JP3790009B2

JP3790009B2 - Stool collection container

Info

Publication number: JP3790009B2
Application number: JP10367497A
Authority: JP
Inventors: 直樹倉井; 哲文強口; 洋岸岡; 嗣今井
Original assignee: Kyowa Medex Co Ltd; Hitachi Chemical Diagnostics Systems Co Ltd; Minaris Medical Co Ltd
Current assignee: Hitachi Chemical Diagnostics Systems Co Ltd; Minaris Medical Co Ltd
Priority date: 1997-04-21
Filing date: 1997-04-21
Publication date: 2006-06-28
Anticipated expiration: 2017-04-21
Also published as: JPH10300643A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潜血検査等のため糞便を一定量採取する採便用容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
潜血検査等のため糞便を一定量採取する採便用容器としては、従来、一側に把持部を有し他側に棒部を有するとともに該棒部の先端側に採便部が設けられた採便棒と、該採便棒の棒部側が挿入される容器体と、該容器体に嵌合されるとともに貫通孔を有する嵌合体とを具備し、採便棒の棒部を嵌合体の貫通孔に嵌合させることによりその採便部を嵌合体と容器体とで保持された液体内に挿入させる構造のものが用いられている。
このような構造の採便用容器は、使用時において、採便棒の棒部を嵌合体の貫通孔に挿通させる際に、棒部の先端に付着した糞便がそのまま貫通孔を通過して入り込むことがあり、糞便の採取量が必要以上に多くなってしまうことがあった。
このため、嵌合体が使用前においては貫通孔を持たず、別体とされた採便棒の棒部を、使用時において嵌合体に穴を明けつつ貫通させてその採便部を嵌合体と容器体とで保持された液体内に挿入させる構造のものが用いられることもある。
このような構造の採便用容器は、使用時において採便棒の棒部で嵌合体に穴を明けるため、棒部が嵌合体に当接することで該棒部の先端に付着した糞便が嵌合体によって掻き取られ、よって、糞便の採取量が必要以上に多くなってしまうことを防止できる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、採便棒の採便部は、一般に棒部の外面より凹んだ溝部で構成されており、棒部の溝部から外側にはみ出た糞便を、棒部を嵌合体を通過させることにより該嵌合体で掻き取ることで溝部内のみに残し、これにより糞便の量を一定とするものである。
しかしながら、上記のように採便棒の棒部で嵌合体に穴を明けることで棒部の先端に付着した糞便を除去する構造のものを用いた場合、嵌合体が通過時に溝部に入り込んで溝部内の糞便を掻き取ってしまう可能性がある。これにより、糞便の採取量が不足してしまうことになる。
したがって、本発明の目的は、糞便の採取量を一定させることができる採便用容器を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるため、本発明の請求項１記載の採便用容器は、一側に把持部を有し他側に棒部を有するとともに該棒部の先端側に採便部が設けられた採便棒と、該採便棒の棒部側が挿入される容器体と、該容器体に嵌合される嵌合体と、を具備し、前記採便棒の棒部を前記嵌合体に貫通させることによりその採便部を前記嵌合体と前記容器体とで保持された液体内に挿入させるものであって、前記採便部は、前記棒部の外面より凹んだ溝部と、該溝部内において棒部の長さ方向に延在するリブと、を有し、前記採便部は、前記棒部の外面より凹んだ溝部が該棒部の周方向における１８０゜以内の範囲にのみ形成されており、且つ該溝部内において棒部の長さ方向に延在するリブが一つのみ形成されていることを特徴としている。
【０００６】
本発明の請求項２記載の採便用容器は、請求項１に記載のものに関し、前記リブの外面が前記棒部の外周面と一致していることを特徴としている。
【０００７】
本発明の請求項３記載の採便用容器は、請求項１または２に記載のものに関し、前記把持部は、厚さ方向に把持されるよう板状をなしており、該把持部の厚さ方向における一側に前記溝部が形成されていることを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の一の実施の形態による採便用容器を以下に説明する。
図１および図２に示すように、この実施の形態の採便用容器１１は、一側に把持部１２を有し他側に棒部１３を有するとともに該棒部１３の先端側に採便部１４が設けられた採便棒１５と、該採便棒１５の棒部１３側が挿入されるとともに図示略の緩衝液（液体）が貯留される容器体１７と、該容器体１７に嵌合される嵌合体１８とを具備している。
【０００９】
