JP3836501B2 - テレビジョン装置およびテレビジョン信号処理方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、垂直ブランキング(帰線消去)インタバルおよびオーバスキャン(overscan)インタバルの間に、ビデオ信号中に存在できる補助ビデオ情報の処理に関する。
背景技術
ビデオ信号は、複数の水平ライン・インタバルをもつ垂直ディスプレイ・インタバル、すなわち、フィールドを含んでいるのが代表的であり、例えば、NTSCビデオシステムではフィールド当たり262.5本のラインを有する。各垂直および水平インタバルの始まりは、それぞれ、複合ビデオ信号に含まれる垂直および水平同期パルスにより識別されている。各垂直インタバルの一部が垂直ブランキング・インタバルであり、この垂直ブランキング・インタバルは表示を目的としていないのが通常である。さらに、垂直ブランキング期間に隣接するいくつかのライン・インタバルは、ビデオ・ディスプレイのオーバスキャン領域内にあり、目に見えないようになっている。
表示を目的としたイメージ情報は、ブランキング・インタバルやオーバスキャン・インタバルの間には存在しないので、例えば、テレテキスト(teletext)やクローズド・キャプション(closed caption - CC:聴覚障害者のための字幕)データといった補助情報成分を、これらのインタバルに挿入することが可能になっている。クローズド・キャプション・データは、ビデオ・プログラム(番組)のオーディオ部分におけるせりふやその他の音を表している。クローズド・キャプション・データは、対応するビデオ・プログラム・ディスプレイと同時にビデオ・ディスプレイの一部に表示して、聴覚障害をもつTV視聴者の補助として役立てられる。標準、例えば、米国連邦通信委員会(Federal Communications Commissions - FCC)要件は、垂直インタバル内の情報のロケーションを含めて、各種タイプの補助情報のフォーマットを定義している。例えば、現存のクローズド・キャプション標準(例えば、47 CFR§§ 15.119および73.682を参照)は、クローズド・キャプション信号がフィールド1のライン21の間に第1図に示すフォーマットで現れなければならないことを規定している。
第1図を説明する。クローズド・キャプション信号は、ライン21の前半に現れるランイン・クロック(RIC; run-in clock)信号を含んでいる。RIC信号は、後述するように、ライン21の後半のデータ・インタバルに現れるクローズド・キャプション・データの抽出を容易にするために使用される。第1図に示す「開始ビット」インタバルの始まりでの信号遷移は、データ・インタバルの始まりを示している。開始ビット・インタバルの後に、残りのデータ・インタバルの信号が続く。この信号は16ビットのバイナリ(2進)情報を表している。開始ビットとバイナリビットのインタバルは、それぞれ、継続時間が約2μsである。16個のバイナリビットは、クローズド・キャプション・データの場合には、2個の8ビット文字コードを表す。各文字コードは7ビットASCIIコードとパリティ・ビットを含む。
さらに、FCC標準には、クローズド・キャプション信号は、C1およびC2と呼ばれるクローズド・キャプション・データの2「チャネル」と、T1およびT2と呼ばれるテキスト・データの2「チャネル」を含むことができるとなっている。クローズド・キャプション信号に含まれるデータがC1、C2、T1、またはT2に関連するものかどうかは、データに含まれる制御ビットによって判断される。これらの制御ビットは47 CFR§§15.119にリストアップされている。クローズド・キャプション・データの2チャネルを利用すると、クローズド・キャプションを2つの言語で提供することが可能である。例えば、英語のキャプションをC1に乗せ、スペイン語のキャプションをC2に乗せることができる。せりふはビデオ・プログラムでは連続していないので、第2言語の情報を、せりふが現れていないインタバルの間に、クローズド・キャプション信号に挿入することができる。T1とT2テキスト・チャネルは、同様に、2言語機能を、ビデオ・プログラムのオーディオ部分と関係のないテキスト表示に提供する。
米国の法律では、1993年7月1日以降に、米国内で販売される13インチ以上のテレビジョン受像機は、クローズド・キャプション信号を復号する機能を備えていなければならないと規定している(47 CFR§§15.119参照)。この規定のために、大部分のテレビジョンはコストが高くなり、複雑になっている。多くのテレビジョン利用者、特に、耳に障害のない人は、クローズド・キャプション機能の利用を望んでいないかもしれない。従って、テレビジョン・メーカは、テレビジョンを購入する限られた数の人だけに対して価値のある、機能の開発に投資しなければならない。さらに、多くの人は、ほとんど、あるいはまったく価値のない機能に代価を支払うことを余儀なくされている。
本発明の実施例は、フィールド2のライン21に現れる拡張データ・サービス(extened data service - EDS)信号を復号する補助ビデオ信号(auxiliary video signal)処理システムに関する。EDS信号はクローズド・キャプション情報とともに伝送される。拡張データ・サービスは、汎用ビデオ・システム情報と制御機能を提供する。拡張データ・サービス情報はデータ・パケットに編成されている。各パケットは、現在または将来のビデオ・プログラムに関する情報と、ビデオ・プログラムのソースと、時刻(time of day)などの雑多な情報とを収容している。拡張データ・サービス・データは、ビデオ・カセット・レコーダ(videocassette recorder - VCR)とテレビジョン受像機を含むビデオ・システムのオペレーションを制御するために復号される。
【図面の簡単な説明】
本発明の理解を容易にするために、添付図面を参照して説明する。なお、図面において、
第1図はクローズド・キャプション信号や拡張データ・サービス信号などの補助ビデオ・データ信号の例を示す図である。
第2図は本発明の一態様に従って構成されたクローズド・キャプション/拡張データ・サービス・デコーダを内蔵したビデオ信号処理システム一部を示すブロック図である。
第3図は、第2図に示すシステムのオペレーションを示すフローチャートである。
第4図はクローズド・キャプションと拡張データ・サービス・データをインタリーブした例を示す図である。
第5図は拡張データ・サービス情報を含むビデオ信号を生成するためのビデオ信号処理システムの一部を示すブロック図である。
発明を実施するための最良の形態
拡張データ・サービス(EDS)信号は、第1図に示し、上述したクローズド・キャプション(CC)信号形式と同じフォーマットになっている。しかし、ESD信号は各フィールド2のライン21インタバルに現れる。ESDデータは、クローズド・キャプション情報のほかに様々な情報を提供する。例えば、ESDデータは、現在または将来の特定のプログラム(番組)を識別し、情報、例えば、プログラムの継続時間と、タイトルと、内容を提供することができる。この情報はビデオ受像機によりキャプチャされ、利用者による活性化に応答して表示される。1つの例として、進行中のプログラムを選択した利用者は、ESDデータから抜き出したタイトルを表示することによって、そのプログラムを識別することができる。あるいはまた、特定のプログラムを記録するように、ESDデータでビデオ・レコーダをプログラムしておくことも可能である。
第2図に示すデコーダは、ビデオ信号からのCCデータとESDデータを復号する。このデコーダはビデオ信号処理集積回路の一部にすることが可能である。第2図に示すように、複合ビデオ信号VIDEOはデータ・スライサ(data slicer)200に入力される。データ・スライサ200は、アナログ信号VIDEOに含まれるクローズド・キャプションおよび拡張データ・サービス情報を、信号SERDATに含まれるシリアル・デジタル・データに変換する。データ・スライサ200は、例えば、ライン21インタバルの後半のデータ・インタバルに信号VIDEOのレベルを閾値レベルと比較するコンパレータを用いて実現することが可能である(第1図参照)。データ・スライサ200における閾値レベルは、スライシング・レベル(slicing level)と呼ばれる。信号SERDATの論理0と論理1のレベルは、それぞれがスライシング・レベル未満であるか、スライシング・レベルを超えるレベルである信号VIDEOのレベルを表している。
データ・スライシングの精度は、スライシング・レベルがライン21インタバルの後半のデータ信号の振幅のほぼ50%であれば向上する。ライン21インタバルの前半のランイン・クロック(RIC)信号(第1図参照)は、スライシング・レベルをデータ信号の振幅に合わせるために使用できる。例えば、FCC要件は、RIC信号の振幅がデータ信号振幅と同じであることを要求しているので、スライシング・レベルをデータ信号振幅の平均値にセットすることにより、適正なスライシング・レベルが得られる。
