JP4208752B2 - リアルタイムインターネットゲートウェイ装置およびその制御方法 - Google Patents

リアルタイムインターネットゲートウェイ装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置およびその制御方法に関する。
従来、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置が実用されており、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を利用したファクシミリ通信ネットワークも実用されている。
このようなファクシミリ通信ネットワークを利用すると、遠隔地間のファクシミリ通信の通信コストを大幅に削減することができることとなり、非常に便利である。
ところで、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置では、アナログ回線につながったグループ3ファクシミリにファクシミリ信号(ファクシミリプロトコル信号)を送信する場合、IP網上でパケット損失が発生するとG3ファクシミリ装置と正常に通信が行えない可能性がでる。
すなわち、グループ3ファクシミリ伝送手順であるITU−T勧告T.30で使用される、伝送手順のためのプロトコル信号は、HDLCフレーム構成になっておりパケット損失が発生した時点ですでに信号送出を開始していると不正なHDLCフレーム送ってしまう可能性が出てしまう。
そこで、このような事態を回避するために、HDLCフレームのFCS(フレームチェックシーケンス)を破損させて受信側のグループ3ファクシミリ装置に破棄を誘導するようにしたものが考案されている(特許文献1参照)。
特開2003−110794号公報
しかしながら、このような従来方法では、パケット損失が発生したプロトコル信号の送出までのFCSの計算を継続させてFCSを変えて付加させるという面倒さがある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、簡単な手法で、確実にパケット損失が発生したプロトコル信号を破棄することができるリアルタイムインターネットゲートウェイ装置およびその制御方法を提供すること目的とする。
本発明は、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送信するようにしたものである。
また、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、上記送信するファクシミリプロトコル信号を保存するとともに、当該ファクシミリプロトコル信号に対する応答信号を上記グループ3ファクシミリ装置より受信できずに繰り返し再送信するとき、その再送信回数が規定回数になったとき、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送出した後に、上記保存しているファクシミリプロトコル信号を、当該規定回数目のファクシミリプロトコル信号として、上記グループ3ファクシミリ装置へ送信するようにしたものである。
また、前記再送信回数の規定回数は、3であり、前記保存しているファクシミリプロトコル信号を前記グループ3ファクシミリ装置へ送信するのは、3回目の再送信の場合に限ることとしたものである。
また、前記ファクシミリプロトコル信号は、HDLCフレームに整形される信号である。
また、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法において、アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送信するようにしたものである。
また、IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法において、アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、上記送信するファクシミリプロトコル信号を保存するとともに、当該ファクシミリプロトコル信号に対する応答信号を上記グループ3ファクシミリ装置より受信できずに繰り返し再送信するとき、その再送信回数が規定回数になったとき、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送出した後に、上記保存しているファクシミリプロトコル信号を、当該規定回数目のファクシミリプロトコル信号として、上記グループ3ファクシミリ装置へ送信するようにしたものである。また、前記再送信回数の規定回数は、3であり、前記保存しているファクシミリプロトコル信号を前記グループ3ファクシミリ装置へ送信するのは、3回目の再送信の場合に限ることとしたものである。また、前記ファクシミリプロトコル信号は、HDLCフレームに整形される信号である。
したがって、本発明によれば、パケット損失が発生しているファクシミリプロトコル信号は、ブレーク信号を送出して破棄するようにグループ3ファクシミリ装置に対して誘導するので、簡単な処理により、不完全なプロトコル信号の送信を確実に阻止することができるという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの一例を示している。このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムは、ITU−T勧告T.38が想定する通信モデルの1つである。また、IP網として、インターネットを利用する場合を示している。
このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムは、アナログ公衆網PSTN1に接続されたグループ3ファクシミリ装置FG1、アナログ公衆網PSTN1とインターネットINETに接続されたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1、インターネットINETとアナログ公衆網PSTN2に接続されたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2、および、アナログ公衆網PSTN2に接続されたグループ3ファクシミリ装置FG2からなる。
ここで、グループ3ファクシミリ装置FG1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1が同一地域内に設置されるとともに、グループ3ファクシミリ装置FG2とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2が同一地域内に設置され、それらの設置地域は、相互に遠隔地域である。
したがって、この場合、グループ3ファクシミリ装置FG1については、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1がリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システム通信サービスを提供し、また、グループ3ファクシミリ装置FG2については、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2がリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システム通信サービスを提供する。
また、この場合、グループ3ファクシミリ装置FG1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1との間のファクシミリ通信は、ITU−T勧告T.30手順により実行され、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2との間のファクシミリ通信は、ITU−T勧告T.38手順(後述)により実行され、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2とグループ3ファクシミリ装置FG2との間のファクシミリ通信は、ITU−T勧告T.30手順により実行される。
図2は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT(RT1,RT2)の構成例を示している。
同図において、システム制御部1は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTの各部の制御処理、ファクシミリ伝送制御手順(ITU−T勧告T.30手順)処理、および、リアルタイム伝送制御手順(ITU−T勧告T.38手順)処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、この場合には、画情報受信時のエラー検出を主目的として用いられる。また、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
網制御装置10は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTをアナログ公衆網PSTN(PSTN1,PSTN2)に接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
グループ3ファクシミリモデム11は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
インターネット通信制御部12は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTをインターネットINETへ接続し、インターネットINETを介して種々のデータをやりとりするためのものであり、TCP/IPパケット解析部13は、TCPモード時に、インターネット通信制御部12が受信したTCP/IPパケットを解析して受信情報を取り出すためのものであり、UDPパケット解析部14は、UDPモード時に、インターネット通信制御部12が受信したUDPパケットを解析して受信情報を取り出すためのものである。
グループ3プロトコル情報生成部15は、リアルタイム伝送手順において、TCPモード時はTCP/IPパケット解析部13から出力される受信情報を対応するグループ3伝送手順信号情報に変換するとともに、UDPモード時はUDPパケット解析部14から出力される受信情報を対応するグループ3伝送手順信号情報に変換するものである。
グループ3プロトコル情報取出部16は、リアルタイム伝送手順において、送信するグループ3ファクシミリ伝送手順情報を取り出すためのものであり、TCP/IPパケット変換部17は、TCPモード時、グループ3プロトコル情報取出部16から出力されるグループ3ファクシミリ伝送手順情報をTCP/IPパケットデータへ変換するためのものであり、その出力データは、インターネット通信制御部12へ加えられる。
また、UDPパケット変換部18は、UDPモード時、グループ3プロトコル情報取出部16から出力されるグループ3ファクシミリ伝送手順情報をUDPパケットデータへ変換するためのものであり、その出力データは、インターネット通信制御部12へ加えられる。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、網制御装置10、グループ3ファクシミリモデム11、グループ3プロトコル情報生成部14、および、グループ3プロトコル情報取出部15は、内部バス17に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス17を介して行われている。
