JP4414620B2 - サーバマシン、クライアントマシン、サーバプログラム、クライアントプログラム、サーバプログラム記憶媒体、およびクライアントプログラム記憶媒体 - Google Patents

サーバマシン、クライアントマシン、サーバプログラム、クライアントプログラム、サーバプログラム記憶媒体、およびクライアントプログラム記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線を介してサービスを提供、利用するシステム、特に暫定サービス(例えば無料体験サービス)と正規サービス(例えば有料のフルサポートのサービス)との2段階のサービスを提供、利用するシステムを構成する、サービスを提供する側のサーバマシン、サービスを利用する側のクライアントマシン、サーバマシンによって2段階のサービスを提供するサービス提供方法、コンピュータをそのようなサーバマシンあるいはクライアントマシンとして動作させるサーバプログラムおよびクライアントプログラム、並びに、そのようなサーバプログラムあるいはクライアントプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体およびクライアントプログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等の通信回線の発達に伴って、例えば、インターネットを利用したホームページの参照、インターネットを利用した通信販売、インターネットを介在させた教育システムやゲームなど、通信回線網を経由した各種のサービスが提供、利用されている。
【0003】
これら各種のサービスの中には、利用者から利用料金を徴収して有料でサービスを提供するシステムや、あるいはシェアウェアソフトの通信販売など、利用者(購入者)から代金あるいはそれに代わるものを受け取る必要のあるシステムが存在する。
【0004】
このようなサービスシステムの中には、例えば、新たな利用者に向けて所定期間あるいは所定時間サービスを無料で提供し、利用者の正式加入を待って正規のサービスを提供するシステムや、あるいはシェアウェアソフトを期間限定で無料で、あるいは格安で利用してもらい気に入ったら購入してもらうというシステムなど、何らかの点で2段階のサービスを提供するシステムが数多く存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような、通信回線を利用してサービスを提供するシステムの場合、如何にしてそのシステムの利用者を増やすかが大きなテーマの1つとなっている。利用者増加のために、例えば上述の無料体験サービスや期間限定の無料利用サービスなどの暫定的なサービスを行なうシステムも数多く見られ、また、利用者に何らかの特典、例えばポイントを与えたり、通信販売であれば割引サービスを与えたりすることも行なわれている。これらは、いずれも加入者の増加に寄与しているものの、加入者をさらに増やすための方策が望まれている。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑み、利用者の増加につながるシステムが組み込まれたサービスシステムを構築する、サーバマシンおよびクライアントマシン、サーバマシンによって提供されるサービス提供方法、コンピュータをそのようなサーバマシンあるいはクライアントマシンとして動作させるサーバプログラムおよびクライアントプログラム、並びに、そのようなサーバプログラムあるいはクライアントプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体およびクライアントプログラム記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のクライアントマシンは、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続され、そのサーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、そのサーバマシンからの、そのサービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンにおいて、
上記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、正規サービスにおいて利用できる時間的に変化するポイントを表示するポイント表示部と、
サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明のクライアントマシンは、暫定サービスを利用している間、正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するようにしたため、ポイントが順次変化することによってクライアントマシンのユーザの注目を促し、正規サービスを受けようとする意欲を喚起することができる。
【0009】
ここで、上記本発明のクライアントマシンにおいて、上記ポイント表示部は、暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次増加するポイントを表示するものであることが好ましい。
【0010】
通信回線を利用したサービスシステムの場合、複雑な操作を必要とする場合も多く、暫定サービスを利用することである程度慣れてから正規サービスを受ける手続を行なって欲しい場合もある。このような場合に、正規サービスにおいて利用できるポイントを、暫定サービスを利用するほど増加させることによって、暫らくの間は暫定サービスの利用にとどまることが促されるとともに、ポイントがたまることにより正規サービスを受けようとする意欲も喚起される。
【0011】
また、上記本発明のクライアントマシンにおいて、上記ポイント表示部は、暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次減少するポイントを表示するものであることも好ましい形態である。
【0012】
暫定サービスから正規サービスに早期に移行しても問題の少ないサービスシステムの場合、暫定サービスを利用するほどポイントが減少すると、ポイントによる特典の多い早い段階での正規サービスへの移行が促される。
【0013】
また、上記本発明のクライアントマシンは、上記暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、ポイント表示部に表示されるポイントを順次更新するポイント更新部を備えたものであってもよく、あるいは、上記ポイント表示部は、暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、サーバマシンから送信されてくる順次更新されたポイントを受信して表示するものであってもよい。
【0014】
すなわち、ポイントの更新は自分(クライアントマシン)の側で行なってもよく、あるいは、サーバマシンの側で行なってもよい。
【0015】
尚、本発明において、ポイントはそれ自体で物品の購入や交換ができる価値であってもよいし、単にサービス内容を決定するための指標となるものであってもよい。
【0016】
さらに、上記本発明のクライアントマシンは、上記正規サービス利用手続部による手続きを行なった後においてサーバマシンが提供する正規サービスの利用を継続する正規サービス利用部を備えたものであってもよい。
【0017】
例えばソフトウェアの販売サービスの場合、暫定サービスとして期間限定でそのソフトウェアを試してもらい、気に入ったら正規サービスとして販売を行なうシステムの場合は、その販売でそのソフトウェアの販売サービスを完結することになり、正規サービスの利用をその後も継続することは不要であるが、例えばインターネットの配信サービスの場合、暫定サービスとして期間限定(あるいは時間限定)でそのプロバイダを無料で利用してもらい、気に入ったら入金して、その後は、正規サービスの利用が継続されることになる。
【0018】
また、上記目的を達成する本発明のサーバマシンは、サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続され、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンであって、
このサーバマシンは、その正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とする。
【0019】
本発明のサーバマシンは、正規サービスの利用手続きを行なったユーザに対しそれまでの間のユーザに対して行なった暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうことにより、暫定サービスから正規サービスへの移行が促進される。ここで、正規サービスにおけるポイントの利用方法は特に限定されるものではなく、例えばソフトウェアの販売サービスの場合、そのポイントを販売価格に反映させてもよく、あるいはインターネットの配信サービスの場合、入会金に反映させたり、あるいは入会後の正規サービスの利用に応じて加算されるポイントの初期ポイントとして利用してもよい。
【0020】
ここで、上記本発明のサーバマシンにおいて、上記正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するものであってもよく、その場合に、上記正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するとともに、正規サービスの利用状況に応じた付加サービスを提供するためのポイントを与えるものであって、さらに、その正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントを初期値として与えるサービスを行なうものであることも好ましい態様である。
【0021】
この態様は、特に、インターネットの配信サービスの場合に有効である。
【0022】
また、上記本発明のサーバマシンにおいて、このサーバマシンに通信回線を介して接続されたクライアントマシンは、上記暫定サービス提供部が提供する暫定サービスを利用している間、時間経過に従ってポイントを順次更新するものであって、上記正規サービス利用手続受付部は、暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続を受け付けるとともに、その手続きを受け付ける時点における、クライアントマシンで更新されたポイントを受け付けるものであって、正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し、その正規サービス利用手続受付部が受け付けたポイントに応じたサービスを行なうものであってもよく、あるいは、
上記暫定サービス提供部によりクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、クライアントマシンに対応するポイントを時間経過に従って順次更新するポイント更新部を備え、正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対しその手続を受け付けた時点における、ポイント更新部で更新されたクライアントマシンに対応するポイントに応じたサービスを行なうものであってもよい。
