JP4423737B2 - 電力・電灯線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力・電灯線通信システムおよび、これを利用した電力供給家から電力需要家への機器顧客サービスの方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のサービスシステムの構成図である。図において、1は需要家、2は供給家、3は供給家のクライアントシステム、30は公衆電話回線、31はホームコントローラ、35は専用線、34は専用線35に接続される機器、11はパーソナルコンピュータ、32、33はそれぞれ公衆回線に接続する電話線モデム、36はホームコントローラに設けられた操作表示器である。
【0003】
従来は、このような公衆電話回線を用いた機器の監視システムが一般的であり、公衆電話回線30を介し、供給家2のクライアントシステム3とホームコントローラ31およびパーソナルコンピュータ11が、それぞれモデム32、33を介して直接接続される方法が知られている。ホームコントローラ31は、専用線35を介して機器34の運転情報などを収集し、専用のユーザインタフェースである操作表示器36を有している。ホームコントローラ31で収集した機器34の運転情報などの需要家の機器の情報は、モデム32を使用してクライアントシステム3へ伝送されるものである。
【0004】
クライアントシステム3では、収集した需要家の機器の情報を利用して、例えば、機器の運転情報や、故障情報を利用して機器のメンテナンスサービスを実施する。操作表示器36は、ホームコントローラが管理する需要家内の機器の運転情報などの閲覧や、専用線35を介したリモート操作、供給家2のクライアントシステム3から提供される簡単な文字情報の表示をするなどに使用される。
【0005】
一方、パーソナルコンピュータ11は、モデム33を介して公衆電話回線30に接続され、通常はプロバイダなどを介してインターネットに接続されている。需要家1は、例えば、供給家2のクライアントシステム3が提供するインターネットのホームページにアクセスし、供給家2はホームページを介して需要家1に電気の使用に関するアドバイスや、省エネルギーの方法の提案などの情報を提供することが可能となる形態であった。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のシステムは、上記のように構成されているので、機器の操作、監視などの監視システムを構成する際に、専用線35を需要家1内に配線しなければならず、また、これらを需要家1が契約する公衆回線とは、別にあらたな電話回線を敷設し、クライアントシステム3と接続しなければならないため、システム構成が高コストになってしまう。したがって、一般には、ビルなどの規模の大きな需要家の高額な設備機器が対象で、一般家庭レベルではあまり普及していないという問題点があった。
【0007】
また、需要家1がホームコントローラ31の操作表示を行う場合にも、操作表示器36をホームコントローラ31と接続しなければならず、操作表示器36の設置場所に制限があるなどの問題点があった。さらに、供給家2から提供される情報の表示はテキストなど閲覧しにくい簡単な情報の表示しかできず、一方、全ての需要家に、パーソナルコンピュータ11などの汎用的に、かつ理解容易に利用可能な表示装置も必ずしも設置されているわけではないため、いかなる需要家もが簡単、便利に利用可能ではないという問題点があった。
さらに、需要家1の機器34の制御監視システムや操作表示器36とは別の回線で供給家2と接続することになるため、需要家1が自ら供給家2のサービスにアクセスする必要があるなど、供給家2からの柔軟なサービスの提供が困難であるという問題点があった。
【0008】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、新たな配線コストや、通信回線の契約なく、システムを構成することが可能で、どのような家庭でも対象とし、低コストで導入可能なサービスシステムを得ることを目的とし、さらに導入されるサービスにあわせて柔軟に利用可能なシステムを構成する電力・電灯線通信システムおよび機器顧客サービスの方法を得るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電力・電灯線通信システムにおいては、電力線を介して電力の供給を行う供給家と、前記供給家から電力の供給を受ける需要家と、前記供給家から前記各需要家へ電力を供給する電力線と、前記需要家内の各部屋に電力を供給する電灯線と、前記電力線または電灯線のいずれかに接続され、伝送速度が高く、容量の大きなデータを交換可能な高速のデータ通信を行う第1のデータ通信方式を使用して情報交換をする第1の端末と、前記電力線または電灯線のいずれかに接続され、伝送速度が低く、容量の小さなデータを交換可能な低速のデータ通信を行う第2のデータ通信方式を使用して情報交