JP4149315B2 - バックアップシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックアップシステム、バックアップ方法、バックアッププログラム、リストアシステム、リストア方法、リストアプログラム、移行システム、移行方法、及び、バックアッププログラム又はリストアプログラムを記録した記録媒体に関する。特に本発明は、情報システムに含まれる情報処理装置をリプレースする場合等において、当該情報処理装置に格納されたデータ等を迅速に新たな情報処理装置に移行させることができるバックアップシステム、バックアップ方法、バックアッププログラム、リストアシステム、リストア方法、リストアプログラム、移行システム、移行方法、及び、バックアッププログラム又はリストアプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、企業等に設けられた情報システムにおいて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置をリプレースする場合、当該情報処理装置が設置された部署に情報システム管理部門の作業担当者が出向き、当該情報処理装置に格納されたファイルや環境設定等のデータを新たな情報処理装置に移行していた(非特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
日本アイ・ビー・エム株式会社,“PCマイグレーション・サービス”,[online],[平成15年5月28日検索],インターネット<URL:http://www-6. ibm.com/jp/pc/service/migration>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
情報処理装置のリプレース等に伴って以上に示した作業を行なうことにより、情報システムの管理コストが非常に大きくなる。また、情報処理装置のリプレース時に作業担当者がリプレース前の情報処理装置を占有して作業を行なう必要が生じるため、移行作業中に当該情報処理装置の利用者が当該情報処理装置を利用できず、利用者の業務効率を低下させるという問題も生じる。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるバックアップシステム、バックアップ方法、バックアッププログラム、リストアシステム、リストア方法、リストアプログラム、移行システム、移行方法、及び、バックアッププログラム又はリストアプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、情報処理装置に格納された対象データをバックアップするバックアップシステムであって、前記情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該バックアップシステムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶部と、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶部と、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信部と、前記バックアッププログラムを実行した前記情報処理装置が当該バックアップシステムへ転送する前記対象データを格納するデータ格納部とを備え、前記バックアッププログラムは、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動され、前記情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段と、読み出す許可を受けた前記対象データを前記情報処理装置により読み出させて、当該バックアップシステムへ転送させる転送手段とを有するバックアップシステムと、当該バックアップシステムに関するバックアップ方法、バックアッププログラム及び当該バックアッププログラムを記録した記録媒体を提供する。
【0007】
また、本発明の第2の形態によると、対象データを情報処理装置にリストアするリストアシステムであって、前記情報処理装置上で実行され、当該リストアシステムから受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させるリストアプログラムを記憶するリストアプログラム記憶部と、前記リストアプログラムによる前記対象データの書き込みを、前記情報処理装置に許可させるための書込認証情報を記憶する書込認証情報記憶部と、前記リストアプログラム及び前記書込認証情報を、前記情報処理装置へ送信するリストア機能送信部と、前記リストアプログラムを実行した前記情報処理装置に前記対象データを送信する対象データ送信部とを備え、前記リストアプログラムは、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動され、前記情報処理装置へ送信された前記書込認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置に前記対象データを書き込む許可を受ける書込認証手段と、前記対象データ送信部から受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させる対象データ格納手段とを有するリストアシステムと、当該リストアシステムに関連するリストア方法、リストアプログラム及び当該リストアプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【0008】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る情報システム10の構成の一例を示す。情報システム10は、通常業務に用いられる情報処理装置130を有する現行系システム100と、現行系システム100内の情報処理装置130をリプレースする場合に新たに用いられる情報処理装置190をリプレースに先立ってセットアップする更新系システム155とを備える。より具体的には、情報処理装置130をリプレースして新たな情報処理装置190に移行する場合、移行の対象となる対象データを現行系システム100において予めバックアップし、バックアップした対象データを更新系システム155において情報処理装置190にリストアする。その後、元の情報処理装置130が配置された部門に新たな情報処理装置190を配送し、元の情報処理装置130を情報処理装置190にリプレースする。この結果、情報処理装置130を情報処理装置190にリプレースするための管理コスト及び情報処理装置のダウンタイムを低減させることができる。
【0011】
現行系システム100は、記憶装置110と、記憶装置110に接続されたバックアップ管理装置120と、通常業務に用いられる情報処理装置130a〜cと、データ格納装置140と、記憶装置150とを有する。記憶装置110、バックアップ管理装置120、データ格納装置140、及び記憶装置150は、情報処理装置130に格納された対象データをバックアップするコンピュータシステムであるバックアップシステムとして動作する。また、データ格納装置140及び記憶装置150と、更新系システム155内の記憶装置160及びデータ格納装置170とは、本発明に係るデータ格納部の一例である。
【0012】
記憶装置110は、バックアッププログラム記憶部112、読出認証情報記憶部114、及び完了ログ記憶部116を含む。バックアッププログラム記憶部112は、リプレースの対象となる情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラムを記憶する。このバックアッププログラムは、情報処理装置130に格納されている新たな情報処理装置190に移行すべき対象データを、データ格納装置140へ転送させるプログラムである。
【0013】
読出認証情報記憶部114は、バックアッププログラムによる対象データの読み出しを、情報処理装置130に許可させるための読出認証情報を記憶する。この読出認証情報は、例えば当該情報処理装置130の管理者ログイン名及び管理者パスワードや、当該情報処理装置130のバックアップ管理者ログイン名及びバックアップ管理者パスワード等の、当該情報処理装置130上で実行されるプログラムが当該情報処理装置130から管理者権限やバックアップ管理者権限等を取得する場合に用いる認証情報であってよい。
【0014】
より具体的には、本実施形態における読出認証情報記憶部114は、複数の情報処理装置130のそれぞれを識別する装置識別情報と、それぞれの情報処理装置130の読出認証情報とを対応付けた認証情報ファイルを記憶する。ここで、装置識別情報は、例えばWINDOWS(登録商標)等のオペレーティングシステム上で設定されるコンピュータ名等や、当該情報処理装置130のホスト名、又はIPアドレス等であってよい。また、読出認証情報記憶部114は、複数の情報処理装置130のそれぞれを識別する装置識別情報に、それぞれの情報処理装置130による対象データの格納をデータ格納装置140に許可させるためのバックアップ先認証情報を更に対応付けて認証情報ファイルに記憶してよい。
【0015】
完了ログ記憶部116は、バックアップの対象となる情報処理装置130のバックアップが完了した場合に、バックアップが完了したことを示す完了ログ情報を格納する。
【0016】
バックアップ管理装置120は、情報システム10又は現行系システム100の管理者により操作され、情報処理装置130のバックアップ処理を遠隔操作するために用いられる。バックアップ管理装置120は、バックアップ機能送信部122と、完了通知部126と、起動指示部128とを含む。バックアップ機能送信部122は、バックアッププログラム記憶部112に格納されたバックアッププログラムをバックアップの対象となる情報処理装置130へ送信するバックアッププログラム送信部123と、読出認証情報記憶部114に格納された読出認証情報及び/又はバックアップ先認証情報をバックアップの対象となる情報処理装置130へ送信する認証情報送信部124とを含む。複数の情報処理装置130にバックアップ処理を行なわせる場合、バックアップ機能送信部122は、バックアッププログラム及び読出認証情報記憶部114に格納された認証情報ファイルを複数の情報処理装置130のそれぞれへ送信する。
【0017】
完了通知部126は、情報処理装置130が対象データのバックアップを完了した場合に、対象データのバックアップ完了を情報システム10又は現行系システム100の管理者に通知する。ここで、情報システム10又は現行系システム100の管理者が複数の情報処理装置130に対してバックアップを指示した場合、完了通知部126は、複数の情報処理装置130の全てについて当該情報処理装置130における対象データのバックアップを完了したことを情報システム10又は現行系システム100の管理者に通知する。
【0018】
