JP4369154B2 - 可搬型電子機器用盗難防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノートパソコン等の携帯機器や、持ち運び可能な計測器などの電子機器を、ケーブルを介してテーブル脚等に繋ぐことで容易な持ち去りを防止する可搬型電子機器用盗難防止装置に関し、特に、ケーブルとノートパソコンとの係着性を良好にする改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
持ち運び性の良好なノートパソコン等の携帯型の機器は、種々な場所へ持ち運んでの使用が可能となる反面、一瞬のスキに持ち去られる等の盗難に遭う危険性も大きい。従来、例えばノートパソコンの盗難を防止する装置として、テーブル脚等の固定場所に、ケーブルを介してノートパソコンを繋ぎ、容易な持ち去りを防止できるようにしたノートパソコン用盗難防止装置が種々あり、例えば下記非特許文献2に示されるものがある。
【0003】
図9(a)に示すように、この種のノートパソコン用盗難防止装置は、ノートパソコン1の側面3に予め設けられた奥拡がりな係着孔(「セキュリティスロット」とも称せられる)5に、係着具7の係着爪7aを挿入する。係着具7は、先端に係着爪7aの形成された一対の係着板9,9を支軸11によって鋏状に重ねて構成され、鋏状に開いた状態で係着爪7aを係着孔5に挿入した後、図9(b)に示すように、係着板9,9を重ねるように閉じることで、図9(c)に示すように、係着爪7a,7aが係着孔5の裏側周縁に引っ掛かり係着される。
【0004】
一対の係着板9,9の各係着爪7aの反対側には、係着板9,9を重ね合わせた(閉じた)状態で一致する挿入穴7b,7bが穿設されている。この挿入穴7b,7bには、図9(d)に示すように、南京錠13の掛金部13aが挿通され、同時に、この掛金部13aには基端を図示しないテーブル脚等に巻きつけたケーブル15のループ15aが掛けられる。これにより、係着具7は挿通された掛金部13aにより開脚不能となって係着孔5からの抜けが阻止されるとともに、ケーブル15が接続され、ノートパソコンがケーブルを介してテーブル脚に繋がれた状態となって、盗難が防止された。
【0005】
【非特許文献1】
アクセサリー、セキュリティ用品、ノートPC用、SL−06K、[online]、サンワサプライ株式会社、[平成15年4月11日検索]、インターネット<URL:http://www.sanwasupply.co.jp/product/>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のノートパソコン用の盗難防止装置は、一対の係着板9,9からなる係着具7を鋏状に開いて係着孔5に挿入し、この係着板9,9を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿入穴7b,7bに南京錠13の掛金部13aを通す等の多数の係着動作が必要となるとともに、径の小さな2つの挿入穴7b,7bを正しく重ねなくては掛金部13aが貫通しないことから、操作性として煩雑であり、この挿入穴7b,7bへの容易な係着を行うことができず、施錠を行う操作が非常に煩雑であった。また、この挿入穴7b,7bの内径と掛金部13aの外径とに大きな差があれば、容易に各係着板9,9が開いてしまうおそれがあり、係着孔5から脱落してしまう不具合があった。
【0007】
また、従来のノートパソコン用の盗難防止装置には、係着具自体にシリンダー錠を備えたものもあるが、係着孔はノートパソコンの側面に穿設されていることが多いため、係着孔への係着具の挿入方向と、シリンダーへの合鍵の挿入方向とが同方向であると、机上等に置いたノートパソコンの側面に係着具を挿入して施解錠する際、シリンダー錠の鍵穴が視認困難となり、これによっても係着性を低下させた。
【0008】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、ノートパソコンなどの携帯型情報端末機器やその他の持ち運びが比較的容易な可搬型電子機器の盗難防止装置であって、係着性、操作性を良好にすることができる可搬型電子機器用盗難防止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の可搬型電子機器用盗難防止装置100は、外側面に奥拡がりな孔よりなる係着孔5を備えた可搬型電子機器用盗難防止装置であって、
基端にループ29を有するケーブル21と、