【0023】
すなわち、ポイントの更新は、サーバマシンで行なってもよく、クライアントマシンで行なってもよい。
【0024】
ここで、サーバマシンがポイント更新部を備えた態様の場合、そのポイント更新部は、暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、そのクライアントマシン用のポイントを時間経過に従って順次増加させるものであってもよく、あるいは、そのポイント更新部は、暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、そのクライアントマシン用のポイントを時間経過に従って順次減少させるものであってもよい。
【0025】
また、本発明のサービス方法は、ユーザマシンに対してサーバマシンによりサービスを提供するサービス提供方法であって、
前記サービスは、加入ユーザが利用するユーザマシンに対して提供される正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って非加入ユーザが利用するユーザマシンに提供される暫定サービスとからなり、
正規サービス提供前のユーザマシンに対し暫定サービスを提供し、
前記ユーザマシンによる前記暫定サービスの利用時間を記憶し、
前記暫定サービスの提供を受けているユーザマシンからの正規サービスを利用するための手続きを受け付け、
前記正規サービス利用手続きを受けるまでの前記ユーザマシンによる前記暫定サービスの利用時間に応じたポイントを算出し、
前記正規サービス利用手続きが行われたユーザマシンに対して正規サービスを提供すると共に、該利用手続きを行ったユーザに対して前記算出されたポイントに応じたサービスを行なう、
ことを特徴とする。
【0026】
本発明のサービス提供方法によれば、サーバマシンが提供する正規サービスの利用が促される。
【0027】
また、本発明のクライアントマシンと本発明のサーバマシンとからなるサービスシステムは、サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続され、サービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとからなるサービスシステムにおいて、
前記サーバマシンは、
正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンヘの正規サービスを提供するものであり、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なう正規サービス提供部とを備え、
前記クライアントマシンは、
前記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたことを特徴とする。
【0028】
また、上記目的を達成する本発明のクライアントプログラムは、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、そのサーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、そのサーバマシンからの、そのサービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムであり、
上記コンピュータを、
サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする。
【0029】
ここで、本発明のクライアントプログラムには、本発明のクライアントマシンの様々な態様のいずれを実現する態様のプログラムも含まれる。
【0030】
また、上記目的を達成する本発明のサーバプログラムは、サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムであり、
このサーバプログラムは、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
上記コンピュータを、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させるものであることを特徴とする。
【0031】
ここで、本発明のサーバプログラムには、本発明のサーバマシンの様々な態様のいずれを実現する態様のものも含まれる。
【0032】
さらに、上記目的を達成する本発明のクライアントプログラム記憶媒体は、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、そのサーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、サーバマシンからの、そのサービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したクライアントプログラム記憶媒体であり、
上記コンピュータを、
サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
暫定サービス利用部が暫定サービスを利用している間、正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0033】
ここで、本発明のクライアントプログラム記憶媒体に記憶されたクライアントプログラムには、本発明のクライアントマシンの様々な態様のいずれを実現する態様のプログラムも含まれる。
【0034】
さらに、上記目的を達成する本発明のサーバプログラム記憶媒体は、サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、コンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体であり、
このサーバプログラムは、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
上記コンピュータを、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
正規サービス提供部は、正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0035】
ここで、本発明のサーバプログラム記憶媒体に記憶されたサーバプログラムは、本発明のサーバマシンの様々な態様のうちのいずれの態様を実現する態様のものも含まれる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0037】
先ず、本発明のサーバマシンの一実施形態として動作するコンピュータおよび本発明のクライアントマシンの一実施形態として動作するコンピュータのハードウエア構成について説明する。
【0038】
図1は、サーバマシンおよびクライアントマシンを運用するためのコンピュータシステムの一部分を示す図である。
【0039】
ここには、サーバマシンとして動作する1台のコンピュータ100と、このコンピュータ100に通信回線600を介して接続された、クライアントマシンとして動作する3台のコンピュータ300,400,500が例示的に示されている。通信回線600は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのいずれでもよい。
【0040】
1台のコンピュータ100には、サーバプログラムがインストールされ、3台のコンピュータ300,400,500には、クライアントプログラムがそれぞれインストールされて、それぞれ、サーバマシン、クライアントマシンとして動作する。
【0041】
これらのコンピュータ100,300,400,500としては、一般にワークステーションまたはパーソナルコンピュータと呼ばれるコンピュータを用いることができる。
【0042】
これらの各コンピュータ100,300,400,500は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101,301,401,501、本体部101,301,401,501からの指示により表示画面102a,302a,402a,502a上に画像や文字列を表示する表示部102,302,402,502、各コンピュータ100,300,400,500に利用者の指示を入力するためのキーボード103,303,403,503、表示画面102a,302a,402a,502a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104,304,404,504を備えている。
【0043】
本体部101,301,401,501は、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、CD−ROM700が装填されるフレキシブルディスク装填口101a,301a,401a,501a、CD−ROM装填口101b,301b,401b,501bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,301a,401a,501a、101b,301b,401b,501bから装填されたフレキシブルディスクやCD−ROM700をドライブしてアクセスするフレキシブルディスクドライブやCD−ROMドライブも内蔵されている。
【0044】
図2は、図1に示した外観を有するコンピュータのハードウェア構成図である。ここでは代表的にコンピュータ100を取り上げて説明するが、コンピュータ300,400,500も同様の構成を有する。
【0045】
図2のハードウェア構成図には、CPU111、RAM112、ハードディスクコントローラ113、フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、および通信用ボード119が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
【0046】
フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115は、図1を参照して説明したように、それぞれフレキシブルディスク装填口101aおよびCD−ROM装填口101bから装填されたフレキシブルディスク710、CD−ROM700をアクセスするものである。通信用ボード119は通信回線600に接続される。
【0047】
また、図2には、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク120、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスプレイコントローラ118により制御されるCRTディスプレイ102も示されている。
【0048】
以上説明した各コンピュータのCD−ROM装填口101b,301b,401b,501bに、以下に説明する本発明のサーバプログラムまたはクライアントプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体またはクライアントプログラム記憶媒体であるCD−ROM700を装填して、CD−ROM700に記憶されたサーバプログラムをコンピュータ100にインストールし、クライアントプログラムを3台のコンピュータ300,400,500にインストールすることにより、サーバマシンおよびクライアントマシンが構築され運用される。
