JP4107485B2 - ロール成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯板材の両側縁を同一方向に折曲げて、チャンネル材やパイプなどをロール成形する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロール成形装置として、互いに平行に設けられた一対の軸を中心として互いに逆方向に回転する第1及び第2ローラを備え、これらローラの外周面同士の間に存在する隙間部分に長尺な帯板材を送込むことにより、この帯板材の両側縁を直角に折り曲げるロール成形装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このロール成形装置では、第1及び第2ローラの両端の段部の角度を徐々に変えて複数組のロール成形部を有し、これらのロール成形部は工場の床面上に設置された支持フレーム上にこの支持フレームの長手方向に所定の間隔をあけて配設される。
このように構成されたロール成形装置では、長尺の帯板材をロール成形部に送込み、複数のロール成形部により帯板材の両側縁を同一方向に徐々に折曲げて最終的に直角に折曲げるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−170713号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の特許文献1に示されたロール成形装置では、最初のロール成形部の第1及び第2ローラによる帯板材の両側縁の成形角度を大きく設定すると、帯板材が第1及び第2ローラ間に噛み込まれない。このため上記成形角度を10度程度と小さくしなければならず、複数のロール成形部の段数が増大し、装置が大型化する不具合があった。
本発明の第1の目的は、第1及び第2成形ローラによる帯板材の両側縁の成形角度が大きくても、帯板材を第1及び第2成形ローラ間に速やかに噛み込ませることができる、ロール成形装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、ロール成形部の段数を減らすことができ、これにより小型化及び製造コストの低減を図ることができる、ロール成形装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、第1成形ローラに切欠部が形成されていても、この切欠部の存在による帯板材への周期的な凸部の形成を防止でき、これによりロール成形された帯板材の品質を損なわない、ロール成形装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1及び図2に示すように、互いに平行に設けられた第1及び第2軸10a,10bを中心として互いに逆方向にそれぞれ回転する第1及び第2成形ローラ11,12を備え、第1成形ローラ11が第1定径部11aと第1定径部11aの両端に続きロール端部に向かうに従って次第に大径に形成された一対の第1コーン部11bと第1コーン部11bに続く定径の一対の縁部11cとを有し、第2成形ローラ12が第1定径部11aに相応するロール幅を有する第2定径部12aと第2定径部12aの両端に続きロール端部に向かうに従って次第に小径に形成されかつ第1コーン部11bに相応する一対の第2コーン部12bとを有し、第1及び第2成形ローラ11,12間に挿入された帯板材14の両側縁を第1及び第2コーン部11b,12bにより折曲げるロール成形装置の改良である。
その特徴ある構成は、第1成形ローラ11の一対の第1コーン部11b,11bと一対の縁部11c,11cに切欠部11e,11eがそれぞれ形成され、切欠部11eが第1定径部11aの周面における接線方向に延びる平面と同一面をなす平坦部11fと、平坦部11fに接続されかつ帯板材14の両側前端面が当接する起立面部11gとを有するところにある。
【0006】
この請求項1に記載されたロール成形装置では、帯板材14の前端両側縁を切欠部11eに挿入したときに、第1及び第2成形ローラ11,12を互いに逆方向に回転させるので、第1及び第2成形ローラ11,12による帯板材14の両側縁の成形角度が大きくても、帯板材14を第1及び第2成形ローラ11,12間に速やかに噛み込ませることができる。
【0007】