前記可搬型電子機器1の係着孔5に開脚ピン35を挿入して摘み部45を該挿入方向にスライドすることで前記係着孔5内にて拡げて該係着孔5へ係着可能である一方、前記摘み部45を前記挿入方向と反対方向にスライドすることで前記係着孔5から係着解除可能であり、且つ係着時に露出するとともに係着解除時には前記摘み部45と一体なカバー47内に没入する挿通穴37aを有した係着具23と、
該係着具23の前記挿通穴37aに挿通された前記ケーブル21の先端31に係止・係止解除可能であり、該ケーブル21の先端31に係止することで前記挿通穴37aからの前記ケーブル21の抜けを阻止する錠ユニット25と、
を具備することを特徴とする。
【0010】
この可搬型電子機器用盗難防止装置100では、例えばノートパソコン等の可搬型電子機器1の係着孔5に係着具23が係着され、テーブル脚33等に巻きつけられるケーブル21の先端31がこの係着具23に挿通され、ケーブル21の先端31に錠ユニット25が係止することで、ケーブル21が係着具23から抜脱不能となる。これにより、ノートパソコン1がケーブル21を介してテーブル脚33に繋がれた状態となって、盗難が防止される。そして、係着具23は、開脚ピン35を係着孔5に挿入し、摘み部45を同方向にスライドするのみで係着が完了し、表出した挿通穴37aにケーブル21を挿通することで、係着の解除が規制される。この結果、従来装置のように、一対の係着板からなる係着具を鋏状に開いて係着孔に挿入し、この係着板を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿通穴に南京錠の掛金部を通す等の多数の係着動作が不要となり、少ない動作で係着孔への容易な係着が可能となる。また、係着具23は、ノートパソコン1に付けたままでも摘み部45をスライドしなければ脱落することがないので、ケーブル接続をより容易にすることも可能となる。
【0011】
請求項2記載の可搬型電子機器用盗難防止装置は、請求項1記載の可搬型電子機器用盗難防止装置100において、
前記錠ユニット25が、
錠本体51と、
該錠本体51に設けられ合鍵55の挿入のみによって回転可能となるシリンダー53と、
前記錠本体51に形成され前記ケーブル21が挿通可能となった貫通穴51aと、
前記錠本体51に形成され前記ケーブル21の先端31が挿入可能となったケーブル挿入穴51bと、
前記錠本体51に内設され該ケーブル挿入穴51bに挿入された前記ケーブル21の先端31に、前記シリンダー53の回転によりスライドして係止・係止解除可能となる係止ピン61と、
を具備することを特徴とする。
【0012】
この可搬型電子機器用盗難防止装置100では、係着具23に挿通されたケーブル21の先端31が、錠ユニット25のケーブル挿入穴51bに挿入されると、錠ユニット25がケーブル21の先端31に係止して、係着具23からのケーブル21の抜けが阻止される。その結果、ケーブル21が係着具23のケーブル挿通部37から抜けることによる係着解除が規制される。つまり、ケーブル21の先端31が錠ユニット25から抜けないことで、ケーブル21と可搬型電子機器、例えばノートパソコン1との接続状態が維持される。これにより、合鍵55の操作のみにより、ケーブル21の接続解除と、係着具23の係着解除とが同時に可能となる。また、錠ユニット25の貫通穴51aに一旦挿通されたケーブル21が係着具23を経由して再び錠ユニット25に係止されるので、錠ユニット25を移動させることで、ノートパソコン1とテーブル脚33との間のケーブル長が自在に調整可能となる。
【0013】
なお、この可搬型電子機器用盗難防止装置は、外側面3に奥拡がりな孔よりなる係着孔5を備えた可搬型電子機器用盗難防止装置であって、
前記可搬型電子機器1の係着孔5に開脚ピン35を挿入して摘み部45を該挿入方向にスライドすることで前記係着孔5内にて拡げて該係着孔5へ係着可能である一方、前記摘み部45を前記挿入方向と反対方向にスライドすることで前記係着孔5から係着解除可能であり、且つ係着時に露出するとともに係着解除時には前記摘み部45と一体なカバー47内に没入する挿通穴37aを有した係着具23と、
基端にループ29を有するケーブル21を備えるとともに、前記係着具23の前記挿通穴37aに挿通されて該挿通穴37aのカバー47内への没入を阻止する規制体25aを備えた錠ユニット25と、
を具備することとしてもよい。
【0014】
