引において要求される当該帳票の種類に対応した当該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率を、該自行宛振込取引において要求される当該帳票の種類に対応した当該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率よりも高くすることを特徴とする、自動取引装置。
  8. 文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該画像情報に基づいて、該帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、
    該文字認識部による認識結果が所定の判断条件を満たすか否かに応じて、該帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、
    該判断部が前記オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、該オペレータによる補助を要求する補助要求部とからなる自動取引装置をそなえるとともに、
    該オペレータが該帳票による入力処理に対して補助を行なう入力補助部を有するオペレータ端末をそなえ、
    該文字認識部が、該帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、該文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、
    該判断部が、予め該帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された前記文字の認識率を所定の修正補助条件として、当該項目における該認識率が所定の修正補助条件以下である場合に、前記オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、数字のみによって構成される該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率を、それ以外の項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率よりも低くすることを特徴とする、自動取引システム。
  9. 該判断部が、2以上の判断条件に基づいて、前記オペレータの補助が必要であるか否かを判断するものであり、
    該判断部での前記2以上の判断条件の適用順位を設定する順位設定部をそなえることを特徴とする、請求項8記載の自動取引システム。
  10. 前記所定の判断条件が、更に顧客に関する情報であり、該顧客に関する情報種毎に該修正補助条件が設定されることを特徴とする、請求項記載の自動取引システム。
  11. 前記所定の判断条件が、更に取引種類であり、該取引種類に関する情報種毎に該修正補助条件が設定されることを特徴とする、請求項9または請求項10記載の自動取引システム。
  12. 該判断部が、前記所定の判断条件として、日付を考慮して前記オペレータによる補助が必要であるか否かを判断すること特徴とする、請求項記載の自動取引システム。
  13. 該判断部が、前記所定の判断条件として、時刻を考慮して前記オペレータによる補助が必要であるか否かを判断することを特徴とする、請求項記載の自動取引システム。
  14. 該オペレータ端末が、前記所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえることを特徴とする、請求項8〜1のいずれか1項に記載の自動取引システム。
  15. 該自動取引装置による処理を監視する監視装置をそなえることを特徴とする、請求項8〜1のいずれか1項に記載の自動取引システム。
  16. 該監視装置が、前記所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえることを特徴とする、請求項1記載の自動取引システム。
  17. 顧客に関する情報を有する管理端末をそなえることを特徴とする、請求項8〜1のいずれか1項に記載の自動取引システム。
  18. 該管理端末が、前記所定の判断条件を変更する判断条件変更部をそなえることを特徴とする、請求項1記載の自動取引システム。
  19. 金融機関における自動取引システムであって、
    文字情報が記入された帳票の画像情報を取得する帳票画像取得部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該画像情報に基づいて、該帳票に記入された文字を認識する文字認識部と、
    該帳票画像取得部によって取得された該帳票画像に基づいて、該帳票における取引が自行宛振込取引あるいは他行宛振込取引であるかを認識する帳票認識部と、
    該文字認識部による認識結果が該帳票認識部によって認識された前記帳票の種類に対応する所定の判断条件を満たすか否かに応じて、該帳票による入力処理に対してオペレータの補助が必要であるか否かを判断する判断部と、
    該判断部が前記オペレータによる補助が必要であると判断した場合に、該オペレータによる補助を要求する補助要求部とからなる自動取引装置をそなえるとともに、
    該オペレータが該帳票による入力処理に対して補助を行なう入力補助部を有するオペレータ端末をそなえ、
    該文字認識部が、該帳票認識部によって認識された前記帳票の種類に対応させて、該帳票を構成する項目毎に、認識対象の文字数に対して、該文字認識部により認識を行なうことができた文字の数の割合を認識率として算出し、
    該判断部が、前記帳票の種類に対応させて予め該帳票の所定の項目毎にそれぞれ設定された前記文字の認識率を所定の修正補助条件として、当該帳票の種類に対応した当該項目における該認識率が該所定の修正補助条件以下である場合に、前記オペレータによる補助が必要であると判断するものであって、該他行宛振込取引において要求される当該帳票の種類に対応した当該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率を、該自行宛振込取引において要求される当該帳票の種類に対応した当該項目についての該所定の修正補助条件としての該認識率よりも高くすることを特徴とする、自動取引システム。
JP2002548641A 2000-12-08 2000-12-08 自動取引装置および自動取引システム Expired - Lifetime JP4478387B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2000/008708 WO2002046988A1 (fr) 2000-12-08 2000-12-08 Dispositif de transaction automatique et systeme de transaction automatique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2002046988A1 JPWO2002046988A1 (ja) 2004-04-08
JP4478387B2 true JP4478387B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=11736777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002548641A Expired - Lifetime JP4478387B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 自動取引装置および自動取引システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7756791B2 (ja)
JP (1) JP4478387B2 (ja)
WO (1) WO2002046988A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040225590A1 (en) * 2003-05-08 2004-11-11 Lockheed Martin Corporation Methods and apparatus for automatic bond redemption
JP2006260147A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toshiba Tec Corp 帳票処理装置
