JP4063573B2

JP4063573B2 - Device driver installation / execution method, installation / execution method, and program

Info

Publication number: JP4063573B2
Application number: JP2002109135A
Authority: JP
Inventors: 治郎稲垣
Original assignee: NEC Communication Systems Ltd
Current assignee: NEC Communication Systems Ltd
Priority date: 2002-04-11
Filing date: 2002-04-11
Publication date: 2008-03-19
Anticipated expiration: 2022-04-11
Also published as: JP2003303161A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はデバイスドライバの組み込み・実行方式、組み込み・実行方法、及びプログラムに関し、特に多数の装置やＯＳに対応したデバイスを装置に組み込む際に必要なドライバをデバイスについて１種類とし装置やＯＳに関する使用の差分を吸収するためのモジュールと合わせて装置に組み込むようにしたデバイスドライバの組み込み・実行技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
情報処理装置に実装又は接続して使用するデバイスの製造業者は自社のデバイス製品を制御するためのプログラムであるドライバを製品とともに提供し、利用者はそれを情報処理装置のオペレーティングシステム（ＯＳという）に組み込んで使用する。従って、製造業者はデバイス製品を販売するために多くのＯＳの種類・版数（バージョンともいう）や実装又は接続する装置に合わせてドライバを複数種類用意している。
【０００３】
このため、多く使用されていないＯＳ用のドライバは用意されていなかったり用意が遅れたりすることが起こりやすく、どうしても使用したい場合は利用者が自らドライバを作成する必要があった。デバイス製造業者は少数使用のＯＳや装置に対してはデバイスの販売機会を失ってしまうことが多かった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
第１の問題点は、従来のドライバはＯＳに依存したドライバの構成となっているため、各種のＯＳ毎に適した多くのドライバを開発する必要があったということである。
【０００５】
第２の問題点は、種々の本体装置を開発している本体製造業者は同一デバイスであっても本体装置毎にＩ／Ｏアドレス等のマッピング条件が異なることがあり、そのような場合には本体装置毎にドライバをカスタマイズしてＩ／Ｏアドレスを合わせる必要があったということである。
【０００６】
本発明の目的は、ＯＳとドライバとの間にインタフェース部を設けて多種類のＯＳや装置に対する差分を吸収することにより、１つのデバイスに１つのドライバを用意するだけでドライバを組み込み可能としたデバイスドライバの組み込み方式、組み込み方法、プログラムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１のデバイスドライバの組み込み・実行方式は、装置に搭載されたオペーレーティングシステム（ＯＳという）と、装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバと、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報と、ＯＳとドライバとの間の情報の伝達を仲介し制御するインタフェース部とを有し、
前記インタフェース部は、前記システムマッピング情報を参照してドライバを登録し前記システムマッピング情報を参照してドライバへ要求を伝達することを特徴とする。
【０００８】
本発明の第２のデバイスドライバの組み込み・実行方式は、装置に搭載されたＯＳと、装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバと、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別とＯＳの版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報と、ＯＳとドライバとの間の情報の伝達を仲介し制御するインタフェース部とを有し、
前記インタフェース部は、対応するＯＳの種類毎にＯＳとのインターフェース手段を有するＯＳインタフェース処理部と、前記システムマッピング情報に基づいてドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録するドライバ登録処理部とを有し、前記システムマッピング情報を参照してドライバへ要求を伝達することを特徴とする。
【０００９】
本発明の第３のデバイスドライバの組み込み・実行方式は、装置に搭載されたＯＳと、装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバと、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別とＯＳの版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報と、ＯＳとドライバとの間の情報の伝達を仲介し制御するインタフェース部とを有し、
前記インタフェース部は、対応するＯＳの種類毎にＯＳとのインターフェース手段を有するＯＳインタフェース処理部と、前記システムマッピング情報に基づいてドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録するドライバ登録処理部とを有し、ＯＳからドライバへの要求を受けると前記アドレス割付情報を付加して要求をドライバに送り、
前記ドライバは受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を処理することを特徴とする。
【００１０】
本発明の第４のデバイスドライバの組み込み・実行方式は、第１、第２、又は第３のデバイスドライバの組み込み・実行方式において、前記インターフェース部は、システムの開始或いは再開の際のＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を補助記憶装置から主記憶装置にロードし前記ドライバ登録処理部を起動してドライバを登録させる初期設定処理部を有することを特徴とする。
【００１１】
本発明の第５のデバイスドライバの組み込み・実行方式は、第１、第２、又は第３のデバイスドライバの組み込み・実行方式において、前記インターフェース部は、システムの開始或いは再開の際のＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を前記装置とネットワークで接続するサーバから前記装置内の主記憶装置にロードし前記ドライバ登録処理部を起動してドライバを登録させる初期設定処理部を有することを特徴とする。
【００１２】
本発明の第１のデバイスドライバの組み込み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバをＯＳに登録し、ＯＳからの要求を受けると前記システムマッピング情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達することを特徴とする。
【００１３】
本発明の第２のデバイスドライバの組み込み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて複数用意されたＯＳとのインターフェース手段を選択し、前記システムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録し、ＯＳからの要求を受けると前記システムマッピング情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達することを特徴とする。
【００１４】
本発明の第３のデバイスドライバの組み込み・実行方法は、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて複数用意されたＯＳとのインターフェース手段を選択し、前記システムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録し、ＯＳからドライバへの要求を受けると前記アドレス割付情報を付加して要求をドライバに送り、前記ドライバは受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を処理することを特徴とする。
【００１５】
本発明の第４のデバイスドライバの組み込み・実行方法は、第１、第２、又は第３のデバイスドライバの組み込み・実行方法において、システムの開始或いは再開の際に前記ＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を前記装置内の補助記憶装置から前記装置内の主記憶装置にロードすることを特徴とする。
【００１６】
本発明の第５のデバイスドライバの組み込み・実行方法は、第１、第２、又は第３のデバイスドライバの組み込み・実行方法において、システムの開始或いは再開の際に前記ＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を前記装置とネットワークで接続するサーバから前記装置内の主記憶装置にロードすることを特徴とする。
【００１７】
本発明の第１のプログラムは、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバをＯＳに登録する手順と、ＯＳからの要求を受けると前記システムマッピング情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達する手順とをコンピュータに実行させる。
【００１８】
本発明の第２のプログラムは、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて複数用意されたＯＳとのインターフェース手段を選択する手順と、前記システムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録する手順と、ＯＳからの要求を受けると前記システムマッピング情報を参照して必要な情報を付加しドライバへ要求を伝達する手順とをコンピュータに実行させる。
【００１９】
本発明の第３のプログラムは、装置のアドレス割付情報を含むデバイス情報とＯＳの種別と版数を含むＯＳ情報とを含むシステムマッピング情報に基づいて複数用意されたＯＳとのインターフェース手段を選択する手順と、前記システムマッピング情報に基づいて装置に搭載されたデバイスを制御するプログラムであるドライバの登録情報を編集しＯＳへ登録する手順と、ＯＳからドライバへの要求を受けると前記アドレス割付情報を付加して要求をドライバに送る手順と、前記ドライバが受け付けた要求とアドレス割付情報に従って要求を処理する手順とをコンピュータに実行させる。
【００２０】
本発明の第４のプログラムは、第１、第２、又は第３のプログラムにおいて、システムの開始或いは再開の際に前記ＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を前記装置内の補助記憶装置から前記装置内の主記憶装置にロードする手順とをコンピュータに実行させる。
【００２１】
本発明の第５のプログラムは、第１、第２、又は第３のプログラムにおいて、システムの開始或いは再開の際に前記ＯＳからの起動により前記システムマッピング情報を前記装置とネットワークで接続するサーバから前記装置内の主記憶装置にロードする手順とをコンピュータに実行させる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図１は本発明の第１の実施の形態の構成を示すブロック図である。図１を参照すると、第１の実施の形態の構成は、主記憶装置１０と、補助記憶装置２０と、デバイス３０を含み、図示しないがこれらはＣＰＵや入出力制御部やデバイス３０以外のデバイス等を含む情報処理装置に実装される。
【００２３】
主記憶装置１０は、補助記憶装置２０からブートプログラム２１によってシステムファイル２３からロードされるプログラムであるアプリケーションソフトのＡＰＬ１１、オペレーティングシステムのＯＳ４０、インタフェース部５０、ドライバ６０を含んでいる。なお、ドライバ６０は装置に接続されるデバイスに応じて用意される。
【００２４】
補助記憶装置２０は、通常磁気ディスク装置で実現され、ブートプログラム２１と、主記憶装置にロードされるシステムファイル２３と、システムマッピング情報２２とを含む。システムマッピング情報２２はデバイスの品名、情報処理装置内のアドレス割付情報、接続されるバス情報、割り込みポート等の情報を含むデバイス情報と、ＯＳの種別と版数とを含むＯＳ情報とを含む。
【００２５】
インタフェース部５０は種々のＯＳに対応するインタフェース機能を有し、ドライバに対して単一のインタフェースを提供する。また、補助記憶装置２０に格納されているシステムマッピング情報２２を読み出し、その情報をドライバ６０へ引き継ぐ機能を備えている。ドライバ６０はインタフェース部５０から引き継いだ情報を基にＯＳ４０からの指示に従ってデバイス３０の制御を実行する。
【００２６】
図２はインタフェース部５０の構成を示す図である。インタフェース部５０は、初期設定処理を行う初期設定処理部５１と、ＯＳインタフェース処理部５２と、リソース確保解放処理部５３と、ドライバ登録処理部５４と、システムマッピング情報２２の保持、読み出しを行うシステムマッピング情報処理部５５と、ドライバ６０とのインタフェース動作を処理するドライバインタフェース処理部５６とを含む。
【００２７】
