JP4352749B2 - プログラム、データ処理方法及びデータ処理装置 - Google Patents

プログラム、データ処理方法及びデータ処理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、データ処理装置にユーザによって指定されたコンテンツと関連付けて再生するコンテンツを選択させるプログラム、データ処理方法、データ処理装置、およびデータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザの選択によりコンテンツ、例えば静止画像や音声データ等を再生する再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の再生装置では、例えばユーザの嗜好のコンテンツ、例えば静止画像を再生し、さらにユーザの嗜好のコンテンツ、例えば音楽等の音声データをバックグラウンドとして関連付けて再生する。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−145730号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の再生装置では、ユーザの嗜好のコンテンツと、そのコンテンツと関連付けて再生する嗜好のコンテンツとを、ユーザが選択しなければならず、ユーザは煩雑な選択操作を行う必要がある。
【0005】
また、ユーザが2つの嗜好のコンテンツを選択するので、再生装置はユーザの嗜好通りのコンテンツを再生するが、そのコンテンツはユーザにとって好みではあるが、意外性に乏しい。
このため、ユーザにより指定されたコンテンツと関連付けて再生するコンテンツを、煩雑な操作を行うことなく、ユーザの嗜好をある程度反映させ、しかも意外性を持たせて選択することができるデータ処理装置が望まれている。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザにより指定されたコンテンツと関連付けて再生するコンテンツを、煩雑な操作を行うことなく、ユーザの嗜好をある程度反映させ、しかも意外性を持たせて選択することができるプログラム、データ処理方法、データ処理装置、およびデータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点は、ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを選択するプログラムは、前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データを用意する第1の手順と、前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する第2の手順と、をデータ処理装置に実行させる。
【0008】
さらに、本発明の第2の観点は、ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを、選択手段を有するデータ処理装置が選択するデータ処理方法は、前記選択手段が、予め生成された、前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する工程を有する。
【0009】
さらに、本発明の第3の観点は、ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを選択するデータ処理装置は、予め用意され前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する選択手段を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るデータ処理装置は、例えば、ユーザによって指定され、主に再生されるコンテンツデータ(主コンテンツデータとも言う)と関連付けて再生する、例えば詳細にはバックグラウンドで再生するコンテンツデータ(バックグラウンド(BG)コンテンツデータとも言う)を選択するデータ処理装置であって、予め用意され、ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データと、主に再生されるコンテンツデータとを基に、バックグラウンドで再生されるコンテンツデータを複数のコンテンツデータの中からランダムに選択する。
また、データ処理装置は、主コンテンツデータと、そのバックグラウンドでBGコンテンツデータとを関連付けて再生する。以下、詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明のデータ処理装置に係る一実施形態を示す全体構成図である。データ処理装置1は、例えば図1に示すように、コントロール装置2、コンテンツ蓄積装置3、およびコンテンツ再生装置4を有する。
コントロール装置2、コンテンツ蓄積装置3、およびコンテンツ再生装置4は、ネットワークNETで接続されている。
【0014】
ネットワークNETは、例えば有線方式や無線方式の通信ネットワークである。また、ネットワークNETは1つの機器の内部のネットワークであってもよい。例えば構成要素間の接続は、UPnP(Universal Plug and Play )を用いて接続してもよい。
【0015】
コントロール装置2は、例えばネットワークNET上の複数のコンテンツ蓄積装置3およびコンテンツ再生装置4に対して制御を行う装置である。
コントロール装置2は、例えば詳細には、コンテンツ蓄積装置3に記憶されているコンテンツから、ユーザによって指定された主に再生するコンテンツデータ(主コンテンツデータ)と関連付けて再生するBGコンテンツデータを選択し、選択した主コンテンツデータおよびBGコンテンツデータをコンテンツ再生装置4に再生させる。
【0016】
コントロール装置2は、例えば図1に示すようにインタフェース(I/F:Interface )21、表示部22、コンテンツ選択ボタン23、好みボタン24、メモリ25、およびCPU26を有する。
I/F21、表示部22、コンテンツ選択ボタン23、好みボタン24、メモリ25、およびCPU26は、バスBSで接続されている。
【0017】
