JP3807826B2 - 電子時刻表取得端末および電子時刻表システム - Google Patents

電子時刻表取得端末および電子時刻表システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子時刻表取得端末および電子時刻表システムに関し、より詳細には、交通機関(電車,バス等)の時刻表を表示するシステムに関し、特に時刻表を電子化された時刻表データとして受信して表示する時刻表取得端末および電子時刻表システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
以下に、交通機関の時刻表情報を得る技術に関する従来の技術例を示す。
(1)特開平9−91587号公報
PHSを利用し、発呼者の存在するゾーンに存在する最寄り駅の情報並びに列車情報をデータサービスセンターより入手し、目的地までの交通機関・乗り継ぎ・所用時間の情報を得る技術。しかしながら、本技術の場合、使用する端末がPHSに限られ、利用者が限定される。また、PHSにより発呼したゾーンにおける便利性を追及しており、ゾーン外での便利性が低く、例えば遠隔地における時刻表情報を得ることができない。
(2)特開平9−81804号公報
ワイヤレス定期券を利用し、利用者が自動改札を通過する際に、列車情報などを記録し、利用者に随時通知できる技術で、利用者が特別な行動を起こさずに利用区間の情報を入手できるという面で利用価値が高い。しかしながら、利用者にとって情報の選択ができず、不要な情報も多く入手してしまう。また、利用区間外の情報を入手できないため、遠隔地における時刻表情報を得ることができない。
(3)特開平9−6579号公報
現在の時刻を元に、あらかじめ用意された交通機関の時刻情報と照らし合わせ、利用者にとって便利な情報をテレビなどの他の映像に挿入して表示する技術。交通機関をこれから利用する場合、特に住居などの場所が固定された場合に利用者にとって便利性が高い。しかしながら、利用者が移動している場合の便利性がない。
(4)特開平5−108902号公報
主装置が発信した時刻表データを読み取り手段が読み取り、それを表示する装置。本技術は読み取られる情報の選択を利用者がすることができず、利用者にとって不要な情報を多く含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、交通機関(電車,バス,航空機,船舶等)の時刻表は駅,停留所等において掲示されるか、印刷物として配布等されて利用者に知らされている。これらの時刻表が掲示されている場合には、利用者は駅や停留所等に行き、時刻表を記憶するか、または、紙に書留め、参照する。また、印刷物として時刻表が配布されている場合、利用者はその印刷物を入手し、これを携帯して必要な時に参照する。
しかし、このような時刻表の利用方法には、下記のような問題点がある。
1.時刻表が掲示されている場合、
・利用者はその掲示場所まで行かなければ電車等の発車時刻を確認できない。
・時刻表の書写しに時間と手間を要する。
・時刻表の改正時には同様な動作を繰り返す必要があり、時刻表の入手がタイムリーにできない。
2.時刻表が印刷物として配布されている場合、
・数量不足によって利用者が時刻表を入手する事が出来ない場合がある。
・配布に際しては配布要員・販売要員等が必要である。
・複数の駅・停留所の時刻表の入手がタイムリーにできない。
・特に冊子形式の時刻表を配布する場合、紙を多く使用するために、森林資源を消費する。
・特に冊子形式の時刻表を配布する場合、保管の場所を必要とする。
・印刷に多くのエネルギーとコストがかかる。
【0004】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、時刻表の配布要員等が不要であり、利用者が必要なときに必要な時刻表を入手でき、森林資源やエネルギーの消費が少なく、小型でコンパクトな端末により時刻表の入手及び表示が可能な電子時刻表取得端末および電子時刻表システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置に接続された電子時刻表取得端末であって、時刻表データを保持する記憶手段と、前記時刻表データに含まれる運行種別データ,行先データ,及び経由データの組み合わせをインデックス項目