【0049】
あるいは、クライアントプログラムは通信回線600を経由してコンピュータ300,400,500にダウンロードされてもよい。
【0050】
あるいは、各プログラムは、コンピュータ300、400、500に内蔵された記憶媒体(例えば、ハードディスク)に予め格納されるものであってもよい。
【0051】
次に、本発明の1つの実施形態としてのサーバプログラム、サーバプログラム記憶媒体、クライアントプログラム、およびクライアントプログラム記憶媒体について説明する。
【0052】
図3は、本発明の一実施形態のクライアントプログラムおよびクライアントプログラム記憶媒体の概略構成図、図4は、本発明の一実施形態のサーバプログラムおよびサーバプログラム記憶媒体の概略構成図である。
【0053】
図3に示すように、このクライアントプログラム記憶媒体4には、暫定サービス利用部11、ポイント表示部12、正規サービス利用手続部13、および正規サービス利用部14を有するクライアントプログラム10が記憶されている。ここで、このクライアントプログラム10には、ポイント更新部15が含まれていてもよい。クライアントプログラム10にポイント更新部15が含まれるときは、図4に示すサーバプログラム20によるポイント更新部24は不要となる。
【0054】
図3に示すクライアントプログラム記憶媒体4は、クライアントプログラム10を記憶したCD−ROMや、そのクライアントプログラム10がコンピュータにインストールされた後における、そのコンピュータのクライアントプログラム10を記憶した状態にあるハードディスク等を代表的に指称しているものである。
【0055】
このクライアントプログラム10は、サーバマシンとの間で通信回線600によって接続されたコンピュータ300,400,500(図1参照)のそれぞれによって実行され、それらのコンピュータ300,400,500のそれぞれを本発明にいうクライアントマシンの一実施形態として動作させるものである。このクライアントプログラム10を構成する各部11〜15の作用については後述する。
【0056】
また、図4に示すサーバプログラム記憶媒体5には、暫定サービス提供部21、正規サービス利用手続受付部22、および正規サービス提供部23を有するサーバプログラムが記憶されている。さらに、図3に示すクライアントプログラム10にポイント更新部15が含まれていないときは、図4のサーバプログラム20にポイント更新部24が含まれる。
【0057】
このサーバプログラム記憶媒体5は、図4に示すクライアントプログラム記憶媒体4と同様、サーバプログラム20を記憶したCD−ROMや、そのサーバプログラムがコンピュータにインストールされた後におけるそのコンピュータの、そのサーバプログラムを記憶した状態におけるハードディスク等を代表的に指称しているものである。
【0058】
このサーバプログラム20は、クライアントマシン300,400,500(図1参照)との間で通信回線600によって接続されたコンピュータ100により実行され、そのコンピュータを、本発明にいうサーバマシンの一実施形態として動作させるものである。このサーバプログラムを構成する各部21〜24の作用については後述する。
【0059】
図5は、本発明のクライアントマシンの一実施形態およびサーバマシンの一実施形態を示す機能ブロック図である。
【0060】
図5には、サービスを利用するユーザ側のコンピュータ上に構築されたクライアントマシン6と、サービス提供側のコンピュータ上に構築されたサーバマシン7と、クライアントマシン6とサーバマシン7とを接続する通信回線100が示されている。図1には、クライアントマシンとして動作する3台のコンピュータ300,400,500が示されているが、この図5では、煩雑さを避けるため、それら3台のうちの1台のコンピュータについて、その1台のコンピュータ内に構築されたクライアントマシンを示している。
【0061】
図5に示すクライアントマシン6には、暫定サービス利用部61、ポイント表示部62、正規サービス利用手続部63、および正規サービス利用部64が備えられている。また、このクライアントマシン6には、ポイント更新部65が備えられていてもよい。サーバマシン7にポイント更新部74が備えられていないときはクライアントマシン6にポイント更新部65が備えられている必要があり、サーバマシン7にポイント更新部74が備えられているときは、クライアントマシン6にはポイント更新部65は不要である。
【0062】
また、サーバマシン7には、暫定サービス提供部71、正規サービス利用手続受付部72、および正規サービス提供部73が備えられている。さらに、クライアントマシン6にポイント更新部65が備えられていないシステムの場合には、サーバマシン7にポイント更新部74が備えられる。
【0063】
クライアントマシン6を構成する、暫定サービス利用部61、ポイント表示部62、正規サービス利用手続部63、および正規サービス利用部64、さらにポイント更新部65が備えられている場合におけるそのポイント更新部65は、図3に示すクライアントプログラム10の、それぞれ、暫定サービス利用部11、ポイント表示部12、正規サービス利用手続部13、正規サービス利用部14、およびポイント更新部15に対応するが、図5のクライアントマシン6の暫定サービス利用部61、ポイント表示部62、正規サービス利用手続部63、正規サービス利用部64、およびポイント更新部65は、ソフトウェアと、図1に示すコンピュータ300,400,500のうちのいずれかのコンピュータのハードウェアとの組合せであるのに対し、図3のクライアントプログラム10を構成する、暫定サービス利用部11、ポイント表示部12、正規サービス利用手続部13、正規サービス利用部14、およびポイント更新部15は、それらソフトウェアとハードウェアとの組合せのうち、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。図5のクライアントマシン6は、図3のクライアントプログラム10がコンピュータにインストールされて実行されたときの機能を示したものであり、以下では、図5のクライアントマシン6の各部の作用を説明することで、図3のクライアントプログラム10の各部の作用の説明を兼ねることとする。
【0064】
また、これと同様に、図5のサーバマシン7を構成する、暫定サービス提供部71、正規サービス利用手続受付部72、および正規サービス提供部73、さらにサーバマシン7にポイント更新部74が備えられている場合におけるそのポイント更新部74は、図4に示すサーバプログラム20の、それぞれ、暫定サービス提供部21、正規サービス利用手続受付部22、正規サービス提供部23、およびポイント更新部24に対応するが、図5のサーバマシン7の各部はソフトウェアとコンピュータのハードウェアとの組合せであるのに対し、図4のサーバプログラム20の各部はそれらソフトウェアとハードウェアとの組合せのうち、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。図5のサーバマシン7は、図4のサーバプログラム20がコンピュータにインストールされて実行されたときの機能を示したものであり、以下では、図5のサーバマシンの各部の作用を説明することで、図4のサーバプログラム20の各部の作用の説明を兼ねることとする。
【0065】
図5のクライアントマシン6は、サービスを提供するサーバマシン7との間で通信回線100によって接続され、そのサーバマシン7が提供するサービスシステムに加入して、そのサーバマシン7からの、そのサービスシステムに則ったサービスの提供を受けるものである。ここで、サーバマシン7は、正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものである。
【0066】
クライアントマシン6の暫定サービス利用部61では、サーバマシン7が提供する暫定サービスが利用される。
【0067】
また、ポイント表示部62は、暫定サービス利用部61が暫定サービスを利用している間、正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて変化するポイントを表示するものである。
【0068】
このポイント表示部62は、このサーバ・マシンクライアントシステムで提供、利用されるサービスシステム等に応じ、暫定サービス利用部61が暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次増加するポイントが表示されてもよく、あるいは暫定サービス利用部61が暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次減少するポイントが表示されてもよい。
【0069】
ここで、クライアントマシン6にポイント更新部65が備えられているときは、ポイント表示部62には、ポイント更新部65で更新されたポイントが表示される。ポイント更新部65は、暫定サービス利用部61が暫定サービスを利用している間、ポイント表示部62に表示されるポイントを順次更新するものである。
【0070】
あるいは、クライアントマシン6にはポイント更新部65は備えられておらず、このポイント表示部62は、暫定サービス利用部61が暫定サービスを利用している間、サーバマシン7から送信されてくる順次更新されたポイントを受信して表示するものであってもよい。
【0071】
また、クライアントマシン6の正規サービス利用手続部63は、サーバマシン7が提供する正規サービスを利用するための手続きを行なうものである。
【0072】
また、この図5に示す実施形態では、クライアントマシン6に正規サービス利用部64が備えられており、この正規サービス利用部64では、正規サービス利用手続部63による手続きを行なった後においてサーバマシン7が提供する正規サービスの利用が継続的に行なわれる。
【0073】
例えば通信回線を経由したソフトウェアの販売サービスなどの場合は、正規サービス利用手続部63により正規サービス(ソフトウェアの販売)を利用するための購入の手続をきをとることによりソフトウェアの購入は完結し、その時点でサービスが終了する場合は正規サービス利用部64は不要であるが、例えばそのソフトウェアについてバージョンアップがあった場合にそのバージョンアップの情報が通知される場合、あるいは正規サービス利用手続部63で例えばインターネットのプロバイダ契約を行なう場合などは、正規サービス利用手続部63で手続きを行なった後の利用全てが正規サービス利用部64の役割りとなる。
【0074】
また、図5のサーバマシン7は、サービスの提供を受けるクライアントマシン6との間で通信回線100によって接続され、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するものである。
【0075】
ここで、このサーバマシン7は、上述したように正規サービスと、その正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものである。
【0076】
このサーバマシン7の暫定サービス提供部71は、正規サービス提供前のクライアントマシン6に対し暫定サービスを提供するものである。
【0077】