この可搬型電子機器用盗難防止装置100では、例えばノートパソコンなどの可搬型電子機器1の係着孔5に係着具23が係着され、テーブル脚33等にループ29が巻きつけられるケーブル21を介して錠ユニット25が挿通穴37aに係止する。これにより、ノートパソコン1がケーブル21を介してテーブル脚33に繋がれた状態となって、盗難が防止される。そして、係着具23は、開脚ピン35を係着孔5に挿入し、摘み部45を同方向にスライドするのみで係着が完了し、表出した挿通穴37aに規制体25aを挿通することで、係着の解除が規制される。この結果、従来装置のように、一対の係着板からなる係着具を鋏状に開いて係着孔に挿入し、この係着板を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿通穴に南京錠の掛金部を通す等の多数の係着動作が不要となり、少ない動作で係着孔への容易な係着が可能となる。
【0015】
また、この可搬型電子機器用盗難防止装置200は、外側面に奥拡がりな孔よりなる係着孔5を備えた可搬型電子機器用盗難防止装置であって、
基端にループを有するケーブル73と、
該ケーブル73の先端が固定される錠ユニット71とを具備し、
該錠ユニット71が、
錠本体83と、
該錠本体83に設けられ合鍵87の挿入のみによって回転可能となるシリンダー85と、
該シリンダー85の回転によってスライドするスライド部材79と、
前記可搬型電子機器1に設けた係着孔5に挿入され該スライド部材79のスライドによって拡がり、先端の係着爪75aを前記係着孔5に係着する一対の開脚板75とからなり、
且つ前記開脚板75の前記係着孔5への挿入方向が、前記シリンダー85の合鍵挿入方向に対して直交方向である構成としても良い。
【0016】
この可搬型電子機器用盗難防止装置200では、テーブル脚33等に巻きつけられるケーブル73の先端が錠ユニット71に固定されており、この錠ユニット71の開脚板75が可搬型電子機器(ノートパソコン等)1の係着孔5に挿入され、合鍵87によりシリンダー85が回転されることで、スライド部材79のスライドを介して開脚板75が係着孔5に係着される。これにより、ノートパソコン1がケーブル73を介してテーブル脚33に繋がれた状態となって、盗難が防止される。そして、開脚板75の係着孔5への挿入方向が、シリンダー85の合鍵挿入方向に対して直交方向であるので、机上等に置いたノートパソコン側面3の係着孔5に開脚板75が挿入され場合、机上面に垂直な方向からのシリンダー85への合鍵87の挿入が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する本発明の盗難防止の対象である可搬型電子機器としては、携帯型パーソナルコンピュータ、所謂ノートパソコンとし、また、このノートパソコンをケーブルを介して繋げる不動部分としてはテーブル脚等として説明をする。
図1は本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の概略構成図、図2は図1に示した係着具の分解斜視図、図3は図1に示した錠ユニットの分解斜視図である。なお、図9に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
【0018】
この実施の形態による可搬型電子機器用盗難防止装置100は、ケーブル21と、係着具23と、錠ユニット25とを備えて成る。ケーブル21は、基端に、締結具27によって固着したループ29が形成され、このループ29に先端31を通すことで、基端側がテーブル脚33等に巻きつけできる。ケーブル21の先端31には係止溝21aが形成され、係止溝21aは後述の係止ピン61に係止するようになっている。
【0019】
係着具23は、図2に示すように、内部に、開脚ピン35と、ケーブル挿通部37とを有する。開脚ピン35は、線状のバネ材を略Ω状に折り曲げたもので、先端に互いが外方向となる係着爪35aを有するとともに、それぞれの脚部には外側に突出する突起35bが形成されている。ケーブル挿通部37は、円柱体に、直径方向に貫通する挿通穴37aを有し、開脚ピン35との当接端面37cが凹部状に凹み、その外周には周溝37bが形成されている。
【0020】
開脚ピン35は、上板41aと、下板41bとを平行に折り曲げたU状のホルダ41内に収容される。ホルダ41の折り曲げ部近傍の左右には、爪突出部41cが開口される。上板41a及び下板41bには、双方に貫通する一対の保持穴41dが穿設されている。開脚ピン35は、係着爪35aを爪突出部41cから突出させた状態で、上板41a及び下板41bの間に挟まれて、ホルダ41内に収容される。
