JP4455088B2 - Medical device holding device - Google Patents
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Description
本発明は、医療機器を移動固定可能に保持する医療機器保持装置に関する。 The present invention relates to a medical device holding apparatus that holds a medical device so as to be movable and fixed.
従来、外科手術において、医療機器を移動固定可能に保持する医療機器保持装置が使用されている。例えば、脳神経外科手術では、内視鏡を保持する内視鏡保持装置が使用されている。 Conventionally, in a surgical operation, a medical device holding device that holds a medical device so as to be movable and fixed is used. For example, in neurosurgery, an endoscope holding device that holds an endoscope is used.
この内視鏡保持装置では、多関節アームの先端部で内視鏡を保持する。この多関節アームは、複数のアームを関節部を介して互いに移動可能に接続することにより形成されている。この関節部は、アームを相対的に移動可能とする固定解除状態と、アームの相対的な移動を規制する固定状態との間で切替可能である。そして、関節部が固定解除状態にある場合には、多関節アームの配置が変化可能となって内視鏡が移動可能となる。一方、関節部が固定状態にある場合には、多関節アームの配置が固定されて内視鏡がその位置で固定される。なお、多関節アームの先端部にはフリースイッチが配設されている。このフリースイッチは、ON/OFF操作されて関節部を固定解除/固定するようになっている。 In this endoscope holding device, the endoscope is held at the tip of the articulated arm. This multi-joint arm is formed by connecting a plurality of arms to each other via a joint portion so as to be movable. The joint portion can be switched between a fixed release state in which the arm is relatively movable and a fixed state in which the relative movement of the arm is restricted. When the joint portion is in the unlocked state, the arrangement of the multi-joint arms can be changed and the endoscope can be moved. On the other hand, when the joint portion is in a fixed state, the arrangement of the multi-joint arms is fixed and the endoscope is fixed at that position. A free switch is disposed at the tip of the articulated arm. This free switch is turned ON / OFF to release / fix the joint.
手術操作においては、多関節アームの先端部で内視鏡を保持し、フリースイッチをONにして多関節アームの先端部を操作して、内視鏡を体腔内の術部に挿入する。そして、内視鏡を観察に適した位置に移動させた後、フリースイッチをOFFにして内視鏡をその位置で固定する。術者は、内視鏡による術部の観察画像をTVモニターなどで観察しながら術部の処置を行う。 In the surgical operation, the endoscope is held at the distal end portion of the articulated arm, the free switch is turned on, the distal end portion of the articulated arm is operated, and the endoscope is inserted into the surgical portion in the body cavity. Then, after moving the endoscope to a position suitable for observation, the free switch is turned OFF to fix the endoscope at that position. The surgeon performs treatment on the surgical site while observing an observation image of the surgical site with an endoscope on a TV monitor or the like.
手術操作に応じて、一旦固定した内視鏡の位置を微調整する必要が生じる場合がある。このような場合に内視鏡の位置を微調整することが可能な内視鏡保持装置が、特許文献1乃至3に開示されている。これらの内視鏡保持装置では、多関節アームの先端部に球対偶が配設されている。この球対偶は、球体と、この球体を多関節アームの先端部に対して回転可能に支持する球体受けとによって形成されている。球体には内視鏡が装着されており、内視鏡の中心軸は球体の回転中心を通っている。多関節アームの関節部を固定状態に保持したまま、内視鏡を把持して微動操作し、多関節アームの先端部に対して球体を回転する。このようにして、内視鏡の位置を微調整する。
特許文献1乃至3の内視鏡保持装置では、内視鏡を微動操作する際には、内視鏡の挿入部を把持して操作しなければならない。このため、多関節アームによって内視鏡を粗動操作して固定した後、続けて内視鏡を微動操作する場合には、多関節アームの先端部を把持して操作した後、今度は内視鏡を把持して操作する必要がある。即ち、内視鏡の微動操作と粗動操作とを行う場合には、度々把持する部分を変更しなければならない。このため、術者の手術操作が煩雑なものとなり、手術効率を低下させてしまう。
In the endoscope holding device disclosed in
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、手術効率が向上されている医療機器保持装置を提供することである。 The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a medical device holding apparatus with improved surgical efficiency.