データ格納装置140は、バックアッププログラムを実行した情報処理装置130がバックアップシステムのデータ格納装置140へ転送する対象データを受信し、記憶装置150内のバックアップデータ記憶部154に格納する。また、情報処理装置130の対象データがデータ格納装置140へ転送された後に対象データが当該情報処理装置130上で更新された場合に、対象データの更新部分である更新データを当該情報処理装置130から受信して、記憶装置150内のバックアップデータ記憶部154に格納する。そして、データ格納装置140は更新データ送信部142を含み、当該情報処理装置130と置換された情報処理装置190からの要求を受けて、更新データを当該情報処理装置190へ送信し、情報処理装置190に格納された対象データを更新させる。ここで、情報処理装置190は、既に格納されている対象データに更新データを上書きすることにより、対象データを更新してもよい。
【0019】
記憶装置150は、情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラムが当該情報処理装置130にダウンロードしてバックアップ処理の一部を担当させるバックアップ補助プログラムを記憶するバックアップ補助プログラム記憶部152と、情報処理装置130からデータ格納装置140を介して転送された対象データ及び更新データを格納するバックアップデータ記憶部154とを含む。
【0020】
更新系システム155は、記憶装置180と、記憶装置180に接続された移行管理装置185と、記憶装置160と、記憶装置160に接続されたデータ格納装置170と、情報処理装置130a〜cとそれぞれ置換される情報処理装置190a〜cとを有する。記憶装置160、データ格納装置170、記憶装置180、及び移行管理装置185は、現行系システム100内の情報処理装置130からバックアップされた対象データを記憶装置150から取得して、当該対象データを格納していた情報処理装置130と置換される新たな情報処理装置190に当該対象データをリストアするコンピュータシステムであるリストアシステムとして動作する。また、バックアップシステム及びリストアシステムは、情報処理装置130からバックアップされた対象データを、情報処理装置190に移行させるコンピュータシステムである移行システムとして動作する。なお、データ格納装置170及び記憶装置180は、バックアップシステムの一部として動作してもよい。
【0021】
記憶装置180は、リストアプログラム記憶部182、書込認証情報記憶部183及び完了ログ記憶部184を含む。リストアプログラム記憶部182は、情報処理装置130と置換される他の情報処理装置190上で実行されるリストアプログラムを記憶する。このリストアプログラムは,記憶装置150から取得されて記憶装置160内のバックアップデータ記憶部164に格納されている対象データを、情報処理装置190に格納させるプログラムである。
【0022】
書込認証情報記憶部183は、リストアプログラムによる対象データの情報処理装置190への書き込みを、当該情報処理装置190に許可させるための書込認証情報を記憶する。この書込認証情報は、例えば当該情報処理装置190の管理者ログイン名及び管理者パスワードや、当該情報処理装置190のバックアップ管理者ログイン名及びバックアップ管理者パスワード等の、当該情報処理装置190上で実行されるプログラムが当該情報処理装置190から管理者権限やバックアップ管理者権限等を取得する場合に用いる認証情報であってよい。
【0023】
より具体的には、本実施形態における書込認証情報記憶部183は、複数の情報処理装置130のそれぞれを識別する装置識別情報と、当該情報処理装置130を置換する情報処理装置190の書込認証情報とを対応付けた認証情報ファイルを記憶する。
【0024】
完了ログ記憶部184は、情報処理装置190に対する対象データのリストアが完了した場合に、リストアが完了したことを示す完了ログ情報を格納する。
【0025】
移行管理装置185は、情報システム10又は更新系システム155の管理者により操作され、情報処理装置190のリストア処理を遠隔操作するために用いられる。移行管理装置185は、リストア機能送信部186及び完了通知部188を含む。リストア機能送信部186は、リストアプログラム記憶部182に格納されたリストアプログラムと、書込認証情報記憶部183に格納された書込認証情報及び/又はリストア認証情報とを、リストアの対象となる情報処理装置190へ送信する。完了通知部188は、情報処理装置190が対象データのリストアを完了した場合に、対象データのリストア完了を情報システム10又は更新系システム155の管理者に通知する。ここで、情報システム10又は更新系システム155の管理者が複数の情報処理装置190に対してリストアを指示した場合、完了通知部188は、複数の情報処理装置190の全てについて当該情報処理装置190における対象データのリストアを完了したことを情報システム10又は更新系システム155の管理者に通知する。
【0026】
記憶装置160は、情報処理装置190上で実行されるリストアプログラムが当該情報処理装置190にダウンロードしてリストア処理の一部を担当させるリストア補助プログラムを記憶するリストア補助プログラム記憶部162と、記憶装置150からデータ格納装置170を介して取得した対象データを格納するバックアップデータ記憶部164とを含む。
【0027】
データ格納装置170は、リプレースの対象となる情報処理装置130の対象データを記憶装置150から取得し、記憶装置160内のバックアップデータ記憶部164に格納する。データ格納装置170は、対象データ送信部172を含む。対象データ送信部172は、当該情報処理装置130と置換される情報処理装置190上で実行されるリストアプログラムからの要求を受けて、当該情報処理装置130から取得された対象データを、当該情報処理装置190から受信した装置識別情報に基づいて選択する。そして、対象データ送信部172は、選択した対象データを情報処理装置190へ送信し、情報処理装置190に格納させる。
【0028】
以上に示した情報システム10によれば、現行系システム100内の情報処理装置130をリプレースして新たな情報処理装置190に移行する場合に、情報処理装置130に格納された移行の対象データを情報処理装置190に予め移行させた後に情報処理装置130を情報処理装置190と置換することができ、リプレースに伴う管理コスト及び情報処理装置のダウンタイムを低減させることができる。
【0029】
以上において、現行系システム100は、例えば企業又は家庭等において用いられるシステムであり、更新系システム155は、企業又は家庭等に情報処理装置を納入する製造業者に設けられたシステムであってよい。この場合、製造業者は、更新系システム155を用いて情報処理装置130に格納された対象データを情報処理装置190に移行してから情報処理装置190を企業又は家庭等に納入してもよい。
【0030】
これに代えて現行系システム100は、現行系システム100内に設けられた情報処理装置130が例えば企業の通常業務に使用されるシステムであり、更新系システム155は、企業の人員の増減又は企業の部署編成の変化に伴い現行系システム100に配布する情報処理装置に対象データを移行するために、情報システム部門に設けたシステムであってよい。
【0031】
図2は、本実施形態に係る情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラム200の機能構成を示す。情報システム10又は現行系システム100の管理者は、1又は複数の情報処理装置130を情報処理装置190に置換する場合に、1又は複数の情報処理装置130のバックアップをバックアップ管理装置120に指示する。バックアップの指示を受けると、バックアップ管理装置120は、バックアッププログラム記憶部112に記憶されたバックアッププログラム200と、読出認証情報記憶部114に記憶された、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれの読出認証情報を含む認証情報ファイル250とを、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれへ送信する。ここで、バックアップ管理装置120内のバックアップ機能送信部122は、バックアッププログラム200及び認証情報ファイル250を、実行可能形式のアーカイブファイルとして1又は複数の情報処理装置130のそれぞれへ送信してよい。
【0032】
それぞれの情報処理装置130へ送信されたバックアッププログラム200は、当該情報処理装置130の利用者により情報処理装置130上で起動される。ここで、バックアッププログラム200及び認証情報ファイル250がアーカイブファイルとして送信された場合、情報処理装置130の利用者は、当該アーカイブファイルを起動することにより、バックアッププログラム200を起動してよい。すなわち、当該アーカイブファイルは、それぞれの情報処理装置130上で実行された場合にバックアッププログラム200及び認証情報ファイル250に展開され、バックアッププログラム200が実行される。
【0033】
バックアッププログラム200は、読出認証手段210と、転送手段220と、バックアップ先認証手段230と、更新手段240とを有する。
読出認証手段210は、当該情報処理装置130へ送信された読出認証情報を情報処理装置130によって認証させることにより、情報処理装置130から対象データ270を読み出す許可を受ける。読出認証手段210は、認証情報選択手段212及び特権起動手段214を含む。認証情報選択手段212は、認証情報ファイル250に格納された複数の情報処理装置130のそれぞれに対応する読出識別情報及び/又はバックアップ先識別情報等のうち、当該情報処理装置130に対応する読出識別情報及び/又はバックアップ先識別情報を環境設定ファイル260に格納する。より具体的には、認証情報選択手段212は、当該情報処理装置130の装置識別情報を情報処理装置130から取得し、認証情報ファイル250に含まれる複数の装置識別情報のうち、当該情報処理装置130に設定された装置識別情報と一致する装置識別情報に対応付けられた読出識別情報等を認証情報ファイル250から選択し、これらの情報を当該情報処理装置130上でバックアッププログラム200を動作させるための環境設定として環境設定ファイル260に格納する。
【0034】
特権起動手段214は、認証情報選択手段212により選択された読出識別情報を環境設定ファイル260から取得し、当該読出識別情報を情報処理装置130によって認証させることにより、バックアッププログラム200が情報処理装置130から対象データ270を読み出す許可を受ける。本実施形態において特権起動手段214は、管理者ログイン名及び管理者パスワード、又は、バックアップ管理者ログイン名及びバックアップ管理者パスワード等の読出識別情報を情報処理装置130により認証させて、特権モードにより転送手段220を起動させることにより、転送手段220によって対象データ270を読み出す許可を受ける。
【0035】
転送手段220は、読出認証手段210により読み出す許可を受けた対象データ270を情報処理装置130により読み出させて、データ格納装置140へ転送させる。ここで、情報処理装置130に対応するバックアップ先識別情報が環境設定ファイル260に格納されている場合、転送手段220は、対象データ270をデータ格納装置140へ転送するのに先立って、バックアップ先識別情報をバックアップ先認証手段230に供給する。
