JP4444327B2 - データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法 - Google Patents

データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4444327B2
JP4444327B2 JP2007284415A JP2007284415A JP4444327B2 JP 4444327 B2 JP4444327 B2 JP 4444327B2 JP 2007284415 A JP2007284415 A JP 2007284415A JP 2007284415 A JP2007284415 A JP 2007284415A JP 4444327 B2 JP4444327 B2 JP 4444327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
token
identifier
server
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007284415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009111919A (ja
Inventor
景一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Communication Systems Co Ltd
Original Assignee
Kyocera Communication Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Communication Systems Co Ltd filed Critical Kyocera Communication Systems Co Ltd
Priority to JP2007284415A priority Critical patent/JP4444327B2/ja
Publication of JP2009111919A publication Critical patent/JP2009111919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4444327B2 publication Critical patent/JP4444327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、移動情報端末装置のデータ通信料金を当該移動情報端末装置側の請求先と他の請求先とに区分して課金するデータ通信料金課金システム等に関する。
近年、社外で携帯電話器とパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と省略する。)とを用いてモバイル通信を行うことにより、業務を行う必要に迫られているビジネスマン等が増加している。所持している携帯電話器はビジネスマン等の個人契約によるものであることが多く、この場合、モバイル通信によるアクセスで発生したパケット通信料はビジネスマン等へ請求されることになる。ビジネスマン等は当該請求の明細書を用いて会社にパケット通信料を請求することは可能であるが、業務上であるのか個人使用であるのかという、いわゆる公私区分の事務処理は極めて面倒且つ困難である。このため、当該パケット通信料はビジネスマン等の個人負担になってしまうことが多いというのが実情である。
従来、携帯電話器の通話の分野では、公私区分の事務処理を容易にするために、相手の電話番号の前にいわゆる特番と呼ばれる認識番号を入力することにより、会社と個人とで通話料金を区分する公私分計サービスが行われている(非特許文献1参照)。
携帯電話器を用いたデータ通信向けの種々の公私分計サービスも既に行われている。例えば、パケットカウントを行うソフトウェアをPC上に予めインストールしておくことにより、リアルタイムにデータ通信料およびデータ通信料金の概算を表示することもできる(非特許文献2参照)。
予めアクセス先を登録しておくことにより、パケットの宛先が登録されている場合には、個人使用の携帯電話器へのパケット通信料の請求を免除し、会社側へ請求するという仕組みも存在する。あるいは、企業側ネットワークへアクセスする場合を業務利用とし、他のインターネット上のサーバへアクセスする場合を私的利用として、両者を分けて課金する通信料金分別方法も存在する(特許文献1参照)。
日経BP社、ITpro 、Network"ケータイonBussiness"、[online]、2004年9月16日、[平成19年2月1日検索]、インターネット<URL: http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/keitai/20040915/149943/?ST=keitai&P=2> KDDI、モバイル通信、各種ソフトダウンロード"パケットカウンター"、[online]、[平成19年2月1日検索]、インターネット<URL: http:// http://www.au.kddi.com/mobile/soft/packet_counter/index.html> 国際公開第WO2004/077765号
上述のように、携帯電話器の通話の分野では特番を用いることにより会社と個人とで通話料金を区分する公私分計サービスが行われている。しかし、通話の場合と比較してデータ通信の場合、パケットは同時に複数の箇所にアクセスすることができるため、特番のような認識番号を付加することにより公私分計することは困難であるという問題があった。 上述のように、パケットカウントを行うソフトウェアをPC上に予めインストールしておく公私分計サービスも行われている。しかし、当該分計は概算にすぎない上、PC上でのパケットカウントはユーザがカウントしたものと同様であるため、当該分計はキャリヤ側からみて信頼度が低く、従って当該分計はキャリヤ側の請求に反映できるものではないという問題があった。上述のように、パケットの宛先が登録されている場合には、個人使用の携帯電話器へのパケット通信料の請求を免除し、会社側へ請求するという仕組みも存在する。しかし、この場合、宛先を登録する必要があるという問題があった。企業側ネットワークへアクセスする場合を業務利用とし、他の一般のインターネット上のサーバへアクセスする場合を私的利用として、両者を分けて課金する通信料金分別方法も存在する。しかし、業務上、インターネット上のサーバへアクセスする場合は私的利用となってしまうため、業務利用として分けて課金することができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、携帯電話器の通話の分野で行われている特番のような認識番号を用いることなく、パケットカウントを行うソフトウェアをPC上に予めインストールしておくことなく、パケットの宛先の登録の必要もなく、業務上、インターネット上のサーバへアクセスする場合であっても公私分計することができ且つキャリヤ側からみて信頼度が高いデータ通信料金課金システム等を提供することにある。
この発明のデータ通信料金課金システムは、移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するデータ通信料金課金システムであって、該移動通信部が移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバと、該移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと、該ウェブサーバと接続され所定のネットワークの利用権を示す通信トークンを発行する通信トークン発行サーバと、該ウェブサーバと接続され該移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバと、該所定のネットワークに接続された認証サーバとを備え、前記移動情報端末は、前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続手段と、前記通信トークンの購入に際し前記移動通信部の識別子を前記ウェブサーバへ送信する識別子送信手段と、前記ウェブサーバ側から前記移動通信部を介して前記通信トークンが送信された後、前記移動通信部側ネットワーク接続手段により接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除手段と、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試みるログイン手段と、前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用手段とを備え、前記ウェブサーバは、前記識別子送信手段により送信された識別子を前記通信トークン発行サーバへ送信するウェブサーバ側識別子送信手段と、前記通信トークン発行サーバから送信された通信トークンを前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信するウェブサーバ側通信トークン送信手段と、前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された通信トークンの料金を送信する通信トークン料金送信手段とを備え、前記認証サーバは、前記ログイン手段により用いられた識別子及び通信トークンを前記通信トークン発行サーバへ送信する識別子・通信トークン送信手段と、前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信する利用可通知手段とを備え、前記通信トークン発行サーバは、前記ウェブサーバ側識別子送信手段により送信された識別子に基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信する通信トークン送信手段と、前記識別子・通信トークン送信手段により送信された識別子及び通信トークンに基づき該通信トークンの正当性を認証する通信トークン認証手段とを備え、前記課金サーバは、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、前記ログイン手段は、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された該通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して所定のネットワークの利用を試み、前記利用可通知手段は、前記通信トークン認証手段により前記通信トークンの正当性が認証された場合、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記所定のネットワークへの接続が認証を要する場合、前記ウェブサーバが該認証を行うウェブサーバ側認証手段をさらに備えることができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記通信トークン送信手段は、前記ウェブサーバ側識別子送信手段により送信された識別子と所定の鍵と所定の乱数とに基づき該通信トークンを生成して該ウェブサーバへ送信し、該所定の乱数は該識別子と関連付けて記録しておき、前記通信トークン認証手段は、前記識別子・通信トークン送信手段により送信された識別子及び通信トークンと、前記所定の鍵と、前記通信トークン送信手段により該識別子と関連付けて記録された所定の乱数とに基づき前記通信トークンの正当性を認証することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、前記識別子送信手段は、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、前記通信トークン料金送信手段は、前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された通信トークンの料金と前記識別子送信手段により送信された識別子とを送信し、前記区分課金手段は、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信手段により送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であるものとすることができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたものとすることができる。
