JP3952893B2 - ネットワーク機器およびプログラム自動更新方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
ネットワークに接続される機器のプログラム更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットが普及し、PCやADSLモデム等ネットワークに接続できる機器が家庭内に普及している。これらのネットワークに接続された機器に対し、不具合の修正や新たな機能の追加のために、ネットワークに接続された他の機器が、ネットワークを利用して該機器を動作させるプログラムを、配信するようになってきている。ここでプログラムとは、低レベルの機器を動作させるファームウェアとOS、OS上で動作するミドルウェアやアプリケーションも含むものとする。 しかしながら、従来はプログラムを更新するためには、ネットワーク機器の利用者が手動で更新手続きを行う必要があった。そのため、自動的にファームウェアを更新する方法として、ネットワーク機器内にファームウェアのバッファを設けて一時退避させ退避先のファームウェアを利用している間に、ファームウェアの更新を行う方法(特開2000-172508)等が考案されており、低レベルのファームウェアの更新に対応している。
【0003】
また、ネットワークに接続された機器のOSやOS上で動作するミドルウェアやアプリケーションを含めた更新の際は、依然、利用者が更新作業を行うタイミングを決定する必要がある。現在のネットワーク機器では、HTTPサーバが搭載され、外部からのリクエストに応じて、稼動状態やファームウェアのバージョン、機器操作メニュー等の自機器の状態を送信できるようになっており、利用者はネットワーク機器に対しHTTP対応のブラウザで接続し、ブラウザに表示された操作メニューに表示されるプログラムの更新を選択することで更新を行っている。ここで、HTTPサーバを搭載するとは、ネットワーク機器上でHTTPのリクエストを受け付けるサーバのアプリケーションが稼動している状態である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ネットワークに接続されたあるネットワーク機器に対しネットワークを介して接続された他の機器の制御によりプログラムを更新しようとした場合、該ネットワーク機器が常時通電されているとは限らず、ネットワーク機器のプログラム更新が出来ない場合がある。また、ネットワーク機器が動作中の場合には、プログラム更新のためにネットワーク機器を再起動する必要があるが、無条件に他の機器が再起動を行うとネットワーク機器上の重要な情報を破壊するおそれがある。さらに、ネットワーク機器のプログラム更新時に、停電やネットワーク切断等の事故が発生し、プログラムの更新に失敗した際、ネットワーク機器が動作しなくなる可能性がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ネットワーク機器1が、第1のネットワークを介して接続されるネットワーク機器2に、該ネットワーク機器2と第2のネットワークを介して接続されるネットネットワーク機器3のプログラム更新を要求する。この時、ネットワーク機器1は、更新の緊急度に応じて更新レベル値を設定する。更新レベル値は後に述べる動作レベル値と比較するものである。ネットワーク機器2は、複数のネットワーク機器3の型式とプログラムの組のリストを持ち、ネットワーク機器1からプログラム更新の要求を受けた場合に、リストの型式に対応するプログラムを更新または格納し、ネットワーク機器3に対しプログラムの更新を要求する。ネットワーク機器3が起動中にネットワーク機器2からプログラム更新の要求を受けた場合は、ネットワーク機器3は自機器上で動作中のタスクの状態を確認し、動作レベル値を計算する。ここで、動作レベル値はタスクの稼動状態を数値で表したものであり、タスクの稼動率に応じて決定される。ネットワーク機器3は動作レベル値と更新レベル値を比較し、更新レベル値の方が高かった場合に、動作しているタスクよりも更新の緊急度が高いと判断し、ネットワーク機器3は自機器を停止しプログラムを更新する。尚、設定条件により更新レベル値の方が低い場合を緊急度が高いと判断することも可能である。
【0006】
また、ネットワーク機器3は、電源が投入されると、ネットワーク機器2に自機器が有するプログラム更新の有無の確認を要求する。ネットワーク機器2は、前記ネットワーク機器3からプログラムの更新確認の要求を受けると、リスト内のプログラムが更新されているかどうかを確認し、更新されていた場合は、新しいプログラムを第2のネットワークを介してネットワーク機器3に送信する。
【0007】
さらに、ネットワーク機器3は自身が起動出来たかどうかを判断し、起動できなかった場合にはネットワーク機器2にプログラムを要求する。
【0008】
【発明の実施の形態】
まず、各機器のネットワーク構成及び内部構成を図1〜図8に示す。
【0009】
図1に本実施例のネットワーク構成を示す。101、102、103はホストとして動作するネットワーク機器であり、上記したネットワーク機器1に相当する。104はインターネット等で構築されたグローバルネットワークであり、上記した第1のネットワークに相当する。105はゲートウェイ装置であり、上記したネットワーク機器2に相当する。ゲートウェイ装置105とホスト101、102、103はグローバルネットワーク104を介して接続されている。106は電灯線、LAN、無線LAN等で接続されているローカルネットワークであり、上記した第2のネットワークに相当する。107、108、109は宅内あるいは屋内等に配置されたネットワーク機器であり上記したネットワーク機器3に相当する。ネットワーク機器107、108、109とゲートウェイ装置105はローカルネットワーク106を介して接続されている。ネットワーク機器107、108、109はそれぞれ書き換え装置、プログラム領域801を有し、該ネットワーク機器上では監視タスクが動作する。ここで、監視タスクとは、OS上で動作する全タスクの動作状況を取得できるタスクであり、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。ハードウェア的には、任意のCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラム等によって実現できる。