また、正規サービス利用手続受付部72は、暫定サービス提供部71による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付けるものである。
【0078】
さらに、正規サービス提供部73は、正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシン6への正規サービスを提供するものである。
【0079】
ここで、この正規サービス提供部73では、正規サービス利用手続受付部72が手続きを受け付けたクライアントマシン6に対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部71が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスが行なわれる。具体的には、例えば、正規サービス提供部73は、正規サービス利用手続受付部72が手続きを受け付けたクライアントマシン6に対し正規サービスを継続的に提供するとともに、正規サービスの利用状況に応じた付加サービスを提供するためのポイントを与えるものであって、さらに、その正規サービス提供部73は、正規サービス利用手続受付部72が手続きを受け付けたクライアントマシン6に対しその手続きを受け付けるまでの間に暫定サービス提供部71が提供した暫定サービスに応じたポイントを初期値として与えるサービスを行なうものである。あるいはこの正規サービス提供部73は、例えばソフトウェアの通信販売サービスの場合、そのソフトウェアの販売価格をポイントに応じて割引いたり、あるいは、そのソフトウェアにポイントに応じたオプションを付加するようなサービスを行なうものであってもよい。
【0080】
ここで、クライアントマシン6にポイント更新部65が備えられている場合、そのクライアントマシン6では、暫定サービス提供部71が提供する暫定サービスを利用している間時間経過に従ってポイントが順次更新され、サーバマシン7の正規サービス利用手続受付部72は、暫定サービス提供部71による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシン6からの、正規サービスを利用するための手続を受け付けるとともに、その手続きを受け付ける時点における、クライアントマシン6で更新されたポイントを受け付けるものであって、正規サービス提供部73は、正規サービス利用手続受付部72が手続きを受け付けたクライアントマシン6に対し、その正規サービス利用手続受付部72が受け付けたポイントに応じたサービスを行なうものである。
【0081】
あるいは、クライアントマシン6にはポイント更新部65が備えられておらず、サーバマシン7にポイント更新部74が備えられている場合、そのポイント更新部74では、暫定サービス提供部71によりクライアントマシン6に暫定サービスを提供している間、そのクライアントマシン6用のポイントが時間経過に従って更新され、正規サービス提供部73は、正規サービス利用手続受付部72が手続きを受け付けたクライアントマシン6に対しその手続を受け付けた時点における、ポイント更新部74で更新されたクライアントマシン6用のポイントに応じたサービスが行なわれる。
【0082】
ここで、このポイント更新部74は、クライアントマシン6にポイント更新部65が備えられた場合と同様、サーバマシン7が提供するサービスの内容等に応じ、暫定サービス提供部71がクライアントマシン6に暫定サービスを提供している間、クライアントマシン6に対応するポイントを時間経過に従って順次増加させるものであってもよく、あるいはそのポイント更新部74は、暫定サービス提供部71がクライアントマシン6に暫定サービスを提供している間、クライアントマシン6に対応するポイントを時間経過に従って順次減少させるものであってもよい。
【0083】
以下では、インターネットの配信サービスシステムを例に挙げて、本発明の実施形態をさらに具体的に説明する。
【0084】
ここで、サーバマシンは、インターネット配信サービスを所定時間(例えば6時間)に限り無料で行なう無料体験サービス(本発明にいう暫定サービスの一例)と、利用者から料金を受け取って行なうインターネット配信サービス(本発明にいう正規サービスの一例)とを行なう。
【0085】
図6,図7は、無料体験サービスを行なっている間、クライアントマシンの表示画面上に表示される無料体験サービス表示画面を示す図である。これら図6,図7のうちの図6は、無料体験サービスを開始した時点で表示される画面、図7は無料体験サービスを1時間30分利用した時点で表示される画面である。
【0086】
図6,図7に示す画面上には、このインターネット配信サービスシステムを正規に入会する手続を行なうための「入会ボタン」が示されており、さらに無料体験サービスを利用することのできる残り時間と、無料体験サービスの利用時間に応じて増加する獲得ポイントが示されている。
【0087】
無料体験サービスの利用開始時点では、図6に示すように、残り時間が6時間と表示され、獲得ポイントは0ポイントと表示されており、無料体験サービスの利用を開始してから1時間30分経過すると、図7に示すように、残り時間は1時間30分減って4時間30分と表示され、獲得ポイントが150ポイントと表示される。ここでは、ポイントは、無料体験サービスを10分間利用するごとに10ポイントずつ加算されるものとする。
【0088】
無料体験サービスを利用しているどのタイミングにおいても、「入会するボタン」をマウスクリックすると、このインターネット配信サービスシステムに正規に加入するための入会申込画面が表示され、そこに必要事項を書き込んでサーバマシンに送信すると、このインターネット配信サービスシステムに正式に入会することができる。このインターネット配信サービスシステムでは、正式に入会した後のインターネット配信サービスの利用状況に応じてポイントが加算され、その累計のポイントに応じた付加サービス(例えば利用料金の割引きやマスコットグッズの提供など)を受けられる仕組みになっており、無料体験サービス中にもその無料体験サービスを利用した時間に応じて獲得ポイントが加算され、「入会するボタン」をクリックした時点で、その無料体験サービス中に獲得したポイントが、正規のサービスを開始した時点で、その正規のサービスのポイントの初期値として設定される。こうすることにより、無料体験サービスを利用した結果獲得したポイントを有効に利用するために正規のサービスシステムに加入しようとする動機づけがなされることになる。
【0089】
ここで、このサーバ・クライアントシステムからは離れるが、正規のサービスを受けている利用者からは、そのサービスの利用に関し、電話や電子メール等による様々な質問を受け付けて回答するシステムが構築されており、一方、無料体験サービスの利用中はそのような質問は受け付けないシステムとなっている。あまり知識のないユーザに無料体験サービスを利用することなく入会されると、多少なりとも利用してみれば直ぐに分かるような極めて初歩的な質問が多数寄せられることになり、ユーザ自身ではなかなか解決できないような、真に回答を必要とするユーザからの質問を受け付けるチャンスが少なくなってしまうおそれがある。そこで、ここでは無料体験サービスをある程度利用してもらい、無料体験サービスを利用することによってポイントを順次加算し、これによって入会を促すとともに、直ぐには入会させずに多少なりとも慣れてから入会してもらうように動機づけているのである。
【0090】
図8は、クライアントマシンで実行されるクライアントプログラムのフローチャートである。
【0091】
先ずは、クライアントからサーバに、そのクライアントの個人識別情報(ここでは、例えば電話番号と氏名を含む個人情報)を送信し、無料体験サービスを受けるための登録を行なう(ステップa1)。
【0092】
図9は、サーバマシン内に構築される、このインターネット配信サービスシステムに加入したユーザの情報を記録したユーザデータベース(ユーザDBと略記することがある)中の1人分のユーザ情報を示す図である。
【0093】
ここには、そのユーザの電話番号と氏名のほか、郵便番号、住所、年齢、性別が記録されている。ただし、この図9に示すユーザ情報は、無料体験サービスの利用を希望したユーザのユーザ情報であり、本実施形態では無料体験サービスを提供する段階では、ユーザIDは発行されず(ID=0が、ユーザIDが発行されていないことを表わしている)、正規のインターネット配信サービスのユーザに対して与えられるポイントSPは0にとどまっている(SP=0が、ポイントSPが0であることを表わしている)。
【0094】
尚、本実施形態では、無料体験サービスを利用しているユーザにはユーザIDは発行せず、後述するように、そのユーザの電話番号と氏名とでそのユーザを特定するようにしているが、無料体験サービス提供開始時に仮のユーザIDを発行し、無料体験サービスを提供している間はその仮のユーザIDでそのユーザを特定するようにしてもよい。
【0095】
図8に戻って説明を続行する。
【0096】
図8の、次の2つのステップb3,b4は、クライアントプログラムではなく、サーバプログラムの一部であるが(図12のステップb3,b4を参照)、処理の流れの説明上、この図8にも示してある。
【0097】
クライアントからサーバに、そのクライアントの個人識別情報を送信して無料体験サービスを受けるための登録が行なわれると、サーバでは、ユーザデータベース(DB)を検索して、そのユーザDBに無料体験サービスを利用しているユーザとして登録されているか否かが検索され(図9参照)、その検索結果に基づいて、そのユーザが、これまでにこのサーバが提供するインターネット配信サービスを利用したことがあるユーザであるか否かが判定される(ステップb3)。
【0098】
そのユーザがこのサービスを一切利用したことがないときは、サーバは、サーバ内のユーザDB内に、そのユーザの無料体験サービス用のP(ポイント)とT(時間)の格納スペースを確保して、そこにPとTの初期値(ここに示す例ではP=0ポイント、T=6時間が初期値である)を書き込むとともに、それらの初期値をそのクライアントに送信する。クライアントではそのPとTの初期値を受け取って(ステップa2)、図6に示すように、そのPとTを画面表示する(ステップa5)。
【0099】
図10は、サーバのユーザDB内の、無料体験サービスを利用している各ユーザのP(ポイント)とT(残り時間)の一覧表を示した図である。
【0100】
ここでは、各ユーザは、各ユーザの電話番号と氏名とで特定されるようになっており、各ユーザに対応してP(ポイント)とT(時間)が記録されている。無料体験サービスを希望するユーザが無料体験サービスを利用するための登録を行なうと(図8ステップa1参照)、サーバのユーザDB内に、その登録したユーザに関する、図9に示すユーザ情報記入欄と、図10に示すPとTの記入欄がそれぞれ1つずつ確保され、図9のユーザ情報の欄には、個人情報が記入されるとともにIDとSPについては0が記入され、図10のPとTの記入欄については、そのユーザを特定するための電話番号と氏名が記入されるとともに初期値としてのP=0ポイント、T=6時間が記入される。
【0101】
再度図8に戻って説明を続行する。
【0102】