信号SERDATに含まれるCCまたはEDSデータは、クロック信号SERCLKによって、シリアルに、シフト・レジスタ210にクロックインされる。信号SERCLKはライン21内のデータ・インタバルに、すなわち、16データ・ビットを表す情報が現れるライン21の後半部分で、タイミング信号ジェネレータ220によって発生される(第1図参照)。ジェネレータ220は、ライン21が信号VIDEOにいつ存在するかを、信号VIDEOに含まれる水平同期パルスによって示されるように、ビデオ信号中の水平ラインをカウントして判断する。水平ラインのカウントは、信号VIDEO中の垂直ブランキング(帰線消去)インタバルによって示されるように、ビデオ・フィールドの始まりで初期化される。ジェネレータ220には、複合ビデオ信号から分離同期信号を得るための同期セパレータ(sync separator)が含まれている。この分離同期信号は必要とする水平および垂直同期情報を含んでいる。あるいはまた、第2図に示すように、ビデオ・システム内の偏向回路からの信号VERTとHORを使用することも可能である。
レジスタ210内の16ビット・データは、第2図に示すように、ビット0〜ビット15と表記されている。ビット7〜0は最初のCCまたはEDSキャラクタCHAR#1を表し、ビット15〜8は2番目のキャラクタCHAR#2を表している。ビット15と7ビットは、それぞれのキャラクタのパリティ・ビットである。レジスタ210内のシリアル・データはパラレル・データに変換され、レジスタ210のパラレル出力端子16から出力される。このパラレル・データは、クローズド・キャプション・データやある種のESDデータ(例えば、プログラム・タイトル)を表示する信号を生成するオン・スクリーン・ディスプレイ(on-screen display - OSD)プロセッサ(第2図に図示せず)などのビデオ・システムの他のユニットへ出力される。CHAR#1およびCHAR#2内のパラレル・データは、ESD情報を復号化する処理ユニット230にも入力される。
ESD情報のフォーマットについて、以下詳しく説明する。簡単に説明すると、ESD情報は情報パケット内に編成されている。各パケットは、フィールド2のライン21の複数の出現個所からの複数の8ビットキャラクタを含んでいる。各パケットは、制御キャラクタとデータキャラクタの両方を含む完全な情報を表している。
制御キャラクタは特定のEDS制御機能(例えば、開始パケットか、継続パケットか、あるいは終了パケット)を表し、このように表すことにより、EDSキャラクタと、クローズド・キャプション・キャラクタとが区別される。CCデータはフィールド1のライン21に存在し、EDSデータはフィールド2のライン21に存在するので、見かけ上、フィールド1とフィールド2とを区別するだけで、充分、CCデータとEDSデータが区別される。しかし、クローズド・キャプション・データ・サービスをフィールド1と2の両方のライン21に拡張すると、クローズド・キャプション・サービスが向上する場合もある。例えば、フィールド1のライン21のチャネルC1とC2のバンド幅が不充分であると、非常に早口のせりふの場合には、デュアル言語機能の実現が不可能である。追加のバンド幅は、クローズド・キャプションのチャネルC3とC4をフィールド2のライン21に規定することにより得られる。同様に、追加のテキスト・チャネルT3とT4は、フィールド2のライン21に規定することができる。クローズド・キャプションがフィールド2のライン21に現れることがある場合は、EDSデータはクローズド・キャプション情報から区別可能になっていなければならない。これは、後述するように、EDS制御文字の選択によって行われる。
EDS制御キャラクタは、パケットに含まれる情報のクラスとタイプも示している。パケット・クラスの表記は、パケットに含まれる情報の一般的な区分を示している。例えば、パケット・クラスは、そのパケットが将来プログラムに関する情報か、現プログラムか、プログラムのソース(例えば、放送網)か、あるいは雑多な情報(例えば、時刻)を収めているかどうかを示している。各パケット・クラスは複数の特定タイプの情報を包括している。パケット・クラスのほかに、EDS制御キャラクタはパケット内の特定タイプの情報を識別する。例えば、「現プログラム」クラス内の「プログラム・タイトル」のパケット・タイプは、パケット内のデータキャラクタが現プログラムのタイトルを表していることを示す。
EDSパケットをビデオ信号ソースにより次のようにして繰り返し伝送することができる。すなわち、フィールド2のライン21の出現個所であって、クローズド・キャプションやテキスト・データなどの他の目的に使用されていない全ての出現個所を利用することにより、繰り返し伝送することが可能である。例えば、現プログラム・タイトルを2分ごとに伝送するようにすれば、利用者は、ほとんど待たされることなく現プログラム・タイトル情報をアクセスすることができる。将来プログラム・データといった他の情報、低頻度のインタバルか、あるいはプログラム・スケジュールの変更が行われたとき、伝送することが可能である。
第2図に示すように、プロセッサ230はEDS情報を検出し、復号するデコーダ233を備えている。デコーダ230での復号プロセスは、制御ユニット233によって制御される。ライン21がタイミング・ジェネレータ230からの信号LINE21により示されるように、終了するとき、新しいキャラクタデータがレジスタ210に存在する。タイミング・ジェネレータ230からの論理1である信号FIELDにより示されるように、現ビデオ・フィールドがフィールド2である場合、レジスタ210に入っている新しいキャラクタデータは、EDSデータである。制御ユニット233は信号FIELDとLINE21に応答し、デコーダ235の復号プロセスを開始するための信号EDCTRLを生成する。
デコーダ235は、まず、CHAR #1コードをテストして、キャラクタデータがEDSデータであるかどうかを判定する。CHAR #1がEDS制御コードである場合、デコーダ235は処理を続いて、EDS制御情報を復号する。CHAR #1がEDS制御コードでも、クローズド・キャプション制御コードでもなく、しかも、その直前に現れたフィールド2のライン21がEDSデータを含んでいる場合は、現CHAR #1コードはEDSデータとして処理される。CHAR #1がEDS制御コードでも、クローズド・キャプション制御コードでもなく、しかも、その直前に現れたフィールド2のライン21がクローズド・キャプション・データを含んでいる場合は、現CHAR #1コードはクローズド・キャプション・データとして処理される。
CHAR #1がEDS制御コードである場合は、CHAR #1が復号され、EDSパケット機能(つまり、開始、継続、終了)とパケット・クラスが明確にされる。後述するように、CHAR #1が「パケット開始」を示している場合は、CHAR #2コードはパケット・タイプを表している。復号された機能、クラス、およびタイプ情報は、それぞれ信号PRUNC、PCLASS、およびPTYPEによってデコーダ235から制御ユニット233へ通信される。EDSデータ文字は「開始」、「タイプ」、および「継続」制御文字に続いて通信される。制御ユニット233は、「終了パケット」機能のEDS制御コードが示すように、パケット全体が受信されるまで、復号されたパケット制御情報とデータ文字をメモリ237にストアしておく。
CHAR #1内の「終了パケット」制御コードの後に、CHAR #2に入った「チェックサム」値が続く。チェックサムはデコーダ235でテストされて、パケット内のデータにエラーがないかどうかが評価される。パケット・データにエラーがない場合は、パケット・クラスとタイプ情報で示されているパケット・データの復号とストアがその後完了する。パケット・データにエラーがあることをチェックサムの評価が示している場合は、そのパケット・データは無視され、その後、パケットの再送がキャプチャされて、正しいデータが供給される。
デコーダ235は、EDS情報に応答して、ビデオ・システムの態様を制御するシステム制御信号SYSCTRLを生成する。例えば、デコーダ235から制御信号VCRCTRLを受けたとき、ビデオ・カセット・レコーダ(VCR)を作動させて記録を開始したり、正しい時刻をセットしたりすることができる。同様に、クローズド・キャプション・サービスの存在を示すEDSデータに受けたとき、EDSデータに応答して、テレビジョンを信号TVCTRLで制御して、クローズド・キャプションを表示するように、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)プロセッサのオペレーションを変更することができる。第2図に示すプロセッサ230は、クローズド・キャプション・データを検出し、復号する機能も含む。従って、制御信号SYSCTRLは、OSDプロセッサに接続されて、クローズド・キャプション・ディスプレイを制御するクローズド・キャプション制御信号も含んでいる。
第2図に示すプロセッサ230はマイクロプロセッサを用いて実現することが可能である。例えば、ユニット233のシーケンスと制御機能は、ソフトウェア制御プログラムで遂行することができる。データ・スライサ200と、レジスタ210と、タイミング信号ジェネレータ220は、マイクロプロセッサ機能と一緒に単一集積回路に実装させることができる。マイクロプロセッサを含む第2図のシステムの実施例のオペレーションを理解しやすくするために示したのが、第3図のフローチャートである。
