JP4472679B2 - 決済チケット処理サーバ、システム、その方法およびプログラム - Google Patents

決済チケット処理サーバ、システム、その方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、決済チケット処理サーバ、システム、その方法およびプログラムに関し、より詳細には振込処理を容易に行う決済チケット処理サーバ、システム、その方法およびプログラムに関する。
従来、インターネットサイトにアクセスしてオンライン取引などにおいて支払いをする場合、クレジットなど信用取引に加え、金融機関などへの振込みがよく用いられており、商品あるいはサービスの提供者は金融機関に問い合わせて、支払いを確認して商品発送やサービス提供ができるという利点がある。通常、振込みは指定された金融機関の口座にATMで直接行うほか、郵送により送られた所定事項が書き込まれた振込用紙や店舗内の振込用紙に必要事項を記載して窓口で処理することができる。
一方、近年ではインターネットなどのネットワークを介して金融取引を行うネットバンキングも広く用いられるようになっており、通常の振込処理を端末からネットワークを介して指示してATMを使用したり、店舗に行ったりしなくても行うことができる他、種々の処理が可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−163579号公報
しかしながら、従来の振込システムでは、処理を依頼するたびに振込先の口座や振込金額を入力または書き込む必要があり煩雑である。これはネットバンキングにおいても同様に煩雑である。
振込伝票による振込みでは支払い先の企業なり、個人が振込先口座や金額を予め記入して必要事項を書き込むだけの振込伝票を郵送して、一定の負担の軽減になっており、ネットバンキングにおいても入力負担の軽減が必要になっている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、ネットワークを介した金融取引において効率的に入金指示を行うことを目的とし、特に振込の依頼の際の入力の負担を軽減することが可能な決済チケット処理サーバ、システム、その方法およびプログラムを提供することを目的とする。さらに、振込があった場合の消しこみ負担を軽減することを目的とする。
このような目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、決済チケット処理システムであって、振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行するチケット発行手段と、発行された決済チケットをネットワークを介して送信するチケット送信手段とを含む決済チケット処理サーバと、チケット発行要求をチケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信してメモリに記憶するチケット取得手段と、メモリから記憶された決済チケットを複写し、電子メールに添付して送信するチケット転送手段とを含む振込先コンピュータ装置と、振込先コンピュータ装置から送信された電子メールに添付された決済チケットを受信して記憶するチケット受信手段と、振込先口座および振込金額が入力されると、振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込指示手段を含む複数の振込元コンピュータ装置とを備え、複数の振込元コンピュータ装置の各々は、振込先コンピュータ装置から受信した決済チケットについて振込指示が入力されると、振込指示手段に決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、振込処理手段は、複数の振込元コンピュータ装置の各々から、決済チケットによる振込処理の指示を、オンライン取引の手順により受信すると、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、振込元口座から振込金額を振り込む振込処理を実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の決済チケット処理システムにおいて、複数の振込元コンピュータ装置を備え、チケット取得手段は、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行可能な回数の下限を示す振込下限回数および振込期限を送信し、チケット発行手段は、振込先コンピュータ装置から受信した振込下限回数および振込期限を記憶手段に記憶し、決済チケット処理サーバは、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込期限内に振込下限回数に達しないときは、振込下限回数に達しなかった旨を振込先コンピュータ装置に通知することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の決済チケット処理システムにおいて、チケット取得手段は振込先口座情報及び振込金額とともにチケットパスワードを送信し、チケット発行手段はチケットパスワードを受信して受信したチケットパスワードにより暗号化された決済チケットを発行し、振込元コンピュータ装置はチケットパスワードにより受信した決済チケットを復号するチケット復号手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の決済チケット処理システムにおいて、チケット発行手段は、決済チケットごとに識別情報を割り当てて、割り当てられた識別情報を決済チケットに埋め込むとともに、振込先口座情報及び振込金額と関連付けて記憶手段に記憶し、振込処理手段は識別情報により振込先口座情報及び振込金額について、指示された情報と記憶手段に記憶された情報とを照合することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の決済チケット処理システムにおいて、複数の振込元コンピュータ装置を備え、振込処理手段は振込の指示に従って決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、振込金額を複数回振り込む処理を実行することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の決済チケット処理システムにおいて、チケット取得手段は、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、チケット発行手段は振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、振込処理手段は、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