【0010】
図2はゲートウェイ装置105の内部構成を示す。201はEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリでありゲートウェイ装置105を起動するためのブートプログラムを保持する。202はCPUであり、ゲートウェイ装置105全体の処理を行う。203はメインメモリであり、プログラム実行領域として利用される。204はバスであり、EPROM201、CPU202、メインメモリ203、周辺制御装置205を接続する。205は周辺制御装置であり、CPUからの命令を受け、周辺制御装置205に接続された機器である不揮発性記憶装置206、ローカルネットワークインターフェース207、グローバルネットワークインターフェース208の制御を行う。206は不揮発性記憶装置であり、ゲートウェイ装置105上で動作するプログラムやそのプログラムが利用するデータの保存領域であり、プログラムバッファ601を持つ。207はローカルネットワークインターフェースであり、ゲートウェイ装置105をローカルネットワーク106に接続するものである。208はグローバルネットワークインターフェースであり、ゲートウェイ装置105とグローバルネットワーク104を接続するものである。209は表示装置であり機器の情報を表示するものである。210は入力装置であり利用者の入力を受け付ける。
【0011】
図3はネットワーク機器107の構成を示す。301はEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、ネットワーク機器107を起動するためのブートプログラム、ネットワーク機器107の型式、ネットワーク機器107のMACアドレスアドレスの情報を持つ。302はCPUであり、EPROM301上のブートプログラムや不揮発性記憶装置307に記憶されているプログラムを実行する。303はメインメモリであり、プログラム実行時にCPU302が利用する記憶領域である。304はバスであり、EPROM301、CPU302、メインメモリ303、周辺制御装置306を接続する。305は書き換え装置であり、ネットワーク機器107のプログラム領域801の更新を行う。
【0012】
306は周辺制御装置であり、CPU302や書き換え装置305からの命令を受け、周辺制御装置306に接続された機器である不揮発性記憶装置307、ローカルネットワークインターフェース308の制御を行う。307は不揮発性記憶装置であり、ネットワーク機器上107で動作するプログラムやそのプログラムが利用するデータの保存領域であり、またプログラム領域801を持つ。308はローカルネットワークインターフェースであり、ネットワーク機器107とローカルネットワーク106を接続するものである。ネットワーク機器108、109もネットワーク機器107と同様の構成である。
【0013】
図4は書き換え装置305の構成を示す。401はEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、書き換え装置305の動作を行うブートプログラム等を保持している。402はCPUであり、EPROM401上のブートプログラムを実行する。403はメインメモリであり、CPU402がプログラムを実行する際に利用する記憶装置である。404はバスであり、EPROM401、CPU402、メインメモリ403、外部インターフェース405を接続する。405は外部インターフェースであり、書き換え装置305を周辺制御装置306と接続するためのインターフェースである。
【0014】
図5はEPROM301上に保持される情報を示す。EPROM301上には、ネットワーク機器107のブートプログラムとネットワーク機器107の型式と該機器のMACアドレスを持つ。
【0015】
図6は、ゲートウェイ装置内のプログラムバッファ601の構成を示す。プログラムバッファはネットワーク機器の型式とローカルネットワーク上でネットワーク機器を一意に表すアドレスであるMACアドレスとプログラムと更新回数の組から成る。
【0016】
図7はプログラム701の内部構成を示す。プログラム701はプログラムを利用できる複数のネットワーク機器の型式、プログラムのバージョン、プログラムを取得したホストのアドレスである取得ホスト、プログラムが自動的に実行可能であるかどうかを示す実行可否のフラグ、プログラムのサイズ、プログラムデータ、プログラムのパリティ情報から成る。プログラムデータ中には不揮発性記憶装置307、ローカルネットワークインターフェース308を動作させるファームウェアプログラム、及びOSプログラムとOS上で動作するミドルウェアやアプリケーションプログラムを含んでも良い。また、プログラムは、音声、画像、動画データ等の各種コンテンツの情報を含んでも良い。例えば、プログラムがファームウェアプログラムを含む場合は実行可否が1(単独実行可能)となり、プログラムがコンテンツデータであり、他のアプリケーションから利用されるデータの場合は実行可否が0(単独実行不能)となる。パリティはプログラムデータの列から一定の方法で計算される数値である。
【0017】
図8は不揮発性記憶装置307内に確保されるプログラム領域801の構成を示す。プログラム領域801は複数のプログラム701とローカルネットワーク106上でのゲートウェイ装置105のアドレスから成る。
【0018】
図9はホスト101、102、103に含まれるゲートウェイ装置リスト901を示す。ゲートウェイ装置リスト901はローカルネットワーク106内にあるネットワーク機器の型式とローカルネットワーク106とグローバルネットワーク104を接続するゲートウェイ装置のアドレスの組のリストから成る。
次に、図10〜図13にゲートウェイ装置105と書き換え装置305間の通信メッセージを示す。ゲートウェイ装置105と書き換え装置305間の通信は、TCP(UDP)/IPの特定ポートの利用、もしくはその他のプロトコルにおいては特定のヘッダを付加しヘッダによる識別を行うことで行われる。各メッセージにはメッセージの種類を示すタイプ番号を持っている。
