JP4218542B2 - 電気接続箱及び電気接続箱が取付けられた車両 - Google Patents

電気接続箱及び電気接続箱が取付けられた車両 Download PDF

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本発明は、自動車等の車両に設けられる電気接続箱及びこの電気接続箱が取付けられた車両に関するものである。
従来、共通の車載電源から各電子ユニットに電力を分配する手段として、複数枚のバスバー基板を積層することにより配電用回路を構成し、これにヒューズやリレースイッチを組み込んだ電気接続箱が一般に知られている。
近年では、かかる電気接続箱の小型化や高速スイッチング制御を実現すべく、上記リレーに変えてFET等の半導体スイッチング素子を入力端子と出力端子との間に介在させたものも開発されるに至っている。
しかし、上記リレーやFETのようなスイッチング素子は発熱量が比較的に大きいため、その放熱が問題となる。その対策として、放熱部材上に熱伝導率の高い絶縁層を介して複数枚の配電回路形成用バスバーを固着して配電ユニットを構成し、そのバスバー上に上記スイッチング素子を実装してその発する熱を放熱部材から逃がすものが知られている。
例えば、特許文献1においては、上記配電ユニットと、その下流側で電力回路を形成するバスバー基板を含むジャンクションブロックとを両者が略直交する姿勢で結合し、一体化した電気接続箱が知られている。
特開2003−218562号公報
上記電気接続箱は、車両のエンジンルーム等、限られたスペース内に配置しなければならない場合が多い。そのためには、電気接続箱全体の形状を有効に利用して効率良く車両内に収める必要がある。
例えば、上記エンジンルームにおいて、タイヤハウスの形成のためにケース底壁及び側壁が内側に大きく突出した箇所に、上記特許文献1に示されるような電気接続箱、すなわち、上記配電ユニットと上記ジャンクションブロックとが略直交する姿勢で相互に結合される電気接続箱を取付けるには、その突出した箇所の上方に上記ジャンクションブロックが略水平な姿勢で位置し、当該箇所の側方に上記配電ユニットが略立直する姿勢で位置するように、当該電気接続箱を配置するのが有効である。このような配置にすれば、限られたスペースを有効に活用して電気接続箱の設置ができるのに加え、略立直姿勢にある配電ユニットの放熱部材をエンジンルーム内に露出させてその冷却機能を確保することができる。
その一方、上記電気接続箱の有する課題として、部品点数の削減や配線の簡素化を目的として、当該電気接続箱のケースに上記配電ユニット及びジャンクションブロックだけでなくそれ以外の制御ユニットもまとめて収容したいという要求がある。このような要求を満足させるためには、当該配電ユニット及びジャンクションブロックを保持する部分に加えて上記制御ユニットを収容する部分を上記ケースに形成する必要がある。
ところが、前述のように電気接続箱の設置スペースは限られており、しかも、放熱部材の冷却性能を確保するために当該放熱部材をケース外へ開放させる必要があり、このよう
な限られた条件下で上記制御ユニット収容部をいかに確保するかが大きな課題となる。例えば、上記のようにタイヤハウスに対応して突出する箇所に取付けられる電気接続箱において、その配電ユニットの放熱部材をエンジンルーム内に開放しながらケースに制御ユニットを収容するには、当該ケースにおいて上記ジャンクションブロックを保持する部分を挟んで上記配電ユニットと反対側の端部に上記制御ユニット収容部を形成することが考えられるが、上記ジャンクションブロックはタイヤハウスの直上方位置に配置されるために当該ジャンクションブロックを保持するケースの外側端部はエンジンルームの側壁に近接しており、この外側端部に上記制御ユニットを収容する制御ユニット収容部を形成する余裕はない。
本発明は、このような事情に鑑み、車両に設けられる電気接続箱において、共通のケースに配電ユニット及びジャンクションブロックに加えてその他の制御ユニットを収容しながら車両内の限られたスペースに効率良く配置できるようにし、しかも、上記配電ユニットに設けられた放熱部材の冷却機能を確保するための技術を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、入力された電力を複数の出力部に分配して出力する配電ユニットと、この配電ユニットの出力部と外部回路とを接続する電力回路を構成するジャンクションブロックと、他の制御ユニットとを備え、これらのユニットが共通のケースに保持されて車両内に取付けられる電気接続箱であって、上記配電ユニットは、回路固着面を有する放熱部材と、この放熱部材の回路固着面上に熱伝達可能に固着される回路形成体とを備え、上記ジャンクションブロックは、上記電力回路を構成する複数本のバスバーを含むバスバー基板を備え、このバスバー基板の向きと上記配電ユニットにおける回路固着面の向きとが互いに略直交するように当該配電ユニットの上端部またはその近傍部分とジャンクションブロックの端部またはその近傍部分とが連結されており、上記ケースは、上方に開口する形状を有し、上記ジャンクションブロックを略水平な状態で保持するジャンクションブロック保持部と、このジャンクションブロック保持部と所定の間隔を隔てて左右に並設され、上方に開口し、上記ジャンクションブロック保持部に保持されるジャンクションブロックに連結された上記配電ユニットを挟んで当該ジャンクションブロックと反対側の位置で上記制御ユニットを収容する制御ユニット収容部と、上記ジャンクションブロック保持部の上端部と上記制御ユニット収容部の上端部とを連結する連結部分とを有し、上記ケースの連結部分には、上記配電ユニットの下端部が上から挿入可能な開口が設けられ、この開口の下側に、上記ジャンクションブロック保持部と上記制御ユニット収容部との間に挟まれて上記配電ユニット及びその放熱部材をケース外部で上記ジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部が並ぶ方向と略直交する方向に開放する空間が確保され、上記開口に上から挿入された配電ユニットが上記空間に突出して当該配電ユニットの放熱部材がケース外部に開放されるものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の電気接続箱において、上記ケースのジャンクションブロック保持部は、上記開口に上記配電ユニットを挿入する方向と反対側の方向から上記ジャンクションブロックを保持するように構成されているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック及び上記ケースのジャンクションブロック保持部には、上記開口に配電ユニットが挿入されるのに伴って互いに嵌合することにより上記ジャンクションブロックの電力回路を外部回路に接続するコネクタが設けられているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の電気接続箱において、上記コネクタのう
ちジャンクションブロック保持部側のコネクタには、同コネクタと外部回路とを接続する配線がつながっており、ジャンクションブロック保持部に上記配線を保持する配線保持部が設けられているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項またはに記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック及び上記ケースのジャンクションブロック保持部には、上記コネクタ同士が嵌合する方向と平行な方向に互いに嵌合することにより同方向にジャンクションブロックをガイドするガイド手段が設けられているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1乃至のいずれか1項に記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック保持部の外面がケース取付箇所における車両内の形状に対応した形状となっているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の電気接続箱において、上記ケース取付箇所は、エンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所であり、その突出箇所の上方で上記ジャンクションブロックを略水平な姿勢で保持する上記ジャンクションブロック保持部の下部の外面が、上記突出箇所の形状に対応した形状を有するものである。
請求項に係る発明は、車両内に突出部を有する車両であって、上記請求項1乃至のいずれか1項に記載の電気接続箱のケースが、そのジャンクションブロック保持部と同ケースから外部に突出する配電ユニットとで上記突出部を覆うような姿勢で取付けられているものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の電気接続箱が取付けられた車両において、上記電気接続箱のケースが、エンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所に、突出する箇所の上にジャンクションブロック保持部が位置しかつその車幅方向内側に配電ユニットが位置するように取付けられているものである。
請求項10に係る発明は、上記請求項またはに記載の電気接続箱が取付けられた車両において、上記電気接続箱のジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部との間の空間が車両の前後方向に向かって開くように、上記電気接続箱のケースが取付けられているものである。
請求項1に係る発明によれば、ジャンクションブロックにおけるバスバー基板の向きと配電ユニットにおける回路固着面の向きとが互いに略直交するように当該配電ユニットとジャンクションブロックとを連結し、この配電ユニットを挟んで上記ジャンクションブロックと反対側で他の制御ユニットが収容される構造とすることにより、上記配電ユニット及びジャンクションブロックに加えて他の制御ユニットをコンパクトに共通のケースに収容するとともに、この電気接続箱を、上記配電ユニットとジャンクションブロックとが略直交するように連結されている構造を利用して限られたスペースに配置することができる。