、振込先コンピュータ装置に振込限度回数を超えたことを通知することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の決済チケット処理システムにおいて、チケット取得手段は、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、チケット発行手段は振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、振込処理手段は、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、振込処理の実行を停止することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の決済チケット処理システムにおいて、振込先コンピュータ装置は、振込元コンピュータ装置に商品情報を送信し、同一の振込元コンピュータ装置から注文情報を複数受信したときは、複数の注文の合計額を振込金額とするチケット発行要求を送信し、振込元コンピュータ装置は、送信された商品情報に応答して注文情報を送信することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、決済チケット処理方法であって、決済チケット処理サーバによって、振込先コンピュータ装置から振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行し、発行された決済チケットをネットワークを介して送信する決済チケット処理ステップと、振込先コンピュータ装置によって、チケット発行要求をチケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信してメモリに記憶するチケット取得手段と、メモリから記憶された決済チケットを複写し、電子メールに添付して送信するチケット転送ステップと、複数の振込元コンピュータ装置の各々によって、振込先コンピュータ装置から送信された電子メールに添付された決済チケットを受信して記憶し、振込先口座および振込金額が入力されると、振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込元処理ステップとを備え、振込元処理ステップにおいて、複数の振込元コンピュータ装置の各々によって、受信した決済チケットについて振込指示が入力されると決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、決済チケット処理ステップにおいて、複数の振込元コンピュータ装置の各々から、決済チケットによる振込処理の指示を、オンライン取引の手順により受信すると、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、振込元口座から振込金額を振り込む振込処理を実行するたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の決済チケット処理方法において、振込元処理ステップは、複数の振込元コンピュータ装置により実行され、振込元処理ステップにおいて、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行可能な回数の下限を示す振込下限回数および振込期限を送信し、決済チケット処理ステップにおいて、振込先コンピュータ装置から受信した振込下限回数および振込期限を記憶手段に記憶し、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込期限内に振込下限回数に達しないときは、振込下限回数に達しなかった旨を振込先コンピュータ装置に通知することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の決済チケット処理方法において、振込先処理ステップにおいて、振込先口座情報及び振込金額とともにチケットパスワードを送信し、決済チケット処理ステップにおいてチケットパスワードを受信して受信したチケットパスワードにより暗号化された決済チケットを発行し、振込元処理ステップにおいてチケットパスワードにより受信した決済チケットを復号することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9ないし11のいずれかに記載の決済チケット処理方法において、振込先処理ステップにおいて、決済チケットごとに識別情報を割り当てて、割り当てられた識別情報を決済チケットに埋め込むとともに、振込先口座情報及び振込金額と関連付けて記憶手段に記憶し、決済チケット処理ステップにおいて識別情報により振込先口座情報及び振込金額について、指示された情報と記憶手段に記憶された情報とを照合することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項9ないし12のいずれかに記載の決済チケット処理方法において、決済チケット処理ステップにおいて振込の指示に従って決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、振込金額を複数回振り込む処理を実行することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の決済チケット処理方法において、振込先処理ステップにおいて、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、決済チケット処理ステップにおいて、振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、振込先コンピュータ装置に振込限度回数を超えたことを通知することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の決済チケット処理方法において、振込先処理ステップにおいて、振込先口座情報及び振込金額とともに、振込先口座情報に振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、決済チケット処理ステップにおいて、振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への振込金額の振込回数が記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、振込処理の実行を停止することを特徴とする。 