【0036】
以上において転送手段220は、バックアップ補助プログラム記憶部152に記憶されたバックアップ補助プログラムをデータ格納装置140を介して情報処理装置130にダウンロードし、上記のバックアップ処理の一部を当該バックアップ補助プログラムに担当させてよい。
【0037】
バックアップ先認証手段230は、転送手段220からバックアップ先識別情報を受けた場合、バックアップ先識別情報をデータ格納装置140へ送信して認証させることにより,対象データ270を記憶装置150に格納する許可を受ける。
【0038】
更新手段240は、転送手段220により対象データ270がデータ格納装置140へ転送された後に対象データ270が情報処理装置130上で更新された場合に、更新後の対象データ270を情報処理装置130により読み出させてデータ格納装置140へ転送させる。
【0039】
以上において、対象データ270は、情報処理装置130の利用者が作成したファイル等のデータや、情報処理装置130上で実行されるオペレーティングシステムのレジストリ等の内容や、情報処理装置130上で実行される各種のプログラムを情報処理装置130の利用者がカスタマイズしたカスタマイズデータ等を含んでよい。また、対象データ270は、情報処理装置130に設けられたハードディスク等のドライブイメージを含んでよい。
【0040】
図3は、本実施形態に係る認証情報ファイル250のデータ構成を表形式により示す。本実施形態に係る認証情報ファイル250は、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれについて、当該情報処理装置130を識別する装置識別情報に対応付けて、当該情報処理装置130に設定された「ドメイン名」、「読出認証情報」、「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」、「バックアップ通信方法」、「共有ディレクトリ(バックアップ用)」、「共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)」、「FTPホスト名(バックアップ用)」、及び「FTP認証情報(バックアップ先認証情報)」を記録する。
【0041】
「ダウンロード通信方法」は、情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラム200が、バックアップ補助プログラムを情報処理装置130にダウンロードするために用いる通信方法を指定する。本実施形態において、認証情報ファイル250は、ダウンロード通信方法として、共有ディレクトリとして設けられたバックアップ補助プログラム記憶部152からバックアップ補助プログラムを取得する方法と、FTPによりデータ格納装置140からバックアップ補助プログラムを取得する方法のいずれかを指定可能である。
【0042】
ダウンロード通信方法として共有ディレクトリによる方法を指定した場合、バックアッププログラム200は、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」に設定された認証情報を用いてデータ格納装置140から共有ディレクトリの読み出し許可を受けて、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」に指定された共有ディレクトリからバックアップ補助プログラムを取得する。
【0043】
ダウンロード通信方法としてFTPによる方法を指定した場合、バックアッププログラム200は、「FTPホスト名(ダウンロード用)」で指定されたホスト(例えばデータ格納装置140)に対して「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」に設定された認証情報を用いてFTP要求を行い、FTPによりバックアップ補助プログラムを取得する。
【0044】
「バックアップ通信方法」は、情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラム200内の転送手段220が、対象データをデータ格納装置140に転送するために用いる通信方法を指定する。本実施形態において、認証情報ファイル250は、バックアップ通信方法として、共有ディレクトリとして設けられたバックアップデータ記憶部154に対象データを格納する方法と、FTPによりデータ格納装置140に対象データを転送する方法のいずれかを指定可能である。
【0045】
バックアップ通信方法として共有ディレクトリによる方法を指定した場合、バックアッププログラム200は、「共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)」に設定された認証情報を用いてデータ格納装置140から対象データの書き込み許可を受けて、「共有ディレクトリ(バックアップ用)」に指定された共有ディレクトリへ対象データをバックアップする。
【0046】
バックアップ通信方法としてFTPによる方法を指定した場合、バックアッププログラム200は、FTPホスト名(バックアップ用)で指定されたホスト(例えばデータ格納装置140)に対してFTP認証情報(バックアップ先認証情報)に設定された認証情報を用いてFTP要求を行い、対象データをFTPにより当該ホストに格納させる。
【0047】
以上に示したように、認証情報ファイル250は、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれについて、異なる通信方法や、異なる読出認証情報、ダウンロード認証情報及び/又はバックアップ先認証情報を指定することができる。そして、認証情報選択手段212は、バックアッププログラム200が実行される情報処理装置130に設定された装置識別情報を用いて、当該装置識別情報に対応するドメイン名、読出認証情報、ダウンロード通信方法、共有ディレクトリ(ダウンロード用)、共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)、FTPホスト名(ダウンロード用)、FTP認証情報(ダウンロード認証情報)、バックアップ通信方法、共有ディレクトリ(バックアップ用)、共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)、FTPホスト名(バックアップ用)、及びFTP認証情報(バックアップ先認証情報)を環境設定ファイル260に格納し、特権起動手段214、転送手段220、バックアップ先認証手段230、及び更新手段240は、これらの情報に基づいてバックアップ処理を行なうことができる。
【0048】
図4は、本実施形態に係る情報処理装置190上で実行されるリストアプログラム400の機能構成を示す。1又は複数の情報処理装置130に格納されていた対象データが記憶装置150内のバックアップデータ記憶部154にバックアップされてバックアップデータ記憶部164に転送された場合に、情報システム10又は更新系システム155の管理者は、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれに格納されていた対象データを、当該情報処理装置130と置換される情報処理装置190へリストアするよう移行管理装置185に指示する。リストアの指示を受けると、移行管理装置185は、リストアプログラム記憶部182に記憶されたリストアプログラム400と、書込認証情報記憶部183に記憶された、1又は複数の情報処理装置190のそれぞれの書込認証情報を含む認証情報ファイル450とを、1又は複数の情報処理装置190のそれぞれへ送信する。ここで、リストア機能送信部186は、リストアプログラム400及び認証情報ファイル450を、実行可能形式のアーカイブファイルとして1又は複数の情報処理装置190のそれぞれへ送信してよい。
【0049】
それぞれの情報処理装置190へ送信されたリストアプログラム400は、当該情報処理装置190の設定を行なう管理者により情報処理装置190上で起動される。ここで、リストアプログラム400及び認証情報ファイル450がアーカイブファイルとして送信された場合、情報処理装置190の管理者は、当該アーカイブファイルを起動することにより、リストアプログラム400を起動してよい。すなわち、当該アーカイブファイルは、それぞれの情報処理装置190上で実行された場合にリストアプログラム400及び認証情報ファイル450に展開され、リストアプログラム400が実行される。
【0050】
リストアプログラム400は、書込認証手段410と、リストア要求手段420と、対象データ格納手段440とを有する。
書込認証手段410は、当該情報処理装置190へ送信された書込認証情報を情報処理装置190によって認証させることにより、バックアップデータ記憶部164にバックアップされた情報処理装置130の対象データを、当該情報処理装置190に書き込む許可を受ける。書込認証手段410は、認証情報選択手段412及び特権起動手段414を含む。認証情報選択手段412は、認証情報ファイル450に格納された複数の情報処理装置190のそれぞれに対応する書込識別情報等のうち、当該情報処理装置190に対応する書込識別情報等を環境設定ファイル460に格納する。
【0051】
より具体的には、認証情報ファイル450は、図3における「読出認証情報」に代えて「書込認証情報」を記録し、「バックアップ通信方法」、「共有ディレクトリ(バックアップ用)」、「共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)」、「FTPホスト名(バックアップ用)」、「FTP認証情報(バックアップ先認証情報)」に代えて、「リストア通信方法」、「共有ディレクトリ(リストア用)」、「共有ディレクトリ認証情報(リストア先認証情報)」、「FTPホスト名(リストア用)」、「FTP認証情報(リストア先認証情報)」を記録している。
【0052】
「リストア通信方法」は、情報処理装置190上で実行されるリストアプログラム400が、対象データをデータ格納装置170から受信するために用いる通信方法を指定する。本実施形態において、認証情報ファイル450は、リストア通信方法として、共有ディレクトリとして設けられたバックアップデータ記憶部164に対象データを格納する方法と、FTPによりデータ格納装置170から対象データを受信する方法のいずれかを指定可能である。
【0053】
リストア通信方法として共有ディレクトリによる方法を指定した場合、リストアプログラム400は、「共有ディレクトリ認証情報(リストア先認証情報)」に設定された認証情報を用いてデータ格納装置170から対象データの読み出し許可を受けて、「共有ディレクトリ(リストア用)」に指定された共有ディレクトリから対象データを受信する。
【0054】
リストア通信方法としてFTPによる方法を指定した場合、リストアプログラム400は、FTPホスト名(リストア用)で指定されたホスト(例えばデータ格納装置170)に対してFTP認証情報(リストア先認証情報)に設定された認証情報を用いてFTP要求を行い、対象データをFTPにより当該ホストから受信させる。
【0055】