としてシリアル番号と対応付けて作成したインデックスを記憶するインデックス記憶手段と、前記シリアル番号に対応付けられる記号を記憶する記号記憶手段と、時刻表データの指定を受け付ける受付手段と、前記時刻表情報提供装置から前記時刻表データと、該時刻表データのうち、運行時刻を表す時刻データに前記シリアル番号を付加した情報とを取り込む時刻表情報取込手段と、前記受付手段からの指定に応じて時刻表データを前記記憶手段または前記時刻表情報提供装置のいずれかから取得するとともに、時刻表データの取得先が前記時刻表情報提供装置である場合は当該時刻表データを前記記憶手段に格納する情報処理手段と、前記受付手段からの指定に応じて取得した時刻表データを表示する表示手段とを具備し、前記表示手段は、前記インデックス記憶手段と前記記号記憶手段とを参照して、前記時刻表情報取込手段で取り込んだ時刻表データと、前記時刻表データのうちの時刻データの各々に対応して設定される付記スペースに該時刻データに対応する前記記号を表示するとともに、前記インデックス項目と前記記号との対応付けを表示することを特徴としたものである。
【0008】
請求項の発明は、時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置に接続された電子時刻表取得端末であって、時刻表データを保持する記憶手段と、前記時刻表データに含まれる運行種別データ,行先データ,及び経由データの3種類のデータごとに、該3種類のデータのいずれかをインデックス項目としてシリアル番号と対応付けて作成した3種類のインデックスを記憶するインデックス記憶手段と、前記シリアル番号に対応付けられる記号を記憶する記号記憶手段と、時刻表データの指定を受け付ける受付手段と、前記時刻表情報提供装置から前記時刻表データと、該時刻表データのうち、運行時刻を表す時刻データに前記3種類のインデックスのそれぞれから抽出した3つの前記シリアル番号を付加した情報とを取り込む時刻表情報取込手段と、前記受付手段からの指定に応じて時刻表データを前記記憶手段または前記時刻表情報提供装置のいずれかから取得するとともに、時刻表データの取得先が前記時刻表情報提供装置である場合は当該時刻表データを前記記憶手段に格納する情報処理手段と、前記受付手段からの指定に応じて取得した時刻表データを表示する表示手段とを具備し、前記表示手段は、前記インデックス記憶手段と前記記号記憶手段とを参照して、前記時刻表情報取込手段で取り込んだ時刻表データと、前記時刻表データのうちの時刻データの各々に対応して設定される付記スペースに該時刻データに対応する前記記号を表示するとともに、前記インデックス項目と前記記号との対応付けを表示することを特徴としたものである。
【0010】
請求項の発明は、請求項1または2に記載の電子時刻表取得端末と、時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置とを接続した電子時刻表システムであって、複数の前記時刻表情報提供装置は互いに回線で接続され、特定の前記時刻表情報提供装置で更新される時刻表データを他の前記時刻表情報提供装置が共有できるように構成されることを特徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による電子時刻表システムの実施形態を添付された図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明による電子時刻表システムの一実施形態を説明するためのブロック図で、図中、10は時刻表情報提供装置、20は端末、21は時刻表情報取込装置、22は情報処理装置、23は表示装置、24は記憶装置である。
時刻表データが保存されている時刻表情報提供装置10は、時刻表情報を適切に表示する端末20と物理的に位置が離れている。この端末20には時刻表情報提供装置10から時刻表データを取り込む時刻表情報取込装置21と、情報の取込,表示の際に設問や設問の回答に対する入出力を管理する情報処理装置22と、データの取り込み時や出力時に使用する表示装置23と、一時的あるいは常時時刻表データを保存する記憶装置24とから構成される。
【0012】
