JP4415170B2

JP4415170B2 - Band mounting structure and wrist device

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Publication number: JP4415170B2
Application number: JP27060999A
Authority: JP
Inventors: 正人上野; 俊之関根; 道雄丸川
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1999-09-24
Filing date: 1999-09-24
Publication date: 2010-02-17
Anticipated expiration: 2019-09-24
Also published as: JP2001087013A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計、腕時計、コンパス、水深計などの使用者の手首に装着されるリスト装置に適用して有用なバンドの取付構造およびリスト装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
時計、腕時計、コンパス、水深計などの使用者の手首に装着されるリスト装置に適用されるバンドとしては、例えば、不織布に合皮を貼設してなるなどの柔軟な材質のものなどがある。
また、従来の、例えば時計のバンドの取付構造は、バンドが取付けられる時計本体の取付部と、この取付部に対して取付けられるバンドの被取付部を、バネ棒、ピン、ネジなどの止着部材により連結するといったものが一般的である。
このような構造では、時計本体の取付部と、バンドの被取付部にはそれぞれ穴が形成されており、これらの穴を位置合わせした状態で、即ち、時計本体とバンドとを一部重なり合わせた状態でこれらの穴に止着部材が差し込まれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の柔軟な素材のバンドでは、強度に限界がある。
また、従来のバンドの取付構造では、上記のように、バンド側に穴を形成し、この穴に止着部材を挿入する構造であるため、バンドと時計本体が部分的に重なり合うデザインしか実現できなかった。
【０００４】
そこで、本発明の課題は、バンドとリスト装置本体が重なり合う部分のないデザインを実現できるバンドの取付構造およびリスト装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく、この発明は、次のような構成を備えている。
【００１４】
請求項１記載の発明は、
使用者の手首に装着されるリスト装置１の装置本体２に、帯状のバンド本体３ａ，４ａ内に線状部材１０，１１が配設されているバンド４０を取付けるようにしたバンドの取付構造において、
前記線状部材は、前記バンド本体の周縁部に沿うようにして配設されており、前記線状部材の端部は、前記バンド本体の一端から突出した一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａとなっており、前記装置本体には、前記装置本体から両端部が突出するようにして該装置本体に挿通された棒部材の両端部からなる一対の取付部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃを有し、
この一対の取付部に対し、前記一対の突出部が取付けられるようにしたことを特徴とする。
【００１５】
請求項１記載の発明によれば、装置本体は、一対の突出部が取付けられる一対の取付部を有し、この一対の取付部に対し、一対の突出部が取付けられるようにしたので、バンド本体と、装置本体とが重なり合う部分のないデザインを実現できる。
【００１９】
請求項２記載の発明は、請求項１記載のバンドの取付構造において、
前記一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、棒部材１５，１５の端部に被せられる被覆部材１３，１３，１３，１３がそれぞれ設けられており、この被覆部材を、それぞれ棒部材の端部に被せた状態で、該被覆部材が前記棒部材に対し固定されることにより、装置本体２に対して前記バンド本体３ａ，４ａの取付けがなされるようにしていることを特徴としている。
【００２０】
請求項２記載の発明によれば、一対の突出部には、棒部材の端部に被せられる被覆部材がそれぞれ設けられており、この被覆部材を、それぞれ棒部材の端部に被せた状態で、該被覆部材が棒部材に対し固定されることにより、装置本体に対してバンド本体の取付けがなされるようにしているので、容易に、バンド本体を装置本体の取付部に取り付けた構造とすることができるとともに、被覆部材により棒部材を被覆したデザインとすることができる。
【００２１】
被覆部材は、例えば、棒部材の端部を被覆可能な筒形形状を有するとともに、突出部を、被覆部材の軸心方向に交差する方向に挿通可能な挿通孔を有しており、この挿通孔に突出部を挿通するとともに、被覆部材を棒部材の端部に被せた状態で、該被覆部材を棒部材に対し固定することにより、一対の突出部を取付部に対し取り付けることができるようなものである。
【００２２】
請求項３記載の発明は、請求項１又は２記載のバンドの取付構造において、前記装置本体の内部には、緩衝体５０が設けられ、この緩衝体により、前記棒部材１５，１５から装置本体２の内部のうち、該緩衝体以外の部分へと衝撃が伝達することが防止されていることを特徴としている。
【００２３】
請求項３記載の発明によれば、装置本体の内部には、緩衝体が設けられ、この緩衝体により、棒部材から装置本体の内部のうち、該緩衝体以外の部分へと衝撃が伝達することが防止されているので、この緩衝体により、棒部材から装置本体の内部のうち、緩衝体以外の部分へと衝撃が伝達することを防止でき、装置本体の耐衝撃性が得られる。
【００２４】
請求項４記載の発明は、請求項１〜３のいずれか１項記載のバンドの取付構造において、
前記一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部は、装置本体２により覆われていることを特徴としている。
【００２５】
請求項４記載の発明によれば、一対の突出部の先端部は、装置本体により覆われているので、線状部材の端部がリスト装置からはみ出した状態になることを防止でき、見栄えがよい。
【００２６】
具体的な構造としては、例えば、装置本体は、一対の突出部の先端部が挿入される一対の挿入孔を有しており、これら一対の挿入孔に対し、一対の突出部の先端部がそれぞれ挿入されている構造があげられる。
【００２７】
請求項５記載の発明は、
装置本体２に、帯状のバンド本体３ａ，４ａ内に線状部材１０，１１が配設されているバンド４０を取付けるようにしたバンドの取付構造を備えている、使用者の手首に装着されるリスト装置１において、
前記線状部材は、前記バンド本体の周縁部に沿うようにして配設されており、前記線状部材の端部は、前記バンド本体の一端から突出した一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａとなっており、前記装置本体には、前記装置本体から両端部が突出するようにして該装置本体に挿通された棒部材の両端部からなる一対の取付部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃを有し、
この一対の取付部に対し、前記一対の突出部が取付けられるようにしたことを特徴とする。
【００２８】
請求項５記載の発明によれば、装置本体は、一対の突出部が取付けられる一対の取付部を有し、この一対の取付部に対し、一対の突出部が取付けられるようにしたので、バンド本体と、装置本体とが重なり合う部分のないデザインを実現できる。
【００３７】
【発明の実施の形態】
＜第１の実施の形態例＞
以下、図面を参照して、本発明に係る第１の実施の形態例について説明する。
図１に示すように、本発明に係るリスト装置の一例としての腕時計１は、時計本体（装置本体）２と、この時計本体２に取付けられたバンド４０により概略構成されている。
【００３８】
先ず、時計本体２の概略構成について以下に説明する。
時計本体２の時計ケース３０は、環状のセンターケース（本体ケース）３１、このセンターケース３１に対し、該センターケース３１の外周を覆うようにして設けられた環状のベゼル３２、センターケース３１の表側に固定された時計ガラス３３、センターケース３１の裏側に固定された裏蓋３４等により概略構成されている（図１及び図２参照）。
また、時計本体２の周囲には、各種操作を行うための押しボタン３５，…が設けられている。さらに、センターケース３１の内部には、内部機器類１００が収容されている。内部機器類１００としては、図示しない液晶表示装置、この液晶表示装置に時刻表示させる図示しない制御部、内部機器類の駆動源となる図示しない電池を収容した図示しない電池部などが含まれる。液晶表示装置に表示された情報は、時計ケース３０の時計ガラス３３を通して視認されるようになっている。ここで、液晶表示装置、制御部などの時刻表示に必要な構成要素により時計部が構成されているとする。
【００３９】
次ぎに、本発明に係るバンド４０の構成について説明する。
図１、図４、図５に示すように、バンド４０は、第１および第２のバンド３，４により概略構成されている。
第１のバンド３の第１のバンド本体３ａには、その長手方向に沿って、複数の孔部５，…が形成されている。他方、第２のバンド４の第２のバンド本体４ａにはループ６が外挿され、該バンド本体４ａの端部には、尾錠８および突く棒７が設けられている。
これらバンド３，４は、バンド本体３ａを尾錠８に挿入した状態で、突く棒７を孔部５，…の何れかに挿入することにより、互いに連結されるものであり、これにより腕時計１を使用者の手首に装着することができるようになっている。
【００４０】
さらに、図４に示すように、バンド本体３ａ，４ａには、鋼線を撚り合わせることにより構成されたワイヤ１０，１１が、該バンド本体３ａ，４ａの周縁部に沿うように、細長いＵ字形状をなすようにして埋設されている。
即ち、図６に模式的な断面を示すように、これらバンド本体３ａ，４ａは、不織布などからなる芯材４１、芯材４１の表裏面に貼設された合皮４２，４３、合皮４２の表側に貼設されたナイロンメッシュ４４、このナイロンメッシュ４４から裏側の合皮４３に亘って、バンド本体３ａ，４ａの両側に設けられた合皮４５，４５、および合皮４５，４５により包み込まれるようにして合皮４５，４５の内側に設けられたワイヤ１０，１１などにより構成されている。
ここで、図１、図４、図５に示される１８は、合皮４５，４５をナイロンメッシュ４４、合皮４２、芯材４１、合皮４３に対して縫いつけた縫い目であり、ワイヤ１０，１１は、ほぼこの縫い目１８に沿って配設されている。
また、合皮４４は例えば、メタリック調の素材であり、透明なナイロンメッシュ４４を介して、メタリック調の模様が視認可能となっている。これにより、バンド３，４をメタリック調の高級感のあるものとすることができるとともに、合皮４５，４５と色合いが異なるため、２色成形風のデザインとすることができる。
なお、図６はバンド本体３ａ，４ａの構造を模式的に示したものであり、寸法などは実際と異なるものである。
【００４１】
また、バンド本体３ａ，４ａからは、ワイヤ１０，１１の端部が突出しており、これら突出した部分が突出部１０ａ，１０ａ、１１ａ，１１ａであり、後述するように、これら突出部１０ａ，１０ａ、１１ａ，１１ａを介して、バンド本体３ａ，４ａが装置本体に対して取付けられるようになっている。
即ち、図４，図５では図示を省略しているが、図１０等に示すように、これら突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには被覆部材１３，１３，１３，１３が設けられている。
これら被覆部材１３，１３，１３，１３は、後述する棒部材１５，１５の端部を被覆可能な筒形形状を有するとともに、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを、被覆部材１３，１３，１３，１３の軸心方向に交差する方向に挿通可能な挿通孔１３ａ，１３ａ，１３ａ，１３ａを有している。
そして、この挿通孔１３ａ，１３ａ，１３ａ，１３ａに突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを挿通するとともに、被覆部材１３，１３，１３，１３を棒部材１５，１５の端部に被せた状態で、該被覆部材１３，１３，１３，１３を棒部材１５，１５に対し固定することにより、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを棒部材１５，１５の端部に対し取り付けることができるようになっている。
