JP4226990B2 - 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム - Google Patents

通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4226990B2
JP4226990B2 JP2003356564A JP2003356564A JP4226990B2 JP 4226990 B2 JP4226990 B2 JP 4226990B2 JP 2003356564 A JP2003356564 A JP 2003356564A JP 2003356564 A JP2003356564 A JP 2003356564A JP 4226990 B2 JP4226990 B2 JP 4226990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
content
command
request
service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003356564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005123884A (ja
Inventor
徹 上田
峰弘 紺矢
恒介 松原
拓也 木下
克良 土居
あずさ 梅本
智 寺田
晃一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003356564A priority Critical patent/JP4226990B2/ja
Publication of JP2005123884A publication Critical patent/JP2005123884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4226990B2 publication Critical patent/JP4226990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、放送やインターネットストリームに関連した情報やサービスを、広域ネットワークを利用して受信をするサービス提供技術に関する。
ユーザがテレビ放送やインターネットストリーム等を楽しみながら、同時にその放送に関連したサービスをネットワーク経由で受ける方法として、後掲の特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に記載の方法では、テレビのリモコンで番組を選択した場合に、時刻とチャネル情報が記憶されていく。さらにそれに関するウェブ情報を閲覧したい場合には、赤外線通信又は着脱可能なメモリによりウェブクライアントに記憶された情報を送る。これによりリモコンで選択されたチャネルの放送に関するウェブ情報を得ることが可能になる。
一方、後掲の特許文献2には、携帯電話を用いて赤外線信号を送出し、家電装置等の操作を行なう携帯電話リモコン装置が開示されている。
特開2001―51926号公報 特開平11−284757号公報
また、現在、家庭のテレビジョン受像機(以下、「テレビ」と呼ぶ。)、VTR(Video Tape Recorder)、ステレオ等をユーザが操作する場合、装置についているボタン等を操作するか、リモートコントローラ(以下、単に「リモコン」と呼ぶ。)で操作するかが主流である。これらの装置の代表としてテレビを取上げた場合、テレビから放送以外のサービス、例えばインターネットのホームページを閲覧するという操作を行なうことは一般的ではない。
さらに、テレビ放送以外のサービスを利用する際に課金が発生する場合、テレビ及びそのリモコンを用いて、課金のための個人認証等の操作を行なうことになる。一般的なテレビ及びそのリモコンが、このような操作に不向きであることは、言うまでもない。
一方、すでにインターネットに接続される端末装置としては、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)等がある。これらは、携帯電話網やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等のアクセスラインを通じてインターネットに接続可能である。しかし、20インチを超えるような大画面で映像を楽しむとか、5.1チャネルの音楽を楽しむ等の用途には向いていない。
特許文献1に記載の技術を利用するためには、ユーザは、テレビの操作装置と、ウェブ情報の閲覧を行なうための装置との間で情報の送受信を行なう必要があり、操作が煩雑になる恐れがある。
それゆえに、本発明の目的は、単純な操作で、テレビジョン放送等から得られる情報と、インターネット上で提供される情報とを、その両者の利点を損なうことなく、互いに関連させて利用することを可能にする通信装置を提供することである。
本発明の別の目的は、情報を取得する地域等の条件に制約されることなく、放送で得られる情報と、ウェブ上で得られる情報とを関連付けて取得する通信装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、放送等で得られる情報の録画、再生等の処理を、容易に行なうことができる通信装置を提供することである。
本発明は上記の課題を解決するために考案されたもので、インターネット等ネットワークサービスに接続されると共に、外部装置をコントロール可能な手段を持ち、外部装置のコントロールと関連したサービスを受信できる装置及びシステムを提供する。
本発明の第1の局面に係る通信装置は、コンテンツデータを処理する第1の外部装置と通信を行なうと共に、コンテンツデータと予め定める関係にある情報サービスを提供する第2の外部装置と通信を行なう通信装置である。第2の外部装置は、コンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を受信し、受信したリクエスト情報が示すコンテンツデータと予め定める関係にある情報サービスを提供する装置である。この通信装置は、予め定める条件を満たすコンテンツデータを選択するための選択手段と、選択手段が選択したコンテンツデータの処理を要求するための命令情報を、第1の外部装置に対して送信するためのコマンド送信手段と、選択したコンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を作成するためのリクエスト作成手段と、リクエスト情報を、第2の外部装置に送信するためのリクエスト送信手段と、情報サービスを提供するために第2の外部装置が送信した情報を受信するためのサービス受信手段とを含む。
この通信装置は、ユーザがコンテンツデータを選択するための入力手段をさらに含み、選択手段は、入力手段を用いてユーザが選択したコンテンツデータを選択するための手段を含んでもよい。
また、通信装置は、コンテンツデータの受信地域を示す地域情報を取得するための地域情報取得手段をさらに含み、リクエスト作成手段は、選択手段による選択の結果に基づき、選択したコンテンツデータを示す情報を準備するための手段と、地域情報とコンテンツデータを示す情報とを基に、リクエスト情報を作成するための手段とを含んでもよい。
また、通信装置は、コンテンツデータの受信地域を示す地域情報を取得するための地域情報取得手段をさらに含み、コマンド送信手段は、受信地域によって異なる複数種類の命令情報を準備するためのコマンド準備手段と、地域情報に応じて、複数種類の命令情報から、第1の外部装置に送信する命令情報を選択するためのコマンド選択手段と、コマンド選択手段が選択したコマンドを送信するための手段とを含んでもよい。
また、通信装置は、選択手段が選択したコンテンツデータを受信するためのコンテンツ受信手段をさらに含んでもよい。
好ましくは、この選択手段は、第1の外部装置による処理の対象となるコンテンツデータを選択するための第1の手段と、コンテンツ受信手段による受信の対象となるコンテンツデータを選択するための第2の手段とを含み、コマンド送信手段は、第1の手段が選択したコンテンツデータの処理を要求するための命令情報を、第1の外部装置に対して送信するための手段を含む。
より好ましくは、リクエスト作成手段は、第1の手段が選択したコンテンツデータを示すリクエスト情報を作成するための第1の作成手段と、第2の手段が選択したコンテンツデータを示すリクエスト情報を作成するための第2の作成手段とを含む。
また、より好ましくは、第2の手段は、第1の手段が選択したコンテンツデータを選択するための手段を含む。第1の手段が、第2の手段の選択したコンテンツデータを選択するための手段を含むようにしてもよい。
第2の外部装置は、リクエストが示すコンテンツデータの処理を要求するための命令情報を第1の外部装置に送信する情報サービスを提供する装置であってもよい。リクエスト情報は、コンテンツデータを示す情報と、処理を指定する情報とを含み、リクエスト作成手段は、選択手段による選択の結果に基づいて、選択したコンテンツデータを示す情報を準備するための手段と、処理を指定する情報を準備するための手段と、コンテンツデータを示す情報と処理を指定する情報とを基に、リクエスト情報を作成するための手段とを含んでもよい。
好ましくは、処理を指定する情報は、第1の外部装置が選択したコンテンツを録画する処理を指定する情報を含む。
通信装置は、第1の外部装置を含む複数の装置からの信号を受信するための信号受信手段と、信号受信手段が受信した信号に基づき、複数の装置の中から命令情報の送信対象となる第1の外部装置を選択するための装置選択手段とをさらに含んでもよい。コマンド送信手段は、命令情報を、装置選択手段が選択した第1の外部装置に対して送信するための手段を含む。
第1の外部装置が処理可能なコンテンツデータを示す情報を取得するための手段をさらに含み、第2の外部装置は、処理可能なコンテンツデータを示す情報に基づく情報サービスを提供する装置であってもよい。通信装置はさらに、処理可能なコンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を作成するための手段を含んでもよい。
命令情報は、処理を要求するための情報と、処理に関する処理に関する時間情報とを含む情報であってもよい。コマンド送信手段は、処理を要求するための情報を準備するための手段と、時間情報を準備するための手段と、要求するための情報と時間情報とからなる命令情報を第1の外部装置に送信するための手段とを含む。
本発明の第2の局面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを本発明の第1の局面に係る通信装置として動作させる。
本発明の第3の局面に係るコンテンツ再生装置は、外部の装置と通信を行なうための通信手段と、コンテンツデータの再生処理を要求する命令情報を受信するための受信手段と、コンテンツデータの付帯情報を記憶するためのコンテンツ情報記憶手段と、付帯情報と命令情報とに基づいて、再生処理を行なうコンテンツデータを選択するための選択手段と、選択手段が選択するコンテンツデータを取得し、再生処理するための再生手段とを含む。
通信装置は、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツ記憶手段をさらに含んでもよい。選択手段は、付帯情報と命令情報とに基づき、コンテンツ記憶手段が記憶するコンテンツデータの中から再生処理を行なうコンテンツデータを選択するための手段を含む。
命令情報は、コンテンツデータの再生を要求する情報と、コンテンツデータと予め定める関係にある時間情報とを含むものであってもよい。選択手段は、時間情報と付帯情報とを比較して候補となるコンテンツを選択するための候補作成手段を含む。
好ましくは、通信装置は、時間情報を再生手段によるコンテンツデータの再生時に表示するための表示手段をさらに含む。
命令情報は、コンテンツデータの再生を要求する情報と、コンテンツデータの取得元を示す情報とを含み、再生手段は、コンテンツデータを取得元より取得して再生するための手段を含んでもよい。
命令情報は、コンテンツデータの再生処理を要求する情報と、コンテンツデータの再生時に表示するための文字列情報とを含み、通信装置は、再生手段によるコンテンツデータの再生時に、文字列情報を表示するための表示手段をさらに含んでもよい。
本発明の第4の局面に係るプログラムは、コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを本発明の第3の局面に係るいずれかに記載のコンテンツ再生装置として動作させる。
本発明の第5の局面に係るサービス提供装置は、コンテンツデータの処理を行なう第1の装置を操作するための第2の装置から、第1の装置による処理の対象となるコンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を受信するためのリクエスト受信手段と、受信したリクエスト情報が示すコンテンツデータと予め定める関係にある情報サービスを特定するための特定手段と、特定手段が特定した情報サービスを実行するための実行手段と、特定手段が特定した情報サービスを提供するために、第2の装置との間で通信を行なうための通信手段とを含む。