【0019】
図10にプログラム確認通知を示す。プログラム確認通知1001は、確認であることを示すタイプ番号、ネットワーク機器の型式、MACアドレス、プログラムのバージョン、プログラムを取得したホストのアドレスである取得ホストから成る。
【0020】
図11にプログラム更新通知を示す。プログラム更新通知1101は更新であることを示すタイプ番号、更新レベル、プログラムから成る。
【0021】
図12にプログラム保持通知を示す。プログラム保持通知1201は、保持であることを示すタイプ番号から成る。
【0022】
図13にプログラム要求通知を示す。プログラム要求通知1301は、要求であることを示すタイプ番号、ネットワーク機器の型式、MACアドレス、プログラムのバージョン、プログラムを取得したホストのアドレスである取得ホストから成る。
【0023】
次に、図14〜図16に書き換え装置305と監視タスク間の通信メッセージを示す。書き換え装置305と監視タスクは、不揮発性記憶装置307の特定のアドレスへの情報の書き込み、もしくはCPU302及びCPU402に対して割り込みを発生させることで通信を行う。各メッセージにはメッセージの種類を示すタイプ番号を持っている。
【0024】
図14に起動完了信号を示す。起動完了信号1401は、完了であることを示すタイプ番号から成る。
【0025】
図15にプログラム到着信号を示す。プログラム到着信号1501は、到着であることを示すタイプ番号と更新レベルから成る。
【0026】
図16にプログラム要求信号を示す。プログラム要求信号1601は、要求であることを示すタイプ番号から成る。
【0027】
次に、図17〜図19にゲートウェイ装置105とホスト101、102、103間の通信メッセージを示す。ゲートウェイ装置105とホスト101、102、103はTCP(UDP)/IPの特定のポートを利用して通信を行う。各メッセージにはメッセージの種類を示すタイプ番号を持っている。
【0028】
図17にゲートウェイ装置登録要求を示す。ゲートウェイ装置登録要求1701は、登録を示すタイプ番号と登録したいネットワーク機器の型式から成る。
【0029】
図18にプログラム取得要求を示す。プログラム取得要求1801は、取得を示すタイプ番号とプログラムの取得を要求するネットワーク機器の型式とプログラム名から成る。
【0030】
図19にプログラム更新要求を示す。プログラム更新要求1901は、更新を示すタイプ番号、更新レベル、プログラムから成る。
【0031】
図20は書き換え装置305の一連の動作を示すフローチャートであり、S2001〜S2016は書き換え装置305のそれぞれの動作である。
【0032】
第一の実施例について説明する。
ネットワーク機器の構成と動作の概略を説明する。図1におけるホスト101、ホスト102、ホスト103は、一般的なPCの構成をしており、各ネットワーク機器の型式に対応したプログラムのリストとゲートウェイ装置リスト901を持つ。ホストはプログラムのリストを監視しており、プログラムが更新されると、ゲートウェイ装置リスト901に登録されているゲートウェイ装置にプログラムを送信する。
【0033】
図1におけるネットワーク機器107は、書き換え装置305を持ち、不揮発性メモリ装置307内にプログラム領域801を持つ。ここで、書き換え装置305はネットワーク機器に内蔵せず、ネットワーク機器の外部に設置しても良い。ネットワーク機器107の起動時には、まず書き換え装置305がプログラム領域801内のプログラムの更新が必要かどうかを確認し、その後EPROM301内のブートプログラムによりプログラム領域801内のプログラムの実行が開始される。プログラム領域801内のプログラムはOSを起動し、各アプリケーションタスクとこれらの状態を取得する監視タスクの実行が開始される。一定時間監視タスクが開始しない場合に、書き換え装置305はローカルネットワークインターフェース308を通して、ゲートウェイ装置にプログラムの要求を送信する。
【0034】
また、ゲートウェイ装置からローカルネットワークインターフェース308を介してプログラム更新の要求が来た場合は、監視タスクが各アプリケーションタスクの状態を取得し、それらの状態からプログラムが更新可能であると判断した場合に、各アプリケーションを終了させ、CPU302を停止しプログラム領域801のプログラムを書き換え、ネットワーク機器107を再起動する。
【0035】
次に、図1におけるゲートウェイ装置105の構成要素と動作の概略を説明する。ゲートウェイ装置105は、不揮発性記憶装置206内にプログラムバッファ601を持ち、ネットワーク機器からローカルネットワークインターフェース207を介してプログラムの要求を受けると、対応するプログラムがプログラムバッファ601に存在するかどうかを確認し、存在した場合はローカルネットワークインターフェース207を通してプログラムを送信する。存在しなかった場合は、グローバルネットワークインターフェース208を通してホストにプログラムを要求する。
【0036】
一方、ゲートウェイ装置がグローバルネットワークインターフェース208からプログラム更新の要求を受けた場合は、対応するネットワーク機器の型式がプログラムバッファに登録されているかどうか確認し、登録されている場合は対応するプログラムを上書きし、ローカルネットワークインターフェース207を通して前記型式に対応するネットワーク機器にプログラムを送信する。この際、表示装置に更新したプログラムの名前とバージョンとプログラムを実行する機器の型式やその他の情報を表示する。また、入力装置を通して利用者がプログラムの表示要求を出した場合にも、プログラム名とバージョンと型式やその他の情報を表示装置に表示する。ここで、型式とはネットワーク機器の型式であり、ネットワーク機器の特性を判断するひとつのパラメータである。本実施例では、ホストから送信されるプログラムを実行する性能を有するか否かを判断するためネットワーク機器の型式を選択したが、ネットワーク機器の特性を示す情報であれば他のパラメータであっても代替可能である。