ここで、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、これら突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａよりも大径のストッパ部材１４，１４，１４，１４が設けられており、これらストッパ部材１４，１４，１４，１４により、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａから被覆部材１３，１３，１３，１３が抜けてしまうことが防止されている。
【００４２】
他方、時計本体２の対向する端部には、棒部材１５，１５が、それぞれその長手方向がバンド本体３ａ，４ａの幅方向となり、かつ、該棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ（図８、図１０等参照）がそれぞれ装置本体２から突出するようにして挿通されている。即ち、図１２に示すように、時計本体２の対向する端部には、棒部材１５，１５を挿通するための挿通孔２０，２０が設けられ、この挿通孔２０，２０に対し、棒部材１５，１５が挿通されている。
ここで、時計本体２の対向する端部の内部には、緩衝体５０，５０がそれぞれ設けられている。この緩衝体５０，５０は、例えば、硬質ウレタン樹脂からなるものであるが、ナイロンなどの樹脂であっても良い。具体的な例としては、例えば、レザミンＰ２５２４（大日精化製）などが好適に用いられる。
また、この緩衝体５０，５０に形成された挿通孔２０ａ，２０ａが、時計本体２の挿通孔２０，２０の一部を構成している。この緩衝体２０，２０は、棒部材１５，１５から装置本体２の内部のうち、該緩衝体２０，２０以外の部分へと衝撃が伝達することを防止するためのものである。
【００４３】
このように、装置本体２から突出した棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃが、取付部を構成している。そして、これら両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに対して、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａに設けられた被覆部材１３，１３，１３，１３を被せた状態で、被覆部材１３，１３，１３，１３が両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに対し固定されることで、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを介してバンド３，４が装置本体２に対し取付けられている。
さらに、挿通孔２０，２０の両端部は、大径部２０ｂ，２０ｂ，２０ｂ，２０ｂとなっており（図８、図２等参照）、この大径部２０ｂ，２０ｂ，２０ｂ，２０ｂに対し被覆部材１３，１３，１３，１３の端部が挿入されている。これにより、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃが被覆部材１３，１３，１３，１３によって完全に被覆され、棒部材１５，１５が視認されないデザインとなっている。
【００４４】
また、装置本体２のベゼル３２は、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部が挿入される挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａを有している。即ち、ベゼル３２には、バンド３，４側に向けて突出する突出部２１，２１，２１，２１が形成されており、これら突出部２１，２１，２１，２１には、バンド３，４側に向けて開口する挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａが形成されている。これら挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａに対して、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部が挿入されることで、ワイヤ１０，１１の端部が腕時計１からはみ出した状態になることのない、見栄えの良いデザインとなっている。
【００４５】
ここで、装置本体２に対するバンド４の取付方について説明する（バンド３も同様であるので省略）。
先ず、図８に示すように、一方の突出部１１ａの先端部を装置本体２の一方の挿入孔２１ａに挿入するとともに、この突出部１１ａに設けられた一方の被覆部材１３を挿通孔２０の一方の大径部２０ｂに挿入する。さらに、棒部材１５を、他方側の大径部２０ｂから挿入し、棒部材１５の一端が一方の被覆部材１３の内側に嵌入され、かつ、棒部材１５の他端が装置本体２から突出した状態にする。ここで、棒部材１５および緩衝体５０には、棒部材１５を緩衝体５０に対して固定するための固定穴１５ｂ、５０ａが形成されており、ネジ１６を、固定穴５０ａを介して固定穴１５ｂに対し螺入することで、棒部材１５が緩衝体５０に対し固定され、棒部材１５と緩衝体５０とが一体の剛体にされる。従って、棒部材１５は、緩衝体５０に対し、該棒部材１５の軸心周りに回動不能である。
【００４６】
次ぎに、図９に示すように、他方の突出部１１ａの先端部を他方の挿入孔２１ａに挿入するとともに、この突出部１１ａに設けられた他方の被覆部材１３を他方の大径部２０ｂに挿入する。この際、ワイヤ１１はある程度の柔軟性を有しているので、この柔軟性を利用してワイヤ１１を適宜撓ませることとする。
またここで、棒部材１５には、ネジ１７，１７により該棒部材１５に対して被覆部材１３，１３を固定するための固定穴１５ａ，１５ａが、また、被覆部材１３，１３には、このネジ１７，１７を挿通するための図示しない挿通穴が形成されており、図１１に示すように、挿通穴を介してネジ１７，１７を固定穴１５ａ，１５ａに対し螺入することで、被覆部材１３，１３が棒部材１５に対し固定される。
このようにして、突出部１１ａ，１１ａ、被覆部材１３，１３を介して、棒部材１５に対してバンド４が取付けられる。
【００４７】
以上のような構成の第一の実施の形態例によれば、バンド本体３ａ，４ａの内部にワイヤ１０，１１が埋設されているので、ワイヤ１０，１１によりバンド本体３ａ，４ａを補強できる。よって、バンド本体３ａ，４ａの高い強度が得られる。しかも、柔軟性のあるワイヤ１０，１１の特性により、バンド本体３ａ，４ａの柔軟性が確保できる。
また、ワイヤ１０，１１が、バンド本体３ａ，４ａの周縁部に沿うようにして配設されているので、特にバンド３，４の周縁部をワイヤ１０，１１により補強できる。
【００４８】
さらに、ワイヤ１０，１１の端部は、バンド本体３ａ，４ａの一端から突出した一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａとなっており、これら一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａが時計本体２に固定された棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ、即ち時計本体２の取付部に取付けられることで、バンド３，４が時計本体２に対して取付けられているので、バンド本体３ａ，４ａと、時計本体２とが重なり合う部分のないデザインを実現できる。
【００４９】
加えて、一対の取付部は、時計本体２から両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃが突出するようにして該時計本体２に挿通された、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃであるので、棒部材１５，１５を、該棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃがそれぞれ時計本体２から突出するようにして該時計本体２に挿通することにより、容易に一対の取付部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃを設けることができる。
【００５０】
さらに、一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、棒部材１５，１５の端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに被せられる被覆部材１３，１３，１３，１３がそれぞれ設けられており、この被覆部材１３，１３，１３，１３を、それぞれ棒部材１５，１５の端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに被せた状態で、該被覆部材１３，１３，１３，１３が棒部材１５，１５に対し固定されることにより、容易に、時計本体２に対するバンド３，４の取付けを行うことができる。
【００５１】
また、時計本体２の内部には、緩衝体５０，５０が設けられ、この緩衝体５０，５０により、棒部材１５，１５から時計本体２の内部のうち、該緩衝体５０，５０以外の部分へと衝撃が伝達することが防止されているので、時計本体２の耐衝撃性が得られる。
【００５２】
さらに、時計本体２は、一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部が挿入される一対の挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａを有しており、これら一対の挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａに対し、一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部がそれぞれ挿入されており、これにより、一対の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部が、時計本体２により覆われているので、ワイヤ１０，１１の端部が腕時計１からはみ出した状態になることを防止でき、見栄えのよいデザインとすることができる。
【００５３】
加えて、時計本体２は、時刻を指示または表示する時計部を備えているので、時刻を指示または表示させて時計機能を利用できる。
【００５４】
＜バンドの断面構造の変形例＞
図１３を参照して、バンド３，４のバンド本体３ａ，４ａの断面構造の変形例について説明する。ここで、上記の第１の実施の形態例と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
先ず、芯材４１の幅方向の両側には、芯材４１の表裏面に亘って合皮４５，４５が設けられ、この合皮４５，４５により包み込まれるようにして、ワイヤ１０，１１が合皮４５，４５と芯材４１との間隔に設けられている。さらに、合皮４５，４５の表面にはメタリック調の薄い合皮４６，４６が貼設されている。また、一方の合皮４６の表側の面から他方の合皮４６の表側の面に亘って、合皮４２が設けられている。同様に、一方の合皮４６の裏側の面から他方の合皮４６の裏側の面に亘って、合皮４２が設けられている。
従って、この変形例によれば、バンド本体３ａ，４ａの幅方向の両側がメタリック調のバンド本体３ａ，４ａとすることができる。
このような、バンド３，４の断面構造の変形例によれば、上記の第１の実施の形態例とは異なる部分をメタリック調にすることができる。
なお、図１３はバンド本体３ａ，４ａの断面構造の変形例を模式的に示したものであり、寸法などは実際と異なることは図６と同様である。
【００５５】
＜バンドの取付構造の変形例１＞
上記の第１の実施の形態例では、被覆部材１３，１３，１３，１３を棒部材１５，１５の先端部に被せた状態で、該被覆部材１３，１３，１３，１３を棒部材１５，１５に対し固定することにより、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを時計本体２に対し取付ける構成としたが、ここでは、このようなバンドの取付構造の変形例１について説明する。
先ず、図１４に示すように、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、鋼線の撚りを戻すことにより、割れ目１０ｂ，１０ｂ，１１ｂ，１１ｂが形成されている。
他方、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃの各端面には、図示しない雌ねじが形成されている。