【0021】
開脚ピン35を収容したホルダ41は、内筒43を構成する上ケース43a、下ケース43bに収容される。下ケース43bには一対の支柱43cが立設され、支柱43cはホルダ41の保持穴41dに嵌入される。上ケース43a及び下ケース43bの前端面には、ホルダ41の先端を突出させるホルダ穴43dが形成されている。また、上ケース43a及び下ケース43bの後端面には、ケーブル挿通部37の周溝37bに係合する固定片43eが形成されている。更に、上ケース43a及び下ケース43bには、収容した開脚ピン35の突起35bを突出させるための突起窓43fが開口されている。
【0022】
内筒43は、上ケース43a及び下ケース43bを、上下から合わせることで、開脚ピン35を保持したホルダ41と、ケーブル挿通部37とを一体に保持する。このようにして、開脚ピン35、ケーブル挿通部37を収容した内筒43の外周には、筒状の摘み部45が外挿される。また、内筒43の後部には、筒状のカバー47が外挿され、カバー47は先端側の爪47aを、摘み部45の後端内周に係止して、摘み部45と一体に固定される。この摘み部45とカバー47とは、外筒49を構成する。
【0023】
摘み部45の内周には、対向する一対の押圧突起45a,45aが突設されている。押圧突起45aは、突起窓43fから内筒43の内側に突出することで、外筒49の脱落を規制している。また、この押圧突起45aは、突起窓43fから突出する開脚ピン35の突起35bを押圧可能としている。
【0024】
また、カバー47には開口部47bが設けられ、開口部47bからはケーブル挿通部37の後端が突出可能となっている。
【0025】
従って、係着具23は、係着孔5に開脚ピン35を挿入して摘み部45を挿入方向にスライドすることで係着孔5へ係着可能である一方、摘み部45を挿入方向と反対方向にスライドすることで係着孔5から係着解除可能であり、且つ係着時に露出するとともに係着解除時にはカバー47内に没入する挿通穴37aを備えたケーブル挿通部37を有している。
【0026】
錠ユニット25は、図3に示すように、錠本体51と、この錠本体51に内設されるシリンダー53と、シリンダー53に挿入される合鍵55と、錠本体51を覆う本体カバー57とによって略構成される。錠本体51は、略直方体状のブロック体からなり、ケーブル21を挿通する貫通穴51aと、この貫通穴51aに貫通して上記の係着具23を経由した先端31を挿入するケーブル挿入穴51bとを有する。
【0027】
錠本体51の一側面には、係止ピン孔51cと、複数、本実施の形態では5つのタンブラーピン孔51dが穿設されている。シリンダー53は、錠本体51に形成した図1の内穴51eに挿着される。係止ピン孔51cには、係止バネ59を圧縮した状態で係止ピン61が挿入れる。それぞれのタンブラーピン孔51dには、タンブラーピン63と、シアーピン65とが、タンブラーバネ67によって付勢されて挿入される。それぞれのタンブラーピン63は、シリンダー53の側面に穿設されたピン凹部53aに進入する。
【0028】
シリンダー53は、合鍵55の非挿入時、タンブラーピン63とシアーピン65のシアーラインが不一致となり、回転が規制される。一方、合鍵55が挿入されると、それぞれ異なる長さのタンブラーピン63が、合鍵55の溝に合わせて配置され、これによりシアーラインが直線状に一致してシリンダー53が回転可能となる。
【0029】
シリンダー53の先端には、シリンダー側切欠部53bが形成されている。係止ピン61の先端には、ピン側切欠部61aが形成されている。係止ピン61は、錠本体51に被せられる本体カバー57によって離脱しないようになっている。
【0030】
従って、錠ユニット25は、係着具23の挿通穴37aに挿通されたケーブル21の先端31に係止・係止解除可能であり、ケーブル21の先端31に係止することでケーブル挿通部37からのケーブル21の抜けを阻止するようになっている。
【0031】
このように構成された可搬型電子機器用盗難防止装置の作用を説明する。
図4は図1に示した係着具の係着前を(a)、係着後を(b)で表す動作説明図である。
盗難防止装置100を用いてノートパソコン1をテーブル脚33等に繋ぐには、先ず、ノートパソコン1の係着孔5に、係着具23を係着する。係着具23の係着は、図4(a)に示すように、係着具23の先端から突出しているホルダ41を係着孔5に合わせ、ホルダ41の先端を係着孔5に挿入する。