また、ゲートウェイ装置105が表示装置をもたず、ネットワーク機器が表示装置をもっている場合には、ゲートウェイ装置105は表示内容の情報をネットワーク機器に送信し、ネットワーク機器の表示装置上に表示しても良い。
【0037】
次に、プログラム自動更新方式を実現するための手段を、プログラムを更新する際の各機器の動作とともに説明する。
【0038】
ホスト101上でネットワーク機器用のプログラムが更新されると、ホスト101はゲートウェイ装置リスト901から、更新されたプログラム中のネットワーク機器の型式を探索し、それに対応するゲートウェイ装置を探索する。ホスト101はプログラム更新要求1901に更新レベルと更新のあったプログラムを設定し、探索で見つかった各ゲートウェイ装置に送信する。ここで、更新レベルはプログラムの更新の緊急度を示す数値であり、数値が大きいほど緊急度が高いものとする。ここで、更新レベルとはネットワーク機器の動作レベルがこの数値より小さければ、プログラムを停止してプログラムを書き換えてもよいという判断基準となり、人手で設定するものである。
【0039】
ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新要求1901から型式と更新レベルとプログラムを取得する。その後、型式をインデックスとして、プログラムバッファ601からMACアドレスを取得する。ゲートウェイ装置105は、プログラム更新通知1101に更新レベルとプログラムを設定し、プログラムバッファ601から取得したMACアドレスを持つネットワーク機器の書き換え装置に送信する。また、ゲートウェイ装置105はプログラムバッファ中の型式とプログラム名に対応したプログラムを更新する。型式は存在するが、対応するプログラム名が存在しない場合は、新規に登録する。
【0040】
書き換え装置305はプログラム更新通知1101を受信すると(S2012)、CPU302が停止中かどうか確認し(S2013)、停止中の場合は、後で述べるS2006以降の処理を行う。CPU302が動作中の場合は、プログラム到着信号1501に、更新レベル、実行可否のフラグ、プログラム名を設定し、監視タスクに送信する(S2014)。
【0041】
監視タスクはプログラム到着信号1501を受信すると、現在起動中の各タスクの動作状況を確認し動作レベルを計算する。動作レベルは基準値を0とし、タスクの状態に応じて数値が上昇するものとする。タスクの状態は、タスク動作中、タスク待機中、タスク一時停止中とタスク停止中があり、各状態の上昇値はタスクの起動時、もしくはタスクの稼動中に使用者が設定できるものとする。例えば、タスク動作中の場合には動作レベル3、タスク待機中には動作レベル2、タスク一時停止中は動作レベル1、タスク停止中は動作レベル0と設定する。監視タスクは、各タスクのIDとそのタスクの状態毎の上昇値との対応を保持している。また、関連する複数のタスクをタスクグループとしてグループ化してもよい。
【0042】
監視タスクが各タスクグループに存する各タスクの動作レベルを計算した後、実行可否が1の場合は、各タスクグループに存する各タスクの動作レベルのうち最も数値の高かったものとプログラム到着信号1501の更新レベルを比較する。更新レベルが高かった場合に、各タスクとCPU302の動作を停止させ、書き換え装置305にプログラム要求信号1601を送信する。実行可否が0の場合は、プログラム名に対応するタスクグループに存する各タスクの動作レベルと更新レベルを比較する。更新レベルが高かった場合に、対応するタスクを停止し、書き換え装置305にプログラム要求信号1601を送信する。実行可否が0、1のそれぞれにおいて、更新レベルと動作レベルが同じか、動作レベルの方が高かった場合には、以降、一定時間毎に各タスクの動作レベルを確認することを繰り返す。動作レベルの最大値が更新レベルを下回った場合に、監視タスクは書き換え装置305にプログラム要求信号1601を送信する。
【0043】
書き換え装置305は監視タスクからのプログラム要求信号1601を受信すると(S2015)実行可否が1の場合には、CPU302を停止させ(S2016)、不揮発性記憶装置307のプログラムを新しいプログラムで上書きし(S2006)、CPU302をリセットする(S2007)。以降は、後で述べるS2008以降の処理を行う。
【0044】
プログラム自動更新方式を実現する手段について、ローカルネットワーク106に接続されたネットワーク機器107が起動する際の各部の動作と共に説明する。
【0045】
ネットワーク機器107に電源が投入されると、書き換え装置305が起動する(S2001)。書き換え装置305はEPROM301上の起動プログラムを実行する。書き換え装置305は起動プログラムに従い、EPROM301から型式とMACアドレスを読み取り、不揮発性記憶装置307のプログラム領域801のプログラムからバージョンと取得ホスト、及びゲートウェイ装置アドレスを読み取る。その後、プログラム確認通知1001に読み取った型式、MACアドレス、バージョン、取得ホストを設定する。また、プログラム領域801に登録されている複数のプログラムから実行可否が1であるプログラムのプログラム名を取得し、プログラム確認通知1001に設定し、ゲートウェイ装置105に対して送信する(S2002)。ゲートウェイ装置アドレスが設定されていない場合は、ブロードキャストする。
【0046】
ゲートウェイ装置105がプログラム確認通知1001を受け取ると、ゲートウェイ装置105はプログラム確認通知1001内の型式とMACアドレスとプログラム名の組をインデックスとして、プログラムバッファ601内の対応するプログラムを読み取る。ゲートウェイ装置105は読み取ったプログラムのバージョンとプログラム更新通知1101内のバージョンを比較し、読み取ったプログラムのバージョンの方が新しかった場合は、プログラム更新通知1101に新しいプログラムと更新レベルに0を設定し、書き換え装置305に送信する。更新レベルについては後で述べる。
プログラムバッファ601内に対応する型式とMACアドレスの組が存在しない場合には、ゲートウェイ装置105は、その型式とMACアドレスを新たにプログラムバッファ601に登録し、ゲートウェイ装置登録要求1701に型式を設定しプログラム確認通知1001内のホストに送信する。その後、書き換え装置305に対してプログラム保持通知1201を送信する。プログラムバッファ601内のプログラムのバージョンが同じか古い場合も、ゲートウェイ装置105は書き換え装置305にプログラム保持通知1201を送信する。
【0047】
ホスト101はゲートウェイ装置登録要求1701を受信すると、ゲートウェイ装置105のアドレスとゲートウェイ装置登録要求1701内の型式の組をゲートウェイ装置リスト901に登録する。その後、ホスト101は型式に対応したプログラムを、プログラム更新要求1901に設定し、更新レベルを0として、ゲートウェイ装置105に送信する。
【0048】
ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新要求1901に含まれるプログラムからネットワーク機器の型式を読み取り、プログラムバッファ601の型式に対応するプログラムを上書きし、プログラム要求更新通知にプログラムと更新レベルに0を設定し、型式に対応するネットワーク機器に送信する。
【0049】
書き換え装置305はプログラム確認通知1001を複数送信しているため、全ての返信を待つ(S2003)か、一定時間の経過を待つ(S2005)。ここで返信はプログラム更新要求1901かプログラム保持要求1201である。書き換え装置305が受信した通知の確認を行い(S2004)、プログラム更新通知1101を受信していた場合は、プログラム更新通知1101内のプログラムをプログラム領域801のプログラム名に対応した領域に書き換え(S2006)、プログラム更新通知1101を送信したゲートウェイ装置のアドレスをプログラム領域801に書き換え、CPU302をリセットする(S2007)。書き換え装置305がプログラムを書き込む際、事前にパリティのチェックを行う。
書き換え装置305が受信した通知が全てプログラム保持通知1201であった場合は、CPU302をリセットする(S2007)。プログラム確認通知1001を送信した後、一定時間ゲートウェイ装置105からの返信が無かった場合は(S2005)、CPU302をリセットする(S2007)。その後、書き換え装置305は、起動完了信号1401の受信待ち状態になる。
【0050】
CPU302が起動するとEPROM301上の起動プログラムに従い、OSを起動し、ローカルネットワークインターフェース308、不揮発性記憶装置307が正常に動作することを確認する。 OSは各アプリケーションと、監視タスクを起動する。その後、書き換え装置305に起動完了信号1401を送信する。ここで、書き換え装置305が起動完了信号1401を受信すると(S2008)、ネットワーク機器107の起動が完了し、通信待ち状態になる。
【0051】
OSの起動に失敗した場合や、ローカルネットワークインターフェース308か不揮発性記憶装置307の正常な動作を確認できなかった場合には、起動完了信号1401は送信されない。書き換え装置305が、CPU302を起動した後、一定時間起動完了信号1401を受信しなかった場合に(S2009)プログラムに何らかの不具合が生じたものと判断し、書き換え装置305はCPU302を停止させ(S2010)ゲートウェイ装置105にプログラム要求通知1301を送信する(S2011)。以後S2003以降の処理を行う。
【0052】
ゲートウェイ装置105はプログラム要求通知1301を受信すると、プログラム要求通知1301内のネットワーク機器の型式とMACアドレスの組に対応するプログラムと更新回数を読み取り、更新回数がある値以下の場合に、書き換え装置305に対し更新レベルを0に設定してプログラム更新通知1101を送信し、更新回数をインクリメントする。更新回数がある値より大きい場合は有効なプログラムでないと判断し、ゲートウェイ装置105はプログラム要求通知1301から取得ホストを読み取り、プログラム取得要求1801にネットワーク機器の型式を設定して、ホストに送信する。
【0053】
ホスト101はプログラム取得要求1801を受信すると、プログラム取得要求1801中のネットワーク機器の型式を読み取り、ネットワーク機器の型式に対応したプログラムと、更新レベル0をプログラム更新要求1901に設定し、ゲートウェイ装置105に送信する。
【0054】
ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新要求1901からネットワーク機器の型式と更新レベルとプログラムを取得し、プログラムバッファ601のネットワーク機器の型式に対応したプログラムを上書きし、更新回数を0にセットする。その後ゲートウェイ装置105は、そのプログラムに対応するネットワーク機器の書き換え装置に対し、取得した更新レベルをセットし、プログラム更新通知1101を送信する。
【0055】
次に、第二の実施例について説明する。
【0056】
ホスト101は各ネットワーク機器の型式に対応したプログラムとホストリストを持つ。ホストリストはプログラムの更新を通知すべきホストのアドレスのリストである。本実施例においては、ホスト101のホストリストはホスト103のアドレスを持つ。ホスト103は上位ホストリストとプログラムバックアップとゲートウェイ装置リストを持つ。上位ホストリストはプログラムの配信を行うホストのリストである。プログラムバックアップはネットワーク機器の型式とそれに対応するプログラムの組のリストである。ゲートウェイ装置リストはホスト103がプログラムの更新を通知すべきゲートウェイ装置のアドレスのリストである。ゲートウェイ装置305のプログラムバッファ601はネットワーク機器の型式がdefaultの欄を持つ、この欄にあるプログラムは、プログラムデータを持たず、取得ホストにホスト103のアドレス情報を持つ。
【0057】
本実施例においては、ホスト101とホスト102がプログラムを配信する上位ホストであり、ホスト103がゲートウェイ装置の管理を行うホストとする。
【0058】
ゲートウェイ装置105と書き換え装置305間の通信処理、及び書き換え装置305と監視タスク間の通信処理は第一の実施例と同様である。
【0059】
以下にゲートウェイ装置105が書き換え装置305からプログラム確認通知1001を受信した際のゲートウェイ装置105、ホスト103の動作について説明する。
【0060】
ゲートウェイ装置105がプログラム確認通知1001を受信した場合の処理は、基本的に第一の実施例と同様であるが、プログラムバッファ601内にプログラム確認通知1001から得られたネットワーク機器の型式とMACアドレスの組が存在しなかった場合の処理が異なる。その場合の処理は以下を行う。ゲートウェイ装置105はプログラムバッファのdefault欄のプログラムからホストアドレスを取得し、そのホストに対して、ネットワーク機器107の型式を設定したゲートウェイ装置登録要求1701を送信する。この時、ゲートウェイ装置登録要求1701のネットワーク機器の型式を空欄にして送信してもよい。ゲートウェイ装置登録要求1701のネットワーク機器の型式を空欄にすることで、ローカルネットワーク106にどのネットワーク機器が接続されているかを隠すことが出来る。
【0061】
ホスト103はゲートウェイ装置105からゲートウェイ装置登録要求1701を受信すると、ゲートウェイ装置登録要求1701からネットワーク機器の型式を読み取り、ネットワーク機器の型式とゲートウェイ装置のアドレスの組をゲートウェイ装置リスト901に登録する。ネットワーク機器の型式が空欄でなかった場合には、プログラムバックアップから、ネットワーク機器の型式に対応したプログラムを読み取り、プログラム更新要求1901にプログラムと、更新レベル0を設定し、ゲートウェイ装置105に送信する。
【0062】
次にゲートウェイ装置105が書き換え装置305からプログラム要求通知1301を受信した際のゲートウェイ装置105、ホスト103、ホスト102の動作について説明する。
【0063】
ゲートウェイ装置105がプログラム要求通知1301を受信すると、プログラム要求通知1301からネットワーク機器の型式を読み取り、プログラム取得要求1801にネットワーク機器の型式を設定し、プログラムバッファ601のdefault欄のプログラムから取得したホストに対し送信する。その後、ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901待ち状態になる。その後、プログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新通知1101にプログラム更新要求1901中のプログラムと更新レベル0を設定し、書き換え装置305に送信する。
【0064】
ホスト103はプログラム取得要求1801を受信すると、プログラム取得要求1801からネットワーク機器の型式を読み取り、プログラムバックアップからネットワーク機器の型式に対応するプログラムを取得する。ネットワーク機器の型式に対応するプログラムが存在しない場合は、上位ホストリストに含まれるホストに対しプログラム取得要求1801を送信する。その後、プログラム更新要求1901待ち状態となる。ホスト103は上位ホストからのプログラム更新要求1901を受信すると、これをゲートウェイ装置105に送信する。ホスト102の動作は、第一の実施例におけるホスト101の動作と同様である。
【0065】
次にプログラムが更新された場合ホスト102、ホスト103、ゲートウェイ装置105の動作について説明する。
【0066】
更新者はプログラムを更新する際、ホスト102に適切な更新レベルと更新されたプログラムを登録する。ホスト102は更新されたプログラムが登録されると、更新レベルと登録されたプログラムをプログラム更新要求1901に設定する。その後、ホスト102はホストリストに登録されているそれぞれのホストに対し、そのプログラム更新要求1901を送信する。
【0067】
ホスト103はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新要求1901中のプログラムからネットワーク機器の型式を読み取り、ネットワーク機器の型式とプログラムの組をプログラムバックアップに保存する。その後、ホスト103はゲートウェイ装置リスト901から読み取ったネットワーク機器の型式に対応するゲートウェイ装置アドレスを取得し、それぞれのゲートウェイ装置に対し、受信したプログラム更新要求1901を送信する。また、ネットワーク機器の型式が空欄として登録されているゲートウェイ装置に対しても、プログラム更新要求1901を送信する。
【0068】
ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム更新要求1901中のプログラム中のプログラムからネットワーク機器の型式を読み取る。その後ゲートウェイ装置105はプログラムバッファ601から、読み取ったネットワーク機器の型式に対応するネットワーク機器のMACアドレスを取得し、それぞれのネットワーク機器に対し、プログラム更新通知1101を送信する。ネットワーク機器の型式に対応するネットワーク機器のMACアドレスが存在しない場合は、プログラム更新要求1901を無視する。
【0069】
次に、第3の実施例として、第1、第2の実施例で、ゲートウェイ装置105がプログラムバッファをもたない場合について以下に説明する。
【0070】
ホストとネットワーク機器の動作は第1、第2の実施例の場合と同様である。以下にゲートウェイ装置105の動作について説明する。
【0071】
ゲートウェイ装置105は書き換え装置305からプログラム確認通知1001かプログラム要求通知1301を受信すると、受信した通知からプログラム名とネットワーク機器の型式と取得ホストを読み取り、プログラム取得要求1801にネットワーク機器の型式とプログラム名を設定し、取得ホストに送信する。その際、受信した通知がプログラム確認通知1001であった場合はこれを一時保存する。
ゲートウェイ装置105はプログラム更新要求1901を受信すると、プログラム確認通知1001が保存されていた場合は、プログラム確認通知1001のプログラム名とバージョンとプログラム更新要求1901のネットワーク機器の型式とプログラム名とバージョンを比較する。
【0072】
ネットワーク機器の型式とプログラム名が一致しプログラム更新要求1901中のバージョンが新しかった場合は、ネットワーク機器の型式に対応するネットワーク機器にプログラム更新通知1101を送信し、保存していたプログラム確認通知1001を破棄する。ネットワーク機器の型式とプログラム名が一致しプログラム更新要求1901中のバージョンが同じか古い場合はネットワーク機器の型式に対応するネットワーク機器にプログラム保持通知1201を送信し、保存していたプログラム確認通知1001を破棄する。ネットワーク機器の型式とプログラム名が一致しない場合はネットワーク機器の型式に対応するネットワーク機器にプログラム更新通知1101を送信する。
【0073】
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、適用分野に関わらず、要旨を逸脱しない範囲で変更し実施し得ることは述べるまでもない。
【0074】
【発明の効果】
ネットワーク機器の起動中・停止中にかかわらず、プログラムを配信し、自動更新することが可能となる。また、プログラムの更新に失敗した場合でも、自動的にプログラムの復旧を行うことが出来る。さらに、更新の際に、アプリケーションを停止する際の停止条件をアプリケーション製作者が設定することができ、安全に停止・再起動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体のネットワーク構成図
【図2】ゲートウェイ装置の内部構成図
【図3】ネットワーク機器の内部構成図
【図4】書き換え装置の内部構成図
【図5】ネットワーク機器のEPROMの保持情報図
【図6】ゲートウェイ装置のプログラムバッファ図
【図7】プログラム内部情報図
【図8】ネットワーク機器の不揮発性メモリ内のプログラム領域図
【図9】ホストのもつゲートウェイ装置リスト図
【図10】ゲートウェイ装置と書き換え装置間通信のプログラム確認通知メッセージ図
【図11】ゲートウェイ装置と書き換え装置間通信のプログラム更新通知メッセージ図
【図12】ゲートウェイ装置と書き換え装置間通信のプログラム保持通知メッセージ図
【図13】ゲートウェイ装置と書き換え装置間通信のプログラム要求通知メッセージ図
【図14】書き換え装置と監視タスク間通信の起動完了信号メッセージ図
【図15】書き換え装置と監視タスク間通信のプログラム到着信号メッセージ図
【図16】書き換え装置と監視タスク間通信のプログラム要求信号メッセージ図
【図17】ゲートウェイ装置とホスト間通信のゲートウェイ装置登録要求メッセージ図
【図18】 ゲートウェイ装置とホストと上位ホスト間通信のプログラム取得要求メッセージ図
【図19】ゲートウェイ装置とホストと上位ホスト間通信のプログラム更新要求メッセージ図
【図20】ゲートウェイ装置の処理のフロー図
【符号の説明】
101、102、103…ホスト、104…グローバルネットワーク、105…ゲートウェイ装置、106…ローカルネットワーク、107、108、109…ネットワーク機器、201…EPROM、202…CPU、203…メインメモリ、204…バス、205…周辺制御装置、206…不揮発性記憶装置、207…ローカルネットワークインターフェース、208…グローバルネットワークインターフェース、209…表示装置、210…入力装置、301…EPROM、302…CPU、303…メインメモリ、304…バス、305…書き換え装置、306…周辺制御装置、307…不揮発性記憶装置、308…ローカルネットワークインターフェース、401…EPROM、402…CPU、403…メインメモリ、404…バス、405…外部インターフェース、601…プログラムバッファ、701…プログラム、801…プログラム領域、901…ゲートウェイ装置リスト、1001…プログラム確認通知、1101…プログラム更新通知、1201…プログラム保持通知、1301…プログラム要求通知、1401…起動完了信号、1501…プログラム到着信号、1601…プログラム要求信号、1701…ゲートウェイ装置登録要求、1801…プログラム取得要求、1901…プログラム更新要求、S2001、S2002、S2003、S2004、S2005、S2006、S2007、S2008、S2009、S2010、S2011、S2012、S2013、S2014、S2015、S2016…ゲートウェイ装置のそれぞれの動作。

Claims (16)

  1. 第1のネットワークと、第2のネットワークと、前記第1のネットワークに接続される第1の機器と、前記第1及び第2のネットワークとに接続される第2の機器と、前記第2のネットワークに接続される第3の機器とを有するネットワークシステムであって、
    前記第2の機器は、前記第1の機器が前記第1のネットワークを介して送信する第1のプログラム、及び、当該第1のプログラムへ更新するための緊急度を示す更新レベル値を受信する第1の入出力手段と、前記第1のプログラムを格納する格納手段と、前記第2の機器が予め有する第2のプログラムを前記第1のプログラムに更新する手段と、前記第2のプログラムと前記第3の機器を示す情報とを対応けるテーブルと、前記テーブルから判別された前記第3の機器に前記第2のネットワークを介して前記第1のプログラム、及び、前記更新レベル値を送信する第2の入出力手段を備え、
    前記第3の機器は、前記第2のネットワークを介して前記第1のプログラム、及び、前記更新レベル値を受信する手段と、前記第1のプログラムを格納する手段と、当該第3の機器が有する第3のプログラムを更新するか否かを判断する判断手段と、前記第3のプログラムを前記第1のプログラムに更新する手段を備え、
    前記判断手段は、前記更新レベル値と当該第3の機器の動作レベルを示す動作レベル値を比較し、当該更新レベル値が当該動作レベル値より大きい場合に前記第3のプログラムを前記第1のプログラムに更新すると判断する、ネットワークシステム。
  2. 前記第2の機器は、前記第1の機器から前記第1のプログラムを受信した後、前記第3の機器に、前記第3のプログラムの更新要求を送信する、請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記第3の機器は、起動の際前記第2の機器に前記第3のプログラムの更新確認要求を送信する、請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 前記第2の機器は、前記更新確認要求を受信した場合、前記第3の機器を示す情報に対応するプログラムであって更新されたプログラムを有している場合には、該更新されたプログラムを前記第3の機器に送信する、請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 前記第2の機器は、前記更新確認要求を受信した場合、前記第3の機器を示す情報に対応するプログラムであって更新されたプログラムを有していない場合には、前記第1の機器に前記更新確認要求が示すプログラムの送信要求を送信する、請求項3記載のネットワークシステム。
  6. 前記第2の機器は、前記第3の機器に不具合が生じた場合、前記第1の機器に前記プログラムの送信要求を送信する、請求項3記載のネットワークシステム。
  7. 前記第1の機器は、前記第1のプログラムと該プログラムの送信先である前記第2の機器のアドレスのリストを記憶する手段を備え、
    プログラムの変更があった場合、あるいは、前記第2の機器からプログラムの送信要求を受信した場合、前記第2の機器に当該第1のプログラムを送信する、請求項1記載のネットワークシステム。
  8. 前記第3の機器は、自機器の起動状態を確認する手段と、自機器の起動できない場合に前記第2の機器にプログラムの送信要求を送信する手段を備える、請求項1記載のネットワークシステム。
  9. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続される機器であって、
    前記第1のネットワークに接続される第1の機器が送信する第1のプログラム、及び、当該第1のプログラムへ更新するための緊急度を示す更新レベル値を受信する第1の入出力手段と、前記第1のプログラムを格納する手段と、自機器が有する第2のプログラムを前記第1のプログラムに更新する手段と、前記第2のプログラムと前記第2のネットワークに接続され第2の機器を示す情報とを対応けるテーブルと、前記テーブルから判別された前記第2の機器に前記第2のネットワークを介して前記第1のプログラム、及び、前記更新レベル値を送信する第2の入出力手段を備え、
    前記第2の機器は、前記第2のネットワークを介して前記第1のプログラム及び前記更新レベル値を受信する手段と、前記第1のプログラムを格納する手段と、当該第2の機器が有する第3のプログラムを更新するか否かを判断する判断手段と、前記第3のプログラムを前記第1のプログラムに更新する手段を備え、
    前記判断手段は、前記更新レベル値と当該第2の機器の動作レベルを示す動作レベル値を比較し、当該更新レベル値が当該動作レベル値より大きい場合に前記第3のプログラムを前記第1のプログラムに更新すると判断する、機器。
  10. 前記第1の機器からプログラムを受信した後、前記第2の機器該第2の機器が有するプログラムの更新要求を送信する、請求項9記載の機器。
  11. 前記第2の機器から更新確認要求を受信した場合、当該第2の機器を示す情報に対応するプログラムであって前記第1の機器から受信した更新されたプログラムを有している場合には、該更新されたプログラムを前記第2の機器に送信する、請求項10記載の機器。
  12. 前記更新確認要求を受信した場合、当該第2の機器を示す情報に対応するプログラムであって前記第1の機器から受信した更新されたプログラムを有していない場合には、前記第1の機器に前記更新確認要求が示すプログラムの送信要求を送信する、請求項10記載の機器。
  13. 第1のネットワークと第2のネットワークと前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに接続される第1の機器と、前記第2のネットワークに接続される第2の機器を有するネットワークシステムにおいて前記第1のネットワークに接続される機器であって、
    プログラムを格納する手段と、前記プログラムを送信する手段と、前記プログラムと該プログラムの送信先である前記第1の機器のアドレスのリストを記憶する手段と、前記プログラムの変更があった場合、あるいは、前記第1の機器から前記プログラムの送信要求を受信した場合に、前記第1の機器に前記プログラム、及び、当該プログラムへ更新するための緊急度を示す更新レベル値を送信する手段を備え、
    前記第2の機器は、前記第2のネットワークを介して前記プログラム、及び、前記更新レベル値を受信する手段と、前記プログラムを格納する手段と、当該第2の機器が有するプログラムを当該受信したプログラムに更新するか否かを判断する判断手段と、前記プログラムを当該受信したプログラムに更新する手段を備え、
    前記判断手段は、前記更新レベル値と当該第2の機器の動作レベルを示す動作レベル値を比較し、当該更新レベル値が当該動作レベル値より大きい場合に前記プログラムを当該受信したプログラムに更新すると判断する、機器。
  14. 第1のネットワークと、第2のネットワークと、前記第1のネットワークに接続される第1の機器と、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに接続される第2の機器とを有するネットワークシステムにおいて前記第2のネットワークに接続される機器であって、
    前記第2のネットワークを介して前記プログラム、及び、当該プログラムへ更新するた めの緊急度を示す更新レベル値を受信する手段と、前記プログラムを記憶する手段と、前記プログラムを更新するか否かを判断する判断手段と、前記プログラムを更新する手段を備え、
    前記判断手段は、前記更新レベル値と自機器の動作レベルを示す動作レベル値を比較し、当該更新レベル値が当該動作レベル値より大きい場合に前記プログラムを前記受信したプログラムに更新すると判断する、機器。
  15. 自機器の起動状態を確認する手段と、自機器の起動ができない場合に前記第2の機器にプログラム更新確認要求を送信する手段を備える、請求項14記載の機器。
  16. 自機器に不具合が生じた場合に、前記プログラムの送信要求を前記第2の機器に送信する、請求項13記載の機器。
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