図8のステップb3において、そのユーザがユーザDBに登録されていたときは、サーバでは、そのユーザに正規のユーザIDが与えられているか否かが判定され(ステップb4)、正規のユーザIDが与えられていればそのユーザは既に正規会員であるので、正規会員としての取扱いに移行する(ステップa12)。
【0103】
図11は、サーバのユーザDB内の、正規会員用のユーザ情報を示す図である。
【0104】
図9の、無料体験サービスを利用しているユーザのユーザ情報と比べると、正規会員用のユーザ情報には正規のユーザIDが記録されており(ID=XXXXXXXが正規のユーザIDであることをあらわしている)、正規会員用のポイントSPが記録されている。
【0105】
もう一度図8に戻って説明する。
【0106】
ステップb4において、まだ正規会員ではないと判定されると、サーバ内では、そのユーザの電話番号と氏名をキーにしてそのユーザのP(ポイント)とT(残り時間)の情報を得(図10参照)、そのユーザのPとTがそのユーザ(クライアント)に送信される。そのクライアントではそれらのPとTが受け取られる(ステップa3)。
【0107】
ここでは、後に説明するように、サーバ内では、無料体験サービスを利用しているユーザそれぞれについて、無料体験サービスの利用時間に応じて、ポイントが順次増加するように更新されるとともに無料体験サービスの利用の制限時間が順次減算されて、図11に示す各ユーザごとのPとTが順次更新されている。
【0108】
クライアントがPとTを受け取ると、そのクライアントではその受け取ったTがまだT>0であるか否か、すなわちまだ無料体験サービスを利用できる時間が残っているか否かが判定される(ステップa4)。
【0109】
T>0のときは、ステップa5に進み、PとTが、例えば図7に示すように画面表示される。
【0110】
その画面上で「入力するボタン」がマウスクリックされると(ステップa8)、正規会員用のフォームを表示してそこに正規会員として登録するための情報が入力され(ステップa10)、正規会員として登録してユーザIDを受け取り(ステップa11)、その後は正規会員としての取り扱いを受けることになる(ステップa12)。
【0111】
一方、ステップa8において、まだ「入会するボタン」が押されていないと判定されると、ステップa9に進み、サーバとの間の回線がまだつながっているか否かが判定され、まだつながっているときは、ステップa3に戻り、サーバから新たなPとTを受け取り、ステップa3〜a9の処理が繰り返される。
【0112】
また、ステップa4において、T>0ではない、すなわち無料体験サービスを利用できる時間が満了したと判定されると、その時間が満了したことを通知するとともに正規会員となるための手続を行なうか否かを問い合わせる画面が表示される。その時点で正規会員になることの意思表示の操作があったときは(ステップa6)、正規会員用のフォームが表示され(ステップa10)、そこに必要事項を書き込んでサーバに送信することにより正規会員として登録される(ステップa11)。
【0113】
一方、ステップa6で正規会員としての登録をしない旨の意思表示があったと判定されると、ステップa7に進み、以後の無料体験サービスの利用を禁止するために、この図8のクライアントプログラムが再起動されないように処理がなされた後、このルーチンを終了する。
【0114】
図12は、サーバマシンで実行されるサーバプログラムのフローチャートである。ただし、理解の容易のために、クライアントプログラムのステップも一部含まれている。
【0115】
ここでは、先ず、クライアントから電話番号と氏名を含む個人識別情報が受け取られ(ステップb1)、電話番号と氏名をキーにしてユーザDBが検索され(ステップb2)、そのキーと同じ電話番号と氏名が記録されたユーザ情報(図9,図11参照)が存在するか否かが判定される(ステップb3)。その電話番号と氏名を持ったユーザ情報が登録されていないときは、ステップb1で受け取った個人識別情報がユーザDBに登録され(図9参照)(ステップb5)、その新たに登録したユーザのP(ポイント)とT(時間)に初期値(ここでは、P=0ポイント、T=6時間)が与えられる(図11参照)(ステップb6)。
【0116】
一方、ステップb3において、ユーザDB中に、ステップb1で受け取った個人識別情報中の電話番号および氏名と同一の電話番号および氏名が記録されているユーザ情報が存在している旨判定されたときは、ステップb4に進み、そのユーザ情報に正規のユーザIDが登録されているか(図12参照)、否か(図9参照)が判定される。そのユーザ情報に既に正規のユーザIDが登録されていたときは、そのユーザは既に正規会員であり、そのユーザは正規会員として取り扱われる(ステップb16)。
【0117】
一方、ステップb4において、そのユーザのユーザ情報は存在していたが、そのユーザ情報中に正規のユーザIDが登録されていないと判定されたときは(図9参照)、そのユーザは無料体験サービスを利用している途中にあり、ステップb7に進み、そのユーザ用の現在のP(ポイント)とT(時間)がユーザDBから取り込まれる(図10参照)。
【0118】
ステップb7でユーザDBから取り込まれたPとT、あるいはステップb6で与えられた初期値としてのPとTは、そのユーザ(クライアント)に与えられる(ステップb8)。ステップb9では、そのユーザ(クライアント)の残り時間TがT>0か否かが判定される。この判定はクライアント側でも行なわれ、T>0ではないと判定されると、クライアント側では正規会員になるか否かの問い合わせが行なわれる(ステップa6)。
【0119】
サーバ側では、T>0のときは、単位時間ごとにPとTの値の更新が行なわれる(ステップb10)。ここでは、例えば10分ごとにP(ポイント)が10ポイントずつ加算され、T(時間)は10分ずつ減算される。この計算により得られたPとTの値に基づいて、ユーザDBのPとTが更新される(図10参照)(ステップb11)。
【0120】
クライアント側で正規会員になるという意思表示が未だなされておらず(ステップa8)、クライアントとの回線がつながっているときは(ステップb12)、ステップb8に戻り、ステップb11で更新された後のPとTがクライアントに与えられ、以下、ステップb8〜b12の処理が繰り返される。
【0121】
クライアントとの回線が切断されると(ステップb12)、このルーチンの処理を一旦終了する。そのクライアントに対する無料体験サービスを再開するときは、再度このルーチンの先頭から実行される。
【0122】
また、クライアント側で正規会員として入会する旨の意思表示の操作がなされると(ステップa6,a8)、クライアント側では、正規会員用フォームが表示され(ステップa10)、そこに必要事項が書き込まれてサーバ側に送信されると、サーバではそのクライアントからの情報が取り込まれてその情報が登録され(ステップb13)、さらに正規会員としての登録が行なわれてそのクライアントにユーザIDが発行され(図11参照)(ステップb14)、無料体験サービスを利用していた期間に獲得したポイントP(図10参照)が、正規会員用のSP(サービスポイント)の初期値として設定される(ステップb15)。その後は、そのクライアントは正規会員として取り扱われる(ステップb16)。
【0123】
ここでは、図12のステップb10に示すように、無料体験サービスを利用するほどポイントPが増加していき、早急に正規会員にはならずに無料体験サービスを利用しようという動機づけと、獲得したポイントを無駄にしないよう正規会員として登録しようとする動機づけとの双方がなされることになる。
【0124】
図13は、サーバマシンで実行されるサーバプログラムの別の例を示すフローチャートである。ただしここにも、図12と同様、分かりやすさのために、一部クライアント側で動作するステップも含まれている。
【0125】
先に説明した例は、利用時間に応じてポイントを増加させるものであったが、本例は利用時間に応じてポイントを減少させるものである。
【0126】
この図13とのペアで用いられるクライアントプログラムとしては図8に示したクライアントプログラムがそのまま用いられる。
【0127】
ここでは、図12のサーバプログラムとの相違点のみについて説明する。
【0128】
図13のサーバプログラムの、図12のサーバプログラムとの相違点は、図12のサーバプログラムのステップb6,b10に相当するステップc1,c2のみである。
【0129】
ステップc1では、無料体験サービスの利用を新たに開始しようとするクライアントに、P(ポイント)とT(時間)の初期値として、例えばP=360ポイント、T=6時間が与えられ、ステップc2では、そのクライアントが無料体験サービスを10分間利用するごとにポイントPが10ポイントずつ減算され、時間Tも10分ずつ減算される。すなわち、この図13のサーバプログラムでは、時間Tに関しては図12のサーバプログラムと同じであるが、ポイントPに関しては、初期値として高いポイント(P=360ポイント)が与えられ、無料体験サービスを利用するほどポイントが減算されていくようになっている。
【0130】
この場合も、時間経過に応じて変化したポイントが表示されることによってユーザの注意が喚起され、また、この図13のサーバプログラムの場合は、時間がたつに従ってポイントが減少することから、早期の正規入会が促されることになる。
【0131】
このように、ポイントを時間経過に応じて順次変化させると、その変化が増加の方向であっても減少の方向であっても、正規サービスを受けようとする動機づけとして作用し、それが表示されることによってユーザの注意がさらに喚起される。
【0132】
図8と図12の組合せ、あるいは図8と図13の組合せでは、いずれもサーバ側でP(ポイント)とT(時間)が更新されたが、これらPとTの更新はクライアント側で行なってもよい。以下その例を説明する。
【0133】
図14,図15は、それぞれ、クライアントプログラム、サーバプログラムのもう1つの例を示すフローチャートである。
【0134】
図14のクライアントプログラムは、図8のクライアントプログラムと比較すると、図8のクライアントプログラムでは、ステップa2,a3でサーバ側からPとTとを受け取っているが、図14のクライアントプログラムでは、図8のステップa2に代わるステップd1で、クライアント自身でPとTの初期値が設定され、図8のステップa3に代わるステップd2では、クライアント自身で更新したPとTが取り込まれる。
【0135】
さらに、図14のクライアントプログラムには、ステップa4とステップa5との間にステップd3が設けられており、このステップd3では、単位時間ごとにPとTの値が変更されている。ここに示す例では、図12のステップb10と同様、10分ごとに、ポイントPに10ポイントずつ加算され、時間Tが10分ずつ減算される。
【0136】
図15に示すサーバプログラムは、図12に示すサーバプログラムと比べPとTの更新をクライアントに委ねた結果不要となったステップ(図12のステップb6,b7,b8,b9,b10,b11)が削除されたものである。図15に残っている各ステップは図12を参照して説明済であるため、ここでの重複説明は省略する。
【0137】
このように、無料体験サービス期間中のポイントや無料体験サービスの残り時間の計算、管理は、サーバ側で行なってもよく、クライアント側で行なってもよい。
【0138】