そして、割れ目１０ｂ，１０ｂ，１１ｂ，１１ｂを介して、図示しないネジを、両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃの各端面に形成された雌ねじに対し螺入することにより突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａが棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに対して固定されている。
【００５６】
このようなバンドの取付構造の変形例１によれば、被覆部材１３，１３，１３，１３、ストッパ部材１４，１４，１４，１４を用いる必要がないので、低コストにすることができる。
【００５７】
＜バンドの取付構造の変形例２＞
次ぎに、バンドの取付構造の変形例２について説明する。
先ず、図１５に示すように、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、該突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを棒部材１５，１５に対して取付けるための取付部材６０，６０，６０，６０が設けられている。この取付部材６０，６０，６０，６０は、金属板を変形させて形成された、Ｕ字形状のものである。また、Ｕ字形状の開口部側には、取付部材６０，６０，６０，６０を棒部材１５，１５に対して取付けるため図示しないネジを挿通するための挿通孔６０ａ，６０ａ，６０ａ，６０ａが形成されている。
この取付部材６０，６０，６０，６０は、そのＵ字形状の曲面部側をワイヤ１０，１１に沿わせた状態で、Ｕ字形状の開口部側が互いに接するように、即ち、鍵穴状に変形させることにより、ワイヤ１０，１１に対して圧着されている。
そして、挿通孔６０ａ，６０ａ，６０ａ，６０ａを介して、図示しないネジを、両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃの各端面に形成された雌ねじに対し螺入することにより突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａが棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに対して固定されている。
【００５８】
このようなバンドの取付構造の変形例２によれば、被覆部材１３，１３，１３，１３、ストッパ部材１４，１４，１４，１４を用いる必要がないので、低コストにすることができる。また、取付部材６０は、ワイヤ１０，１１に対して圧着することにより容易に取付けることができる。
【００５９】
＜バンドの取付構造の変形例３＞
次ぎに、バンドの取付構造の変形例３について説明する。
この変形例においては、突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの装置本体２に対する取付けの都合上、バンド３が、１つずつの突出部１０ａ，１０ａを有する別体のワイヤ１０，１０を有し、同様に、バンド４が、１つずつの突出部１１ａ，１１ａを有する別体のワイヤ１１，１１を有していることとする。
先ず、図１６に示すように、ワイヤ１０，１０，１１，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａの先端部には、該突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａを装置本体２のベゼル３２に対して取付けるための雄ねじ部６１，６１，６１，６１が設けられている。
他方、この変形例においては、ベゼル３２の突出部２１，２１，２１，２１の挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａは、それぞれ雄ねじ部６１，６１，６１，６１が螺入される雌ねじとなっていることとする。
また、雄ねじ部６１，６１，６１，６１の基端部には、該雄ねじ部６１，６１，６１，６１をベゼル３２の挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａに対し螺入する際に、力点となるナット部６２，６２，６２，６２が設けられている。
【００６０】
この変形例におけるバンド３，４の取付方は、以下のようである。
先ず、バンド３，４の取付前の状態では、バンド本体３ａ、４ａが作成されておらず、ワイヤ１０，１０，１１，１１のみをベゼル３２に対して取付ける。即ち、雄ねじ部６１，６１，６１，６１をそれぞれベゼル３２の挿入孔２１ａ，２１ａ，２１ａ，２１ａに対し螺入することにより、ワイヤ１０，１０，１１，１１をそれぞれベゼル３２に対し固定する。
しかるのちに、バンド本体３ａを、ワイヤ１０，１０を内部に埋設した状態で縫製するとともに、同様に、バンド本体４ａを、ワイヤ１１，１１を内部に埋設した状態で縫製する。これにより、時計本体２に対してバンド３，４が取付けられた状態になる。
【００６１】
このようなバンドの取付構造の変形例３によれば、被覆部材１３，１３，１３，１３、ストッパ部材１４，１４，１４，１４を用いる必要がないので、低コストにすることができる。
【００６２】
＜バンドの取付構造の変形例４＞
次ぎに、バンドの取付構造の変形例４について説明する。
先ず、図１７に示すように、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａには、球体６３，６３，６３，６３がそれぞれ外挿固定されている。また、ここでは、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃには、球体６３，６３，６３，６３を収容する球体収容部１５ｄ，１５ｄ，１５ｄ，１５ｄが形成されている。
さらに、ここでは、この球体収容部１５ｄ，１５ｄ，１５ｄ，１５ｄにそれぞれ球体６３，６３，６３，６３を収容した状態で、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに被せられることで、球体６３，６３，６３，６３を両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに固定状態とするためのキャップ部材６９，６９，６９，６９を用いる。このキャップ部材６９，６９，６９，６９には、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに形成された被係止部１５ｅ，１５ｅ，１５ｅ，１５ｅに係止される係止爪６９ａ，６９ａ，６９ａ，６９ａが形成されている。
そして、棒部材１５，１５の球体収容部１５ｄ，１５ｄ，１５ｄ，１５ｄにそれぞれ球体６３，６３，６３，６３に配置した状態で、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃにキャップ部材６９，６９，６９，６９を被せるとともに、被係止部１５ｅ，１５ｅ，１５ｅ，１５ｅに対し係止爪６９ａ，６９ａ，６９ａ，６９ａを係止することで、キャップ部材６９，６９，６９，６９が棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに対し固定状態となり、これにより、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａが棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに取付けられた状態となる。
【００６３】
このようなバンドの取付構造の変形例４によれば、棒部材１５，１５の球体収容部１５ｄ，１５ｄ，１５ｄ，１５ｄにそれぞれ球体６３，６３，６３，６３に配置した状態で、棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃにキャップ部材６９，６９，６９，６９を被せて固定するだけで、ワイヤ１０，１１の突出部１０ａ，１０ａ，１１ａ，１１ａが棒部材１５，１５の両端部１５ｃ，１５ｃ，１５ｃ，１５ｃに取付けることができ、取付作業が容易になる。
【００６４】
＜バンドの変形例１＞
次ぎに、バンドの変形例１について説明する。このバンドの変形例１は、ワイヤ１１によって尾錠８および突く棒７がバンド４のバンド本体４ａに対し固定されていることを主な特徴としている。
即ち、図１８に示すように、例えば、尾錠８には、ワイヤ１１が挿通される挿通部８ａが形成されており、また、突く棒７にも、同様にワイヤ１１が挿通される図示しない挿通部が形成されている。そして、これら挿通部８ａおよび図示しない挿通部にワイヤ１１を挿通した状態とすることにより、ワイヤ１１によって尾錠８および突く棒７がバンド４のバンド本体４ａに対し取付けられている。
このようなバンドの変形例１によれば、ワイヤ１１によって尾錠８および突く棒７がバンド４に対し取付られているので、ワイヤ１１に、バンド４を補強する機能と、尾錠８および突く棒７をバンド本体４ａに取付ける機能とを持たせることができる。
【００６５】
＜バンドの変形例２＞
次ぎに、バンドの変形例２について説明する。このバンドの変形例２は、ワイヤ１１にの一部が尾錠を構成していることを主な特徴としている。
即ち、図１９に示すように、ワイヤ１１の一部は、バンド４のバンド本体４ａの一端から露出する露出部１１ｃとなっており、この露出部１１ｃにより尾錠が構成されている。
このようなバンドの変形例２によれば、ワイヤ１１の一部は、バンド本体４ａから露出する露出部１１ｃとなっており、この露出部１１ｃにより尾錠が構成されているので、ワイヤ１１に、バンド本体４ａを補強する機能と、尾錠としての機能とを持たせることができる。
【００６６】
＜第２の実施の形態例＞
この第２の実施の形態例において、上記の第１の実施の形態例と同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第２の実施の形態例では、ワイヤ１０が、バンド３，４と時計本体２とに亘って埋設されていることを主な特徴としている。
即ち、図２０に示すように、この第２の実施の形態例においては、装置本体２は、ワイヤ１０が挿通されるワイヤ挿通部２ａが形成されており、ワイヤ１０は、このワイヤ挿通部２ａを貫通している。
この第２の実施の形態例においては、例えば、図２１に示すように、２本のワイヤ１０，１０を用いることとして、例えば、バンド３，４の各々のワイヤ位置決め部７０，７０（例えば、バンド３，４の各々の先端部等）において、ワイヤ１０，１０を位置決めすることとしても良いし、あるいは、図２２に示すように、１本のワイヤ１０を用いることとして、バンド３，４のうちのいずれかのワイヤ位置決め部７０においてワイヤ１０を位置決めすることとしても良い。
また、装置本体２の内部においても、ワイヤ１０を装置本体２に対し位置決めしておくことが望ましい。
【００６７】
以上のような構成の第２の実施の形態例によれば、ワイヤ１０が、バンド３，４と時計本体２とに亘って埋設されているので、バンド３，４と時計本体２との良好な一体性が得られる。
【００６８】
＜第３の実施の形態例＞
この第３の実施の形態例において、上記の各実施の形態例と同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第３の実施の形態例は、第２の実施の形態例と同様に、ワイヤ１０が、バンド３，４と時計本体２とに亘って埋設されているものであり、特に、ワイヤ１０が時計本体２の本体ケース３１と、裏蓋３４との間に介装されていることを主な特徴としている。
【００６９】
即ち、図２３および図２４に示すように、本体ケース３１の裏側には、ワイヤ１０が配設されるワイヤ溝３１ａが形成されている。
また、ワイヤ１０には、ワイヤ１０より大径のストッパ部材３７が固定されている一方で、ワイヤ溝３１ａの一部は、このストッパ部材３７が配設される大径部３８がとなっている。
そして、ワイヤ１０をワイヤ溝３１ａに配設するとともに、ストッパ部材３７を大径部３８に配設した状態で、裏蓋３４を本体ケース３１に対し取付けることにより、容易に、ワイヤ１０を時計本体２に埋設した状態にできる。
さらに、ストッパ部材３７が大径部３８から移動できないため、ワイヤ１０が時計本体２から抜け防止された状態にできる。
また、図２５に模式的に示すように、内部機器類１００は、本体ケース３１の内部機器類収容部３１ｂの内部に一括して配置するだけでよい。
【００７０】
以上のような構成の第３の実施の形態例によれば、ワイヤ１０が、本体ケース３１と裏蓋３４との間に介装されているので、裏蓋３４を本体ケース３１に対し取付けるだけで、容易にバンド３，４を時計本体２に対し取付けることができる。
【００７１】
＜第４の実施の形態例＞
この第４の実施の形態例において、上記の各実施の形態例と同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第４の実施の形態例は、装置本体２の背面部３４０（通常は裏蓋３４である部分）と、バンド３００，４００とが、ワイヤ１０を埋設した状態で一体成形されていることを主な特徴としている。