インタフェース(I/F)21は、CPU26の制御により、ネットワークNETを介して、コンテンツ蓄積装置3およびコンテンツ再生装置4と通信を行う。
表示部22は、CPU26の制御により、例えば通信ネットワークNETを介してI/F21が受信した、コンテンツ蓄積装置3が記憶するコンテンツデータの一覧や、所定のデータを表示する。
【0018】
コンテンツ選択ボタン23は、例えばユーザにより操作され、表示部22が表示するコンテンツ一覧から、嗜好のコンテンツを選択する操作に応じた信号S23をCPU26に出力する。CPU26は信号S23に応じてコンテンツ蓄積装置3に記憶されている複数のコンテンツから、主コンテンツを選択し、コンテンツ再生装置4に再生させる。
【0019】
好みボタン24は、例えばユーザにより操作され、主コンテンツに関連して選択されたBGコンテンツに対して、ユーザの好みをフィードバックさせるために用いられる。好みボタン24は、例えばユーザの操作に応じて、後述の指標データに含まれる、ユーザの好みの度合いを示す好み度数(変数:konomiとも言う)を生成し、信号S24としてCPU24に出力する。
好みボタン24は、本発明に係る好み度数生成手段に相当する。
【0020】
好みボタン24は、例えば図1に示すように、好み度数増加(konomi up )ボタン241、好み度数減少(konomi down )ボタン242、およびスキップ(Skip)ボタン243を有する。
【0021】
好み度数増加(konomi up )ボタン241は、例えばコンテンツ再生装置4で再生されたBGコンテンツデータが、ユーザの嗜好(好み)であった際に操作され、操作に応じてその旨を示す信号S24をCPU26に出力する。CPU26では、例えばその信号S24に応じて好み度数(konomi)に所定数、例えば1度数だけ加算する。
【0022】
好み度数減少(konomi down )ボタン242は、例えばコンテンツ再生装置4で再生されたBGコンテンツデータが、ユーザの嗜好(好み)でない際に操作され、操作に応じて、その旨を示す信号S24をCPU26に出力する。CPU26では、例えばその信号S24に応じて好み度数(konomi)に所定数、例えば1度数だけ減算する。
【0023】
スキップ(Skip)ボタン243は、例えばコンテンツ再生装置4で再生されたBGコンテンツデータに対して評価をせずに、例えば詳細には好み度数(konomi)を更新することなく、次のBGコンテンツにスキップさせる際に操作され、操作に応じてその旨を示す信号S24をCPU26に出力する。CPU26は、その信号S24に応じて好み度数(konomi)の度数を更新せずに、例えばリスト内で次のBGコンテンツデータを、主コンテンツデータに関連付けてコンテンツ再生装置4に再生させる。
【0024】
メモリ25は、例えば所定のデータやプログラムPRG等を記憶し、またCPU26のワークエリアとして用いられる。
プログラムPRGは、例えば本発明の実施形態に係る手順を含み、例えばCPU26により実行される。
【0025】
図2は、図1に示したデータ処理装置の処理に関する機能ブロック図である。
プログラムPRGを、例えばCPU26により実行することで、例えば図2に示すように本発明の実施形態に係る機能を実現する。
CPU26は、例えば図2に示すように、選択部260を主構成要素として有する。
選択部260は、例えば、ユーザによって指定された主コンテンツデータと関連付けて再生するBGコンテンツデータを選択し、選択た結果を示す信号S260を出力する。例えばCPU26では選択結果を示す信号S260に基づいてコンテンツ蓄積装置3が記憶するBGコンテンツをコンテンツ再生装置4に再生させる。
【0026】
選択部260は、詳細には図2に示すように、主コンテンツ選択部261、フィードバック部262、制御部263、およびバックグラウンド(BG)選択部264を有する。
【0027】
主コンテンツ選択部261は、コンテンツ選択ボタン23から出力された信号S23に応じてコンテンツ蓄積装置3に記憶されている複数のコンテンツデータから主コンテンツデータを選択し、コンテンツ再生装置4に再生させる。
また、主コンテンツ選択部261は、主コンテンツデータを示すデータを制御部263に出力する。
【0028】
フィードバック部262は、好みボタン24により出力された信号S24に基づいて、上述したようにコンテンツ蓄積装置3が記憶する特性データCHRに含まれる好み度数(konomi)を更新する。
【0029】
制御部263は、例えばBG選択部264中の複数の選択部から、主コンテンツ選択部261から出力された主コンテンツを示すデータ、好み度数konomiの履歴、BG選択部264の選択結果に応じた重み付けでランダムに選択し、選択した選択部にBGコンテンツデータを選択させる。
詳細には制御部263は、例えばバックグラウンド(BG)選択部264中の複数の選択部から、好み度数konomiの履歴に応じた重み付けでランダムに選択し、選択結果を示す信号S263をBG選択部264に出力する。
【0030】
バックグラウンド(BG)選択部264は、例えばBGコンテンツの選択方法が異なる複数の選択部を有する。
詳細には、BG選択部254は、制御部263が出力する信号S263に応じた内部の選択部が、BGコンテンツデータを選択する。
【0031】
BG選択部264は、例えば図2に示すように、メタデータ選択部2641、関連バックグラウンド(BG)コンテンツ選択部2642、およびランダム選択部2643を有する。
【0032】
メタデータ選択部2641は、例えば指標データINDおよび主コンテンツデータCNTの内、指標データINDのみに基づいて、複数のコンテンツデータからBGコンテンツデータをランダムに選択する。
メタデータ選択部2641は、主コンテンツデータの日付情報DTに基づいて、その日付情報DTと所定の範囲内の日付情報DTを含むコンテンツデータCNTから、ランダムにBGコンテンツデータCNTを選択する。
また、メタデータ選択部2641は、主コンテンツデータCNTのキーワードKEYに基づいて、キーワードKEYに関連したキーワードKEYを含むコンテンツデータCNTからランダムにBGコンテンツデータCNTを選択する。
【0033】
関連BGコンテンツ選択部2642は、好み度数konomiに応じた重み付けでランダムに、複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータを選択する。