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1及び図2に示すように、第1成形ローラ11を第1軸10aを介して回転駆動する第1駆動手段10cと、第2成形ローラ12を第2軸10bを介して回転駆動する第2駆動手段10dと、切欠部11eの回転位置を検出する切欠位置センサ16と、帯板材14の前端が第1及び第2成形ローラ11,12間に挿入される直前の第1の位置に到来したこと及び帯板材の前端両側縁が切欠部に挿入される第2の位置に到来したことをそれぞれ検出する帯板位置センサ17と、切欠位置センサ16及び帯板位置センサ17の各検出出力に基づいて第1及び第2駆動手段10c,10dを制御するコントローラ66とを更に備えるところにある。
この請求項に記載されたロール成形装置では、帯板材14の前端が第1の位置に到来したことを帯板位置センサ17が検出すると、コントローラ66が第2駆動手段10dを制御して第2成形ローラ12を回転した状態に保ちかつ第1駆動手段10cを制御して第1成形ローラ11を停止させる。また帯板材14の前端両側縁が第2の位置に到来したことを帯板位置センサ17が検出すると、コントローラ66が第1駆動手段10cを制御して第1成形ローラ11を再び回転させる。
【0008】
請求項に係る発明は、請求項3に係る発明であって、更に図2〜図4に示すように、帯板材14を第1及び第2成形ローラ11,12間に搬送する一対の搬送ローラ63,63と、これらの搬送ローラ63,63を駆動する搬送ローラ駆動手段とを更に備え、搬送ローラ駆動手段がコントローラ66の制御出力に接続されたことを特徴とする。
この請求項に記載されたロール成形装置では、コントローラ66が第1及び第2成形ローラ11,12を回転させて、第1及び第2成形ローラ11,12により帯板材14が成形されているときであって、しかも切欠部11eの周縁が帯板材14に接触している間だけ、コントローラ66が第1及び第2成形ローラ11,12を回転させた状態で搬送ローラ駆動手段を制御して帯板材14の搬送を停止させる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、ロール成形装置13は、帯板材14をロール成形してトラックのシャシフレームを成形するために用いられ、互いに平行に設けられた第1及び第2軸10a,10bを中心として互いに逆方向にそれぞれ回転する第1及び第2成形ローラ11,12を備える。第1成形ローラ11は、第1定径部11aと、第1定径部11aの両端に続きロール端部に向かうに従って次第に大径に形成された一対の第1コーン部11bと、第1コーン部11bに続く定径の一対の縁部11cとを有する。第1コーン部11bと縁部11cとにより鍔部11dが構成される。また第2成形ローラ12は、第1定径部11aに相応するロール幅を有する第2定径部12aと、第2定径部12aの両端に続きロール端部に向かうに従って次第に小径に形成された一対の第2コーン部12bとを有する。上記第2コーン部12bは第1コーン部11bに相応する形状に形成される。
【0010】
第1定径部11aと第2定径部12aとの間には、ロール成形される帯板材14の厚さと略同一の隙間が形成され、第1コーン部11bと第2コーン部12bとの間にも、帯板材14の厚さと略同一の隙間が形成される。また第1及び第2コーン部11b,12bの第1及び第2軸10a,10bに対する傾斜角は、この実施の形態では60度に設定される。更に第1成形ローラ11の一対の第1コーン部11b,11bと一対の縁部11c,11cには切欠部11e,11eがそれぞれ形成される。上記切欠部11eは第1定径部11aの周面における接線方向に延びる平面と同一面をなす平坦部11fと、この平坦部11fに対して所定の角度で接続される起立面部11gとを有する。平坦部11fと起立面部11gとのなす上記所定の角度は90度である。
【0011】
一方、第1成形ローラ11は第1軸10aを介して第1駆動手段10cにより回転駆動され、第2成形ローラ12は第2軸10bを介して第2駆動手段10dにより回転駆動されるように構成される(図2)。第1及び第2駆動手段10c,10dは、油圧モータや減速機付電動モータなどにより構成される。また第1成形ローラ11に形成された切欠部11eの回転位置は切欠位置センサ16により検出され、帯板材14の前端の位置は帯板位置センサ17により検出される。帯板位置センサ17は、第1及び第2成形ローラ11,12間に挿入される直前の第1の位置に到来したことを検出する第1センサ部17aと、帯板材14の前端両側縁が切欠部11eに挿入される第2の位置に到来したことを検出する第2センサ部17bとを有する。