好ましくは、通信装置は、第2の装置のユーザ及び通信アドレスの少なくとも一方を識別するための情報を保持するための保持手段をさらに含み、通信手段は、保持された情報に基づき通信を行なうための手段を含む。
より好ましくは、リクエスト情報は、第1の装置に対するコンテンツデータの録画予約を要求する情報をさらに含む。また、サービス実行手段は、第1の装置に対して録画予約の命令情報を送信するための手段と、録画予約により第1の装置に録画されるコンテンツデータを再生するための制御情報を作成するための制御情報作成手段とを含み、通信手段は、第2の装置に対して、制御情報を送信するための制御情報送信手段を含む。
より好ましくは、制御情報作成手段は、予め定める条件が充足されたことに応答して、制御情報を繰返し作成するための手段を含み、制御情報送信手段は、制御情報が作成されたことに応答して、繰返し制御情報を第2の装置に対して送信するための手段を含む。
本発明の第6の局面に係るプログラムは、コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを本発明の第5の局面に係るサービス提供装置として動作させる。
本発明の第7の局面に係るサービス提供システムは、本発明の第1の局面に係る通信装置と、本発明の第3の局面に係るコンテンツ再生装置と、本発明の第5の局面に係るサービス提供装置とを含む。
本発明の第8の局面に係る記録媒体は、本発明の第2の局面、第4の局面、又は第6の局面に係るプログラムを記録した、コンピュータで読取可能な記録媒体である。
[第1の実施の形態]
図1に本発明の一実施の形態に係るシステムの概要を示す。図1を参照して、本実施の形態に係るシステムは、コンテンツを配信するコンテンツ配信装置34と、コンテンツに関連する種々のサービスをネットワーク上で提供するサービス提供装置38と、コンテンツ配信装置34が配信するコンテンツを特定する情報とサービス提供装置38が提供するサービスを特定する情報とを保持し、コンテンツを特定する情報を、サービスを特定する情報に変換する変換サーバ装置36とを含む。具体的には、コンテンツ配信装置34は、テレビジョン(以下、単に「テレビ」と呼ぶ。)放送等の放送局であってもよいし、インターネット上でストリーミングデータを配信するサーバ装置であってもよい。また、サービス提供装置38は、1台のコンピュータで構成されたものに限らず、複数台のサーバ装置が連携してサービスを提供するものであってもよい。
本実施の形態に係るシステムはさらに、ユーザ側の装置として、コンテンツ配信装置34からコンテンツデータを受信し、再生するコンテンツ再生装置32と、ユーザによる入力に従い、コンテンツ再生装置32を操作するための制御命令(以下、この制御命令を「コマンド」と呼ぶ。)を送信すると共に、変換サーバ装置36及びサービス提供装置38との間でサービスの利用に伴う情報の送受信を行なう操作端末装置30とを含む。具体的には、操作端末装置30は、携帯電話、又は通信機能を有するPC、PDA若しく通信機能を有する時計等が想定される。また具体的には、コンテンツ再生装置32は、テレビ等が想定される。なお、コンテンツ再生装置32は、テレビに限らず、ステレオ装置やPCであってもよい。
操作端末装置30は、第1のネットワーク40と第2のネットワーク42との2系統の通信ネットワークを介して、本実施の形態に係るシステムの装置の間で情報の送受信を行なう。操作端末装置30は、第1のネットワーク40を介してコンテンツ再生装置32にコマンドを送信する。また、操作端末装置30は第2のネットワーク42を介して、変換サーバ装置36、及びサービス提供装置38の間での情報の送受信を行なう。これら一連の通信により、操作端末装置30は、コンテンツ再生装置32が再生するコンテンツに関連するサービスの提供を受ける。
これらの装置間で行なわれる通信の概要を、動作の局面ごとにそれぞれ矢印44から矢印50で示す。矢印44は、動作の第1の局面での情報の流れを示す。動作の第1の局面では、ユーザがコンテンツ再生装置32に再生させるコンテンツを選択し、操作端末装置30を操作する。操作端末装置30は操作入力に従いコンテンツの再生を命じるコマンドをコンテンツ再生装置32に送信する。コンテンツ再生装置32は、コマンドに従って、選択されたコンテンツを受信し再生する(矢印44)。このとき、操作端末装置30はユーザによる選択結果を示す情報(以下、この情報を「番組情報」と呼ぶ。)を記憶する。
矢印46は、動作の第2の局面での情報の流れを示す。動作の第2の局面では、ユーザは、コンテンツ再生装置32で再生中のコンテンツに関連するサービスを要求するために、操作端末装置30を操作する。操作端末装置30は、この操作入力に応答して、サービスの提供を要求するための情報(以下、この情報を「リクエスト」と呼ぶ。)を作成する。リクエストは、動作の第1の局面での番組情報に基づいて作成される情報である。例えばコンテンツ再生装置32がテレビである場合、リクエストは、テレビのチャネル番号や放送局コード等、放送番組を識別する情報を含む構成となる。また例えばコンテンツ再生装置32がインターネットストリームの受信再生を行なう装置である場合には、リクエストは、インターネット上でのURL(Uniform Resource locator)等、ストリームコンテンツを特定する情報を含む構成となる。操作端末装置30は、リクエストを第2のネットワーク42を介して変換サーバ装置36に送信する。
なお、操作端末装置30は、リクエストを作成するために必要な情報を予め記憶しているものとする。この情報は、操作端末装置30の出荷時等に記憶させたものであってもよい。また、後からネットワーク又は外部記憶装置経由で取得し記憶させたものであってもよい。
矢印48は、動作の第3の局面での情報の流れを示す。動作の第3の局面では、変換サーバ装置36はリクエストを参照して、ユーザが求めるサービスが実際にはどのサービスであるかを特定する。変換サーバ装置36は、所望のサービスを実際に提供しているサービス提供装置38に対してリクエストが送信されるように、リクエストを変換する。変換サーバ装置36は、サービス提供装置38に対して、変換したリクエストを転送する。
矢印50は、動作の第4の局面での情報の流れを示す。動作の第4の局面では、リクエストの転送を受けたサービス提供装置38が、操作端末装置30にサービスを提供するための情報を送信する。以降、操作端末装置30は、サービス提供装置38との間で情報の送受信を行ない、サービスを利用するための一連の動作を実行する。ここでサービスとは、HTML(HyperText Markup Language)形式の文字情報や、静止画、若しくは動画の情報の提供、オンライン販売、プログラムダウンロード、検索、又は契約等各種のものが想定される。本実施の形態では、サービス自体の内容は問わない。またサービスの中には、一度データを受信すればよいものも、インタラクションを必要とするものもある。以下、本明細書では、サービスを利用するためにサービス提供装置38と操作端末装置30との間で情報の送受信を行なう動作を、単に「サービスを受信する」と呼ぶ。
(操作端末装置30の外観)
携帯電話端末で本実施の形態に係る操作端末装置30を実現した場合の、携帯電話端末の外観例を、図2及び図3に示す。図2は、携帯電話端末である操作端末装置30の正面図である。図2を参照して、操作端末装置30は、ディスプレイ60と、複数のキーからなる入力部62とを含む。ディスプレイ60は、外部装置から通信を通じて受けたサービスの表示に使用される。操作端末装置30が携帯電話端末によって実現される場合、ディスプレイ60を、携帯電話端末が有する電話帳やメモ等の機能に伴う情報の表示と共用してもよい。さらにコンテンツデータの受信を行なうためのチューナ機能を搭載した場合、ディスプレイ60を動画の表示にも使用できる。入力部62は操作端末装置30の本体に信号を入力するための複数のキーによって構成される。これらのキーは、いわゆるテンキーをベースにしたものであることが望ましい。特に操作の対象となるコンテンツ再生装置がテレビ等である場合には、テンキーからチャネルを変更することで制御が容易になる。
図3は、携帯電話端末である操作端末装置30の背面図である。図3を参照して、操作端末装置30はさらに、図1に示す第1のネットワーク40を介して、コンテンツ再生装置32にコマンドを送信する通信部70を含む。なお、第1のネットワーク40を介して行なわれるコマンドの送受信には、赤外線を用いてもよいし、有線又は無線技術を用いてもよい。赤外線を用いる場合、通信部70は、1方向の赤外線発光素子とドライバLSIで構成されるものであってもよい。その場合、それぞれの装置の製造者コードとその製造者が製造する装置のコマンドコード表を予め本装置に記憶しておく必要がある。一般的には、複数の製造者によって製造された装置に対応するコマンドをそれぞれまとめたコマンドコード表を予め取得しておき、ユーザが製造者と装置種別とを選択することにより、所望のコマンドを送信できるようにする。
なお、操作端末装置30が携帯電話端末である場合、図示しない携帯電話端末の情報通信機能部を用いて、第2のネットワーク42(図1参照)と接続し、情報の送受信を行なうものであっても、また、携帯電話の通信機能とは別の有線又は無線の通信インタフェースを用いるものでもよい。第2のネットワーク42に接続するものである場合、どのような方法を用いるものでもよい。
入力部62は、ハードウェアとしてのキーによって構成されたものに限らず、ディスプレイ60上に表示した仮想キーと、仮想キーを用いてGUI(Graphical User Interface)で入力を行なうためのポインティングデバイスとで構成されたものであってもよい。
(操作端末装置の機能的構成)
図4に、操作端末装置30の機能的構成をブロック図形式で示す。図4を参照して、操作端末装置30は、図1に示す第1のネットワーク40を介してコンテンツ再生装置32と通信を行なう第1ネットワークインタフェース100と、図1に示す第2のネットワーク42を通じて変換サーバ装置36及びサービス提供装置38と通信を行なう第2ネットワークインタフェース122とを含む。
操作端末装置30はさらに、ユーザによる操作入力を信号に変換するユーザ入力部108と、操作入力の信号に従い、コンテンツを選択するコンテンツ選択部104と、コンテンツ選択部104の選択結果に従い、第1ネットワークインタフェース100を介してコンテンツ再生装置32にコマンドを送信するコマンド送信部102とを含む。操作端末装置30はさらに、ユーザが操作を行なうときの操作画面及び受信したサービスに伴う情報の表示を行なう表示部106を含む。
操作端末装置30はさらに、図1に示すコンテンツ再生装置32の使用地域に関する情報を記憶する地域情報記憶部112と、現在の地域、時刻、チャネルからコンテンツ再生装置32に再生させているコンテンツに関連するサービスを選定するためのベースになるアドレス(以下、このアドレスを「ベースアドレス」と呼ぶ。)を記憶するアドレス記憶部114と、コンテンツ選択部104が選択したコンテンツ、地域情報記憶部112が記憶している地域情報、及びアドレス記憶部114が記憶しているベースアドレスに基づいて、リクエストを作成するリクエスト作成部110とを含む。なお、地域情報としては、地上波放送を受ける地域により異なる放送チャネルの構成を示す情報等が想定される。
操作端末装置30はさらに、ユーザ入力部108から与えられる操作入力の信号に従い、リクエスト作成部110が作成したリクエストを、第2ネットワークインタフェース122を介して送信するリクエスト送信部116と、第2ネットワークインタフェース122を介してサービス提供装置38が提供するサービスに伴う情報を受信するサービス受信部118と、サービス受信部118が受信したサービスの情報を処理して、コマンド送信部102及び表示部106に与えるサービス解釈部120とを含む。
第1ネットワークインタフェース100は、送信機能だけを有するものでもよい。また、第1ネットワークインタフェース100は、コンテンツ再生装置32との双方向のデータ通信を行なう機能を有するものであってもよい。
例えば、コンテンツ再生装置32との間の通信をUPnP(Universal Plug and Play)で行なう場合では、最初にネットワーク上にどのような装置が存在するかを問合せ、その中から対象装置を選択する。その後、対象装置が保有するコンテンツリストを取得して、それを選択する。ここではコンテンツの選択がコマンド送信に相当するが、UPnPのような双方向のインテリジェントな手順を用いる場合にはコンテンツ選択部104でこれら一連の手順を処理する。