関連BGコンテンツ選択部2642は、指標データINDおよび主コンテンツデータCNTの内、主コンテンツデータに基づいて、複数のコンテンツデータからBGコンテンツデータをランダムに選択する。
また、関連BGコンテンツ選択部264は、好み度数に応じたBGコンテンツCNTの選択の履歴に応じて指標データINDを更新し、更新した指標データINDに応じた重み付けでランダムに、複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータCNTを選択する。例えば、選択されたBGコンテンツの好み度数konomiを1度数加算し、加算結果に応じた重み付けでランダムに選択する。
【0034】
ランダム選択部2643は、ランダムに複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータを選択する。
【0035】
コンテンツ蓄積装置3は、例えば様々なフォーマットのコンテンツデータCNTとそれに関連する特性データCHRを記憶し、ネットワークNETを介してコントロール装置2およびコンテンツ再生装置4からの要求に基づいて、記憶するコンテンツデータCNTを要求元の構成要素に提供する。
【0036】
コンテンツ蓄積装置3は、例えば図1に示すように、インタフェース(I/F:Interface )31、記憶装置32、およびCPU33を有する。
インタフェース31、記憶装置32、およびCPU33は、バスBSで接続されている。
【0037】
インタフェース(I/F)31は、CPU33の制御により、ネットワークNETを介して、コントロール装置2およびコンテンツ再生装置4と通信を行う。
【0038】
図3は、図1に示したデータ処理装置に係るコンテンツデータと特性データとを示す図である。
記憶装置32は、例えばCPU33により制御され、図1および図3に示すように、コンテンツデータCNT、特性データCHR、およびプログラムPRG等を記憶する。記憶装置32は例えばストレージ装置として、いわゆるハードディスクドライブHDD等の記憶装置である。
記憶装置32は、例えば複数のコンテンツデータCNT_1〜n、複数の特性データCHR_1〜nを記憶する。個々を区別しない場合には、単にコンテンツデータCNT、特性データCHRと言う。
例えばコンテンツデータCNT_1〜nそれぞれと特性データCHR_1〜nそれぞれは関連付けられている。
【0039】
コンテンツデータCNTは、様々なフォーマットのコンテンツデータCNTであり、例えば動画コンテンツデータ、静止画コンテンツデータ、音声コンテンツデータ、テキストコンテンツデータ等を含む。
【0040】
特性データCHRは、例えばコンテンツデータCNTに関するメタデータ、属性データ等である。
特性データCHRは、詳細には図3に示すように、指標データINDおよびメタデータMET等を有する。
指標データINDは、予め用意されユーザの嗜好を判断する指標となるデータである。例えば指標データINDは、好み度数Thams を含む。
【0041】
メタデータMETは、コンテンツデータCNTに関するデータであり、例えば日付情報DTおよびキーワードKEY等を有する。
日付情報DTは、コンテンツデータCNTに関連する日付情報であり、例えば作成日や修正日等の時刻情報を含む。
キーワードKEYは、コンテンツデータCNTに関連するキーワードであり、例えばコンテンツデータCNTの内容、作成者等を示す情報を含む。
【0042】
例えば図3では、説明の便宜上、コンテンツデータCNTと特性データCHRとを分離して、それぞれ関連付けられた形態で説明したが、この形態に限られるものではない。コンテンツデータCNTと特性データとを含む1データとて扱ってもよいし、別々のデータとして扱ってもよいし、またメタデータ内の日付情報DTやキーワードKEY等の各構成要素が、コンテンツデータCNTに含まれるように扱ってもよい。
【0043】
図4は、図3に示したコンテンツデータおよび特性データの一具体例を説明するための図である。
例えば図4に示すデータは、ユーザによって指定された主コンテンツデータと関連付けて再生するBGコンテンツデータをデータ処理装置1が選択するために用いられ、主コンテンツデータを特定する主コンテンツIDデータと、その特定データに対応付けられ、単数または複数のBGコンテンツデータをそれぞれ特定する単数または複数の関連BGコンテンツIDデータと、関連BGコンテンツIDデータのそれぞれに対応して規定され、コンテンツIDデータで特定された主コンテンツデータと関連付けてBGコンテンツデータを再生することに対してのユーザの嗜好の度合いを判断する指標となる指標データを有する。
【0044】
また、この主コンテンツIDデータで特定された主コンテンツデータが、ユーザによって指定されデータ処理装置1が主コンテンツデータを再生する場合に、データ処理装置1に指標データを基にBGコンテンツデータを特定させる。
【0045】
コンテンツデータCNTおよび特性データCHRの一具体例、例えばコンテンツデータCNT_2が静止画コンテンツである場合を図4を参照しながら説明する。
特性データCHR_2は、コンテンツID2.1、コンテンツリソース2.2、コンテンツメタデータ2.3、関連BGコンテンツデータリスト2.4を主構成要素として有する。
【0046】
コンテンツID2.1は、コンテンツデータCNTを一意に識別するIDである。コンテンツID2.1はあるひとつのコンテンツ蓄積装置3内だけで有効なIDであってもよいし、ネットワークNET上に一意なIDでもよいし、ネットワークNETを越えてグローバルに一意なIDであってもよい。
【0047】
コンテンツリソース2.2は、例えば実際の再生時に必要なコンテンツデータCNTである。これは直接コンテンツデータCNTであってもよいし、例えば情報の所在位置やを識別するための指標データとしてURI(Uniform resource identifier )であってもよい。URIは、例えば図4に示すようにURL(Uniform resource locater)や、URN(Uniform resource name )を含む。コンテンツID2.1およびコンテンツリソース2.2は、本発明に係る第1の特定データに相当する。