換をする第2の端末と、前記第1の端末、前記第2の端末の両通信を同一電力線および電灯線を使用し、電力と、情報を同一の電力線、電灯線で伝送する電力・電灯線通信システムであって、前記需要家外からくる第1のデータ通信方式における第1の信号のうち、前記需要家内の前記第1の端末への情報は前記需要家内にそのまま第1の信号として流し、前記需要家外からくる第1の信号のうち、前記需要家内の前記第2の端末に関する情報はこれを受信し、第2のデータ通信方式に変換して第2の信号として送信し、前記需要家内の端末間がやり取りする第1のデータ通信方式の信号、あるいは第2のデータ通信方式の信号は、前記需要家内の端末間で行い、前記需要家内の端末に関わる情報で、前記需要家外の端末へ情報を送信する場合は、これが前記第2の端末からの情報の場合は、これを受信し、第1のデータ通信方式に変換して送信し、これが前記第1の端末からの情報の場合は、そのまま流す電力線ゲートウェイ手段と、前記需要家内の端末の扱う情報を収集し、前記需要家外に開示するサーバ手段とを備えたものである。
【0010】
また、前記電力線ゲートウェイ手段、前記サーバ手段の少なくともどちらか一方を有するブレーカを、前記電灯線、電力線の接続部分に設けたものである。
【0011】
さらに、前記電力線ゲートウェイ手段、前記サーバ手段の少なくともどちらか一方を有する電力量計を前記電灯線、電力線の接続部分に設けたものである。
【0012】
この発明に係る電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスの方法においては、電力線を介して電力の供給を行う供給家と、前記供給家から電力線を介して供給された電力を電灯線を介して内部の各端末に供給を受ける需要家と、電力線と電灯線との接続部に設けられ、各端末に関する各種情報を電灯線、および電力線を伝送路として前記需要家外とやり取りをすると共に、前記需要家内の端末の扱う情報を収集し、前記需要家外に開示するサーバ手段を有する電力線ゲートウェイ装置と、この電力線ゲートウェイ装置と電力線を伝送路として各種情報をやり取りする需要家外のクライアントシステムとを備え、前記電力線ゲートウェイ装置のサーバシステム機能は、前記需要家内の端末に関する製造事業者、製造番号、機種、製品コードなどを含む製造情報を第2のデータ通信方式で取得し、これを前記需要家外のクライアントシステムに対し第1のデータ通信方式で送信し、前記クライアントシステムは、前記需要家内の端末の製造情報を第1のデータ通信方式で取得し、この製造情報に対応した当該端末のメーカホームページのアドレス情報や、当該端末のリコール情報、メンテナンスのアドバイス、寿命に関する情報、異常動作時の対処法、端末の保証サービスへの登録情報などを含むサービス情報を電力線を介して前記需要家の前記電力線ゲートウェイ装置、または前記需要家内のパーソナルコンピュータなどの表示手段に第1のデータ通信手段を使用して送信し、前記ゲートウェイ装置においては、送信されたサービス情報を第1のデータ通信手段を使用して受信し、これを自己に具備する表示手段、または第2のデータ通信方式を使用して需要家内の前記製造情報に関連した端末、あるいは他の表示手段に送信し、前記パーソナルコンピュータなどの表示手段または、前記需要家内の表示手段は、前記サービス情報を表示するものである。
【0013】
また、前記需要家から前記供給家へ送信する前記需要家内の機器の製造情報を前記需要家に開示し、前記需要家が内容を確認し、開示の可否を各々のデータに対して設定、確認可能とする需要家確認手段を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す電力・電灯線通信システムの全体構成図である。図1において、1は需要家、2は供給家、3は供給家2内のクライアントシステム、4は電力線、5は光ケーブル、6は中継装置、7は電灯線、8は電力線ゲートウェイ装置、9は第1の端末、10は第2の端末、11はパーソナルコンピュータである。需要家1は、供給家2から電力の供給、および、サービスの供給を受ける。本実施形態では、電力の供給者と、サービスの供給者が同一の事業者である事例で説明する。
【0015】
供給家2と需要家1間は、電力を送電する電力線4で電力を供給する。一方、サービスに関わる情報は、供給家2から需要家1への情報を一定の規模の地域まで光ケーブル5を利用して伝送し、一定規模の地域に設置した中継装置6に接続、さらに、電力線4を介して需要家1の電力線ゲートウェイ装置8に接続され、伝送されるものとする。
需要家1内では、電灯線7を介し、第1の端末9と電力線ゲートウェイ装置8は第1の通信方式で通信し、第2の端末10と電力線ゲートウェイ装置8は第2の通信方式で通信する。同様に電灯線7を介してパーソナルコンピュータ11が接続されている。
【0016】
