JP3985688B2 - 飲料製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミキシングボウル内に供給した原料と湯水とを攪拌して調合した飲料を流出口を通して流出させる飲料製造装置に関し、特に、ホイップクリーム等の高粘性飲料を調合する飲料製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カップ式飲料自動販売機や飲料ディスペンサでは、ミキシングボウル内に供給した粉末原料と湯とを攪拌して飲料を調合する飲料製造装置を機内に設けている。
この飲料製造装置は、ミキシングボウル内に飲料の粉末原料を供給するキャニスタと、湯を供給する湯タンクと、該ミキシングボウル内に供給された粉末原料と湯とを攪拌して飲料を調合するための攪拌羽根を取付けた軸を駆動するモータを設けた攪拌手段と、を備えている。
【0003】
そして、キャニスタに貯留されたコーヒー、砂糖、ミルク等の粉末原料がミキシングボウル内に供給されると同時に、湯が湯タンクから供給され、モータにより攪拌羽根が回転し、コーヒー、砂糖、ミルク等の粉末原料と湯が攪拌され調合される。粉末原料と湯が攪拌され調合された飲料はミキシングボウルの下部に設けた流出口から流出してカップに注がれる。
ところで、最近では、飲料に対する嗜好の多様化により、コーヒー飲料の液面上にホイップクリームを浮かせたカプチーノ等のトッピング飲料が好まれるようになってきている。この飲料の液面上にホイップクリームを浮かせたトッピング飲料を製造するには、ミキシングボウルに泡立ち成分を配合したホイップクリーム用の原料と湯を供給し、それを攪拌羽根で攪拌して泡立ちのしっかりしたホイップクリームを調合し、そのホイップクリームをカップに注ぎ入れる。そして、このホイップクリームの上からコーヒー飲料を注ぐと、コーヒー飲料の液面上にホイップクリームが浮き上がりカプチーノが出来上がる。そしてホイップクリームを調合したミキシングボウルに湯を供給すると同時に攪拌羽根を回転させて、この攪拌羽根の攪拌でミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面に付着しているホイップクリームの残液を洗浄し、さらにこの後、湯を供給してミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面を洗い流すようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−143754号(第4頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように泡立ち成分を配合したホイップクリームやホイップココア飲料等、粘性が高く泡が発生しやすい飲料は、湯を供給して攪拌羽根の回転による攪拌でミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面に付着しているホイップクリームやホイップ飲料の残液を洗浄し、この洗浄した湯をミキシングボウルの下部に設けた流出口からカップ内の飲料中に流出させてカップ飲料の一部とするようにしているが、攪拌した湯に粘性が高く泡が発生しやすいホイップクリームやホイップ飲料の残液が溶け込むと粘性が高くなり流出抵抗が大きくなるので湯の流出に時間がかかる。そのため、洗浄した湯の液上面に浮いている泡立ち成分や高粘性成分がミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面に泡状に残ってしまい、洗浄効果が半減する結果となる。そして、販売の都度行うこの洗浄でミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面に泡状に残留物が残ってしまうと、その後さらに湯を流しても泡状の残留物を流し去ることが困難であった。また、カップ1杯の販売飲料の総量には限りがあり、洗浄に使用できる湯の量には制限がある。よってこの販売の都度行う洗浄で洗浄しきれない場合、所定の間隔の時間でミキシングボウルに大量に湯を供給して洗浄を行い(オートリンス)衛生を確保する必要が生じる。しかしながら、このように大量に湯を供給してミキシングボウルの内壁面や攪拌羽根の表面に残った泡状の残留物を洗浄して除去すると、この大量に使用した湯の廃水処理が必要になるが、この飲料製造装置を備えたカップ式飲料自動販売機を屋内の排水設備のない場所に設置すると、機内に設けた廃水バケツに排水することになり、その廃水の処理を行うメンテナンスの負担が増え、改善が望まれている。