UPnPではインターネットプロトコルを仮定しているため、第1ネットワークインタフェース100と第2ネットワークインタフェース122とは、物理的には共通のものであってもよい。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のポート番号等で論理的に両者を区別するようにすることも可能である。この場合、第1ネットワークインタフェース100と第2ネットワークインタフェース122とは異なる領域の装置にアクセス可能であることが望ましい。例えば、第1ネットワークインタフェース100が接続される第1のネットワーク40はローカルな家庭内やオフィス等の範囲に限定されたものであることが望ましい。第2ネットワークインタフェース122が接続される第2のネットワーク42は広域網で多くのサービスを受けることが可能な範囲であることが望ましい。これについては、第4の実施の形態で説明する。
(操作端末装置の動作)
操作端末装置30は、以下のように動作する。操作端末装置30が起動すると、コンテンツ選択部104は、コンテンツの選択に用いる操作画面として、キーガイダンス表示を準備し、表示部106に与える。表示部106は、キーガイダンス表示を表示する。図5にキーガイダンス表示の一例を示す。図5を参照して、キーガイダンス表示は、図2に示す操作端末装置30の入力部62のキーとそれぞれ対応するキー表示を含む。キーガイダンス表示は、コンテンツ再生装置32が再生するコンテンツをユーザが選択する際に用いるキーの表示と、サービスの取得を要求する入力を行なうための「サービス取得」キーの表示とを含む。
図5に示すキーガイダンス表示では、「1」から「12」までの数字を記したキー(このキーは通常使用されるテンキーとは異なるが、便宜上、本明細書ではこの12個のキーを「テンキー」と呼ぶ。)が、コンテンツの選択に用いるキーに該当する。例えば、テレビのチャネルを変更することによりコンテンツを選択する場合、テンキーの「1」から「12」までの数字は、それぞれテレビの1チャネルから12チャネルを選択するためのものとなる。
「サービス取得」キーは、サービスの利用開始を求める入力を行なうためのキーである。
なお、キーガイダンス表示内の、黒に塗られている矢印は、音量の上下を操作するための音量キーを示す表示である。また、白抜きの矢印はチャネルの上下を操作するためのチャネル上下キーを示す表示である。「電源」キーはコンテンツ再生装置32の電源をオン、オフするためのコマンドをコンテンツ再生装置32に送信するために用いるキーである。「終了」キーは、このキーガイダンス表示を終了するためのキーである。
ユーザはテンキーを用いてチャネルを選択する。図4に示すユーザ入力部108は、この入力に応答して、入力に対応する入力信号をコンテンツ選択部104に与える。コンテンツ選択部104は、入力信号を基に、ユーザが選択したコンテンツを示す番組情報を、コマンド送信部102及びリクエスト作成部110に与える。コマンド送信部102は、第1ネットワークインタフェース100を介して、コンテンツ再生装置32に番組情報に対応するコンテンツ切替コマンドを送信する。コンテンツ再生装置32は、このコマンドに従い動作し、コンテンツの切替を行なう。例えばユーザが「8」のボタンを押すと、コンテンツ再生装置32は受信するチャネルを「8」チャネルに切替え、「8」チャネルのコンテンツを再生するようになる。
一方、リクエスト作成部110は、コンテンツ選択部104からの番組情報に基づき、リクエストを作成する。図6に、リクエストの作成方法の一例を示す。図6を参照して、(1)はベースアドレスであり、ベースアドレス記憶部114に予め記憶されている。通常は図1に示す変換サーバ装置36のアドレスになる。この例では「common.srv」というアドレスの変換サーバ装置が、チャネル番号、地域、及び時間等を考慮して番組を特定する変換を行なうことを想定している。リクエスト作成部110は、このベースアドレスに、チャネル情報を追加する。これを図6(2)に示す。図6(2)に示す例では、「prg?ch=8」がチャネル情報である。リクエスト作成部110はさらに、(2)の情報に、地域情報記憶部が記憶している地域情報を追加する。これを図6(3)に示す。(3)に示す例では、「area=osaka」が地域情報となる。リクエスト作成部110はさらに、(3)の情報に、このリクエストの作成時刻を示す時間情報「time=20030826212345」を追加し、リクエストを作成する。これを図6に示す。
リクエスト作成部110は、作成したリクエストをリクエスト送信部116に与える。この後にユーザが図5に示す「サービス取得」ボタンを押すと、ユーザ入力部108は、この入力に対応する入力信号をリクエスト送信部116に与える。リクエスト送信部116は、与えられたリクエストを、第2ネットワークインタフェース122を介して、リクエストによって指定されたアドレスの変換サーバ装置36に送信する。
変換サーバ装置36は、受信したリクエストの変換を行なう。図7に、変換サーバ装置36が、リクエストの変換を行なうために参照する変換情報の例を示す。図7を参照して、変換情報は、地域、図1に示すコンテンツ配信装置34のチャネル、及び日時ごとに、コンテンツに対応するサービスを提供するサービス提供装置38のアドレスをまとめた表形式の情報である。以下、この情報を「変換テーブル」と呼ぶ。図7に示す変換テーブルによると、例えば03年9月1日の5時30分に1チャネルのコンテンツ配信装置34が配信しているコンテンツに対応するサービスは、「rtp://stream.xyz/stream05.mpg」というURLということになる。即ち、このコンテンツに対応するサービスは、「RTP」という通信プロトコルで提供されるサービスであり、「stream.xyz」というアドレスのサービス提供装置から「stream05.mpg」というMPEG(Moving Picture Experts Group)形式のファイルが提供されることが示されている。
変換サーバ装置36は、受信したリクエストのURLにより特定されるチャネル、地域、及び日時に対応するサービスを変換テーブルから検索し、該当する項目に格納されたアドレスを読出す。変換サーバ装置36は、受信したリクエスト内のURLを、こうして変換テーブルより読出したアドレスに変換する。変換サーバ装置36は、この変換したアドレスを含むリクエストをサービス提供装置38(図1参照)に送信する。
サービス提供装置38は、リクエストを受信すると、リクエストによって指定されたサービスのデータを操作端末装置30に送信する。
図4を参照して、サービス受信部118は、第2ネットワークインタフェース122を介してこのサービスのデータを受信する。サービス受信部118は、受信したサービスのデータをサービス解釈部120に与える。サービス解釈部120は、サービスのデータを処理し、その出力を表示部106に与える。表示部106は、このデータを表示する。
図8に、野球放送に関連して受信したサービスの表示例を示す。図8を参照して、この表示は、一般的なウェブブラウザの表示と同様の形態である。この表示では、アンダーラインを引いたところがリンクになっている。ユーザがGUI上の「終了」ボタンを押すと、このサービスの表示は終了する。
以上の一連の動作により、操作端末装置30は、コンテンツ再生装置32で再生中のコンテンツと関連する情報を、サービス提供装置38から受信し、表示する。
本実施の形態1に係る操作端末装置30は、一般的なコンピュータ、携帯情報端末装置又はコンピュータを搭載した携帯電話装置等のハードウェアと、それらの上で実行されるコンピュータプログラムにより実現できる。以下、操作端末装置30に関する所望の機能を実現するためのプログラムの制御構造について説明する。
図9に、コンピュータで実行されると、コンピュータを本実施の形態に係る操作端末装置30として動作させるコンピュータプログラムの制御構造をフローチャートで示す。図9を参照して、プログラムが起動すると、制御はステップ(以下単に「S」と記載する。)202に進む。S202では初期化が実行される。すなわち、内部の変数等を初期化した後に、図5に示すキーガイダンス画面を表示する。続いてS204では、サービス取得要求があるかどうかを判定する。サービス取得キーが押されれば制御はS212に進み、さもなければ制御はS206に進む。
S206では放送番組等の番組を指定するための入力がなされたかどうかを判定する。番組指定の入力があれば制御はS208に進み、さもなければ制御はS204に戻る。
S208では番組変更コマンドをコンテンツ再生装置32に対して送信する。S210では、切替後の番組を示す情報を記憶する。チャネル上下キーの場合でも押される以前のチャネル状態と今回の入力とにより、コンテンツ再生装置32で切替わったであろうという番組を推測し記憶する。
一方、S204の判定の結果、制御がS212に進むと、S212では、リクエストを作成する。なお、S212の詳細については後述する。続くS214では、S212で作成されたリクエストに従い、該当するサーバにリクエストを送信する。S216ではS214のリクエストに対応するサービスを受信する。S218では、受信したサービスの表示又は出力を行なう。S220ではS218で表示されたサービスに対してユーザがどのような入力をしたかを判定する。さらに次のサービスを要求する入力があった場合、制御はS214に戻る。視聴する番組を指定する入力があった場合、制御はS212に戻る。サービスの終了を求める入力があった場合、制御はS202に戻る。
図10は、リクエスト作成S212(図9参照)の詳細な制御構造を示すフローチャートである。図10を参照して、S242では番組情報を読出す。少なくともどのチャネルを選択したかに関する情報(例えば「8(チャネル)」を選択したということ)が記憶されているのでこれを読出す。S244では必要であれば番組情報を変換規則に基づき変換する。例えば、チャネルを8チャネルに変更するコマンドが出されたが、コンテンツ再生装置32では8チャネルは放送波としてはUHF(Ultra High Frequency)の19チャネルに割当られているような場合に変換が必要となる。もちろん、8チャネルと地域情報とを見て、放送局等サーバ側のホストアドレスに変換してもよい。
S246ではアドレス記憶部114に記憶された地域情報を読出す。S248では、この地域情報を予め記憶している変換規則に基づき変換する。携帯電話の場合、地域情報は基地局単位になることが多い。地域情報がGPS(Global Positioning System)による情報である場合、地域情報は数値の羅列になる。いずれも放送局のエリアとは異なる。
S250では時間情報を読出す。続くS252では必要であれば時間情報の変換を行なう。なお、本実施の形態を全世界で有効にするためには、装置内に世界標準時に設定された時計を実装し、ローカル時間に変換することが望ましい。
S254ではベースアドレスを読出す。S256では、番組と、地域と、時間とをベースアドレスと併せてリクエストを生成する。リクエスト作成の処理は終了する。
なお、本実施の形態に係る操作端末装置30は、第2のネットワーク42との接続を、携帯電話網経由で行なう。しかし操作端末装置30が、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11系の無線ネットワーク、IEEE802.3系の有線ネットワーク等を経由して、FTTH(Fiber To The Home)、ADSL等のアクセス技術を利用して第2のネットワーク42に接続するものでもよい。
なお、リクエストの変換方法は、上記したものに限定されない。例えば、操作端末装置30が地域情報の変換テーブルを保持し、それに基づいて、現在の地域の変換テーブル(例えば、図7に示す変換テーブルの「大阪」に関する部分)をダウンロードしてもよい。また、地域情報と押されたコードだけを変換サーバ36に送信し、変換テーブルを変換サーバ装置36で引く手法もあり得る。チャネル毎に異なるサーバにリクエストを送り、サーバ毎に変換の手法が異なるという手法もあり得る。各種の手法が存在するがその方法は問わない。また、コンテンツの指定方法についても、放送局コード、放送局の通称名等を用いるものでもよい。
さらに、変換サーバ装置36では番組名、出演者名等から検索でサービスを選択してもよい。この場合には、操作端末装置30及び変換サーバ装置36のいずれかが、公開されている電子的な番組表等を利用して番組名、出演者等の情報を取得し、取得した番組名や出演者により検索リクエストを出し、その結果を受信することになる。
なお、変換サーバ装置36も1つとは限らず、複数でもよい。また、操作端末装置30は、放送局毎、番組毎、又はユーザの設定等により、それら複数の変換サーバ装置の一つを選択して、リクエストを送信するようにしてもよい。例えば、通常は電子的な番組表に基づき、放送局が主催するホームページを見るために、放送局のサーバを参照するための変換サーバ装置36を選択するが、特別に日本代表サッカーの場合には、日本代表サッカーのページを見るために、別のサーバを参照することも可能である。この場合には、一般的な変換サーバ装置36へのリクエストの手法に加え、ユーザ等の設定により、それより高い優先度で参照するリクエスト手法を登録できるようにすることが望ましい。こうすることにより、ユーザが登録した変換サーバ装置36へのリクエスト作成ルールを優先的に参照して、なければ通常の変換サーバ装置36へのリクエスト作成ルールを参照することで、ユーザの好むコンテンツを優先的に表示することが可能になる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態に係る操作端末装置30は、ユーザが番組を切替え、さらにサービスを求める入力を行なうと、切替えた番組に関連するサービスをその都度受信するものであった。しかし、本発明はこのような実施の形態には限定されない。