JP5641666B2 (ja) * 2006-05-31 2014-12-17 沖電気工業株式会社 伝票照合装置
CN102339495A (zh) * 2010-07-23 2012-02-01 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 自动柜员机和用自动柜员机存入钞票的方法
JP6111924B2 (ja) * 2013-07-26 2017-04-12 沖電気工業株式会社 取引装置及び取引方法
JP6602570B2 (ja) * 2015-06-18 2019-11-06 グローリー株式会社 有価媒体処理装置、有価媒体処理システムおよび有価媒体処理方法
JP6493984B2 (ja) * 2016-07-05 2019-04-03 株式会社近畿システムサービス パスポート情報を利用した免税書類用データ生成装置、免税書類作成システム、および免税書類作成方法。
JP7263721B2 (ja) * 2018-09-25 2023-04-25 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257063A (ja) 1985-09-06 1987-03-12 Hitachi Ltd 自動取引装置の監視方式
US5040226A (en) * 1988-05-31 1991-08-13 Trw Financial Systems, Inc. Courtesy amount read and transaction balancing system
JP2725347B2 (ja) * 1989-02-27 1998-03-11 沖電気工業株式会社 自動取引処理システム
JPH0416817A (ja) 1990-05-10 1992-01-21 Ricoh Co Ltd 変位拡大装置
JPH0516765A (ja) 1990-10-16 1993-01-26 Asmo Co Ltd 乗物用ワイパ装置
JPH04362799A (ja) * 1991-06-10 1992-12-15 Hitachi Ltd ファジィ制御自動取引装置
JPH04372084A (ja) 1991-06-21 1992-12-25 Toshiba Corp 文字認識装置の編集機能起動方式
JPH0757043A (ja) 1993-08-22 1995-03-03 Norihiro Kato 文字認識装置における認識率または誤認率の自動計算の方法
JPH0785185A (ja) * 1993-09-17 1995-03-31 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客情報通報システム
JPH07239892A (ja) 1994-02-28 1995-09-12 Oki Electric Ind Co Ltd ファクシミリによる帳票処理方法及び帳票処理装置
JPH0876965A (ja) 1994-09-07 1996-03-22 Toshiba Corp 音声認識システム
JPH0962758A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Oki Electric Ind Co Ltd 帳票認識処理システム
JPH09293161A (ja) * 1996-04-30 1997-11-11 Fujitsu Kiden Ltd 自動振込装置及び自動振込システム
JPH10222725A (ja) 1997-02-05 1998-08-21 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置の操作遂行システム
US6145738A (en) * 1997-02-06 2000-11-14 Mr. Payroll Corporation Method and apparatus for automatic check cashing
US6047261A (en) * 1997-10-31 2000-04-04 Ncr Corporation Method and system for monitoring and enhancing computer-assisted performance
BR9815131A (pt) * 1997-12-02 2005-05-31 Cash Technologies Inc Rede de transação automatizada, terminal de transação automatizado e, processo para realizar uma transação com um de diversos provedores de serviços a partir de um terminal de transação automatizado
JPH11259202A (ja) 1998-03-12 1999-09-24 Honda Motor Co Ltd 習熟度判定手段を有する対話型コンピュータ・システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7756791B2 (en) 2010-07-13
WO2002046988A1 (fr) 2002-06-13
US20030208425A1 (en) 2003-11-06
JPWO2002046988A1 (ja) 2004-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9477952B2 (en) User alerts for monitored transactions at automatic teller machines
US7481359B2 (en) Automatic transaction system
US7533804B2 (en) User configurable alerts for ATM transactions
US7567924B1 (en) Automated banking machine apparatus and system
JP4478387B2 (ja) 自動取引装置および自動取引システム
JPH01255993A (ja) 金銭出納装置
CN101661649A (zh) 自动交易装置以及自动交易系统
JP5157516B2 (ja) 自動取引装置及びそれを用いた振込システム
US20020002519A1 (en) Consumer transaction facility
JP2010073006A (ja) 表示条件判定装置および取引確認システム
JP2012018503A (ja) 承認システム、承認用端末、サーバ、承認方法、情報管理方法、及びプログラム
JP7045301B2 (ja) 現金配達システムおよび現金配達方法
JP6911299B2 (ja) モバイル通信端末及び現金自動取引システム
JPH1145364A (ja) 連携取引システム
KR100453469B1 (ko) 창구 업무 장치 및 창구 업무 관리 방법
JP2009157594A (ja) 自動取引装置
JP2002312829A (ja) 自動取引装置
JP6600384B2 (ja) 情報処理システム及びプログラム
JP6625591B2 (ja) 取引装置
JP3243141B2 (ja) ファームバンキング処理システム
WO2019198737A1 (ja) 取引システム、取引処理装置、貨幣処理装置及び取引方法
JPH08241452A (ja) 自動窓口機
JPH11219397A (ja) 金融取引契約システム及び金融取引契約方法
JP2008234310A (ja) 自動取引システム、自動取引装置、進捗状況管理装置、自動取引方法及び進捗状況管理方法
KR20080046781A (ko) 금융자동화기기의 장애 발생에 따른 고객 화면 및거래명세표 출력 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070705

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070810

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4478387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term