【００７２】
即ち、図２６に模式的に示すように、腕時計１１０の背面部３４０、バンド３００、４００は例えば、ウレタン樹脂などの同一の素材からなり、ワイヤ１０を埋設した状態で、一体形成されている（いわゆる、インサート成形を行っている）。
【００７３】
以上のような構成の第４の実施の形態例によれば、背面部３４０と、バンド３００，４００とが、ワイヤ１０を埋設した状態で一体成形されているので、背面部３４０（ならびに時計本体２）と、バンド３００，４００との一体性を向上できるとともに、これらバンド３００，４００及び裏蓋３４０（ならびに時計本体２）を連続的にワイヤ１０により補強できる。
【００７４】
＜第５の実施の形態例＞
この第５の実施の形態例において、上記の各実施の形態例と同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第５の実施の形態例は、本体ケース３１０と、バンド３００，４００とが、ワイヤ１０を埋設した状態で一体成形されていることを主な特徴としている。
【００７５】
即ち、図２７に模式的に示すように、腕時計１２０の本体ケース３１０、バンド３００、４００は例えば、ウレタン樹脂などの同一の素材からなり、ワイヤ１０を埋設した状態で、一体形成されている（いわゆる、インサート成形を行っている）。
【００７６】
以上のような構成の第５の実施の形態例によれば、本体ケース３１０と、バンド３００，４００とが、ワイヤ１０を埋設した状態で一体成形されているので、本体ケース３１０（ならびに時計本体２）と、バンド３００，４００との一体性を向上できるとともに、これらバンド３００，４００及び本体ケース３１０（ならびに時計本体２）を連続的にワイヤ１０により補強できる。
【００７７】
＜第６の実施の形態例＞
この第６の実施の形態例において、上記の各実施の形態例と同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図２８及び図２９に示すように、この第６の実施の形態例の腕時計６００の時計本体６０２と、バンド６０３、６４には、ワイヤ１０が埋設されている。そして、時計本体６０２には、例えば、長方形状の開口部６０２ａ，…が、バンド６０３，６０４には、例えば、半月状の切り欠き部６０３ａ，…、６０４ａ，…が、それぞれ形成されており、これら開口部６０２ａ，…、切り欠き部６０３ａ，…、６０４ａ，…においては、ワイヤ１０が露出し、該ワイヤ１０の一部が視認可能なデザインとなっている。
なお、時計本体６０２とバンド６０３との連結部は、例えば、図３０に示すように、時計本体６０２に形成された凹部に対し、バンド６０３に形成された凸部を、時計本体６０２の側方から嵌入した構造となっている。
【００７８】
以上のような構成の第６の実施の形態例によれば、開口部６０２ａ，…、切り欠き部６０３ａ，…、６０４ａ，…においては、ワイヤ１０が露出し、ワイヤ１０が視認可能であるといった、美観に優れたデザインとすることができる。
【００７９】
この第６の実施の形態例においては、例えば、図３１に示すように、台形状の切り欠き部７００ａ，…を有し、この切り欠き部７００ａからワイヤ１０が視認可能なデザインとしても良い。また、その他、例えば、三角形状の切り欠き部にするなど、バンドの切り欠き部の形状や、あるいは、時計本体の開口部の形状は、適宜変更可能である。
【００８０】
なお、上記の各実施の形態例においては、リスト装置として腕時計を例示したが、リスト装置はこれに限らず、コンパス、水深計などの、手首に装着して用いられる装置であればよい。
また、バンドや時計本体を透明にすることにより、バンドや時計本体の内部のワイヤを視認可能なデザインとしても良い。
さらに、各実施の態様では、鋼線を寄り合わせたワイヤを線状部材として使用したが、この替わりに針金やナイロンチューブ等を線状部材として使用しても良い。
加えて、ワイヤにアンテナとしての機能を持たせることとしても良い。
また、ワイヤに金メッキを施すなどして、装飾性を持たせても良い。
【００８１】
【発明の効果】
請求項１記載の発明に係るバンドによれば、バンド本体内に線状部材を配設した構成としているので、線状部材によりバンド本体を充分に補強することができる。よって、バンド本体全体の高い強度が得られる。しかも、柔軟性のある線状部材の特性により、バンド本体の柔軟性が確保できる。
【００８２】
請求項２記載の発明に係るバンドによれば、線状部材が、バンド本体の周縁部に沿うようにして配設されているので、特にバンド本体の周縁部を線状部材により補強できる。
【００８３】
請求項３記載の発明に係るバンドによれば、線状部材の端部は、バンド本体の一端から突出した一対の突出部となっており、この突出部を介して、バンド本体が、リスト装置の装置本体に対し取付けられるようになっているので、バンド本体と、装置本体とが重なり合う部分のないデザインを実現できる。
【００８４】
請求項４記載の発明に係るバンドの取付構造によれば、装置本体は、一対の突出部が取付けられる一対の取付部を有し、この一対の取付部に対し、一対の突出部が取付けられるようにしたので、バンド本体と、装置本体とが重なり合う部分のないデザインを実現できる。
【００８５】
請求項５記載の発明に係るバンドの取付構造によれば、一対の取付部は、装置本体から両端部が突出するようにして該装置本体に挿通された、棒部材の両端部であるので、棒部材を、該棒部材の両端部がそれぞれ装置本体から突出するようにして該装置本体に挿通することにより、容易に一対の取付部を設けることができる。
【００８６】
請求項６記載の発明に係るバンドの取付構造によれば、一対の突出部には、棒部材の端部に被せられる被覆部材がそれぞれ設けられており、この被覆部材を、それぞれ棒部材の端部に被せた状態で、該被覆部材が棒部材に対し固定されることにより、装置本体に対してバンド本体の取付けがなされるようにしているので、容易に、バンド本体を装置本体の取付部に取り付けた構造とすることができるとともに、被覆部材により棒部材を被覆したデザインとすることができる。
【００８７】
請求項７記載の発明に係るバンドの取付構造によれば、装置本体の内部には、緩衝体が設けられ、この緩衝体により、棒部材から装置本体の内部のうち、該緩衝体以外の部分へと衝撃が伝達することが防止されているので、この緩衝体により、棒部材から装置本体の内部のうち、緩衝体以外の部分へと衝撃が伝達することを防止でき、装置本体の耐衝撃性が得られる。
【００８８】
請求項８記載の発明に係るバンドの取付構造によれば、一対の突出部の先端部は、装置本体により覆われているので、線状部材の端部がリスト装置からはみ出した状態になることを防止でき、見栄えがよい。
【００８９】
請求項９記載の発明に係るリスト装置によれば、バンドは、帯状のバンド本体内に線状部材を配設して構成されているので、線状部材によりバンド本体を補強できる。よって、バンド本体の高い強度が得られる。しかも、柔軟性のある線状部材の特性により、バンド本体の柔軟性が確保できる。
【００９０】
請求項１０記載の発明に係るリスト装置によれば、バンドと装置本体とに亘って線状部材が配設されているので、バンドと装置本体との良好な一体性が得られる。
【００９１】
請求項１１記載の発明に係るリスト装置によれば、装置本体は、本体ケースと、この本体ケースの裏側に取付けられた裏蓋とを有しており、線状部材が、これら本体ケースと裏蓋との間に介装されているので、本体ケースに裏蓋を取付けるだけで、バンドを装置本体に対して容易に取付けることができる。
【００９２】
請求項１２記載の発明に係るリスト装置によれば、装置本体の少なくとも一部と、バンドとは、これらを連結するための線状部材を埋設した状態で一体成形されているので、バンドと装置本体との一体性を向上できるとともに、これらバンド及び装置本体を連続的に線状部材により補強できる。
【００９３】
請求項１３記載の発明に係るリスト装置によれば、装置本体は、時刻を指示または表示する時計部を備えているので、時刻を指示または表示させて時計機能を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るリスト装置の一例としての腕時計を示す全体斜視図である。
【図２】本発明に係るリスト装置の装置本体の一例としての腕時計の時計本体を示す平面図である。
【図３】図２の矢印Ａ方向から見た側面図である。
【図４】本発明に係るバンドを示すものであり、このうち（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ矢視図、（ｃ）は（ａ）のＣ−Ｃ矢視図である。
【図５】本発明に係るバンドを示す斜視図である。
【図６】本発明に係るバンドの断面構造を示す模式図である。
【図７】本発明に係るバンドがリスト装置の装置本体に取付けられる前の状態を示す平面図である。
【図８】本発明に係るバンドをリスト装置の装置本体に取付けている状態を示す平面図である。
【図９】本発明に係るバンドがリスト装置の装置本体に取付けられた状態を示す平面図である。
【図１０】本発明に係るバンドの取付構造を説明するための、主要な構成要素のみを示す平断面図である。
【図１１】本発明に係るバンドの取付構造を説明するための、装置本体を示す一部破断の側面図である。
【図１２】本発明に係るバンドの取付構造を説明するための、装置本体を示す側断面図である。
【図１３】バンドの断面構造の変形例を示す模式図である。
【図１４】バンドの取付構造の変形例１を説明するためのものであり、このうち（ａ）はワイヤの側面図、（ｂ）は（ａ）のＤ−Ｄ矢視断面図である。
【図１５】バンドの取付構造の変形例２を説明するためのものであり、このうち（ａ）はワイヤの側面図、（ｂ）は（ａ）のＥ−Ｅ矢視断面図である。
【図１６】バンドの取付構造の変形例３を説明するためのものであり、このうち（ａ）はワイヤの側面図、（ｂ）は（ａ）のＦ−Ｆ矢視断面図である。
【図１７】バンドの取付構造の変形例４を説明するためのものであり、このうち（ａ）はワイヤの側面図、（ｂ）は棒部材を示す一部破断の正面図、（ｃ）は（ｂ）の矢印Ｇ方向から見た側面図、（ｄ）はキャップを示す一部破断の正面図、（ｅ）はキャップによりワイヤを棒部材に対して固定した状態を示す平断面図である。
【図１８】バンドの変形例１を説明するためのものであり、このうち（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）の矢印Ｈ方向から見た側面図である。
【図１９】バンドの変形例２を説明するためのものバンドの平面図である。
【図２０】本発明に係る第２の実施の形態例を説明するための、リスト装置を示す概略側面図である。
【図２１】本発明に係る第２の実施の形態例のリスト装置に適用されるバンドを示す平面図である。
【図２２】第２の実施の形態例のリスト装置に適用されるバンドの変形例を示す平面図である。
【図２３】本発明に係る第３の実施の形態例のリスト装置を示す正断面図である。
【図２４】第３の実施の形態例のリスト装置を示す平断面図である。
【図２５】第３の実施の形態例における内部機器類の取付けを説明するための模式的な平面図である。
【図２６】本発明に係る第４の実施の形態例のリスト装置を説明するためのものであり、このうち（ａ）は模式的な平面図、（ｂ）は模式的な側断面図である。
【図２７】本発明に係る第５の実施の形態例のリスト装置を説明するためのものであり、このうち（ａ）は模式的な平面図、（ｂ）は模式的な側断面図である。
【図２８】本発明に係る第６の実施の形態例のリスト装置を示す平面図である。
【図２９】第６の実施の形態例のリスト装置を示す概略側面図である。
【図３０】図２９のＩ部を示す拡大側断面図である。
【図３１】バンドの変形例３を説明するための、バンドの一部を示す平面図である。
【符号の説明】
１腕時計（リスト装置）
２時計本体（装置本体）
３第１のバンド（バンド４０を構成する）
３ａ第１のバンド本体
４第２のバンド（バンド４０を構成する）
４ａ第２のバンド本体
１０ワイヤ
１１ワイヤ
１０ａ，１１ａ突出部
１３被覆部材
１５棒部材
１５ｃ棒部材の端部（取付部）
３１本体ケース
３４裏蓋
４０バンド
５０緩衝体
３００，４００バンド
６０２装置本体
６０３，６０４バンド
７００バンド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention is applied to wrist devices worn on the wrists of users such as watches, wristwatches, compasses, and water depth gauges.Useful bandMounting structureandThe present invention relates to a wrist device.