また、認証情報ファイル450において、「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、及び「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」は、リストア補助プログラムをダウンロードするために用いる各種情報を、認証情報ファイル250におけるこれらの情報と同様にして記録する。
【0056】
また、1又は複数の情報処理装置190のそれぞれには、当該情報処理装置190に置換される情報処理装置130と同一の装置識別情報が設定される。そして、認証情報選択手段412は、当該情報処理装置190の装置識別情報を情報処理装置190から取得し、認証情報ファイル450に含まれる複数の装置識別情報のうち、当該情報処理装置190に設定された装置識別情報と一致する装置識別情報に対応付けられた書込識別情報等を認証情報ファイル450から選択し、これらの情報を当該情報処理装置190上でリストアプログラム400を動作させるための環境設定として環境設定ファイル460に格納する。
【0057】
特権起動手段414は、認証情報選択手段412により選択された書込識別情報を環境設定ファイル460から取得し、当該書込識別情報を情報処理装置190によって認証させることにより、リストアプログラム400が対象データを対象データ470に書き込む許可を情報処理装置190から受ける。本実施形態において特権起動手段414は、管理者ログイン名及び管理者パスワード、又は、バックアップ管理者ログイン名及びバックアップ管理者パスワード等の書込識別情報を情報処理装置190により認証させて、特権モードによりリストア要求手段420及び対象データ格納手段440を起動させることにより、対象データ格納手段440によって対象データ470に書き込む許可を受ける。
【0058】
リストア要求手段420は、当該情報処理装置190の装置識別情報に対応付けられた「リストア通信方法」、「共有ディレクトリ(リストア用)」、「共有ディレクトリ認証情報(リストア認証情報)」、「FTPホスト名(リストア用)」、及び「FTP認証情報(リストア認証情報)」等を環境設定ファイル460から特権起動手段414を介して受け取り、これらの情報に基づいて当該情報処理装置190に置換されるべき情報処理装置130から取得した対象データの送信をデータ格納装置170に要求する。
【0059】
対象データ格納手段440は、リストア要求手段420の要求に対応してデータ格納装置170内の対象データ送信部172から送信される対象データを受信し、受信した対象データを情報処理装置190に格納してリストアする。すなわち、対象データ格納手段440は、対象データ送信部172から受信した対象データを、情報処理装置130上において当該対象データを使用するのと同様にして情報処理装置190上で使用できる状態とするようにリストアする。
【0060】
図5は、本実施形態に係る現行系システム100におけるバックアップ処理の流れを示す。
まず、情報システム10又は現行系システム100の管理者は、バックアッププログラムをバックアッププログラム記憶部112に記憶させると共に、認証情報ファイル250を作成して読出認証情報記憶部114に記憶させる。そして、リプレースの対象となった1又は複数の情報処理装置130のバックアップをバックアップ管理装置120に指示する。バックアップの指示を受けると、バックアップ機能送信部122は、バックアッププログラム及び認証情報ファイルを含むアーカイブファイルを作成し(S500)、リプレースの対象となった1又は複数の情報処理装置130のそれぞれへ送信する(S505)。ここでバックアップ機能送信部122は、アーカイブファイルをメール等により送信してもよく、これに代えて、バックアッププログラム記憶部112及び読出認証情報記憶部114を共有ディレクトリとして情報処理装置130の利用者からアクセス可能とし、利用者が当該バックアッププログラムの起動を指示した場合に当該バックアッププログラムを情報処理装置130へ送信してもよい。
【0061】
それぞれの情報処理装置130へ送信されたアーカイブファイルは、当該情報処理装置130の利用者により情報処理装置130上で起動される(S510)。次に、情報処理装置130は、アーカイブファイルを実行することにより当該アーカイブファイルをバックアッププログラム200及び認証情報ファイル250に展開し(S515)、展開されたバックアッププログラム200を実行する(S520)。
【0062】
次に、バックアッププログラム200内の認証情報選択手段212は、認証情報ファイル250に含まれる複数の装置識別情報のうち、当該情報処理装置130の装置識別情報と一致する装置識別情報に対応付けられた「ドメイン名」、「読出認証情報」、「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」、「バックアップ通信方法」、「共有ディレクトリ(バックアップ用)」、「共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)」、「FTPホスト名(バックアップ用)」、及び「FTP認証情報(バックアップ先認証情報)」を選択し、環境設定ファイル260に格納する(S525)。
【0063】
次に、特権起動手段214は、認証情報選択手段212により選択された読出識別情報を環境設定ファイル260から取得し、当該読出識別情報を情報処理装置130に認証させて、特権モードにより転送手段220を起動させ、転送手段220によって対象データ270を読み出す許可を受ける(S530)。次に、転送手段220は、特権起動手段214を介して環境設定ファイル260から「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、及び「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」を取得し、これらの情報により指定される通信方法を用いてデータ格納装置140からバックアップ補助プログラムをダウンロードする(S535)。この際、データ格納装置140は、情報処理装置130からの要求を受けて、バックアップ補助プログラム記憶部152に記憶されたバックアップ補助プログラムを当該情報処理装置130へ送信する(S540)。
【0064】
次に、バックアップ先認証手段230は、特権起動手段214を介して環境設定ファイル260から「バックアップ通信方法」、「共有ディレクトリ(バックアップ用)」、「共有ディレクトリ認証情報(バックアップ先認証情報)」、「FTPホスト名(バックアップ用)」、及び「FTP認証情報(バックアップ先認証情報)」を取得し、これらの情報により指定される通信方法を用いてバックアップ先識別情報をデータ格納装置140へ送信して認証させ、対象データ270を記憶装置150に格納する許可を受ける(S545、S546)。
【0065】
次に、転送手段220は、対象データ270を情報処理装置130により読み出させて、当該情報処理装置130の装置識別情報をデータ格納装置140へ転送させる(S550)。次に、データ格納装置140は、1又は複数の情報処理装置130のそれぞれがデータ格納装置140へ転送する対象データを、それぞれの情報処理装置130に設定された装置識別情報に対応付けて格納する(S555)。
【0066】
データ格納装置140は、情報処理装置130から受信した対象データを記憶装置150内のバックアップデータ記憶部154へ格納すると、当該情報処理装置130のバックアップ処理を完了したことを示す完了通知をバックアップ管理装置120へ送信する(S560)。バックアップ管理装置120内の完了通知部126は、データ格納装置140から完了通知を受けると、当該情報処理装置130のバックアップ処理を完了したことを示す完了ログ情報を完了ログ記憶部116へ格納する。また、完了通知部126は、リプレースの対象となった1又は複数の情報処理装置130のそれぞれがデータ格納装置140へ転送する対象データの全てを記憶装置150内のバックアップデータ記憶部154が格納した場合に、1又は複数の情報処理装置130の全てについて対象データのバックアップを完了したことを情報システム10又は現行系システム100の管理者に通知する(S565)。
【0067】
以上に示した情報システム10によれば、それぞれの情報処理装置130へ送信されるバックアッププログラムは、それぞれの情報処理装置130において特権モードで動作し、対象データをデータ格納装置140へ転送することができる。これにより、それぞれの情報処理装置130の利用者が情報処理装置130の管理についての知識を有していない場合においても、受信したバックアッププログラムを起動させるのみでバックアップ処理を行なうことができ、管理者が情報処理装置130を直接操作することなくバックアップ処理を行なうことができる。このため、バックアップに伴う管理コストを低減させることができる。
【0068】
また、それぞれの情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラムは、認証情報ファイルの中から当該情報処理装置130に対応する読出認証情報等を選択し、当該情報を用いてバックアップ処理を行なうことができる。これにより、情報システム10又は現行系システム100の管理者は、リプレースの対象となる全ての情報処理装置130に関する各種の情報を記録した1の認証情報ファイルを用意すれば、各情報処理装置130個別の設定ファイルを準備することなくバックアップ処理を行なうことができ、管理コストを低減させることができる。
【0069】
また、情報システム10又は現行系システム100の管理者は、リプレースの対象となる全ての情報処理装置130のバックアップ処理が完了した時点で、完了通知を受けることができる。このため、情報システム10又は現行系システム100の管理者はバックアップ処理の完了後遅滞無く情報処理装置130を情報処理装置190に置換することができる。
【0070】
以上のS500及びS505に代えて、バックアップ機能送信部122は、認証情報ファイルを送付せずに、バックアッププログラムをバックアッププログラム送信部123により情報処理装置130へ送信してもよい。この場合、S510において情報処理装置130の利用者により情報処理装置130上で起動されたバックアッププログラムは、認証情報ファイルの送信をバックアップ管理装置120に要求する。認証情報送信部124は、バックアッププログラムからの要求を受けて、情報処理装置130上で実行される当該バックアッププログラムに認証情報ファイルを送信する。
【0071】
図6は、本実施形態に係る現行系システム100におけるバックアップ督促処理の流れを示す。S600及びS610は、図5に示したS500及びS505と同様の処理であるため、説明を省略する。
【0072】
バックアップ機能送信部122がバックアッププログラムを情報処理装置130へ送信してから予め定められた期間の経過後において、情報処理装置130からデータ格納装置140へ対象データが転送されていない場合に、起動指示部128は、当該情報処理装置130の利用者に、バックアッププログラムの起動を指示するメッセージを通知する(S620)。