【0032】
次いで、係着具23の摘み部45を、挿入方向へスライドする(図4(b)矢線)ことで、摘み部45の押圧突起45aを開脚ピン35の突起35bから外す。すると、開脚ピン35は、押圧突起45aからの押圧が解除され、バネ力によって脚部の双方が離反方向に開き、係着爪35aが係着孔5の裏側周縁に引っ掛かり、図4(b)に示すように係着することとなる。
【0033】
また、摘み部45のスライドと同時に、この摘み部45と一体のカバー47も挿入方向に移動され、これにより、ケーブル挿通部37の挿通穴37aが、係着具23の後部から突出状態となる。
【0034】
このようにしてノートパソコン1に係着された係着具23に、基端側がテーブル脚33に巻きつけられ、錠本体51の貫通穴51aに挿通されたケーブル21を挿通する。係着具23に挿通されたケーブル21の先端31は、錠ユニット25のケーブル挿入穴51bに挿入する。ケーブル挿入穴51bに挿入されたケーブル21の先端31は、係止溝21aが係止ピン61によって係止され、錠ユニット25からの抜脱が規制される。
【0035】
従って、ノートパソコン1は、ケーブル21を介してテーブル脚33に繋がれ、盗難が防止される。
【0036】
また、ケーブル21とテーブル脚33との接続を解除するには、錠ユニット25に合鍵55を挿入し、シリンダー53を回転する。シリンダー53が回転されると、シリンダー側切欠部53bが、係止ピン61のピン側切欠部61aを押圧し、係止ピン61が係止バネ59の付勢力に抗して図1の下方向に押圧されて移動されることとなる。これにより、係止ピン61と係止溝21aとの係止が解除され、ケーブル21の先端31が錠ユニット25から抜脱可能となる。
【0037】
錠ユニット25から抜脱されたケーブル21の先端31は、係着具23から引き抜かれることとなる。係着具23は、ケーブル21が挿通穴37aより引き抜かれることにより、摘み部45及びカバー47の後方へのスライドが可能となり、摘み部45が図4(a)に示すように後方へ移動されることで、開脚ピン35の突起35b近傍が押圧突起45aにより押圧され、係着爪35aがホルダ41内に納められ、係着孔5との係着が解除される。
【0038】
このノートパソコン用盗難防止装置100によれば、ノートパソコン1の係着孔5に係着具23が係着され、テーブル脚33等に巻きつけられるケーブル21の先端31がこの係着具23に挿通され、ケーブル21の先端31に錠ユニット25が係止することで、ケーブル21が係着具23から抜脱不能となる。これにより、ノートパソコン1がケーブル21を介してテーブル脚33に繋がれた状態となって、盗難が防止される。そして、係着具23は、開脚ピン35を係着孔5に挿入し、摘み部45を同方向にスライドするのみで係着が完了し、表出したケーブル挿通部37の挿通穴37aにケーブル21を挿通することで、係着の解除が規制される。すなわち、このケーブル21が挿通穴37aに対して規制体25aとなって、この挿通穴37aのカバー47内への没入が阻止される。この結果、従来装置のように、一対の係着板からなる係着具を鋏状に開いて係着孔に挿入し、この係着板を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿通穴に南京錠の掛金部を通す等の多数の係着動作が不要となり、少ない動作で係着孔5への容易な係着が可能となる。また、係着具23は、ノートパソコン1に付けたままでも摘み部45をスライドしなければ脱落することがないので、ケーブル接続をより容易にすることも可能となる。この結果、ノートパソコン1への係着性を良好にすることができる。
【0039】
そして、係着具23に挿通されたケーブル21の先端31が、錠ユニット25のケーブル挿入穴51bに挿入されると、錠ユニット25がケーブル21の先端31に係止して、係着具23からのケーブル21の抜けが阻止される。その結果、ケーブル21が係着具23の挿通穴37aから抜けることによる係着解除が規制される。つまり、ケーブル21の先端31が錠ユニット25から抜けないことで、ケーブル21とノートパソコン1との接続状態が維持される。これにより、合鍵55の操作のみにより、ケーブル21の接続解除と、係着具23の係着解除とが同時に可能となる。また、錠ユニット25の貫通穴51aに一旦挿通されたケーブル21が係着具23を経由して再び錠ユニット25に係止されるので、錠ユニット25を移動させることで、ノートパソコン1とテーブル脚33との間のケーブル長が自在に調整可能となる。
