JP4175366B2 - 符号化装置および方法 - Google Patents

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本発明は圧縮技術を用いた符号化技術に関するものであり、特に異なる符号化手法における符号の相互変換性に優れた符号化技術に関するものである。
画像をはじめとする大量データの通信や蓄積を行う際には、圧縮してデータ量を削減することがある。この技術を以下では符号化と称する。
符号化にはそれぞれの用途に応じて、いくつもの手法が存在する。また同一の手法であっても、目的に応じてパラメータを調整することもある。符号化パラメータの代表例には量子化係数やHuffman符号などがあげられるが、パラメータの取り方によっては符号の互換性を損なうことがある。
例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)で標準化された符号方式(以下JPEGという)の場合、エントロピー符号化にHuffman符号化と算術符号化を使うことができる。このエントロピー符号化は圧縮率と処理の複雑度のバランスから選択されるべきもので、上でいう符号化パラメータの1つと考えてもよいが、この両者には一般にいう互換性は存在しない。
以下、これと類似の問題を解決しようとする従来技術である特許文献1を従来例として説明する。従来例は動画像の符号化において、MPEGとH.261間の相互変換や、同一フォーマットにおけるビットレートやフレームレートの変換をその課題としている。なお、一般に周波数変換を用いた符号を変化符号と称することがあるが、以下では特に断らない限り、上記のごとく所定の目的に合うように変換した符号のことを変換符号と称する。
図12は従来例の符号化装置の構成例である。本発明の説明の趣旨に沿うように用語を一部変更しているが、その本質に関わるものではない。図中、10は符号入力部、11はブロック抽出部、12は逆量子化部、13はフレーム間演算部、14は量子化部、15は再構成部、40は変換符号出力部、110は入力符号データ、111は量子化データ、112、113は変換データ、114は再量子化データ、130は変換符号データである。
図12の各部について説明する。図12の画像符号化装置は以下の構成よりなる。画像入力部10は外部から符号を受け取り、入力符号データ110としてブロック抽出部11へ送出する。ブロック抽出部11は入力符号データ110からブロックを抽出して、量子化データ111として逆量子化部12へ送出する。逆量子化部12は所定の逆量子化を行い、変換データ112としてフレーム間演算部13へ送出する。フレーム間演算部13は所定のフレーム間演算を行い、変換データ113として量子化部14へ送出する。量子化部14は所定の量子化を行い、再量子化データ114として再構成部15へ送出する。再構成部15は所定の符号フォーマットに再構成して、変換符号データ130として変換符号出力部40へ送出する。変換符号出力部40は変換符号データ130を外部へ送出する。
以上の構成に基づいた従来例の動作について説明する。図13は従来例の画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。以下、図13を用いて従来例の動作について説明する。S10では符号入力部10において外部から符号を入力する。S11ではブロック抽出部11においてブロックの抽出を行う。S12では逆量子化部12において逆量子化を行う。S13ではフレーム間演算部13においてフレーム間演算を行う。S14では量子化部14において量子化を行う。S15では再構成部15において符号の再構成を行う。S40では変換符号出力部40において、変換符号の出力を行う。S50では未処理の符号があればS10へ進み、そうでなければ処理全体を終了する。
以上の動作の中で、従来例ではフレーム間演算として、フレームレートの変換やビットレートの変換をあげている。
次に従来例の問題点について述べる。従来例は符号同士の変換において、周波数変換および逆変換を省略することで高速化を図っている。しかしS12で逆量子化を行うため、S13でのフレーム間演算では膨大なデータ量を処理する必要がある。この結果、周波数変換を伴う変換処理よりは高速化できるものの、未圧縮のデータ量を処理するという点では改善できていない。そして処理データ量の増大は処理時間の増大とともに装置の大規模化を招く。
特開平9−93133号公報
以上で述べてきたように従来例の問題点として処理データ量が多いために、処理時間の増大や装置の大規模化を招く点があげられる。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、符号変換を前提にして予め変換先の符号化に用いられる付加情報(ある符号では意味があるが、他の符号では意味がないシンボルまたは符号化した圧縮シンボルをいう。後に実施例において例を挙げて説明する)を変換前の符号に含ませることができるようにした符号化技術を提供することを目的とする。