【0006】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、泡立ち成分を配合したホイップクリームやホイップココア飲料等、粘性が高く泡が発生しやすい飲料を調合した場合であっても、販売の都度使用する飲料調合用の湯水の量の範囲内で、ミキシングボウル内壁面や攪拌羽根に残った残留物を確実に洗い流して除去することが可能な飲料製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料製造装置は、ミキシングボウル内に飲料の原料を供給する原料供給手段と、湯水を供給する湯水供給手段と、該ミキシングボウル内に供給された原料と湯水とを攪拌して飲料を調合する攪拌手段と、を具備し、前記ミキシングボウル内で調合した飲料を流出口を通して流出させる飲料製造装置において、
前記湯水供給手段から前記ミキシングボウル内に湯水を供給するとともに、前記原料供給手段から前記ミキシングボウル内に原料を供給し、この原料と湯水とを前記攪拌手段で攪拌して飲料を調合して、この調合した飲料を前記流出口を通して流出させる第1ステップの制御と、
前記第1ステップの制御の後に、前記湯水供給手段から湯水を供給して前記ミキシングボウルの内壁面を洗い流して、この湯水で前記攪拌手段を浸漬し、この前記攪拌手段を浸漬した湯水を前記流出口を通して流出させる第2ステップの制御と、
前記第2ステップの制御の後に、前記攪拌手段を回転させて、この攪拌手段の表面に付着している前記飲料の残液を飛散させる第3ステップの制御と、
前記第3ステップの制御の後に、さらに前記湯水供給手段から湯水を供給して前記ミキシングボウルの内壁面と前記攪拌手段を洗い流して前記流出口を通して流出させる第4ステップの制御と、
前記第4ステップの制御の後に、前記攪拌手段を回転させて、この攪拌手段の表面に付着している前記湯水を飛散させる第5ステップの制御と、を連続して行うように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る飲料製造装置は、上記請求項1において、前記湯水供給手段から前記ミキシングボウル内に供給する湯水の単位時間当たりの量を、前記流出口を通して流出する湯水の単位時間当たりの量より大なる量になるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る飲料製造装置は、上記請求項1において、前記制御手段は、前記第2ステップで供給する湯水の量と、前記第4ステップで供給する湯水の量とを異なるように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る飲料製造装置は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて、前記飲料の原料は、飲料の液面上に乗せるトッピング用ホイップクリームの粉末原料であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1には、カップ式飲料自動販売機の機体内に設けられた本発明の実施の形態に係る実施例としての、ミキシングボウル内に供給したコーヒー、砂糖、クリーム等の粉末原料と湯とを攪拌して飲料を調合する飲料製造装置1の構成を示している。
この飲料製造装置1は、ホイップクリームに代表される泡立ち成分を配合した粉末原料と湯からホイップ飲料を製造することが可能な装置で、ホイップクリームの粉末原料を収容するキャニスタ2(原料供給手段)、湯を貯湯する湯タンク3(湯水供給手段)、キャニスタ2から供給されるホイップクリームの粉末原料と湯タンク3から供給される湯を攪拌してホイップクリームを調合する攪拌羽根7を回転駆動する駆動モータ8(攪拌羽根7と駆動モータ8とで攪拌手段を構成する)を設けたミキシングボウル6、ミキシングボウル6の底部に設けた流出口6aに接続され、攪拌羽根7で攪拌して調合したホイップクリームをカップ10に供給する供給管9、カップ10を載置するベンドステージ11、を備えている。
【0010】
キャニスタ2は下部に排出筒2aを有し、収容している粉末原料をこの排出筒2aからミキシングボウル6に供給する。キャニスタ2の内底部には排出筒2aから粉末原料を供給する手段として、例えばモータで回転駆動されるスクリューが設けられ、後述する制御部100から出力される信号によりこのスクリューが回転するとキャニスタ2内の粉末原料が所定量排出筒2aを通してミキシングボウル6内に供給される。
湯タンク3には湯を供給する手段として電磁弁4が設けられ、制御部100から出力される信号により電磁弁4が開放されると湯配管5を介して所定量の湯がミキシングボウル6内に供給される。
【0011】
攪拌羽根7は、流出口6aに対向して設けられ、制御部100から出力される信号により駆動モータ8が回転すると粉末原料と湯を攪拌して調合するとともに流出口6aから粉末原料と湯が流出するのを防止し、回転を停止すると調合した液またはクリームを流出口6aから流出させる弁の働きをする。
図2には、本発明の飲料製造装置の制御ブロック図を示している。飲料の種類を選択するための飲料選択ボタン80と、飲料選択ボタン80から出力された信号に基づいて選択された飲料を製造するための制御を行う制御部100(制御手段)と、この制御部100から出力される信号で、粉末原料を供給するキャニスタ2と、湯を供給する湯タンク3に設けた電磁弁4と、ミキシングボウル6に供給された粉末原料と湯とを攪拌する攪拌羽根7を回転駆動する駆動モータ8とを所定のタイミングで駆動するようになっている。
【0012】
次に図3を参照して、上記の動作を経時的に説明する。図3は、本発明の実施例の飲料の製造動作を示すタイミングチャートである。カップ式飲料自動販売機の利用者が飲料選択ボタン80によりコーヒー飲料の液面上にホイップクリームをトッピングしたカプチーノ等のトッピング飲料を選択すると、その信号が制御部100に出力される
制御部100は飲料選択ボタン80から出力された信号に基づいて、駆動モータ8に信号を出力すると、駆動モータ8の回転駆動により攪拌羽根7が回転を開始する。それとタイミングを合わせて電磁弁4に所定時間信号を出力すると、電磁弁4が開放され湯配管5を介して湯タンク3に貯湯されている湯がミキシングボウル6内に供給される。そして、キャニスタ2に所定時間信号を出力し、ホイップクリーム用の粉末原料を排出筒2aを通してキャニスタ2からミキシングボウル6内に供給する。そして攪拌羽根7の回転によりミキシングボウル6に供給した湯と粉末原料を攪拌し、所定時間経過後制御部100が信号の出力を停止すると、攪拌羽根7の回転が停止して、湯と粉末原料を攪拌して調合したホイップクリームが流出口6aから流出し、供給管9からベンドステージ11に載置するカップ10に供給され、第1ステップの制御が終了する。このカップ10に供給されたホイップクリームにコーヒー液、砂糖液を供給すると、コーヒー飲料の液面上にホイップクリームが浮き上がる。
【0013】
ミキシングボウル6に湯と粉末原料を供給し攪拌して調合したホイップクリームをカップ10に供給する第1ステップの終了後、引き続いて第2ステップの制御として、制御部100が電磁弁4に所定時間T2信号を出力すると、電磁弁4が開放され湯配管5を介して湯タンク3に貯湯されている湯がミキシングボウル6内に供給される。このとき、ミキシングボウル6の内壁面や攪拌羽根7の表面に残ったクリームが湯に溶け込むので、この溶け込んだクリームの粘性で流出口6aから流出する湯の単位時間当たりの量が少なくなる。さらに、ミキシングボウル6の流出口6aを通して流出する湯の単位時間当たりの量より湯タンク3からミキシングボウル6内に供給する湯の単位時間当たりの量を多くしているので、供給された湯はミキシングボウル6内に滞留して攪拌羽根7を浸漬するので、ミキシングボウル6の内壁面や攪拌羽根7の表面に残留しているクリームに湯が浸透してその粘性を下げる。そして、この滞留している湯が徐々に流出口6aから供給管9を介してカップ10に流出して、これにより第2ステップの制御が終了する。この滞留した湯が残留しているクリームの粘性を下げると湯にクリームが溶け込み液面に泡状に浮き上がるので、湯が流出するとミキシングボウル6の内壁面や攪拌羽根7の表面にクリームの残液が泡状に残る。
【0014】
ミキシングボウル6内に湯を供給して残留しているクリームの粘性を下げる第2ステップの終了後、引き続いて第3ステップの制御として、制御部100が駆動モータ8に所定時間T3信号を出力すると攪拌羽根7がミキシングボウル6内で空転(空気中で回転する)を開始する。攪拌羽根7が空転すると、その遠心力で攪拌羽根7の表面に付着している泡状の粘性が下がったクリームの残液が吹き飛ばされ、ミキシングボウル6内壁面に付着し、これにより第3ステップの制御が終了する。
攪拌羽根7を空転してその遠心力で表面に付着している粘性の下がった泡状のクリームの残液をミキシングボウル6内壁面に吹き飛ばす第3ステップの終了後、引き続いて第4ステップの制御として、制御部100が電磁弁4に所定時間T4信号を出力すると、電磁弁4が開放され湯配管5を介して湯タンク3に貯湯されている湯がミキシングボウル6内に供給され、ミキシングボウル6の内壁面に付着している泡状のクリームの残液を洗い流す。このときには、泡状のクリームの残液は第2ステップの制御により粘性が下がっているので、湯タンク3から供給された湯は滞留することなく泡状のクリームの残液を流下して流出口6aから供給管9を介してカップ10に流出する。このように、供給された湯がミキシングボウル6内に滞留することなく流出口6aから流出すると、攪拌羽根7の表面も新たに供給された湯で洗浄され、クリームが残留することがなくなる。これにより第4ステップの制御が終了する。また、第4ステップの湯の供給時間T4を第2ステップの湯の供給時間T2と変化させると、ミキシングボウル6内壁面を流下する湯の位置を変えることができるので、洗浄効果がより向上する。さらに、第4ステップの湯の供給時間T4を第2ステップの湯の供給時間T2より短くすると、湯をミキシングボウル6内に滞留させることなく流出口6aから確実に流出させることができる。
【0015】
ミキシングボウル6内に湯を供給して残留しているクリームの残液を流出させる第4ステップの終了後、引き続いて第5ステップの制御として、制御部100が駆動モータ8に所定時間T5信号を出力すると攪拌羽根7がミキシングボウル6内で空転を開始する。攪拌羽根7が空転すると、その遠心力で攪拌羽根7の表面に付着している湯が吹き飛ばされるので、供給管9から湯がいつまでもカップ10にしたたり落ちること(後ダレ)を短時間でなくすることができる。これにより第5ステップの制御が終了する。
このように、制御部100が飲料選択ボタン80から出力された信号に基づいて、電磁弁4に信号を出力して湯タンク3から湯を供給し、キャニスタ2に信号を出力してホイップクリームの粉末原料を供給し、駆動モータ8に信号を出力して攪拌羽根7を回転して湯と粉末原料を攪拌して調合したホイップクリームを流出口6aから供給管9を介してカップ10に供給する第1ステップの制御、引き続いてミキシングボウル6内に湯を供給して残留しているクリームの粘性を下げる第2ステップの制御、攪拌羽根7を空転してその遠心力で表面に付着している粘性の下がった泡状のクリームをミキシングボウル6内壁面に吹き飛ばす第3ステップの制御、ミキシングボウル6内に湯を供給して泡状のクリームの残液を流出させる第4ステップの制御、攪拌羽根7を空転させてその遠心力で表面に付着している湯を吹き飛ばし、カップ10に供給管9から湯がいつまでもしたたり落ちる後ダレを短時間でなくす第5ステップの制御と、を連続して行うように制御する制御部100を設けたことにより、泡立ち成分を配合したホイップクリームやホイップココア飲料等、粘性が高く泡が発生しやすい飲料を調合した場合であっても、販売の都度使用する飲料調合用の湯量の範囲内で、ミキシングボウル6内壁面や攪拌羽根7に残った残留物を確実に洗い流して除去することが可能な飲料製造装置を提供するという効果を発揮することができる。そして、このカップ10に供給されたホイップクリームにコーヒー液、砂糖液を供給すると、コーヒー飲料の液面上にホイップクリームをトッピングしたカプチーノ等のトッピング飲料が出来上がる。
【0016】
なお、トッピング飲料を調理する実施例で説明したが、本発明は、ココア飲料、抹茶飲料、イチゴミルク等の粘性を有する飲料、また、レギュラーコーヒーを泡立てた飲料等の、飲料の原料を攪拌して飲料を調合する飲料製造装置に適用できることはいうまでもない。
また、ホット飲料を調理する実施例で説明したが、本発明は、アイス飲料はもとより、他の粉末原料またはシロップと湯水とからなる飲料の原料を攪拌して調合する飲料製造装置に適用できる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、原料と湯水とを供給し攪拌手段で攪拌して調合した飲料を流出口を通して流出させる第1ステップの制御と、湯水を供給してミキシングボウルの内壁面を洗い流して攪拌手段を浸漬し流出口を通して流出させる第2ステップの制御と、攪拌手段を回転させて表面に付着している飲料の残液を飛散させる第3ステップの制御と、湯水を供給してミキシングボウルの内壁面と攪拌羽根を洗い流す第4ステップの制御と、攪拌手段を回転させて付着している湯水を飛散させる第5ステップの制御と、を連続して行うように制御する制御手段を設けたので、泡立ち成分を配合したホイップクリームやホイップココア飲料等、粘性が高く泡が発生しやすい飲料を調合した場合であっても、販売の都度使用する飲料調合用の湯水の量の範囲内で、ミキシングボウル内壁面や攪拌羽根に残った残留物を確実に洗い流して除去することが可能な飲料製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る実施例としての飲料製造装置の概略構成図である。
【図2】本発明の飲料製造装置を適用する制御ブロック図である。
【図3】本発明の飲料製造装置を適用する実施例の飲料製造のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 飲料製造装置
2 キャニスタ
3 湯タンク
4 電磁弁
6 ミキシングボウル
7 攪拌羽根
8 駆動モータ
10 カップ
80 飲料選択ボタン
100 制御部

Claims (4)

  1. ミキシングボウル内に飲料の原料を供給する原料供給手段と、湯水を供給する湯水供給手段と、該ミキシングボウル内に供給された原料と湯水とを攪拌して飲料を調合する攪拌手段と、を具備し、前記ミキシングボウル内で調合した飲料を流出口を通して流出させる飲料製造装置において、
    前記湯水供給手段から前記ミキシングボウル内に湯水を供給するとともに、前記原料供給手段から前記ミキシングボウル内に原料を供給し、この原料と湯水とを前記攪拌手段で攪拌して飲料を調合して、この調合した飲料を前記流出口を通して流出させる第1ステップの制御と、
    前記第1ステップの制御の後に、前記湯水供給手段から湯水を供給して前記ミキシングボウルの内壁面を洗い流して、この湯水で前記攪拌手段を浸漬し、この前記攪拌手段を浸漬した湯水を前記流出口を通して流出させる第2ステップの制御と、
    前記第2ステップの制御の後に、前記攪拌手段を回転させて、この攪拌手段の表面に付着している前記飲料の残液を飛散させる第3ステップの制御と、
    前記第3ステップの制御の後に、さらに前記湯水供給手段から湯水を供給して前記ミキシングボウルの内壁面と前記攪拌手段を洗い流して前記流出口を通して流出させる第4ステップの制御と、
    前記第4ステップの制御の後に、前記攪拌手段を回転させて、この攪拌手段の表面に付着している前記湯水を飛散させる第5ステップの制御と、を連続して行うように制御する制御手段を設けたことを特徴とする飲料製造装置。
  2. 前記湯水供給手段から前記ミキシングボウル内に供給する湯水の単位時間当たりの量を、前記流出口を通して流出する湯水の単位時間当たりの量より大なる量になるようにしたことを特徴とする請求項1記載の飲料製造装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2ステップで供給する湯水の量と、前記第4ステップで供給する湯水の量とを異なるように制御することを特徴とする請求項1記載の飲料製造装置。
  4. 前記飲料の原料は、飲料の液面上に乗せるトッピング用ホイップクリームの粉末原料であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料製造装置。
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