図３および図４に示すように、採便棒１５の把持部１２は、円柱をその中心軸線の両側に該軸線から等距離離間して相互に平行をなす一対の面部２０，２１を形成するよう切り落とした板状のものである。採便棒１５の長さ方向（図３における左右方向）における把持部１２の一端部には、図３（ａ）に示すように、厚さ方向（図３（ａ）における紙面直交方向）から見て半円状をなすよう面取部２２が形成されている。また、採便棒１５の長さ方向における把持部１２の他端部は、図３（ｂ）に示すように、幅方向（図３（ｂ）における紙面直交方向）から見て両面部２０，２１から円弧状に立ち上がって、前記円柱と同軸同径の円柱部２３に連続している。
把持部１２の両面部２０，２１には、半球形状をなして突出する突起２０ａ，２１ａがそれぞれ多数形成されている。
【００１０】
該円柱部２３の把持部１２に対し反対側には、該円柱部２３より大径の円板状のフランジ部２５が同軸をなして設けられており、該フランジ部２５の円柱部２３に対し反対側には、該フランジ部２５より小径の円柱部２６が同軸をなして設けられている。該円柱部２６の外周側の軸線方向における中間所定位置には、環状をなして一段凹む凹部２７が同軸をなして形成されており、該凹部２７とフランジ部２５との間には環状をなして一段突出する凸部２８が同軸をなして形成されている。
円柱部２６のフランジ部２５に対し反対側には、大径側が該円柱部２６と略同径をなし該円柱部２６から離れるほど小径となる略円錐状の連結部２９が同軸をなして設けられている。
【００１１】
該連結部２９の円柱部２６に対し反対側には、該連結部２９の小径側と略同径の円柱部３０が同軸をなして設けられている。
該円柱部３０の連結部２９に対し反対側には、大径側が該円柱部３０と略同径をなし該円柱部３０から離れるほど小径となる略円錐状の連結部３１が同軸をなして設けられている。
該連結部３１の円柱部３０に対し反対側には、該連結部３１の小径側と略同径の円柱状の上記棒部１３が同軸をなして設けられており、該棒部１３の先端部３２は、同軸の半球形状をなしている。
【００１２】
棒部１３の先端側であって先端部３２より若干内側に上記採便部１４が設けられている。
該採便部１４は、棒部１３の外周面１３ａより凹む溝部３３と、該溝部３３内において棒部１３の長さ方向に延在するリブ３４とを有している。
溝部３３は、棒部１３の径方向における片側に、該棒部１３の長さ方向に同幅をなして該長さ方向に直交する方向に延在し、しかも把持部１２の厚さ方向における一側、この場合は面部２１側に配置されるよう形成されている。
なお、溝部３３は、棒部１３の円周方向における連続する１８０゜以内の範囲にのみ形成するのが好ましい。
【００１３】
リブ３４は、溝部３３の延在方向における中央位置に形成されており、溝部３３の全幅にわたって延在するその外面３４ａが全面的に棒部１３の外周面１３ａと一致している。
溝部３３の底側は、リブ３４に対し両反対側が、相互に同一平面内に位置する底面３３ａ，３３ａとされ、リブ３４側がリブ３４に近接するほどリブ３４の外面３４ａ側に位置するよう傾斜された傾斜面３３ｂ，３３ｂとされている。
なお、この採便棒１５は、例えばＡＢＳ樹脂等で一体成形される。
ここで、上記のように溝部３３が棒部１３の径方向における片側に、該棒部１３の長さ方向に直交する方向に形成されているため、製造が容易となるメリットがある。
この場合は、リブ３４は溝部３３に１個形成されるが、複数個形成されてもよい。
【００１４】
容器体１７は、図５に示すように、一端側に開口部３５が設けられ他端側が円板状の底部３７で閉塞された略有底円筒状をなすもので、外径側は全長にわたって略同一径とされている。内径側は、開口部３５側に大径の大径内周部３９が形成され、該大径内周部３９の底部３７側に該大径内周部３９より小径の小径内周部４０が該大径内周部３９と同軸に形成された形状をなしている。そして、これら大径内周部３９と小径内周部４０との間に、軸線方向に直交する方向に広がる段部４１が環状に形成されている。なお、小径内周部４０は、底部３７側になるほど小径となるようテーパ状をなしている。加えて、底部３７の開口部３５に対し反対側には、底部３７側になるほど小径となるようテーパ状をなすテーパ穴部４２が大径内周部３９等と同軸に形成されている。
【００１５】
ここで、大径内周部３９の中間所定位置には、環状に突出する凸部４３が同軸をなして形成されている。大径内周部３９は、容器体１７に採便棒１５をその棒部１３側から挿入させた際に採便棒１５の円柱部２６が嵌合されることになり、該容器体１７の開口部３５側の端面４４にフランジ部２５を当接させた際に、凸部４３が円柱部２６の凹部２７に入り込む。ここで、凸部４３の内径は円柱部２６の外径より小径かつ凹部２７の溝底径より大径とされており、よって、凸部４３が凹部２７に入り込んだ状態では、容器体１７からの採便棒１５の抜けが防止される。また、凸部２８の外径は大径内周部３９の内径より大径とされており、凸部４３が凹部２７に入り込んだ状態で、凸部２８は大径内周部３９内に位置し、これによっても、容器体１７からの採便棒１５の抜けが防止される。
なお、容器体１７は、例えばＬＬＤＰＥ（直鎖低密度ポリエチレン）で一体成形される。
【００１６】
嵌合体１８は、図６に示すように、一端側に開口部４６が設けられ他端側が円板状の底部４７で閉塞された略有底円筒状をなすもので、その外径側は、開口部４６側に大径の大径外周部４８が形成され、底部４７側に該大径外周部４８より小径の小径内周部４９が該大径内周部４８と同軸に形成された形状をなしている。そして、嵌合体１８は、容器体１７の開口部３５側に、底部４７側から嵌合され、大径外周部４８と小径外周部４９との間の、軸線方向に直交して広がる段部５０を、容器体１７の大径内周部３９と小径内周部４０との間の段部４１に当接させて、容器体１７に対する軸線方向の位置決めがなされる。なお、この位置決め状態で容器体１７の大径内周部３９に嵌合体１８の大径外周部４８が嵌合し容器体１７の小径内周部４０に嵌合体１８の小径外周部４９が嵌合して、これらの嵌合力で嵌合体１８が容器体１７に固定される。
