JP4144577B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本発明は、給湯用の高温の湯を貯湯タンク内に貯える貯湯式の給湯装置に関し、特に、給水給湯経路の流量検出手段の故障検出に関する。
従来から、例えば図4に示すような給湯装置が知られている。この給湯装置は、導出管914を介して貯湯タンク901から出湯した高温の湯と、貯湯タンク901へ給水を行なう導入管912から分岐した給水配管915を介して供給される水道水とを、混合弁916により混合した後、混合給湯配管917を介して使用側端末(例えば、風呂とカラン)へ送る湯の供給経路を2系統有している。
各混合給湯配管917を流れる湯の温度は、各系統の混合弁916によって調整され、各系統毎に所望温度(例えば40℃と35℃)のお湯を供給できるようになっている。
そして、各混合給湯配管917毎に流量カウンタ961、971が設けられ、給湯使用量を把握して、給湯の判定や給湯学習制御等に用いられるようになっている。
しかしながら、図4に例示した従来技術の給湯装置では、流量検出手段である流量カウンタ961、971が故障した場合に、これを検出することは非常に困難である。
近年、本発明者らは、給湯系統のうち1系統において生湯を使用側端末に供給する給湯装置の開発に着手している。ここで、生湯とは、貯湯タンクから出湯した高温の湯に水を混合していない例えば90℃程度の湯を言う。
このような給湯装置では、生湯の供給系統の給湯量を把握するためには高耐熱性を有する流量検出手段が必要であり、非常に高価であるため現実的ではない。そこで、本発明者らは、生湯の供給系統に流量検出手段を設けなくとも、給湯装置に供給される総給水量を検出可能な位置に流量検出手段を設けることで、生湯供給系統と混合湯供給系統の給湯使用量を把握できることに着目し、試作評価を行なっている。
本発明者らは、このような給湯装置においては、総給水量を検出可能な流量検出手段が混合給湯量を検出可能な流量検出手段に対し上流側に配置されるため、図4に例示したような給湯装置では非常に困難である流量検出手段の故障検出が可能であることを見出した。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、流量検出手段の故障を容易に検出することが可能な給湯装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
加熱手段(2)により内部の水を加熱して高温の湯とし、内部に貯える貯湯タンク(1)と、
貯湯タンク(1)内に給水する給水経路(12)と、
貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯のみを給湯するための高温給湯経路(24)と、
貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯を出湯する出湯経路(14)と、
給水経路(12)から分岐し、前記貯湯タンク(1)を迂回するバイパス経路(15)と、
出湯経路(14)とバイパス経路(15)とが合流し、出湯経路(14)を流れる高温の湯とバイパス経路(15)を流れる水とを混合して給湯する混合給湯経路(17)と、
給水経路(12)のバイパス経路(15)分岐点より上流側に設けられ、給水経路(12)を流れる水の流量を検出する第1流量検出手段(62)と、
混合給湯経路(17)に設けられ、混合給湯経路(17)を流れる湯の流量を検出する第2流量検出手段(72)と、
第1流量検出手段(62)が検出した流量、および第2流量検出手段(72)が検出した流量に基づいて、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であることを検出する故障検出手段(200)と、
貯湯タンク(1)内の熱量を検出する熱量検出手段(33〜37)とを備え、
故障検出手段(200)は、第2流量検出手段(72)が検出した流量と、熱量検出手段(33〜37)が検出した貯湯タンク(1)内の熱量の変化とに基づいて、給水経路(12)を介した給水量を推定し、この推定給水量と第1流量検出手段(62)が検出した流量との乖離度合から、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であると判定することを特徴としている。
これによると、故障検出手段(200)は、第1流量検出手段(62)が検出する貯湯タンク(1)および混合給湯経路(17)に供給される流量、および第2流量検出手段(72)が検出する混合給湯経路(17)の流量に基づいて、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であることを容易に検出することが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、
故障状態を報知するための報知手段(110)を備え、
故障検出手段(200)は、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であると判定した場合には、報知手段(110)を作動することを特徴としている。
これによると、報知手段(110)により、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であることをユーザ等に報知し、修理を促すことができる。
また、請求項3に記載の発明では、報知手段(110)は、故障状態である旨を表示する表示手段(110)であることを特徴としている。
これによると、表示手段(110)の表示により、第1流量検出手段(62)および第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であることを伝えることができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態の貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図である。