第3図において、イベント、例えば、受像機の電源を入れるか、利用者がEDS機能をアクチベートさせる(例えば、リモート・コントロール・ボタンを使用して)ことによって、クローズド・キャプションまたはEDS処理が使用可能になると、処理は第3図のステップ300から開始される。オペレーションは、ライン21インタバルが検出されるまでステップ310で休止する。この通知は、例えば、第2図の信号LINE21によって与えられる。第3図のステップ320で、ライン21からのシリアル・データはデータ・レジスタ(例えば、第2図のレジスタ210)にロードされる。次に、現フィールドは、ステップ325で、例えば、第2図の信号FIELDをテストすることによって判定される。現フィールドがフィールド1であれば、データ・レジスタに入っているデータはEDSデータを表しているはずがないので、オペレーションはステップ335から続行され、そこでレジスタ・データはクローズド・キャプション・データとして処理される。
ステップ325で、現フィールドがフィールド2であれば、オペレーションはステップ330から続行され、そこでCHAR #1が評価され、CHAR #1がフィールド2のクローズド・キャプション・データであるかどうかが判定される。CHAR #1がクローズド・キャプション・データであれば、ステップ335が実行され、データはクローズド・キャプション・データとして処理される。例えば、クローズド・キャプション・キャラクタは、以後の表示に備えてOSDプロセッサへ転送される。CHAR #1がクローズド・キャプション・データでなければ(ステップ330)、CHAR #1はEDSデータと想定され、オペレーションはステップ340へ進む。ステップ340で、CHAR #1がテストされ、CHAR #1がEDS制御コードであるかどうかが判定される。CHAR #1がEDS制御コードでなければ(ステップ340)、文字はEDSデータであるので、ステップ345でメモリにストアされる。
ステップ340でEDS制御コードが検出されると、ステップ350でCHAR #1が復号され、EDSパケット機能とパケット・クラスが判定される。第2図に示す信号PFUNCとPCLASSがステップ350で生成される。パケット機能は、ステップ360でさらにテストされ、パケット機能がパケットの終了を示しているかどうかが判定される。機能が「終了パケット」でなければ、CHAR#2がステップ365で復号化され、パケット・タイプが判定される。第2図に示す信号PTYPEがステップ365で生成される。パケットの終了がステップ360で検出されると、CHAR #2内のチェックサムがステップ370でテストされ、パケット・データにエラーがあるかどうかが検査される。エラーが検出されなければ、パケット・データはステップ375でさらに処理される。この処理では、例えば、パケット・データに含まれる制御情報を復号して、システムに対する制御信号を生成するか、あるいは利用者によってアクチベートされたプログラム・タイトル情報の場合には、将来の使用に備えてパケット・データをストアしておく。
第3図に示すステップ310、335、345、365、370、および375に続いて、オペレーションはステップ380から続行され、そこでシステムは補助ビデオ情報(つまり、CCまたはEDSデータ)処理が使用可能のままになっているかどうかを確かめるために検査する。使用可能であれば、オペレーションが続行され、次に現れたライン21を探し出す(ステップ310)。使用禁止になっていれば、第3図のプロシージャはステップ390で終了する。
上述したシステムは、予め定めたフォーマットの補助ビデオ情報を処理するので、ライン21の情報がクローズド・キャプション情報であるか、EDS情報であるかの判断が容易になっている。第2図に示す実施例で使用するのに適したEDSデータフォーマット仕様の例について、以下説明する。
1.一般的なEDSデータフォーマット情報
拡張データ・サービス(extended data services - EDS)の場合の情報の符号化は、クローズド・キャプション・データの符号化の場合と同じ一般形式に従っている。この方式は、同じフィールドに入って伝送されるキャラクタのペアからなっている。キャラクタは制御コード・ペアである場合と、データ・ペアである場合とがある。ペアの第1バイトによって、そのペアが制御ペアであるか、データ・ペアであるかが判断される。第1バイトが01h〜0FHの範囲内にあれば、そのペアは制御ペアである。これらの値は、キャプションまたはテキスト伝送では定義されていない。このような制御コード・ペアを受信すると、デコーダは、その後に続くデータをEDSデータと認識する。これは、キャプション・モードとテキスト・モードとを区別し、キャプション信号の動作チャネル1と動作チャネル2(つまり、C1とC2)とを区別するために、クローズド・キャプション信号を復号するとき使用される方式と同じである。全てのキャラクタは奇数パリティを使用して伝送される。これはクローズド・キャプション規則に一致しているので、符号化/復号ハードウェアとソフトウェアを単純化することができる。
EDSキャラクタには、次の4種類がある。つまり、制御、タイプ、データおよびチェックサムである。これらのキャラクタは、第1表に示す組合せで伝送することが可能である。
Figure 0003836501
上述したように、制御バイトは01h〜0Fhの範囲内にある。タイプとチェックサムバイトは00h〜7Fhの範囲内にある。データ・バイトは、ASCIIデータのときは10h〜7Fhの範囲内に、非ASCIIデータのときは40h〜7Fhの範囲内にある。データ・バイトが00hのときは、nu11バイトであり常に無視される。
EDSデータのパケットは、情報全体を伝送する上記ペアのバイトの集まりであると定義されている。EDSデータの各バイトは、データ・パケットと関連づけられている。サブパケットは、制御ペアとその後に続く幾つかの(ゼロであることもある)データ・ペアであると定義されている。データ・フィールドは、データ・バイト内の幾つかのビットであると定義されている。各サブパケットは独立に伝送され、その前後に、他の情報を置くことが可能である。ここで注意すべきことは、1つのパケット全体を制御ペアだけを用いて伝送することもできるが、可能なときは、データ・ペアも用いて伝送すると、スループットが向上することである。
制御バイトには、次の3種類がある。すなわち、開始(Start)、継続(Continue)、および終了(End)である。開始符号は、新しいパケットの始まりを示す。継続符号は、その後に続くデータが最後の開始符号から始まるパケットの一部であることを示す。終了符号は、パケットが終了したことを示す。タイプ・バイトは、常に、新しいパケットに収められたデータのタイプを示すために開始符号に続いて置かれている。チェックサムバイトは、常に、終了符号に続いて置かれ、エラー検出のために使用される。
一旦、パケットが開始されると、そのパケットのデータを継続符号を用いて一度に1バイトずつ送信することが可能になり、各バイトから各バイト別にサブパケットが作られる。各サブパケットはライン21が1つ現れるごとに現れる。スループットを向上させるために、特定のライン21インタバルの両方のバイトにデータを含めることが可能である。その場合は、サブパケットは複数のライン21インタバルからのデータを含んでいる。特定のライン21インタバルのデータは、最後の開始または継続符号から始まるサブパケットに属している。データ・ペアの送信は他の情報で中断されることはない。データ・ペアの送信を中断する必要がある場合は、継続制御ペアを送ることによってパケットの送信が再設定される。第2表に示す例は、上述したプロセスを示す。
Figure 0003836501
上述したアプローチによると、ブロードキャスタはC1またはC2のいずれかとEDSを使用したキャプションまたはテキストを任意に組み合わせて、同時に使用できるという柔軟性が得られる。また、このアプローチによると、EDS情報がビデオ信号のフィールド2で提供される唯一のサービスであるとき、EDS情報を効率よく送信することも可能である。
パケットは現在4つのクラスが定義されている。すなわち、現在(Current)、将来(Future)、ネットワーク(Network)、および雑(Miscellaneous)である。現パケットは現在送信中のプログラムを記述した情報を収めている。将来パケットはこれから送信される予定のプログラムを記述した情報を収めている。ネットワーク・パケットは、ビデオ信号のソース(発生源)、例えば、放送網に関する情報を収めている。雑パケットはその他の有用な種々情報を収めている。第3表は、パケット・クラスとそれぞれの制御符号の割当て表である。
Figure 0003836501