本発明の1側面によれば、符号化装置において、データを入力するデータ入力手段と、所定の符号化において意味のある付加情報をなす付加シンボルを符号化するかどうか記述する互換情報を参照する互換情報参照手段と、上記互換情報に基づいて上記入力データを所定の手法で符号化する符号化手段と、上記符号化手段の符号化結果を出力する符号出力手段とを具備し、上記符号化手段で符号化した符号を上記所定の符号化による符号に変換したときに、上記付加情報を利用可能にすることを特徴とするものである。
この構成においては、後に行う符号変換に好適な情報、例えば、状態変数を初期化するための圧縮シンボルを用いるかどうかを記述し、これにより、後に行う符号変換を最適化ないし可能にすることができる。
上述の符号化装置において、上記符号化手段は上記入力データからシンボルを生成するシンボル生成手段と、上記生成したシンボルを符号語に置き換える符号語化手段と、上記符号語を連結して符号とする符号語連結手段とを具備するものとすることができる。
なお、本発明は、装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能であり、少なくともその一部をコンピュータプログラムとして構成できることももちろんである。
本発明の上述の側面および本発明の他の側面は特許請求の範囲に明確に記載され、また、以下において実施例を用いて詳細に説明される。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば異なる符号間の変換を小規模な装置で高速に実現することができる。またこれを符号化装置や画像出力装置に適用することで、処理の効率化を図ることができる。
本発明の実施例の具体的な説明の前に、本発明の前提をなす基本的な原理について述べる。
一般的な符号化は、入力データの性質から冗長度を削減するソースコーダと、入力データの種別に関係なく確率的冗長度を削減するエントロピーコーダからなる。ソースコーダの一例としてはJPEGで使われるDCTや、画像の予測符号化で使われる予測処理などをあげることができる。以下、このようなソースコーダの出力をシンボルと呼ぶ。
ここではシンボルをさらに2つに大別する。1つは何らかの圧縮がされた圧縮シンボル、もう1つは圧縮されていない非圧縮シンボルである。ここでいう圧縮は純粋にデータ量の削減という意味で、可逆圧縮だけではなく、量子化による冗長度の削減も含む。
圧縮シンボル、非圧縮シンボルのいずれもソースコーダが適用されているため、ソースコーダの異なる符号化方式への変換は難しい。しかし非圧縮シンボルの場合、同一符号化方式における符号化パラメータへの変換は比較的容易にできる。これは非圧縮シンボルの符号化方式への依存性が比較的低いことを示している。これに対して符号化方式への依然性がより強い圧縮シンボルでは、符号化パラメータの変更は難しい。
従来例でいえば、逆量子化前のデータが圧縮シンボルに、逆量子化後のデータが非圧縮シンボルにあたる。従来例では構成として、圧縮シンボルでは変換が難しいため逆量子化処理、すなわち一度非圧縮シンボルに戻す処理を必要とする。
本発明の前提をなす符号変換ではこの圧縮シンボル上での変換を行う。これにより処理データ量を抑えることができるので、処理の高速化のみならず、装置の小規模化が実現できる。そして圧縮シンボル上での変換を実現するために、最終的な符号にかかわらず、圧縮シンボルが互換であるように符号を構成する。ここで圧縮シンボルが互換であるとは、変換前の符号における圧縮シンボルの全てが、変換後の符号における圧縮シンボルで表現可能であり、その逆もまた成立することと定義する。例えば圧縮シンボルが変換前後で1対1に対応していれば、明らかにここでいう互換性を満たすが、多対1や多対多の関係でも構わない。また変換前の符号で存在する圧縮シンボルが、変換後の符号の圧縮シンボルでは表現できないような場合、互換性を満たさない。
従来技術では符号化の効率のみを考えていたため、このような互換性に注意が払われることはなかった。本発明では符号化自体の効率を下げたとしても、この互換性を重視する構成をとることを特徴とする。
本発明の具体的な例については以下の順に説明する。
(1)一般的な符号変換装置として実施する例(本発明の前提)
(2)一般的な符号化装置として実施する例(本発明の実施例1)
(3)画像符号化に適用する例(本発明の他の前提)
(4)画像出力システムとして実施する例(本発明の実施例2)
なお、上述の説明では、ソースコーディングを前提として説明し、ソースコーディングの出力をシンボルとして扱ったが、ソースコーディングを前提としない場合は、広く圧縮前の出力を非圧縮シンボルと呼び、圧縮後のシンボルを圧縮シンボルと呼ぶことができる。
[本発明の前提]
