JP4107673B2 - 通信中継システム、制御方法、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

通信中継システム、制御方法、プログラム、及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、通信中継システム、制御方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。特に、本発明は、通信装置を通信ネットワークに接続する通信サービスを提供する通信中継システム、制御方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
近年、光ファイバケーブルを家庭や企業等に敷設して高速通信を可能とするFTTH(Fiber To The Home)が普及してきている。FTTHは、常時接続が可能な他の通信手段と比較してもその通信料金が充分に安価であり、更に、通信速度が極めて高速である。その一方で、FTTHの導入には新たに通信回線を敷設する必要があり、FTTHの普及の障害となっている。例えば、集合住宅にFTTHを導入するには、各家庭の共用部分を使用する必要がある。このため、ある1つの家庭のみでFTTHを導入する場合であっても、集合住宅の全体を管理する自治会等の承認が必要となる。また、高層の集合住宅にFTTHを敷設する場合には、その敷設工事が技術的に困難な場合がある。
一方で、近年の半導体技術の向上と新たなアルゴリズムの開発により、20MHz〜30MHz帯を利用してこれまでより高速な電力線通信(PLC: Power Line Communication)が実用化されようとしている(非特許文献1参照。)。電力線通信は、既に敷設された電力線をそのまま用いて通信できるので、新たな通信回線の敷設が不要である。このため、FTTHはもとよりケーブルテレビ又はADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)と比較しても、その導入は極めて容易であり、広く一般家庭等への普及が期待されている。
高速電力線通信システム概要、高速電力線通信推進協議会著、ホームページURL「http://www.plc-j.org/about_plc_system.htm」、2004年12月16日検索
電力線通信は、メディア共有の技術であるため、電柱に設置されたトランスから電力の供給を受ける複数の家屋において、その電力線を共有して通信を行う。このため、これらの家屋から、これらの家屋以外の外部のネットワークと電力線により通信することはできない。このため、インターネット等に接続する通信サービスを電力線通信のみによって提供することは難しい。これに対して、ある1つの家屋においてFTTHによりインターネットに接続し、その家屋から電力線通信により他の家屋に接続すれば、複数の家屋の各々においてインターネットに接続できると考えられる。
しかしながら、この場合、1つのFTTHの通信回線を複数の家屋により共有するので、単独でFTTHを使用する場合と比較して、FTTHの契約者が使用できる通信帯域幅は狭くなる。このため、FTTHの契約者が他の家屋に積極的に通信回線を開放するとは考えにくい。また、インターネット等の通信サービスを提供する事業者は、FTTHの通信回線を共有する全ての者から妥当な通信料金を徴収する必要がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる通信中継システム、制御方法、プログラム、及び情報処理システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、既存の通信ネットワークに通信装置を接続する通信サービスを提供する通信中継システムであって、予め定められた1次通信回線に接続された1次通信装置を、通信ネットワークに接続することにより、契約者が使用する1次通信装置と通信ネットワークとの間の通信を中継する通信中継部と、1次通信装置が1次通信回線を介して当該通信中継システムと通信する通信料金を記録する料金記録部と、通信中継部が、他の契約者が2次通信装置を1次通信装置に接続し、1次通信回線を介して通信ネットワークに接続したことを条件として、料金記録部に記録された通信料金の額を減じる課金部とを備える通信中継システム、当該通信中継システムの制御方法、当該通信中継システムとして情報処理装置を機能させるプログラム、並びに当該通信中継システム及び通信装置を含む情報処理システムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、通信サービスとして提供する通信回線の2次的な利用を許可する場合において、各々の利用者に課金すべき妥当な通信料金を算出することにより、通信回線の利用促進を図ることができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す。情報処理システム10は、通信ネットワーク15と、通信中継システム20と、1次通信装置30と、1次利用者端末35と、2次通信装置40−1〜Nと、2次利用者端末45−1〜Nとを備える。通信ネットワーク15は、既に構築されている通信ネットワークであり、例えばインターネット等の公衆ネットワーク、又は、企業内のイントラネット等である。そして、通信中継システム20は、1次通信装置30等の通信装置を通信ネットワーク15に接続する通信サービスを提供するシステムである。
1次通信装置30は、予め定められた1次通信回線であるFTTHにより通信中継システム20に接続され、1次通信装置30の契約者である1次利用者により使用される。1次通信装置30の契約者とは、1次通信回線により通信中継システム20と通信する契約を通信事業者と締結している契約者である。そして、1次通信装置30は、1次通信装置30と通信中継システム20との間で予め定められた第1暗号系に基づいて通信中継システム20と暗号通信することにより通信ネットワーク15と接続する。
より具体的には、1次通信装置30は、FTTHによる通信用のモデムであってもよいし、FTTHとPLCとの通信回線の間でIP(Internet Protocol)パケットを中継するルータであってもよいし、これら双方の機能を有してもよい。なお、1次通信装置30は、通信事業者により1次利用者に貸与されてもよいし、1次利用者により購入されてもよい。1次利用者端末35は、当該1次利用者により使用され、1次通信装置30を経由して通信中継システム20と通信することにより通信ネットワーク15に接続する。
2次通信装置40−1は、1次通信回線と比較して通信帯域幅が狭い2次通信回線であるPLCにより1次通信装置30に接続され、2次通信装置40−1の契約者である2次利用者により使用される。2次通信装置40−1の契約者は、1次利用者とは異なる他の契約者であり、具体的には、2次通信装置40−1により1次通信装置30を中継して通信中継システム20と通信する契約を通信事業者と締結している契約者である。そして、2次通信装置40−1は、2次通信装置40−1と通信中継システム20との間で予め定められた第2暗号系に基づいて通信中継システム20と暗号通信することにより、1次通信装置30を中継して通信ネットワーク15に接続する。
より具体的には、2次通信装置40−1は、PLCの通信回線とLAN等の通信回線とを中継するルータであってもよい。なお、2次通信装置40−1は、通信事業者により2次利用者に貸与されてもよいし、2次利用者により購入されてもよい。2次利用者端末45−1は、当該2次利用者により使用され、2次通信装置40−1に接続される。そして、2次利用者端末45−1は、2次通信装置40−1、1次通信装置30を順次経由して通信ネットワーク15に接続する。2次通信装置40−2〜Nの各々は、2次通信装置40−1と略同一であり、2次利用者端末45−2〜Nの各々は、2次利用者端末45−1と略同一であるので、以下、相違点を除き説明を省略する。
本実施例に係る通信中継システム20は、このように1次通信回線と2次通信回線とを含む情報処理システム10において、1次利用者及び2次利用者の各々に課金すべき妥当な通信料金を算出する。これにより、通信回線の有効利用と共に、通信中継システム20が提供する通信サービスの利用促進を図ることを目的とする。
図2は、通信中継システム20の機能を機能ブロックに分類して示す。通信中継システム20は、本発明に係る料金記録部の一例であるアカウントDB25と、通信中継部200と、通信指示取得部210と、第1認証部220と、第1暗号処理部230と、第2認証部240と、第2暗号処理部250と、課金部260とを有する。アカウントDB25は、1次利用者及び2次利用者等が通信中継システム20にログインするアカウントに対応付けて、その利用者の通信装置が1次通信回線及び/又は2次通信回線を介して当該通信中継システム20と通信する通信料金を記録する。
例えば、アカウントDB25は、1次利用者に対して課金される通信料金として、1次通信装置30の通信量に関わらず予め定められた金額を記録する。一方で、アカウントDB25は、2次通信装置40−1の契約者に対して課金される通信料金として、2次通信装置の通信量がより多い場合には当該通信量がより少ない場合と比較してより高い通信料金を記録する。更に、アカウントDB25は、各々の利用者のアカウントに対応付けて、その利用者を認証する認証情報を記録する。
通信中継部200は、利用者の認証が成功したことを条件として、1次通信装置30を通信ネットワーク15に接続することにより、1次通信装置30と通信ネットワーク15との間の通信を中継すると共に、2次通信装置40−1と通信ネットワーク15との間の通信を中継する。通信指示取得部210は、1次通信装置30を中継した2次通信装置40−1による通信を許可するか否かを示す指示を、通信中継部200を経由して1次通信装置30から受信する。通信中継部200は、通信指示取得部210により2次通信装置40−1による通信を許可する指示が取得されたことを条件として、2次通信装置40−1と通信ネットワーク15との通信を中継する。
続いて、まず、1次利用者及び2次利用者等の利用者を認証する機能と、1次通信装置30又は2次通信装置40−1等から受信した通信データを通信ネットワーク15に送信する機能について詳細に説明する。
第1認証部220は、通信中継部200が1次利用者の認証情報を1次通信装置30から受信した場合に、その1次利用者に対応付けてアカウントDB25に記録された認証情報に基づいて、1次利用者を認証する。第1暗号処理部230は、第1認証部220による認証が成功したことを条件として、通信中継部200が1次通信装置30から受信した通信データを第1暗号系に基づいて復号化する。第2認証部240は、通信中継部200が2次利用者の認証情報を1次通信装置30から受信した場合に、その2次利用者に対応付けてアカウントDB25に記録された認証情報に基づいて、2次利用者を認証する。第2認証部240は、第2認証部240による認証が成功したことを条件として、第1暗号処理部230により復号化された通信データのうち2次通信装置40−1から受信した通信データを第2暗号系に基づいて更に復号化する。通信中継部200は、第1暗号処理部230及び/又は第2暗号処理部250により復号化された通信データを通信ネットワーク15に送信する。
次に、通信ネットワーク15から受信した通信データを1次通信装置30又は2次通信装置40−1に送信する機能について説明する。
第2暗号処理部250は、通信中継部200が2次通信装置40−1宛ての通信データを通信ネットワーク15から受信した場合に、その通信データを第2暗号系に基づいて暗号化する。そして、第1暗号処理部230は、第2暗号処理部250から取得した通信データを、第1暗号系に基づいて更に暗号化する。また、第1暗号処理部230は、通信中継部200が1次通信装置30宛ての通信データを通信ネットワーク15から受信した場合に、その通信データを第1暗号系に基づいて暗号化する。そして、通信中継部200は、第2暗号処理部250及び/又は第1暗号処理部230により暗号化された通信データを1次通信装置30に送信する。
このように、通信中継部200は、1次通信装置30との間で第1暗号系に基づいて暗号通信し、2次通信装置40−1との間で第2暗号系に基づいて暗号通信する。これにより、1次利用者及び2次利用者が互いに異なる通信回線により通信する場合と同様に、通信内容のプライバシーを守り、かつ、通信の改ざんを防止できる。
課金部260は、1次利用者に対して課金される通信料金として、1次通信装置30の通信量に関わらず予め定められた金額を、アカウントDB25に記録する。例えば、アカウントAが1次利用者に対応する場合において、課金部260は、その1次利用者に対して予め定められた通信料金「2980円」を記録する。そして、課金部260は、第1認証部220及び第2認証部240による認証が成功し、かつ、2次利用者が2次通信装置40−1を1次通信装置30に接続し、PLC及びFTTHを介して通信ネットワーク15に接続したことを条件として、アカウントDB25に記録された通信料金の額を減じる。例えば、2次利用者であるアカウントBにより1次通信装置30を中継して通信が行われた場合には、課金部260は、アカウントAに対応する通信料金「2980円」から所定の額を減じる。更にこの場合、課金部260は、2次利用者に対して課金する通信料金の額を増加させる。
図3は、通信中継システム20が1次通信装置30から受信する通信データの構造の一例を示す。(a)は、通信中継システム20が1次通信装置30から直接受信する通信データを示す。(a)に示すように、通信中継部200は、1次通信装置30との間で第1暗号系に基づいて暗号化された通信データにより暗号通信する。更に、通信中継部200は、1次利用者を識別する識別情報を通信データのヘッダ部分に含めて受信する。このヘッダ部分は、第1暗号系に基づいて暗号化されていない。このため、第1暗号処理部230は、暗号化に先立って1次利用者を識別し、その1次利用者に予め対応する暗号系により通信データを復号化できる。
また、(b)は、通信中継システム20が1次通信装置30を中継して2次通信装置40−1から受信する通信データを示す。(b)に示すように、通信中継部200は、第2暗号系に基づいて暗号化され、更に第1暗号系に基づいて暗号化された通信データにより2次通信装置40−1との間で暗号通信する。一方で、通信中継部200は、2次利用者の識別情報を、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データのヘッダ部分等に含めて受信する。このヘッダ部分は、第2暗号系に基づいて暗号化されていない。このため、課金部260は、第1暗号系に基づく復号化を行った時点で、第2暗号系に基づく復号化を行うことなく2次利用者を識別できる。
図4は、2次通信装置40−1の通信量に応じて変更される各々の利用者の通信料金を示す。本図の例において、1次利用者の通信料金は、原則として定額制であり、2次利用者の通信料金は、通信量に応じた従量制である。ここで、通信量とは、例えば、通信データとして送受信するパケットの数をいう。これに代えて、通信量とは、認証が成功してから接続を遮断するまでに経過した接続時間であってもよい。
2次通信装置40−1による通信開始前において、2次利用者の通信料金は従量制であるから、2次利用者に通信料金は課金されない。一方、2次通信装置40−1による通信開始前においても、1次利用者の通信料金は定額制であるから、1次利用者の通信料金として予め定められた金額が課金される。
そして、2次通信装置40−1が1次通信装置30を中継して通信を開始した場合には、2次利用者の通信料金は従量制であるから、課金部260は、2次利用者に対して課金される通信料金をアカウントDB25において増加させる。一方で、課金部260は、1次利用者に対して課金される通信料金をアカウントDB25において減じる。この際、好ましくは、課金部260は、2次通信装置40−1の契約者に対して課金される通信料金の額を増加させ、かつ、増加させたその通信料金の増加部分よりも少ない金額を、1次利用者に対して課金される通信料金から減じる。これにより、2次利用者の増加に応じて通信事業者の収益を拡大できると共に、通信回線の2次的利用に対するインセンティブを1次利用者に対して与えることができる。
また、更に好ましくは、課金部260は、2次通信装置40−1による通信量が予め定められた上限量を超えた場合には、その通信量に関わらず予め定められた金額を2次利用者に課金する。この場合、課金部260は、1次利用者の割引額をも、予め定められた金額とする。これにより、2次利用者による通信料金の上限を定めることができるので、通信回線の2次的利用を一層促進できる。また、更に好ましくは、課金部260は、1次通信装置30を、他の契約者が2次通信装置40−1を1次通信装置30に接続不可能な状態に設定したことを条件として、当該状態に設定していない場合と比較して、アカウントDB25に記録された通信料金の額を減じる減少幅を小さくする。これにより、2次利用者による通信の機会を拡大することに対するインセンティブを1次利用者に与えることができる。
また、本例に示した通信料金は一例であり、様々なバリエーションが考えられる。例えば、課金部260は、2次通信装置40−1による通信量に関わらず定額の通信料金を課金してもよい。この場合、課金部260は、1次利用者の通信回線に接続した2次通信装置の数に基づいて、1次利用者の通信料金を減じる。一例として、10人の1次利用者及び50人の2次利用者により通信中継システム20が利用されたとすれば、課金部260は、50人の2次利用者の通信料金の合計額の所定の割合を、10人の1次利用者の各々における通信料金から減じる。例えば、2次利用者が一人当たり1980円の定額の通信料金を支払えば、その合計額は99000円であるので、99000の5%を割引の原資とすれば、10人の1次利用者から合計4950円を割り引くことができる。この際、課金部260は、各々の1次利用者の通信料金から495円ずつを減じてもよいし、各々の1次利用者の通信料金から、その1次利用者の通信回線を2次利用者が利用した通信量に基づいて定まる額を減じてもよい。
図5は、通信中継システム20が1次通信装置30及び/又は2次通信装置40−1〜Nと通信する処理のフローチャートを示す。通信中継部200は、まず、1次利用者及び2次利用者の各々の認証情報を受信する(S500)。第1認証部220は、1次利用者を認証し(S505)、第2認証部240は、2次利用者を認証する(S510)。1次利用者又は2次利用者の認証に成功した場合に(S520:YES)、通信中継部200は、通信の中継を開始する(S530)。
なお、2次利用者の認証に失敗した場合には、1次通信装置30と通常の通信を行い、更に1次利用者の認証に失敗した場合には、何れの通信装置とも通信を行わない。これらの場合の処理は、従来公知の技術と略同一であるので説明を省略する。
図6は、図5のS530の詳細を示す。通信中継部200が通信データを受信すると(S540)、通信データが1次通信装置30又は2次通信装置40−1宛か否かを判断する(S550)。1次通信装置30又は2次通信装置40−1宛の場合には、1次通信装置30又は2次通信装置40−1と通信する(S560)。一方、通信中継部200は、1次通信装置30又は2次通信装置40−1宛でない場合には(S550:NO)、通信ネットワーク15宛か否かを判断する(S570)。通信ネットワーク15宛の場合には(S570:YES)、通信中継部200は、通信ネットワーク15と通信する(S580)。1次通信装置30又は2次通信装置40−1宛でなく、かつ、通信ネットワーク15宛でもない場合には、通信中継部200は、通信が終了したか否かを判断する(S590)。終了していない場合には(S590:NO)、S540に処理を戻す。
図7は、図6のS580の詳細を示す。第1暗号処理部230は、1次利用者の識別情報を取得する(S600)。1次利用者の識別情報が取得できたことを条件として(S605:YES)、第1暗号処理部230は、第1暗号系に基づいてその通信データを復号化する(S610)。次に、課金部260は、第1暗号処理部230により復号化されており、かつ第2認証部240により復号化されていない、2次利用者の識別情報を取得する(S620)。この識別情報に基づいて、2次利用者との間で予め定められた暗号系を定めることができる。
2次利用者の識別情報を取得できた場合に(S630:YES)、第2暗号処理部250は、第1暗号処理部230により復号化された通信データのうち2次通信装置40−1から受信した通信データを第2暗号系に基づいて更に復号化する(S640)。より具体的には、第2暗号処理部250は、通信データに含めて受信した2次利用者の識別情報に基づいて、復号化に用いるべき第2暗号系を選択し、その第2暗号系に基づいて通信データを復号化してもよい。
復号化できた場合に(S650:YES)、課金部260は、1次利用者に対応付けてアカウントDB25に記録されている通信料金から所定の額を減じる(S660)。具体的には、課金部260は、通信中継部200が受信した2次利用者の識別情報に基づいて2次利用者を識別する。そして、課金部260は、通信中継部200が受信した1次利用者の識別情報に基づいて1次利用者を識別する。そして、課金部260は、識別された2次利用者の識別情報に基づいて、識別された1次利用者の通信料金の額を減じる。このように、各々の利用者の識別情報を通信回線を介して受信するので、1次利用者とその2次利用者とを予め対応付けて登録する等の処理が不要となる。これにより、2次利用者が例えば2次通信装置40−1を持ち運んで自宅以外の電源タップに差し込んで使用しても、適切な課金及び割引が行える。次に、課金部260は、その識別情報により識別される2次利用者に対応付けてアカウントDB25に記録された通信料金に所定の額を加算する(S670)。そして、通信中継部200は、通信データを通信ネットワーク15に送信する。
このように、通信中継システム20は、通信データを受信する毎に、その通信データに含めて受信した識別情報に基づいて、各々の利用者の通信料金を算出することができる。これにより、2次利用者に対しては従量制の通信料金を課金できると共に、1次利用者に対しては、2次利用者の通信量に応じた割引を行うことができる。
図8は、図6のS560の詳細を示す。通信中継システム20は、通信データを通信ネットワーク15から受信した場合に、以下の処理を行う。第2暗号処理部250は、受信した通信データの宛先が2次利用者であるか否かを判断する(S710)。宛先が2次利用者の場合に(S710:YES)、第2暗号処理部250は、その宛先の通信装置(例えば、2次通信装置40−1)との間で予め定められた第2暗号系に基づいて、その通信データを暗号化する(S720)。
続いて、第1暗号処理部230は、宛先が2次利用者でない場合においては(S710:NO)、通信中継部200が受信した通信データを第1暗号系に基づいて暗号化する(S730)。宛先が2次利用者である場合においては、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データを第1暗号系に基づいて更に暗号化する(S730)。そして、通信中継部200は、暗号化された通信データを1次通信装置30に送信する(S740)。
図9は、通信中継システム20として機能する情報処理装置500のハードウェア構成の一例を示す。なお、本図に示す構成は一例であり、通信中継システム20は、複数の情報処理装置の協働により実現されてもよい。情報処理装置500は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、情報処理装置500が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、情報処理装置500の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を経由してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置500に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を経由して、記録媒体から読み出され情報処理装置500にインストールされて実行される。プログラムが情報処理装置500等に働きかけて行わせる動作は、図1から図8において説明した通信中継システム20における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置500に提供してもよい。
以上、本実施例に係る通信中継システム20によれば、通信回線が2次的に利用されているか否かを、通信装置から受信する通信データに基づいて判断し、その判断結果に基づいて通信料金の課金及び割引を行うことができる。これにより、通信回線が2次的に利用されている場合であっても、各々の利用者に課金すべき妥当な通信料金を算出することができ、通信回線の有効利用及び通信サービスの利用促進を図ることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す。 図2は、通信中継システム20の機能を機能ブロックに分類して示す。 図3は、通信中継システム20が1次通信装置30から受信する通信データの構造の一例を示す。 図4は、2次通信装置40−1の通信量に応じて変更される各々の利用者の通信料金を示す。 図5は、通信中継システム20が1次通信装置30及び/又は2次通信装置40−1〜Nと通信する処理のフローチャートを示す。 図6は、図5のS530の詳細を示す。 図7は、図6のS580の詳細を示す。 図8は、図6のS560の詳細を示す。 図9は、通信中継システム20として機能する情報処理装置500のハードウェア構成
符号の説明
10 情報処理システム
15 通信ネットワーク
20 通信中継システム
25 アカウントDB
30 1次通信装置
35 1次利用者端末
40 2次通信装置
45 2次利用者端末
200 通信中継部
210 通信指示取得部
220 第1認証部
230 第1暗号処理部
240 第2認証部
250 第2暗号処理部
260 課金部
500 情報処理装置

Claims (10)

  1. 既存の通信ネットワークに通信装置を接続する通信サービスを提供する通信中継システムであって、
    予め定められた1次通信回線に接続された1次通信装置を、前記通信ネットワークに接続することにより、契約者が使用する前記1次通信装置と前記通信ネットワークとの間の通信を中継する通信中継部と、
    前記1次通信装置が前記1次通信回線を介して当該通信中継システムと通信する通信料金を記録する料金記録部と、
    前記通信中継部が、他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記料金記録部に記録された前記通信料金の額を減じる課金部と
    を備え
    当該通信中継システムおよび前記1次通信装置は、第1暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記1次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第1暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータを送受信し、
    前記第1暗号系に基づいて暗号化された前記通信データは、当該通信中継システムと前記2次通信装置との間で前記1次通信装置を中継して通信される場合、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記2次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第2暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータであり、
    前記通信中継部が前記1次通信装置から受信した通信データ、及び、前記2次通信装置の識別情報を前記第1暗号系に基づいて復号化する第1暗号処理部と、
    前記第1暗号処理部により復号化された通信データのうち前記2次通信装置から受信した通信データを前記第2暗号系に基づいて更に復号化する第2暗号処理部と
    を更に備え、
    前記課金部は、前記通信中継部が受信した2次通信装置の契約者の識別情報に基づいて、前記通信中継部が受信した識別情報により識別される1次通信装置の契約者の通信料金の額を減じる
    通信中継システム。
  2. 前記1次通信装置及び前記2次通信装置の間の2次通信回線は、前記1次通信装置及び当該通信中継システムの間の前記1次通信回線と比較して、通信帯域幅が狭い
    請求項1記載の通信中継システム。
  3. 前記通信中継部は、更に、前記1次通信装置の契約者を認証する認証情報、及び、前記2次通信装置の契約者を認証する認証情報を受信し、
    前記1次通信装置の契約者を認証する第1認証部と、
    前記2次通信装置の契約者を認証する第2認証部と
    を更に備え、
    前記課金部は、前記第1認証部及び第2認証部による認証が成功したことを更に条件として、前記料金記録部に記録された前記通信料金の額を減じる
    請求項1から請求項2のいずれか一項に記載の通信中継システム。
  4. 前記料金記録部は、前記1次通信装置の契約者に対して課金される通信料金に加えて、更に、前記1次通信装置の通信量に関わらず予め定められた金額を記録し、更に、前記2次通信装置の契約者に対して課金される通信料金として、前記2次通信装置の通信量がより多い場合には当該通信量がより少ない場合と比較してより高い通信料金を記録し、
    前記課金部は、前記他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記1次通信装置の契約者に対して課金される通信料金の額を前記料金記録部において減じ、かつ、前記2次通信装置の契約者に対して課金される通信料金の額を前記料金記録部において増加させる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の通信中継システム。
  5. 前記課金部は、前記他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記2次通信装置の契約者に対して課金される通信料金の額を増加させ、かつ、増加させた当該通信料金の増加部分よりも少ない金額を、前記1次通信装置の契約者に対して課金される通信料金から減じる
    請求項記載の通信中継システム。
  6. 前記1次通信装置を中継した前記2次通信装置による通信を許可するか否かを示す指示を、前記1次通信装置から受信する通信指示取得部を更に備え、
    前記通信中継部は、前記通信指示取得部により前記2次通信装置による通信を許可する指示が取得されたことを条件として、前記2次通信装置と前記通信ネットワークとの通信を中継する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の通信中継システム。
  7. 前記課金部は、前記1次通信装置を、前記他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続不可能な状態に設定したことを条件として、当該状態に設定していない場合と比較して、前記料金記録部に記録された前記通信料金の額を減じる減少幅を小さくする
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の通信中継システム。
  8. 既存の通信ネットワークに通信装置を接続する通信サービスを提供する通信中継システムの制御方法であって、
    予め定められた1次通信回線に接続された1次通信装置を、前記通信ネットワークに接続することにより、契約者が使用する前記1次通信装置と前記通信ネットワークとの間の通信を中継する通信中継段階と、
    前記1次通信装置が前記1次通信回線を介して前記通信中継システムと通信する通信料金を記録する料金記録段階と、
    前記通信中継段階において、他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記料金記録段階において記録された前記通信料金の額を減じる課金段階
    を備え
    前記通信中継システムおよび前記1次通信装置は、第1暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記1次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第1暗号系により暗号化されていないヘッダと含むデータを送受信し、
    前記第1暗号系に基づいて暗号化された前記通信データは、前記通信中継システムと前記2次通信装置との間で前記1次通信装置を中継して通信される場合、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記2次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第2暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータであり、
    前記通信中継段階において前記1次通信装置から受信した通信データ、及び、前記2次通信装置の識別情報を前記第1暗号系に基づいて復号化する第1暗号処理段階と、
    前記第1暗号処理段階により復号化された通信データのうち前記2次通信装置から受信した通信データを前記第2暗号系に基づいて更に復号化する第2暗号処理段階と
    を更に備え、
    前記課金段階は、前記通信中継段階において受信した2次通信装置の契約者の識別情報に基づいて、前記通信中継段階において受信した識別情報により識別される1次通信装置の契約者の通信料金の額を減じる
    制御方法。
  9. 既存の通信ネットワークに通信装置を接続する通信サービスを提供する通信中継システムとして、情報処理装置を機能させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    予め定められた1次通信回線に接続された1次通信装置を、前記通信ネットワークに接続することにより、契約者が使用する前記1次通信装置と前記通信ネットワークとの間の通信を中継する通信中継部と、
    前記1次通信装置が前記1次通信回線を介して当該通信中継システムと通信する通信料金を記録する料金記録部と、
    前記通信中継部が、他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記料金記録部に記録された前記通信料金の額を減じる課金部と
    して機能させ
    当該通信中継システムおよび前記1次通信装置は、第1暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記1次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第1暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータを送受信し、
    前記第1暗号系に基づいて暗号化された前記通信データは、当該通信中継システムと前記2次通信装置との間で前記1次通信装置を中継して通信される場合、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記2次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第2暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータであり、
    前記通信中継部が前記1次通信装置から受信した通信データ、及び、前記2次通信装置の識別情報を前記第1暗号系に基づいて復号化する第1暗号処理部と、
    前記第1暗号処理部により復号化された通信データのうち前記2次通信装置から受信した通信データを前記第2暗号系に基づいて更に復号化する第2暗号処理部と
    して更に機能させ、
    前記課金部は、前記通信中継部が受信した2次通信装置の契約者の識別情報に基づいて、前記通信中継部が受信した識別情報により識別される1次通信装置の契約者の通信料金の額を減じる
    プログラム。
  10. 既存の通信ネットワークに通信装置を接続する通信サービスを提供する通信中継システムと、予め定められた1次通信回線により前記通信中継システムに接続された1次通信装置と、前記1次通信装置に2次通信回線により接続し、前記1次通信装置を中継して前記通信ネットワークに接続する2次通信装置とを備える情報処理システムであって、
    前記通信中継システムは、
    予め定められた1次通信回線に接続された1次通信装置を、前記通信ネットワークに接続することにより、契約者が使用する前記1次通信装置と前記通信ネットワークとの間の通信を中継する通信中継部と、
    前記1次通信装置が前記1次通信回線を介して当該通信中継システムと通信する通信料金を記録する料金記録部と、
    前記通信中継部が、他の契約者が2次通信装置を前記1次通信装置に接続し、前記1次通信回線を介して前記通信ネットワークに接続したことを条件として、前記料金記録部に記録された前記通信料金の額を減じる課金部と
    を有し、
    前記1次通信装置は、前記通信中継システムと通信し、
    前記2次通信装置は、前記1次通信装置を中継して前記通信中継システムと通信し、 当該通信中継システムおよび前記1次通信装置は、第1暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記1次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第1暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータを送受信し、
    前記第1暗号系に基づいて暗号化された前記通信データは、当該通信中継システムと前記2次通信装置との間で前記1次通信装置を中継して通信される場合、第2暗号系に基づいて暗号化された通信データと、前記2次通信装置の契約者を識別する識別情報を含む前記第2暗号系により暗号化されていないヘッダとを含むデータであり、
    前記通信中継部が前記1次通信装置から受信した通信データ、及び、前記2次通信装置の識別情報を前記第1暗号系に基づいて復号化する第1暗号処理部と、
    前記第1暗号処理部により復号化された通信データのうち前記2次通信装置から受信した通信データを前記第2暗号系に基づいて更に復号化する第2暗号処理部と
    を更に有し、
    前記課金部は、前記通信中継部が受信した2次通信装置の契約者の識別情報に基づいて、前記通信中継部が受信した識別情報により識別される1次通信装置の契約者の通信料金の額を減じる
    情報処理システム。
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