JP4266403B2 - 通信システム及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システム及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信網に接続され通信を行なうシステムは、PSTN(Public Switched Telephone Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、PSPDN(Packet Switching Public Data Network)、Internet等様々な通信網の中から、システムが取り扱うデータの種別等により必要とされる伝送品質要求に応じて通信網を予め選択し、通信を行なうように構成されている。
【0003】
例えば電話、テレビ会議のような低遅延を要求されるシステムはPSTN、ISDNに接続され、データ転送、電子メールのような遅延が許容されるシステムではPSPDNやInternetに接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、TCP/IPに関連するプロトコルにより、PSTN、ISDN、Internet等様々な網において、接続する通信網に合わせた符号化/圧縮方式を採用し音声/画像通信を行なうシステムを構成するような場合、上記従来技術では、接続する網を予め固定的に設定しなければならないため、例えば、長距離通信はInternetを介して、短距離通信はISDNを介して行ないたい場合など、通信のたびに通信端末の設定を手入力により変更しなければならなかった。また、短距離通信であってもISDN回線がビジーであるためPSTN回線で発信したい場合や、Internet上のトラヒックが混雑し遅延時間等に於いて通信に十分な品質が得られずISDN回線でダイレクトに通信したい場合等も接続やデータ設定をオペレータがいちいち変更しなければならず煩わしいという欠点があった。
【0005】
また、より一般的に、ATM網に代表される、要求する通信品質を満足させるリソース確保が可能である網へ接続するようなシステムでは、要求する通信品質が絵られるリソースが確保できない場合、品質要求を落として通信可能なものとそうではないもの、品質要求を落とす場合も遅延、損失、帯域等数多い品質項目のどの項目からどのように落とすかといった通信品質要求の変更には柔軟に対応できないという欠点があった。
【0006】
そこで本出願に係る発明の目的は、システムによる通信品質要求を網の状態に応じて適切に変更可能な通信システムを提供することにある。
【0007】
また、通信品質の変更をする場合も自動的に行うことができるようにすることを目的とする。
【0008】
また、通信品質に優先順位を付けることができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムにおいて、前記通信装置は、操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択する選択手段と、前記選択手段により選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求する第1の要求手段と、前記第1の要求手段による要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択手段により選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求する第2の要求手段と、を有し、前記選択手段は、前記第2の要求手段による要求が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶手段に記憶されている通信品質のうち、前記選択手段により先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、前記第1及び第2の要求手段は前記要求を前記選択しなおした通信品質により再度行い、前記管理装置は、前記第1の要求手段による要求に従って、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置を検索する検索手段と、前記検索手段による検索結果に基づいて、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置の識別情報のリストを前記接続装置リストとして前記通信装置に通知する通知手段と、を有することを特徴とする通信システムを提供する。
【0010】
また、異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムにおける制御方法において、前記通信装置は、操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶し、該記憶している各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択し、該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求し、該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、前記通信資源の確保が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶している通信品質のうち、先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に再度要求し、該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、前記管理装置は、前記通信装置からの接続装置の検索要求に従って、前記通信装置から要求される前記通信品質を満たす通信を行える接続装置を検索し、該検索結果に基づいて、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置の識別情報のリストを前記接続装置リストとして前記通信装置に通知することを特徴とする制御方法を提供する。