【００１７】
嵌合体１８の内径側は、開口部４６側から底部４７側にかけて底部４７側になるほど小径となるようテーパ状をなすテーパ穴部５１が形成されている。
底部４７の開口部４６側の面部４７ａは、テーパ穴部５１より角度の大きいテーパ状をなしており、その小径側には、開口部４６に対し反対方向に凹む凹部５２が中心軸線上に形成されている。そして、この凹部５２から底部４７を貫通して切込部５３が形成されている。
ここで、切込部５３は、採便棒１５の棒部１３が挿入可能とされるとともに挿入状態で該棒部１３と嵌合体１８自身の弾性性状による復元性で閉塞され、かつ該採便棒１５の棒部１３が抜かれた状態においても嵌合体１８自身の復元性で閉塞される。なお、嵌合体１８は、天然ゴムあるいはＴＰＥ（熱可塑性エラストマー）等の弾性材料で一体成形される。
【００１８】
以上のような構成の採便用容器１１によれば、製造時においては、容器体１７内に開口部３５から緩衝液を入れた後、開口部３５側から、図１および図２に示すように、嵌合体１８をその段部５０が容器体１７の段部４１に当接するまで嵌合させる。そして、採便棒１５を、その棒部１３を嵌合体１８の切込部５３に挿入させつつ該嵌合体１８を貫通させ、さらに、その円柱部２６を容器体１７の開口部３５側に嵌合させ、その環状の凹部２７に、容器体１７の環状の凸部４３を入り込ませかつフランジ部２５を容器体１７の開口側端面４４に当接させるまで挿入する。この状態において、棒部１３の採便部１４は、容器体１７と嵌合体１８とで囲まれた部分、すなわち緩衝液が充填された部分に位置することになり、他方、棒部１３の採便部１４より把持部１２側の部分が嵌合体１８の切込部５３に嵌合することになる。ここで、棒部１３が嵌合された状態で、嵌合体１８の切込部５３は棒部１３と嵌合体１８自身の復元性とで閉塞されることになり、よって、緩衝液を、その漏れ出しを防止して容器体１７内に確実に保持する。
以上により、製造後であって使用前の状態において、容器体１７および嵌合体１８と採便棒１５との一体化が図れるため、取り扱い上便利となる。
【００１９】
次に、使用時においては、親指と人差し指または中指とで把持部１２の両面部２０，２１を把持し採便棒１５を容器体１７および嵌合体１８から抜き取る。このとき、嵌合体１８は、棒部１３が完全に抜かれた後も自らの復元性で切込部５３を閉塞させる。よって、緩衝液を、その漏れ出しを防止して容器体１７内に保持した状態を維持する。
【００２０】
このようにして抜き取った採便棒１５を、使用時における状態、すなわち溝部３３およびリブ３４からなる採便部１４を手首の折り曲げ方向における手前側に向けるようにする。ここで、把持部１２の板厚方向における一側に採便部１４の形成方向が設定されているため、把持部１２を把持した状態で採便部１４は、手首の折り曲げ方向における手前または奥方のいずれかに位置することになる。よって、手前側に位置している状態ではそのまま、奥方に位置しているときは反転して持ち直すという容易な作業で、使用時における最適な状態にすることができる。
【００２１】
そして、この状態で、糞便の表面に採便部１４を擦り付けるように採便棒１５を移動させて採便を行う。
これにより、採便棒１５の採便部１４の近傍に糞便が付着し、採便部１４の溝部３３内にも入り込む。
ここで、この場合、上記のように溝部３３が棒部１３の円周方向における連続する１８０゜以内の範囲にのみに形成されているため、棒部１３の全周にわたって溝部が形成されている従来のもののように糞便に突刺す必要がなく、上記のように糞便の表面に採便部１４を擦り付けて糞便の表面側を採取することができる。
そして、採便棒１５を、その棒部１３を嵌合体１８の切込部５３に挿入させつつ、その円柱部２６を容器体１７の開口部３５側に嵌合させ、その環状の凹部２７に、容器体１７の環状の凸部４３を入り込ませかつそのフランジ部２５を容器体１７の開口側端面４４に当接させるまで挿入する。
【００２２】
ここで、採便棒１５の棒部１３を切込部５３に挿入する直前に、棒部１３が、切込部５３が閉塞された状態にある嵌合体１８に当接することになり、棒部１３の先端に付着した糞便は嵌合体１８によって掻き取られることになる。また、棒部１３の切込部５３への挿入によって棒部１３の外周囲に付着した糞便も嵌合体１８によって掻き取られることになる一方、溝部３３にリブ３４が形成されているため、嵌合体１８が溝部３３内に入り込むことが防止され、よって、嵌合体１８の通過後には、溝部３３内のみに糞便が残存した状態で、緩衝液に挿入される。
以上により、糞便の採取量が必要以上に多くなってしまうことおよび不足してしまうことが共に防止され、よって、糞便の採取量を一定させることができる。
そして、上記のようにして採便が行われたものを、容器体１７のテーパ穴部４２側から底部３７に注射器の針を挿通させて該注射器により液を抜き取って検査を行う。
【００２３】
ここで、嵌合体１８として、温度変化があっても安定した復元性を示すものを用い、温度変化の許容範囲を広げることで、採便用容器１１の保存条件としての温度条件を広げることができるため、さらに取り扱いを容易とすることができる。