本発明の前提として、まず一般的な符号変換装置として実施する例を述べる。以下、本発明の前提の構成の具体的な説明を行う。図1は本発明の前提の符号変換装置を示すブロック図である。図中、図12と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。図中、20は互換情報参照部、30は圧縮シンボル変換部、120は互換情報データである。
図1の各部について説明する。互換情報参照部20は符号変換前後における各圧縮シンボルの互換情報を参照し、互換情報データ120として圧縮シンボル変換部30へ送出する。圧縮シンボル変換部30は互換情報データ120に基づき、入力符号データ110中の各圧縮シンボルを変換すべき符号に適合する形態に変換して、変換符号データ130として変換符号出力部40へ送出する。
以上の構成に基づいて本発明の前提の構成の動作について説明する。図2は本発明の前提構成における符号変換動作を示すフローチャートである。図中、図13と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図2を用いて本発明の前提構成における符号変換を説明する。S20では圧縮シンボル変換部30において、互換情報データ120の参照を行う。S30では圧縮シンボル変換部30において、圧縮シンボルの変換処理を行う。
以上の動作の中で、まず互換情報について説明する。互換情報には変換前後の各符号における圧縮シンボルの関係を記述する。例えば圧縮シンボルが1対1に対応する場合、単純なルックアップテーブル(以下、LUTと称する)などで構成すればよい。多対1や多対多の関係にある場合にも同様に構成することができるが、格納領域の効率化が重要な場合には、実際のシンボルを仮想シンボルで表現し、これに加えて関係を仮想シンボル上で記述するような、多段引きのLUTで構成することが好ましい。また、演算で求められる場合は、そのような表現でも構わない。
例えば従来例のように量子化係数が変わる場合、以前の量子化データ値を直接新しい量子化データ値にマッピングすることができる。図3はそのような場合の概念図である。ここでは単純な線形量子化において量子化係数を3から5に変換する場合の例を示している。ただし中央の逆量子化結果の欄は説明のために加えたもので、実際の構成では省略可能である。
第2の例として符号語の変換について例示する。ここでいう符号語とは、いわゆるHuffman符号のようにシンボルと符号語が1対1に対応するような符号化における、符号の最小構成要素を意味する。ハードウェアの制限などで最大符号語長を制限したい場合などに符号語の変換は有効である。この場合、詳細な内容こそ異なるが、図3と同じようなLUTで互換情報を表現することができる。図4はそのような場合の互換情報の概念図である。ただし中央のラン値の欄は説明のために加えたもので、実際の構成では省略可能である。
もう一つ、圧縮シンボルが1対1対応でない例として、ランレングスコーダで最大ラン長を変える場合について例示する。例えば最大ラン長rで設計した符号を、最大ラン長Rの符号へ変換したいとする。ただしr>Rとする。この場合、rとRの関係をLUTで表現することもできるが、r個分のエントリを用意する必要があり、rの取り方によっては巨大な構成になりかねない。そこで互換情報参照部20では、以下の計算を行う。
a=r/R (1)
b=r mod R (2)
ここでmodは余剰を求める演算である。圧縮シンボル変換部30は(1)式と(2)式の結果を互換情報データ120として参照することで、ランを最大値Rとなるように分割することが可能となる。この逆にr<Rとなる場合でも、同様の処理が可能である。このときは逆処理になるため互換情報参照部20における処理がやや複雑になるが、容易に類推できるので省略する。
さらにこの互換情報は2つ以上の複数の種類の互換情報からなっていてもよい。例えば量子化するランレングスコーダの場合、圧縮シンボルが量子化値かラン値かを判定し、圧縮シンボルの種別によって、上述したような量子化の例とランの例とを使い分けるような形態であっても良い。
また上記のように互換情報を独立に実施するのではなく、組み合わせて実施してもよい。例えば、最大ラン長の変換と符号語の変換を同時に1つのLUTで行いたい場合について例示する。図5はそのような場合の互換情報の例である。ただし中央の変換前後のラン値を示す2つの欄は説明のために加えたもので、実際の構成では省略可能である。ランについてのみ、上述したような演算で置き換えることも可能だが、容易に類推可能なのでここでは省略する。また、組み合わせることで処理が複雑化するような場合は、変換処理を多段階に組み合わせても良い。
また以上の動作の中で、圧縮シンボル変換部30の働きは上で説明した互換情報に基づいて圧縮シンボルの置換を行うことである。ただし、符号データ110において圧縮シンボル同士が独立していない場合がある。例えば算術符号のようにシンボルと符号語の境目が一致しないような場合、単純な置換処理では互換情報の適用が実現できない。そこでこのような場合には圧縮シンボル変換部30で復号処理と符号化処理を行えば良い。