請求項16に記載の発明は、請求項9ないし15のいずれかに記載の決済チケット処理方法において、振込先コンピュータ装置によって、振込元コンピュータ装置に商品情報を送信し、同一の振込元コンピュータ装置から注文情報を複数受信したときは、複数の注文の合計額を振込金額とするチケット発行要求を送信し、振込元コンピュータ装置によって、送信された商品情報に応答して注文情報を送信することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、決済チケット処理システムであって、振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行するチケット発行手段と、発行された決済チケットをネットワークを介して送信するチケット送信手段とを含む決済チケット処理サーバと、チケット発行要求を前記チケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信しメモリに記憶するチケット取得手段とを含む振込先コンピュータ装置と、振込先コンピュータ装置に接続してメモリから決済チケットをダウンロードするチケット受信手段と、振込先口座および振込金額が入力されると、振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込指示手段を含む振込元コンピュータ装置とを備え、振込元コンピュータ装置は、振込先コンピュータ装置からダウンロードした決済チケットについて振込指示が入力されると、振込指示手段に決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、振込処理手段は、振込元コンピュータ装置から、決済チケットによる振込処理の指示を、オンライン取引の手順により受信すると、決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、振込元口座から振込金額を振り込む振込処理を実行することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、決済チケット処理サーバは、振込先コンピュータ装置から振込先口座情報及び振込金額を受信して決済チケットを発行するチケット発行手段と、発行された決済チケットを振込先コンピュータ装置にネットワークを介して送信するチケット送信手段と、振込先コンピュータ装置から発行された決済チケットを受信した振込元コンピュータ装置によって送信された、受信した決済チケットに含まれる振込先口座情報、振込金額及び振込元口座から振込処理を実行するとの振込指示を受信すると、振込元口座から振込先口座情報の口座に振込金額を振り込む振込処理を実行する振込処理手段とを備えているので、ネットワークを介した金融取引において効率的に入金指示を行うことが可能となり、特に振込の依頼の際の入力の負担を軽減することが可能となる。
(本願発明の一実施形態におけるシステム構成)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる一実施形態のシステム全体を示すブロック図である。本実施形態において、決済チケット処理サーバ101は、金融機関システム(図示せず)内にあり、インターネット104を介して、振込先コンピュータ端末102および振込元コンピュータ装置103に接続されている。少なくとも振込元コンピュータ装置103は、ネットワーク104を介して接続し金融機関システムの提供するネットバンキングサービスの入出力を行うことができる。すなわち、金融機関のネットバンキング対象の口座を有する顧客は、振込元コンピュータ装置103、および実施例によっては振込先コンピュータ装置102を通してインターネットにより接続された金融機関システムにアクセスし、対象口座の残高を照会したり、他の口座への振込指示を行ったりすることができる。顧客がこのような操作をする場合は、本技術分野で知られた方法のいずれでも行うことができる。例えば、ネットバンキングのサービスを受けるにあたっては、自己のIDやパスワードを入力し、金融機関システム側ではそれらにより顧客を認証する等の処理がなされるが、これに限られない。
決済チケット処理サーバ101、振込先コンピュータ装置102および振込元コンピュータ装置103は、通常のコンピュータ処理機能を有しているものであり、CPU、メモリの他通常は大容量のデータ記憶部を備え、コンピュータ処理で使用するデータはメモリあるいはデータ記憶部にアクセスして読み出し、あるいは書き込むことができ、またネットワークに接続する機能も有している。したがって、決済チケット処理サーバ101、振込先コンピュータ装置102および振込元コンピュータ装置103は、相互にあるいは単独でデータを受信すると、受信したデータの一部または全部をメモリまたはデータ記憶部に本技術分野で知られた方法により記憶し種々の処理を行うものとする。同様に、処理の結果、抽出あるいは算出されたデータもその一部または全部をメモリまたはデータ記憶部に本技術分野で知られた方法により記憶するものとする。ここで、特に振込元コンピュータ装置103は、上述のようにインターネットバンキングアクセス機能を実装するため、キーボード/マウスあるいはディスプレイ/スピーカなどの入出力機器を備えている必要があるが、決済チケット処理サーバ101や振込先コンピュータ装置102も入出力機能を備えることができ、または備える必要がある場合もある。特に、後述するように振込先コンピュータ装置102は、システムによってはサーバとしてWebサービスを提供する場合もあり、このような場合は、サーバのメンテナンスなど本願発明と直接関係のない機能を提供するために備えられることはあるが、必ずしも入出力機器は必要ではない。一方、ネットワークを介した種々のサービスを受けるような端末あるいはクライアントとして用いられる場合、入出力機器が必要なことが多いと考えられる。このように、これらのサーバ、コンピュータは基本的な情報処理機器の構成を備えながら、システムの要件に応じて本明細書に示す種々の機能を備え、あるいは備えないように構成することができる。
なお、一般に振込元コンピュータ装置103は、図1に示すように複数がネットワークに接続されることがあるが、これは1つの振込先情報を持つ複数の決済チケットが発行されることもあり、また1つだけ発行された決済チケットがコピーされて複数回振込処理に用いられる場合があることを示すものであり、1つの振込元コンピュータ装置103のみネットワークに接続されたシステムとすることもできる。また、本実施形態では、振込元コンピュータ装置103を通常のパーソナルコンピュータあるいはクライアント装置として示しているが、本発明はこれに限られず、データ処理およびネットワーク接続が可能な装置であれば、携帯端末やハンドヘルドコンピュータはもちろん、携帯電話等も使用することができる。
