JP3988417B2

JP3988417B2 - Computer system, storage device, file arrangement method, and file arrangement program

Info

Publication number: JP3988417B2
Application number: JP2001268851A
Authority: JP
Inventors: 倫太郎村岡
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2001-09-05
Filing date: 2001-09-05
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2021-09-05
Also published as: JP2003076586A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスク等の記憶装置が記憶するファイルの配置の制御に関し、特に、ファイルが断片化されて記憶されることを抑止するコンピュータシステム、記憶装置、ファイル配置方法、及びファイル配置プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ハードディスク等の記憶装置内にファイル領域を確保する場合には、通常、その憶装置内をある定められた大きさの領域（クラスタ等）毎に予め分割しておき、その分割された領域をファイル領域として確保しファイルを記憶している。また、必要に応じてこの分割された領域を複数個確保して、ファイルを記憶している。
【０００３】
ここで、データが追加書き込みされた場合に、すぐ後ろの領域が空き領域であればよいが、別のファイルによって使用されていた場合には、遠く離れた空き領域に新たなデータを書き込むためファイルの断片化が起きる。ファイルの断片化が発生すると、そのファイルを連続してアクセスすることができなくなり、アクセスにより多くの時間が掛ることになる。
【０００４】
このように従来より、ファイルの作成や削除を繰り返すうちに、１つのファイルが記憶装置内で非連続の複数の領域に分断されることにより、アクセスの際の性能が低下してしまうという問題点があった。
【０００５】
この問題点に対応する従来の技術では、分割されているファイル領域を１つの連続した領域に再配置を行なうことにより、ファイルの断片化を解消するという方法が用いられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の技術では、以下に述べるような問題点があった。
【０００７】
第１に、従来の技術では、ハードディスク等の記憶装置内のファイルの再配置の作業を、ファイルの断片化による障害を解消するために実施されていたが、この再配置の処理は、ファイルの使用頻度などを考慮せず全てのファイルを同等に扱い単純に並べ替えるのみの処理であった。
【０００８】
このため、再配置後には、各ファイルがその使用頻度や格納されているディレクトリに関係なく、個々のファイルが隙間なく配置された状態になる。このため、このような状態でファイルに追加書き込みを行なうと、増加分のデータは空き領域が確保され、そこに格納されることになり、ファイルの断片化が起きやすいという問題点がある。
【０００９】
第２に、記憶装置内に格納されるファイルには、頻繁に書き換えられるものやほとんど書き換えられることのないものがあり、ファイル属性が書き込み禁止であるファイルは、比較的書き換えられることが少ない。
【００１０】
ファイルに書き込みが行なわれない場合には、ファイルサイズは不変であり、またそのファイルに断片化は発生しない。このためファイルの断片化を防止するための処理は、特に、頻繁に書き込みの行なわれるファイルに対して実行されることが求められる。しかし、従来の再配置の処理では、個々のファイルにおける書き換えの頻度やファイル属性等は考慮されていない。
【００１１】
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、ファイルへの追加書き込みを行っても断片化の発生しにくいコンピュータシステム、記憶装置、ファイル配置方法、及びファイル配置プログラムを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のコンピュータシステムは、記憶装置と、前記記憶装置へのファイルの読み書きを行うコンピュータとを備えるコンピュータシステムにおいて、前記記憶装置にファイルを書き込む際に、当該ファイルを、既に記憶されている他のファイルの属性を確認し、書き込み可能な属性を持ったファイルであった場合は、当該属性を持ったファイルの後方に空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００１３】
請求項２の本発明のコンピュータシステムは、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルの情報に基づいて、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込む制御である書き込み位置の制御を実行するか否かを判定し、前記判定に基づいて当該ファイルを書き込むことを特徴とする。
【００１４】
請求項３の本発明のコンピュータシステムは、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルが、書き込み可能のファイル属性を備える場合に、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００１５】
請求項４の本発明のコンピュータシステムは、前記前位置ファイルの情報と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００１６】
請求項５の本発明のコンピュータシステムは、前記前位置ファイルの使用頻度と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００１７】
請求項６の本発明のコンピュータシステムは、前記記憶装置に記憶されている各ファイルを、記憶領域の先頭から順次再配置を行なう手段を備えることを特徴とする。
【００１８】
請求項７の本発明のコンピュータシステムは、前記記憶装置に記憶されている書き込み禁止属性のファイルの一覧を示す書き込み禁止ファイルテーブルと、前記記憶装置に記憶されている書き込み可能属性のファイルの一覧を示す書き込み可能ファイルテーブルを備え、前記記憶装置に記憶されているファイルを再配置する場合に、まず前記書き込み禁止ファイルテーブルに示される書き込み禁止属性のファイルから再配置を行ない、続いて前記書き込み可能ファイルテーブルに示される書き込み可能属性のファイルを、各前記ファイルの後方に前記空き領域を確保して再配置することを特徴とする。
【００１９】
請求項８の本発明の記憶装置は、データをファイル毎に記憶する記憶装置において、ファイルを書き込む際に、当該ファイルを、既に記憶されている他のファイルの属性を確認し、書き込み可能な属性を持ったファイルであった場合は、当該属性を持ったファイルの後方に空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００２０】
請求項９の本発明の記憶装置は、ファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルの情報に基づいて、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込む制御である書き込み位置の制御を実行するか否かを判定し、前記判定に基づいて当該ファイルを書き込むことを特徴とする。
【００２１】
請求項１０の本発明の記憶装置は、ファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルが、書き込み可能のファイル属性を備える場合に、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００２２】
請求項１１の本発明の記憶装置は、前記前位置ファイルの情報と空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００２３】
請求項１２の本発明の記憶装置は、前記前位置ファイルの使用頻度と空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００２４】
請求項１３の本発明の記憶装置は、記憶されている各ファイルを、記憶領域の先頭から順次再配置を行なう手段を備えることを特徴とする。
【００２５】
請求項１４の本発明の記憶装置は、記憶されている書き込み禁止属性のファイルの一覧を示す書き込み禁止ファイルテーブルと、記憶されている書き込み可能属性のファイルの一覧を示す書き込み可能ファイルテーブルを備え、記憶されているファイルを再配置する場合に、まず前記書き込み禁止ファイルテーブルに示される書き込み禁止属性のファイルから再配置を行ない、続いて前記書き込み可能ファイルテーブルに示される書き込み可能属性のファイルを、各前記ファイルの後方に前記空き領域を確保して再配置することを特徴とする。
【００２６】
請求項１５の本発明のファイル配置方法は、データをファイル毎に記憶する記憶装置におけるファイル配置方法において、前記記憶装置にファイルを書き込む際に、当該ファイルを、既に記憶されている他のファイルの属性を確認し、書き込み可能な属性を持ったファイルであった場合は、当該属性を持ったファイルの後方に空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００２７】
請求項１６の本発明のファイル配置方法は、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルの情報に基づいて、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込む制御である書き込み位置の制御を実行するか否かを判定し、前記判定に基づいて当該ファイルを書き込むことを特徴とする。
【００２８】
請求項１７の本発明のファイル配置方法は、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルが、書き込み可能のファイル属性を備える場合に、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込むことを特徴とする。
【００２９】
請求項１８の本発明のファイル配置方法は、前記前位置ファイルの情報と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００３０】
請求項１９の本発明のファイル配置方法は、前記前位置ファイルの使用頻度と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定することを特徴とする。
【００３１】
請求項２０の本発明のファイル配置方法は、前記記憶装置に記憶されている各ファイルを、記憶領域の先頭から順次再配置を行なうステップを備えることを特徴とする。
【００３２】
請求項２１の本発明のファイル配置方法は、前記記憶装置に記憶されている書き込み禁止属性のファイルの一覧を示す書き込み禁止ファイルテーブルと、前記記憶装置に記憶されている書き込み可能属性のファイルの一覧を示す書き込み可能ファイルテーブルを更新するステップを備え、前記記憶装置に記憶されているファイルを再配置する場合に、まず前記書き込み禁止ファイルテーブルに示される書き込み禁止属性のファイルから再配置を行ない、続いて前記書き込み可能ファイルテーブルに示される書き込み可能属性のファイルを、各前記ファイルの後方に前記空き領域を確保して再配置することを特徴とする。
【００３３】
請求項２２の本発明のファイル配置プログラムは、データをファイル毎に記憶する記憶装置におけるファイル配置プログラムにおいて前記記憶装置にファイルを書き込む際に、当該ファイルを、コンピュータを制御することにより、既に記憶されている他のファイルの属性を確認し、書き込み可能な属性を持ったファイルであった場合は、当該属性を持ったファイルの後方に空き領域を確保して書き込む機能を備えることを特徴とする。
【００３４】
請求項２３の本発明のファイル配置プログラムは、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルの情報に基づいて、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込む制御である書き込み位置の制御を実行するか否かを判定し、前記判定に基づいて当該ファイルを書き込む機能を備えることを特徴とする。