請求項1の発明は、複数のアームを互いに接続することにより形成され、前記複数のアームが相対的に固定された固定状態と前記複数のアームが相対的に移動可能な固定解除状態との間で切替可能なアーム部と、前記アーム部に設けられている把持部と、前記把持部に対して回転可能に前記把持部に設けられ、医療機器を保持する回転保持体と、前記把持部に設けられ、前記アーム部を固定状態と固定解除状態との間で切替操作するための切替操作手段と、前記回転保持体又は前記把持部に設けられ、前記把持部に対して前記回転保持体を回転させるための操作手段と、を具備し、前記操作手段は、前記把持部に対して回転可能に前記把持部に設けられ、回転操作されて前記回転保持体を回転させるように前記回転保持体に当接されている回転操作体を有する、ことを特徴とする医療機器保持装置である。
The invention of
そして、本請求項1の発明では、回転保持体で医療機器を保持した後、把持部を把持しつつ切り替え操作手段を操作して、アーム部を固定解除状態にして把持部を移動し、また、アーム部を固定状態にして把持部を固定して、医療機器を操作する。そして、把持部を把持しつつ回転操作体を回転操作して、回転操作体に当接されている回転保持体を回転させて、医療機器を操作するようにしたものである。 According to the first aspect of the present invention, after holding the medical device with the rotating holder, the switching operation means is operated while holding the gripping part to move the gripping part to the arm part in the unlocked state. The medical device is operated by fixing the grip portion with the arm portion fixed. Then, the rotary operation body is rotated while holding the gripping portion, and the rotation holding body in contact with the rotation operation body is rotated to operate the medical device.
請求項2の発明は、前記操作手段は、前記回転保持体に形成されている凸部あるいは凹部を有することを特徴とする請求項1の医療機器保持装置である。 A second aspect of the invention is the medical device holding apparatus according to the first aspect, wherein the operating means has a convex portion or a concave portion formed in the rotating holder.
そして、本請求項2の発明では、把持部を把持しつつ凸部あるいは凹部を操作して回転保持体を回転させ、医療機器の操作を行うようにしたものである。 In the second aspect of the present invention, the medical device is operated by rotating the rotating holder by operating the convex portion or the concave portion while gripping the grip portion.
本発明によれば、手術効率が向上されている。 According to the present invention, the surgical efficiency is improved.
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本実施形態の医療機器保持装置2の概略構成を示す。この医療機器保持装置2は、アーム部としての多関節アーム4を有する。この多関節アーム4の基端部には、床、手術台等に設置される設置部6が配設されている。
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 shows a schematic configuration of a medical
この設置部6には、第1のアーム8aの一端部が接続されている。この第1のアーム8aは、鉛直方向に延びている。第1のアーム8aの他端部には、第1の関節部10aを介して第2のアーム8bが接続されている。第2のアーム8bは、第1のアーム8aに対して回動自在である。また、第1の関節部10aには、第1のアーム8aに対する第2のアーム8bの回動を規制する第1の流体ブレーキ12aが配設されている。この第1の流体ブレーキ12aには、第1の流体ブレーキ12aに圧縮流体を供給するための流体ホース14の分岐端部が接続されている。
One end of the
同様にして、第2のアーム8bには、第3のアーム8cが接続されており、この第3のアーム8cには、第4のアーム8dが接続されている。第2のアーム8bと第3のアーム8cとの間には、第2の流体ブレーキ12bを有する第2の関節部10bが配設されており、第3のアーム8cと第4のアーム8dとの間には、第3の流体ブレーキ12cを有する第3の関節部10cが配設されている。第2及び第3の流体ブレーキ12b,12cには、第2及び第3の流体ブレーキ12b,12cに圧縮流体を供給するための流体ホース14の分岐端部が夫々接続されている。
Similarly, a
第4のアーム8dの先端部には、術者に把持される把持部16が配設されている。この把持部16には、第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12cを作動させる切替操作手段としてのフリースイッチ18が配設されている。把持部16の先端側には球対偶20が配設されている。この球対偶20によって医療機器としての内視鏡22が保持されている。
A grasping
この内視鏡22は、体腔内に挿入される細長い挿入部24を有する。内視鏡22の基端部から、内視鏡22の照明光学系に照明光を供給するライトガイドケーブル26が延出されている。このライトガイドケーブル26は、光源装置28に接続されている。
The
また、内視鏡22の基端部には、接眼部30が配設されている。この接眼部30には、カメラヘッド32が装着されている。このカメラヘッド32には、内視鏡22で観察された光学像を撮像して電気信号に変換する図示しないCCDが配設されている。そして、カメラヘッド32から、CCDからの電気信号を伝送するカメラケーブル34が延出されている。このカメラケーブル34は、カメラケーブル34によって入力された電気信号から映像信号を形成するコントローラ36に接続されている。このコントローラ36から、映像信号を伝送する映像ケーブル38が延出されている。この映像ケーブル38は、内視鏡22の観察画像を表示するモニター40に接続されている。
