JP3910659B2 - 双眼鏡の光軸調整機構および双眼鏡 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、双眼鏡の光軸調整機構および双眼鏡、詳しくは双眼鏡において左右一対の光学系の間に生じる光軸ずれを調整する双眼鏡の光軸調整機構および双眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、双眼鏡において左右一対の光学系の間に生じる光軸の調整については、例えばプリズムの位置を動かすことによってその調整を行なうようにしたものが一般的である。例えば、ポロプリズムが適用された双眼鏡においては、プリズムをその長辺方向に摺動させることで左右に配置された一対の鏡筒光学系間に生じる光軸ずれを調整するようにしたものが実用化されている。また、ダハプリズムが適用された双眼鏡においては、2つのプリズムを一つのユニットとして移動させることによって左右に配置された一対の鏡筒光学系間に生じる光軸ずれを調整するようにしたものが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したような従来の双眼鏡の光軸調整機構によれば、微妙な位置調節を行なうことが必要となるためにより多くの工数が必要となり、また、その調整作業は熟練した技術を要することとなってしまうという問題点があり、より効率のよい光軸調整を行なうことは困難となっていた。
【0004】
本発明の目的は、上記従来の問題点を解消し、双眼鏡における左右一対の鏡筒光学系間の光軸調整を容易に行なうことのできる双眼鏡の光軸調整機構および双眼鏡を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による双眼鏡の光軸調整機構は、対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち一方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で略一直線方向にのみ移動可能に、また対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち他方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で上記一直線方向に対して略垂直方向にのみ移動可能にした手段を具備し、光学系の光軸を上記一直線方向およびこの一直線方向に対する略垂直方向に独立して調整可能としたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明による双眼鏡の光軸調整機構は、対物レンズ群と、接眼レンズ群と、上記対物レンズ群を光軸方向に沿って移動可能にガイドすると共に、光軸に対して略垂直な面内で所定の一方向のみの光軸調整変位が可能なように上記対物レンズ群を軸周りに回動可能に支持する対物軸と、上記接眼レンズ群を光軸に対して略垂直な面内であって上記対物レンズ群の上記所定方向に対して略垂直方向のみに摺動可能とする摺動手段とを具備し、上記対物レンズ群を上記対物軸回りに回動移動させること、および上記摺動手段により接眼レンズ群を移動させることで、光学系全体の光軸を上記所定の一方向とこの一方向に対して略垂直方向とに独立して調整可能としたことを特徴とする。
【0007】
そして、本発明による双眼鏡は、左右一対の対物レンズ群と接眼レンズ群とを備える双眼鏡において、上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし、上記一対の対物レンズ群それぞれの光軸位置の所定の一方向のみの調整を行なうための左右一対の機構と、上記一対の接眼レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし、上記対物レンズ群の光軸位置調整方向と略垂直な方向のみについて、上記一対の接眼レンズ群それぞれの光軸位置調整を上記対物レンズ群の光軸位置調整と独立して行なうための左右一対の機構と、上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸方向に駆動するピント調整機構とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明による双眼鏡において、上記一対の対物レンズ群のそれぞれは、上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で回動可能に支持され、上記一対の接眼レンズ群のそれぞれは、上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で一直線方向に移動可能に支持されることを特徴とする。
【0008】
このように構成することにより、対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち一方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で略一直線方向にのみ移動させ、また、対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち他方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で上記一直線方向に対して略垂直方向にのみ移動させる。これにより、光学系の光軸を上記一直線方向およびこの一直線方向に対する略垂直方向に独立して調整する。
また、対物軸は、対物レンズ群を光軸方向に沿って移動可能にガイドすると共に、光軸に対して略垂直な面内で所定の一方向のみの光軸調整変位が可能なように上記対物レンズ群を軸周りに回動可能に支持し、摺動手段は、上記接眼レンズ群を光軸に対して略垂直な面内であって上記対物レンズ群の上記所定方向に対して略垂直方向のみに摺動可能とする。そして、上記対物レンズ群を上記対物軸回りに回動移動させること、および上記摺動手段により接眼レンズ群を移動させることで、光学系全体の光軸を上記所定の一方向とこの一方向に対して略垂直方向とに独立して調整する。
【0009】
また、左右一対の対物レンズ群と接眼レンズ群とを備える双眼鏡は、左右一対の機構により、上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし上記一対の対物レンズ群それぞれの光軸位置の所定の一方向のみの調整を行なう。また、左右一対の機構により上記一対の接眼レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし上記対物レンズ群の光軸位置調整方向と略垂直な方向のみについて、上記一対の接眼レンズ群それぞれの光軸位置調整を上記対物レンズ群の光軸位置調整と独立して行なう。そして、ピント調整機構は、上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸方向に駆動する。
そして、上記一対の対物レンズ群のそれぞれは上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で回動可能に支持され、上記一対の接眼レンズ群のそれぞれは上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で一直線方向に移動可能に支持される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1、図2、図3、図4、図5は、本発明の一実施の形態の双眼鏡の外観構成を示す図であって、図1は、この一実施の形態の双眼鏡の上面側から見た際の平面図を、図2は、この双眼鏡を正面側(対物レンズ側)から見た際の正面図を、図3は、この双眼鏡を背面側(接眼レンズ側)から見た際の背面図を、図4は、この双眼鏡を底面側から見た際の底面図を、図5は、この双眼鏡を側面から見た際の側面図を、それぞれ示している。
【0011】
図1〜図5に示すように、この一実施の形態の双眼鏡は、双眼鏡本体であり各種内部機構が配置されている下地板1を、上側から上部カバー2によって、下側から下部カバー3によって、両側面から側面カバー4によって、それぞれ覆われるように構成されている。
【0012】
上記上部カバー2、下部カバー3等は、双眼鏡自体を小型化するために、例えば金属等の部材によって形成されている。
【0013】
上記下地板1の接眼レンズ群23(L,R)が配設されている側の面の略中央部には、ピント調整用の回転式操作部材からなる距離ツマミ5が回動自在に配設されており、この距離ツマミ5の一端面には距離蓋36が配設されている(図3参照)。
【0014】
図4に示すように、上記下部カバー3の下面側の略中央部には、眼幅調整用の回転式操作部材からなる眼幅ツマミ6が配設されており、この眼幅ツマミ6の周囲において、上記下部カバー3上には、眼幅の位置を示す複数の指標3aが、例えば上記眼幅ツマミ6を中心とする放射方向に刻印等によって設けられている。
【0015】
また、上記下部カバー3の下面側において、上記眼幅ツマミ6を挟んでその両側には、複数の筋状の凸部3bが設けられている。これは、この双眼鏡の携帯性、保持性を良好にするために設けられているものであり、双眼鏡を保持する際の指掛かりとなるものである。
【0016】
そして、上記下部カバー3の下面側において、その一方の側(図4においては、右眼用接眼レンズ群23Rの配設される側)には孔部が設けられており、この孔部には視度調整用のスライド式操作部材からなる視度ツマミ7が光軸と直交する方向に摺動自在に配設されている。そして、この視度ツマミ7の近傍の、上記下部カバー3上には、例えば+(プラス)、−(マイナス)、基準位置等の指標3cが刻印等によって設けられている。
【0017】
一方、図2に示すように、この双眼鏡の対物レンズ群18(L,R)が配設されている側の面には、透明な保護部材等からなる前部カバー8が配設されており、この双眼鏡内部に対し、例えば塵芥、異物等の外部からの侵入を防止している。
【0018】
これと同様に、図3に示すように、この双眼鏡の接眼レンズ群23(L,R)が配設されている側の面には、上述の前部カバー8と同様の透明な保護部材等からなる後部カバー9が配設されており、この双眼鏡内部に対し、例えば塵芥、異物等の外部からの侵入を防止している。
【0019】
他方、図5に示すように、この双眼鏡の両側面部においては、例えばこの双眼鏡を携帯するためのストラップ等を取り付けるための吊り環10が配設されている。
以上説明したように、上記一実施の形態の双眼鏡は、その外観が構成されている。
【0020】
次に、上記一実施の形態の双眼鏡の内部構成について、以下に説明する。
図6は、この双眼鏡の光学系についての内部機構を分解して示す概略斜視図であり、図7は、この双眼鏡の上記上部カバー2を取り外した状態で上面側より見た際の横断面図を、図8は、この双眼鏡の上記上部カバー2を取り外し、かつ繰り出し機構部を取り外した状態において上面側より見た際の横断面図を、それぞれ示している。
【0021】
また、図9は、上記図7におけるA−A線に沿う線の縦断面図を、図10は、上記図8におけるB−B線に沿う線の縦断面図を、図11は、上記図8におけるC−C線に沿う線の縦断面図を、また、図12は、対物レンズ枠(17L)を取り出して分解した際の概略分解図を、それぞれ示している。
【0022】
なお、図12については、この双眼鏡の一方(左側)の対物レンズ枠17Lについてのみ図示しているが、他方(右側)の対物レンズ枠17Rにおいては対称形状となっており基本的な構成については同様であるので、その図示は省略している。
【0023】
まず、図6、図7、図8によって、この双眼鏡の光学系について、以下に説明する。
図6〜図8に示すように、この双眼鏡の光学系を保持すると共に保護する左右一対の鏡筒光学系である鏡筒11(L,R)は、例えば金属、樹脂等の部材によって形成されており、対物レンズ群18(L,R)、対物レンズ枠17(L,R)等からなる鏡筒対物部と、鏡筒本体部12(L,R)と、接眼レンズ群23(L,R)、接眼レンズ枠22(L,R)等からなる鏡筒接眼部の3つのブロックによって構成されている。
【0024】
上記鏡筒本体部12(L,R)には、第1プリズム13(L,R)および第2プリズム14(L,R)がそれぞれ配設されており、この第1、第2プリズム13,14(L,R)は、プリズム受け部材15、プリズムバネ16等によって、上記鏡筒本体部12(L,R)内の所定の位置に固定されるようになっている。
【0025】
上記鏡筒本体部12(L,R)の前部側、つまり物体側には、上記鏡筒対物部を形成する対物レンズ枠17(L,R)が配設されており、この対物レンズ枠17(L,R)には、小判形状からなる複数のレンズ等によって形成される対物レンズ群18(L,R)が保持されている。
【0026】
また、上記対物レンズ枠17(L,R)の一端部には、光学系の光軸方向と同方向に延出された合焦支持軸である対物軸19(L,R)が配設されている。この対物軸19(L,R)の一方の対物軸19Lは、その一端側(対物レンズ群18L側)の先端部がTカラー20を介して上記鏡筒本体部12Lに設けられた孔部に嵌合されていると共に、他端側(接眼レンズ23L側)の先端部は上記鏡筒本体部12Lに設けられた孔部に嵌合されており、これにより、上記鏡筒対物部が光軸方向に所定量だけ移動されるように位置決めがなされている。
【0027】
また、上記対物軸19(L,R)の他方の対物軸19Rは、上記対物軸19Lとは逆に、その一端側(対物レンズ18R側)の先端部を上記鏡筒本体部12Rに設けられた孔部に嵌合されていると共に、他端側(接眼レンズ23R側)の先端部がTカラー20を介して上記鏡筒本体部12Rに設けられた孔部に嵌合されており、これにより、上記鏡筒対物部が光軸方向に所定量だけ移動されるように位置決めがなされている。
【0028】
そして、上記対物軸19Lにはその一端側に、上記対物軸19Rにはその他端側に、それぞれバネ部材である対物バネ21(L,R)が巻回されて配設されており、この対物バネ21(L,R)のそれぞれの一端部は上記対物レンズ枠17L,17Rに係合されていると共に、それぞれの他端部は上記鏡筒本体部12(L,R)の孔部に嵌合される上記Tカラー20に係合されている(図12参照)。これにより、上記対物バネ21(L,R)は、上記対物軸19(L,R)回りにモーメント力が働いて、上記対物レンズ枠17(L,R)を上記鏡筒本体部12(L,R)の底面側に設けられたストッパ部材12aL,12aR(図8、図11参照)に、それぞれ当接させる方向(図11において、矢印D,Eでそれぞれ示す方向)に常に付勢するようになっている。
【0029】
なお、上記対物レンズ枠17(L,R)は、ピント調整機構および視度調整機構に連動して光学系の光軸方向に移動するようになっており、これにより、ピント調節および視度調節が行なわれるようになっている。
【0030】
一方、上記鏡筒本体部12(L,R)の後部側、つまり瞳側には、鏡筒接眼部を形成する接眼レンズ枠22(L,R)が、例えばネジ等によって上記鏡筒本体部12(L,R)に固定されており、この接眼レンズ枠22(L,R)には、小判形状からなる複数のレンズ等によって形成される接眼レンズ群23(L,R)が保持されていると共に、この接眼レンズ枠22(L,R)の前部側には視野絞り24(L,R)が配設されている。
【0031】
そして、上記左右一対の鏡筒11(L,R)は、この双眼鏡の光学系の光軸と直交する方向に、ガイド部材である第1ガイド軸25、第2ガイド軸26によって摺動自在に案内(ガイド)されるようになっている。
【0032】
つまり、上記第1ガイド軸25は、上記下地板1の両側面部に設けられた孔部に嵌合されることによって、その光軸方向の位置決めがなされるようになっており、また、上記第2ガイド軸26は、その一端部が上記鏡筒本体部12Lに対して接着固定されていると共に、他端部が上記鏡筒本体部12Rに対して摺動自在に保持されている。そして、上記第1ガイド軸25と上記第2ガイド軸26とは、光学系の光軸に直交する方向において、互いに平行になるように配置されている。
【0033】
これにより、眼幅調整が行なわれる際には、上記第1ガイド軸25と上記第2ガイド軸26に沿って、上記左右一対の鏡筒11(L,R)が移動して、互いの間隔を変更することができるようになっている。
【0034】
なお、図9に示すように、上記第2ガイド軸26は、下地板1と第2ガイド軸押え部材27との間に挟持されるようになっており、これにより、上記第1ガイド軸25を回転中心として上記左右一対の鏡筒11(L,R)が回動してしまうことを防止するようになっている。
【0035】
このように構成された上記一実施の形態の双眼鏡において、視度調整機構およびピント調整機構について、以下に説明する。
【0036】
この一実施の形態の双眼鏡においては、上記対物レンズ枠17(L,R)を繰り込み、または繰り出すことによって、視度調整およびピント調整を行なうようになっており、上記対物レンズ枠17(L,R)を繰り出すための機構については、視度調整機構とピント調整機構の2つの機構に分かれて配置されている。
【0037】
まず、視度調整機構について、以下に説明する。
視度調整を行なう際には、上記視度ツマミ7の摺動操作を行なうことで、この双眼鏡の略中央部に配設され、対物ネジ28等によって構成されるレンズ群移動手段である繰り出し機構(図7参照)によって、右側の対物レンズ枠17Rのみを繰り出し、または繰り込む動作を行なうことで行なわれる。
【0038】
図10に示すように、上記視度ツマミ7は、操作部7aと一体的に設けられたギアー部7bによって形成されている。このギアー部7bは、図7、図9に示すように、上記繰り出し機構を構成する対物ネジ28に嵌合している視度ギアー29と噛合している。また、上記対物ネジ28の中程には視度ネジ30が嵌合しており、上記視度ツマミ7の摺動動作によって、そのギアー部7bが摺動されることにより、これと噛合している上記視度ギアー29が回動し、これに伴って、上記対物ネジ28が回動することにより、上記視度ネジ30も同方向に回動するようになっている。そして、この視度ネジ30には、右腕部材31aが螺合しており、上記視度ネジ30の回動動作に従って、上記右腕部材31aが光学系の光軸方向に移動するようになっている。
【0039】
そして、上記右腕部材31aには、図7に示すように、上記対物レンズ枠17Rに植設されている軸部材32Rの一端部が係合しており、上記右腕部材31aの光軸方向への移動に伴って、上記対物レンズ枠17Rを光軸方向に移動させるようになっており、これにより、視度調整が行なわれるようになっている。
【0040】
次に、ピント調整機構について、以下に説明する。
図7、図9に示すように、上記距離ツマミ5は下地板1の後部側(瞳側)の略中央部に穿設された孔部に挿入されており、抜け止めとしてCリング33が嵌合されることにより上記下地板1に回動自在に配設されている。この距離ツマミ5には、その一方の先端部(後部側;瞳側)にネジ部が設けられているレンズ群移動手段である繰り出し機構を構成する上記対物ネジ28が螺合するようになっている。また、この対物ネジ28の前部側(物体側)の先端部は、小判形状に形成されており、この小判形状からなる先端部が、上記下地板1に設けられた固定部材1aに穿設されている小判形状の孔部に嵌合するようになっている。
【0041】
これにより、上記距離ツマミ5を回動させることで、上記対物ネジ28が上記距離ツマミ5の回動動作に伴って、繰り込み、および繰り出し動作を行なうようになっている。
【0042】
そして、上記対物ネジ28には、左腕部材31bが螺合しており、この左腕部材31bが上記対物ネジ28の回動動作に連動して光軸方向に移動するようになっており、上記左腕部材31bには、上記右腕部材31aと同様に、上記対物レンズ枠17Lに植設されている軸部材32Lの一端部が係合しているので、上記左腕部材31bの光軸方向への移動に伴って、上記対物レンズ枠17Lが光軸方向に移動するようになっている。
【0043】
なお、上記左腕部材31bは、上記対物レンズ枠17Lの上記対物軸19Lに挿通している対物バネ21Lによって、常に対物ネジ28側に当接するように付勢されている。
【0044】
一方、上記視度ギアー29と視度ネジ30との間においては、視度バネ34が上記対物ネジ28に挿通された状態で配設されており、上記視度ネジ30の一端部が上記対物ネジ28の中程に設けられたフランジ部28aに常に当接された状態となるようにされており、これにより、上記右腕部材31aの位置決めがなされている。
【0045】
このような構成によって、上記距離ツマミ5を回動させることで、上記対物ネジ28が上記距離ツマミ5と同方向に回動し、これによって、上記対物レンズ枠17(L,R)の繰り出し、および繰り込み動作が行なわれる。この場合において、上記左右の腕部材31a,31bが、同一方向に一体的に移動することで、上記対物レンズ枠17(L,R)が連動して光軸方向へと移動し、同時に同量の繰り出し、または繰り込み動作が行なわれ、これにより、ピント調整が行なわれるようになっている。
【0046】
一方、眼幅調整については、図8、図9に示すように、上記眼幅ツマミ6を回動させることにより、左右一対の鏡筒11(L,R)の間隔を変化させることによって行なうものである。
【0047】
この眼幅調整を行なう眼幅調整機構について、以下に説明する。
上記眼幅ツマミ6は、図8、図9に示すように、上記下地板1に対してビス35によって回動自在に軸支されている。上記眼幅ツマミ6には、2本のカム溝6aが設けられており、このカム溝6aには、上記鏡筒本体部12(L,R)の底面側に下方に向けて植設されているカムフォロワーピン12b(L,R)がそれぞれ係合されている。
【0048】
そして、上記眼幅ツマミ6を回動させることで、上記カムフォロワーピン12b(L,R)が上記カム溝6aに沿って移動することで、これに連動して上記鏡筒本体部12(L,R)が移動するようになっている。このとき、上記鏡筒本体部12(L,R)を含む上記鏡筒11(L,R)は、上述したように、上記第1ガイド軸25、第2ガイド軸26の2本のガイド軸によって光学系の光軸と直交する方向に摺動自在に保持されているので、上記眼幅ツマミ6の回動によって、上記鏡筒11(L,R)は、互いに接近、または離間するように移動するようになっている。
【0049】
次に、この一実施の形態の双眼鏡における光軸調整機構について、以下に説明する。
この双眼鏡における光学系の光軸の調整は、光軸に略垂直な面内、すなわち、光軸に対して直交する方向で、本体に対して上下方向に係る方向の調整と、左右方向に係る方向の調整とを、それぞれ独立させて調整が行なわれるようになっている。
【0050】
まず、光軸に対して直交する方向で上下方向に係る方向の光軸調整機構について説明する。
【0051】
図11に示すように、上記対物レンズ枠17(L,R)には、一部がネジ形状からなる調整手段である光軸調整ビス37が配設されており、その先端部は上記鏡筒本体部12(L,R)の底面側に設けられたストッパ部材12a(L,R)に当接するようになっている。そして、上記光軸調整ビス37を回転させることによって、上記対物レンズ枠17(L,R)を上記対物軸19(L,R)を回動中心としてそれぞれ回転させることができるようになっている。これにより、光軸に対して直交する方向で上下方向に係る方向の光軸調整が行なうことができるようになっている。
【0052】
なお、上述したように、上記対物軸19(L,R)には、図12に示すように、対物バネ21(L,R)が挿通されている。この対物バネ21(L,R)は、圧縮バネ兼トーションバネになっており、上記対物レンズ枠17(L,R)を上記鏡筒本体部12(L,R)のストッパ部材12a(L,R)に常に当接する方向(図11においてはそれぞれ矢印D,Eで示す方向)に付勢し、上記対物レンズ枠17(L,R)が所定の位置に位置決めされるようになっている。これにより、この双眼鏡自体の状態や、ピント調整、視度調整、眼幅調整等によって、その光軸が上下方向に変化してしまうということを防いでいる。
【0053】
次に、この双眼鏡の光軸調整機構において、光軸に対して直交方向で左右方向に係る方向の光軸調整機構について説明する。
【0054】
図10に示すように、上記鏡筒本体部12(L,R)には、それぞれ2本の凸部12c(L,R)が、その接眼レンズ側に向けて光軸方向に植設されており、この凸部12c(L,R)は上記接眼レンズ枠22(L,R)に穿設された左右方向に長く設定された長孔に係合している。
【0055】
これにより、上記接眼レンズ枠22(L,R)を上記長孔に沿って摺動手段によって摺動させることで、光軸の直交方向で左右方向に係る方向の光軸調整を行なうことができるようになっている。そして、この場合において、光軸の左右方向の光軸調整が終了した後に、上記鏡筒本体部12(L,R)と上記接眼レンズ枠22(L,R)とを、それぞれ2本のビス41等によって固定することにより、上記接眼レンズ枠22(L,R)を所定の位置に位置決めするようになっている。これにより、この双眼鏡の状態や、ピント調整、視度調整、眼幅調整等によって光軸が変化してしまうことを防止している。
【0056】
以上説明したように、上記一実施の形態の双眼鏡の光軸調整機構については、光軸に略垂直な面内で、本体に対してその上下方向に係る方向と左右方向に係る方向とに独立して調整するようにしたので、左右一対の鏡筒11(L,R)の光軸調整作業を、きわめて容易に、かつ短い工数によって行なうことができる。
【0057】
さらに、上記光軸調整機構を上記左右一対の鏡筒11(L,R)の内部に組み込むことにより、光軸調整のための余裕(調整量)を最小限に抑えることができるので、双眼鏡自体の小型化に寄与することが容易にできる。
【0058】
[付記]
(1) 光学系光軸を本体に対して上下方向および左右方向にそれぞれ独立して調整可能とする機能を、対物レンズ群と接眼レンズ群とに持たせた双眼鏡の光軸調整機構。
【0059】
(2) 対物レンズ群をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で略一直線方向に移動可能に、また接眼レンズ群をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で上記一直線方向に対して略垂直方向に移動可能にしたレンズ群移動手段を具備し、
光学系の光軸を、上記一直線方向およびこの一直線方向に対する略垂直方向とで独立して調整可能とした双眼鏡の光軸調整機構。
【0060】
(3) 付記2に記載の双眼鏡の光軸調整機構において、
上記レンズ群移動手段は、上記対物レンズ群および/または上記接眼レンズ群を支持軸を中心にして回動させる双眼鏡の光軸調整機構。
【0061】
(4) 付記2に記載の双眼鏡の光軸調整機構において、さらに、
上記対物レンズ群および/または上記接眼レンズ群を、光軸方向に沿って移動可能で、かつ回動自在に支持する支持軸と、
上記対物レンズ群および/または上記接眼レンズ群を、上記光軸方向に付勢すると共に回転方向に付勢するバネ部材と、
を具備する双眼鏡の光軸調整機構。
【0062】
(5) 付記2に記載の双眼鏡の光軸調整機構において、
上記レンズ群移動手段は、上記対物レンズ群および/または上記接眼レンズ群を摺動させる双眼鏡の光軸調整機構。
【0063】
(6) 付記2に記載の双眼鏡の光軸調整機構において、
上記レンズ群移動手段は、左右一対の鏡筒光学系それぞれに設けた双眼鏡の光軸調整機構。
【0064】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、双眼鏡における左右一対の鏡筒光学系間の光軸調整を容易に行なうことのできる双眼鏡の光軸調整機構および双眼鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の双眼鏡の外観構成を示す図であって上面側から見た際の平面図。
【図2】上記図1の双眼鏡を正面側(対物レンズ側)から見た際の正面図。
【図3】上記図1の双眼鏡を背面側(接眼レンズ側)から見た際の背面図。
【図4】上記図1の双眼鏡を底面側から見た際の底面図。
【図5】上記図1の双眼鏡を側面から見た際の側面図。
【図6】上記図1の双眼鏡の光学系についての内部機構を分解して示す概略斜視図。
【図7】上記図1の双眼鏡の上部カバーを取り外した状態で上面側より見た際の横断面図。
【図8】上記図1の双眼鏡の上部カバーを取り外し、かつ繰り出し機構部を取り外した状態において上面側より見た際の横断面図。
【図9】上記図7におけるA−A線に沿う線の縦断面図。
【図10】上記図8におけるB−B線に沿う線の縦断面図。
【図11】上記図8におけるC−C線に沿う線の縦断面図。
【図12】上記図1の双眼鏡の対物レンズ枠を取り出して分解した際の概略分解図。
【符号の説明】
1……下地板
2……上部カバー
3……下部カバー
4……側面カバー
5……距離ツマミ
6……眼幅ツマミ
7……視度ツマミ
11L,11R……鏡筒(鏡筒光学系)
12L,12R……鏡筒本体部
17L,17R……対物レンズ枠
19L,19R……対物軸(支持軸)
21L,21R……対物バネ(バネ部材)
22L,22R……接眼レンズ枠
28……対物ネジ(レンズ群移動手段、繰り出し機構)
37……光軸調整ビス(調整手段)
Claims (4)
- 対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち一方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で略一直線方向にのみ移動可能に、また対物レンズ群と接眼レンズ群とのうち他方をそのレンズ群光軸に略垂直な面内で上記一直線方向に対して略垂直方向にのみ移動可能にした手段を具備し、
光学系の光軸を上記一直線方向およびこの一直線方向に対する略垂直方向に独立して調整可能としたことを特徴とする双眼鏡の光軸調整機構。 - 対物レンズ群と、
接眼レンズ群と、
上記対物レンズ群を光軸方向に沿って移動可能にガイドすると共に、光軸に対して略垂直な面内で所定の一方向のみの光軸調整変位が可能なように上記対物レンズ群を軸周りに回動可能に支持する対物軸と、
上記接眼レンズ群を光軸に対して略垂直な面内であって上記対物レンズ群の上記所定方向に対して略垂直方向のみに摺動可能とする摺動手段と、
を具備し、
上記対物レンズ群を上記対物軸回りに回動移動させること、および上記摺動手段により接眼レンズ群を移動させることで、光学系全体の光軸を上記所定の一方向とこの一方向に対して略垂直方向とに独立して調整可能としたことを特徴とする双眼鏡の光軸調整機構。 - 左右一対の対物レンズ群と接眼レンズ群とを備える双眼鏡において、
上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし、上記一対の対物レンズ群それぞれの光軸位置の所定の一方向のみの調整を行なうための左右一対の機構と、
上記一対の接眼レンズ群をそれぞれ光軸に略垂直な平面内で移動可能とし、上記対物レンズ群の光軸位置調整方向と略垂直な方向のみについて、上記一対の接眼レンズ群それぞれの光軸位置調整を上記対物レンズ群の光軸位置調整と独立して行なうための左右一対の機構と、
上記一対の対物レンズ群をそれぞれ光軸方向に駆動するピント調整機構と、
を具備することを特徴とする双眼鏡。 - 上記一対の対物レンズ群のそれぞれは、上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で回動可能に支持され、
上記一対の接眼レンズ群のそれぞれは、上記光軸位置調整が可能なように上記光軸に略垂直な平面内で一直線方向に移動可能に支持されることを特徴とする請求項3に記載の双眼鏡。
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