4パケット・クラスは、それぞれ、独自の制御符号群をもっているので、あるクラスのパケットの送信を、別のクラスのパケットにより割り込ませることができる。その結果、優先度の高い情報は優先度の低い情報に割り込むことができる。例えば、現プログラムに関する情報は、将来プログラムに関する情報よりも、おそらく何倍も重要である。「将来の」情報パケットを送信している途中で、完全な「現在の」情報パケットを送信することが可能である。従って、未使用のライン21インタバルが利用可能になっているときは、優先度の低い情報の単一フィールドを挿入することが可能である。しかし、パケットを割り込ませることができるのは、別クラスのパケットによってだけである。これにより、「継続」制御符号が発行されたとき、データがどのパケットと関連があるかを混同することなく、パケットを「ネスト」させることができる。
各パケットは1つの情報を運搬する。パケットを開始する制御コード・ペア(つまり、「開始」制御コード)の第1バイトから、第3表に示すように、パケット・クラスが判定される。パケットに入っている情報のタイプは、開始制御コード・ペアの第2バイトのタイプ・コードから判定される。パケットに関連するデータ・バイトは、パケット全体が受信されて、パケットの最後にあるチェックサムが有効かどうか検査されるまで一時記憶装置に保持されている。このようにすることにより、ストアされたデータが壊されるのを防止し、また、同じクラスの新パケットを開始することにより、途中で、パケットを打ち切ることも可能になる。
現在および将来パケット・クラスに含まれるデータ・タイプは同一である。つまり、どちらのパケットの場合も、タイプの指定は同じになっている。現在クラスと将来クラスの違いは、データの「オブジェクト」、すなわち、「現」プログラムであるか、「将来」プログラムであるかである。現プログラムに関する情報であって、EDSで送信できる情報ならば、いずれも、将来プログラムに関しても送信することが可能であり、その逆の場合も可能である。将来パケットに収められたデータは、常に、EDS情報で最も最近に指定された「将来」プログラムに関するものである。将来プログラムは、プログラムIDをタイプ・コードとして将来パケットに入れて送信することにより指定される。このタイプ・コードは、別のプログラムIDのタイプ・コードが送信されるまで送信された全ての情報が、どの将来パケットに関係するものであるかを示す。同様に、現パケット・クラスの中の情報は、常に、現在送信されているプログラムに関するものである。新しいプログラムIDが現パケットに入れて送信されるとき、旧プログラムはすでに終了しており、新たに指定されたプログラムが開始される。
プログラムIDを構成するデータは、スケジューリングされた放送時刻、日付、および受信チャネル番号だけである。これには、毎年、所定のチャネルで放送される各プログラムに対して、IDが短縮され、計算が単純化され、一意にされるという利点がある。あるプログラムの放送が遅延された場合でも、最初にスケジューリングされた時刻が、その放送全体を通して、そのプログラムIDデータとなる。その結果、遅延されたり、予想よりも放送時間が延びたプログラムを記録しておくことができる。時刻と日付の指定は、現在時刻と日付を含め、全て、常に、グリニッジ標準時間(GMT)で示される。将来プログラムの開始時刻と現プログラムIDの両方をGMTで指定すると、必要とするプログラムを、視聴者のタイム・ゾーン(時間帯)および「サマータイム」(daylight saving)時間ステータスに関係なく識別することができる。その結果、視聴者がどのタイム・ゾーンにいるかを、例えば、ビデオ・カセット・レコーダ(VCR)に知らせなくても、VCRに正しく記録することができる。視聴者のタイム・ゾーンとサマータイム時間ステータスを指定する唯一の目的は、放送時刻が与えられた正しいローカル・タイム(現地時刻)をGMTとして表示することである。
2.現パケット・クラスと将来パケット・クラス
第4表は、現パケット・クラスと将来パケット・クラスにおけるタイプ・符号の割当てを示している。
Figure 0003836501
2.1 「プログラム識別解除」パケット・タイプ
このパケットは、ゼロ・バイトになっているが、プログラムが識別解除(unidentify)されることを示している。これは、プログラムIDパケットと逆の効果をもつ。このパケットが受信されると、このクラスの後続パケットは、全て、別のプログラムIDが受信されるまですべて無視される。これは、指定されたプログラム情報が全て送信されたことを知らせる信号として使用できる。
2.2 「プログラムID」パケット・タイプ
このパケットは4バイトまたは6バイトのいずれかを含み、グリニッジ標準時間を基準にしたプログラム開始時刻と日付および受信チャネル番号を定義している。各バイトのフォーマットは表5に示す。各バイトのビット#6は、常に、論理1にセットされているが、これは、各バイトの情報がASCIIデータでないためである。また、ビット#7(ビットb7)が第5表または以下の他の表に示されていないのは、各バイトのビット(#7)がパリティ・ビットであるからである。
Figure 0003836501
分データ・フィールドは0から59まで、時フィールドは0から23まで、日フィールドは1から31まで、月フィールドは1から12までが有効範囲である。"D"ビットは、サマータイムが現在その国で採用されているかどうかを指定する。"L"ビットは、その年が閏年であるかどうかを指定する。"Z"ビットは、秒単位の現在の時刻をゼロにリセットするかどうかを指定する。"D"、"L"、および"Z"ビットは、このパケットを処理するときデコーダによって無視される(雑パケット・クラスに関する後述のセクションの「時刻」タイプ・コード割当ての説明を参照されたい)。"T"ビットはプログラムIDパケットの一部として処理され、プログラムがローカル・テープ遅延(local tape delay)の対象となるかどうかが判断される。プログラムの放送が遅延される場合であっても、最初のスケジューリングされた時刻が、その放送全体に亘って、そのプログラムIDとなる。
「チャネル」データ・フィールドは、オプションの2バイト・フィールドであり、有効範囲は0から255までである。チャネル・フィールドが省略されたときは、受信チャネルは現在チューンされているチャネルが省略時値として使用される。チャネル・フィールドを使用すると、一方のチャネルで他方のチャネルの情報を指定することができる。チャネル・データ・フィールドには、ソース入力を指定する2ビットのサブフィールドがある。ソース・サブフィールドは、1(S1S0- 00)から4(S1S0 = 11)までが有効範囲であり、これをマルチワイヤ・ケーブル・システムで使用すると、ケーブル・ラインを指定することができる。
2.3 「プログラム消去」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトであるが、指定されたプログラム・データが完全に削除されることを示している。これは、将来パケット・クラスで使用すると最も有用である。
2.4 「停止時刻」パケット・タイプ
このパケットはゼロまたは4バイトになっており、グリニッジ標準時間を基準にしたプログラム停止時刻と日付を定義している。パケットがゼロ・バイトであれば、既存の停止時刻は消去される。バイトのフォーマットはチャネル・データが必要でないことを除けば、セクション2.2で上述した「プログラムID」パケットの場合と同じである。"D"、"L"、および"Z"ビットは、セクション2.2で説明したのと同じように、このパケットを処理するときデコーダによって無視される。
2.5 「プログラム・タイトル」パケット・タイプ
このパケットは、0から32までの可変数個のバイトを含み、プログラム・タイトルを定義している。パケットがゼロ・バイトであれば、既存のプログラム・タイトルは消去される。各バイトは20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。このパケットのサイズは可変であるので、任意の長さのタイトルを効率よく送信することができる。パケットの終了には終了制御符号・ペアが使用されるので、「サイズ」インジケータ・バイトは必要でない。
2.6 「プログラム視聴者」パケット・タイプ
このパケットは、可変数個のバイト、つまり、ゼロ個から3個までを含み、プログラムの目的とする視聴者を定義している。パケットがゼロ・バイトであれば、既存のプログラム視聴者は消去される。このパケットのどのデータ・バイトの場合も、データがASCIIデータではないので、ビット#6はロジック1にセットされる。データ・バイトのフォーマットを第6表に示す。
Figure 0003836501
このパケットのデータ・バイトは、第6表に示す順序で送信しなければならない。第7表は、第6表に示す第1バイトと第2バイトのビットの機能を定義している。
Figure 0003836501
ビット定義は、必要とする情報を通信するために必要な任意の組合せで、第7表のリストから選択することができる。第1バイトは、ターゲットの視聴者を示している。例えば、家族全員に適したものとして、プログラムを指定する場合は、第1バイトの全ビットがセットされることになる。第2バイトは、ターゲットの視聴者が家族全員から制限された理由を示している。
第6表の第3バイトは、映画の場合のプログラム品質とレーティング情報を表すデータ・フィールドを含む。第3バイトのフォーマットは第8表に示されている。
Figure 0003836501
2.7 「プログラム・タイプ」パケット・タイプ
