JP3804694B2 - 放送受信許可制御方法および無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、有料放送受信機との共用に好適な、無線通信装置および有料放送の放送受信許可制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の有料ラジオ放送受信機は、一般に、図4に示すように構成される。
即ち、図4において、スーパーヘテロダイン方式のラジオ受信機10のアンテナ11により受信されたRF放送信号は、RF受信処理回路12においてIF信号に変換され、検波回路13に供給されて、復調される。
【0003】
有料放送番組の受信時には、検波回路13の復調出力がID検出回路14に供給されて、ユーザID信号が検出され、検出されたユーザID情報とラジオ受信機10のID情報とが一致したとき、ID検出回路14の検出出力が、制御信号として、スイッチ15に供給されて、このスイッチ15が閉成される。これにより、検波回路13の復調出力がスピーカ16に供給されて、このスピーカ16から、有料ラジオ番組の音声が放声される。
【0004】
なお、有料放送では、放送局側で、番組ごとにID情報が予め設定され、各ユーザ端末の利用登録や、その利用料金支払い状況などによって、放送局側から、例えば、周波数多重形式で、ユーザID情報や番組ID情報が送出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述のような従来の有料ラジオ放送受信機には、次のような問題があった。
a.放送局(放送事業者)側では、放送信号と共に、ユーザIDを常時送出する必要があり、また、全ユーザのIDを繰り返し正しく送出し続けなければならないので、所要の全ID情報量が膨大になる。
b.ユーザ側は、ID信号を受信できるまで、例えば、数時間以上、所望の放送番組を受信できない場合がある。
c.個々のユーザIDの受信ミスがあっても、全ID情報量が膨大であるため、すぐには再送されず、放送システムの信頼性の点で難がある。
【0006】
かかる点に鑑み、この発明の目的は、有料放送局側から伝送される受信許可識別情報を、ユーザ側で、短時間で、確実に検出することができて、識別信号検出までの所要時間が格段に短縮される放送受信許可制御方法およびこの方法に使用する無線通信装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明による放送受信許可制御方法は、
放送局側から送られてくる無線通信装置に固有の識別情報が、自装置の識別情報と一致したときに有料放送を受信する状態となると共に、公衆無線回線を通じて通話を行う機能を備える無線通信装置に対して、前記有料放送の受信許可制御を行うようにする放送受信許可制御方法であって、
前記無線通信装置が前記公衆無線回線を通じて任意の相手方と通話をしているときに、前記公衆無線回線の基地局が、前記無線通信装置に対して、前記識別情報を送信する工程と、
前記無線通信装置が前記基地局から送られてくる前記識別情報を検出して取得する工程と、
前記無線通信装置が、取得した前記識別情報と、前記自装置の識別情報とを比較して両者が一致しているときに前記有料放送を受信する工程と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
また、この発明による無線通信装置は、
公衆無線回線を通じて通話を行うための無線電話部と、
放送局側から送られてくる有料放送を受信するための放送受信部と、
前記公衆無線回線を通じて任意の相手方と通話をしているときに、前記公衆無線回線の基地局から送られてくる無線通信装置の識別情報を検出して取得する手段と、
前記取得した前記無線通信装置の識別情報と、自装置の識別情報とを比較して両者が一致しているときに、前記放送受信部で前記有料放送を受信するように制御する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
以上の構成のこの発明によれば、放送受信許可情報は、無線通信装置での公衆無線回線を通じての任意の相手との間の通話時に、公衆無線回線の基地局から送られてくる。無線通信装置は、この基地局から送られてくる放送受信許可情報を検出して取得し、有料放送の受信に用いることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の前提として、有料放送局側からは、登録された全てのユーザに対する、各番組の放送受信許可情報が、無線電話会社の中央制御局に伝送され、基地局と公衆無線回線とを通じて、後出図3に示すような、番組ごとの放送受信許可情報が、個々のユーザが所持する無線通信装置に並列的に伝送される。