ここで、本願発明の決済チケットは、振込先口座情報あるいは振込金額などの振込情報(必要な場合にはさらに振込期限などの情報)などの情報を含む一塊の電子データであって、その形式、形態は特に限定されないが、何らかのプロトコルによりネット間を伝送、例えばサーバからクライアントにダウンロードしたり、電子メールに添付したりできるものである。本願発明では、このような決済チケットをネットワークあるいはコンピュータ間で転送させ、支払い者(すなわち振込元)が決済チケットを入手すると、そこの含まれる情報に振込元の口座情報などをあわせ、金融機関に振込を指示することにより、これらの情報を改めて入力し直すといった負担をかけずに入金処理ができるシステムを提供するものである。なお、本実施形態で口座情報とは、口座を特定する情報であって、例えば口座番号が典型的であるが、これに限られることなくネットバンキング用の会員番号など目的が達成されるいずれの情報も含むものとする。
具体的に本実施形態を例に説明すると、決済チケット処理サーバ101は、図2に示すように決済チケット発行部201、決済チケット送受信部202および振込処理部203を備える。図2は、決済チケット処理サーバ101のモジュール構成を示す図である。決済チケット処理部201は決済チケット送受信部202を介して振込情報を入手し、振込情報を含む決済チケットを発行し、発行された決済チケットは決済チケット送受信部202を介して振込先コンピュータ装置102に送信される。
ここで、決済チケット処理サーバ101は、通常決済チケット発行するとともにデータ記憶部に関連情報を記憶しておくことができる。記憶された関連情報により、最終的に振込処理がされたとき、発行した決済チケットとの照合が可能になり、振込先コンピュータ装置102への振込確認を効率的に行うことができる。これに伴いさらに、決済チケット発行ごとに一意の識別番号(または識別ID)を付与することもでき、この識別番号によって上記の照合をより迅速に、確実に行うことができる。
振込処理部203は、決済チケットが転送されていった結果、振込元コンピュータ103から決済チケットを用いて振込処理の指示を受信すると、所定の振込処理を実行するが、本実施形態ではネットバンキングの機能を用いることができる。すなわち、振込処理部203はネットバンキングにより振込元コンピュータ装置103から振込が指示された場合の処理と同じモジュール構成で同様の処理を行うことができる。例えば、振込元コンピュータ装置103からの指示が決済チケットを用いたものであった場合も、ネットバンキングによる場合と同様のインタフェースにしたり、異なるインタフェースで指示を受け取ってそれをネットバンキングと同様のインタフェースに変換する適当な変換モジュールを中間に挿入したりするといった実装方法を採用することができる。また、本実施形態では、決済チケット処理サーバ101内に振込処理部203を備えた振込処理の実行まで行うように説明したが、これに限られることなく、外部の別の勘定系サーバで振り込み処理自体は行うようにさせて、決済チケット処理サーバ101からは振込処理実行の指示を出すだけにすることもできる。
なお、ここでは特定のネットバンキングのシステムを用いて説明するが、本実施形態では本技術分野で知られたいずれのネットバンキングシステムも使用することができ、加えて、本技術分野では種々のネットバンキングシステムが知られているので、それ自体の説明は省略する。
図3は、振込先コンピュータ102のモジュール構成を示す図である。振込先コンピュータ102は、決済チケット取得手段である決済チケット要求部301、発行され、送信された決済チケットを振込元コンピュータ装置103等に送信する決済チケット転送部302を備えるが、決済チケット要求部301は入力あるいは受信した所定の情報に基づいて決済チケットの発行を要求する。振込先コンピュータ102が後述するようなサーバの場合、振込先は予め設定されていたり、別のサーバ等から受信したりして振込先口座情報を取得するが、端末あるいはクライアントである場合、入出力部304のキーボードなどからこのような情報を入力し、ディスプレイにより確認する等によって取得することとなる。また、本願発明の効果を奏するためには必ずしも必要ではないが、本実施形態では決済チケットに暗号処理を導入することにより本願発明の効果をより高めるようにしている。この暗号処理機能を実現するため、振込先コンピュータ102は暗号処理に使用するパスワードを設定するパスワード設定部303をさらに備える。
次に、図4を参照して、振込元コンピュータ103の構成について説明する。図4は、振込元コンピュータ103のモジュール構成を示す図である。振込元コンピュータ103は、振込先コンピュータ102から転送されてきた決済チケットを受け取る決済チケット受信部402と、決済チケットに含まれる振込先口座情報および振込元に関する所定の情報を用いて振込の指示を行う振込指示部403を備える。振込元コンピュータ103は、基本的に端末あるいはクライアントといった、顧客が直接情報を入力してその処理の結果をディスプレイで確認したりする必要があることから、キーボード/マウスやディスプレイ/スピーカなどの入出力部401も備えられている。
また、本実施形態では、ネットバンキングとのアクセス機能を用いて決済チケットを用いた振込処理を行うため、通常、決済チケットを用いないでもネットバンキングが可能なネットバンキングアクセス部404も備えることができる。もちろん、本願発明を実装するためには、顧客がネットバンキングサーバに接続して金融取引を行う必要はなく、さらにネットバンキングのインタフェースを用いずに別の専用または汎用のモジュールにより決済チケットによる振込処理をすることもできる。以上説明したように、本実施形態では図2〜4に示すようなシステム構成で決済チケットの処理を行うが、これに限られず各モジュールの機能をさらに分割したモジュールにより構成したり、いくつかのモジュールを組み合わせてより少ない数のモジュールで構成したりすることができる。
さらに、振込元口座がネットバンキングに対応しておらず、かつ決済チケット処理サーバがそのような口座でも処理可能な機能を有していない場合は、振込元コンピュータ103のプリンタ(図示せず)を接続して決済チケットの内容を印字し、例えばコンビニエンスストアなどの決済チケットの内容を印字した用紙を持参してコンビニ決済により、振込先口座に振り込むこともできる。この場合、用紙にはバーコードも印刷して支払いを効率的にする等、本技術分野で知られたいずれの方法も用いることができる。
(本実施形態を用いた処理)
以上説明したような構成を備えたシステムにより本発明にかかる決済チケット処理が行われる。以下に具体的な処理の例について説明する。本実施形態の処理の例は企業対個人の取引および個人対個人の取引に分けることができる。企業対個人の例としては個人がWebショップのサイトを訪れ商品やサービスを購入し支払い方法として決済チケットを用いる場合が考えられ、個人対個人の例としては個人の提供するオークションで商品を競り落として購入するような場合を想定することができる。その他に、個人対個人の例として、パーティー例えば同窓会などの支払いを個人の主催者が取りまとめをしている場合などに、参加費を各参加者が決済チケットを用いて入金するといった実施例がある。以下、このような実施例の3類型を各々説明するが、本実施形態の処理はこれらの実施例に限られることなく種々のシステムで決済チケットを用いることができるのはいうまでもない。