【0011】
また、異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムの前記通信装置において、操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択する選択手段と、前記選択手段により選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求する第1の要求手段と、前記第1の要求手段による要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択手段により選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求する第2の要求手段と、を有し、前記選択手段は、前記第2の要求手段による要求が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶手段に記憶されている通信品質のうち、前記選択手段により先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、前記第1及び第2の要求手段は前記要求を前記選択しなおした通信品質により再度行うことを特徴とする通信装置を提供する。
【0012】
また、異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムの前記通信装置の制御方法において、前記通信装置は、操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶し、該記憶している各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択し、該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求し、該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、前記通信資源の確保が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶している通信品質のうち、先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に再度要求し、該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求することを特徴とする制御方法を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例である所の通信システムであり、LAN、Internet等TCP/IP上での音声通信とPSTN等公衆網での電話通信を接続し通話可能とする電話システムのブロック図である。図1に於いて、101はInternet、102はInternet接続事業者であるInternetサービスプロバイダ、113−2は、PSTN103とInternetサービスプロバイダ102内のLANとに接続され、PSTN103への接続制御機能、PSTN103の電話音声とTCP/IP上での音声データと変換機能を備えるPSTN−LAN電話接続装置、103は一般的なアナログ電話網であるPSTN、114は、IEEE802.3等のLAN115へ接続された機器によりTCP/IP等のプロトコル上で音声通話を行なうよう構成された電話システム(以後LAN電話システムと呼ぶ)であり、120−iは一般的にPSTN103へ接続される電話端末である一般電話端末である。LAN電話システム114は、LAN115とInternet101とを専用線などを介して接続すると共に、ルーティング機能、セキュリティ機能、代理機能等を備えるInternet接続装置112、113−2と同様な機能を備えるPSTN−LAN電話接続装置113−1、LAN115へ接続されると共にマイク、スピーカ、ハンドセットなどの音声入出力装置、ユーザインタフェースを備え、ユーザからの指示によりLAN電話接続制御を行ない、また通話中の音声データの転送処理も行なうLAN電話端末111−i、PSTN−LAN電話接続装置113等の各種接続装置、LAN電話端末111の管理を行なうLAN電話サーバ110から構成される。
【0020】
図2はLAN電話サーバ110のブロック図である。205はIEEE802.3等に準拠したLAN制御部、204はハードディスク等の固定記憶装置、202はCRTディスプレイ等の表示部、203はキーボード、マウス等のキー入力部、201はCPU、ROM、RAM等から構成され、各種制御を司る主制御部である。
【0021】
尚、主制御部201のCPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って各種制御を行う。
【0022】