【0048】
コンテンツメタデータ2.3は、コンテンツに関する情報である。
コンテンツメタデータ2.3は、例えばタイトル2.3.1、日付情報2.3.2、キーワード2.3.3、フォーマット2.3.4、解像度2.3.5等を有する。
タイトル2.3.1は、コンテンツデータCNT_2のタイトル名である。
日付情報2.3.2は、上述したように、コンテンツデータCNTに関連する日付情報である。日付情報としては上述したように様々なものが考えられる。例えばデジタルスチルカメラで撮影した静止画であれば撮影日や、コンテンツ蓄積装置3に取込んだ日付、その他メタデータが付加された最終修正日時等である。日付情報2.3.2は日付情報DTに相当する。
【0049】
キーワード2.3.3は、上述したようにコンテンツデータCNTに関連するキーワードであり、例えばコンテンツデータCNTの内容、作成者等を示す情報を含む。キーワード2.3.3はキーワードKEYに相当する。
【0050】
フォーマット2.3.4は、例えばコンテンツCNTが静止画コンテンツの場合に保存データ形式を示す。例えば本実施形態では静止画コンテンツはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で保存されている。
解像度2.3.5は、静止画コンテンツの解像度を示す。本実施形態では例えば1000×800画素の解像度である。
フォーマット2.3.4および解像度2.3.5は、例えばJPEG形式の静止画コンテンツに特有なメタデータである。
以下、コンテンツメタデータ2.3として必要に応じて所定のデータを含む。
【0051】
関連BGコンテンツデータリスト2.4は、このコンテンツリソース2.2のコンテンツデータCNTを主コンテンツデータとした場合に、複数のコンテンツデータからBGコンテンツデータを選択する際に、選択部260が参照および更新するデータである。
詳細には、関連BGコンテンツデータリスト2.4は、例えば、このコンテンツリソース2.2のコンテンツデータCNTを主コンテンツデータとした場合に、主コンテンツデータに対してBGコンテンツデータとして選択されるべき、または、されるべきでない、ある1つのBGコンテンツデータに関するデータである。
関連BGコンテンツデータリスト2.4は、例えば複数の関連BGコンテンツ2.4.1〜mを有する。
【0052】
関連BGコンテンツ2.4.1は、BGコンテンツID2.4.1.1および好み度数(konomi)2.3.1.2を有する。
BGコンテンツID2.4.1.1は、本発明に係る第2の特定データに相当する。
【0053】
BGコンテンツID2.4.1.1は、BGコンテンツのIDを表し、例えばコンテンツID2.1と同じ形式のデータである。詳細には、BGコンテンツID2.4.1.1は、例えばこのコンテンツリソース2.2のコンテンツデータCNTを主コンテンツデータとした場合に、主コンテンツデータに対するBGコンテンツデータのIDである。
【0054】
好み度数konomi2.4.1.2は、例えば予め用意されユーザの嗜好を判断する指標となる指標データとして用いられ、ユーザの好みの度合いを示す。
また、詳細には好み度数konomi2.4.1.2は、主コンテンツデータと、BGコンテンツの関連の強さを表している。例えば、正の値であれば主コンテンツデータに対して、そのBGコンテンツデータが好みであることを表し、負の値であれば好みでないことを表す。
例えば好み度数konomiが0の場合はBGコンテンツID2.4.1のエントリが存在しない場合と同じことを表す。そのため0のエントリは存在する必要がないため、その場合はエントリ自体を削除する。
以下、同様に任意の数だけ関連BGコンテンツに関するデータを含む。
上述したデータ形式は、例えばUPnPなどで用いる場合には、UPnPデータ形式と整合性を取るように規定することが好ましい。
【0055】
図5は、図1に示したデータ処理装置で再生するコンテンツと、そのコンテンツと関連付けてするコンテンツのタイプの関係の一具体例を示す図である。
データ処理装置1で再生する主コンテンツと、その主コンテンツと関連付けてバックグラウンドで再生可能なコンテンツは、例えば図5に示すような関係を持たせる。
【0056】
例えば主コンテンツが動画コンテンツの場合には、バックグラウンドで再生可能なコンテンツのタイプはないとし、主コンテンツが静止画コンテンツの場合には、バックグラウンドで音声コンテンツが再生可能であるとし、主コンテンツが音声コンテンツの場合には、バックグラウンドで静止画コンテンツ、動画コンテンツ、およびテキストコンテンツが再生可能であるとし、主コンテンツがテキストコンテンツの場合には、バックグラウンドで音声コンテンツデータ、静止画コンテンツデータ、動画コンテンツデータが再生可能であるとする。
【0057】
図6は、図5に示したデータ処理装置で再生する主コンテンツと関連付けて再生するBGコンテンツの関係の一具体例を説明するための図である。
主コンテンツデータとBGコンテンツデータとユーザの好み度数konomiの関係を、静止画コンテンツCNT_11が主コンテンツとして選択された場合を例に説明する。
【0058】
テキストコンテンツデータCNT_12をBGコンテンツデータとしてみると、ユーザの好み度数konomiは−30であり、音声コンテンツデータCNT_13をBGコンテンツデータとしてみると、好み度数konomiは20であり、音声コンテンツデータCNT_14をBGコンテンツデータとしてみると、好み度数konomiは100であり、動作コンテンツデータCNT15をBGコンテンツデータとしてみると、好み度数konomiは−20である。
【0059】
また、図6に示すようにテキストコンテンツデータが主コンテンツデータとして選択され、静止画コンテンツデータCNT_11をBGコンテンツデータとしてみると、好み度数konomiが−20であり、コンテンツデータ間で主コンテンツとBGコンテンツを入れ替えたとしても、好みの度数が異なる場合がある。
また、同様にコンテンツデータ間で、主コンテンツデータに対してBGコンテンツデータとした場合の、ユーザの好み度数konomiが設定される。この好み度数konomiはユーザの操作により更新可能である。