ＯＳインタフェース処理部５２は、ＯＳ４０からのコールを受けたりＯＳ４０へのシステムコールを行ったりするＯＳインターフェース機能（図２では１〜ｎ）をＯＳの種類に応じて備え、他種類のＯＳへの対応が可能であり、システムマッピング情報に基づいて使用されるＯＳインタフェース機能が選択される。
【００２８】
リソース確保解放処理部５３は、ドライバ６０が必要とするリソースの確保と解放をＯＳインタフェース処理部５２を介してＯＳ４０との間で調整しながら行うプログラムである。ドライバ登録処理部５４は、ドライバ６０に用意されている関数アドレス情報を有しシステムマッピング情報に基づいて登録情報を編集しドライバの登録、デバイスの登録、割り込みハンドラの登録をＯＳインタフェース処理部５２を介して行う。
【００２９】
次に本発明の第１の実施の形態の動作を図面を参照して説明する。
まず、システム開始・再開時の処理について、図３のフローチャートを参照して説明する。
【００３０】
補助記憶装置２０に格納されているブートプログラム２１は、システムの開始又は再開時に発行されるリセットにより起動される（Ｓ７１）。起動されたブートプログラム２１はＡＰＬ１１、ＯＳ４０、インタフェース部５０、ドライバ６０を含むシステムファイル２３を主記憶装置１０へロードする（Ｓ７２）。ブートプログラム２１はシステムファイルロード後にＯＳ４０を起動する（Ｓ７３）。
【００３１】
ＯＳ４０はシステムに必要な初期化処理を起動するとともに、インタフェース部５０を起動する（Ｓ７４）。インタフェース部５０の起動は初期設定処理部５１をコールすることにより実行され、初期設定処理部５１はドライバ６０を初期化するための初期設定処理を実行する。
【００３２】
次に、初期設定処理部５１の動作について図４のフローチャートを参照して説明する。初期設定処理部５１はインタフェース部５０で使用するフラグ、ポインタ等の変数の初期化を行い（Ｓ７６）、補助記憶装置２０からデバイス情報とＯＳ情報を含むシステムマッピング情報２２を読み出してシステムマッピング情報処理部５５へ渡す（Ｓ７７）。
【００３３】
次に初期設定処理部５１はインタフェース部５０で必要とするリソースの確保をリソース確保解放処理部５３へ要求する（Ｓ７８）。リソース確保解放処理部５３はシステムマッピング情報処理部５５からＯＳの種別とＯＳの版数を含むＯＳ情報を取得しＯＳインタフェース処理部５２へ引き継いでＯＳ４０に対応したリソース確保のシステムコールを要求する（Ｓ７８）。ＯＳインタフェース処理部５２は引き継いだＯＳの種別・版数を記憶し、以後の処理は引き継いだＯＳの種別・版数に対応したＯＳインタフェース（１〜ｎのいずれか）にて行う。
【００３４】
次に初期設定処理部５１はドライバ登録処理部５４をコールする。ドライバ登録処理部５４はシステムマッピング情報処理部５５からデバイスの品名、装置内のアドレス割付、接続されるバス、割り込みポート等のデバイス情報と、ＯＳの種別やＯＳの版数等のＯＳ情報を取得し、これらの情報に基づいて登録する装置とＯＳに対応するようドライバ登録情報の編集を行いＯＳインタフェース処理部５２へドライバ登録処理を要求する（Ｓ７９）。
【００３５】
この際に、ドライバ登録とは別にデバイスの登録が必要なＯＳの場合にはデバイス登録をＯＳインタフェース処理部５２へ要求する。また、割り込みハンドラ登録が必要な場合はＯＳインタフェース処理部５２へ割り込みハンドラ登録処理を要求するが説明は省略する。登録する割り込みハンドラはドライバインタフェース処理部５６に用意されている。
【００３６】
次にＯＳ種別によって異なるドライバの登録動作を説明する図５、図６、図７を参照して詳細に説明する。図５、図６はドライバ登録とデバイス登録を別々に行う方式のＯＳの種別（ＯＳ−Ａとする）について示した図であり、図５はドライバ登録の動作を、図６はデバイス登録の動作をそれぞれ示している。図７にはドライバ登録と同時にデバイス登録を行う方式の種別のＯＳ（ＯＳ−Ｂとする）の登録動作について示している。なお、便宜的に登録するデバイス３０をデバイスＣ、ドライバをドライバＣとする。
【００３７】
図５を参照すると、ドライバ登録処理部５４がシステムマッピング情報処理部５５より取得したシステムマッピング情報を基にＯＳ種別をＯＳ−Ａと認識し、ＯＳ−Ａとしてドライバ登録に必要なドライバ関数テーブル５７１を編集し、ドライバ関数テーブル５７１のアドレスを入力としてＯＳインタフェース処理部５２へドライバ登録のシステムコールを依頼する。
【００３８】
ＯＳインタフェース処理部５２はドライバ登録処理部５４から引き継いだドライバ関数テーブル５７１のアドレスを入力としてＯＳ４０（ＯＳ−Ａ、Ｉ／Ｏシステム管理）にあるデバイスドライバインストール関数４１をコールする。デバイスドライバインストール関数４１はドライバ管理テーブル４２へドライバ関数テーブル５７１のアドレスを含む情報をデバイスドライバＣ登録情報として登録し、ドライバ登録番号をドライバ登録処理部５４まで返却してドライバの登録動作が完了する。
【００３９】
次にデバイス登録野動作について図６を参照して説明する。ドライバ登録完了後、ドライバ登録処理部５４は、デバイスディスクリプタアドレスやデバイス名等をシステムマッピング情報のデバイス情報に基づいて編集し、ドライバの登録処理で取得したドライバ登録番号と合わせてデバイスＣ登録情報５７２を生成し、ＯＳインタフェース処理部５２へデバイス登録を要求する。
【００４０】
ＯＳインタフェース処理部５２はドライバ登録処理部５４からデバイスＣ登録情報５７２を引き継いでＯＳ４０（ＯＳ−Ａ、Ｉ／Ｏシステム管理）のデバイス登録関数４３をコールする。デバイス登録関数４３はデバイスリスト４４へデバイスＣ登録情報５７２を登録する。以後ＯＳは管理テーブル４２とデバイスリスト４４を参照してデバイス３０を制御し使用する。
【００４１】
次に、ドライバ登録と同時にデバイス登録を行う方式の種別のＯＳ（ＯＳ−Ｂ）の登録動作について図７を参照して説明する。ドライバ登録処理部５４はデバイスＣのデバイス制御ブロック長、装置情報（論理装置名、装置識別子、装置種別、装置状態で構成）、ドライバ情報（ドライバ名称、アドレス）、情報通知ＩＤ（情報通知用メッセージボックスＩＤ）からなるデバイスＣ制御ブロック５７５をシステムマッピング情報に基づいて編集し生成する。ドライバ登録処理部５４は、さらに、デバイスＣ制御ブロックアドレス、同期タイプ、外部同期用メッセージボックスＩＤ、外部同期用メッセージ識別情報からなるデバイスＣ制御情報５７４をシステムマッピング情報に基づいて編集し生成してＯＳインタフェース処理部５２へドライバおよびデバイスＣの登録を要求する。
【００４２】
ＯＳインタフェース処理部５２はＯＳ４０（ＯＳ−Ｂ、Ｉ／Ｏシステム管理）のデバイス登録関数４５をコールする。デバイス登録関数４５はデバイス管理テーブル４６へドライバ情報とデバイスＣ制御情報を含んだデバイスＣ登録情報を登録する。以後ＯＳはデバイス管理テーブル４６を参照してデバイス３０を制御し使用する。
【００４３】
次に、実際にデバイスアクセス要求が発生した場合の動作について図８のフローチャートを参照して説明する。デバイスアクセス要求はＡＰＬ１１又はＯＳ４０の内部処理において発生し、発生するとＯＳ４０がインタフェース部５０をコールする（Ｓ８１）。
【００４４】
インタフェース部５０はＯＳ４０からコールされた要求に対して既に読み込み済みのシステムマッピング情報を参照してドライバ６０をコールする（Ｓ８２）。ＯＳ４０からのコールはＯＳインタフェース処理部５２にて受付け、ドライバインタフェース処理部５６にてドライバ６０をコールする。尚、ドライバインタフェース処理部５６は必要に応じてドライバコール時のリソース確保、復帰時のリソース解放をリソース確保解放処理部５３へ要求する。
【００４５】
インタフェース部５０からコールされたドライバ６０は要求と情報処理装置内のアドレス割付等のデバイス情報をもとにデバイス３０の制御を実行する。ドライバ６０はＯＳ４０の種別を意識せず、引き継がれたシステムマッピング情報をもとにデバイスのアドレスや割り込みポート、バス配下のＩＤ等を認識し、デバイス制御を実行する（Ｓ８３）。
【００４６】
このように、インタフェース部５０がＯＳの種別・版数に関する差分を吸収し、アドレス割付等の装置に関する情報を装置から取り出して供給するのでドライバ６０はＯＳや装置に依存する情報を予め組み込んでおく必要が無く、デバイスに対して１種類用意すればよい。
【００４７】
次に実際にデバイスアクセス要求が発生した場合の動作について、ＯＳ−Ａの場合を例に詳細に説明する。図９はＯＳ−Ａにおける動作について説明した図であり、Ｆ８４〜Ｆ８９は各構成要素間の情報の流れを示している。
【００４８】
まず、ＯＳ４０（ＯＳ−Ａ：Ｉ／Ｏシステム管理）にてデバイスＣへのアクセス要求が発生すると、ＯＳ４０は図６に示したデバイスリスト４４のデバイスＣ登録情報からドライバ登録番号により対応するデバイスドライバＣのドライバ関数テーブル５７１を認識し、図５に示したドライバ関数テーブル５７１からデバイスＣのデバイスクリエイト関数アドレスを取得する。
【００４９】
次にＯＳ４０（ＯＳ−Ａ、Ｉ／Ｏシステム管理）は取得したアドレスによりデバイスＣクリエイト関数５２１をコールする（Ｆ８４）。デバイスＣクリエイト関数５２１はＯＳ−Ａの場合、デバイスアクセス要求時にはデバイスの初期設定および運用パラメータの設定を行う規定であるものとし、デバイスの初期設定、運用パラメータ設定の要求と、システムマッピング情報に基づいたデバイスの装置内割付けアドレスを入力情報としてドライバインタフェース処理部５６をコールする（Ｆ８５）。
【００５０】
ドライバインタフェース処理部５６はデバイス３０の装置内割付けアドレスおよび実行結果詳細格納バッファ（図示しないが既にリソース確保されているバッファ）のアドレスを入力情報としてドライバ６０の初期設定関数６１をコールする（Ｆ８６）。
【００５１】
初期設定関数６１はデバイス３０の装置内割付アドレスをベースアドレスとしてデバイス３０の初期設定レジスタ３１へアクセスし、その後ステータスレジスタ３２をリードして初期状態を確認する（Ｆ８８）。初期設定関数６１は初期設定実行結果をリターン値（正常終了又は異常終了）としてドライバインタフェース処理部５６へ返却する（Ｆ８６）。尚、実行結果が異常終了の場合は実行結果の詳細を結果詳細格納バッファへ格納しておく。
【００５２】
次にドライバインタフェース処理部５６はデバイス３０の装置内割付けアドレス入力および実行結果詳細格納バッファのアドレスを入力情報としてドライバ６０の運用パラメータ設定関数６２をコールする（Ｆ８７）。運用パラメータ設定関数６２はデバイス３０の装置内割付アドレスをベースアドレスとしてデバイス３０のパラメータレジスタ群３３へ運用パラメータをライトした後リードチェックする（Ｆ８９）。
【００５３】
運用パラメータ設定関数６２は運用パラメータ設定結果をリターン値（正常終了又は異常終了）としてドライバインタフェース処理部５６へ返却する（Ｆ８７）。尚、実行結果が異常終了の場合は実行結果詳細を結果詳細格納バッファへ格納しておく。
【００５４】
次にドライバインタフェース処理部５６はデバイスクリエイト実行結果をリターン値（正常終了又は異常終了）としてＯＳインタフェース処理部５２のデバイスＣクリエイト関数５２１へ返却する（Ｆ８５）。デバイスＣクリエイト関数５２１はＯＳ−Ａで定義された形式で実行結果をＯＳ４０（ＯＳ−Ａ、Ｉ／Ｏシステム管理）へ返却する（Ｆ８４）。
【００５５】
次に本発明の第２の実施の形態について説明する。図１０は本発明の第２の実施の形態の構成を示した図である。第１の実施の形態ではドライバを登録する情報処理装置内の補助記憶装置２０にシステムファイル２３を格納する構成としたが、第２の実施の形態ではネットワーク２９を介して接続するファイルサーバ２７にシステムファイル２３を格納する構成としている点が異なる。
【００５６】
システムファイル２３の格納位置が第１の実施の形態と相違するが、システムファイル２３の機能や他の構成要素の機能は上記相違点を除けば同じであり、容易に理解できるので、構成・動作の全体の説明は省略し、相違点に関する部分の動作について説明する。なお、図１と図１０で同じ機能を有するものは同じ番号を付与している。
【００５７】
システム開始・再開時の動作において、図３を参照すると、ステップＳ７１に相当するステップではブートプログラム２６を起動する。ステップＳ７２に相当するステップではブートプログラム２６はネットワーク２９を介してファイルサーバ２７に格納されているシステムファイル２３を主記憶装置１０へロードする。以降の動作は第１の実施の形態と同じとなる。
【００５８】
第２の実施の形態では、図１０の情報処理装置がクライアント装置として多数ネットワーク２９に接続する構成で各クライアント装置に共通のドライバを登録する場合、システムファイル２３をクライアント装置それぞれに格納することなくファイルサーバ２７に格納するだけでよいので、システム全体でのファイルの使用効率がよいという特長がある。
【００５９】
【発明の効果】
第１の効果は１つのデバイスに対して種々のＯＳ毎に対応したドライバを用意する必要がなくなることである。従って、デバイスを供給するメーカはドライバの開発工数を著しく削減することができる。その理由は、ＯＳに依存する部分を制御するインタフェース部をＯＳとの間に置いたためである。
【００６０】
第２の効果は、１つのデバイスに対して種々の装置毎にドライバをカスタマイズする必要がなくなることである。その理由は、本体装置に依存する部分を制御するインタフェース部をＯＳとの間に置きアドレスマッピング等の読替を実行するようにしたためである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の構成を示す図である。
【図２】本発明のインタフェース部５０の詳細な構成を示した図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態のシステム開始・再開時の動作を示すフローチャートである。
【図４】本発明の第１の実施の形態の初期設定処理部５１の動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明の第１の実施の形態のドライバ登録動作を説明するための図である。