図3はLAN電話端末111−iのブロック図であり、301はCPU、ROM、RAM等から構成され各種制御を司る主制御装置であり、主制御部301のCPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って各種制御を行う。302はハードディスク等の固定記憶装置、303はCRTディスプレイ等の表示部、304はIEEE802.3等に準拠したLAN制御部、305はキーボード、マウス等のキー入力部、306はハンドセット等マイク、スピーカが接続され、CODEC等によりアナログ情報をディジタル情報へ変換し音声データの入出力を行なう音声入出力部である。
【0023】
図4はInternet接続装置112のブロック図であり、401はCPU、ROM、RAM等から構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムに従って各種制御を行う主制御部、402はハードディスク等の固定記憶装置、404はIEEE802.3等に準拠したLAN制御部、403は専用線の接続インタフェース、データ伝送インタフェースを備える専用線制御部である。
【0024】
図5はPSTN−LAN電話接続装置113のブロック図であり、501はCPU、ROM、RAM等から構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムに従って各種制御を行う主制御部、502はハードディスク等の固定記憶装置、504はIEEE802.3に準拠したLAN制御部、503はPSTN103に対する接続制御を行なうとともにCODECを備えPSTNからのアナログ情報をディジタル情報へ変換することが可能なPSTN制御部である。
【0025】
図7はLAN電話システム114の制御データの構造図である。701はLAN電話端末111−iの制御データ構造、702は音声通話を行なうデータの流れである通話データフローのデータ構造図、703はLAN電話サーバ110の制御データ構造、704はPSTN−LAN電話接続装置113の制御データ構造である。
【0026】
701のLAN電話端末111−iにおける制御属性データ712は自分自身を識別する端末ID、管理対象であるサーバを識別するサーバID、設定した発信先IDに対応して生成された通話データフローを識別するフローIDリストからなり、制御処理713は発信先IDの設定処理、通信品質要求を規定するQoSの設定処理、フローIDリストから発信或いはQoS設定を行なう対象となるフローを選択するフロー選択処理、発信処理、切断処理からなる。
【0027】
702の通話データフローの持つ制御属性データ722は自分自身を識別するフローID、通話データの源となる端末を識別する端末ID、通話データの到着先を識別する発信先ID、中継を行なう接続装置ID、通信品質要求を規定するQoSリストからなり、制御処理723は発信先IDの参照処理、接続装置IDの設定/参照処理、QoSリストの設定/参照処理からなる。
【0028】
703のLAN電話サーバ110の持つ制御属性データ732は自分自身を識別するサーバID、自分が管理する接続装置のIDリスト、自分が管理する端末のIDリストからなり、制御処理733は要求されるQoSを満足させる接続装置を検索する接続装置検索処理からなる。
【0029】
704のPSTN電話接続装置の制御属性データ742は自分自身を識別する接続装置ID、収容する回線が使用中で有るか否か等の情報を保持するPSTN接続状態、自分自身が保証する通信品質を規定する保証QoSからなり、制御処理743は自分自身が接続する網へ要求されたQoSを満足するリソースの確保を要求するリソース確保処理、確保したリソースを解放するリソース開放処理、接続制御を行なう接続処理、保証QoSを参照する保証QoS参照処理からなる。
【0030】
図8の801は図7の電話データフローの制御データ722に保存されるQoSリストのブロック図であり、複数のQoS(812−1...812−N)とその数を示すLength811から構成される。任意のQoS812−iは平均ビットレート821、最高ビットレート822、平均遅延時間823、最大遅延時間824、パケット損失率825から構成される。接続装置データ構造704の制御データ属性742の保証QoSもこのQoS812−iと同様の構成を採る。
【0031】
次に図9、図10に示すシーケンス図を用いてLAN電話システム114内の任意のLAN電話端末111−iからPSTN103に接続された任意の一般電話端末120−iへInternet接続装置112、Internet101、Internetサービスプロバイダ102のPSTN−LAN電話接続装置113−2を介してPSTN103発信し通話を行なう動作について説明する。
【0032】