この発明のプログラムは、移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末が実行するプログラムであって、該情報処理部のコンピュータを、前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続手段、前記移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバへ、所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子を送信する識別子送信手段、前記ウェブサーバ側から前記移動通信部を介して前記通信トークンが送信された後、前記移動通信部側ネットワーク接続手段により接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除手段、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を試みるログイン手段、前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用手段として機能させるためのプログラムであり、前記識別子送信手段により前記ウェブサーバへ送信された識別子は、該ウェブサーバにより、該ウェブサーバと接続され通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子に基づき通信トークンが生成され、該通信トークンは該ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該通信トークンは前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信され、該ウェブサーバと接続され前記移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバへ、該通信トークンの料金が送信されるものであり、前記ログイン手段により用いられた識別子及び通信トークンは、前記認証サーバにより前記通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された識別子及び通信トークンに基づき通信トークンの正当性が認証され、該通信トークンの正当性が認証された場合、該認証サーバにより、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ該所定のネットワークの利用を認める通知が送信され、前記課金サーバにより、前記移動通信部が前記移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記ウェブサーバにより送信された通信トークンの料金を控除した額が該移動通信部側の請求先に課金され、該通信トークンの料金が他の請求先に課金されることを特徴とするプログラムである。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動情報端末が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、前記ウェブサーバ側から前記課金サーバ側へ送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、前記ログイン手段は、前記移動情報端末の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試み、前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記認証サーバにより、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信されることができる。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、前記識別子送信手段は、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、前記ウェブサーバにより、前記課金サーバへ、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信された通信トークンの料金と前記識別子送信手段により送信された識別子とが送信され、前記課金サーバにより、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記ウェブサーバにより送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記ウェブサーバにより送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することができる。
この発明のプログラムは、移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバが該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するためのプログラムであって、課金サーバのコンピュータを、前記移動通信部が移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバから前記課金サーバへ送信された該所定の期間における所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金手段として機能させるためのプログラムであり、前記移動情報端末により、該移動通信部を介して前記移動通信部側ネットワークに接続し、通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子が前記ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該識別子が該ウェブサーバと接続され通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子に基づき通信トークンが生成され、該通信トークンは該ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該通信トークンが該移動通信部を介して該情報処理部へ送信され、前記課金サーバへ該通信トークンの料金が送信されるものであり、前記移動情報端末により、従前に接続された前記移動通信部側ネットワークとの接続が解除され、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバから送信された前記通信トークンを用い、該移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用が試みられ、該認証サーバにより、移動情報端末により用いられた該識別子及び該通信トークンが前記通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子及び該通信トークンに基づき該通信トークンの正当性が認証された場合、該移動通信部を介して該情報処理部へ該所定のネットワークの利用を認める通知が送信され、該移動情報端末により、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用が行なわれることを特徴とするプログラムである。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動通信部が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、前記ウェブサーバから前記課金サーバへ送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、前記移動情報端末により、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から該移動通信部を介して該情報処理部へ送信された前記通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して所定のネットワークの利用が試みられ、前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記認証サーバにより、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信されることができる。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、前記移動情報端末により、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子が前記ウェブサーバへ送信され、前記ウェブサーバにより、前記課金サーバへ、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信された通信トークンの料金と前記移動情報端末により送信された識別子とが送信され、前記区分課金手段は、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信手段により送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することができる。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であるものとすることができる。
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたものとすることができる。
この発明の記録媒体は、本発明のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
この発明のデータ通信料金課金方法は、移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するデータ通信料金課金方法であって、前記移動情報端末が、前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続ステップと、前記移動通信部側ネットワーク接続ステップで接続された移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバへ、所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子を送信する識別子送信ステップと、前記ウェブサーバが、前記ウェブサーバと接続され前記通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ、前記識別子送信ステップで送信された識別子を送信するウェブサーバ側識別子送信ステップと、前記記通信トークン発行サーバが、前記ウェブサーバ側識別子送信ステップで送信された識別子に基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信する通信トークン送信ステップと、前記ウェブサーバが、前記通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信するウェブサーバ側通信トークン送信ステップと、前記ウェブサーバと接続され前記移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバへ、前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンの料金を送信する通信トークン料金送信ステップと、前記移動情報端末が、前記移動通信部側ネットワーク接続ステップで接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除ステップと、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を試みるログインステップと、前記認証サーバが、前記ログインステップで用いられた識別子及び通信トークンを前記通信トークン発行サーバへ送信する識別子・通信トークン送信ステップと、前記通信トークン発行サーバが、前記識別子・通信トークン送信ステップで送信された識別子及び通信トークンに基づき該通信トークンの正当性を認証する通信トークン認証ステップと、前記認証サーバが、前記通信トークン認証ステップで通信トークンの正当性が認証された場合、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信する利用可通知ステップと、前記移動情報端末が、前記利用通知ステップで前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用ステップと、前記課金サーバが、前記移動通信部が前記移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信ステップで送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金ステップとを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部が無線LANを介して該所定のネットワークの利用を行う場合、前記通信トークン料金送信ステップで送信された該通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、前記ログインステップは、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを用い前記無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試み、前記利用可通知ステップは、前記通信トークン認証ステップで通信トークンの正当性が認証された場合、無線LAN基地局を介して前記情報端末装置へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記所定のネットワークへの接続が認証を要する場合、前記ウェブサーバ側識別子送信ステップに先立ち、前記ウェブサーバが該認証を行うウェブサーバ側認証ステップをさらに備えることができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記通信トークン送信ステップは、前記通信トークン発行サーバが、前記ウェブサーバ側識別子送信ステップで送信された識別子と所定の鍵と所定の乱数とに基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信し、該所定の乱数は該識別子と関連付けて記録しておき、前記通信トークン認証ステップは、前記通信トークン発行サーバが、前記識別子・通信トークン送信ステップで送信された識別子及び通信トークンと、前記所定の鍵と、前記通信トークン送信ステップで該識別子と関連付けて記録された所定の乱数とに基づき該通信トークンの正当性を認証することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、前記識別子送信ステップは、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、前記通信トークン料金送信ステップは、前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンの料金と前記識別子送信ステップで送信された識別子とを送信し、前記区分課金ステップは、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信ステップで送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信ステップで送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であるものとすることができる。