【0073】
また、バックアップ機能送信部122がバックアッププログラムを情報処理装置130へ送信してから予め定められた期間の経過後において、情報処理装置130からデータ格納装置140へ対象データが転送されていない場合に、バックアップ機能送信部122は、バックアッププログラム及び認証情報ファイルを含むアーカイブファイルを、当該情報処理装置130へ再度送信する(S630)。
【0074】
以上に示したバックアップ督促処理によれば、バックアップ管理装置120は、バックアップ処理を行っていない情報処理装置130の利用者に対して、バックアッププログラムの起動を指示し、及び/又は、アーカイブファイルを再送信することにより、バックアッププログラムの起動を督促することができる。これにより、情報処理装置130の利用者がバックアッププログラムの起動を忘れている場合において、当該利用者に督促する作業に伴う管理コストを低減することができる。
【0075】
図7は、本実施形態に係る更新系システム155におけるリストア処理の流れを示す。
まず、データ格納装置170は、リプレースの対象となる情報処理装置130の対象データを記憶装置150から取得し、記憶装置160内のバックアップデータ記憶部164に格納する(S700)。また、情報システム10又は更新系システム155の管理者は、リストアプログラムをリストアプログラム記憶部182に記憶させると共に、認証情報ファイル450を作成して書込認証情報記憶部183に記憶させる。そして、1又は複数の情報処理装置130と置換される1又は複数の情報処理装置190への、対象データのリストアを移行管理装置185に指示する。リストアの指示を受けると、リストア機能送信部186は、リストアプログラム及び認証情報ファイルを含むリストア機能のアーカイブファイルを作成し、1又は複数の情報処理装置190のそれぞれへ送信する(S702)。ここでリストア機能送信部186は、アーカイブファイルをメール等により送信してもよく、これに代えて、リストアプログラム記憶部182及び書込認証情報記憶部183を共有ディレクトリとして情報処理装置190の管理者からアクセス可能とし、管理者が当該リストアプログラムの起動を指示した場合に当該リストアプログラムを情報処理装置190へ送信してもよい。
【0076】
それぞれの情報処理装置190へ送信されたアーカイブファイルは、当該情報処理装置190の利用者により情報処理装置190上で起動される。情報処理装置190は、アーカイブファイルを実行することにより当該アーカイブファイルをリストアプログラム400及び認証情報ファイル450に展開し、展開されたリストアプログラム400を実行する(S705)。
【0077】
リストアプログラム400が実行されると、リストアプログラム400内の認証情報選択手段412は、認証情報ファイル450に含まれる複数の装置識別情報のうち、当該情報処理装置190の装置識別情報と一致する装置識別情報に対応付けられた「ドメイン名」、「読出認証情報」、「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」、「リストア通信方法」、「共有ディレクトリ(リストア用)」、「共有ディレクトリ認証情報(リストア先認証情報)」、「FTPホスト名(リストア用)」、及び「FTP認証情報(リストア先認証情報)」を選択し、環境設定ファイル460に格納する。
【0078】
次に、特権起動手段414は、認証情報選択手段412により選択された書込識別情報を環境設定ファイル460から取得し、当該書込識別情報を情報処理装置190に認証させて、特権モードによりリストア要求手段420及び対象データ格納手段440を起動させ、対象データ格納手段440によって対象データ470に書き込む許可を受ける。次に、リストア要求手段420は、特権起動手段414を介して環境設定ファイル460から「ダウンロード通信方法」、「共有ディレクトリ(ダウンロード用)」、「共有ディレクトリ認証情報(ダウンロード認証情報)」、「FTPホスト名(ダウンロード用)」、及び「FTP認証情報(ダウンロード認証情報)」を取得し、これらの情報により指定される通信方法を用いてデータ格納装置170からリストア補助プログラムをダウンロードする(S710)。この際、データ格納装置170は、情報処理装置190からの要求を受けて、リストア補助プログラム記憶部162に記憶されたリストア補助プログラムを当該情報処理装置190へ送信する(S720)。
【0079】
次に、リストア要求手段420は、特権起動手段414を介して環境設定ファイル460から「リストア通信方法」、「共有ディレクトリ(リストア用)」、「共有ディレクトリ認証情報(リストア先認証情報)」、「FTPホスト名(リストア用)」、及び「FTP認証情報(リストア先認証情報)」を取得し、これらの情報により指定される通信方法を用いてリストア識別情報をデータ格納装置170へ送信して認証させ、データ格納装置170から対象データを取得する許可を受ける(S721、S722)。
【0080】
次に、リストア要求手段420は、情報処理装置190の装置識別情報をデータ格納装置170へ送信し、当該情報処理装置190への対象データのリストアを要求する(S725)。リプレースの対象となる情報処理装置130と同一の装置識別情報が設定された他の情報処理装置190から当該装置識別情報を受けた場合、対象データ送信部172は、当該装置識別情報に対応付けてバックアップデータ記憶部164に格納された対象データを選択(S730)し、当該情報処理装置190上で実行される対象データ格納手段440と協働して当該情報処理装置190に格納させる(S745、S750)。
【0081】
情報処理装置190は、対象データ格納手段440による対象データの格納を完了すると、リストア処理の完了通知を移行管理装置185へ送信する(S755)。移行管理装置185内の完了通知部188は、リストア処理の完了通知を受けると、当該情報処理装置190のリストア処理を完了したことを示す完了ログ情報を完了ログ記憶部184へ格納する。また、完了通知部188は、1又は複数の情報処理装置130と置換される1又は複数の情報処理装置190の全てからリストア処理の完了通知を受けると、1又は複数の情報処理装置190の全てについて対象データのリストアを完了したことを情報システム10又は更新系システム155の管理者に通知する(S760)。情報システム10又は更新系システム155の管理者は、S760の通知を受けて、1又は複数の情報処理装置190のそれぞれを、当該情報処理装置190により置換される情報処理装置130が配置された部門へ配送する。
【0082】
以上に示した情報システム10によれば、更新系システム155は、情報処理装置130が配置された部門へ新たな情報処理装置190を配送する前に、当該情報処理装置130に格納されている対象データを情報処理装置190へリストアすることができる。これにより、情報処理装置130の利用者は、情報処理装置190が配送された後すぐに情報処理装置130を新たな情報処理装置190にリプレースすることができ、リプレースに伴う管理コスト及び情報処理装置のダウンタイムを低減することができる。
【0083】
図8は、本実施形態に係る現行系システム100における更新処理の流れを示す。
リプレースの対象となった情報処理装置130において、更新手段240は、対象データがデータ格納装置140へ転送された後に対象データが更新された場合(S800)に、更新後の対象データである更新データをデータ格納装置140へ送信する(S810)。データ格納装置140は、当該情報処理装置130から送信された更新データを、当該情報処理装置130の装置識別情報に対応付けてバックアップデータ記憶部154に更に格納する(S820)。
【0084】
次に、当該情報処理装置130が新たな情報処理装置190に置換されると、対象データを格納していた情報処理装置130と置換された情報処理装置190上で実行されるリストアプログラム400内のリストア要求手段420は、当該情報処理装置190の装置識別情報をデータ格納装置140へ送信する(S830)。情報処理装置190から装置識別情報を受けると、データ格納装置140内の更新データ送信部142は、S820において当該装置識別情報に対応付けて格納された更新データを情報処理装置190へ送信(S850)し、情報処理装置190上で実行される対象データ格納手段440により情報処理装置190に格納された対象データ470を更新させる(S860)。
【0085】
以上に示した対象データ更新処理によれば、対象データをバックアップした後、当該対象データが情報処理装置190にリストアされて情報処理装置130が配置された部門に配送されるまでの間に、情報処理装置130上で当該対象データが更新された場合においても、置換された情報処理装置190に、対象データの更新を反映させることができる。これにより、情報処理装置130のリプレースに伴う管理コスト及び情報処理装置のダウンタイムを低減させることができる。
【0086】
図9は、本実施形態に係るコンピュータ1000のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1000は、ホスト・コントローラ982により相互に接続されるCPU900、RAM920、グラフィック・コントローラ975、及び表示装置980を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ984によりホスト・コントローラ982に接続される通信インターフェイス930、ハードディスク・ドライブ940、及びCD−ROMドライブ960を有する入出力部と、入出力コントローラ984に接続されるROM910、フレキシブルディスク・ドライブ950、及び入出力チップ970を有するレガシー入出力部とを備える。
【0087】
ホスト・コントローラ982は、RAM920と、高い転送レートでRAM920をアクセスするCPU900及びグラフィック・コントローラ975とを接続する。CPU900は、ROM910及びRAM920に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ975は、CPU900等がRAM920内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置980上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ975は、CPU900等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
【0088】
入出力コントローラ984は、ホスト・コントローラ982と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス930、ハードディスク・ドライブ940、CD−ROMドライブ960を接続する。通信インターフェイス930は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスク・ドライブ940は、コンピュータ1000内のCPU900が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ960は、CD−ROM995からプログラム又はデータを読み取り、RAM920を介してハードディスク・ドライブ940に提供する。