1は耐食性に優れた金属製(例えばステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用水を長時間に渡って保温することができるようになっている。貯湯タンク1は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内に水道水を導入する導入管(給水経路に相当)12が接続されている。
導入管12には温度検出手段である給水サーミスタ61と第1流量検出手段である流量カウンタ62が設けられており、給水サーミスタ61は導入管12内の温度情報を、流量カウンタ62は導入管12内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
導入管12の給水サーミスタ61および流量カウンタ62が設けられた位置より上流側には減圧弁63が設けられており、貯湯タンク1内に水道水が穏やかに導入されるようになっている。
また、導入管12の給水サーミスタ61および流量カウンタ62が設けられた位置より下流側と後述する混合弁16とは給水配管(バイパス経路に相当)15により繋がれている。
一方、貯湯タンク1の最上部には導出口13が設けられ、導出口13には貯湯タンク1内の高温の湯を導出するための導出管(出湯経路に相当)14が接続されている。16は混合弁であり、導出管14と給水配管15との合流点に配置されている。そして、混合弁16は開口面積比を調節することにより、導出管14からの高温の湯と給水配管15からの水道水との混合比を調節できるようになっている。
なお、混合弁16はサーボモータ等の駆動源により弁体を駆動する電動弁であり、後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
混合弁16の出口側にはカラン等への混合給湯通路である配管17が接続している。配管17には温度検出手段である給湯サーミスタ71と第2流量検出手段である流量カウンタ72が設けられており、給湯サーミスタ71は配管17内の温度情報を、流量カウンタ72は配管17内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
なお、流量カウンタ72が配管17内の水の流れを検出したときには、混合湯使用側端末のカラン等で湯が使用されようとしているということである。このとき制御装置200は、設定温度に応じて、まず後述する給水サーミスタ61からの温度情報と後述する出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の開口面積比を概略調節し、その後給湯サーミスタ71からの温度情報に基づいて給湯温度が設定温度となるように混合弁16の開口面積比を微細制御するようになっている。
貯湯タンク1の最上部には導出口23も設けられており、導出口23には貯湯タンク1内の高温の湯を導出するための配管(高温給湯経路に相当)24が接続されている。この配管24は、下流側の高温湯使用側端末に設けられた機器(例えば業務用食器洗浄機)やカラン等に、貯湯タンク1内の高温の湯(例えば90℃の湯)を直接(水を混合することなく)給湯するようになっている。
貯湯タンク1の下面には、貯湯タンク1内の水を吸入するための吸入口18が設けられ、貯湯タンク1の上面には、貯湯タンク1内に湯を吐出する吐出口19が設けられている。吸入口18と吐出口19とは循環回路20で接続されており、循環回路20の一部はヒートポンプユニット2内に配置されている。循環回路20のヒートポンプユニット2内に配置された部分には、図示しない熱交換器が設けられており、吸入口18から吸入した貯湯タンク1内の水を高温冷媒との熱交換により加熱し、吐出口19から貯湯タンク1内に戻すことにより貯湯タンク1内の水を沸き上げることができるようになっている。
ヒートポンプユニット2は、本実施形態における加熱手段である。なお、ヒートポンプユニット2は後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
貯湯タンク1の下部外壁面には、貯湯タンク1内下部の水温を検出する入水サーミスタ31が設けられており、導入口11から導入された水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。また、貯湯タンク1の上部外壁面には、貯湯タンク1内上部の水温を検出する出湯サーミスタ32が設けられており、導出口13、23から導出される湯の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
なお、加熱手段であるヒートポンプユニット2が循環回路20に設けられた図示しない熱交換器により循環回路20内の水を加熱するときには、制御装置200は、入水サーミスタ31からの温度情報に基づいてヒートポンプユニット2を作動制御するようになっている。
さらに、貯湯タンク1の外壁面には複数の(本例では5つの)水位サーミスタ33〜37が縦方向にほぼ等間隔に配置され、貯湯タンク1内に満たされた水の各水位レベルでの温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
例えば、容量300Lの貯湯タンク1の外壁面に5つの水位サーミスタ33〜37を設けた場合には、容量50L刻みの水位レベルの温度情報を出力し、貯湯タンク1内上方の沸き上げられた湯と貯湯タンク1内下方の沸き上げられる前の水との境界面を50L刻みで検出できるようになっている。
100は制御条件設定・表示を行なうための操作盤であり、各種操作スイッチの信号を後述する制御装置200に出力するとともに、制御装置200からの制御信号により表示手段である表示部110の表示を行なうようになっている。