例えば、図8に示すサービスの表示例が、8チャネルの野球放送に関連したサービスであったとする。このサービスにおいて、ユーザが「選手名鑑」を選択し、別のページを受信して選手のプロフィールを見ていたとする。この途中でさらに別の番組(9チャネルとか10チャネル)にテレビを切替えたいという要求が生じることもあり得る。このときには、「終了」コマンドで終了して、チャネルを切替えて、9チャネルの番組を見ることになる。
ところが、この後にまた8チャネル(野球)に戻ってコンテンツを視聴し、関連するサービスを受信すると、第1の実施の形態に係る操作端末装置30では、このサービスのトップページ(図8の表示)が表示されることになる。このように番組を短時間で切替えながらコンテンツを閲覧する方法(以下、この閲覧方法を「ザッピング」と呼ぶ。)でコンテンツを閲覧するユーザにとっては、この時点で過去に見ていたトップページを見るより、過去に見ていたページの個所からザッピングを行なう直前まで見ていた「選手名鑑」を続きから見たいと考えるかもしれない。本実施の形態に係る操作端末装置は、第1の実施の形態に係る操作端末装置が有する機能に加えてさらに、このようなザッピングに対応する機能を有する。
図11に、第2の実施の形態に係る操作端末装置300の機能的構成をブロック図形式で示す。図11を参照して、本実施の形態に係る操作端末装置300は、第1の実施の形態に係る操作端末装置30と類似の構成である。本実施の形態に係る操作端末装置300は、第1の実施の形態に係る操作端末装置30のユーザ入力部108、サービス受信部118、及びリクエスト送信部116に替えて、それぞれこれらと異なる機能を持つユーザ入力部302、サービス受信部304、及びリクエスト送信部306を含む。これらの詳細については後述する。操作端末装置300はさらに、サービス受信部304及びリクエスト送信部306に接続され、サービス受信部304が受信したサービスを識別するためのアドレスと、サービスの受信時刻とを記憶するサービスアドレス記憶部308を含む。
ユーザ入力部302は、第1の実施の形態に係るユーザ入力部108が有する機能に加えて、サービス取得に関する2種類のユーザ入力を受付ける。2種類の入力の一方は、第1の実施の形態に係る操作端末装置30と同様の動作でサービスを受信することを要求する「オリジナル」取得要求入力である。2種類の入力の他方は、ユーザがザッピングを行なった場合に用いる入力である。この入力は、前回受信したサービスを再び表示することを求める「通常」サービス取得要求入力である。2種類の入力に対応する入力キーをそれぞれ図2に示すような入力部に備えるようにしてもよいし、1種類のキーの押し方(例えば押す時間長)によって、この両者の入力を区別するようにしてもよい。ユーザ入力部302は、これらの入力に対応する入力信号をリクエスト送信部306に与える機能をさらに有する。
サービス受信部304は、第1の実施の形態に係るサービス受信部118が有する機能に加えて、さらに、受信したサービスのアドレス及び受信時刻をサービスアドレス記憶部308に与える機能を有する。
リクエスト送信部306は、第1の実施の形態に係るリクエスト送信部116が有する機能に加えて、ユーザ入力部302からの入力信号に応じて、第1の実施の形態に係るリクエスト送信部116と同様にリクエストを送信する動作と、サービスアドレス記憶部308に記憶されたアドレス及び時刻情報を読出して送信する動作とを選択的に行なう機能をさらに有する。
本実施の形態に係る操作端末装置300は、第1の実施の形態に係る操作端末装置30と同様の動作を実行し、リクエストを作成して、送信し、サービスを受信する。ただし、サービス受信部304は、サービスを受信すると、受信したサービスのアドレスと、そのサービスの受信時刻とを、サービスアドレス記憶部308に記憶させる。ここでユーザが「通常」サービス取得要求の入力を行なうと、ユーザ入力部302は、通常サービス取得指示する信号をリクエスト送信部306に与える。リクエスト送信部306は、この入力信号に応答して、サービスアドレス記憶部308から前回受信したサービスのアドレスと、受信時刻とを読出す。リクエスト送信部306は、現在の時刻と読出した受信時刻との差分を求め、求めた差分が予め設定された時間内かどうかを判定する。
例えば「通常」サービス取得要求があったのが21時00分現在であるとする。コンテンツ再生を受信した時刻として、例えば20時55分がサービスアドレス記憶部308に記憶されているものとする。リクエスト送信部306は、この差分(5分)を求める。ここでしきい値(例えば10分)と比較し、しきい値以内であれば、読出したアドレスを送信する。このことにより、5分前に受信していたサービスを再び受信する。さらに、過去に取得したサービスのデータを記憶しておくキャッシュ技術を用いて、コンテンツと対応させてキャッシュデータを保持しておくこともできる。このようにすると、サービスを再受信する際に受信するべきデータの一部又は全部に替えて、キャッシュデータを用いることができるため、より高速の応答が実現可能となる。なお、しきい値はユーザ設定可能にすることが望ましい。差分がしきい値を超える場合は、リクエスト送信部306は、第1の実施の形態と同様の動作でリクエスト作成部110が作成したリクエストを、第1の実施の形態と同様の動作で送信する。これにより、前回サービスを受信した時から長い時間が経過した後に「通常」サービスの取得要求をユーザが行なった場合には、そのサービスのトップページを受信することになる。
また、ユーザが、「オリジナル」サービス取得要求入力を行なった場合、ユーザ入力部302は、リクエスト送信部306にオリジナルサービス取得を指示する信号を与える。リクエスト送信部306は、第1の実施の形態に係るリクエスト送信部116と同様の動作で、リクエストを送信する。これにより、サービス受信部304は該当するサービスのトップページを受信することになる。
図12に、コンピュータで実行されると、コンピュータを本実施の形態に係る操作端末装置300として動作させるコンピュータプログラムの制御構造をフローチャートで示す。このフローチャートに示すプログラムの制御構造は、図9に示すプログラムの制御構造と類似である。このプログラムのS202、S204、S206、S208及びS210で実行される処理は、図9に示すプログラムの同一番号のステップで行なわれるものと同一である。
ただし、本実施の形態では、S204の判定結果がYESであった場合、制御はS322に進む。S322では、サービス取得要求の種類を判定する。サービス取得要求が、「オリジナル」サービス取得要求であった場合、制御はS212に進み、第1の実施の形態と同様にリクエストを作成する。この後制御はS214に進む。一方、サービス取得要求が「通常」サービス取得要求であった場合、制御はS322からS324に進む。S324では、現在の時刻と、前回のサービス受信時刻との差分が、設定された時間内であるか否か判定する。判定結果がYESであれば制御はS326に進む。さもなければ制御はS212からS214に進む。S212での処理については前述した通りである。
S326では、アドレスの復元を行なう。即ち、前回受信したサービスのアドレスを読出し、読出したアドレスをリクエストとする。制御はS214に進む。
S214では、作成又は復元したリクエストを第1の実施の形態と同様に送信する。続くS216では、S214で送信したリクエストに対応するサービスを受信する。制御はS328に進む。
S328では、受信したサービスのアドレスを記憶する。制御はS330に進む。S330では、このサービスを受信した時刻を記憶する。制御はS218に進む。S218では、第1の実施の形態と同様にサービスの表示及び出力を行なう。
なお、複数のユーザが操作端末装置300を使用する場合には、あるユーザの使用履歴は、別のユーザにとって不要なものとなる。そのため、別のユーザが操作端末装置300を使用する場合、前回のサービス表示の続きを表示するよりも、そのサービスのトップページを表示する方が好適である場合がある。そのため、操作端末装置300はさらに、ユーザからの指示(例えばアドレス消去ボタン)により、S328で記憶したアドレスの一部又は全部を消去できるようにする機能を備えることが望ましい。
[第3の実施の形態]
地上波デジタル放送の開始と共に、移動機に対応した放送も開始される。これに伴い、携帯電話端末、PDA、及びPC等の装置であって、これらの放送を受信できるものが増加することが予想される。しかし、これらの装置が十分な表示機能を有するとは限らない。同一の番組を閲覧する場合であっても、これらの装置で見る場合と、例えば家庭内の大画面テレビで見る場合とでは、映像の迫力が異なる。そのため、ユーザの状況に応じて、番組の映像を表示させる装置としてこれらの装置と大画面テレビとのいずれかを容易に選択できることが望ましい。
本実施の形態に係る操作端末装置は、第1の実施の形態に係る操作端末装置30の構成に加えてさらに、コンテンツを視聴するためのチューナ部と、コンテンツを再生する機能とを有し、チューナを制御するために用いた情報を、外部のコンテンツ表示装置の制御に用いる。
図13に本実施の形態に係る操作端末装置の動作の概要を、2つの動作例を用いて示す。本実施の形態に係る操作端末装置400は、上記したチューナ部及びコンテンツ再生機能に加えてさらに、自動で地域情報を更新する機能を有する。
ユーザが操作端末装置400で見ているコンテンツと同じものをコンテンツ再生装置32で閲覧する際の動作の概念を動作例1に示す。例えば、ユーザが外出中に操作端末装置400を用いて、コンテンツを視聴したとする。このコンテンツを選択する際に、操作端末装置400は、ユーザに対して選択可能なコンテンツのリストを提示する。ユーザがこの中の一つを選択すると、選択したコンテンツをチューナが受信し、表示する。このとき、操作端末装置400は、そのコンテンツの番組情報を記憶する。ユーザが家に帰って、家にあるコンテンツ再生装置32で続きを見たい場合、ユーザは、操作端末装置400に対し所定の入力を行なう。この入力に応答して、操作端末装置400は、記憶している番組情報に基づき、コンテンツ再生装置32を同じチャネルに切替えるコマンドを出力する。これにより、所望のコンテンツをコンテンツ再生装置32で閲覧できるようになる。
同一内容のコンテンツを、移動機用と、固定機用とで別々に配信している場合の動作の概念を動作例2に示す。例えば、移動機向けの放送を「124チャネル」で、固定機向けの放送を「8チャネル」で、それぞれ配信しているものとする。操作端末装置400は124チャネルの野球放送を受信し再生している。このときに、ユーザが所定の入力を行なうと、操作端末装置400は、現在受信しているコンテンツの番組情報を変換サーバ装置36に送信する。送信した番組情報は、変換サーバ装置36を経由してサービス提供装置38に送信される。サービス提供装置38は、移動機用の放送と固定機用の放送との対応関係を示す対応表を保持している。この表に基づき、サービス提供装置38は、「124チャネル」の野球放送に対応するコンテンツの番組情報として、固定機用放送の「8チャネル」の放送情報を操作端末装置400に送信する。操作端末装置400は、この情報を基に、コンテンツ再生装置32に「8チャネル」への切替コマンドを送信する。これにより、コンテンツ再生装置32は、移動機用放送のコンテンツに対応する固定機用放送のコンテンツを受信し再生することになる。
図14に、本実施の形態に係る操作端末装置400の機能的構成をブロック図形式で示す。図14を参照して、操作端末装置400は、図4に示す第1の実施の形態に係る操作端末装置30と類似の構成である。ただし、本実施の形態に係る操作端末装置400はさらに、図4に示す第1の実施の形態に係る操作端末装置30のコマンド送信部102及びコンテンツ選択部104にそれぞれ替えて、コマンド送信部402及びコンテンツ選択部404を含む。加えて操作端末装置400は、操作端末装置400の現在位置を示す地域情報を取得し、取得した地域情報を地域情報記憶部112に記憶させる地域情報取得部412と、コンテンツ配信装置34からコンテンツを受信し、表示部106に表示させるチューナ部410とをさらに含む。コンテンツ選択部404は、図4に示す第1の実施の形態に係るコンテンツ選択部104が有する機能に加えて、さらにチューナ部410が受信するコンテンツを選択する機能を有する。コマンド送信部402は、図4に示す第1の実施の形態に係るコマンド送信部102が有する機能に加えて、さらに送信するコマンドを地域情報記憶部114に記憶されている地域情報に基づいて選択する機能を有する。