An
図2を用いて、第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12cの構成を詳細に説明する。図2(A)に示されるように、第1の流体ブレーキ12aは、ほぼ筒状のハウジング42を有する。このハウジング42の内周面には、ハウジング42の中心軸に沿って延びている挿通孔を有する軸受け部44が突設されている。この挿通孔には、押圧部材46の中央部に配設されているシャフト48が摺動自在に挿通されている。軸受け部44とシャフト48との間には気密を保持するための第1のO−リング50が配設されている。
The configuration of the first to
押圧部材46の第1のアーム8a側には、ピストン52が配設されている。このピストン52はハウジング42に摺動自在に嵌入されており、ピストン52とハウジング42とによって空間部54が規定されている。また、ピストン52とハウジング42との間には気密を保持するための第2のO−リング56が配設されている。即ち、第1及び第2のO−リング50,56によって空間部54は気密に保たれている。ピストン52には、空間部54と流体ホース14とを連通する流入ポート57が形成されている。
A
一方、押圧部材46の第2のアーム8b側には、押圧部60が配設されている。この押圧部60はハウジング42に摺動自在に嵌入されている。軸受け部44と押圧部60との間には、押圧ばね61が圧縮配設されている。即ち、押圧ばね61は、ハウジング42の中心軸方向に押圧部60を第2のアーム8b側へと付勢している。
On the other hand, a
ここで、第2のアーム8bの端部には、ほぼ球形状のボールエンド62が配設されている。このボールエンド62は、ハウジング42内に挿入されている。ボールエンド62の第2のアーム8b側の半球部分は、ハウジング42に形成されているボール受け58に、ボール受け58に対してボールエンド62の中心点回りに回転可能に支持されている。一方、ボールエンド62の第1のアーム8a側の端部は、押圧部60に形成されている凹形状の押圧面に押圧されている。この押圧面は、ボールエンド62の第1のアーム8a側の端部に圧接される形状となっている。
Here, a substantially
このように、第1の流体ブレーキ12aにおいては、押圧部材46が押圧ばね61によってハウジング42の中心軸に沿って第2のアーム8b側に付勢され、押圧部60とボール受け58とによってボールエンド62が固定されている。この結果、第1のアーム8aに対して第2のアーム8bが固定されている。そして、流体ホース14及び流入ポート57を介して空間部54に圧縮流体が供給された場合には、ピストン52即ち押圧部材46が圧縮流体の圧力によってハウジング42の中心軸に沿って第1のアーム8a側に向かう方向に移動されて、押圧部60とボール受け58とによるボールエンド62の固定が解除されるようになっている。
Thus, in the first
第2及び第3の流体ブレーキ12b,12cの構成は、第1の流体ブレーキ12aの構成と同様である。これら第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12cから延出されている流体ホース14は、流体制御ユニット63に接続されている。この流体制御ユニット63は、接続ホース64を介して流体圧力源66に接続されている。
The configuration of the second and third
図2(B)に示されるように、流体制御ユニット63には、電磁弁68が配設されている。この電磁弁68は、切替流路70を形成する弁ハウジング72を有する。弁ハウジング72の一端側には、弁体74が切替流路70の長手方向に摺動自在に嵌入されている。
As shown in FIG. 2B, the
この弁体74の一端部には、軸部76が突設されている。また、弁ハウジング72の一端側には、コイル78が配設されている。これら軸部76とコイル78とによってソレノイド80が形成されている。このソレノイド80の作用により、軸部76は切替流路70の長手方向に摺動されるようになっている。一方、軸部76の一端部と弁ハウジング72の一端部との間には付勢ばね83が配設されている。この付勢ばね83は軸部76を弁ハウジング72の一端側へと引っ張っている。
A
また、ソレノイド80には、ソレノイド80を制御する制御回路82が電気的に接続されている。この制御回路82には、フリースイッチ18が電気的に接続されている。制御回路82は、フリースイッチ18がONにされた場合に、ソレノイド80を作動させるようになっている。
In addition, a
さらに、弁ハウジング72には、弁ハウジング72の一端部から他端部に向かって第1乃至第3のポート84a,84b,84cが順に形成されている。第1のポート84aには、接続ホース64に連通される作動流路86が連通されている。また、第2のポート84bには、流体ホース14と接続されている入力流路88が連通されている。そして、第3のポート84cには、大気開放されている排気流路90が連通されている。なお、作動流路86には絞り91が配設されており、作動流路86の断面積を排気流路90の断面積よりも小さく絞っている。
Further, the
第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12c(図2(A)参照)の停止時には、図中で実線によって示されるように、第1のポート84aは弁体74によって閉じられており、第2及び第3のポート84b,84cが連通され、入力流路88と排気流路90とが連通されている。一方、第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12c(図2(A)参照)の作動時には、図中で破線によって示されるように、ソレノイド80によって弁体74が弁ハウジング72の他端側へと移動されるようになっている。この場合、第3のポート84cは弁体74によって閉じられ、第1及び第2のポート84a,84bが連通されて、作動流路86と入力流路88とが連通されるようになっている。
When the first to third
図3を用いて、球対偶20の構成を詳細に説明する。この球対偶20は、ほぼ球形の回転保持体としての球体94を有する。この球体94は、把持部16に形成されている球座96に、把持部16に対して自身の中心点回りに回転可能に支持されている。球座96には、当接部材98が配設されている。この当接部材98には、球体94の形状に対応した当接面が形成されている。当接部材98と把持部16との間には圧縮ばね100が圧縮配設されており、圧縮ばね100の弾性力によって当接面が球体94に圧接されている。このようにして、球体94が球座96に固定されている。
The configuration of the
球体94には、操作手段としての凹部102が形成されている。この凹部102を操作することにより、球体94を回転操作することが可能となっている。
The