【0040】
次に、本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の他の実施の形態を説明する。
図5は本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の他の実施の形態における概略構成図、図6は図5の鍵穴に合鍵を挿入した状態のA−A断面図、図7は図5に示した錠ユニットの分解斜視図である。なお、図1〜図4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
【0041】
この実施の形態の盗難防止装置200は、錠ユニット71に、ケーブル73の先端を固定して成る。ケーブル73の基端側は、上記のケーブル21の場合と同様に、ループ(図1参照)が形成され、テーブル脚等に巻きつけ可能となっている。錠ユニット71は、このループに挿通可能な大きさとなる。
【0042】
錠ユニット71は、図7に示すように、一対の開脚板75,75と、開脚板75,75を保持するホルダ77と、これら開脚板75,75及びホルダ77を内側に収容するスライド部材79と、スライド部材79の更に外側に配置されるケース81と、このケース81を内部に収容する錠本体83と、錠本体83に内設されるシリンダー85と、このシリンダー85の合鍵87と、錠本体83に係合して固定されるケーブル固定具89とを基本部材として有している。
【0043】
開脚板75は、先端に係着爪75aを有するとともに、基端側に支持穴75bを有し、またこの支持穴75bの近傍の側面に押圧面75cを形成している。
【0044】
ホルダ77は、上板77aと、下板77bとを平行に折り曲げたU字状に形成され、先端側を折曲部とし、基端側に保持穴77cが穿設されている。また、保持穴77cの近傍の両側縁部には切欠77dが形成され、切欠77dは上板77a及び下板77bを幅狭に形成している。ホルダ77の保持穴77cは、錠本体83に立設した支柱83aに貫通されて保持される。一方、一対の開脚板75,75は、ホルダ77の上板77aと下板77bとの間に配置され、支持穴75bに、シリンダー85の軸線と同軸の支持軸(図示せず)が挿入されて、先端が開脚自在となる。このように保持された開脚板75,75及びホルダ77は、錠本体83のホルダ穴83bから先端部が突出される。
【0045】
スライド部材79の対向する起立壁79a,79bには押圧突起79cが内方に向いて突設され、押圧突起79cは開脚板75の押圧面75cを押圧可能としている。また、スライド部材79には長穴79dが形成され、長穴79dはシリンダー85の先端面に突設された偏芯軸85aと係合し連結される。
【0046】
ケース81は、内側にスライド部材79を配置するとともに、開脚板75,75及びホルダ77を突出させる切欠81aを備えている。また、ケース81の底板には、上記の偏芯軸85aを貫通させる窓部81bを形成している。更に、ケース81の両側面には凸部81cが外方に突設され、凸部81cは錠本体83の内壁面に凹設された凹部83c内で移動可能となっている。
【0047】
スライド部材79とケース81との間には圧縮バネ93が配設され、圧縮バネ93はケース81を突出させる方向に、また、スライド部材79をその反対方向に付勢している。
【0048】
シリンダー85は、錠本体83のシリンダー穴94に挿着される。シリンダー85には複数、本実施の形態では5つのタンブラー孔85cが形成され、それぞれのタンブラー孔85cにはキー溝95aを有した板状のタンブラー95が挿入される。シリンダー85は、鍵穴85bに合鍵87が挿入されることで、タンブラー95が所定位置に移動され、回転が可能となる。なお、このシリンダー85の構成はこれに限定されることはなく、その他のシリンダー構造であっても良い。このシリンダー85は、合鍵挿入方向が、係着孔5への開脚板75の挿入方向に対して直交方向に配設されている。
【0049】
ケーブル固定具89は、錠本体83に形成されたU字状の係合溝83dに、係合部89aを挿入して取付けられる。ケーブル固定具89には挿入穴89bが形成され、挿入穴89bに挿入されたケーブル73は固定穴89cに嵌着される固定ピン89dによって抜脱不能に固定される。
【0050】