なお、地域情報取得部412は、地域情報を無線通信の基地局との交信によって自動的に取得するものでもよいし、GPS等を利用して自動的に取得するものでもよい。
図15はこの操作端末装置400がサービスを受信して、その中に含まれる情報を用いて外部装置にコマンドを送る処理の制御構造を示すフローチャートである。図15を参照して、S442ではサービスを受信する。S444では、受信したサービスを解析して、必要であれば表示画面を生成し、表示する。この場合の表示は、図8のような画面が典型的である。S446では、S444で解析したサービスの中に、操作対象となる装置の操作情報が入っているか否かを判定する。判定結果がYESであれば制御はS448に進む。さもなければ制御はS442に戻る。
S448では、操作対象となる装置が所望の機能に該当する機能を有するものである否かを判定する。「該当する機能を有する」とは、例えばデジタル地上波チューナが搭載されており、デジタルチューナ用の操作情報を受信する場合に相当する。該当する機能を有するものであれば制御はS460に進む。さもなければ制御はS450に進む。
S450では、S444で得られた情報に該当する機種を選定する。例えばVTRの録画コマンドであればVTRの機種を選定する。S452では、地域情報を判定する。S454では、S444の操作情報と、S452での地域情報とを基に、選択した機種のコマンド一覧(「コマンドテーブル」)を選択する。例えば職場ではA社のテレビを使用し、家ではB社のテレビを使用している場合に、地域情報に基づいて、家の周辺地域ではB社テレビ用のコマンドテーブルを選択することになる。この場合、機種と地域の関係を地域情報記憶部112に記憶しておけばよい。S456では、S444の解析の結果得られた操作情報を、外部のコンテンツ再生装置32が出力できるコマンド方式に変換する。S458ではコマンドを送信する。S460では、該当する機能を実行するためのコマンドを送信する。
本実施の形態に係る操作端末装置400は、どこに移動しても、地域情報を自動的に取得し、更新する。例えば東京と大阪とでは、チャネルに対応する放送局がそれぞれ異なる。しかしユーザは、この相違を気にすることなく、所望のチャネルにテレビを切替えて、関連サービスをリクエストし、対応したサービスを利用できる。さらに操作端末装置400がチューナ部410を備えることにより、どこにいても放送番組を楽しむことが可能になり、さらに、地域を気にせずに現在受信している放送番組に関連したサービスを受けることが可能になる。さらに、本実施の形態に係る操作端末装置400は、どの移動体向け放送を受信しているかを示す情報を保持し、その番組が地上波ではどの番組に対応しているかを問合せることができる。さらに、移動体向け放送を受信して、本装置である番組を見ていて、その後、家庭に帰ってそれを居間のテレビで見ようとするときに、同じ番組への切替コマンドを自動的に選択して送ることが可能になる。
なお、S446での操作情報を判定する際にはどのような方法を用いてもよい。例えば外部装置を操作するために、「TV:」や「VTR:」等の情報が入っているか否かを検査することにより判定してもよい、また、操作情報をファイル形式でダウンロードして、その中に識別子が入っているか否かを判定してもよい。
さらに、ユーザが、外出先で操作端末装置400のチューナ部410を用いてコンテンツを選択して受信し、視聴していたとする。このとき、ユーザは、そのコンテンツを録画したいと考えるかもしれない。しかし、移動体で情報を受信する場合、受信状態が不安定になる場合がある。また、操作端末装置400が、十分な録画機能を有するとは限らない。このような場合には、家にある録画装置に対して、録画予約をリモートで行なうためのコマンドを送信すればよい。録画予約をコンテンツ再生装置32に送信する手法については各種手法が存在する。
例えば、第1の方法として、図1の矢印44で示す第1の動作の局面と同様の方法で、録画予約を求める情報を録画装置に送信することが考えられる。この場合にはサービス側から録画予約情報(開始、終了時刻、チャネル等)を取得し、これをコマンドに変換して送信する。しかしこの場合には、近接した距離に操作端末装置400とコンテンツ再生装置32とが存在する必要がある。
第2の方法として、図1に示す第1のネットワーク40を介して直接にコマンドを送信するのではなく、録画予約を求める情報を、図14に示す第2ネットワークインタフェース122を用いて、図1に示す第2のネットワーク42経由で録画装置に送信することが考えられる。典型的には操作端末装置400で録画装置のメールアドレスを指定して、サービス提供装置38によるサービスで得られた録画情報に基づき、録画コマンドを電子メールの形式に変更して、送信することが考えられる。
第3の方法として、サービスの中に、録画予約の相手先も入力することが考えられる。この場合、録画予約コマンド(典型的には電子メール)がサービス提供装置38からコンテンツ再生装置32に送信される。
[第4の実施の形態]
操作端末装置とコンテンツを受信する装置とが双方向で情報を交換できると、より高度な機能が実現可能になる。
図16に、このような機能を有するシステムの概要を示す。図16を参照して、このシステムは、第1の実施の形態に係るものとそれぞれ同一のコンテンツ配信装置34と、変換サーバ装置36と、サービス提供装置38とを含む。本実施の形態に係るシステムはさらに、ユーザ側の装置として、コンテンツ配信装置34が配信するコンテンツを受信して蓄積し、コマンドに従って再生するコンテンツ再生装置502と、ユーザがコンテンツ再生装置502と情報の送受信を行ない、コンテンツ再生装置502を制御する装置であり、かつサービス提供装置38が提供するサービスをユーザが利用するための装置である操作端末装置500とを含む。典型的には、コンテンツ再生装置502は、PVR(Personal Video Recorder)であってもよい。
本実施の形態では、操作端末装置500とコンテンツ再生装置502とは、共に同じ物理層の通信機能を有する。例えば、この両者がそれぞれ有する通信機能が、共にIEEE802.11a規格の無線機能であってもよい。
本実施の形態に係るシステムはさらに、第1のネットワーク(例えばローカルネットワーク506)を構成する装置間で行なわれる通信及び操作端末装置500が第2のネットワーク(例えば広域ネットワーク508)に接続された装置との間で行なう通信を中継するルータ504を含む。典型的には、ルータ504は、はADSL又はFTTH技術を利用するものが想定される。
本実施の形態に係るシステムは、ローカルネットワーク506と、広域ネットワーク508の2系統のネットワークを利用する。ローカルネットワーク506は、例えば家庭内等に閉じた範囲をカバーするネットワークである。広域ネットワーク508は、
典型的にはインターネットである。ローカルネットワーク506は、例えば家庭内等ローカルな範囲内で装置が接続された場合に、装置が接続されたことを示す信号をブロードキャスト又はマルチキャストできる。これにより各装置間での接続を通知することが可能となる。さらに、ブロードキャストで問合せを行なうことで現在接続中の装置を認識することが可能である。もちろん、個別にどの装置が接続されているかをそれぞれの装置が管理する必要はない。ローカルネットワーク506に接続されるサーバが代表的に管理を行って、サーバへ問合せを行なうことでどのような装置が接続されているかを知ることが可能である。VPN(Virtual Private Network)等の技術によると論理的なネットワークを構築可能である。ローカルネットワーク506はそのような論理的な単位のネットワークであっても構わない。
図17に、操作端末装置500の機能的構成をブロック図形式で示す。図17を参照して、操作端末装置500は、図4に示す第1の実施の形態に係る操作端末装置30と類似の構成である。操作端末装置500は、図4に示す操作端末装置30の第1ネットワークインタフェース100に替えて、ルータ504を介してコンテンツ再生装置502との間で通信を行なう際のインタフェースとなる第1のインタフェース520を含む。
また、操作端末装置500は、図4に示す操作端末装置30のコマンド送信部102、コンテンツ選択部104、及びユーザ入力部108にそれぞれ替えて、コマンド送信部530、コンテンツ選択部528、ユーザ入力部526を含む。これらの詳細については後述する。
操作端末装置500はさらに、第1ネットワークインタフェース520、コマンド送信部530、及びコンテンツ選択部528に接続されたコマンド受信部522と、表示部106、ユーザ入力部526及びコマンド受信部522に接続された機器選択部524とを含む。
コマンド受信部522は、ローカルネットワーク506を介してコマンドを受信し、コンテンツ選択部528に与える機能と、受信したコマンドに基づいて、ローカルネットワーク506に接続している装置を検出する機能とを有する。機器選択部524は、ユーザ入力部526からの入力信号に従い、コマンド受信部522が検出した装置の中からコンテンツ再生装置502を選択する機能を有する。なお、コマンド受信部522は、機器選択部524により選択されたコンテンツ再生装置502を示す情報をコマンド送信部530及びコンテンツ選択部528に与える機能をさらに有する。コンテンツ選択部528は、ユーザ入力部526からの信号に従い、コマンド受信部522からの情報を基に、コンテンツ再生装置502の機能に応じたコンテンツ選択を行なう機能を有する。また、コマンド送信部530は、コマンド受信部522からの情報を基に、コンテンツ再生装置502の機能に応じた各種コマンドを送信する機能を有する。
図18に、コンテンツ再生装置502の機能的構成をブロック図形式で示す。なお、コンテンツ再生装置502と、操作端末装置500との間の通信は双方向のものであっても、一方向であっても構わない。
コンテンツ再生装置502は、外部装置からコマンドを受信するためのネットワークインタフェース540と、ネットワークインタフェース540を介してコマンドを受信するコマンド受信部542と、受信したコマンドを解析するコマンド解析部544とを含む。コンテンツ再生装置502はさらに、解析したコマンドにより指定されるチャネル及び時刻情報の判定を行なうチャネル・時刻判定部546と、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部550と、コンテンツに付随する情報(以下、この情報を「コンテンツ情報」と呼ぶ。)を記憶するコンテンツ情報記憶部548とを含む。
なお、チャネル・時刻判定部546は、詳細には、コマンドに含まれる時刻情報及びチャネルに関する情報と、コンテンツ情報記憶部548が記憶したコンテンツ情報に含まれる時刻及びチャネルに関する情報とを比較する機能を有する。
コンテンツ再生装置502はさらに、チャネル・時刻判定部546による比較の結果に基づき、コマンドによる指定に該当するコンテンツの候補のリストを作成する候補作成部552と、候補のリストを表示する候補表示部554と、表示に基づいてユーザが行なうコンテンツの指定を受け、指定に基づき、再生するコンテンツを候補のリストの中から選択する候補選択部556と、候補選択部556が選択したコンテンツをコンテンツ記憶部550から読出して再生するコンテンツ再生部558とを含む。
なお、候補表示部546は、コンテンツ再生装置502に内蔵された表示装置を用いて、候補のリストの表示を行なってもよい。候補のリストを操作端末装置500に送信することで、操作端末装置500側に表示させてもよい。
コンテンツ情報は、コンテンツの録画時刻及びチャネル情報からなる情報である。コンテンツ記憶部550が記憶しているコンテンツの形式が、例えば、「f08030909190120.mpg」というファイルであった場合、コンテンツ情報は、次のようなものが想定される。例えば、コンテンツ情報は「8,
2003/09/09,19:01:20,20:55:00,f08030909190120.mpg」という形式で記憶される。このコンテンツ情報は、コンテンツ情報を項目ごとにコンマで区切って羅列した情報である。各項目は前から、チャネル番号、記録年月日、開始時刻、終了時刻、及びコンテンツファイル名を示す。なお、デジタル放送であれば、コンテンツ情報は、それらの情報に加えてタイトル情報等をさらに含むことがある。また、時刻情報等の情報はコンテンツファイルのファイル名の形式で記憶することもできる。
図19に、本実施の形態に係るシステムの各装置間で行なわれる通信シーケンスの一例を示す。縦線1本がシステム内の個々の装置を示し、縦線間の横矢印が通信を示す。箱は装置内の処理を示す。図19を参照して、通信570では、操作端末装置500は、ローカルネットワーク506に接続された装置の問合せを行なう。通信572では、コンテンツ再生装置502は、問合せに対する回答を操作端末装置500に送信する。このとき、ローカルネットワーク506に属する他の装置からも回答が送信される。ここでの回答は、コンテンツ再生装置502自体に割当られたアドレス、装置の種別、コンテンツ再生装置502のニックネーム(寝室のVTR等)、及び扱えるプロトコル等の情報を含むことが望ましい。処理574では、ユーザが、回答を送信してきた装置の中からコンテンツ再生装置502を選択する。通信576では、操作端末装置500がコンテンツ再生装置502に対して、取扱い可能なコンテンツについての問合せを行なう。通信578では、コンテンツ再生装置502から操作端末装置500へ、問合せに対する回答が送信される。
