JP4270922B2 - 移動体通信装置及び交通渋滞情報生成装置及び移動体通信装置の移動体通信方法及び交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成送信方法及び - Google Patents

移動体通信装置及び交通渋滞情報生成装置及び移動体通信装置の移動体通信方法及び交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成送信方法及び Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信装置、或いは交通渋滞情報生成装置に関する。また、上記装置に関する方法、または上記装置に関する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、或いは上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、路上に設置したセンサにより、特定地域での渋滞発生・解消をセンターで認識していた。
【0003】
また、自動車検出用センサを道路に設置することなく、全国規模の渋滞情報を簡便かつ安価にて構築可能な渋滞検出システムを提供することを目的とした以下の手段が文献に記載されている。路上を走行する複数の自動車に搭載され、現在位置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段にて検出された現在の位置情報を非接触にて送信可能な移動体通信端末と、これら各自動車の移動体通信端末より送信される位置情報を受信可能な移動体通信手段と、前記各自動車から送信される位置情報を前記移動体通信手段を介して収集・管理する位置情報管理コンピュータと、から成り、位置情報管理コンピュータは、収集された前記各自動車の位置情報に基づき渋滞の検出を行う。前記位置情報管理コンピュータにおける渋滞の検出手法が、同一の自動車の所定時間における位置情報の変化の大きさに基づいて渋滞の検出を実施する(特許文献1参照)。
【0004】
また、長楕円軌道衛星を用いた衛星通信に関する技術として、山影,ビル影等の影響があっても24時間連続した通信を可能とすることを目的とする以下の手段が文献に記載されている。端末装置を所持した登山者が遭難や事故遭遇時に端末から救助要請信号を発信することにより、長楕円軌道衛星を介して警察,消防等の救助センターへの救助要請が可能となり、また、救助センターではGPS衛星からの位置情報データで登山者の位置を特定できる(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−155290号公報
【特許文献2】
特開2001−069059号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特定地域の渋滞情報を収集するだけでなく、渋滞を減らす為に、全国の渋滞情報を収集して道路交通を統合的に管理しようとすると、従来技術のように路上に設置したセンサを用いる場合、センサを全国の路上に設置する必要があり、人的、物的、時間的に膨大なコストがかかることが予想されるといった問題があった。
【0007】
また、特許文献1記載の技術のように、収集された各自動車の所定時間における位置情報の変化の大きさに基づき渋滞の検出を行うのでは、自動車が本当に渋滞の渦中にあるのか、単に停車しているだけなのか、或いは、故障により停車しているだけなのか判断できないといった問題があった。
【0008】
また、特許文献2記載の技術のように、衛星回線を使用したとしても上記問題点の解決にはならない。
【0009】
本発明は、的確な渋滞情報を生成することを目的とする。
【0010】
本発明は、的確な渋滞情報を提供することを目的とする。
【0011】
本発明は、全国規模の渋滞情報を簡便かつ安価にて渋滞情報を生成することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る移動体通信装置は、移動体に設置され、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する渋滞判断部と、
上記移動体のGPS(Global Positioning System)情報を衛星より受信する受信部と、
上記受信部により受信されたGPS情報に基づき上記移動体の位置座標を計算する位置計算部と、
上記渋滞判断部により判断された結果と上記位置計算部により計算された上記移動体の位置座標とを電波に変換する変換部と、
上記変換部により変換された電波を衛星を介して送信する送信部と
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるシステムの構成を示す図である。
図1において、移動体201と道路交通情報収集管理センター101とは、準天頂衛星500を介して衛星通信をおこなう。道路交通情報収集管理センター101側では、準天頂衛星500からゲートウェイ400が受信した衛星情報をネットワーク1を経由して道路交通情報収集管理センター101が受信する。送信する場合は、逆の経路となる。移動体201は、準天頂衛星500と3機以上のGPS(Global Positioning System)衛星300との組み合わせからGPS情報と測位補正データとを受信する。
【0014】
図2は、今後計画されている技術を示す図である。
図2において、準天頂衛星500は、赤道面から約45度の傾斜角になるように地上35800km上空を地球の自転に合わせて1日に1周回している。また、準天頂衛星500は、一例として、昇交点赤経(赤道面との交点)において120度ずつ離れるように3機が配置されている。
図3は、今後計画されている技術を示す図である。
図3においては、地上を固定して考えた場合に、図2における準天頂衛星500の軌跡を示している。図3に示すように、準天頂衛星500は、赤道上を交点とする「8の字」を描くように周回している。3機の準天頂衛星500は、軌道面を異にするが8時間ずつ交代するように、切れ目なく日本上空に位置している。また、地域を日本で考えた場合、仰角が70度以上の準天頂衛星500が常に存在することになる。切れ目なく日本上空に位置しているため、仰角が70度以上の準天頂衛星500が常に存在し、受信者が地上で準天頂衛星500から電波を受ける際、ビルの谷間でも電波を遮られることがない。
【0015】
図4は、準天頂衛星を利用した測位システムを示す図である。
図4において、測位方法は、4機の衛星を用いておこなう。GPS(Global Positioning System)は、昇交点傾斜角が55度で昇交点経度が60度ずつ異なる六つの軌道上に4機ずつの人工衛星を配し、24衛星で全地球をカバーして測位機能を果たすとされている。測位方法は、以下のように行なうとされている。まず、いずれかの4衛星から発射された電波が移動体201に設置された移動体通信装置200の受信アンテナ211に到達するまでの時間を測定し、光速Cを乗ずることにより衛星までの距離を測定する。そして、4衛星を2つの組に分け、一方の組の2衛星からの距離の差から構成する2衛星を焦点とする回転双曲線と他方の組の2衛星からの距離の差から構成する2衛星を焦点とする回転双曲線との地球上における交点を求める。この交点から移動体201に設置された移動体通信装置200の受信アンテナ211の位置を求める。例えば、1機の準天頂衛星500と3機のGPS衛星300、或いは、1機の準天頂衛星500と1機の静止衛星と2機のGPS衛星300との組み合わせにより移動体201の測位をおこなう。或いは、4機のGPS衛星300の組み合わせにより移動体201の測位をおこなう。
【0016】
図5は、準天頂衛星を利用した測位システムの構成を示す図である。
図5において、GPS衛星300は、測位情報を放送する。準天頂衛星500および、例えば測位機能を持ったMTSAT(Multi−functional Transport Statellite:運輸多目的衛星)のような測位用静止衛星550とは、GPS補完衛星でもあり、測位情報として、例えば、ディファレンシャル測位補正データとインテグリティデータと等を有する高精度測位情報を放送する。ここでは、測位用静止衛星550を用いているが静止衛星の一例として用いたものであり、他の静止衛星であっても構わない。ユーザは、移動体通信装置200を用いて、例えば、1機の準天頂衛星500と3機のGPS衛星300との組み合わせ、1機の準天頂衛星500と3機の静止衛星との組み合わせ、或いは、1機の準天頂衛星500と、GPS衛星300と測位用静止衛星550とによる3機の衛星との組み合わせ、すなわち、少なくとも準天頂衛星500を含む4機の衛星群により測位に必要な位置情報を得ることができる。また、4機に限らず4機より多くの衛星群により測位に必要な位置情報を得ても構わない。
地上には、測位情報配信センター局、全国に配置される電子基準点を配置する。電子基準点は、固定点として自己の基準位置を有する。全国に配置される電子基準点は、例えば、隣接する複数の電子基準点で取り囲む範囲を1つのメッシュとして全国を電子基準点網で網羅する。全国に配置される電子基準点は、上記4機以上の衛星群により測位に必要な位置情報を得る。そして、自己の有する基準位置と上記4機以上の衛星群により得た位置情報による位置との誤差等の測位補正情報を測位情報配信センター局に出力する。ここでは、全国を電子基準点網で網羅するため、メッシュ内のある位置においても補正精度を向上させることができる。測位情報配信センター局は、全国に配置される電子基準点より測位補正情報を入力し、入力された測位補正情報を収集、統合して収集統合情報を作成し、所定のアンテナを介して準天頂衛星500等の衛星に送信する。上記準天頂衛星500等は、測位情報配信センター局より所定のアンテナを介して準天頂衛星500等の衛星に送信された収集統合情報に基づき、高精度測位情報を放送する。
ユーザは、遮蔽が少ない高仰角である準天頂衛星500を少なくとも用いることで、山影等に位置することによる遮蔽や建物等の障害物による遮蔽を極力回避し、遮蔽を回避することにより測位可能時間を改善することができる。また、ユーザは、少なくとも準天頂衛星500を含む4機以上の衛星群と地上に配置された測位情報配信センター局及び全国に配置される電子基準点とを有するシステムにより補正された高精度測位情報を得ることにより、高精度の位置情報を得ることができる。このように、ユーザは、準天頂衛星500を用いることにより、高精度の位置情報、例えば、地上において、25cmの誤差範囲の精度で位置情報を得ることができる。
【0017】
図6は、実施の形態1における移動体通信装置の構成を示す図である。
図6において、移動体通信装置200は、GPS受信部210、位置計算部220、渋滞判断部230、渋滞情報要求パケット生成部235、変換部240、送信部250、受信部255、出力部256、記憶部260、アンテナ211,251を備えている。移動体通信装置200は、移動体201に配置、或いは設置されている。
【0018】
渋滞判断部230は、上記移動体201が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。
【0019】
記憶部260は、上記移動体201が道路上のどの位置に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する。
【0020】
受信部の一例として、GPS受信部210は、アンテナ211を介して、上記移動体201のGPS情報を衛星群より受信する。上記GPS受信部210は、所定の期間、時刻が異なる上記移動体201の複数のGPS情報を衛星群より受信する。所定の期間として、例えば、1分ごとにGPS情報を衛星群より受信する。所定の期間は、1分に限るものではない。他の期間であってもよい。GPS受信部210は、アンテナ211を介して、準天頂衛星500を含む複数の衛星からGPS情報を入力する。複数の衛星は、1機の準天頂衛星500と3機のGPS衛星300との組み合わせ、1機の準天頂衛星500と3機の測位用静止衛星550との組み合わせ、或いは、1機の準天頂衛星500と、GPS衛星300と測位用静止衛星550とによる3機の衛星との組み合わせ、すなわち、少なくとも準天頂衛星500を含む4機の衛星群により構成される。GPS情報は、複数の衛星の各衛星から入力される。少なくとも準天頂衛星500を含む4機の衛星群からGPS情報を受信することにより、建物の影等に位置するときでもGPS情報を受信することができる。
【0021】
受信部255は、アンテナ251を介して、精密測位用の補正データとして、例えば、ディファレンス測位補正データを準天頂衛星500から受信する。ディファレンシャル測位補正データは、場合により測位用静止衛星550から受信してもよい。準天頂衛星500から受信することにより、建物の影等に位置するときでもディファレンス測位補正データを受信することができる。ディファレンス測位補正データを受信することにより高精度の位置情報を得ることができる。
【0022】
