JP4189602B2 - 画像形成装置、画像処理システム、画像形成装置の機能拡張方法、および仮想ネットワークの形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像処理システム、画像形成装置の機能拡張方法、および仮想ネットワークの形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、MFPなどの画像形成装置およびそれを用いたシステムなどに関する。
従来より、コピー、スキャナ、およびファックスなどの様々な機能が備わった、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像形成装置がオフィスなどに普及している。近年、このような画像形成装置には、イーサネット(登録商標)への接続機能が装備されるようになり、他の画像形成装置と連携して様々な処理を実行することができるようになった。
複数台の画像形成装置が連携して処理を実行することができるようにするために、特許文献1、2に記載されるような方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、画像処理装置は、他の画像形成装置から送信されるソフトウエアバージョン情報と自機のソフトウエアバージョン情報とを比較し、この比較結果に基づき、自機と他の画像形成装置とで機能的な連結が可能か否かを判断する。
特許文献2に記載される方法によると、初めにネットワーク上に接続/追加された機能を他の機器に提供するかをユーザーに提示する。ユーザーが提供を許可した場合は、接続範囲内の機器に新規機器/機能を通知する。通信制御部が相手先の機器からの接続許可申請を受信すると、この接続許可申請を受諾するかユーザーに提示するための画面を表示させ、ユーザーが接続を許可すると、相手先の機器に接続許可応答を送信し、接続許可機器情報に登録する。このような方法によって、それぞれの画像形成装置のユーザーの意図に従って他の画像形成装置からの接続や他の画像形成装置への機能提供を制限する。
特開2000−148623号公報 特開2004−112715号公報
しかし、特許文献1、2に記載されるような従来の方法では、画像形成装置によって構成されるネットワークに新しい機能を備えている画像形成装置を新たに追加しても、ネットワーク全体としての機能のレベルは、既存の画像形成装置に機能のレベルに合わせられてしまう。よって、その新しい機能を十分に活用することができない。
本発明は、このような問題点に鑑み、新たにネットワークに追加された画像形成装置に備えられている新しい機能の活用の幅を従来よりも広げることを目的とする。
本発明の一形態に係るネットワークの形成方法は、所定のレベル以上のセキュリティ機能を備えている第一の画像形成装置が複数台の第二の画像形成装置からなるシステムに通信回線を介して接続されたときに、
前記各第二の画像形成装置が前記セキュリティ機能を備えている装備画像形成装置および前記セキュリティ機能を備えておらずかつ備えることができない非装備画像形成装置のうちのいずれであるかを判別する処理を前記第一の画像形成装置に実行させ、または、自らが前記装備画像形成装置および前記非装備画像形成装置のいずれであるかを判別する処理を前記各第二の画像形成装置にそれぞれ実行させ、
前記第一の画像形成装置および前記各第二の画像形成装置をメンバとしかつ前記セキュリティ機能を用いて所定のデータのやり取りを行う仮想ネットワークを、当該第二の画像形成装置のうちの前記非装備画像形成装置が前記メンバと前記やり取りを行う場合には当該非装備画像形成装置が実行すべき前記セキュリティ機能を用いた処理を前記第一の画像形成装置に代行させまたは前記第二の画像形成装置のうちの前記装備画像形成装置に代行させるように、形成する。
本発明によると、新たにネットワークに追加された画像形成装置に備えられている新しい機能の活用の幅を従来よりも広げることができる。
図1は画像処理システム1の全体的な構成の例を示す図、図2は画像形成装置2のハードウェア構成の例を示す図、図3は画像形成装置2の機能的構成の例を示す図、図4はハードディスク20dに設けられている記憶領域などの例を示す図である。
本発明に係る画像処理システム1は、図1に示すように、複数台の画像形成装置2および通信回線TCなどによって構成される。本実施形態では、画像処理システム1が5台の画像形成装置2によって構成される場合を例に説明する。以下、これらの画像形成装置2をそれぞれ「画像形成装置2A」、「画像形成装置2B」、…、「画像形成装置2E」と区別して記載することがある。なお、画像形成装置2Fは、これから画像処理システム1に新たに参加しようとしている画像形成装置2である。これについては、後に説明する。
これらの画像形成装置2(2A〜2E)は、通信回線TCを介して互いに接続可能である。通信回線TCとして、LAN、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置2は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバなどの様々な機能を集約した処理装置である。複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
「ネットワークプリンティング」とは、パーソナルコンピュータなどの端末装置から画像データを受信し画像を用紙に印刷するサービスである。「ネットワークプリンタ」または「PCプリント」などと呼ばれることもある。
「ドキュメントサーバ」とは、ユーザごとに「個人ボックス」または「ボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を設け、管理するサービスである。そして、ユーザは、自分の個人ボックスに画像データなどをファイル単位で保存しておくことができる。
画像形成装置2は、役所または企業などのオフィス、学校または図書館などの公共施設、コンビニエンスストアなどの店舗、その他種々の場所に設置され、複数のユーザによって共用することができる。
前に述べたように、これらの画像形成装置2は、通信回線TCを介して互いに接続可能であるが、画像形成装置2が有する機能のレベルに応じて、仮想ネットワークを形成している。
例えば、所定のレベル以上のセキュリティ機能を有する画像形成装置2だけが集合して1つの仮想ネットワークを形成することができる。そして、その仮想ネットワークに参加している画像形成装置2は、機密情報を含むファイルなどのやり取りは、同じ仮想ネットワークに参加している画像形成装置2のみを相手にしか行わないようにすることができる。仮想ネットワークの形成方法については、後に説明する。