また、電力線ゲートウェイ装置8は、中継装置6との間では、第1の通信手段で通信を行う。この、第1、第2の両通信は同一の電力線4、および電灯線7を使用し、相互に共存できるもので、第1の通信方式とは、伝送速度が高く、容量の大きなデータを交換可能な高速のデータ通信方式であり、一般に映像、画像、や音声、文書データなど情報量の大きいデータを取り扱う。一方、第2の通信方式は伝送速度が低く、容量の小さなデータを交換可能な低速のデータ通信を行う通信方式で、一般に機器の制御データなど、情報量の小さいデータを取り扱う。
【0017】
図2はこの発明の実施の形態1における需要家内のシステムの構成を示すブロック図であり、電力線ゲートウェイ装置8、第1の端末9、第2の端末10の構成と、接続方法を示す。図2において、図1と同じものは、同じ番号を付ける。電力線ゲートウェイ装置8は、電力線4、または、電灯線7を介し、第1の通信方式で通信を行う第1の通信手段12aと、電灯線7を介し、第2の通信方式で通信を行う第2の通信手段13aを具備し、さらに、第1、第2の通信方式間の情報をそれぞれの方式に変換する電力線ゲートウェイ手段14、さらに、需要家1内の端末の情報を収集し、供給家2のクライアントシステム3に開示したり、供給家2のクライアントシステム3からの情報を需要家1内に中継するサーバ手段15で構成されている。
【0018】
一方、第1の端末9は、電力線ゲートウェイ装置8と同じ構成の第1の通信手段12bを具備し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段16を具備する。さらに第2の端末10は、電力線ゲートウェイ装置8と同じ構成の第2の通信手段13bを具備し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段17を具備する。ここで、説明を割愛したが、第1の通信方式を利用して情報交換を行う図1のパーソナルコンピュータ11は、いうまでもなく、第1の通信手段12を具備している。
【0019】
次に、動作について説明する。
図1において、第1の端末9は、前記第1の通信方式を使用して、需要家1内の他の第1の通信方式を使用する端末、例えばパーソナルコンピュータ11と通信し、情報交換をおこなうと共に、電力線ゲートウェイ装置8と情報交換を行う。第2の端末10は、需要家内の他の第2の通信方式を使用する端末と通信し、情報交換をおこなうと共に、電力線ゲートウェイ装置8と情報交換を行う。電力線ゲートウェイ装置8は、図2での構成にて説明したとおり、第1、第2の両方式の通信方式を使用し、通信可能である。
【0020】
需要家1外のシステムである供給家2のクライアントシステム3から、需要家1の最寄の中継装置6に光ケーブル5を介して情報が伝送される。供給家2のクライアントシステムから中継装置6までの情報の伝送経路には、本実施形態では光ケーブルを用いたが、他の方法でもよい。中継装置6からは、電力線4を介し、第1の通信方式で電力線ゲートウェイ装置8に情報が送られる。中継装置6からの電力線4には、一般に複数の需要家1が接続され、各需要家1に電力が供給されると共に、複数の電力線ゲートウェイ装置8が接続されている。
【0021】
電力線ゲートウェイ装置8は、需要家1内の第2の端末10に対し、同端末に接続される機器の運転情報を収集、あるいは操作し、すなわち、同端末を管理している。個々の第2の端末10との通信は、個々の端末の運転情報を取り扱うため、低速で容量の小さな第2の通信方式を使用することが適切であり、電力線ゲートウェイ装置8、第2の端末10がそれぞれ具備する第2の通信手段13を使用して行われる。
【0022】
さらに、電力線ゲートウェイ装置8は、第2の端末10の情報を図2におけるサーバ手段15により供給家2のクライアントシステムに公開する。このときの供給家2のクライアントシステムとの通信は、需要家1内の複数の第2の端末10の情報を取り扱うことと、複数の需要家1の情報を扱うことから、高速、大容量な第1の通信方式を用いる必要があり、第1の通信手段12aを用いる。
【0023】
電力線ゲートウェイ装置8は、供給家2のクライアントシステムから第1の通信方式を用いて行われる需要家1内の第2の端末10の情報をアクセスする通信については、これを第1の通信手段12aを用いて受信し、電力線ゲートウェイ手段14を用いて第2の通信方式の情報に変換し、サーバ手段15にて処理される。サーバ手段15は、本通信の内容が第2の端末10の運転情報に関するもので、サーバ手段15内に蓄積、保持している情報の場合はサーバ手段15にて応答の通信を作成し、第1の通信手段12aを使用し、電力線4を介して応答する。
【0024】
一方、本通信の内容が第2の端末10の運転情報に関するもので、サーバ手段15内に蓄積、保持するだけでなく、第2の端末10に伝送する必要がある操作情報などの場合は、サーバ手段15にて第2の通信手段13aを使用し、電灯線7を介して、第2の端末10に伝送する。第2の端末10は、これを第2の通信手段13bを使用して受信し、制御・表示手段17にて端末の制御等の処理をする。また、第2の通信端末10は必要に応じ制御結果を第2の通信手段13bを使用して電灯線7を介し電力線ゲートウェイ装置8に送信し、電力線ゲートウェイ装置8はこれを第2の通信手段13aを使用して受信し、サーバ手段15で処理し、電力線ゲートウェイ手段14で第1の通信方式の情報に変換して第1の通信手段12aを使用し、電力線4を介して供給家2クライアントシステムへ送信する。