このパケットは0からN個までの可変数のバイトを含み、特定のプログラムに含まれている情報のタイプを指定している。このパケット内の情報を使用すると、視聴者はある種のタイプのプログラムを選択的に探すことができる。このパケットがゼロ・バイトのときは、既存のプログラム・タイプは消去される。最初の2バイットはASCIIデータではないので、最初の2バイトでは、ビット#6は論理1にセットされている。
第3バイトから第Nバイトまでは、20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。
最初の2バイトのフォーマットは第9表に示されている。
Figure 0003836501
最初の2バイトは第9表に示す順序で送信しなければならない。
第1バイトは、プログラムに含まれる情報の一般カテゴリを定義する。第1バイトのビットで示される情報のタイプは第10表に示されている。
Figure 0003836501
第9表に示すビット位置が論理1のときは、そのプログラムからは、第10表にリストアップした対応するタイプの情報が提供されることを示す。必要ならば、複数のビットを論理1にセットして、プログラムが複数のカテゴリの情報を含むことを示すことが可能である。第2バイトは、第11表に示すような追加のプログラム情報を指定する。
Figure 0003836501
第3バイトから第Nバイトまでは、プログラミングのタイプを詳細に指定するために使用できる追加情報を指定する。これらのバイトはASCIIキャラクタとして送信されるが、キャラクタコードは第12表にリストアップされた語を示している。
Figure 0003836501
第12表にリストアップされているバイトは、任意に組み合わせて使用でき、プログラミングのタイプに関する情報のレベルを指定するのに必要である。しかし、複数のバイトは適正な文法順で送信する必要がある。さらに、受信機は、認識されるバイト数を制限することができることに注意すべきである。
第12表に「不定」と表記されているバイトは、第12表からの他のバイトがプログラム・タイプ・パケットに含まれていないときのデフォールト値である。第12表にリストアップされている12個の「特殊」バイトは、個々のプログラミング要求に最も適合するように、各ネットワークによって定義することが可能である(ネットワーク・パケット・クラスを説明している後述のセクションの「特殊修飾子」のタイプ・コード割当てを参照)。第12表に「その他」と示されているバイトは、プログラミングのタイプが分かっていて、定義されたプログラミング・タイプのどれにも当てはまらないことを示している。第12表にリストアップされている12個の「特殊」バイトは、全て、暗黙的に「その他」を含んでいる。
2.8 「オーディオ・サービス」パケット・タイプ
このパケットはゼロまたは2バイトになっており、ビデオ信号に関連するメインおよび第2プログラムの内容を定義している。このパケットがゼロ・バイトであれば、既存のオーディオ・サービス情報が消去される。ビット#6がデータ・バイトにおいて論理1にセットされているのは、データ・バイトがASCIIデータでないためである。バイトのフォーマットは第13表に示されている。
Figure 0003836501
第13表にリストアップされている2バイトは、それぞれ、2つのデータ・フィールド、つまり、言語とタイプをもっている。各バイトの言語フィールドは第14表にリストアップされている言語を表している。
Figure 0003836501
第13表にリストアップされている各バイトのタイプ・フィールドは、第15表に示されている情報を表すように符号化されている。
Figure 0003836501
2.9 「キャプション・サービス」パケット・タイプ
このパケットは、0から8までの可変個のバイトからなり、キャプション符号化データの使用可能な形式を定義している。パケットがゼロ・バイトになっていれば、キャプション・サービスに関する既存の情報は消去される。使用可能な各サービスは1バイトで指定される。各バイトにおいて、ビット#6が論理1にセットされているのは、データがASCIIデータでないためである。各バイトは第16表に示すフォーマットになっている。
Figure 0003836501
言語データ・フィールド(第16表のL2-L0)は、セクション2.8で上述したオーディオ・サービス・パケットの場合と同じ形式を用いて符号化されている。"F"ビットは、データがTVフィールド1("F"=0)にあるか、フィールド2("F"=1)にあるかを指定している。"C"ビットは、データがチャネルC1("C"=0)にあるか、チャネルC2("C"=1)にあるかを指定している。"T"ビットは、データがキャプション("T"=0)であるか、テキスト("T"=1)であるかを指定している。この情報を使用すると、ブロードキャスタは使用可能なライン21サービスを完全に指定することができる。
2.10 「不定」パケット・タイプ
第4表中のタイプ・コード09hと0Ahは、不定になっている。これらのタイプ・コードは、将来、EDS機能をさらに拡張するときに定義することができる。例えば、不定タイプ・コードの1つは、ビデオ「スクランブリング」に関する情報を提供するように割り振ることが可能である。無許可の使用者が見るのを禁止するために(例えば、「従量料金制」(pay-per-view)プログラミング)、ビデオ信号を符号化またはスクランブリングするには、さまざまなアプローチが用いられている。スクランブリングのタイプに関する情報を使用すると、許可を受けた使用者は、スクランブルされた信号をより効果的に復号することができる。
不定コードのもう1つの使い方は、プログラム内のビデオ・イメージのアスペクト比に関する情報を提供することである。アスペクト比情報を使用すると、システムはある種のアスペクト比プログラムだけを選択することができる。別の方法として、ビデオ受像機でアスペクト比情報を使用すると、信号をビデオ受像機の特定のディスプレイ・スクリーンのアスペクト比に適応させることが可能である。
2.11 「記述"N"」パケット・タイプ
これらのパケットは、それぞれ0から32までの可変個のバイトからなり、これらのバイトを組み合わせることにより、プログラムの記述が作られる。パケットがゼロ・バイトになっていれば、記述情報の既存のラインは消去される。各バイトは20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。このタイプの各パケットは、プログラムの複数行の記述を1ラインで提供する。この記述は、サービス提供者が選択するどの情報にすることもできる。情報には、エピソードのタイトル、リリースの日付、文字の色合い、簡単なストーリの概要などがある。記述"N"タイプのパケットの個数を変えると、任意の長さのプログラムを効率よく伝送することができる。
3.「ネットワーク」パケット・クラス
第17表は、ネットワーク・パケット・クラスの場合のタイプ・コードの割当てを示す表である。
Figure 0003836501
3.1 「ネットワーク識別解除」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、ネットワークを「識別解除」することを示している。この効果は、「ネットワークID」パケットと反対である(後述のセクション3.2を参照)。このパケットが受信されると、ネットワーク・クラスの後続パケットは、ネットワークIDパケットが受信されるまで、全て、無視される。このパケット・タイプは、全てのネットワーク情報が送信されたことを知らせる信号として使用することができる。
3.2 「ネットワークID」パケット・タイプ
このパケットはゼロまたは2バイトになっており、ネットワーク情報が指定される受信チャネル番号を定義している。バイトの形式は、上述したセクション2.2の第5表に示したチャネル・データ・フィールドの場合と同じである。2バイト・チャンル・フィールドはオプションである。受信チャネルが指定されていないと、デフォールト値は現在チューンされたチャネルである。このフィールドを使用すると、一方のチャネルで他方のチャネルの情報を指定することができる。
3.3 「全プログラム消去」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっているが、特定ネットワークのプログラム情報が全て完全に削除されることを示している。
3.4 「ネットワーク名」パケット・タイプ
このパケットは、0から32までの可変個のバイトを含み、放送ネットワークの名前を定義している。パケットがゼロ・バイトになっていれば、既存のネットワーク名が消去される。各バイトは20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。各ネットワークが単一の一意の名前を使用していれば、受像機は、受像機の内部にストアされているネットワークに関する情報、例えば、ネットワークが選択されたとき表示できるネットワーク・ロゴをアクセスできるようになる。
3.5 「コール・レター(Call Letters)」パケット・タイプ