画像形成装置2は、図2に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、制御用回路20e、操作パネル20f、スキャナ20g、印刷装置20h、LANインタフェース20j、およびFAXモデム20kなどによって構成される。
制御用回路20eは、ハードディスク20d、操作パネル20f、スキャナ20g、印刷装置20h、LANインタフェース20j、およびFAXモデム20kなどを制御するための回路である。
スキャナ20gは、原稿に描かれている文章、数式、記号、写真、図表、またはイラストなどのコンテンツの画像を光学的に読み取って画像データを生成する装置である。
印刷装置20hは、スキャナ20gによって得られた画像データまたはパーソナルコンピュータなどから送信されてきた画像データに基づいて画像を用紙に印刷する。
LANインタフェース20jは、他の装置と通信を行うためのNIC(Network Interface Card)であって、画像形成装置2と通信回線TCを構成するハブまたはルータとを接続するために用いられる。FAXモデム20kは、他の画像形成装置またはFAX端末とファックスプロトコルによる通信を行う装置である。
操作パネル20fは、タッチパネル式の液晶ディスプレイおよびテンキーなどによって構成される。液晶ディスプレイには、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU20aなどで実行された処理の結果を示す画面などが表示される。ユーザは、これらの画面を見ながら液晶ディスプレイまたはテンキーを操作することによって、画像形成装置2に対して、処理の実行開始または中断などの指令を与え、データの宛先、印刷条件、またはスキャン条件などの処理条件を指定し、その他種々の事項を指定することができる。つまり、操作パネル20fは、画像形成装置2を操作するユーザのためのユーザインタフェースの役割を果たしている。
ハードディスク20dには、図3に示すようなサービスAPI201、画像入出力制御部211、サービスモジュール管理部212、アプリケーション管理部213、属性情報管理部231、ユーザ情報管理部232、ドキュメント情報管理部233、ネットワーク参加処理部234、機能拡張処理部235、代理処理部236、ネットワーク通信制御部237などの各機能を実現するためのプログラムおよびデータなどが格納されている。これらのプログラムは必要に応じてRAM20bに読み出され、CPU20aによってプログラムが実行される。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ROM20cに記憶させておいてもよい。または、図3に示す機能の一部または全部を、制御用回路20eによって実現するようにしてもよい。
また、ハードディスク20dには、図4に示すような、アプリケーションモジュールMAを記憶しておくためのアプリケーションモジュール記憶領域RYA、サービスモジュールMSを記憶しておくためのサービスモジュール記憶領域RYS、および個人ボックスPBを確保するための個人ボックス記憶領域RYBが設けられている。そのほか、ハードディスク20dには、各種の情報、共通鍵暗号方式の1組の公開鍵および秘密鍵、および共通鍵暗号方式の共通鍵(秘密鍵)などが格納される。なお、アプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSは、CPU20aによって実行される。
以下、図3に示す画像形成装置2の各部の処理内容、アプリケーションモジュールMA、およびサービスモジュールMSなどについて詳細に説明する。
図5はサービスモジュール属性情報7Sの例を示す図、図6はアプリケーションモジュール属性情報7Aの例を示す図、図7はデバイス属性情報71の例を示す図、図8はユーザ情報72の例を示す図、図9はドキュメント情報73の例を示す図である。
図3のサービスAPI201、画像入出力制御部211、およびサービスモジュール管理部212は、画像形成装置2のオペレーティングシステム(OS)の一部である。
画像形成装置2のサービスモジュール記憶領域RYSには、DES(Data Encryption Standard)に基づいてデータを暗号化する処理を実行するためのモジュール、RSA(Rivest-Shamir-Adleman)に基づいてデータを暗号化する処理を実行するためのモジュール、ハードディスク20dにデータを保存する処理を実行するためのモジュール、ブックレット仕上げの出力用画像を生成するためのモジュール、印刷処理を実行するためのモジュール、ハードディスク20dからデータを呼び出す処理を実行するためのモジュール、DESに基づいてデータを復号するためのモジュール、またはRSAに基づいてデータを復号するためのモジュールなど、種々のサービスモジュールMSが予め用意されている。
サービスモジュール管理部212は、サービスモジュールMSの管理のための処理を行う。例えば、新しいサービスモジュールMSを、他の装置からダウンロードしまたはメモリカードなどの記録媒体から読み出して、サービスモジュール記憶領域RYSに追加する。または、不要なサービスモジュールMSをサービスモジュール記憶領域RYSから削除(アンインストール)する。
また、サービスモジュール管理部212は、サービスモジュールMSごとにサービスモジュール属性情報7Sを対応付けて記憶しておくことによって、サービスモジュールMSの管理を行っている。サービスモジュール属性情報7Sには、図5に示すように、それが対応付けられているサービスモジュールMSのモジュール名(サービス名)、他のサービスモジュールMSと識別するための識別番号、API名、およびMFP対応APIなどに関する情報が含まれている。
アプリケーションモジュール記憶領域RYAには、データを暗号化してハードディスク20dに保存する処理を実行するためのモジュール、ブックレット仕上げで原稿のコピー処理を実行するためのモジュール、またはハードディスク20dに保存されている暗号化データに基づいて印刷処理を実行するためのモジュールなど、種々のアプリケーションモジュールMAが予め用意されている。
アプリケーションモジュールMAは、複数のサービスモジュールMSを組み合わせてコーディングされ、応用的な処理を実行する。つまり、サービスモジュールMSはアプリケーションモジュールMAに小規模なサービスを提供するためのコンポーネントプログラムである、と言える。
アプリケーション管理部213は、アプリケーションモジュールMAの管理のための処理を行う。例えば、新しいアプリケーションモジュールMAを、他の装置からダウンロードしまたはメモリカードなどの記録媒体から読み出して、アプリケーションモジュール記憶領域RYAに追加する。または、不要なアプリケーションモジュールMAをアプリケーションモジュール記憶領域RYAから削除する。