【0060】
記憶装置33が記憶するプログラムPRGは、CPU33により実行され、上述したコンテンツ蓄積装置3の各機能を実現する。
また、本実施形態では、本発明に係る機能をコントロール装置2内のプログラムPRGをCPU26が実行することで実現したが、この形態に限られるものではない。例えばコンテンツ蓄積装置3内のプログラムPRGをCPU33が実行することで本発明に係る機能を実現してもよい。
また、本発明に係る機能を、コントロール装置2とコンテンツ蓄積装置3内のプログラムPRGに分散または同じ機能を含ませ、CPU26およびCPU33で分散処理等を行い実現してもよい。
【0061】
コンテンツ再生装置4は、主コンテンツデータと、主コンテンツデータに関連付けてBGコンテンツデータを再生する。例えば主コンテンツデータと、BGコンテンツデータの再生は同時でもよいし、所定時間の後再生してもよいし、交互に再生してもよいし、所定の時間間隔で繰返しBGを再生してもよい。
【0062】
詳細には、コンテンツ再生装置4は、例えば静止画、動画、音声、テキスト等の様々なコンテンツデータを再生する装置であり、例えばネットワークNETを介して、コンテンツ蓄積装置3が記憶し、コントロール装置2で設定された主コンテンツデータおよびBGコンテンツデータを受信し、コンテンツを再生する。
コンテンツ再生装置4は、本発明に係る再生手段に相当する。
【0063】
コンテンツ再生装置4は、例えば図1に示すように、スピーカ41、およびディスプレイ42を有する。
スピーカ41は、例えばネットワークNETを介して受信した音声コンテンツデータに応じた音声を発音する。
ディスプレイ42は、例えばネットワークNETを介して受信したテキストデータや、静止画コンテンツデータ、動画コンテンツデータ等に応じた画像を表示する。
【0064】
図7,8は、図1に示したデータ処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。図7,8を参照しながら、データ処理処理装置の動作、特に選択部260の動作を中心に説明する。
【0065】
例えばコントロール装置2のコンテンツ選択ボタン23がユーザにより操作されると、CPU26はI/F21にネットワークNETを介して、コンテンツ蓄積装置3にアクセスし、例えばコンテンツ蓄積装置3の記憶装置32に記憶するコンテンツデータCNTの一覧を要求する。
コンテンツ蓄積装置3において、CPU33は、I/F31を介して要求を受信すると、記憶装置32に記憶するコンテンツデータCNTの一覧を示すデータをI/F31を介して要求元のコントロール装置2に送信する。
【0066】
コントロール装置2のCPU26は、ネットワークNET,IF21を介してコンテンツデータCNTの一覧を示すデータを受信すると、表示部22に表示させ、ユーザに主コンテンツデータの選択を促す。
CPU26では、主コンテンツ選択部261では、ユーザの操作によりコンテンツ選択ボタン23から出力された信号S23に応じてコンテンツ蓄積装置3に記憶されている複数のコンテンツデータの一覧から主コンテンツデータを選択し、ネットワークNET上に存在する複数のコンテンツ再生装置4のうち、どのコンテンツ再生装置4から主コンテンツデータを再生するかを選択する(ST1)。
【0067】
選択部260では、ユーザが選択した主コンテンツデータの、例えば予め用意されユーザの嗜好を判断する指標となる指標データCHRを含むの特性データCHRや、BGコンテンツデータの選択履歴データ等をコンテンツ蓄積装置3からネットワークNETを介して受信し、指標データCHR、好み度数konomi、メタデータMET等を設定する(ST2)。ステップST2は、本発明の第1の手順に相当する。
【0068】
ステップST3において、選択部260の制御部263では、例えば好み度数konomiの履歴に応じた重み付けで、メタデータ選択部2641、関連BGコンテンツ選択部2642、またはランダム選択部2643を選択する。
【0069】
詳細には、制御部263は、ユーザがデータ処理装置1を使い始めの所定期間で、ユーザのフィードバックが充実していない場合、つまり好み度数konomiの更新履歴が所定数よりも小さい場合には、メタデータ選択部2641に、関連BGコンテンツ選択部2642よりも高い重み付けを設定し、ランダム選択部2643には所定の重み付け設定し、設定した重み付けでランダムに選択し、その選択を示す信号S263をBG選択部264に出力する。
【0070】
また、制御部263は、好み度数konomiの履歴として、ユーザのフィードバックが充実している場合、つまり好み度数konomiの更新履歴が所定数以上の場合には、例えば関連BGコンテンツ選択部2642に、メタデータ選択部2641よりも高い重み付けを設定し、ランダム選択部2643には所定の重み付けを設定し、設定した重み付けでランダムに選択し、その選択を示す信号S263をBG選択部264に出力する。
また、選択部260は、以後の処理からキャンセル動作により再度、選択処理を行う場合があるが、その場合は以前選択した方法は選択しない。
【0071】
BG選択部264では、制御部263からの信号S263に応じた、メタデータ選択部2641、関連BGコンテンツ選択部2642、ランダム選択部2643が、BGコンテンツを選択する。
【0072】
ステップST3の選択処理において、制御部263が関連BGコンテンツ選択部2642を選択した場合に、関連BGコンテンツ選択部2642では(ST4)、主コンテンツデータCNTに関連付けられた指標データINDの内、好み度数konomiに基づいて複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータをランダムに選択する。詳細には、関連BGコンテンツ選択部2642では、例えば関連BGコンテンツ2.4.1から正の値の好み度数konomiの中から、その好み度数konomiに応じた重み付けでランダムに、BGコンテンツデータを選択する。例えばkonomiの値が大きいほど高い確率で選択し、ステップST12の処理に進む。