また、球体94には球体94の径方向に突起部104が形成されている。この突起部104および球体94の本体には、球体94の直径方向に延びている貫通孔106が形成されている。この貫通孔106には、内視鏡22の挿入部24が挿通されている。また、突起部104には、貫通孔106に対して垂直に延びる雌ねじ穴108が形成されている。この雌ねじ穴108には固定ねじ110の雄ねじが螺着されている。この固定ねじ110の末端部によって挿入部24が球体94に押圧固定されている。
In addition, a
次に、上記構成の本実施形態の医療機器保持装置2の作用について説明する。内視鏡22によって術部の観察を行う際には、内視鏡22を球体94の貫通孔106に挿通して固定ねじ110を捻じ込み、球体94によって内視鏡22を保持する。そして、内視鏡22を粗動操作して術部内へと挿入する。
Next, the operation of the medical
この粗動操作においては、把持部16を手で把持する。そして、フリースイッチ18をONにする。この結果、制御回路82によって流体制御ユニット63のソレノイド80が作動されて、弁体74が切替流路70の一端側から他端側へと摺動される。弁体74が摺動されることにより、作動流路86と入力流路88とが連通される。そして、流体圧力源66から、接続ホース64、作動流路86、切替流路70、入力流路88、流体ホース14、流入ポート57を介して第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12cの空間部54に圧縮流体が供給される。
In this coarse movement operation, the gripping
空間部54に圧縮流体が供給されることにより、ピストン52が軸受け部44から離間する方向に移動され、押圧部60が軸受け部44に接近する方向に移動される。この結果、押圧部60とボール受け58とによるボールエンド62の固定が解除され、ボールエンド62がボール受け58に対して自身の中心点周りに回転可能となる。この結果、第2のアーム8bは、第1のアーム8aに対して回動可能となる。さらに、第2乃至第4のアーム8b,8c,8dは相対的に回動可能となる。この状態で、把持部16を操作して内視鏡22を粗動操作し、術部内へと挿入する。
By supplying the compressed fluid to the
内視鏡22を観察に適当な位置に配置した後、フリースイッチ18をOFFにする。この結果、ソレノイド80が停止され、付勢ばね83の弾性力によって弁体74が切替流路70の他端側から一端側へと摺動され、入力流路88と排気流路90とが連通される。そして、排気流路90、切替流路70、入力流路88、流体ホース14、流入ポート57を介して第1乃至第3の流体ブレーキ12a,12b,12cの空間部54が大気開放される。この後、押圧部60と軸受け部44との間の押圧ばね61の弾性力により、押圧部60がボールエンド62に向かって移動されボールエンド62に押圧される。そして、押圧部60とボール受け58とによってボールエンド62が固定される。この結果、第1乃至第4のアーム8a,…,8dが互いに固定され、内視鏡22がその位置で固定される。
After the
内視鏡22の位置をさらに微調整したい場合には、内視鏡22の微動操作を行う。この微動操作では、図3に示されるように、把持部16を把持した状態で球体94の凹部102に指を掛けて係止する。さらに、係止した指によって球体94を回転操作させることにより、内視鏡22の位置を微調節する。この際、内視鏡22を球体94の中心点回りに回転、傾斜させることが可能であり、自身の中心軸を中心として軸周り方向に回転させることも可能である。このようにして内視鏡22の位置を微調節した後、回転操作を停止する。圧縮ばね100の弾性力によって当接部材98が球体94に当接され、球体94は球座96に対して固定され、内視鏡22がその位置で固定される。この状態で、内視鏡22による観察を行う。
When it is desired to further finely adjust the position of the
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。術者に把持される把持部16には、多関節アーム4を固定/固定解除して把持部16を固定/固定解除するフリースイッチ18が配設されている。また、把持部16には、内視鏡22を保持する球体94と、この球体94を把持部16に対して自身の中心点回りに回転可能に支持する球座96とが配設されている。さらに、球体94には、球体94を回転操作するための凹部102が配設されている。このため、把持部16を把持した状態で、フリースイッチ18をON/OFF操作して把持部16を移動/固定することにより内視鏡22を粗動操作すると共に、凹部102を操作して球体94を回転操作することにより内視鏡22を微動操作することが可能となっている。即ち、把持部16を把持した状態で、粗動操作と微動操作との両方を容易に切り替えて行うことが可能となっている。従って、手術効率が向上されている。
Therefore, the above configuration has the following effects. A
図4に本発明の第1実施形態の第1変形例を示す。本変形例では、球体94に凹部102(図3参照)に代わって凸部112を形成している。術者は、凸部112に指を係止して操作し、球体94を回転操作するようになっている。
FIG. 4 shows a first modification of the first embodiment of the present invention. In this modification, a
図5は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態は、内視鏡22を保持する球対偶20の操作手段として微動球対偶114を用いたものである。なお、球対偶20の球体94には、凹部102(図3参照)は形成されていない。
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. In the present embodiment, a
微動球対偶114は、ほぼ球形の回転操作体としての微動球体116を有する。この微動球体116は、把持部16に形成されている微動球座118に、把持部16に対して自身の中心点回りに回転可能に支持されている。微動球体116の一部分は、把持部16から突出している。この突出部分に、レバー120が突設されている。
The fine moving
球座96と微動球座118との間には、開口部が形成されている。この開口部において、球体94と微動球体116とは互いに当接されている。そして、把持部16に対して微動球体116を自身の中心点回りに回転させることによって、把持部16に対して球体94が自身の中心点回りに回転されるようになっている。また、微動球体116の半径は、球体94よりも小さく、球体94の半径の1/A(A>1)の比率となっている。
An opening is formed between the