また、アプリケーション管理部213は、アプリケーションモジュールMAごとにアプリケーションモジュール属性情報7Aを対応付けて記憶しており、アプリケーションモジュールMAの管理を行っている。アプリケーションモジュール属性情報7Aには、図6に示すように、それが対応付けられているアプリケーションモジュールMAのモジュール名(機能名)、必要なサービスモジュールMS、および必要なハードウェアの条件(ハードウェア要綱)などに関する情報が含まれている。
なお、画像処理システム1を構成するすべての画像形成装置2に同じサービスモジュールMSおよびアプリケーションモジュールMAがインストールされているとは限らない。画像形成装置2の機種または発売時期などによって、異なる場合がある。また、これらのモジュールは、後に説明するように、他の画像形成装置2の機能に合わせて追加インストールされる場合がある。
サービスAPI201は、アプリケーションモジュールMAに示されるサービスモジュールMSをサービスモジュール記憶領域RYSから呼び出すためのAPI(Application Program Interface)である。
画像入出力制御部211は、画像の入出力に関する処理が実行されるように、その画像形成装置2自身のRAM20b、ハードディスク20d、制御用回路20e、操作パネル20f、スキャナ20g、印刷装置20h、LANインタフェース20j、およびFAXモデム20kを制御する。パーソナルコンピュータにおけるカーネルまたはマイクロカーネルに相当する。
属性情報管理部231は、その画像形成装置2自身の全般的な属性に関するデバイス属性情報71を記憶し管理する。デバイス属性情報71には、図7に示すように、その画像形成装置2自身のIPアドレス、ハードウェアの仕様、ハードウェアの使用状況、所属する仮想ネットワークの名称(仮想ネットワーク名)などに関する情報が含まれている。なお、1台の画像形成装置2が複数の仮想ネットワークに所属することも可能である。
デバイス属性情報71のうち、IPアドレスおよび仮想ネットワーク名は、管理者が予め設定しておく。所属する仮想ネットワークは、その画像形成装置2の運用開始後、適宜変更されることがある。
ユーザ情報管理部232は、その画像形成装置2をメインに使用するユーザごとのユーザ情報72を記憶し管理する。ユーザ情報72には、図8に示すように、そのユーザのユーザ名(Name)、パスワード(Password)、電子メールアドレス(Address)、FAX番号(転送先)、およびアドレス帳などの情報が含まれている。
ユーザ情報72の内容は、ユーザが設定することができる。ただし、ユーザ名は、ユーザIDとして用いられるので、他のユーザのユーザ名と重複しないようにしなければならない。
ドキュメント情報管理部233は、その画像形成装置2の個人ボックス記憶領域RYBに設けられている個人ボックスPBに格納されているファイルごとのドキュメント情報73を記憶し管理する。ドキュメント情報73には、図9に示すように、そのファイルのファイル名(Name)、保存場所である個人ボックスPBの名称(場所)、セキュリティのレベル(Security)、所有者、および復号のために使用する公開鍵の保存場所などに関する情報が含まれている。
ドキュメント情報73のうちファイル名は、そのファイルを所有するユーザ(所有者)が任意に決めることができる。ただし、同じ個人ボックスPBに保存されている他のファイルのファイル名と重複してはならない。ドキュメント情報73のその他の内容は、そのファイルの保存場所および暗号化に使用した暗号鍵などに応じて自動的に決められる。
なお、ドキュメント情報73に係るファイルに機密の情報が含まれている場合は、そのドキュメント情報73を画像形成装置2自身の鍵で暗号化しておくことが望ましい。
図10はネットワーク参加処理部234の構成の例を示す図、図11はネットワーク参加処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
ネットワーク参加処理部234は、図10に示すように、属性情報等取得部301、未装備機能判別部302、機能拡張可否判別部303、必要モジュール判別部304、および機能拡張指令部305などによって構成され、その画像形成装置2が初めて画像処理システム1に参加する際に、その画像形成装置2と同じ仮想ネットワークに既に参加している他の画像形成装置2の機能を必要に応じて拡張(新規追加またはアップデート)するための処理を行う。例えば、図1に示すように、新たに「画像形成装置2F」という画像形成装置2が画像処理システム1に参加する場合は、画像形成装置2Fのネットワーク参加処理部234は、既存の画像形成装置2A〜2Eのうちの画像形成装置2Fと同じ仮想ネットワークに属する画像形成装置2の機能の拡張のための処理を実行する。
ネットワーク参加処理部234の属性情報等取得部301は、同じ仮想ネットワークに既に参加している他の画像形成装置2のデバイス属性情報71、当該他の画像形成装置2にインストールされているアプリケーションモジュールMAの一覧を示すアプリケーションモジュール一覧情報74、および当該他の画像形成装置2にインストールされているサービスモジュールMSの一覧を示すサービスモジュール一覧情報75を取得する。
未装備機能判別部302は、その画像形成装置2自身のアプリケーションモジュール属性情報7Aの他の画像形成装置2から取得したアプリケーションモジュール属性情報7Aとを比較することによって、その画像形成装置2自身にはインストールされているが当該他の画像形成装置2にはインストールされていない機能(アプリケーション)を判別する。すなわち、前者には示されているが後者には示されていないアプリケーションモジュールMAを判別する。なお、すべてのアプリケーションモジュールMAについて判別を行うのではなく、特定の目的に係るアプリケーションモジュールMAについてのみ判別を行うようにしてもよい。例えば、セキュリティの保護のためのアプリケーションモジュールMAについてのみ判別を行うようにしてもよい。
機能拡張可否判別部303は、他の画像形成装置2にインストールされていないと未装備機能判別部302によって判別されたアプリケーションモジュールMAを当該他の画像形成装置2に適用することができるか否かを、そのアプリケーションモジュールMAのアプリケーションモジュール属性情報7Aおよび当該他の画像形成装置2のデバイス属性情報71に基づいて判別する。すなわち、そのデバイス属性情報71に示される、当該他の画像形成装置2の仕様およびハードウェアの使用状況が、そのアプリケーションモジュール属性情報7Aに示されるハードウェア要綱を満たすかどうかをチェックする。そして、満たす場合には、そのアプリケーションモジュールMAを適用することが可能であると判別し、満たさない場合には、適用することができないと判別する。