また、この際、関連BGコンテンツ選択部2642は、好み度数konomiに応じた重み付けでランダムにBGコンテンツデータを選択した履歴に応じて指標データCHRを更新し、更新した指標データCHRに応じた重み付けでランダムに、複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータCNTを選択する。
【0073】
また、ステップST3の選択処理において、制御部263がメタデータ選択部2641を選択した場合に(ST5)、メタデータ選択部2641では、主コンテンツデータCNTのメタデータ、例えば日付情報DTに基づいて、その日付情報DTと所定の範囲内の日付情報DTを含むコンテンツデータCNTから、ランダムにBGコンテンツデータCNTを選択する(ST6)。
【0074】
詳細には、メタデータ選択部2641では、単独の、またはネットワークNET上のコンテンツ蓄積装置に格納された全コンテンツデータCNTで、ユーザが選択した主コンテンツに対してBGコンテンツとして起動可能なコンテンツのタイプで、日付情報DTと所定範囲内の日付情報DTを含むコンテンツデータCNTから、ランダムにBGコンテンツデータCNTを選択する。所定範囲は適宜設定する。
【0075】
また、メタデータ選択部2641は、主コンテンツデータCNTのメタデータ、例えばキーワードKEYに基づいて、キーワードKEYに関連したキーワードKEYを含むコンテンツデータCNTからランダムにBGコンテンツデータCNTを選択してもよい。例えば重み付けは適宜設定する。
【0076】
メタデータ選択部2641では、関連BGコンテンツ2.4.2のエントリ中でマイナスの好み度数konomiの中から、この選択されたコンテンツのエントリがあるか否かを判別し(ST7)、ある場合は好み度数konomiの絶対値が大きければメタデータ選択部2641の重み付けをより大きく設定し(ST8)、ステップ3の処理に戻る。
一方、ステップST7の判別で、エントリがない場合には、ステップST12の処理に進む。
【0077】
ステップST3の選択処理において、制御部263がランダム選択部2643を選択した場合に、ランダム選択部2643では、ランダムに複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータを選択する。詳細には、ランダム選択部2643では、単独の、あるいはネットワークNET上のすべてのコンテンツ蓄積装置3に格納された全コンテンツデータCNTでユーザが選択した主コンテンツデータCNTに対してBGコンテンツデータCNTとして起動可能なコンテンツのタイプのものからランダムに選択する(ST9)。
【0078】
ランダム選択部2643では、関連BGコンテンツリスト2.4.2中でマイナスの好み度数konomiの中に、この選択されたコンテンツのエントリがあるか否かを判別し(ST10)、ある場合は好み度数konomiの絶対値が大きければ、ランダム選択部2643の重み付けをより大きく設定し(ST11)、ステップ3の処理に戻る。
一方、ステップST7の判別で、エントリがない場合には、ステップST12の処理に進む。
【0079】
ステップST12では、選択部260では、例えば主コンテンツデータCNTに対して、BGコンテンツデータが変更されたか否かが判別され、変更されている場合にはステップST14の処理に進む。
変更されていない場合には、CPU26は、例えば主コンテンツ選択部261により選択され、コンテンツ蓄積装置3が記憶する主コンテンツデータを、ユーザが選択したコンテンツ再生装置4に再生させる(ST13)。例えば詳細にはこの再生方法はUPnPなどの規格を用いる。
【0080】
CPU260では、選択部264が選択し、コンテンツ蓄積装置3が記憶する主コンテンツデータを、ユーザが選択したコンテンツ再生装置4に再生させる(ST14)。
コンテンツ再生装置4は、例えばコントロール装置2による制御により、ユーザにより指定された主コンテンツデータCNTと関連付けてBGコンテンツデータCNTが同時に再生する。
【0081】
ユーザにより好みボタン24が操作され、このBGコンテンツデータが嗜好(好み)であるか否かをコントロール装置2に入力する。
詳細には、CPU26では、ユーザの操作に応じて好みボタン24から、好み度数konomiを更新する信号S24がCPU24に出力される(ST15)。
フィードバック部262では、好み度数増加(konomi up )ボタン241が操作された場合には(ST16)、好み度数(konomi)に所定数、例えば1度数だけ加算し(ST17)、ステップST20の処理に進む。また、BGコンテンツのエントリが無い場合は好み度数konomiを1に設定する。
【0082】
フィードバック部262では、好み度数減少(konomi down )ボタン242が操作された場合には(ST18)、好み度数(konomi)に所定数、例えば1度数だけ減算し(ST19)、ステップST20の処理に進む。また、BGコンテンツのエントリが無い場合は好み度数konomiを−1に設定する。
【0083】
フィードバック部262では、スキップ(Skip)ボタン243が操作された場合には(ST21)、例えばコンテンツ再生装置4で再生されたBGコンテンツデータに対して評価をせずに、例えば詳細には好み度数(konomi)を更新せずに(ST22)、例えばステップST4の処理に戻り次のBGコンテンツにスキップさせ、上記のボタンが操作されない場合には、ステップST15の処理に戻る。
【0084】
ステップST20において、CPU26は、フィードバック部262が更新した好み度数konomiをコンテンツ蓄積装置3の記憶装置32に記憶させる。
ステップST2〜ST20が本発明の第2の手順に相当する。
【0085】
以上説明したように、複数のコンテンツデータを記憶するコンテンツ蓄積装置3と、予め用意されユーザの嗜好を判断する指標となる指標データINDと主コンテンツデータCNTとを基に、BGコンテンツデータを複数のコンテンツデータCNTの中からランダムに選択する選択部26と、選択部26が選択した主コンテンツデータCNT、BGコンテンツデータCNTとを関連付けて再生するコンテンツ再生装置4とを設けたので、ユーザにより指定された主コンテンツと関連付けて再生するBGコンテンツを、煩雑な操作を行うことなく、ユーザの嗜好をある程度反映させ、しかも意外性を持たせて選択することができるプログラム、データ処理方法、データ処理装置、およびデータを提供することができる。