尚、上記の各実施形態ではクライアント側で現在のポイントを表示しており、現在のポイントを表示することはユーザに対して正規サービスヘの加入、もしくはその早期加入を喚起させる動機付けを増加させるよう仕向けるが、必ずしも必須の構成ではない。例えば、暫定サービスの利用時間に応じて正規サービスヘの加入時に付与されるポイントが増加または減少されることをユーザが認識されるよう何らかの手段で通知しておけばよい。この場合に、暫定サービスの利用時間さえユーザに表示するようにしておけば、暫定サービスが利用できる残り時間が把握できると共にそのポイント付与の仕組みをユーザに想起させることができるであろう。
【0139】
さらに、上記のいずれの実施形態においても、同一のサーバマシンが正規サービスと暫定サービスを提供する例を示したが、別個のサーバマシンにてそれぞれのサービスが提供されるよう構成してもよい。その場合、正規サービス加入時に暫定サービスで算出されたポイントが付与されるよう正規サービスを提供するサーバマシンに通知されるようそれらのサーバマシンを連携させればよい。また、正規サービスもしくは暫定サービスを提供するそれぞれのサーバマシンも複数台の装置で構成してもよいことは当然である。
【0140】
以上の具体例は、インターネット配信サービスに関する例であるが、本発明は、インターネット配信サービスに限らず、様々なサービスシステムに適用することができる。以下に例示する。
【0141】
(1)コンピュータソフト上のウイルスを検出して駆逐する、いわゆるワクチンソフトをクライアントが購入してきて自分のコンピュータにインストールし、そのインストールされたワクチンソフトを用いて次々にあらわれる新たなウイルスを駆逐するためのデータをインターネット経由で配信するサービスにおいて、一定期間は無料でデータを配信し、その期間を過ぎると正規に入会した会員にのみデータを配信するようにし、上記のインターネット配信サービスと同様の仕組みで無料期間中に時間的に変化するポイントを与えて正規に入会したときにそのポイントによりクライアントに何らかの特典を与える。
【0142】
(2)インターネット通信を利用して楽しむゲームソフトの場合も、上記と同様、無料体験サービスとその後は有料の正規サービスとを行ない、無料体験サービス期間中時間経過に応じてポイントを順次更新し、正規入会時のポイントに応じてそのクライアントに何かしらの特典を与える。
【0143】
(3)同じ仕組みをインターネット(ネットワーク)を用いた教育システムにも適用することができる。
【0144】
(4)シェアウェアソフトを配信して最初は一定期間無料で使用させ、その後は料金を支払って購入してもらうサービスシステムにおいて、無料で使用できる期間、時間的に順次減少するポイントを与え、その購入時にそのポイントに応じた分だけ販売価格を割引くことにより、そのシェアウェアソフトの早期購入を促すシステムを構築することができる。
【0145】
上記は例示に過ぎず、本発明は、インターネット等の通信回線を介してサービスを行なうシステムに広く適用することができる。
【0146】
以下に、本発明の各種態様を付記する。
【0147】
(付記1) サービスを提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続され、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンにおいて、
前記サーバマシンは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたことを特徴とするクライアントマシン。
【0148】
(付記2) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次増加するポイントを表示するものであることを特徴とする付記1記載のクライアントマシン。
【0149】
(付記3) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次減少するポイントを表示するものであることを特徴とする付記1記載のクライアントマシン。
【0150】
(付記4) 前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記ポイント表示部に表示されるポイントを順次更新するポイント更新部を備えたことを特徴とする付記1記載のクライアントマシン。
【0151】
(付記5) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記サーバマシンから送信されてくる順次更新されたポイントを受信して表示するものであることを特徴とする付記1記載のクライアントマシン。
【0152】
(付記6) 前記正規サービス利用手続部による手続きを行なった後において前記サーバマシンが提供する正規サービスの利用を継続する正規サービス利用部を備えたことを特徴とする付記1記載のクライアントマシン。
【0153】
(付記7) サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続され、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンにおいて、
このサーバマシンは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とするサーバマシン。
【0154】
(付記8) 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するものであることを特徴とする付記7記載のサーバマシン。
【0155】
(付記9) 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するとともに、該正規サービスの利用状況に応じた付加サービスを提供するためのポイントを与えるものであって、さらに、該正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントを初期値として与えるサービスを行なうものであることを特徴とする付記8記載のサーバマシン。
【0156】
(付記10) 前記クライアントマシンは、前記暫定サービス提供部が提供する暫定サービスを利用している間、時間経過に従ってポイントを順次更新するものであって、
前記正規サービス利用手続受付部は、前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続を受け付けるとともに、該手続きを受け付ける時点における、該クライアントマシンで更新されたポイントを受け付けるものであって、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し、該正規サービス利用手続受付部が受け付けたポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とする付記7記載のサーバマシン。
【0157】
(付記11) 前記暫定サービス提供部によりクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシン用のポイントを時間経過に従って順次更新するポイント更新部を備え、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し、該手続を受け付けた時点における、前記ポイント更新部で更新された該クライアントマシン用のポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とする付記7記載のサーバマシン。
【0158】
(付記12) 前記ポイント更新部は、前記暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシンに対応するポイントを時間経過に従って順次増加させるものであることを特徴とする付記7記載のサーバマシン。
【0159】
(付記13) 前記ポイント更新部は、前記暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシンに対応するポイントを時間経過に従って順次減少させるものであることを特徴とする付記7記載のサーバマシン。
【0160】
(付記14) サービスを提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムにおいて、
前記サーバマシンは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記コンピュータを、
前記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とするクライアントプログラム。
【0161】
(付記15) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次増加するポイントを表示するものであることを特徴とする付記14記載のクライアントプログラム。
【0162】
(付記16) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次減少するポイントを表示するものであることを特徴とする付記14記載のクライアントプログラム。
【0163】
(付記17) 前記コンピュータを、さらに、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記ポイント表示部に表示されるポイントを順次更新するポイント更新部を備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする付記14記載クライアントプログラム。
【0164】
(付記18) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記サーバマシンから送信されてくる順次更新されたポイントを受信して表示するものであることを特徴とする付記14記載のクライアントプログラム。
【0165】
(付記19) 前記コンピュータを、さらに、前記正規サービス利用手続部による手続きを行なった後において前記サーバマシンが提供する正規サービスの利用を継続する正規サービス利用部を備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする付記14記載クライアントプログラム。
【0166】
(付記20) サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムにおいて、
このサーバプログラムは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記コンピュータを、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させることを特徴とするサーバプログラム。
【0167】
(付記21) 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するものであることを特徴とする付記20記載のサーバプログラム。
【0168】
