JP3917343B2 - マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式および文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式および文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現される文字コード変換方式に係り、とりわけ各プラットフォーム上で動作するアプリケーションやミドルウェア等の処理プログラム間でやりとりされる文字データに対してコード変換を行う文字コード変換方式および文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットを利用したWebシステムや、従来型のクライアント/サーバシステム等のオープンシステムでは、オペレーティングシステム等の相違に起因して、異なるコード体系を有する複数のプラットフォームが混在している。このようなマルチプラットフォーム環境において、アプリケーション間連携や、アプリケーション−ミドルウェア間連携といった機能間連携を行う場合には、プラットフォームに依存した複数の異なるコード体系間で同一文字を一意の文字として扱うため、機能間連携でやりとりされる文字データに対してコード変換を行う必要がある。
【0003】
ここで、アプリケーションがミドルウェアを介してアプリケーション間連携を行う場合や、アプリケーションがデータベース管理システム(DBMS)のようなミドルウェア自体と直接文字データをやりとりしてアプリケーション−ミドルウェア間連携を行う場合には、ミドルウェア内のコード変換機構を介してコード変換を行いつつ文字データの受け渡しを行うのが一般的である。
【0004】
ところで、このようなオープンシステムを前提としたミドルウェアでは、コード変換機構が特定のプラットフォームに依存した特殊文字(ベンダー定義文字)や外字(ユーザ定義文字)等の文字種に対応していない場合が多く、またコード変換機構内の構造は一般にブラックボックス化されている。
【0005】
このため、従来においては例えば、送信元または受信先のアプリケーションにて特殊文字や外字等の受け渡しを個別に定義し、アプリケーションごとに設けられたコード変換ライブラリ等により特殊文字や外字等を所定の文字コードに変換した上で、ミドルウェア内のコード変換機構を介して文字データをやりとりするようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法では、特殊文字や外字等の変換をコード変換ライブラリ等によりアプリケーションごとに個別に行っているので、個々のアプリケーションごとにコード変換ライブラリおよびマッピング情報等の管理が必要となり、またコード変換ライブラリでサポートされるコード体系以外のコード体系間で文字データをやりとりする場合や、マッピング情報に相違が生じた場合には文字データの欠落を招いてしまうという問題がある。
【0007】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、利用者側でのコード変換ライブラリおよびマッピング情報等の管理の負担を解消し、特殊文字や外字等の文字種を含む文字データに対する複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができる、マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式および文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その第1の解決手段として、それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間でやりとりされる文字データに対して内部コード変換機構を介してコード変換を行う文字コード変換方式において、複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係をマッピング情報として保持するマッピング情報保持手段と、前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して前記マッピング情報に基づいてコード変換を行う外部コード変換手段と、前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを、前記内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するデータ加工手段とを備えたことを特徴とする、マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式を提供する。
【0009】
なお、上述した第1の解決手段において、前記データ加工手段は、前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを該文字データを引数とした文字関数の形式に加工することが好ましい。また、前記内部コード変換機構は、複数の異なるコード体系間での通常のコード変換に加えて、2バイトからなる文字コードのうち下位の1バイトのみを取り出すコード変換を行うことができるよう構成されており、前記データ加工手段は、前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを1バイト単位で抽出するとともに、この抽出された1バイト単位の文字データを、該文字データを下位の1バイトとした2バイト単位の文字データの形式に加工することが好ましい。さらに、前記マッピング情報保持手段、前記外部コード変換手段および前記データ加工手段は前記処理プログラムが動作する利用者計算機上で実現され、前記利用者計算機には通信媒体を介して管理サーバが接続され、前記管理サーバは、マッピング情報を一元的に管理するマッピング情報管理手段と、前記マッピング情報管理手段により管理されるマッピング情報を前記利用者計算機に対して配布するマッピング情報配布手段とを有し、前記利用者計算機は、前記管理サーバの前記マッピング情報配布手段により配布されたマッピング情報に基づいて、前記マッピング情報保持手段で保持されているマッピング情報を更新するマッピング情報更新手段を有することが好ましい。さらにまた、前記内部コード変換機構でのコード変換の設定状況に応じて前記外部コード変換手段および前記データ加工手段を制御するコード変換判断手段をさらに備え、前記コード変換判断手段は、前記内部コード変換機構でのコード変換が無効化されている場合に前記外部コード変換手段によるコード変換のみを行うよう前記外部コード変換手段および前記データ加工手段を制御することが好ましい。