【0086】
また、指標データINDに含まれる、ユーザの好みの度合いを示す好み度数konomiを生成する好みボタン24およびフィードバック部262を設け、好み度数konomiを更新するので、選択したBGコンテンツデータのユーザの好みを反映させることができる。
【0087】
また、BGコンテンツデータCNTの選択の履歴に応じて指標データINDを更新し、更新した指標データINDに応じた重み付けでランダムに、BGコンテンツデータを選択、例えば選択の履歴に基づいてランダム性重視か好み度数重視かのバランスを設定可能にすることで、好みと意外性のバランスのとれたコンテンツ選択を行うことができる。
【0088】
また、選択部260は、主コンテンツデータCNTの日付情報DTに基づいて、当該日付情報CTと所定範囲内の日付情報DTを含むコンテンツデータから、ランダムにBGコンテンツデータCTを選択することで、主コンテンツデータと日付の近いBGコンテンツデータを選択することができる。
例えば、日付を基にBGコンテンツデータが選択された場合に、当時の状況をより鮮明に思い出され懐かしむことができる。
例えば、ユーザがデジタルスチルカメラで撮影した静止画をスライドショーで再生している場合に当時好んで聞いていた音楽が再生された場合などはこの効果が高い。
【0089】
また、選択部260は、主コンテンツデータCNTのキーワードKEYに基づいて、当該キーワードKEYに関連したキーワードKEYを含むコンテンツデータCNTからランダムにBGコンテンツデータを選択することができるので、例えばキーワードをもとにバックグラウンドコンテンツが選択された場合に、主コンテンツの雰囲気に近いものがバックグラウンドで流れることになりユーザがより主コンテンツを楽しむことが可能となる。
【0090】
また、選択部260に、指標データINDおよび主コンテンツデータCNTの内、指標データCNTのみに基づいて複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータCNTをランダムに選択する関連BGコンテンツ選択部2642と、指標データCNTおよび主コンテンツデータCNTの内、主コンテンツデータCNTに基づいて、複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータCNTをランダムに選択するメタデータ選択部2641と、ランダムに複数のコンテンツデータCNTからBGコンテンツデータを選択するランダム選択部2643と、それら選択部を好み度数の履歴に応じた重み付けでランダムに選択し、選択した選択部にBGコンテンツデータCNTを選択させる制御部263とを設けたので、よりランダム性と好みを反映させたBGコンテンツデータCNTを選択することができる。
【0091】
また、ネットワークNET上のコンテンツ蓄積装置3に記憶している動画、静止画、音声、テキストなどの様々な形式のコンテンツを、ユーザのコントローラ操作を介して、一元的に任意のレンダリングデバイスで再生を行わせ、その中から主コンテンツを選択するに加えてBGバックグラウンドを自動的に選択することができる。
【0092】
ユーザによって指定された主コンテンツデータと関連付けて再生するBGコンテンツデータをデータ処理装置1が選択するために用いられ、主コンテンツデータを特定するコンテンツID2.1およびコンテンツリソース2.2と、そのコンテンツID2.1およびコンテンツリソース2.2に対応付けられ、単数または複数のBGコンテンツデータをそれぞれ特定する単数または複数の関連BGコンテンツデータリスト2.4と、関連BGコンテンツリスト2.4のそれぞれに対応して規定され、コンテンツID2.1およびコンテンツリソース2.2とで特定された主コンテンツデータCNTと関連付けてBGコンテンツデータCNTを再生することに対してのユーザの嗜好の度合いを判断する指標となる指標データCHRおよび好み度数konomiとを設けたので、データ処理装置1は、このデータを参照することによりBGコンテンツデータを、ユーザの嗜好をある程度反映させ、しかも意外性を持たせて選択することができる。
【0093】
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な種々の変更が可能である。
本実施形態では、ネットワーク環境でデータ処理装置1を説明したがこの形態に限られるものではない。本発明はネットワーク環境かスタンドアローン環境であるかには依存しない。
また、コントロール装置2、コンテンツ蓄積装置3、コンテンツ再生装置4それぞれは、複数個設けられてもよいし、1つの装置内に設けられてもよい。
【0094】
記憶装置32に、コンテンツデータCNTや特性データCHRを記憶したが、この形態に限られるものではない。例えば、コンテンツデータCNTと、特性データを異なる構成要素に別々に記憶してもよいし、例えば、コントロール装置2で特性データCHRを記憶してもよいし、複数のコンテンツ蓄積装置3やコントロール装置2、コンテンツ再生装置4それぞれで分散して記憶してもよい。
【0095】
また、コンテンツのデータ形式は、上述したようにUPnPに整合する形態に限られるのではない。例えば既存の他の規格と整合するようにデータ形式を拡張することで、既存の規格と整合しながら本発明の機能を実現することができる。
【0096】
また、本実施系形態では、ユーザにより好みボタン24が操作され、このBGコンテンツデータが嗜好(好み)であるか否かをコントロール装置2に入力する際に、主コンテンツデータに関連付けられたBGコンテンツ2.4.1の好み度数(konomi)を更新したが、この形態に限られるものではない。
【0097】