利用者が時刻表情報を端末20上で指定することにより、時刻表情報提供装置10から時刻表データを入手するか、あるいは端末20内の記憶装置24から時刻表データを読み出し、得られた時刻表データにより、情報を表示させる。この場合、時刻表データは文字列であっても、所定のフォーマットを持つデータであっても、リーフレットベースで配布される時刻表をスキャナで読み込んだ画像情報であっても構わない。このような電子時刻表システムは鉄道のみならず、バス,船舶,航空機などの交通機関に適用できる。
【0013】
図2は、本発明の電子時刻表システムにおける時刻表データを表示するまでの動作の一例を説明するための図である。以下、この図2に従って、図1のブロックを参照しながら説明する。ここで説明する電子時刻表システムは、例えば、利用者がXXX線の○○○駅の時刻表を知りたい場合に、端末20が例えばPHS,携帯電話,モデム,ネットワーク等を使用できる非接触通信機能を有し、端末20が常時情報を保持するメモリカードを記憶装置24として装着しているものとする。
【0014】
まず、端末電源をONし、端末20が使用できる状態になり、情報処理装置22が初期状態であることを表示する。表示できる時刻表データとしては、新規に情報提供装置10から取り込む内容か、またはメモリカード内に貯えられている内容かの2種類が存在するため、情報処理装置22はいずれの情報を利用するか確認するメッセージを表示装置23に表示する。もし、メモリカード内に貯えられていない新規の時刻表データにより情報を得ようとする場合は、例えば電話機能を使い時刻表情報提供装置10に接続する。接続後に時刻表情報提供装置10で時刻表データを指定するためのシーケンスが動作し、設問情報を端末20に送信する。端末20はこの設問情報を表示装置23上に表示する。図3に、表示装置に表示された設問情報の一例を示す。
【0015】
表示された設問に対し、利用者は端末20上でその回答を行い、結果を時刻表情報提供装置10に通信機能を用いて送信する。これを受信した時刻表情報提供装置10より利用者の希望する時刻表データを端末20に送信する。端末20は受信した時刻表データを適当に処理し、所定の形式で表示装置23に表示する。一方、得られた時刻表データが端末20にとって新規な情報であることを情報処理装置22が認識し、必要によってメモリカードに書き込む。この書き込みは、新規データの取得時やデータの更新時に選択的に行われる。
【0016】
時刻表情報提供装置10との交信は、ここでは1つの時刻表情報提供装置10を指定するものとしたが、時刻表データを提供する時刻表情報提供装置10が複数(例えば鉄道会社ごと)に存在する場合、これら複数の時刻表情報提供装置10を回線によってつなぐことで、利用者が接続する時刻表情報提供装置10が数少なくてすむようになり、欲しい情報を入手するための利用者の負担は極力低減される。
【0017】
時刻表情報提供装置10からの情報提供手段としては、インターネットからのダウンロード,電話サービスなども適用できることは言うまでもない。さらに端末20に対する時刻表情報の提供は、上述したような通信機能を使わなくとも、時刻表情報提供装置10によりメモリカードに時刻表データを直接書き込むようにすることも可能である。この場合は、例えば、時刻表情報提供装置10に設けられたディスプレイ上に設問を表示し、入力手段を設けることで利用者と対話的な情報取得操作を実現できる。もし、端末20の内部にメモリカードが存在しない場合、利用者は一時記憶装置によって、入手した時刻表データのみを参照する。
【0018】
また、実際に利用者は時刻表情報を得たい路線名を記憶していない場合などがあるため、設問によっては、必ずしも目的の路線・駅名を指定できない場合もある。このような場合に、時刻表情報提供装置10側でデータ検索機能をもたせることで、インタフェースのよい情報入手手段を利用者に提供できる。検索機能は、時刻表情報提供装置10に接続後に前述したごとくの駅名や停留所名を指定する設問データと同様に他の幾つかの設問データが時刻表情報提供装置10より端末20に送信され、設問データに基づく設問内容が表示部23に表示される。利用者はこの設問に対する回答を入力し、回答を時刻表情報提供装置10に送信する。すると回答に対応して情報提供装置10が駅名や停留所名などを確定する。設問に対する回答方式を選択方式にしておけば端末20側ではマウスやトグル等を用いて選択入力ができるので、利用者にとって扱いやすいものとなる。
【0019】