【0025】
また、第1の通信方式は高速、大容量な通信が可能なため、需要家1内の第1の端末9は、これをインターネット接続に利用する。したがって、このとき電力線ゲートウェイ装置8は電力線4、電灯線7を利用したインターネット通信のひとつの端末であり、第1の端末9のこれらの通信には関与しない。
【0026】
以上のように構成されているので、供給家から需要家へ供給する電力線を使用し、かつ、宅内は電灯線を使用するので、新たな配線コストなく、システムを構成することができる。従来、外部との接続には電話線を利用するケースが多いが、近年は、有線の固定電話を敷設しない家庭もあり、どのような家庭でも電力線を利用することにより対象とすることができ、低コストに導入可能となる。
【0027】
また、第1、第2の通信方式が、同じ電灯線上で共存できることから、これら低速と高速の通信を同様の技術の拡張で構成可能な方式を採用することにより、安価な電力線ゲートウェイ装置が構成可能となる。また、第1、第2の通信方式を導入することで、機能、性能が低レベルな機器を対象としたサービスと、機能、性能が高レベルな通信を必要とするサービスとを、柔軟に構成できる効果があり、今後導入されるサービスにあわせてそれぞれの通信方式にて接続されている端末を利用していくことができる。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、電力線ゲートウェイ装置8を単独で構成するものを示したが、実施の形態2では、この電力線ゲートウェイ装置を供給家2と、需要家1の間に存在するブレーカに具備した場合を示す。
【0029】
図3はこの発明の実施の形態2を示す電力・電灯線システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図である。図3において、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。18はブレーカ、19は遮断手段である。このように、ブレーカ18と一体に構成することで、需要家の分電盤に組み込むことが可能となり、容易に設置できるようになる。また、災害時や、退去時に供給家2から需要家1の電力の供給を遮断するなどの機能を容易に付加することができる。
【0030】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、電力線ゲートウェイ装置8を単独で構成するものを示したが、実施形態3では、この電力線ゲートウェイ装置を供給家2と、需要家1の間に存在する電力量計に具備した場合を示す。
【0031】
図4はこの発明の実施の形態3を示す電力・電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図である。図4において、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。20は電力量計、21は電力計側手段である。このように、電力量計20と一体に構成することで、供給家2が設置することが可能となり、供給家2にて容易にメンテナンスなどができるようになる。また、電力量計20の計量値を供給家2が遠隔から取得したり、時間帯別に計量値をサーバ手段15が保持するなど、遠隔検針、課金の機能を容易に付加することができる。
【0032】
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4を示す電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスの方法を実施するシステムの全体構成図である。図5において、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。3は供給家2内のクライアントシステム、4は電力線、5は光ケーブル、6は中継装置、7は電灯線、8は電力線ゲートウェイ装置、9は第1の端末、10は第2の端末、11はパーソナルコンピュータである。需要家1は、供給家2から電力の供給、および、サービスの供給を受ける。本実施形態では、電力の供給者と、サービスの供給者が同一の事業者である事例で説明する。
【0033】
供給家2と需要家1間は、電力を送電する電力線4で電力を供給する。一方、サービスに関わる情報は、供給家2から需要家1への情報を一定の規模の地域まで光ケーブル5を利用して伝送し、一定規模の地域に設置した中継装置6に接続、さらに、電力線4を介して需要家1の電力線ゲートウェイ装置8に接続され、伝送されるものとする。中継装置6は、光通信手段5で供給家2内のクライアントシステム3と通信し、第1の通信手段12cを使用して需要家1の電力線ゲートウェイ装置8、あるいは、需要家1内の第1の通信方式で通信する端末と通信する。中継処理部22は、これら、光の通信方式と、電力線の第1の通信方式とを変換し中継する機能を持つ。