例えば、上述した好み度数(konomi)の更新を行う際に、逆にその関連BGコンテンツデータから主コンテンツデータを見た場合に、関連付けられている好み度数(konomi)を上述の更新に応じて、更新してもよい。こうすることで、主コンテンツデータCNTから見たBGコンテンツデータCNTの好み度数(konomi)と、BGコンテンツデータCNTから見たBGコンテンツデータCNTの好み度数(konomi)とを、関連付けて更新することができ、例えば次回以降、ユーザがこのBGコンテンツデータCNTを主コンテンツデータCNTとして選択した際に、ユーザの好みをより反映することができる。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザにより指定されたコンテンツと関連付けて再生するコンテンツを、煩雑な操作を行うことなく、ユーザの嗜好をある程度反映させ、しかも意外性を持たせて選択することができるプログラム、データ処理方法、データ処理装置、およびデータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のデータ処理装置に係る一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示したコントロール装置のCPUの機能ブロック図である。
【図3】図3は、図1に示したデータ処理装置に係るコンテンツデータと特性データとを示す図である。
【図4】図4は、図3に示したコンテンツデータおよび特性データの一具体例を説明するための図である。
【図5】図5は、図1に示したデータ処理装置で再生するコンテンツと、そのコンテンツと関連付けてするコンテンツのタイプの関係の一具体例を示す図である。
【図6】図6は、図5に示したデータ処理装置で再生する主コンテンツと関連付けて再生するBGコンテンツの関係の一具体例を説明するための図である。
【図7】図7は、図1に示したデータ処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、図1に示したデータ処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…データ処理装置、2…コントロール装置、3…コンテンツ蓄積装置、4…コンテンツ再生装置、21…インタフェース(I/F:Interface )、22…表示部、23…コンテンツ選択ボタン、24…好みボタン、25…メモリ、26…CPU、31…インタフェース(I/F:Interface )、32…記憶装置、33…CPU、41…スピーカ、42…ディスプレイ、241…好み度数増加(konomi up )ボタン、242…好み度数減少(konomi down )ボタン、243…スキップ(Skip)ボタン、260…選択部、261…主コンテンツ選択部、262…フィードバック部、263…制御部、264…バックグラウンド(BG:back ground )選択部、2641…メタデータ選択部、2642…関連バックグラウンド(BG)コンテンツ選択部、2643…ランダム選択部。

Claims (4)

  1. ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを選択するプログラムは、
    前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データを用意する第1の手順と、
    前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、
    前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、
    または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順
    から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する第2の手順と、
    をデータ処理装置に実行させるプログラム。
  2. 前記第2の手順は、前記第1〜第3の選択手順から、前記指標データに含まれ、前記第1のコンテンツデータと関連付けて前記第2のコンテンツデータを再生することに対しての前記ユーザの好みの度合いを示す好み度数の履歴に応じた重み付けでランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを、選択手段を有するデータ処理装置が選択するデータ処理方法は、
    前記選択手段が、
    予め生成された、前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、
    前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、
    または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順
    から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する工程
    を有するデータ処理方法。
  4. ユーザによって指定された第1のコンテンツデータのバックグラウンドで再生する第2のコンテンツデータを選択するデータ処理装置は、
    予め用意され前記ユーザの嗜好を判断する指標となる指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該指標データのみに基づいて、当該指標データに含まれる、前記第1のコンテンツデータのバックグラウンドで前記第2のコンテンツデータを再生することに対して前記ユーザの操作により生成される好み度数に応じた重み付けで、前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する第1の選択手順、
    前記指標データおよび前記第1のコンテンツデータのうち当該第1のコンテンツデータのそれぞれが含む日付情報或いはキーワードに基づいて、当該日付情報から所定の範囲内の日付情報を含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータをランダムに選択する、或いは、当該キーワードを含む前記複数のコンテンツデータから前記第2のコンテンツデータを選択する第2の選択手順、
    または前記複数のコンテンツデータからランダムに前記第2のコンテンツデータを選択する第3の選択手順
    から1つの選択手順をランダムに選択し、前記選択した選択手順で当該第2のコンテンツデータを選択する選択手段
    を有するデータ処理装置。
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