ここで、上記配電ユニットは、上記ケースのジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部との間に挟まれた位置に保持されることになるが、当該ケースは、上記ジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部との間で、上記配電ユニットの放熱部材をケース外部上記ジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部が並ぶ方向と略直交する方向に開放する空間を確保する形状を有しているので、上記放熱部材をケース外部のエアに直接接触させることが可能であり、これにより上記放熱部材の冷却機能が確保されている。
具体的に、上記配電ユニットの端部またはその近傍部分と上記ジャンクションブロックの端部またはその近傍部分とが互いに連結されているため、上記配電ユニットのジャンクションブロックと連結されている部分以外の大部分をケースの連結部分(ジャンクションブロック保持部の上端部と制御ユニット収容部の上端部とを連結する部分)に形成された開口からケース外に突出させることができ、さらに配電ユニットの放熱部材の冷却機能を効率化させることができる。
請求項に係る発明によれば、上記ジャンクションブロックに連結された配電ユニットを上記開口へ上から挿入する挿入作業と一連の作業で上記ジャンクションブロックを当該ジャンクションブロックがジャンクションブロック保持部に保持される位置にセットすることができる。
請求項3及び4に係る発明によれば、上記配電ユニットを上記開口へ挿入する作業により、当該配電ユニットに連結されているジャンクションブロックに設けられたコネクタと、ジャンクションブロック保持部に設けられたコネクタとが嵌合されるので、上記挿入作業によってジャンクションブロックの電力回路と外部回路との接続も同時に行うことができる。
請求項に係る発明によれば、上記挿入作業時にジャンクションブロックとジャンクションブロック保持部にそれぞれに設けられたガイド手段が互いに嵌合することによって上記ジャンクションブロックがガイドされることにより、上記コネクタ同士をよりスムーズに嵌合させることができる。
請求項に係る発明によれば、上記ジャンクションブロック保持部の外面がケース取付箇所における車両内の形状に対応した形状となっていることにより、この電気接続箱が配置される部分の空間を有効に活用して電気接続箱を配置することができる。
請求項に係る発明によれば、上記ジャンクションブロックを略水平な姿勢で保持する上記ジャンクションブロック保持部の下部の外面が、特にエンジンルーム内におけるタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する突出箇所の形状に対応した形状を有するように形成することにより、エンジンルーム内の機器が比較的に配設され難いタイヤハウスの真上の空間を有効に活用して電気接続箱を配置することができ、エンジンルーム内のレイアウトの自由度を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、車両内の突出部がある部分に上記電気接続箱のケースを、そのジャンクションブロック保持部と同ケースから外部に突出する配電ユニットとで上記突出部を覆うような姿勢で取付けることにより、上記突出部の周りの空間を有効に活用して電気接続箱を省スペースで収めることができる。
請求項に係る発明によれば、エンジンルーム内におけるタイヤハウスに対応して内向きに突出する箇所の上側の空間を有効に活用して省スペースで電気接続箱を収めることができる。しかも、制御ユニット収容部は配電ユニットを挟んでジャンクションブロック保持部と反対側に設けられているので、ジャンクションブロック保持部がエンジンルームの側壁に近接する位置に設置される場合でも、当該側壁と制御ユニット収容部との干渉を生ずることなく良好にケースの取付けができる。
請求項10に係る発明によれば、電気接続箱のジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部との間の空間が車両の前後方向に向かって開くように電気接続箱が取付けられているために、車両の走行風を上記空間内でケース外部に開放されている配電ユニット
の放熱部材に効率良く当ててより効率的に空冷することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1では、本発明の電気接続箱10が、車両のエンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所70の上方に配置された状態を二点鎖線で示している。本発明の電気接続箱10は、このような突出箇所70の上方及び側方のスペースを有効に活用して配置することができる。
この電気接続箱10の分解斜視図を図2に示す。電気接続箱10は、入力された電力を複数の出力部に分配して出力する配電ユニット20と、この配電ユニット20の出力部と外部回路とを接続する電力回路を構成するジャンクションブロック30と、他の制御ユニット40と、これらのユニット20,30,40を保持するとともに収容するケースとを備え、このケースはロアケース50及びアッパーケース60により構成されている。なお、本明細書では、説明の便宜のため、図2における手前側を前側とし、高さ方向を上下方向として説明する。