ここで、この発明のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたものとすることができる。
本発明のデータ通信料金課金システム等によれば、所定のネットワーク用の通信トークンを携帯電話コンテンツ用ネットワークに接続された配信サイトが稼動するウェブサーバ経由で購入するに際し、好適には携帯電話器およびPCから構成される移動情報端末のPCから携帯電話器を介して携帯電話器の識別子IDをウェブサーバへ送信する。送信された識別子IDはウェブサーバにより通信トークン発行サーバへ送信される。通信トークン発行サーバは送信された携帯電話器の識別子IDに基づき通信トークンを生成し、この生成された通信トークンをウェブサーバへ送信する。生成した通信トークンは携帯電話器の識別子IDと紐付けされた状態で記録しておく。送信された通信トークンはウェブサーバにより携帯電話器を介してPCへ送信される。その後、携帯電話コンテンツ用ネットワークとの接続を一旦解除した後、改めて携帯電話器の識別子IDおよび上記通信トークンを用い、PC側から携帯電話器および認証サーバを介して所定のネットワークの利用を試みる。認証サーバは携帯電話器の識別子IDおよび通信トークンを通信トークン発行サーバへ送信する。通信トークン発行サーバは送信された識別子IDおよび通信トークンに基づき当該通信トークンの正当性を認証する。従前に、生成された通信トークンT(従前)は携帯電話器の識別子ID(従前)と紐付けされた状態で記録されているため、送信された識別子IDおよび通信トークンと、記録されている識別子ID(従前)および通信トークン(従前)とが一致する場合、従前に携帯電話コンテンツ用ネットワークを介して通信トークン(従前)を購入する際に用いられた携帯電話器と、現在所定のネットワークの利用を試みようとしている際に用いられている携帯電話器とが同一であると認証することができる。認証結果はウェブサーバ側へ通知される。以上のように、上記通信トークン購入時における認証(コンテンツ認証)と購入後における認証(通信認証)とを対応させることができる。この結果、携帯電話コンテンツ用ネットワークから所定のネットワークへの通信の切替を行った場合であってもユーザ(携帯電話器)の対応が付けられる。このため、課金サーバは通信事業者側サーバから送信された所定の期間(例えば、1ヶ月間)におけるユーザ所有の携帯電話器のデータ通信に対する料金から、当該所定の期間におけるウェブサーバにより送信された通信トークンの料金を控除した額を携帯電話器側の請求先(携帯電話器の所有者または利用者であるユーザ)に課金し、当該通信トークンの料金を他の請求先(上記ユーザに対して所定の関係を有する側)に課金することができる。従って、ユーザが業務上、インターネット(所定のネットワークの一例)上のサーバへアクセスする場合であっても、上述した通信トークンを用いることにより容易に公私分計することができる。さらに、本発明のデータ通信料金課金システムはキャリヤ側の設備だけで実現することができるため、キャリヤ側からみて極めて信頼度の高いシステムである。この結果、携帯電話器の通話の分野で行われている特番のような認識番号を用いることなく、パケットカウントを行うソフトウェアをPC上に予めインストールしておくことなく、パケットの宛先の登録の必要もなく、業務上、インターネット上のサーバへアクセスする場合であっても公私分計することができ且つキャリヤ側からみて信頼度が高いデータ通信料金課金システム等を提供することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるデータ通信料金課金システム1を示す。図1において、符号90は移動通信機能を有する移動通信部10と情報処理機能を有する情報処理部20とを備えた移動情報端末である。移動情報端末90は移動通信部10と情報処理部20とを備えた1台の装置として構成することができる。あるいは移動情報端末90は、好適には移動通信部10を携帯電話器10とし、好適には情報処理部20をパーソナルコンピュータPC20とし、携帯電話器10とPC20とを脱着可能に接続した構成とすることもできる。以下では、移動情報端末90は携帯電話器10とPC20とが脱着可能に接続した構成であるものとする。携帯電話器10のユーザは携帯電話器10の所有者または利用者と想定する。携帯電話器10とPC20との間の接続は脱着可能な接続方式、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル11を用いることが好適である。しかし、USB等の接続方式に限定されるものではなく、無線等であってもよいことは勿論である。なお本明細書において、「携帯電話器」は携帯電話装置または携帯電話機と呼んでもよい。続いて、符号13は移動体通信網、14は移動体通信網13に接続された通信事業者側サーバ、12は移動体通信網13に接続された基地局であり、携帯電話器10は基地局12のエリア内に在圏しているものと想定する。符号15は通信事業者側サーバ14と接続された携帯電話コンテンツ用ネットワーク(移動通信部側ネットワーク)、30は携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブ(Web)サーバである。通信事業者側サーバ14は携帯電話器10が携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続する際の認証課金を行う。続いて、符号40はウェブサーバ30と接続され所定のネットワーク16の利用権を示す通信トークン(ワンタイム通信トークン)を発行する通信トークン発行サーバ、60はウェブサーバ30と接続され移動情報端末90の携帯電話器10に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバ、50は所定のネットワーク16に接続された認証サーバである。所定のネットワークとしては、携帯電話器10のユーザが業務上使用する企業内ネットワーク、インターネット等が好適である。認証サーバ50は通信トークン発行サーバ40と接続されている。図1に示されるように、携帯電話器10は移動体通信網13および携帯電話コンテンツ用ネットワーク15を介してウェブサーバ30と接続されている。ウェブサーバ30と通信トークン発行サーバ40との間の接続、ウェブサーバ30と課金サーバ60との間の接続、通信事業者側サーバ14と課金サーバ60との間の接続、認証サーバ50と通信トークン発行サーバ40との間の各接続はVPN(Virtual Private Network)等の専用通信網によることが好適である。上述のように、移動通信部の例として携帯電話器10を用いて説明するが、移動通信部10は携帯電話器10に限定されるものではなく、PHS(Personal Handyphone System)等であってもよい。同様に、情報処理部20の例としてPC20を用いて説明するが、PC20に限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistant)等、携帯電話器10と接続可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。
図1において、符号21はPC20が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック21において、符号22は携帯電話器10を介して携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続するネットワーク接続部(移動通信部側ネットワーク接続手段)、23は、例えば携帯電話器10のユーザが業務上必要とする所定のネットワーク16用の通信トークンを自己が所有する携帯電話器10を用いて上記配信サイト経由で購入するに際し、携帯電話器10の識別子(例えば携帯電話器10の電話番号等)をウェブサーバ30へ送信する識別子送信部(識別子送信手段)、24はウェブサーバ30側から携帯電話器10を介して通信トークンが携帯コンテンツとみなされて送信された後、ネットワーク接続部22により接続された携帯電話コンテンツ用ネットワーク15との接続を解除するネットワーク接続解除部(移動通信部側ネットワーク接続解除手段)、25は携帯電話器10の識別子およびウェブサーバ30側から送信された通信トークンを用い、携帯電話器10および認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みるログイン部(ログイン手段)、26は認証サーバ50から所定のネットワーク16の利用を認める通知が送信された場合、認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を行う所定のネットワーク利用部(所定のネットワーク利用手段)である。以上のPC20が備える機能は、PC20に配置されPC20のコンピュータに上述の各機能を実行させるための通信認証接続ソフトウェアとして実現することができる。識別子送信部23がウェブサーバ30へ送信する識別子は、携帯電話器10の識別子に限定されるものではなく、PC20の識別子(例えばPC20の製造番号等)であってもよい。あるいは、携帯電話器10およびPC20から構成される移動情報端末90の識別子とすることもできる。
図1において、符号31はウェブサーバ30が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック31において、符号32は識別子送信部23により送信された識別子を通信トークン発行サーバ40へ送信するウェブサーバ側識別子送信部(ウェブサーバ側識別子送信手段)、34は通信トークン発行サーバ40から送信された通信トークンを携帯電話器10を介してPC20へ送信するウェブサーバ側通信トークン送信部(ウェブサーバ側通信トークン送信手段)、36は課金サーバ60へウェブサーバ側通信トークン送信部34により送信された通信トークンの料金を送信する通信トークン料金送信部(通信トークン料金送信手段)である。携帯電話器10のユーザが通信トークンを購入する時点では、通常、通信トークンの料金は予め定まっているが、未確定であってもよい。後述するように、課金サーバ60が通信料金の公私分計を行うため、携帯電話器10のユーザは業務上使用する通信トークンの料金を考慮する必要はない。
図1において、符号51は認証サーバ50が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック51において、符号52はログイン部25により用いられた携帯電話器10の識別子および通信トークンを通信トークン発行サーバ40へ送信する識別子・通信トークン送信部(識別子・通信トークン送信手段)、54は通信トークン発行サーバ40により上記通信トークンの正当性が認証された場合、携帯電話器10を介してPC20へ所定のネットワーク16の利用を認める通知を送信する利用可通知部(利用可通知手段)である。
図1において、符号41は通信トークン発行サーバ40が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック41において、符号42はウェブサーバ側識別子送信部32により送信された携帯電話器10の識別子に基づき上記通信トークンを生成し、この生成された通信トークンをウェブサーバ30へ送信する通信トークン送信部(通信トークン送信手段)、44は識別子・通信トークン送信部52により送信された識別子および通信トークンに基づき当該通信トークンの正当性を認証する通信トークン認証部(通信トークン認証手段)である。通信トークン送信部42は、生成した通信トークンを携帯電話器10の識別子と紐付けされた状態で記録しておく。通信トークン認証部44の認証結果は認証サーバ50側へ通知される。
図1において、符号61は課金サーバ60が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック61において、符号62は、通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間(例えば、1ヶ月間)における携帯電話器10のデータ通信に対する料金から、当該所定の期間における通信トークン料金送信部36により送信された通信トークンの料金を控除した額を携帯電話器10側の請求先(携帯電話器10の所有者または利用者であるユーザ等)に課金し、当該通信トークンの料金を他の請求先(携帯電話器10の所有者または利用者であるユーザに対して所定の関係を有する側等)に課金する区分課金部(区分課金手段)である。以上により、携帯電話器10のユーザが業務上必要とする所定のネットワーク16用の通信トークンを自己が所有する携帯電話器10を用いて上記配信サイト経由で購入した場合、業務上用いた通信トークンの料金は上記他の請求先に課金されることになる。この結果、携帯電話器10のユーザが私用で用いたデータ通信料金と業務上用いたデータ通信料金(通信トークンの料金)とが公私分計されることになる。所定の関係を有する側としては、例えばユーザが会社員である場合、当該会社員の雇用者、即ち会社であるものとすることができる。当該会社員が自社のネットワーク(所定のネットワーク16)にログインする場合、業務上用いた当該自社のネットワークに関する通信トークンの料金は会社側に課金されることになり、公私分計されることになる。あるいは、所定の関係を有する側としては、例えばユーザがコンシューマー向けの会員制情報提供サービスの会員である場合、当該コンシューマー向けの会員制情報提供サービスの提供者であるものとすることもできる。当該会員が当該会員制情報提供サービスのネットワーク(所定のネットワーク16)にログインする場合、利用した当該会員制情報提供サービスのネットワークに関する通信トークンの料金は、当該会員制情報提供サービスの提供者側に課金されることになり、一種の分計が行なわれることになる。