LAN電話端末111−iに於いて発信先ID設定を行い、その発信先をフロー選択処理により選択をし発信操作を行なうことによりLAN電話端末111−iは対象となる通話データフロー702のQoSリスト参照処理により第一優先に指定されたQoS、図8の各QoSが優先順位の高い順に並んでいるとするとQoS−1を読み出し、LAN電話サーバ110の接続装置検索処理を起動する(901)。LAN電話サーバ110はQoS−1を満足することが可能なPSTN−LAN電話接続装置113を検索し、結果を接続装置IDリストとしてLAN電話端末111−iへ返す(902)。LAN電話端末111−iは得られた接続装置IDリストより任意に接続装置IDを選択し、選択したPSTN−LAN電話接続装置113−2に対してリソース確保処理を行なう。リソース確保処理に伴うリソース確保メッセージは途中経路のInternet接続装置112、Internet101の各々でリソース確保の確認を行ないながらPSTN−LAN電話接続装置113−2へ到達する(902−905)。PSTN−LAN電話接続装置113−2はPSTN103へ発信信号906を送出し、発信音907の確認によりリソース確保が許可された旨の応答908を返す。この応答は再び途中経路であるInternet101、Internet接続装置112を経てLAN電話端末111−iへ到着する(908−910)。LAN電話端末111−iはリソース確保の許可を受けると、引き続きPSTN−LAN電話接続装置113−2に対して発信先IDへの接続処理を受けると、引き続きPSTN−LAN電話接続装置113−2に対して発信先IDへの接続処理を行なう(911)。PSTN−LAN電話接続装置113−2は接続処理の起動を受けると発信先IDで指定されたダイヤル情報によりPSTN103へダイヤル信号912を送出する。PSTN103はダイヤル信号912を受けることによりダイヤル信号で指定された一般電話端末120−iに着信信号913を送出しPSTN−LAN電話接続装置113−2へ呼出音914を送出する。PSTN−LAN電話接続装置113−2はアナログ信号である呼出音914をTCP/IP上の音声データ915に変換しLAN電話端末111−iに送出する。LAN電話端末111−iはTCP/IP上の音声データである呼出音915を受けるとアナログ信号へ再び変換しスピーカ等音声出力部より出力する。ここで、着信のあった一般電話端末120−iの利用者が応答(オフフック)を行なうと、PSTN103へ応答信号916が送出され、それを受けてPSTN103から送出された応答信号917をPSTN−LAN電話接続装置113−2が検出した後、応答918をLAN電話端末111−iへ送出する。LAN電話端末111−iは応答918を受け通話919が確立する。
【0033】
通話が終了し一般電話端末120−iがオフフックを行なうとPSTN103が開放920され、それに基づきPSTN103より送出されるビジートーン921はPSTN−LAN電話接続装置113−2によりTCP/IP上でのビジートーン922へ変換されLAN電話端末111−iへ送出される。LAN電話端末111−iにおける切断操作によりPSTN−LAN電話接続装置113−2に対してリソース開放処理が起動され、リソース開放処理は途中経路であるInternet接続装置112、Internet101においてリソース開放処理を行ないながらPSTN−LAN電話接続装置113−2へ到達し(923−925)、PSTN103を開放926した後、確認927を返信し通話に関する処理を終了する。
【0034】
次に図11、図12のシーケンス図を用いて要求するQoSを第一優先から次の優先へ変更し通話を行なう場合の動作について説明する。
【0035】
図9、図10の場合と同様、LAN電話端末111−iにおいて発信先ID設定、発信操作を行なうことによりLAN電話サーバ110に対してQoS−1の条件の下での接続装置検索処理1101が起動され、接続装置IDリスト1102を得る。接続装置IDリストでは図9、図10の場合と同様にInternet101を介して接続されたPSTN−LAN接続装置113−2のみが選択されていたとすると、Internet接続装置112、Internet101へ順次リソース確保処理が行なわれる(1103、1104)。ここで、Internet101内において要求された通信品質QoS−1が満足できるほどのリソースの確保が困難であった場合、Internet101は拒否1105を返す。拒否1105はInternet接続装置112を経て拒否1106としてLAN電話端末111−iへ到達する。LAN電話端末111−iは拒否1106を受けると通信データフロー702のQoSリストを参照し次優先のQoS−2を読み出す。そしてQoS−1の場合と同様な手順によりQoS−2の下で接続装置検索処理1107を行い接続装置IDリスト1108を得、QoS−2を満足するとして選択されたPSTN−LAN接続装置113−1に対してリソース確保操作1109を行なう。PSTN−LAN接続装置113−1はPSTN103に対して発信信号1110を送出し、発信音1111を確保した後、LAN電話端末111−iに対して許可1112を送出する。以下通話1121に至るまでは図9、図10の911−919と同様の手順により処理される。通話1121の終了時、LAN電話端末111−iに於いて先に切断操作を行なった場合は、PSTN−LAN電話接続装置113−1に対してリソース開放処理1122が行われ、PSTN103のリソースが開放され(1123)、確認1125が返信される。また、PSTN103の開放1123により、通話を行なっていた一般電話端末120−iにはビジートーン1124が送出され、オンフックにより開放される。(1126)。
【0036】
次に図13〜図19に示すフロー図を用いて、LAN電話端末111−iの動作について説明する。
【0037】
図13に示すLAN電話端末111−iの処理では、発信先ID設定操作の検出(S1301;Yes)により発信先ID設定処理(図14)(S1311)へ、QoS設定操作の検出(S1302;Yes)によりQoS設定処理(図15)(S1321)へ、発信操作の検出(S1303;Yes)により発信処理(図16)(S1331)へ移行する。また、フロー選択操作が検出(S1304;Yes)された場合、通話データフローの選択(S1341)を行いLAN電話端末処理へ戻る(S1305)。何れも検出されない場合(S1301〜S1304;No)はLAN電話端末処理を繰り返す(S1305)。
