JP3862588B2 - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置及びその制御方法に関し、特に、通信ネットワークで用いる名前を有する通信装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
TCP/IPを用いた通信では、通信装置は各装置毎に一意な値を有するIPアドレスと、IPアドレスに対応した、装置を表現するための名前を持つことができる。IPアドレスとそれに対応した装置名はドメイン・ネーム・サーバによって管理されており、同一ネットワークには同一の装置名が複数存在することはない。従ってネットワークの利用者は装置名を用いてそのネットワーク内に存在する特定の通信装置にアクセスすることが可能である。
【0003】
一方、近距離無線通信の仕様においても、近距離無線通信ネットワークに接続するために用いる装置に一意なアドレスの他に、装置を表現するための名前を有することが可能なものがある。しかし、近距離無線通信ネットワークは一時的なもので、ドメイン・ネーム・サーバのように装置名を一括して管理する仕組みがないことがある。このような近距離無線通信方式を用いる通信機器には、機器を製造したメーカによってあらかじめ装置名が付与され、装置内に記録されていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、予め製造時に装置名が付与される場合、同一形式の通信装置には同一の装置名が初期値として付与される。入力手段を有する通信装置であれば、入力手段を用いて初期値として設定されていた名前を変更することが可能である。しかし、プリンタやスキャナ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどには入力手段のないものも多い。このような機器が通信装置を内蔵もしくは外部に接続して機器間無線通信を行う場合、利用者はあらかじめ設定されている装置名で機器を判別しなければならない。
【0005】
例えば同一の近距離無線通信ネットワークに、「プリンタ」という名前を持つ通信装置を内蔵した同一機種のプリンタが複数台存在した場合、利用者は「プリンタ」という名前では特定のプリンタにアクセスすることができず、利便性が損なわれるという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、通信可能な通信装置同士で同一の名前を持つ通信装置が複数存在しないように、自立的に名前を変更する場合のユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【0007】
本発明は、通信ネットワーク上で使用する名前を有する通信装置であって、通信可能な他の通信装置から名前を取得する名前取得手段と、取得した他の装置の名前と、自らが有する名前とを比較する比較手段と、比較の結果、自らの名前が他の装置の名前と一致した場合、自らの名前を他の装置の名前と異なる名前に変更する変更手段と、名前取得手段による名前取得処理と、比較手段による比較処理と、変更手段による名前変更処理とを、通信可能な複数の他の装置に対して順に実行し、最終的に決定した変更手段により変更した自らの名前と変更前の自らの名前とを識別可能にユーザに出力する出力手段と、を有することを特徴とする通信装置を提供する。
【0008】
また、本発明の別の要旨は、本発明の通信装置を有するか、利用可能に形成されたことを特徴とする情報処理装置に存する。
【0009】
また、本発明の別の要旨は、本発明の通信装置を用いて構成された通信ネットワークに存する。
【0010】
また、本発明は、通信ネットワーク上で使用する名前を有する通信装置の制御方法であって、通信可能な他の通信装置から名前を取得する名前取得ステップと、取得した他の装置の名前と、自らが有する名前とを比較する比較ステップと、比較の結果、自らの名前が他の装置の名前と一致した場合、自らの名前を他の装置の名前と異なる名前に変更する変更ステップと、名前取得ステップにおける名前取得処理と、比較ステップにおける比較処理と、変更ステップにおける名前変更処理とを、通信可能な複数の他の装置に対して順に実行し、最終的に決定した変更ステップにおいて変更した自らの名前と変更前の自らの名前とを識別可能にユーザに出力する出力ステップと、を有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供する。
【0011】
また、本発明の別の要旨は、本発明による通信装置の制御方法をコンピュータ装置に実現させるためのコンピュータプログラムに存する。
【0012】
また、本発明の別の要旨は、本発明によるコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ装置読み取り可能な記憶媒体に存する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る通信装置を用いて構成した近距離無線通信ネットワークの全体構成例を示す図である。コンピュータ101には無線通信用の通信装置102が接続される。通信装置102の装置名はコンピュータ101の入力手段(不図示のキーボード、マウス等)によって初期値から変更され、「My PC」という装置名が設定されているものとする。103−a、103−bは印刷装置(まとめて印刷装置103とする)であり、それぞれ通信装置104−a,104−bが内蔵されている(以後、まとめて通信装置104とする)。また、印刷装置103には入力手段がなく、通信装置104は名前の初期値である「プリンタ」という装置名を用いて通信処理を行うものとする。
【0014】
図1(a)の状態において、コンピュータ101からは、近距離無線通信ネットワーク中に「My PC」と、「プリンタ」という名前を持つ2台の印刷装置があるように見える。なお、コンピュータ101および印刷装置103は、通信装置102および通信装置104を用いて近距離無線通信によって接続し、コマンドや印刷画像を送受信することが可能である。
【0015】
図2は通信装置102の内部構成を示すブロック図である。通信装置102は、CPU等である制御部201、ROM202、RAM203、通信部204、アンテナ205、I/F部206、不揮発性メモリ207から構成される。制御部201は、通信装置102全体を制御する。ROM202は、制御部201の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。RAM203は制御部201の作業領域として使用する。通信装置の名前や、通信に使用する装置固有のアドレス等のデータは不揮発性メモリ207に保存される。通信部204、アンテナ205は機器間通信を行う。I/F部206は他装置(本実施形態の場合はコンピュータ101)との接続のために使用される。
【0016】
図3は印刷装置103の内部構成を示すブロック図である。図3と図2との比較から明らかなように、印刷装置103は、図2で説明した通信装置102と同一の構成を有する通信装置104と、印刷処理部301とから構成される。従って、通信装置104内部の構成は図2と同一の番号を付して説明を省略する。印刷処理部301は、コンピュータ101から通信装置102を介して送信された印刷データの印刷や、変更後の装置名の印刷に使用される。
【0017】
図4は通信装置102又は104が実行する名前変更処理を示すフローチャートである。名前変更処理は、ROM203に格納された、図4に示すフローチャートに対応した動作を行うためのプログラムを、制御部201内のCPU(図示せず)が実行することにより実現される。
【0018】
通信装置102又は104は、名前変更処理を実行する場合、自らの周囲に通信可能な他の通信装置があるかどうかを問い合わせる問い合わせ要求を近距離無線通信ネットワーク上に送信する(ステップS491)。問い合わせの結果、例えば所定時間応答がない場合など、他の通信装置がないと判断される場合には、他の装置と装置名の重複が無いものとして、名前変更処理を終了する(ステップS492)。
【0019】
一方、ステップS492において、通信可能な他の通信装置がある場合、その通信装置に対して名前問い合わせ要求を送信する(ステップS493)。名前問い合わせ応答を受信したら(ステップS494)、受信した他の通信装置の名前と自通信装置の名前を比較する(ステップS495)。ステップS495の比較の結果、名前が一致していなければ処理を終了する。一方、名前が一致していた場合は、以下に説明するように自通信装置の名前を変更して(ステップS496)、処理を終了する。なお、同一近距離無線通信ネットワーク内に複数の通信装置が存在する場合には、順次他の装置についてもステップS493〜S496の処理を繰り返す。
【0020】
図5は図1(a)で示した、3台の通信装置102、104−a、104−bが同一の近距離無線通信ネットワークに存在する場合の名前変更処理の概要を示すシーケンス図である。図では通信装置104−aが名前変更処理を実行する場合を例に取って説明する。
【0021】
通信装置104−aが名前変更処理を実行する場合、周囲(通常は同一近距離無線通信ネットワーク内)に通信可能な他の通信装置があるかどうかを問い合わせる問い合わせ要求を、近距離無線通信ネットワーク上に送信する(ステップS401)。問い合わせ要求を受信した各通信装置102及び104−bは問い合わせ応答を通信装置104−aに対して送信する(ステップS402)。
【0022】
通信装置102及び104−bからの問い合わせ応答を受信した通信装置104−aは、まず、例えば通信装置104−bに対して、名前問い合わせ要求を送信する(ステップS403)。名前問い合わせ要求を受信した通信装置104−bは、自通信装置に付与された名前(「プリンタ」)を含ませた名前問い合わせ応答を通信装置104−aに対して送信する(ステップS404)。
【0023】