下記の表１には、嵌合体１８に、ＪＩＳＫ６３０１による７０℃×２２時間の試験により生じる圧縮永久歪が１２％のポリスチレン系エラストマー（商品名：エラストマーＡＲ−１０４０（アロン化成（株）））を用い、また図３に示す採便棒１５の棒部１３の周方向における１８０゜に外面より凹んだ溝部３３とそのほぼ中央部に棒部１３の長さ方向に延在するリブ３４を有する採便用容器の場合（実施例）と、前記溝部３３にリブ３４がない採便用容器の場合（比較例）の糞便採取量の結果を示している。
【００２４】
【表１】

【００２５】
なお、この測定の手順は以下である。
▲１▼嵌合体１８に採便棒１５の棒部１３を挿入しておく。
なお、採便棒１５としては、棒部１３がφ１．５ｍｍのものを用いる。
▲２▼嵌合体１８から採便棒１５を抜き取り重量を測定。
▲３▼採便棒１５を緩衝液に浸す。
▲４▼採便棒１５で糞便を採取する。なお、糞便として普通便を使用する。
▲５▼嵌合体１８に採便棒１５を使用時と同じ方向に通過させ、余剰の糞便を取り除く。
▲６▼採便後の重量を測定する。
重量測定は、まず、溝部３３と先端部３２とに残存する糞便を合わせた重量を測定し、その後、先端部３２の糞便をペーパーでふき取った後、溝部３３に残存する糞便の重量を測定する。
【００２６】
測定結果から、比較例の場合は平均０．３４ｍｇの採取量であるのに対し実施例は平均０．４４ｍｇであり、リブ３４により嵌合体１８が溝部３３内に入り込むことが防止される分、糞便の採取量が不足してしまうことがなくなる。
【００２７】
なお、溝部３３の底側は、図７に示すように、リブ３４を除いて全面的に同一平面内に位置する底面３３ａ，３３ａとしてもよい。
また、切込部５３はあらかじめ形成しておくのではなく、棒部１３の挿入により破断形成するようにしてもよい。
さらに、図８に示すように、円筒状をなすとともに複数の環状の凹部５５を形成した把持部５６を用いることも可能であり、また、棒部１３の先端側に、大径側が該棒部１３の基端側と略同径をなし該基端側から離れるほど小径となる略円錐状の連結部５７を同軸をなして設けて、該連結部５７の棒部１３におけるさらに先端側に、該連結部５７の小径側と略同径の円柱部５８を同軸に形成して、該円柱部５８に採便部１４を配置することも可能であり、さらに、棒部１３の先端部３２を先細の円錐状としたりすることも可能である。
【００２８】
【発明の効果】
本発明の請求項１記載の採便用容器によれば、採便部が、溝部内において棒部の長さ方向に延在するリブを有しているため、該リブが、嵌合体の通過時における該嵌合体の溝部への入り込みを防止する。よって、糞便の採取量を不足させることなく一定させることができる。
また、採便部は、棒部の周方向における１８０゜以内の範囲にのみ外面より凹んだ溝部が形成されてなるものであるため、嵌合体の通過時における該嵌合体の溝部への入り込みが少なく、よって、糞便の採取量を不足させることなく一定させることができる。しかも、棒部の全周にわたって溝部が形成されている従来のもののように糞便に突刺す必要がなく、上記のように糞便の表面に採便部を擦り付けて糞便の表面側を採取することができる。
本発明の請求項３記載の採便用容器によれば、把持部を親指と人差し指とで把持すると、該把持部の板厚方向が手首の折り曲げ方向となる。すると、溝部は、この手首の折り曲げ方向における手前または奥方のいずれかに位置することになるため、使用時における最適な状態すなわち溝部を手首の折り曲げ方向における手前側に位置させることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一の実施の形態の採便用容器を示すもので、（ａ）は平断面図、（ｂ）は正断面図、（ｃ）は底断面図である。
【図２】本発明の一の実施の形態の採便用容器を示すもので、（ａ）は背断面図、（ｂ）は左側面図、（ｃ）は右側面図、（ｄ）は、（ｃ）におけるＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明の一の実施の形態の採便用容器の採便棒を示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は底面図である。
【図４】本発明の一の実施の形態の採便用容器の採便棒を示すもので、（ａ）は背面図、（ｂ）は左側面図、（ｃ）は右側面図、（ｄ）は図３（ｃ）におけるＢ−Ｂ線に沿う拡大断面図である。
【図５】本発明の一の実施の形態の採便用容器の容器体を示すもので、（ａ）は正断面図、（ｂ）は左側面図、（ｃ）は右側面図である。
【図６】本発明の一の実施の形態の採便用容器の嵌合体を示すもので、（ａ）は左側面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は拡大正断面図、（ｄ）は右側面図である。
【図７】本発明の一の実施の形態の採便用容器の採便棒の他の例を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ｂ）におけるＣ−Ｃ線に沿う拡大断面図である。
【図８】本発明の一の実施の形態の採便用容器の採便棒のさらに他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
１１採便用容器
１２把持部
１３棒部
１４採便部
１５採便棒
１７容器体
１８嵌合体
３３溝部