【0038】
図14に示す発信先ID設定処理では、発信先DI設定操作時に渡された発信先IDが発信先IDとして不正でないか否かをチェックし、不正でない場合(S1401;No)、通話データフロー702を生成し(S1402)、LAN電話端末処理(図13)へ戻る(S1403)。発信先IDが不正であった場合(S1401;Yes)、ID設定値エラーの表示を行い(S1411)、LAN電話端末処理(図13)へ戻る(S1412)。
【0039】
図15に示すQoS設定処理では、QoS設定操作時に通話データフローが選択されているか否かをチェックし、選択されていない場合(S1501;No)、通話データフローの選択を行い(S1511)、QoS設定処理へ戻る(S1512)。通話データフローが選択されると(S1501;Yes)、選択された通話データフローのQoSリストを参照・表示し(S1502)、キー入力部305からのQoSリストの追加・変更の入力を取得する(S1503)。次に入力データが不正でないか否かチェックを行ない(S1504)、不正である場合(S1504;Yes)、入力エラー表示を行ない(S1541)、追加・変更の入力取得処理(S1503)へと戻り、不正でない場合(S1504;No)、通話データフローに対してQoS変更操作を行ない(S1505)、LAN電話端末処理(図13)へと戻る(S1506)。
【0040】
図16に示す発信処理では、まず、発信操作時に通話データフローが選択されていたか否かをチェックする(S1601)。選択されていなかった場合(S1601;No)、通話データフローの選択を行い(S1611)、発信処理へ戻る(S1619)。通話データフローが選択されている場合(S1601;Yes)、その通話データフローのQoSリストを参照し第一優先のQOSを読み出す(S1602)。QoSの読み出しが可能であったならば(S1603;No)、LAN電話サーバ110に対してそのQoSを満足可能な接続装置を検索してもらうための操作を行い、該当する接続装置IDのリストをLAN電話サーバ110から得る(S1604)。LAN電話サーバ110から取得した接続装置IDリストが空の場合(S1605;Yes)、発信処理エラー表示を行ない(S1651)、LAN電話端末処理(図13)へ戻る(S1659)。接続装置IDリストが空でない場合(S1605;No)、接続装置IDを一つ(例えばランダムに)選択し、接続装置IDリストからは削除する(S1606)。接続装置IDが得られる(S1607;No)と該当する接続装置に対して、選択しているQoSを満足可能するリソース確保操作を起動する(S1608)。リソース確保が許可された場合(S1609;Yes)、通話データフローから得られる発信先IDへの接続操作を起動し(S1610)、呼出中処理(図17)へと移行する(S1690)。また、リソース確保が拒否された場合(S1609;No)、接続装置IDリストより別の接続装置IDを再び選択する(S1606)。ここで、接続装置IDが得られない(S1607;Yes)すなわち接続装置IDリストの全てに対してリソースの確保処理が拒否された場合、QoSリストより次優先のQoSを読み出し(S1671)、再び接続装置検索操作を起動する(S1604)。ここで、次優先のQoSが存在しない場合(S1603;Yes)、発信処理エラー表示を行い(S1631)、LAN電話端末処理(図13)へと戻る(S1639)。
【0041】
図17に示す呼出中処理では、切断操作を検出(S1701;Yes)すると切断処理(図19)へと移行(S1711)し、応答受信(S1702;Yes)を行なうと接続中処理(図18)(S1721)へと移行する。何れも行われない場合(S1701,S1702;No)、呼出中処理を繰り返す(S1703)。
【0042】
図18に示す接続中処理では、切断操作を検出(S1801;Yes)すると切断処理(図19)へ移行し(S1811)、そうでない場合(S1801;No)、接続中処理を繰り返す(S1802)。
【0043】
図19に示す切断処理では、接続中の接続装置に対してリソース開放操作(S1901)を行い、確認を受信して(S1903;Yes)、LAN電話端末処理(図13)へ戻る(S1904)。確認が受信されない場合(S1903;No)、切断処理エラー表示を行ない(S1931)、LAN電話端末処理(図13)へ戻る(S1904)。
【0044】
次に図20、図21のフロー図を用いてLAN電話サーバ110の動作について説明する。
【0045】
図20に示すLAN電話サーバ処理では、接続装置検索操作を検出すると(S2001;Yes)、接続装置検索処理(図21)へと移行し(S2011)、そうでない場合(S2001;No)、LAN電話サーバ処理を繰り返す(S2002)。
【0046】