上記構成の医療機器保持装置2の作用について説明する。内視鏡22の微動操作を行う際には、把持部16を把持した状態で微動球体116のレバー120に指を掛けて係止する。そして、レバー120を操作して微動球体116を回転操作する。この結果、微動球体116によって球体94が回転操作される。ここで、微動球体116の球体94への操作量は、術者の微動球体116への操作量よりも小さい。具体的には、微動球体116をα°回転操作した場合に球体94がβ°回転操作されるとすると、β=α/Aの関係が成立する。このようにして、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整する。
The operation of the medical
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。微動球体116は、把持部16に形成されている微動球座118に、把持部16に対して自身の中心点回りに回転可能に支持されている。また、微動球体116は、回転操作された場合に把持部16に対して球体94を自身の中心点回りに回転させるように球体94に当接されている。さらに、微動球体116の半径は、球体94の半径よりも小さくなっている。このため、術者の微動球体116への回転操作を操作量を縮小して球体94に伝達することが可能となっている。従って、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整することが可能となっている。従って、操作性が向上され、手術効率が向上されている。
Therefore, the above configuration has the following effects. The
図6は、本発明の第3実施形態を示す。第2実施形態と同様な構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態は、第2実施形態において、球体94に第1実施形態の変形例と同様な凸部112を形成したものである。即ち、微動球対偶114と凸部112とによって操作手段が形成されている。
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention. The same components as those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. In the second embodiment, a
次に、上記構成の本実施形態の医療機器保持装置2の作用について説明する。内視鏡22を微動操作するに際して、内視鏡22をそれほど小さくない範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整したい場合には、球体94の凸部112に指を掛けて係止し球体94を回転操作する。一方、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整したい場合には、微動球体116のレバー120に指を掛けて係止し微動球体116を回転操作する。
Next, the operation of the medical
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。球体94の凸部112を操作して球体94を回転操作することにより、内視鏡22をそれほど小さくない範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整することが可能である。また、微動球体116のレバー120を操作して球体94を回転操作することにより、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整することが可能である。即ち、内視鏡22の位置を微調整するに際して、操作範囲を選択することが可能となっている。このため、操作性が向上され、手術効率が向上されている。
Therefore, the above configuration has the following effects. By operating the
図7は、本発明の第4実施形態を示す。第2実施形態と同様な構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態は、図7(A)に示されるように、第2実施形態の微動球対偶114(図5参照)とほぼ同様な構成の第1及び第2の微動球対偶114a,114bを把持部16に並設したものである。ここで、第1の微動球対偶114aと第2の微動球対偶114bとによって操作手段が形成されている。
FIG. 7 shows a fourth embodiment of the present invention. The same components as those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. In this embodiment, as shown in FIG. 7A, the first and second fine ball pairs 114a and 114b having substantially the same configuration as the fine ball pair 114 (see FIG. 5) of the second embodiment are gripped. It is arranged in parallel with the
図7(B)を参照し、第1及び第2の微動球対偶114a,114bの微動球体116、微動球座118、レバー120を、各々、第1及び第2の微動球体116a,116b、第1及び第2の微動球座118a,118b、第1及び第2のレバー120a,120bと称する。第1の微動球体116aの半径は、球体94の半径の1/A(A>1)であり、第2の微動球体116bの半径は、球体94の半径の1/D(D>1)である。ここでD<Aであり、第2の微動球体116bは第1の微動球体116aよりも大きくなっている。
Referring to FIG. 7B, the first and second fine moving
次に、上記構成の本実施形態の医療機器保持装置2の作用について説明する。内視鏡22を微動操作するに際して、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整したい場合には、第1の微動球体116aの第1のレバー120aに指を掛けて係止し第1の微動球体116aを回転操作する。第1の微動球体116aをα°回転操作した場合には、球体94は(α/A)°回転操作される。
Next, the operation of the medical
一方、内視鏡22を比較的小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を調整したい場合には、第2の微動球体116bの第2のレバー120bに指を掛けて係止し第2の微動球体116bを回転操作する。第2の微動球体116bをα°回転操作した場合には、球体94は(α/D)°回転操作される。ここで、(α/A)<(α/D)である。即ち、第1及び第2のレバー120a,120bを同じ操作量だけ操作した場合には、球体94の操作量は、第1のレバー120aを操作した場合のほうが第2のレバー120bを操作した場合よりも小さくなっている。