[0002]
[Prior art]
Examples of bands applied to wrist devices worn on the wrists of users such as watches, wristwatches, compasses, water depth gauges, and the like include those made of a flexible material such as a synthetic leather pasted on a nonwoven fabric. .
In addition, the conventional structure for attaching a watch band, for example, is such that a watch body attaching portion to which the band is attached and a band attaching portion attached to the attaching portion are fixed to a spring rod, a pin, a screw or the like. It is common to connect by a member.
In such a structure, holes are formed in the watch body mounting part and the band mounting part, respectively, with these holes aligned, that is, the watch body and the band partially overlap each other. In this state, fastening members are inserted into these holes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional flexible material band has a limit in strength.
In addition, the conventional band mounting structure has a structure in which a hole is formed on the band side and a fastening member is inserted into the hole as described above, so that only a design in which the band and the watch body partially overlap can be realized. There wasn't.
[0004]
  Accordingly, an object of the present invention is to provide a band mounting structure capable of realizing a design without a portion where the band and the wrist device body overlap.andIt is to provide a wrist device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  To solve the above problems,The present invention has the following configuration.
[0014]
  Claim1The described invention
  In a band mounting structure in which a band 40 in which linear members 10 and 11 are disposed in band-shaped band main bodies 3a and 4a is mounted on the apparatus main body 2 of the wrist device 1 mounted on the wrist of the user. ,
  The linear member is disposed along the peripheral edge of the band main body, and the end of the linear member has a pair of protruding portions 10a, 10a, 11a, protruding from one end of the band main body. 11a, and a pair of attachment portions 15c, 15c, 15c, 15c consisting of both ends of a rod member inserted into the apparatus main body so that both ends protrude from the apparatus main body are provided on the apparatus main body. Have
  The pair of protrusions can be attached to the pair of attachment portions.
[0015]
  Claim1According to the described invention, the apparatus main body has a pair of attachment parts to which the pair of protrusions are attached, and the pair of protrusions are attached to the pair of attachment parts. It is possible to realize a design that does not overlap with the device body.
[0019]
  Claim2The described invention is claimed.1In the mounting structure of the described band,
  The pair of protrusions 10a, 10a, 11a, and 11a are provided with covering members 13, 13, 13, and 13 that cover the end portions of the rod members 15 and 15, respectively. The band main bodies 3a and 4a are attached to the apparatus main body 2 by fixing the covering member to the bar member in a state of covering the end of the band member. .
[0020]
  Claim2According to the described invention, the pair of protrusions are each provided with the covering member that covers the end of the bar member, and the covering member is covered with the end of the bar member, respectively. Since the band body is attached to the apparatus main body by fixing the member to the rod member, the band main body can be easily attached to the attachment portion of the apparatus main body. At the same time, the rod member can be covered with the covering member.
[0021]
The covering member has, for example, a cylindrical shape that can cover the end of the rod member, and has an insertion hole through which the protrusion can be inserted in a direction intersecting the axial direction of the covering member. A pair of protrusions can be attached to the attachment portion by inserting the protrusions into the holes and fixing the covering member to the rod member with the covering member covering the end of the rod member. It is a thing.
[0022]
  Claim3The described invention is claimed.1 or 2In the band mounting structure described above, a shock absorber 50 is provided inside the device main body, and the shock absorber allows the rod members 15 and 15 to move to a portion of the device main body 2 other than the shock absorber. It is characterized in that the transmission of impact is prevented.
[0023]
  Claim3According to the described invention, the buffer body is provided in the inside of the apparatus body, and this buffer body prevents the shock from being transmitted from the rod member to the inside of the apparatus body other than the buffer body. Therefore, the shock absorber can prevent the shock from being transmitted from the rod member to the inside of the device main body other than the shock absorber, and the shock resistance of the device main body can be obtained.
[0024]
  Claim4The described invention is claimed.Any one of 1-3In the mounting structure of the described band,
  The tip portions of the pair of protrusions 10a, 10a, 11a, 11a are covered with the apparatus main body 2.
[0025]
  Claim4According to the described invention, the tip end portions of the pair of projecting portions are covered with the apparatus main body, so that the end portion of the linear member can be prevented from protruding from the wrist device, and the appearance is good.
[0026]
As a specific structure, for example, the apparatus main body has a pair of insertion holes into which the distal end portions of the pair of projecting portions are inserted, and the distal end portions of the pair of projecting portions are opposed to the pair of insertion holes. Examples of the structures are inserted.
[0027]
Claim5The described invention
  The apparatus main body 2 is equipped with a band mounting structure in which the band 40 in which the linear members 10 and 11 are disposed in the band-shaped band main bodies 3a and 4a is attached to the wrist of the user. In the wrist device 1,
  The linear member is disposed along the peripheral edge of the band main body, and the end of the linear member has a pair of protruding portions 10a, 10a, 11a, protruding from one end of the band main body. 11a, and a pair of attachment portions 15c, 15c, 15c, 15c consisting of both ends of a rod member inserted into the apparatus main body so that both ends protrude from the apparatus main body are provided on the apparatus main body. Have
  The pair of protrusions can be attached to the pair of attachment portions.
[0028]
  According to invention of Claim 5,The apparatus main body has a pair of attachment parts to which the pair of protrusions are attached, and the pair of protrusions are attached to the pair of attachment parts, so that the band main body and the apparatus main body overlap each other. You can realize no design.
[0037]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<First Embodiment>
Hereinafter, a first embodiment according to the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, a wristwatch 1 as an example of a wrist device according to the present invention is schematically configured by a watch body (device body) 2 and a band 40 attached to the watch body 2.
[0038]
  First, the schematic configuration of the watch body 2 will be described below.
  A watch case 30 of the watch body 2 includes an annular center case (main body case) 31, an annular bezel 32 provided so as to cover the outer periphery of the center case 31, and the front side of the center case 31. The watch glass 33 is fixed to the center case 31, the back cover 34 is fixed to the back side of the center case 31, and the like (see FIG.1 and 2reference).
  In addition, push buttons 35 for performing various operations are provided around the watch body 2. Furthermore, an internal device 100 is accommodated in the center case 31. The internal devices 100 include a liquid crystal display device (not shown), a control portion (not shown) that displays time on the liquid crystal display device, a battery portion (not shown) that houses a battery (not shown) that serves as a drive source for the internal devices, and the like. Information displayed on the liquid crystal display device is visually recognized through the watch glass 33 of the watch case 30. Here, it is assumed that the clock unit is configured by components necessary for time display such as a liquid crystal display device and a control unit.
[0039]
Next, the configuration of the band 40 according to the present invention will be described.
As shown in FIGS. 1, 4, and 5, the band 40 is schematically configured by first and second bands 3 and 4.
A plurality of holes 5,... Are formed in the first band body 3a of the first band 3 along the longitudinal direction thereof. On the other hand, a loop 6 is extrapolated to the second band main body 4a of the second band 4, and a buckle 8 and a protruding rod 7 are provided at the end of the band main body 4a.
These bands 3 and 4 are connected to each other by inserting the protruding rod 7 into any of the holes 5,... With the band main body 3a inserted into the buckle 8. It can be worn on the user's wrist.
[0040]
Further, as shown in FIG. 4, the band bodies 3a and 4a have elongated U-shaped wires 10 and 11 formed by twisting steel wires along the peripheral edges of the band bodies 3a and 4a. It is buried in a shape.
That is, as shown in a schematic cross-section in FIG. 6, these band main bodies 3 a and 4 a are composed of a core material 41 made of nonwoven fabric and the like, synthetic leathers 42 and 43 pasted on the front and back surfaces of the core material 41, and synthetic leather 42. Nylon mesh 44 affixed to the front side of the belt, and the synthetic leather 45, 45 provided on both sides of the band bodies 3a, 4a and the synthetic leather 45, 45 from the nylon mesh 44 to the synthetic leather 43 on the back side. In this way, it is constituted by the wires 10 and 11 provided inside the synthetic leather 45 and 45.
Here, 18 shown in FIGS. 1, 4, and 5 is a seam in which the synthetic leather 45, 45 is sewn to the nylon mesh 44, the synthetic leather 42, the core material 41, and the synthetic leather 43. 11 is disposed substantially along the seam 18.
Moreover, the synthetic leather 44 is a metallic material, for example, and the metallic pattern can be visually recognized through the transparent nylon mesh 44. As a result, the bands 3 and 4 can have a metallic-like high-class feeling, and since the hue is different from the synthetic leather 45 and 45, a two-color molding-like design can be achieved.
FIG. 6 schematically shows the structure of the band bodies 3a and 4a, and the dimensions are different from the actual ones.
[0041]
Further, the ends of the wires 10 and 11 protrude from the band main bodies 3a and 4a, and these protruding portions are protrusions 10a, 10a, 11a, and 11a. As will be described later, these protrusions 10a and 10a. , 11a and 11a, the band main bodies 3a and 4a are attached to the apparatus main body.
That is, although not shown in FIGS. 4 and 5, as shown in FIG. 10 and the like, the projecting portions 10a, 10a, 11a, and 11a are provided with covering members 13, 13, 13, and 13, respectively. .
These covering members 13, 13, 13, 13 have a cylindrical shape that can cover the ends of rod members 15, 15 to be described later, and the protruding portions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a are connected to the covering members 13, 13, 13 and 13 have insertion holes 13a, 13a, 13a and 13a which can be inserted in a direction intersecting the axial direction.
Then, the projecting portions 10a, 10a, 11a, and 11a are inserted into the insertion holes 13a, 13a, 13a, and 13a, and the covering members 13, 13, 13, and 13 are covered with the end portions of the rod members 15 and 15, respectively. By fixing the covering members 13, 13, 13, 13 to the rod members 15, 15, the protruding portions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a can be attached to the ends of the rod members 15, 15. It has become.
Here, the protrusions 10a, 10a, 11a, 11a are provided with stopper members 14, 14, 14, 14 having a diameter larger than those of the protrusions 10a, 10a, 11a, 11a. 14, 14, 14 prevents the covering members 13, 13, 13, 13 from coming off from the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a.
