JP4095212B2 - データ記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、オペレーティングシステム(OS)が異なる複数のホスト機器から独立してアクセスを実行し得るように構成されたデータ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、その他のデータ記憶装置にあっては、1台のホスト装置に接続されるように構成されている。従って、このデータ記憶を、オペレーティングが異なる複数のホスト機器で共用できるようにする場合には、例えば、図5に示されるようなシステムとされる。
【0003】
図5において、磁気ディスク装置等のデータ記憶装置100には、1台のホスト機器110が接続される。更に、ホスト機器110には、このホスト機器110とは異なるOSにより動作するホスト機器120が接続される。ホスト機器110とホスト機器120は異なるOS間の動作を確保するためのインターフェースにより接続される。
【0004】
そして、ホスト機器110が自らの要求によりデータ記憶装置100をアクセスする場合には、直接にデータ記憶装置100をアクセスするのであるが、ホスト機器120がデータ記憶装置100をアクセスする場合には、ホスト機器120のOSがホスト機器110のOSへデータアクセス要求を送出して、これを受けてホスト機器110がデータ記憶装置100をアクセスすることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、ホスト機器110の負荷が増大するという問題点があった。この問題点は、データ記憶装置100を共有するホスト機器の数が増えるに従って深刻となる。また、ホスト機器110は、ホスト機器120とはOSが異なるために、ホスト機器120からの要求を受けて動作するためのソフトウエアを必要とする。このソフトウエアも、データ記憶装置100を共有するOSの異なるホスト機器の数が増えるに従って増加するものである。
【0006】
また、データ記憶装置100に対しては1台のホスト機器100が接続されているだけであり、多くのホスト機器は上記1台のホスト機器100によるデータ記憶装置100へのアクセスを要求するものであるから、ホスト機器100に障害が発生するとデータ記憶装置100へのアクセスができなくなるシステム障害が発生するという問題があった。
【0007】
本発明は上記のような従来のデータ記憶装置が有する問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、システム障害が発生し難く、異なるOSによる動作するホスト機器からも適切にアクセスが可能なデータ記憶装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ記憶装置は、複数のホスト機器と接続するインターフェースと、実データが記憶される実データエリアと、複数の領域毎に、異なる一つのOS名称に相当するファイルシステム名情報が記憶されると共に、各領域に複数のファイル名称情報及びこのファイル名称情報のファイルを読み出すためのアドレス情報が記憶されるファイルシステム用データエリアと、各OS名称情報にアクセスコードが対応付けられて記憶されたメモリテーブルと、アクセスコードを伴ったアクセス要求が到来すると、前記メモリテーブルを検索して、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されている場合に対応可能と判定し、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されていない場合に対応不可能と判定する判定手段と、この判定手段が対応可能と判定した場合に、前記到来したOS名称情報に相当する前記ファイルシステム用データエリアにおけるファイルシステム名情報の領域に記憶されている情報を用いて、前記実データエリアに対するアクセスを行うアクセス手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して発明に係るデータ記憶装置の実施の形態を説明する。図1には、データ記憶装置の実施の形態の構成が示されている。データ記憶装置1は、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、その他であり、特に磁気ディスクアレイ装置を用いることができる。
【0010】
データ記憶装置1には、複数の異なるOS毎のファイルシステムを検出し、ファイルシステムの管理を行うコントローラ11、実際のデータが書き込まれる実データエリア12、OS毎のファイルシステムが実データエリア12のアクセスのために用いる補助データが記憶されるファイルシステム用データエリア13が設けられている。
【0011】
ファイルシステム用データエリア13は、例えば、図2に示されるように、OS名称に相当しているファイルシステム名毎に区分され、1つのファイルシステム名に対応して、エントリNo.ファイル名(識別子)、データの格納先を特定できる先頭アドレスとレングス、更にファイル属性が記憶されるように構成されている。ここで、ファイル属性は、リードのみ可能なファイルであることを示すR、ライトのみ可能なファイルであることを示すWなどにより構成されるデータである。
【0012】
コントローラ11と実データエリア12、コントローラ11とファイルシステム用データエリア13との間は、それぞれ、SCSIバスやFiber Channel インターフェースなどのインターフェース14、15により接続されている。また、コントローラには、SCSIバスやFiber Channel インターフェースなどの複数のインターフェース(インターフェースチャネル)16−1〜16−nにより、ホスト機器2−1〜2−nに接続されている。
【0013】
ホスト機器2−1〜2−nは、異なるOSによるファイルシステムを備えている。これに対応して、コントローラ11には、図3に示されるようなOSを識別するためのメモリテーブルが備えられている。このメモリテーブルには、OS名称、搭載ホスト機器、アクセスコードの各データが対応付けられて記憶されている。