３４リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stool collection container for collecting a certain amount of stool for occult blood tests or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a stool collection container for collecting a certain amount of stool for occult blood test or the like, a gripping part is provided on one side, a stick part is provided on the other side, and a stool collection part is provided on the tip side of the stick part. A stool collection rod; a container body into which the stool collection rod is inserted; and a fitting body fitted into the container body and having a through hole; The thing of the structure which inserts the stool collection part in the liquid hold | maintained by the fitting body and the container body by making it fit in a through-hole is used.
When the stool collection container having such a structure is used, when the stool portion of the stool collection rod is inserted into the through hole of the fitting body, the stool adhering to the tip of the stool passes through the through hole as it is and enters. Occasionally, the amount of feces collected may be more than necessary.
For this reason, the fitting body does not have a through hole before use, and the rod portion of the stool collection rod, which is a separate body, is penetrated while making a hole in the fitting body at the time of use, and the stool collection portion is connected to the fitting body. The thing of the structure inserted in the liquid hold | maintained with the container body may be used.
Since the stool collection container having such a structure makes a hole in the fitting body at the rod portion of the stool collection rod during use, the stool adhering to the tip of the rod portion is fitted by the contact of the rod portion with the fitting body. Therefore, it is possible to prevent the amount of collected feces from being increased more than necessary.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the stool collection part of the stool collection rod is generally composed of a groove part recessed from the outer surface of the rod part, and the stool that protrudes outward from the groove part of the rod part is passed through the fitting body through the fitting body. By scraping with coalescence, it is left only in the groove portion, thereby making the amount of feces constant.
However, when using a structure that removes feces adhering to the tip of the rod portion by making a hole in the fitting body with the rod portion of the stool collection bar as described above, the fitting body enters the groove portion when passing, and the groove portion There is a possibility of scraping the feces inside. As a result, the amount of feces collected becomes insufficient.
Therefore, an object of the present invention is to provide a stool collection container that can keep the amount of collected stool constant.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a stool collection container according to claim 1 of the present invention has a gripping portion on one side and a rod portion on the other side, and a stool collection portion is provided on the tip side of the rod portion. A stool collection rod, a container body into which a stool portion of the stool collection rod is inserted, and a fitting body fitted into the container body, and penetrates the fitting body into the fitting body. The stool collection part is inserted into the liquid held by the fitting body and the container body, and the stool collection part includes a groove part recessed from the outer surface of the rod part, A rib extending in the length direction of the rod portion, and the stool collection portion is formed only within a range of 180 ° or less in the circumferential direction of the rod portion. And only one rib extending in the length direction of the rod portion is formed in the groove portion.
[0006]
The container for stool collection according to claim 2 of the present invention relates to the container according to claim 1, characterized in that the outer surface of the rib coincides with the outer peripheral surface of the bar portion .
[0007]
The stool collection container according to claim 3 of the present invention relates to the container according to claim 1 or 2 , wherein the gripping portion has a plate shape so as to be gripped in the thickness direction, and the thickness of the gripping portion is The groove is formed on one side in the vertical direction.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A stool collection container according to an embodiment of the present invention will be described below.
As shown in FIGS. 1 and 2, the stool collection container 11 of this embodiment has a gripping portion 12 on one side and a rod portion 13 on the other side and a stool collection tube on the distal end side of the rod portion 13. A stool collection rod 15 provided with a portion 14, a container body 17 in which the stool collection rod 15 side of the stool collection rod 15 is inserted and a buffer solution (liquid) (not shown) is stored, and fitted into the container body 17 The fitting body 18 is provided.
[0009]
As shown in FIGS. 3 and 4, the gripping portion 12 of the stool collection rod 15 forms a pair of

surface portions

20 and 21 that are parallel to each other at an equal distance from the axis on both sides of the center axis. It is a plate-like thing cut off. As shown in FIG. 3 (a), one end of the grip portion 12 in the length direction of the stool collection rod 15 (left and right direction in FIG. 3) is from the thickness direction (the direction perpendicular to the paper surface in FIG. 3 (a)). A chamfer 22 is formed so as to form a semicircular shape when viewed. Further, the other end portion of the grip portion 12 in the length direction of the stool collection rod 15 is, as shown in FIG. 3 (b), double-sided portions 20 when viewed from the width direction (the direction orthogonal to the paper surface in FIG. 3 (b)). It rises in a circular arc shape from 21 and continues to a cylindrical portion 23 having the same diameter as that of the cylinder.
A large number of protrusions 20a and 21a projecting in a hemispherical shape are formed on both

surface portions

20 and 21 of the grip portion 12, respectively.
[0010]
A disc-shaped flange portion 25 having a diameter larger than that of the cylindrical portion 23 is provided coaxially on the opposite side of the cylindrical portion 23 with respect to the grip portion 12, and with respect to the cylindrical portion 23 of the flange portion 25. On the opposite side, a cylindrical portion 26 having a smaller diameter than the flange portion 25 is provided coaxially. A concave portion 27 that is annularly formed and recessed in one step is formed coaxially at a predetermined intermediate position in the axial direction on the outer peripheral side of the cylindrical portion 26, and an annular shape is formed between the concave portion 27 and the flange portion 25. Thus, a convex portion 28 that protrudes one step is formed coaxially.
On the opposite side to the flange portion 25 of the cylindrical portion 26, a substantially conical connecting portion 29 having a large diameter side that is substantially the same diameter as the cylindrical portion 26 and having a smaller diameter as the distance from the cylindrical portion 26 decreases. It has been.
[0011]
On the opposite side of the connecting portion 29 to the cylindrical portion 26, a cylindrical portion 30 having the same diameter as the small diameter side of the connecting portion 29 is provided coaxially.
On the opposite side of the connecting portion 29 of the cylindrical portion 30, a substantially conical connecting portion 31 having a large diameter side that is substantially the same diameter as the cylindrical portion 30 and having a smaller diameter away from the cylindrical portion 30 is coaxial. Is provided.
On the opposite side of the connecting portion 31 to the cylindrical portion 30, the cylindrical rod portion 13 having the same diameter as the small diameter side of the connecting portion 31 is provided coaxially. The part 32 has a coaxial hemispherical shape.