一般的に利用者が時刻表情報を欲しい時には、例えば、旅行などのスケジュールを検討しているときや、帰宅・外出時の交通機関の参照として、あるいは交通機関を乗り継ぐ場合の参照として利用したいときなど、利用者が移動しようとする時にその要求頻度が高い。本発明の機能は、ソフト的にも実現可能であるため、例えばOS(オペレーションシステム)が載っているような携帯端末に対してソフトウェアとして提供できる。時刻表情報提供装置10から得る情報を限定して、情報量を低減すれば(たとえばXXX線の○○○駅△△△方面の終電情報)、携帯電話などの小さな表示装置にも表示できる。したがって端末20として移動通信装置(PHS,携帯電話,携帯端末,携帯Fax等)を用いた場合、利用者の情報の入手場所を選ばないため、便利性が一段と向上する。
【0020】
時刻表情報提供装置10より提供される時刻表データには、最低限、交通機関種別データ(バス・鉄道…),路線名データ(東西線・JR根岸線…),運行種別データ(特急・快速・急行…),行先データ(西船橋・大手町…),経由データ(○○○経由),駅名データ(大手町、…),運行方向(上り・下り)が必要である。このときに少なくともこれらデータの1つ以上を文字情報として端末に記憶させることにより、文字情報が画像情報に比べ少ないデータ量であることから、通信する場合に転送時間を短くする事ができる。また、文字情報はソフトウェア的にはそれぞれの文字認識がコードにより行われるため、このコードを用いて検索やソートを容易に行うことができる。このような転送時は文字情報を直接的な文字情報として扱うだけでなく、圧縮してバイナリ情報としたり、直接的に解読できない暗号文字情報としてもよい。端末上で展開される状態において文字情報となっていればよい。
【0021】
一般的な時刻表には図4及び図5に示すように、時刻データ(発車時刻データ・停留時刻など)に運行種別,行き先,経由(今後、これら3つを単に種別と呼ぶ)が表示されている。これら項目は、駅・路線・交通機関によってまちまちであり、一貫していない。
図4及び図5に示すような時刻表は、図6(A)〜図6(C)のように上記3つの種別を組み合わせた表として定義する事ができる。図6(A)及び図6(B)はそれぞれ図4,図5に対応して設定されたインデックスの例であり、図6(C)はバスなどで利用される経由地情報を含むインデックスである。対象が鉄道であってもバスであっても本発明の動作は同じであるので、鉄道を仮定して説明を進める。種別インデックスの表の上から順にシリアル番号(インデックス番号)をふり、組み合わせ内容の詳細を対応付け、種別を示すインデックスデータとして端末に転送する。一方、図6(D)に示すように時刻表の時刻データにはそれぞれ、上記のインデックス番号を1つづつ付加して転送する。図6の(D)に示す時刻データの構成は〈発車時刻−インデックス番号〉としているが、そのフォーマットを限定するものではない。
【0022】
図7及び図8は、図6(D)に示す時刻データに基づく端末における表示例を示す図である。
端末側では受け取ったインデックス番号に対応する複数の記号(図7,図8に示す△,○等の記号)と、表示画面上の時刻データ上に前述の記号を表示する付記スペース(図7,図8中の時刻データテーブルの時刻表示の上の欄)とを用意しておき、インデックス番号に対応する内容と前述の記号とを表示し、その記号を付記スペースに1つ付ける。このような画像構成とすることにより、まちまちであった時刻表の種別を一貫して同じフォーマットで表示装置に表示できるようになる。もちろん付記スペースの表示上のレイアウトはこの実施例に限定されるものではない。
【0023】
ここで用いるインデックス番号は便宜的に使用されるものであり、端末側では分類したインデックス内容とその送信する順番とを対応付けることができるようにしておけば、インデックスデータを転送する際、インデックス番号は転送せずに、種別のデータ数と内容を転送することにより端末でインデックスを作成することも可能である。
【0024】