図21に示す接続装置検索処理では、まず検索結果となる検索接続装置IDリストを初期化し(S2101)、自己が管理する接続装置IDリストより接続装置IDを取得する(S2102)。接続装置IDを取得すると(S2103;No)、該当する接続装置の保証QoSを参照し(S2104)、その保証QoSが処理起動時にLAN電話端末111から指定されたQoSを満足する場合(S2105;Yes)すなわちQoS802に示す平均ビットレート821、最高ビットレート822の保証値がLAN電話端末111からの要求値を上回り、平均遅延時間823、最大遅延時間824、パケット損失率825の保証値がLAN電話端末111からの要求値を下回った場合、検索結果となる接続装置IDリストへ追加する(S2151)。また、要求を満足しない場合(S2105;No)、次の接続装置IDを取得する(S2102)。取得可能な接続装置IDが無くなった場合(S2103;Yes)、接続装置検索を要求したLAN電話端末111に検索接続装置IDリストを通知し(S2131)、LAN電話サーバ処理(図20)へと戻る(S2139)。
【0047】
次に図22〜25のフロー図を用いてPSTN−LAN電話接続装置113の動作について説明する。
【0048】
図22に示すPSTN−LAN電話接続装置処理では、LAN電話端末111からのリソース確保操作を検出(S2201;Yes)した場合PSTNリソース確保処理(図23)へ(S2219)、接続操作を検出(S2202;Yes)した場合、PSTN接続処理(図24)へ(S2229)、リソース開放操作を検出(S2203;Yes)した場合、PSTNリソース開放処理(図25)(2239)へ移行し、さもなければ(S2201〜S2203;No)PSTN−LAN電話接続装置処理を繰り返す(S2209)。
【0049】
図23に示すPSTNリソース確保処理では、まず前述した収容する回線が使用中であるか否か等の情報を保持する図7の742のPSTN接続状態より空き状態の外線を選択し(S2301)、空外線が得られた場合(S2302;No)、その外線に対して発信信号を送出する(S2303)。発信信号に対して網から得られる発信音を検出できたなら(S2304;Yes)、LAN電話端末111へ許可を返信し(S2305)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へ戻る(S2309)。また、発信音を検出できない場合(S2304;No)は再び別の空外線を選択し(S2301)同様の処理を行う。また、選択する空外線が無くなった場合(S2302;Yes)、LAN電話端末111へ拒否を返信し(S2321)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へ戻る(S2329)。
【0050】
図24に示すPSTN接続処理では、まずリソースが確保されているか否か、すなわち外線が捕捉され発信状態となっているか否かをチェックする(S2401)。リソースが確保されていない場合(S2401;No)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へ戻る(S2419)。また、リソースが確保されている場合(S2401;Yes)、処理起動時にLAN電話端末111から得られる発信先IDに基づいたダイヤル信号を送出し(S2402)、相手電話端末からの応答信号を待つ(S2403;No)。応答信号が受信された場合(S2403;Yes)は、LAN電話端末111へ応答を返信し(S2404)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へと戻る(S2409)。尚、図示しないが応答信号が受信されるまでの待ち状態に於いてリソース開放処理が起動された場合は後述する図25に示すPSTNリソース開放処理へと移行する。
【0051】
図25に示すPSTNリソース開放処理では、まず図24のPSTN接続処理と同様にリソースが確保されているか否かチェックし(S2501)、リソースが確保されていない場合(S2501;No)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へと戻る(S2519)。また、リソースが確保されている場合(S2501;Yes)、網(PSTN103)を開放し(S2502)、LAN電話端末111へ確認を返信し(S2503)、PSTN−LAN電話接続装置処理(図22)へと戻る(S2509)。
【0052】
以上のように本実施例によれば、通信に要求される平均ビットレート、最高ビットレート、平均遅延時間、最大遅延時間、パケット損失率等の通信質品を網の状態に応じて柔軟に選択できる。
【0053】
また、通信質品の選択は、自動的に行なわれるので、ユーザは意識することなく、最適な通信品質で通信することができる。
【0054】
また、通信質品はユーザが優先順位をつけて複数設定できる。
【0055】
特に、LAN、Internet、PSTNなど、異なる通信方式の網を介して通信を行う際に、最適な通信質品を選択することができる。
【0056】
(実施例2)
次に、第1の実施例の図8のQoSリスト801を図26のQoSリスト803へ変更し、図6のようにコスト算出テーブル600を加えた第2の実施例について説明する。
【0057】
図6に示すコスト算出テーブル600はLAN電話サーバ110が参照可能であり、LAN電話サーバ110が管理するPSTN−LAN電話接続装置113−1〜Nと発信先IDエリア(この場合市外局番)との単位通話料金が表形式で保存されている。
【0058】
図26のQoSリスト803は、図8のQoSリスト801に、そのQoSを得るために許容されるコスト上限841が付加されたものである。
【0059】