On the other hand, when it is desired to operate the
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第1の微動球体116aの第1のレバー120aを操作して球体94を回転操作することにより、内視鏡22を充分に小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整することが可能である。また、第2の微動球体116bは第1の微動球体116aよりも大きい。このため、第2の微動球体116bの第2のレバー120bを操作して球体94を回転操作することにより、内視鏡22を比較的小さな範囲で操作して内視鏡22の位置を微調整することが可能である。即ち、内視鏡22の位置を微調整するに際して、操作範囲を選択することが可能となっている。このため、操作性が向上され、手術効率が向上されている。
Therefore, the above configuration has the following effects. By operating the
図8及び図9は、本発明の第5実施形態を示す。第2実施形態と同様な構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。図8に示されるように、本実施形態の医療機器保持装置2は、第2実施形態の医療機器保持装置2と把持部16の構成のみ異なる。
8 and 9 show a fifth embodiment of the present invention. The same components as those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. As illustrated in FIG. 8, the medical
図9を用いて、把持部16の構成を詳細に説明する。本実施形態の把持部16には、当接部材98及び圧縮ばね100(図3参照)が配設されていない。一方、把持部16の内部には、第1乃至第3の小球体122a,122b,122cが把持部16の長手方向に並設されている。第1乃至第3の小球体122a,122b,122cは、各々、第1乃至第3の小球座123a,123b,123cに、把持部16に対して自身の中心点回りに回転可能に支持されている。
The configuration of the gripping
微動球座118と第1の小球座123aとの間には、第1の開口部が形成されている。この第1の開口部において、微動球体116と第1の小球体122aとは互いに当接している。そして、微動球体116が把持部16に対して自身の中心点回りに回転された場合には、第1の小球体122aが把持部16に対して自身の中心点回りに回転されるようになっている。第1の小球体122aと第2の小球体122bとは、第1の小球座123aと第2の小球座123bとの間の第2の開口部において同様に当接している。また、第2の小球体122bと第3の小球体122cとは、第2の小球座123bと第3の小球座123cとの間の第3の開口部において同様に当接している。
A first opening is formed between the
球体94の半径と第3の小球体122cの半径とはほぼ等しくなっている。また、第1及び第2の小球体122a,122bの半径は、微動球体116を回転操作した際に、球体94と第3の小球体122cとの回転角度がほぼ同一となるように規定されている。なお、微動球体116の操作により、球体94と第3の小球体122cとは、矢印により示されるように、各々の中心点を基準として互いにほぼ同じ方向に回転操作されるようになっている。
The radius of the
ここで、球体94の突起部104は、把持部16に対して一方の側に配置されており、把持部16に対して他方の側において、第3の小球の一部分が外部に配置されている。この部分に、ロッド124が突設されている。このロッド124は、球体94の貫通孔106の中心軸にほぼ平行に配置されている。このロッド124の突出端部には、カウンターウェイト126が配設されている。即ち、球体94に装着されている内視鏡22の重心G1とカウンターウェイト126の重心G2とは、把持部16に対して互いに反対側に配置されている。また、カウンターウェイト126の重量は、内視鏡22の重心G1の、球体94の中心点A1回りの回転モーメントと、カウンターウェイト126の重心G2の、第3の小球体122cの中心点A2回りの回転モーメントとが釣り合うように規定されている。
Here, the protruding
本実施形態では、微動球体116、及び、第1乃至第3の小球体122a,122b,122cによって操作手段が形成されている。
In the present embodiment, the operating means is formed by the
次に、上記構成の本実施形態の医療機器保持装置2の作用について説明する。内視鏡22を微動操作する場合には、微動球体116のレバー120を操作して微動球体116を回転操作する。この結果、微動球体116によって、球体94が自身の中心点に対して所定の方向に所定の角度だけ回転操作される。そして、内視鏡22の位置が微調整される。この際、微動球体116によって第1の小球体122aが回転操作され、第1の小球体122aによって第2の小球体122bが回転操作され、第2の小球体122bによって第3の小球体122cが回転操作される。
Next, the operation of the medical
ここで、第3の小球体122cの自身の中心点に対する回転方向及び回転角度は、球体94の自身の中心点に対する回転方向及び回転角度とほぼ同一である。このため、微動球体116による回転操作において、内視鏡22の重心G1の、球体94の中心点A1回りの回転モーメントと、カウンターウェイト126の重心G2の、第3の小球体122cの中心点A2回りの回転モーメントとの釣り合が維持される。
Here, the rotation direction and the rotation angle with respect to the center point of the third
内視鏡22を微調節した後には、微動球体116への回転操作を停止する。球体94の中心点回りの内視鏡22の回転モーメントと、第3の小球体122cの中心点回りのカウンターウェイト126の回転モーメントとが釣り合を維持しているため、内視鏡22はその位置で固定される。
After fine adjustment of the
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。微動球体116を回転操作して内視鏡22を微動操作する際には、カウンターウェイト126の作用により、内視鏡22の重心G1が球体94の中心点回りに発生させる回転モーメントが相殺されている。このため、内視鏡22の微動操作を円滑に行うことが可能となっている。
Therefore, the above configuration has the following effects. When the