(第1実施例)
本実施例は、企業対個人の例であり、ある企業(A社)が運営しているショッピングサイトで個人の顧客が商品を購入してその対価の支払いを決済チケットにより処理するというものである。図5は、企業対個人のインターネット取引における決済チケットの処理の一例を示す図である。ここで、A社のショッピングサイト502は、図1に示した振込先コンピュータ装置102により提供され、インターネットを介して振込元コンピュータ装置103に相当する端末503から接続され、顧客Bは端末503からショッピングサイトにアクセスする。本実施形態では以下の説明で明らかなように決済チケットで使用するパスワードは顧客Bが選択して端末503からショッピングサイト502を経由して送信され決済チケットの発行に用いられる。これは、決済チケットから振込処理を行う際に決済チケットに含まれる情報を使用するのが端末503であり、その際に必要となるパスワードは顧客Bが選択した方が効率的な場合が多いからであるが、これに限られることなく、ショッピングサイト502側でパスワードを任意に生成して別途に端末503に送っておくといった方法などシステムにあわせて種々の方法を採用することが可能である。
まず、端末503から商品の注文をするとともに決済チケット開封用パスワードを送信する(図5のステップ(1))。ショッピングサイト502が注文とパスワードを受信すると、注文された商品の情報および受信したパスワードを決済チケット処理サーバ501に送信する(図5のステップ(2))。ここで、本実施例では振込先口座情報であるA社の口座番号等はすでに金融機関に登録してあるものとしているが、これに限られずに、例えばその都度口座番号やその他の振込先口座情報を送信するようにすることもできる。
決済チケット処理サーバ501は、決済チケットの発行を指示されると、決済チケットを発行しショッピングサイト502に送信する(図5のステップ(3))。ここで、決済チケットには、A社の名称、振込先の銀行、支店名および口座番号、振込金額、振込期限などを含めることができ、例えば、振込期限を設けることによって、商品の購入者にとっては商品を一定期間キープ可能な購入予約的機能を、販売者にとっては在庫管理の補助的機能を提供することができる。決済チケットには、さらに、商品購入に関する明細情報など付加的情報も含めることができる。また、決済チケットの形式や作成方法は本願発明の処理で用いることができるようなものであれば、いずれのものでもよい。すなわち、少なくともメールに添付することができる電子データであればその構造や形態は問わないので、テキスト形式等にすることもできるが、暗証番号を用いて暗号化をするため、暗号化方法によっても最適な形態を変えることができる。暗号化処理も、ショッピングサイトから送られた暗証番号を用いて復号ができるものであればいずれの方式も用いることができる。
ここで、1つの決済チケットの対象になる取引は、1つの商品の購入には限られない。すなわち、1回の、または何回かのショッピングサイトへの訪問で購入した複数の商品についての支払いを1つの決済チケットで行うこともできる。この場合、決済チケットには購入した商品の明細を含むことができるが、これらの購入金額の合計が振込金額として設定されることとなる。このように複数の関連する取引をまとめて、1つの決済チケットにすることにより、例えば従来のショッピングサイトの「買い物かご」の管理に用いることができる。すなわち、各種ショッピングサイトが共通して決済チケットを用いていれば、別のショッピングサイトで購入した支払いも決済チケットという形で端末503内に記憶しておいて、後で明細も含め参照することができるから、1つのフォルダ内で一元管理することができるのである。
このようにして発行された決済チケットはショッピングサイト502から端末503にダウンロードされる(図5のステップ(4))が、本実施形態では何らかの形で決済チケットに含まれる情報を端末503で使用できるようにすれば良いので、別途電子メール等に決済チケットを添付してショッピングサイト502から端末503に送信してもよい。
端末503が決済チケットを入手すると、もともと顧客Bが選択した暗証番号で受信あるいはダウンロードされた決済チケットを復号し、決済チケットに含まれる振込先口座に振込金額を顧客Bの口座から振込むよう決済チケット処理サーバ501に送信する(図5のステップ(5)、(6))。ここで、本実施例では決済チケットは何らかのファイルの形態をしているので、顧客Bは決済チケットを端末503の画面上で例えばダブルクリックすると、予め端末503にインストールしておいたソフトウェアと連動して復号処理が行われる。復号処理が行われ決済チケットに含まれる情報の使用が可能になると、やはり予めインストールされていたソフトウェアにより例えば図5に示すシート504が表示されこのシートの振込元の口座のネットバンキングの暗証番号等の情報を入力すると、端末503は決済チケット処理サーバ501に振込処理の指示を行うこととなる。
本実施例では、端末503で振込元口座の情報の入力を受け取って処理する専用のソフトウェアを予めインストールしておくが、これに限られることなく決済チケット自体にそのようなソフトウェアを含めて作成しておいて、端末503のディスプレイ上でクリックすると起動して上述のソフトウェアと同様の処理をさせるように構成することもでき、あるいは入力された振込元口座情報を決済チケットとともに単に決済チケット処理サーバ501に送信するだけで、振込指示とすることもできる。ただし、この場合は決済チケット処理サーバ501内で決済チケットの内容を分析するモジュールを備える必要がある。なお、本実施例では振込元口座である顧客Bの口座は、顧客Bが端末503を通して入力するか、予め端末503に設定されている口座番号により特定されるが、これに限られず、口座とは異なる別に設定された、例えばネットバンキング用の口座識別番号により口座を特定することができる。さらに、顧客Bあるいは端末503ごとに特定の口座を予め定めておいて、これらを識別する情報により特定することもできる。
このようにして端末503から振込処理が決済チケット処理サーバ501に指示されると、上記で詳述したようにサーバ内の振込処理部203が振込処理を実行する(図5のステップ(7))。
以上の処理により、ショッピングサイトからの情報で、発行された決済チケットは実際にネットバンキングで振込処理可能な端末まで転送され、決済チケットに含まれる振込先情報を改めて入力することなく効率的に振り込み処理することができる。