このパケットは0から32までの可変個のバイトを含み、ローカル放送ステーションの「コール」レターを定義している。このパケットがゼロ・バイトになっていれば、既存のコール・レターが消去される。各バイトは20hから7Fhまでの範囲のASCII文字である。
3.6 「ネイティブ・チャネル」パケット・タイプ
このパケットはゼロまたは2バイトになっており、「ネイティブ」チャネル番号、つまり、ステーションに割り当てられたローカル「無線(over-the-air)」放送チャネル番号を定義している。この情報は、ステーションに割り当てられたケーブル・チャネル番号がそのステーションの無線放送チャネル番号と異なっている場合に有用である。パケットがゼロ・バイトになっていれば、既存のネイティブ・チャネル番号が消去される。バイトのフォーマットは、上述したセクション2.2の第5表にリストアップされているチャネル・フィールドの場合と同じである。
3.7 「テープ遅延」パケット・タイプ
このパケットはゼロまたは1バイトになっており、ローカル・ステーションの定常テープがネットワーク・プログラムを遅延する1/2時間の数を定義している。パケットがゼロ・バイトになっていれば、既存のテープ遅延情報は消去される。データはASCIIキャラクタではないので、ビット#6は常に論理1にセットされている。このパケットのデータ・バイトの形式は第18表に示されている。
Figure 0003836501
遅延フィールド(第18表のd4-d0)の有効範囲は、0から31までであり、0時0分から15時30分までの時間値を30分単位で表している。"S"ビットは符号ビットであり、遅延値を予定プログラム開始時刻に加えるか("S"=0)、あるいはその開始時刻から差し引くか("S"=1)は、このビットから判断される。この遅延は、プログラムID情報に"T"ビットがセットされている、チャネル上のすべてのプログラムに適用される(上述のセクション2.2の第5表を参照)。遅延値は、その指定がないと、ゼロがデフォールト値として使用される。
3.8 「特殊修飾子'N'」パケット・タイプ
これらのパケットは、それぞれ0から32までの可変個のバイトを含み、第12表にリストアップされている「特殊」バイトと関連づけられて、プログラム情報を指定するとき使用できるテキストを定義している。このパケットがゼロ・バイトになっていれば、「特殊」バイトに関連するテキストは消去される。このパケット・タイプの各バイトは、20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。各パケットは、1つのネットワーク固有の「特殊」プログラム情報バイトのテキストを提供する。例えば、提供する番組の大部分がスポーツであるステーションは、ポーカ、スキューバ(SCUBA)、ハング・グライディング、アメリカズ・カップ、オリンピックといったスポーツを表すように、最初の5個の「特殊」バイトを定義することができる。しかし、提供する番組の大部分が音楽であるステーションは、ヘビー・メタル、ラップ、ポップ、カントリ、ディスコといった各種の音楽を表すように、最初の5個の「特殊」バイトを定義することができる。「特殊」バイトの意味は、いつでもネットワークによって再定義することが可能である。「特殊」バイトを定義するテキストが受信されなかったときは、このバイトは単一のブランク・スペースとみなされる。
4.雑パケット・クラス
第19表は、雑パケット・クラスのタイプ・コードへの割当てをリストアップしている。
Figure 0003836501
4.1 「時刻」パケット・タイプ
このパケットは4個のデータ・バイトを含み、グリニッジ標準時間を基準にした現在の時刻と日付を定義している。バイトのフォーマットは、チャネル・データが必要でないことを除けば、「プログラムID」パケットの場合の第5表に示すフォーマットと同じである(上述したセクション2.2参照)。"D"ビットは、サマータイムが現在全国的に採用されているかどうかを判別するために使用される。この情報は、視聴者が指定したタイム・ゾーンおよびサマータイムがローカルに採用されているかどうかの情報と一緒に使用され、正しいローカル時間が判断される。ローカル時間は、視聴者のためにローカル時間を表示するためにだけ使用される。内部タイマとクロックは、全て、グリニッジ標準時間に保っておく必要がある。
"L"ビットは、現在の年が閏年であるかどうかを判別するために使用される。これは、3月1日グリニッジ標準時間であるとき、ローカル日付が2月28日であるか、29日であるかを判別するときに必要になるものである。"Z"ビットは、秒単位の現在の時間をゼロにリセットするかどうかを判断するために使用される。これにより、データの6ビット全部を送信して現在の秒数を指定しなくても、時刻を正しくすることができる。"T"ビットは、プログラムがローカル・テープ遅延の対象となるかどうかを判別するために使用される。このビットがセットされたときは、時刻クロックは更新してはならない。
4.2 「タイム・ゾーン」パケット・タイプ
このパケットは1バイトを含み、視聴者のタイム・ゾーンとサマータイムステータスを定義している。データはASCIIデータではないので、ビット#6は常にセットされている。この単一データ・バイトのフォーマットは第20表に示されている。
Figure 0003836501
時データ・フィールド(第20表のビットh4-h0)は0から23までが有効範囲であり、GMTを基準にした名目的遅延(時)を表している。"D"ビットは、サマータイムが採用されているかどうかを判別するために使用される。このパケットが送られるのは、すべての視聴者が同じタイム・ゾーンにいるときだけである。
4.3 「ライン番号」パケット・タイプ
このパケットは1バイトになっており、チューンされたチャネルの現在のライン番号とフィールドを定義している。このデータはASCIIデータではないので、ビット#6は常にセットされている。バイトのフォーマットは第21表に示されている。
Figure 0003836501
「ライン」フィールド(第21表のビットL4-L0)は、7から31までが有効範囲である。"F"ビットは、データがTVフィールド1にあるか("F"=0)、フィールド2にあるか("F "=1)を判別する。
4.4 「EDSなし」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、チューンされたチャネルに使用可能な拡張データ・サービス情報がないことを示している。
4.5 「単一EDS」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、チューンされたチャネルに単一チャネルで使用可能な拡張データ・サービス情報があることを示している。
4.6 「ディレクトリEDS」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、チューンされたチャネルに複数チャネルで使用可能な拡張データ・サービス情報があることを示している。この情報は、他のチャネルに関する連続情報ディレクトリを提供するステーションを識別するために使用される。
4.7 「プログラム休止」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、チューンされたチャネル上の現プログラムが中断されたことを示している。この休止を維持するには、1分ごとに少なくとも一回このパケットを再送する必要がある。これは、プログラム再開パケットが送られていなくても、1分が経過すると受像機にタイムアウトが起こるためである。
4.8 「パケット再開」パケット・タイプ
このパケットはゼロ・バイトになっており、チューンされたチャネル上の現プログラムが再開されたことを示している。これは、プログラム休止を即時に終わらせるために使用される。プログラム休止に続く最後の1分以内にこのパケットを受信していなければ、受像機は自動プログラム再開を行う必要がある。
4.9 「インパルスキャプチャ」パケット・タイプ
このパケットはゼロ、8、または10バイトになっており、プログラム停止時刻と日付、および開始時刻と日付(これらは、すべてグリニッジ標準時間を基準にしている)、および受信チャネル番号を定義している。パケットがゼロ・バイトであれば、インパルスキャプチャに関する既存の情報は消去される。バイトの形式は「停止時刻」(セクション2.4参照)とそのあとに続く「プログラムID」(セクション2.2参照)の場合と同じである。このパケットは、プログラムの記録を容易にするために必要な全ての情報を提供する。プログラムIDバイトが停止時刻バイトに続いて置かれているのは、プログラムIDが可変個のバイトになっているためである。"D"、"L"、および"Z"ビットは、このパケットを処理するときデコーダによって無視される。受信チャネルが指定されていないと、現在チューンされているチャネルがデフォールト値として使用される。
上述した信号形式を理解しやすくするために、第4図を参照して説明する。第4図は、CCデータとEDSデータのインタリーブと、EDSパケットのネスティングの例を示している。第4図において、フィールド2で1番目と2番目に現れたライン21(第4図の左側に"1"と"2"で示したライン)は、クローズド・キャプションまたはテキスト・データを含んでいる。フィールド2で3番目に現れたライン21では、EDSデータのパケット"A"は制御コード(CHAR #1)およびタイプ・コード(CHAR #2)から始まっている。4番目に現れたライン21は、パケット"A"の一部であるEDSデータを含んでいる。フィールド2で5番目、6番目、および7番目に現れたライン21は、クローズド・キャプション・データである。パケットAの先頭のEDSデータはCCデータの中断の働きをするので、第4図のライン5のCCデータは「クローズド・キャプション再開」制御コードから始まってクローズド・キャプション・データとEDSデータとを区別している。
第4図にパケット"B"と示した2番目のEDSパケットは、8番目に現れたライン21から始まり、10番目に現れたライン21で終わっている。パケット"B"は、「継続」制御コードを使用して、11番目に現れたライン21から継続しているパケット"A"内にネストされている。パケット"A"は13番目に現れたライン21で終わっている。パケット"A"の終わりには、別のEDSパケット、クローズド・キャプション・データ、またはnullキャラクタ(つまり、データがない)を続けることも可能である。
上述したフォーマットのEDS情報を含むビデオ信号は第5図に例示したシステムを用いて生成することができる。第5図に示すように、信号SOURCEを出力するビデオ信号ソース510としては、ビデオ・テープ・レコーダまたはビデオ・カメラがある。ユニット510からの信号LINE21とFIELDは、第2図の同名の信号に対応しており、第5図のシステムのオペレーションを信号VIDEOと同期させるものである。マイクロプロセッサ520は第5図にそれぞれEDS INPUTおよびCC INPUTと示されているEDSおよびCC入力データを受信し、それをシリアル・データ信号SERIAL DATAのフォーマットにする。CCとEDS入力データは、例えば、だれかがプログラム・タイトルといったCCおよび/またはEDS情報をキーボードからタイプすると生成される。
MUX 530は、マイクロプロセッサ520から信号SELECTを受けると、信号SOURCEまたは信号SERIAL DATAのどちらかを選択してトランスミッタ540に結合する。トランスミッタ540はケーブル経由または放送で信号VIDEOを送信する。第5図の出力信号VIDEOは第2図の信号VIDEOに対応している。CCとEDSデータは、MUX 530のオペレーションによって第5図の信号VIDEOに挿入される。CCまたはEDSデータが挿入されるとき、マイクロプロセッサ520は該当フィールドにライン21が現れたことを、信号LINE21とFIELDから検出し、MUX 530に信号SERIAL DATAをトランスミッタ540と結合させる信号SELECTを生成する。その後、マイクロプロセッサ520は信号SERIAL DATA上にCCまたはEDSデータを出力し、CCまたはEDSデータをトランスミタ540を経由して信号VIDEOに挿入する。
マイクロプロセッサ540は、CCとEDSデータの挿入の優先順位を制御する。例えば、CCデータの方がEDSデータより優先順位が高くなっているのは、クローズド・キャプション・ディスプレイをビデオ信号中の実際のせりふと同期させる必要があるためである。CCデータは必要とする同期を保つ必要があるとき送信しなければならない。しかし、EDSデータは、ライン21インタバルがCCデータ用に使用されていないとき送信することができる。
上述した本発明の特徴は種々態様に変更することが可能である。例えば、FCC規格が将来変更されたときには、EDSデータをフィールド2のライン21以外のビデオ・ラインに組み入れることも可能である。その他に、パケット・クラスとタイプは、上述したものとは別に定義することが可能である。例えば、第4表の「予備」制御コードと「不定」タイプ・コードは、将来、定義することが可能である。以上の変更とその他の変更は、請求の範囲に記載した本発明の範囲に属することは勿論である。

Claims (24)

  1. データパケットに含まれている複数個のデータワードを含んだ補助情報を有するテレビジョン信号を受信する手段と、
    前記データワードのうちの第1のデータワードを処理することにより、前記データワードの処理を制御するための制御情報を決定すると共に、ディスプレイ装置に映出される情報のクラスを決定する処理手段と
    を具備したテレビジョン装置であって、
    前記処理手段は、前記データワードのうちの第2のデータワードを処理することにより、前記クラスのサブクラスを決定し、さらに前記処理手段は、前記データワードのうちの第3のデータワードを処理することにより、前記サブクラスに関する情報を獲得する、ことを特徴とするテレビジョン装置。
  2. 請求項1に記載のテレビジョン装置において、
    前記テレビジョン信号は、複数のテレビジョンチャネルのうちの1つのテレビジョンチャネルからのテレビジョンプログラム情報を含み、
    前記クラスは、前記第3のデータワードにより表される情報と、前記テレビジョンプログラム情報との関連付けを示し、
    前記クラスのうちの1つのクラスは、前記複数のテレビジョンチャネルのうちの1つのチャネルを介して現在供給されているテレビジョンプログラム情報に関連する情報を提供するための現在プログラムクラスであることを特徴とするテレビジョン装置。
  3. 請求項2に記載のテレビジョン装置において、
    前記クラスのうちの1つのクラスは、前記複数のテレビジョンチャネルのうちの1つのチャネルを介して将来供給されることになるテレビジョンプログラム情報に関する情報を、前記第3のデータワードが提供することを示す将来プログラムクラスであることを特徴とするテレビジョン装置。
  4. 請求項3に記載のテレビジョン装置において、
    前記第1のデータワードおよび前記第2のデータワードは、それぞれ、非ASCIIフォーマットで符号化された第1のデータバイおよび第2のデータバイトを備え、
    前記第3のデータワードは、英数字を表すためASCIIフォーマットで符号化された第3データバイトを備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  5. 請求項3に記載のテレビジョン装置において、
    前記第2のデータワードは情報の特定のサブクラスを表し、
    前記情報の特定のサブクラスは、複数のテレビジョンチャネルのうちの現在同調されているチャネルからのテレビジョン信号が、前記特定のサブクラス以外に補助情報を含まないことを示すことを特徴とするテレビジョン装置。
  6. 請求項3に記載のテレビジョン装置において、
    前記サブクラスは、前記補助情報が前記複数のテレビジョンチャネルのうちの1つのチャネルのみに関連する情報を提供することを示すことを特徴とするテレビジョン装置。
  7. 請求項3に記載のテレビジョン装置において、
    前記サブクラスは、前記補助情報が前記複数のテレビジョンチャネルのうちの2つ以上のチャネルに関連する情報を提供することを示すことを特徴とするテレビジョン装置。
  8. 請求項3に記載のテレビジョン装置において、
    前記テレビジョン信号は、連続するフィールドとして編成されるラインインターバルに分割され、
    前記第1および第2のデータワードは、前記フィールドのうちの1つのフィールドにおいて、前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で連続して生起し、
    前記第3のデータワードは、前記フィールドのうちの前記1つのフィールドとは別の1つのフィールドにおいて、前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で生起することを特徴とするテレビジョン装置。
  9. テレビジョンプログラム情報を含んだテレビジョン信号と、データパケットに含まれている複数個のデータワードを含んだ補助情報とを有するテレビジョン信号を受信する手段と、
    前記データワードのうちの第1のデータワードを処理することにより、前記データワードの処理を制御するための制御情報を決定すると共に、前記データワードにより表され情報と関連付けがしてある前記テレビジョンプログラム情報のクラスを決定する処理手段と、
    を具備したテレビジョン装置であって、
    前記処理手段は、前記データワードのうちの第2のデータワードを処理することにより、前記データワードにより表され情報と関連付けがしてある前記テレビジョンプログラム情報のクラスのサブクラスを決定し、さらに前記処理手段は、前記データワードのうちの第3のデータワードを処理することにより、前記サブクラスに関する前記情報を獲得する、ことを特徴とするテレビジョン装置。
  10. 請求項9に記載のテレビジョン装置において、
    前記クラスは、
    前記第3のデータワードにより表され情報が、前記テレビジョン信号に現在含まれているテレビジョンプログラム情報に関連することを表す現在プログラムクラスと、
    前記第3のデータワードにより表され情報が、前記テレビジョン信号に将来含まれるテレビジョンプログラム情報に関連することを表す将来プログラムクラスと、
