JP4043396B2

JP4043396B2 - Mobile terminal device

Info

Publication number: JP4043396B2
Application number: JP2003107258A
Authority: JP
Inventors: 義彦木之下
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2003-04-11
Filing date: 2003-04-11
Publication date: 2008-02-06
Anticipated expiration: 2023-04-11
Also published as: JP2004320096A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等の携帯端末装置に関し、特に携帯端末装置のキー操作に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の携帯電話機等の携帯端末装置は文字や画像を表示する表示部と電話操作等を行う操作キーとを備えている。操作キーは複数の文字が割り当てられた文字キーを有している。文字を入力する際には、予め所定の操作キーを複数回押下して、ひらがな、カタカナ、大文字英字、小文字英字、数字、記号等の入力モードを切り替えるようになっている。
【０００３】
入力モードを数字に切り替えると、数字が割り当てられた各文字キーの操作により電話番号等を入力することができる。入力モードをひらがな或いは英字等に切り替えると、同じ文字キーを複数回押下することによって文字キーに割り当てられた文字グループ内の異なるひらがなや英字を入力することができる。
【０００４】
また、特許文献１には押下可能なスライド機構を筐体の側面に設けた携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置は、スライド機構のスライド操作によって入力候補の文字を表示部に切り替えて表示する。所望の文字が表示部に表示されると、スライド機構を押下することにより該文字を入力できる。これにより、操作キーを削減して隣接した操作キーの誤操作を防止できるようになっている。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−１６３０６８号公報（第９頁−第１３頁、第１図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者の携帯端末装置によると、入力モードを切り替えるために操作キーを多数回操作する必要があり操作回数が多くなる。また、ひらがなや英字等を入力する際に文字キーを多数回操作する必要があり操作回数が多くなる。これらにより、携帯端末装置の操作性が悪い問題があった。
【０００７】
また、後者の特許文献１に開示された携帯端末装置によると、所望の入力モードや文字が表示部に表示されるまでスライド操作を行う必要がある。このため、所望の文字を入力するまでの操作回数が多くなる問題があった。
【０００８】
本発明は、操作性を向上させることのできる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、入力された文字を表示する表示部と、文字入力できる複数の文字キーと、十字に配列された複数の領域を有して各領域の操作によって上下左右にカーソル移動できる十字キーとを備えた携帯端末装置において、
文字が入力表示された状態で前記十字キーを操作した際に、前記十字キーの各領域に応じて異なる文字を表示し、
前記文字キーの設置面と該設置面の裏面との２箇所に前記十字キーを設置するとともに、２つの前記十字キーにより異なる操作を可能にしたことを特徴としている。
【００１０】
この構成によると、文字キーの操作によって各文字キーに割り当てられた文字が表示部に表示される。その後、十字キーの各領域を操作すると文字グループ内の異なる文字や、異なる文字種に変換して表示される。表示部に表示された確定前の文字を十字キーの操作により維持して表示し、入力の確定や次の処理への移行を行ってもよい。
【００１１】
例えば、一の文字キーに「あ、い、う、え、お」から成る文字グループが割り当てられ、該文字キーを操作すると「あ」の文字が表示部に表示される。十字キーを操作すると、操作される各領域に応じて「い」、「う」、「え」、「お」の文字に変換して表示部に表示される。また一領域の操作によって「あ」の文字を維持して確定や次の処理に移行する。文字キーと十字キーとを同時に操作して文字グループ内の所望の文字を表示できるようにしてもよい。
また、裏表の２箇所に十字キーを設置するので、例えば、一方でカーソル移動を行い他方で文字変換等を行うことができる。
【００１２】
また、各文字キーに数字、かな及び英字が割り当てられ、文字キーの操作によって例えば確定前の「きし」の文字が表示部に表示される。十字キーを操作すると、操作される各領域に応じてカタカナ変換、漢字変換が行われる。更に、各領域に応じて「きし」の各文字に対応する英字や数字による英字変換、数字変換が行われて例えば、「ＡＤ」や「２３」の文字が表示部に表示される。一領域の操作によって「きし」の文字を確定して表示してもよい。
【００１３】
入力モードを英字にして確定前の「ＡＤ」の文字を表示部に表示し、十字キーの各領域に応じて各文字に対応するひらがなやカタカナによるひらがな変換、カタカナ変換を行って例えば、「きし」、「キシ」の文字を表示してもよい。
【００１４】
また、文字キーの操作によって英字、カタカナ、数字による確定前の全角文字が表示部に表示される。十字キーの一領域を操作すると、全角文字の半角変換が行われる。他領域の操作によって全角文字を維持して表示し、次の処理に移行してもよい。
【００１５】
また、文字キーの操作によって大文字の英字による確定前の例えば「ＡＤ」の文字が表示部に表示される。十字キーを操作すると、操作される各領域に応じて「ａｄ」、「Ａｄ」のように小文字変換や先頭の文字のみを大文字にする先頭大文字変換が行われる。一領域の操作によって大文字の「ＡＤ」を維持して表示し、次の処理に移行してもよい。また、十字キーの各領域の操作によって確定前の小文字から成る英字を大文字変換や先頭大文字変換してもよく、確定前の先頭大文字から成る英字を大文字変換や小文字変換してもよい。
【００１６】
また本発明は、上記構成の携帯端末装置において、十字キーの各領域により可能な操作の案内を表示部に表示したことを特徴としている。この構成によると、例えば確定前の「あ」の文字が表示されると、十字キーの各領域と「い」、「う」、「え」、「お」の文字との対応が表示部に案内表示れる。
【００１８】
また本発明は、上記構成の携帯端末装置において、前記十字キーにより可能な操作をユーザによって設定できることを特徴としている。この構成によると、例えば、ひらがなが表示された状態で十字キーによる一の操作によって半角英字に変換できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図１、図２は第１実施形態の携帯電話機を示す平面図及び背面図である。携帯電話機１は液晶パネルや有機ＥＬ等から成る表示部２を有し、表示部２の下方に複数の操作キーから成る操作部３が設けられている。
【００２０】
操作部３は電源キー（不図示）、通話キー（不図示）、文字キー８、主十字キー６等を有し、更に筐体の裏面に配される裏面十字キー７を有している。電源キーは携帯電話機１の電源をオンオフする。通話キーは電話の送受話や電子メールの送信を行う。文字キー８は電話番号や電子メール等の文字を入力する。