なお、通信570と通信572、及び通信576と通信578はそれぞれ一組で行なわれる通信である必要はない。通信570と通信572との結果を操作端末装置500で記憶しておき、以後は通信570及び通信572を省略することも可能である。
通信580では、操作端末装置500がユーザによる入力に従いコンテンツを選択し、選択したコンテンツに対応する切替コマンドをコンテンツ再生装置502に送信する。ここでのコンテンツの選択は通信578の回答を受信して、操作端末装置500の表示部106にコンテンツリストを表示し、それをユーザが選択するという方式が一般的である。
処理582では、コンテンツ再生装置502が、受信したコンテンツ切替コマンドに従い、コンテンツの切替を行なう。例えばコンテンツ再生装置502がテレビジョン放送を受信するものであれば、コンテンツ再生装置502は、テレビジョン放送のチャネルを切替える。また、記録されている番組のどれかに切替える等の操作でもよい。
通信584では、操作端末装置500は、現在コンテンツ再生装置502が再生又は記録の処理をしているコンテンツに関する情報をアクセスするための情報(コンテンツ関連アクセス情報)をコンテンツ再生装置502に対して問合せる。デジタル放送であれば、関連するアドレスがこれらに相当する。このアドレスは、URLによるものでも、BML(Broadcast Markup Language)によるものでもよい。また、放送局名、放送時間、出演者名、又は商品名等に関する情報を含んでもよい。
通信586では、コンテンツ再生装置502が、コンテンツ関連アクセス情報を回答する。なお、通信584及び通信586の対は、通信576及び通信578によって得た情報で代替が可能な場合がある。この場合には通信584と通信586とを省略してもよい。もちろん、コンテンツを切替える前に関連情報を見たい場合には、通信580を省略することも可能である。
通信588では、操作端末装置500がコンテンツ関連情報を変換サーバ装置36に対してリクエストする。変換サーバ装置36はサービス提供装置38に対しこれに対応するリクエストが出され、通信590によってこのリクエストに応じたサービスがサービス提供装置38から操作端末装置500に送信される。処理592では受信したサービスを操作端末装置500で表示する。ここでは、第2の実施の形態に係る操作端末装置300と同様の動作で、最近見たページを表示するようにすることも可能である。
図20に本実施の形態に係る操作端末装置500による表示の遷移例を示す。動作600ではコマンド送信部530が、装置問合せのコマンドをローカルネットワーク506に属する各装置に送信し、コマンド受信部522が回答を受信する。問合せへの回答に基づき、機器選択部524が装置のリスト602を作成し、表示部106に表示させる。この場合、できれば理解しやすい表示を行なうことが望ましい。例えば、リスト2行目の「<寝室のPVR>」という文字列はユーザが予め設定をした文字列であってもよい。
この表示に基づいて、ユーザがコンテンツ再生装置502を選択する。選択結果は、ユーザ入力部526から機器選択部524を経由して、コマンド受信部522に与えられる。コマンド受信部522は、コンテンツ再生装置502を示す情報をコンテンツ選択部528及びコマンド送信部530に与える。続く動作604ではコマンド送信部530がコンテンツ再生装置502に対して、その保持するコンテンツの問合せを行なう。この問合せに対する回答をコマンド受信部522が受信し、コンテンツ選択部528に与える。
コンテンツ選択部528は、与えられたコマンドを基に、コンテンツの候補リスト608を作成し、表示部106に表示させる。ユーザは候補リスト608から所望のコンテンツを選択する。ここでは、候補リストの第1項目である「8ch」のコンテンツを選択する例を示す。選択結果は、コンテンツ選択部528から、リクエスト作成部110に与えられる。
動作610では、リクエスト作成部110がコンテンツの選択結果を基にリクエストを作成し、リクエスト送信部116に与える。リクエスト送信部116は、ルータ504にリクエストを送信する。ルータ504はリクエストの中継を行ない、広域ネットワーク508を介して、変換サーバ装置36経由で、リクエストをサービス提供装置38に送信する。サービス提供装置38は、操作端末装置500にサービスを提供し、操作端末装置500はこのサービスを受信する。受信したサービスは、サービス受信部118からサービス解釈部120に与えられる。なお、変換サーバ装置36を経由せず直接にサービス提供装置38にリクエストを送信するようにしてもよい。
サービス解釈部120は、受信したサービスを基に、サービスメニュー612を表示部106に表示させる。ユーザは、表示されたサービスメニュー612の中から、所望のサービスを選択する。このサービスメニュー612から「シーンジャンプ」を選択するものとする。なお、シーンジャンプとはサービス側での再生開始場所を指定するものである。例えば野球の得点があった回まで、再生個所を飛ばして再生することである。動作614では、これに応じて、選択された「シーンジャンプ」サービスを受信し、「シーンジャンプ」サービスのメニュー616を表示する。ユーザはこのメニュー616から所望のシーンを選択する。
動作618では、ユーザが選択したシーンの再生コマンドを、操作対象のコンテンツ再生装置502に応じたコマンドに変換して、コンテンツ再生装置502へ送信する。このシーンジャンプは時刻情報を用いて行なわれる。この場合には、ジャンプ先の時刻が19時35分40秒であるものとすると、この情報を、受信側のコンテンツ再生装置502で記録されているコンテンツのどの部分に当たるかを示す情報に変換して、再生箇所をその場所に移動させるスキップコマンドを出力することで実現できる。動作620では、PVR側で指定の場所にジャンプして、表示される。なお操作端末装置500から送られたコマンドにはテキスト情報等、そのシーンを説明する情報を付けて送信することが望ましい。これをコンテンツ再生装置502で、図20に示す表示622のように再生画面上に表示するようにしてもよい。こうすることにより、どのシーンに飛んだのかをユーザが容易に理解できることになる。
本実施の形態に係るコンテンツ再生装置502は、コンピュータ及びコンピュータ上で実行可能なプログラムによって実現することも可能である。図21は、コンテンツ再生装置502が行なう処理の制御構造を示すフローチャートである。コンテンツ再生装置502が処理を開始すると、制御はS642に進む。S642ではコマンドを受信する。S644では受信したコマンドが時刻情報付の再生コマンドか否かを判定する。時刻情報付の再生コマンドである場合、制御はS648に進む。さもなければ制御はS646に進む。なお、ここでは時刻付きの再生コマンドと、ジャンプのコマンドを区別していないが、これらは別々に定義することも可能である。
S646ではコマンドに従って所定の動作を行ない、制御はS642に戻る。
S648では、現在コンテンツの再生中であるか否かを判定する。判定結果が「YES」であれば、制御はS666に進む。さもなければ制御はS650に進む。
S650ではコマンドに含まれる時刻情報を取り出し、記憶しているコンテンツ情報との比較を行なう。S652では、比較を行った結果該当するコンテンツ情報があるか否かを判定する。ここでの「該当あり」とは、コマンドに含まれる時刻Tcに対して、コンテンツの開始時刻Tsと終了時刻Teとした場合、Ts−α<Tc<Te+βに該当するコンテンツが存在することである。αとβとは、若干の時刻の誤差を補正するためのものであり、α、βとも1分から30分程度が妥当である。ただしこの範囲に限定されるわけではない。例えばα、βの一方又は双方がマイナスの値でもよい。
「該当あり」と判定された場合、制御はS656に進む。さもなければ制御は、S654に進み、該当なしであることを示す表示を行ない、制御はS642に戻る。なお、該当なしの表示は画面表示に限らずエラー音であっても構わない。
S656では、コマンドにチャネル番号が含まれる場合、その番号とコンテンツ情報との比較を行なう。時刻情報が適合した候補の中から、チャネル情報が一致するものを選択する。S658では、比較の結果一致する候補が存在したか否かを判定する。該当のものがあった場合、制御はS664に進む。さもなければ制御はS660に進む。
S660では、チャネル情報が一致するものがないので、時刻情報が適合した候補のリストを表示する。S662では、表示されたリストの中からユーザがコンテンツを選択したか否かを判定する。ユーザが選択を行った場合、制御はS664に進む。ユーザが「戻る」を選択した場合には、制御はS642に戻る。S664では、選択されたコンテンツを再生する。制御はS642に戻る。
一方、制御がS648からS666に移行した場合、S666では再生中に時刻付きの再生コマンドを受信した場合の処理を実行する。この場合に、チャネル番号とコンテンツの対応付けは完了しているものとする。続くS668では、S666での時刻判定に基づき、与えられたコンテンツが再生中コンテンツの中に存在するか否かを判定する。例えばステップ650での判定に用いたのと同様の判定方法で判定可能である。判定結果が「YES」である場合、制御はS670に進む。さもなければ制御はS672に進み、該当なし表示を行ない、制御はS642に戻る。
S670では、現在のコマンドで指定された時刻がコンテンツに含まれているのでその時点へジャンプする。制御はS664に進む。この場合ジャンプした時点のコンテンツが再生されることになる。
図21に示すプログラムでは、チャネル情報を判定していないが、これを判定しても構わない。判定を行なう場合には、上記したようにコマンドに含まれるチャネル情報とコンテンツ情報に含まれるチャネル情報との変換テーブルを準備し、この変換テーブルを用いて判定する必要がある。なお、ここでいう「表示」とは、本体の表示部への表示でもよいし、外部表示信号を通じて外部装置に表示させるものでもよい。
本実施の形態では、S666では、ステップ656と同様に、時刻判定を行ない、その時刻にジャンプして再生を開始するが、コンテンツの先頭から開始するようにしてもよい。この場合、S666以降のフローに従えば、ユーザはもう一度当該コマンドを送るだけで,当該時刻にジャンプさせることが可能である。コマンドが指し示す時刻がコンテンツの終了時刻近辺やそれを過ぎている場合には、必ずしも当該時刻ではなくて、若干さかのぼった時刻から再生を行なうことが望ましい。
なお、設定によってコマンドに付随するチャネル情報とコンテンツ情報に記載されるチャネル情報とが合致しても、実際にはコマンドが指し示すコンテンツと実際に装置が記憶するコンテンツが異なるものである場合が存在する。例えばコマンドでは9チャネルと指定されているが、この操作端末装置500では9チャネルには別の周波数のチャネルが設定されている場合等である。このようなことを避けるため、S658でチャネル情報が一致した場合でもS660でリストを表示することも考えられる。この場合、チャネル情報が一致したものは最も選択しやすい位置(例えばリストの最上段)に表示することが望ましい。
さらに、S660で候補を表示し、S662で、ユーザがコンテンツを選択した場合、コマンドに含まれるチャネル情報と、コンテンツ情報に含まれるチャネル情報の対応付けを記憶して、次回以降にその対応付けを用いてもよい。例えばコマンドで9チャネルと指定されたが、候補選択では7チャネルというコンテンツ情報のコンテンツが選択された場合に、次回以降はコマンド内の9チャネルは、7チャネルに変換して判定するということが考えられる。同様にチャネル情報が地上波デジタルの6チャネルであったが、選択は第2の外部入力端子(Line2)であるという場合には、地上波デジタルチューナがLine2に接続されている可能性が高いので、その対応関係を記憶してもよい。さらには地上波デジタルのチャネルをLine2として選択したり、Line2の優先順位を上げたりすることが望ましい。
図22は、本実施の形態に係るコンテンツ再生装置502が受信するコマンドと、コンテンツ再生装置502における表示との対応関係を示す図である。図22を用いて、コンテンツ再生装置502の動作を例示する。
操作端末装置500からコンテンツ再生装置502がコマンド700を受信したものとする。このコマンド700は、11チャネルの2003年9月9日19時00分00秒のコンテンツを再生することを命じるものである。この結果、画面702が表示される。