【００３５】
請求項２４の本発明のファイル配置プログラムは、前記記憶装置にファイルを書き込む場合に、当該ファイルを書き込む予定の位置の前方に記憶されている前位置ファイルが、書き込み可能のファイル属性を備える場合に、当該ファイルを前記前位置ファイルの後方に前記空き領域を確保して書き込む機能を備えることを特徴とする。
【００３６】
請求項２５の本発明のファイル配置プログラムは、前記前位置ファイルの情報と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定する機能を備えることを特徴とする。
【００３７】
請求項２６の本発明のファイル配置プログラムは、前記前位置ファイルの使用頻度と当該記憶装置の空き容量の情報とに基づいて、当該ファイルと前記前位置ファイルとの間に確保する前記空き領域のサイズを決定する機能を備えることを特徴とする。
【００３８】
請求項２７の本発明のファイル配置プログラムは、前記記憶装置に記憶されている各ファイルを、記憶領域の先頭から順次再配置を行なう機能を備えることを特徴とする。
【００３９】
請求項２８の本発明のファイル配置プログラムは、前記記憶装置に記憶されている書き込み禁止属性のファイルの一覧を示す書き込み禁止ファイルテーブルと、前記記憶装置に記憶されている書き込み可能属性のファイルの一覧を示す書き込み可能ファイルテーブルを更新する機能と、前記記憶装置に記憶されているファイルを再配置する場合に、まず前記書き込み禁止ファイルテーブルに示される書き込み禁止属性のファイルから再配置を行ない、続いて前記書き込み可能ファイルテーブルに示される書き込み可能属性のファイルを、各前記ファイルの後方に前記空き領域を確保して再配置する機能を備えることを特徴とする。
【００４０】
本発明では、ファイルの属性として書き込み不可属性を考慮し、書き込み不可属性のファイルは従来のように集中して配置し、書き換え可能なファイルはファイルの後ろに空き領域を配置することで、当該ファイルが書き換えられた際、ファイルが断片化される頻度を軽減することができる。
【００４１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明の第１の実施の形態によるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【００４２】
図１を参照すると、本実施の形態のコンピュータシステムは、各種のデータを記憶する記憶装置１００と、記憶装置１００に接続しデータの読み出しや書き込み等のアクセスを行なうコンピュータを備えている。
【００４３】
記憶装置１００は、各種データのファイルを格納する記憶部１０と、記憶装置１００の動作を制御する制御部２０を備えている。コンピュータ２００は、コンピュータの動作をプログラム制御するＣＰＵ３０と、記憶装置１００に対してファイルの格納する位置を制御するファイル配置制御部４０を備える。
【００４４】
ファイル配置制御部４０は、記憶装置１００に格納するファイルを、ファイルの後ろに空き領域を確保して格納する制御を行なう。これにより、ファイルが書き換えられた際のファイルが断片化される頻度を軽減するのである。
【００４５】
本実施の形態のファイル配置制御部４０は、更に、ファイルの属性に基づいてファイルの後ろに空き領域を確保するか否かを判定する。つまり、書き込み不可属性（書き込み禁止属性）のファイルは、書き込み可能属性のファイルに比べて書き換えが行なわれる可能性が低いため、書き込み可能属性のファイルに対してのみファイルの後ろに空き領域を確保する処理を実行し、書き込み不可属性のファイルに対しては、空き領域を確保せず間隔を空けずに記憶する制御を行なう。
【００４６】
このように、書き換えの頻度の高い（また頻度が高いと予想される）ファイルに対してのみ空き領域を確保する方式を採用することにより、全てのファイルに対して空き領域を確保するよりも、記憶装置１００内の空き領域をより効率的に利用することができる。
【００４７】
次に、本実施の形態のファイル配置の動作を説明する。図３は、本実施の形態によるファイル配置の動作を説明するためのフローチャートである。
【００４８】
図３を参照すると、まずファイル配置制御部４０は、記憶装置１００にファイルを記憶させる命令をＣＰＵ３０から受ける（ステップ３０１）。すると、記憶装置１００の記憶部１０における、当該ファイルを格納する予定の位置を（従来と同様の処理により）決定し、その前方に格納されているファイルである前位置ファイルの属性をチェックする（ステップ３０２）。ここで、前位置ファイルが、書き込み可能ファイルでない場合には、当該ファイルを従来と同様にして前位置ファイルの後ろに間隔を空けずに格納する（ステッ３０３）。
【００４９】
また、前位置ファイルが、書き込み可能ファイルである場合には、その前位置ファイルの書き換え時にファイルが断片化しないようにするため、前位置ファイルの後方に空き領域確保し間隔を空けて当該ファイルを格納する（ステッ３０４）。
【００５０】
ここで、前位置ファイルの後方に確保する空き領域の大きさを決定する方法は、様々な方式により実施することができ、特に限定する必要はない。例えば、予め定められた固定長の空き領域を確保する方式や、そのときの記憶部１０の空き容量を基に算出する方式や、前位置ファイルの日付やデータ容量等の情報に基づいて決定する方式や、各ファイルに対する書き込みアクセス回数を記録しておき、前位置ファイルの書き込みアクセス回数の記録に基づいて空き容量を算出する方式や、これらの組み合わせ等が考えられる。
【００５１】
つまり、記憶部１０の空き容量が多いほど前位置ファイルの後方に確保する空き領域のサイズを大きくし、また、前位置ファイルの日付が新しいほど、データ容量が大きいほど、書き込みアクセス回数が多いほど、その前位置ファイルの後方に確保する空き領域のサイズを大きくする等の制御を行なうことができる。
【００５２】
また、本発明の空き領域を確保することによるファイルが断片化される頻度を軽減する処理は、ファイルを記憶領域の先頭から順次再配置する再配置処理において行なうことも効果的である。
【００５３】
図４は、本実施の形態によるファイルの再配置の動作を説明するためのフローチャートである。ここでは、記憶装置１００に格納されたファイルの一覧を記憶するテーブルとして、書き込み禁止属性のファイルの一覧を記憶する書き込み禁止ファイルテーブルと、その他のファイルの一覧を記憶する書き込み可能ファイルテーブルを用いて、ファイルの再配置を行なっている。
【００５４】
まず、ファイル配置制御部４０は、記憶装置１００から書き込み禁止属性のファイルを探し出し、そのファイルの一覧を書き込み禁止ファイルテーブルに記憶し、その他のファイルを書き込み可能ファイルテーブルとして作成する（ステップ４０１）。
【００５５】
次に、記憶装置１００の物理アドレスの若い方から順に、書き込み禁止ファイルテーブルに記載されたファイルを優先して再配置する（ステップ４０２）。
【００５６】
書き込み禁止ファイルテーブルの再配置後、続いて、書き込み可能ファイルテーブルのファイルを配置する（ステップ４０３）。ここで、書き込み可能ファイルテーブルのファイルは書き換え可能な属性であるため、今後もファイルサイズが変化する可能性が高い。このため、書き込み可能ファイルテーブルのファイルに対しては、ファイル間に空き領域を確保して再配置を行なう。
【００５７】
以上のようにして、記憶装置１００の記憶部１０内のファイルが再配置される。図５は、本実施の形態の記憶装置１００内に記憶されたファイルの再配置処理前の配置の一例を示す図であり、図２は、図５の例の記憶装置１００内のファイルの再配置後の配置の一例を示す図である。
【００５８】
この図５、図２の例においては、記憶装置１００の記憶部１０において、書き込み不可の属性を備えるファイル１１−１、１１−２、１１−３、…と、書き込み可能の属性を備えるファイル１２−１、１２−２、１２−３、…を備えている。図５に示される再配置前においては、各ファイルが無秩序に配置されているが、上記の本実施の形態の再配置の処理を実行することにより、図２に示されるように再配置され、書き込み不可の属性を備える各ファイル１１−１、１１−２、１１−３、…は、連続した領域に隙間なく順次配置され、また、書き込み可能の属性を備えるファイル１２−１、１２−２、１２−３、…は、今後書き換えが行なわれることを想定して各ファイルの後方に空き領域５０を備えて順次配置されている。
【００５９】
ここで、再配置処理の場合においては、ファイル間に備える空き領域のサイズを決定する方式として、前述の方法に加えて更に、記憶装置１００の空き容量を書き込み可能ファイルテーブルのファイル数で均等に割り付ける方式や、書き込み可能属性の各ファイルにおける最終書き込みの行なわれた日付や容量等の情報を基に、各ファイルに重みを付けて容量を算定する方式等を実施することができる。
【００６０】
また、本実施の形態のコンピュータシステムのファイルの配置を制御する処理は、記憶装置１００への書き込み時に常時実行する方式に限らず、上記のファイルの再配置処理の時のみに実行するものとしてもよい。
【００６１】
以上説明したように本実施の形態によれば、ハードディスク等の記憶装置に対して、各ファイルの後ろに空き領域を確保して自動的に配置することにより、ファイル断片化が発生する頻度を抑えることができる。また、ファイルの属性や書き込みアクセスの頻度等の、各ファイルに関する情報に基づいて、そのファイルに対してファイル断片化の発生を抑止する処理を取るか否かを自動的に決定することにより、ファイル断片化の発生を抑止する処理を効率的に実行することができる。
【００６２】
次に、本発明のその他の実施の形態を説明する。
【００６３】
図６は、本発明の第２の実施の形態によるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。第１の実施の形態においては、記憶装置１００にアクセスするコンピュータ２００の側に、ファイル配置制御部４０を備えて、記憶するファイルの配置を制御する構成であったが、本発明はこの構成に限定する必要はなく、図６に示されるようにファイル配置制御部４０ａを記憶装置１００ａの側に設置する構成も同様に実施することができる。
【００６４】
図６に示される本実施の形態の記憶装置１００ａの側に備えられたファイル配置制御部４０ａは、必要ならばコンピュータ２００ａのオペレーティングシステム等と連携して、本発明のファイル配置の処理を第１の実施の形態と同様にして実行することができる。
【００６５】
また、他の実施の形態として、空き領域を確保する対象のファイルとして、第１の実施の形態において説明された書き込み可能ファイルを対象とする以外にも、ファイルの属性等の情報に基づいて、様々な決定方法を採用することが可能である。
【００６６】
例えば、書き込み禁止ファイル以外にも、書き込みアクセスが行なわれることの少ないファイルとして、“システムファイル”“隠しファイル”“プログラムの実行ファイル”等がある。このため、ファイル属性をチェックして、システムファイルや隠しファイルを、空き領域を確保しないファイルとする方式や、ファイルの拡張子をチェックして、予め指定された拡張子を備える場合（例えば、MS-Windowsの場合に“exe”“dll”“com”“sys”等）には、空き領域を確保しないファイルとする方式を採用することができる。
【００６７】
また逆に、書き込み禁止ファイルにおいても、頻繁に書き換えが行なわれるファイルがある（例えば、システム関連のファイル等）。このようなファイルに対しては、特別に空き領域を確保するファイルとして特別に予め設定することにより、空き領域を確保させる等の方式が同様に実施することができる。
【００６８】
またその他、利用者が、記憶装置に格納されている個々のファイルやディレクトリ等を指定して、空き領域の確保の有無や、確保する空き領域のサイズを指定する等の機能を備えてもよい。
【００６９】
なお、上記各実施の形態のコンピュータシステムは、ファイル配置制御部４０、４０ａの機能や、その他の機能をハードウェア的に実現することは勿論として、各機能を備えるコンピュータプログラムであるファイル配置プログラム９０、９０ａを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実現することができる。このファイル配置プログラム９０、９０ａは、磁気ディスク、半導体メモリその他の記憶媒体に格納される。そして、その記憶媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
【００７０】