この放送受信許可情報の内容は、図3に示すように、受信許可情報識別子、許可情報内容長、ユーザID、許可放送番組ID、許可期限情報などであって、受信許可情報の情報量が大きい場合は、受信許可情報識別子などにパケット番号を入れて、パケット化して伝送される。
【0011】
この場合、ユーザIDとしては、各ユーザが所持する無線通信装置のIDが用いられる。
また、放送受信許可情報は、ユーザが、それぞれの無線通信装置を用いて不特定の相手方と通話した際に、自動的に伝送されるように、無線電話会社によるサービスが行われる。
【0012】
[実施の形態]
以下、図1を参照しながら、この発明による無線通信装置の実施の形態について説明する。
【0013】
この発明の実施の形態の構成を図1に示す。この図1において、前出図4に対応する部分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0014】
図1の実施の形態の無線通信装置は、衛星ラジオ放送に対応するラジオ受信部10Rと、公衆無線回線に対応する無線電話部20とを含んで構成される。
なお、図1の実施の形態では、ラジオ放送と無線電話の周波数帯は、同一アンテナの共用が可能な範囲に設定されているものとする。
【0015】
図1において、スーパーヘテロダイン方式のラジオ受信部10Rでは、アンテナ11により受信されたラジオ放送信号が、RF受信処理回路12においてIF信号に変換され、検波回路13に供給されて、復調される。
図1の実施の形態では、検波回路13の復調出力が、切換えスイッチ17のr側固定接点と可動接点とを通じて、スピーカ16に供給される。
【0016】
一方、無線電話部20では、公衆無線電話網の基地局(図示は省略)から送信され、ラジオ受信部10Rと共通のアンテナ11で受信されたRF信号が、スーパーヘテロダイン方式のRF受信処理回路21rでIF信号に変換され、復調回路22に供給されて、復調される。復調回路22の復調出力は、チャネルコーデック回路23に供給されて、パケット分解される。
【0017】
チャネルコーデック回路23から出力される受信音声データは、ボイスコーデック回路24に供給されて、音声信号に変換され、この音声信号が、切換えスイッチ17のp側固定接点と可動接点とを通じて、スピーカ16に供給される。
【0018】
送話状態では、マイクロホン(送話器)25からの音声信号が、上述の受信音声信号と逆に、ボイスコーデック回路24に供給されて音声データに変換され、この音声データがチャネルコーデック回路23に供給されて、所定のパケット形式に変換される。
このチャネルコーデック回路23には、ダイヤルキー26が接続される。
【0019】
チャネルコーデック回路23から出力される送信音声データおよび制御データは、変調回路27に供給されて、被変調搬送信号に変換され、RF送信回路21tに供給されて、適宜のチャネルの被変調RF信号に変換され、アンテナ11を経て、基地局(図示は省略)に送信される。
【0020】
この基地局を介する通話時に、基地局からは、無線電話部20のユーザIDに基づき、前述のような、放送局側からの放送受信許可情報が自動的に送出される。
この放送受信許可情報は、無線電話部20のチャネルコーデック回路23から取り出され、ID検出回路28において検出される。
【0021】
そして、ID検出回路28の検出出力が、制御信号として、切換えスイッチ17に供給される。
通常の通話時には、この切換えスイッチ17の可動接点が、図1に実線で示すように、p側固定接点に接続されるが、ID検出回路28の検出出力により、図1に破線で示すように、r側固定接点に切り換えられる。
【0022】
こうして、有料放送の受信が可能な状態になり、ラジオ受信部10Rの検波回路13の復調出力がスピーカ16に供給されて、このスピーカ16から、有料番組の音声が放声される。
【0023】
また、ID検出回路28で取り出された放送受信許可情報は、不揮発メモリ29に取り込まれる。
前述のように、公衆無線電話網を介して、有料ラジオ放送のユーザごとに伝送される、放送受信許可情報には、許可期限情報が含まれるので、放送受信許可情報を不揮発メモリ29に取り込んでおくことにより、無線電話部20の通信後に電源が遮断されても、次回の放送受信時には、ラジオ受信部10Rの受信機能を動作させることができる。
【0024】
更に、図1の実施の形態では、受信許可ID情報の受信後、ID検出回路28から、音声メッセージSmsの形で、受信許可情報がボイスコーデック回路24に入力される。