【図６】本発明の第１の実施の形態のデバイス登録動作を説明するための図である。
【図７】本発明の第１の実施の形態のドライバ登録と同時にデバイス登録する動作を説明するための図である。
【図８】本発明の第１の実施の形態のデバイスアクセス要求の処理動作を示すフローチャートである。
【図９】本発明の第１の実施の形態のデバイスアクセス要求の処理動作を説明するための図である。
【図１０】本発明の第１の実施の形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
１０主記憶装置
１１ＡＰＬ
２０補助記憶装置
２１ブートプログラム
２２システムマッピング情報
２３システムファイル
３０デバイス
３１初期設定レジスタ
３２ステータスレジスタ
３３パラメータレジスタ群
４０ＯＳ
４１デバイスドライバインストール関数
４２ドライバ管理テーブル
４３デバイス登録関数
４４デバイスリスト
４５デバイス登録関数
４６デバイス管理テーブル
５０インタフェース部
５１初期設定処理部
５２ＯＳインタフェース処理部
５３リソース確保解放処理部
５４ドライバ登録処理部
５５システムマッピング情報処理部
５６ドライバインタフェース処理部
６０ドライバ
６１初期設定関数
６２運用パラメータ設定関数[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device driver installation / execution method, an installation / execution method, and a program, and more particularly, to use a device necessary for installing a device corresponding to a large number of devices and OSs in the device as one type of device, and to use the device and OS. The present invention relates to a device driver installation / execution technique that is incorporated in an apparatus together with a module for absorbing the difference between the two.
[0002]
[Prior art]
A manufacturer of a device that is used by being mounted on or connected to an information processing apparatus provides a driver, which is a program for controlling the device product of the company, together with the product, and the user uses it as an operating system (OS) of the information processing apparatus. Used by incorporating it into Therefore, a manufacturer prepares a plurality of types of drivers in accordance with many OS types / versions (also referred to as versions) and devices to be mounted or connected in order to sell device products.
[0003]
For this reason, it is likely that a driver for an OS that is not frequently used is not prepared or the preparation is delayed, and the user has to create a driver himself if he / she wants to use it. Device manufacturers often lose the opportunity to sell devices for a small number of operating systems and devices.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The first problem is that since the conventional driver has a driver configuration depending on the OS, it is necessary to develop many drivers suitable for each type of OS.
[0005]
The second problem is that the main unit manufacturers developing various main units may have different mapping conditions such as I / O addresses for each main unit even in the same device. This means that it was necessary to customize the driver for each main unit and match the I / O address.
[0006]
An object of the present invention is to provide an interface unit between an OS and a driver so as to absorb a difference with respect to various types of OSs and apparatuses, thereby making it possible to incorporate a driver only by preparing one driver for one device. The object is to provide a device driver installation method, installation method, and program.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first device driver installation / execution method of the present invention includes an operating system (OS) installed in the apparatus, a driver that is a program for controlling the device installed in the apparatus, and address allocation information of the apparatus. System mapping information including device information including OS, OS information including OS type and version number, and an interface unit that mediates and controls transmission of information between the OS and the driver,
The interface unit registers a driver with reference to the system mapping information and transmits a request to the driver with reference to the system mapping information.
[0008]
The second device driver installation / execution method of the present invention includes an OS installed in the apparatus, a driver that is a program for controlling the device installed in the apparatus, device information including address allocation information of the apparatus, and the OS System mapping information including OS information including type and OS version number, and an interface unit that mediates and controls transmission of information between the OS and the driver,
The interface unit includes an OS interface processing unit having an interface unit with the OS for each corresponding OS type, and a driver registration processing unit that edits driver registration information based on the system mapping information and registers the information in the OS. Then, a request is transmitted to the driver with reference to the system mapping information.
[0009]
The third device driver installation / execution method of the present invention includes an OS installed in an apparatus, a driver that is a program for controlling a device installed in the apparatus, device information including address allocation information of the apparatus, and the OS System mapping information including OS information including type and OS version number, and an interface unit that mediates and controls transmission of information between the OS and the driver,
The interface unit includes an OS interface processing unit having an interface unit with the OS for each corresponding OS type, and a driver registration processing unit that edits driver registration information based on the system mapping information and registers the information in the OS. When the request from the OS to the driver is received, the address assignment information is added and the request is sent to the driver.
The driver processes the request according to the received request and address allocation information.
[0010]
The fourth device driver installation / execution method of the present invention is the first, second, or third device driver installation / execution method, in which the interface unit is connected to the OS from the OS when starting or restarting the system. It has an initial setting processing unit that loads the system mapping information from the auxiliary storage device to the main storage device upon activation and activates the driver registration processing unit to register the driver.
[0011]