錠本体83は、上記の開脚板75,75、ホルダ77、スライド部材79、ケーブル73を収容する内部が開口され、この開口部が本体蓋91によって塞がれるようになっている。本体蓋91には複数の固定穴91aと、舌状の止片91bとを有している。本体蓋91は、固定穴91aに挿通された図示しないビス或いはリベットを、錠本体83のネジ穴83eに締結して錠本体83に固定され、同時に、止片91bで係合部89aを押さえてケーブル固定具89を固定する。なお、好ましくは、本体蓋91を固定する手段とされるネジ或いはリベットなどの頭部は覆い隠される。
【0051】
このように構成された可搬型電子機器用盗難防止装置200の作用を説明する。
図8は図5に示した錠ユニットの係着孔挿入前を(a)、係着孔挿入後を(b)、係着後を(c)で表す動作説明図である。
本実施の形態の盗難防止装置200を用いてノートパソコン1をテーブル脚33に繋ぐには、先ず、ケーブル73の基端側を、前述した実施の形態で述べたと同様にしてテーブル脚33に巻きつける。
【0052】
次いで、図8(a)に示すように、ホルダ77の先端部を係着孔5に合わせ、錠ユニット71を側面3に押付ける。すると、図8(b)に示すように、ケース81が圧縮バネ93の付勢力に抗して錠本体83内に後退する。それと同時に、ホルダ77の先端が係着孔5内に進入する。
【0053】
この状態で合鍵87がシリンダー85に挿入され、回転されると、シリンダー85の偏芯軸85aが長穴79dを介してスライド部材79を後退方向(図8の下方向)に移動させる。すると、スライド部材79の押圧突起79cが、開脚板75の押圧面75cを押圧し、これにより一対の開脚板75,75は支持穴75bを回転中心に開脚され、先端の係着爪75a,75aを係着孔5の裏側周縁に引っ掛けて係着する。
【0054】
これにより、ノートパソコン1は、ケーブル73を介してテーブル脚33に繋がれ、盗難が防止される。
【0055】
一方、錠ユニット71の係着を解除するには、シリンダー85に合鍵87を挿入し回転する。すると、シリンダー85の偏芯軸85aを介してスライド部材79が前進方向(図8の上方向)に移動し、押圧突起79cの押圧によって一対の開脚板75,75が閉じられ、その結果、係着爪75a,75aの係着孔5に対する係着が解除されて、係着孔5からの錠ユニット71の抜脱が可能となる。この際、圧縮状態となった圧縮バネ93の付勢力により、ケース81が側面3を押圧し、その反力で錠ユニット71がノートパソコン1から離反され、明確な脱着が可能となる。
【0056】
この可搬型電子機器用盗難防止装置200によれば、テーブル脚33等に巻きつけられるケーブル73の先端が錠ユニット71に固定されており、この錠ユニット71の開脚板75,75がノートパソコン1の係着孔5に挿入され、合鍵87によりシリンダー85が回転されることで、スライド部材79のスライドを介して開脚板75,75が係着孔5に係着される。従って、ノートパソコン1がケーブル73を介してテーブル脚33に繋がれた状態となって、盗難が防止される。これにより、従来装置のように、一対の係着板からなる係着具を鋏状に開いて係着孔に挿入し、この係着板を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿通穴に南京錠の掛金部を通す等の多数の係着動作が不要となり、少ない動作で係着孔5への容易な係着が可能となる。そして、開脚板75,75の係着孔5への挿入方向が、シリンダー85の合鍵挿入方向に対して直交方向であるので、机上等に置いたノートパソコン側面3の係着孔5に開脚板75,75が挿入された場合、机上面に垂直な方向からのシリンダー85への合鍵87の挿入が可能となる。これにより、操作性が向上することとなる。
【0057】
なお、上述した各実施の形態では、可搬型電子機器をノートパソコンとして説明をしたが、この可搬型電子機器としては、持ち運びが比較的容易な携帯型情報端末機器や電子機器、例えばポータブル型測定機器や、卓上設置形の電子機器などとしても上記同様の効果を得られるものであり、機器本体の筐体など外側面に、奥拡がりな孔よりなる係着孔を備えた機器であれば、テーブル脚など、不動な部分にケーブルを介して容易に繋げることを可能とし、盗難を防止できるものである。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の可搬型電子機器用盗難防止装置によれば、例えばノートパソコンなどの可搬型電子機器の係着孔に係着具が係着され、テーブル脚等の不動部分に巻きつけられるケーブルの先端がこの係着具に挿通され、ケーブルの先端に錠ユニットが係止することで、ケーブルが係着具から抜脱不能となり、ノートパソコンがケーブルを介してテーブル脚に繋がれた状態となって、盗難が防止される。そして、係着具は、開脚ピンを係着孔に挿入し、摘み部を同方向にスライドするのみで係着が完了し、表出した挿通穴にケーブルを挿通することで、係着の解除が規制される。この結果、従来装置のように、一対の係着板からなる係着具を鋏状に開いて係着孔に挿入し、この係着板を閉じることで係着を行い、閉じた状態で一致する複数の挿通穴に南京錠の掛金部を通す等の多数の係着動作が不要となり、少ない動作で係着孔への容易な係着が可能となって、ノートパソコンなどの可搬型電子機器への係着性を良好にすることができる。