通信装置104−bから名前問い合わせ応答を受信した通信装置104−aは応答に含まれる名前と自通信装置に付与された名前とを比較する(ステップS405)。通信装置104−aの名前は「プリンタ」であり、通信装置104−bの名前も「プリンタ」なので、ステップS405の結果、名前は一致していることとなる。そこで通信装置104−aは後述する名前生成方法に従って自通信装置の名前を変更し、変更後の名前を記憶する処理を行う(ステップS406)。ここでは通信装置104−aは自装置の名前を「プリンタAB」に変更したものとする。
【0024】
続いて、通信装置104−aは問い合わせ応答を送信した通信装置102に対して名前問い合わせ要求を送信する(ステップS407)。名前問い合わせ要求を受信した通信装置102は名前問い合わせ応答に自通信装置に付けられた名前を付けて通信装置104−aに対して送信する(ステップS408)。本実施形態の場合、通信装置102の名前は「My PC」なので、名前問い合わせ応答として「My PC」が送信される。
【0025】
名前問い合わせ応答を受信した通信装置104−aは応答に含まれる名前と自通信装置の名前とを比較する(ステップS409)。この時点の通信装置104−aの名前は「プリンタAB」であり、通信装置102 の名前は「My PC」なので、比較の結果は一致しない。従って通信装置104−aは自装置の名前を変更することはない。
【0026】
図5で示した処理が終了した後の実施の形態における全体構成を図1(b)に示す。図1(b)の状態では、この近距離無線通信ネットワークの利用者(例えばコンピュータ101の利用者)は、この近距離無線通信ネットワーク内に「My PC」の他に、「プリンタAB」という名前の印刷装置と「プリンタ」という名前を持つ印刷装置があることがわかり、それぞれの印刷装置を区別することが可能となる。
【0027】
この後、印刷装置103−bに内蔵されている通信装置104−bやコンピュータ101に接続している通信装置102でも図4及び図5によって説明した名前変更処理を実行するが、同一の近距離無線通信ネットワークに同じ名前を有する通信装置がないので、名前が変更されることはない。
【0028】
次に、図5で示した処理が終了した後の近距離無線通信ネットワーク(図1(b))に印刷装置103−cが加わった時の処理について図6及び図7を用いて説明する。印刷装置103−cには「プリンタ」という名前を持つ通信装置104−cが内蔵されているものとする。
【0029】
図7(a)は図1(b)に示された近距離無線通信ネットワークに印刷装置103−cが加わった直後の状態を示す。この近距離無線通信ネットワークの利用者(例えばコンピュータ101の利用者)からは、この近距離無線通信ネットワーク内に「プリンタAB」、「My PC」の他に「プリンタ」という名前を持つ2台の印刷装置があるように見える。
【0030】
図6は図7(a)に示した近距離無線通信ネットワークにおいて、通信装置104−bが名前変更処理を実行する場合のシーケンス図である。
【0031】
通信装置104−bが名前変更処理を実行する場合、周囲に通信可能な他の通信装置があるかどうかを問い合わせる問い合わせ要求を送信する(ステップS501)。問い合わせ要求を受信した各通信装置(102、104−a、104−c)は問い合わせ応答を通信装置104−bに対して送信する(ステップS502)。
【0032】
他の通信装置からの問い合わせ応答を受信した通信装置104−bは、まず通信装置104−aに対して、名前問い合わせ要求を送信する(ステップS503)。名前問い合わせ要求を受信した通信装置104−aは自通信装置名「プリンタAB」を含んだ問い合わせ応答を通信装置104−bに対して送信する(ステップS504)。
【0033】
名前問い合わせ応答を受信した通信装置104−bは応答に含まれる名前と自通信装置に付けられた名前とを比較する(ステップS505)。通信装置104−bの名前は「プリンタ」であり、通信装置104−aの名前は「プリンタAB」なので、比較の結果は一致しない。従って通信装置104−bは自装置の名前を変更しない。
【0034】
続いて、通信装置104−bは通信装置104−cに対して名前問い合わせ要求を送信する(ステップS506)。名前問い合わせ要求を受信した通信装置104−cは自通信装置名「プリンタ」を含んだ問い合わせ応答を通信装置104−bに対して送信する(ステップS507)。
【0035】
名前問い合わせ応答を受信した通信装置104−bは応答に含まれる名前と自通信装置に付けられた名前とを比較する(ステップS508)。通信装置104−bの名前は「プリンタ」なので、ステップS508の結果、名前は一致していることとなる。そこで通信装置104−bは後述する名前生成方法に従って自通信装置の名前を変更し、変更後の名前を記憶する処理をおこなう(ステップS509)。ここでは通信装置104−bは自装置の名前を「プリンタCD」に変更したものとする。
【0036】