【0089】
また、入出力コントローラ984には、ROM910と、フレキシブルディスク・ドライブ950や入出力チップ970等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM910は、コンピュータ1000が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ950は、フレキシブルディスク990からプログラム又はデータを読み取り、RAM920を介してハードディスク・ドライブ940に提供する。入出力チップ970は、フレキシブルディスク990や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
【0090】
RAM920を介してハードディスク・ドライブ940に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク990、CD−ROM995、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM920を介してコンピュータ1000内のハードディスク・ドライブ940にインストールされ、CPU900において実行される。
【0091】
バックアップ管理装置120として機能するコンピュータ1000にインストールされて実行されるプログラムは、バックアッププログラム送信モジュール及び認証情報送信モジュールを含むバックアップ機能送信モジュールと、完了通知モジュールと、起動指示モジュールとを備える。これらのプログラム及びモジュールは、コンピュータ1000を、バックアッププログラム送信部123及び認証情報送信部124を含むバックアップ機能送信部122、完了通知部126、及び起動指示部128としてそれぞれ機能させる。
【0092】
データ格納装置140として機能するコンピュータ1000にインストールされて実行されるプログラムは、更新データ送信モジュールを備える。これらのプログラム及びモジュールは、コンピュータ1000を、更新データ送信部142としてそれぞれ機能させる。
【0093】
データ格納装置170として機能するコンピュータ1000にインストールされて実行されるプログラムは、対象データ送信モジュールを備える。これらのプログラム及びモジュールは、コンピュータ1000を、対象データ送信部172として機能させる。
【0094】
移行管理装置185として機能するコンピュータ1000にインストールされて実行されるプログラムは、リストア機能送信部と、完了通知部とを備える。これらのプログラム及びモジュールは、コンピュータ1000を、リストア機能送信部186及び完了通知部188としてそれぞれ機能させる。
【0095】
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク990、CD−ROM995の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1000に提供してもよい。
【0096】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0097】
例えば、以上に示した情報システム10は、情報処理装置130のリプレース時におけるバックアップ及びリストアに限らず、情報処理装置130を継続使用する場合におけるバックアップ及びリストアに用いることができる。この場合、リストアシステムは情報処理装置130に接続され、情報処理装置190に対象データをリストアするのに代えて、情報処理装置130に対象データをリストアすればよい。
【0098】
以上に説明した実施形態によれば、以下の各項目に示すバックアップシステム、バックアップ方法、バックアッププログラム、リストアシステム、リストア方法、リストアプログラム、移行システム、移行方法、及び、バックアッププログラム又はリストアプログラムを記録した記録媒体が実現される。
【0099】
(項目1) 情報処理装置に格納された対象データをバックアップするバックアップシステムであって、前記情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該バックアップシステムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶部と、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶部と、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信部と、前記バックアッププログラムを実行した前記情報処理装置が当該バックアップシステムへ転送する前記対象データを格納するデータ格納部とを備え、前記バックアッププログラムは、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動され、前記情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段と、読み出す許可を受けた前記対象データを前記情報処理装置により読み出させて、当該バックアップシステムへ転送させる転送手段とを有するバックアップシステム。
【0100】
(項目2) 前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置上で実行された場合に前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報に展開され、前記バックアッププログラムが実行される実行可能形式のアーカイブファイルとして前記情報処理装置へ送信する項目1記載のバックアップシステム。
(項目3) 前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信するバックアッププログラム送信部と、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動された前記バックアッププログラムからの要求を受けて、前記バックアッププログラムに前記読出認証情報を送信する認証情報送信部とを有する項目1記載のバックアップシステム。
【0101】
(項目4) 前記認証情報記憶部は、複数の前記情報処理装置のそれぞれを識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に格納された前記対象データの前記バックアッププログラムによる読み出しを当該情報処理装置に許可させるための前記読出認証情報とを対応付けた認証情報ファイルを記憶し、前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記認証情報ファイルを前記複数の情報処理装置のそれぞれへ送信し、前記複数の情報処理装置のそれぞれにおいて実行される前記読出認証手段は、前記認証情報ファイルに含まれる複数の前記装置識別情報のうち、当該情報処理装置に設定された装置識別情報と一致する前記装置識別情報に対応付けられた前記読出認証情報を当該情報処理装置によって認証させることにより、当該情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受け、前記複数の情報処理装置のそれぞれにおいて実行される前記転送手段は、読み出す許可を受けた前記対象データを当該情報処理装置により読み出させて、当該バックアップシステムへ転送させ、前記データ格納部は、前記バックアッププログラムを実行した前記複数の情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する当該対象データを格納する項目1記載のバックアップシステム。
【0102】
(項目5) 前記認証情報記憶部は、前記対象データの格納を前記データ格納部に許可させるためのバックアップ先認証情報を更に記憶し、前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム、前記読出認証情報、及び前記バックアップ先認証情報を、前記情報処理装置へ送信し、前記バックアッププログラムは、前記情報処理装置へ送信された前記バックアップ先認証情報を前記データ格納部に認証させることにより、前記対象データを前記データ格納部に格納する許可を受けるバックアップ先認証手段を更に有する項目1記載のバックアップシステム。
【0103】
(項目6) 前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、複数の前記情報処理装置へ送信し、前記データ格納部は、前記バックアッププログラムをそれぞれ実行した複数の前記情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する前記対象データを格納し、当該バックアップシステムは、前記複数の情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する前記対象データの全てを前記データ格納部が格納した場合に、前記複数の情報処理装置の全てについて前記対象データのバックアップを完了したことを当該バックアップシステムの管理者に通知する完了通知部を更に備える項目1記載のバックアップシステム。
【0104】
(項目7) 前記バックアップ機能送信部が前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信してから予め定められた期間の経過後において、前記情報処理装置から当該バックアップシステムへ前記対象データが転送されていない場合に、前記情報処理装置の利用者に、前記バックアッププログラムの起動を指示するメッセージを通知する起動指示部を更に備える項目1記載のバックアップシステム。
(項目8) 前記バックアップ機能送信部が前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信してから予め定められた期間の経過後において、前記情報処理装置から当該バックアップシステムへ前記対象データが転送されていない場合に、前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記認証情報を、前記情報処理装置へ再度送信する項目1記載のバックアップシステム。
【0105】
(項目9) 前記データ格納部は、前記情報処理装置が当該バックアップシステムへ転送した前記対象データを、当該情報処理装置に設定された装置識別情報に対応付けて格納し、当該バックアップシステムは、前記情報処理装置と同一の装置識別情報が設定された他の情報処理装置から前記装置識別情報を受けた場合に、前記装置識別情報に対応付けて格納された前記対象データを前記他の情報処理装置へ送信し、前記他の情報処理装置に格納させる対象データ送信部を更に備える項目1記載のバックアップシステム。
【0106】