例えばランレングスコーダでエントロピー符号化に算術符号を使った場合を考える。いま上で述べたような最大ラン長の変換をしたい場合、圧縮シンボル変換部30ではまず算術符号を復号し、得られたラン値に上で説明したような置換処理を行い、再び算術符号化して変換符号データ130とする。この場合でもランレングス符号は復号していないので、圧縮シンボルとして処理していることになり、従って本発明の変形例であることは明らかである。
同様に、互換情報の説明において第2の例として説明した符号語の変換も、実際には圧縮シンボル変換部30において符号の切り出し処理が必要となる。これについては後述する実施例で詳述する。
また、以上では簡単のため、2つの符号間の符号変換について説明してきたが、3つ以上の符号間の符号変換であっても、互換情報に対象となる符号化すべてに互換となる情報を設定しなければならない点を除けば、同様に実施することができる。これは容易に類推が可能であるため、説明を省略する。これは以降の実施例についても同様である。
最後に本発明の前提構成における効果を見積もる。仮に元符号データ量をS、これに対する圧縮シンボルのデータ量がS/Rだったとする。また圧縮シンボルを非圧縮するシンボルに戻す処理、シンボルを置換する処理、非圧縮シンボルを再び圧縮シンボルに戻す処理のそれぞれの付加を、それぞれL1、L2、L3とする。このとき従来例だと
Lall=S×(L1+L2+L3) (3)
の処理負荷がかかるのに対して、本発明の前提構成ならば、
Lall=S/R×L2 (4)
の処理負荷ですむ。一般にL1>L2、L3>L2が成立することも考え合わせると、本発明の実施例の効果は明らかである。
以上で説明したように、本発明の前提構成によれば圧縮シンボルを互換とすることで圧縮シンボル上での符号の変換を可能としたので、処理対象となるデータを削減することができ、この結果、小規模の装置でかつ高速に符号変換を実現することができる。
本発明の第1の実施例として、本発明を符号化装置として実施する例について説明する。
以下、本発明の実施例1の具体的な説明を行う。図6は本発明の実施例1における符号化装置を示すブロック図である。図中、図12、図1と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。16はデータ入力部、31は符号化部、116は入力データである。
図6各部について説明する。データ入力部16は外部から符号化すべきデータの入力を行い、入力データ116として符号化部31へ送出する。符号化部31は互換情報データ120に基づき、入力データ116を所定の手法で符号化し、変換符号データ130として符号出力部40へ送出する。
次に本発明の実施例1の動作についてだが、本発明の前提構成の動作に多くの類似点を含むので差異のみを以下に説明する。図2で説明した本発明の前提構成のフローチャートにおいて、2個所において差異がある。このうち1個所は、S10における符号入力を、データ入力部16におけるデータ入力処理に置き換えることである。またもう1個所は、S30の圧縮シンボルの変換処理を、符号化部31における符号化処理に置き換えることである。以上の2点の変更により、実施例1の動作となる。
以上の動作の中で、まず図1における圧縮シンボル変換部30と図6における符号化部31との違いについて説明する。圧縮シンボル変換部30では既に説明したように、圧縮シンボル同士の変換を行う。これに対して符号化部31では元データから圧縮シンボルへの変換を行う。
次にこのときの互換情報について説明する。上の場合に互換情報データ120が符号化部31へ提供するのは、互換性がある圧縮シンボルは何かという情報(どういったシンボルを符号化すべきかという記述)である。特定のシンボルがある符号だと意味を持ち、他の符号だと意味を持たないような場合がありえる(このような特定のシンボルを符号化した圧縮シンボルも同様に意味を持ったり持たなかったりする)。例えば符号化器の持つ状態変数を初期化するシンボル(これを符号化した圧縮シンボルも同様)は、適応符号のように状態を持つ符号では意味があるが、Huffman符号のような非適応符号では意味がない。同様の例としては符号表の切り替え情報や、誤り検出符号などがあげられる。ここでは、このようなシンボルまたはこれを符号化した圧縮シンボルをここでは付加情報と呼ぶ。