また、路線と交通機関によっては、上記組み合わせが非常に多くなる場合がある。このときには図9の(A),(B),及び(C)に示すよう各種別ごとにインデックス化し、インデックスデータとして端末に転送する。さらに、図9(D)に示すように時刻データにインデックス番号を複数付加して送信する。図9(D)に示す時刻データの構造は〈発車時刻−行き先インデックス,運行種別インデックス,経由インデックス〉としているが、ここでも図6に示すデータ形態と同様に時刻データのフォーマットは限定されず、また、インデックスデータの転送時にインデックス番号を転送しなくてもよい。データを受け取った端末では、表示画面上にそれぞれの種別ごとに付記スペースを用意し、受信したインデックス番号を端末側で予め決められている記号に置き換え、その記号をそれぞれの付記スペースに表示する。この場合、図10に示すごとくにインデックス番号を端末側の情報処理装置で適当に1つの文字列に記号化(たとえばXXXX−257であれば“B5”)して1つの付記スペースに表示してもよい。これら構成により利用者にとってより見やすい情報となる。
【0025】
上述してきた実施形態においては、扱うデータが電子情報なので、たとえば、○○〜××が不通であることのお知らせや、各種広告などの情報を時刻表情報として合わせて転送するために、これら付加情報に特定のタグをつけ、端末側の情報処理装置が認識できるようにし、この情報を表示部の所定の領域に付記することで、利用者にとって便利な情報も一緒に提供できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者と時刻表情報提供装置の間で時刻表の配布が行われ、利用者が必要なときに、選択的に必要な時刻表を少ない労力で入手できるため、時刻表の配布要員等が不要で、使い勝手のよい時刻表入手システムを提供できる。
また、紙を使わないシステムであるため、森林資源の消費やエネルギーの消費を低減できるとともに、時刻表の保管スペースを低減でき、小型でコンパクトな時刻表の入力及び表示システムを提供できる。
さらに、電子情報であるため、情報提供元からの必要なお知らせ情報を時刻表に合わせて転送でき、利用者及び情報提供元の便利性が向上する。
【0027】
また、表示するデータのために使用される記憶媒体が一時メモリであるため、装置を小型にかつ低コストで提供することができる。
また、端末への情報の保存ができないため、データの著作権保護が可能になる。
【0028】
また、データがメモリカードにより提供できるため、利用者が必要に応じて必要なデータの更新をする事が可能になる。
また、データが端末内部存在するため、利用者の移動時でも、また利用者の場所を選ばずに、利用者が必要な情報を参照できる。
また、通信機器を持たなくても、データのオフライン更新が可能になる。
【0029】
また、情報センター的役割をもつ時刻表情報提供装置を形成する事ができ、利用者側は接続個所を少なくすることができ、時刻情報入手を合理的に行うことができる。
また、利用者が1個所の時刻表情報提供装置に行ったりまたは接続するだけで、利用者が任意の駅・停留所の時刻表を複数入手でき、一段と少ない労力で時刻表を入手できる。
【0030】
また、転送されるデータにおける、運行種別,行き先,経由の種別データを組み合わせて、1つのシリアルナンバーのインデックスと対応づけて転送する事で、フォーマットがまちまちである従来の時刻表を1つの形式化されたフォーマットで利用者に提供して参照させることが可能になる。
また、端末の表示形態もこの情報に対応させる事で、利用者にとってもわかりやすい表示となる。
【0031】
さらに、転送されるデータにおける、運行種別,行き先,経由の種別データのそれぞれを1つのシリアルナンバーのインデックスと対応づけて転送する事で、フォーマットがまちまちである従来の時刻表を1つの形式化されたフォーマットで利用者に提供して参照させることが可能になる。
また、種別が分別化され、端末の表示もこの情報に対応させる事で、利用者にとっても一段とわかりやすい表示となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子時刻表システムの一実施形態を説明するためのブロック図である。
【図2】 本発明の電子時刻表システムにおける時刻表データを表示するまでの動作の一例を説明するための図である。
【図3】 表示装置に表示された設問情報の一例を示す図である。
【図4】 本発明による電子時刻表システムを説明するための一般的な時刻表の一例を示す図である。
【図5】 本発明による電子時刻表システムを説明するための一般的な時刻表の他の例を示す図である。