(第2実施例)
本実施例は、個人対個人の例であり、ある個人(A)がオークションで提供している商品を個人の顧客(B)が競り落として商品を購入し、その対価の支払いを決済チケットにより行うというものである。図6は、個人対個人のインターネット取引における決済チケットの処理の一例を示す図である。ここで、個人Aの端末602は、図1に示した振込先コンピュータ装置102に相当し、インターネットを介して振込元コンピュータ装置103に相当する端末503と接続される。本実施例でも第1実施例と同様パスワードは顧客Bが選択して端末503から端末602を経由して送信され決済チケットの発行に用いられる。なお、本実施例では、個人Aが端末602から決済チケットの発行を要求する場合、アクセスのために何らかのソフトウェアが必要となるが、ここではネットバンキングの機能の中に決済チケットの発行というメニューを設けておく。このようにして、個人Aはネットバンキングサービスにおいて決済チケットの発行を依頼する。したがって、個人Aはネットバンキング可能な口座を有している必要があるが、これに限られず別のソフトウェアを使用する等することができる。
まず、端末503から商品の購入の希望とともに決済チケット開封用パスワードを送信する(図6のステップ(1))。端末602が購入希望とパスワードを受信すると、注文された商品の情報および受信したパスワードに加え、振込先口座番号などの振込先口座情報を決済チケット処理サーバ501に送信する(図6のステップ(2))。本実施例では第1実施例とは異なり個人Aが決済チケットの発行を依頼するので基本的には金融機関にはその都度情報を送信するようにしている。
決済チケット処理サーバ501は、決済チケットの発行を指示されると、決済チケットを発行し端末602に送信する(図6のステップ(3))。ここで、決済チケットの内容は第1実施例と同様である。
このようにして発行された決済チケットは端末602から端末503にメールに添付して送られる(図6のステップ(4))。端末503が決済チケットを入手すると、もともと顧客Bが選択したパスワードで受信された決済チケットを復号し、決済チケットに含まれる振込先口座に振込金額を顧客Bの口座から振込むよう決済チケット処理サーバ501に送信し、振込処理が行われる(図6のステップ(5)、(6)、(7))。これらの処理は第1実施例と同様である。
以上の処理により、個人Aの端末からの情報で発行された決済チケットは実際にネットバンキングで振込処理可能な端末まで転送され、決済チケットに含まれる振込先情報を改めて入力することなく効率的に振り込み処理することができる。
(第3実施例)
本実施例は、もう1つの個人対個人の例であり、ある個人(A)が同窓会等の企画を策定あるいは取りまとめとなっている状況において、その企画に参加しようとする個人の顧客(B)が参加を申し出て、その参加費の支払いを決済チケットにより処理するというものである。図7は、個人対個人の決済チケットの処理の一例を示す図である。ここで、個人Aの端末602は、図1に示した振込先コンピュータ装置102に相当し、インターネットを介して振込元コンピュータ装置103に相当する端末701、702、703等と接続される。本実施例では第1、2実施例と異なりパスワードは特に使用しないが、使用する場合は個人Aが選択して端末602から送信され決済チケットの発行に用いられる。必要な場合は適当なパスワードにより暗号化することができる。なお、上述の第2実施例同様、個人Aが端末602から決済チケットの発行を要求する場合、アクセスのためにネットバンキングサービスに決済チケットの発行を依頼する。
まず、端末602が、企画の参加費等の情報に加え、振込先口座番号などの振込先口座情報を決済チケット処理サーバ501に送信する(図6のステップ(1))。決済チケット処理サーバ501は、決済チケットの発行を指示されると、決済チケットを発行し端末602に送信する(図6のステップ(2))。ここで、決済チケットの内容は第1、2実施例と同様であるが、企画に参加するのは通常複数であり基本的には同じ支払条件となるので、通常は個人Aが転送する予定の決済チケットの数を決済チケット処理サーバ501に送信しておき、決済チケット処理サーバ501はファイルサーバなどに記憶しておく。このようにすることにより、後に振込処理がなされたとき、予め設定された数に達すると個人Aに連絡する等の処理を行うことができる。また、最低振込数および期間を設定しておくことにより、定められた期間内に最低振込数に到達しないときも同様に通知されるようにすることができる。具体的には、最低振込回数(本実施例で言えば、パーティ開催のための最低開催参加者数など)をサーバ側に設定しておき、この回数に達すると端末602に通知されるようにしておけば、個人(A)はこの通知に基づいて開催を判断することができる。また、逆に上限回数を設定しておいて、これを超えると振込処理を受付けないようにしたり、通知したりするようにすることができる。
さらに、これとは逆に同じ振込額の決済チケットを転送予定の数だけ一意の識別情報を付して発行し、誰が振り込んでいないかを特定したりすることもできる。
このようにして発行された決済チケットは端末602から端末701、702、703にメールに添付して送られる(図7のステップ(3))。端末503が決済チケットを入手すると、それぞれの端末から個人B、C、Dの各振込元口座から決済チケットに含まれる振込先口座に指定された振込金額を振込むよう決済チケット処理サーバ501に送信され、振込処理が行われる(図6のステップ(4)、(5)、(6))。これらの処理は第1実施例と同様である。本実施例では、振込処理が行われると、上述のように振込数を計数して、所定の通知を端末602に送信したり、識別情報により振込がなされていないものの特定をしたり等を行うことができる。
以上の処理により、個人Aの端末からの情報で発行された決済チケットは実際にネットバンキングで振込処理可能な端末まで転送され、決済チケットに含まれる振込先情報を改めて入力することなく効率的に振り込み処理することができる。
本発明にかかる一実施形態のシステム全体を示すブロック図である。 本発明にかかる一実施形態の決済チケット処理サーバのモジュール構成を示す図である。 本実施形態の振込先コンピュータのモジュール構成を示す図である。 本実施形態の振込元コンピュータのモジュール構成を示す図である。 本実施形態の企業対個人のインターネット取引における決済チケットの処理の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の個人対個人のインターネット取引における決済チケットの処理の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の個人対個人のインターネット取引における決済チケットの処理の一例を示す図である。