【００２１】
主十字キー６は十字に配された領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃを有している。領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌを押下すると、表示部２に表示されるカーソルをそれぞれ上、右、下、左に移動してメニュー項目の選択や所望の画面位置への入力等を行うことができる。中央の領域６Ｃを押下すると、項目の選択決定等を指示できる。また、詳細を後述するように、領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃによって文字キー８により入力された文字の変換や確定等を行う。
【００２２】
裏面十字キー７は十字に配された領域７Ｕ、７Ｒ、７Ｄ、７Ｌ、７Ｃから成り、それぞれ主十字キー６の領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃと同様の操作ができるようになっている。
【００２３】
操作部３の下方にはマイク５が設けられ、送話を行うことができる。表示部２の上方にはスピーカ４が設けられ受話を行うことができる。また、携帯電話機１の上部には送受信を行うアンテナ９が設けられている。
【００２４】
図３は携帯電話機１の構成を示すブロック図である。携帯電話機１内部にはＣＰＵから成る制御部１１が設けられ、携帯電話機１の各部を制御する。制御部１１には通信部１２及び記憶部１３や、前述の操作部３、マイク５、表示部２、スピーカ４が接続されている。
【００２５】
通信部１２はアンテナ９（図１、図２参照）が接続され、アンテナ９を介して通信を行う。記憶部１３はＥＥＰＲＯＭ等から成り、携帯電話機１の動作を制御するプログラムが格納されるとともに、漢字変換用の辞書１４や後述するように数字、ひらがな、英字の対応関係を記憶する変換テーブル１５（図５参照）が格納される。
【００２６】
図４は文字キー８の詳細を示している。文字キー８は電話番号を入力できる「０」〜「９」の数字及び「＊」、「＃」から成る各キーに複数のひらがな及び英字から成る文字グループが割り当てられている。図５は変換テーブル１５の記憶内容を示している。変換テーブル１５には文字キー８に割り当てられた数字、ひらがな、英字の対応関係とともに、主十字キー６及び裏面十字キー７の各領域に割り当てられた文字グループ内の各文字を記憶する。
【００２７】
例えば、図４に示す「かＡＢＣ２」（以下、「か２」のように記載する）の文字キー８を押下すると、入力モードがひらがな入力及びカタカナ入力の際には「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」から成る文字グループが選択される。そして、主十字キー６の領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃを押下すると、それぞれ「き」、「く」、「け」、「こ」、「か」の文字に変換または維持される。
【００２８】
入力モードが英字入力の際には「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」から成る文字グループが選択される。そして、主十字キー６の領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄを押下すると、それぞれ「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」の文字に変換または維持される。また、入力モードが数字入力の際には「２」の文字が入力される。
【００２９】
上記構成の携帯電話機１において、電子メール等の文を文字キー８により入力する際の動作について図６のフローチャートを参照して説明する。また、図７（ａ）〜図７（ｈ）は「季節」と入力する際の表示部２の表示画面を示している。尚、主十字キー６の各領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃによる操作を説明するが、裏面十字キー７の各領域７Ｕ、７Ｒ、７Ｄ、７Ｌ、７Ｃによっても同一の操作が可能である。
【００３０】
表示部２に表示されたメニュー項目の選択によって文字入力状態になると、図６の文字入力処理が呼び出される。ここではひらがな入力の入力モードが選択されており、ステップ＃１１では文字キー８による文字入力があるまで待機する。入力モードはひらがな、カタカナ、英字、数字等を選択できる。
【００３１】
文字入力があると図７（ａ）に示すように操作された「か２」（図４参照）の文字キー８に割り当てられた文字グループの先頭の文字である「か」が表示部２に表示される。「か」の下線は変換待ちを示している。この時、表示画面２の下部には主十字キー６の各領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌに割り当てられた文字グループ内の各文字が表示される。表示部２のスペースがあれば領域６Ｃに割り当てられた文字も表示するとよい。
【００３２】
ステップ＃１２では各領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃを押下して文字が変換されるまで待機する。領域６Ｕが押下されると、図７（ｂ）に示すように「か」の文字が「き」の文字に変換して表示される。表示部２の下部には領域６Ｕ、６Ｄ、６Ｃの操作により入力完了を指示し、領域６Ｌ、６Ｒの操作によりカーソル移動可能である旨の案内が表示される。
【００３３】
尚、「か２」の文字キー８と裏面十字キー７の領域７Ｕとを例えば親指と人差し指とで同時に押下することによりステップ＃１１、＃１２の操作を同時に行うことができる。これにより、片手で迅速な入力ができるようになっている。
【００３４】
ステップ＃１３、＃１４では文字キー８による次の文字入力若しくは領域６Ｕ、６Ｄ、６Ｃの押下による入力完了の指示があったか否かが判断される。領域６Ｕ、６Ｄ、６Ｃ及び文字キー８が押下されない場合はステップ＃１３に戻り入力待ちの状態になる。
【００３５】
尚、領域６Ｒ、６Ｌが押下された場合はカーソル移動してステップ＃１３に戻る。また、図７（ａ）の状態から領域６Ｃを押下すると「か」の文字を維持し、ステップ＃１３に移行して入力待ちになる。図７（ａ）の状態から文字キー８の押下によって「か」の文字を維持して次の文字を表示し、ステップ＃１２に移行して変換待ちにしてもよい。
【００３６】
入力待ち状態から「さ３」の文字キー８を押下すると、図７（ｃ）に示すように「きさ」と表示される。「さ」は変換待ちである。主十字キー６の領域６Ｌを押下することにより図７（ｄ）に示すように「きせ」と表示され、入力待ちになる。
【００３７】
上記したように「さ３」の文字キー８と領域６Ｌとを同時に押下して「せ」も表示させることができる。この時、領域６Ｌを先に押下した際に図７（ｂ）の状態からカーソル移動しないように、図７（ｂ）の状態から各領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃを押下して離したときに入力完了やカーソル移動の指示が行われるようになっている。各領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃの長押しやダブルクリックにより各指示を行うようにしてもよい。
【００３８】
次に、「た４」の文字キー８を押下すると、図７（ｅ）に示すように「きせた」と表示される。この時、「た」は変換待ちである。主十字キー６の領域６Ｒを押下することにより図７（ｆ）に示すように「きせつ」と表示され、入力待ちになる。