The fifth device driver installation / execution method of the present invention is the first, second, or third device driver installation / execution method, in which the interface unit is connected to the OS from the OS when starting or restarting the system. An initial setting processing unit that loads the system mapping information from a server connected to the device via a network to a main storage device in the device upon activation and activates the driver registration processing unit to register the driver. .
[0012]
The first device driver installation / execution method of the present invention is a device mounted on an apparatus based on system mapping information including device information including address allocation information of the apparatus and OS information including an OS type and version number. A driver that is a program for controlling the system is registered in the OS, and upon receiving a request from the OS, the system mapping information is referred to, necessary information is added, and the request is transmitted to the driver.
[0013]
A second device driver installation / execution method of the present invention includes a plurality of OSs prepared based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number. Interface registration means, and based on the system mapping information, the driver registration information, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus, is edited and registered in the OS, and upon receiving a request from the OS, the system mapping information is obtained. It is characterized by adding necessary information with reference and transmitting the request to the driver.
[0014]
A third device driver installation / execution method of the present invention includes a plurality of OSs prepared based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number. When the interface means is selected, the registration information of the driver, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus based on the system mapping information, is edited and registered in the OS, and upon receiving a request from the OS to the driver, the address assignment is performed. The information is added and the request is sent to the driver, and the driver processes the request according to the received request and the address allocation information.
[0015]
The fourth device driver installation / execution method of the present invention is the first, second, or third device driver installation / execution method, wherein the system is started up from the OS when the system is started or restarted. The mapping information is loaded from the auxiliary storage device in the device to the main storage device in the device.
[0016]
A fifth device driver installation / execution method according to the present invention is the first, second, or third device driver installation / execution method, wherein the system is activated by starting up from the OS when the system is started or restarted. The mapping information is loaded from a server connected to the device through a network into a main storage device in the device.
[0017]
A first program of the present invention is a program for controlling a device mounted on a device based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number. The computer causes the computer to execute a procedure for registering the driver in the OS and a procedure for adding the necessary information with reference to the system mapping information upon receiving a request from the OS and transmitting the request to the driver.
[0018]
The second program of the present invention selects a plurality of OS interface means prepared based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number. The procedure, the procedure for editing the registration information of the driver, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus based on the system mapping information, and registering it in the OS, and upon receiving a request from the OS, the system mapping information is referred to. And causing the computer to execute a procedure for adding necessary information and transmitting the request to the driver.
[0019]
The third program of the present invention selects a plurality of OS interface means prepared based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number. The procedure, the procedure for editing the registration information of the driver, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus based on the system mapping information, and registering it in the OS, and the address allocation information when receiving a request from the OS to the driver In addition, the computer executes a procedure for sending the request to the driver and a procedure for processing the request according to the request received by the driver and the address allocation information.
[0020]
According to a fourth program of the present invention, in the first, second, or third program, the system mapping information is read from the auxiliary storage device in the device by starting from the OS when the system is started or restarted. And causing the computer to execute a procedure for loading to the main storage device in the apparatus.
[0021]
According to a fifth program of the present invention, in the first, second, or third program, a server that connects the system mapping information to the device via a network by starting from the OS when the system is started or restarted. And causing the computer to execute a procedure for loading to the main storage device in the apparatus.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the first embodiment of the present invention. Referring to FIG. 1, the configuration of the first embodiment includes a main storage device 10, an auxiliary storage device 20, and a device 30, which are not shown but are devices other than the CPU, the input / output control unit, and the device 30. It is mounted on an information processing apparatus including the above.
[0023]
The main storage device 10 includes application software APL 11 which is a program loaded from the system file 23 by the boot program 21 from the auxiliary storage device 20, an operating system OS 40, an interface unit 50, and a driver 60. The driver 60 is prepared according to a device connected to the apparatus.
[0024]