[0012]
The stool collection portion 14 is provided on the distal end side of the rod portion 13 and slightly inside the distal end portion 32.
The stool collection portion 14 includes a groove portion 33 that is recessed from the outer peripheral surface 13 a of the rod portion 13, and a rib 34 that extends in the length direction of the rod portion 13 within the groove portion 33.
The groove portion 33 extends on the one side in the radial direction of the rod portion 13 in the direction perpendicular to the length direction with the same width in the length direction of the rod portion 13, and in the thickness direction of the grip portion 12. It is formed so as to be disposed on one side, in this case, on the surface portion 21 side.
The groove 33 is preferably formed only within a continuous range of 180 ° in the circumferential direction of the rod 13.
[0013]
The rib 34 is formed at a central position in the extending direction of the groove portion 33, and an outer surface 34 a extending over the entire width of the groove portion 33 entirely coincides with the outer peripheral surface 13 a of the rod portion 13.
The bottom side of the groove 33 is inclined so that the opposite sides to the rib 34 are bottom surfaces 33a and 33a located in the same plane, and the rib 34 side is located closer to the outer surface 34a side of the rib 34 as it is closer to the rib 34. The inclined surfaces 33b and 33b are formed.
The stool collection rod 15 is integrally formed of, for example, ABS resin.
Here, since the groove part 33 is formed in the direction orthogonal to the length direction of the rod part 13 on one side in the radial direction of the rod part 13 as described above, there is an advantage that manufacture is easy.
In this case, one rib 34 is formed in the groove 33, but a plurality of ribs 34 may be formed.
[0014]
As shown in FIG. 5, the container body 17 has a substantially bottomed cylindrical shape in which an opening portion 35 is provided on one end side and the other end side is closed by a disc-shaped bottom portion 37, and the outer diameter side extends over the entire length. The diameter is substantially the same. On the inner diameter side, a large-diameter inner peripheral portion 39 having a large diameter is formed on the opening 35 side, and a small-diameter inner peripheral portion 40 having a smaller diameter than the large-diameter inner peripheral portion 39 is formed on the bottom 37 side of the large-diameter inner peripheral portion 39. A shape formed coaxially with the large-diameter inner peripheral portion 39 is formed. And between these large diameter inner peripheral parts 39 and the small diameter inner peripheral parts 40, the step part 41 extended in the direction orthogonal to an axial direction is formed in cyclic | annular form. Note that the small-diameter inner peripheral portion 40 is tapered so as to become smaller in diameter toward the bottom portion 37 side. In addition, on the opposite side of the opening portion 35 of the bottom portion 37, a tapered hole portion 42 having a tapered shape so as to have a smaller diameter toward the bottom portion 37 side is formed coaxially with the large-diameter inner peripheral portion 39 and the like.
[0015]
Here, at a predetermined intermediate position of the large-diameter inner peripheral portion 39, a convex portion 43 projecting in an annular shape is formed coaxially. The large-diameter inner peripheral portion 39 is fitted with the cylindrical portion 26 of the stool collection rod 15 when the stool collection rod 15 is inserted into the container body 17 from the side of the rod portion 13. When the flange portion 25 is brought into contact with the end surface 44 on the opening 35 side, the convex portion 43 enters the concave portion 27 of the cylindrical portion 26. Here, the inner diameter of the convex portion 43 is smaller than the outer diameter of the cylindrical portion 26 and larger than the groove bottom diameter of the concave portion 27, so that when the convex portion 43 enters the concave portion 27, Is prevented from coming off. Further, the outer diameter of the convex portion 28 is larger than the inner diameter of the large-diameter inner peripheral portion 39, and the convex portion 28 is positioned in the large-diameter inner peripheral portion 39 with the convex portion 43 entering the concave portion 27. This also prevents the stool collection rod 15 from coming off from the container body 17.
The container body 17 is integrally formed of, for example, LLDPE (linear low density polyethylene).
[0016]
As shown in FIG. 6, the fitting body 18 has a substantially bottomed cylindrical shape in which an opening 46 is provided on one end side and the other end side is closed by a disc-shaped bottom portion 47, A shape in which a large-diameter outer peripheral portion 48 having a large diameter is formed on the opening 46 side, and a small-diameter inner peripheral portion 49 smaller in diameter than the large-diameter outer peripheral portion 48 is formed coaxially with the large-diameter inner peripheral portion 48 on the bottom 47 side. I am doing. The fitting body 18 is fitted to the opening 35 side of the container body 17 from the bottom 47 side, and the step portion 50 that extends between the large-diameter outer peripheral portion 48 and the small-diameter outer peripheral portion 49 in a direction orthogonal to the axial direction. Is brought into contact with the step portion 41 between the large-diameter inner peripheral portion 39 and the small-diameter inner peripheral portion 40 of the container body 17, and the axial positioning with respect to the container body 17 is performed. In this positioning state, the large-diameter outer peripheral portion 48 of the fitting body 18 is fitted to the large-diameter inner peripheral portion 39 of the container body 17, and the small-diameter outer peripheral portion 49 of the fitting body 18 is fitted to the small-diameter inner peripheral portion 40 of the container body 17. The fitting body 18 is fixed to the container body 17 by these fitting forces.