(付記22) 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するとともに、該正規サービスの利用状況に応じた付加サービスを提供するためのポイントを与えるものであって、さらに、該正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントを初期値として与えるサービスを行なうものであることを特徴とする付記21記載のサーバプログラム。
【0169】
(付記23) 前記クライアントマシンは、前記暫定サービス提供部が提供する暫定サービスを利用している間時間経過に従ってポイントを順次更新するものであって、
前記正規サービス利用手続受付部は、前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続を受け付けるとともに、該手続きを受け付ける時点における、該クライアントマシンで更新されたポイントを受け付けるものであって、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し、該正規サービス利用手続受付部が受け付けたポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とする付記20記載のサーバプログラム。
【0170】
(付記24) 前記コンピュータを、さらに、前記暫定サービス提供部によりクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシン用のポイントを時間経過に従って順次更新するポイント更新部を備えたサーバマシンとして動作させるサーバプログラムであって、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続を受け付けた時点における、前記ポイント更新部で更新された該クライアントマシン用のポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とする付記20記載のサーバプログラム。
【0171】
(付記25) 前記ポイント更新部は、前記暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシンに対応するポイントを時間経過に従って順次増加させるものであることを特徴とする付記20記載のサーバプログラム。
【0172】
(付記26) 前記ポイント更新部は、前記暫定サービス提供部がクライアントマシンに暫定サービスを提供している間、該クライアントマシンに対応するポイントを時間経過に従って順次減少させるものであることを特徴とする付記20記載のサーバプログラム。
【0173】
(付記27) サービスを提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したクライアントプログラム記憶媒体において、
前記サーバマシンは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記コンピュータを、
前記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したことを特徴とするクライアントプログラム記憶媒体。
【0174】
(付記28) サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体において、
このサーバプログラムは、正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記コンピュータを、
正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへの正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したことを特徴とするサーバプログラム記憶媒体。
【0175】
(付記29) ユーザマシンに対してサーバマシンによりサービスを提供するサービス提供方法であって、
前記サービスは、加入ユーザが利用するユーザマシンに対して提供される正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って非加入ユーザが利用するユーザマシンに提供される暫定サービスとからなり、
正規サービス提供前のユーザマシンに対し暫定サービスを提供し、
前記ユーザマシンによる前記暫定サービスの利用時間を記憶し、
前記暫定サービスの提供を受けているユーザマシンからの正規サービスを利用するための手続きを受け付け、
前記正規サービス利用手続きを受けるまでの前記ユーザマシンによる前記暫定サービスの利用時間に応じたポイントを算出し、
前記正規サービス利用手続きが行われたユーザマシンに対して正規サービスを提供すると共に、該利用手続きを行ったユーザに対して前記算出されたポイントに応じたサービスを行なう、
ことを特徴とするサービス提供方法。
【0176】
(付記30) 前記暫定サービスの利用時間に関する情報を前記ユーザマシンに表示する付記29記載のサービス提供方法。
【0177】
(付記31) 前記暫定サービスを提供している間、該暫定サービスの提供を受けているユーザマシンに前記算出されたポイントを表示する付記29または30記載のサービス提供方法。
【0178】
(付記32) 前記暫定サービスの利用時間の増加に応じて前記ポイントを増加させる付記29記載のサービス提供方法。
【0179】
(付記33) 前記暫定サービスの利用時間の増加に応じて前記ポイントを減少させる付記29記載のサービス提供方法。
【0180】
(付記34) サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続され、サービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとからなるサービスシステムにおいて、
前記サーバマシンは、
正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する暫定サービスとの双方を提供するものであって、
前記正規サービス提供前のクライアントマシンに対し暫定サービスを提供する暫定サービス提供部と、
前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、正規サービスを利用するための手続きを受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンヘの正規サービスを提供するものであり、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスに応じたポイントに応じたサービスを行なう正規サービス提供部とを備え、
前記クライアントマシンは、
前記サーバマシンが提供する暫定サービスを利用する暫定サービス利用部と、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記正規サービスにおいて利用できる時間経過に応じて順次変化するポイントを表示するポイント表示部と、
前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための手続きを行なう正規サービス利用手続部とを備えたことを特徴とするサービスシステム。
【0181】
(付記35) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次増加するポイントを表示するものであることを特徴とする付記34記載のサービスシステム。
【0182】
(付記36) 前記ポイント表示部は、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、時間経過に応じて順次減少するポイントを表示するものであることを特徴とする付記34記載のサービスシステム。
【0183】
(付記37) 前記クライアントマシンは、
前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記ポイント表示部に表示されるポイントを順次更新するポイント更新部を備えたことを特徴とする付記34記載のサービスシステム。
【0184】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば正規サービスの利用が促されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバマシンおよびクライアントマシンを運用するためのコンピュータシステムの一部分を示す図である。
【図2】図1に示した外観を有するコンピュータのハードウェア構成図である。
【図3】本発明の一実施形態のクライアントプログラムおよびクライアントプログラム記憶媒体の概略構成図である。
【図4】本発明の一実施形態のサーバプログラムおよびサーバプログラム記憶媒体の概略構成図である。
【図5】本発明のクライアントマシンの一実施形態およびサーバマシンの一実施形態を示す機能ブロック図である。
【図6】無料体験サービスを行なっている間、クライアントマシンの表示画面に表示される無料体験サービス表示画面を示す図である。
【図7】無料体験サービスを行なっている間、クライアントマシンの表示画面に表示される無料体験サービス表示画面を示す図である。
【図8】クライアントマシンで実行されるクライアントプログラムのフローチャートである。
【図9】サーバマシン内に構築されるこのインターネット配信サービスシステムに加入したユーザの情報を記録したユーザデータベース中の1人分のユーザ情報を示す図である。
【図10】サーバのユーザDB内の、無料体験サービスを利用している各ユーザのP(ポイント)とT(残り時間)の一覧表を示した図である。
【図11】サーバのユーザDB内の、正規会員用のユーザ情報を示す図である。
【図12】サーバマシンで実行されるサーバプログラムのフローチャートである。
【図13】サーバマシンで実行されるサーバプログラムの別の例を示すフローチャートである。
【図14】クライアントプログラム、サーバプログラムのもう1つの例を示すフローチャートである。
【図15】クライアントプログラム、サーバプログラムのもう1つの例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 クライアントプログラム記憶媒体
5 サーバプログラム記憶媒体
6 クライアントマシン
7 サーバマシン
10 クライアントプログラム
11 暫定サービス利用部
12 ポイント表示部
13 正規サービス利用手続部
14 正規サービス利用部
15 ポイント更新部
20 サーバプログラム
21 暫定サービス提供部
22 正規サービス利用手続受付部
23 正規サービス提供部
24 ポイント更新部
61 暫定サービス利用部
62 ポイント表示部
63 正規サービス利用手続部
64 正規サービス利用部
65 ポイント更新部
71 暫定サービス提供部
72 正規サービス利用手続受付部
73 正規サービス提供部
74 ポイント更新部
100,200,300,400 コンピュータ
102 表示部
103 キーボード
104 マウス
110 バス
111 CPU
112 RAM
113 ハードディスクコントローラ
114 レキシブルディスクドライブ
115 CD−ROMドライブ
116 マウスコントローラ
117 キーボードコントローラ
118 ディスプレイコントローラ
119 通信用ボード
120 ハードディスク
700 CD−ROM
710 フレキシブルディスク