【0014】
更に、コントローラ11は、図4に示されるようなフローチャートのプログラムによりホスト機器2−1〜2−nからのアクセス要求に対応する処理を行うので、これを説明する。コントローラ11は、インターフェース16−1〜16−nを介して、ホスト機器2−1〜2−nからアクセス要求があるかを検出している(S1)。ここで、アクセス要求が到来すると、図3のメモリテーブルを用いてアクセス要求の内容に係るアクセスコード等を検査し(S2)、上記アクセスコード等に対応するOS名称が図3のメモリテーブルに記憶されているかを判定して、OSに対応できるかを検出する(S3)。
【0015】
ここで、メモリテーブルに記憶されている「Solaris 」、「DOS 」等が検出された場合には、YESへ分岐して、このOS名称と対応するファイル名のエリアをファイルシステム用データエリア13に検索して(S4)、新規データ書き込みの場合には次に記憶すべきエリアを求め、データリード或いは上書きの場合には既登録のエリアを求め、実データエリア12をアクセスしてデータの記憶または読み出しを行う(S6)。
【0016】
一方、ステップS3においてNOへ分岐した場合には、予め定められた1つのファイルシステム(FS)対応の処理を行う(S5)。この予め定められた1つのファイルシステム対応の処理により、アクセス要求の送出元のホスト機器のOSによっては、マッチングせずにアクセス不可となる場合もある。
【0017】
以上のようにして、本実施の形態では、アクセスコード等によりOS名称(ファイルシステム名)を特定して、該当するファイルシステム用データエリア13を用いて実データエリアをアクセスするので、異なるOS対応のファイルシステムに対応したアクセスを行うことができる。
【0018】
尚、上記では、アクセスコード等によりOS名称(ファイルシステム名)を特定したが、アクセス要求の到来するインターフェース(インターフェースチャネル)16−1〜16−nによりOS名称(ファイルシステム名)を特定してもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るデータ記憶装置によれば、複数のホスト機器と接続するインターフェース、実データが記憶される実データエリア、複数の領域毎に、異なる一つのOS名称に相当するファイルシステム名情報が記憶されると共に、各領域に複数のファイル名称情報及びこのファイル名称情報のファイルを読み出すためのアドレス情報が記憶されるファイルシステム用データエリア、各OS名称情報にアクセスコードが対応付けられて記憶されたメモリテーブルを備え、アクセスコードを伴ったアクセス要求が到来すると、前記メモリテーブルを検索して、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されている場合に対応可能と判定し、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されていない場合に対応不可能と判定し、この判定において対応可能とした場合に、前記到来したOS名称情報に相当する前記ファイルシステム用データエリアにおけるファイルシステム名情報の領域に記憶されている情報を用いて、前記実データエリアに対するアクセスを行うので、複数のホスト機器を接続することが可能であり、1つのホスト機器が異常となってもシステム停止となることを防止できる。また、異なるオペレーティングシステムに対してもファイルシステム用データエリアに記憶された補助データを用いて適切にアクセスを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記憶装置の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係るデータ記憶装置の実施の形態に備えられるメモリテーブルのデータを示す図。
【図3】本発明に係るデータ記憶装置の実施の形態に備えられるメモリテーブルのデータを示す図。
【図4】本発明に係るデータ記憶装置の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】従来例に係るデータ記憶装置の構成図。
【符号の説明】
1 データ記憶装置 2−1〜2−n ホスト機器
11 コントローラ 12 実デーアエリア
13 ファイルシステム用データエリア
14、15、16−1〜16−n インターフェース
Claims (2)
- 複数のホスト機器と接続するインターフェースと、
実データが記憶される実データエリアと、
複数の領域毎に、異なる一つのOS名称に相当するファイルシステム名情報が記憶されると共に、各領域に複数のファイル名称情報及びこのファイル名称情報のファイルを読み出すためのアドレス情報が記憶されるファイルシステム用データエリアと、
各OS名称情報にアクセスコードが対応付けられて記憶されたメモリテーブルと、
アクセスコードを伴ったアクセス要求が到来すると、前記メモリテーブルを検索して、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されている場合に対応可能と判定し、到来したアクセスコードに対応付けられたOS名称情報が前記メモリテーブルに記憶されていない場合に対応不可能と判定する判定手段と、
この判定手段が対応可能と判定した場合に、前記到来したOS名称情報に相当する前記ファイルシステム用データエリアにおけるファイルシステム名情報の領域に記憶されている情報を用いて、前記実データエリアに対するアクセスを行うアクセス手段と
を具備することを特徴とするデータ記憶装置。 - 前記判定手段が対応不可能であると判定した場合に、予め定められた1つのファイルシステム名情報を特定して、前記ファイルシステム用データエリアにおける前記特定したファイルシステム名情報の領域に記憶されている情報を用いて、前記実データエリアに対するアクセスを行う手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶装置。
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