続いて、通信装置104−bは通信装置102に対して名前問い合わせ要求を送信する(ステップS510)。名前問い合わせ要求を受信した通信装置102は自通信装置名「My PC」を含んだ問い合わせ応答を通信装置104−bに対して送信する(ステップS511)。
【0037】
名前問い合わせ応答を受信した通信装置104−bは応答に含まれる名前と自通信装置に付けられた名前とを比較する(ステップS512)。通信装置104−bの名前は「プリンタAB」であり、通信装置102 の名前は「My PC」なので、比較の結果は一致しない。従って通信装置104−bは自装置の名前を変更しない。
【0038】
図7(b)は図6で示した処理が終了した後の同一近距離無線通信ネットワークの構成を示した図である。通信装置104−aの名前が「プリンタAB」、通信装置104−bの名前が「プリンタCD」、通信装置104−cの名前が「プリンタ」となり、同一近距離無線通信ネットワークを構成する通信装置はそれぞれ異なる名前を有する。従って、例えばコンピュータ101から近距離無線通信ネットワークに接続している装置を見た場合、3台の印刷装置(103−a,103−b,103−c)がそれぞれ異なった名前を有しているので、それぞれの印刷装置を区別することが可能となり、利用者の利便性を向上することができる。
【0039】
なお、図5、図6で示したような名前変更処理を実行するタイミングは任意に設定可能であるが、例えば通信装置の電源投入時に実行することが可能である。また、通信装置が内部クロック信号やカレンダー等を用いて時間を計測し、前回名前変更処理を実行してから所定時間が経過する毎に名前変更処理を実行してもよい。この際、自通信装置が他の通信装置と無線接続している場合は、その接続が終了するまで処理の実行を保留したり、所定時間毎に再実行を試みるようにしてもよい。さらに、名前を変更した際に、変更後の名前が他の装置の名前と重複しないことを確認するために実施しても良い。
【0040】
次に、名前変更時の名前生成方法について説明する。
通信装置102および通信装置104は、例えばMAC(Media Access Control)アドレスや近距離無線通信ネットワークで使用する通信アドレスのように名前の他に通信装置を一意に特定することが可能なアドレスを有する。従って、このようなアドレスを用いて変更後の名前を生成することにより、他の装置と異なる名前を生成することが可能である。
【0041】
図8は自通信装置が有する固有アドレスから、変更後の名前を生成する処理を示すフローチャートである。図8では名前が「プリンタ」、固有アドレスが例えば16進表記で「0x01,0x23,0x45,0x67,0x89,0xAB」である通信装置104−aの場合を用いて説明する。
【0042】
通信装置104−aが名前変更処理の実施中、他の装置から現在の自装置名と同じ名前を通知された場合、制御部201は自通信装置の固有アドレスを不揮発性メモリ207から読み込み(ステップS701)、固有アドレスの末尾1バイト(0xAB)の値を取り出し(ステップS702)、文字列(「AB」)に変換して(ステップS703)、自通信装置が有する名前(「プリンタ」)の末尾に追加する(ステップS704)。従って通信装置104−aの変更後の名前は「プリンタAB」となる。
【0043】
元の名前とその末尾に追加される文字列との間に「−」(ハイフン)や「_」(アンダースコア)、「 」(スペース)などの文字を入れてもよい。その場合変更後の名前はそれぞれ「プリンタ−AB」、「プリンタ_AB」、「プリンタ△AB」(△はスペースを示す)となる。
【0044】
なお、ここでは、装置の固有アドレスの末尾1バイトの値を文字列に変換して名前の末尾に追加する方法について述べたが、追加する値の長さは固有アドレス長(この場合は6バイト)までであれば、どの長さを用いてもよい。もし、名前を「プリンタAB」に変更しても他の通信装置の名前と一致してしまう場合、自通信装置の固有アドレスの末尾2バイトの値を使用するように変更してもよい。この場合、通信装置104−aの変更後の名前は「プリンタ89AB」となる。また、使用する値は固有アドレスの末尾に限られるものではない。
【0045】
また、変更する名前の別の生成方法として、通信装置内に使用可能な名前の一覧を記憶しておき、その中から変更後の名前を選択させるようにすることも可能である。名前一覧の例を図9に示す。通信装置は自装置の名前を変更する場合、例えば不揮発性メモリ207に記憶されたこの名前一覧を参照し、現在使用している名前の次に挙げられている名前を自通信装置の名前として使用する。従って、「プリンタ」という名前を有する通信装置が名前を変更する場合、変更後の名前は「無線プリンタ」となる。
【0046】
この場合、名前を変更した後に再度名前変更処理を実行し、変更後の名前が他の装置に使用されていないか確認し、他の装置で既に使用している場合には名前一覧から次の名前を用いる。この処理を繰り返すことにより、名前一覧に含まれる名前の数を同一近距離無線通信ネットワークを構成することが可能な通信装置の総数以上であれば、最終的に必ず他の装置とは異なる名前に変更することが可能となる。