これにより、スピーカ16から、通話終了時点などに、放送受信の可能、期限切れまたは不許可などの情報を知らせることができる。
【0025】
そして、ID検出回路28からの受信許可情報は文字発生回路31にも供給されて、発生された文字情報が液晶表示装置32に表示される。
これにより、放送受信時にも、上述と同様な内容の情報を液晶表示装置32に表示することができる。
【0026】
図1の実施の形態では、有料ラジオ放送の放送受信許可情報の検出手段を無線電話部20に設け、通常の通話時に、公衆無線回線を介して、基地局から送信されてくる放送受信許可情報を検出すると共に、この検出出力により、有料ラジオ放送の受信機能を動作させるようにしたので、各ユーザ側では、放送受信許可情報を、自動的に、確実に認識することができると共に、個別に放送受信許可情報の検出を行なうため、従来の多重伝送に比べて、放送受信許可情報の検出のための所要時間が格段に短縮される。
【0027】
また、無線電話を長期間使用していなかった場合など、有料ラジオ放送が受信不能な時でも、不特定の相手方に電話をかけることにより、通話が終わった時点で、有料ラジオ放送の受信を再開することができる。
なお、相手方がフリーダイヤルにしてあれば、課金されることもない。
【0028】
一方、放送局側では、従来のように、放送信号に多重させて、ユーザID情報を繰り返し送出し続ける必要がなくなり、送出情報量が削減される。
【0029】
なお、放送局側から無線電話会社側に、ユーザIDと放送受信許可情報とを伝送する設備が必要になるが、放送会社と無線電話会社が同一の場合は、ID確認の処理に伴う構造基盤(インフラストラクチュア)を共有することができる。
【0030】
[他の実施の形態]
次に、図2を参照しながら、この発明による無線通信装置の他の実施の形態について説明する。
【0031】
この発明の他の実施の形態の構成を図2に示す。この図2において、前出図1に対応する部分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0032】
図2の実施の形態の無線通信装置は、衛星テレビジョン放送に対応するテレビジョン受信部10Vと、公衆無線回線に対応する無線電話部20Cとを含んで構成される。
なお、図2の実施の形態でも、前出図1の実施の形態の場合と同様に、テレビジョン放送と無線電話の周波数帯は、同一アンテナの共用が可能な範囲に設定されているものとする。
【0033】
図2において、スーパーヘテロダイン方式のテレビジョン受信部10Vでは、アンテナ11により受信されたラジオ放送信号が、RF受信処理回路12においてIF信号に変換され、検波回路13に供給されて、復調され、テレビジョン信号に変換される。
【0034】
図2の実施の形態では、検波回路13の復調出力が、ビデオデコーダ18と音声デコーダ19とに共通に供給されて、スクランブル解除や情報伸長などが行なわれ、映像信号と音声信号とがそれぞれ取り出される。
【0035】
音声デコーダ19からの音声信号は、切換えスイッチ17のv側固定接点と可動接点とを通じて、スピーカ16に供給される。
また、テレビジョン受信部10Vのビデオデコーダ18からの映像信号は、液晶表示素子(LCD)32に入力される。
【0036】
一方、無線電話部20Cでは、公衆無線電話網の基地局(図示は省略)から送信され、テレビジョン受信部10Vと共通のアンテナ11で受信されたRF信号が、スーパーヘテロダイン方式のRF受信処理回路21rでIF信号に変換され、復調回路22に供給されて、復調される。復調回路22の復調出力は、チャネルコーデック回路23に供給されて、パケット分解される。
【0037】
チャネルコーデック回路23から出力される受信音声データは、ボイスコーデック回路24に供給されて、音声信号に変換され、この音声信号が、切換えスイッチ17のp側固定接点と可動接点とを通じて、スピーカ16に供給される。
【0038】
送話状態では、マイクロホン(送話器)25からの音声信号が、上述の受信音声信号と逆に、ボイスコーデック回路24に供給されて音声データに変換され、この音声データがチャネルコーデック回路23に供給されて、所定のパケット形式に変換される。
このチャネルコーデック回路23には、ダイヤルキー26が接続される。
【0039】
チャネルコーデック回路23から出力される送信音声データおよび制御データは、変調回路27に供給されて、被変調搬送信号に変換され、RF送信回路21tに供給されて、適宜のチャネルの被変調RF信号に変換され、アンテナ11を経て、基地局に送信される。
【0040】
この基地局を介する通話時に、基地局からは、無線電話部20のユーザIDに基づき、前述のような、放送局側からの放送受信許可情報が自動的に送出される。
この放送受信許可情報は、無線電話部20のチャネルコーデック回路23から取り出され、ID検出回路28において検出される。
【0041】
そして、ID検出回路28の検出出力が、制御信号として、切換えスイッチ17に供給される。
通常の通話時には、この切換えスイッチ17の可動接点が、図2に実線で示すように、p側固定接点に接続されるが、ID検出回路28の検出出力により、図2に破線で示すように、r側固定接点に切り換えられる。
【0042】
こうして、有料テレビジョン放送の音声受信が可能な状態になり、テレビジョン受信部10Vの音声デコーダ19からのの音声信号がスピーカ16に供給されて、このスピーカ16から、有料番組の音声が放声される。
【0043】
そして、図2の実施の形態では、テレビジョン受信部10Vのビデオデコーダ18からの映像信号が入力される液晶表示素子(LCD)32にも、制御信号として、ID検出回路28の検出出力が供給され、表示の可否が制御される。
【0044】
表示が許可された場合は、有料テレビジョン放送の映像受信が可能な状態になり、ビデオデコーダ18からの映像信号が液晶表示素子32に表示される。
【0045】
更に、図2の実施の形態では、ID検出回路28の検出出力がCPU33に入力されて、このCPU33から、ビデオデコーダ18および音声デコーダ19に対して、放送受信の可否を知らせるための、ビデオおよび音声のメッセージ情報が供給される。
【0046】
これらのメッセージ情報は、ビデオデコーダ18および音声デコーダ19において、それぞれビデオ情報(文字情報など)および音声情報に変換されて、液晶表示素子32に表示されると共に、スピーカ16から放声される。
【0047】
なお、これらのメッセージ情報は、受信したテレビジョン放送の映像信号および音声信号にそれぞれ重畳して出力するようにしてもよい。
また、これらのメッセージ情報は、例えば、通話終了時点で、音声・文字のいずれか一方だけで、放送受信の可否を知らせ、あるいは、許可期限を表示するなど、出力タイミングや出力方法の変形が可能である。
【0048】
図2の実施の形態では、有料テレビジョン放送の放送受信許可情報の検出手段を無線電話部20Cに設け、通常の通話時に、公衆無線回線を介して、放送局側から伝送される、放送受信許可情報を検出すると共に、この検出出力により、有料テレビジョン放送の受信機能を動作させるようにしたので、各ユーザ側では、放送受信許可情報を、自動的に、確実に認識することができると共に、個別に放送受信許可情報の検出を行なうため、従来の多重伝送に比べて、放送受信許可情報の検出のための所要時間が格段に短縮される。
【0049】
また、図1の実施の形態と同様に、無線電話を長期間使用していなかった場合など、有料テレビジョン放送が受信不能な時でも、不特定の相手方に電話をかけることにより、通話が終わった時点で、有料テレビジョン放送の受信を再開することができる。
なお、相手方がフリーダイヤルにしてあれば、課金されることもない。
【0050】
一方、放送局側では、従来のように、放送信号に多重させて、ユーザID情報を繰り返し送出し続ける必要がなくなり、送出情報量が削減される。
【0051】
なお、放送局側から無線電話会社側に、ユーザIDと放送受信許可情報とを伝送する設備が必要になるが、放送会社と無線電話会社が同一の場合は、ID確認の処理に伴う構造基盤を共有することができる。
【0052】
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、それぞれ、放送受信部10R,10Vと、無線電話部20,20Cとで、アンテナ11とスピーカ16とを共用するようにしたが、それぞれを別々に設けてもよい。
【0053】
また、前述の実施の形態では、それぞれ、放送受信部10R,10Vと、無線電話部20,20Cとで、RF受信処理回路12や検波回路13と、RF受信処理回路21rや復調回路22とを別々に設けたが、これらを共通化してもよく、放送受信部10R,10Vの各検波回路13の動作を、無線電話部20,20CのID検出回路28の検出出力により、直接に制御するようにしてもよい。
【0054】
そして、ID検出回路28において、許可期限の情報を検出したときは、放送受信中などに、音声・文字の少なくとも一方で、有効期限をユーザに告知すると共に、その期限情報に基づき、許可期限に応じて受信制御を行なうこともできる。
【0055】
また、前述の実施の形態では、ID検出回路28に、タイマーや回数カウンタなどを持たせておくことにより、あるいは、CPU33に予め停止条件を記憶させておくことにより、許可期限の情報、もしくは、不許可情報を検出したときには、例えば、数日間や数回などの一定期間の不許可受信を許容させることもできる。
この場合も、音声・文字の少なくとも一方で、期限切れをユーザに告知することができる。
【0056】
なお、許可期限情報の中に、時間情報や、現在日時も入れておくことにより、端末側で、時間毎の正確な受信制御をすることができると共に、端末側の時計の時刻表示に拘わらず、正確な時刻での受信制御ができる。
【0057】
また、許可期限情報の中に、上述のような停止条件を入れておくことにより、端末側でその情報を読み取って、CPU33の動作条件を設定し、受信期限の制御を行なうこともできる。
【0058】
更に、前述の実施の形態では、放送受信部10R,10Vと、無線電話部20,20Cとを一体に構成したが、無線通信装置と放送受信装置とを別体に構成すると共に、適宜に設けた局部通信手段を介して、無線通信装置側で検出した放送受信許可情報を、放送受信装置側に伝送することにより、前述の実施の形態と全く同様に動作させることができて、同様の効果を奏する。
【0059】
また、前述の実施の形態では、それぞれ無線電話機に有料放送の受信機能を持たせるようにしたが、無線通信装置として、入力および制御用のキーボードを備え、文字による通信を行う、携帯情報端末を用いてもよい。
【0060】
また、無線電話機や、携帯情報端末の位置登録時に、放送局側からの受信許可識別信号の受信を行えば、特に電話をかける必要はなく、ほぼリアルタイムでの受信制御も可能となる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、放送局側からの放送受信許可情報は無線通信回線の基地局から無線通信装置の任意の相手との通話時に自動的に送信するようにしたので、無線通信装置では、短時間で、確実に放送受信許可情報を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による無線通信装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明を説明するための概念図である。
【図4】従来の有料ラジオ放送受信機の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10R…衛星ラジオ放送受信機、10V…衛星テレビジョン放送受信機、11…アンテナ、12…RF受信処理回路、16…スピーカ(受話器)、17…切換えスイッチ、18…ビデオデコーダ、19…音声デコーダ、20,20C…無線電話機、21r…RF受信処理回路、21t…RF送信処理回路、22…復調回路、23…チャネルコーデック、24…ボイスコーデック、25…マイクロホン(送話器)、26…ダイヤルキー、27…変調回路、28…ID検出回路、29…不揮発メモリ、31…文字発生回路、32…液晶表示素子(LCD)、33…CPU、Sms…音声メッセージ

Claims (2)

  1. 放送局側から送られてくる無線通信装置に固有の識別情報が、自装置の識別情報と一致したときに有料放送を受信する状態となると共に、公衆無線回線を通じて通話を行う機能を備える無線通信装置に対して、前記有料放送の受信許可制御を行うようにする放送受信許可制御方法であって、
    前記無線通信装置が前記公衆無線回線を通じて任意の相手方と通話をしているときに、前記公衆無線回線の基地局が、前記無線通信装置に対して、前記識別情報を送信する工程と、
    前記無線通信装置が前記基地局から送られてくる前記識別情報を検出して取得する工程と、
    前記無線通信装置が、取得した前記識別情報と、前記自装置の識別情報とを比較して両者が一致しているときに前記有料放送を受信する工程と、
    を備えることを特徴とする放送受信許可制御方法。
  2. 公衆無線回線を通じて通話を行うための無線電話部と、
    放送局側から送られてくる有料放送を受信するための放送受信部と、
    前記公衆無線回線を通じて任意の相手方と通話をしているときに、前記公衆無線回線の基地局から送られてくる無線通信装置の識別情報を検出して取得する手段と、
    前記取得した前記無線通信装置の識別情報と、自装置の識別情報とを比較して両者が一致しているときに、前記放送受信部で前記有料放送を受信するように制御する手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
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