【0034】
需要家1内では、電灯線7を介し、第1の端末9と電力線ゲートウェイ装置8は第1の通信方式で通信し、第2の端末10と電力線ゲートウェイ装置8は第2の通信方式で通信する。同様に電灯線7を介してパーソナルコンピュータ11が接続されている。
また、電力線ゲートウェイ装置8は、中継装置6との間では、第1の通信手段で通信を行う。この、第1、第2の両通信は同一の電力線4、および電灯線7を使用し、相互に共存できるもので、第1の通信方式とは、伝送速度が高く、容量の大きなデータを交換可能な高速のデータ通信方式であり、一般に映像、画像、や音声、文書データなど情報量の大きいデータを取り扱う。一方、第2の通信方式は伝送速度が低く、容量の小さなデータを交換可能な低速のデータ通信を行う通信方式で、一般に機器の制御データなど、情報量の小さいデータを取り扱う。
【0035】
また、電力線ゲートウェイ装置8は、電力線4、または、電灯線7を介し、第1の通信方式で通信を行う第1の通信手段12aと、電灯線7を介し、第2の通信方式で通信を行う第2の通信手段13aを具備し、さらに、第1、第2の通信方式間の情報をそれぞれの方式に変換する電力線ゲートウェイ手段14、さらに、需要家内の端末の情報を収集し、供給家2のクライアントシステム3に開示したり、供給家2のクライアントシステム3からの情報を需要家1内に中継するサーバ手段15で構成されている。
【0036】
一方、第1の端末9は、電力線ゲートウェイ装置8と同じ構成の第1の通信手段12bを具備し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段16を具備する。さらに第2の端末10は、電力線ゲートウェイ装置8と同じ構成の第2の通信手段13bを具備し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段17を具備する。ここで、説明を割愛したが、第1の通信方式を利用して情報交換を行うパーソナルコンピュータ11は、いうまでもなく、第1の通信手段12を具備している。
【0037】
図6はこの発明の実施の形態4を示す電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスシステムの内部での情報の流れ図であり、図5の構成のうち、基本的な構成要素のみを示し、各要素間での交換する情報の流れを示している。図6において、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。
【0038】
次に、図6を用いて動作について説明する。
一般に、第2の端末10に該当する低速、低容量な通信を行う端末として、エアコンや、照明などの家電製品が想定される。このような第2の端末10の製造情報の取得を要求する通信を電力線ゲートウェイ装置8のサーバ手段15は、電力線ゲートウェイ手段14を介し(101)、第2の通信手段13aに転送する(102)。ここで、電力線ゲートウェイ手段14は、第2の通信方式に対応した送信データを転送する。
【0039】
第2の通信手段13aは、この製造情報取得要求を電灯線7を介して第2の端末10に送信する(103)。第2の端末10はこれを第2の通信手段13bを使用して受信し、制御表示手段17に転送(104)、処理することで製造情報の取得要求であることを解釈する。上記において、製造情報とは、製造番号、製造事業者、機種、製品コードなどの製造情報にかかわる情報である。第2の端末10はこの製造情報取得要求に対応し、応答情報を第2の通信手段13bに転送し(105)、電灯線7を介して電力線ゲートウェイ装置8に応答する(106)。電力線ゲートウェイ装置8は、この応答を第2の通信手段13aで受信し、電力線ゲートウェイ手段14を介して、サーバ手段15に第2の端末10の製造情報を収集、蓄積する(107、108)。
【0040】
クライアントシステム3は、電力線4を介して各需要家1に設置されている機器の製造情報を収集するため、製造情報取得要求を第1の通信方式で各需要家1に送信する(109)。各需要家は、これを第1の通信手段12aで受信し、電力線ゲートウェイ手段14を介してサーバ手段15に転送する(110、111)。
【0041】
サーバ手段15は、クライアントシステム3からの製造情報取得要求に対応し、先に蓄積した需要家1内の機器の製造情報を電力線ゲートウェイ手段15に転送し(112)、これを第1の通信方式の情報に変換し、さらにこれを第1の通信手段12aを使用してクライアントシステム3に送信する(113、114)。
【0042】
