JP4345800B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、比較的近距離の機器間において低消費電力の通信動作を実現する無線通信装置に係り、特に、反射波読取装置側から供給される無変調キャリアに対して反射波を変調した反射波信号を伝送する無線通信装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、シンボル信号当たりの情報量を高めた変調反射波信号を送信する無線通信装置に係り、特に、簡素な回路により反射波伝送にQAM方式やOFDM方式を適用して、通信速度や通信品質を向上する無線通信装置に関する。
無線通信技術は、有線通信方式におけるケーブルの配線からユーザを解放するシステムとして期待され、急速に普及してきている。ここで言う無線通信には、携帯電話(PDC:Personal Digital Cellular)やPHS(Personal Handyphone System)、IEEE802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth通信などが挙げられる。
また、最近ではRFID(Radio Frequency IDentifier)などに使用される非接触通信方式を利用したデータ通信システムについて提案がなされている。非接触の通信方法には、静電結合方式、電磁誘導方式、電波通信方式などが挙げられる。このうち電波通信方式を利用した通信システムは、受信した無変調キャリアに対し変調処理を施した反射波によりデータを送信する反射波伝送装置と、反射波伝送装置からの変調反射波信号からデータを読み取る反射波読取装置で構成され、「バックスキャッタ」とも呼ばれる反射波伝送を行なう。
反射波伝送装置は、反射波読取装置から無変調キャリアが送られてくると、アンテナ負荷インピーダンスの切り替え操作などに基づいてその反射波に変調を施してデータを重畳する。すなわち、反射波伝送装置側ではキャリア発生源が不要であることから、低消費でデータ伝送動作を駆動することができる。アンテナの負荷インピーダンスを変化させるためのアンテナ・スイッチは一般的にガリウム砒素(GaAs)のIC(Integrated Circuit)で構成され、その消費電力は数10μW以下である。したがって、無線LANでは通信時に数百mW〜数W程度の電力を消費することを考慮すると、反射波通信は一般的な無線LANの平均消費電力と比較すると圧倒的な性能差を持つと言える(例えば、特許文献1を参照のこと)。
一般的な無線通信システムでは、通信し合う双方の通信機が電波を発信して相手側に情報を伝達する。これに対し、反射波伝送を利用した通信システムでは、反射波伝送装置を搭載した端末は受信電波を反射する動作を行なうだけであるから、無線局とはみなされず、電波通信に課される法規制の対象外として扱われる。また、電磁誘導方式など他の非接触通信システムでは数MHz〜数百MHzの周波数を用いるのに対し、反射波通信方式では例えばISM(Industrory Science and Medical Band)と呼ばれる2.4GHz帯の高帯域を用いた高速なデータ伝送を実現することができる。
例えば、デジタルカメラや、ビデオ・カメラ、携帯電話、携帯情報端末、携帯型音楽再生装置など、消費電力を極力抑えたいモバイル系の端末機器に反射波伝送装置を組み込み、テレビ、モニタ、プリンタ、PC、VTR、DVDプレイヤーなど、据え置き型の家電製品などからなるホスト機器に反射波読取装置を組み込む。そして、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラで撮った画像データを、反射波伝送路を経由でPCにアップロードし、画像データの蓄積や表示出力、プリントアウトなどを行なうことができる。
図8には、反射波伝送方式の無線通信システムの構成例(従来技術)を示している。同図において、参照番号500は反射波伝送装置を搭載したモバイル機器側の無線送信装置、参照番号510は反射波読取装置側の無線送受信装置であり、無線送信装置500から無線送受信装置510に反射波伝送方式によってデータ伝送を行なうものとする。無線送信装置500は、デジタルカメラなどのアプリケーション部503に接続されている。同様に、無線送受信装置510は、プリンタなどのアプリケーケーション部519に接続されている。
無線送信装置500への無変調キャリアの送信は、ベースバンド処理部518より送信部517をオンにし、ローカル発振器513の周波数foをサーキュレータ512経由でアンテナ511から送信することにより行なわれる。送信された無変調キャリアfoは、無線送信装置500のアンテナ501に到達する。
送信された無変調キャリアfoは、無線送信部500のアンテナ501に到達する。無線送信部500は、アンテナ501と、反射波変調器502で構成される。反射波変調器502は、アプリケーション部503の送信データに従って、バックスキャッタによるASK又は、PSK、QPSK変調を行なう。バックスキャッタ変調は、ダイオードによる整流、あるいはGaAsなでのアンテナ・スイッチなどのオン/オフ操作により簡単に構成することができる。
図9には、アンテナ・スイッチのオン/オフ操作を利用して変調反射波を生成する反射波変調器502の内部構成例を示している。送信データのビット・イメージに従ってアンテナ・スイッチ502Aのオン/オフ操作を行なう。例えば、データが1のときにはアンテナ・スイッチ502Aをオンにし、データが0のときにはアンテナ・スイッチ502Bをオフにする。アンテナ・スイッチ502Aの他端は50Ωのアンテナ負荷502Bを介して接地されている。したがって、アンテナ501は、アンテナ・スイッチ502Aがオンのときにはアンテナ負荷502Bで終端され、アンテナ・スイッチ502Aがオフのときにはオープンとなる。すなわち、反射波変調器502は、アンテナ・スイッチ501のオン/オフ操作に伴うアンテナ負荷インピーダンスの変動により変調処理を施した反射波信号を送信する。このようして、最終的にアンテナ501から反射される変調反射波信号が、無変調キャリアの中心周波数foを中心に生成される。
一方、無線送受信装置510では、中心周波数foの変調された反射波がアンテナ511、サーキュレータ512、及び受信部514で受信される。直交復調部515には、ローカル発振器513の周波数foが入力され、ダイレクト・コンバージョン受信が行なわれ、ベースバンド信号のI'、Q'の各信号が生成される。
このベースバンド信号のI'、Q'信号は、後段のAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)アンプ516で所望のレベルに増幅され、ベースバンド信号のI軸及びQ軸の信号が得られ、ベースバンド処理部518に渡される。ベースバンド処理部518では復調が行なわれ、受信データと受信クロックがアプリケーション部519に送られる。
上述したように、反射波伝送装置500側では、反射波変調器502が、振幅シフトキーイング(Amplitude Shift Keying:ASK)や位相シフトキーイング(Phase Shift Keying:PSK)、あるいは周波数シフトキーイング(Frequency Shift Keying:FSK)といった一般的な変調方式が適用されており、これを受信する反射波読取装置側ではバックスキャッタ専用の復調方式を採用する必要はない。
例えば、ASK方式とPSK方式を併用した反射波通信システムや(例えば、特許文献2を参照のこと)、反射波通信に適用するPSK方式の構成方法に関して(例えば、特許文献3、特許文献4を参照のこと)、提案がなされている。
ASK、PSK、FSKといった変調方式は、振幅方向の変動成分を持たない変調方式であり、シンボル信号当たりの情報量は主として1ビットでありデータレートは高くない。位相空間上により多くの位相位置を形成することができれば、シンボル信号当たりに割り当てる情報量を多くすることができる。
通信技術の分野においては、多値変調方式として振幅及び位相方向で信号マッピングを行なう直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation:QAM)が知られている。また、シンボル区間内で相互に直交するように各キャリア周波数が設定されている複数のサブキャリアに送信データを分配して伝送するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)変調方式によれば、周波数利用効率を向上させるとともに、周波数選択性フェージング妨害に強い。
反射波伝送を利用した通信システムにおいても、QAM方式やOFDM方式を適用することで、通信速度や通信品質を向上することができると思料される。しかしながら、従来の反射波伝送装置や反射波読取装置からなる送受信機にこれらの変調方式を採用するとなると、回路規模が増大し、高精度の回路技術が必要となるため、安価な回路で低消費電力という反射波伝送が本来持つ特徴が損なわれてしまう。
特開2005−64822号公報 特開2004−222280号公報 特開2004−357278号公報 特開2004−357300号公報
本発明の目的は、反射波読取装置側から供給される無変調キャリアに対して反射波を変調した反射波信号を好適に伝送することができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、シンボル信号当たりの情報量を高め、高データレートの変調反射波信号を送信することができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、簡素な回路により反射波伝送にQAM方式やOFDM方式などの振幅振動成分を含む変調方式を適用して、通信速度や通信品質を向上することができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、反射波読取装置からの無変調キャリアに対する反射波にデータを重畳した変調反射波信号を送出する無線通信装置であって、
アンテナと、
送信情報を生成する情報送出手段と、
送信情報に応じて前記アンテナの給電特性を変更する給電特性変更手段と、
送信情報に応じて前記アンテナの放射特性を変更する放射特性変更手段と、
前記アンテナで受信した電波を反射する際に、送信情報に応じた変調処理を行なう変調手段と、
を具備することを特徴とする無線通信装置である。
但し、ここで言う「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない(以下、同様)。
本発明は、無変調キャリアを受信してデータを重畳させた変調反射波を送出する反射波伝送装置と、変調反射波からデータを読み取る反射波読取装置で構成される、電波の反射技術を利用した無線通信システムに関する。この種の通信システムによれば、反射波伝送側ではキャリア発生源が不要であることから、消費電力を格段に削減しながらデータ伝送を行なうことができ、一般的な無線LANに比べると圧倒的な性能差である。
反射波通信システムには、ASK、PSK、FSKといった変調方式が適用されるが、これらはいずれも振幅方向の変動成分を持たない変調方式であり、シンボル信号当たりの情報量は主として1ビットでありデータレートは高くない。
反射波通信においても、位相空間上により多くの位相位置を形成することができれば、シンボル信号当たりに割り当てる情報量を多くすることができる。しかしながら、QAM方式やOFDM方式を適用すると、通信速度や通信品質を向上することができるが、回路規模が増大し、高精度の回路技術が必要となるため、安価な回路で低消費電力という反射波伝送が本来持つ特徴が損なわれてしまう。
これに対し、本発明に係る無線通信装置によれば、通信システムのアンテナの給電特性を変更させる給電特性変更手段と、アンテナの放射特性を変更させる放射特性変更手段と、アンテナから給電された電力を反射させて放出する反射手段を備えており、送信情報に則って給電特性又は放射特性を変更する構成を利用することで、反射波でQAM信号やOFDM信号を生成するための振幅レベル変化を実現することができる。
すなわち、本発明によれば、QAMやOFDM変調方式などの振幅変動成分を持つ変調方式に対して良好な特性を確保することができ、比較的簡素な回路を以って通信速度や通信品質を向上することができる。
ここで、前記給電特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す指向性又は偏波面を変更することにより給電特性を変更することができる。あるいは、前記放射特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す指向性又は偏波面を変更することにより放射特性を変更することができる。
また、前記給電特性変更手段は、前記アンテナの電気的特性を示すインピーダンス又は共振点を変更することにより給電特性を変更することができる。あるいは、前記放射特性変更手段は、前記アンテナの電気的特性を示すインピーダンス又は共振点を変更することにより放射特性を変更することができる。
前記給電特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す偏波の種類(円(右旋/左旋)、楕円、直線)を切り替えることにより給電特性を変更することができる。あるいは、前記放射特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す偏波の種類(円(右旋/左旋)、楕円、直線)を切り替えることにより放射特性を変更することができる。
本発明によれば、シンボル信号当たりの情報量を高め、高データレートの変調反射波信号を送信することができる、優れた無線通信装置を提供することができる。
また、本発明によれば、簡素な回路により反射波伝送にQAM方式やOFDM方式などの振幅変動成分を含む変調方式を適用して、通信速度や通信品質を向上することができる、優れた無線通信装置を提供することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を模式的に示している。図示の無線通信システムは、反射波伝送方式を適用しており、反射波伝送装置100と、反射波読取装置200で構成される。反射波伝送装置100は、受信アンテナ101と、送信アンテナ102と、給電特性変更部103と、放射特性変更部104と、反射波変調部105と、情報送出部106を備えている。また、反射波読取装置200は、送信アンテナ201と、受信アンテナ202と、復調部205と、情報取得部206と、発振器207を備えている。
反射波読取装置200では、発振器207により無線通信に利用される周波数帯の無変調波が生成され、送信アンテナ201から放射される。
放射された電波は、反射波伝送装置100側の受信アンテナ101に給電され、給電特性変更部103へ伝えられる。
給電特性変更部103は、情報送出部106からの指示に従って給電特性を変更した上で、受信された無変調波を変調部105へ伝える。
変調部105では、給電特性変更部103からの給電特性が変更されて受信された無変調波を情報送出部106からの情報に基づいて変調し、放射特性変更部104へ出力する。
放射特性変更部104は、情報送出部106からの指示に従って放射特性を変更した上で、変調された変調波を送信アンテナ102へ出力する。
送信アンテナ102は、放射特性変更部104からの放射特性が変更されて放射される変調波を放射する。
送信アンテナ102から放射された電波は、反射波読取装置200側の受信アンテナ202に給電され、復調部205へ伝えられる。
復調部205では、受信アンテナ202にて受信された変調波を復調し、復調信号を情報取得部206へ出力する。そして、情報取得部206は、復調部205からの復調信号より所望の情報を取り出す。
なお、図1に示したシステム構成では、説明の便宜上、反射波伝送装置100は無変調波を給電するアンテナ101と情報を乗せた変調反射波を送信するアンテナ102を独立に設置して、アンテナの指向性並びに偏波面を給電時と放射時で独立に制御するように構成しているが、勿論、これらのアンテナを共用して給電時と放射時で同一として扱うことも可能である。また、給電特性変更部103と放射特性本後部104を単一の回路チップで構成することも可能である。他方、反射波読取装置200においても同様に、無変調波を送信するアンテナと変調反射波を受信するアンテナを共用することも可能である。
図2には、給電特性変更部103が持つ特性を示している。同図において、円形で示される図は、受信アンテナ101の指向性パターンであり、受信電力が一番大きい値を基準(0dB)とし目盛りを付け、破線で示す同心円が減衰量を示し、給電特性変更部103で観測される受信電力を電波の到来方向を基にした相対値を実線で示している。相対値は、半径方向に半径の長いほど受信電力が大きいことを示し、半径の短いほど受信電力が小さいことを示す(厳密には、到来電波の電力そのものが変化するのではなく、感度が変化することを示す)。
図中上部方向より電波が到来し(図1において反射波読取装置200の送信アンテナ201の方向)、情報送出部106から指示された特性が選択されているものとする。図2Aで示す特性は、電波到来方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる角度が選択されている。一方、図2Bで示す特性は、電波到来方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力がもっとも大きくなる受信電力に対し10dBだけ減衰する角度が選択されている。
情報送出部106により給電特性変更部103の特性を図2Aに示した特性から図2Bに示した特性に切り替えることによって、給電特性変更部103から変調部105へ伝えられる無変調波の電力に10dBの相違が発生する。
図3には、給電特性変更部103についてのさらに他の特性を示している。同図は、受信アンテナ101の偏波方向による受信電力を示しており、横軸は到来電波の偏波方向に対する受信側での偏波方向の回転角であり、縦軸は給電特性変更部103で観測される受信電力である。但し、縦軸の受信電力は回転角0度(偏波方向が一致している)を基にした相対値であり、受信電力が一番大きい値を基準(0dB)とし目盛りを付けている。相対値は、偏波方向が0度に近いほど受信電力が大きく、偏波方向が90度に近いほど受信電力が小さい。なお、図3で示す特性は電波並びにアンテナ特性は直線偏波を仮定している。
図中においてxyで表記する座標軸は偏波の角度を示し、到来電波の偏波方向は90度(x軸方向が0度とする) となっている。図3Aで示す特性は、到来電波の偏波方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる角度(偏波方向90度、回転角0度)が選択されている。一方、図3Bで示す特性は、到来電波の偏波方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる受信電力に対し10dBだけ減衰する角度(偏波方向150度、回転角60度)が選択されている。
情報送出部106により給電特性変更部103の特性を図3Aに示した特性から図3Bに示した特性に切り替えることによって、給電特性変更部103から変調部105へ伝えられる無変調波の電力には10dBの違いが発生する。なお、上記の説明では直線偏波を用いたが、楕円偏波の特性を持つ装置間でも同様の特性が得られる。
図4には、図2又は図3を基にした場合の変調部105の出力を示している。同図において、横軸は時間、縦軸は振幅であり、変調部105の出力の時間応答が示されている。
ここでは、情報送出部106から変調部105へ出力される情報は「0010」(0は0度位相、1は180度位相)とし、情報送出部106から給電特性変更部103へ出力される情報(指示)が図2A(又は図3A)に示す特性、図2B(又は図3B)に示す特性、図2A(又は図3A)に示す特性、図2B(又は図3B)に示す特性と変化するものとする。但し、情報送出部106から変調部105へ出力される情報と給電特性変更部103へ出力される情報は同期しているものとする。また、同図では切り替え周期が無変調波の周波数の正数倍になっているが、あくまでも作図の関係によるものであり、実際に正数倍である必要はない。
上述したように、図2A(又は図3A)に示す特性と図2B(又は図3B)に示す特性の切り替えにより、給電特性変更部103から変調部105へ伝えられる無変調波の電力には10dBの違いが発生する。したがって、無変調波に対して変調部105で変調を施した変調反射波は、図2A(又は図3A)に示す特性と図2B(又は図3B)に示す特性とで10dBの違いがある出力になる。
そして、変調部105から出力は、放射特性変更部104、送信アンテナ102、並びに受信アンテナ202経由で、反射波読取装置200の復調部205へ到達する。復調部205では、給電特性変更部103における図2A(又は図3A)に示す特性と図2B(又は図3B)に示す特性の相違に起因する電力10dBの違いが観測される。なお、給電特性変更部103で選択された無変調波の受信電力とは独立して、情報送出部106から変調部105へ出力される情報は制御可能である。
同様に、放射特性変更部104においても、図2又は図3に示したような電力が相違する特性を、反射波読取装置200の受信アンテナ202との間で関係付けることが可能である。この場合、受信電力ではなく、放射特性変更部104からの送信電力が変動する形になるが、実際に放射される電力が変化するのではなく反射波伝送装置100の送信アンテナ102から放射される電波の指向性及び/または偏波面を変化させることにより、反射波読取装置200側の受信アンテナ202での受信電力を変化させることになる。
なお、上記では偏波面で制御する手法において、直線偏波、楕円偏波それぞれで適用できることを示した。それ以外にも、2値の電力制御とするのならば、到来電波が直線偏波であるのに対し給電特性変更部103では直線偏波と楕円偏波を切り替えたり、反射波読取装置200側の受信アンテナ202の特性が直線偏波であるのに対し放射特性変更部104では直線偏波と楕円偏波を切り替えたりすることによって、復調部205で観測される電力を制御することも可能である。この場合、直線偏波、楕円偏波に加え円偏波(右旋/左旋)を選択肢に入れても電力制御は可能である。勿論、微妙な電力制御が必要な場合には、偏波選択(直線偏波、楕円偏波、円偏波(右旋/左旋))に加えて、指向性の角度や偏波面の角度の制御を同時に行なうようにしてもよい。これらの組み合わせは所望の電力制御が得られるのならば任意の組み合わせでよい。
また、これまでの説明では情報送出部106から給電特性変更部103又は放射特性変更部104への制御を図2A(又は図3A)に示す特性と図2B(又は図3B)の2通りからの選択のみとしてきた。しかしながら、給電特性変更部103又は放射特性変更部104への制御を2値の選択のみに限らず、複数値の選択も可能であり、且つ、指向性の角度や偏波面の角度を連続的に変化させることも可能である。
このような場合、反射波伝送装置100の送信アンテナ102から、任意の電力を持つ電波を放射することが可能になる。選択する特性を複数値持つ場合には直交振幅変調(QAM)を反射波伝送で実現することができる。また、指向性の角度、偏波面の角度を連続的に変化させる場合には、OFDM変調などの信号送信を反射波伝送で実現することができる。
図5には、本実施形態に係る反射波伝送装置100の構成を用いて16QAM方式でビット・データを位相空間にマッピングする様子を図解している。
図5Aに示すコンスタレーションは、従来より用いられている16QAM方式のビット・データに対するマッピング対応例である。本実施形態では、同じビット・データに対して図5Aと同じ信号点にマッピングするものとする。図5Bには、本実施形態で用いられるマッピング点と給電特性変更部103又は放射特性変更部104との関係を示している。同図中で示す特性(1)、特性(2)、特性(3)は、給電特性変更部103と放射特性変更部104から得られる特性を合わせた結果をそれぞれ示している。
このとき、マッピング点(Q1,Q0,I1,I0)において、(0000)、(0010)、(1000)、(1010)を送信する場合には特性(1)の0dBの減衰を選択し、(0001)、(0011)、(0100)、(0110)、(1001)、(1011)、(1100)、(1110)を送信する場合には特性(2)の−2.55dBの減衰を選択し、(0101)、(0111)、(1101)、(1111)を送信する場合には特性(3)の−9.54dBの減衰を選択する。つまり、マッピング点が同心円上の点には同じ特性が選択される。
減衰量を算出するとき、同心円の半径が最も大きい円を基準にして0dBと定義し、他は相対的な減衰量を求める。求め方としては、同心円の半径が一番大きい円の半径が(32+321/2であるのに対し(特性(1))、特性(2)の場合の半径が(32+121/2、特性(3)の場合の半径が(12+121/2であるので、特性(2)の減衰量は20×log((32+121/2/(32+321/2)=−2.55dB、特性(3)の減衰量は20×log((12+121/2/(32+321/2)=−9.54dBとなる。
情報送出部106から給電特性変更部103又は放射特性変更部104へ出される指示は、マッピング点そのものであってもよいし、図5Bに示した3つの特性を選択するだけの情報であってもよい。前者の場合、マッピング点に対応した特性の選択は各々の給電特性変更部103又は放射特性変更部104で行なわれる。
図5Bに示すように同心円状に複数のマッピング点があるが、続いて、これらの点と情報送出部106との関わりについて説明する。
図5Bでは、位相空間の第一象限における各マッピング点に対応する角度を示している。例えば、マッピング点(0001)と(0100)はともに減衰が−2.55dBの特性(2)の同心円上にあるが、マッピング点毎に角度は異なり、(0001)は71.5度、(0100)は18.4度である。この角度の違いを生成するのは変調部105になる。
変調部105は、情報送出部106からの指示に基づいて、マッピング点が(0001)ならば基準位相に対し71.5度の位相を持つ変調波を生成し、マッピング点が(0100)ならば基準位相に対し18.4度の位相を持つ変調波を生成する。このとき、情報送出部106からの指示はマッピング点そのものであってもよいし、マッピング点が対応する位相の情報であってもよい。
変調部105において各変調波に位相を関連付ける方法としては、給電特性変更部103から変調部105へ供給される無変調波をそのまま用いて無変調波の位相を回転させる方法でもよいし、無変調波自体は例えば0度と180度のみの位相回転を持ち、その切り替えを司る信号(ここでは0/1の信号を仮定する)が各所望の位相で基準位相と関係付けられるように生成するようにしてもよい。
図6には、放射特性変更部104の出力特性例(但し、ヌルポイントを持つ場合)を示している。同図では、横軸は時間、縦軸は振幅であり、放射特性変更部104出力の時間応答が示されている。
情報送出装置106から変調部105へ出力される情報は、同図中の領域<A>では「0」、領域<B>では「1」となり(但し、0は0度位相、1は180度位相)、情報送出装置106から給電特性変更部103又は放射特性変更部104へ出力される情報(指示)が図中「送りたい情報の波形」(破線)の振幅レベルを取るように変化している。
但し、振幅レベルとしては給電特性変更部103又は放射特性変更部104に対しては「送りたい情報の波形」の絶対値が指示されており、「送りたい情報の波形」の符号が反転する情報は変調部105へ出力される情報の「0」を0度位相、「1」を180度位相とする等の扱いにすることにより表現されている。
このとき、図6中の時間軸中央付近において「送りたい情報の波形」の符号が反転しているので、給電特性変更部103又は放射特性変更部104を合わせた特性として、反射波読取装置200に対してヌルポイント(反射波読取装置200側の受信レベルが0になる状態)が存在する必要がある。且つ、このヌルポイントとなるタイミングで変調部105にて変調波の位相反転が施されている。
図7には、給電特性又は放電特性にヌルポイントを持たない場合の放射特性変更部104の出力特性例を示している。
同図において、横軸は時間、縦軸は振幅であり、放射特性変更部104出力の時間応答を示す図である。なお、ここで示す「給電特性又は放電特性にヌルポイントを持たない」とは、厳密には反射波読取装置200側での受信レベルが0になるように給電特性変更部103又は放射特性変更部104を制御できないという意味である。
この条件では、図6に示すような放射特性変更部104の出力の時間応答を生成することができない。この場合の対応として、図7で示す放射特性変更部104出力の時間応答を生成して対処する。
まず、「送りたい情報の波形」は振幅レベル0を交差しないような波形(すなわち、ヌルポイントを持たない波形)に置き換えられる。この置き換えは、例えば振幅を半分にして、直流オフセットを所望の量加算する事により得られる。なお、この置き換えにより元々「送りたい情報の波形」が持っていた情報は、受信側で逆変換(必ずしも逆変換である必要はないが、それに相当する処理)を加えることにより再生できるものとする。
そして、置き換えられた「送りたい情報の波形」を基にして、情報送出部106から給電特性変更部103又は放射特性変更部104へ情報(指示)が出力される。このとき、情報送出部106から変調部105へ出力される情報は常に同一位相を保つようになっており、変調波は連続位相の信号になっている。つまり、変調部105は実質反射のみを行ない変調機能が不要となる。
ちなみに、反射波読取装置200側では、逆変換も含め、図7に対応した復調を行なうように設定がされている。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、反射波伝送を行なう通信システムに適用した実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。近接通信を行なう反射波伝送方式では、指向性や偏波の特性が安定しているという観点から、同通信方式に対して本発明を好適に適用することができる。しかしながら、反射波を利用しないその他の通信方式や、遠距離通信を行なう一般的な通信システムにおいても、指向性や偏波の特性が安定し、所望の特性が得られることを条件として、本発明のような放射特性を制御する手法を同様に適用することが可能である。また、これら電波環境に依存しない反射波伝送装置内のアンテナ周りのインピーダンスマッチングや共振点の変更などによっても、本発明を適用することによって、同等の効果を得ることができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を模式的に示した図である。 図2Aは、電波到来方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる角度が選択されているときの、受信アンテナ101の指向性パターンを示した図である。 図2Bは、電波到来方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる受信電力に対し10dBだけ減衰する角度が選択されているときの、受信アンテナ101の指向性パターンを示した図である。 図3Aは、到来電波の偏波方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる角度が選択されているときの、受信アンテナ101の偏波方向による受信電力を示した図である。 図3Bは、到来電波の偏波方向に対し給電特性変更部103で観測される受信電力が最も大きくなる受信電力に対し10dBだけ減衰する角度が選択されているときの、受信アンテナ101の偏波方向による受信電力を示した図である。 図4は、図2又は図3を基にした場合の変調部105の出力を示した図である。 図5Aは、従来より用いられている16QAM方式のビット・データに対するマッピング対応例を示した図である。 図5Bは、本実施形態で用いられるマッピング点と給電特性変更部103又は放射特性変更部104との関係を示した図である。 図6は、放射特性変更部104の出力特性例(但し、ヌルポイントを持つ場合)を示した図である。 図7は、給電特性又は放電特性にヌルポイントを持たない場合の放射特性変更部104の出力特性例を示した図である。 図8は、反射波伝送方式の無線通信システムの構成例(従来技術)を示した図である。 図9は、アンテナ・スイッチのオン/オフ操作を利用して変調反射波を生成する反射波変調器502の内部構成例を示した図である。
符号の説明
100…反射波伝送装置
101…受信アンテナ
102…送信アンテナ
103…給電特性変更部
104…放射特性変更部
105…反射波変調部
106…情報送出部
200…反射波読取装置
201…送信アンテナ
202…受信アンテナ
205…復調部
206…情報取得部
207…発振器

Claims (6)

  1. 反射波読取装置からの無変調キャリアに対する反射波にデータを重畳した変調反射波信号を送出する無線通信装置であって、
    電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナにおける受信した電波に対する反射波信号を送出する送信アンテナと、
    送信情報を生成する情報送出手段と、
    前記受信アンテナの指向性パターン又は偏向方向の角度を選択して受信電力が一番大きい値を基準にした受信電力の減衰が送信情報に応じた量となるように給電特性を変更する給電特性変更手段と、
    送信情報に応じて前記送信アンテナの指向性パターン又は偏向方向の角度を選択して放射特性を変更する放射特性変更手段と、
    前記受信アンテナで受信した電波に対する反射波信号を送信する際に、基準位相に対し送信情報に応じた位相を持つ変調波を生成する変調手段と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記給電特性変更手段は、前記アンテナの電気的特性を示すインピーダンス又は共振点を変更することにより給電特性を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記放射特性変更手段は、前記アンテナの電気的特性を示すインピーダンス又は共振点を変更することにより放射特性を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記給電特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す偏波の種類(円(右旋/左旋)、楕円、直線)を切り替えることにより給電特性を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記放射特性変更手段は、前記アンテナの電波に対する特性を示す偏波の種類(円(右旋/左旋)、楕円、直線)を切り替えることにより放射特性を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 無線路を介して通信を行なう無線通信装置であって、
    電波信号を送受信するアンテナと、
    送信情報を生成する情報送出手段と、
    送信情報に応じて前記アンテナから電波信号を送信する際の指向性パターン又は偏向方向の角度を選択して放射特性を変更する放射特性変更手段と、
    送信信号を基準位相から送信情報に応じた位相を回転させた変調波を生成する変調手段と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
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