[0042]
On the other hand, at the opposite ends of the watch body 2, rod members 15, 15 are respectively in the longitudinal direction of the band bodies 3 a, 4 a, and both end portions 15 c, 15 c, 15c and 15c (see FIG. 8, FIG. 10, etc.) are inserted so as to protrude from the apparatus main body 2, respectively. That is, as shown in FIG. 12, through holes 20, 20 for inserting the rod members 15, 15 are provided at opposite ends of the watch body 2, and the rod members are inserted into the insertion holes 20, 20. 15 and 15 are inserted.
Here, shock absorbers 50 and 50 are provided inside the opposing ends of the timepiece main body 2, respectively. The buffers 50 and 50 are made of, for example, a hard urethane resin, but may be a resin such as nylon. As a specific example, for example, Rezamin P2524 (manufactured by Dainichi Seika) is preferably used.
Further, the insertion holes 20 a, 20 a formed in the buffer bodies 50, 50 constitute a part of the insertion holes 20, 20 of the watch body 2. The buffer bodies 20, 20 are for preventing an impact from being transmitted from the rod members 15, 15 to a portion other than the buffer bodies 20, 20 inside the apparatus main body 2.
[0043]
Thus, the both ends 15c, 15c, 15c, and 15c of the rod members 15 and 15 protruding from the apparatus main body 2 constitute an attachment portion. Then, the both ends 15c, 15c, 15c, 15c are covered with the covering members 13, 13, 13, 13 provided on the protruding portions 10a, 10a, 11a, 11a of the wires 10, 11. The members 13, 13, 13, 13 are fixed to both end portions 15 c, 15 c, 15 c, 15 c, so that the bands 3, 4 are attached to the apparatus main body 2 via the protruding portions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a. ing.
Furthermore, both end portions of the insertion holes 20 and 20 are large-diameter portions 20b, 20b, 20b, and 20b (see FIGS. 8 and 2), and the large-diameter portions 20b, 20b, 20b, and 20b are covered. The ends of the members 13, 13, 13, 13 are inserted. Thereby, both ends 15c, 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15 are completely covered by the covering members 13, 13, 13, 13 so that the rod members 15, 15 are not visually recognized.
[0044]
Further, the bezel 32 of the apparatus main body 2 has insertion holes 21a, 21a, 21a, 21a into which the distal ends of the protruding portions 10a, 10a, 11a, 11a are inserted. That is, the bezel 32 is formed with projecting portions 21, 21, 21, 21 that project toward the bands 3 and 4, and the projecting portions 21, 21, 21, and 21 are provided on the bands 3, 4 side. Insertion holes 21a, 21a, 21a, and 21a that open toward are formed. By inserting the tip ends of the protruding portions 10a, 10a, 11a, and 11a into the insertion holes 21a, 21a, 21a, and 21a, the ends of the wires 10 and 11 protrude from the wristwatch 1. It has a good-looking design without any.
[0045]
Here, a method of attaching the band 4 to the apparatus main body 2 will be described (the band 3 is the same and is omitted).
First, as shown in FIG. 8, the distal end portion of one projecting portion 11 a is inserted into one insertion hole 21 a of the apparatus main body 2, and one covering member 13 provided in the projecting portion 11 a is inserted into the insertion hole 20. It inserts into one large diameter part 20b. Further, the rod member 15 is inserted from the large-diameter portion 20b on the other side, one end of the rod member 15 is fitted inside the one covering member 13, and the other end of the rod member 15 protrudes from the apparatus main body 2. Put it in a state. Here, fixing holes 15b and 50a for fixing the rod member 15 to the buffer body 50 are formed in the rod member 15 and the buffer body 50, and the screw 16 is fixed to the fixing hole 50a through the fixing hole 50a. By screwing into 15b, the bar member 15 is fixed to the buffer body 50, and the bar member 15 and the buffer body 50 are integrated into a rigid body. Therefore, the bar member 15 cannot rotate around the axis of the bar member 15 with respect to the buffer body 50.
[0046]
Next, as shown in FIG. 9, while inserting the front-end | tip part of the other protrusion part 11a into the other insertion hole 21a, the other coating | coated member 13 provided in this protrusion part 11a is made into the other large diameter part 20b. insert. At this time, since the wire 11 has a certain degree of flexibility, the wire 11 is appropriately bent using this flexibility.
Further, here, the rod member 15 has fixing holes 15a, 15a for fixing the covering members 13, 13 to the rod member 15 with screws 17, 17, and the covering members 13, 13 have this hole. An insertion hole (not shown) for inserting the screws 17 and 17 is formed. As shown in FIG. 11, the screws 17 and 17 are screwed into the fixing holes 15a and 15a through the insertion holes, thereby covering the holes. The members 13 and 13 are fixed to the bar member 15.
In this manner, the band 4 is attached to the rod member 15 via the protruding portions 11a and 11a and the covering members 13 and 13.
[0047]
According to the first embodiment having the above-described configuration, since the wires 10 and 11 are embedded in the band main bodies 3a and 4a, the band main bodies 3a and 4a can be reinforced by the wires 10 and 11, respectively. Therefore, the high intensity | strength of band main body 3a, 4a is obtained. Moreover, the flexibility of the band bodies 3a, 4a can be ensured by the characteristics of the flexible wires 10, 11.
Further, since the wires 10 and 11 are arranged along the peripheral edge portions of the band main bodies 3a and 4a, the peripheral edge portions of the bands 3 and 4 can be reinforced by the wires 10 and 11 in particular.
[0048]
Furthermore, the end portions of the wires 10 and 11 are a pair of projecting portions 10a, 10a, 11a, and 11a projecting from one end of the band main bodies 3a and 4a, and the pair of projecting portions 10a, 10a, 11a, and 11a are The bands 3 and 4 are attached to the watch body 2 by being attached to both end portions 15c, 15c, 15c, 15c and 15c of the rod members 15 and 15 fixed to the watch body 2, that is, the attachment portions of the watch body 2. Therefore, it is possible to realize a design without a portion where the band bodies 3a and 4a and the watch body 2 overlap.
[0049]
In addition, the pair of attachment portions are provided at both end portions 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15 inserted into the watch body 2 so that both end portions 15c, 15c, 15c, 15c protrude from the watch body 2. 15c, by inserting the rod members 15 and 15 into the watch body 2 so that both end portions 15c, 15c, 15c and 15c of the rod members 15 and 15 protrude from the watch body 2, respectively. A pair of attachment portions 15c, 15c, 15c, 15c can be easily provided.
[0050]
Further, the pair of projecting portions 10a, 10a, 11a, 11a are provided with covering members 13, 13, 13, 13 covering the end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15, respectively. The covering members 13, 13, 13, 13 are covered with the end portions 15 c, 15 c, 15 c, 15 c of the rod members 15, 15, respectively. The bands 3 and 4 can be easily attached to the watch body 2 by being fixed to the watch body 2.
[0051]
In addition, shock absorbers 50, 50 are provided inside the watch body 2, and by the shock absorbers 50, 50, portions other than the shock absorbers 50, 50 from the rod members 15, 15 to the inside of the watch body 2. Since the shock is prevented from being transmitted to the watch, the impact resistance of the watch body 2 can be obtained.
[0052]
Further, the watch body 2 has a pair of insertion holes 21a, 21a, 21a, 21a into which the tip ends of the pair of protrusions 10a, 10a, 11a, 11a are inserted, and the pair of insertion holes 21a, 21a. , 21a, 21a, the tip portions of the pair of projecting portions 10a, 10a, 11a, 11a are respectively inserted, so that the tip portions of the pair of projecting portions 10a, 10a, 11a, 11a are Therefore, it is possible to prevent the ends of the wires 10 and 11 from protruding from the wristwatch 1 and to have a good-looking design.
[0053]
In addition, since the clock body 2 includes a clock unit that indicates or displays time, the clock function can be used by indicating or displaying the time.
[0054]
<Modification of the cross-sectional structure of the band>
A modification of the cross-sectional structure of the band bodies 3a and 4a of the bands 3 and 4 will be described with reference to FIG. Here, the same reference numerals are given to the same components as those in the first embodiment, and the description thereof is omitted.
First, on both sides in the width direction of the core material 41, synthetic leather 45, 45 is provided across the front and back surfaces of the core material 41, and the wires 10, 11 are combined so as to be wrapped by the synthetic leather 45, 45. It is provided in the space between the skins 45, 45 and the core material 41. Further, synthetic leathers 46 and 46 having a thin metallic tone are attached to the surfaces of the synthetic leathers 45 and 45. A synthetic leather 42 is provided from the front surface of one synthetic leather 46 to the front surface of the other synthetic leather 46. Similarly, a synthetic leather 42 is provided from the back surface of one synthetic leather 46 to the back surface of the other synthetic leather 46.
Therefore, according to this modification, the band main bodies 3a and 4a can be made to have metallic metallic bands on both sides in the width direction.
According to such a modification of the cross-sectional structure of the bands 3 and 4, portions different from the first embodiment can be made metallic.
FIG. 13 schematically shows a modification of the cross-sectional structure of the band main bodies 3a and 4a, and the dimensions and the like are the same as those in FIG.
[0055]
<Variation 1 of the band mounting structure>
In the first embodiment described above, the covering members 13, 13, 13, 13 are covered with the rod members 15, 13 in a state where the covering members 13, 13, 13, 13 are covered with the tip portions of the rod members 15, 15. 15, the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a of the wires 10, 11 are attached to the watch body 2, but here, Modification 1 of such a band attachment structure will be described. To do.
First, as shown in FIG. 14, cracks 10b, 10b, 11b, and 11b are formed in the protruding portions 10a, 10a, 11a, and 11a of the wires 10 and 11 by returning the twist of the steel wire.
On the other hand, female screws (not shown) are formed on the respective end faces of both end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the bar members 15, 15.
And the protrusion part 10a, 10a, 11a is screwed in with the internal thread formed in each end surface of both ends 15c, 15c, 15c, 15c via the crack 10b, 10b, 11b, 11b. 11a is fixed to both end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15.
[0056]
According to Modification 1 of such a band mounting structure, it is not necessary to use the covering members 13, 13, 13, 13 and the stopper members 14, 14, 14, 14, so that the cost can be reduced.
[0057]
<Variation 2 of the band mounting structure>
Next, a second modification of the band mounting structure will be described.
First, as shown in FIG. 15, the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a of the wires 10, 11 are attached to the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a with respect to the rod members 15, 15. 60, 60, 60, 60 are provided. The attachment members 60, 60, 60, 60 are U-shaped formed by deforming a metal plate. Further, on the U-shaped opening side, there are insertion holes 60a, 60a, 60a, 60a for inserting screws (not shown) for attaching the attachment members 60, 60, 60, 60 to the rod members 15, 15. Is formed.