クライアントシステム3は、取得した製造情報に基づき、対応したサービス情報を需要家1に送信する。ここで、サービス情報とは、この製造情報に対応した当該端末のメーカホームページのアドレス情報や、当該端末のリコール情報、メンテナンスのアドバイス、寿命に関する情報、異常動作時の対処法、端末の保証サービスへの登録情報などである。
【0043】
サービス情報は、需要家1の電力線ゲートウェイ装置8に送信され(115)、電力線ゲートウェイ装置8は、これを第1の通信手段12aで受信する。サービス情報が、需要家が閲覧する情報の場合には、例えば、電灯線7を介してパーソナルコンピュータ11にこれを転送し(116)、パーソナルコンピュータ11にてユーザが閲覧する。閲覧によるユーザからのサービスに対する応答のアクション情報は、電灯線7を介しクライアントシステム3に送信される(119、120)。また、第1の端末9にて利用する場合には、これを第1の端末9に送信し(116)、第1の端末9はこれを第1の通信手段12bを使用して受信し、制御・表示手段16に転送する(117)。制御・表示手段16にてユーザに対し表示、あるいは制御情報として使用され、そこからの応答は、第1の通信手段12bを介してクライアントシステム3に返送される(118、119、120)。
【0044】
以上のように構成されているので、供給家から需要家へ供給する電力線を使用し、かつ、宅内は電灯線を使用するので、新たな配線コストがなく、機器顧客サービスシステムを構成することができる。従来、外部との接続には電話線を利用するケースが多いが、近年は、有線の固定電話を敷設しない家庭もあり、電力線を利用することによりどのような家庭でも対象とすることができ、低コストに導入可能となる。
【0045】
また、システムの第1、第2の通信方式が、同じ電灯線上で共存できることから、これら低速と高速の通信を同様の技術の拡張で構成可能な方式を採用することにより、安価な電力線ゲートウェイ装置が構成可能となる。また、第1、第2の通信方式を導入することで、機能、性能が低レベルな通信を必要とするサービスと、機能、性能が高レベルな通信を必要とするサービスとを、柔軟に組み合わせて構成できる効果があり、導入する機器顧客サービスにあわせてそれぞれの通信方式にて接続されている端末を利用していくことができる。
【0046】
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5を示す電力・電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図であり、機器顧客サービスの方法を実施する電力、電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置におけるサーバ手段の構成と、当該構成における本発明の特徴的な動作を説明するための情報の流れを示す。図7において、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。8は電力線ゲートウェイ装置、12aは第1の通信手段、14はゲートウェイ手段、15はサーバ手段、24は需要家確認手段である。
【0047】
次に動作について説明する
上記実施形態1〜4では、需要家1内の端末の製造情報などを需要家1の外のシステムである供給家2などに送信する際に、外部に公開する情報に対する制限は特に問わなかった。しかしながら、需要家によっては、セキュリティやプライバシーの問題から、外部に公開を望まない情報も存在する。そこで、本実施形態では、サーバ手段15に、需要家確認手段24を設けることにより、この問題を解決する。
【0048】
外部に公開する情報について、これをパーソナルコンピュータ11の画面を使用して確認する方法について述べる。需要家確認手段24は、外部に公開する情報を電力線ゲートウェイ手段14、第1の通信手段12aを介してパーソナルコンピュータに開示する(201〜203)。パーソナルコンピュータ11は、図示はしないが第1の通信手段を使用してこれを受信し、画面上に表示する。需要家1は、パーソナルコンピュータ11に開示された情報を閲覧し、外部に非公開にする情報を指定する。
【0049】
需要家1が指定した情報は、第1の通信方式によって電力線ゲートウェイ装置8に回答され(204)、電力線ゲートウェイ装置8は、第1の通信手段12aを使用してこれを受信する。受信した非公開情報の指定情報はサーバ手段に伝達され(205、206)、需要家確認手段はこれに基づき外部に開示する情報に制限を加える。
【0050】
以上のように構成されているので、需要家が外部に公開を望まない情報に関してはこれを指定することにより非公開にすることが可能となり、需要家の安全や、プライバシーを保護することが可能となる効果がある。