さて圧縮シンボルのレベルの符号間変換を想定すると、付加情報が有用な符号にも無意味な符号にも変換され得るので、互換情報データ120の設計としては2つの考え方がある。1つは圧縮シンボルに付加情報を含めるという考え方、もう1つは付加情報を削除するという考え方である。前者の場合は、付加情報が有用な符号において付加情報の機能を使いこなすことができる。一方で後者の場合は、付加情報が不要な符号において余計なオーバヘッドを符号化せずに済む。一般には付加情報が有用な符号で付加情報を省くと性能が極端に低下するので、前者の方が好ましい場合が多い。また2度と符号変換しないことが確定しているような場合であれば、後者の方が効率的である。いずれの考え方をとるとしても、互換情報データ120によって圧縮シンボルとして格納すべき情報を指定すればよい。
もう少し具体的に説明する。例えば前者の考え方をとる場合、状態変数を初期化する圧縮シンボルを互換情報データ120として指定する。いま符号化部31がHuffman符号化を用いる符号化部で状態変数の初期化ができないとしても、この指定により、状態変数初期化圧縮シンボルを対応する符号語に変換して変換符号データ130として出力する。この場合Huffman符号としては状態変数初期化圧縮シンボルは単なるオーバヘッドに過ぎない。しかしこれを例えば算術符号のように状態変数の初期化が意味のある符号に変換した場合、初期化作用によって圧縮率の向上などが図れる。
要するに本発明においては、想定される各符号に変換したときのそれぞれの場合の効率を考慮しながら、圧縮シンボルを設計する必要がある。従ってある符号において多少効率が落ちても他の符号における改善が大きいのであれば、そのような付加情報が圧縮シンボルとして必要だということになる。上であげた例でも算術符号に変換する機会が極端に少なく、かつ重要でないならば、状態変数初期化情報を圧縮シンボルに入れないという設計もあり得る。あるいは、互換情報参照部20に制御手段を設け、上述してきたような圧縮シンボルの選択を動的に行うことも考えられる。
なお、実施例1における互換情報は、図3ないし図5で説明した本発明の前提構成における互換情報のように変換前と変換後の圧縮シンボルの関係が記述してある必要はなく、単にどういったシンボルを符号化すべきかという記述だけあればよい。もちろん本発明の前提構成の互換情報と共有したい場合は、そうしても構わない。
以上で説明したように、本発明の実施例1によれば互換とすべき圧縮シンボルに基づいて符号化を行うので、符号変換が容易でかつ効率的な符号化を実現することができる。
本発明の実施例2として、本発明を画像出力装置に適用する例について説明する。
[実施例2の前提]
ここでは、まず、多値のランレングスコーダについてHuffman符号の符号語の変換を行う場合を例にとって、実施例2の前提となる画像符号変換装置を具体的に説明する。
以下、画像符号変換装置の具体的な説明を行う。図7は画像符号変換装置を示すブロック図である。図中、図12、図1、図6と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。32は符号語切り出し部、33は符号語置換部、34は符号語連結部、131、132は符号語データである。
図7の各部について説明する。符号語切り出し部32は互換情報データ120に基づいて入力符号データ110から符号語を切り出し、符号語データ131として符号語置換部33へ送出する。符号語置換部33は互換情報データ120に基づいて符号語データ131を置換し、符号語データ132として符号語連結部34へ送出する。符号語連結部34は個々の符号語データ134を連結し、変換符号データ130として変換符号出力部40へ送出する。
以上の構成に基づいて画像符号変換装置の動作について説明する。図2および図8は画像符号変換装置における符号変換動作を示すフローチャートである。図中、図13と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図2については本発明の前提構成において説明済みなので、図8を用いて図2のS30における画像符号変換装置の処理について説明する。S31では符号語切り出し部32において符号語の切り出しを行う。S32では符号語置換部33において、符号語の置換を行う。S33では符号語連結部34において符号語の連結を行う。
以上の動作における互換情報データ120について説明する。図9は画像符号変換装置における互換情報の一例である。ここで想定している画像符号化は多値のランレングスコーダであって、画像を画素値とその連続長を交互に符号語とすることで表現する。またこのときの画素値は0から3の4値とする。従って例えば画像が「3330000」と並んでいる場合、圧縮シンボルは「画素値3、ラン3、画素値0、ラン4」となる。
図9の例では2つの符号の間に以下のような違いがあることを想定している。まず、変換前の符号語は圧縮率を重視し、可変長符号で設計されている。一方変換後の符号語は処理速度を重視し、固定長符号で設計されている。また、変換前の符号は画素値に関して符号表Aと符号表Bの2通りの符号表を使い分けることができるが、変換後の符号にはそのような使い分けがない。