上記ジャンクションブロック30は略水平な姿勢で配設され、上記配電ユニット20はこのジャンクションブロック30と略直交する姿勢で配設され、配電ユニット20の端部近傍部分とジャンクションブロック30の端部とが互いに連結されている。
上記制御ユニット40は、上記配電ユニット20を挟んで上記ジャンクションブロック30と反対側の位置に略立直する姿勢で配設されている。この制御ユニット40は、上記配電ユニット20及びジャンクションブロック30とで構成される電力分配のための電力回路とは別の電気回路を構成するものである。この制御ユニット40は、上記ロアケース50及びアッパーケース60内に共に収容されるコネクタ90と配線(図示せず)によってつながっている。さらに、このコネクタ90には外部からの配線(図示せず)がつながっており、コネクタ90を介して制御ユニット40は外部回路と接続されている。
なお、上記制御ユニット40は、配電ユニット20及びジャンクションブロック30以外で車両用に配置されるものであればよく、例えば車両内に搭載される電気機器を制御するフロントコントローラ等が該当する。
上記ロアケース50及びアッパーケース60は合成樹脂等の絶縁材料からなり、これらによって本発明に係るケースが構成されている。
上記ロアケース50は、全体としては上方に開口する形状を有し、上記ジャンクションブロック30を略水平な姿勢で保持するジャンクションブロック保持部53と、上記制御ユニット40を収容する制御ユニット収容部54とを備えている。上記ジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54は、両者とも上方に開口する有底容器状の形状を有しており、所定の間隔を隔てて左右に並設されている。
上記アッパーケース60は、下方に開口する有底容器状をなしており、上記ロアケース50の開口を塞ぐように装着される。
上記ロアケース50の底壁は、上記ジャンクションブロック保持部53の上端部分と制御ユニット収容部54の上端部分とを連結する形状を有しており、この連結部分に開口55が設けられている。この開口55は、上記配電ユニット20の端部のうち上記ジャンクションブロック30に連結されている側と反対側の端部がロアケース50内から挿入可能
な形状を有している。上記ジャンクションブロック保持部53は、上記開口55に上記配電ユニット20が挿入される方向と反対側の方向から(図例では下側から)上記ジャンクションブロック30を保持するようになっている。
このジャンクションブロック保持部53の保持方向を上記のような方向とすることにより、上記ジャンクションブロック30に連結された配電ユニット20を上記開口55へ挿入する挿入作業と一連の作業で上記ジャンクションブロック30を当該ジャンクションブロック30がジャンクションブロック保持部53に保持される位置にセットすることができる。
上記開口55の下側には、上記ジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54とで挟まれる空間534が確保されており、この空間534は、上記ジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54とが並ぶ方向と略直交する方向(図例では車両の前後方向)に開いている。従って、図3及び図4に示すように、上記開口55に挿入される配電ユニット20は、その大部分が上記空間534に臨み、ケース外部に対して車両の前後方向に開放されるようになっている。
また、上記ジャンクションブロック保持部53の下部の外面は、図5及び図6に示すように、エンジンルーム内において前述したタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所70の形状に対応する形状を有しており、前側から後側に向かうに従ってその深さが次第に浅くなるように円弧状になっているとともに、車両の幅方向外側から内側(図例では右側から左側)に向かうに従ってその深さが次第に深くなるように円弧状になっている。
上記ジャンクションブロック30の下面及び上記ロアケース50のジャンクションブロック保持部53の底壁には、上記開口55に配電ユニット20が挿入されるのに伴ってその挿入方向と平行な方向(図例では上下方向)に互いに嵌合することにより上記ジャンクションブロック30の電力回路を外部回路に接続するコネクタ36,56が設けられている。このコネクタ36,56のうちジャンクションブロック保持部53側のコネクタ56には、同コネクタ56と外部回路とを接続する配線(図示せず)がつながっている。この配線は、ジャンクションブロック保持部53の外面の前側が切り欠かれて形成された配線保持部58を通じてロアケース50内に入り込むとともにこの配線保持部58に保持されるようになっている。
一方、ロアケース50の後側にも、当該ロアケース50の外面が切り欠かれて配線保持部59が形成されており、この配線保持部59を通じて前述した外部からの配線がロアケース50内に入り込んで上記制御ユニット40用のコネクタ90につながっている。