また、網制御装置10とグループ3ファクシミリモデム11との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
図3は、ITU−T勧告T.38の手順の一例を示している。なお、同図において、送信側グループ3ファクシミリ(送信側G3FAX)、送信側ゲートウェイ(送信側GW)、受信側ゲートウェイ(受信側GW)、および、受信側グループ3ファクシミリ(受信側G3FAX)は、それぞれ、図1のグループ3ファクシミリ装置FG1、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT1、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT2、および、グループ3ファクシミリ装置FG2にそれぞれ相当する。また、送信側GWと受信側GWとの間でやりとりされる信号が、リアルタイム伝送手順にかかる信号である。
まず、送信側G3FAXは、送信側GWへ発呼し、ユーザから指定された宛先電話番号をプッシュボタン信号PBにより送出する。送信側GWは、着呼検出すると、着呼応答し、次いで、送信側G3FAXよりプッシュボタン信号PBによる宛先電話番号を受信する(ここまで、図示略)。
次に、送信側G3FAXは、呼接続を要求するために勧告T.30手順のトーン信号CNGを送信側GWへ送出する。これにより、送信側GWは、受信側GWに対し接続要求パケットを送信して、接続要求するとともに、宛先電話番号を通知する。それにより、受信側GWは、指定された受信側G3FAXへ発呼し、所定のトーン信号CNGを送出して呼接続を要求する一方、接続確認パケットを送信側GWへ送信して、呼接続を確認する。
受信側GWから発呼され、呼接続が要求された受信側G3FAXは、着信応答して、所定のトーン信号CED(被呼局識別信号)を送出し、受信側GWは、このトーン信号CEDを検出すると、信号CEDを検出した旨をあらわす信号(T30IND:CED)を送信側GWへ送信し、それにより、送信側GWは、トーン信号CEDを送信側G3FAXへ送出する。
次いで、受信側G3FAXは、フラグ(Flags)信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、自端末のオプション的な伝送機能を通知するための信号NSF、自端末の識別信号を通知するための信号CSI、および、自端末の標準的な伝送機能を通知するための信号DISを順次送出する。受信側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を送信側GWへ送信するとともに、信号NSF,CSI,DISを順次検出すると、信号NSF,CSI,DISをあらわす信号(V21HDLC:NSF/CSI/DIS)を、送信側GWへと順次送信する。
それにより、送信側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V21HDLC:NSF/CSI/DIS)を受信すると、それぞれ対応する信号NSF,CSI,DISを送信側G3FAXへと送信する。
これによって、送信側G3FAXは、受信側G3FAXの識別信号および伝送機能を知るので、その通知された伝送機能に基づき、そのときに使用する伝送機能およびモデム速度などを設定する。次いで、送信側G3FAXは、フラグ信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、自端末の識別信号を通知するための信号TSI、および、使用する伝送機能を通知するための信号DCSを順次送出し、さらに、通知したモデム速度でモデムトレーニングを行うための信号TCFを送出する。
それにより、送信側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を受信側GWへ送信するとともに、信号TSI,DCS,TCFを順次検出すると、それらの信号TSI,DCSをあらわす信号(V21HDLC:TSI/DCS)を受信側GWへ送信する。
それにより、受信側GWは、フラグ信号を受信した時点で受信側G3FAXへのフラグ信号の送出を開始し、信号(V21HDLC:TSI/DCS)を受信すると、それぞれ対応する信号TSI,DCS、および、信号TCFを受信側G3FAXへと送信する。
受信側G3FAXは、信号TSIを受信すると、相手端末(送信側G3FAX)の識別情報を取得し、信号DCSを受信すると使用する伝送機能を取得し、それによって、モデム速度を設定し、信号TCFを受信する。
そして、受信側G3FAXは、信号TCFの受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、受信準備が完了した旨を通知するための信号CFRを送出する。受信側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を送信側GWへ送信するとともに、信号CFRを検出すると、信号CFRをあらわす信号(V21HDLC:CFR)を送信側GWへ送信する。
それにより、送信側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V21HDLC:CFR)を受信すると、対応する信号CFRを送信側G3FAXへと送信する。
このようにして、画情報の送信準備が整うと、送信側G3FAXは、モデムのリトレーニングのためのトレーニング(Training)信号を送出した後に、画情報を送出し、画情報の送出を終了すると、フラグ信号に続いて、画情報送信が終了した旨を通知する信号EOPを送出する。