【0012】
図3及び図4に示すように、上記第1及び第2成形ローラ11,12により第1ロール成形部10が構成される。また第1及び第2コーン部21b,22bの第1及び第2軸20a,20bに対する傾斜角を75度に形成した第1及び第2成形ローラ21,22により第2ロール成形部20が構成され、第1及び第2コーン部31b,32bの第1及び第2軸30a,30bに対する傾斜角を85度に形成した第1及び第2成形ローラ31,32により第3ロール成形部30が構成される。第2ロール成形部20の第1及び第2コーン部21b,22bの傾斜角は第1ロール成形部10の第1及び第2コーン部11b,12bの傾斜角に対して15度大きく形成されており、その傾斜角の差が比較的大きいため、第2ロール成形部20の第1コーン部21bに第1ロール成形部10の第1コーン部11bと同様に切欠部(図示せず)が形成される。また第3ロール成形部30の第1及び第2コーン部31b,32bの傾斜角は第2ロール成形部20の第1及び第2コーン部21b,22bの傾斜角に対して10度大きく形成されており、その傾斜角の差が比較的小さいため、第3ロール成形部30の第1コーン部31bには切欠部が形成されない。
【0013】
更に第1コーン部を有しない第1成形ローラ41と第2コーン部42bの第2軸40bに対する傾斜角を93度に形成した第2成形ローラ42とにより第4ロール成形部40が構成され、第1コーン部を有さず縁部51cの端面の角度が第1軸50aに対して90度である第1成形ローラ51と第2コーン部を有さず第2定径部52aの端面の角度が第2軸50bに対して90度である第2成形ローラ52とにより第5ロール成形部50が構成される。上記第4及び第5ロール成形部40,50は第1コーン部を有しないため切欠部は形成されない。
【0014】
図示しないが工場の床面上には支持フレームが載置され、この支持フレーム上にはこの支持フレームの長手方向に所定の間隔をあけて上記第1〜第5ロール成形部10〜50が配設される。また支持フレームの右側には帯板材14を第1ロール成形部10に送込む搬入コンベヤ61が設置され、支持フレームの左側には第5ロール成形部50から排出された帯板材14を搬出する搬出コンベヤ62が設置される。更に搬入コンベヤ61と第1ロール成形部10との間には、帯板材14を第1及び第2成形ローラ11,12間に搬送する一対の搬送ローラ63,63が設けられ、第5ロール成形部50と搬出コンベヤ62との間には帯板材14の反りを矯正する反り防止ローラ64が設けられる。
【0015】
上記一対の搬送ローラ63,63は搬送ローラ駆動手段(図示せず)により駆動され、第2〜第5ロール成形部20〜50の各成形ローラ21〜51,22〜52もそれぞれ駆動手段(図示せず)により駆動される。切欠位置センサ16及び帯板位置センサ17の各検出出力はコントローラ66の制御入力に接続される。またコントローラ66の制御出力は、第1及び第2駆動手段10c,10dと、搬送ローラ駆動手段と、第2〜第5ロール成形部20〜50の各成形ローラ21〜51,22〜52を駆動する各駆動手段とに接続される。
【0016】
このように構成されたロール成形装置13の動作を説明する。
一対の搬送ローラ63,63と、第1〜第5ロール成形部10〜50の各成形ローラ11〜51,12〜52を回転させた状態で、搬入コンベヤ61にて搬送されてきた帯板材14が搬送ローラ63,63にて更に第1ロール成形部10に送込まれる。帯板材14の前端が第1の位置に到来したことを帯板位置センサ17の第1センサ部17aが検出すると、コントローラ66は第2成形ローラ12を回転した状態に保ち、かつ第1駆動手段10cを制御して第1成形ローラ11を停止させる。この状態で帯板材14が搬送ローラ63,63により更に搬送されてその前端両側縁が第2の位置に到来したことを帯板位置センサ17の第2センサ部17bが検出すると、コントローラ66は第1駆動手段10cを制御して第1成形ローラ11を再び回転させる。この結果、第1及び第2成形ローラ11,12による帯板材14の両側縁の成形角度が60度と大きくても、帯板材14を第1及び第2成形ローラ11,12間に速やかに噛み込ませることができる。従って、従来、搬送ローラ63,63と第1ロール成形部10との間に設けられていた成形角度が10度、20度、30度、40度及び50度である5組のロール成形部が不要になるので、ロール成形装置13を小型化することができるとともに、ロール成形装置13の製造コストを低減することができる。
【0017】
一方、第1及び第2成形ローラ11,12により帯板材14を成形しているときに、切欠部11eが帯板材14に接触する直前の位置を切欠位置センサ16が検出すると、コントローラ66は第1及び第2成形ローラ11,12を回転させた状態で搬送ローラ駆動手段を制御して帯板材14の搬送ローラ63,63による搬送を停止させ、第1及び第2成形ローラ11,12を帯板材14に対して滑らせる。次に切欠部11eが帯板材14に接触した直後の位置を切欠位置センサ16が検出すると、コントローラ66は搬送ローラ駆動手段を制御して搬送ローラ63,63による帯板材14の搬送を再開する。この結果、コントローラ66は切欠部11eの周縁が帯板材14に接触している間だけ搬送ローラ63,63による帯板材14の搬送を停止させるので、上記切欠部11eによる帯板材14への周期的な凸部の形成を防止でき、ロール成形後の帯板材14の品質を損なうことはない。
【0018】
なお、上記実施の形態では、ロール成形装置を用いてトラックのシャシフレームをロール成形したが、その他のチャンネル材又はパイプをロール成形してもよい。
また、上記実施の形態では、ロール成形装置が5組のロール成形部を有したが、4組以下でも或いは6組以上のロール成形部を有してもよい。
更に、上記実施の形態に記載した第1及び第2コーン部の第1及び第2軸に対する角度等の数値は一例であってこれに限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、第1成形ローラの一対の第1コーン部と一対の縁部に切欠部をそれぞれ形成し、これらの切欠部が第1定径部の周面における接線方向に延びる平面と同一面をなす平坦部を有するので、帯板材の前端両側縁を切欠部に挿入したときに、第1及び第2成形ローラを互いに逆方向に回転することにより、第1及び第2成形ローラによる帯板材の両側縁の成形角度が大きくても、帯板材を第1及び第2成形ローラ間に速やかに噛み込ませることができる。
【0020】
第1駆動手段が第1成形ローラを第1軸を介して回転駆動し、第2駆動手段が第2成形ローラを第2軸を介して回転駆動し、コントローラが切欠位置センサ及び帯板位置センサの各検出出力に基づいて第1及び第2駆動手段を制御すれば、帯板材の前端が第1の位置に到来したとき、コントローラが第2成形ローラを回転した状態に保ちかつ第1成形ローラを停止させ、帯板材の前端両側縁が第2の位置に到来したとき、コントローラが第1成形ローラを回転させる。この結果、第1及び第2成形ローラによる帯板材の両側縁の成形角度が大きくても、帯板材を第1及び第2成形ローラ間に速やかに噛み込ませることができる。従って、第1及び第2成形ローラを組合せたロール成形部が複数段ある場合に、これらのロール成形部の段数を減らすことができるので、ロール成形装置を小型化することができるとともに、ロール成形装置の製造コストを低減することができる。
【0021】
更に帯板材を第1及び第2成形ローラ間に送込むか或いは帯板材を第1及び第2成形ローラ間から引出す一対の搬送ローラと、これらの搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動手段とを更に備え、搬送ローラ駆動手段をコントローラの制御出力に接続すれば、第1及び第2成形ローラにより帯板材を成形しているときであって切欠部の周縁が帯板材に接触している間だけ、コントローラが第1及び第2成形ローラを回転させた状態で帯板材の搬送を停止させることができる。この結果、上記切欠部による帯板材への周期的な凸部の形成を防止できるので、ロール成形後の帯板材の品質を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態ロール成形装置の第1及び第2成形ローラを含む第1ロール成形部の要部斜視図。
【図2】コントローラが帯板材の位置によって第1成形ローラを停止又は回転させている状態を示す図1のA−A線断面構成図。
【図3】(a)図4のB−B線断面図。
(b)図4のC−C線断面図。
(c)図4のD−D線断面図。
(d)図4のE−E線断面図。