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【００７１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコンピュータシステム、記憶装置、ファイル配置方法、及びファイル配置プログラムによれば、以下のような効果が達成される。
【００７２】
第１に、本発明によれば、ハードディスク等の記憶装置に対して、各ファイルの後ろに空き領域を確保して自動的に配置することにより、ファイル断片化が発生する頻度を抑えることができる。
【００７３】
第２に、本発明によれば、ファイルの属性や書き込みアクセスの頻度等の、各ファイルに関する情報に基づいて、そのファイルに対してファイル断片化の発生を抑止する処理を取るか否かを自動的に決定することにより、ファイル断片化の発生を抑止する処理を効率的に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態によるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態による記憶装置内に記憶されたファイルの配置の一例を示す図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態によるファイル配置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図４】本発明の第１の実施の形態によるファイルの再配置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図５】本発明の第１の実施の形態の記憶装置内に記憶されたファイルの再配置処理前の配置の一例を示す図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態によるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
１００記憶装置
１０記憶部
１１−１、１１−２、１１−３、… 書き込み禁止属性のファイル
１２−１、１２−２、１２−３、… 書き込み可能属性のファイル
２０制御部
２００コンピュータ
３０ＣＰＵ
４０、４０ａファイル配置制御部
５０空き領域
９０、９０ａファイル配置プログラム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to control of arrangement of files stored in a storage device such as a hard disk, and more particularly to a computer system, a storage device, a file arrangement method, and a file arrangement program for preventing files from being fragmented and stored.
[0002]
[Prior art]
When a file area is secured in a storage device such as a hard disk, the storage device is usually divided in advance for each predetermined size area (cluster, etc.), and the divided area is set as a file. A file is secured as an area and stored. In addition, a plurality of divided areas are secured as necessary to store files.
[0003]
Here, when data is additionally written, the area immediately behind it may be a free area, but if it is used by another file, the file is written to write new data in a far away free area. Fragmentation occurs. When file fragmentation occurs, the file cannot be accessed continuously, and more time is required for access.
[0004]
In this way, conventionally, while creating and deleting a file repeatedly, one file is divided into a plurality of non-contiguous areas in the storage device, resulting in a decrease in access performance. was there.
[0005]
In the conventional technique corresponding to this problem, a method of eliminating file fragmentation by rearranging the divided file areas into one continuous area is used.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the conventional techniques have the following problems.
[0007]
First, in the prior art, the rearrangement of files in a storage device such as a hard disk has been performed in order to eliminate the trouble caused by file fragmentation. It was a process that handled all files equally and simply rearranged them without considering usage frequency.
[0008]
For this reason, after the rearrangement, the individual files are arranged without a gap regardless of the frequency of use or the directory in which the files are stored. For this reason, if additional writing is performed on the file in such a state, a vacant area is secured for the increased amount of data, and the data is stored there, which causes a problem that the file is likely to be fragmented.
[0009]
Second, some files stored in the storage device are frequently rewritten or rarely rewritten, and files whose file attributes are write-protected are relatively rarely rewritten.
[0010]
If the file is not written, the file size is unchanged and no fragmentation occurs in the file. For this reason, the processing for preventing fragmentation of the file is particularly required to be executed for a file that is frequently written. However, in the conventional rearrangement process, the frequency of rewriting, file attributes, etc. in individual files are not taken into consideration.
[0011]
An object of the present invention is to provide a computer system, a storage device, a file arrangement method, and a file arrangement program that solve the above-mentioned drawbacks of the prior art and are less prone to fragmentation even when additional writing to a file is performed. .
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a computer system according to the present invention is a computer system comprising a storage device and a computer that reads and writes a file to and from the storage device. Other stored files If the file has a writable attribute, the file has that attribute. This is characterized in that an empty area is secured behind and written.
[0013]
In the computer system of the present invention according to claim 2, when a file is written in the storage device, the file is stored in the previous position based on the information of the previous position file stored in front of the position where the file is scheduled to be written. It is determined whether or not to perform control of a write position, which is control for securing and writing the free area behind the file, and writing the file based on the determination.
[0014]
In the computer system of the present invention according to claim 3, when a file is written to the storage device, the previous position file stored in front of the position where the file is to be written has a writable file attribute. The file is written after the empty area is secured behind the previous position file.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, the computer system of the present invention determines the size of the free area secured between the file and the previous position file based on the information on the previous position file and the information on the free capacity of the storage device. It is characterized by determining.