また、送信側GWは、送信側G3FAXよりトレーニング信号を検出すると、信号(T30IND:Speed)を受信側GWへ送信し、続いて、送信側G3FAXより受信した画情報(V.17 non ECM:Image data)を複数に分割し、それぞれの分割された画情報をパケットデータとして、受信側GWへ送信する。そして、送信側G3FAXよりフラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を受信側GWへ送信するとともに、信号EOPを検出すると、信号EOPをあらわす信号(V21HDLC:EOP)を受信側GWへ送信する。
一方、受信側GWは、信号(T30IND:Speed)を受信すると、対応するトレーニング信号を受信側G3FAXへ送信し、画情報を運ぶパケットを受信すると、それに含まれている分割画情報を順次取り出し、連結した画情報を作成し、その画情報を、受信側G3FAXへ送信する。また、画報の送信を終了した後に、受信側G3FAXへのフラグ信号の送出を開始し、このときには、信号(V21HDLC:EOP)を受信するので、対応する信号EOPを受信側G3FAXへと送信する。
また、受信側G3FAXは、受信側GWより受信したトレーニング信号でモデムのリトレーニングを行った後、画情報を受信し、次いで、フラグ信号に続いて信号EOPを受信すると、画情報の受信が終了したことを認識する。そして、受信側G3FAXは、そのときの画情報の受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続いて、その旨を通知する信号MCFを受信側GWに送信する。
受信側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を送信側GWへ送信するとともに、信号MCFを検出すると、信号MCFをあらわす信号(V21HDLC:MCF)を送信側GWへ送信する。
それにより、送信側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V21HDLC:MCF)を受信すると、対応する信号MCFを送信側G3FAXへと送信する。
それにより、送信側G3FAXは、受信側G3FAXで画情報を正常に受信されたことを認識する。この後は、送信側G3FAXは、フラグ信号に続き、回線復旧を指令するための信号DCNを送信側GWへ送出した後に、回線を復旧する。
それにより、上述と同様の手順により、信号(T30IND:Flags)、信号(V21HDLC:DCN)が送信側GWから受信側GWへと送信される。そして、送信側GWからは、フラグ信号および信号DCNが受信側G3FAXへと順次送信され、受信側G3FAXは、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
また、送信側GWは、通信パスを切断する旨を要求する切断要求パケットを受信側GWへ送出し、受信側GWは、切断要求パケットを受信すると、通信パスの切断を確認した旨をあらわす切断確認パケットを送信側GWへ送出して、一連の通信動作を終了する。
これにより、送信側G3FAXと送信側GWとの間の回線、および、受信側G3FAXと受信側GWとの間の回線が復旧され、送信側G3FAXと受信側G3FAXの間に形成されていたリアルタイム的な通信パスが切断される。
このようにして、送信側G3FAXと受信側G3FAXとの間のファクシミリ伝送手順が、送信側GWおよび受信側GWのリアルタイム伝送手順により、リアルタイム的に実行されて、送信側G3FAXから受信側G3FAXへの画情報の送信がなされる。
ここで、図3における信号(T30IND:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従ったトーナル信号の検出を通知するためのITU−T勧告T.38にかかる信号であり、信号(V21HDLC:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従ったバイナリ信号を運ぶための信号である。また、「V.21」、ITU−T勧告V.21モデムにより運ばれる信号であることをあらわし、「HDLC」は、HDLCフレーム化されている信号であることをあらわす。
そして、このような信号をやりとりすることで、送信側GWと受信側GWとの間で、リアルタイム伝送手順が実現される。
また、図3で示した伝送手順は、勧告T.30の標準手順が実行される際に行われるものであり、勧告T.30のオプション手順(例えば、ファイル転送モードなど)を適用する場合には、それに対応した伝送手順が実行される。その際、勧告T.38手順において送信側GWと受信側GWの間でやりとりされる信号は、図3における信号と同じ形式のものが適用される。
さて、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTと受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTとの間でやりとりされる信号はパケット信号であるため、一定の確率で損失を生じる可能性がある。このようなパケット損失は、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTと受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTとの間の信号のやりとりがUDPモードで行われる場合に、特に発生しやすい。
一方、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTと受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTとの間でやりとりされる信号のうち、HDLCフレームの信号は、FCS(フレーム・チェック・シーケンス)の部分が分離されて送信される。なお、図3では、簡単のためにこの部分の信号のやりとりは省略している。