(項目10) 前記バックアッププログラムは、前記転送手段により前記対象データが当該バックアップシステムへ転送された後に前記対象データが前記情報処理装置上で更新された場合に、前記対象データの更新部分である更新データを前記情報処理装置により読み出させて当該バックアップシステムへ転送させる更新手段を更に有し、前記データ格納部は、前記更新データを前記装置識別情報に対応付けて更に格納し、前記対象データを格納していた前記情報処理装置と置換された前記他の情報処理装置から前記装置識別情報を受けた場合に、前記装置識別情報に対応付けて格納された前記更新データを前記他の情報処理装置へ更に送信し、前記他の情報処理装置に格納された前記対象データを更新させる更新データ送信部を更に備える項目9記載のバックアップシステム。
【0107】
(項目11) コンピュータシステムにより、情報処理装置に格納された対象データをバックアップするバックアップ方法であって、前記情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該コンピュータシステムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶段階と、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶段階と、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信段階と、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動された前記バックアッププログラムが、前記情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証段階と、前記バックアッププログラムが、読み出す許可を受けた前記対象データを前記情報処理装置により読み出させて、当該コンピュータシステムへ転送させる転送段階と、前記バックアッププログラムを実行した前記情報処理装置が当該コンピュータシステムへ転送する前記対象データを格納するデータ格納段階とを備えるバックアップ方法。
【0108】
(項目12) 前記バックアップ機能送信段階は、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置上で実行された場合に前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報に展開され、前記バックアッププログラムが実行される実行可能形式のアーカイブファイルとして前記情報処理装置へ送信する項目11記載のバックアップ方法。
【0109】
(項目13) 前記バックアップ機能送信段階により前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信してから予め定められた期間の経過後において、前記情報処理装置から当該コンピュータシステムへ前記対象データが転送されていない場合に、前記情報処理装置の利用者に、前記バックアッププログラムの起動を指示するメッセージを通知する起動指示段階を更に備える項目11記載のバックアップ方法。
【0110】
(項目14) 情報処理装置に格納された対象データをバックアップするバックアッププログラムであって、当該バックアッププログラムは、前記情報処理装置を管理する管理装置から前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動され、前記管理装置から前記情報処理装置へ送信された、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを前記情報処理装置に許可させるための読出認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段と、読み出す許可を受けた前記対象データを前記情報処理装置により読み出させて、前記対象データを格納する記憶装置へ転送する転送手段とを備えるバックアッププログラム。
【0111】
(項目15) 前記管理装置は、当該バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置上で実行された場合に当該バックアッププログラム及び前記読出認証情報に展開され、当該バックアッププログラムが実行される実行可能形式のアーカイブファイルとして前記情報処理装置へ送信される項目14記載のバックアッププログラム。
【0112】
(項目16) 対象データを情報処理装置にリストアするリストアシステムであって、前記情報処理装置上で実行され、当該リストアシステムから受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させるリストアプログラムを記憶するリストアプログラム記憶部と、前記リストアプログラムによる前記対象データの書き込みを、前記情報処理装置に許可させるための書込認証情報を記憶する書込認証情報記憶部と、前記リストアプログラム及び前記書込認証情報を、前記情報処理装置へ送信するリストア機能送信部と、前記リストアプログラムを実行した前記情報処理装置に前記対象データを送信する対象データ送信部とを備え、前記リストアプログラムは、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動され、前記情報処理装置へ送信された前記書込認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置に前記対象データを書き込む許可を受ける書込認証手段と、前記対象データ送信部から受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させる対象データ格納手段とを有するリストアシステム。
【0113】
(項目17) コンピュータシステムにより、対象データを情報処理装置にリストアするリストア方法であって、前記情報処理装置上で実行され、当該コンピュータシステムから受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させるリストアプログラムを記憶するリストアプログラム記憶段階と、前記リストアプログラムによる前記対象データの書き込みを、前記情報処理装置に許可させるための書込認証情報を記憶する書込認証情報記憶段階と、前記リストアプログラム及び前記書込認証情報を、前記情報処理装置へ送信するリストア機能送信段階と、前記リストアプログラムを実行した前記情報処理装置に前記対象データを送信する対象データ送信段階と前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動されたリストアプログラムが、前記情報処理装置へ送信された前記書込認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置に前記対象データを書き込む許可を受ける書込認証段階と、前記リストアプログラムが、前記対象データ送信段階において受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させる対象データ格納段階とを備えるリストア方法。
【0114】
(項目18) 対象データを情報処理装置にリストアするリストアプログラムであって、当該リストアプログラムは、前記情報処理装置を管理する管理装置から前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置の管理者により前記情報処理装置上で起動され、前記管理装置から前記情報処理装置へ送信された、前記リストアプログラムによる前記対象データの書き込みを、前記情報処理装置に許可させるための書込認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置に前記対象データを書き込む許可を受ける書込認証手段と、前記対象データを格納する記憶装置から受信した前記対象データを前記情報処理装置に格納させる対象データ格納手段とを備えるリストアプログラム。
(項目19) 項目14、項目15、又は項目18のいずれかに記載のプログラムを記録した記録媒体。
【0115】
(項目20) 一の情報処理装置に格納された対象データを、他の情報処理装置に移行させる移行システムであって、前記一の情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該移行システムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶部と、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記一の情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶部と、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記一の情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信部と、前記バックアッププログラムを実行した前記一の情報処理装置が当該移行システムへ転送する前記対象データを格納するデータ格納部と、前記対象データを前記他の情報処理装置に送信する対象データ送信部とを備え、前記バックアッププログラムは、前記一の情報処理装置の利用者により前記一の情報処理装置上で起動され、前記一の情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記一の情報処理装置によって認証させることにより、前記一の情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段と、読み出す許可を受けた前記対象データを前記一の情報処理装置により読み出させて、当該移行システムへ転送させる転送手段とを有する移行システム。
【0116】
(項目21) コンピュータシステムにより、一の情報処理装置に格納された対象データを、他の情報処理装置に移行させる移行方法であって、前記一の情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該コンピュータシステムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶部と、前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記一の情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶部と、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記一の情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信部と、前記バックアッププログラムを実行した前記一の情報処理装置が当該コンピュータシステムへ転送する前記対象データを格納するデータ格納部と、前記対象データを前記他の情報処理装置に送信する対象データ送信部とを備え、前記バックアッププログラムは、前記一の情報処理装置の利用者により前記一の情報処理装置上で起動され、前記一の情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記一の情報処理装置によって認証させることにより、前記一の情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段と、読み出す許可を受けた前記対象データを前記一の情報処理装置により読み出させて、当該コンピュータシステムへ転送させる転送手段とを有する移行方法。