位置計算部220は、上記GPS受信部210により受信されたGPS情報に基づき上記移動体201の位置座標を計算する。上記位置計算部220は、上記GPS受信部210により受信された複数のGPS情報に基づき上記移動体201の複数の位置座標を計算する。位置計算部220は、上記受信部255により受信されたディファレンス測位補正データに基づき上記移動体201の位置座標を補正する。補正により高精度、例えば、25cm級の位置座標を得ることができる。
【0023】
渋滞情報要求パケット生成部235は、上記渋滞判断部230により判断された結果と上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の位置座標とをデータとして格納する渋滞情報要求パケットを生成する。
【0024】
変換部240は、GPS受信部210により受信された電波としてのGPS情報と受信部255により受信された電波としてのディファレンス測位補正データとをデジタル情報に変換する。変換部240は、上記渋滞判断部230により判断された結果と上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の位置座標とが格納された渋滞情報要求パケットを電波に変換する。
【0025】
送信部250は、アンテナ251を介して、上記変換部240により変換された電波を準天頂衛星500を介して送信する。
【0026】
上記渋滞判断部230は、上記位置計算部220により計算された上記移動体201の複数の位置座標間の相対距離と上記所定の期間とに基づいて、所定の基準により上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。例えば、所定の期間として、1分間に100m以上、移動体201が移動していなかったら渋滞と判断する。
【0027】
上記渋滞判断部230は、さらに、上記記憶部260に記憶された道路地図情報に基づいて、上記移動体201が上記道路上の車線中央部に位置する場合に上記移動体201が交通渋滞下に位置すると判断するように構成してもよい。例えば、1分間に100m以上、移動体201が移動していなかったとしても、休憩や故障、その他の理由で路測で停車していただけかもしれないので、通常、移動体201が移動することを前提とする車線中央部に移動体201が位置する場合に、かつ移動距離が短ければ交通渋滞下に位置すると判断することにより、かかる場合を排除することができる。
【0028】
図7は、GPS情報と補正データとの一例を示す図である。
図8は、自己の位置情報の一例を示す図である。
図7において、GPS情報は、衛星軌道情報、衛星時計情報、電離層補正データ、他の衛星の位置情報を有している。補正データは、ディファレンシャル測位補正データを有している。GPS受信部210は、GPS情報を受信し、受信部255は、補正データを受信する。
図8において、自己の位置情報は、X,Y,Zの各座標位置、時刻、日付け、地図情報(MAP)の各情報を有している。
【0029】
図9は、渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
図9では、渋滞情報要求パケットとして、アドレス等のヘッダ、渋滞情報要求メッセージ、位置情報、位置情報を取得した時刻、渋滞判断結果の各データが格納されている。渋滞判断結果としては、例えば、「渋滞」或いは「正常」の情報が挙げられる。但し、これに限るものではなく、「渋滞」或いは「正常」を表す識別記号等を予め取り決めていてもよい。
【0030】
図10は、実施の形態1における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
図10において、道路交通情報収集管理装置100(交通渋滞情報生成装置の一例である)は、受信部110、交通渋滞情報作成部120、交通渋滞情報送信部130、記憶部140を備えている。道路交通情報収集管理装置100は、道路交通情報収集管理センター101に設置される。但し、道路交通情報収集管理装置100は、ゲートウェイ400に設置されても構わない。
【0031】
受信部110は、移動体201に設置された移動体通信装置200から渋滞判断結果(交通情報の一例である)と上記移動体201の位置座標とを準天頂衛星500を介して受信する。上記受信部110は、上記移動体通信装置200から、交通渋滞情報送信部130により送信される交通渋滞情報を要求する渋滞情報要求パケット(渋滞情報要求メッセージの一例である)を受信する。渋滞情報要求パケットには、渋滞情報の要求メッセージの他、渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とが格納されている。渋滞情報を要求する移動体201(例えば、車両)は、自己が渋滞に入っている可能性が高く、渋滞情報を要求する移動体201から渋滞情報要求パケットを受信することにより、受信部110は、効果的に情報収集が可能となる。
【0032】
記憶部140は、道路地図情報を記憶する。
【0033】
交通渋滞情報作成部120は、上記受信部110により受信された渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とに基づいて、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する。交通渋滞情報作成部120は、記憶部に記憶された道路地図情報を入力し、入力された道路地図情報に対して、渋滞判断結果に基づいて、渋滞判断結果が判断された上記移動体の位置座標に、例えば、渋滞マーク或いは正常マークをつける。言い換えれば、交通渋滞情報作成部120は、移動体通信装置200によって判断された渋滞位置を道路地図上に記載(入力)することで交通渋滞情報としての渋滞マップを作成する。或いは、渋滞位置とそうでない位置とを区別した道路マップを作成する。
【0034】
交通渋滞情報送信部130は、上記交通渋滞情報作成部120により作成された交通渋滞情報を準天頂衛星500を介して渋滞情報要求メッセージを送信した移動体通信装置200に送信する。
【0035】
移動体側では、受信部255が、交通渋滞情報を準天頂衛星500を介して受信する。そして、出力部256が、受信された交通渋滞情報をユーザに認識できるように表示したり、或いは音声として出力する。
【0036】
以上のように、実施の形態1によれば、全国規模の渋滞情報を簡便かつ安価にて、的確な渋滞情報を生成し、提供することができる。また、移動体側にて渋滞判断をおこなうことにより、全国の道路情報を管理するセンターでの負荷を抑えることができる。また、準天頂衛星を用いることで、高精度測位ができ、かつ、広範囲の位置で情報を入手可能となる。また、交通情報を渋滞要求パケットに格納して移動体から入手することにより、渋滞情報を効率よく収集することができる。
【0037】
実施の形態2.