図2は、データ通信料金課金システム1の構成要素であるPC20、ウェブサーバ30、通信トークン発行サーバ40、認証サーバ50、課金サーバ60で実行される各プログラムの流れまたはデータ通信料金課金方法をフローチャートで示す。図2において、左側からPC20で実行されるプログラム等のフローチャート、ウェブサーバ30で実行されるプログラム等のフローチャート、通信トークン発行サーバ40で実行されるプログラム等のフローチャート、認証サーバ50で実行されるプログラム等のフローチャート、課金サーバ60で実行されるプログラム等のフローチャートであり、各構成要素間の通信は点線で示す。
図2に示されるように、まず、PC20が、携帯電話器10を介して携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続する(移動通信部側ネットワーク接続ステップ。ステップS22)。移動通信部側ネットワーク接続ステップ(ステップS22)で接続された携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバ30へ、所定のネットワーク16の利用権を示す通信トークンの購入を行うために、携帯電話器10の識別子IDを送信する(識別子送信ステップ。ステップS23)。
次に、ウェブサーバ30が、ウェブサーバ30と接続され通信トークンを発行する通信トークン発行サーバ40へ、識別子送信ステップ(ステップS23)で送信された識別子IDを送信する(ウェブサーバ側識別子送信ステップ。ステップS32)。
続いて、通信トークン発行サーバ40が、ウェブサーバ側識別子送信ステップ(ステップS32)で送信された識別子IDに基づき通信トークンTを生成してウェブサーバ30へ送信する(通信トークン送信ステップ。ステップS42)。通信トークン発行サーバ40は生成した通信トークンTを携帯電話器10の識別子IDと紐付けした状態で記録しておく。
ウェブサーバ30が、通信トークン送信ステップ(ステップS42)で送信された通信トークンTを携帯電話器10を介してPC20へ送信する(ウェブサーバ側通信トークン送信ステップ。ステップS34)。ウェブサーバ30と接続され携帯電話器10のデータ通信料金を課金する課金サーバ60へ、ウェブサーバ側通信トークン送信ステップ(ステップS34)で送信された通信トークンTの料金Bを送信する(通信トークン料金送信ステップ。ステップS36)。
PC20が、移動通信部側ネットワーク接続ステップ(ステップS22)で接続された携帯電話コンテンツ用ネットワーク15との接続を解除する(移動通信部側ネットワーク接続解除ステップ。ステップS24)。携帯電話器10の識別子IDおよびウェブサーバ側通信トークン送信ステップ(ステップS34)で送信された通信トークンTを用い、携帯電話器10および所定のネットワーク16に接続された認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みる(ログインステップ。ステップS25)。
認証サーバ50が、ログインステップ(ステップS25)で用いられた識別子IDおよび通信トークンTを通信トークン発行サーバ40へ送信する(識別子・通信トークン送信ステップ。ステップS52)。
通信トークン発行サーバ40が、識別子・通信トークン送信ステップ(ステップS52)で送信された識別子IDおよび通信トークンTに基づき通信トークンTの正当性を認証する(通信トークン認証ステップ。ステップS44)。上述のように、通信トークンT(従前)は携帯電話器10の識別子ID(従前)と紐付けされた状態で記録されているため、識別子・通信トークン送信ステップ(ステップS52)で送信された識別子IDおよび通信トークンTと、記録されている識別子ID(従前)および通信トークンT(従前)とが一致する場合、通信トークン発行サーバ40は従前に携帯電話コンテンツ用ネットワーク15を介して通信トークンTを購入する際に用いられた携帯電話器10と、現在所定のネットワーク16の利用を試みようとしている際に用いられている携帯電話器10とが同一であると認証することができる。通信トークン認証ステップ(ステップS44)において、上記認証結果Nは認証サーバ50側へ通知される。
認証サーバ50は、通信トークン認証ステップ(ステップS44)で通信トークンTの正当性が認証された場合、すなわち通知された認証結果Nが正当性を認証したことを示す場合、携帯電話器10を介してPC20へ所定のネットワーク16の利用を認める通知Mを送信する(利用可通知ステップ。ステップS54)。
PC20は、認証サーバ50から所定のネットワーク16の利用を認める通知Mが送信された場合、認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を行う(所定のネットワーク利用ステップ。ステップS26)。
課金サーバ60は、携帯電話器10が携帯電話コンテンツ用ネットワーク15に接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間における携帯電話器10のデータ通信に対する料金から、当該所定の期間における通信トークン料金送信ステップ(ステップS36)で送信された通信トークンTの料金Bを控除した額を携帯電話器10側の請求先に課金し、通信トークンTの料金Yを他の請求先に課金する(区分課金ステップ。ステップS62)。
以上より、本発明の実施例1によれば、識別子送信部23は所定のネットワーク16用の通信トークンTを配信サイト経由で購入するに際し、携帯電話器10の識別子IDをウェブサーバ30へ送信する。識別子送信部23により送信された識別子IDはウェブサーバ側識別子送信部32により通信トークン発行サーバ40へ送信される。通信トークン送信部42はウェブサーバ側識別子送信部32により送信された携帯電話器10の識別子IDに基づき通信トークンTを生成し、この生成された通信トークンTをウェブサーバ30へ送信する。通信トークン送信部42は生成した通信トークンTを携帯電話器10の識別子IDと紐付けした状態で記録しておく。送信された通信トークンTはウェブサーバ側通信トークン送信部34により携帯電話器10を介してPC20へ送信される。その後、ネットワーク接続解除部24がネットワーク接続部22により接続された携帯電話コンテンツ用ネットワーク15との接続を解除する。携帯電話器10とPC20との間は接続状態のままでよい。一旦携帯電話コンテンツ用ネットワーク15との接続が解除された後、改めてログイン部25が携帯電話器10の識別子IDおよび上記通信トークンTを用い、携帯電話器10および認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みる。識別子・通信トークン送信部52はログイン部25により用いられた携帯電話器10の識別子IDおよび通信トークンTを通信トークン発行サーバ40へ送信する。通信トークン認証部44は識別子・通信トークン送信部52により送信された識別子IDおよび通信トークンTに基づき当該通信トークンTの正当性を認証する。従前に通信トークン送信部42により生成された通信トークンT(従前)は携帯電話器10の識別子ID(従前)と紐付けされた状態で記録されているため、識別子・通信トークン送信部52により送信された識別子IDおよび通信トークンTと、記録されている識別子ID(従前)および通信トークンT(従前)とが一致する場合、通信トークン認証部44は、従前に携帯電話コンテンツ用ネットワーク15を介して通信トークンT(従前)を購入する際に用いられた携帯電話器10と、現在所定のネットワーク16の利用を試みようとしている際に用いられている携帯電話器10とが同一であると認証することができる。通信トークン認証部44の認証結果Nは認証サーバ50側へ通知される。
以上のように、上記通信トークンT購入時における認証(コンテンツ認証)と購入後における認証(通信認証)とを対応させることができる。この結果、携帯電話コンテンツ用ネットワーク15から所定のネットワーク16への通信の切替を行った場合であってもユーザ(携帯電話器10のユーザ)の対応が付けられる。このため、区分課金部62は通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間(例えば、1ヶ月間)におけるユーザ所有の携帯電話器10のデータ通信に対する料金(=A)から、当該所定の期間における通信トークン料金送信部36により送信された通信トークンTの料金(=B)を控除した額(=A−B)を携帯電話器10側の請求先(携帯電話器10の所有者または利用者であるユーザ)に課金し、当該通信トークンTの料金(=B)を他の請求先(上記ユーザに対して所定の関係を有する側、例えば雇用者側)に課金することができる。従って、ユーザが業務上、インターネット(所定のネットワーク16の一例)上のサーバへアクセスする場合であっても、上述した通信トークンTを用いることにより即時に公私分計することができる。さらに、本発明のデータ通信料金課金システム1はキャリヤ側の設備だけで実現することができるため、キャリヤ側からみて極めて信頼度の高いシステムである。この結果、携帯電話器10の通話の分野で行われている特番のような認識番号を用いることなく、パケットカウントを行うソフトウェアをPC20上に予めインストールしておくことなく、パケットの宛先の登録の必要もなく、業務上、インターネット16上のサーバへアクセスする場合であっても公私分計することができ且つキャリヤ側からみて信頼度が高いデータ通信料金課金システム等を提供することができる。
実施例2では、携帯電話器10が無線LANを介して所定のネットワーク16の利用を行う場合について説明する。
図3は、本発明の実施例2におけるデータ通信料金課金システム2を示す。図2で図1と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図2に示されるデータ通信料金課金システム2が図1に示されるデータ通信料金課金システム1と異なる点は、PC20が無線LAN17を介して所定のネットワーク16の利用を行う場合のために、無線LAN17および無線LAN17に接続された無線LAN基地局18が追加された点と、当該追加に伴い、PC20のログイン部25の機能および認証サーバ50の利用可通知部54の機能が一部変更された点とである(各々、ログイン部25’、利用可通知部54’と示す)。
データ通信料金課金システム2では、通信トークン料金送信部36により送信された通信トークンT’の料金B’には、実施例1で説明した所定のネットワーク16の利用料に加えて無線LAN17の回線使用料金が含まれている。この無線LAN17の回線使用料金は、例えば無線LAN基地局18があるホットスポットの臨時課金である。ログイン部25’は、携帯電話器10の識別子IDおよびウェブサーバ側通信トークン送信部34により送信された通信トークンT’を用いて、無線LAN基地局18および認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みる。利用可通知部54’は、通信トークン認証部44により通信トークンT’の正当性が認証された場合、無線LAN基地局18を介してPC20へ所定のネットワーク16の利用を認める通知M’を送信する。他の処理は実施例1と同様であるため説明は省略する。
実施例2のデータ通信料金課金方法は、上述した実施例1のデータ通信料金課金方法において、通信トークン料金送信ステップ(ステップS36)で送信された通信トークンT’の料金B’が無線LAN17の回線使用料金を含み、ログインステップ(ステップS25)は、携帯電話器10の識別子IDおよびウェブサーバ側通信トークン送信ステップ(ステップS34)で送信された通信トークンTを用いて、無線LAN基地局18および認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みることになる。利用可通知ステップ(ステップS54)は、通信トークン認証ステップ(ステップS44)で通信トークンTの正当性が認証された場合、無線LAN基地局18を介してPC20へ所定のネットワーク16の利用を認める通知M’を送信することになる。他の処理は図2に示される実施例1の処理と同様であるため説明は省略する。
以上より、本発明の実施例2によれば、データ通信料金課金システム2における通信トークンT’の料金Bに、所定のネットワーク16の利用料に加えて無線LAN17の回線使用料金を含ませておく。ログイン部25’は、携帯電話器10の識別子IDおよびウェブサーバ側通信トークン送信部34により送信された通信トークンT’を用いて、無線LAN基地局18および認証サーバ50を介して所定のネットワーク16の利用を試みる。利用可通知部54’は、通信トークン認証部44により通信トークンT’の正当性が認証された場合、無線LAN基地局18を介してPC20へ所定のネットワーク16の利用を認める通知M’を送信する。この結果、携帯電話器10は無線LAN17を介して所定のネットワーク16の利用を行うことができる。区分課金部62は、実施例1と同様に、通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間(例えば、1ヶ月間)におけるユーザ所有の携帯電話器10のデータ通信に対する料金(=A)から、当該所定の期間における通信トークン料金送信部36により送信された通信トークンT’の料金(=所定のネットワーク16の利用料+無線LAN17の回線使用料金=B’)を控除した額(=A−B’)を携帯電話器10側の請求先(携帯電話器10の所有者または利用者であるユーザ)に課金し、当該通信トークンT’の料金(=B’)を他の請求先(上記ユーザに対して所定の関係を有する側、例えば雇用者側)に課金することができる。従って、ユーザが業務上、ホットスポットにおいて臨時的にインターネット(所定のネットワーク16の一例)上のサーバへアクセスする場合であっても、上述した通信トークンT’を用いることにより、実施例1と同様に即時に公私分計することができる。