また、上記ジャンクションブロック30の下面及び上記ロアケース50のジャンクションブロック保持部53の底壁には、上記コネクタ36,56同士が嵌合する方向と平行な方向に互いに嵌合することにより同方向にジャンクションブロック30をガイドするガイド手段が設けられている。このガイド手段は、ジャンクションブロック30の下面から下向きに突出するガイドピン37と、ジャンクションブロック保持部53の底壁から上向きに突出するガイド部材57とを備え、このガイド部材57の内側に上記ガイドピン37が嵌入されるようになっている。
本発明の電気接続箱10では、上記のように、上記開口55に配電ユニット20が挿入される方向と同じ方向に互いに嵌合するコネクタ36,56と、同方向に互いに嵌合するガイド手段53,57とがジャンクションブロック30及びジャンクションブロック保持部53に設けられているために、上記配電ユニット20を上記開口55へ挿入する作業に
より、当該配電ユニット20に連結されているジャンクションブロック30に設けられたコネクタ36と、ジャンクションブロック保持部53に設けられたコネクタ56とが嵌合されるので、上記挿入作業によってジャンクションブロック30の電力回路と外部回路との接続も同時に行うことができる。また、上記挿入作業時にジャンクションブロック30とジャンクションブロック保持部53にそれぞれに設けられたガイド手段53,57が互いに嵌合することによって上記ジャンクションブロック30がガイドされることにより、上記コネクタ36,56同士をよりスムーズに嵌合させることができる。
ここで、上記配電ユニット20とジャンクションブロック30とが連結されている構造、並びに配電ユニット20及びジャンクションブロック20の詳細な説明をするために、図7にその正面断面図を、図8にその要部拡大図を示す。
上記配電ユニット20は、放熱部材22と回路形成体24とを備えている。上記放熱部材22は、例えばアルミニウム合金や銅合金のように熱伝導性の高い材料で全体が一体に形成されたものであり、その一方の面(内側面)は平坦な回路固着面22aとされ、他方の面(外側面)には多数の放熱フィン22bが突設されている。そして、この放熱部材22の回路固着面22a上に上記回路形成体24が熱伝達可能に固着されている。この放熱部材22の回路固着面22aに固着されている回路形成体24は、合成樹脂等の絶縁材料からなるケース21で覆われている。
上記回路形成体24は、電力が入力される入力端子及び入力された電力を分配して出力する出力端子を構成する複数枚のバスバー24aが略同一平面上に配設されたものと、制御回路基板24bとが絶縁層を介して接着されたものである。上記制御回路基板24bは、上記入力端子及び出力端子の間に配設されて回路の開閉を行うFET28やリレー26等のスイッチング素子の駆動を制御するものである。この回路形成体24の制御回路基板24b側には、制御回路を構成するICチップ等の回路部品が実装されている。そして、この回路構成体24の上記バスバー24a側が上記放熱部材22の回路固着面22aに熱伝導率の高い絶縁層を介して接着剤等により固着されている。
この配電ユニット20内の入出力端子及び制御回路基板24bを外部回路と接続するために、この配電ユニット20には、電力用コネクタ23と制御回路用コネクタ25とが配電ユニット20の端部に設けられている。この電力用コネクタ23のコネクタ端子24cは、上記入出力端子を構成するバスバー24aの端部が水平に折り曲げられることにより形成されている。一方、上記制御回路用コネクタ25は中継端子25aを有し、この中継端子25aは、上記制御回路基板24bに形成された制御回路に半田付け等により電気的に接続されている。
上記ジャンクションブロック30は、上記配電ユニット20の入出力端子と外部回路とを接続する電力回路を構成するものであり、複数本のバスバー32から構成されるバスバー層が絶縁板を介して複数層に積層されたバスバー基板34を備えている。また、このジャンクションブロック30は、全体を合成樹脂等の絶縁材料からなるケース31で覆われており、上記バスバー基板34の向きと平行な略板状体となっている。このケース31のバスバー基板34の下面側には、前述したジャンクションブロック30の電力回路を外部回路と接続するコネクタ36とジャンクションブロック30をガイドするガイドピン37が形成されている。
上記バスバー32のうちには、電力回路を構成するのではなく、上記配電ユニット20の制御回路基板に形成された制御回路と外部回路とを接続するための回路を構成する制御回路用バスバー320も存在している。
上記バスバー32のうち所定のバスバー32が下向きに垂直に折り曲げられることにより、上記コネクタ36のコネクタ端子32dが形成されている。また、上記バスバー32のうち所定のバスバー32が上向きに垂直に折り曲げられることにより、他の電気部品を接続するための端子32bやヒューズ接続用端子32cが形成されている。さらに所定のバスバー32がバスバー基板34の左側端部付近で上向きに垂直に折り曲げられて、上記配電ユニット20の電力用コネクタ23に接続するための接続端子32aが形成されている。
上記各端子のうちヒューズ接続用端子32cは、図示はしないがその先端が二股フォーク状に形成されており、ヒューズを圧入することができるようになっている。