図11は、実施の形態2における移動体通信装置の構成を示す図である。
図11において、移動体通信装置200は、図6の構成に対し、さらに、検出部270を備えている。道路交通情報収集管理装置100等のその他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0038】
検出部270は、上記移動体201の周辺に位置する他の移動体を検出する。上記渋滞判断部230は、上記検出部270により検出された他の移動体に基づいて、上記移動体201が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。
例えば、検出部270は、センサを移動体201の一例としての車両外周部に取りつけ、渋滞判断部230は、前方の車両との距離が短く、路測との距離が長い場合に渋滞と判断する。渋滞中は、前方の車両との距離が短くなりがちであるから渋滞と判断できる。そして、路測との距離が長い場合にすることにより、路測との距離が短い場合に想定される単に停車している場合を排除することができる。
【0039】
以上のように、実施の形態2によれば、実施の形態1の効果に加え、さらに、的確な渋滞情報を生成することができる。
【0040】
実施の形態3.
図12は、実施の形態3における移動体通信装置の構成を示す図である。
図12において、移動体通信装置200は、図6の構成に対し、渋滞判断部230が無く、代わりにバッファ部280を備えている。
図13は、実施の形態3における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
図13において、道路交通情報収集管理装置100は、図10の構成に対し、さらに、渋滞判断部150を備えている。
【0041】
実施の形態3では、渋滞判断を移動体側ではなくセンター側がおこなう。
まず、移動体側では、上記GPS受信部210が、実施の形態1と同様、所定の期間、時刻が異なる上記移動体201の複数のGPS情報を衛星群より受信する。所定の期間として、実施の形態1と同様、例えば、1分ごとにGPS情報を衛星群より受信する。所定の期間は、実施の形態1と同様、1分に限るものではない。他の期間であってもよい。
【0042】
受信部255は、実施の形態1と同様、アンテナ251を介して、精密測位用の補正データとして、例えば、ディファレンス測位補正データを準天頂衛星500から受信する。
【0043】
位置計算部220は、実施の形態1と同様、上記GPS受信部210により受信された複数のGPS情報に基づき上記移動体201の複数の位置座標を計算し、上記受信部255により受信されたディファレンス測位補正データに基づき上記移動体201の位置座標を補正する。
【0044】
バッファ部280は、上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の複数の位置座標を蓄積する。
【0045】
渋滞情報要求パケット生成部235は、上記位置計算部220により計算、補正され、バッファ部280に蓄積された上記移動体201の複数の位置座標をデータとして格納する渋滞情報要求パケットを生成する。
図14は、実施の形態3における渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
図14において、渋滞情報要求パケットは、アドレス等のヘッダ、渋滞情報要求メッセージ、複数の位置情報、複数の位置情報の各位置情報を取得した各時刻が格納されている。
【0046】
変換部240は、実施の形態1と同様、GPS受信部210により受信された電波としてのGPS情報と受信部255により受信された電波としてのディファレンス測位補正データとをデジタル情報に変換する。変換部240は、上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の複数の位置座標が格納された渋滞情報要求パケットを電波に変換する。
【0047】
送信部250は、実施の形態1と同様、アンテナ251を介して、上記変換部240により変換された電波を準天頂衛星500を介して送信する。
【0048】
センター側では、受信部110が、移動体201に設置された移動体通信装置200から上記移動体201の取得時刻の異なる複数の位置座標が格納された渋滞情報要求パケットを受信する。
【0049】
記憶部140は、上記移動体201が道路上のどの位置に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する。
【0050】
渋滞判断部150は、上記受信部110により受信された上記移動体の複数の位置座標に基づいて、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。渋滞判断部150は、例えば、所定の期間における上記位置計算部220により計算された上記移動体201の複数の位置座標間の相対距離に基づいて、所定の基準により上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。例えば、所定の期間として、1分間に100m以上、移動体201が移動していなかったら渋滞と判断する。渋滞判断部150は、さらに、上記移動体201が道路上の車線中央部に位置する場合に渋滞と判断する。
【0051】
交通渋滞情報作成部120は、上記記憶部140に記憶された道路地図情報と上記受信部110により受信された上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体201が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する。言い換えれば、上記交通渋滞情報作成部120は、上記渋滞判断部150により上記移動体201が交通渋滞下に位置すると判断された場合に、上記交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する。
交通渋滞情報作成部120は、実施の形態1と同様、記憶部140に記憶された道路地図情報を入力し、入力された道路地図情報に対して、渋滞判断結果に基づいて、渋滞判断結果が判断された上記移動体の位置座標に、例えば、渋滞マーク或いは正常マークをつける。言い換えれば、交通渋滞情報作成部120は、移動体通信装置200によって判断された渋滞位置を道路地図上に記載(入力)することで交通渋滞情報としての渋滞マップを作成する。或いは、渋滞位置とそうでない位置とを区別した道路マップを作成する。
【0052】
交通渋滞情報送信部130は、上記交通渋滞情報作成部120により作成された交通渋滞情報を衛星を介して渋滞要求パケットを送信した移動体通信装置200に送信する。
【0053】
以上のように、実施の形態3によれば、実施の形態1と同様、移動体としての車両が本当に渋滞の渦中にあるのか、単に停車しているだけなのか、或いは、故障により停車しているだけなのか判断できないといった問題を解消した的確な渋滞情報を全国規模で簡便かつ安価にて、生成し、提供することができる。また、準天頂衛星を用いることで、高精度測位ができ、かつ、広範囲の位置で情報を入手可能となる。また、交通情報を渋滞要求パケットに格納して移動体から入手することにより、渋滞情報を効率よく収集することができる。
また、センター側にて渋滞判断をおこなうことにより、統一的な渋滞判断をおこなうことができる。また、移動体での負荷を抑えることができる。言い換えれば、渋滞判断部を装備することによるコストからユーザ個人を開放することができる。
【0054】
実施の形態4.