画面702は、11チャネルで、当該時刻を含むコンテンツ情報のコンテンツがなかったため、時刻だけが該当しているコンテンツを列挙している。この例では3つのコンテンツが該当する。第1のコンテンツは4チャネルのものであり、第2のコンテンツは外部装置からライン入力を通して記録されたコンテンツであり、第3のコンテンツは7チャネルのものである。さらに電子番組表やデータ放送からタイトルや出演者情報等が得られると、それも表示することが望ましい。
この表示に対しユーザによりコマンド704が送られたものとする。コマンド704は、操作端末装置500でユーザが第3のコンテンツを選択し、「3」が選択されたことを示す。これに応答して画面706で第3のコンテンツ(7チャネルのもの)がコンテンツ開始時刻(19時05分00秒)から再生される。当該時刻からの開始を行なう方法は、記録した時刻と実際の記録場所(例えばハードディスク上の位置)を対応付ける表を参照する方法、メディアにコンテンツと同時に記載された時間情報と記録開始時刻情報からたどる方法等各種存在する。それらのいずれを採用してもよい。
さらに、19時32分30秒までスキップするコマンド708が送られたものとする。このコマンド708は、コンテンツの再生を意味する「Play」であるが、このコマンドではなく、ジャンプコマンドであっても構わない。画面710で当該時刻までジャンプして再生する。コマンドに、例えば“3回表”という文字情報を添付してもよい。図22に示す例では、これを受信したコンテンツ再生装置502は、その“3回表”の文字列とジャンプした時刻とを画面左上に表示している。このような表示を行なうことで、ユーザはどのシーンにジャンプしたのかを容易に知ることが可能になる。なお、“3回表”の文字列表示が出来ない場合でも、少なくともジャンプした時刻を数秒間程度表示することが望ましい。
このようにコマンドに記載されている時刻情報を用いてコンテンツを選択したり、ジャンプさせたりすることで、不要なシーンをスキップしたり、同じシーンを繰返し見たりすることが可能になる。
なお、時刻情報は、放送を記録する場合に同期を取る手段として有効である。ただし、パッケージメディアであるDVD(Digital Versatile Disc)等では、映像の冒頭をゼロとした相対時間で指定しても構わない。
なお、図18に示すコンテンツ情報記憶部548は、ネットワークを通じて異なる装置に記憶されているコンテンツのコンテンツ情報を収集する機能を持っていることが望ましい。この場合、コンテンツ記憶部550はネットワークを通じてアクセス可能であればよく、この装置内部にある必要はない。複数台のPVRがネットワークを通じて接続されていた場合、そのうちの1台にコマンドを送るとその装置が代表してすべてのコンテンツを検索することが望ましい。
[第5の実施の形態]
ハードディスク等大容量の媒体にコンテンツを記録する場合、録画は容易にできるが番組の再生時にコンテンツを選択することが難しくなる。一方、ユーザは外出先では容易に録画予約を行なうと共に、帰宅したときに、それをすばやく再生したいという要求がある。本実施の形態に係るサービス提供装置は、このような要求に対応するサービスを提供する機能を有する。この変換サーバ装置は、PVR等に対して録画予約のコマンドを送信すると同時に、ユーザが録画予約に用いる装置(例えば携帯電話)へ予約情報を送信する。これにより、帰宅後にその番組のチャネル情報や開始時刻の情報等からPVRの番組を特定して再生を開始させることが可能になる。
図23に、本実施の形態に係るサービス提供装置を含むシステムの概要を示す。図23を参照して、本実施の形態に係るシステムは、第4の実施の形態とそれぞれ同様の、操作端末装置500及びコンテンツ再生装置502と、操作端末装置500からのリクエストに基づいて、コンテンツ再生装置502の録画予約のコマンドを送信すると共に、操作端末装置500にコンテンツの録画予約に関する情報を送信するサービスを提供するサービス提供装置800とを含む。
本実施の形態に係るサービス提供装置800は、コンテンツの録画予約時に関わるサービスを提供する。まず、ユーザが、外出先等で、録画予約のサービスを求めるために、サービス提供装置800にリクエストを送信する(802)と、サービス提供装置800は、操作端末装置500に対して、録画予約を行なうための番組情報を送信する(804)。この番組情報は、具体的には、HTMLで記載されたウェブページであって、番組表と予約ボタンとを含み、予約ボタンを押すことで予約のリクエストの作成が完了するというものでもよい。ここで、リクエストの作成が完了すると、作成されたリクエストはサービス提供装置800に送信される(805)。
サービス提供装置800は、録画予約のリクエストに基づき、コンテンツ再生装置502(典型的には家庭のPVR)に対して録画予約のコマンドを送信する(806)。録画予約のコマンドにはチャネル情報(チャネル、若しくは放送局コード等ストリームを指定する情報)と録画の開始時刻及び終了時刻とが含まれることが一般的である。さらにリクエストは電子メールで送信される場合が一般的である。実際にはコンテンツ再生装置502から電子メールの受信要求を送信し、サービス提供装置からメールを受信する方法でコマンドが送信されるものであってもよい。なお、本実施の形態は、コマンドの送信手法は問わない。
コンテンツ再生装置502に対して録画予約コマンドを送信すると、サービス提供装置800は、操作端末装置500に対して、ここで予約したコンテンツを、再生する操作を操作端末装置500で行なうための情報(以下、この情報を「再生用情報」と呼ぶ。)を送信する(808)。再生用情報は、再生開始時刻を含み、さらにチャネル情報及び再生終了時刻を含むことが望ましい。再生用情報は、コンテンツ再生装置502に送信した録画予約コマンドと同一内容のものであってもよい。
なお、操作端末装置500からのリクエストは、図1に示す実施の形態1に係る変換サーバ装置36を経由してサービス提供装置に与えられるものでもよい。
この後、ユーザが帰宅して、録画予約コマンドに基づいてコンテンツ再生装置502が録画したコンテンツの再生を行なう。このとき、ユーザは、受信した再生用情報を基に、操作端末装置500を用いて録画予約したコンテンツの選択を行ない、選択したコンテンツの再生を求めるコマンドをコンテンツ再生装置502に送信する(810)。コンテンツ再生装置502は、コマンドに従い、録画したコンテンツを再生する。
図24にサービス提供装置800の機能的構成をブロック図形式で示す。図24を参照して、サービス提供装置800は、操作端末装置500及びコンテンツ再生装置502と通信するためのネットワークインタフェース822と、ユーザからの予約リクエストを受付ける予約リクエスト受信部824と、電子番組ガイド等を送信する番組情報送信部826と、コンテンツのタイトル、チャネル情報、開始時刻、終了時刻等を格納する番組管理テーブル828とを含む。サービス提供装置800はさらに、録画予約コマンドを送信する録画予約送信部830と、予約リクエスト受信部824で受信した予約リクエストから、録画予約と再生情報を作り出し、送信を管理する予約リクエスト管理部832と、再生用情報を送信する再生用情報送信部834と、ユーザ認証に用いるユーザの個人情報を格納するユーザ管理テーブル836とを含む。
なお、録画予約リクエストとユーザを識別するための識別情報とを共に記憶しておき、開始時刻だけでなく、再生用情報を適宜操作端末装置500に送信することが望ましい。例えば野球放送の場合には、録画予約時には放送開始時刻の再生用情報を送信する。1回表の開始、1回裏の開始、2回表の開始等実際に試合が進行していくに従って、再生用情報をアップデートして送信すると、単に開始時刻から再生を行なうだけでなく、2回表にジャンプして視聴するような実装を行なうことが可能になる。
このためには、録画予約リクエストが行なわれた番組情報とユーザの識別情報とを対で記憶しておく。さらに、再生用情報を更新する再生用情報更新部を持つ。そして、再生用情報送信部834では再生用情報が更新されたか否かを、随時又は定期的にチェックし、更新されれば再生用情報を送信することが望ましい。この場合には、さらにユーザ情報にサービスのレベルを保持し、どの再生用情報を送信するかを判断することが望ましい。例えば、無料サービスのみを登録しているユーザに対しては、番組開始情報のみを送り、課金サービスを登録しているユーザに対しては、2回表や得点シーン等の詳細な再生情報を送るようにする。
なお、上記実施の形態では、再生用情報がチャネル情報と開始時刻を含んでいる。これ以外にも、録画予約リクエストにリクエスト固有の識別を付け、それを再生情報として送信してもよい。こうすると、コンテンツ再生装置502において、録画予約と再生リクエストの整合を取ることが可能となる。
さらに、録画予約リクエストにユーザIDやパスワードを加えることが望ましい。この場合、コンテンツ再生装置502側では再生時又はコンテンツ選択時にパスワードを聞くことで、特定のユーザにしかリストを見せないとか、コンテンツ再生を行なわせないということが可能になる。再生情報にこのユーザIDやパスワードを加えると、操作端末装置500で再生情報を受信し、それをコンテンツ再生装置502に送ることで、操作端末装置500で再生コマンドを送る場合に、ユーザがパスワード等を入力することなく、再生可能とすることが望ましい。
サービス提供装置800は、実質的には、一般的なコンピュータとそのコンピュータ上で実行可能なコンピュータプログラムによって実現することが想定される。
図25は、コンピュータで実行されると、コンピュータをサービス提供装置800として動作させるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。図25を参照して、S850では、操作端末装置500又はそのユーザの認証を行なう。ここでの認証には、どのような方式を用いてもよい。例えば、装置の識別番号若しくは電話番号、又はユーザが入力したユーザ名とパスワードと等を用いてもよい。
S852では、操作端末装置500から、番組選択予約の録画予約リクエストを受付ける。S854では、録画予約コマンドをコンテンツ再生装置502に送信するためのアドレスを選択する。このアドレスはコンテンツ再生装置502がアクセス可能なアドレスである。S856では、選択したアドレスに予約リクエストを送信する。S858では再生情報を送るアドレスを選択する。このアドレスは操作端末装置500のアドレスである。S860では、再生用情報を送信する。
なお、現在の時刻が番組放映時刻を過ぎている場合には、録画予約リクエストを送信せず、再生用情報のみを送信してもよい。この場合には、図25に示すS854及びS856を省略してもよい。
予約用アドレスや再生情報用アドレスについては、図25に示す制御の開始以前に、ユユーザ名、ユーザID、パスワード、予約送信用アドレス、再生用情報送信用アドレス等を含むユーザ情報として登録しておいてもよい。
なお、上記した各実施の形態におけるコマンドは、制御信号のみからなる情報である必要はなく、制御を行なうための情報とそれに付随するデータを含んだ情報全体を指している。また、コマンド及びリクエストを一回のトランザクションで全部を送る必要はなく、複数回のトランザクションに分解して送っても構わない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。 操作端末装置の外観の一例を示す図である。 操作端末装置の外観の一例を示す背面図である。 第1の実施の形態に係る操作端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る操作端末装置の入力部を示す図である。 リクエストの作成過程を概略的に示す図である。 変換テーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る操作端末装置が受信したサービスの表示例を示す図である。 第1の実施の形態に係る操作端末装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 リクエストを作成する処理の制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る操作端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る操作端末装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るシステムの動作の概要を示す図である。 第3の実施の形態に係る操作端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る、サービスの受信、解析及びコマンド送信処理の制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。 第4の実施の形態に係る操作端末装置の機能的構成を示す図である。 第4の実施の形態に係るコンテンツ再生装置の機能的構成を示す図である。 第4の実施の形態に係るシステムでの通信シーケンスを示す図である。 第4の実施の形態に係る操作端末装置の画面表示の遷移例を示す図である。 第4の実施の形態に係るコンテンツ再生装置が実行するプログラムの制御構造を示す図である。 第4の実施の形態に係るコンテンツ再生装置による表示の遷移例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。 第5の実施の形態に係るサービス提供装置の機能的構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態に係るサービス提供装置が実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