一方、上記制御回路用バスバー320についても同様に所定の制御回路用バスバー320が上向きに折り曲げられて、上記配電ユニット20の制御回路用コネクタ25に接続するための接続端子320aが形成されている。
上記配電ユニット20と上記ジャンクションブロック30とは、上記配電ユニット20における回路固着面22aの向きとジャンクションブロック30におけるバスバー基板34の向きとが互いに略直交するように、中継コネクタ80によって連結されている。
この中継コネクタ80は前後方向に伸びる断面略コ字状体であって、左側に上記配電ユニット20の電力用コネクタ23及び制御回路用コネクタ25と接続される接続口を有し、下側に上記ジャンクションブロック30の接続端子32a,320aが挿入される接続口を有している。また、この中継コネクタ80は、上記電力用コネクタ23のコネクタ端子24cと上記接続端子32aとを電気的に接続する中継端子81と、上記制御回路用コネクタ25の中継端子25aと上記接続端子320aとを電気的に接続する中継端子82とを備えている。これらの中継端子81,82は、上記それぞれの接続口内に突出し、その接続口を構成する側壁との間で上記各端子24c,25a,32a,320aを挟み込むことが可能なように構成されている。
そして、この中継コネクタ80の左側の接続口に上記配電ユニット20のコネクタ端子24c及び中継端子25aが挿入され、下側の接続口に上記ジャンクションブロック30の接続端子32a,320aが挿入されることにより、上記中継コネクタ80の中継端子81,82を介して、上記配電ユニット20の入出力端子と上記ジャンクションブロック30のバスバー32とが電気的に接続されるとともに、上記配電ユニット20の制御回路基板24bに形成された制御回路と上記ジャンクションブロック30の制御回路用バスバー320とが電気的に接続される。
このように配電ユニット20と略直交するように連結されたジャンクションブロック30を、前述した上記ジャンクションブロック保持部53に保持させた状態では、上記配電ユニット20が、前述したロアケース50に形成された開口55からロアケース50外に突出して、当該配電ユニット20の放熱部材22がケース外部に上記ジャンクションブロック保持部53と上記制御ユニット収容部54とが並ぶ方向と略直交する方向に開放される。
また、上記配電ユニット20とジャンクションブロック30とは略直交するように連結されているので、図1で示したように、車両のエンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所70の上方にロアケース50を取付ける場合には、その突出箇所70の上方に上記ジャンクションブロック30が略水平な姿勢で位置しかつその車幅方向内側に配電ユニット20が位置するように上記ロアケース50を取付けることにより、上記突出箇所70の上側の空間を有効に活用して省スペースで電気接続
箱10を収めることができる。しかも、上記制御ユニット収容部54は配電ユニット20を挟んでジャンクションブロック保持部53と反対側に設けられているので、ジャンクションブロック保持部53がエンジンルームの側壁75に近接する位置に設置される場合でも、当該側壁75と制御ユニット収容部54との干渉を生ずることなく良好にロアケース50の取付けができる。
このように、上記配電ユニット20とジャンクションブロック30とが略直交するように、換言すればジャンクションブロック30におけるバスバー基板34の向きと配電ユニット20における回路固着面22aの向きとが互いに略直交するように当該配電ユニット20とジャンクションブロック30とを連結し、この配電ユニット20を挟んで上記ジャンクションブロック30と反対側で他の制御ユニット40が収容される構造とすることにより、上記配電ユニット20及びジャンクションブロック30に加えて他の制御ユニット40をコンパクトに共通のケース50,60に収容するとともに、この電気接続箱10を、上記配電ユニット20とジャンクションブロック30とが略直交するように連結されている構造を利用して限られたスペースに配置することができる。
ここで、上記配電ユニット20は、上記ロアケース50のジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54との間に挟まれた位置に保持されることになるが、当該ロアケース50は、上記ジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54との間で、上記配電ユニット20の放熱部材22をケース外部に上記ジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54が並ぶ方向と略直交する方向に開放する形状を有しているので、上記放熱部材22をケース外部のエアに直接接触させることが可能であり、これにより上記放熱部材22の冷却機能が確保されている。
また、上記配電ユニット20の端部近傍部分と上記ジャンクションブロック30の端部とが互いに連結されているため、上記配電ユニット20のジャンクションブロック30と連結されている部分以外の大部分をロアケース50に形成された開口55からケース外に突出させることができ、さらに配電ユニット20の放熱部材22の冷却機能を効率化させることができる。
さらに本発明の電気接続箱10では、上記ジャンクションブロック30を略水平な姿勢で保持する上記ジャンクションブロック保持部53の下部の外面が、エンジンルーム内におけるタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する突出箇所70の形状に対応した形状を有するように形成されていることにより、エンジンルーム内の機器が比較的に配設され難いタイヤハウスの真上の空間を有効に活用して電気接続箱10を配置することができ、エンジンルーム内のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、図1に示したように、上記ロアケース50のジャンクションブロック保持部53と制御ユニット収容部54との間の空間534が車両の前後方向に向かって開くように、上記ロアケース50を取付けることにより、車両の走行風を上記空間534内でケース外部に開放されている配電ユニット20の放熱部材22に効率良く当ててより効率的に空冷することができる。
本発明の電気接続箱10の配置位置は、図1に示したようなエンジンルーム内におけるタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所70の上方に限らず、その他の突出箇所に配置することが可能である。また、電気接続箱10を配置する姿勢も、その形態によって種々の変更が可能である。
例えば、車両の側壁が水平方向に突出するような突出部に上記電気接続箱10を配置する場合においても、上記ロアケース50のジャンクションブロック保持部53と同ロアケ
ース50から外部に突出する上記配電ユニット20とでその突出部を覆うような姿勢で当該ロアケース50を上記突出部に取付ければ、上記突出部の周りの空間を有効に活用して電気接続箱10を省スペースで収めることができる。
そして、上記電気接続箱10の姿勢は、例えば上記配電ユニット20が上記突出部の側方で略立直する姿勢でかつ上記ジャンクションブロック30が上記突出部の下方で略水平な姿勢であってもよく、または上記配電ユニット20が上記突出部の上方で略水平な姿勢でかつ上記ジャンクションブロック30が上記突出部の側方で略立直する姿勢であってもよい。
この場合に、上記ジャンクションブロック保持部53の外面を、上記突出箇所の形状に対応した形状に形成することにより、この電気接続箱10が配置される部分の空間を有効に活用して電気接続箱10を配置することができる。
なお、本発明の電気接続箱10は、本実施形態で示した形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
本発明に係るガイド手段としては、ジャンクションブロック30側及びジャンクションブロック保持部53側のどちら側に上記ガイド手段を構成するガイドピン37またはガイド部材57が設けられていてもよく、またその他のガイド構造を採用することも可能である。
また、配電ユニット20とジャンクションブロック30との連結は、配電ユニット20の端部とジャンクションブロック30の端部近傍とが互いに連結されている等、配電ユニット20の端部またはその近傍付近とジャンクションブロック30の端部またはその近傍部分とが互いに連結されていれば、配電ユニット20の大部分をケース外に突出させて、放熱部材22の冷却機能を効率化させることができる。
さらに本発明に係るケースは、上下に分割されたロアケース50及びアッパーケース60とで構成されている必要はなく、上記コネクタ36,56及びガイド手段37,57の嵌合方向を左右方向として、上記開口55のセンターで左右に分割されているようなケースで構成されていてもかまわない。
本発明の電気接続箱が、エンジンルームにおけるタイヤハウスの形状に対応して突出する箇所の上方に取付けられる状態を示す斜視図である。 本発明の電気接続箱の分解斜視図であり、(a)は制御ユニット収容部側の上方から見た図であり、(b)はジャンクションブロック保持部側の上方から見た図である。 本発明に係るケースのうちロアケースに、ジャンクションブロック、配電ユニット、制御ユニットが保持された状態を示す斜視図であり、(a)は制御ユニット収容部側の上方から見た図であり、(b)はジャンクションブロック保持部側の上方から見た図である。 本発明に係るケースのうちロアケースに、配電ユニット、ジャンクションブロック、制御ユニットが保持された状態を示す正面図である。 上記図のI−I断面図である。 上記図のII−II断面図である。 本発明に係る配電ユニットとジャンクションブロックとが連結された状態での正面断面図である。 上記図の要部拡大図である。
符号の説明
10 電気接続箱
20 配電ユニット
22 放熱部材
22a 回路固着面
24 回路形成体
30 ジャンクションブロック
32 バスバー
34 バスバー基板
36 コネクタ
37,56 ガイドピン
40 制御ユニット
50 ロアケース
53 ジャンクションブロック保持部
54 制御ユニット収容部
55 開口
57 ガイド部材
58,59 配線保持部
60 アッパーケース
70 突出箇所

Claims (10)

  1. 入力された電力を複数の出力部に分配して出力する配電ユニットと、この配電ユニットの出力部と外部回路とを接続する電力回路を構成するジャンクションブロックと、他の制御ユニットとを備え、これらのユニットが共通のケースに保持されて車両内に取付けられる電気接続箱であって、
    上記配電ユニットは、回路固着面を有する放熱部材と、この放熱部材の回路固着面上に熱伝達可能に固着される回路形成体とを備え、上記ジャンクションブロックは、上記電力回路を構成する複数本のバスバーを含むバスバー基板を備え、このバスバー基板の向きと上記配電ユニットにおける回路固着面の向きとが互いに略直交するように当該配電ユニットの上端部またはその近傍部分とジャンクションブロックの端部またはその近傍部分とが連結されており、
    上記ケースは、上方に開口する形状を有し、上記ジャンクションブロックを略水平な状態で保持するジャンクションブロック保持部と、このジャンクションブロック保持部と所定の間隔を隔てて左右に並設され、上方に開口し、上記ジャンクションブロック保持部に保持されるジャンクションブロックに連結された上記配電ユニットを挟んで当該ジャンクションブロックと反対側の位置で上記制御ユニットを収容する制御ユニット収容部と、上記ジャンクションブロック保持部の上端部と上記制御ユニット収容部の上端部とを連結する連結部分とを有し、
    上記ケースの連結部分には、上記配電ユニットの下端部が上から挿入可能な開口が設けられ、この開口の下側に、上記ジャンクションブロック保持部と上記制御ユニット収容部との間に挟まれて上記配電ユニット及びその放熱部材をケース外部で上記ジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部が並ぶ方向と略直交する方向に開放する空間が確保され、上記開口に上から挿入された配電ユニットが上記空間に突出して当該配電ユニットの放熱部材がケース外部に開放されることを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項に記載の電気接続箱において、上記ケースのジャンクションブロック保持部は、から上記ジャンクションブロックを保持するように構成されていることを特徴とする電気接続箱。
  3. 請求項に記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック及び上記ケースのジャンクションブロック保持部には、上記開口に配電ユニットが挿入されるのに伴って互いに嵌合することにより上記ジャンクションブロックの電力回路を外部回路に接続するコネクタが設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  4. 請求項に記載の電気接続箱において、上記コネクタのうちジャンクションブロック保持部側のコネクタには、同コネクタと外部回路とを接続する配線がつながっており、ジャンクションブロック保持部に上記配線を保持する配線保持部が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  5. 請求項3または4に記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック及び上記ケースのジャンクションブロック保持部には、上記コネクタ同士が嵌合する方向と平行な方向に互いに嵌合することにより同方向にジャンクションブロックをガイドするガイド手段が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の電気接続箱において、上記ジャンクションブロック保持部の外面がケース取付箇所における車両内の形状に対応した形状となっていることを特徴とする電気接続箱。
  7. 請求項に記載の電気接続箱において、上記ケース取付箇所は、エンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所であり、その突出箇所の上方で上記ジャンクションブロックを略水平な姿勢で保持する上記ジャンクションブロック保持部の下部の外面が、上記突出箇所の形状に対応した形状を有することを特徴とする電気接続箱。
  8. 車両内に突出部を有する車両であって、請求項1乃至のいずれか1項に記載の電気接続箱のケースが、そのジャンクションブロック保持部と同ケースから外部に突出する配電ユニットとで上記突出部を覆うような姿勢で取付けられていることを特徴とする電気接続箱が取付けられた車両。
  9. 請求項に記載の電気接続箱が取付けられた車両において、上記電気接続箱のケースが、エンジンルーム内の箇所であってタイヤハウスの形状に対応して内向きに突出する箇所に、突出する箇所の上にジャンクションブロック保持部が位置しかつその車幅方向内側に配電ユニットが位置するように取付けられていることを特徴とする電気接続箱が取付けられた車両。
  10. 請求項8または9に記載の電気接続箱が取付けられた車両において、上記電気接続箱のジャンクションブロック保持部と制御ユニット収容部との間の空間が車両の前後方向に向かって開くように、上記電気接続箱のケースが取付けられていることを特徴とする電気接続箱が取付けられた車両。
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