【0047】
また、元の名前に追加する文字列を生成する方法として、例えば通信装置内で生成した乱数を文字列に変換するなど、他の装置と重複しにくい文字列を生成可能な任意の方法を用いることが可能である。
【0048】
なお、本実施形態では、印刷装置103に通信装置104が内蔵されたものとして説明してきたが、印刷装置104が通信装置102のように外部接続されるような構成であってもよい。
【0049】
また、本実施形態では近距離無線通信ネットワークに接続された装置として、通信装置104を内蔵した印刷装置103を例に説明したが、内蔵の通信装置又は外付けされた通信装置を介して近距離無線通信ネットワークに接続する装置は印刷装置やコンピュータに限らず、他の任意の装置、例えばスキャナ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、PDAなどでもよい。
【0050】
また、本実施形態では3台の通信装置が同一近距離無線通信ネットワークに接続しており、3台のうちの2台が同一の名前を有する場合を例に説明したが、同一近距離無線通信ネットワークに接続する通信装置の台数や、同一の名前を有する通信装置の台数は本実施形態に拘束されるものではない。いずれの場合も図6で示した名前変更処理を実施し、他の通信装置の名前が自通信装置の名前と一致していた場合に、自通信装置の名前を変更することで同一近距離無線通信ネットワークに存在する通信装置の名前を異なったものにすることが可能である。
【0051】
また、本実施形態では、名前問い合わせ要求を送信する前に、周囲に通信可能な他の通信装置があるかどうかを問い合わせる問い合わせ要求を送信する処理を行う場合を例に説明したが、問い合わせ要求は毎回行わなくても良いし、全く行わなくても良い。問い合わせ要求を行わない場合は、以前に行った問い合わせ要求に対する応答を送信した他の通信装置の固有アドレス(及び必要に応じてその名前)を不揮発性メモリ207に記憶しておき、記憶された通信装置に対して名前問い合わせ要求を送信する。
【0052】
この場合、新たに近距離無線通信ネットワークに追加された機器に対応するため、不揮発性メモリ207に記憶されていない装置から問い合わせ要求又は名前の問い合わせ要求を送信してきた場合、その装置の固有アドレス等を追加することが好ましい。
【0053】
■(第2の実施形態)
本実施形態は印字機能を有する装置が内蔵もしくは接続する通信装置がその名前を変更した場合に、変更後の名前を印刷することを特徴とする。以下、図1(a)に示す近距離無線通信ネットワークにおいて、通信装置104−aを内蔵する印刷装置103−aが本実施形態に係る名前変更処理を行う場合を例にして、図10に示すフローチャートを用いてその処理を説明する。
【0054】
図10に示す処理を実現する処理プログラムは、通信装置104内のROM203に格納されており、制御部201内のCPU(図示せず)によって実行される。また、図10において図4と同じ処理には同じ参照数字を付し、重複する説明は省略する。
【0055】
通信装置104−aにおいて、名前変更処理が実行される場合、第1の実施形態と同様に問い合わせ要求の送信処理(ステップS491〜S492)を行っても良いが、ここでは予め名前問い合わせ要求の送信を行うべき装置が分かっているものとする。従って、ステップS493の名前問い合わせ要求の送信から処理を開始し、その応答を受信し(ステップS494)、受信した他の通信装置の名前と自通信装置の名前を比較(ステップS495)した結果、名前が一致していなければ処理を終了する。一方、名前が一致していた場合は、自通信装置の名前を第1の実施形態と同様にして変更し(ステップS496)、不揮発性メモリ207へ記憶する。
【0056】
そして、変更後の名前を印刷処理部301を用いて出力し(ステップS905)、処理を終了する。
【0057】
複数の装置に名前問い合わせ要求を送信すべき場合には、全ての対象装置に対してステップS493〜S496の処理が行われるまで処理を繰り返し、名前の変更があった場合には最終的に決定された名前をステップS905で出力する。
【0058】
本実施形態では変更後の名前を印刷することで、利用者、特に印刷装置103の管理者は他の機器で近距離無線通信ネットワークに接続することなく通信装置104の名前が変更になったことと、変更後の名前を知ることが可能となり、さらに利便性が向上する。
【0059】
本実施形態では、変更後の名前を通知する手段として印刷装置103が有する印刷処理部301を用いた場合を例に説明したが、印刷処理部301で印刷する代わりに、もしくは印刷に加えて、通常印刷装置が有する表示部に、変更後の名前を表示してもよい。
また、変更後の名前だけを表示する例を説明したが、変更前の名前と変更後の名前が分かるように印刷もしくは表示してもよい。
【0060】