また、200は制御手段である制御装置であり、各サーミスタ31〜37、61、71からの温度情報、流量カウンタ62、72からの流量情報および操作盤100に設けられた操作スイッチからの信号等に基づいて、ヒートポンプユニット2、混合弁16および操作盤100の表示部110等を制御するように構成されている。
次に、上記構成に基づき本実施形態の給湯装置の流量カウンタ故障検出動作について説明する。
図2は、制御装置200の流量カウンタ故障検出動作を示すフローチャートである。制御装置200は、本実施形態における故障検出手段であり、故障状態である旨を表示する表示手段である操作盤100の表示部110は、本実施における報知手段である。
制御装置200は、電力が供給されているときには、まず、流量カウンタ62および流量カウンタ72から流量情報を入力する(ステップS110)。そして次に、入力した流量カウンタ62が検出した流量と流量カウンタ72が検出した流量とを比較し、流量カウンタ62が検出した流量が流量カウンタ72が検出した流量以上であるか否か判断する(ステップS120)。
両流量カウンタ62、72が正常な場合(故障していない場合)には、流量カウンタ62が検出する流量が流量カウンタ72が検出する流量より小さくなることはない。
したがって、流量カウンタ62が検出した流量が流量カウンタ72が検出した流量より小さい場合(ステップS120においてNOと判断した場合)には、両流量カウンタ62、72の少なくともいずれかが故障している場合であるので、制御装置200は、操作盤100の表示部110に、流量カウンタが故障している旨の表示(例えば、エラーコード表示)を行なう(ステップS130)。
ステップS120においてYESと判断した場合、およびステップS130を実行した場合には、ステップS110へリターンする。
上述の構成および作動によれば、制御装置200は、流量カウンタ62の検出流量が流量カウンタ72の検出流量より小さい場合に、両流量カウンタ62、72の少なくともいずれかが故障状態であると判定し、操作盤100の表示部110に故障状態である旨を表示する。これにより、ユーザ等に、流量カウンタ62、72の少なくともいずれかに故障があることを伝え、修理を促すことができる。
流量カウンタ62、72のいずれかが故障すると、制御装置200が給湯の確認や給湯量の把握が困難になるばかりでなく、給湯使用実績に応じた沸き上げ制御(所謂学習制御)の精度が著しく低下する。また、流量カウンタ62が故障した場合には、配管24を介して行なわれる高温の湯(生湯)の給湯開始の確認が難しいので、高温の湯の給湯開始の瞬間における配管17を介して行なわれる混合給湯の温度変化の抑制が困難になる。
したがって、本実施形態の給湯装置により、流量カウンタ62、72の少なくともいずれかに故障があることを伝え、修理を促すことができれば、給湯装置の不調を速やかに解消することが可能である。
本実施形態の故障検出動作では、流量カウンタ72が実流量より低流量もしくは流量0を検出する故障状態となった場合には、故障検出することが困難である。ところが、流量カウンタ72は流量カウンタ62に比較して作動時間(頻度)が短いので、流量カウンタ62の方が比較的故障を発生し易く、流量カウンタ62の故障モードは実流量より低流量検出もしくは流量0検出であることが多い。したがって、本実施形態の故障検出動作によれば、流量カウンタの故障の大部分を検出することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図1および図3に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、第1の実施形態と比較して、流量カウンタの故障検出動作が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図1に示す貯湯タンク1の外壁面の複数の水位サーミスタ33〜37は、本実施形態における熱量検出手段であり、制御装置200は、水位サーミスタ33〜37からの温度情報に基づいて、貯湯タンク1内の熱量(湯量)を検出できるようになっている。
次に、上記構成に基づき本実施形態の給湯装置の流量カウンタ故障検出動作について説明する。
図3は、本第2の実施形態における制御装置200の流量カウンタ故障検出動作を示すフローチャートである。
本実施形態の制御装置200は、電力が供給されているときには、まず、流量カウンタ62および流量カウンタ72から流量情報を入力するとともに、水位サーミスタ33〜37から温度情報を入力する(ステップS210)。そして次に、流量カウンタ72が検出した流量と、水位サーミスタ33〜37からの温度情報から算出した貯湯タンク1内の熱量変化とに基づいて、導入管12を介した給湯装置への給水量を推定する(ステップS220)。
貯湯タンク1内の熱量(湯量)変化は、概ね導出管14を介した配管17側(混合給湯系統)への出湯、および配管24を介した(高温給湯系統への)給湯に起因する。すなわち、湯量減少に応じた量の給水が導入管12を介して貯湯タンク1内に行なわれたものと推定できる。
一方、流量カウンタ72の検出流量は、導出管14を介した出湯量と給水配管15を介した給水量の和であるので、給湯温度もしくは混合弁の開度比等を参照することにより給水配管15を介した給水量が推定できる。
したがって、ステップS220では、貯湯タンク1内への推定給水量および給水配管15を介した推定給水量から、全体の給水量を推定することができる。
ステップS220において給水量を推定したら、この推定給水量と流量カウンタ62の検出流量との乖離度合を判定する(ステップS230)。
ステップS230において推定給水量と流量カウンタ62の検出流量との差が所定量より小さい場合(ステップS230においてNOと判断した場合)には、両流量カウンタ62、72の少なくともいずれかが故障している場合であるので、制御装置200は、操作盤100の表示部110に、流量カウンタが故障している旨の表示(例えば、エラーコード表示)を行なう(ステップS130)。