次に動作について説明する。基本的な動作は第1の実施例と同様であり、LAN電話サーバ110の接続装置検索処理(図21)における要求QoSを満足するか否かの判断(S2105)を上記コスト算出テーブル600、QoSリスト803を用いるよう変更する。すなわち、要求満足判断の処理(S2105)に於いて、コスト算出テーブル600から所望の単位料金を読み出し、その値がコスト上限841以下であるか否かと第1の実施例に示す判断結果との両者を満足する場合に要求されるQoSを満足すると判断する。
【0060】
本実施例によれば、通信品質の要素として、通信コストも考慮した最適な通信品質を選択することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザが通信品質の優先度を予め設定でき、この優先度に基づいて通信品質を選択できるので、ユーザの意図にあった品質の通信が可能となる。また、通信装置はユーザが予め設定した優先度に基づく通信品質の通信を行うための接続装置をリストとして管理装置から受取り、該リストの各接続装置に通信資源の確保を要求でき、さらに、リスト内の全接続装置から通信資源の確保が拒否されても、ユーザが設定した次の優先度の通信品質の通信を行うための接続装置を管理装置から再度受け取り、該リストの各接続装置に通信資源の確保を要求できるので、網の状態に応じた接続装置に通信資源を確保させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る通信システムのブロック図
【図2】本発明の実施例に係るLAN電話サーバのブロック図
【図3】本発明の実施例に係るLAN電話端末のブロック図
【図4】本発明の実施例に係るIternet接続装置のブロック図
【図5】本発明の実施例に係るPSTN−LAN電話接続装置のブロック図
【図6】本発明の第2の実施例に係るコスト算出テーブル
【図7】本発明の実施例に係るシステム制御データの構造図
【図8】本発明の第1の実施例に係る通信品質データの構造図
【図9】本発明の実施例にかかる通信システムの第一優先接続時のシーケンス図
【図10】本発明の実施例にかかる通信システムの第一優先接続時のシーケンス図
【図11】本発明の実施例にかかる通信システムの第二優先接続時のシーケンス図
【図12】本発明の実施例にかかる通信システムの第二優先接続時のシーケンス図
【図13】本発明の実施例にかかるLAN電話端末処理のフロー図
【図14】本発明の実施例にかかる発信先ID設定処理のフロー図
【図15】本発明の実施例にかかるQoS設定処理のフロー図
【図16】本発明の実施例にかかる発信処理のフロー図
【図17】本発明の実施例にかかる呼出中処理のフロー図
【図18】本発明の実施例にかかる接続中処理のフロー図
【図19】本発明の実施例にかかる切断処理のフロー図
【図20】本発明の実施例にかかるLAN電話サーバ処理のフロー図
【図21】本発明の実施例にかかる接続装置検索処理のフロー図
【図22】本発明の実施例にかかるPSTN−LAN電話接続装置処理のフロー図
【図23】本発明の実施例にかかるPSTNリソース確保処理のフロー図
【図24】本発明の実施例にかかるPSTN接続処理のフロー図
【図25】本発明の実施例にかかるPSTNリソース開放処理のフロー図
【図26】本発明の第2の実施例に係る通信品質データの構造図
【符号の説明】
101 Internet
102 Internetサービスプロバイダ
103 PSTN
110 LAN電話サーバ
111 LAN電話端末
112 Internet接続装置
113 PSTN−LAN電話接続装置
120 一般電話端末
Claims (12)
- 異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムにおいて、
前記通信装置は、
操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求する第1の要求手段と、
前記第1の要求手段による要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択手段により選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求する第2の要求手段と、を有し、
前記選択手段は、前記第2の要求手段による要求が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶手段に記憶されている通信品質のうち、前記選択手段により先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、
前記第1及び第2の要求手段は前記要求を前記選択しなおした通信品質により再度行い、
前記管理装置は、
前記第1の要求手段による要求に従って、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置を検索する検索手段と、
前記検索手段による検索結果に基づいて、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置の識別情報のリストを前記接続装置リストとして前記通信装置に通知する通知手段と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムにおける制御方法において、
前記通信装置は、
操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶し、
該記憶している各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択し、