また、内視鏡22の重心G1の球体94の中心点回りの回転モーメントと、第3の小球体122cの中心点回りのカウンターウェイト126の回転モーメントとが釣り合いを維持しているため、球体94を固定するための当接部材98及び圧縮ばね100が不要となっている。このため、球体94を回転操作する際の摩擦抵抗が小さくなっており、術者がレバー120を操作する際の力が小さくてすむようになっている。従って、操作性が向上され、手術効率が向上されている。
Further, since the rotational moment around the center point of the
そして、カウンターウェイト126は第3の小球体122cに配設されている。この第3の小球体122cと内視鏡22を保持している球体94との間には、微動球体116、並びに、第1及び第2の小球体122a,122bが直列に配設されている。このため、内視鏡22とカウンターウェイト126との間の距離が大きくなっており、カウンターウェイト126が術者の操作の邪魔になる可能性が小さくなっている。
The
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
記
(付記項1−1) 前記回転保持体の前記回転操作体と当接する部分は、前記回転保持体の回転中心を中心とする第1の球面を有し、前記回転操作体の前記回転保持体と当接する部分は、前記回転操作体の回転中心を中心とする第2の球面を有することを特徴とする請求項3の医療機器保持装置。
Next, other characteristic technical matters of the present application are appended as follows.
Record
(Additional Item 1-1) A portion of the rotation holding body that contacts the rotation operation body has a first spherical surface centered on the rotation center of the rotation holding body, and the rotation holding body of the rotation operation body. The medical device holding device according to claim 3, wherein the portion that comes into contact with the second spherical surface has a second spherical surface centered on the rotation center of the rotary operation body.
(付記項1−2) 前記第1の球面の半径と前記第2の球面の半径とは互いに異なっていることを特徴とする付記項1−1の医療機器保持装置。 (Additional Item 1-2) The medical device holding device according to Additional Item 1-1, wherein a radius of the first spherical surface and a radius of the second spherical surface are different from each other.
(付記項1−3) 前記回転操作体は複数であり、各々の前記第2の球面の半径は互いに異なっていることを特徴とする付記項1−1の医療機器保持装置。 (Additional Item 1-3) The medical device holding device according to Additional Item 1-1, wherein there are a plurality of rotating operation bodies, and the radii of the second spherical surfaces are different from each other.
(付記項1−4) 医療機器と、
複数のアームを互いに接続することにより形成され、前記複数のアームが相対的に固定された固定状態と前記複数のアームが相対的に移動可能な固定解除状態との間で切替可能なアーム部と、
前記アーム部に設けられ、把持される把持部と、
前記把持部に対して回転可能に前記把持部に設けられ、前記医療機器を保持する回転保持体と、
前記把持部に設けられ、前記アーム部を切替操作するための切替操作手段と、
前記回転保持体又は前記把持部に設けられ、前記把持部に対して前記回転保持体を回転させるための操作手段と、
を具備することを特徴とする医療機器保持システム。
(Appendix 1-4) Medical equipment,
An arm portion formed by connecting a plurality of arms to each other, and switchable between a fixed state in which the plurality of arms are relatively fixed and a fixed release state in which the plurality of arms are relatively movable; ,
A gripping portion provided on the arm portion and gripped;
A rotating holder that is provided in the gripper so as to be rotatable with respect to the gripper and holds the medical device;
A switching operation means provided in the grip portion for switching the arm portion;
An operating means provided on the rotary holding body or the gripping part, for rotating the rotary holding body with respect to the gripping part;
A medical device holding system comprising:
(付記項1−5) 前記把持部は、前記回転保持体に接続され前記医療機器のバランスを保持するためのカウンターウェイトを有することを特徴とする付記項1−4の医療機器保持システム。 (Additional Item 1-5) The medical device holding system according to Additional Item 1-4, wherein the gripping unit includes a counterweight connected to the rotation holding body to hold a balance of the medical device.