さらに図9における付加情報の意味について説明する。SOIは画像の先頭を示し、EOIは画像の終端を示すものとする。またDHTは変換前の符号における画素値の符号を変更するものとし、DHTAは符号表Aを、DHTBは符号表Bをそれ以降使うものとする。
なお、図9の各表の中央にある「画素値」、「ラン」、「付加情報」のそれぞれの欄は現実では省略可能であることは、本発明の前提構成で述べた例と同様である。
このような想定のもとに、画像符号変換装置の符号例について説明する。図10は変換前後での符号例である。画素値およびランの符号語が図9の互換情報に従って変換されていることがわかる。ここで6番目の符号語であるDHTBがあることによって、変換前の符号は7番目の符号が1bitで済んでいる。
図10において付加情報DHTBは変換後の符号にとっては単なるオーバヘッドに過ぎない。これをあえて符号として残しておくのは、後に再変換するための措置であることは以上で説明してきた通りである。もしこの後、2度と再変換しないことがわかっている場合には、このDHTBを省略しても構わない。
さて、以上では特に符号変換装置の例について説明したが、これと同様に実施例1で説明した符号化装置に適用することも可能である。説明が重複するので詳細の記述は避けるが、図7における符号語切り出し部32の代わりに、入力データからシンボルを生成するブロック、すなわちソースコーダを入れれば良い。
以上で説明したように、当該画像符号変換装置によれば、小規模装置による高速な符号変換を画像符号化に適用できる。
つぎに本発明の実施例2として、本発明を画像出力システムに適用する例について説明する。ここでは2つの特性の異なる画像出力装置で、同一の画像を出力するシステムを想定する。
以下、本発明の実施例2の具体的な説明を行う。図11は本発明の実施例2における画像出力装置を示すブロック図である。図中、図12、図1、図6と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。17は画像入力部、41、42は画像印刷部、50、51は復号部、117は入力画像データである。
図11の各部について説明する。画像入力部17は外部から画像を入力し、入力画像データ117として符号化部30へ送出する。復号部50、復号部51はそれぞれ所定の方法で入力符号データ110、変換符号データ130を復号し、入力画像データ117として画像出力部41、画像出力部42へ出力する。画像印刷部41、画像印刷部42はそれぞれ入力画像データ117を印刷する。
次に本発明の実施例2の動作についてであるが、他の実施例の説明から容易に類推可能なので、説明を省略する。
以上の動作の中で、画像印刷部41と画像印刷部42の特性は異なるものとする。ここでいう特性とは出力解像度、出力速度、出力階調数などの、一般にいう印刷性能を指す。また名称を印刷部としているが、いわゆる印刷機だけでなく、プリンタなどの紙への印字装置を含める。
印刷性能が異なると、符号化への要求も異なることが多い。例えば高速出力機では圧縮率を高めることが第1の目的となるのに対して、低速出力機ではコストを低減するためにより簡易なアルゴリズムが求められることがある。この要求が単一の符号化では実現できない場合、従来は同じ画像に対してそれぞれの符号を用意するか、一度復号してから符号化し直すことが必要だった。
本発明の実施例2によれば、まず入力画像データ117を符号化部30において互換情報データ120を参照した符号化を行うので、入力符号データ110を本発明の符号変換が可能な形態にすることができる。さらに圧縮シンボル変換部30を設けたので、画像印刷部42の印刷性能に合わせた符号に、圧縮シンボルのままで変換することができる。これにより、もととなる符号データは1つですみ、また復号と符号化を繰り返すことなく複数の画像印刷部から出力することができる。
ここではごく簡単な例について説明したが、入力符号データ110を蓄積したり、ネットワークを介して通信するようなシステムも容易に類推できる。また変換符号データ130をどこかに転送して再変換されるような構成も考えられる。さらに互換情報参照部20は符号化部30用と圧縮シンボル変換部30用とで、それぞれ独立に用意してもよい。このように本発明の実施例2は図11にしめした構成にとどまるものではない。
以上で説明したように、本発明の実施例2では複数の画像印刷部を備えた画像出力システムにおいて、本発明の効果である小規模装置による高速な符号変換が可能となるので、単一の符号をごく簡単な処理で異なる性能の画像印刷部から出力することができる。