【００３９】
図７（ｆ）の状態から領域６Ｕ、６Ｄ、６Ｃのいずれかが押下されると入力が完了し、ステップ＃１５に移行する。ステップ＃１５では各領域の操作に応じて分岐した処理が行われる。この時、図７（ｇ）に示すように、「きせつ」の文字全体が変換待ちになる。表示部２の下部には領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃによってそれぞれカタカナ変換、英字変換、漢字変換、数字変換、ひらがなによる確定を行うことができる旨の案内が表示される。
【００４０】
ステップ＃１５で主十字キー６の領域６Ｃが操作されると、ステップ＃２１に移行する。ステップ＃２１ではひらがなの文字が維持される。入力モードがカタカナ入力、英字入力の場合はひらがなに変換される。そして、ステップ＃２６に移行してひらがなの文字が確定される。
【００４１】
ステップ＃１５で主十字キー６の領域６Ｒが操作されると、ステップ＃２２に移行する。ステップ＃２２ではひらがなの文字が英字に変換される。入力モードがカタカナ入力の場合も同様に英字に変換され、英字入力の場合は英字が維持される。そして、ステップ＃３１に移行する。詳細を後述するように、ステップ＃３１〜＃３５により所望の英字が表示されるとステップ＃２６に移行して英字がが確定される。
【００４２】
ステップ＃１５で主十字キー６の領域６Ｌが操作されると、ステップ＃２３に移行する。ステップ＃２３ではひらがなの文字が数字に変換される。入力モードがカタカナ入力、英字入力の場合も同様に数字に変換される。そして、ステップ＃３４、＃３５を経て所望の数字が表示されるとステップ＃２６に移行して数字が確定される。
【００４３】
ステップ＃１５で主十字キー６の領域６Ｕが操作されると、ステップ＃２４に移行する。ステップ＃２４ではひらがなの文字がカタカナに変換される。入力モードが英字入力の場合も同様にカタカナに変換され、カタカナ入力の場合はカタカナの文字が維持される。そして、ステップ＃３４、＃３５を経て所望のカタカナの文字が表示されるとステップ＃２６に移行してカタカナの文字が確定される。
【００４４】
ステップ＃１５で主十字キー６の領域６Ｄが操作されると、ステップ＃２５に移行する。ステップ＃２５ではひらがなの文字が漢字に変換される。漢字変換の処理は従来から知られているので説明を省略する。入力モードが英字入力やカタカナ入力の場合も同様に漢字に変換される。そして、所望の漢字が表示されるとステップ＃２６に移行して漢字が確定する。
【００４５】
これにより、図７（ｇ）の状態から領域６Ｄを押下して漢字変換を行い、図７（ｈ）に示すように「季節」の文字が表示部２に表示され、ステップ＃２６で確定する。この時、文字表示が確定前の太字表示から細字表示に変わり、文字変換が確定していることが使用者にわかるようになっている。破線による下線等によって確定前の状態がわかるようにしてもよい。
【００４６】
また表示部２の下部に主十字キー６の領域６Ｃを押下すると文字入力が終了し、その他の領域を操作するとカーソルを移動できる旨の案内が表示される。ステップ＃２７、＃２８では次の入力または終了の待機状態となる。文字キー８が操作されるとステップ＃１２に移行して次の文字の変換待ちになる。主十字キー６の領域６Ｃが操作されると文字入力処理を終了する。
【００４７】
次に、ステップ＃３１〜＃３５の動作について、半角英字の「Season」と入力する場合を例に詳細に説明する。図８（ａ）〜図８（ｇ）はこの時の表示画面を示している。入力モードがひらがな入力の場合には、上記と同様にステップ＃１１〜＃１５が行われる。
【００４８】
即ち、「ＳＥＡＳＯＮ」の各文字の文字グループ及び文字グループ内の文字が割り当てられた文字キー８及び主十字キー６の各領域（図４、図５参照）を操作する。この時、表示画面は図８（ａ）〜図８（ｃ）に示すように順に「もすきもへふ」と表示され、領域６Ｕ、６Ｄ、６Ｃのいずれかが操作されると入力完了する。これにより、図８（ｄ）に示すように「もすきもへふ」の文字全体が変換待ちの状態になる。
【００４９】
ステップ＃１５で領域６Ｒの操作によって英字変換が選択されると、ステップ＃２２に移行して図８（ｅ）に示すように全角大文字の「ＳＥＡＳＯＮ」に変換される。この時、表示部２の下部には領域６Ｒ、６Ｌ、６Ｃを操作するとそれぞれ小文字変換、先頭大文字変換、大文字維持の旨の案内が表示される。
【００５０】
ステップ＃３１では領域６Ｒ、６Ｌ、６Ｃの操作によって分岐して大文字小文字変換の処理が行われる。領域６Ｃが押下されると、大文字の「ＳＥＡＳＯＮ」の表示を維持してステップ＃３４に移行する。領域６Ｒが押下されるとステップ＃３２に移行して小文字変換され、ステップ＃３４に移行する。これにより、例えば「ＳＥＡＳＯＮ」の文字は「ｓｅａｓｏｎ」と表示される。
【００５１】
領域６Ｌが押下されるとステップ＃３３に移行して先頭大文字変換され、ステップ＃３４に移行する。これにより、図８（ｆ）に示すように、「ＳＥＡＳＯＮ」の文字は先頭の文字のみ大文字の「Ｓｅａｓｏｎ」と表示される。この時、表示部２の下部には領域６Ｒ、６Ｃを操作するとそれぞれ半角変換、全角維持の旨の案内が表示される。
【００５２】
尚、大文字、小文字、先頭大文字の操作後にステップ＃３１に戻るようにしてもよい。即ち、図９に示すように、先頭大文字に変換して「Ｓｅａｓｏｎ」と表示した状態から領域６Ｒ、６Ｌの操作により大文字変換及び小文字変換を可能にする。そして、領域６Ｃの操作によって大文字小文字変換の完了を指示してステップ＃３４に移行できるようにする。これにより、誤操作のやり直しを行うことができる。
【００５３】
ステップ＃３４では領域６Ｒ、６Ｃの操作によって分岐して全角半角変換の処理が行われる。領域６Ｃが操作されると全角の「Ｓｅａｓｏｎ」の表示を維持し、ステップ＃２６に移行して確定する。領域６Ｒが操作されるとステップ＃３５に移行して半角変換され、ステップ＃２６に移行して確定する。これにより、図８（ｇ）に示すように全角の「Ｓｅａｓｏｎ」の文字は半角の「Season」と表示される。
【００５４】
全角半角変換の操作後にステップ＃３４に戻るようにしてもよい。即ち、図１０に示すように、半角に変換して「Season」と表示した状態から領域６Ｒ、６Cの操作により全角変換または全角半角変換の完了を指示してステップ＃２６に移行できるようにする。これにより、誤操作のやり直しを行うことができる。
【００５５】
尚、ステップ＃２３、＃２４により数字変換及びカタカナ変換した場合もステップ＃３４、＃３５で全角維持または半角変換を行うことができる。そして、ステップ＃２６に移行して文字種を確定させることができる。
【００５６】
本実施形態によると、主十字キー６または裏面十字キー７によって文字種の変換を含む文字の変換の動作を行うことができる。即ち、文字キー８の操作によって複数の文字から成る文字グループを選択し、主十字キー６または裏面十字キー７の各領域の操作によって文字グループ内の文字を選択して表示できる。これにより、文字グループ内の文字が表示されるまで操作キーを多数回操作する必要がなく、携帯電話機１の操作性を向上させることができる。
【００５７】
また、主十字キー６または裏面十字キー７の操作により、各領域に応じてひらがな、英字、数字、カタカナ等の異なる文字種への変換等を行って次の処理に移行できる。これにより、特定の操作キーを多数回操作して入力モードの切り替え操作を行う必要がなく、携帯電話機１の操作性を向上させることができる。特に、漢字、ひらがな、カタカナ、数字、英字等が混在した文章の入力時等にその都度入力モードを切り替える必要がなく、文章入力の操作性をより向上させることができる。