上述した実施例1および2の各データ通信料金課金システム1および2において、所定のネットワーク16への接続が認証を必要とする場合のために、ウェブサーバ30は当該認証(ユーザ認証)を行うウェブサーバ側認証部(ウェブサーバ側認証手段。不図示)をさらに備えることができる。所定のネットワーク16が企業内ネットワーク等である場合、当該企業内ネットワーク等へログインするためにはユーザ認証を必要とする。あるいは、接続料金定額サービスの場合、通信時間またはパケット量の測定をしないケースもあるため、接続料金定額サービスを利用する場合にはユーザ認証を必要とする。本実施例3によれば、ウェブサーバ30はユーザ認証を行うウェブサーバ側認証部を備えているため、所定のネットワーク16への接続が認証を必要とする場合、当該認証を行うことができる。
実施例3のデータ通信料金課金方法は、上述した実施例1または2の各データ通信料金課金方法において、ウェブサーバ側識別子送信ステップ(ステップS32)に先立ち、ウェブサーバ30が上記認証を行うウェブサーバ側認証ステップ(不図示)をさらに備えればよい。他の処理は図2に示される実施例1の処理、上述した実施例2の処理と同様であるため説明は省略する。
本実施例4では、上述した各実施例において通信トークンの生成の際に暗号化を用いる場合について説明する。暗号化以外については上述した各実施例と同様である。以下では、図1を適宜引用して説明する。
通信トークン送信部42は、ウェブサーバ側識別子送信部32により送信された識別子IDと所定の鍵(秘密鍵等)Kと所定の乱数Rとに基づき通信トークンT(暗号化されたことを上付*で示す。)を生成する。生成した通信トークンTをウェブサーバ30へ送信する。通信トークン送信部42は携帯電話器10の識別子IDと所定の乱数Rとを関連付け(紐付け)した状態で記録しておく。所定の鍵Kは携帯電話器10によらず一定の鍵としておけばよいが、所定の鍵Kも識別子IDと関連付けて記録しておいてもよいことは勿論である。通信トークン認証部44は、識別子・通信トークン送信部52により送信された識別子IDおよび通信トークンTと、所定の鍵Kと、通信トークン送信部42により識別子IDと関連付けて記録された所定の乱数Rとに基づき、通信トークンTの正当性を認証する。従前に通信トークン送信部42により通信トークンT(従前)が生成された際、携帯電話器10の識別子ID(従前)および所定の乱数Rとは紐付けされた状態で記録されている。このため、識別子・通信トークン送信部52により送信された識別子IDと同じ値の識別子ID(従前)を検索し、当該識別子ID(従前)に紐付けされている所定の乱数Rを求め、この所定の乱数Rと所定の鍵Kと識別子IDとから通信トークンT(従前)を求める。この通信トークンT(従前)と識別子・通信トークン送信部52により送信された通信トークンTとが一致した場合、通信トークン認証部44は、従前に携帯電話コンテンツ用ネットワーク15を介して通信トークンT(従前)を購入する際に用いられた携帯電話器10と、現在所定のネットワーク16の利用を試みようとしている際に用いられている携帯電話器10とが同一であると認証することができる。
以上より、本発明の実施例4によれば、上述した各実施例で説明した機能に加えて、暗号化された通信トークンTを用いることができる。この結果、通信トークンTがコピーされていた場合、PC20からのログイン要求を拒否することができる。この結果、上述した各実施例の効果に加えて、通信トークンTをコピーされないようにすることができるセキュリティ機能を有するデータ通信料金課金システムを構築することができる。
上述したデータ通信料金課金システム1等では、携帯電話器10の識別子は1つであることを想定していた。本実施例5では、携帯電話器10は1つ以上の識別子を有し、上述した他の請求先も当該1つ以上の識別子に対応して1つ以上ある場合について説明する。
移動情報端末90および課金サーバ60は携帯電話器10の1以上の識別子と当該1以上の識別子に各々対応する他の請求先との対応表100(後述する図4参照)をさらに備えている。対応表100は、例えばPC20および課金サーバ60の記録装置78a(図4参照)に記録されている。PC20側では、識別子送信部23’’(不図示)は、通信トークンの購入に際し対応表100に基づき携帯電話器10の1以上の識別子の内の一つの識別子をウェブサーバ30へ送信する。ウェブサーバ30側では、通信トークン料金送信部36’’(不図示)は、課金サーバ60へウェブサーバ側通信トークン送信部34により送信された通信トークンの料金と識別子送信部23’’により送信された識別子とを送信する。課金サーバ60側では、区分課金部62’’は、通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間における携帯電話器10のデータ通信に対する料金から、当該所定の期間における通信トークン料金送信部36’’により送信された通信トークンの料金を控除した額を携帯電話器10側の請求先に課金し、上記通信トークンの料金を通信トークン料金送信部36’’により送信された識別子に対応する対応表100中の他の請求先に課金する。
以上により、本発明の実施例5によれば、移動情報端末90および課金サーバ60は携帯電話器10の1以上の識別子と当該1以上の識別子に各々対応する他の請求先との対応表100をさらに備えている。識別子送信部23’’は、通信トークンの購入に際し対応表100に基づき携帯電話器10の1以上の識別子の内の一つの識別子をウェブサーバ30へ送信する。通信トークン料金送信部36’’は、課金サーバ60へウェブサーバ側通信トークン送信部34により送信された通信トークンの料金と識別子送信部23’’により送信された識別子とを送信する。区分課金部62’’は、通信事業者側サーバ14から送信された所定の期間における携帯電話器10のデータ通信に対する料金から、当該所定の期間における通信トークン料金送信部36’’により送信された通信トークンの料金を控除した額を携帯電話器10側の請求先に課金し、上記通信トークンの料金を通信トークン料金送信部36’’により送信された識別子に対応する対応表100中の他の請求先に課金する。この結果、携帯電話器10は複数の識別子を使い分けることにより、通信トークンの料金を複数の他の請求先へ課金させることができる。
図4は、上述した各実施例を実現するための本発明のコンピュータ・プログラムを実行するPC20、ウェブサーバ30、通信トークン発行サーバ40、認証サーバ50および課金サーバ60のコンピュータの内部回路70を示すブロック図である。図4に示されるように、CPU71、ROM72、RAM73、画像制御部76、コントローラ77、入力制御部79、無線LAN17とのインタフェース機能を有する通信メディアインタフェース(I/F)部81および入出力I/F部82はバス83に接続されている。図4において、上述の本発明のコンピュータ・プログラム(PC20側のプログラム、課金サーバ60側のプログラム等)は、ROM72、HD等の記録装置78a、またはDVD若しくはCD−ROM78n等の記録媒体(脱着可能な記録媒体を含む)に記録されている。本発明のコンピュータ・プログラムは、ROM72からバス83を介し、あるいは記録装置78aまたはDVD若しくはCD−ROM78n等の記録媒体からコントローラ77を経由してバス83を介しRAM73へロードされる。内部回路70がPC20および課金サーバ60の場合、図4に示されるように記録装置78aには対応表100が記録されている。入力制御部79は、マウス、テンキー等の入力操作部80と接続され入力制御等を行う。画像メモリであるVRAM75はPC20の表示部74の少なくとも一画面分のデータ容量に相当する容量を有しており、画像制御部76はVRAM75のデータを画像データへ変換して表示部74へ送出する機能を有している。入出力I/F部82は入出力インタフェース機能を有しており、USBケーブル11等により携帯電話器10の入出力I/F部(不図示)と接続されている。
上述のようにCPU71が本発明のコンピュータ・プログラムを実行することにより、本発明の目的を達成することができる。当該コンピュータ・プログラムは上述のようにDVDまたはCD−ROM78n等の記録媒体の形態でコンピュータCPU71に供給することができ、当該コンピュータ・プログラムを記録したDVDまたはCD−ROM78n等の記録媒体も同様に本発明を構成することになる。当該コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体としては上述された記録媒体の他に、例えばメモリ・カード、メモリ・スティック、光ディスク、FD等を用いることができる。
本発明の活用例として、上述のように公私分計を即時に行うことができるため、会社所有のPCおよび携帯電話器を用いた所定のネットワーク16の利用に対する従来の会社側との割引契約に、個人所有のPCおよび携帯電話器を用いた場合における所定のネットワーク16の利用に対しても即時に割引を適用するシステムへの応用が挙げられる。
本発明の実施例1におけるデータ通信料金課金システム1を示す図である。 データ通信料金課金システム1の構成要素であるPC20、ウェブサーバ30、通信トークン発行サーバ40、認証サーバ50、課金サーバ60で実行される各プログラムの流れまたはデータ通信料金課金方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例2におけるデータ通信料金課金システム2を示す図である。 上述した各実施例を実現するための本発明のコンピュータ・プログラムを実行するPC20、ウェブサーバ30、通信トークン発行サーバ40、認証サーバ50および課金サーバ60のコンピュータの内部回路70を示すブロック図である。
符号の説明
1、2 データ通信料金課金システム、 10 携帯電話器、 11 USBケーブル、 12 基地局、 13 移動体通信網、 14 通信事業者側サーバ、 15 携帯電話コンテンツ用ネットワーク、 16 所定のネットワーク、 17 無線LAN、 18 無線LAN基地局、 20 PC、 21、31、41、51、61 機能ブロック、 22 ネットワーク接続部、 23 識別子送信部、 24 ネットワーク接続解除部、 25、25’ ログイン部、 26 所定のネットワーク利用部、 30 ウェブサーバ、 32 ウェブサーバ側識別子送信部、 34 ウェブサーバ側通信トークン送信部、 36 通信トークン料金送信部、 40 通信トークン発行サーバ、 42 通信トークン送信部、 44 通信トークン認証部、 50 認証サーバ、 52 識別子・通信トークン送信部、 54、54’ 利用可通知部、 60 課金サーバ、 62 区分課金部、 70 内部ブロック、 71 CPU、 72 ROM、 73 RAM、 74 表示部、 75 VRAM、 76 画像制御部、 77 コントローラ、 78a 記録装置、 78n 記録媒体、 79 入力制御部、 80 入力操作部、 81 通信メディアI/F部、 82 入出力I/F部、 83 バス、 90 移動情報端末、 100 対応表。

Claims (23)

  1. 移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するデータ通信料金課金システムであって、該移動通信部が移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバと、該移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと、該ウェブサーバと接続され所定のネットワークの利用権を示す通信トークンを発行する通信トークン発行サーバと、該ウェブサーバと接続され該移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバと、該所定のネットワークに接続された認証サーバとを備え、
    前記移動情報端末は、
    前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続手段と、
    前記通信トークンの購入に際し前記移動通信部の識別子を前記ウェブサーバへ送信する識別子送信手段と、
    前記ウェブサーバ側から前記移動通信部を介して前記通信トークンが送信された後、前記移動通信部側ネットワーク接続手段により接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除手段と、
    前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試みるログイン手段と、
    前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用手段とを備え、
    前記ウェブサーバは、
    前記識別子送信手段により送信された識別子を前記通信トークン発行サーバへ送信するウェブサーバ側識別子送信手段と、
    前記通信トークン発行サーバから送信された通信トークンを前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信するウェブサーバ側通信トークン送信手段と、
    前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された通信トークンの料金を送信する通信トークン料金送信手段とを備え、
    前記認証サーバは、
    前記ログイン手段により用いられた識別子及び通信トークンを前記通信トークン発行サーバへ送信する識別子・通信トークン送信手段と、
    前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信する利用可通知手段とを備え、
    前記通信トークン発行サーバは、
    前記ウェブサーバ側識別子送信手段により送信された識別子に基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信する通信トークン送信手段と、
    前記識別子・通信トークン送信手段により送信された識別子及び通信トークンに基づき該通信トークンの正当性を認証する通信トークン認証手段とを備え、
    前記課金サーバは、