The mounting members 60, 60, 60, 60 are deformed so that the U-shaped opening side is in contact with each other with the U-shaped curved surface side being along the wires 10, 11, that is, a keyhole shape. By doing so, it is crimped to the wires 10 and 11.
Then, through the insertion holes 60a, 60a, 60a, 60a, screws (not shown) are screwed into the female screws formed on the end faces of both end portions 15c, 15c, 15c, 15c, thereby protruding portions 10a, 10a, 11a, 11a is fixed to both end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the bar members 15, 15.
[0058]
According to Modification 2 of such a band mounting structure, it is not necessary to use the covering members 13, 13, 13, 13 and the stopper members 14, 14, 14, 14, so that the cost can be reduced. Further, the attachment member 60 can be easily attached by pressure bonding to the wires 10 and 11.
[0059]
<Modification 3 of band mounting structure>
Next, Modification 3 of the band mounting structure will be described.
In this modification, the band 3 has separate wires 10 and 10 each having one protrusion 10a and 10a for convenience of mounting the protrusions 10a, 10a, 11a and 11a to the apparatus main body 2. Similarly, it is assumed that the band 4 has separate wires 11 and 11 each having one protrusion 11a and 11a.
First, as shown in FIG. 16, the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, and 11 a are attached to the tips of the protrusions 10 a, 10 a, 11 a, 11 a of the wires 10, 10, 11, 11. Are provided with male screw portions 61, 61, 61, 61.
On the other hand, in this modification, the insertion holes 21a, 21a, 21a, 21a of the projecting portions 21, 21, 21, 21 of the bezel 32 are female screws into which the male screw portions 61, 61, 61, 61 are respectively screwed. Suppose that
Further, when the male screw portions 61, 61, 61, 61 are screwed into the insertion holes 21 a, 21 a, 21 a, 21 a of the bezel 32, the force points are applied to the base end portions of the male screw portions 61, 61, 61, 61. Nut portions 62, 62, 62, 62 are provided.
[0060]
The attachment method of the bands 3 and 4 in this modification is as follows.
First, in a state before the bands 3 and 4 are attached, the band main bodies 3 a and 4 a are not formed, and only the wires 10, 10, 11 and 11 are attached to the bezel 32. That is, the male screws 61, 61, 61, 61 are screwed into the insertion holes 21 a, 21 a, 21 a, 21 a of the bezel 32, respectively, thereby fixing the wires 10, 10, 11, 11 to the bezel 32.
Thereafter, the band body 3a is sewn with the wires 10 and 10 embedded therein, and similarly, the band body 4a is sewn with the wires 11 and 11 embedded therein. As a result, the bands 3 and 4 are attached to the watch body 2.
[0061]
According to Modification 3 of such a band mounting structure, it is not necessary to use the covering members 13, 13, 13, 13 and the stopper members 14, 14, 14, 14, so that the cost can be reduced.
[0062]
<Variation 4 of the band mounting structure>
Next, Modification 4 of the band mounting structure will be described.
First, as shown in FIG. 17, spheres 63, 63, 63, and 63 are extrapolated and fixed to the protruding portions 10 a, 10 a, 11 a, and 11 a of the wires 10 and 11, respectively. In addition, here, spherical body accommodating portions 15d, 15d, 15d, and 15d that accommodate the spherical bodies 63, 63, 63, and 63 are formed at both end portions 15c, 15c, 15c, and 15c of the rod members 15 and 15, respectively.
Furthermore, here, the spherical bodies 63, 63, 63, 63 are accommodated in the spherical body accommodating portions 15d, 15d, 15d, 15d, respectively, and are covered on both end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15. Thus, the cap members 69, 69, 69, 69 for fixing the spheres 63, 63, 63, 63 to the both end portions 15c, 15c, 15c, 15c are used. The cap members 69, 69, 69, 69 are latched by latched portions 15 e, 15 e, 15 e, 15 e formed at both ends 15 c, 15 c, 15 c, 15 c of the rod members 15, 15. Claws 69a, 69a, 69a, 69a are formed.
And in the state arrange | positioned at the spherical body 63,63,63,63 in the spherical body accommodating part 15d, 15d, 15d, 15d of the rod member 15,15, respectively, both ends 15c, 15c, 15c, 15c of the rod member 15,15 are set. The cap members 69, 69, 69, 69 are covered, and the cap members 69, 69, 69 are secured by locking the locking claws 69a, 69a, 69a, 69a to the locked portions 15e, 15e, 15e, 15e. 69 are fixed to both end portions 15c, 15c, 15c, 15c of the rod members 15, 15, so that the protruding portions 10a, 10a, 11a, 11a of the wires 10, 11 are both end portions of the rod members 15, 15. It will be in the state attached to 15c, 15c, 15c, 15c.
[0063]
According to Modification 4 of such a band mounting structure, the rod member 15 is disposed in the spheres 63, 63, 63, 63 in the sphere accommodating portions 15d, 15d, 15d, 15d of the rod members 15, 15, respectively. , 15 by simply covering and fixing the cap members 69, 69, 69, 69 to both end portions 15c, 15c, 15c, 15c, the protruding portions 10a, 10a, 11a, 11a of the wires 10, 11 become the rod members 15, 15 Can be attached to both ends 15c, 15c, 15c, and 15c, and attachment work is facilitated.
[0064]
<Band Modification 1>
Next, a first variation example of the band will be described. This band modification 1 is mainly characterized in that the buckle 8 and the protruding rod 7 are fixed to the band body 4 a of the band 4 by the wire 11.
That is, as shown in FIG. 18, for example, the buckle 8 is formed with an insertion portion 8 a through which the wire 11 is inserted, and the wire 11 is similarly inserted into the protruding rod 7. The part is formed. The buckle 8 and the protruding rod 7 are attached to the band main body 4 a of the band 4 by setting the wire 11 to be inserted into the insertion portion 8 a and an insertion portion (not shown).
According to the first variation of the band, the buckle 8 and the protruding rod 7 are attached to the band 4 by the wire 11, so that the function of reinforcing the band 4 to the wire 11 and the buckle 8 and the protruding rod 7 are provided. Can be attached to the band body 4a.
[0065]
<Band Modification 2>
Next, a second variation of the band will be described. This band modification 2 is mainly characterized in that a part of the wire 11 constitutes a buckle.
That is, as shown in FIG. 19, a part of the wire 11 is an exposed portion 11c exposed from one end of the band body 4a of the band 4, and this exposed portion 11c forms a buckle.
According to the second modification of the band, a part of the wire 11 is an exposed portion 11c exposed from the band body 4a, and a buckle is formed by the exposed portion 11c. A function of reinforcing the band body 4a and a function as a buckle can be provided.
[0066]
<Second Embodiment>
In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
The main feature of the second embodiment is that the wire 10 is embedded across the bands 3 and 4 and the watch body 2.
That is, as shown in FIG. 20, in the second embodiment, the apparatus main body 2 is formed with a wire insertion portion 2a through which the wire 10 is inserted, and the wire 10 is connected to the wire insertion portion 2a. It penetrates.
In the second embodiment, for example, as shown in FIG. 21, two wires 10 and 10 are used. For example, each of the wire positioning portions 70 and 70 (for example, The wires 10 and 10 may be positioned at the tip of each of the bands 3 and 4, or the use of a single wire 10 as shown in FIG. The wire 10 may be positioned in any one of the wire positioning portions 70.
Further, it is desirable that the wire 10 is positioned with respect to the apparatus main body 2 also in the apparatus main body 2.
[0067]
According to the second embodiment having the above-described configuration, since the wire 10 is embedded between the bands 3 and 4 and the watch body 2, the bands 3 and 4 and the watch body 2 are good. Unity.
[0068]
<Third Embodiment>
In the third embodiment, the same components as those in the above embodiments are given the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the third embodiment, similarly to the second embodiment, the wire 10 is embedded across the bands 3 and 4 and the watch body 2. The main feature is that it is interposed between the body case 31 of the watch body 2 and the back cover 34.
[0069]
That is, as shown in FIGS. 23 and 24, a wire groove 31 a in which the wire 10 is disposed is formed on the back side of the main body case 31.
Further, a stopper member 37 having a larger diameter than that of the wire 10 is fixed to the wire 10, while a part of the wire groove 31a has a large diameter portion 38 in which the stopper member 37 is disposed. .
Then, while the wire 10 is disposed in the wire groove 31a and the stopper member 37 is disposed in the large-diameter portion 38, the back cover 34 is attached to the main body case 31, so that the wire 10 can be easily attached to the watch body. 2 can be embedded.
Further, since the stopper member 37 cannot be moved from the large diameter portion 38, the wire 10 can be prevented from being detached from the watch body 2.
Further, as schematically shown in FIG. 25, the internal devices 100 need only be collectively arranged inside the internal device housing portion 31 b of the main body case 31.
[0070]
According to the third embodiment having the above configuration, the wire 10 is interposed between the main body case 31 and the back cover 34, so that the back cover 34 is simply attached to the main body case 31. Thus, the bands 3 and 4 can be easily attached to the watch body 2.
[0071]
<Fourth embodiment>
In the fourth embodiment, the same components as those in the above embodiments are given the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the fourth embodiment, the back portion 340 (usually the portion that is the back cover 34) of the apparatus main body 2 and the bands 300 and 400 are integrally formed with the wire 10 embedded therein. Main features.
[0072]
That is, as schematically shown in FIG. 26, the back surface portion 340 and the bands 300 and 400 of the wristwatch 110 are made of the same material such as urethane resin and are integrally formed with the wire 10 embedded ( So-called insert molding is performed).
[0073]
According to the fourth embodiment having the above-described configuration, the back surface portion 340 and the bands 300 and 400 are integrally formed with the wire 10 embedded therein. 2) and the bands 300 and 400 can be integrated, and the bands 300 and 400 and the back cover 340 (and the watch body 2) can be continuously reinforced by the wire 10.
[0074]
<Fifth Embodiment>
In the fifth embodiment, the same components as those in the above embodiments are given the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
The main feature of the fifth embodiment is that the main body case 310 and the bands 300 and 400 are integrally formed with the wire 10 embedded therein.
[0075]
That is, as schematically shown in FIG. 27, the main body case 310 and the bands 300 and 400 of the wristwatch 120 are made of the same material such as urethane resin and are integrally formed with the wire 10 embedded therein ( So-called insert molding is performed).
[0076]
According to the fifth embodiment having the above-described configuration, the main body case 310 and the bands 300 and 400 are integrally formed with the wire 10 embedded therein. 2) and the bands 300 and 400 can be integrated, and the bands 300 and 400 and the main body case 310 (and the watch main body 2) can be continuously reinforced by the wire 10.