図15は、実施の形態4における移動体通信装置の構成を示す図である。
図15において、移動体通信装置200は、図12の構成に対し、さらに、交通情報収集部290を備えている。道路交通情報収集管理装置100の構成は、図13と同様である。
【0055】
交通情報収集部290は、上記移動体201の交通情報を収集する。交通情報収集部290は、例えば、センサを移動体201の一例としての車両外周部に取りつけ、前方の車両との距離、路測との距離を測定し、測定された各距離を交通情報として収集する。
【0056】
GPS受信部210、位置計算部220、バッファ部280、受信部255、出力部256の動作は、上記各実施の形態と同様である。
渋滞情報要求パケット生成部235は、上記交通情報収集部290により収集された移動体の交通情報と上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の複数の位置座標とを格納した渋滞情報要求パケットを生成する。
図16は、実施の形態4における渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
図16において、渋滞情報要求パケットは、図14の各情報に加えて、さらに、交通情報が格納されている。
【0057】
変換部240は、上記交通情報収集部290により収集された移動体201の交通情報と上記位置計算部220により計算された上記移動体の位置座標とを電波に変換する。そして、送信部250は、上記変換部240により変換された電波を上記衛星を介して送信する。
【0058】
一方、センター側では、受信部110が、移動体201に設置された移動体通信装置200から交通情報と上記移動体の位置座標とが格納された渋滞情報要求パケットを受信する。上記渋滞情報要求パケットは、上記移動体通信装置から上記交通渋滞情報送信部により送信される交通渋滞情報を要求する渋滞情報の要求メッセージが格納されている。
【0059】
渋滞判断部150は、上記受信部110により受信された交通情報と上記移動体201の位置座標とに基づいて、上記移動体201が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。渋滞判断部150は、例えば、所定の期間における上記位置計算部220により計算された上記移動体201の複数の位置座標間の相対距離に基づいて、所定の基準により上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する。例えば、所定の期間として、1分間に100m以上、移動体201が移動していなかったら渋滞と判断する。渋滞判断部150は、さらに、上記移動体201が道路上の車線中央部に位置する場合に渋滞と判断する。また、渋滞判断部230は、前方の車両との距離が短く、路測との距離が長い場合に渋滞と判断する。渋滞中は、前方の車両との距離が短くなりがちであるから渋滞と判断できる。そして、路測との距離が長い場合にすることにより、路測との距離が短い場合に想定される単に停車している場合を排除することができる。
【0060】
上記交通渋滞情報作成部120は、上記渋滞判断部150により上記移動体201が交通渋滞下に位置すると判断された場合に、上記交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する。言い換えれば、交通渋滞情報作成部120は、上記受信部110により受信された交通情報と上記移動体201の位置座標とに基づいて、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する。
【0061】
交通渋滞情報送信部130は、上記交通渋滞情報作成部120により作成された交通渋滞情報を衛星を介して移動体通信装置200に送信する。
【0062】
以上のように、実施の形態4によれば、実施の形態3の効果に加え、交通情報収集部290を備えることにより、実施の形態3とは異なる手段により移動体としての車両が本当に渋滞の渦中にあるのか、単に停車しているだけなのか、或いは、故障により停車しているだけなのか判断できないといった問題を解消した的確な渋滞情報を全国規模で簡便かつ安価にて、生成し、提供することができる。
【0063】
実施の形態5.
上記各実施の形態では、渋滞情報を入手したがっているユーザ側の移動体通信装置200から渋滞情報要求パケットを道路交通情報収集管理装置100に送信することにより、道路交通情報収集管理装置100は、同時に渋滞情報を入手していた。実施の形態5では、ユーザ側が渋滞情報を入手したいかどうかにかかわらず、道路交通情報収集管理装置100が、効率よく渋滞情報を入手するシステムについて説明する。
【0064】
図17は、実施の形態5における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
図17において、道路交通情報収集管理装置100は、図13の構成に対し、さらに、抽出部160、外部装置送信部170を備えている。移動体通信装置200の構成は、図12、或いは図15における構成の内、渋滞情報要求パケット生成部235の代わりに、他の用途メッセージ生成部を備えている構成となる。
【0065】
まず、移動体通信装置200は、準天頂衛星500、ゲートウェイ400を介して、他の用途の外部装置と通信している。他の用途として、例えば、移動体通信装置200を設置した移動体201が業務車両の場合、自己の位置を会社に連絡するための定期位置連絡が挙げられる。特に、運送会社では、定期位置連絡をおこなうことが考えられる。或いは、他の用途として、例えば、VOD(ビデオオンデマンド)のための通信が挙げられる。これは、配信会社の装置に対し、例えば、希望する曲の配信を要求する要求メッセージの通信であったり、GPSのための地図を更新するための新しい地図の配信を要求する要求メッセージの通信であったりすることが挙げられる。
【0066】
移動体201側では、他の用途メッセージ生成部が、かかる他の用途メッセージのパケットに、上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の複数の位置座標を格納したパケットを生成する。或いは、上記位置計算部220により計算、補正された上記移動体201の複数の位置座標と上記交通情報収集部290により収集された移動体の交通情報とを格納したパケットを生成する。そして、変換部240で電波に変換後、送信部250で準天頂衛星500を介して運送会社或いは配信会社の各外部装置に送信する。
【0067】
センター側では、ゲートウェイ400で受信したパケットをまず、道路交通情報収集管理装置100に送信し、受信部110が、上記移動体通信装置200から上記交通渋滞情報送信部130により送信される交通渋滞情報を求める渋滞情報要求メッセージとは異なる上記他の用途メッセージを受信する。
【0068】
抽出部160は、上記受信部110により受信された他の用途メッセージから上記交通情報と上記移動体の位置座標とを抽出する。
そして、外部装置送信部170は、上記抽出部160により上記移動体の位置座標、或いは上記交通情報と上記移動体の位置座標とが抽出された残りのメッセージを上記他の用途メッセージに該当する外部装置へ送信する。
【0069】
道路交通情報収集管理装置100は、上記抽出部160により抽出された上記移動体の位置座標、或いは上記交通情報と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記各実施に形態のように渋滞情報を生成し、送信する。
【0070】
図17では、道路交通情報収集管理装置100側で渋滞判断をおこなっているが、実施の形態1,2のように移動体通信装置200で渋滞判断をおこなう場合であっても同様である。すなわち、受信部110が、上記移動体通信装置200から上記交通渋滞情報送信部130により送信される交通渋滞情報を求める渋滞情報要求メッセージとは異なる上記他の用途メッセージを受信する。上記他の用途メッセージのパケットには、上記移動体の位置座標と渋滞判断結果とが格納されている。
【0071】
抽出部160は、上記受信部110により受信された他の用途メッセージから上記渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とを抽出する。
そして、外部装置送信部170は、上記抽出部160により上記渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とが抽出された残りのメッセージを上記他の用途メッセージに該当する外部装置へ送信する。
【0072】
道路交通情報収集管理装置100は、上記抽出部160により抽出された上記渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記各実施に形態のように渋滞情報を生成し、送信する。
【0073】
図18は、他の用途メッセージの一例を示す図である。
図18では、他の用途メッセージに、アドレス等のヘッダ、渋滞情報、他の用途の情報要求メッセージが格納されている。渋滞情報として、例えば、複数の位置情報と各位置情報の取得時刻、或いは、複数の位置情報と各位置情報の取得時刻と交通情報、或いは、位置情報と位置情報の取得時刻と渋滞判断結果が挙げられる。
【0074】
以上のように、実施の形態5によれば、上記各実施の形態の効果に加え、他の用途メッセージに渋滞情報の基となる情報を格納することにより、渋滞情報を広く効率よく収集することができる。
【0075】
実施の形態6.
図19は、実施の形態6におけるシステムの構成を示す図である。
図19では、移動体201側を省略した図となっている。
図19では、図17における道路交通情報収集管理装置100の抽出部160と外部装置送信部170とをゲートウェイ400側に設置した構成を示している。すなわち、ゲートウェイ400は、抽出部440を備えている。
また、送信部430は、上記抽出部440により抽出された実施の形態5における上記移動体の位置座標、或いは上記交通情報と上記移動体の位置座標とを道路交通情報収集管理装置100に送信する。そして、送信部430がネットワーク1に情報を送信する場合に、上記抽出部440により実施の形態5における上記移動体の位置座標、或いは上記交通情報と上記移動体の位置座標とが抽出された残りのメッセージを上記他の用途メッセージに該当する外部装置600へ送信する。
【0076】
或いは、送信部430は、上記抽出部440により抽出された実施の形態5における上記渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とを道路交通情報収集管理装置100に送信する。そして、送信部430がネットワーク1に情報を送信する場合に、上記抽出部440により実施の形態5における上記渋滞判断結果と上記移動体の位置座標とが抽出された残りのメッセージを上記他の用途メッセージに該当する外部装置600へ送信する。
【0077】
以上のように、実施の形態6によれば、上記各実施の形態の効果に加え、センター側の負荷を抑えることができる。また、他の用途メッセージが道路交通情報収集管理装置100を経由しない分、外部装置600への送信を早くすることができる。外部装置600への送信を早くすることができるため、特に、動画、曲といったリアルタイム性が求められる情報に対し、移動体通信装置での受信が精度よいもの、言い換えればきれいな情報となる。
【0078】
実施の形態7.
図20は、実施の形態7における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
図20において、道路交通情報収集管理装置100は、図13の構成に対し、さらに、課金部190、移動体通信装置識別部180を備えている。移動体通信装置200の構成は、図12、或いは図15と同様である。
【0079】
課金部190は、上記交通渋滞情報送信部130により送信される交通渋滞情報に対して課金する。
移動体通信装置識別部180は、上記受信部110により受信された上記移動体の位置座標、或いは交通情報と上記移動体の位置座標とを送信した上記移動体通信装置200を識別する。識別は、例えば、上記受信部110により受信される渋滞情報要求パケットに、さらに、上記移動体通信装置200を識別する識別子を格納する。
上記課金部190は、上記移動体通信装置識別部180により識別された移動体通信装置200に対して上記課金される金額を割り引く。
【0080】
以上のように、渋滞情報の基となる情報を提供してくれる移動体に対し、サービス料金を割安にする。ユーザによっては、自己の情報を提供したくない者もいるだろうが、サービス料金を割安にすることで情報の提供を促すことができる。
【0081】
図20では、道路交通情報収集管理装置100側で渋滞判断をおこなっているが、実施の形態1,2のように移動体通信装置200で渋滞判断をおこなう場合であっても同様である。
すなわち、移動体通信装置識別部180は、上記受信部110により受信された上記移動体の位置座標と渋滞判断結果とを送信した上記移動体通信装置200を識別する。そして、上記課金部190は、上記移動体通信装置識別部180により識別された移動体通信装置200に対して上記課金される金額を割り引く。
【0082】
本実施の形態7では、自己の情報を提供したくないユーザのために、渋滞情報の基となる情報をパケットに格納しないように選択する選択部を備えても構わない。
【0083】
以上のように、実施の形態7によれば、上記各実施の形態の効果に加え、渋滞情報の基となる情報を提供してくれる移動体に対し、サービス料金を割安にすることで、さらに、多くの渋滞情報を収集することができる。
【0084】
実施の形態8.