(e)図4のF−F線断面図。
【図4】第1成形部に加えて第2〜第5成形部を含むロール成形装置の側面図。
【符号の説明】
10a 第1軸
10b 第2軸
10c 第1駆動手段
10d 第2駆動手段
11 第1成形ローラ
11a 第1定径部
11b 第1コーン部
11c 縁部
11e 切欠部
11f 平坦部
11g 起立面部
12 第2成形ローラ
12a 第2定径部
12b 第2コーン部
13 ロール成形装置
14 帯板材
16 切欠位置センサ
17 帯板位置センサ
63 搬送ローラ
66 コントローラ

Claims (3)

  1. 互いに平行に設けられた第1及び第2軸(10a,10b)を中心として互いに逆方向にそれぞれ回転する第1及び第2成形ローラ(11,12)を備え、
    前記第1成形ローラ(11)が第1定径部(11a)と前記第1定径部(11a)の両端に続きロール端部に向かうに従って次第に大径に形成された一対の第1コーン部(11b)と前記第1コーン部(11b)に続く定径の一対の縁部(11c)とを有し、
    前記第2成形ローラ(12)が前記第1定径部(11a)に相応するロール幅を有する第2定径部(12a)と前記第2定径部(12a)の両端に続きロール端部に向かうに従って次第に小径に形成されかつ前記第1コーン部(11b)に相応する一対の第2コーン部(12b)とを有し、
    前記第1及び第2成形ローラ(11,12)間に挿入された帯板材(14)の両側縁を前記第1及び第2コーン部(11b,12b)により折曲げるロール成形装置において、
    前記第1成形ローラ(11)の前記一対の第1コーン部(11b,11b)と前記一対の縁部(11c,11c)に切欠部(11e,11e)がそれぞれ形成され、
    前記切欠部(11e)が前記第1定径部(11a)の周面における接線方向に延びる平面と同一面をなす平坦部(11f)と、前記平坦部 (11f) に接続されかつ前記帯板材 (14) の両側前端面が当接する起立面部 (11g) を有することを特徴とするロール成形装置。
  2. 第1成形ローラ(11)を第1軸(10a)を介して回転駆動する第1駆動手段(10c)と、
    前記第2成形ローラ(12)を第2軸(10b)を介して回転駆動する第2駆動手段(10d)と、
    切欠部(11e)の回転位置を検出する切欠位置センサ(16)と、
    帯板材(14)の前端が前記第1及び第2成形ローラ(11,12)間に挿入される直前の第1の位置に到来したこと及び前記帯板材(14)の前端両側縁が前記切欠部(11e)に挿入される第2の位置に到来したことをそれぞれ検出する帯板位置センサ(17)と、
    前記切欠位置センサ(16)及び前記帯板位置センサ(17)の各検出出力に基づいて前記第1及び第2駆動手段(10c,10d)を制御するコントローラ(66)とを更に備え、
    前記帯板材(14)の前端が前記第1の位置に到来したことを前記帯板位置センサ(17)が検出するとき前記コントローラ(66)が前記第2駆動手段(10d)を制御して前記第2成形ローラ(12)を回転した状態に保ちかつ前記第1駆動手段(10c)を制御して前記第1成形ローラ(11)を停止させ、
    前記帯板材(14)の前端両側縁が前記第2の位置に到来したことを前記帯板位置センサ(17)が検出するとき前記コントローラ(66)が前記第1駆動手段(10c)を制御して前記第1成形ローラ(11)を回転させるように構成された請求項1記載のロール成形装置。
  3. 帯板材(14)を第1及び第2成形ローラ(11,12)間に搬送する一対の搬送ローラ(63,63)と、これらの搬送ローラ(63,63)を駆動する搬送ローラ駆動手段とを更に備え、前記搬送ローラ駆動手段がコントローラ(66)の制御出力に接続され、
    前記コントローラ(66)が前記第1及び第2成形ローラ(11,12)を回転させて前記第1及び第2成形ローラ(11,12)により前記帯板材(14)が成形されているときであって切欠部(11e)の周縁が前記帯板材(14)に接触している間だけ、前記コントローラ(66)が前記第1及び第2成形ローラ(11,12)を回転させた状態で前記搬送ローラ駆動手段を制御して前記帯板材(14)の搬送を停止させるように構成された請求項記載のロール成形装置。
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