[0077]
<Sixth embodiment>
In the sixth embodiment, the same components as those in the above embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
As shown in FIGS. 28 and 29, the wire 10 is embedded in the watch body 602 and the bands 603 and 64 of the wristwatch 600 of the sixth embodiment. The watch body 602 is formed with, for example, rectangular openings 602a,..., And the bands 603, 604 are formed with, for example, half-moon cutouts 603a,. In the openings 602a,..., Notches 603a, 604a,..., The wire 10 is exposed and a part of the wire 10 is visible.
For example, as shown in FIG. 30, the connecting portion between the watch body 602 and the band 603 has a convex portion formed on the band 603 with respect to the concave portion formed on the watch body 602. It has a structure inserted from.
[0078]
According to the sixth embodiment having the above configuration, the wire 10 is exposed in the openings 602a,..., The notches 603a, 604a,. , It can be designed with an aesthetic appearance.
[0079]
In the sixth embodiment, for example, as shown in FIG. 31, it may have a trapezoidal notch 700a,... And the wire 10 can be visually recognized from the notch 700a. In addition, for example, the shape of the notch of the band or the shape of the opening of the watch body can be changed as appropriate, such as a triangular notch.
[0080]
In each of the above embodiments, a wristwatch is exemplified as the wrist device. However, the wrist device is not limited to this, and any wrist device such as a compass or a water depth gauge may be used.
Moreover, it is good also as a design which can visually recognize the wire inside a band and a timepiece main body by making a band and a timepiece main body transparent.
Furthermore, in each embodiment, although the wire which approached the steel wire was used as a linear member, you may use a wire, a nylon tube, etc. as a linear member instead.
In addition, the wire may have a function as an antenna.
In addition, the wire may be gold-plated to give a decorative property.
[0081]
【The invention's effect】
According to the band according to the first aspect of the invention, since the linear member is disposed in the band main body, the band main body can be sufficiently reinforced by the linear member. Therefore, the high intensity | strength of the whole band main body is obtained. Moreover, the flexibility of the band body can be ensured by the characteristics of the flexible linear member.
[0082]
According to the band of the invention described in claim 2, since the linear member is disposed along the peripheral edge of the band main body, the peripheral edge of the band main body can be reinforced particularly by the linear member.
[0083]
According to the band of the invention described in claim 3, the end portions of the linear member are a pair of projecting portions projecting from one end of the band body, and the band body is connected to the wrist device through the projecting portions. Therefore, it is possible to realize a design without a portion where the band main body and the apparatus main body overlap each other.
[0084]
According to the band attachment structure according to the fourth aspect of the present invention, the apparatus main body has a pair of attachment portions to which the pair of protrusions are attached, and the pair of protrusions are attached to the pair of attachment portions. As a result, it is possible to realize a design without a portion where the band body and the apparatus body overlap.
[0085]
According to the attachment structure of the band according to the invention of claim 5, since the pair of attachment portions are both end portions of the bar member inserted into the device main body so that both end portions protrude from the device main body, A pair of attachment portions can be easily provided by inserting the rod member into the apparatus main body so that both end portions of the rod member protrude from the apparatus main body.
[0086]
According to the band attachment structure of the sixth aspect of the present invention, the pair of projecting portions are each provided with the covering member that covers the end portion of the bar member. The band main body is attached to the apparatus main body by fixing the covering member to the rod member in a state where the band main body is covered, so that the band main body can be easily attached to the apparatus main body mounting portion. And a design in which a bar member is covered with a covering member.
[0087]
According to the band attachment structure of the seventh aspect of the present invention, the buffer body is provided inside the apparatus main body, and the buffer body provides a portion other than the buffer body from the bar member to the inside of the apparatus main body. This shock absorber prevents the shock from being transmitted from the bar member to the inside of the device main body, except for the shock absorber. Sex is obtained.
[0088]
According to the band attachment structure of the eighth aspect of the present invention, since the tip ends of the pair of protrusions are covered with the apparatus main body, the end of the linear member protrudes from the wrist device. Can be prevented and looks good.
[0089]
According to the wrist device of the ninth aspect of the invention, since the band is configured by disposing the linear member in the band-shaped band main body, the band main body can be reinforced by the linear member. Therefore, high strength of the band body can be obtained. Moreover, the flexibility of the band body can be ensured by the characteristics of the flexible linear member.
[0090]
According to the wrist device of the tenth aspect, since the linear member is disposed across the band and the apparatus main body, good integrity between the band and the apparatus main body can be obtained.
[0091]
According to the wrist device of the eleventh aspect of the present invention, the device main body has a main body case and a back cover attached to the back side of the main body case, and the linear member is connected to the main body case and the back surface. Since it is interposed between the lid and the lid, the band can be easily attached to the apparatus body simply by attaching the back lid to the body case.
[0092]
According to the wrist device of the twelfth aspect of the present invention, at least a part of the device main body and the band are integrally formed with a linear member for connecting them embedded therein. The integrity with the main body can be improved, and the band and the apparatus main body can be continuously reinforced by the linear member.
[0093]
According to the wrist device of the thirteenth aspect, the device main body includes the clock unit that indicates or displays the time, so that the clock function can be used by indicating or displaying the time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a wrist watch as an example of a wrist device according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a watch body of a wristwatch as an example of a device body of the wrist device according to the present invention.
FIG. 3 is a side view seen from the direction of arrow A in FIG. 2;
4A and 4B show a band according to the present invention, in which (a) is a plan view, (b) is a view taken along the line BB of (a), and (c) is a CC line of (a). It is an arrow view.
FIG. 5 is a perspective view showing a band according to the present invention.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a cross-sectional structure of a band according to the present invention.
FIG. 7 is a plan view showing a state before the band according to the present invention is attached to the main body of the wrist device.
FIG. 8 is a plan view showing a state in which the band according to the present invention is attached to the main body of the wrist device.
FIG. 9 is a plan view showing a state in which the band according to the present invention is attached to the main body of the wrist device.
FIG. 10 is a plan sectional view showing only main components for explaining a band mounting structure according to the present invention.
FIG. 11 is a partially broken side view showing the apparatus main body for explaining the band mounting structure according to the present invention.
FIG. 12 is a side sectional view showing the apparatus main body for explaining a band mounting structure according to the present invention.
FIG. 13 is a schematic diagram showing a modification of the cross-sectional structure of the band.
14A and 14B are diagrams for explaining a first modification of the band mounting structure, in which FIG. 14A is a side view of the wire, and FIG. 14B is a cross-sectional view taken along line DD in FIG.
FIGS. 15A and 15B are diagrams for explaining a modification 2 of the band mounting structure, in which FIG. 15A is a side view of the wire, and FIG. 15B is a cross-sectional view taken along line EE of FIG.
16A and 16B are diagrams for explaining a third modification of the band mounting structure, in which (a) is a side view of the wire, and (b) is a cross-sectional view taken along line FF in (a).
FIGS. 17A and 17B are diagrams for explaining Modification Example 4 of the band mounting structure, in which (a) is a side view of the wire, (b) is a partially broken front view showing a rod member, and (c). (B) is a side view seen from the direction of arrow G in (b), (d) is a partially broken front view showing a cap, and (e) is a plan sectional view showing a state in which a wire is fixed to a bar member by the cap is there.
18A and 18B are diagrams for explaining a first modification of the band, in which FIG. 18A is a plan view and FIG. 18B is a side view as viewed from the direction of arrow H in FIG.
FIG. 19 is a plan view of a band for explaining a second modification of the band.
FIG. 20 is a schematic side view showing a wrist device for explaining a second embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a plan view showing a band applied to the wrist device of the second embodiment according to the present invention.
FIG. 22 is a plan view showing a modification of the band applied to the wrist device of the second embodiment.
FIG. 23 is a front sectional view showing a wrist device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a plan sectional view showing a wrist device according to a third embodiment;
FIG. 25 is a schematic plan view for explaining attachment of internal devices in the third embodiment.
FIG. 26 is a view for explaining a wrist device according to a fourth embodiment of the present invention, in which (a) is a schematic plan view and (b) is a schematic side sectional view. is there.
FIG. 27 is a diagram for explaining a wrist device according to a fifth embodiment of the present invention, in which (a) is a schematic plan view and (b) is a schematic side sectional view. is there.
FIG. 28 is a plan view showing a wrist device according to a sixth embodiment of the present invention.
29 is a schematic side view showing a wrist device according to a sixth embodiment; FIG.
30 is an enlarged side sectional view showing a portion I in FIG. 29. FIG.
FIG. 31 is a plan view showing a part of a band for explaining a third modification of the band.
[Explanation of symbols]
1 Watch (Wrist device)
2 Watch body (device body)
3 First band (which constitutes band 40)
3a 1st band body
4 Second band (which constitutes band 40)
4a Second band body
10 wires
11 wire
10a, 11a Protruding part
13 Covering member
15 Bar material
15c End of rod member (mounting part)
31 Body case
34 Back cover
40 bands
50 shock absorbers
300,400 bands
602 device body
603, 604 bands
700 bands

Claims

In the band mounting structure in which a band in which a linear member is disposed in a band-shaped band body is mounted on the apparatus body of the wrist device worn on the wrist of the user.
The linear member is disposed along the peripheral edge of the band body,
The ends of the linear members are a pair of protruding portions protruding from one end of the band body,
The device main body has a pair of attachment portions composed of both end portions of a rod member inserted into the device main body so that both end portions protrude from the device main body,
A band attachment structure, wherein the pair of protrusions are attached to the pair of attachment parts.

Each of the pair of protrusions is provided with a covering member that covers the end of the bar member,
The band main body is attached to the apparatus main body by fixing the covering member to the bar member in a state where the covering member is put on the end of the bar member. The band mounting structure according to claim 1, wherein:

A shock absorber is provided inside the device main body, and the shock absorber prevents the shock from being transmitted from the rod member to a portion other than the shock absorber in the device main body. The band mounting structure according to claim 1 or 2.

The band attachment structure according to any one of claims 1 to 3, wherein tip ends of the pair of protrusions are covered with the apparatus main body.

In the wrist device equipped with a band attachment structure in which a band in which a linear member is disposed in a belt-like band main body is attached to the device main body.
The linear member is disposed along the peripheral edge of the band body,
The ends of the linear members are a pair of protruding portions protruding from one end of the band body,
The device main body has a pair of attachment portions composed of both end portions of a rod member inserted into the device main body so that both end portions protrude from the device main body,
A wrist device characterized in that the pair of protrusions are attached to the pair of attachment portions.