図21は、実施の形態8における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
図21において、道路交通情報収集管理装置100は、図20の構成に対し、さらに、情報量判断部181を備えている。移動体通信装置200の構成は、図12、或いは図15と同様である。
情報量判断部181は、上記受信部110により受信された交通情報の情報量を判断する。情報量は、例えば、受信部110が受信するパケット数で判断する。
課金部190は、上記情報量判断部181により判断された交通情報の情報量に応じて上記課金される金額を割り引く。
【0085】
以上のように、実施の形態8によれば、上記各実施の形態の効果に加え、渋滞情報の基となる情報を提供してくれる移動体に対し、交通情報の情報量に応じてサービス料金を割安にすることで、さらに、多くの渋滞情報を収集することができる。
【0086】
以上の説明において、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。これらのプログラムは、例えば、C言語により作成することができる。或いは、HTMLやSGMLやXMLを用いても構わない。或いは、JAVA(登録商標)を用いて画面表示を行っても構わない。
【0087】
また、以上の説明において、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものを、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成する場合、移動体通信装置200は、図示されていないが、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。CPUは、バスを介してROM(Read Only Memory)(記憶装置の一例である)、RAM(Random Access Memory)(記憶装置の一例である)、電波/デジタルデータ変換装置、通信ボード、表示装置、磁気ディスク装置(記憶装置の一例である)、スピーカ等と接続されている。道路交通情報収集管理装置100も同様に、プログラムを実行するCPUを備え、CPUは、バスを介してROM、RAM、電波/デジタルデータ変換装置、通信ボード、磁気ディスク装置(記憶装置の一例である)等と接続されている。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群が記憶されている。プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
プログラムにより構成する場合、上記プログラム群には、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものにより実行されるプログラムが記憶されている。ファイル群には、上記実施の形態の説明において「〜情報」として説明したものが記憶されている。
また、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、上記各実施の形態を実施させるプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
【0088】
【発明の効果】
本発明によれば、全国規模の渋滞情報を簡便かつ安価にて、的確な渋滞情報を生成し、提供することができる。また、移動体側にて渋滞判断をおこなうことにより、全国の道路情報を管理するセンターでの負荷を抑えることができる。また、交通情報を渋滞要求パケットに格納して移動体から入手することにより、渋滞情報を効率よく収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるシステムの構成を示す図である。
【図2】 今後計画されている技術を示す図である。
【図3】 今後計画されている技術を示す図である。
【図4】 準天頂衛星を利用した測位システムを示す図である。
【図5】 準天頂衛星を利用した測位システムの構成を示す図である。
【図6】 実施の形態1における移動体通信装置の構成を示す図である。
【図7】 GPS情報と補正データとの一例を示す図である。
【図8】 自己の位置情報の一例を示す図である。
【図9】 渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
【図10】 実施の形態1における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
【図11】 実施の形態2における移動体通信装置の構成を示す図である。
【図12】 実施の形態3における移動体通信装置の構成を示す図である。
【図13】 実施の形態3における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
【図14】 実施の形態3における渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
【図15】 実施の形態4における移動体通信装置の構成を示す図である。
【図16】 実施の形態4における渋滞情報要求パケットの一例を示す図である。
【図17】 実施の形態5における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
【図18】 他の用途メッセージの一例を示す図である。
【図19】 実施の形態6におけるシステムの構成を示す図である。
【図20】 実施の形態7における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
【図21】 実施の形態8における道路交通情報収集管理装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク、100 道路交通情報収集管理装置、101 道路交通情報収集管理センター、110 受信部、120 交通渋滞情報作成部、130 交通渋滞情報送信部、140 記憶部、150 渋滞判断部、160 抽出部、170 外部装置送信部、180 移動体通信装置識別部、181 情報量判断部、190 課金部、200 移動体通信装置、201 移動体、210 GPS受信部、211 アンテナ、220 位置計算部、230 渋滞判断部、235 渋滞情報要求パケット生成部、240 変換部、250 送信部、251 アンテナ、255 受信部、256 出力部、260 記憶部、270 検出部、280 バッファ部、290 交通情報収集部、300 GPS衛星、400ゲートウェイ、430 送信部、440 抽出部、500 準天頂衛星、550 測位用静止衛星、600 外部装置。

Claims (17)

  1. 移動体に設置され、上記移動体のGPS(Global Positioning System)情報を衛星より受信する受信部と、
    上記受信部により受信されたGPS情報に基づき上記移動体の位置座標を計算する位置計算部と、
    上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する記憶部と、
    上記位置計算部により計算された上記移動体の位置座標と上記記憶部に記憶された道路地図情報とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する渋滞判断部と、
    上記渋滞判断部により判断された結果と上記位置計算部により計算された上記移動体の位置座標とを電波信号に変換する変換部と、
    上記変換部により変換された電波信号を衛星を介して送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする移動体通信装置。
  2. 上記受信部は、所定の期間、時刻が異なる上記移動体の複数のGPS情報を衛星より受信し、
    上記位置計算部は、上記受信部により受信された複数のGPS情報に基づき上記移動体の複数の位置座標を計算し、
    上記渋滞判断部は、上記位置計算部により計算された上記移動体の複数の位置座標間の相対距離と上記所定の期間とに基づいて、所定の基準により上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の移動体通信装置。
  3. 上記移動体通信装置は、さらに、上記移動体の周辺に位置する他の移動体を検出する検出部を備え、
    上記渋滞判断部は、上記検出部により検出された他の移動体との距離に基づいて、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の移動体通信装置。
  4. 移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の位置座標を受信する受信部と、
    上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する記憶部と、
    上記記憶部に記憶された道路地図情報と上記受信部により受信された上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成部と、
    上記交通渋滞情報作成部により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信部と
    を備えたことを特徴とする交通渋滞情報生成装置。
  5. 移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の交通情報であって上記移動体が道路上の車線中央部に位置するか否かを判断するための上記移動体と道路の路側との距離を含む交通情報と上記移動体の位置座標とを受信する受信部と、