該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求し、
該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、
前記通信資源の確保が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶している通信品質のうち、先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、
該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に再度要求し、
該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、
前記管理装置は、
前記通信装置からの接続装置の検索要求に従って、前記通信装置から要求される前記通信品質を満たす通信を行える接続装置を検索し、
該検索結果に基づいて、前記通信品質を満たす通信を行える接続装置の識別情報のリストを前記接続装置リストとして前記通信装置に通知することを特徴とする制御方法。 - 前記通信品質は、複数のパラメータを含むことを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
- 前記通信品質は、通信に要求される平均ビットレート、最高ビットレート、平均遅延時間、最大遅延時間、パケット損失率、通信コストの上限の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
- 前記複数の通信網は、ローカルエリアネットワーク、公衆回線網、インターネットの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の制御方法。
- 前記通信装置は、前記接続装置が確保した通信資源を用いて前記接続装置を介して通信することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の制御方法。
- 異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムの前記通信装置において、
操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求する第1の要求手段と、
前記第1の要求手段による要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択手段により選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求する第2の要求手段と、を有し、
前記選択手段は、前記第2の要求手段による要求が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶手段に記憶されている通信品質のうち、前記選択手段により先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、
前記第1及び第2の要求手段は前記要求を前記選択しなおした通信品質により再度行うことを特徴とする通信装置。 - 前記接続装置により確保された通信資源を用いて前記接続装置を介して通信する通信手段を有することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
- 前記通信品質は、複数のパラメータを含み、前記記憶手段は前記複数のパラメータを含む複数の通信品質を記憶することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の通信装置。
- 前記通信品質は、通信に要求される平均ビットレート、最高ビットレート、平均遅延時間、最大遅延時間、パケット損失率、通信コストの上限の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の通信装置。
- 前記複数の通信網は、ローカルエリアネットワーク、公衆回線網、インターネットの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか1項に記載の通信装置。
- 異なる通信網に接続する複数の接続装置と、前記接続装置と通信可能な通信装置と、少なくとも前記通信装置の通信に関する管理を行う管理装置を有する通信システムの前記通信装置の制御方法において、
前記通信装置は、
操作部への入力に基づいて、前記通信装置の通信に要求する通信品質を複数記憶し、
該記憶している各通信品質の優先度に基づいて、通信品質を選択し、
該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に要求し、
該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求し、
前記通信資源の確保が前記接続装置リストの全接続装置から拒否されると、前記記憶している通信品質のうち、先に選択した通信品質の次の優先度の通信品質を選択し、
該選択した通信品質を満たす通信を行える接続装置の検索を前記管理装置に再度要求し、
該要求に従って前記管理装置から送られてきた接続装置リストから接続装置を選択し、該接続装置に前記選択した通信品質の通信のための通信資源の確保を要求することを特徴とする制御方法。
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