    前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金手段とを備えたことを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  2. 請求項1記載のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、
    前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、
    前記ログイン手段は、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された該通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して所定のネットワークの利用を試み、
    前記利用可通知手段は、前記通信トークン認証手段により前記通信トークンの正当性が認証された場合、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信することを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  3. 請求項1又は2記載のデータ通信料金課金システムにおいて、前記所定のネットワークへの接続が認証を要する場合、前記ウェブサーバが該認証を行うウェブサーバ側認証手段をさらに備えたことを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ通信料金課金システムにおいて、
    前記通信トークン送信手段は、前記ウェブサーバ側識別子送信手段により送信された識別子と所定の鍵と所定の乱数とに基づき該通信トークンを生成して該ウェブサーバへ送信し、該所定の乱数は該識別子と関連付けて記録しておき、
    前記通信トークン認証手段は、前記識別子・通信トークン送信手段により送信された識別子及び通信トークンと、前記所定の鍵と、前記通信トークン送信手段により該識別子と関連付けて記録された所定の乱数とに基づき前記通信トークンの正当性を認証することを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、
    前記識別子送信手段は、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、
    前記通信トークン料金送信手段は、前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信手段により送信された通信トークンの料金と前記識別子送信手段により送信された識別子とを送信し、
    前記区分課金手段は、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信手段により送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であることを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ通信料金課金システムにおいて、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたことを特徴とするデータ通信料金課金システム。
  8. 移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末が実行するプログラムであって、該情報処理部のコンピュータを、
    前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続手段、
    前記移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバへ、所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子を送信する識別子送信手段、
    前記ウェブサーバ側から前記移動通信部を介して前記通信トークンが送信された後、前記移動通信部側ネットワーク接続手段により接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除手段、
    前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を試みるログイン手段、
    前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用手段として機能させるためのプログラムであり、
    前記識別子送信手段により前記ウェブサーバへ送信された識別子は、該ウェブサーバにより、該ウェブサーバと接続され通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子に基づき通信トークンが生成され、該通信トークンは該ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該通信トークンは前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信され、該ウェブサーバと接続され前記移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバへ、該通信トークンの料金が送信されるものであり、
    前記ログイン手段により用いられた識別子及び通信トークンは、前記認証サーバにより前記通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された識別子及び通信トークンに基づき通信トークンの正当性が認証され、該通信トークンの正当性が認証された場合、該認証サーバにより、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ該所定のネットワークの利用を認める通知が送信され、
    前記課金サーバにより、前記移動通信部が前記移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記ウェブサーバにより送信された通信トークンの料金を控除した額が該移動通信部側の請求先に課金され、該通信トークンの料金が他の請求先に課金されることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムにおいて、前記移動情報端末が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、
    前記ウェブサーバ側から前記課金サーバ側へ送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、
    前記ログイン手段は、前記移動情報端末の識別子及び前記ウェブサーバ側から送信された通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試み、
    前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記認証サーバにより、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信されることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8又は9記載のプログラムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、
    前記識別子送信手段は、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、
    前記ウェブサーバにより、前記課金サーバへ、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信された通信トークンの料金と前記識別子送信手段により送信された識別子とが送信され、
    前記課金サーバにより、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記ウェブサーバにより送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記ウェブサーバにより送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することを特徴とするプログラム。
  11. 移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバが該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するためのプログラムであって、課金サーバのコンピュータを、
    前記移動通信部が移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバから前記課金サーバへ送信された該所定の期間における所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金手段として機能させるためのプログラムであり、
    前記移動情報端末により、該移動通信部を介して前記移動通信部側ネットワークに接続し、通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子が前記ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該識別子が該ウェブサーバと接続され通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子に基づき通信トークンが生成され、該通信トークンは該ウェブサーバへ送信され、該ウェブサーバにより、送信された該通信トークンが該移動通信部を介して該情報処理部へ送信され、前記課金サーバへ該通信トークンの料金が送信されるものであり、
    前記移動情報端末により、従前に接続された前記移動通信部側ネットワークとの接続が解除され、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバから送信された前記通信トークンを用い、該移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用が試みられ、該認証サーバにより、移動情報端末により用いられた該識別子及び該通信トークンが前記通信トークン発行サーバへ送信され、該通信トークン発行サーバにより、送信された該識別子及び該通信トークンに基づき該通信トークンの正当性が認証された場合、該移動通信部を介して該情報処理部へ該所定のネットワークの利用を認める通知が送信され、該移動情報端末により、該認証サーバを介して該所定のネットワークの利用が行なわれることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムにおいて、前記移動通信部が無線LANを介して前記所定のネットワークの利用を行う場合、
    前記ウェブサーバから前記課金サーバへ送信された通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、
    前記移動情報端末により、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側から該移動通信部を介して該情報処理部へ送信された前記通信トークンを用い無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して所定のネットワークの利用が試みられ、
    前記通信トークン発行サーバにより前記通信トークンの正当性が認証された場合、前記認証サーバにより、無線LAN基地局を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信されることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項11又は12記載のプログラムにおいて、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、
    前記移動情報端末により、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子が前記ウェブサーバへ送信され、
    前記ウェブサーバにより、前記課金サーバへ、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信された通信トークンの料金と前記移動情報端末により送信された識別子とが送信され、
    前記区分課金手段は、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信手段により送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信手段により送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することを特徴とするプログラム。
  14. 請求項8乃至13のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項8乃至14のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたことを特徴とするプログラム。
  16. 請求項8乃至15のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  17. 移動通信機能を有する移動通信部と情報処理機能を有する情報処理部とを備えた移動情報端末の該移動通信部に掛かるデータ通信料金を該移動通信部側の請求先と他の請求先とに区分して課金するデータ通信料金課金方法であって、
    前記移動情報端末が、
    前記移動通信部を介して移動通信部側ネットワークに接続する移動通信部側ネットワーク接続ステップと、
    前記移動通信部側ネットワーク接続ステップで接続された移動通信部側ネットワークに接続されソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバへ、所定のネットワークの利用権を示す通信トークンの購入に際し該移動通信部の識別子を送信する識別子送信ステップと、