    上記受信部により受信された交通情報と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成部と、
    上記交通渋滞情報作成部により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信部と
    を備えたことを特徴とする交通渋滞情報生成装置。
  6. 上記受信部は、上記移動体通信装置から上記交通渋滞情報送信部により送信される交通渋滞情報を要求する渋滞情報要求メッセージを受信し、
    上記交通情報と上記移動体の位置座標とは、上記渋滞情報要求メッセージに格納されることを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  7. 上記受信部は、上記移動体通信装置から上記交通渋滞情報送信部により送信される交通渋滞情報を求める渋滞情報要求メッセージとは異なる他の用途メッセージを受信し、
    上記交通情報と上記移動体の位置座標とは、上記他の用途メッセージに格納されることを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  8. 上記交通渋滞情報生成装置は、さらに、上記受信部により受信された他の用途メッセージから上記交通情報と上記移動体の位置座標とを抽出する抽出部と、
    上記抽出部により上記交通情報と上記移動体の位置座標とが抽出された残りのメッセージを上記他の用途メッセージに該当する外部装置へ送信する外部装置送信部と
    を備えたことを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  9. 上記交通渋滞情報生成装置は、さらに、上記受信部により受信された交通情報と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する渋滞判断部を備え、
    上記交通渋滞情報作成部は、上記渋滞判断部により上記移動体が交通渋滞下に位置すると判断された場合に、上記交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成することを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  10. 上記交通渋滞情報生成装置は、さらに、上記交通渋滞情報送信部により送信される交通渋滞情報に対して課金する課金部と、
    上記受信部により受信された交通情報と上記移動体の位置座標とを送信した上記移動体通信装置を識別する移動体通信装置識別部と
    を備え、
    上記課金部は、上記移動体通信装置識別部により識別された移動体通信装置に対して上記課金される金額を割り引くことを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  11. 上記交通渋滞情報生成装置は、さらに、上記交通渋滞情報送信部により送信される交通渋滞情報に対して課金する課金部と、
    上記受信部により受信された交通情報の情報量を判断する情報量判断部と
    を備え、
    上記課金部は、上記情報量判断部により判断された交通情報の情報量に応じて上記課金される金額を割り引くことを特徴とする請求項記載の交通渋滞情報生成装置。
  12. 移動体に設置され、上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する記憶部を備える移動体通信装置の移動体通信方法であって、 上記移動体のGPS(Global Positioning System)情報を衛星より受信する受信工程と、
    上記受信工程により受信されたGPS情報に基づき上記移動体の位置座標を計算する位置計算工程と、
    上記位置計算工程により計算された上記移動体の位置座標と上記記憶部に記憶された道路地図情報とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する渋滞判断工程と、
    上記渋滞判断工程により判断された結果と上記位置計算工程により計算された上記移動体の位置座標とを電波信号に変換する変換工程と、
    上記変換工程により変換された電波信号を上記衛星を介して送信する送信工程と
    を備えたことを特徴とする移動体通信装置の移動体通信方法。
  13. 交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成方法であって、
    移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の位置座標を受信する受信工程と、
    上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報が記憶された記憶装置から上記記憶装置に記憶された道路地図情報を入力する入力工程と、
    上記入力工程により入力された道路地図情報と上記受信工程により受信された上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成工程と、
    上記交通渋滞情報作成工程により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信工程と
    を備えたことを特徴とする交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成送信方法。
  14. 交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成方法であって、
    移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の交通情報であって上記移動体が道路上の車線中央部に位置するか否かを判断するための上記移動体と道路の路側との距離を含む交通情報と上記移動体の位置座標とを受信する受信工程と、
    上記受信工程により受信された交通情報と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成工程と、
    上記交通渋滞情報作成工程により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信工程と
    を備えたことを特徴とする交通渋滞情報生成装置の交通渋滞情報生成送信方法。
  15. 移動体に設置され、上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータである移動体通信装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記移動体のGPS(Global Positioning System)情報を衛星より受信する受信処理と、
    上記受信工程により受信されたGPS情報に基づき上記移動体の位置座標を計算する位置計算処理と、
    上記位置計算処理により計算された上記移動体の位置座標と上記記憶部に記憶された道路地図情報とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、上記移動体が交通渋滞下に位置するかどうかを判断する渋滞判断処理と、
    上記渋滞判断処理により判断された結果と上記位置計算処理により計算された上記移動体の位置座標とを電波信号に変換する変換処理と、
    上記変換処理により変換された電波信号を上記衛星を介して送信する送信処理と
    を上記コンピュータである移動体通信装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. コンピュータである交通渋滞情報生成装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の位置座標を受信する受信処理と、
    上記移動体が道路上の車線中央部に位置するかが識別可能な精度の道路地図情報が記憶された記憶装置から上記記憶装置に記憶された道路地図情報を入力する入力処理と、
    上記入力処理により入力された道路地図情報と上記受信処理により受信された上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成処理と、
    上記交通渋滞情報作成処理により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信処理と
    を上記コンピュータである交通渋滞情報生成装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. コンピュータである交通渋滞情報生成装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    移動体に設置された移動体通信装置から上記移動体の交通情報であって上記移動体が道路上の車線中央部に位置するか否かを判断するための上記移動体と道路の路側との距離を含む交通情報と上記移動体の位置座標とを受信する受信処理と、
    上記受信処理により受信された交通情報と上記移動体の位置座標とに基づいて、上記移動体が道路上の車線中央部に位置する場合に、交通渋滞を示す交通渋滞情報を作成する交通渋滞情報作成処理と、
    上記交通渋滞情報作成処理により作成された交通渋滞情報を衛星を介して送信する交通渋滞情報送信処理と
    を上記コンピュータである交通渋滞情報生成装置に実行させるためのプログラム又は上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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