【００５８】
尚、上記において、入力モードがひらがな入力の場合について説明しているが、英字入力の場合も同様に操作することができる。例えば、「か２」の文字キーに「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」から成るひらがなの文字グループ及び「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」、「ａ」、「ｂ」から成る英字の文字グループを割り当てる。
【００５９】
また、該文字グループを選択した際に主十字キー６の領域６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃにそれぞれ上記各文字を割り当てた変換テーブルを設ける。これにより、例えば図１１（ａ）に示すように英字入力によって「ＡＢＣａｂ」と入力し、ステップ＃２１でひらがな変換すると図１１（ｂ）に示すように「かきくけこ」と表示させることができる。
【００６０】
また本実施形態において、主十字キー６と裏面十字キー７とを設けているがいずれか一方を設けるだけであっても良い。また、主十字キー６と裏面十字キー７とが同じ動作を行うようになっているが、異なる操作を行えるようにしてもよい。
【００６１】
例えば、主十字キー６によりカーソル移動を行い、裏面十字キー７に上記の各変換動作を行えるようにしてもよい。これにより、主十字キー６により従来の十字キーの操作感を保持して文字入力の操作性を向上できる。また、変換待ちの状態から主十字キー６の操作によって変換の対象範囲をカーソル移動により可変し、裏面十字キー７の操作により単漢字変換等を行うことができる。
【００６２】
この時、表示部２の下部に主十字キー６により可能な操作の案内と裏面十字キー７により可能な操作の案内とを表示するとより望ましい。例えば、前述の図７（ｃ）、図８（ｄ）の状態を図１２、図１３のように表示することができる。
【００６３】
また、ユーザによって主十字キー６及び裏面十字キー７により行う動作を設定できるようにしてもよい。図１４はひらがな入力の変換待ちの状態からユーザにより設定された各領域の操作案内の例を示している。これによると、主十字キー６の領域６Ｕの操作によってステップ＃２４、＃３４、＃３５（図６参照）が行われ、カタカナ全角変換してステップ＃２６に移行して確定する。
【００６４】
同様に、領域６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃの操作によって数字半角変換、漢字変換、数字全角変換、ひらがな確定が行われる。また、裏面十字キー７の領域７Ｕ、７Ｒ、７Ｄ、７Ｌ、７Ｃによって英字大文字変換、英字小文字変換、カタカナ半角変換、英字先頭大文字変換、ひらがな確定が行われる。これにより、各ユーザに応じた最適な操作性を得ることができる。
【００６５】
次に、図１５、図１６は第２実施形態の携帯電話機を示す正面図及び背面図である。説明の便宜上、前述の図１〜図１４に示す第１実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。携帯電話機２１はヒンジ部３３により折り畳み可能な第１、第２筐体３２、３３を有している。第１筐体３２には表示部２が配され、第２筐体３３には操作部３が配されている。
【００６６】
第１筐体３１の裏面には第１、第２筐体３１、３２を折り畳んだ状態でメッセージを表示できる補助表示部２４が設けられている。また、第２筐体３２の裏面には裏面十字キー７が配されている。その他の部分は第１実施形態と同一である。
【００６７】
本実施形態によると、前述の図６に示す文字入力処理を行うことによって第１実施形態と同様の効果を得ることができる。また、裏面十字キー７の操作により補助表示部２４に表示された情報を操作できるようにすると携帯電話機２１を折り畳んだ状態で操作できるのでより望ましい。尚、図１７に示すように、裏面十字キー７を第１筐体３１の裏面に設けても良い。
【００６８】
第１、第２実施形態において携帯電話機について説明しているが、ＰＤＡ等の他の携帯端末装置についても同様の構成によって携帯端末装置の操作性を向上させることができる。
【００６９】
【発明の効果】
本発明によると、十字キーの各領域の操作に応じて異なる文字への変換を行うことができるので、文字入力時の操作回数を削減して携帯端末装置の操作性を向上させることができる。
【００７０】
また本発明によると、携帯端末装置の裏面に十字キーを設けているので、文字キーと十字キーとを片手で同時に操作して操作性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機を示す平面図である。
【図２】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機を示す背面図である。
【図３】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図４】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字キーを示す平面図である。
【図５】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機に記憶される変換テーブルを示す図である。
【図６】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理の動作を示すフローチャート図である。
【図７】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図８】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図９】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１０】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１１】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１２】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１３】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１４】は、本発明の第１実施形態の携帯電話機の文字入力処理時の表示画面を示す図である。
【図１５】は、本発明の第２実施形態の携帯電話機を示す平面図である。
【図１６】は、本発明の第２実施形態の携帯電話機を示す背面図である。
【図１７】は、本発明の第２実施形態の携帯電話機の他の態様を示す背面図である。
【符号の説明】
１、２１携帯電話機
２表示部
３操作部
４スピーカ
５マイク
６主十字キー
６Ｕ、６Ｒ、６Ｄ、６Ｌ、６Ｃ、７Ｕ、７Ｒ、７Ｄ、７Ｌ、７Ｃ領域
７裏面十字キー
８文字キー
９アンテナ
１３記憶部
１５変換テーブル
３１第１筐体
３２第２筐体
３３ヒンジ部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mobile terminal device such as a mobile phone, and more particularly to key operations of the mobile terminal device.
[0002]
[Prior art]
A conventional portable terminal device such as a cellular phone includes a display unit that displays characters and images and operation keys that perform telephone operations and the like. The operation key has a character key to which a plurality of characters are assigned. When inputting characters, a predetermined operation key is previously pressed a plurality of times to switch input modes such as hiragana, katakana, uppercase alphabetic characters, lowercase alphabetic characters, numbers, symbols, and the like.
[0003]
When the input mode is switched to a number, a telephone number or the like can be input by operating each character key to which the number is assigned. When the input mode is switched to hiragana or alphabetic characters, it is possible to input different hiragana and alphabetic characters in the character group assigned to the character key by pressing the same character key multiple times.
[0004]
Patent Document 1 discloses a portable terminal device in which a slide mechanism that can be pressed is provided on a side surface of a housing. This mobile terminal device displays input candidate characters on the display unit by a slide operation of the slide mechanism. When a desired character is displayed on the display unit, the character can be input by pressing the slide mechanism. As a result, the number of operation keys can be reduced to prevent erroneous operation of adjacent operation keys.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-163068 (page 9 to page 13, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the former portable terminal device, it is necessary to operate the operation key many times in order to switch the input mode, and the number of operations increases. In addition, when inputting hiragana or English characters, it is necessary to operate the character key many times, which increases the number of operations. As a result, there is a problem that the operability of the portable terminal device is poor.
[0007]
Further, according to the portable terminal device disclosed in the latter patent document 1, it is necessary to perform a slide operation until a desired input mode and characters are displayed on the display unit. For this reason, there has been a problem that the number of operations until a desired character is input increases.
[0008]
An object of this invention is to provide the portable terminal device which can improve operativity.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the present invention has a display unit that displays input characters, a plurality of character keys that can input characters, and a plurality of regions arranged in a cross shape. In a mobile terminal device with a cross key that can move the cursor to
  When the cross key is operated while characters are being displayed, different characters are displayed depending on the area of the cross key.And
  The cross key is installed in two places, the installation surface of the character key and the back surface of the installation surface, and different operations can be performed by the two cross keys.It is characterized by that.
[0010]
According to this configuration, the character assigned to each character key by the operation of the character key is displayed on the display unit. Thereafter, when each area of the cross key is operated, it is converted into a different character in the character group or a different character type and displayed. The character before confirmation displayed on the display unit may be maintained and displayed by the operation of the cross key to confirm the input or shift to the next processing.
[0011]
  For example, a character group consisting of “A, I, U, E, O” is assigned to one character key, and when the character key is operated, the character “A” is displayed on the display unit. When the cross key is operated, the characters “I”, “U”, “E”, “O” are converted into characters according to each operated area and displayed on the display unit. Further, the operation of one area maintains the character “A”, and the process proceeds to confirmation or the next processing. A desired character in the character group may be displayed by simultaneously operating the character key and the cross key.
In addition, since the cross key is installed at two positions on the front and back, for example, the cursor can be moved on one side and the character conversion can be performed on the other side.
[0012]
In addition, numerals, kana, and alphabetic characters are assigned to each character key, and for example, a “Kishi” character before confirmation is displayed on the display unit by operating the character key. When the cross key is operated, katakana conversion and kanji conversion are performed according to each area to be operated. Furthermore, alphabet conversion or numeric conversion is performed by using alphabets or numbers corresponding to each character of “Kishi” in accordance with each region, and for example, characters “AD” and “23” are displayed on the display unit. The character “Kishi” may be fixed and displayed by operating one area.
[0013]
The input mode is set to English, the character “AD” before confirmation is displayed on the display, hiragana or katakana conversion corresponding to each character according to each area of the cross key, and katakana conversion. “Shi” and “Kishi” may be displayed.
[0014]
In addition, by operating the character keys, full-width characters before being confirmed with English letters, katakana, and numbers are displayed on the display unit. When one area of the cross key is operated, full-width character half-width conversion is performed. The full-width characters may be maintained and displayed by operating other areas, and the next processing may be performed.
[0015]
In addition, the character “AD”, for example, before confirmation by uppercase alphabetic characters is displayed on the display unit by operating the character keys. When the cross key is operated, lower case conversion or upper case conversion for converting only the first character to upper case is performed, such as “ad” and “Ad”, according to each area to be operated. The upper case “AD” may be maintained and displayed by operation of one area, and the process may proceed to the next process. In addition, by operating each area of the cross key, an alphabetic character consisting of a lowercase letter before confirmation may be converted to uppercase or first capitalization, and an alphabetic letter consisting of the first uppercase letter before confirmation may be converted to uppercase or lowercase.
[0016]
Further, the present invention is characterized in that in the mobile terminal device having the above-described configuration, guidance of operations that can be performed by each area of the cross key is displayed on the display unit. According to this configuration, for example, when the character “A” before confirmation is displayed, the correspondence between each area of the cross key and the characters “I”, “U”, “E”, “O” is displayed on the display unit. Information is displayed.
[0018]
According to the present invention, in the portable terminal device having the above-described configuration, an operation that can be performed by the cross key can be set by a user. According to this configuration, for example, it can be converted into a half-width alphabet by a single operation with the cross key while the hiragana is displayed.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 and 2 are a plan view and a rear view showing the mobile phone according to the first embodiment. The cellular phone 1 has a display unit 2 made up of a liquid crystal panel, an organic EL, etc., and an operation unit 3 made up of a plurality of operation keys is provided below the display unit 2.
[0020]
The operation unit 3 has a power key (not shown), a call key (not shown), a character key 8, a main cross key 6, and the like, and further has a back cross key 7 arranged on the back of the casing. The power key turns on / off the mobile phone 1. The call key is used for sending and receiving calls and sending e-mails. The character key 8 is used to input characters such as a telephone number and electronic mail.
[0021]
The main cross key 6 has areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C arranged in a cross shape. When the areas 6U, 6R, 6D, and 6L are pressed, the cursor displayed on the display unit 2 can be moved up, right, down, and left to select a menu item, input a desired screen position, or the like. it can. When the center area 6C is pressed, it is possible to instruct the item selection decision. In addition, as will be described in detail later, the characters 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C are used to convert and confirm characters input by the character key 8.
[0022]
The back cross key 7 includes areas 7U, 7R, 7D, 7L, and 7C arranged in a cross shape, and can perform the same operations as the areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C of the main cross key 6, respectively. .
[0023]
A microphone 5 is provided below the operation unit 3 and can transmit a speech. A speaker 4 is provided above the display unit 2 and can receive a call. In addition, an antenna 9 that performs transmission and reception is provided on the upper portion of the mobile phone 1.
[0024]
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the mobile phone 1. A control unit 11 including a CPU is provided inside the mobile phone 1 and controls each unit of the mobile phone 1. The control unit 11 is connected to the communication unit 12 and the storage unit 13, the operation unit 3, the microphone 5, the display unit 2, and the speaker 4.
[0025]
The communication unit 12 is connected to an antenna 9 (see FIGS. 1 and 2), and performs communication via the antenna 9. The storage unit 13 is composed of an EEPROM or the like, and stores a program for controlling the operation of the mobile phone 1, a dictionary 14 for Kanji conversion, and a conversion table 15 for storing correspondence between numbers, hiragana, and English characters as will be described later. Is stored).
[0026]
FIG. 4 shows details of the character key 8. In the character key 8, a character group composed of a plurality of hiragana characters and alphabetic characters is assigned to each key composed of numerals “0” to “9” and “*” and “#” which can input a telephone number. FIG. 5 shows the stored contents of the conversion table 15. The conversion table 15 stores each character in the character group assigned to each area of the main cross key 6 and the back cross key 7 as well as the correspondence between numbers, hiragana, and letters assigned to the character key 8.
[0027]
For example, when the character key 8 of “KA ABC 2” (hereinafter referred to as “KA 2”) shown in FIG. 4 is pressed, the input mode is “KA”, “KIKI” for hiragana input and katakana input. A character group consisting of “,” “ku”, “ke”, and “ko” is selected. When the areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C of the main cross key 6 are pressed, the characters "ki", "ku", "ke", "ko", and "ka" are respectively converted or maintained.
[0028]
When the input mode is alphabetic input, a character group consisting of “A”, “B”, and “C” is selected. When the areas 6U, 6R, and 6D of the main cross key 6 are pressed, the characters are converted or maintained to the characters “A”, “B”, and “C”, respectively. When the input mode is numeric input, the character “2” is input.
[0029]
With reference to the flowchart of FIG. 6, an explanation will be given of the operation when a sentence such as an e-mail is input by the character key 8 in the mobile phone 1 having the above configuration. FIGS. 7A to 7H show display screens of the display unit 2 when “season” is input. In addition, although operation by each area | region 6U, 6R, 6D, 6L, 6C of the main cross key 6 is demonstrated, the same operation is also possible by each area | region 7U, 7R, 7D, 7L, 7C of the back cross key 7. .
[0030]
When the menu item displayed on the display unit 2 is selected to enter the character input state, the character input process shown in FIG. 6 is called. Here, the input mode for hiragana input is selected, and in step # 11, the process waits until there is a character input by the character key 8. You can select hiragana, katakana, letters, numbers, etc. as the input mode.
[0031]
When there is a character input, “ka”, which is the first character of the character group assigned to the character key 8 of “ka 2” (see FIG. 4) operated as shown in FIG. Is displayed. The underline of “ka” indicates waiting for conversion. At this time, each character in the character group assigned to each area 6U, 6R, 6D, 6L of the main cross key 6 is displayed at the bottom of the display screen 2. If there is a space in the display unit 2, it is preferable to display characters assigned to the region 6C.
[0032]
In step # 12, each of the areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C is pressed to wait until characters are converted. When the area 6U is pressed, the character “ka” is converted into the character “ki” and displayed as shown in FIG. In the lower part of the display unit 2, input completion is instructed by operating the areas 6 U, 6 D, and 6 C, and guidance indicating that the cursor can be moved by operating the areas 6 L and 6 R is displayed.
[0033]
It is to be noted that the operations of steps # 11 and # 12 can be simultaneously performed by simultaneously pressing the character key 8 of “KA 2” and the area 7U of the back cross key 7 with, for example, the thumb and the index finger. Thereby, quick input can be performed with one hand.
[0034]
In steps # 13 and # 14, it is determined whether or not there is an instruction to complete the next character input by the character key 8 or by pressing the areas 6U, 6D and 6C. If the areas 6U, 6D, 6C and the character key 8 are not pressed, the process returns to step # 13 to wait for input.
[0035]
When the areas 6R and 6L are pressed, the cursor is moved and the process returns to step # 13. When the area 6C is pressed from the state of FIG. 7A, the character “ka” is maintained, and the process proceeds to step # 13 to wait for input. From the state of FIG. 7A, the character “8” may be maintained by pressing the character key 8 to display the next character, and the process may proceed to step # 12 to wait for conversion.
[0036]
When the character key 8 of “sa 3” is pressed from the input waiting state, “Kisa” is displayed as shown in FIG. “Sa” is waiting for conversion. By pressing the area 6L of the main cross key 6, "Kise" is displayed as shown in FIG.
[0037]
As described above, the character key 8 of “sa 3” and the area 6L can be pressed simultaneously to display “se”. At this time, each region 6U, 6R, 6D, 6L, 6C is pressed and released from the state of FIG. 7B so that the cursor does not move from the state of FIG. 7B when the region 6L is pressed first. When you do this, you will be instructed to complete the input or move the cursor. Each instruction may be performed by long-pressing or double-clicking each region 6U, 6R, 6D, 6L, 6C.
[0038]
Next, when the character key 8 of “Ta 4” is pressed, “Kiseta” is displayed as shown in FIG. At this time, “ta” is waiting for conversion. By pressing the area 6R of the main cross key 6, "Kisetsu" is displayed as shown in FIG.
[0039]
When any of the areas 6U, 6D, and 6C is pressed from the state of FIG. 7F, the input is completed, and the process proceeds to step # 15. In step # 15, a process branched according to the operation of each area is performed. At this time, as shown in FIG. 7G, the entire “Kisetsu” character is waiting for conversion. In the lower part of the display unit 2, guidance indicating that katakana conversion, alphabet conversion, kanji conversion, number conversion, and hiragana can be confirmed is displayed in the areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C, respectively.
[0040]
When the area 6C of the main cross key 6 is operated in step # 15, the process proceeds to step # 21. In step # 21, the hiragana character is maintained. When the input mode is katakana input or alphabetic input, it is converted to hiragana. Then, the process proceeds to step # 26 to confirm the hiragana character.
[0041]
When the area 6R of the main cross key 6 is operated in step # 15, the process proceeds to step # 22. In step # 22, the hiragana character is converted into an alphabetic character. Similarly, when the input mode is Katakana input, it is converted into English characters, and when the input mode is English input, the English characters are maintained. Then, the process proceeds to step # 31. As will be described in detail later, when a desired alphabet is displayed in steps # 31 to # 35, the process proceeds to step # 26 to determine the alphabet.
[0042]
When the area 6L of the main cross key 6 is operated in step # 15, the process proceeds to step # 23. In step # 23, the hiragana characters are converted into numbers. Similarly, when the input mode is Katakana input or English input, it is converted to numbers. When a desired number is displayed through steps # 34 and # 35, the process proceeds to step # 26 and the number is determined.
[0043]
When the area 6U of the main cross key 6 is operated in step # 15, the process proceeds to step # 24. In step # 24, the hiragana character is converted into katakana. Similarly, when the input mode is alphabetic input, it is converted to katakana, and when it is input, katakana characters are maintained. Then, when a desired katakana character is displayed through steps # 34 and # 35, the process proceeds to step # 26 to determine the katakana character.
[0044]
When the area 6D of the main cross key 6 is operated in step # 15, the process proceeds to step # 25. In step # 25, the hiragana characters are converted into kanji. Since the kanji conversion process has been conventionally known, the description thereof is omitted. Similarly, when the input mode is alphabetic input or katakana input, it is converted to kanji. When the desired kanji is displayed, the process proceeds to step # 26 and the kanji is determined.
[0045]
Thereby, the region 6D is pressed from the state of FIG. 7G to perform kanji conversion, and the characters “season” are displayed on the display unit 2 as shown in FIG. 7H, and are confirmed in step # 26. . At this time, the character display is changed from the bold display before the determination to the thin display, so that the user can know that the character conversion is confirmed. You may make it understand the state before determination by the underline etc. by a broken line.
[0046]
In addition, when the area 6C of the main cross key 6 is pressed at the bottom of the display unit 2, the character input is completed, and a guidance that the cursor can be moved is displayed by operating other areas. In steps # 27 and # 28, the next input or end standby state is entered. When the character key 8 is operated, the process proceeds to step # 12 to wait for conversion of the next character. When the area 6C of the main cross key 6 is operated, the character input process is terminated.
[0047]
Next, the operation of steps # 31 to # 35 will be described in detail by taking as an example the case where a half-width alphabet “Season” is input. FIG. 8A to FIG. 8G show display screens at this time. When the input mode is hiragana input, steps # 11 to # 15 are performed as described above.
[0048]
That is, the character group of each character of “SEASON” and each area of the character key 8 and the main cross key 6 to which the characters in the character group are assigned (see FIGS. 4 and 5) are operated. At this time, as shown in FIGS. 8A to 8C, the display screen displays “Mosukimohefu” in sequence, and when any of the areas 6U, 6D, and 6C is operated, the input is completed. . As a result, as shown in FIG. 8D, the entire character of “Mosukimohefu” is in a state of waiting for conversion.
[0049]
When alphabet conversion is selected by operating the area 6R in step # 15, the process proceeds to step # 22, where it is converted to full-width uppercase “SEASON” as shown in FIG. At this time, when the areas 6R, 6L, and 6C are operated at the lower part of the display unit 2, guidance for lowercase conversion, first uppercase conversion, and uppercase maintenance is displayed.
[0050]
In step # 31, the processing is branched by the operation of the areas 6R, 6L, and 6C, and the case conversion processing is performed. When the area 6C is pressed, the display of the capital letter “SEASON” is maintained and the process proceeds to step # 34. When the area 6R is pressed, the process proceeds to step # 32 where the lowercase letter is converted, and the process proceeds to step # 34. Thereby, for example, the characters “SEASON” are displayed as “season”.
[0051]
When the area 6L is pressed, the process proceeds to step # 33 where the capital letter is converted, and the process proceeds to step # 34. As a result, as shown in FIG. 8F, only the first character of the character “SEASON” is displayed as “Season” in capital letters. At this time, when the regions 6R and 6C are operated, guidance for half-width conversion and full-width maintenance is displayed at the bottom of the display unit 2, respectively.
[0052]
Note that the process may return to step # 31 after the operation of uppercase letters, lowercase letters, and uppercase letters. That is, as shown in FIG. 9, uppercase conversion and lowercase conversion are made possible by operating the areas 6R and 6L from the state where “Season” is displayed after conversion to the first capital letter. Then, the completion of uppercase / lowercase conversion is instructed by operating the area 6C so that the process can proceed to step # 34. Thereby, it is possible to redo the erroneous operation.
[0053]
In step # 34, branching is performed by operating the areas 6R and 6C, and full-width / half-width conversion processing is performed. When the area 6C is operated, the full-width “Season” display is maintained, and the process proceeds to step # 26 to confirm. When the region 6R is operated, the process proceeds to step # 35 and half-width conversion is performed, and the process proceeds to step # 26 and is confirmed. Thus, as shown in FIG. 8G, the full-width “Season” character is displayed as a half-width “Season”.
[0054]
You may make it return to step # 34 after operation of full-width half-width conversion. That is, as shown in FIG. 10, from the state where “Hason” is displayed after being converted to half-width, the operation of the areas 6R and 6C is used to instruct the completion of full-width conversion or full-width half-width conversion so that the process can proceed to step # 26. . Thereby, it is possible to redo the erroneous operation.
[0055]
In addition, even when the number conversion and the katakana conversion are performed in steps # 23 and # 24, full-width maintenance or half-width conversion can be performed in steps # 34 and # 35. Then, the process proceeds to step # 26 to determine the character type.
[0056]
According to the present embodiment, the main cross key 6 or the back cross key 7 can perform character conversion operation including character type conversion. That is, a character group composed of a plurality of characters can be selected by operating the character key 8, and characters in the character group can be selected and displayed by operating each area of the main cross key 6 or the back cross key 7. Thereby, it is not necessary to operate the operation key many times until a character in the character group is displayed, and the operability of the mobile phone 1 can be improved.
[0057]
Further, by operating the main cross key 6 or the back cross key 7, conversion to a different character type such as hiragana, alphabet, number, or katakana can be performed according to each area, and the next processing can be performed. Thereby, it is not necessary to operate a specific operation key many times to switch the input mode, and the operability of the mobile phone 1 can be improved. In particular, it is not necessary to switch the input mode each time a sentence containing kanji, hiragana, katakana, numbers, English letters, etc. is mixed, and the operability of sentence input can be further improved.
[0058]
In the above description, the case where the input mode is hiragana input has been described. However, the same operation can be performed for alphabetic input. For example, the character key “ka 2” and the hiragana character group consisting of “ka”, “ki”, “ku”, “ke”, “ko” and “A”, “B”, “C”, “a” ”And“ b ”are assigned to the English character group.
[0059]
In addition, when the character group is selected, a conversion table in which each character is assigned to each of the areas 6U, 6R, 6D, 6L, and 6C of the main cross key 6 is provided. Thus, for example, as shown in FIG. 11 (a), “ABCab” is input by inputting an alphabetic character, and when hiragana is converted in step # 21, “Kakikakeko” can be displayed as shown in FIG. 11 (b). .
[0060]
In this embodiment, the main cross key 6 and the back cross key 7 are provided, but only one of them may be provided. Further, although the main cross key 6 and the back cross key 7 perform the same operation, different operations may be performed.
[0061]
For example, the main cross key 6 may be used to move the cursor so that the back cross key 7 can perform the above conversion operations. Thereby, the operability of character input can be improved while maintaining the operational feeling of the conventional cross key with the main cross key 6. In addition, the conversion target range can be changed by moving the cursor by operating the main cross key 6 while waiting for conversion, and single kanji conversion or the like can be performed by operating the back cross key 7.
[0062]
At this time, it is more desirable to display operation guidance possible with the main cross key 6 and operation guidance possible with the back cross key 7 at the lower part of the display unit 2. For example, the states shown in FIGS. 7C and 8D can be displayed as shown in FIGS.
[0063]
In addition, an operation performed by the main cross key 6 and the back cross key 7 may be set by the user. FIG. 14 shows an example of operation guidance for each area set by the user from the waiting state for hiragana input conversion. According to this, Steps # 24, # 34, and # 35 (see FIG. 6) are performed by operating the area 6U of the main cross key 6, and Katakana full-width conversion is performed and the process proceeds to Step # 26 to be confirmed.
[0064]
Similarly, numerical half-width conversion, kanji conversion, full-width numeric conversion, and hiragana determination are performed by operating the areas 6R, 6D, 6L, and 6C. In addition, alphabet uppercase conversion, alphabet lowercase conversion, katakana halfwidth conversion, alphabetic first capital conversion, and hiragana determination are performed by the areas 7U, 7R, 7D, 7L, and 7C of the back cross key 7. Thereby, the optimal operativity according to each user can be obtained.
[0065]
Next, FIGS. 15 and 16 are a front view and a rear view showing the mobile phone according to the second embodiment. For convenience of explanation, the same reference numerals are given to the same parts as those in the first embodiment shown in FIGS. The cellular phone 21 has first and second housings 32 and 33 that can be folded by a hinge portion 33. The display unit 2 is disposed in the first housing 32, and the operation unit 3 is disposed in the second housing 33.
[0066]
An auxiliary display unit 24 that can display a message in a state where the first and second housings 31 and 32 are folded is provided on the back surface of the first housing 31. A back cross key 7 is disposed on the back surface of the second housing 32. Other parts are the same as those of the first embodiment.
[0067]
According to this embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained by performing the character input process shown in FIG. In addition, it is more preferable that the information displayed on the auxiliary display unit 24 can be operated by operating the back cross key 7 because the mobile phone 21 can be operated in a folded state. As shown in FIG. 17, the back cross key 7 may be provided on the back surface of the first housing 31.
[0068]
Although the mobile phone has been described in the first and second embodiments, the operability of the mobile terminal device can be improved with the same configuration for other mobile terminal devices such as PDAs.
[0069]
【The invention's effect】
According to the present invention, conversion to a different character can be performed according to the operation of each area of the cross key, so that the number of operations when inputting characters can be reduced and the operability of the mobile terminal device can be improved.
[0070]
According to the present invention, since the cross key is provided on the back surface of the portable terminal device, the operability can be further improved by simultaneously operating the character key and the cross key with one hand.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a mobile phone according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a rear view showing the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing character keys of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a conversion table stored in the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart showing an operation of character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing a display screen during character input processing of the mobile phone according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a plan view showing a mobile phone according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a rear view showing a mobile phone according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a rear view showing another aspect of the mobile phone according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1,21 Mobile phone
2 display section
3 Operation part
4 Speaker
5 Microphone
6 Main cross key
6U, 6R, 6D, 6L, 6C, 7U, 7R, 7D, 7L, 7C
7 Back cross key
8 character keys
9 Antenna
13 Memory unit
15 Conversion table
31 First housing
32 Second housing
33 Hinge part

Claims

A mobile phone equipped with a display unit that displays input characters, a plurality of character keys that can input characters, and a cross key that has a plurality of regions arranged in a cross and can be moved up, down, left, and right by operating each region In the terminal device,
When the cross key is operated in a state where characters are input and displayed, different characters are displayed according to each area of the cross key ,
A portable terminal device , wherein the cross key is installed at two locations, the installation surface of the character key and the back surface of the installation surface, and different operations can be performed by the two cross keys .

Assigning a character group consisting of a plurality of characters to each of the character keys, and operating the cross key in a state where one character in the character group selected by the operation of the character key is displayed, each area of the cross key The mobile terminal device according to claim 1, wherein each character in the character group is displayed according to the character string.

The portable terminal device according to claim 2, wherein a character group can be selected and each character in the character group can be simultaneously displayed by simultaneously operating the character key and the cross key.

2. The display device according to claim 1, wherein when the cross key is pressed in a state in which hiragana is input and displayed, the character is converted into an alphabet, a number, a katakana, and a kanji according to each area of the cross key. Mobile terminal device.

2. The mobile phone according to claim 1, wherein full-width characters and half-width characters are displayed according to each area of the cross key when the cross key is pressed while an alphabetic character, katakana, or number is input and displayed. Terminal device.

The uppercase, lowercase, and first uppercase character strings are displayed according to each area of the cross key when the cross key is pressed while an alphabetic character string is input and displayed. The portable terminal device described.

The portable terminal device according to claim 1, wherein when the cross key is pressed in a state where an alphabetic character or a number is input, the portable terminal device converts the character into hiragana and displays it.

The portable terminal device according to any one of claims 1 to 7, wherein guidance for operations that can be performed by each area of the cross key is displayed on the display unit.

The portable terminal device according to any one of claims 1 to 8 , wherein an operation that can be performed by the cross key can be set by a user.