JP4047964B2 - 超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造 - Google Patents

超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波カテーテルが備える電気的コネクタに関し、既存の同軸コネクタに加えて新たな電気的接点を設け、少なくとも3系統以上の同軸コネクタとすることに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用の超音波カテーテルは、体外から挿入して、血管系や消化器系のような環状器官等の体腔内の超音波画像観察を行う器具である。
【0003】
血管等の体腔内に挿入する体腔内挿入部の先端に装着されている超音波振動子から超音波を送波し、被験体内の反射体で反射されたエコーを同じ超音波振動子で受波し、増幅・検波等の処理を行った後に画像としてCRT等の表示器に表示する体腔内超音波診断装置が医療用に広く用いられている。
【0004】
この診断装置に用いられる体腔内挿入部は、超音波振動子に信号を伝送する信号伝送線(ツイストペア線や同軸ケーブル等)と、信号伝送線を内包し、超音波振動子を毎秒30回転程度の回転数で回転させるためのトルクを伝達するドライブシャフト、さらにドライブシャフトを内包し、ドライブシャフトの保護と回転の安定化を行う樹脂製のシースから成っている。
【0005】
超音波カテーテルのコネクタ部には超音波信号の送受信を行うための電気的接続と、ドライブシャフトへの回転駆動力を伝達するための機械的接続とを兼ねた接続機構が設けられている。超音波カテーテルに新たな機能付加及び性能向上を行うため、このような接続機構を有するコネクタに電気的接点数を増やすことが考えられるが、回転機構を保持しながら電気的接点数を増やすことは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の技術では、カテーテルの機能追加・性能向上のために必要な電気的接点を多くすることは困難であった。
【0007】
本発明の目的は、現在の電気的接点に加えて新たな電気的接点を設ける手段を提供するものであり、更には、元の系統の接点はそのままで変更することなく電気的接続と機械的接続を両立させ、かつコネクタのサイズを大幅に大きくすることなく対応できる超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造を提供することである。
【0008】
また元の系統の接点が同軸である場合には、同軸性を保ったままもう1系統の電気的接点を設けることができる超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、シースと、該シース内部に延在し、該シース内部で回転するドライブシャフトと、該ドライブシャフトの先端部に備えられた超音波振動子とを有する超音波カテーテルの基端のコネクタに設けられるコネクタ側接点群および装置本体に設けられる装置側接点群により、少なくとも3つ以上の接点対を備えた超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造において、前記コネクタ側接点群は、前記コネクタの端面に配置される複数のコネクタ側端部接点と、前記コネクタの端面よりもやや先端側に配置され内側へ弾性変形可能な一つのバネ接点と、を有し、前記装置側接点群は、前記バネ接点が内側に接触する略円筒状接点と、前記コネクタ側端部接点と接続される複数の装置側内方接点と、を有するものであり、前記バネ接点は、前記ドライブシャフトに電気的に接続されており、前記コネクタの内腔で回転運動するものであることを特徴とする超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造ともって解決手段とする。
【0010】
このようにすれば、設計の意図するところにより自在にコネクタ端子の形状変更や組み合わせが可能となる。
【0011】
また、体腔内に挿入される体腔内挿入部と、前記体腔内挿入部の先端部付近に設けられた超音波振動子と、前記超音波振動子と電気的に接続されて送受信信号の伝送を行う信号伝送線と、を有する超音波カテーテル診断装置において、前記体腔内挿入部の内腔に収納された前記信号伝送線以外の電気伝導体の内の少なくとも一つがコンデンサを介して本体装置側の信号GNDとの交流的接地に前記バネ接点と前記略円筒状接点とが用いられることを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造をもって解決手段とする。
【0012】
このようにすれば、バネ接点を介して電気伝導体に発生した外来ノイズを効果的にグランドアースすることができるので、装置のノイズ対策にとって有効な手段となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
{実施の形態1}
図1は本発明が適用される超音波カテーテルのコネクタ部分の説明するための断面構造である。
【0017】