必要モジュール判別部304は、他の画像形成装置2にインストールされていないと未装備機能判別部302によって判別されたアプリケーションモジュールMAを当該他の画像形成装置2で実現するために当該他の画像形成装置2に追加すべきサービスモジュールMSを判別する。ただし、当該他の画像形成装置2にそのアプリケーションモジュールMAを適用することができないと機能拡張可否判別部303によって判別されている場合は、必要モジュール判別部304による判別をスキップする。必要モジュール判別部304は、例えば次のようにして判別処理を行う。
まず、そのアプリケーションモジュールMAのアプリケーションモジュール属性情報7Aを参照することによって、そのアプリケーションモジュールMAに必要なサービスモジュールMSをチェックする。
チェックした必要なサービスモジュールMSが当該他の画像形成装置2のアプリケーションモジュール一覧情報74に示されているか否かを、チェックする。すべて示されている場合は、追加すべきサービスモジュールMSはないと判別する。示されていないサービスモジュールMSがあった場合は、それを、当該他の画像形成装置2に追加すべきサービスモジュールMSであると判別する。
機能拡張指令部305は、他の画像形成装置2にインストールされていないと未装備機能判別部302によって判別されたアプリケーションモジュールMAを適用して機能の拡張を行うように、当該他の画像形成装置2に対して指令する。このとき、そのアプリケーションモジュールMAを、必要モジュール判別部304によって判別された当該他の画像形成装置2に追加すべきサービスモジュールMSとともに、当該他の画像形成装置2に送信する。ただし、当該他の画像形成装置2にそのアプリケーションモジュールMAを適用することができないと機能拡張可否判別部303によって判別されている場合は、当該他の画像形成装置2に対して、代理の画像形成装置2を立てるための設定を行うように指令する。
ここで、ネットワーク参加処理部234における処理の手順を、画像形成装置2Fが新たに画像処理システム1に設置される場合を例に、図11のフローチャートを参照して説明する。
画像形成装置2Fの管理者は、画像処理システム1に画像形成装置2Fを参加させる前に、予め、IPアドレスおよび参加する仮想ネットワークの仮想ネットワーク名などを画像形成装置2Fに設定しておく。そして、画像形成装置2FのLANインタフェース20jと通信回線TCのハブまたはルータなどのネットワーク機器とをケーブルなどによって繋ぎ、画像形成装置2Fの電源をオンにする。
すると、画像形成装置2Fは新たに画像処理システム1に参加し(図11の#101でYes)、画像形成装置2Fのネットワーク参加処理部234は、次のような手順で、既存の他の画像形成装置2の機能の拡張のための処理を開始する。
すなわち、まず、画像形成装置2A〜2Eに対してマルチキャスト通信で自らのデバイス属性情報71を送信することによって画像形成装置2F自身が画像処理システム1に参加して旨を通知し、画像形成装置2A〜2Eのデバイス属性情報71を取得する(#102)。
取得したデバイス属性情報71と画像形成装置2F自身のデバイス属性情報71とに基づいて、画像形成装置2F自身が参加しようとしている仮想ネットワークに属する画像形成装置2を判別する(#103)。そのような画像形成装置2があった場合は(#103でYes)、それらの画像形成装置2に対して、現在インストールされているモジュールの一覧すなわちアプリケーションモジュール一覧情報74およびサービスモジュール一覧情報75を要求する(#104)。ここでは、画像形成装置2A〜2Eすべてが同じ仮想ネットワークに属しているものとする。そこで、画像形成装置2A〜2Eに対して要求を行う。以下、画像形成装置2Fが参加しようとしている仮想ネットワークに既に属している画像形成装置2を「既存画像形成装置2’」と記載することがある。
画像形成装置2Fは、各既存画像形成装置2’からアプリケーションモジュール一覧情報74およびサービスモジュール一覧情報75を受信すると(#105でYes)、これらの情報に基づいて、各既存画像形成装置2’について、次のような処理を実行する。
画像形成装置2Fにはインストールされているが既存画像形成装置2’にはインストールされていないアプリケーションモジュールMAを判別する(#106)。そのようなアプリケーションモジュールMAが見つかったら(#107でYes)、そのアプリケーションモジュールMAをその既存画像形成装置2’に適用することができるか否かを判別する(#108)。適用することができる場合は(#109でYes)、そのアプリケーションモジュールMAを実現するためにその既存画像形成装置2’に追加すべきサービスモジュールMSを判別する(#110)。そして、そのアプリケーションモジュールMAおよび追加すべきサービスモジュールMSをその既存画像形成装置2’に送信するとともに、機能の拡張を行うようにその既存画像形成装置2’に対して指令する(#111)。
一方、適用することができない場合は(#109でNo)、そのアプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を他の画像形成装置2に代理させるように、その既存画像形成装置2’に対して指令する(#112)。
このようなステップ#106〜#112の処理を、各既存画像形成装置2’について実行する。
このように、ネットワーク参加処理部234は、その画像形成装置2が初めて画像処理システム1に参加する際に、既存の他の画像形成装置2の機能をその画像形成装置2の機能に合わせるための処理を行う。
図12は機能拡張処理部235の構成の例を示す図、図13は機能拡張処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
一方、機能拡張処理部235は、既に画像処理システム1に参加している画像形成装置2自身の機能を、新たに画像処理システム1に参加する他の画像形成装置2の機能に合わせて拡張するための処理を行う。
機能拡張処理部235は、図12に示すように、機能拡張指令等受信部311、機能拡張処理実行部312、代理デバイス決定部313、代理要求部314、データ転送部315、および機能情報等送信部316などによって構成される。
機能拡張指令等受信部311は、新たに画像処理システム1に参加した他の画像形成装置2からの機能拡張の指令を、アプリケーションモジュールMAおよび必要なサービスモジュールMSとともに受信するための処理を行う。また、アプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を他の画像形成装置2に代理させるべき旨の指令を受信するための処理を行う。
機能拡張処理実行部312は、機能拡張の指令が機能拡張指令等受信部311によって受信された場合に、その指令とともに受信されたアプリケーションモジュールMAおよび必要なサービスモジュールMSを、それぞれ、その画像形成装置2自身の(つまり、ローカルの)アプリケーションモジュール記憶領域RYAおよびサービスモジュール記憶領域RYSにインストールすることによって、その画像形成装置2自身の機能を拡張する。