【0010】
本発明は、その第2の解決手段として、それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間で内部コード変換機構を介してやりとりされる文字データに対してコード変換を行う文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記各プラットフォームを実現するコンピュータに対して、前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係を表すマッピング情報に基づいてコード変換を行わせる手順と、コード変換が行われた文字データを、前記内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工させる手順とを実行させることを特徴とする、文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0011】
本発明の第1および第2の解決手段によれば、各プラットフォーム上で動作する各処理プログラムと内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対してマッピング情報に基づいてコード変換を行うとともに、このコード変換が行われた文字データを、内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するので、内部コード変換機構が稼働している状態でも文字データの透過的な受け渡しが可能となり、プラットフォームに依存した複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができ、同一文字を一意の文字として扱うことができる。このため、文字データ内に特殊文字(ベンダー定義文字)や外字(ユーザ定義文字)等の文字種が含まれている場合でも、これらの文字種の欠落を招くことなく、複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができる。また、データ加工手段および外部コード変換手段を処理プログラムから分離して設けているので、これらの手段で用いられているロジックの再利用性が高まり、利用者側でのコード変換ライブラリおよびマッピング情報等の管理の負担を解消することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1および図2は本発明による文字コード変換方式の一実施の形態を示す図である。
【0013】
図1に示すように、本実施の形態に係る文字コード変換方式は、プラットフォーム21,22を含むマルチプラットフォーム環境上で実現される。ここで、プラットフォーム21,22はそれぞれ異なるコード体系を有している。図1において、符号23はプラットフォーム21上で動作する処理プログラム(アプリケーション)であり、文字データを他の処理プログラムに対して送信するものである。符号24はプラットフォーム22上で動作する処理プログラム(アプリケーションまたはミドルウェア本体)であり、処理プログラム23から送信されてきた文字データを受信するものである。符号25は処理プログラム23,24間で文字データをやりとりする際に用いられるミドルウェアであり、処理プログラム間のデータ連携機能や通信機能等を含んでいる。なお、処理プログラム24がデータベース管理システム(DBMS)等のミドルウェア本体である場合には、符号25はそのミドルウェア本体に対する接続機能部分に相当する。なお、ミドルウェア25は内部コード変換機構26を有し、各処理プログラム23,24間でやりとりされる文字データに対してコード変換を行うことができるようになっている。具体的には、ミドルウェア25内の内部コード変換機構26は、各プラットフォーム21,22のコード体系間での文字コードの対応関係を保持しており、処理プログラム23内の文字データを基にして処理プログラム24用の変換済み文字データ33を作成するようになっている。
【0014】
図1に示すように、処理プログラム23にはコード変換コンポーネント10が接続されており、処理プログラム23から引き渡された文字データ(変換元文字データ31)に対してデータ変換および所定のデータ形式への加工等の処理が行われるようになっている。なお、コード変換コンポーネント10により処理が行われた処理済みのデータ(処理済み文字データ32)は、処理プログラム23を介してミドルウェア25へ引き渡され、ミドルウェア25内の内部コード変換機構26により処理済み文字データ32に対してコード変換が行われる。
【0015】
ここで、コード変換コンポーネント10は、コード変換判断部12、データ加工部13および外部コード変換部14を有している。また、外部コード変換部14にはマッピング情報保持部11が接続されている。
【0016】
このうち、マッピング情報保持部11は、複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係(複数の異なるコード体系間での同一文字に対するコード値の対応関係)をマッピング情報として保持するものであり、外部コード変換部14により参照される。
【0017】