例えば、図4(送信側グループ3ファクシミリ装置は図示を略している)に示すように、受信側G3FAXから信号DISが送信されると、対応する信号(V21HDLC:DIS)が受信側GWから送信側GWへ送信され、その後に、FCSの部分が、信号(V21HDLC:fcs−OK−sig−end:DIS)として、送信側GWへ送信される。
また、勧告T.30においては、命令信号に対する応答信号は、所定のタイマT4(通常、30秒)を経過するまでに受信すべきであり、受信できなかった場合には、命令信号を再送し、最初の送信から数えて3回目の送信を行っても応答信号を受信できなかった場合には、当該通信を切断する旨が規定されている。
例えば、図4に図示したように、送信側G3FAX(図示略)が信号DCSを送信したが、それに対する応答信号を受信側G3FAXが送信しなかった場合、送信側G3FAXは、3回まで信号DCSを繰り返し送信する。
ところが、この3回目の信号DCSの再送時に、送信側GWが送信したパケット信号が損失して、受信側GWで受信できないという事態を生じる場合がある。
このようにして、HDLCフレーム信号の受信中にパケット信号の損失を検出した場合、受信側GWは、受信側グループ3ファクシミリ装置に対して、ブレーク信号を送出し(図示略)、送信中の信号を破棄するように誘導する。なお、ブレーク信号は、通常、データ「1」を8個以上連続したもの(8ビット以上のデータ「1」の連続)である。
次いで、受信側GWは、保存していた信号DCSを、3回目の信号DCSの再送として、受信側G3FAXへ送信する。
このようにすることで、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT間のデータ通信でパケット損失が発生したときには、ブレーク信号を送出して、迅速に送出中の信号を破棄するように、グループ3ファクシミリ装置へ誘導することができるので、簡単な処理で、確実にかつ迅速に、パケット損失に対処することができる。
また、HDLCフレーム信号の再送時にパケット損失が発生したとき、その再送が最終の送信動作である場合には、保存していたHDLCフレーム信号を代わりにグループ3ファクシミリ装置へ送信するので、パケット損失が原因となる送信エラーの発生を極力排除することができ、このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの通信可能性を向上することができる。
また、そのために、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTは、応答信号の受信を期待する命令信号を、オフランプ接続先のグループ3ファクシミリ装置へ送信するときには、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTから受信した命令信号の内容を保存しておいて、パケット損失に対処できるようにする。
なお、ここでいう「オフランプ接続先」とは、アナログ公衆網に接続されている端末を指す。高速データ通信が行われるインターネット等のネットワークから、低速データ通信が行われるアナログ公衆網へ、ゲートウェイする際に使われる用語であり、高速道路から一般道への乗り換えに擬されて使われる用語である。
図5は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTのUDPパケット解析部14およびG3プロトコル情報生成部15の処理の一例を示している。
UDPパケット受信時(処理101)に、パケット損失の発生を検出していない場合には(判断102の結果がNO)、受信したパケットを解析してG3プロトコル情報を取り出して(処理103)、上位制御部(この場合は、ファクシミリ通信制御プログラム)へ送信し(処理104)、処理101へ戻る。
一方、パケット損失が発生して、判断102の結果がYESになると、そのパケット損失が発生した信号がHDLCフレーム構成の信号であるかどうかを調べ(判断105)、判断105の結果がNOになるときには、パケット損失を無視して、処理101へ戻る。
また、判断105の結果がYESになるときには、上位制御部へブレーク発行を指示し(処理106)、UDPパケットの受信を継続して、そのときに受信したHDLCフレーム信号の集結まで信号を破棄し(処理107)、処理101へ戻る。
図6は、UDPパケット解析部14およびG3プロトコル情報生成部15の下位制御部よりデータ受信する際のファクシミリ通信制御プログラム(上位制御部)の処理の一例を示している。
下位制御部よりデータ受信している際に(処理201)、ブレーク指示を受信するかどうかを調べる(判断202)。判断202の結果がNOになるときには、受信した信号がT.30フレーム情報(HDLC信号)であるかどうかを調べ(判断203)、判断203の結果がYESになるときには、命令信号の一部であるかどうかを調べる(判断204)。
判断204の結果がYESになるときには、受信したT.30フレーム情報を保存し、HDLC信号に組み上げて保持しておく(処理205)。また、判断204の結果がNOになるとき、および、判断203の結果がNOになるときには、処理205を行わない。
次いで、受信した情報をグループ3ファクシミリモデム10へ転送して、オフランプ接続先のグループ3ファクシミリ装置へ送出し(処理206)、処理201へ戻る。
また、ブレーク指示を受信した場合で、判断202の結果がYESになるときには、グループ3ファクシミリモデム10へブレーク指示を発行する(処理207)。これにより、グループ3ファクシミリモデム10は、所定フォーマットのブレーク信号を、そのときのオフランプ接続先へと送信する。