【図6】 運行種別を組合せて作成した種別インデックスの構成例と端末に伝送する時刻データの構成例を示す図である。
【図7】 図6に示す時刻データに基づく端末における表示例を示す図である。
【図8】 図6に示す時刻データに基づく端末における他の表示例を示す図である。
【図9】 運行種別ごとに作成した種別インデックスの構成例と端末に伝送する時のデータの構成例を示す図である。
【図10】 図9に示す時刻データに基づく端末における表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…時刻表情報提供装置、20…端末、21…時刻表情報取込装置、22…情報処理装置、23…表示装置、24…記憶装置。

Claims (3)

  1. 時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置に接続された電子時刻表取得端末であって、時刻表データを保持する記憶手段と、前記時刻表データに含まれる運行種別データ,行先データ,及び経由データの組み合わせをインデックス項目としてシリアル番号と対応付けて作成したインデックスを記憶するインデックス記憶手段と、前記シリアル番号に対応付けられる記号を記憶する記号記憶手段と、時刻表データの指定を受け付ける受付手段と、前記時刻表情報提供装置から前記時刻表データと、該時刻表データのうち、運行時刻を表す時刻データに前記シリアル番号を付加した情報とを取り込む時刻表情報取込手段と、前記受付手段からの指定に応じて時刻表データを前記記憶手段または前記時刻表情報提供装置のいずれかから取得するとともに、時刻表データの取得先が前記時刻表情報提供装置である場合は当該時刻表データを前記記憶手段に格納する情報処理手段と、前記受付手段からの指定に応じて取得した時刻表データを表示する表示手段とを具備し、前記表示手段は、前記インデックス記憶手段と前記記号記憶手段とを参照して、前記時刻表情報取込手段で取り込んだ時刻表データと、前記時刻表データのうちの時刻データの各々に対応して設定される付記スペースに該時刻データに対応する前記記号を表示するとともに、前記インデックス項目と前記記号との対応付けを表示することを特徴とする電子時刻表取得端末。
  2. 時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置に接続された電子時刻表取得端末であって、時刻表データを保持する記憶手段と、前記時刻表データに含まれる運行種別データ,行先データ,及び経由データの3種類のデータごとに、該3種類のデータのいずれかをインデックス項目としてシリアル番号と対応付けて作成した3種類のインデックスを記憶するインデックス記憶手段と、前記シリアル番号に対応付けられる記号を記憶する記号記憶手段と、時刻表データの指定を受け付ける受付手段と、前記時刻表情報提供装置から前記時刻表データと、該時刻表データのうち、運行時刻を表す時刻データに前記3種類のインデックスのそれぞれから抽出した3つの前記シリアル番号を付加した情報とを取り込む時刻表情報取込手段と、前記受付手段からの指定に応じて時刻表データを前記記憶手段または前記時刻表情報提供装置のいずれかから取得するとともに、時刻表データの取得先が前記時刻表情報提供装置である場合は当該時刻表データを前記記憶手段に格納する情報処理手段と、前記受付手段からの指定に応じて取得した時刻表データを表示する表示手段とを具備し、前記表示手段は、前記インデックス記憶手段と前記記号記憶手段とを参照して、前記時刻表情報取込手段で取り込んだ時刻表データと、前記時刻表データのうちの時刻データの各々に対応して設定される付記スペースに該時刻データに対応する前記記号を表示するとともに、前記インデックス項目と前記記号との対応付けを表示することを特徴とする電子時刻表取得端末。
  3. 請求項1または2に記載の電子時刻表取得端末と、時刻表データを電子情報として提供する時刻表情報提供装置とを接続した電子時刻表システムであって、複数の前記時刻表情報提供装置は互いに回線で接続され、特定の前記時刻表情報提供装置で更新される時刻表データを他の前記時刻表情報提供装置が共有できるように構成されることを特徴とする電子時刻表システム。
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