【0059】
本発明に係る請求項2記載の可搬型電子機器用盗難防止装置によれば、係着具に挿通されたケーブルの先端を、錠ユニットのケーブル挿入穴に挿入すれば、この錠ユニットがケーブルの先端に係止して、係着具からのケーブルの抜けが阻止でき、その結果、ケーブルが係着具のケーブル挿通部から抜けることによる係着解除が規制される。つまり、ケーブルの先端が錠ユニットから抜けないことで、ケーブルと可搬型電子機器との接続状態を維持させることができる。これにより、合鍵により、ケーブルと可搬型電子機器との接続の解除と、係着具の規制解除とを同時に行うことができる。また、錠ユニットの貫通穴に一旦挿通されたケーブルが係着具を経由して再び錠ユニットに係止するので、錠ユニットを移動させることで、可搬型電子機器とテーブル脚等の不動部分との間のケーブル長が自在に調整可能となり、ケーブルの弛みも吸収可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の概略構成図である。
【図2】図1に示した係着具の分解斜視図である。
【図3】図1に示した錠ユニットの分解斜視図である。
【図4】図1に示した係着具の係着前を(a)、係着後を(b)で表す動作説明図である。
【図5】本発明に係る可搬型電子機器用盗難防止装置の他の実施の形態における概略構成図である。
【図6】図5の鍵穴に合鍵を挿入した状態のA−A断面図である。
【図7】図5に示した錠ユニットの分解斜視図である。
【図8】図5に示した錠ユニットの係着孔挿入前を(a)、係着孔挿入後を(b)、係着後を(c)で表す動作説明図である。
【図9】従来のノートパソコン用盗難防止装置の使用手順を(a)〜(d)で表した説明図である。
【符号の説明】
1…可搬型電子機器(ノートパソコン)
5…係着孔
21,73…ケーブル
23…係着具
25,71…錠ユニット
29…ループ
31…ケーブルの先端
35…開脚ピン
35a,75a…係着爪
37a…挿通穴
45…摘み部
47…カバー
51a…貫通穴
51b…ケーブル挿入穴
53,85…シリンダー
55,87…合鍵
61…係止ピン
75…開脚板
79…スライド部材
83…錠本体
100,200…可搬型電子機器用盗難防止装置

Claims (2)

  1. 外側面に奥拡がりな孔よりなる係着孔を備えた可搬型電子機器用盗難防止装置であって、
    基端にループを有するケーブルと、
    前記可搬型電子機器の係着孔に開脚ピンを挿入して摘み部を該挿入方向にスライドすることで前記係着孔内にて拡げて該係着孔へ係着可能である一方、前記摘み部を前記挿入方向と反対方向にスライドすることで前記係着孔から係着解除可能であり、且つ係着時に露出するとともに係着解除時には前記摘み部と一体なカバー内に没入する挿通穴を有した係着具と、
    該係着具の前記挿通穴に挿通された前記ケーブルの先端に係止・係止解除可能であり、該ケーブルの先端に係止することで前記挿通穴からの前記ケーブルの抜けを阻止する錠ユニットと、
    を具備することを特徴とする可搬型電子機器用盗難防止装置。
  2. 請求項1記載の可搬型電子機器用盗難防止装置において、
    前記錠ユニットが、
    錠本体と、
    該錠本体に設けられ合鍵の挿入のみによって回転可能となるシリンダーと、
    前記錠本体に形成され前記ケーブルが挿通可能となった貫通穴と、
    前記錠本体に形成され前記ケーブルの先端が挿入可能となったケーブル挿入穴と、
    前記錠本体に内設され該ケーブル挿入穴に挿入された前記ケーブルの先端に、前記シリンダーの回転によりスライドして係止・係止解除可能となる係止ピンと、
    を具備することを特徴とする可搬型電子機器用盗難防止装置。
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