コード変換判断部12は、ミドルウェア25内の内部コード変換機構26でのコード変換の設定状況に応じて外部コード変換部14およびデータ加工部13を制御するものである。具体的には、コード変換判断部12は、処理プログラム23のAPI(application programming interface)呼び出し等により処理プログラム23から文字データ、および変換処理の内容を表すパラメータを受け取り、処理プログラム23側の要求に応じて外部コード変換部14およびデータ加工部13を制御する。すなわち、内部コード変換機構26でコード変換が行われるよう設定されている場合には、文字データおよびパラメータをデータ加工部13へ引き渡し、データ加工部13の制御の下で、外部コード変換部14によるコード変換およびデータ加工部13による所定のデータ形式への加工を行う。一方、内部コード変換機構26でのコード変換が無効化されている場合には、文字データおよびパラメータを外部コード変換部14へ引き渡し、外部コード変換部14によるコード変換のみを行う。なお、処理プログラム23から引き渡されるパラメータには、送信元および受信先のコード体系を示す情報の他、データ加工部13での加工の有無および種類を示す情報等が含まれる。
【0018】
データ加工部13は、コード変換判断部12により呼び出され、処理プログラム23から引き渡された文字データおよびパラメータに基づいて、外部コード変換部14に対してコード変換を行わせるとともに、外部コード変換部14によりコード変換が行われた文字データを、内部コード変換機構26でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するものである。
【0019】
外部コード変換部14は、コード変換判断部12により直接呼び出される他、データ加工部13により呼び出される。外部コード変換部14は、処理プログラム23から引き渡された文字データおよびパラメータに基づいて、各処理プログラム23,24と内部コード変換機構26との間でやりとりされる文字データに対してコード変換を行うものである。なお、外部コード変換部14でのコード変換は、マッピング情報保持部11に保持されたマッピング情報に基づいて行う他、所定のアルゴリズムに従って行うこともできる。また、マッピング情報によるコード変換とアルゴリズムによるコード変換とを組み合わせて行うことも可能である。なお、マッピング情報によるコード変換とアルゴリズムによるコード変換とを組み合わせる場合には、両方のコード変換が重複する範囲の文字コードに関してはどちらの方式で変換させるかについて優先度を持たせて処理するようにするとよい。
【0020】
次に、図2により、図1に示す文字コード変換方式が適用されるネットワークシステムの一例について説明する。
【0021】
図2に示すように、図1に示すコード変換コンポーネント10(コード変換判断部12、データ加工部13および外部コード変換部14)およびマッピング情報保持部11は、処理プログラム23が動作する利用者計算機2上で実現されている。また、利用者計算機2にはLAN(local area network)等の通信媒体3を介して管理サーバ1が接続されている。
【0022】
ここで、管理サーバ1は、通信媒体3を介して接続された複数の利用者計算機2で保持されるマッピング情報を一元的に管理するためのものであり、マッピング情報を一元的に管理するマッピング情報管理コンポーネント15と、マッピング情報管理コンポーネント15により管理されるマッピング情報を利用者計算機2に対して配布するマッピング情報配布コンポーネント16とを有している。なお、マッピング情報管理コンポーネント15には一元管理用マッピング情報保持部18が接続されており、一元管理用マッピング情報保持部18において、複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係(複数のコード体系間での同一文字に対するコード値の対応関係)がマッピング情報として保持されている。ここで、マッピング情報管理コンポーネント15は、一元管理用マッピング情報保持部18で保持されるマッピング情報を定義および格納する他、一元管理用マッピング情報保持部18で保持されたマッピング情報が更新されたときに利用者計算機2へのマッピング情報の配布および更新を要求することができるようになっている。
【0023】
一方、利用者計算機2は、管理サーバ1のマッピング情報配布コンポーネント16により配布されたマッピング情報に基づいて、マッピング情報更新コンポーネント17により、マッピング情報保持部11で保持されているマッピング情報を更新することができるようになっている。
【0024】
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。なお、図1では、処理プログラム23、ミドルウェア25および処理プログラム24の順でのデータ変換の様子のみが示されているが、処理プログラム24、ミドルウェア25および処理プログラム23の順でデータ変換が行われる場合にも同様にして処理を行うことができる。
【0025】
図1において、処理プログラム23は、ミドルウェア25を介して処理プログラム24に対して文字データを送信する。
【0026】
このとき、処理プログラム23は、変換元文字データ31をコード変換コンポーネント10に対して引き渡す。処理プログラム23は、文字データとともに、変換処理の内容を表すパラメータ(送信元および受信先のコード体系を示す情報、およびデータ加工部13での加工の要否(および加工が必要である場合には加工の種類を示す情報))を引き渡す。
【0027】
コード変換コンポーネント10は、変換元文字データ31に対してデータ変換および所定のデータ形式への加工等の処理を行う。
【0028】
ここで、コード変換コンポーネント10で行われる処理は、処理プログラム23が連携するミドルウェアの種類により異なっており、その種類に応じて変換元文字データ31に対してコード変換および所定のデータ形式への加工を行うか、コード変換のみを行うかを決定する。すなわち、ミドルウェア25内の内部コード変換機構26でコード変換が行われるよう設定されている場合には、外部コード変換部14でのコード変換とともに、内部コード変換機構26でのコード変換を前提としたデータ加工部13での所定のデータ形式への加工が必要となる。これに対し、ミドルウェア25内に設けられた内部コード変換機構26が無効化されている場合、またはミドルウェア25内に内部コード変換機構26が設けられていない場合には、外部コード変換部14でのコード変換のみが必要となる。
【0029】
まず、コード変換判断部12において、処理プログラム23から引き渡されたパラメータに基づいてデータ加工部13での加工の要否を判断する。
【0030】
ここで、内部コード変換機構26でコード変換が行われる場合には、データ加工部13での加工および外部コード変換部14でのコード変換が必要となる。この場合には、文字データおよびパラメータをデータ加工部13へ引き渡し、データ加工部13の制御の下で、外部コード変換部14に対してマッピング情報保持部11で保持されたマッピング情報に基づいて文字データのコード変換を行わせた後、そのコード変換が行われた文字データを、データ加工部13により、内部コード変換機構26でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工する。なお、その変換結果は処理済み文字データ32として処理プログラム23へ引き渡される。
【0031】
これに対し、内部コード変換機構26でのコード変換が無効化されている場合には、文字データおよびパラメータを外部コード変換部14へ引き渡し、外部コード変換部14によるコード変換のみを行う。なお、その変換結果は処理済み文字データ32として処理プログラム23へ戻される。
【0032】
その後、処理プログラム23は、コード変換コンポーネント10から引き渡された処理済み文字データ32をミドルウェア25を介して処理プログラム24へ引き渡す。このとき、ミドルウェア25内でコード変換が行われるよう設定されている場合には、処理プログラム23から引き渡された処理済み文字データ32に対して内部コード変換機構26によりコード変換を行った後、変換済み文字データ33として処理プログラム24へ引き渡す。これに対し、ミドルウェア25内に設けられた内部コード変換機構26が無効化されている場合、またはミドルウェア25内に内部コード変換機構26が設けられていない場合には、処理プログラム23から引き渡された処理済み文字データ32をそのまま処理プログラム24へ引き渡す。
【0033】
図3は図1に示す文字コード変換方式をデータベース管理システム(DBMS)に適用した場合の一実施例を説明するための図である。図3において、文字データの送信元の処理プログラムとしては、Windowsプラットフォーム21上で動作する、Java言語で開発されたJavaアプリケーション23を用いる。また、文字データの受信先の処理プログラムとしては、UNIXプラットフォーム22上で動作するデータベース管理システム(DBMS)24を用いる。
【0034】
ミドルウェアとしては、DBMS24にアクセスするためのJDBCドライバ25があり、JDBCドライバ25を介してJavaアプリケーション23からDBMS24に対して文字データの挿入処理等が行われる。なお、Javaアプリケーション23からDBMS24に対して文字データの挿入処理を行う場合には、Javaアプリケーション23により発行されるSQL文(文字データ)に対して、JDBCドライバ25内に組み込まれている内部コード変換機構26により、Javaアプリケーション23側のコード体系(Unicode)からDBMS24側のコード体系(EUC)へのコード変換が行われる。
【0035】
(処理例1)
ここで、図4乃至図7により、図3に示す実施例における文字データの第1の処理例について説明する。なお、この第1の処理例は、データ加工部13において、外部コード変換部14によりコード変換が行われた文字データを、該文字データを引数とした文字関数の形式に加工するものである。
【0036】
ここで、この第1の処理例では、Javaアプリケーション23からDBMS24に対して挿入される文字データ内に、特定のプラットフォームに依存した特殊文字や外字等の文字種が含まれている場合を想定する。コード変換コンポーネント10は、これらの文字種についてのUnicodeとEUCとの間での対応関係をマッピング情報保持部11でマッピング情報として保持しており、またこれらの文字種について外部コード変換部14によりUnicodeからEUCへのコード変換を行うことができるものとする。なお、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26はこれらの文字種に対応していない。
【0037】
以下、文字列「[東]芝太郎」(本明細書中では、矩形枠に囲まれた「東」の文字(図4参照)を「[東]」として表記する。)をJavaアプリケーション23からDBMS24に対して挿入する場合を例に挙げて、コード変換コンポーネント10での文字データの処理の流れについて説明する。なお、図4は文字列「[東]芝太郎」のマッピング情報の一例を示す図である。図4において、文字列「[東]芝太郎」のうち「[東]」の文字は外字(ユーザ定義文字)であり、Unicode上ではその私用領域内に位置するコード値“0xE000”で表され、コード変換の対象となるEUC上ではEUCコードセット1の自由領域内に位置するコード値“0xF5A1”で表される。
【0038】
図5に示すように、Javaアプリケーション23は、まず、Javaアプリケーション23から挿入される文字データ「[東]芝太郎」を準備する(ステップ101)。
【0039】
次に、Javaアプリケーション23は、文字データ「[東]芝太郎」をコード変換コンポーネント10に対して引き渡し、データ変換および所定のデータ形式への加工を要求する(ステップ102)。これにより、Javaアプリケーション23は、変換結果「CHR(62881)||"芝太郎"」を取得する(ステップ103)。なお、「CHR(XXXXX)」は、DBMS24内で認識可能な文字関数であり、引数である“XXXXX”をコード値とする一文字のデータを表している。なお、“XXXXX”は10進表現であるものとし、例えば「CHR(41377)」はコード値“41377(0xA1A1)”をとる文字を表し、EUCコードセット1の1区1点上の文字を表している。
【0040】
その後、Javaアプリケーション23は、変換結果を元にSQL文「INSERT INTO USERS VALUES(1,CHR(62881)||"芝太郎")」を組み立て、SQL文を実行する(ステップ104)。
【0041】
これにより、JDBCドライバ25によりSQL文がDBMS24に対して発行される(ステップ105)。このとき、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26によりUnicodeからEUCへのコード変換が行われるが、問題の外字「[東]」は文字関数として加工済みの文字データであり、文字データ(CHR(62881))に含まれる各文字は全て1バイトコード表現であるので、UnicodeからEUCへのコード変換において、この外字はDBMS24側でもEUCの外字(“0xF5A1”)として正常に認識できる文字データとして受け渡すことができる。
【0042】
DBMS24においては、SQL文「INSERT INTO USERS VALUES(1,CHR(62881)||"芝太郎")」を受け取った後(ステップ106)、EUCの文字データ「[東]芝太郎」をデータベースに挿入する(ステップ107)。
【0043】
なお、逆に、DBMS24側での検索結果をJavaアプリケーション23が取得する場合には、DBMS24側の関数を用いて文字データを加工することができる。具体的には例えば、DBMS24側の関数として、コード値の10進文字列を返却する関数(HEX(XXXXX))がある場合には、検索結果を「SELECT HEX(USERS) FROM USERS」のようなSQL文で取得し、コード変換コンポーネント10の外部コード変換部14により「HEX(XXXXX)」の10進文字列“XXXXX”が示すコード値に対してEUCからUnicodeへのコード変換を行うことにより、外字や特殊文字等の文字種を含む文字データを取得することができる。
【0044】
図6および図7は図5に示す具体例におけるデータ加工方法の一例を説明するためのフローチャートである。図6に示すように、コード変換コンポーネント10のデータ加工部13は、Javaアプリケーション23からコード変換判断部12を介して文字データ「[東]芝太郎」を取得すると(ステップ201)、この文字データ「[東]芝太郎」の中から1文字ずつ抽出し(ステップ202)、この抽出された文字が外字または特殊文字であるかを判別する(ステップ203)。
【0045】
ステップ203において、抽出された文字が外字または特殊文字である場合には、外部コード変換部14に対してコード変換を要求し、その変換結果を取得する(ステップ204)。
【0046】
その後、変換後のEUCのコード値を10進文字列“XXXXX”に変換した後(ステップ205)、その10進文字列“XXXXX”を引数とした文字列「CHR(XXXXX)」を組み立てる(ステップ206)。なおここでは、文字データ「[東]芝太郎」中の文字「[東]」に対応するEUCのコード値“0xF5A1”が10進文字列「62881」に変換され、文字列「CHR(62881)」として組み立てられた後、文字配列[0]に格納される(ステップ207)。
【0047】
一方、ステップ203において、抽出された文字が外字または特殊文字でない場合には、文字配列[1]に順次格納していき(ステップ207)、外字または特殊文字が再び検出されるまで文字配列[1]に格納を繰り返す。なおここでは、文字列の最初にのみ外字が出現するが、仮に外字または特殊文字が再度検出された場合には文字配列の要素をカウントアップし、続く文字配列[2]に格納することとなる。
【0048】
文字データ「[東]芝太郎」中の全ての文字についてステップ201乃至207の処理が行われると(ステップ208)、最終的に文字配列[0]には「CHR(62881)」が格納され、文字配列[1]には「芝太郎」が格納されることとなる。
【0049】
最終的に、外字または特殊文字を表す文字関数文字列の要素と、それ以外の文字列の要素とに分けられた配列要素内の文字列を結合文字にて結合し(ステップ209)、その結合後の文字列「CHR(62881)||"芝太郎"」を返却する(ステップ210)。なお、文字配列[0]と文字配列[1]とを結合する様子を図7に示す。
【0050】
(処理例2)
次に、図8乃至図10により、図3に示す実施例における文字データの第2の処理例について説明する。なお、この第2の処理例は、データ加工部13において、外部コード変換部14によりコード変換が行われた文字データを1バイト単位で抽出するとともに、この抽出された1バイト単位の文字データを、該文字データを下位の1バイトとした2バイト単位の文字データの形式に加工するものである。
【0051】
ここで、この第2の処理例でも、Javaアプリケーション23からDBMS24に対して挿入される文字データ内に、特定のプラットフォームに依存した特殊文字や外字等の文字種が含まれている場合を想定する。コード変換コンポーネント10は、これらの文字種についてのUnicodeとEUCとの間での対応関係をマッピング情報保持部11でマッピング情報として保持しており、またこれらの文字種について外部コード変換部14によりUnicodeからEUCへのコード変換を行うことができるものとする。なお、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26はこれらの文字種に対応していないが、内部コード変換機構26においては、UnicodeとEUCとの間でのコード変換に加えて、他のコード変換(1バイトエンコーディング方式であるISO8859_1)を選択することができるようになっている。ここで、1バイトエンコーディング方式であるISO8859_1は、2バイトからなる文字コードのうち下位の1バイトのみを取り出すものであり、Unicodeの文字データに含まれる個々の文字コードのうち下位バイトのコード値“0x00”〜“0XFF”部分をそのまま取り出すことができる。
【0052】
図8に示すように、Javaアプリケーション23は、まず、Javaアプリケーション23から挿入される文字データ「[東]芝太郎」を準備する(ステップ301)。
【0053】
次に、Javaアプリケーション23は、文字データ「[東]芝太郎」を元にSQL文「INSERT INTO USERS VALUES(1,"[東]芝太郎")」を組み立て(ステップ302)、その後、コード変換コンポーネント10に対して、SQL文全体のデータ変換および所定のデータ形式への加工を要求する(ステップ303)。これにより、Javaアプリケーション23は、その変換結果を取得する(ステップ304)。なお、このとき取得される変換結果は、DBMS24側のコード体系であるEUCに変換したコード値を1バイト単位で抽出し、その先頭部分に“Ox00”を付加した2バイト単位のUnicodeの文字データである。
【0054】
その後、Javaアプリケーション23は、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26に対して1バイトエンコーディング方式であるISO8859_1を指定し、SQL文を実行する(ステップ305)。
【0055】
これにより、JDBCドライバ25によりSQL文がDBMS24に対して発行される(ステップ306)。このとき、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26により、Unicodeの文字データに含まれる個々の文字コードのうち先頭1バイト分のコード値“0x00”が削除され、下位バイトのコード値“0x00”〜“0XFF”部分(EUCのコード値)がそのまま取り出されるので、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26が外字や特殊文字等の文字種に対応していない場合でも、問題の外字「[東]」はDBMS24側でもEUCの外字(0XF5A1)として正常に認識できる文字データとして受け渡すことができる。
【0056】
DBMS24においては、SQL文「INSERT INTO USERS VALUES(1,"[東]芝太郎")」を受け取った後(ステップ307)、EUCの文字データ「[東]芝太郎」をデータベースに挿入する(ステップ308)。
【0057】
なお、DBMS24側での検索結果をJavaアプリケーション23が取得する場合には、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26により、1バイトエンコーディング方式であるISO8859_1の下で、EUCのコード値が1バイト単位で抽出されるとともに、その先頭部分に“Ox00”が付加されたUnicodeの文字データが返される。このため、コード変換コンポーネント10のデータ加工部13によりUnicodeの文字データに含まれる2バイト単位の文字コードのうち先頭部分の“Ox00”を削除して1バイト単位のバイト配列を作成し、さらに、外部コード変換部14によりそのバイト配列に対してUnicodeへのコード変換を行うことにより、外字や特殊文字等の文字種を含む文字データを取得することができる。
【0058】
図9および図10は図8に示す具体例におけるデータ加工方法の一例を説明するためのフローチャートである。図9に示すように、コード変換コンポーネント10のデータ加工部13は、Javaアプリケーション23からコード変換判断部12を介して文字データ「[東]芝太郎」を取得すると(ステップ401)、この文字データ「[東]芝太郎」のコード変換を外部コード変換部14に対して要求し(ステップ402)、その変換結果をEUCのコード値として取得する(ステップ403)。なおこのとき、文字データ「[東]芝太郎」に対応する変換後のEUCのコード値は、図10(a)に示すようなバイト配列の形で格納されている。
【0059】
その後、変換後のEUCのコード値を1バイト単位で抽出し(ステップ404)、その先頭部分に“Ox00”を付加して2バイト単位のUnicodeの文字データを作成する(ステップ405)。
【0060】
なお、このようにして作成されたUnicodeの文字データは文字配列に格納される(ステップ406)。
【0061】
最終的に、文字データ「[東]芝太郎」中の全ての文字についてステップ401乃至405の処理が行われると(ステップ407)、文字配列には図10(b)に示すような形で文字データが格納され、その処理済みの文字配列が返却される(ステップ408)。なお、図10(b)に示すように、例えばEUCのコード値“0xF5A1”は、Unicodeの文字コード“0x00F5”および“0x00A1”として文字配列[0][1]にそれぞれ格納され、その処理済みの文字配列が返却される。
【0062】
なお、この第2の処理例では、JDBCドライバ25内の内部コード変換機構26により、1バイトエンコーディング方式であるISO8859_1が指定できることを前提とするが、SQL文内に文字関数を組み込む上述した第1の処理例に比べて、外字や特殊文字等の有無を判断する必要がなく、また文字関数のようなDBMS24側の仕様に依存したコード変換を行う必要がないという利点がある。
【0063】
このように本実施の形態によれば、各プラットフォーム21,22上で動作する各処理プログラム23,24とミドルウェア25内の内部コード変換機構26との間でやりとりされる文字データに対してマッピング情報に基づいてコード変換を行うとともに、このコード変換が行われた文字データを、内部コード変換機構26でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するので、ミドルウェア25内の内部コード変換機構26が稼働している状態でも文字データの透過的な受け渡しが可能となり、プラットフォーム21,22に依存した複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができ、同一文字を一意の文字として扱うことができる。このため、文字データ内に特殊文字(ベンダー定義文字)や外字(ユーザ定義文字)等の文字種が含まれている場合でも、これらの文字種の欠落を招くことなく、複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができる。また、コード変換コンポーネント10(データ加工部13および外部コード変換部14)を処理プログラム23から分離して設けているので、コード変換コンポーネント10で用いられているロジックの再利用性が高まり、利用者側でのコード変換ライブラリおよびマッピング情報等の管理の負担を解消することができる。
【0064】
また本実施の形態によれば、管理サーバ1のマッピング情報管理コンポーネント15によりマッピング情報を一元的に管理するとともに、そのマッピング情報をマッピング情報配布コンポーネント16により利用者計算機2に対して配布し、最終的に、利用者計算機2側のマッピング情報更新コンポーネント17によりマッピング情報保持部11で保持されているマッピング情報を更新するようにしているので、通信媒体3を介して接続された複数の利用者計算機2間でマッピング情報を統一することができ、複数のコード体系間での同一文字に対するコード値の対応関係を全ての利用者計算機2上で一意とすることができる。
【0065】
なお、上述した実施の形態におけるコード変換コンポーネント10、マッピング情報管理コンポーネント15、マッピング情報配布コンポーネント16およびマッピング情報更新コンポーネント17はいずれも、利用者計算機2上で動作するプログラムコンポーネントとして実現することができる。このようなプログラムコンポーネントを含む文字コード変換プログラムは、各種の記録媒体に記録され、利用者計算機2により読み出されて上述したような処理が行われる。
【0066】
なお、本実施の形態で用いられる記録媒体としては、磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−RおよびDVD等)、光磁気ディスク(MO等)および半導体メモリ等を含み、プログラムを記録することができ、かつコンピュータ読み取り可能なものであれば、その記録形式はどのようなものでもよい。また、記録媒体としては、ネットワーク上で伝送される際の搬送波等の情報伝達媒体を含む。さらに、記録媒体は、コンピュータと独立したものに限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒体も含まれる。さらにまた、記録媒体は1つであるとは限らず、複数の記録媒体から本実施の形態で行われる処理が実現される場合も本発明における記録媒体の概念に含まれる。
【0067】
また、本実施の形態においては、記録媒体からコンピュータにインストールされた文字コード変換プログラムの指示に基づき、コンピュータ上で動作しているオペレーティングシステム(OS)、データベース管理ソフトおよびネットワークソフト等の他のプログラム(ミドルウェア等)により、本実施の形態で行われる処理の一部を実現するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、利用者側でのコード変換ライブラリおよびマッピング情報等の管理の負担を解消し、特殊文字や外字等の文字種を含む文字データに対する複数の異なるコード体系間でのコード変換を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文字コード変換方式の一実施の形態を説明するためのブロック図。
【図2】図1に示す文字コード変換方式が適用されるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図。
【図3】図1に示す文字コード変換方式をデータベース管理システム(DBMS)に適用した場合の一実施例を示す図。
【図4】図3に示す実施例におけるUnicode−EUC間のマッピング情報の一例を示す図。
【図5】図3に示す実施例における文字データの処理の流れの一例を説明するための図。
【図6】図5に示す具体例におけるデータ加工方法の一例を説明するためのフローチャート。
【図7】図6に示すステップ209における処理例を示す図。
【図8】図3に示す実施例における文字データの処理の流れの別の例を説明するための図。
【図9】図8に示す具体例におけるデータ加工方法の一例を説明するためのフローチャート。
【図10】図9に示すステップ403および408における処理例を示す図。
【符号の説明】
1 管理サーバ
2 利用者計算機
3 通信媒体
10 コード変換コンポーネント
11 マッピング情報保持部
12 コード変換判断部
13 データ加工部
14 外部コード変換部
15 マッピング情報管理コンポーネント
16 マッピング情報配布コンポーネント
17 マッピング情報更新コンポーネント
18 一元管理用マッピング情報保持部
21,22 プラットフォーム
23 文字データ送信元処理プログラム
24 文字データ受信先処理プログラム
25 ミドルウェア
26 内部コード変換機構
31 変換元文字データ
32 処理済み文字データ
33 変換済み文字データ

Claims (6)

  1. それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間でやりとりされる文字データに対して内部コード変換機構を介してコード変換を行う文字コード変換方式において、
    複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係をマッピング情報として保持するマッピング情報保持手段と、
    前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して前記マッピング情報に基づいてコード変換を行う外部コード変換手段と、
    前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを、前記内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するデータ加工手段とを備え、
    前記データ加工手段は、前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを該文字データを引数とした文字関数の形式に加工することを特徴とする、マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式。
  2. 前記外部コード変換手段および前記データ加工手段はともに、前記内部コード変換機構によりコード変換を行うことができない種類の文字コードに対してコード変換および所定のデータ形式への加工を行うことを特徴とする、請求項1記載のマルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式。
  3. それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間でやりとりされる文字データに対して内部コード変換機構を介してコード変換を行う文字コード変換方式において、
    複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係をマッピング情報として保持するマッピング情報保持手段と、
    前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して前記マッピング情報に基づいてコード変換を行う外部コード変換手段と、
    前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを、前記内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するデータ加工手段とを備え、
    前記内部コード変換機構は、複数の異なるコード体系間での通常のコード変換に加えて、2バイトからなる文字コードのうち下位の1バイトのみを取り出すコード変換を行うことができるよう構成されており、
    前記データ加工手段は、前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを1バイト単位で抽出するとともに、この抽出された1バイト単位の文字データを、該文字データを下位の1バイトとした2バイト単位の文字データの形式に加工することを特徴とする、マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式。
  4. それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間でやりとりされる文字データに対して内部コード変換機構を介してコード変換を行う文字コード変換方式において、
    複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係をマッピング情報として保持するマッピング情報保持手段と、
    前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して前記マッピング情報に基づいてコード変換を行う外部コード変換手段と、
    前記外部コード変換手段によりコード変換が行われた文字データを、前記内部コード変 換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工するデータ加工手段と、
    前記内部コード変換機構でのコード変換の設定状況に応じて前記外部コード変換手段および前記データ加工手段を制御するコード変換判断手段とを備え、
    前記コード変換判断手段は、前記内部コード変換機構でのコード変換が無効化されている場合に前記外部コード変換手段によるコード変換のみを行うよう前記外部コード変換手段および前記データ加工手段を制御することを特徴とする、マルチプラットフォーム環境における文字コード変換方式。
  5. それぞれが異なるコード体系を有する複数のプラットフォームからなるマルチプラットフォーム環境上で実現され、前記各プラットフォーム上で動作する複数の処理プログラム間で内部コード変換機構を介してやりとりされる文字データに対してコード変換を行う文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記各プラットフォームを実現するコンピュータに対して、前記各処理プログラムと前記内部コード変換機構との間でやりとりされる文字データに対して複数の異なるコード体系間での文字コードの対応関係を表すマッピング情報に基づいてコード変換を行わせる手順と、
    コード変換が行われた文字データを、前記内部コード変換機構でのコード変換を前提とした所定のデータ形式に加工させ、この際にコード変換が行われた文字データを該文字データを引数とした文字関数の形式に加工するような手順と
    を実行させることを特徴とする、文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 前記手順の一部は前記コンピュータ上で実行される他のプログラムによって実現され、前記文字コード変換プログラムには前記他のプログラムにより実現される手順を呼び出す命令が含まれていることを特徴とする、請求項5記載の文字コード変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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