30、300、400、500 操作端末装置、32、502 コンテンツ再生装置、34 コンテンツ配信装置、36 変換サーバ装置、38、800 サービス提供装置、40 第1のネットワーク、42 第2のネットワーク、60 ディスプレイ、62 入力部、70 通信部、100、520 第1ネットワークインタフェース、102、402、530 コマンド送信部、104、404、528 コンテンツ選択部、106 表示部、108、302、526 ユーザ入力部、110 リクエスト作成部、112 地域情報記憶部、114 アドレス記憶部、116、306 リクエスト送信部、118、304 サービス受信部、120 サービス解釈部、122 第2ネットワークインタフェース、308 サービスアドレス記憶部、410 チューナ部、412 地域情報取得部、504 ルータ、506 ローカルネットワーク、508 広域ネットワーク、522 コマンド受信部、524 機器選択部、540、822 ネットワークインタフェース、542 コマンド受信部、544 コマンド解析部、546 チャネル・時刻判定部、548 コンテンツ情報記憶部、550 コンテンツ記憶部、552 候補作成部、554 候補表示部、556 候補指定部、558 コンテンツ再生部、824 予約リクエスト受信部、826 番組情報送信部、828 番組管理テーブル、830 録画予約送信部、832 予約リスト管理部、834 再生用情報送信部、836 ユーザ管理テーブル

Claims (8)

  1. 受信したコンテンツデータをユーザが認知可能なように再生する第1の外部装置と通信を行なうと共に、前記コンテンツデータと関連する情報を提供する第2の外部装置と通信を行なう通信装置であって、
    前記第2の外部装置は、コンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を受信し、受信したリクエスト情報が示すコンテンツデータと関連する情報を提供する装置であって、
    前記通信装置は、
    前記ユーザからの指示を受けて、コンテンツデータを選択するための選択手段と、
    前記選択手段が選択したコンテンツデータを受信し表示するためのコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツ受信手段により受信したコンテンツデータを示す番組情報を記憶するための番組情報記憶手段と、
    前記記憶された番組情報に基づいて、前記第1の外部装置に、前記番組情報が示すコンテンツデータ再生指示するための命令情報を送信するためのコマンド送信手段と、
    選択されたコンテンツを示す番組情報に基づいて、前記選択されたコンテンツに関する情報をリクエストするリクエスト情報を、前記選択されたコンテンツのチャンネル情報と前記リクエストされた時刻を示す時間情報とを少なくとも含んで作成するためのリクエスト作成手段と、
    前記リクエスト情報を、前記第2の外部装置に送信するためのリクエスト送信手段と、
    前記第2の外部装置が、前記リクエスト情報を受けて送信した、サービスを提供する情報を受信するためのサービス受信手段とを含む、通信装置。
  2. 前記通信装置の位置に基づいて、コンテンツデータの受信地域を示す地域情報を取得するための地域情報取得手段をさらに含み、
    前記リクエスト作成手段は、前記番組情報と前記地域情報とに基づいて、前記リクエスト情報を作成するための手段を含む、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置の位置に基づいて、コンテンツデータの受信地域を示す地域情報を取得するための地域情報取得手段をさらに含み、
    前記コマンド送信手段は、
    前記受信地域によって異なる複数種類の前記命令情報を記憶するためのコマンド記憶手段と、
    前記地域情報に応じて、前記記憶された複数種類の前記命令情報から、前記第1の外部装置に送信する命令情報を選択するためのコマンド選択手段と、
    前記コマンド選択手段が選択したコマンドを送信するための手段とを含む、請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記第2の外部装置は、前記リクエストが示すコンテンツデータの処理を要求するための命令情報を前記第1の外部装置に送信する装置であって、
    前記リクエスト作成手段は、前記番組情報と前記第1の外部装置に対して要求する処理とを基に、リクエスト情報を作成するための手段とを含む、請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記処理を指定する情報は、前記第1の外部装置が前記選択したコンテンツを録画する処理を指定する情報を含む、請求項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の外部装置を含む複数の装置からの信号を受信するための信号受信手段と、
    前記信号受信手段が受信した信号に基づき、前記複数の装置の中から命令情報の送信対象となる前記第1の外部装置を選択するための装置選択手段とをさらに含み、
    前記コマンド送信手段は、前記命令情報を、前記装置選択手段が選択した前記第1の外部装置に対して送信するための手段を含む、請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記第1の外部装置が処理可能なコンテンツデータを示す情報を取得するための手段をさらに含み、
    前記第2の外部装置は、前記処理可能なコンテンツデータを示す情報に基づく情報サービスを提供する装置であって、
    前記通信装置はさらに、
    前記処理可能なコンテンツデータを示す情報を含むリクエスト情報を作成するための手段を含む、請求項に記載の通信装置。
  8. コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを請求項1から請求項のいずれかに記載の通信装置として動作させる、コンピュータで実行可能なプログラム。
JP2003356564A 2003-10-16 2003-10-16 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム Expired - Fee Related JP4226990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356564A JP4226990B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356564A JP4226990B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008251511A Division JP4796110B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005123884A JP2005123884A (ja) 2005-05-12
JP4226990B2 true JP4226990B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=34613774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003356564A Expired - Fee Related JP4226990B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4226990B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129384A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Sharp Kabushiki Kaisha 双方向サービスシステム及びマルチメディアコンテンツ処理装置
KR100772392B1 (ko) 2006-02-07 2007-11-01 삼성전자주식회사 홈 네트워크에서 tv 채널을 이용한 콘텐트 처리 방법 및그 장치
JP4840264B2 (ja) * 2007-06-18 2011-12-21 船井電機株式会社 テレビジョンシステム
JP5250538B2 (ja) * 2009-12-11 2013-07-31 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 Webサービス提供機器及び方法ならびにWebクライアント
US20130282800A1 (en) * 2011-01-05 2013-10-24 Thomson Licensing System and method for video distribution over internet protocol networks
JP5903783B2 (ja) 2011-06-30 2016-04-13 ソニー株式会社 サーバ装置および情報処理装置
JP6221202B2 (ja) * 2012-02-03 2017-11-01 ヤマハ株式会社 通信システム
JP2013206222A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Nikon Corp 電子機器、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005123884A (ja) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5650143B2 (ja) ユーザインターフェースの構成
JP6205400B2 (ja) 表示装置
US20070050733A1 (en) Method and apparatus for constructing dynamic menu for user interface
JP2006511997A (ja) 映像信号を表示するためのディスプレイを備えた携帯コントローラを有するレジデンシャルゲートウェイシステム
US20100023599A1 (en) Communication terminal device performing content display control, control method, and video display system
WO2005091626A1 (en) System and method for providing personal broadcast recording channel service using extensible markup language (xml)
KR102025320B1 (ko) 수신 디바이스 상에서 데이터 스트림을 재생하기 위한 제어 시스템
JP4226990B2 (ja) 通信装置及びコンピュータで実行可能なプログラム
JP2007300391A (ja) 通信システムおよび再生装置
JP4379579B2 (ja) ネットワーク装置および情報検索方法
JP2000217167A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
KR20100026811A (ko) 멀티 미디어 스트리밍 서비스를 재생하는 단말기의 변경방법 및 이를 위한 장치
JP4796110B2 (ja) 通信装置
KR100816953B1 (ko) Url을 이용한 dtv응용 프로그램의 업데이트 방법
US8863195B2 (en) Media manager
JP2019207697A (ja) 表示装置
KR101614946B1 (ko) 장면 간의 링크를 이용한 멀티미디어 컨텐츠 재생 방법 및 장치
KR20130026879A (ko) 컨텐츠 재생 장치, 시스템 및 그 제어 방법
JP2017062791A (ja) 表示装置
KR101265649B1 (ko) 복수 개의 콘텐츠 제공자와 연결 가능한 네트워크 디바이스 및 그 제어방법
JP4695044B2 (ja) 情報処理装置、コンテンツ視聴予約装置、コンテンツ視聴予約システムおよびコンテンツ視聴予約方法
KR20000075422A (ko) 정보처리장치 및 방법과 프로그램 격납매체
KR20080016347A (ko) 영상/음성신호 녹화장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees