JP3928504B2 - 再生制御方法、アクセス制御方法 - Google Patents

再生制御方法、アクセス制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、衛星を使ったディジタルテレビジョン放送で送られてきた映像を受信して再生する再生制御方法、アクセス制御方法受信装置及び方法に関するもので、特に、その営業利益や著作権の保護に係わる。
【0002】
【従来の技術】
衛星を使って、圧縮されたディジタルビデオ信号を送信するようにしたディジタルテレビジョン放送の実現が検討されている。このような衛星を使ったディジタルテレビジョン放送が実現されると、単なる放送局から多数の視聴者に向けて一方的に番組を提供するテレビジョン放送ばかりでなく、様々な対話的なサービスが可能になろう。すなわち、衛星を使ったディジタルテレビジョン放送では、多チャンネル化が図れる。このため、特定の視聴者を選択し、特定の人だけに特定のサービスをするというようなことが行なえる。例えば、特定のビデオソースを注文すると、そのビデオソースが注文された人に向けて、そのビデオソースの番組が送られてくる。このようなサービスを使って、ディジタルテレビジョン放送で送られてきたビデオソフトを購入したり、一定の期間や回数、借りたりするようなことが盛んに行われることになろう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなサービスを実現するためには、著作権保護や営業利益を守るために、所定の条件を満足した場合のみ再生できるようにする必要がある。すなわち、ビデオソフトを衛星を使ったディジタルテレビジョン放送で購入するような際には、「料金を支払った」という条件を満足した場合のみ、再生可能とする必要がある。また、衛星を使ったディジタルテレビジョン放送で送られてきたビデオソフトを回数を限って再生する際には、「再生回数が所定値以内」という条件を満足した場合のみ、再生可能とする必要がある。衛星を使ったディジタルテレビジョン放送で送られてきたビデオソフトを期間を限ってレンタルする際には、「貸出期間中である」という条件を満足した場合のみ、再生可能とする必要がある。
【0004】
なお、ディジタル回線を使って、ディジタルビデオ信号を伝送するようなシステムが考えられている。このようなシステムにおいても、衛星を使ったディジタルテレビジョン放送と同様に、様々な対話的なサービスが実現可能である。このようなディジタル回線を使ったサービスにおいても、著作権保護や営業利益を守るために、同様に、条件を満足した場合にのみ再生できるようにする必要がある。
【0005】
したがって、この発明の目的は、ディジタル放送や回線を介してビデオソフトを配付する場合に、所定の条件を満足した場合にのみ再生可能とするようなことが行なえる再生制御方法、アクセス制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、暗号化された情報信号と共に、第一の再生条件信号が記録された記録媒体から情報信号を再生する再生制御方法において、
記録された第一の再生条件信号を再生して、該再生条件信号の内容を確認することで、情報信号の再生が許可されているかどうかを判断し、
第一の再生条件信号が情報信号の再生を許可する内容であった場合には、再生された情報信号に施されている暗号を解除し、
第一の再生条件信号が情報信号の再生を許可しない内容であった場合には、情報提供元と通信することによって、該情報提供元によって生成・伝送されてくる付加情報に基づいて、第二の再生条件信号を生成して記録媒体に記録すると共に再生された情報信号に施されている暗号を解除するようにしたことを特徴とする再生制御方法である。
【0007】
この発明は、暗号化された情報信号と共に、第一の再生条件信号が記録された記録媒体から情報信号を再生する再生装置であって、
記録媒体に記録された情報信号及び第一の再生条件信号を再生する再生手段と、
情報信号に施された暗号を解除する暗号解除手段と、
情報信号の情報提供元との間で通信を行う通信手段と、
暗号解除手段と通信手段の動作を制御する制御手段とを備え、
制御手段は、
再生手段によって再生された第一の再生条件信号の内容を確認することで情報の再生が許可されているかどうかを判断し、
第一の再生条件信号が情報信号の再生を許可する内容であった場合には、暗号解除手段を制御して、再生された情報信号に施されている暗号を解除し、
第一の再生条件信号が情報信号の再生を許可しない内容であった場合には、通信手段を制御して、情報提供元と通信することによって、該情報提供元によって生成・伝送されてくる付加情報に基づいて、第二の再生条件信号を生成して記録媒体に記録すると共に、暗号解除手段を制御して、再生された情報信号に施されている暗号を解除するようにしたことを特徴とする再生装置である。
【0010】
伝送されてきた信号は、暗号化して記録する。そして、再生条件を伝送し、この再生条件を再生条件記憶メモリに記憶しておく。再生時に、この再生条件記憶メモリに記憶されている条件に応じて、暗号を解読する、しないを制御する。これにより、所定の条件を満足して場合にのみ再生可能とするようなことが行なえる。
【0011】
【発明の実施の形態】
a.ディジタルテレビジョン放送システムの全体構成
図1は、この発明が適用できる衛星を使ったディジタルテレビション放送システムの一例である。図1において、101は放送局、102は各家庭のディジタル信号受信機である。ディジタル信号受信機102は、放送局からの信号に施されているスクランブルを解除すると共にMPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group) 又はMPEG2のデコードを行うデコーダと、ビデオソフトの購入やレンタルを公衆回線106を使って行なえるようにするためのモデムと、送られてきたビデオ信号の記録/再生を行うビデオ記録/再生装置を含んでいる。
【0012】
ディジタル信号受信機102に設けられるビデオ記録/再生装置としては、例えば、ディジタルビデオ信号を圧縮して磁気テープに記録するディジタルVTRが用いられる。このディジタルVTRには、メモリ付のカセット(MICと称される)104が装着される。このメモリ付カセット104のメモリには、後に詳述するように、「フルアクセス」、「再生不可」、「N回再生許可」、「期限Yまで再生許可」というような、アクセス条件が記憶される。
【0013】
また、ディジタル信号受信機102には、暗号化回路及び暗号解読回路が設けられている。メモリ付カセット104の磁気テープには、メモリ付カセット104のメモリに記憶されるアクセス条件により、ビデオ信号が暗号化されずに又は暗号化されて、記録される。また、このアクセス条件により、メモリ付カセット104の磁気テープから、再生信号の暗号が解読されずに又は解読されて、再生される。
【0014】
ディジタル信号受信機102には、モニタ105が接続されている。ディジタル信号受信機102で、受信信号がデコードされ、このデコードされた信号がモニタ105に供給される。また、メモリ付きカセット104の磁気テープからビデオ信号が再生され、この再生信号が再生画像がモニタ105に映出される。
【0015】
このようなシステムでは、例えば、以下のようにして、ビデオソフトが購入され又はレンタルされる。
【0016】
ビデオソフトを購入又はレンタルしたい場合、ユーザにより、公衆回線106を通じて、放送局101にビデオソフトが注文される。ビデオソフトが注文されると、放送局101でそのビデオソフトが選択され、そのビデオソフトの信号が放送局101から送信される。
【0017】
ビデオソフトの注文形態としては、ビデオソフトの購入、又は視聴回数制限付き若しくは視聴期限付きレンタル等がある。送信信号は、例えば、ディジタルビデオ信号をMPEGに基づいて圧縮したものである。このビデオ信号は、実時間で送っても良いし、時間軸圧縮して伝送するようにしても良い。
【0018】
放送局101からの信号は、衛星107を介して、各家庭のディジタル信号受信機102で受信される。この衛星107を介して送られてきた信号は、ディジタル信号受信機102でデコードされる。このビデオ信号は、メモリ付カセット104の磁気テープに記録することができる。
【0019】
ビデオソフトを購入した場合には、料金を納入していれば、ディジタル信号受信機102によりメモリ付カセット104の磁気テープに記録したビデオ信号は、いつでも再生可能となる。ビデオソフトを視聴回数制限付でレンタルした場合には、メモリ付カセット104の磁気テープに記録したビデオ信号は、決められた回数だけ、再生が可能になる。ビデオソフトを視聴期限付でレンタルした場合には、メモリ付カセット104の磁気テープに記録してビデオ信号は、決められた期限まで、再生が可能になる。
【0020】
このように、ビデオソフトを購入したり、視聴回数制限付き若しくは視聴期限付きでレンタルするようなシステムでは、著作権保護や営業利益を守る必要がある。そこで、以下のような条件により、記録/再生を制御することが考えられる。
【0021】
(1) 一定の条件、例えば料金納入済という条件を満たしていたら、放送されてきた番組を、無条件で記録、再生可能にする。ビデオソフトを購入するような場合に、ソフトウェアの料金が先払いされていたなら、放送された番組を自由に記録再生できるようにするための制御である。
【0022】
(2) 放送されてきた番組は一旦記録されるが、その後の一定の条件、例えば後に料金が納入されたという条件で、この記録された番組を再生できるようにする。ビデオソフトを購入或いはレンタルするような場合、放送された番組を記録した後、その料金を納付する際に、料金の納入を確認して、その再生を行えるようにするための制御である。
【0023】
(3) 放送されてきた番組を記録し、その番組を一定の回数に限って、再生可能とする。ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタルする場合、所定の使用回数まで見られるようにするための制御である。
【0024】
(4) 放送されてきた番組を記録し、その番組を一定の期間に限って、再生可能とする。ビデオソフトを視聴期限付きでレンタルする場合、所定の期間まで見られるようにするための制御である。
【0025】
b.家庭の受信システムの一例
図2は、各家庭のディジタル信号受信機102Aの一例を示すものである。このディジタル信号受信機102Aには、メモリ付きカセット104Aが装着される。メモリ付きカセット104Aには、磁気テープ40が巻装されていると共に、メモリ29が設けられる。このメモリ29には、後に説明するように、アクセス条件が記憶される。
【0026】
このディジタル信号受信機102Aには、モデム31が設けられる。このモデム31は、アクセス制御回路28Aを公衆回線106に接続するために設けられている。アクセス制御回路28Aは、ビデオソフトの購入、視聴回数制限付或いは視聴期限付のレンタル等のビデオソフトの注文形態や、料金を納入しているかどうか等に応じて、暗号化処理及び暗号解読処理を制御するものである。また、アクセス制御回路28Aは、メモリ付きカセット104Aのメモリ29に対して、データの読み出し/書込みを行うことができる。
【0027】
図2において、衛星107(図1)を介して放送局101(図1)から送られてきたディジタルテレビジョン信号は、アンテナ103で受信される。この衛星107を介して放送局101から送られてくるディジタルテレビジョン信号は、MPEGを基本として圧縮されている。また、このディジタルテレビジョン信号は、契約した特定の視聴者のみ受信が可能となるように、スクランブルされている。
【0028】
アンテナ103の受信信号は、チューナ回路20に供給される。チューナ回路20で、所定のチャンネルの信号が選択される。チューナ回路20の出力がデスクランブラ21Aに供給される。デスクランブラ21Aで、ディジタルビデオ放送のスクランブルが解除される。
【0029】
なお、ディジタルビデオ放送の信号には、料金を支払ったことを示す情報や、レンタル期限や、レンタル回数限度等の付加情報が含められる場合がある。この付加情報は、デスクランブラ21Aでデコードされる。更に、受信信号には時刻情報が含められる。時計27を更新するために、この時刻情報がデスクランブラ21Aから時計27に供給される。
【0030】
デスクランブラ21Aの出力が暗号化回路22に供給される。暗号化回路22は、アクセス制御回路28Aにより、暗号化のオン/オフが制御される。暗号化がオフされているときには、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、そのまま記録/再生回路23Aに供給される。暗号化がオンされると、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、暗号化回路22で暗号化されて、記録/再生回路23Aに供給される。
【0031】
記録/再生回路23Aの出力がヘッド24に供給される。ヘッド24により、磁気テープ40にディジタルビデオ信号が記録される。
【0032】
再生時には、磁気テープ40の信号がヘッド24で再生される。ヘッド24の出力が記録再生回路23Aに供給される。記録再生回路23Aの出力が暗号解読回路25に供給される。
【0033】
暗号解読回路25は、アクセス制御回路28Aにより、暗号解読のオン/オフが制御される。暗号解読がオフされているときには、記録/再生回路23Aからの再生信号は、そのままデコーダ26に供給される。暗号解読がオンされると、記録/再生回路23Aからの再生信号は、暗号解読回路25で暗号解読されて、デコーダ26に供給される。デコーダ26は、例えば、MPEGのデコードを行うものである。デコーダ26の出力がモニタ105に供給される。
【0034】
c.記録時の処理について
ビデオソフトの注文は、ユーザインターフェース30により、公衆回線106を使って行われる。ビデオソフトを購入する場合には、料金を払っていれば、送られてきたビデオ信号は、暗号化されずに磁気テープ40に記録されると共に、メモリ29に「フルアクセス情報」が記録される。この場合、暗号化されずに記録されるので、いつでも再生が可能である。
【0035】
ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタルする場合には、料金を支払っていれば、送られてきたビデオ信号は、暗号化回路22で暗号化されると共に、メモリ29に「N回再生許可情報」が記録される。再生時には、このメモリ29の「N回再生許可情報」により、所定回数だけ暗号解読されるようになる。
【0036】
ビデオソフトを視聴期限付きでレンタルする場合には、料金を支払っていれば、送られてきたビデオ信号は、暗号化回路22で暗号化されると共に、メモリ29に「期限Yまで再生許可情報」が記録される。再生時には、このメモリ29の「期限Yまで再生許可情報」により、期限まで暗号解読されるようになる。
【0037】
このような制御について、以下、図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0038】
ユーザがビデオソフトを購入したり、視聴回数制限付きで或いは視聴期限付きでレンタルする場合、ユーザインターフェース30により、アクセス制御回路28Aに入力が与えられる。ユーザインターフェース30によりアクセス制御回路28Aに入力が与えられると、アクセス制御回路28Aは、モデム31、公衆回線106を介して、放送局101に接続される(ステップS1)。
【0039】
アクセス制御回路28Aが放送局101に接続されると、契約状態が調べられる(ステップS2)。無契約の場合には、警告、回線の切断等の処理が行われる(ステップS3)。
【0040】
契約している場合には、ビデオソフトの購入を希望しているのか、視聴回数制限付きで或いは視聴期限付きでレンタルを希望しているのかが調べられる(ステップS4)。購入を希望している場合には、料金が前払いされているか否か、又は今すぐ料金を支払うか否かが調べられる(ステップS5)。
【0041】
もし、購入を希望して、料金が前払いされているか又は料金納入操作が行われた場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号化回路22をオフする制御信号を暗号化回路22に送ると共に、メモリ29に、フルアクセス情報を書き込む。暗号化回路22がオフされるので、デスクランブラ21Aでスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されずに、磁気テープ40に記録される(ステップS6)。
【0042】
もし、購入を希望して、料金が前払いされておらず又は料金納入操作が行われない場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号化回路22をオンする制御信号を暗号化回路22に送ると共に、メモリ29に、「再生不可情報」を書き込む。暗号化回路22がオンされるので、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されて、磁気テープ40に記録される(ステップS7)。
【0043】
ステップS4で、ビデオソフトの購入を希望していない場合、視聴回数制限付きでレンタルを希望しているか否かが調べられる(ステップS8)。視聴回数制限付きでレンタルを希望している場合には、料金が前払いされているか否か、又は今すぐ料金を支払うか否かが調べられる(ステップS9)。
【0044】
もし、視聴回数制限付きでレンタルを希望し、料金が前払いされているか又は料金納入操作が行われた場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号化をオンする制御信号を暗号化回路22に送ると共に、メモリ29に、「N回再生許可情報」を書き込む。暗号化回路22がオンされるので、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されて、磁気テープ40に記録される(ステップS10)。
【0045】
もし、視聴回数制限付きでレンタルを希望し、料金が前払いされておらず又は料金納入操作が行われていない場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号化回路をオンする制御信号を暗号回路22に送ると共に、メモリ29に、「再生不可情報」を書き込む。暗号化回路22がオンされるので、デスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されて、磁気テープ40に記録される(ステップS7)。
【0046】
ステップS8で視聴回数制限付きレンタルを希望していない場合には、視聴期限制限付きレンタルを希望しているかどうかが調べられる(ステップS11)。視聴期限付きレンタルを希望している場合には、料金が前払いされているか否か、又は今すぐ料金を支払うかどうかが調べられる(ステップS12)。
【0047】
もし、視聴回数制限付きでレンタルを希望し、料金が前払いされているか又は料金納入操作が行われた場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号化をオフする制御信号を暗号化回路22に送ると共に、メモリ29に、「期限Y(年:月:日)まで再生許可情報」を書き込む。暗号化回路22がオンされるので、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されて、磁気テープ40に記録される。
【0048】
もし、料金が前払いされておらず又は料金納入操作が行われない場合には、ステップS7に行き、アクセス制御回路28Aは、暗号化をオンする制御信号を暗号化回路22に送ると共に、メモリ29に、「再生不可情報」を書き込む。暗号化回路22がオンされるので、デスクランブラ21Aでデスクランブルされたビデオ信号は、暗号化されて、磁気テープ40に記録される。
【0049】
上述のように、ビデオソフトを購入した場合には、料金を納入すると、ビデオ信号が暗号化されずに記録されると共に、メモリ29に「フルアクセス情報」が書き込まれる。ビデオソフトを購入した場合に、料金を納入していないと、ビデオ信号が暗号化されて記録されると共に、メモリ29に再生不可情報が記録される。
【0050】
ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタルして場合には、料金を納入すると、ビデオ信号が暗号化されて記録されると共に、メモリ29に、「N回再生許可情報」が書き込まれる。ビデオソフトを視聴期限付きでレンタルした場合には、料金を納入すると、ビデオ信号が暗号化されて記録されると共に、メモリ29に、「期限Yまで再生許可情報」が書き込まれる。ビデオソフトを視聴回数制限付き若しくは視聴期限付きでレンタルした場合に、料金が納入されていないと、ビデオ信号が暗号化されて記録されると共に、メモリ29に、「再生不可情報」が記録される。
【0051】
d.再生時の処理
次に、再生時の処理について、図4のフローチャートを参照して、説明する。
【0052】
先ず、料金を支払って購入したビデオソフトを再生する場合について説明する。上述のように、ビデオソフトを購入した場合、料金を納入していれば、ビデオ信号が暗号化されずに記録されていると共に、メモリ29にフルアクセス情報が書き込まれている(ステップS6参照)。磁気テープ40に記録されている信号の再生を行う場合、メモリ29に記録されている情報が読み出される(ステップS21)。ビデオソフトを購入し、料金を納入していれば、この時、「フルアクセス情報」が得られる。
【0053】
このメモリ29からの情報が「再生不可情報」であるか否かが調べられ(ステップS22)、「再生不可情報」でなければ、「N回再生許可情報」かどうかが調べられ(ステップS23)、「N回再生許可情報」でなければ、「期限Yまで再生許可情報」であるかどうかが調べられ(ステップS24)、「期限Yまで再生許可情報」でなければ、「再生可能情報」であるかどうかが調べられ(ステップS25)、「再生可能情報」でなければ、「フルアクセス情報」であるかどうかが調べられる(ステップS26)。
【0054】
ビデオソフトを購入し、料金を既に支払っていれば、ステップS26で、「フルアクセス情報」であることが判断される。「フルアクセス情報」であることが分かると、ビデオ信号はそのまま再生される(ステップS27)。ビデオソフトを購入した場合、料金を納入していれば、磁気テープ40に記録されているビデオ信号は暗号化されていないので、磁気テープ40からの信号は、暗号解読不要である。
【0055】
メモリ29からの情報が 「再生不可情報」、「N回再生許可情報」、「期限Yまで再生許可情報」、「再生可能情報」、「フルアクセス情報」の何れでもない場合には、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオフする制御信号を暗号解読回路25に送り、再生は不可となる。(ステップS28)。
【0056】
次に、料金を支払って、視聴期限付きでビデオソフトをレンタルする場合について説明する。料金を支払って、視聴期限付きでビデオソフトをレンタルした場合、磁気テープ40にはビデオ信号が暗号化されて記録されていると共に、メモリ29に、「期限Yまで再生許可情報」が書き込まれている(ステップS13参照)。このメモリ29からの情報が「再生不可情報」であるか否かが調べられ(ステップS22)、「再生不可情報」でなければ、「N回再生許可情報」かどうかが調べられ(ステップS23)、「N回再生許可情報」でなければ、「期限Yまで再生許可情報」であるかどうかが調べられる(ステップS24)。料金を支払って、視聴期限付きでビデオソフトをレンタルした場合、メモリ29からの情報は、「期限Yまで再生許可情報」となる。
【0057】
ビデオソフトを視聴期限付きでレンタルし、料金を既に支払っていれば、ステップS24で、メモリ29からの情報は「期限Yまで再生許可情報」であると判断される。「期限Yまで再生許可情報」であることが分かると、この期限Yと現在の年、月、日とが比較され、期限Yが過ぎていないかどうかが判断される(ステップS29)。
【0058】
期限が過ぎていたら、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオフする制御信号を暗号解読回路25に送り、再生は不可となる(ステップS28)。
【0059】
期限内なら、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオンする制御信号を暗号解読回路25に送る。このため、磁気テープ40に記録されている暗号化されたビデオ信号は、解読されて再生される(ステップS30)。
【0060】
次に、料金を支払って、視聴回数制限付きでビデオソフトをレンタルする場合について説明する。料金を支払って、視聴回数制限付きでビデオソフトをレンタルした場合、磁気テープ40にはビデオ信号が暗号化されて記録されていると共に、メモリ29に、「N回再生許可情報」が書き込まれている(ステップS10参照)。メモリ29からの情報が「再生不可情報」であるか否かが調べられ(ステップS22)、「再生不可情報」でなければ、「N回再生許可情報」かどうかが調べられる(ステップS23)。料金を支払って、視聴回数期限付きでビデオソフトをレンタルした場合、メモリ29からの情報は、「N回再生許可情報」となる。
【0061】
ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタルし、料金を既に支払っていれば、ステップS23で、メモリ29からの情報は「N回再生許可情報」であると判断される。「N回再生許可情報」であると判断されると、N回の再生が終了しているかどうかが判断される(ステップS31)。
【0062】
N回の再生が終了していれば、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオフする制御信号を暗号解読回路25に送り、再生は不可となる(ステップS28)。
【0063】
N回の再生が終了していなければ、メモリ29に既に記憶されていた再生不可情報が、「N−1回再生許可情報」に書き換えられる(ステップS32)。そして、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオンする制御信号を暗号解読回路25に送る。このため、磁気テープ40に記録されている暗号化されたビデオ信号は、解読されて再生される(ステップS30)。
【0064】
次に、購入時に料金を支払っていない場合について説明する。購入時に料金が支払われないと、前述したように、ビデオ信号が暗号化されて記録されていると共に、メモリ29に、「再生不可情報」が記録されている(ステップS7参照)。この場合、再生時に料金を納入して、ビデオソフトを購入したり、回数期限付き又は期限付きでレンタルすることができる。
【0065】
先ず、再生時に、料金を支払って、ビデオソフトを購入する場合について説明する。
【0066】
メモリ29からの情報が「再生不可情報」の場合には、アクセス制御回路28Aが放送局101に接続される(ステップS33)。ここで、ビデオソフトを購入希望なら、購入料金が支払われる。ビデオソフトの購入料金が支払われたかどうかが調べられ(ステップS34)、購入料金が支払われたら、メモリ29に既に記憶されていた「再生不可情報」が、「再生可能情報」に書き換えられる(ステップS35)。
【0067】
このように、ビデオソフトの購入のための料金を支払うと、メモリ29に「再生許可情報」が記録される。メモリ29に「再生可能情報」が記録されると、アクセス制御回路28Aは、暗号解読のための制御信号を暗号解読回路25に送る。このため、磁気テープ40に記録されたきる暗号化されたビデオ信号は、解読されて、再生される(ステップS30)。
【0068】
なお、メモリ29に「再生可能情報」が書き込まれると、以後の再生時に、ステップS25で、メモリ29の情報が「再生可能情報」であることが判断され、以後、ステップS30に行き、磁気テープ40からの暗号化されたビデオ信号は、解読されて、再生されるようになる。
【0069】
次に、再生時に、料金を支払って、ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタルする場合について説明する。
【0070】
メモリ29からの情報が「再生不可情報」の場合には、アクセス制御回路28Aが放送局101に接続される(ステップS33)。ここで、ビデオソフトを視聴回数制限付きでレンタル希望なら、N回再生分のレンタル料金が支払われる。ビデオソフトの購入料金が支払われたかどうかが調べられ(ステップS34)、購入料金が支払われていなければ、視聴回数制限付きでレンタルするか否かが調べられる(ステップS36)。視聴回数制限付きでレンタルする場合、N回分の視聴料金が支払われる。
【0071】
N回分の視聴料金が支払われたかどうかが調べられ、ここで、N回分の視聴料金が支払われていたら、メモリ29に既に記憶されていた「再生不可情報」が、「N−1回再生許可情報」に書き換えられる(ステップS32)。そして、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオンする制御信号を暗号解読回路25に送る。このため、磁気テープ40に記録されている暗号化されたビデオ信号は、解読されて再生される(ステップS30)。
【0072】
次に、再生時に、料金を支払って、ビデオソフトを視聴期限付きでレンタルする場合について説明する。
【0073】
メモリ29からの情報が再生不可情報の場合には、アクセス制御回路28Aが放送局101に接続される(ステップS33)。ここで、ビデオソフトを視聴期限付きでレンタル希望なら、レンタル料金が支払われる。ビデオソフトの購入料金が支払われたかどうかが調べられ(ステップS34)、料金が支払われていなければ、視聴回数制限付きでレンタルするか否かが調べられ(ステップS36)、N回分の視聴料金が支払われていなければ、期限Yまでのレンタル料金が支払われたかどうかが調べられる(ステップS37)。
【0074】
期限Yまでのレンタル料金が支払われたなら、メモリ29に既に記憶されていた「再生不可情報」が、「期限Yまでの再生可能情報」に書き換えられる(ステップS38)。そして、アクセス制御回路28Aは、暗号解読をオンする制御信号を暗号解読回路25に送る。このため、磁気テープ40に記録されている暗号化されたビデオ信号は、解読されて再生される(ステップS30)。
【0075】
g.変形例
なお、上述の実施例では、メモリ付きのカセット104Aを用い、アクセス条件をメモリ付きカセット104Aのメモリ29に記憶するようにしたが、アクセス条件のメモリは、メモリ付きカセット104Aのメモリ29に限定されるものではない。図5に示すように、カセット104Bの磁気テープ40の例えばサブコードエリアを、アクセス条件を記憶するメモリとして用いるようにしても良い。
【0076】
また、上述の実施例では、暗号化回路22及び暗号解読回路25を設け、暗号化及び暗号解読をする/しないによりアクセス制御をしているが、このような暗号を用いる代わりに、図6に示すように、デスクランブラ21Cの動作をアクセス制御回路28Cで制御し、デスクランブルを解く/解かないでアクセスを制御するようにしても良い。
【0077】
更に、図7に示すように、カセット104Cの磁気テープ40の例えばサブコードエリアをアクセス条件を記憶するメモリとして用いると共に、デスクランブラ21Cの動作をアクセス制御回路28Cで制御し、デスクランブルを解く/解かないでアクセスを制御するようにしても良い。
【0078】
また、上述の例では、放送局からの情報は回線を介して送られているが、これらの情報をテレビジョン放送の付加情報として送るようにしても良い。また、情報と共に、暗号化のキーを送るようにしても良い。
【0079】
また、上述の例では、公衆回線を使って、放送局と各家庭の受信システム端末とでデータ通信を行なえるようにし、ビデオソフトの注文や付加情報をデータで送るようにしているが、ユーザが電話を使って直接ビデオソフトの注文を行い、それに対する付加情報を返答してもらい、その付加情報を各受信システムに入力するようにしても良い。
【0080】
また、この発明は、ビデオ信号の伝送やデータの伝送を回線を用いて行うようなシステムにおいても同様に適用することができる。
【0081】
【発明の効果】
この発明によれば、伝送されてきた信号は、契約条件により暗号化されて記録され、再生条件が伝送され、この再生条件がメモリに記憶される。再生時に、このメモリに記憶されている条件に応じて、暗号を解読する、しないが制御される。これにより、所定の契約条件を満足して場合にのみ再生可能とするようなことが行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる衛星を使ったディジタルテレビジョンシステムの概要を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いるブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いるフローチャートである。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いるフローチャートである。
【図5】この発明の他の実施例の説明に用いるブロック図である。
【図6】この発明の他の実施例の説明に用いるブロック図である。
【図7】この発明の他の実施例の説明に用いるブロック図である。
【符号の説明】
22 暗号化回路
25 暗号解読回路

Claims (8)

  1. 暗号化された情報信号と共に、第一の再生条件信号が記録された記録媒体から情報信号を再生する再生制御方法において、
    記記録された第一の再生条件信号を再生して、該再生条件信号の内容を確認することで、上記情報信号の再生が許可されているかどうかを判断し、
    上記第一の再生条件信号が上記情報信号の再生を許可する内容であった場合には、再生された情報信号に施されている暗号を解除し、
    上記第一の再生条件信号が上記情報信号の再生を許可しない内容であった場合には、情報提供元と通信することによって、該情報提供元によって生成・伝送されてくる付加情報に基づいて、第二の再生条件信号を生成して上記記録媒体に記録すると共に再生された情報信号に施されている暗号を解除するようにしたことを特徴とする再生制御方法。
  2. 上記第二の再生条件信号は、上記情報信号の再生可能回数を表すものであることを特徴とする請求項1に記載の再生制御方法。
  3. 上記第二の再生条件信号は、上記情報信号の再生可能期限を表すものであることを特徴とする請求項1に記載の再生制御方法。
  4. 上記情報信号は、圧縮された信号であり、上記記録媒体には圧縮されたままの状態で記録されていることを特徴とする請求項1に記載の再生制御方法。
  5. 暗号化された情報信号と共に、第一の再生条件信号が記録された記録媒体から情報信号を再生する再生装置であって、
    記記録媒体に記録された情報信号及び第一の再生条件信号を再生する再生手段と、
    上記情報信号に施された暗号を解除する暗号解除手段と、
    上記情報信号の情報提供元との間で通信を行う通信手段と、
    上記暗号解除手段と上記通信手段の動作を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、
    上記再生手段によって再生された上記第一の再生条件信号の内容を確認することで上記情報の再生が許可されているかどうかを判断し、
    上記第一の再生条件信号が上記情報信号の再生を許可する内容であった場合には、上記暗号解除手段を制御して、再生された情報信号に施されている暗号を解除し、
    上記第一の再生条件信号が上記情報信号の再生を許可しない内容であった場合には、上記通信手段を制御して、上記情報提供元と通信することによって、該情報提供元によって生成・伝送されてくる付加情報に基づいて、第二の再生条件信号を生成して上記記録媒体に記録すると共に、上記暗号解除手段を制御して、再生された情報信号に施されている暗号を解除するようにしたことを特徴とする再生装置。
  6. 上記第二の再生条件信号は、上記情報信号の再生可能回数を表すものであることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  7. 上記第二の再生条件信号は、上記情報信号の再生可能期限を表すものであることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  8. 上記情報信号は圧縮された信号であり、上記記録媒体には圧縮されたままの状態で記録されていることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
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