次いで、このときにブレークしたのは、命令送信の3回目であったかどうかを調べる(判断208)。判断208の結果がYESになるときには、グループ3ファクシミリモデム10のキャリア送出が切断されるまで待ち(処理209)、処理205で保持していた命令信号を、グループ3ファクシミリモデム10へ転送して、オフランプ接続先のグループ3ファクシミリ装置へ送信し(処理210)、処理201へ戻る。
また、判断208の結果がNOになるときには、処理201へ戻る。
本発明にかかるリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの一例を示したブロック図。 リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RT(RT1,RT2)の構成例を示したブロック図。 ITU−T勧告T.38の手順の一例を示したタイムチャート。 本実施例における命令再送時の動作を説明するためのタイムチャート。 リアルタイムインターネットゲートウェイ装置RTのUDPパケット解析部14およびG3プロトコル情報生成部15の処理の一例を示したフローチャート。 UDPパケット解析部14およびG3プロトコル情報生成部15の下位制御部よりデータ受信する際のファクシミリ通信制御プログラム(上位制御部)の処理の一例を示したフローチャート。
符号の説明
RT1,RT2 リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
FG1,FG2 グループ3ファクシミリ装置
1 システム制御部
2 システムメモリ
14 UDPパケット解析部
15 G3プロトコル情報生成部

Claims (8)

  1. IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、
    アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送信することを特徴とするリアルタイムインターネットゲートウェイ装置。
  2. IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、
    アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、上記送信するファクシミリプロトコル信号を保存するとともに、当該ファクシミリプロトコル信号に対する応答信号を上記グループ3ファクシミリ装置より受信できずに繰り返し再送信するとき、その再送信回数が規定回数になったとき、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送出した後に、上記保存しているファクシミリプロトコル信号を、当該規定回数目のファクシミリプロトコル信号として、上記グループ3ファクシミリ装置へ送信することを特徴とするリアルタイムインターネットゲートウェイ装置。
  3. 前記再送信回数の規定回数は、3であり、前記保存しているファクシミリプロトコル信号を前記グループ3ファクシミリ装置へ送信するのは、3回目の再送信の場合に限ることを特徴とする請求項2記載のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置。
  4. 前記ファクシミリプロトコル信号は、HDLCフレームに整形される信号であることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置。
  5. IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法において、
    アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送信することを特徴とするリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法。
  6. IP網とアナログ公衆網に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法において、
    アナログ公衆網を介して接続されるグループ3ファクシミリ装置へファクシミリプロトコル信号を送信する際、上記送信するファクシミリプロトコル信号を保存するとともに、当該ファクシミリプロトコル信号に対する応答信号を上記グループ3ファクシミリ装置より受信できずに繰り返し再送信するとき、その再送信回数が規定回数になったとき、対地側のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信したパケット信号が損失した場合には、上記グループ3ファクシミリ装置へブレーク信号を送出した後に、上記保存しているファクシミリプロトコル信号を、当該規定回数目のファクシミリプロトコル信号として、上記グループ3ファクシミリ装置へ送信することを特徴とするリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法。
  7. 前記再送信回数の規定回数は、3であり、前記保存しているファクシミリプロトコル信号を前記グループ3ファクシミリ装置へ送信するのは、3回目の再送信の場合に限ることを特徴とする請求項6記載のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法。
  8. 前記ファクシミリプロトコル信号は、HDLCフレームに整形される信号であることを特徴とする請求項5または請求項6または請求項7記載のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の制御方法。
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