本発明の前提構成の符号変換装置を示す構成図である。 本発明の前提構成の符号変換装置における動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の前提構成の符号変換装置における互換情報の一例を説明する説明図である。 本発明の前提構成の符号変換装置における互換情報の一例を説明する説明図である。 本発明の前提構成の符号変換装置における互換情報の一例を説明する説明図である。 本発明の実施例1の符号化装置を示す構成図である。 本発明の前提構成の画像符号変換装置を示す構成図である。 本発明の前提構成の画像符号変換装置における動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の前提構成の画像符号変換装置における互換情報の一例を説明する説明図である。 本発明の前提構成の画像符号変換装置における変換前後の符号の一例を説明する説明図である。 本発明の実施例2の画像出力装置を示す構成図である。 従来例の符号変換装置を示す構成図である。 従来例の符号変換装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 符号入力部
11 ブロック抽出部
12 逆量子化部
13 フレーム間演算部
14 量子化部
15 再構成部
16 データ入力部
17 画像入力部
20 互換情報参照部
30 圧縮シンボル変換部
31 符号化部
32 符号語切り出し部
33 符号語置換部
34 符号語連結部
40 変換符号出力部
41、42 画像印刷部
50、51 復号部
110 入力符号データ
111 量子化データ
112、113 変換データ
114 再量子化データ
116 入力データ
117 入力画像データ
120 互換情報データ
130 変換符号データ
131、132 符号語データ

Claims (5)

  1. データを入力するデータ入力手段と、
    所定の符号化において意味のある付加情報をなす付加シンボルを符号化するかどうか記述する互換情報を参照する互換情報参照手段と、
    上記互換情報に基づいて、符号化すべく指定された付加シンボルがある場合には、当該付加シンボルと上記データから生成したデータシンボルとを圧縮することにより上記データを、上記所定の符号化と異なる手法で符号化する符号化手段と、
    上記符号化手段の符号化結果を出力する符号出力手段とを具備し、
    上記符号化手段で符号化した符号を上記所定の符号化による符号に変換したときに、上記付加情報を利用可能にすることを特徴とする符号化装置。
  2. 上記符号化手段は上記入力データからシンボルを生成するシンボル生成手段と、上記生成したシンボルを符号語に置き換える符号語化手段と、上記符号語を連結して符号とする符号語連結手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. (a)データを入力し、(b)所定の符号化において意味のある付加情報をなす付加シンボルを符号化するかどうか記述する互換情報に基づいて、符号化すべく指定された付加シンボルがある場合には、当該加シンボルと、上記データから生成したデータシンボルとを圧縮することにより上記データを、上記所定の符号化と異なる手法で符号化し、(c)符号化結果を出力し、上記符号化手段で符号化した符号を上記所定の符号化による符号に変換したときに、上記付加情報を利用可能にすることを特徴とする符号化方法。
  4. データを入力するデータ入力ステップと、
    所定の符号化において意味のある付加情報をなす付加シンボルを符号化するかどうか記述する互換情報を参照する互換情報参照ステップと、
    上記互換情報に基づいて、符号化すべく指定された付加シンボルがある場合には、当該付加シンボルと上記データから生成したデータシンボルとを圧縮することにより上記データを、上記所定の符号化と異なる手法で符号化する符号化ステップと、
    上記符号化手段の符号化結果を出力する符号出力ステップとを具備し、
    上記符号化手段で符号化した符号を上記所定の符号化による符号に変換したときに、上記付加情報を利用可能にすることを特徴とする符号化方法。
  5. 後に符号を変換することを前提とする符号化を行うためにコンピュータにおいて用いられる符号化用コンピュータプログラムにおいて、
    データを入力するデータ入力ステップと、
    所定の符号化において意味のある付加情報をなす付加シンボルを符号化するかどうか記述する互換情報を参照する互換情報参照ステップと、
    上記互換情報に基づいて、符号化すべく指定された付加シンボルがある場合には、当該付加シンボルと上記データから生成したデータシンボルとを圧縮することにより上記データを、上記所定の符号化と異なる手法で符号化する符号化ステップと、
    上記符号化手段の符号化結果を出力する符号出力ステップとをコンピュータに実行させるために用いられ、
    上記符号化手段で符号化した符号を上記所定の符号化による符号に変換したときに、上記付加情報を利用可能にすることを特徴とする符号化用コンピュータプログラム。
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