代理デバイス決定部313は、アプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を他の画像形成装置2に代理させるべき旨の指令が受信された場合に、その処理を代理させるのに好適な他の画像形成装置2を決定する。以下、代理させる他の画像形成装置2を「親デバイス」と記載することがある。具体的には、そのアプリケーションモジュールMAが正しくインストールされている他の画像形成装置2を、親デバイスとして決定する。ただし、そのような他の画像形成装置2が複数台存在する場合は、ネットワーク設定の近いもの(例えば、IPアドレスの値が近いデバイス)を親デバイスとして決定する。または、最も近くに設置されているものを親デバイスとして決定してもよいし、最も高性能なものを親デバイスとして決定してもよい。
代理要求部314は、代理デバイス決定部313によって親デバイスとして決定した他の画像形成装置2に対して、アプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を代理するように要求する。
データ転送部315は、当該他の画像形成装置2に対して、必要なデータを転送するための処理を行う。例えば、ファイルを暗号化して個人ボックスPBで保存する処理を代理してもらう場合は、ローカルに現在設けられている個人ボックスPBおよびその中のファイルを当該他の画像形成装置2に転送する。
なお、機能拡張処理実行部312がアプリケーションモジュールMAの機能拡張の処理を試みたが成功しなかった場合も同様に、代理デバイス決定部313、代理要求部314、およびデータ転送部315は、そのアプリケーションモジュールMAに係る処理を親デバイスに代理させるための処理を実行する。
機能情報等送信部316は、その画像形成装置2自身のデバイス属性情報71、アプリケーションモジュール一覧情報74、およびサービスモジュール一覧情報75を送信するように他の画像形成装置2から要求があった場合に、これらの情報を当該他の画像形成装置2に対して送信する処理を行う。これらの情報は、前に説明したように、当該他の画像形成装置2のネットワーク参加処理部234において使用される。
ここで、新たに同じ仮想ネットワークに参加した画像形成装置2Fからの指令を画像形成装置2Aが受けた場合を例に、機能拡張処理部235における処理の手順を、図13のフローチャートを参照して説明する。
画像形成装置2Aの機能拡張処理部235は、機能拡張すべき旨の指令をアプリケーションモジュールMAおよび必要なサービスモジュールMSとともに画像形成装置2Fから受信すると(#121でYes)、これらのアプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSをインストールすることによって画像形成装置2A自身の機能の拡張を行う(#122)。そして、その後、今回新たに参加した画像形成装置2Fおよび機能拡張を行った他の画像形成装置2との間で、仮想ネットワークによる連携処理が可能となる(#123)。これについては、後に説明する。
一方、アプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を他の画像形成装置2に代理させるべき旨の指令を受信した場合は(#121でNo)、画像形成装置2Aの機能拡張処理部235は、他の画像形成装置2の中からそのアプリケーションモジュールMAの機能に係る処理の実行が可能なものを検索する(#124)。
そのような画像形成装置2が1台だけ見つかった場合は(#125でYes、#126でNo)、その見つかった画像形成装置2を代理用のMFPすなわち親デバイスに決定する(#127)。複数台見つかった場合は(#125でYes、#126でYes)、画像形成装置2Aとネットワーク設定が近い画像形成装置2を親デバイスに決定する(#128)。
親デバイスに決定した画像形成装置2に対して、画像形成装置2Aの代理を行うように要求し(#129)、必要なデータをその画像形成装置2に転送する(#130)。そして、その決定した画像形成装置2が画像形成装置2Aにとっての親デバイスになるように設定を行う(#131)。係る設定は、デバイス一覧情報76を書き換えることによって行うことができる。これについては、後に説明する。
以上の処理によって、要求する側つまり画像形成装置2Aにおける代理のための処理が完了する。これ以降、ユーザなどから所定の処理の実行指令がなされた場合は、画像形成装置2Aの代わりに親デバイスがその処理を実行する。
なお、これらの一連の処理の後、画像形成装置2Aは、必要に応じて、画像形成装置2A自身のデバイス属性情報71の仮想デバイス名を書き換えることによって、現在参加している仮想ネットワークから離脱する(#132)。例えば、画像形成装置2Aのセキュリティレベルが他の画像形成装置2のそれよりも下回るようになった場合に、仮想ネットワークから離脱する。また、画像形成装置2Aは、必要に応じて、他の画像形成装置2に対して、どの画像形成装置2が親デバイスとなったのかを通知する。
図14は代理処理部236の構成の例を示す図、図15はデバイス一覧情報76の例を示す図である。
図3に戻って、代理処理部236は、図14に示すように、代理要求受付部321、準備処理実行部322、および代理処理実行部323などによって構成され、他の画像形成装置2の親デバイスとして機能するための処理を行う。
代理要求受付部321は、他の画像形成装置2からの、アプリケーションモジュールMAの機能に係る処理を代理する旨の要求を受け付けるための処理を行う。以下、この要求元の画像形成装置2を「子デバイス」と記載することがある。
準備処理実行部322は、子デバイスの代わりに所定の処理を実行するために必要な準備の処理を行う。例えば、個人ボックスPBの管理に関する処理を代行する場合は、子デバイスで管理されていた個人ボックスPBおよびその中に保存されていたファイルを、子デバイスから受信し、ローカルの個人ボックス記憶領域RYBに格納するなどの処理を行う。
代理処理実行部323は、子デバイスの代わりにそのアプリケーションモジュールMAを実行することによって、子デバイスの代理を行う。
図3に戻って、ネットワーク通信制御部237は、デバイス一覧情報76を有しており、このデバイス一覧情報76に基づいて他の画像形成装置2とのデータ通信に関する制御処理を行う。
デバイス一覧情報76には、図15に示すように、その画像形成装置2と同じ仮想ネットワークに属している他の画像形成装置2または過去に属していた他の画像形成装置2の機能レベル、設置場所、およびIPアドレスなどに関する情報が示されている。
なお、「機能レベル」とは、当該他の画像形成装置2に備えられている機能のレベルを意味する。セキュリティ機能のレベルを意味する場合は、セキュリティのレベルを意味する。
また、過去に属していた他の画像形成装置2については、親デバイス(代理のMFP)が設定されている場合は、そのIPアドレスが示されている。
ネットワーク通信制御部237は、このようなデバイス一覧情報76に基づいて、所定の処理に関しては、同じ仮想ネットワークに属している他の画像形成装置2または過去に仮想ネットワークに属しておりかつ現在親デバイスが設定されている他の画像形成装置2との通信は許可し、同じ仮想ネットワークに属しておらずかつ親デバイスが設定されていない他の画像形成装置2との通信は禁止するように、通信の制御を行う。
図16および図17は各画像形成装置2の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
次に、既存の仮想ネットワークにこれから参加しようとする画像形成装置2および既にその仮想ネットワークに参加している画像形成装置2の処理の流れを、フローチャートを参照して説明する。ここでは、これから参加しようとしている画像形成装置2Fと既に参加している画像形成装置2A、2Bとを例に挙げて、説明する。
図16において、画像形成装置2Fは、仮想ネットワークに参加するための準備がなされると(#20)、参加の通知とともに、画像形成装置2F自身のデバイス属性情報71などの情報を、画像処理システム1に既に参加している他の画像形成装置2に送信する(#21、#22)。
画像形成装置2Aは、これらを受信すると(#10、#11)、画像形成装置2A自身のデバイス属性情報71、アプリケーションモジュール一覧情報74、およびサービスモジュール一覧情報75を、新たな参加MFPである画像形成装置2Fに送信する(#12)。画像形成装置2Bも、同様の処理を行う(#30〜#32)。
画像形成装置2Fは、画像形成装置2A、2Bからこれらの情報を受信すると(#23)、画像形成装置2A、2Bが同じ仮想ネットワークに参加していることを検知し、画像形成装置2A、2Bそれぞれについて、拡張すべき機能があるか否か、その機能の適用が可能であるか否か、および機能拡張のために必要なモジュールを判別する(#24)。その結果、本例では、画像形成装置2Aには拡張すべき機能がありかつその適用が可能であると判別し、画像形成装置2Bには拡張すべき機能があるがその適用が不能であると判別したものとする。
そこで、画像形成装置2Fは、画像形成装置2Aに対しては、機能拡張の処理を実行するように指令するとともに、そのために必要なアプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSを送信する(#25)。一方、画像形成装置2Bに対しては、その機能の処理を他の画像形成装置2に代理させるための設定処理を行うように指令する(#26)。
画像形成装置2Aは、画像形成装置2Fからの指令およびモジュールを受信すると(図17の#33)、モジュールをインストールするなどして機能の拡張の処理を行う(#34)。
一方、画像形成装置2Bは、画像形成装置2Fからの指令を受信すると(#13)、今回の拡張対象の機能が既に適用されている他の画像形成装置2を検索し、それを親デバイスに決定する(#14)。本例では、画像形成装置2Aを親デバイスとすることに決定したものとする。そして、画像形成装置2Bは、画像形成装置2Aに対して、画像形成装置2Bの親デバイスになるように要求する(#15)。
画像形成装置2Aは、画像形成装置2Bからの要求を受信すると(#35)、代理が可能であるか否かを判別し、可能であればその旨を画像形成装置2Bに回答する(#36)。
画像形成装置2Bは、画像形成装置2Aから代理可能である旨の回答を受信すると(#16)、画像形成装置2Aが代理するために必要なデータを画像形成装置2Aに転送する(#17)。ローカルのデバイス属性情報71の仮想ネットワーク名を変更することによって、現在参加している仮想ネットワークから離脱する(#18)。そして、設定した親デバイスの識別情報(例えば、IPアドレス)および仮想ネットワークから離脱した旨を、各画像形成装置2に通知する(#19)。
画像形成装置2A、2Fは、画像形成装置2Bからの通知を受信すると(#38、#27)、それぞれのローカルのデバイス属性情報71に画像形成装置2Bの親デバイスとして画像形成装置2Aを登録する(#39、#28)。そして、画像形成装置2Aは、画像形成装置2Bの代理を開始する(#40)。なお、画像形成装置2Bが画像形成装置2A以外の画像形成装置2を親デバイスとした場合は、画像形成装置2Aは、ステップ#35〜#37、#40の処理を実行しない。
他の画像形成装置2(2C〜2E)も、機能の拡張の可否に応じて、ステップ#10〜#19またはステップ#30〜#40と同様の処理を実行する。
以上のような処理によって、画像形成装置2Fが仮想ネットワークに追加されるとともに、既存の画像形成装置2の機能が画像形成装置2Fの機能に合わせて拡張される。また、拡張不能な画像形成装置2については、画像形成装置2Aなどの拡張可能な画像形成装置2を親デバイスとして設定し、間接的に仮想ネットワークに参加する。
図18は仮想ネットワークの構成の例を示す図、図19は個人ボックス情報表示処理の流れの例を説明するためのフローチャート、図20はスキャンtoMFP処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
以上説明したように新たに仮想ネットワークに加わった画像形成装置2およびその新たな画像形成装置2の機能に合わせて機能拡張処理を実行した画像形成装置2は、その後、アプリケーションモジュールMAを用いて互いに連携して種々の処理を実行することができる。また、機能拡張処理の不能のために仮想ネットワークから離脱したが親デバイスを設定した画像形成装置2は、親デバイスを介して仮想ネットワークの画像形成装置2と連携して種々の処理を実行することができる。以下、図18に示すように、画像形成装置2Fが新たに仮想ネットワークに参加し、画像形成装置2A、2C、2D、および2Eが画像形成装置2Fの機能に合わせた機能拡張を完了し、画像形成装置2Bが画像形成装置2Aを親デバイスに設定し仮想ネットワークから離脱したものとして、連携して処理を行う例について説明する。
例えば、画像形成装置2Fに合わせて画像形成装置2A、2C、2D、2Eが機能の拡張を行った結果、同じ仮想ネットワーク内の画像形成装置2同士で個人ボックスPBを共用する機能(アプリケーションモジュールMA)が新たに備わったとする。この場合は、画像形成装置2A、2C、2D、2E、2Fは、図19に示すような手順で、個人ボックスPBに関する情報を表示するための処理を行う。ここでは、画像形成装置2Cが処理を行う場合を例に挙げて説明する。
画像形成装置2Cをメインに使用するユーザは、画像形成装置2Cにログインして自分の個人ボックスPBを使用することも、他の画像形成装置2にログインして自分の個人ボックスPBを使用することもできる。ログインするためには、ユーザは、自分のユーザ名およびパスワードを入力し、画像形成装置2Cからユーザ認証を受ける必要がある。
画像形成装置2Cは、ユーザが画像形成装置2Cまたは他の画像形成装置2に入力したユーザ名およびパスワードとそのユーザのユーザ情報72とに基づいてユーザ認証の処理を行う(#141)。すなわち、ユーザ名に対応するユーザ情報72を呼び出し、入力されたパスワードとそのユーザ情報72に示されるパスワードとを照合することによって、そのユーザが正規のユーザであるか否かをチェックする。
そのユーザが正規のユーザであると判別できた場合は(#142でYes)、そのユーザのログインを認める(#143)。
そのユーザが画像形成装置2Cにログインした場合は(#144でYes)、画像形成装置2A、2D、2E、2Fに対して、そのユーザのユーザ情報72を送信することによってそのユーザの個人ボックスPBに関する情報を要求する(#145)。
このとき、画像形成装置2A、2D、2E、2Fは、それぞれ、自装置の個人ボックス記憶領域RYBにそのユーザの個人ボックスPBが格納されている場合は、その個人ボックスPBに関する情報(サイズ、保存されているファイルの一覧など)を画像形成装置2Cに送信する。
画像形成装置2Cは、その個人ボックスPBに関する情報を受信すると(#146でYes)、その情報を操作パネル20fに表示する(#147)。
なお、ステップ#145において、画像形成装置2Cは、画像形成装置2Bの親デバイスである画像形成装置2Aに対しては、画像形成装置2Bにそのユーザの個人ボックスPBが格納されているのであればそれに関する情報を画像形成装置2Cに送信するように、要求する。すると、画像形成装置2Aは、画像形成装置2Bに対してそのユーザの個人ボックスPBが格納されているか否かを問い合わせる。格納されているのであればその個人ボックスPBの情報を画像形成装置2Bから取得し、これを画像形成装置2Cに転送する。つまり、情報の中継を行う。画像形成装置2Cは、その情報を受信すると操作パネル20fに表示する(#146でYes、#147)。
一方、ユーザが画像形成装置2A、2D、2E、2Fのいずれかにログインした場合は(#144でNo)、画像形成装置2Cにそのユーザの個人ボックスPBが格納されていれば(#148でYes)、そのユーザがログインした画像形成装置2を識別し(#149)、その個人ボックスPBに関する情報を、識別した画像形成装置2に送信する(#150)。情報を受信した画像形成装置2は、これを操作パネル20fに表示する。
なお、ユーザが画像形成装置2Bにログインした場合は、ステップ#150において、個人ボックスPBに関する情報を、親デバイスである画像形成装置2Aに送信する。この場合、画像形成装置2Aは、その情報を画像形成装置2Bに中継する。
ユーザは、このようにして表示された個人ボックスPBの情報を見ながら、自分の個人ボックスPBの中のファイルを使用することができる。
または、画像形成装置2Fに合わせて画像形成装置2A、2C、2D、2Eが機能拡張処理を行った結果、ファイルを暗号化して他の画像形成装置2に送信する機能(アプリケーションモジュールMA)が新たに備わったとする。この場合は、画像形成装置2A、2C、2D、2E、2Fは、図20に示すような手順で、ファイルの送信の処理を行う。ここでは、画像形成装置2Cが原稿をスキャンしそれにより得られた画像ファイルを他の画像形成装置2に送信する場合を例に説明する。
画像形成装置2Cは、原稿をスキャンして画像ファイルを生成すると(#161)、その画像ファイルを画像形成装置2C自身の秘密鍵で暗号化する(#162)。ユーザが指定した宛先の画像形成装置2のネットワークについてデバイス一覧情報76(図15参照)に基づいてチェックする(#163)。
宛先の画像形成装置2が画像形成装置2Cと同じ仮想ネットワークに参加している場合は(#164でYes)、暗号化した画像ファイルをその宛先の画像形成装置2に送信する(#165)。宛先の画像形成装置2が画像形成装置2Cと同じ仮想ネットワークに参加していないが親デバイスが設定されている場合は(#164でNo、#166でYes)、暗号化した画像ファイルをその親デバイスに送信する(#167)。宛先の画像形成装置2が同じ仮想ネットワークに属しておらずかつ親デバイスも設定されていない場合は(#166でNo)、画像ファイルの送信を中止する。
暗号化された画像ファイルを受信した画像形成装置2は、画像形成装置2Cの公開鍵を用いてその画像ファイルを複合する。正しく複合できれば、その画像ファイルの出所が画像形成装置2Cであることが証明される。
なお、機密情報の漏洩の防止のために暗号化通信を行う場合は、画像形成装置2Cは、送信相手の画像形成装置2の公開鍵または両者のみが所有する共通鍵を用いて画像ファイルを暗号化すればよい。または、SSL(Secure Sockets Layer)などの暗号化通信を用いてもよい。
本実施形態によると、新たに画像処理システム1に追加された画像形成装置2に備えられている新しい機能を既存の画像形成装置2にも備えることができる。よって、従来よりも、その新しい機能を効果的に活用することができる。また、新しい機能が備えられた画像形成装置2同士で1つの仮想ネットワークを形成し、備えることができない画像形成装置2を仮想ネットワークから離脱させる。よって、その機能がセキュリティ保護に関するものである場合は、仮想ネットワーク全体としてのセキュリティレベルを落とすことなく安全に通信を行うことができる。
図21は機能拡張処理部235の構成の変形例を示す図である。本実施形態では、新たに画像処理システム1に参加する画像形成装置2(例えば、図18の画像形成装置2F)が主体となって既存の画像形成装置2(例えば、図18の画像形成装置2A〜2E)の機能をチェックし必要に応じて機能を拡張するためのモジュールを配付したが、既存の画像形成装置2が主体となって自らの装置の機能をチェックし機能を拡張するために必要なモジュールを取得するようにしてもよい。つまり、図3に示す画像形成装置2の機能拡張処理部235を、図21に示すようにモジュール一覧情報取得部381、機能拡張可否判別部382、必要モジュール判別部383、モジュールダウンロード部384、機能拡張処理実行部385、代理デバイス決定部386、代理要求部387、およびデータ転送部388などによって構成すればよい。
図21において、モジュール一覧情報取得部381は、新たに画像処理システム1に参加した他の画像形成装置2のアプリケーションモジュール一覧情報74を当該他の画像形成装置2から取得する。
機能拡張可否判別部382は、取得したアプリケーションモジュール一覧情報74と自らのアプリケーションモジュール一覧情報74とを比較することによって、新たに参加した他の画像形成装置2に備えられているが自らには備えられていない機能(アプリケーションモジュールMA)を判別し、そのアプリケーションモジュールMAを自らに適用することができるか否かをそのアプリケーションモジュールMAのアプリケーションモジュール属性情報7A(図6参照)および自らのデバイス属性情報71(図7参照)に基づいて判別する。つまり、その画像形成装置2自身がそのアプリケーションモジュール属性情報7Aに示されるハードウェア要綱を満たしているか否かを判別する。
必要モジュール判別部383は、適用可能であると判別されたアプリケーションモジュールMAを実行するために必要なサービスモジュールMSのうち画像形成装置2自身に不足しているサービスモジュールMSを、そのアプリケーションモジュールMAのアプリケーションモジュール属性情報7Aおよび自らのサービスモジュール一覧情報75に基づいて判別する。つまり、追加する必要のあるサービスモジュールMSを判別する。
モジュールダウンロード部384は、機能拡張可否判別部382によって適用可能であると判別されたアプリケーションモジュールMAおよびそれを実行するために追加する必要のあるサービスモジュールMSを、新たに参加した他の画像形成装置2からダウンロードする。
機能拡張処理実行部385は、ダウンロードしたアプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSを、それぞれ、アプリケーションモジュール記憶領域RYAおよびサービスモジュール記憶領域RYS(図4参照)にインストールすることによって、機能拡張処理を実行する。
代理デバイス決定部386は、機能拡張可否判別部382によって適用することができないと判別されたアプリケーションモジュールMAがあった場合に、このアプリケーションモジュールMAに係る処理を代理させるのに好適な他の画像形成装置2を決定する。つまり、親デバイスを決定する。決定の方法は、前に図12の代理デバイス決定部313で説明した通りである。
代理要求部387は、図12の代理要求部314と同様に、決定した親デバイスに対して代理の要求を行う。データ転送部388は、データ転送部315と同様に、代理してもらうために必要なデータを親デバイスに転送する。
本実施形態では、新たに参加する画像形成装置2から既存の画像形成装置2にアプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSを直接的に送信するように構成したが、両者のスペックが互いに異なる場合は、既存の画像形成装置2は、受信したアプリケーションモジュールMAまたはサービスモジュールMSを適用することができないおそれがある。そこで、新たに参加する画像形成装置2は、既存の画像形成装置2に対してアプリケーションモジュールMAおよびサービスモジュールMSの識別情報(例えば、モジュール名など)を通知するようにしてもよい。そして、既存の画像形成装置2は、その通知に基づいてメーカまたはソフトウェア会社などのWebサイトにアクセスするなどして、自らに対応したアプリケーションモジュールMAまたはサービスモジュールMSを取得するようにしてもよい。
その他、画像処理システム1、画像形成装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、複数台の画像形成装置によって1つのシステムまたはネットワークを構成するために好適に用いられる。
画像処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 ハードディスクに設けられている記憶領域などの例を示す図である。 サービスモジュール属性情報の例を示す図である。 アプリケーションモジュール属性情報の例を示す図である。 デバイス属性情報の例を示す図である。 ユーザ情報の例を示す図である。 ドキュメント情報の例を示す図である。 ネットワーク参加処理部の構成の例を示す図である。 ネットワーク参加処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 機能拡張処理部の構成の例を示す図である。 機能拡張処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 代理処理部の構成の例を示す図である。 デバイス一覧情報の例を示す図である。 各画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 各画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 仮想ネットワークの構成の例を示す図である。 個人ボックス情報表示処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 スキャンtoMFP処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 機能拡張処理部の構成の変形例を示す図である。
符号の説明
2 画像形成装置
237 ネットワーク通信制御部(データ送受信制御手段)
301 属性情報等取得部(機能情報取得手段)
302 未装備機能判別部(機能有無判別手段)
305 機能拡張指令部(機能拡張指令手段、モジュール送信手段)
381 モジュール一覧情報取得部(機能情報取得手段)
382 機能拡張可否判別部(機能有無判別手段)
385 機能拡張処理実行部(機能拡張処理手段)
74 アプリケーションモジュール一覧情報(機能情報)
TC 通信回線

Claims (1)

  1. 所定のレベル以上のセキュリティ機能を備えている第一の画像形成装置が複数台の第二の画像形成装置からなるシステムに通信回線を介して接続されたときに、
    前記各第二の画像形成装置が前記セキュリティ機能を備えている装備画像形成装置および前記セキュリティ機能を備えておらずかつ備えることができない非装備画像形成装置のうちのいずれであるかを判別する処理を前記第一の画像形成装置に実行させ、または、自らが前記装備画像形成装置および前記非装備画像形成装置のいずれであるかを判別する処理を前記各第二の画像形成装置にそれぞれ実行させ、
    前記第一の画像形成装置および前記各第二の画像形成装置をメンバとしかつ前記セキュリティ機能を用いて所定のデータのやり取りを行う仮想ネットワークを、当該第二の画像形成装置のうちの前記非装備画像形成装置が前記メンバと前記やり取りを行う場合には当該非装備画像形成装置が実行すべき前記セキュリティ機能を用いた処理を前記第一の画像形成装置に代行させまたは前記第二の画像形成装置のうちの前記装備画像形成装置に代行させるように、形成する、
    ことを特徴とする仮想ネットワークの形成方法。
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