ステップS230においてYESと判断した場合、およびステップS130を実行した場合には、ステップS210へリターンする。
上述の構成および作動によれば、制御装置200は、流量カウンタ72が検出した流量と、水位サーミスタ33〜37の温度情報から算出した貯湯タンク1内の熱量変化とに基づいて、導入管12を介した給湯装置への給水量を推定し、この推定給水量と流量カウンタ62の検出流量との差が所定量より小さい場合に、両流量カウンタ62、72の少なくともいずれかが故障状態であると判定して、操作盤100の表示部110に故障状態である旨を表示する。これにより、第1の実施形態と同様に、ユーザ等に、流量カウンタ62、72の少なくともいずれかに故障があることを伝え、修理を促すことができる。
また、検出動作フローのステップS230において、判定基準となる所定値を、給湯装置の各種特性に応じて適宜変更し、故障検出精度を向上することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、各流量検出手段は流量カウンタ62、72であったが、流量を検出可能であればこれに限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、加熱手段としてヒートポンプユニット2を用いて貯湯タンク1内の水を沸き上げるものであったが、貯湯タンク1内の水が加熱できるものであればこれに限らない。例えば、貯湯タンク1内に電気ヒータを設け、これを発熱制御して貯湯タンク1内の水を沸き上げるものであってもよい。
また、上記各実施形態において、故障状態の報知手段は操作盤100の表示部110であったが、これに限定されるものではない。例えば、操作盤以外に設けた表示手段であってもよいし、報知音を発生する手段であってもよい。
また、上記各実施形態において、50L、300L、5つ等の実数値は例示であって、貯湯式給湯装置の諸特性等に応じて適宜設定し得るものである。
本発明を適用した第1、第2の実施形態における給湯装置の概略構成を示す模式図である。 第1の実施形態における制御装置200の流量カウンタ故障検出動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における制御装置200の流量カウンタ故障検出動作を示すフローチャートである。 従来例の給湯装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 貯湯タンク
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
12 導入管(給水経路)
14 導出管(出湯経路)
15 給水配管(バイパス経路)
17 配管(混合給湯経路)
24 配管(高温給湯経路)
33、34、35、36、37 水位サーミスタ(熱量検出手段)
62 流量カウンタ(第1流量検出手段)
72 流量カウンタ(第2流量検出手段)
110 表示部(報知手段、表示手段)
200 制御装置(制御手段、故障検出手段)

Claims (3)

  1. 加熱手段(2)により内部の水を加熱して高温の湯とし、内部に貯える貯湯タンク(1)と、
    前記貯湯タンク(1)内に給水する給水経路(12)と、
    前記貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯のみを給湯するための高温給湯経路(24)と、
    前記貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯を出湯する出湯経路(14)と、
    前記給水経路(12)から分岐し、前記貯湯タンク(1)を迂回するバイパス経路(15)と、
    前記出湯経路(14)と前記バイパス経路(15)とが合流し、前記出湯経路(14)を流れる高温の湯と前記バイパス経路(15)を流れる水とを混合して給湯する混合給湯経路(17)と、
    前記給水経路(12)の前記バイパス経路(15)分岐点より上流側に設けられ、前記給水経路(12)を流れる水の流量を検出する第1流量検出手段(62)と、
    前記混合給湯経路(17)に設けられ、前記混合給湯経路(17)を流れる湯の流量を検出する第2流量検出手段(72)と、
    前記第1流量検出手段(62)が検出した流量、および前記第2流量検出手段(72)が検出した流量に基づいて、前記第1流量検出手段(62)および前記第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であることを検出する故障検出手段(200)と、
    前記貯湯タンク(1)内の熱量を検出する熱量検出手段(33〜37)とを備え、
    前記故障検出手段(200)は、前記第2流量検出手段(72)が検出した流量と、前記熱量検出手段(33〜37)が検出した前記貯湯タンク(1)内の熱量の変化とに基づいて、前記給水経路(12)を介した給水量を推定し、この推定給水量と前記第1流量検出手段(62)が検出した流量との乖離度合から、前記第1流量検出手段(62)および前記第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であると判定することを特徴とする給湯装置。
  2. 前記故障状態を報知するための報知手段(110)を備え、
    前記故障検出手段(200)は、前記第1流量検出手段(62)および前記第2流量検出手段(72)の少なくともいずれかが故障状態であると判定した場合には、前記報知手段(110)を作動することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記報知手段(110)は、前記故障状態である旨を表示する表示手段(110)であることを特徴とする請求項2に記載の給湯装置。
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