(付記項2−1) 多関節アームと、
前記アームの関節に配設されたブレーキと、
前記ブレーキの固定状態と固定解除状態の制御手段と、
前記アームの先端近傍に配設された把持部と、
前記把持部の近傍に配設された前記制御手段への指示手段と、
前記アーム先端に配設された球対偶と、
前記球対偶を介して前記アームと接続される医療機器を備える医療機器保持装置において、
前記医療機器が接続固定された球対偶体に、医療機器移動操作手段を配設したことを特徴とする。
(Appendix 2-1) Articulated arm;
A brake disposed at the joint of the arm;
Control means for fixing and releasing the brake;
A gripping portion disposed near the tip of the arm;
Instruction means to the control means disposed in the vicinity of the gripping portion;
A ball pair disposed at the tip of the arm;
In a medical device holding apparatus including a medical device connected to the arm via the ball pair,
A medical device moving operation means is disposed on a ball-to-body with the medical device connected and fixed.
(付記項2−2) 前記医療機器操作手段は、前記医療機器が接続固定された球対偶体に配設された凹部あるいは凸部であることを特徴とする付記項第2−1の医療機器保持装置。 (Additional Item 2-2) The medical device according to Additional Item 2-1 is characterized in that the medical device operation means is a concave portion or a convex portion disposed on a ball-paired body to which the medical device is connected and fixed. Holding device.
(付記項2−3) 前記医療機器操作手段は、前記医療機器が接続固定された球対偶体に当接すると共に、その表面に凹部あるいは凸部が配設された球体であることを特徴とする付記項第2−1または付記項第2−2の医療機器保持装置。 (Additional Item 2-3) The medical device operating means is a sphere in which the medical device is in contact with a ball-paired body to which the medical device is connected and fixed, and a concave or convex portion is provided on the surface thereof. The medical device holding apparatus according to Additional Item 2-1 or Additional Item 2-2.
(付記項2−4) 前記球体は、前記医療機器が接続固定された球対偶体の直径より小径であることを特徴とする付記項第2−1、または付記項第2−3の医療機器保持装置。 (Additional Item 2-4) The medical device according to Additional Item 2-1 or Additional Item 2-3, wherein the sphere is smaller in diameter than the diameter of the ball-to-even body to which the medical device is connected and fixed. Holding device.
(付記項2−5) 前記医療機器操作手段は、前記医療機器が接続固定された球対偶体に当接した大きさの異なる2つ以上の球体からなり、前記球体に配設された凹部あるいは凸部からなることを特徴とする付記項第2−1の医療機器保持装置。 (Additional Item 2-5) The medical device operation means is composed of two or more spheres having different sizes in contact with a ball pair to which the medical device is connected and fixed. The medical device holding apparatus according to Additional Item 2-1 comprising a convex portion.
(付記項2−6) 前記医療機器操作手段は、前記医療機器が接続固定された球対偶体に直列に当接した複数の球体と、前記球体の一つに接続されたカウンターウェイトと前記複数の球体の少なくとも一つに配設された凹部または凸部によって構成される付記項第2−1、または付記項第2−2の医療機器保持装置。 (Additional Item 2-6) The medical device operating means includes a plurality of spheres that are in series contact with a ball pair to which the medical device is connected and fixed, a counterweight connected to one of the spheres, and the plurality of spheres. The medical device holding device according to Additional Item 2-1 or Additional Item 2-2, which is configured by a concave portion or a convex portion disposed in at least one of the spheres.
手術効率が向上されている、医療機器を移動固定可能に保持する医療機器保持装置を提供する。 Provided is a medical device holding apparatus that holds a medical device so as to be movable and fixed with improved surgical efficiency.
4…アーム部(多関節アーム)、16…把持部、18…切替操作手段(フリースイッチ)、22…医療機器(内視鏡)、94…回転保持体(球体)、102…操作手段(凹部)。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記アーム部に設けられている把持部と、
前記把持部に対して回転可能に前記把持部に設けられ、医療機器を保持する回転保持体と、
前記把持部に設けられ、前記アーム部を固定状態と固定解除状態との間で切替操作するための切替操作手段と、
前記回転保持体又は前記把持部に設けられ、前記把持部に対して前記回転保持体を回転させるための操作手段と、
を具備し、
前記操作手段は、前記把持部に対して回転可能に前記把持部に設けられ回転操作されて前記回転保持体を回転させるように前記回転保持体に当接されている回転操作体を有する、
ことを特徴とする医療機器保持装置。 An arm portion formed by connecting a plurality of arms to each other, and switchable between a fixed state in which the plurality of arms are relatively fixed and a fixed release state in which the plurality of arms are relatively movable; ,
A gripping portion provided on the arm portion;
A rotating holder that is provided in the gripper so as to be rotatable with respect to the gripper and holds a medical device;
A switching operation means provided on the grip portion for switching the arm portion between a fixed state and a fixed release state;
An operating means provided on the rotary holding body or the gripping part, for rotating the rotary holding body with respect to the gripping part;
Equipped with,
The operating means includes a rotation operation body that is provided in the gripping portion so as to be rotatable with respect to the gripping portion and that is rotated to be in contact with the rotation holding body so as to rotate the rotation holding body.
A medical device holding device.
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