The auxiliary storage device 20 is usually realized by a magnetic disk device, and includes a boot program 21, a system file 23 loaded into the main storage device, and system mapping information 22. The system mapping information 22 includes device information including device name, address allocation information in the information processing apparatus, connected bus information, interrupt port and other information, and OS information including OS type and version number.
[0025]
The interface unit 50 has an interface function corresponding to various OSs, and provides a single interface to the driver. Further, it has a function of reading the system mapping information 22 stored in the auxiliary storage device 20 and taking over the information to the driver 60. The driver 60 performs control of the device 30 in accordance with an instruction from the OS 40 based on information inherited from the interface unit 50.
[0026]
FIG. 2 is a diagram illustrating the configuration of the interface unit 50. The interface unit 50 includes an initial setting processing unit 51 that performs initial setting processing, an OS interface processing unit 52, a resource reservation release processing unit 53, a driver registration processing unit 54, and a system that holds and reads the system mapping information 22. A mapping information processing unit 55 and a driver interface processing unit 56 for processing an interface operation with the driver 60 are included.
[0027]
The OS interface processing unit 52 has an OS interface function (1 to n in FIG. 2) that receives a call from the OS 40 or makes a system call to the OS 40 according to the type of OS, and supports other types of OSs. The OS interface function to be used is selected based on the system mapping information.
[0028]
The resource securing / release processing unit 53 is a program that performs securing and releasing of resources required by the driver 60 while adjusting with the OS 40 via the OS interface processing unit 52. The driver registration processing unit 54 has function address information prepared in the driver 60, edits the registration information based on the system mapping information, and registers the driver, device, and interrupt handler in the OS interface processing unit 52. Do through.
[0029]
Next, the operation of the first exemplary embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, processing at the time of system start / resume will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0030]
The boot program 21 stored in the auxiliary storage device 20 is activated by a reset issued when the system is started or restarted (S71). The activated boot program 21 loads the system file 23 including the APL 11, the OS 40, the interface unit 50, and the driver 60 into the main storage device 10 (S72). The boot program 21 starts the OS 40 after loading the system file (S73).
[0031]
The OS 40 activates an initialization process necessary for the system and activates the interface unit 50 (S74). The interface unit 50 is activated by calling the initial setting processing unit 51, and the initial setting processing unit 51 executes initial setting processing for initializing the driver 60.
[0032]
Next, the operation of the initial setting processing unit 51 will be described with reference to the flowchart of FIG. The initial setting processing unit 51 initializes variables such as flags and pointers used in the interface unit 50 (S76), reads system mapping information 22 including device information and OS information from the auxiliary storage device 20, and performs system mapping information processing. It passes to part 55 (S77).
[0033]
Next, the initial setting processing unit 51 requests the resource reservation release processing unit 53 to secure resources required by the interface unit 50 (S78). The resource reservation release processing unit 53 acquires the OS information including the OS type and the OS version number from the system mapping information processing unit 55, takes over to the OS interface processing unit 52, and requests a resource call system call corresponding to the OS 40 ( S78). The OS interface processing unit 52 stores the inherited OS type / version number, and the subsequent processing is performed by an OS interface (any one of 1 to n) corresponding to the inherited OS type / version number.
[0034]
Next, the initial setting processing unit 51 calls the driver registration processing unit 54. The driver registration processing unit 54 obtains device information such as device name, device address assignment, connected bus, and interrupt port from the system mapping information processing unit 55, and OS information such as OS type and OS version number. Then, based on these pieces of information, the driver registration information is edited so as to correspond to the device to be registered and the OS, and a driver registration process is requested to the OS interface processing unit 52 (S79).
[0035]
At this time, in the case of an OS that requires device registration in addition to driver registration, the OS interface processing unit 52 is requested to perform device registration. If interrupt handler registration is necessary, the OS interface processing unit 52 is requested to perform interrupt handler registration processing, but the description thereof is omitted. The interrupt handler to be registered is prepared in the driver interface processing unit 56.
[0036]
Next, a detailed description will be given with reference to FIGS. 5, 6, and 7 for explaining the registration operation of the driver depending on the OS type. FIG. 5 and FIG. 6 are diagrams showing OS types (referred to as OS-A) in which driver registration and device registration are performed separately, FIG. 5 shows driver registration operation, and FIG. 6 shows device registration operation. Respectively. FIG. 7 shows an operation for registering an OS (referred to as OS-B) of a type that performs device registration simultaneously with driver registration. For convenience, it is assumed that the device 30 to be registered is the device C and the driver is the driver C.
[0037]
Referring to FIG. 5, the driver registration processing unit 54 recognizes the OS type as OS-A based on the system mapping information acquired from the system mapping information processing unit 55, and the driver function table 571 necessary for driver registration as OS-A. And inputs an address of the driver function table 571 to the OS interface processing unit 52 to request a system call for driver registration.
[0038]
The OS interface processing unit 52 calls the device driver installation function 41 in the OS 40 (OS-A, I / O system management) with the address of the driver function table 571 taken over from the driver registration processing unit 54 as an input. The device driver installation function 41 registers information including the address of the driver function table 571 in the driver management table 42 as device driver C registration information, returns the driver registration number to the driver registration processing unit 54, and completes the driver registration operation. .
[0039]
Next, the device registration field operation will be described with reference to FIG. After completing the driver registration, the driver registration processing unit 54 edits the device descriptor address, the device name, and the like based on the device information of the system mapping information, and adds the device registration information 572 together with the driver registration number acquired in the driver registration processing. And requests the OS interface processing unit 52 to register the device.
[0040]
The OS interface processing unit 52 takes over the device C registration information 572 from the driver registration processing unit 54 and calls the device registration function 43 of the OS 40 (OS-A, I / O system management). The device registration function 43 registers device C registration information 572 in the device list 44. Thereafter, the OS refers to the management table 42 and the device list 44 to control and use the device 30.
[0041]
Next, a registration operation of an OS (OS-B) of a type that performs device registration simultaneously with driver registration will be described with reference to FIG. The driver registration processing unit 54 includes device control block length of device C, device information (configured by logical device name, device identifier, device type, device state), driver information (driver name, address), information notification ID (information notification message) The device C control block 575 consisting of the box ID) is edited and generated based on the system mapping information. The driver registration processing unit 54 further edits and generates device C control information 574 including a device C control block address, a synchronization type, an external synchronization message box ID, and external synchronization message identification information based on the system mapping information. It requests the OS interface processing unit 52 to register the driver and device C.
[0042]
The OS interface processing unit 52 calls the device registration function 45 of the OS 40 (OS-B, I / O system management). The device registration function 45 registers device C registration information including driver information and device C control information in the device management table 46. Thereafter, the OS refers to the device management table 46 to control and use the device 30.
[0043]
Next, the operation when a device access request is actually generated will be described with reference to the flowchart of FIG. The device access request is generated in the internal processing of the APL 11 or the OS 40, and when it is generated, the OS 40 calls the interface unit 50 (S81).
[0044]
The interface unit 50 calls the driver 60 with reference to the already read system mapping information in response to the request called from the OS 40 (S82). A call from the OS 40 is received by the OS interface processing unit 52, and the driver interface processing unit 56 calls the driver 60. Note that the driver interface processing unit 56 requests the resource reservation release processing unit 53 to secure resources at the time of driver call and release resources at the time of return as necessary.
[0045]
The driver 60 called from the interface unit 50 executes control of the device 30 based on the request and device information such as address allocation in the information processing apparatus. The driver 60 recognizes the device address, interrupt port, ID under the bus, and the like based on the inherited system mapping information without executing the OS 40 type, and executes device control (S83).
[0046]
In this way, the interface unit 50 absorbs the difference regarding the OS type and version number, and extracts and supplies information related to the device such as address assignment from the device, so the driver 60 incorporates information dependent on the OS and the device in advance. There is no need to provide one type of device.
[0047]
Next, the operation when a device access request is actually generated will be described in detail by taking the case of OS-A as an example. FIG. 9 is a diagram for explaining the operation in OS-A, and F84 to F89 show the flow of information between the components.
[0048]
First, when an access request to the device C occurs in the OS 40 (OS-A: I / O system management), the OS 40 corresponds to the device driver corresponding to the driver registration number from the device C registration information of the device list 44 shown in FIG. The C driver function table 571 is recognized, and the device create function address of the device C is acquired from the driver function table 571 shown in FIG.
[0049]
Next, the OS 40 (OS-A, I / O system management) calls the device C create function 521 with the acquired address (F84). In the case of OS-A, the device C create function 521 is a rule for initial setting of a device and setting of operation parameters when a device access request is made. Based on the device initial setting and operation parameter setting requests and system mapping information The driver interface processing unit 56 is called using the in-device allocation address of the selected device as input information (F85).
[0050]
The driver interface processing unit 56 calls the initial setting function 61 of the driver 60 using as input information the in-device allocation address of the device 30 and the address of the execution result detail storage buffer (not shown, but the resource is already secured) (F86). .
[0051]
The initial setting function 61 accesses the initial setting register 31 of the device 30 using the in-device allocation address of the device 30 as a base address, and then reads the status register 32 to confirm the initial state (F88). The initial setting function 61 returns the initial setting execution result as a return value (normal end or abnormal end) to the driver interface processing unit 56 (F86). If the execution result ends abnormally, details of the execution result are stored in the result detail storage buffer.
[0052]
Next, the driver interface processing unit 56 calls the operation parameter setting function 62 of the driver 60 using the in-device allocation address input of the device 30 and the execution result detail storage buffer address as input information (F87). The operational parameter setting function 62 performs a read check after writing operational parameters to the parameter register group 33 of the device 30 using the in-device allocation address of the device 30 as a base address (F89).
[0053]
The operation parameter setting function 62 returns the operation parameter setting result to the driver interface processing unit 56 as a return value (normal end or abnormal end) (F87). If the execution result ends abnormally, the execution result details are stored in the result detail storage buffer.
[0054]
Next, the driver interface processing unit 56 returns the device creation execution result to the device C create function 521 of the OS interface processing unit 52 as a return value (normal end or abnormal end) (F85). The device C create function 521 returns the execution result to the OS 40 (OS-A, I / O system management) in a format defined by OS-A (F84).
[0055]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 10 is a diagram showing the configuration of the second exemplary embodiment of the present invention. In the first embodiment, the system file 23 is stored in the auxiliary storage device 20 in the information processing apparatus in which the driver is registered. In the second embodiment, the file server 27 connected via the network 29 is stored in the file server 27. The difference is that the system file 23 is stored.
[0056]
Although the storage location of the system file 23 is different from that of the first embodiment, the functions of the system file 23 and other components are the same except for the above differences, and can be easily understood. Will be omitted, and the operation of the portion related to the difference will be described. 1 and 10 having the same function are given the same numbers.
[0057]
In the operation at the time of starting and restarting the system, referring to FIG. 3, the boot program 26 is started in a step corresponding to step S71. In a step corresponding to step S 72, the boot program 26 loads the system file 23 stored in the file server 27 to the main storage device 10 via the network 29. Subsequent operations are the same as those in the first embodiment.
[0058]
In the second embodiment, when a common driver is registered in each client device in a configuration in which the information processing device in FIG. 10 is connected to a large number of networks 29 as client devices, the system file 23 is not stored in each client device. Since it only needs to be stored in the file server 27, there is a feature that the use efficiency of the file in the entire system is good.
[0059]
【The invention's effect】
The first effect is that it is not necessary to prepare drivers corresponding to various OSs for one device. Therefore, manufacturers that supply devices can significantly reduce the number of driver development steps. The reason is that an interface unit for controlling a part depending on the OS is placed between the OS.
[0060]
The second effect is that it is not necessary to customize a driver for each device for one device. The reason is that an interface unit that controls a part depending on the main unit is placed between the OS and an address mapping or the like is executed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a first exemplary embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a detailed configuration of an interface unit 50 of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart illustrating an operation at the time of starting and restarting a system according to the first embodiment of this invention.
FIG. 4 is a flowchart illustrating an operation of an initial setting processing unit 51 according to the first embodiment of this invention.
FIG. 5 is a diagram for explaining a driver registration operation according to the first embodiment of this invention;
FIG. 6 is a diagram for explaining a device registration operation according to the first embodiment of this invention;
FIG. 7 is a diagram for explaining an operation for device registration simultaneously with driver registration according to the first embodiment of this invention;
FIG. 8 is a flowchart illustrating a device access request processing operation according to the first embodiment of this invention;
FIG. 9 is a diagram for explaining a device access request processing operation according to the first embodiment of this invention;
FIG. 10 is a diagram showing a configuration of a first exemplary embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Main memory
11 APL
20 Auxiliary storage
21 Boot program
22 System mapping information
23 System files
30 devices
31 Initial setting register
32 Status register
33 Parameter register group
40 OS
41 Device driver installation function
42 Driver management table
43 Device registration function
44 Device list
45 Device registration function
46 Device management table
50 Interface section
51 Initial setting processing section
52 OS interface processor
53 Resource reservation release processing part
54 Driver Registration Processing Unit
55 System Mapping Information Processing Unit
56 Driver interface processor
60 drivers
61 Initial setting function
62 Operation Parameter Setting Function