【0117】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、情報処理装置のリプレースに伴う管理コスト及び情報処理装置のダウンタイムを低減させることができるバックアップシステム及びリプレースシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る情報システム10の構成の一例を示す。
【図2】 本発明の実施形態に係る情報処理装置130上で実行されるバックアッププログラム200の機能構成を示す。
【図3】 本発明の実施形態に係る認証情報ファイル250のデータ構成を表形式により示す。
【図4】 本発明の実施形態に係る情報処理装置190上で実行されるリストアプログラム400の機能構成を示す。
【図5】 本発明の実施形態に係る現行系システム100におけるバックアップ処理の流れを示す。
【図6】 本発明の実施形態に係る現行系システム100におけるバックアップ督促処理の流れを示す。
【図7】 本発明の実施形態に係る更新系システム155におけるリストア処理の流れを示す。
【図8】 本発明の実施形態に係る現行系システム100における更新処理の流れを示す。
【図9】 本発明の実施形態に係るコンピュータ1000のハードウェア構成の一例を示す。
【符号の説明】
10 情報システム
100 現行系システム
110 記憶装置
112 バックアッププログラム記憶部
114 読出認証情報記憶部
116 完了ログ記憶部
120 バックアップ管理装置
122 バックアップ機能送信部
123 バックアッププログラム送信部
124 認証情報送信部
126 完了通知部
128 起動指示部
130a〜c 情報処理装置
140 データ格納装置
142 更新データ送信部
150 記憶装置
152 バックアップ補助プログラム記憶部
154 バックアップデータ記憶部
155 更新系システム
160 記憶装置
162 リストア補助プログラム記憶部
164 バックアップデータ記憶部
166 完了ログ記憶部
170 データ格納装置
172 対象データ送信部
180 記憶装置
182 リストアプログラム記憶部
183 書込認証情報記憶部
184 完了ログ記憶部
185 移行管理装置
186 リストア機能送信部
188 完了通知部
190a〜c 情報処理装置
200 バックアッププログラム
210 読出認証手段
212 認証情報選択手段
214 特権起動手段
220 転送手段
230 バックアップ先認証手段
240 更新手段
250 認証情報ファイル
260 環境設定ファイル
270 対象データ
400 リストアプログラム
410 書込認証手段
412 認証情報選択手段
414 特権起動手段
420 リストア要求手段
440 対象データ格納手段
450 認証情報ファイル
460 環境設定ファイル
470 対象データ
900 CPU
910 ROM
920 RAM
930 通信インターフェイス
940 ハードディスク・ドライブ
950 フレキシブルディスク・ドライブ
960 CD−ROMドライブ
970 入出力チップ
975 グラフィック・コントローラ
980 表示装置
982 ホスト・コントローラ
984 入出力コントローラ
990 フレキシブルディスク
995 CD−ROM
1000 コンピュータ

Claims (8)

  1. 情報処理装置に格納された対象データをバックアップするバックアップシステムであって、
    前記情報処理装置上で実行され、前記対象データを当該バックアップシステムへ転送させるバックアッププログラムを記憶するバックアッププログラム記憶部と、
    前記バックアッププログラムによる前記対象データの読み出しを、前記情報処理装置に許可させるための読出認証情報を記憶する読出認証情報記憶部と、
    前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置へ送信するバックアップ機能送信部と、
    前記バックアッププログラムを実行した前記情報処理装置が当該バックアップシステムへ転送する前記対象データを当該情報処理装置に設定された装置識別情報に対応付けて格納するデータ格納部と、
    前記情報処理装置と同一の装置識別情報が設定された他の情報処理装置から前記装置識別情報を受けた場合に、前記装置識別情報に対応付けて格納された前記対象データを前記他の情報処理装置へ送信し、前記他の情報処理装置に格納させる対象データ送信部とを備え、
    前記バックアッププログラムは、前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上起動され、前記情報処理装置を
    前記情報処理装置へ送信された前記読出認証情報を前記情報処理装置によって認証させることにより、前記情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受ける読出認証手段として機能させ、
    特権モードで起動させ、読み出す許可を受けた前記対象データを前記情報処理装置により読み出させて、当該バックアップシステムへ転送させる転送手段として機能させ、
    前記転送手段として機能させることにより前記対象データが当該バックアップシステムへ転送された後に前記対象データが前記情報処理装置上で更新された場合に、前記対象データの更新部分である更新データを前記情報処理装置により読み出させて当該バックアップシステムへ転送させる更新手段として機能させ、
    前記データ格納部は、前記更新データを前記装置識別情報に対応付けて更に格納し、
    前記対象データを格納していた前記情報処理装置と置換された前記他の情報処理装置から前記装置識別情報を受けた場合に、前記装置識別情報に対応付けて格納された前記更新データを前記他の情報処理装置へ更に送信し、前記他の情報処理装置に格納された前記対象データを更新させる更新データ送信部を更に備える
    バックアップシステム。
  2. 前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、前記情報処理装置上で実行された場合に前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報に展開され、前記バックアッププログラムが実行される実行可能形式のアーカイブファイルとして前記情報処理装置へ送信する請求項1記載のバックアップシステム。
  3. 前記バックアップ機能送信部は、
    前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信するバックアッププログラム送信部と、
    前記情報処理装置の利用者により前記情報処理装置上で起動された前記バックアッププログラムからの要求を受けて、前記バックアッププログラムに前記読出認証情報を送信する認証情報送信部とを有する請求項1記載のバックアップシステム。
  4. 前記読出認証情報記憶部は、複数の前記情報処理装置のそれぞれを識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に格納された前記対象データの前記バックアッププログラムによる読み出しを当該情報処理装置に許可させるための前記読出認証情報とを対応付けた認証情報ファイルを記憶し、
    前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記認証情報ファイルを前記複数の情報処理装置のそれぞれへ送信し、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれにおいて機能する前記読出認証手段は、前記認証情報ファイルに含まれる複数の前記装置識別情報のうち、当該情報処理装置に設定された装置識別情報と一致する前記装置識別情報に対応付けられた前記読出認証情報を当該情報処理装置によって認証させることにより、当該情報処理装置から前記対象データを読み出す許可を受け、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれにおいて機能する前記転送手段は、読み出す許可を受けた前記対象データを当該情報処理装置により読み出させて、当該バックアップシステムへ転送させ、
    前記データ格納部は、前記バックアッププログラムを実行した前記複数の情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する当該対象データを格納する請求項1記載のバックアップシステム。
  5. 前記認証情報記憶部は、前記対象データの格納を前記データ格納部に許可させるためのバックアップ先認証情報を更に記憶し、
    前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム、前記読出認証情報、及び前記バックアップ先認証情報を、前記情報処理装置へ送信し、
    前記バックアッププログラムは、前記情報処理装置を、前記情報処理装置へ送信された前記バックアップ先認証情報を前記データ格納部に認証させることにより、前記対象データを前記データ格納部に格納する許可を受けるバックアップ先認証手段として更に機能させる請求項1記載のバックアップシステム。
  6. 前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記読出認証情報を、複数の前記情報処理装置へ送信し、
    前記データ格納部は、前記バックアッププログラムをそれぞれ実行した複数の前記情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する前記対象データを格納し、
    当該バックアップシステムは、前記複数の情報処理装置のそれぞれが当該バックアップシステムへ転送する前記対象データの全てを前記データ格納部が格納した場合に、前記複数の情報処理装置の全てについて前記対象データのバックアップを完了したことを当該バックアップシステムの管理者に通知する完了通知部を更に備える請求項1記載のバックアップシステム。
  7. 前記バックアップ機能送信部が前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信してから予め定められた期間の経過後において、前記情報処理装置から当該バックアップシステムへ前記対象データが転送されていない場合に、前記情報処理装置の利用者に、前記バックアッププログラムの起動を指示するメッセージを通知する起動指示部を更に備える請求項1記載のバックアップシステム。
  8. 前記バックアップ機能送信部が前記バックアッププログラムを前記情報処理装置へ送信してから予め定められた期間の経過後において、前記情報処理装置から当該バックアップシステムへ前記対象データが転送されていない場合に、前記バックアップ機能送信部は、前記バックアッププログラム及び前記認証情報を、前記情報処理装置へ再度送信する請求項1記載のバックアップシステム。
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