【0051】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、新たな配線コストや、通信回線の契約なく、需要家の機器を利用したサービスシステムを構成することが可能で、電話回線を持たないなど、どのような家庭でも対象とし、低コストで導入可能なサービスシステムを得ることができるとともに、導入されるサービスにあわせて柔軟にシステムを利用可能な構成を得ることが可能となる。さらに、需要家が公開を望まない需要家内の情報については、これを開示しない制限を施すことが可能であり、需要家の安全や、プライバシーを保護することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電力・電灯線通信システムの全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す電力・電灯線通信システムの需要家内のシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す電力・電灯線システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す電力・電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスの方法を実施するシステムの全体構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスシステムの内部での情報の流れ図である。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す電力・電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図である。
【図8】 従来のサービスシステムの構成図である。
【符号の説明】
1 需要家、 2 供給家、 3 クライアントシステム、 4 電力線、 7 電灯線、 8 電力線ゲートウェイ装置、 9 第1の端末、 10 第2の端末、 11 パーソナルコンピュータ、 12 第1の通信手段、 13 第2の通信手段、 14 電力線ゲートウェイ手段、 15 サーバ手段、 16制御・表示手段、 17 制御・表示手段、 24 需要家確認手段。
Claims (5)
- 屋外から屋内へ電力を供給する電力線と、
前記屋内の各部屋に電力を供給する電灯線と、
前記屋内で前記電灯線をデータ通信の伝送路として接続され、伝送速度が高く容量の大きなデータを交換可能なデータ通信を行う第1のデータ通信方式を使用して映像、画像、音声、文書などを伝送する第1の端末と、
前記屋内で前記電灯線をデータ通信の伝送路として接続され、伝送速度が低く、容量の小さなデータを交換するデータ通信を行う第2のデータ通信方式を使用して前記屋内に前記電灯線で接続されている機器の運転情報あるいは操作などを行う制御データを通信する第2の端末と、
前記屋外と前記屋内とのデータ通信の伝送路とする電力線に接続されると共に、前記屋内におけるデータ通信の伝送路とする電灯線に接続され、
前記屋外から前記屋内の前記第1の端末への情報の通信の場合は前記屋内にそのまま前記第1のデータ通信方式で通信を行い、
前記屋外から前記屋内の前記第2の端末への情報の通信の場合は前記屋内に前記第2のデータ通信方式に変換して通信を行い、
前記屋内の前記第2の端末から前記屋外への情報の通信の場合は前記屋外に前記第1のデータ通信方式に変換して通信を行い、
前記屋内の前記第1の端末から前記屋外への情報の通信の場合は前記屋外にそのまま前記第1のデータ通信方式で通信を行うゲートウェイ手段と、
を備え、
前記ゲートウェイ手段は、
屋外の電力線と屋内の電灯線の間に接続された電力計測手段を有する電力量計または遮断手段を有するブレーカと一体に構成したことを特徴とする電力・電灯線通信システム。 - 前記ゲートウェイ手段を前記ブレーカと一体に構成したことにより、供給元にて屋内の電力供給を遮断する機能を付加可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電力・電灯線通信システム。
- 前記ゲートウェイ手段を前記電力量計と一体に構成したことにより、供給元にて屋内の電力の計量値を遠隔から取得する機能を付加可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電力・電灯線通信システム。
- 前記屋内の端末の情報を収集し、該情報を屋外に開示し、屋外からの情報を屋内の端末に中継するサーバ手段を備え、
該サーバ手段は、前記電力量計または前記ブレーカと一体に構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力・電灯線通信システム。 - 前記サーバ手段は、
前記屋内から前記屋外へ開示する前記収集した前記屋内の前記端末の前記情報に対して、前記屋内の端末にて開示の可否を設定および確認可能とする確認手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の電力・電灯線通信システム。
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