    前記ウェブサーバが、
    前記ウェブサーバと接続され前記通信トークンを発行する通信トークン発行サーバへ、前記識別子送信ステップで送信された識別子を送信するウェブサーバ側識別子送信ステップと、
    前記通信トークン発行サーバが、
    前記ウェブサーバ側識別子送信ステップで送信された識別子に基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信する通信トークン送信ステップと、
    前記ウェブサーバが、
    前記通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを前記移動通信部を介して前記情報処理部へ送信するウェブサーバ側通信トークン送信ステップと、
    前記ウェブサーバと接続され前記移動通信部に掛かるデータ通信料金を課金する課金サーバへ、前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンの料金を送信する通信トークン料金送信ステップと、
    前記移動情報端末が、
    前記移動通信部側ネットワーク接続ステップで接続された移動通信部側ネットワークとの接続を解除する移動通信部側ネットワーク接続解除ステップと、
    前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを用い、前記移動通信部及び前記所定のネットワークに接続された認証サーバを介して該所定のネットワークの利用を試みるログインステップと、
    前記認証サーバが、
    前記ログインステップで用いられた識別子及び通信トークンを前記通信トークン発行サーバへ送信する識別子・通信トークン送信ステップと、
    前記通信トークン発行サーバが、
    前記識別子・通信トークン送信ステップで送信された識別子及び通信トークンに基づき該通信トークンの正当性を認証する通信トークン認証ステップと、
    前記認証サーバが、
    前記通信トークン認証ステップで通信トークンの正当性が認証された場合、前記移動通信部を介して前記情報処理部へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信する利用可通知ステップと、
    前記移動情報端末が、
    前記利用通知ステップで前記認証サーバから前記所定のネットワークの利用を認める通知が送信された場合、該認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を行う所定のネットワーク利用ステップと、
    前記課金サーバが、
    前記移動通信部が前記移動通信部側ネットワークに接続する際の認証課金を行う通信事業者側サーバから送信された所定の期間における該移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信ステップで送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を他の請求先に課金する区分課金ステップとを備えたことを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  18. 請求項17記載のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部が無線LANを介して該所定のネットワークの利用を行う場合、
    前記通信トークン料金送信ステップで送信された該通信トークンの料金は無線LAN回線使用料金を含み、
    前記ログインステップは、前記移動通信部の識別子及び前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンを用い前記無線LAN基地局及び前記認証サーバを介して前記所定のネットワークの利用を試み、
    前記利用可通知ステップは、前記通信トークン認証ステップで通信トークンの正当性が認証された場合、無線LAN基地局を介して前記情報端末装置へ前記所定のネットワークの利用を認める通知を送信することを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  19. 請求項17又は18記載のデータ通信料金課金方法において、前記所定のネットワークへの接続が認証を要する場合、前記ウェブサーバ側識別子送信ステップに先立ち、前記ウェブサーバが該認証を行うウェブサーバ側認証ステップをさらに備えたことを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  20. 請求項17乃至19のいずれかに記載のデータ通信料金課金方法において、
    前記通信トークン送信ステップは、前記通信トークン発行サーバが、前記ウェブサーバ側識別子送信ステップで送信された識別子と所定の鍵と所定の乱数とに基づき通信トークンを生成して前記ウェブサーバへ送信し、該所定の乱数は該識別子と関連付けて記録しておき、
    前記通信トークン認証ステップは、前記通信トークン発行サーバが、前記識別子・通信トークン送信ステップで送信された識別子及び通信トークンと、前記所定の鍵と、前記通信トークン送信ステップで該識別子と関連付けて記録された所定の乱数とに基づき該通信トークンの正当性を認証することを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  21. 請求項17乃至20のいずれかに記載のデータ通信料金課金方法において、前記移動情報端末及び前記課金サーバは該移動通信部の1以上の識別子と該1以上の識別子に各々対応する前記他の請求先との対応表をさらに備え、
    前記識別子送信ステップは、前記通信トークンの購入に際し前記対応表に基づき前記移動通信部の1以上の識別子の内の一つの識別子を前記ウェブサーバへ送信し、
    前記通信トークン料金送信ステップは、前記課金サーバへ前記ウェブサーバ側通信トークン送信ステップで送信された通信トークンの料金と前記識別子送信ステップで送信された識別子とを送信し、
    前記区分課金ステップは、前記通信事業者側サーバから送信された所定の期間における前記移動通信部のデータ通信に対する料金から、該所定の期間における前記通信トークン料金送信ステップで送信された通信トークンの料金を控除した額を該移動通信部側の請求先に課金し、該通信トークンの料金を前記通信トークン料金送信ステップで送信された識別子に対応する前記対応表中の他の請求先に課金することを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  22. 請求項17乃至21のいずれかに記載のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部側の請求先は該移動通信部の所有者又は利用者側であり、前記他の請求先は該所有者又は該利用者に対して所定の関係を有する側であることを特徴とするデータ通信料金課金方法。
  23. 請求項17乃至22のいずれかに記載のデータ通信料金課金方法において、前記移動通信部は携帯電話器であり、前記情報処理部はパーソナルコンピュータであり、該携帯電話器と該パーソナルコンピュータとは脱着可能に接続されたことを特徴とするデータ通信料金課金方法。
JP2007284415A 2007-10-31 2007-10-31 データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法 Expired - Fee Related JP4444327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007284415A JP4444327B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007284415A JP4444327B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009111919A JP2009111919A (ja) 2009-05-21
JP4444327B2 true JP4444327B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=40779878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007284415A Expired - Fee Related JP4444327B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4444327B2 (ja)

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8406748B2 (en) 2009-01-28 2013-03-26 Headwater Partners I Llc Adaptive ambient services
US8275830B2 (en) 2009-01-28 2012-09-25 Headwater Partners I Llc Device assisted CDR creation, aggregation, mediation and billing
US8626115B2 (en) 2009-01-28 2014-01-07 Headwater Partners I Llc Wireless network service interfaces
US8391834B2 (en) 2009-01-28 2013-03-05 Headwater Partners I Llc Security techniques for device assisted services
US8346225B2 (en) 2009-01-28 2013-01-01 Headwater Partners I, Llc Quality of service for device assisted services
US8340634B2 (en) 2009-01-28 2012-12-25 Headwater Partners I, Llc Enhanced roaming services and converged carrier networks with device assisted services and a proxy
US8635335B2 (en) 2009-01-28 2014-01-21 Headwater Partners I Llc System and method for wireless network offloading
US8832777B2 (en) 2009-03-02 2014-09-09 Headwater Partners I Llc Adapting network policies based on device service processor configuration
US8583781B2 (en) 2009-01-28 2013-11-12 Headwater Partners I Llc Simplified service network architecture
US8402111B2 (en) 2009-01-28 2013-03-19 Headwater Partners I, Llc Device assisted services install
US8548428B2 (en) 2009-01-28 2013-10-01 Headwater Partners I Llc Device group partitions and settlement platform
US8589541B2 (en) 2009-01-28 2013-11-19 Headwater Partners I Llc Device-assisted services for protecting network capacity
US10264138B2 (en) 2009-01-28 2019-04-16 Headwater Research Llc Mobile device and service management
US10200541B2 (en) 2009-01-28 2019-02-05 Headwater Research Llc Wireless end-user device with divided user space/kernel space traffic policy system
US9392462B2 (en) 2009-01-28 2016-07-12 Headwater Partners I Llc Mobile end-user device with agent limiting wireless data communication for specified background applications based on a stored policy
US10798252B2 (en) 2009-01-28 2020-10-06 Headwater Research Llc System and method for providing user notifications
US8793758B2 (en) 2009-01-28 2014-07-29 Headwater Partners I Llc Security, fraud detection, and fraud mitigation in device-assisted services systems
US9571559B2 (en) 2009-01-28 2017-02-14 Headwater Partners I Llc Enhanced curfew and protection associated with a device group