符号の説明
101、501 決済チケット処理サーバ
102 振込先コンピュータ
103 振込元コンピュータ
104 ネットワーク
201 決済チケット発行部
202 決済チケット送受信部
203 振込処理部
301 決済チケット要求部
302 決済チケット転送部
303 パスワード設定部
304 パスワード設定部
401 入出力部
402 決済チケット受信部
403 振込指示部
404 ネットバンキングアクセス部
502 ショッピングサイト提供サーバ
503、602、701〜703 端末
504、704 決済チケット振込元入力シート
601 ネットバンキング提供サーバ

Claims (17)

  1. 振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行するチケット発行手段と、前記発行された決済チケットをネットワークを介して送信するチケット送信手段とを含む決済チケット処理サーバと、
    前記チケット発行要求を前記チケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信してメモリに記憶するチケット取得手段と、前記メモリから記憶された決済チケットを複写し、電子メールに添付して送信するチケット転送手段とを含む振込先コンピュータ装置と、
    前記振込先コンピュータ装置から送信された電子メールに添付された決済チケットを受信して記憶するチケット受信手段と、振込先口座および振込金額が入力されると、該振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から該振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込指示手段を含む複数の振込元コンピュータ装置と
    を備え、
    前記複数の振込元コンピュータ装置の各々は、前記振込先コンピュータ装置から受信した決済チケットについて振込指示が入力されると、前記振込指示手段に前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、
    前記振込処理手段は、前記複数の振込元コンピュータ装置の各々から、前記決済チケットによる振込処理の指示を、前記オンライン取引の手順により受信すると、該決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、前記振込元口座から前記振込金額を振り込む振込処理を実行することを特徴とする決済チケット処理システム。
  2. 前記チケット取得手段は、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行可能な回数の下限を示す振込下限回数および振込期限を送信し、
    前記チケット発行手段は、前記振込先コンピュータ装置から受信した振込下限回数および振込期限を記憶手段に記憶し、
    前記決済チケット処理サーバは、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込期限内に振込下限回数に達しないときは、該振込下限回数に達しなかった旨を前記振込先コンピュータ装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の決済チケット処理システム。
  3. 前記チケット取得手段は前記振込先口座情報及び振込金額とともにチケットパスワードを送信し、前記チケット発行手段は前記チケットパスワードを受信して当該受信したチケットパスワードにより暗号化された決済チケットを発行し、前記振込元コンピュータ装置は前記チケットパスワードにより前記受信した決済チケットを復号するチケット復号手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の決済チケット処理システム。
  4. 前記チケット発行手段は、決済チケットごとに識別情報を割り当てて、当該割り当てられた識別情報を該決済チケットに埋め込むとともに、前記振込先口座情報及び振込金額と関連付けて記憶手段に記憶し、前記振込処理手段は前記識別情報により前記振込先口座情報及び振込金額について、前記指示された情報と前記記憶手段に記憶された情報とを照合することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の決済チケット処理システム。
  5. 複数の前記振込元コンピュータ装置を備え、前記振込処理手段は振込の指示に従って前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、前記振込金額を複数回振り込む処理を実行することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の決済チケット処理システム。
  6. 前記チケット取得手段は、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、前記チケット発行手段は前記振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、前記振込処理手段は、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、前記振込先コンピュータ装置に当該振込限度回数を超えたことを通知することを特徴とする請求項5に記載の決済チケット処理システム。
  7. 前記チケット取得手段は、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、前記チケット発行手段は前記振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、前記振込処理手段は、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、当該振込処理の実行を停止することを特徴とする請求項5に記載の決済チケット処理システム。
  8. 前記振込先コンピュータ装置は、前記振込元コンピュータ装置に商品情報を送信し、同一の振込元コンピュータ装置から前記注文情報を複数受信したときは、該複数の注文の合計額を前記振込金額とするチケット発行要求を送信し、
    前記振込元コンピュータ装置は、前記送信された商品情報に応答して注文情報を送信することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の決済チケット処理システム。
  9. 決済チケット処理サーバによって、振込先コンピュータ装置から振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行し、前記発行された決済チケットをネットワークを介して送信する決済チケット処理ステップと、
    振込先コンピュータ装置によって、前記チケット発行要求を前記チケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信してメモリに記憶するチケット取得手段と、前記メモリから記憶された決済チケットを複写し、電子メールに添付して送信するチケット転送ステップと、
    複数の振込元コンピュータ装置の各々によって、前記振込先コンピュータ装置から送信された電子メールに添付された決済チケットを受信して記憶し、振込先口座および振込金額が入力されると、該振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から該振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込元処理ステップと
    を備え、
    前記振込元処理ステップにおいて、前記複数の振込元コンピュータ装置の各々によって、前記受信した決済チケットについて振込指示が入力されると前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、
    前記決済チケット処理ステップにおいて、前記複数の振込元コンピュータ装置の各々から、前記決済チケットによる振込処理の指示を、前記オンライン取引の手順により受信すると、該決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、前記振込元口座から前記振込金額を振り込む振込処理を実行するたことを特徴とする決済チケット処理方法。
  10. 前記振込元処理ステップにおいて、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行可能な回数の下限を示す振込下限回数および振込期限を送信し、
    前記決済チケット処理ステップにおいて、前記振込先コンピュータ装置から受信した振込下限回数および振込期限を記憶手段に記憶し、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込期限内に振込下限回数に達しないときは、該振込下限回数に達しなかった旨を前記振込先コンピュータ装置に通知することを特徴とする請求項に記載の決済チケット処理方法。
  11. 前記振込先処理ステップにおいて、前記振込先口座情報及び振込金額とともにチケットパスワードを送信し、決済チケット処理ステップにおいて前記チケットパスワードを受信して当該受信したチケットパスワードにより暗号化された決済チケットを発行し、前記振込元処理ステップにおいて前記チケットパスワードにより前記受信した決済チケットを復号することを特徴とする請求項または10に記載の決済チケット処理方法。
  12. 前記振込先処理ステップにおいて、決済チケットごとに識別情報を割り当てて、当該割り当てられた識別情報を該決済チケットに埋め込むとともに、前記振込先口座情報及び振込金額と関連付けて記憶手段に記憶し、前記決済チケット処理ステップにおいて前記識別情報により前記振込先口座情報及び振込金額について、前記指示された情報と前記記憶手段に記憶された情報とを照合することを特徴とする請求項ないし11のいずれかに記載の決済チケット処理方法。
  13. 前記決済チケット処理ステップにおいて振込の指示に従って前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、前記振込金額を複数回振り込む処理を実行することを特徴とする請求項ないし12のいずれかに記載の決済チケット処理方法。
  14. 前記振込先処理ステップにおいて、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、前記決済チケット処理ステップにおいて、前記振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、前記振込先コンピュータ装置に当該振込限度回数を超えたことを通知することを特徴とする請求項1に記載の決済チケット処理方法。
  15. 前記振込先処理ステップにおいて、前記振込先口座情報及び振込金額とともに、該振込先口座情報に該振込金額を振り込む処理が実行される回数の上限を示す振込限度回数を送信し、前記決済チケット処理ステップにおいて、前記振込先コンピュータ装置から受信した振込限度回数を記憶手段に記憶し、前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座への前記振込金額の振込回数が前記記憶手段に記憶された振込限度回数を超えると、当該振込処理の実行を停止することを特徴とする請求項1に記載の決済チケット処理方法。
  16. 前記振込先コンピュータ装置によって、前記振込元コンピュータ装置に商品情報を送信し、同一の振込元コンピュータ装置から前記注文情報を複数受信したときは、該複数の注文の合計額を前記振込金額とするチケット発行要求を送信し、
    前記振込元コンピュータ装置によって、前記送信された商品情報に応答して注文情報を送信することを特徴とする請求項9ないし15のいずれかに記載の決済チケット処理方法。
  17. 振込先口座情報及び振込金額を含むチケット発行要求を受信して決済チケットを発行するチケット発行手段と、前記発行された決済チケットをネットワークを介して送信するチケット送信手段とを含む決済チケット処理サーバと、
    前記チケット発行要求を前記チケット処理サーバに送信して、対応する決済チケットをネットワークを介して受信しメモリに記憶するチケット取得手段とを含む振込先コンピュータ装置と、
    前記振込先コンピュータ装置に接続して前記メモリから決済チケットをダウンロードするチケット受信手段と、振込先口座および振込金額が入力されると、該振込先口座に、所定のオンライン取引可能な振込元口座から該振込金額を振り込む振込処理の指示をオンライン取引の手順により送る振込指示手段を含む振込元コンピュータ装置と
    を備え、
    前記振込元コンピュータ装置は、前記振込先コンピュータ装置からダウンロードした決済チケットについて振込指示が入力されると、前記振込指示手段に前記決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座および振込金額を入力し、
    前記振込処理手段は、前記振込元コンピュータ装置から、前記決済チケットによる振込処理の指示を、前記オンライン取引の手順により受信すると、該決済チケットに含まれる振込先口座情報の口座に、前記振込元口座から前記振込金額を振り込む振込処理を実行することを特徴とする決済チケット処理システム。
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