■(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る通信装置について説明する。本実施形態では、通信装置に名前の変更処理を行うかどうかを切り替える切り替え部を設けたことを特徴とする。
【0061】
図11は本実施形態における通信装置102’の内部構成例を示すブロック図である。第1の実施形態に係る通信装置102の内部構成例を示す図2と同一の構成要素には同一の参照数字を付した。図2と図11との比較から明らかなように、本実施形態に係る通信装置102’は図2の通信装置102に対して切り替え部1101を付加した構成を有する。なお、印刷装置に内蔵される通信装置104にも通信装置102’と同様の構成を適用できる。
【0062】
切り替え部1101としては例えばON/OFFスイッチ、スライドスイッチ、トグルスイッチ等の物理的なスイッチはもとより、通信装置102’に設けられたスイッチに応じてON/OFFを表す値を記憶可能な不揮発性メモリであってもよい。基本的に2つの状態を表すことができれば任意の手段を使用しうる。また、切り替え部1101の設定、変更を通信装置102’が接続された装置(コンピュータ101等)から遠隔的に行うことように構成することも可能である。
【0063】
図12は本実施形態に係る通信装置の名前変更処理を示すフローチャートである。
通信装置102’は名前変更処理に先立って切り替え部1101の値を調べる(ステップS1201)。切り替え部1101の示す状態が名前変更処理を行うとなっていた場合は、図4に示した、第1の実施形態と同等の名前変更処理(ステップS491〜S496)を実行する。一方、切り替え部1101の示す状態が名前変更処理を行わないことを示す場合はそのまま処理を終了する。
【0064】
第1及び第2の実施形態の場合、通信装置は電源投入時や所定のタイミングで必ず他の通信装置に対して名前を問い合わせ、名前の比較を行った結果、他の通信装置の名前が自通信装置の名前と一致していた場合には自通信装置の名前を変更する処理を実行していた。本実施形態によれば、通信装置の利用者が名前変更処理を実行するかどうかを決定することが可能となり、さらに利便性が向上する。
【0065】
■(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る通信装置について説明する。本実施形態では、通信装置の名前を初期状態に復帰させる初期化処理部を設けたことを特徴とする。図13は本実施形態における通信装置102”の内部構成例を示すブロック図である。第1の実施形態に係る通信装置102の内部構成例を示す図2と同一の構成要素には同一の参照数字を付した。図2と図13との比較から明らかなように、本実施形態に係る通信装置102”は図2の通信装置102に対して初期化処理部1301を付加した構成を有する。なお、印刷装置に内蔵される通信装置104にも通信装置102”と同様の構成を適用できる。
【0066】
なお、本実施形態に係る通信装置102”においては、名前変更処理において名前を変更する際、初期値として記憶されていた名前を消去せずに記憶しておく必要がある。あるいは、初期値として設定される名前はROM202に記憶され、変更後の名前は不揮発性メモリ207に記憶するようにしても良い。
【0067】
図14は本実施形態に係る通信装置102”における名前の初期化処理を示すフローチャートである。通信装置は例えばスイッチから構成される初期化処理部1301が押下されたことを検出した場合(ステップS1401)、不揮発性メモリ207もしくはROM202に格納されている名前の初期値を読み出し(ステップS1402)、読み出した名前を自通信装置の名前として設定する(ステップS1403)。
【0068】
初期値処理部1301をスイッチによって構成する場合、図11で示した切り替え部1101と兼用してもよい。この場合、切り替え部1101には、少なくとも、名前変更処理を行うことを示す状態と、名前変更処理を行わないことを示す状態と、名前を初期値に戻すことを示す状態の3つの状態を示すことが可能な構成を有するスイッチを用いる。
【0069】
本実施形態によれば、名前変更処理によって名前が変わってしまった通信装置において、利用者が変更された名前を初期化することが可能となり、利便性が向上する。
なお、上述の実施形態で説明した近距離無線通信ネットワークは、Bluetooth通信、IEEE802.11等の無線LAN通信により構成される。
【0070】
【他の実施形態】
上述の実施形態においては、本発明に係る通信装置を用いる通信ネットワークとして近距離無線通信ネットワークを例にして説明したが、装置の名前に関して同様の課題を有する通信ネットワークであれば、無線、有線を問わず、任意の通信ネットワークに本発明に係る通信装置を適用し、その効果を得ることが可能である。
【0071】
上述の実施形態においては、1つの機器から構成される通信装置のみを説明したが、同等の機能を複数の機器から構成されるシステムによって実現しても良い。
【0072】
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図4、図8、図10、図12、図14のいずれか1つ以上に示すフローチャートに対応したプログラム)を、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
【0073】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
【0074】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0075】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
【0076】
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
【0077】
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
【0078】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0079】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0080】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0081】
以上説明したように、上記説明によれば、ネットワークとの通信機能を他の機器に付加する通信装置において、自立的に名前の変更処理を行うようにしたため、同一ネットワーク内に存在する機器は全てその名前で一意に指定することが可能になり、利用者の利便性を向上することができる。
【0082】
また、名前が変更になった場合には、変更後の名前を印刷したり、表示することにより、利用者はその通信装置の名前が変更されたこと及び最新の名前を容易に知ることが可能となり、さらに利便性が向上する。
【0083】
また、名前変更処理の実行を行うかどうかを切り替え可能とすることで、利用者が名前を変更したくない場合にも対応することが可能であり、更に利便性が向上する。
【0084】
また、名前を初期値に復帰可能としたことで、変更された名前を希望に応じて容易に初期値に復帰することが可能となり、利便性が向上する。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、通信可能な通信装置同士で同一の名前を持つ通信装置が複数存在しないように自らの名前を変更する処理を複数の装置に対して順に実行し、自らの名前の変更があった場合には、最終的に決定した変更後の名前と、変更前の名前とをユーザが識別できるようにすることができる。従って、ユーザは名前の変更を知ることができるだけでなく、最終的に決定した名前と、変更前の名前をユーザは認識でき、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態における近距離無線通信ネットワークの全体構成の一例を示す図、(b)は(a)において第1の実施形態における名前変更処理をプリンタ103−aが実行した後の状態の一例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る通信装置102の内部構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る印刷装置103の内部構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る通信装置が実行する名前変更処理を示すフローチャートである。
【図5】図4に示す名前変更処理の概要を示すシーケンス図である。
【図6】図7(a)に示す状態の近距離無線通信ネットワークにおいて、本発明の第1の実施形態に係る通信装置104−bが名前変更処理を実行する場合のシーケンス図である。
【図7】(a)は、図1(b)に示す状態の近距離無線通信ネットワークに印刷装置103−cが加わった状態を示す図、(b)は(a)の状態で図6で示した処理が終了した後の状態を示す図である。
【図8】本発明の第1に係る通信装置における、変更後の名前生成処理を示すフローチャートである。
【図9】別の名前生成処理に使用可能な名前一覧の例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る通信装置における名前変更処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る通信装置の内部構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る通信装置における名前変更処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施形態4に係る通信装置の内部構成例を示したブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る通信装置における名前初期化処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 コンピュータ
102 通信装置
103 印刷装置
201 制御部
202 ROM
203 RAM
204 通信部
205 アンテナ
206 I/F部
207 不揮発性メモリ
301 印刷処理部
1101 切り替え部
1301 初期化処理部

Claims (15)

  1. 通信ネットワーク上で使用する名前を有する通信装置であって、
    通信可能な他の通信装置から名前を取得する名前取得手段と、
    取得した他の装置の名前と、自らが有する名前とを比較する比較手段と、
    前記比較の結果、前記自らの名前が前記他の装置の名前と一致した場合、前記自らの名前を前記他の装置の名前と異なる名前に変更する変更手段と、
    前記名前取得手段による名前取得処理と、前記比較手段による比較処理と、前記変更手段による名前変更処理とを、前記通信可能な複数の他の装置に対して順に実行し、最終的に決定した前記変更手段により変更した前記自らの名前と変更前の前記自らの名前とを識別可能にユーザに出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記変更手段は、元の名前に所定の文字列を付加することによって、前記変更後の名前を生成することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、通信用のアドレスを有し、前記通信用のアドレスを用いて前記変更後の名前を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信装置。
  4. 前記変更手段は、乱数を用いて前記変更後の名前を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信装置。
  5. 予め用意された名前の候補から選択することによって名前を変更することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 前記名前取得手段は、前記通信装置の電源投入時又は所定時間毎に前記名前の取得を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記出力手段が印刷手段もしくは表示手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記自らの名前の変更を行うか否かを設定する設定手段を更に有し、前記設定手段によって前記名前の変更を行うと設定されている場合に、前記変更手段は自らの名前を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記自らの名前を初期値に戻すことを指示する復帰指示手段を更に有し、前記復帰指示手段からの指示に応じて前記自らの名前を予め設定された初期値に戻すことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記名前の初期値が前記通信装置の製造者によって付与された名前であることを特徴とする請求項9記載の通信装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の通信装置を有するか、利用可能に形成されたことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の通信装置を用いて構成された通信ネットワーク。
  13. 通信ネットワーク上で使用する名前を有する通信装置の制御方法であって、
    通信可能な他の通信装置から名前を取得する名前取得ステップと、
    取得した他の装置の名前と、自らが有する名前とを比較する比較ステップと、
    前記比較の結果、前記自らの名前が前記他の装置の名前と一致した場合、前記自らの名前を前記他の装置の名前と異なる名前に変更する変更ステップと、
    前記名前取得ステップにおける名前取得処理と、前記比較ステップにおける比較処理と、前記変更ステップにおける名前変更処理とを、前記通信可能な複数の他の装置に対して順に実行し、最終的に決定した前記変更ステップにおいて変更した前記自らの名前と変更前の前記自らの名前とを識別可能にユーザに出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 請求項13記載の通信装置の制御方法をコンピュータ装置に実現させるためのコンピュータプログラム。
  15. 請求項14記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ装置読み取り可能な記憶媒体。
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