US11985155B2 (en) 2009-01-28 2024-05-14 Headwater Research Llc Communications device with secure data path processing agents
US10326800B2 (en) 2009-01-28 2019-06-18 Headwater Research Llc Wireless network service interfaces
US9572019B2 (en) 2009-01-28 2017-02-14 Headwater Partners LLC Service selection set published to device agent with on-device service selection
US9270559B2 (en) 2009-01-28 2016-02-23 Headwater Partners I Llc Service policy implementation for an end-user device having a control application or a proxy agent for routing an application traffic flow
US10237757B2 (en) 2009-01-28 2019-03-19 Headwater Research Llc System and method for wireless network offloading
US11218854B2 (en) 2009-01-28 2022-01-04 Headwater Research Llc Service plan design, user interfaces, application programming interfaces, and device management
US10248996B2 (en) 2009-01-28 2019-04-02 Headwater Research Llc Method for operating a wireless end-user device mobile payment agent
US9557889B2 (en) 2009-01-28 2017-01-31 Headwater Partners I Llc Service plan design, user interfaces, application programming interfaces, and device management
US9647918B2 (en) 2009-01-28 2017-05-09 Headwater Research Llc Mobile device and method attributing media services network usage to requesting application
US9858559B2 (en) 2009-01-28 2018-01-02 Headwater Research Llc Network service plan design
US9578182B2 (en) 2009-01-28 2017-02-21 Headwater Partners I Llc Mobile device and service management
US10841839B2 (en) 2009-01-28 2020-11-17 Headwater Research Llc Security, fraud detection, and fraud mitigation in device-assisted services systems
US10783581B2 (en) 2009-01-28 2020-09-22 Headwater Research Llc Wireless end-user device providing ambient or sponsored services
US10064055B2 (en) 2009-01-28 2018-08-28 Headwater Research Llc Security, fraud detection, and fraud mitigation in device-assisted services systems
US10492102B2 (en) 2009-01-28 2019-11-26 Headwater Research Llc Intermediate networking devices
US11973804B2 (en) 2009-01-28 2024-04-30 Headwater Research Llc Network service plan design
US9706061B2 (en) 2009-01-28 2017-07-11 Headwater Partners I Llc Service design center for device assisted services
US9253663B2 (en) 2009-01-28 2016-02-02 Headwater Partners I Llc Controlling mobile device communications on a roaming network based on device state
US9565707B2 (en) 2009-01-28 2017-02-07 Headwater Partners I Llc Wireless end-user device with wireless data attribution to multiple personas
US8745191B2 (en) 2009-01-28 2014-06-03 Headwater Partners I Llc System and method for providing user notifications
US9955332B2 (en) 2009-01-28 2018-04-24 Headwater Research Llc Method for child wireless device activation to subscriber account of a master wireless device
US9954975B2 (en) 2009-01-28 2018-04-24 Headwater Research Llc Enhanced curfew and protection associated with a device group
US10484858B2 (en) 2009-01-28 2019-11-19 Headwater Research Llc Enhanced roaming services and converged carrier networks with device assisted services and a proxy
US9755842B2 (en) 2009-01-28 2017-09-05 Headwater Research Llc Managing service user discovery and service launch object placement on a device
US9351193B2 (en) 2009-01-28 2016-05-24 Headwater Partners I Llc Intermediate networking devices
US10715342B2 (en) 2009-01-28 2020-07-14 Headwater Research Llc Managing service user discovery and service launch object placement on a device
US10779177B2 (en) 2009-01-28 2020-09-15 Headwater Research Llc Device group partitions and settlement platform
US9980146B2 (en) 2009-01-28 2018-05-22 Headwater Research Llc Communications device with secure data path processing agents
US10057775B2 (en) 2009-01-28 2018-08-21 Headwater Research Llc Virtualized policy and charging system
JP5428603B2 (ja) * 2009-07-13 2014-02-26 株式会社Jvcケンウッド セッション確立方法、セッション確立システム、セッションサーバおよび通信端末
EP3483736B1 (en) * 2010-09-28 2021-04-21 Headwater Research LLC System and method for provisioning network service plans
KR101941634B1 (ko) * 2011-01-28 2019-01-24 삼성전자 주식회사 이동통신 시스템의 과금 제어장치 및 방법
US9154826B2 (en) 2011-04-06 2015-10-06 Headwater Partners Ii Llc Distributing content and service launch objects to mobile devices
JP5592332B2 (ja) * 2011-10-20 2014-09-17 株式会社日立システムズ アプリケーション利用管理システム
WO2014159862A1 (en) 2013-03-14 2014-10-02 Headwater Partners I Llc Automated credential porting for mobile devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009111919A (ja) 2009-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4444327B2 (ja) データ通信料金課金システム、プログラム、記録媒体およびデータ通信料金課金方法
US11943206B2 (en) System and method for authorized digital content distribution
JP4296150B2 (ja) ローカルエリアネットワークへの有料アクセス
AU780943B2 (en) Method of payment by means of an electronic communication device
CN101622635B (zh) 通信系统
JP4632662B2 (ja) 電子クーポンを用いた電子商取引方法
CA2626981C (en) Non-repudiation for digital content delivery
US7974926B2 (en) Content use system, information terminal, and settlement system
US20050080634A1 (en) Method and network element for paying by a mobile terminal through a communication network
RU2008141288A (ru) Аутентификация для коммерческой транзакции с помощью мобильного модуля
CN101206696A (zh) 用于保护个人信息的设备、方法和系统
CN106549926A (zh) 一种授权账号使用权限的方法、装置及系统
US20150127546A1 (en) Methods for providing internet services through a toll free connection to a user and devices thereof
Ginzboorg Seven comments on charging and billing
CN101365100B (zh) 网络电视业务与互联网业务的切换方法
KR100452891B1 (ko) 네트워크를 통한 인증 시스템 및 그 방법
Ou et al. Adaptation of agent-based non-repudiation protocol to mobile digital right management (DRM)
JP2008242763A (ja) ネットショッピング代行課金システムおよびその方法
KR20060014284A (ko) 복수의 디바이스에 적용 가능한 drm 방법
JP2005301998A (ja) アドホックネットワークにおけるコンテンツの配信方法、配信プログラム、配信プログラムを記録した記録媒体及び端末装置
TWI252649B (en) A convenient and secure wireless LAN authentication method and system based on SMS mechanism of GSM
KR20030055056A (ko) 블루투스 통신 방식을 이용한 서비스에서 자동 결제서비스 시스템 및 그 방법
KR20050034817A (ko) 인스턴트 메신저를 이용한 인증방법 및 인증시스템
US20120239561A1 (en) Method and apparatus for unique identification of account and for billing an activity in an open network
KR20050087560A (ko) 네트워크를 통한 인증 시스템 및 그 방법, 그리고 기록 매체

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4444327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees