JP4271752B2 - コンテナ管理制御システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海運に利用されているコンテナ船からコンテナを陸揚げして1次保管し、反対にコンテナ船にコンテナを船積みする港湾荷役設備で使用されるコンテナ管理制御システムに係わり、特にコンテナの管理を自動化して、荷役効率を向上させるコンテナ管理制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、大規模化および自動化が進む港湾荷役設備においては、いかに効率良く、コンテナ船からコンテナを荷揚げし、これを保管ヤードに搬送するかという課題と、作業員の数を削減するという課題とがあり、これらの課題を解決する方法として、クレーンを運転する際の速度を高速化する方法や、陸揚げ後における搬送を自動化する方法などが採られている。
【0003】
また、コンテナの受け入れ、払い出しなどについても、コンピュータ化されており、コンテナを自動的に搬送する自動化システムと、コンピュータとリンクさせて、コンテナの受け入れから搬送までを自動化したり、搬送から払い出しまでを自動化することも行われている。
【0004】
ところで、このような自動化設備においても、コンテナの識別については、目視による確認が一般的であり、例えば情報化が進んだ自動化設備でも、コンテナを荷揚げする現場で、係員が携帯式の入力装置を操作して、コンテナのIDをインプットし、そこから無線などで中央の管理制御ネットワークにIDを通知した時点で初めて、自動搬送車などに対するコンテナの搬送指令が出るようになっている。
【0005】
このため、コンテナの受け入れ、払い出しなどを行うときに係員の数を制限すると、コンテナの荷揚げや船積みなどに支障を来すことから、作業員の数を削減することが難しいという問題や、係員によるIDの読取ミス、IDの入力ミスなどによって、コンテナが予め設定された保管場所以外の場所に搬送されてしまったり、間違ったコンテナが船積みされてしまうなどの恐れがあった。
【0006】
このような問題を解決することができる技術としては、特開平2−231399号公報で開示された「荷役情報管理システム」が知られている。
【0007】
この荷役情報管理システムでは、図4に示すように、コンベアライン102の製品搬出側に読み取り/書き込み装置103を配置し、この読み取り/書き込み装置103によってコンベアライン102の製品搬出側に近づいてきたフォークリフトトラック104に取り付けられているIDカード105の内容を読み取るとともに、パレット107に載せられた製品106がコンベアライン102の製品搬出側から出てきたとき、読み取り/書き込み装置103によって、パレット107に取り付けられたIDカード108の内容を読み取り、読み取り/書き込み装置用無線端末機109によって無線信号で各IDカード105、108の内容を管理コンピュータ用無線装置110に送信し、管理コンピュータ111にパレット17のIDコードと、フォークリフトトラック104のIDコードとを把握させる。
【0008】
その後、この管理コンピュータ111によってフォークリフトトラック104に対する搬送指令を生成し、これを管理コンピュータ用無線装置110からフォークリフトトラック104に設けられた車両用無線端末機112に無線信号で送信させて、記憶および表示装置113上に表示させ、このフォークリフトトラック104を運転している作業者114にパレット107を指定した場所まで、搬送させる。
【0009】
これによって、コンベアライン102の製品搬出側に、フォークリフトトラック104が近づくだけで、コンベアライン102の製品搬出側に搬送されてきた製品106をどこに搬送するかを作業者114に認識させ、作業効率を向上させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような荷役情報管理システム101では、コンベアライン102の製品搬出側などのように、製品106を載せたパレット107が必ず搬送されてくる場所に、フォークリフトトラック104を待機させておき、コンベアライン102の製品搬出側に搬送されてくる製品106をパレット107ごと、フォークリフトトラック104に搬出させることを前提にしている。
【0011】
このため、港湾荷役設備などのように、船から荷物を荷揚げするとき、ガントリークレーン装置を使用して、コンテナ船から荷揚げされたコンテナを広い場所に降ろし、多数の搬送クレーン車が自由に動き回って、各コンテナを積付けヤードの指定された場所に搬送するような搬送形態をとるシステムでは、各搬送クレーン車の位置を把握することが難しい。
【0012】
これにより、このようなシステムに、上述した荷役情報管理システム101を使用しても、どの搬送クレーン車に、どのコンテナを搬送させたとき、最も高い効率になるのか決定することができないという問題があった。
【0013】
本発明は上記の事情に鑑み、搬送クレーン車などのように、広い場所を自由に動き回って、コンテナの搬送を行うシステムでも、荷役効率を落とさずに、コンテナを自動的に識別して、入出庫管理の情報を自動的に収集し、さらに収集した情報を使用して、各搬送クレーン車などに対し、的確な搬送指令を出して、荷役作業の省力化、効率化を達成することができるコンテナ管理制御システムを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、コンテナ毎に設けられ、書き込み指令が送信されてきたときには、この書き込み指令とともに送信されてくる管理情報を記憶する一方、読み出し指令が送信されてきたときには、各コンテナ固有のIDコードを含む情報を送信する無線タグと、前記各コンテナを取り扱う際、前記無線タグと通信を行ってIDコードを読み出すとともに、このIDコードに対応する管理情報を前記無線タグに送って記憶させる第1の取り扱い装置と、この第1の取り扱い装置によって管理情報が書き込まれた無線タグを持つコンテナを取り扱う際、前記無線タグと通信を行って管理情報を読み出すとともに、この管理情報に基づき、前記コンテナの取り扱い内容を決定する第2の取り扱い装置と、を備え、前記第1の取り扱い装置は、港湾設備を構成するガントリークレーン装置に設けられ、このガントリークレーン装置の吊り具によって、コンテナが吊上げられているとき、このコンテナに取り付けられた無線タグと通信を行ってIDコードを読み出すとともに、このIDコードに対応する管理情報を前記無線タグに送って記憶させ、前記第2の取り扱い装置は、前記コンテナを搬送する搬送装置に設けられ、この搬送装置によって前記コンテナを取り扱う際、このコンテナの無線タグと通信を行って管理情報を読み出すとともに、この管理情報に基づき、前記コンテナの搬送先を決定する、ことを特徴としている。
【0017】
上記構成によれば、港湾設備を構成するガントリークレーン装置に第1の取り扱い装置を設け、ガントリークレーン装置の吊り具によって、コンテナが吊上げられているとき、このコンテナに取り付けられた無線タグと通信を行ってIDコードを読み出すとともに、このIDコードに対応する管理情報を無線タグに送って、記憶させ、さらにコンテナを搬送する搬送装置に第2の取り扱い装置を設け、搬送装置によってコンテナを取り扱う際、このコンテナの無線タグと通信を行って管理情報を読み出すとともに、この管理情報に基づき、コンテナの搬送先を決定する。これにより、搬送クレーン車などのように、広い場所を自由に動き回って、コンテナの搬送を行うシステムでも、荷役効率を落とさずに、コンテナを自動的に識別して、入出庫管理の情報を自動的に収集し、さらに収集した情報を使用して、各搬送クレーン車などに対し、的確な搬送指令を出して、荷役作業の省力化、効率化を達成する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるコンテナ管理制御システムの実施の形態を示すブロック図である。
【0019】
この図に示すコンテナ管理制御システム1は、各コンテナ2に対しそれぞれ取り付けられる無線タグ3と、図2に示すように、港湾荷役設備として設けられている各ガントリークレーン装置4にそれぞれ取り付けられるガントリークレーン端末5と、港湾荷役設備全体を管理している中央監視室などに配置される中央管理装置6と、図2に示すように、各搬送クレーン車7にそれぞれ設けられる搬送クレーン端末8とを備えている。このコンテナ管理制御システム1は、図2に示すように、ガントリークレーン装置4によってコンテナ船9からコンテナ2を荷揚げするとき、ガントリークレーン端末5によってコンテナ2に取り付けられた無線タグ10から、コンテナ2のIDコードを読み出し、これを中央管理装置6に送信するとともに、この中央管理装置6から送信されてくる保管情報を無線タグ10に書き込み、搬送クレーン車7がコンテナ2を持ち上げて、積付けヤード11に搬送するとき、搬送クレーン端末8によって、無線タグ10に書き込まれている保管情報を読み出し、自動運転を開始して、保管情報で示される保管場所にコンテナ2を搬送させる。
【0020】
無線タグ10は、図3に示すように、コンテナ2の上部に固定され、ガントリークレーン端末5から読み出し指令が送信されたとき、記憶しいてるIDコードを読み出して搬送クレーン端末5に送信し、またガントリークレーン端末5から書き込み指令が送信されたとき、この書き込み指令とともに送信される保管情報を取り込んで、記憶する。また、搬送クレーン端末8から読み出し指令が送信されたとき、記憶しているIDコード、保管情報を読み出し、これを搬送クレーン端末8に送信する。
【0021】
また、ガントリークレーン端末5は、図3に示すように、ガントリークレーン装置4を構成している吊り具12上に設けられ、この吊り具12によって吊上げられているコンテナ2の無線タグ10と通信を行うリードライト装置13と、このリードライト装置13によって読み出されたコンテナ2のIDコードをLAN(Local Area Network)14上に送出して、中央管理装置6に供給する処理、LAN14を介して中央管理装置6から送出された保管情報を取り込んで、リードライト装置12に供給し、コンテナ2の無線タグ10に書き込ませる処理、これらの処理の内容を確認するのに必要な監視情報を生成し、これを画面表示させる処理などを行う制御監視装置15とを備えており、吊り具12によってコンテナ2が吊上げられているとき、このコンテナ2に取り付けられた無線タグ10に読み出し指令を送信して、この無線タグ10に記憶されているIDコードを読み出し、これを中央管理装置6に伝送するとともに、これに対応して、この中央管理装置6からコンテナ2に対する保管情報が出力されたとき、これを取り込んで、無線タグ10に送信する。
【0022】
また、中央管理装置6は、コンテナ船9から陸揚げされる各コンテナ2のIDコードと各コンテナ2の保管場所などを示す保管情報とを対にして記憶しているコンテナ管理データベース16と、LAN14を介して、ガントリークレーン端末5から送信されるIDコードを受信する処理、この処理で得られたIDコードに基づき、コンテナ管理データベース16をアクセスして、IDコードに対応する保管情報を読み出す処理、この処理で得られた保管情報をLAN14上に送出して、ガントリークレーン端末5に供給する処理、この処理の内容に基づきIDコードに対応する保管情報を更新して、IDコードに対応するコンテナ2を陸揚げ済みにする処理、各コンテナ2の陸揚げ状況、搬送状況などを表示する処理などを行う中央管理部17とを備えており、LAN14を介して、ガントリークレーン端末5から出力されるIDコードを受信する毎に、コンテナ管理データベース16をアクセスして、IDコードに対応する保管情報を読み出し、これをLAN14上に送出して、ガントリークレーン端末5に供給するとともに、各コンテナ2の陸揚げ状況、搬送状況などを画面表示して、オペレータに知らせる。
【0023】
また、搬送クレーン端末8は、図2に示すように、搬送クレーン車7の吊り具18上に設けられ、この吊り具18によって吊上げられているコンテナ2の無線タグ10と通信を行い、コンテナ2のIDコード、保管情報を読み出すリードライト装置19と、このリードライト装置19によって読み出された保管情報に基づき、搬送クレーン車7に自動運転指示を出し、保管情報で示される積付けヤード11の保管場所まで、コンテナ2を搬送させる制御装置20とを備えており、ガントリークレーン装置4によってコンテナ船9から陸揚げされたコンテナ2を吊上げるとき、吊り具18上に設けられたリードライト装置19によって、コンテナ2の無線タグ10に記憶されているIDコード、保管情報を読み出し、コンテナ2を指定された保管場所まで自動搬送する。
【0024】
このように、この実施の形態においては、ガントリークレーン装置4によってコンテナ船9からコンテナ2を荷揚げするとき、ガントリークレーン端末5によってコンテナ2に取り付けられた無線タグ10から、コンテナ2のIDコードを読み出し、これを中央管理装置6に送信するとともに、この中央管理装置6から送信されてくる保管情報を無線タグ10に書き込み、搬送クレーン車7がコンテナ2を持ち上げて、積付けヤード11に搬送するとき、搬送クレーン端末8によって、無線タグ10に書き込まれている保管情報を読み出し、自動運転を開始して、保管情報で示される保管場所にコンテナ2を搬送させるようにしているので、搬送クレーン車7などのように、広い場所を自由に動き回って、コンテナ2の搬送を行うシステムでも、荷役効率を落とさずに、コンテナ2を自動的に識別して、入出庫管理の情報を自動的に収集することができ、さらに収集した情報を使用して、各搬送クレーン車7と各コンテナ2とを1対1に対応させて、的確な搬送指令を出し、荷役作業の省力化、効率化を達成することができる。
【0025】
なお、この実施の形態では、ガントリークレーン端末5からIDコードが出力される毎に、中央管理装置6の中央管理部17によって、コンテナ管理データベース16をアクセスして、IDコードに対応する保管情報を読み出し、これをガントリークレーン端末5に供給するようにしているが、ガントリークレーン装置4による荷役作業を開始する前に、中央管理装置6の中央管理部17によって、コンテナ管理データベース16をアクセスして、当日の作業対象となっている各コンテナ2のIDコードと保管情報とを読み出し、これをガントリークレーン端末5に供給して記憶させておき、ガントリークレーン装置4の吊り具12によって、コンテナ2が吊上げられる毎に、ガントリークレーン端末5によって、記憶している保管情報を読み出し、これをコンテナ2の無線タグ10に書き込むようにしても良い。
【0026】
このように構成することにより、ガントリークレーン端末5と、中央管理装置6とを接続しているLAN14の通信速度、通信容量などに影響されることなく、ガントリークレーン装置4によってコンテナ2が吊上げられる毎に、リアルタイムで、コンテナ2の無線タグ10に保管情報を書き込むことができる。
【0027】
また、上述した実施の形態では、搬送クレーン車7を使用して、コンテナ2を積付けヤード11に搬送するようにしているが、このような搬送クレーン車7以外の搬送装置、例えば軌道式の走行台車、タイヤ式の自走台車、あるいはコンベアなどを使用するようにしても良い。
【0028】
このように構成しても、上述した実施の形態と同様に、荷役効率を落とさずに、コンテナ2を自動的に識別して、入出庫管理の情報を自動的に収集し、さらに収集した情報を使用して、軌道式の走行台車、タイヤ式の自走台車、あるいはコンベアなどに対し、的確な搬送指令を出し、荷役作業の省力化、効率化を達成することができる。
【0029】
また、上述した実施の形態では、保管場所を指定するだけで、自動的にコンテナ2の搬送を行う自動運転可能な搬送クレーン車7を使用して、ガントリークレーン装置4によって陸揚げされたコンテナ2を積付けヤードに搬送するようにしているが、運転手が運転を行う搬送クレーン車を使用して、ガントリークレーン装置4によって陸揚げされたコンテナ2を積付けヤードに搬送するようにしても良い。
【0030】
このように構成しても、上述した実施の形態と同様に、荷役作業の省力化、効率化を達成することができる。
【0031】
また、上述した実施の形態では、ガントリークレーン装置4によってコンテナ2を吊上げているとき、ガントリークレーン端末5によって、コンテナ2の無線タグ10に保管情報を書き込むようにしているが、このような保管情報に加えて、他の情報、例えば各コンテナ2に納められている内容物の明細情報、履歴情報などを書き込むようにしても良い。
【0032】
このように構成することにより、作業員によって携帯可能な大きさに形成されるハンディタイプのリーダ装置をコンテナ2の無線タグ10に近づけるだけで、この無線タグ10に書き込まれている内容物の明細情報、履歴情報などを読み取ることができ、これによってコンテナ2の内容確認作業、在庫管理作業、保税管理作業などをスムーズに進めることができる。
【0033】
また、各コンテナ2の無線タグ10に内容物の明細情報、履歴情報などを書き込んでおくことにより、事前にやりとりする入船貨物のデータ項目を増やすことなく、荷役時に読み込んだ詳細なデータを使用して、各コンテナ2の管理を行うことができ、これによって中央管理装置6のオペレータなどによる各コンテナ2の管理、空になったコンテナ2の管理などを容易にすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、搬送クレーン車などのように、広い場所を自由に動き回って、コンテナの搬送を行うシステムでも、荷役効率を落とさずに、コンテナを自動的に識別して、入出庫管理の情報を自動的に収集し、さらに収集した情報を使用して、各搬送クレーン車などに対し、的確な搬送指令を出して、荷役作業の省力化、効率化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテナ管理制御システムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示すコンテナ管理制御システムが適用される港湾設備の一例を示す正面図である。
【図3】図2に示す吊り具、コンテナ、無線タグの詳細な構成例を示す斜視図である。
【図4】特開平2−231399号公報によって開示されている「荷役情報管理システム」の概要を示す全体図である。
【符号の説明】
1:コンテナ管理制御システム
2:コンテナ
3:無線タグ
4:ガントリークレーン装置(第1の取り扱い装置)
5:ガントリークレーン端末(第1の取り扱い装置)
6:中央管理装置
7:搬送クレーン車(第2の取り扱い装置)
8:搬送クレーン端末(第2の取り扱い装置)
9:コンテナ船
10:無線タグ
11:積付けヤード
12:吊り具
13:リードライト装置
14:LAN
15:制御監視装置
16:コンテナ管理データベース
17:中央管理部
18:吊り具
19:リードライト装置
20:制御装置
Claims (1)
- コンテナ毎に設けられ、書き込み指令が送信されてきたときには、この書き込み指令とともに送信されてくる管理情報を記憶する一方、読み出し指令が送信されてきたときには、各コンテナ固有のIDコードを含む情報を送信する無線タグと、
前記各コンテナを取り扱う際、前記無線タグと通信を行ってIDコードを読み出すとともに、このIDコードに対応する管理情報を前記無線タグに送って記憶させる第1の取り扱い装置と、
この第1の取り扱い装置によって管理情報が書き込まれた無線タグを持つコンテナを取り扱う際、前記無線タグと通信を行って管理情報を読み出すとともに、この管理情報に基づき、前記コンテナの取り扱い内容を決定する第2の取り扱い装置と、
を備え、
前記第1の取り扱い装置は、港湾設備を構成するガントリークレーン装置に設けられ、このガントリークレーン装置の吊り具によって、コンテナが吊上げられているとき、このコンテナに取り付けられた無線タグと通信を行ってIDコードを読み出すとともに、このIDコードに対応する管理情報を前記無線タグに送って記憶させ、
前記第2の取り扱い装置は、前記コンテナを搬送する搬送装置に設けられ、この搬送装置によって前記コンテナを取り扱う際、このコンテナの無線タグと通信を行って管理情報を読み出すとともに、この管理情報に基づき、前記コンテナの搬送先を決定する、
ことを特徴とするコンテナ管理制御システム。
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JP25704798A JP4271752B2 (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | コンテナ管理制御システム |
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Family Applications (1)
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JP25704798A Expired - Lifetime JP4271752B2 (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | コンテナ管理制御システム |
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