[0016]
6. The computer system according to claim 5, wherein the size of the free area secured between the file and the previous position file based on the use frequency of the previous position file and the information on the free capacity of the storage device. It is characterized by determining.
[0017]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a computer system comprising means for sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of the storage area.
[0018]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided a write-protect file table showing a list of write-protect attribute files stored in the storage device, and a list of write-enable attributes files stored in the storage device. When the file stored in the storage device is rearranged, the file is first rearranged from the file having the write prohibition attribute shown in the write prohibition file table, and then the writable file is stored. The file having the writable attribute shown in the table is rearranged while securing the free area behind each file.
[0019]
The storage device of the present invention according to claim 8 is a storage device that stores data for each file, and when the file is written, the file is stored in another file already stored. If the file has a writable attribute, the file has that attribute. This is characterized in that an empty area is secured behind and written.
[0020]
The storage device according to the ninth aspect of the present invention, when writing a file, moves the file to the rear of the previous position file based on the information of the previous position file stored in front of the position where the file is scheduled to be written. It is determined whether or not to execute control of a write position, which is control for securing and writing the free space, and writing the file based on the determination.
[0021]
The storage device of the present invention according to claim 10, when writing a file, when the previous position file stored in front of the position where the file is scheduled to be written has a writable file attribute, The empty area is secured and written behind the previous position file.
[0022]
The storage device of the present invention according to claim 11 determines the size of the free area to be secured between the file and the previous position file based on the information on the previous position file and the information on the free space. Features.
[0023]
The storage device according to the twelfth aspect of the present invention determines the size of the free area to be secured between the file and the previous position file based on the use frequency of the previous position file and information on the free space. It is characterized by.
[0024]
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided a storage device comprising means for sequentially rearranging each stored file from the beginning of the storage area.
[0025]
The storage device according to the fourteenth aspect of the present invention includes a write-protect file table indicating a list of stored write-protect attributes files and a writable file table indicating a list of stored write-enable attributes files. When rearranging a stored file, first, relocation is performed from the file having the write-inhibited attribute indicated in the write-inhibited file table, and then each file having the writable attribute in the writable file table is The free space is secured and rearranged behind the file.
[0026]
The file placement method of the present invention according to claim 15 is a file placement method in a storage device that stores data for each file. When writing a file to the storage device, the file is stored in another file that has already been stored. If the file has a writable attribute, the file has that attribute. This is characterized in that an empty area is secured behind and written.
[0027]
In the file arrangement method of the present invention according to claim 16, when a file is written to the storage device, the file is placed on the basis of information on a previous position file stored in front of a position where the file is to be written. It is determined whether or not to perform write position control, which is control for securing and writing the empty area behind the position file, and writing the file based on the determination.
[0028]
In the file arrangement method according to the seventeenth aspect of the present invention, when a file is written to the storage device, the previous position file stored in front of the position where the file is scheduled to be written has a writable file attribute. The file is written after the empty area is secured behind the previous position file.
[0029]
The file arrangement method of the present invention according to claim 18 is the size of the free area secured between the file and the previous position file based on the information on the previous position file and the information on the free capacity of the storage device. It is characterized by determining.
[0030]
The file arrangement method of the present invention according to claim 19 is characterized in that, based on the frequency of use of the previous position file and information on the free capacity of the storage device, the free area to be secured between the file and the previous position file. It is characterized by determining the size.
[0031]
The file placement method of the present invention according to claim 20 comprises the step of sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of the storage area.
[0032]
The file arrangement method of the present invention according to claim 21 is a write-protect file table showing a list of write-protect attributes files stored in the storage device, and a list of write-enable attributes files stored in the storage device. Updating the writable file table indicating, when relocating the file stored in the storage device, the relocation is first performed from the file having the write prohibition attribute indicated in the write prohibition file table. Then, the writable file shown in the writable file table is rearranged while securing the free space behind each file.
[0033]
The file placement program of the present invention according to claim 22 is already stored by controlling a computer when writing a file to the storage device in a file placement program in a storage device that stores data for each file. Other files that are If the file has a writable attribute, the file has that attribute. It is characterized by having a function of securing and writing an empty area behind the.
[0034]
The file placement program of the present invention according to claim 23, when writing a file to the storage device, based on the information of the previous position file stored in front of the position where the file is to be written, It has a function of determining whether or not to execute write position control, which is control for securing and writing the free space behind the position file, and writing the file based on the determination.
[0035]
The file placement program of the present invention according to claim 24, wherein, when a file is written to the storage device, the previous position file stored in front of the position where the file is scheduled to be written has a writable file attribute. , And a function of writing the file after securing the empty area behind the previous position file.
[0036]
The file arrangement program of the present invention according to claim 25, wherein the size of the free area secured between the file and the previous position file based on the information on the previous position file and the information on the free capacity of the storage device. It is characterized by having a function of determining
[0037]
The file arrangement program of the present invention according to claim 26, wherein the free space allocated between the file and the previous position file is determined based on the use frequency of the previous position file and information on the free capacity of the storage device. It has a function of determining the size.
[0038]
A file arrangement program according to a twenty-seventh aspect of the present invention is provided with a function of sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of a storage area.
[0039]
The file arrangement program of the present invention according to claim 28 is a write-protect file table showing a list of write-protect attributes files stored in the storage device, and a list of write-enable attributes files stored in the storage device. When the file stored in the storage device is rearranged, the function of updating the writable file table indicating the first, the relocation is first performed from the file of the write prohibition attribute indicated in the write prohibition file table, A file having a writable attribute indicated in the writable file table is provided with a function of relocating the file by securing the free space behind each file.
[0040]
In the present invention, the write-impossible attribute is considered as the attribute of the file, the files with the write-impossible attribute are concentrated and arranged as in the past, and the rewritable file is arranged by placing an empty area behind the file. When the file is rewritten, the frequency with which the file is fragmented can be reduced.
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a computer system according to the first embodiment of the present invention.
[0042]
Referring to FIG. 1, the computer system of the present embodiment includes a storage device 100 that stores various types of data, and a computer that is connected to the storage device 100 and performs access such as reading and writing of data.
[0043]
The storage device 100 includes a storage unit 10 that stores various data files, and a control unit 20 that controls the operation of the storage device 100. The computer 200 includes a CPU 30 that controls the operation of the computer and a file placement control unit 40 that controls the storage location of the file in the storage device 100.
[0044]
The file arrangement control unit 40 performs control to store a file to be stored in the storage device 100 while securing a free space after the file. This reduces the frequency at which the file is fragmented when the file is rewritten.
[0045]
The file placement control unit 40 of the present embodiment further determines whether or not to reserve a free area behind the file based on the file attribute. In other words, since a file with a write-inhibited attribute (write-inhibited attribute) is less likely to be rewritten than a file with a writable attribute, a free area is secured after the file only for a file with the writable attribute. Processing is executed, and control is performed to store a file having a write-impossible attribute without securing a free area and without leaving an interval.
[0046]
In this way, by adopting a method that secures free space only for files that are frequently rewritten (and expected to be frequent), rather than securing free space for all files, Free space in the storage device 100 can be used more efficiently.
[0047]
Next, the file placement operation of the present embodiment will be described. FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of file arrangement according to this embodiment.
[0048]
Referring to FIG. 3, first, the file arrangement control unit 40 receives an instruction from the CPU 30 to store a file in the storage device 100 (step 301). Then, the position where the file is scheduled to be stored in the storage unit 10 of the storage device 100 is determined (by processing similar to the conventional method), and the attribute of the previous position file, which is the file stored in front of the file, is checked ( Step 302). If the previous position file is not a writable file, the file is stored behind the previous position file without an interval in the same manner as before (step 303).
[0049]
Also, if the previous file is a writable file, to prevent the file from being fragmented when the previous file is rewritten, an empty area is secured behind the previous file and the file is placed with a gap. Store (step 304).
[0050]
Here, the method of determining the size of the free area secured behind the previous position file can be implemented by various methods and need not be particularly limited. For example, it is determined based on information such as a method for securing a predetermined fixed-length free space, a method for calculating based on the free space in the storage unit 10 at that time, and the date and data capacity of the previous position file. A method, a method of recording the number of times of write access to each file, and calculating a free capacity based on the record of the number of times of write access of the previous position file, a combination thereof, or the like can be considered.
[0051]
That is, as the free space in the storage unit 10 increases, the size of the free space secured behind the previous position file is increased, and as the date of the previous position file is newer, the data capacity is larger and the number of write accesses is larger. Then, it is possible to perform control such as increasing the size of the empty area secured behind the previous position file.
[0052]
Further, the process of reducing the frequency at which a file is fragmented by securing a free area according to the present invention is also effectively performed in a rearrangement process in which files are rearranged sequentially from the beginning of a storage area.
[0053]
FIG. 4 is a flowchart for explaining the file rearrangement operation according to this embodiment. Here, as a table for storing a list of files stored in the storage device 100, a write-protected file table for storing a list of files with write-protect attributes and a writable file table for storing a list of other files are used. , Rearranging files.
[0054]
First, the file placement control unit 40 searches the storage device 100 for files with write-protect attributes, stores a list of the files in the write-protect file table, and creates other files as writable file tables (step 401).
[0055]
Next, the files described in the write-protected file table are preferentially rearranged in order from the youngest physical address of the storage device 100 (step 402).
[0056]
After rearrangement of the write-protected file table, subsequently, files of the writable file table are arranged (step 403). Here, since the file in the writable file table has a rewritable attribute, the file size is likely to change in the future. For this reason, the files in the writable file table are rearranged while securing an empty area between the files.
[0057]
As described above, the files in the storage unit 10 of the storage device 100 are rearranged. FIG. 5 is a diagram showing an example of the arrangement before the relocation processing of the file stored in the storage device 100 of the present embodiment, and FIG. 2 shows the relocation of the file in the storage device 100 of the example of FIG. It is a figure which shows an example of the arrangement | positioning after arrangement | positioning.
[0058]
5 and FIG. 2, in the storage unit 10 of the storage device 100, files 11-1, 11-2, 11-3,... Having write-inhibited attributes and a file 12 having writable attributes. -1, 12-2, 12-3,. Before the relocation shown in FIG. 5, the files are arranged randomly, but by executing the relocation processing of the present embodiment described above, the files are relocated as shown in FIG. Each of the files 11-1, 11-2, 11-3,... Having the non-writable attribute is sequentially arranged without a gap in a continuous area, and the files 12-1, 12-2 having the writable attribute. 12-3,... Are sequentially arranged with a free space 50 behind each file on the assumption that rewriting will be performed in the future.
[0059]
Here, in the case of the rearrangement process, as a method for determining the size of the free area provided between files, in addition to the above-described method, the free capacity of the storage device 100 is evenly divided by the number of files in the writable file table An allocation method, a method of calculating the capacity by weighting each file, etc. based on information such as the date and capacity of the last write in each file having a writable attribute can be implemented.
[0060]
In addition, the process for controlling the file arrangement of the computer system according to the present embodiment is not limited to the method that is always executed when writing to the storage device 100, and may be executed only during the above-described file relocation process. Good.
[0061]
As described above, according to the present embodiment, the frequency of file fragmentation is suppressed by automatically allocating a free space after each file in a storage device such as a hard disk. be able to. In addition, based on information about each file, such as file attributes and write access frequency, it is possible to automatically determine whether or not to take processing to suppress the occurrence of file fragmentation for the file. It is possible to efficiently execute processing for suppressing the occurrence of fragmentation.
[0062]
Next, other embodiments of the present invention will be described.
[0063]
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a computer system according to the second embodiment of the present invention. In the first embodiment, the computer 200 that accesses the storage device 100 is provided with the file placement control unit 40 to control the placement of files to be stored. The configuration is not limited, and the configuration in which the file placement control unit 40a is installed on the storage device 100a side as shown in FIG. 6 can be similarly implemented.
[0064]
The file placement control unit 40a provided on the storage device 100a side of the present embodiment shown in FIG. 6 performs the first file placement processing of the present invention in cooperation with the operating system of the computer 200a if necessary. This can be executed in the same manner as in the embodiment.
[0065]
Further, as another embodiment, in addition to the writable file described in the first embodiment as a target file to secure a free space, based on information such as file attributes, Various determination methods can be employed.
[0066]
For example, in addition to the write-protected file, “system file”, “hidden file”, “program execution file”, and the like are files that are rarely accessed for writing. For this reason, file attributes are checked to make system files and hidden files files that do not reserve free space, and file extensions are checked to provide file extensions that are specified in advance (for example, MS -In Windows, “exe”, “dll”, “com”, “sys”, etc.) can be used as a file that does not reserve free space.
[0067]
Conversely, among write-protected files, there are files that are frequently rewritten (for example, system-related files). For such a file, a method for securing a free area can be similarly implemented by specially setting the file in advance as a file for securing a free area.
[0068]
In addition, the user may have functions such as specifying individual files and directories stored in the storage device and specifying whether or not to reserve a free area and the size of the free area to be secured. .
[0069]
Note that the computer system of each of the above embodiments realizes the functions of the file allocation control units 40 and 40a and other functions in hardware, as well as the file allocation program 90 which is a computer program having each function. , 90a can be realized by being loaded into the memory of the computer processing apparatus. The file arrangement programs 90 and 90a are stored in a magnetic disk, a semiconductor memory, or other storage medium. Each function described above is realized by being loaded from the storage medium to the computer processing apparatus and controlling the operation of the computer processing apparatus.
[0070]
Although the present invention has been described with reference to the preferred embodiments and examples, the present invention is not necessarily limited to the above-described embodiments and examples, and various modifications can be made within the scope of the technical idea. Can be implemented.
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the computer system, the storage device, the file arrangement method, and the file arrangement program of the present invention, the following effects are achieved.
[0072]
First, according to the present invention, the frequency of file fragmentation can be suppressed by automatically allocating a free space after each file in a storage device such as a hard disk. .
[0073]
Second, according to the present invention, based on information about each file such as the file attribute and the write access frequency, it is automatically determined whether or not to take processing to suppress the occurrence of file fragmentation for the file. Therefore, it is possible to efficiently execute the processing for suppressing the occurrence of file fragmentation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a computer system according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of an arrangement of files stored in the storage device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart for explaining an operation of file arrangement according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a flowchart for explaining an operation of file relocation according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of arrangement before relocation processing of a file stored in the storage device according to the first embodiment of this invention;
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a computer system according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
100 storage device
10 storage unit
11-1, 11-2, 11-3, ... Files with write prohibition attributes
12-1, 12-2, 12-3, ... Files with writable attributes
20 Control unit
200 computers
30 CPU
40, 40a File arrangement control unit
50 free space
90, 90a File placement program

Claims

In a computer system comprising a storage device and a computer that reads and writes files to and from the storage device,
When writing write target file in the storage device, determines a write predetermined position of the writing file, already confirmed attribute before position files stored ahead of that position, the front position file is writable If the file has a special attribute, the write target file is written behind the free area by securing a free area behind the previous position file,
When the previous position file is a file having a write prohibition attribute, the write target file is written after the previous position file without securing an empty area behind the previous position file. Computer system.

Claims on the basis of the information of the free space information and the storage device of the front position file, and determines the size of the free-space between the writing file and the previous position file 2. The computer system according to 1.

The size of the free area to be secured between the write target file and the previous position file is determined based on the use frequency of the previous position file and information on the free capacity of the storage device. Item 4. The computer system according to Item 1.

4. The computer system according to claim 1, further comprising means for sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of a storage area.

A write-protect file table showing a list of write-protect attributes files stored in the storage device;
A writable file table showing a list of writable attribute files stored in the storage device;
When the file stored in the storage device is rearranged, the file is first rearranged from the file having the write-inhibited attribute indicated in the write-inhibited file table, and subsequently the writable attribute in the writable file table is displayed. 5. The computer system according to claim 4, wherein the free space is secured behind the file having the writable attribute and the file is rearranged after the free space.

In a storage device that stores data for each file,
When writing write target file, determines the writing predetermined position of the writing file, check the attributes of front position file in front of the position is already stored, with the front position files are writable attribute If the file is a write file , the write target file is written after the free space by securing a free space behind the previous position file,
When the previous position file is a file having a write prohibition attribute, the write target file is written after the previous position file without securing an empty area behind the previous position file. Storage device.

Claims on the basis of the information of the free space information and the storage device of the front position file, and determines the size of the free-space between the writing file and the previous position file 6. The storage device according to 6.

The size of the empty area to be secured between the write target file and the previous position file is determined based on the use frequency of the previous position file and the information on the free capacity of the storage device. Item 7. The storage device according to Item 6.

9. The storage device according to claim 6, further comprising means for sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of a storage area.

When relocating a stored file with a write-protected file table showing a list of stored write-protected attributes and a writable file table showing a list of stored files with write-enabled attributes First, rearrangement is performed from the file having the write-protection attribute indicated in the write-protection file table, and then the file having the write-enable attribute indicated in the writable file table is placed in the free space behind each writable file. The storage device according to claim 9, wherein the storage device is secured and rearranged after the free space.

In a file arrangement method in a storage device that stores data for each file,
When writing write target file in the storage device by a computer, said determining the write position of the write target file, check the attribute before position file already stored in front of the position by the computer by the computer, When the previous position file is a file having a writable attribute, the computer writes the write target file after the free area by securing a free area behind the previous position file,
When the previous position file is a file having a write prohibition attribute, the computer writes the file to be written after the previous position file without allocating an empty area behind the previous position file. Feature file placement method.

Based on the information of the free space information and the storage device of the front position file, and characterized by determining the size of the free-space between the writing file and the previous position file by the computer The file arrangement method according to claim 11.

The computer determines the size of the free area to be secured between the write target file and the previous position file based on the use frequency of the previous position file and information on the free capacity of the storage device. The file arrangement method according to claim 11.

14. The file arrangement according to claim 11, further comprising a step of sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of a storage area by the computer. Method.

The computer updates the write-protect file table showing a list of write-protect attributes files stored in the storage device and the writable file table showing a list of write-enable attributes files stored in the storage device. And when rearranging the file stored in the storage device, first, without securing a free area behind the file with the write-inhibited attribute from the file with the write-inhibited attribute shown in the write-inhibited file table The relocation is performed by the computer, and subsequently, the writable file shown in the writable file table is secured by the computer after the free space by securing the free space behind each writable file. Characterized by relocation File allocation method according to Motomeko 14.

In a file placement program in a storage device that stores data for each file,
On the computer,
When writing the write target file to the storage device, the computer is controlled to determine the scheduled write position of the write target file and confirm the attribute of the previous position file already stored in front of the position When,
If the previous position file is a file having a writable attribute, a process of writing the write target file after the free area by securing a free area behind the previous position file having the attribute When,
When the previous position file is a file having a write prohibition attribute, a process of writing the write target file after the previous position file without securing an empty area behind the previous position file is executed. A file placement program characterized by that.

In the computer,
Based on the information on the previous position file and the information on the free capacity of the storage device, a process for determining a size of the free area to be secured between the write target file and the previous position file is executed. The file arrangement program according to claim 16.

In the computer,
Based on the use frequency of the previous position file and information on the free capacity of the storage device, a process of determining a size of the free area to be secured between the write target file and the previous position file is executed. The file arrangement program according to claim 16, wherein

In the computer,
The file placement program according to any one of claims 16 to 18, wherein a process of sequentially rearranging each file stored in the storage device from the beginning of a storage area is executed.

In the computer,
A process for updating a write-protect file table showing a list of write-protect attributes files stored in the storage device, and a writable file table showing a list of write-enable attributes files stored in the storage device;
When rearranging a file stored in the storage device, the file is first rearranged from the file having the write-inhibited attribute shown in the write-inhibited file table without securing a free area behind the file having the forbidden attribute. Subsequently, the file having the writable attribute indicated in the writable file table is subjected to a process of allocating the free area behind each writable attribute file and rearranging the file after the free area. The file arrangement program according to claim 19, wherein: