JP3890098B2

JP3890098B2 - Optical device

Info

Publication number: JP3890098B2
Application number: JP21696196A
Authority: JP
Inventors: 勝則中村
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1996-07-31
Filing date: 1996-07-31
Publication date: 2007-03-07
Anticipated expiration: 2016-07-31
Also published as: JPH1048733A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多点での測距が可能な測距手段と、前記多点の何れかの測距点を設定する測距点設定手段と、ファインダ視野外に各種状態を表示するファインダ内表示装置とを備えた、カメラ等の光学装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、多点での測距（焦点検出）が可能なカメラにおいて、カメラが自動的に測距点（焦点検出点）を設定し測距を行う自動選択ＡＦ（オートフォーカス）のみとするタイプや、撮影者が多点の中より測距点を選択設定し任意選択も可能にしたタイプが知られている。
【０００３】
自動選択ＡＦのみとするタイプのファインダ内表示例としては、図１３（ａ）の様な表示装置を持ち、測距動作確認用表示として合焦マーク１２１を使用し、測距動作中は「消灯」，測距動作で合焦時には「点灯」，非合焦時には「点滅」の様に表示変化させている。図１３（ａ）は全点灯状態を示し、図１３（ｂ）は通常撮影モード時の測距動作合焦状態を示している。
【０００４】
また、任意選択ＡＦをも可能にしたタイプのファインダ内表示としては、測距点に対応したピント板上の測距枠を測距点選択設定時や測距動作で合焦した場合などにＬＥＤにより照明し、スーパーインポーズ表示させるものがある。更に、測距点設定状態の確認は、専用測距点選択釦を押す事により、同様にスーパーインポーズされ確認出来る様になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において自動選択ＡＦのみとするタイプにおいては、測距点に対応した表示が無く、多点の測距点のうちどの測距点で合焦したかの判断が出来ず、撮影者が意図した被写体にピントが合っていない可能性があった。
【０００６】
又、多点での測距が可能であるのに自動選択ＡＦのみとするのは、機能低下となっている。
【０００７】
自動選択ＡＦ，任意選択ＡＦいずれも可能にしたカメラにおいては、ファインダ視野外表示器とは別に、外光が高輝度状態でもピント板上に照明出来る様な高輝度タイプのＬＥＤや専用光学系が必要となり、大幅なコストアップを招いていた。
【０００８】
又、測距動作の結果、多点の測距点のうちどの測距点で合焦したかは、合焦時のスーパーインポーズＬＥＤの点灯で判断出来るが、測距点選択状態が自動選択ＡＦか任意選択ＡＦかの確認は、専用測距点選択釦を押し、測距点選択モードに入らなければ確認出来ず、瞬時の撮影に対応出来ないものであった。
【０００９】
更に、高輝度ＬＥＤにて照明表示するため、電力消費が増加してしまうというような欠点を有していた。
【００１１】
（発明の目的）本発明の目的は、測距点選択状態が自動選択ＡＦ，任意選択ＡＦのいずれの状態であっても、専用測距点選択釦の操作をする事なく、常時かつ瞬時の当該光学装置の使用時にもファインダ内を見たままで測距点選択状態を確認させることのできる光学装置を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、多点での測距が可能な測距手段と、自動的に測距点を選択する測距点自動選択ＡＦと、使用者が任意に測距点を選択する測距点任意選択ＡＦの何れかを測距点設定状態として設定すると共に、前記多点の何れかの測距点を設定する測距点設定手段と、ファインダ視野外に各種状態を表示するファインダ内表示装置とを備えた光学装置において、前記ファインダ内表示装置に、各々測距点に対応した点灯表示可能な複数の測距点表示部と、前記測距手段での測距結果を表示する合焦表示部とをそれぞれ別々に設け、前記点灯表示可能な複数の測距点表示部が、点灯表示可能なファインダ視野枠マークにより挟まれ、前記測距点表示部と合焦表示部により、前記測距点設定手段による測距点設定状態と、前記測距手段での合焦状態とを表示するようにし、前記測距点任意選択ＡＦが設定された場合は、選択設定された測距点に対応する測距点表示部を、少なくとも電源投入の際から前記測距手段による測距結果に基づいて合焦状態に至るまで前記ファインダ視野枠マークと共に点灯表示するようにしている。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【００２３】
図１〜図１０は本発明の実施の一形態におけるカメラに係る図であり、先ず、図１の該カメラの上面図を用いて、各部の構成部品について説明する。
【００２４】
同図において、１は各種撮影モードを切り換えるモードダイヤル、２はレリーズ釦であり、半押し状態に連動してオンするスイッチＳＷ１と全押し状態でオンするスイッチＳＷ２とから成っている。３はシャッタスピードや絞り値等の設定値を変更する電子ダイヤル、４は外部表示装置であり、カメラの各種設定状態等を表示する。５は露出補正釦、６はＡＥロック釦、７は測距点選択釦、８は内蔵ストロボ使用時に用いるＳＴアップ釦、９はセルフ釦である。
【００２５】
図２は、図１に示すカメラのファインダ視野を示す図である。
【００２６】
同図において、２１は本発明に係るファインダ視野外に用いられるファインダ内表示装置で、例えば液晶表示器で構成される。２２はフォーカシングスクリーン、２３はパノラマ撮影時の指標となるパノラマフレーム、２４は部分測光範囲マーク、２５〜２７は多点の測距点に対応した測距点枠で、本実施の形態では３点測距の場合を例にしており、更に詳しくは、２５は３点測距の左測距点に対応した左測距点枠、２６は同様に中央測距点枠、２７は右測距点枠である。ここで、２３〜２７はいずれもフォーカシングスクリーン２２上にあらかじめ設けられているラインである。
【００２７】
図３は、図２に示したファインダ内表示装置２１の詳細を示す図である。
【００２８】
同図において、３１はＡＥロックマーク、３２はストロボ充電完了マーク、３３はシャッタ速度表示部、３４は絞り値表示部である。３５は測距点表示部であり、左測距点に対応した左測距点マーク３５ａ，中央測距点に対応した中央測距点マーク３５ｂ，右測距点に対応した右測距点マーク３５ｃ，ファインダ視野に対応したファインダ視野枠マーク３５ｄにより構成される。３６は露出表示部であり、露出補正量等が表示される。３７は測距動作結果の合焦，非合焦状態を表示する合焦マークであり、合焦時には「点灯」，非合焦時には「点滅」として表示している。
【００２９】
次に、上記構成におけるカメラの制御系について、図４に示すブロック図を用いて説明する。
【００３０】
同図において、４１はカメラの各種制御を行うマイクロプロセッシングユニット（以下、ＭＰＵと記す）、４２はフィルムの巻き上げや巻き戻し及びミラーのアップ・ダウン等を行うモータ制御装置、４３はシャッタ制御装置、４４は測光装置、４５は多点の測距を可能とする焦点検出装置である。４６は信号入力装置であり、図１に示したモードダイヤル１や電子ダイヤル３等の回転操作部材４７や、同じく図１に示したレリーズ釦２や測距点選択釦７等から成るスイッチ部材４８により構成される。
【００３１】
４９は発音表示装置であり、ブザーやスピーカーなどが用いられる。５０は表示装置で、その中に図１に示した外部表示装置４や図２及び図３に示したファインダ内表示装置２１がある。５３はＬＥＤ駆動装置であり、ファインダ内表示装置２１のバックライトとして構成されている。
【００３２】
５４はカメラに装置されるレンズであり、前記ＭＰＵ４１からの通信データにより制御される絞り駆動装置５５や、前記焦点検出装置４５からの情報に基づいて前記ＭＰＵ４１より送られてくる駆動量データに従ってピント合せを行うレンズ駆動装置５６等より構成される。
【００３３】
続いて、上記カメラにおける測距点選択について、図５，図６を用いて説明する。
【００３４】
図５は測距点選択釦７を押した時にファインダ内表示装置に表示される表示例を示す図であり、図３に示す測距点マーク３５ａ〜３５ｃのいずれかとファインダ視野枠マーク３５ｄのみが表示され、この状態で測距点の選択設定が可能となる。
【００３５】
図６は測距点の選択設定方法を示す図であり、ａは図５と同様、測距点マーク３５ａ〜３５ｃ全てとファインダ視野枠マーク３５ｄが点灯されている。この状態は、カメラが自動的に測距点を選択し、最適な被写体にピント合せを行う測距点自動選択ＡＦである。
【００３６】
この表示状態から電子ダイヤル３を右方向に１クリック回転させると、ｂの様に、左測距点マーク３５ａとファインダ視野枠マーク３５ｄが点灯した状態に変化する。さらに電子ダイヤル３を右方向に１クリック回転させると、ファインダ視野枠マーク３５ｄは点灯したままで中央測距点マーク３５ｂに切り換わり、さらに同操作により、右測距点マーク３５ｃに切り換わり、さらに１クリック電子ダイヤル３を右方向に回転させると、再びａの状態に戻る。又、電子ダイヤル３の左回転では、前記の逆の順に切り換わっていく。
【００３７】
同図中、ｂ〜ｄは３点の測距点のうち、撮影者が任意に測距点を選択して、その選択測距点でピント合せを行う事が出来る測距点任意選択ＡＦとして機能することになる。つまり、図６のｂの状態が選択された場合には「左測距点」で、ｃはの状態が選択された場合には「中央測距点」で、ｄの状態が選択された場合には「右測距点」で、それぞれ測距動作が行われる事になる。
【００３８】
次に、上記カメラの一連の動作について、図７及び図８のフローチャートを用いて説明する。
【００３９】
まず、図７のステップ＃１００にてカメラの電源が投入されると、ＭＰＵ４１はステップ＃１０１へ進み、レリーズ釦の半押し状態に連動してオンするスイッチＳＷ１の状態を調べ、該スイッチＳＷ１がオフであればオンになるまでこの検出を繰り返す。その後、該スイッチＳＷ１がオンになるとステップ＃１０２へ移行し、図６で説明した測距点の選択状態を確認する。
【００４０】
次にステップ＃１０３へ進み、ＭＰＵ４１は測光装置４４を起動し、ファインダ内の各領域に対応した被写体輝度を算出する。そして、次のステップ＃１０４において、算出した被写体輝度値及びカメラ内に装填されたフィルムのＩＳＯコード、あるいはレンズの開放ＦＮＯ等によりシャッタスピード、絞り値、及び上記ステップ＃１０２で確認した測距点選択状態を、外部表示装置４やファインダ内表示装置２１に表示させる。
【００４１】
図９（ａ）は測距点自動選択ＡＦに設定した場合のファインダ内表示装置２１の状態を、図９（ｄ）は測距点任意選択ＡＦに設定した場合のファインダ内表示装置２１の状態を、それぞれ示している。
【００４２】
次に、ステップ＃１０５へ進み、ここでは測距点の設定状態を判別し、もし測距点自動選択ＡＦが設定されていればステップ＃１０６に移行し、測距点任意選択ＡＦが設定されていればステップ＃１１３へ移行する。
【００４３】
ステップ＃１０６では、測距点自動選択ＡＦが設定されているので、カメラが独自に被写体像に応じて測距点を決定すると共に、その測距点に対応する測距データ（焦点検出データ）を焦点検出装置４５より得、これに基づくレンズ駆動量を算出してレンズ５４内のレンズ駆動装置５６へ駆動データとして出力し、ピント合せを行わせる。そして、次のステップ＃１０７において、この結果合焦となったかどうかを判別し、合焦となっていればピント合せ動作を停止し、レンズのフォーカス位置をロックして、次のステップ＃１０８へ移行する。
【００４４】
ステップ＃１０８では、ピントの合った合焦状態で再度測光動作を行い、最適なシャッタスピードや絞り値を求め、フォーカス位置同様、測光値をロックする。次のステップ＃１０９では、上記ステップ＃１０６，ステップ＃１０７で３点の測距点のうちのどの測距点で合焦したかの表示を外部表示装置４やファインダ内表示装置２１に行い、続くステップ＃１１０では、上記ステップ＃１０８での測光値によるシャッタスピード，絞り値の表示を同じく外部表示装置４やファインダ内表示装置２１に行うと同時に、合焦マークも表示させる。
【００４５】
この時のファインダ内表示装置２１での表示状態を示したのが図９（ｂ）であり、この例では３点の測距点のうち、中央測距点と右測距点で合焦した事を示している。
【００４６】
また、上記ステップ＃１１０とほぼ同時に、次のステップ＃１１１において発音表示装置４９により合焦した事を知らせる合焦音表示も行い、測距点自動選択ＡＦ時のワンショットＡＦ動作を完了する。
【００４７】
上記ステップ＃１０５において測距点任意選択ＡＦが設定されていた場合は、前述した様にステップ＃１１３へ移行し、ここでは撮影者により任意に選択された測距点における測距データを焦点検出装置４５より得、これに基づくレンズ駆動量を算出してレンズ５４内のレンズ駆動装置５６へ駆動データとして出力し、ピント合せを行わせる。そして、次のステップ＃１１４において、この結果合焦となったかどうかを判別し、合焦となっていればピント合せ動作を停止し、レンズのフォーカス位置をロックして、次のステップ＃１１０へ移行する。
【００４８】
ステップ＃１１０においては、上記ステップ＃１１５での測光値によるシャッタスピード、絞り値の表示を外部表示装置４やファインダ内表示装置２１に行うと同時に、合焦マークも表示させる。
【００４９】
この時のファインダ内表示装置２１での表示状態を示したのが図９（ｅ）であり、この測距点任意選択ＡＦ時には合焦時においても測距点マークは設定点のみの表示を続け、合焦マークのみの表示変化となる。
【００５０】
さらに、測距点自動選択ＡＦ時と同様にステップ＃１１１へ移行し、発音表示装置４９により合焦音表示を行い、測距点任意選択ＡＦ時のワンショットＡＦ動作を完了する。
【００５１】
また、上記ステップ＃１０７，ステップ＃１１４において合焦不能であると判別した場合は何れもステップ＃１１２へ移行し、ファインダ内表示装置２１の合焦マークを点滅させることで、その旨、つまり非合焦状態であるを事を知らせる。
【００５２】
この時のファインダ内表示装置２１における測距点自動選択ＡＦでの非合焦状態を示したのが図９（ｃ）であり、測距点任意選択ＡＦでの非合焦状態を示したのが図９（ｆ）である。これらの図から解る様に、測距点マークは設定状態のままで、合焦マークでの点滅表示で非合焦と判断する様になっている。
【００５３】
続くステップ＃１１６では、上記のロックされたフォーカス位置，測光値を撮影条件として保持するかどうかをスイッチＳＷ１の状態で判別し、次のステップ＃１１７では、その条件で露光動作を行うかどうかの判別をスイッチＳＷ２の状態を調べる。
【００５４】
ここで、スイッチＳＷ１，ＳＷ２が共にオンであれば、ステップ＃１１８の露光シーケンスへ移行し、絞り駆動装置４５，シャッタ駆動装置４３の制御を行って露光動作を行い、その後モータ制御装置４２によるフィルム巻き上げ等の動作を実行する。
【００５５】
また、上記ステップ＃１１６でスイッチＳＷ１がオフされている様な場合はステップ＃１０１へ戻り、再度スイッチＳＷ１のオンを待つが、ある一定以上該スイッチＳＷ１がオンされない場合は、不図示ではあるが、電源をオフする様になっている。
【００５６】
又、上記ステップ＃１１６にてスイッチＳＷ１がオンされているが、次のステップ＃１１７にてスイッチＳＷ２がオンになっていない様な場合は、不図示ではあるが、一定時間以上スイッチＳＷ１のみがオンされている様な状態では、図８に示すサーボＡＦモードに移行する。
【００５７】
このサーボＡＦモードへ移行した場合の動作について、図８のフローチャートを用いて説明する。
【００５８】
前述した様にステップ＃１１７以降、スイッチＳＷ１のみが一定時間以上オンされている様な場合には、図８のステップ＃２００へ移行し、ここでは再度焦点検出装置を動作させ、被写体が変化、あるいはカメラのフレーミングが変化したかのチェックを行い、その結果変化有りと判別した場合はステップ＃２０１に移行する。そして、このステップ＃２０１では、測距点の選択設定状態を確認し、もし測距点自動選択ＡＦに設定されていればステップ＃２０２へ移行し、ピントの合っている状態では無くなったので、合焦マークを消灯する。又、次のステップ＃２０３では、測距点マークを全点灯表示に切り換えサーボＡＦモードへ移行した事を知らせる。
【００５９】
この表示切り換えは、図９（ｂ）のワンショット合焦状態から、図１０（ａ）の様に行うようにしている為、測距点自動選択モードでサーボＡＦモードに移行した事を撮影者は直ちに知ることが出来る。
【００６０】
その後、ステップ＃２０４でも再度測距点自動選択ＡＦを行う。つまり、カメラが独自に被写体像に応じて測距点を決定すると共に、その測距点に対応する測距データ（焦点検出データ）を焦点検出装置４５より得、これに基づくレンズ駆動量を算出してレンズ５４内のレンズ駆動装置５６へ駆動データとして出力し、ピント合せを行わせる。
【００６１】
そして、次のステップ＃２０５では、上記のピント合わせの結果、合焦であるかの判別を行い、合焦となっていればピント合せ動作を停止し、レンズのフォーカス位置をロックして、次のステップ＃２０９へ移行し、ピントの合った合焦状態で再度測光動作を行い、最適なシャッタスピードや絞り値を求める。但し、この場合、後述する様にサーボ動作が繰り返される事もあるため、測光値のロックは行わず、露光動作にそなえ露光時の被写体輝度に最も近い測光値を得ているものである。
【００６２】
次のステップ＃２１０では、上記ステップ＃２０９での測光値によるシャッタスピードや絞り値の表示を外部表示装置４やファインダ内表示装置２１で行うが、この場合はワンショットＡＦモードと異なり、合焦測距点の測距点マーク及び合焦マークは表示しない。又、サーボＡＦモードに移行後は、以降ずっと表示しない事となる。これはサーボＡＦモードに入り、僅かな被写体の移動で合焦，非合焦を繰り返し、測距点マークや合焦マークの点灯，消灯により、非合焦状態と判別出来なくなったり、撮影者に煩わしさを与えない様にしている為である。
【００６３】
しかしながら、合焦状態である事を撮影者が判断出来る様に、次のステップ＃２１１において、発音表示装置４９にて合焦した事を知らせる合焦音表示を行わせる。但し、この場合の合焦音表示は、ワンショット合焦時の合焦音表示を行う上記ステップ＃１１１とは異なり、音圧又は音量を小さくし、小音にて知らせている。これも又、測距点マークや合焦マーク同様、撮影者に煩わしさを与えない様にしているためである。
【００６４】
又、上記ステップ＃２０１で測距点任意選択ＡＦと確認されれば、ステップ＃２０６に移行し、ステップ＃２０２と同様、ピントの合っている状態では無くなるので、ここでは合焦マークを消灯し、次のステップ＃２０７において、再度測距点任意選択ＡＦを行う。
【００６５】
このステップ＃２０６、ステップ＃２０７の間では測距点マークは設定測距点のままであるが、図９（ｅ）の状態から図１０（ｂ）の状態の様に合焦マークを消灯させているので、測距点任意選択ＡＦモードでサーボＡＦモードに移行した事を撮影者は直ちに知ることが出来る。
【００６６】
その後、ステップ＃２０７でも再度測距点任意選択ＡＦを行い、ピント合せを行い、次のステップ＃２０８において、合焦であるかの判別を行い、合焦であればレンズのフォーカス位置をロックし、測距点自動選択ＡＦ時と同様にステップ＃２０９へ移行して測光を行い、以降、表示（ステップ＃２１０），小発音表示（ステップ＃２１１）を行う。
【００６７】
次のステップ＃２１２では、スイッチＳＷ１の状態を確認し、ここでオフされれば図７のステップ＃１０１へ戻り、図７のフローチャートで説明した様な動作を行う。一方、該スイッチＳＷ１がオンのままであればステップ＃２１３へ移行し、スイッチＳＷ２の状態を確認する。この結果、オンであればステップ＃２１４において、上記ステップ＃１１８と同様の露光動作等を実行する。また、スイッチＳＷ１がオンのままで、スイッチＳＷ２が未だオフの場合はステップ＃２１３からステップ＃２００へ戻り、前述した様にサーボＡＦモード動作を繰り返し実行する事となる。
【００６８】
又、ステップ＃２０５，ステップ＃２０８で非合焦と判別した場合は、何れもステップ＃２１２へ移行し、前記と同様に、スイッチＳＷ２のオフで、スイッチＳＷ１がオンされ続けている場合はステップ＃２００に戻り、サーボＡＦモード動作を繰り返す事となる。
【００６９】
尚、図７及び図８のフローチャートから判る様に、ワンショットＡＦモードでは合焦になるまで露光動作に入らない（＃１０７又は＃１１４→＃１１２→＃１０５……）が、図８に示すサーボＡＦモードでは合焦状態で無い場合でも露光動作に入る事（＃２０５又は＃２０８→＃２１１……）となる。これは、被写体が動いているものであっても、少なからずシャッタチャンスを逃さない様にするものである。
【００７０】
上述した実施の形態によれば、ファインダ視野外のファインダ内表示装置２１上に、測距点に対応した測距点マークと、測距結果を表示する合焦マークとを設け、それらの組合せ表示により、測距点設定状態や合焦状態を表示するようにしたため、スーパーインポーズ方式の様にコストアップする事無く、低コストカメラにも応用出来、撮影者も煩わしい操作をする事無く、測距状態やＡＦモードの変化状態及び測距点の設定状態等をファインダ内を見たままで容易に確認出来、瞬時の撮影にも支障をきたす事がない。
【００７１】
さらに、スーパーインポーズ方式の様に高輝度ＬＥＤ等が不用であるため、電力の消費も少なくて済む。
【００７２】
（発明と実施の形態の対応）
上記実施の各形態において、焦点検出装置４５が本発明の測距手段に、電子ダイヤル３とＭＰＵ４１が本発明の測距点設定手段に、ファインダ内表示装置２１が本発明のファインダ内表示装置に、それぞれ相当する。
【００７３】
また、測距点マーク３５ａ〜３５ｃが本発明の測距点表示部に、合焦マーク３７が本発明の合焦表示部に、それぞれ相当する。
【００７４】
以上が実施の形態の各構成と本発明の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【００７５】
（変形例）
上記の実施の形態では、ワンショットＡＦモード時は合焦状態に入るまで露光動作を受け付けない様にしたが、サーボＡＦモード時と同様、レリーズ優先としても同様な表示方法が行える。
【００７６】
動きのある被写体でも出来るだけピントの合った状態に近づける様、被写体の動きを予測し露光タイミングに合せ、フォーカス駆動を行う動体予測サーボＡＦと言われるモードもあるが、本実施の形態ではこの説明は省略するが、この様な動体予測サーボＡＦモードを持つカメラにおいても同様な表示方法として何ら問題ない。
【００７７】
又、その他のファインダ内表示装置の例として、図１１に示す様に、測距点が５点の様に増加したとしても同様な制御で行う事が出来る。
【００７８】
さらに、図１２に示す様に、シャッタスピードや絞り値等はカメラに任せ、測距点マークと合焦マークのみとする事で、更なるコストの低下が図れる。
【００７９】
また、測距点の位置や合焦表示をマーク表示により行う様にしているが、これに限定されるものではなく、例えば表示の色を変える等により行う様にしてもよい。
【００８０】
本発明は、一眼レフカメラに適用した例を想定しているが、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の映像装置、更にはその他の光学装置にも適用可能である。
【００８１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、測距点選択状態が自動選択ＡＦ，任意選択ＡＦのいずれの状態であっても、専用測距点選択釦の操作をする事なく、常時かつ瞬時の当該光学装置の使用時（例えばカメラの撮影時）にもファインダ内を見たままで測距点選択状態を確認させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の一形態におけるカメラの上面図である。
【図２】図１に示すカメラのファインダ視野を示す図である。
【図３】図２に示したファインダ内表示装置２１の詳細を示す図である。
【図４】図１のカメラの制御系の構成を示すブロック図である。
【図５】図１の測距点選択釦７を押した時にファインダ内表示装置に表示される表示例を示す図である。
【図６】本実施の一形態において測距点の選択設定方法を示す図である。
【図７】図１のカメラの動作も一部を示すフローチャートである。
【図８】図７の続きの動作を示すフローチャートである。
【図９】本実施の一形態においてワンショットＡＦ時のファインダ内表示の各状態における様子を示す図である。
【図１０】本実施の一形態においてサーボＡＦ時のファインダ内表示の各状態における様子を示す図である。
【図１１】ファインダ内表示装置の他の例を示す図である。
【図１２】ファインダ内表示装置の別の例を示す図である。
【図１３】従来のカメラのファインダ内表示装置におけるファインダ内表示例を示す図である。
【符号の説明】
３電子ダイヤル
７測距点選択釦
２１ファインダ内表示装置
３５ａ〜３５ｅ測距点マーク
３５ｄファインダ視野枠マーク
３７合焦マーク
４１ＭＰＵ
４５焦点検出装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a distance measuring means capable of distance measurement at multiple points, a distance measurement point setting means for setting any one of the multiple distance measurement points, and an in-finder display for displaying various states outside the viewfinder field of view. The present invention relates to an optical device such as a camera.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a camera capable of multi-point distance measurement (focus detection), a type in which only automatic selection AF (auto focus) in which the camera automatically sets a distance measurement point (focus detection point) and performs distance measurement is used. There is known a type in which a photographer can select and set a distance measuring point from among a plurality of points and can arbitrarily select it.
[0003]
As an example of the display in the finder of the type with only automatic selection AF, the display device as shown in FIG. 13A is used, and the focus mark 121 is used as the distance measurement operation confirmation display. ”, The display changes as“ lights on ”when focusing and“ flashes ”when out of focus. FIG. 13A shows the full lighting state, and FIG. 13B shows the focusing operation focusing state in the normal shooting mode.
[0004]
In addition, as a type of finder display that allows optional AF, the rangefinder frame on the focus plate that corresponds to the AF point will be displayed when the AF point is selected or when the AF operation is focused. There is one that illuminates and displays a superimpose. Furthermore, confirmation of the distance measuring point setting state can be confirmed by superimposing in the same manner by pressing a dedicated distance measuring point selection button.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional example in which only the automatic selection AF is used, there is no display corresponding to the distance measurement points, and it is impossible to determine which distance measurement point is in focus among the multiple distance measurement points, and shooting is performed. There was a possibility that the subject intended by the person was not in focus.
[0006]
In addition, the function of using only the automatic selection AF although the distance measurement at multiple points is possible is a decrease in function.
[0007]
In cameras that enable both automatic selection AF and arbitrary selection AF, apart from the viewfinder out-of-view indicator, there is a high-luminance type LED and a dedicated optical system that can illuminate the focus plate even when external light is in a high-luminance state. It was necessary and caused a significant cost increase.
[0008]
In addition, as a result of the distance measurement operation, it is possible to determine which distance measurement point out of multiple distance measurement points is in focus by turning on the superimpose LED at the time of focus, but the distance measurement point selection state is automatically selected. Confirmation of AF or arbitrarily selected AF cannot be confirmed unless the dedicated distance measuring point selection button is pressed and the distance measuring point selection mode is entered, and it is impossible to respond to instantaneous photographing.
[0009]
Furthermore, since illumination display is performed with high-brightness LEDs, there is a drawback that power consumption increases.
[0011]
An object of the present invention (object of invention), the distance measuring point selection condition automatic selection AF, even in any state of any selected AF, without an operation of the dedicated ranging point selection button, always and instantaneous An object of the present invention is to provide an optical device capable of confirming a distance measuring point selection state while looking inside the finder even when the optical device is used.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object , the present invention provides a distance measuring means capable of multi-point distance measurement, a distance measurement point automatic selection AF that automatically selects a distance measurement point, and a user's desired distance measurement. One of the AF points selection AF for selecting a point is set as a AF point setting state, and the AF point setting means for setting any one of the AF points and various states outside the viewfinder field In the optical device provided with a display device in the finder, a plurality of distance measuring point display units each capable of lighting display corresponding to the distance measuring points on the display device in the finder, and the distance measurement by the distance measuring means A focus display unit for displaying the result is provided separately, and the plurality of distance measuring point display units that can be lit and displayed are sandwiched between finder field frame marks that can be lit and displayed, and are in focus with the distance measuring point display unit. With the display unit, the distance measuring point setting state by the distance measuring point setting means and the front Be displayed and focus state in the distance measuring device, if the distance measuring point arbitrarily selected AF has been set, the AF point display section corresponding to the distance measuring point selected set, at least power-on In this case, the finder field frame mark is lit up and displayed until the in-focus state is reached based on the result of distance measurement by the distance measuring means .
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on illustrated embodiments.
[0023]
1 to 10 are diagrams related to a camera according to an embodiment of the present invention. First, components of each part will be described with reference to a top view of the camera of FIG.
[0024]
In the figure, 1 is a mode dial for switching various photographing modes, and 2 is a release button, which comprises a switch SW1 that is turned on in conjunction with a half-pressed state and a switch SW2 that is turned on when it is fully pressed. 3 is an electronic dial for changing setting values such as a shutter speed and an aperture value, and 4 is an external display device for displaying various setting states of the camera. Reference numeral 5 denotes an exposure correction button, 6 denotes an AE lock button, 7 denotes a distance measuring point selection button, 8 denotes an ST up button used when the built-in flash is used, and 9 denotes a self button.
[0025]
FIG. 2 is a diagram showing a viewfinder field of the camera shown in FIG.
[0026]
In the figure, reference numeral 21 denotes an in-finder display device used outside the finder field according to the present invention, and is composed of, for example, a liquid crystal display. 22 is a focusing screen, 23 is a panoramic frame that serves as an index for panoramic shooting, 24 is a partial metering range mark, and 25 to 27 are distance measuring point frames corresponding to multiple distance measuring points. In the example of distance measurement, more specifically, 25 is a left distance measurement point frame corresponding to the left distance measurement point of three-point distance measurement, 26 is a central distance measurement point frame, and 27 is a right distance measurement point. It is a frame. Here, reference numerals 23 to 27 are lines provided in advance on the focusing screen 22.
[0027]
FIG. 3 is a diagram showing details of the in-finder display device 21 shown in FIG.
[0028]
In the figure, 31 is an AE lock mark, 32 is a strobe charge completion mark, 33 is a shutter speed display section, and 34 is an aperture value display section. Reference numeral 35 denotes a distance measuring point display section, a left distance measuring point mark 35a corresponding to the left distance measuring point, a center distance measuring point mark 35b corresponding to the center distance measuring point, and a right distance measuring point mark corresponding to the right distance measuring point. 35c is constituted by a finder field frame mark 35d corresponding to the finder field. An exposure display unit 36 displays an exposure correction amount and the like. Reference numeral 37 denotes an in-focus mark for displaying the in-focus state of the distance measurement operation result, which is displayed as “lit” when in focus, and “flashing” when out of focus.
[0029]
Next, the control system of the camera having the above configuration will be described with reference to the block diagram shown in FIG.
[0030]
In the figure, 41 is a microprocessing unit (hereinafter referred to as MPU) that performs various control of the camera, 42 is a motor control device that performs film winding and rewinding, mirror up / down, etc., 43 is a shutter control device, 44 is a photometry device, and 45 is a focus detection device that enables multipoint distance measurement. Reference numeral 46 denotes a signal input device, which includes a rotation operation member 47 such as the mode dial 1 and the electronic dial 3 shown in FIG. 1, a switch member 48 including the release button 2 and the distance measuring point selection button 7 shown in FIG. Consists of.
[0031]
49 is a pronunciation display device, which uses a buzzer or a speaker. Reference numeral 50 denotes a display device, which includes the external display device 4 shown in FIG. 1 and the in-finder display device 21 shown in FIGS. Reference numeral 53 denotes an LED driving device, which is configured as a backlight of the in-finder display device 21.
[0032]
Reference numeral 54 denotes a lens mounted on the camera. The lens 54 is focused according to drive amount data sent from the MPU 41 based on information from the diaphragm drive device 55 controlled by communication data from the MPU 41 and the focus detection device 45. It comprises a lens driving device 56 and the like for performing alignment.
[0033]
Next, distance measuring point selection in the camera will be described with reference to FIGS.
[0034]
FIG. 5 is a diagram showing a display example displayed on the in-finder display device when the distance measuring point selection button 7 is pressed. Only one of the distance measuring point marks 35a to 35c and the viewfinder field frame mark 35d shown in FIG. In this state, the distance measuring point can be selected and set.
[0035]
FIG. 6 is a diagram showing a method for selecting and setting a distance measuring point, and a is similar to FIG. 5 and all the distance measuring point marks 35a to 35c and the viewfinder field frame mark 35d are lit. This state is the AF automatic selection AF in which the camera automatically selects the AF point and focuses on the optimum subject.
[0036]
When the electronic dial 3 is rotated by one click in the right direction from this display state, the left distance measuring point mark 35a and the viewfinder field frame mark 35d are changed to a lighted state as shown in b. When the electronic dial 3 is further rotated to the right by one click, the finder field frame mark 35d remains lit and switches to the center distance measuring point mark 35b, and further, the same operation switches to the right distance measuring point mark 35c. When the one-click electronic dial 3 is rotated rightward, it returns to the state a. Further, when the electronic dial 3 is rotated counterclockwise, the electronic dial 3 is switched in the reverse order.
[0037]
In the figure, b to d are distance measuring point arbitrary selection AFs in which the photographer can arbitrarily select a distance measuring point from among the three distance measuring points and perform focusing at the selected distance measuring point. Will work. That is, when the state of b in FIG. 6 is selected, the “left distance measuring point” is selected, and when the state of c is selected, the “center distance measuring point” is selected and the state of d is selected. The distance measurement operation is performed at the “right distance measuring point”.
[0038]
Next, a series of operations of the camera will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
[0039]
First, when the camera is turned on in step # 100 of FIG. 7, the MPU 41 proceeds to step # 101, and checks the state of the switch SW1 that is turned on in conjunction with the half-pressed state of the release button. If it is off, this detection is repeated until it is turned on. Thereafter, when the switch SW1 is turned on, the process proceeds to step # 102, and the distance measuring point selection state described with reference to FIG. 6 is confirmed.
[0040]
Next, proceeding to step # 103, the MPU 41 activates the photometry device 44, and calculates subject luminance corresponding to each area in the viewfinder. In the next step # 104, the shutter speed, the aperture value, and the distance measuring point confirmed in the above step # 102 based on the calculated subject luminance value and the ISO code of the film loaded in the camera or the lens open FNO, etc. The selected state is displayed on the external display device 4 or the in-finder display device 21.
[0041]
FIG. 9A shows the state of the in-finder display device 21 when the AF point selection AF is set, and FIG. 9D shows the state of the in-viewfinder display device 21 when the AF point arbitrary selection AF is set. Respectively.
[0042]
Next, the process proceeds to step # 105. Here, the setting state of the distance measuring point is determined. If the distance measuring point automatic selection AF is set, the process proceeds to step # 106, and the distance measuring point arbitrary selection AF is set. If so, the process proceeds to step # 113.
[0043]
In step # 106, since the AF point automatic selection AF is set, the camera independently determines the AF point according to the subject image, and the AF data corresponding to the AF point (focus detection data). Is obtained from the focus detection device 45, and a lens drive amount based on this is calculated and output as drive data to the lens drive device 56 in the lens 54 to perform focusing. Then, in the next step # 107, it is determined whether or not the result is the in-focus state. If the in-focus state is obtained, the focusing operation is stopped, the focus position of the lens is locked, and the next step # 108 is executed. Transition.
[0044]
In step # 108, the photometric operation is performed again in the focused state, the optimum shutter speed and aperture value are obtained, and the photometric value is locked as in the focus position. In the next step # 109, the distance measuring point out of the three distance measuring points in step # 106 and step # 107 is displayed on the external display device 4 or the in-finder display device 21. In the subsequent step # 110, the display of the shutter speed and aperture value based on the photometric value in step # 108 is similarly performed on the external display device 4 and the in-finder display device 21, and at the same time, the focus mark is displayed.
[0045]
FIG. 9B shows the display state on the in-finder display device 21 at this time, and in this example, among the three distance measuring points, the center distance measuring point and the right distance measuring point are in focus. Shows things.
[0046]
Almost simultaneously with the above step # 110, in-focus sound is displayed in the next step # 111 to notify that the sound generation display device 49 is in focus, and the one-shot AF operation at the time of focus point automatic selection AF is completed.
[0047]
If the AF point selection AF is set in step # 105, the process proceeds to step # 113 as described above. Here, the focus detection is performed on the distance measurement data at the AF point arbitrarily selected by the photographer. The lens driving amount obtained from the device 45 is calculated and output as driving data to the lens driving device 56 in the lens 54 to perform focusing. Then, in the next step # 114, it is determined whether or not the result is in-focus. If in-focus, the focusing operation is stopped, the focus position of the lens is locked, and the next step # 110 is performed. Transition.
[0048]
In step # 110, the shutter speed and aperture value based on the photometric value in step # 115 are displayed on the external display device 4 and the in-finder display device 21, and at the same time, the focus mark is displayed.
[0049]
FIG. 9E shows the display state on the display device 21 in the viewfinder at this time, and the distance measurement point mark continues to display only the set point even during focusing at this distance measurement point arbitrary selection AF. The display changes only for the in-focus mark.
[0050]
Further, the process proceeds to step # 111 as in the case of the AF point automatic selection AF, and the sound generation display device 49 displays the focused sound, and the one-shot AF operation at the AF point selection AF is completed.
[0051]
If it is determined in step # 107 or step # 114 that focusing cannot be performed, the process proceeds to step # 112, and the focus mark on the in-viewfinder display device 21 is blinked. Inform you that you are in focus.
[0052]
FIG. 9C shows the out-of-focus state at the AF point selection AF in the in-finder display device 21 at this time, and shows the out-of-focus state at the AF point selection AF. Is FIG. 9 (f). As can be seen from these figures, the focus detection point mark remains in the set state, and it is determined that it is out of focus by blinking display of the focus mark.
[0053]
In the subsequent step # 116, it is determined whether or not the above-mentioned locked focus position and photometric value are held as shooting conditions based on the state of the switch SW1, and in the next step # 117 whether or not the exposure operation is performed under those conditions. The determination is made by checking the state of the switch SW2.
[0054]
If both the switches SW1 and SW2 are on, the process proceeds to the exposure sequence of step # 118, the exposure is performed by controlling the aperture driving device 45 and the shutter driving device 43, and then the film by the motor control device 42. Perform operations such as winding.
[0055]
If the switch SW1 is turned off in step # 116, the process returns to step # 101 and waits for the switch SW1 to be turned on again. If the switch SW1 is not turned on for a certain level or more, it is not shown. The power is turned off.
[0056]
If the switch SW1 is turned on in step # 116 but the switch SW2 is not turned on in the next step # 117, although not shown, only the switch SW1 is turned on for a certain time or more. In the state where it is turned on, the servo AF mode shown in FIG. 8 is entered.
[0057]
The operation when shifting to the servo AF mode will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0058]
As described above, after step # 117, when only the switch SW1 is turned on for a certain time or longer, the process proceeds to step # 200 in FIG. 8, where the focus detection device is operated again, and the subject changes. Alternatively, it is checked whether the framing of the camera has changed, and if it is determined that there has been a change, the process proceeds to step # 201. In step # 201, the focus detection point selection setting state is confirmed. If the focus detection point automatic selection AF is set, the process proceeds to step # 202, and the focus state is lost. Turn off the focus mark. In the next step # 203, the distance measuring point mark is switched to the all-lit display to notify that the servo AF mode has been entered.
[0059]
Since this display switching is performed as shown in FIG. 10 (a) from the one-shot focused state in FIG. 9 (b) , it is determined that the photographer has shifted to the servo AF mode in the ranging point automatic selection mode. Can know immediately.
[0060]
Thereafter, in step # 204, the AF point automatic selection AF is performed again. That is, the camera uniquely determines a distance measuring point according to the subject image, obtains distance measuring data (focus detection data) corresponding to the distance measuring point from the focus detection device 45, and calculates a lens driving amount based on the distance measurement data. Then, the data is output as drive data to the lens driving device 56 in the lens 54 to perform focusing.
[0061]
Then, in the next step # 205, it is determined whether or not it is in focus as a result of the above focusing. If in focus, the focusing operation is stopped, the focus position of the lens is locked, and the next Then, the process proceeds to step # 209, and the photometry operation is performed again in the in-focus state to obtain the optimum shutter speed and aperture value. However, in this case, since the servo operation may be repeated as will be described later, the photometric value is not locked and the photometric value closest to the subject brightness at the time of exposure is obtained in preparation for the exposure operation.
[0062]
In the next step # 210, the shutter speed and the aperture value are displayed on the external display device 4 and the in-finder display device 21 based on the photometric value in the above step # 209. In this case, unlike the one-shot AF mode, focusing is performed. The focus detection mark and focus mark of the focus detection point are not displayed. In addition, after the shift to the servo AF mode, no display is made thereafter. This enters the servo AF mode and repeats focusing and non-focusing with a slight movement of the subject. If the focus detection mark or focus mark is lit or extinguished, it cannot be determined that the camera is out of focus. This is to avoid annoying them.
[0063]
However, in order to allow the photographer to determine that the subject is in focus, in the next step # 211, the sounding display device 49 displays a focused sound that indicates that the subject is in focus. However, in this case, the focus sound display is different from the above-described step # 111 in which the focus sound display at the time of one-shot focus is performed, and the sound pressure or volume is reduced and the sound is notified with a small sound. This is also because the photographer is not bothered like the distance measuring point mark and the focus mark.
[0064]
If it is confirmed in step # 201 that the AF is arbitrarily selected, the process proceeds to step # 206, and as in step # 202, the focused state is lost, so the focus mark is turned off here. In the next step # 207, the AF point arbitrary selection AF is performed again.
[0065]
Between step # 206 and step # 207, the focus detection point mark remains the set focus detection point, but the focus mark is turned off from the state of FIG. 9 (e) to the state of FIG. 10 (b). Therefore, the photographer can immediately know that the mode has shifted to the servo AF mode in the AF point selection AF mode.
[0066]
Thereafter, in step # 207, the AF point selection AF is performed again to focus, and in the next step # 208, it is determined whether or not it is in focus, and if it is in focus, the focus position of the lens is locked. In the same manner as in the AF automatic selection AF, the process proceeds to step # 209 to perform photometry, and thereafter, display (step # 210) and small sound display (step # 211) are performed.
[0067]
In the next step # 212, the state of the switch SW1 is confirmed. If the switch SW1 is turned off, the process returns to step # 101 in FIG. 7 to perform the operation as described in the flowchart in FIG. On the other hand, if the switch SW1 remains on, the process proceeds to step # 213 to check the state of the switch SW2. As a result, if it is on, in step # 214, the same exposure operation as in step # 118 is executed. If the switch SW1 remains on and the switch SW2 is still off, the process returns from step # 213 to step # 200, and the servo AF mode operation is repeatedly executed as described above.
[0068]
If it is determined that the in-focus state is not in step # 205 or step # 208, the process proceeds to step # 212. If the switch SW2 is kept off and the switch SW1 is kept on as described above, the process proceeds to step # 212. Returning to # 200, the servo AF mode operation is repeated.
[0069]
As can be seen from the flowcharts of FIGS. 7 and 8, in the one-shot AF mode, the exposure operation is not started until focusing is achieved (# 107 or # 114 → # 112 → # 105...), But is shown in FIG. In the servo AF mode, the exposure operation is started even when the focus is not achieved (# 205 or # 208 → # 211...). This is not to miss a photo opportunity, even if the subject is moving.
[0070]
According to the above-described embodiment, the distance measuring point mark corresponding to the distance measuring point and the focus mark for displaying the distance measuring result are provided on the in-finder display device 21 outside the viewfinder visual field, and a combination display thereof is provided. The focus detection point setting status and focus status are displayed, so that it can be applied to low-cost cameras without the cost increase as in the superimpose method, and the photographer can perform measurement without troublesome operations. The distance state, AF mode change state, ranging point setting state, etc. can be easily confirmed while looking in the viewfinder, and there is no trouble in instantaneous photographing.
[0071]
Further, since a high-intensity LED or the like is unnecessary as in the superimpose method, power consumption can be reduced.
[0072]
(Correspondence between Invention and Embodiment)
In each of the above embodiments, the focus detection device 45 is the distance measuring means of the present invention, the electronic dial 3 and the MPU 41 are the distance measuring point setting means of the present invention, and the in-finder display device 21 is the in-finder display apparatus of the present invention. , Respectively.
[0073]
Further, the distance measuring point marks 35a to 35c correspond to the distance measuring point display unit of the present invention, and the focus mark 37 corresponds to the focus display unit of the present invention.
[0074]
The above is the correspondence between each configuration of the embodiment and each configuration of the present invention. However, the present invention is not limited to the configuration of the embodiment, and the functions shown in the claims or the embodiment It goes without saying that any configuration may be used as long as the function of the can be achieved.
[0075]
(Modification)
In the above embodiment, in the one-shot AF mode, the exposure operation is not accepted until the in-focus state is entered. However, as in the servo AF mode, the same display method can be performed with release priority.
[0076]
There is also a mode called moving object prediction servo AF that predicts the movement of the subject and matches the exposure timing to perform focus driving so that the moving subject is as close as possible to the in-focus state. Is omitted, but there is no problem as a similar display method even in a camera having such a moving object prediction servo AF mode.
[0077]
As another example of the display device in the finder, as shown in FIG. 11, even if the number of distance measuring points is increased to 5 points, the same control can be performed.
[0078]
Furthermore, as shown in FIG. 12, the shutter speed, aperture value, etc. are left to the camera, and only the distance measuring point mark and the focus mark are used, thereby further reducing the cost.
[0079]
Further, although the position of the distance measuring point and the focus display are performed by the mark display, the present invention is not limited to this. For example, the display may be performed by changing the display color.
[0080]
Although the present invention is assumed to be applied to a single-lens reflex camera, it can also be applied to video devices such as video cameras and electronic still cameras, and other optical devices.
[0081]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, regardless of whether the AF point selection state is automatic selection AF or arbitrary selection AF, the dedicated AF point selection button is not operated and always and instantaneously. Even when the optical device is used (for example, when shooting with a camera), the distance measuring point selection state can be confirmed while looking in the viewfinder .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of a camera according to an embodiment of the present invention.
2 is a view showing a viewfinder field of the camera shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a diagram showing details of the in-finder display device 21 shown in FIG. 2;
4 is a block diagram showing a configuration of a control system of the camera of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a display example displayed on the in-finder display device when the distance measuring point selection button 7 of FIG. 1 is pressed.
FIG. 6 is a diagram showing a method of selecting and setting a distance measuring point in the present embodiment.
7 is a flowchart showing a part of the operation of the camera of FIG. 1;
FIG. 8 is a flowchart showing the operation subsequent to FIG.
FIG. 9 is a diagram showing a state in each state of finder display during one-shot AF in the embodiment.
FIG. 10 is a diagram illustrating a state in each state of display in the finder during servo AF in the present embodiment.
FIG. 11 is a diagram illustrating another example of the in-finder display device.
FIG. 12 is a diagram showing another example of the in-finder display device.
FIG. 13 is a diagram illustrating an in-finder display example in a conventional in-finder display device of a camera.
[Explanation of symbols]
3 Electronic dial 7 Distance measuring point selection button 21 Display devices 35a to 35e in the viewfinder Distance measuring point mark 35d Viewfinder field frame mark 37 Focus mark 41 MPU
45 Focus detection device

Claims

Any of ranging means capable of ranging at multiple points, ranging point automatic selection AF for automatically selecting a ranging point, and ranging point arbitrary selection AF for a user to arbitrarily select a ranging point And a distance measuring point setting means for setting any one of the plurality of distance measuring points, and an in-finder display device for displaying various states outside the viewfinder field of view. In the device
The display device in the finder is provided with a plurality of distance measuring point display units that can be lit and displayed corresponding to the respective distance measuring points, and a focus display unit that displays the distance measurement results of the distance measuring means, respectively .
The plurality of distance measuring point display units that can be lit display are sandwiched between finder field frame marks that can be lit display,
The distance measuring point display unit and the focus display unit display the distance measuring point setting state by the distance measuring point setting unit and the in-focus state by the distance measuring unit, and the distance measuring point arbitrary selection When AF is set, the distance measurement point display section corresponding to the selected distance measurement point is displayed on the finder from the time when the power is turned on until the focus state is reached based on the distance measurement result by the distance measurement means. An optical device characterized in that it is lit and displayed together with a field frame mark .

2. The optical apparatus according to claim 1, wherein when the distance measuring point automatic selection AF is set, all of the distance measuring point display units are displayed .

When focusing at the distance measuring point automatic selection AF, along with displaying the distance measuring point display section corresponding to the focus detecting point of the distance measuring point of the multi-point, to light display the focus display unit , during out-of-focus, while the distance measuring point display section is lit display all optical device according to claim 1 or 2, characterized in that so as to blink the focus display unit.

Wherein when focusing at the distance measuring point Optionally AF, hold the distance measuring point display section corresponding to the distance measuring point selected set is lit displays, the focus display section is lit display, during out-of-focus, 3. The optical apparatus according to claim 1, wherein the focus display section is blinked while the distance measurement point display section corresponding to the selected distance measurement point is lit.

Have a one-shot AF mode for stopping the distance measurement operation by leading to a single-focus state, the AF mode in combination a servo AF mode for repeating the distance measurement operation while detecting the movement of the measuring object, wherein During AF point auto selection AF, after focusing in the one-shot AF mode, if the movement of the object to be measured is detected and the servo AF mode is entered, all the AF point display parts are lit. 4. The optical apparatus according to claim 1, wherein the focus display unit is turned off and the focus display unit is not turned on after switching.

It has an AF mode that combines a one-shot AF mode in which the distance measuring operation is stopped by reaching a single in- focus state and a servo AF mode in which the distance measuring operation is repeated while detecting the movement of the distance measuring object, At the AF point selection AF, after focusing in the one-shot AF mode, if the movement of the object to be measured is detected and the servo AF mode is entered, the AF point corresponding to the selected AF point is selected. point display remains were lit display, the focus display is turned off, the optical device of the subsequent claim 1 focus display unit is characterized in that so as not to light up, or 4, wherein.