Claims

System mapping including an OS installed in the apparatus, a driver that is a program for controlling a device mounted in the apparatus, device information including address allocation information of the apparatus, OS information including the OS type and the OS version number And an interface unit that mediates and controls transmission of information between the OS and the driver,
The interface unit includes an OS interface processing unit having an interface unit with the OS for each corresponding OS type, the interface unit corresponding to the OS installed in the apparatus, and driver registration information based on the system mapping information. A driver registration processing unit for editing and registering in the OS,
When a request is received from an application software via an OS, the device driver installation / execution method is characterized in that the request is transmitted to the driver with reference to the system mapping information.

System mapping including an OS installed in the apparatus, a driver that is a program for controlling a device mounted in the apparatus, device information including address allocation information of the apparatus, OS information including the OS type and the OS version number And an interface unit that mediates and controls transmission of information between the OS and the driver,
The interface unit includes an OS interface processing unit having an interface unit with the OS for each corresponding OS type, the interface unit corresponding to the OS installed in the apparatus, and driver registration information based on the system mapping information. A driver registration processing unit for editing and registering in the OS,
When a request is received from the application software via the OS, the address assignment information is added and the request is sent to the driver, and the driver processes the request according to the received request and the address assignment information. -Execution method.

The interface unit loads the system mapping information from the auxiliary storage device to the main storage device upon activation from the OS at the time of starting or restarting the system, and activates the driver registration processing unit to register the driver. The device driver installation / execution method according to claim 1, wherein

The interface unit loads the system mapping information from a server connected to the device through a network upon activation from the OS when starting or restarting the system, and activates the driver registration processing unit. 3. A device driver installation / execution method according to claim 1, further comprising an initial setting processing unit for registering the driver.

A plurality of OS interface means are selected based on system mapping information including device information including device address assignment information and OS information including OS type and version number, and corresponds to the OS installed in the device. When the registration information of the driver, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus, is edited and registered in the OS based on the interface means and the system mapping information, the system receives the request from the application software via the OS. A device driver installation / execution method characterized by adding necessary information with reference to mapping information and transmitting a request to the driver.

A plurality of OS interface means are selected based on system mapping information including device information including device address assignment information and OS information including OS type and version number, and corresponds to the OS installed in the device. When the registration information of the driver, which is a program for controlling the device mounted on the apparatus based on the interface means and the system mapping information, is edited and registered in the OS, and the request is received from the application software via the OS, the address A device driver installation / execution method, wherein allocation information is added to send a request to the driver, and the driver processes the request according to the received request and address allocation information.

7. The device driver according to claim 5, wherein the system mapping information is loaded from an auxiliary storage device in the device to a main storage device in the device by starting from the OS at the time of starting or restarting a system. How to embed and execute

7. The device according to claim 5, wherein the system mapping information is loaded from a server connected to the apparatus via a network to a main storage device in the apparatus by starting from the OS when starting or restarting a system. Driver installation and execution method.

A procedure for selecting interface means with a plurality of prepared OSs based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number, and OS installed in the device A procedure for editing driver registration information that is a program for controlling a device mounted on the apparatus based on the interface means corresponding to the system mapping information and registering it in the OS, and receiving a request from the application software via the OS And a program for causing a computer to execute a procedure for adding necessary information with reference to the system mapping information and transmitting a request to the driver.

A procedure for selecting interface means with a plurality of prepared OSs based on system mapping information including device information including device address allocation information and OS information including OS type and version number, and OS installed in the device A procedure for editing driver registration information that is a program for controlling a device mounted on the apparatus based on the interface means corresponding to the system mapping information and registering it in the OS, and receiving a request from the application software via the OS And a program for causing the computer to execute a procedure for sending the request to the driver with the address allocation information added and a request received by the driver and processing the request according to the address allocation information.

The system according to claim 9 or 10 , wherein a computer executes a procedure for loading the system mapping information from an auxiliary storage device in the device to a main storage device in the device when the system is started or restarted. program.

Claim to execute a step of loading the boot from the OS during system start or restart the server to connect the system mapping information in the device and the network in the main storage unit in the device to the computer 9 or 10 Program.