Claims (9)

  1. 有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続され、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンにおいて、
    当該クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記サーバマシンが提供する前記暫定サービスを前記通信回線を介して利用する暫定サービス利用部と、
    ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段から当該クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて読み出されたポイントを取得し、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記取得したポイントを時間的に変化させて表示装置に表示するポイント表示部と、
    前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための登録手続きを前記通信回線を介して前記サーバマシンに送信する正規サービス利用手続部とを備えたことを特徴とするクライアントマシン。
  2. 前記正規サービス利用手続部による登録手続きを行なった後において前記サーバマシンが前記通信回線を介して提供する前記正規サービスの利用を継続する正規サービス利用部を備えたことを特徴とする請求項1記載のクライアントマシン。
  3. サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続され、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスの双方を提供するサーバマシンにおいて、
    このサーバマシンは、有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとを提供するものであって、
    正規サービス提供前のクライアントマシンに対し前記クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記暫定サービスを前記通信回線を介して提供する暫定サービス提供部と、
    前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、前記正規サービスを利用するための手続きを前記通信回線を介して受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
    前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへ前記通信回線を介して前記正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
    前記正規サービス提供部は、ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段であって、該記憶手段から前記クライアントマシンから前記通信回線を介して受信したユーザ識別情報を用いて前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスの時間に応じたポイントを読み出し、該ポイントに応じたサービスを行なうものであることを特徴とするサーバマシン。
  4. 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するものであることを特徴とする請求項3記載のサーバマシン。
  5. 前記正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し正規サービスを継続的に提供するとともに、該正規サービスの利用状況に応じた付加サービスを提供するためのポイントを与えるものであって、さらに、該正規サービス提供部は、前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスの時間に応じたポイントを前記クライアントマシンのユーザのユーザ識別情報に対応づけて前記記憶手段に登録し、該正規サービスの提供の際に前記記憶手段に登録されたポイントを初期値として与えるサービスを行なうものであることを特徴とする請求項4記載のサーバマシン。
  6. 有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    当該コンピュータを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記サーバマシンが提供する前記暫定サービスを前記通信回線を介して利用する暫定サービス利用部と、
    ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段から当該クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて読み出されたポイントを取得し、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記取得したポイントを時間的に変化させて表示装置に表示するポイント表示部と、
    前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための登録手続きを前記通信回線を介して前記サーバマシンに送信する正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とするクライアントプログラム。
  7. サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムにおいて、
    このサーバプログラムは、有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとの双方を提供するものであって、
    前記コンピュータを、
    正規サービス提供前のクライアントマシンに対し前記クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記暫定サービスを前記通信回線を介して提供する暫定サービス提供部と、
    前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、前記正規サービスを利用するための手続きを前記通信回線を介して受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
    前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへ前記通信回線を介して前記正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
    前記正規サービス提供部は、ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段であって、該記憶手段から前記クライアントマシンから前記通信回線を介して受信したユーザ識別情報を用いて前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスの時間に応じたポイントを読み出し、該ポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させることを特徴とするサーバプログラム。
  8. 有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとの双方を提供するサーバマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該サーバマシンが提供するサービスシステムに加入して、該サーバマシンからの、該サービスシステムに則ったサービスの提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したクライアントプログラム記憶媒体において、
    前記コンピュータを、
    当該コンピュータを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記サーバマシンが提供する前記暫定サービスを前記通信回線を介して利用する暫定サービス利用部と、
    ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段から当該クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて読み出されたポイントを取得し、前記暫定サービス利用部が前記暫定サービスを利用している間、前記取得したポイントを時間的に変化させて表示装置に表示するポイント表示部と、
    前記サーバマシンが提供する正規サービスを利用するための登録手続きを前記通信回線を介して前記サーバマシンに送信する正規サービス利用手続部とを備えたクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムを記憶したことを特徴とするクライアントプログラム記憶媒体。
  9. サービスの提供を受けるクライアントマシンとの間で通信回線によって接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、自分が提供するサービスシステムに加入したクライアントマシンに対しサービスを提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体において、
    このサーバプログラムは、有料の正規サービスと、該正規サービスの提供に先立って提供する利用期限が設けられた無料の暫定サービスとの双方を提供するものであって、
    前記コンピュータを、
    正規サービス提供前のクライアントマシンに対し前記クライアントマシンを利用するユーザのユーザ識別情報を用いて前記暫定サービスを前記通信回線を介して提供する暫定サービス提供部と、
    前記暫定サービス提供部による暫定サービスの提供を受けているクライアントマシンからの、前記正規サービスを利用するための手続きを前記通信回線を介して受け付ける正規サービス利用手続受付部と、
    前記正規サービス利用手続きを受け付けたクライアントマシンへ前記通信回線を介して前記正規サービスを提供する正規サービス提供部とを備え、
    前記正規サービス提供部は、ユーザ識別情報とそれに対応づけて登録されている前記正規サービスにおいて利用できるポイントとを記憶している記憶手段であって、該記憶手段から前記クライアントマシンから前記通信回線を介して受信したユーザ識別情報を用いて前記正規サービス利用手続受付部が手続きを受け付けたクライアントマシンに対し該手続きを受け付けるまでの間に前記暫定サービス提供部が提供した暫定サービスの時間に応じたポイントを読み出し、該ポイントに応じたサービスを行なうものであるサーバマシンとして動作させるサーバプログラムを記憶したことを特徴とするサーバプログラム記憶媒体。
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