コネクタ側接点群20の内部にはドライブシャフト6、信号伝送線7、中心接点23、および管状接点22、バネ接点21が収納されている。
【0018】
このコネクタ側接点群20の最中心部に位置するドライブシャフト6は中空構造であり、その内腔には信号伝送線7が収納されており、このような状態でドライブシャフト6が回転することで超音波カテーテルの先端部分に備わる超音波振動子の回転動作のためのトルク伝達を行う。ドライブシャフト6と共に回転するのは信号伝送線7、中心接点23、および管状接点22、バネ接点21であり、コネクタ側接点群20の内腔で回転運動を行う。
【0019】
ドライブシャフト6の端部から引き出された伝送線7は2本組になっており、それぞれ設計の意図するところにより中心接点23および管状接点22に接続されている。また、ドライブシャフト6に電気的に接続したバネ接点21はコネクタ側接点群20の外周部分に位置し、弾性運動を示すバネ部分はコネクタ側接点群20の端部近傍に位置している。このバネ接点21は一本に限定されること無く円周上に等間隔に複数本設けることで、より確実な機械的接触が達成される。図2は本発明が適用される超音波カテーテルの全体を示す外観図である。全体は略紐状の長尺であり、樹脂製のシース40により全体が覆われ、シース40内部にドライブシャフト6が延在し、ドライブシャフト6の先端部には超音波振動子1が備わる。この超音波振動子1はドライブシャフト6にて回転運動を行い、超音波の送受信を繰り返しながら管腔臓器の内壁の走査を行う。これらの機械的、電気的な動作の動力伝達および制御信号を本体装置から超音波カテーテルに送るために、着脱自在に接続ならしめるのがコネクタ側接点群20である。
【0020】
図3はコネクタ側接点群20と装置側接点群30の各々の構成を説明するための概略図である。
【0021】
中心接点23を囲むように管状接点22が設けられており、同軸構造とすることで中心接点23に対してのシールド効果を発揮する。この同軸構造に対して本体装置側には装置側接点群30が設けられており、管状接点22は外側接点32に嵌挿され、中心接点23は中心受接点33に嵌挿されることで、同軸構造のシールド効果のある接続が達成される。
【0022】
また、コネクタ側接点群の最外周にはバネ接点21が設けられており、このバネ接点21にはドライブシャフト6が電気的に接続されている。バネ構造による弾性変形をもって装置側接点群30の受接点31に確実に接触される。
【0023】
本発明の超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造によれば、管状接点22、中心接点23および外側接点32、中心受接点33は従来より用いられてきた形状のままで良く、バネ接点21および受接点31を新たに追加するのみで接点の増加が達成される。
【0024】
装置側には薄肉の円筒状の受接点31の追加のみなので、装置側接点群30の設置スペースを広げる必要が無い。また、カテーテル側にはバネ接点21の追加のみであり、薄肉の金属にて製作可能である。このバネ接点21の弾性変形によりたとえ薄肉であっても確実な接触が得られるので、小型にすることが可能となり従来のコネクタ側接点群20の外形形状や大きさを変更することなく、本発明の適用が可能である。
【0025】
{実施の形態2}
図4は本発明の実施の形態2の概略構成図であり本発明に係る超音波カテーテルを例に構造を説明する。尚、本図ではカテーテル全体を覆うシース40は省略されている。
【0026】
図4に示すように体腔内に挿入されるカテーテルの先端部分に超音波振動子1が収納されている。この超音波振動子1は板状の圧電セラミックもしくは圧電性高分子材料などにより製作されており、この超音波振動子1は圧電現象を利用した超音波の送信/受信を行うためのトランスデューサーとして機能する。
【0027】
超音波振動子1の両面には一対の電極2がそれぞれ設けられており、この電極2に電気信号を加えることによって超音波の送信がなされ、また逆に電極2の出力を電気的に増幅することで超音波の受信が行われる。
【0028】
この超音波振動子1は片方の電極2と共に絶縁層4にて外部と電気的に絶縁されており、残る一方の電極2は超音波の送受信を行うために外部に向けて露出している。なお、この露出面は保護のために金メッキなどが施されても良く、さらには音響整合層を設けて外部との音響インピーダンスのマッチングを行っても良い。
【0029】
絶縁層4はハウジング5に収納されてカテーテルの先端部に位置決め固定され、この状態でそれぞれの電極2から引き出された2本の伝送線7はドライブシャフト6の内腔に挿通されて本体装置側の超音波送受信回路へと接続される。なお、ドライブシャフト6は本体装置側の回転駆動機構により所定の回転数で回転運動を行い、カテーテル先端部のハウジング5を同軸に回転させる。この回転により超音波振動子1はカテーテルの中心軸をその回転の中心軸として周方向に回転する。
【0030】
超音波振動子1と装置本体側の送受信回路との信号の往復がなされる伝送線7は、機械的な捻りや曲げに対する耐久性を確保するためと、電気的な誘導性ノイズに対するマージン確保の意味からツイストペア線が用いられている。
【0031】
伝送線7と受信回路10の間にはパルストランス9が設けられており、体腔内挿入部と本体装置とを電気的に絶縁して患者への安全性を高めている。
【0032】
受信回路10は差動アンプにて構成されており、差動アンプのプラス(+)入力端子及びマイナス(−)入力端子にはそれぞれ抵抗器13とコンデンサ12によるフィルタ回路が形成されて不要な周波数帯の電気的な入力を阻止している。超音波振動子1の一方の電極2はカテーテル内にプライミングによって満たされた生埋食塩水と接しており、もう一方の電極2は絶縁層内4に存して、各々の電極2に伝送線7が接続されている。
【0033】
この伝送線7はパルストランス9の2次側に接続される。パルストランス9の1次側は受信回路10(差動アンプ)の入力に接続される。伝送線7はそれを内包するドライブシャフト6(導体)と浮遊容量8で結合している。2本の伝送線7のインピーダンスが等しいのであれば、ドライブシャフト6が受けるノイズは、同相信号として2本の伝送線7に伝わるため、後段の受信回路10によって除去することができる。
【0034】
しかし超音波振動子1の片側の電極2がカテーテル内を満たしている生理食塩水から、患者の身体を介して接地された場合、2本の伝送線7のインピーダンスが異なり、それぞれの伝送線7に伝わるノイズの大きさが変わるため、受信回路10を通してもノイズが伝わることになる。
【0035】
これにより画像にノイズが現れる。これに対して伝送線7を内包するドライブシャフト6と装置側の信号GND14との間に高耐圧(3000V程度)のコンデンサ11を入れて、交流的に接地した場合、信号が画像に現れるような高周波帯(受信系の通過帯域)ではコンデンサ11のインピーダンスが低くなるので、交流的に接地されたことになり、ノイズが画像に現れない。
【0036】
本発明が適用される超音波カテーテルはコネクタ側接点群20にて本体装置と着脱自在に接続されており、コンデンサ11は受接点31を介してバネ接点21に接続し、最終的にはドライブシャフト6に接続する。
【0037】
以上のような構成によれば、超音波振動子1の2つの電極2に接続されている各々の伝送線7のインピーダンスが何らかの理由で異なり、各々に伝わるノイズの大きさが異なる場合にも、内包するドライブシャフト6をコンデンサ11を介して装置側の信号GND14と接続することにより、高周波帯では交流的に接地されてノイズが信号GND14に流れるため、画像にノイズは現れない。なお、このコンデンサ11の条件は以下の通りである。
【0038】
1)商用電源を介して、何らかの原因で装置側に高電圧がかかった場合にも絶縁破壊を起こさないこと。なおかつ患者側への漏れ電流が小さくなること(この2条件からコンデンサが高耐圧であることが求められる)。
【0039】
2)商用電源の周波数である50Hz(または60Hz)のときには、患者側に流れる漏れ電流が十分小さくなるようにインピーダンスが高く、超音波信号の周波数帯では交流的に接地したときのインピーダンスが十分低くなる容量値であること。
【0040】
図5には本発明を具備した超音波カテーテル診断装置のブロック図を示す。
【0041】
本体装置に備わる送受信回路は超音波振動子1に電気的な信号を負荷する事で超音波振動子1の圧電現象による機械的な歪みを生じさせる。この機械的な歪みにより機械振動を起こして超音波を対象組織に送信する。
【0042】
次に、所定のタイミングにて送信を停止し、この停止の期間に対象組織から反射してくる超音波(超音波エコー)を超音波振動子1にて受信する。この反射してくる超音波は機械的な振動であり、この機械的な振動エネルギにより超音波振動子1が機械的に歪まされる。この歪みが圧電現象により電気的な信号に変換され、次にフィルタによって不要な帯域が削除され、この後に電気信号は受信回路10にて増幅される。
【0043】
この増幅された信号は対数増幅部および検波部を経て信号処理されて、A−D変換部にてデジタル信号に変換処理される。その後DSC(Digital Scan Converter)に入力され、CRTに超音波断層像がリアルタイムに表示される。
【0044】
{実施の形態3}
図6は本発明の実施の形態3の概略構成図であり本発明に係る体腔内超音波診断装置のうち超音波カテーテルを例に構造を説明する。尚、本図ではカテーテル全体を覆うシース40は省略されている。
【0045】
図6に示すように超音波振動子1に伝送線7が接続され、パルストランス9の2次側に接続されている。パルトランス9の1次側には受信回路10(差動アンプ)が接続される。
【0046】
超音波振動子1の両面は金属を蒸着した電極面になっており、その内の片方はカテーテル内を満たしている生理食塩水に接触している。カテーテルを患者の体内に挿入した場合、この電極2は、血液から患者の体を通して接地される。
【0047】
さらに図6のように受信回路10(差動アンプ)の2つの入力の内、生理食塩水に接触している電極2側の伝送線7に受信回路10(差動アンプ)の反転入力を接続し、その出力信号をコンデンサ11を介してドライブシャフト6に接続する。
【0048】
本発明が適用される超音波カテーテルはコネクタ側接点群20にて本体装置と着脱自在に接続されており、コンデンサ11は受接点31を介してバネ接点21に接続し、最終的にはドライブシャフト6に接続する。
【0049】
この回路は伝送線7を伝わる信号の内、ノイズ成分のみを取り出して、その信号を反転させて、ドライブシャフト6に入力することを目的としている。これによりドライブシャフト6が受けるノイズを相殺して画像へのノイズを低減する効果を得ることができる。
【0050】
なお、このコンデンサ11に求められる技術的な条件は前述の{実施の形態2}中の1)、2)の通りである。
【0051】
また実施の形態2と同様に、図5の本発明を具備したカテーテル型血管内超音波診断装置のブロック図に示す構成により処理が行われる。すなわち、送受信部は超音波振動子を送信し、被験体内からのエコーを受波して増幅し、フィルタに入力する。フィルタの出力は対数増幅および検波されてA一D変換される。その後DSC(Digital ScanConverter)に入力され、CRTに超音波断層像がリアルタイムに表示される。
【0052】
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、現在の電気的接点に加えて新たな電気的接点を設ける手段を提供でき、更には、元の系統の接点はそのままで変更することなく電気的接続と機械的接続を両立させ、かつコネクタのサイズを大幅に大きくすることなく対応できる超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造が提供できる。
【0054】
また、元の系統の接点が同軸である場合には、同軸性を保ったままもう1系統の電気的接点を設けることができる超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造を提供できる。
【0055】
また、バネ接点を介して電気伝導体に発生した外来ノイズを効果的にグランドアースすることができるので、装置のノイズ対策にとって有効な手段となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波カテーテルのコネクタ部分の構成を説明するための図である。
【図2】 本発明に係る超音波カテーテルの全体を示す先端部断面図である。
【図3】 本発明に係る超音波カテーテルのコネクタ部分の構成を説明するための図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の概略構成図であり本発明に係る超音波カテーテルを例に構造を説明するための図である。
【図5】 本発明に係るカテーテル型血管内超音波診断装置のブロック図を示す。
【図6】 本発明の実施の形態2の概略構成図であり本発明に係る超音波カテーテルを例に構造を説明するための図である。
【符号の説明】
1…超音波振動子
3…生理食塩水および患者身体のインピーダンス
6…ドライブシャフト
7…信号伝送線
10…受信回路(差動アンプ)
11…コンデンサ
15…反転増幅回路(オペアンプ)
20…コネクタ側接点群
21…バネ接点
22…管状接点
23…中心接点
30…装置側接点群
31…受接点
32…外側接点
33…中心受接点
40…シース

Claims (2)

  1. シースと、該シース内部に延在し、該シース内部で回転するドライブシャフトと、該ドライブシャフトの先端部に備えられた超音波振動子とを有する超音波カテーテルの基端のコネクタに設けられるコネクタ側接点群および装置本体に設けられる装置側接点群により、少なくとも3つ以上の接点対を備えた超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造において、
    前記コネクタ側接点群は、前記コネクタの端面に配置される複数のコネクタ側端部接点と、前記コネクタの端面よりもやや先端側に配置され内側へ弾性変形可能な一つのバネ接点と、を有し、
    前記装置側接点群は、前記バネ接点が内側に接触する略円筒状接点と、前記コネクタ側端部接点と接続される複数の装置側内方接点と、を有するものであり、
    前記バネ接点は、前記ドライブシャフトに電気的に接続されており、前記コネクタの内腔で回転運動するものであることを特徴とする超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造。
  2. 体腔内に挿入される体腔内挿入部と、前記体腔内挿入部の先端部付近に設けられた超音波振動子と、前記超音波振動子と電気的に接続されて送受信信号の伝送を行う信号伝送線と、を有する超音波カテーテル診断装置において、前記体腔内挿入部の内腔に収納された前記信号伝送線以外の電気伝導体の内の少なくとも一つがコンデンサを介して本体装置側の信号GNDとの交流的接地に前記バネ接点と前記略円筒状接点とが用いられることを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル用電気的コネクタ接続構造。
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