    のうちのいずれか一方のクラスを備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  11. 請求項10に記載のテレビジョン装置において、
    前記第3のデータワードにより表され情報は、前記テレビジョンプログラム情報に関する情報を備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  12. 請求項11に記載のテレビジョン装置において、
    前記テレビジョン信号は、連続したフィールドにおいて編成されるラインインターバルに分割され、
    前記第1のデータワードおよび前記第2のデータワードは、前記フィールドのうちの1つのフィールドにおいて、前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で連続して生起し、
    前記第3のデータワードは、前記フィールドのうちの前記1つのフィールドとは別の1つのフィールドにおいて前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で生起することを特徴とするテレビジョン装置。
  13. 請求項12に記載のテレビジョン装置において、
    前記第1,第2および第3のデータワードは、それぞれ、第1,第2および第3のデータバイトを備え、
    前記第1および第2のデータバイトは、それぞれ、非ASCIIフォーマットで符号化され、
    前記第3のデータバイトは、英数字を表すためASCIIフォーマットで符号化されていることを特徴とするテレビジョン装置。
  14. テレビジョンプログラム情報と、データパケットに含まれ、前記データパケットでの指示による順番で連続して生起する第1,第2および第3のデータワードを含む複数のデータワードを有する補助情報とを含んだテレビジョン信号を受信する受信手段と、
    前記第1のデータワードを処理することにより、前記第3のデータワードの処理を制御するための制御情報を決定すると共に、前記第3のデータワードにより表され情報と関連付けがしてある前記テレビジョンプログラム情報のクラスを決定する処理手段と、
    を具備したテレビジョン装置であって、
    前記処理手段は、前記第2のデータワードを処理することにより、前記クラスのサブクラスを決定し、さらに前記処理手段は、前記第3のデータワードを処理することにより、前記サブクラスに関する前記情報を獲得する、ことを特徴とするテレビジョン装置。
  15. 請求項14に記載のテレビジョン装置において、
    前記クラスは、
    前記第3のデータワードにより表され情報が、前記テレビジョン信号に現在含まれているテレビジョンプログラム情報に関連することを表す現在プログラムクラスと、
    前記第3のデータワードにより表され情報が、前記テレビジョン信号に将来含まれるテレビジョンプログラム情報に関連することを表す将来プログラムクラスと、
    のうちのいずれか一方のクラスを備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  16. 請求項15に記載のテレビジョン装置において、
    前記第3のデータワードにより表され情報は、ディスプレイ装置に映出される前記テレビジョンプログラム情報に関する情報を備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  17. 請求項16に記載のテレビジョン装置において、
    前記テレビジョン信号は、連続したフィールドにおいて編成されるラインインターバルに分割され、
    前記第1のデータワードおよび前記第2のデータワードは、前記フィールドのうちの1つのフィールドにおいて、前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバルで連続して生起し、
    前記第3のデータワードは、前記フィールドのうちの前記1つのフィールドとは別の1つのフィールドにおいて前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で生起することを特徴とするテレビジョン装置。
  18. 請求項17に記載のテレビジョン装置において、
    前記第1,第2および第3のデータワードは、それぞれ、前記第1,第2および第3のデータバイトを備え、
    前記第1および第2のデータバイトは、それぞれ、非ASCIIフォーマットで符号化され、
    前記第3のデータバイトは、英数字を表すためASCIIフォーマットで符号化されていることを特徴とするテレビジョン装置。
  19. 連続したフィールドにおいて編成されるラインインターバルに分割されるテレビジョン信号を受信する受信手段であって、前記テレビジョン信号は、テレビジョンプログラム情報と、ひとつのデータパケットにおいて編成される複数のデータバイトを含んだ補助情報とを有しており、前記複数のデータバイトは、前記データパケットで指示された順序で連続して生起する第1,第2および第3のデータバイトを含んでおり、前記第1および第2のデータバイトは、前記フィールドのうちの1つのフィールドにおいて前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で連続して生起し、前記第3のデータバイトは、前記フィールドのうちの前記1つのフィールドとは別の1つのフィールドにおいて前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で生起する、受信手段と、
    前記第1のデータバイトを処理することにより、前記第3のデータバイトの処理を制御するための制御情報を決定すると共に、前記第3のデータバイトに含まれている情報と関連付けがしてある前記テレビジョンプログラム情報のクラスを決定する処理手段と、
    を具備したテレビジョン装置であって、
    前記処理手段は、前記第2のデータバイトを処理することにより、前記クラスのサブクラスを決定し、さらに前記処理手段は、前記第3のデータバイトを処理することにより、前記サブクラスに関する前記情報を獲得する、ことを特徴とするテレビジョン装置。
  20. 請求項19に記載のテレビジョン装置において、
    前記情報のクラスは、
    前記第3のデータバイトにより表され情報が、前記テレビジョン信号に現在含まれているテレビジョンプログラム情報に関連することを表す現在プログラムクラスと、
    前記第3データバイトにより表され情報が、前記テレビジョン信号に将来含まれるテレビジョンプログラム情報に関連することを表す将来プログラムクラスと、
    のうちのいずれか一方のクラスを備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  21. 請求項20に記載のテレビジョン装置において、
    前記第3のデータバイトにより表され情報は、ディスプレイ装置に映出される前記テレビジョンプログラム情報に関する情報を備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  22. 請求項21に記載のテレビジョン装置において、
    前記テレビジョン信号は、連続したフィールドにおいて編成されるラインインターバルに分割され、
    前記第1および第2のデータバイトは、前記フィールドのうちの1つのフィールドにおいて、前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバルで連続して生起し、
    前記第3のデータバイトは、前記フィールドのうちの前記1つのフィールドとは別の1つのフィールドにおいて前記ラインインターバルのうちの1つのラインインターバル中で生起することを特徴とするテレビジョン装置。
  23. 請求項22に記載のテレビジョン装置において、
    前記第1,第2および第3のデータワードは、それぞれ、第1,第2および第3のデータバイトを備え、
    前記第1および第2のデータバイトは、それぞれ、非ASCIIフォーマットで符号化され、
    前記第3のデータバイトは、英数字を表すためASCIIフォーマットで符号化されていることを特徴とするテレビジョン装置。
  24. テレビジョンプログラム情報と、データパケットに含まれている複数のデータワードを含んでいる補助情報とを有するテレビジョン信号を処理する方法において、
    前記テレビジョン信号を受信するステップと、
    前記データワードのうちの第1のデータワードを処理することにより、前記データワードの処理を制御するための制御情報を決定するステップと、
    前記データワードの第1のデータワードを処理することにより、前記データワードに含まれている情報と関連付けをした前記テレビジョンプログラム情報のクラスを決定するステップと、
    前記データワードのうちの第2のデータワードを処理することにより、前記データワードに含まれている情報と関連付けをした前記テレビジョンプログラム情報のサブクラスを決定するステップと、
    を備えたことを特徴とする方法。
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