[0017]
The inner diameter side of the fitting body 18 is formed with a tapered hole portion 51 having a tapered shape so that the diameter decreases from the opening 46 side to the bottom portion 47 side toward the bottom portion 47 side.
The surface 47a of the bottom 47 on the opening 46 side has a tapered shape having a larger angle than the tapered hole 51, and a recess 52 that is recessed in the opposite direction to the opening 46 is formed on the central axis on the small diameter side. Has been. A notch 53 is formed from the recess 52 through the bottom 47.
Here, the notch 53 is closed by the resilience due to the elastic properties of the rod 13 and the fitting body 18 in the inserted state, and the rod 13 of the stool collection rod 15 can be inserted. Even in a state where the bar portion 13 of the bar 15 is removed, the fitting body 18 is closed by the restoring property of the fitting body 18 itself. The fitting body 18 is integrally formed of an elastic material such as natural rubber or TPE (thermoplastic elastomer).
[0018]
According to the stool collection container 11 having the above-described configuration, as shown in FIGS. 1 and 2 from the opening 35 side after the buffer solution is put into the container body 17 from the opening 35 at the time of manufacture. Then, the fitting body 18 is fitted until the step portion 50 abuts on the step portion 41 of the container body 17. Then, the stool collection rod 15 is inserted through the fitting body 18 while the rod portion 13 is inserted into the cut portion 53 of the fitting body 18, and the cylindrical portion 26 is fitted to the opening 35 side of the container body 17. The annular convex portion 43 of the container body 17 is inserted into the annular concave portion 27 and the flange portion 25 is inserted until it comes into contact with the opening side end surface 44 of the container body 17. In this state, the stool collection portion 14 of the bar portion 13 is located in the portion surrounded by the container body 17 and the fitting body 18, that is, the portion filled with the buffer solution, while the bar portion 13 is collected. A portion closer to the grip portion 12 than the toilet portion 14 is fitted into the cut portion 53 of the fitting body 18. Here, in a state in which the rod portion 13 is fitted, the cut portion 53 of the fitting body 18 is closed by the restoring property of the rod portion 13 and the fitting body 18 itself, and thus the buffer solution Leakage is prevented and the container body 17 is securely held.
As described above, the container body 17 and the fitting body 18 and the stool collection rod 15 can be integrated in a state after manufacture and before use, which is convenient in handling.
[0019]
Next, in use, the both

sides

20 and 21 of the gripping part 12 are gripped by the thumb and index finger or middle finger, and the stool collection rod 15 is removed from the container body 17 and the fitting body 18. At this time, the fitting body 18 closes the cut portion 53 with its own restoring property even after the rod portion 13 is completely removed. Therefore, the state in which the buffer solution is held in the container body 17 while preventing the leakage is maintained.
[0020]
The stool collection rod 15 extracted in this way is in a state in use, that is, the stool collection portion 14 including the groove 33 and the rib 34 is directed toward the front side in the wrist bending direction. Here, since the forming direction of the stool collection portion 14 is set on one side in the plate thickness direction of the gripping portion 12, the stool collection portion 14 is in front of or behind the wrist in the state of gripping the gripping portion 12. Will be located in either. Therefore, it is possible to obtain an optimum state at the time of use by an easy operation of reversing and holding it when it is positioned in the back as it is when it is positioned on the near side.
[0021]
In this state, the stool collection rod 15 is moved so that the stool collection portion 14 is rubbed against the surface of the stool.
As a result, feces adhere to the vicinity of the stool collection portion 14 of the stool collection rod 15 and also enter the groove 33 of the stool collection portion 14.
Here, in this case, as described above, since the groove portion 33 is formed only in a range within 180 ° in the circumferential direction of the rod portion 13, the groove portion is formed over the entire circumference of the rod portion 13. There is no need to pierce the stool like the conventional one, and the surface side of the stool can be collected by rubbing the stool collection part 14 on the surface of the stool as described above.
Then, while the stool collection rod 15 is inserted into the cut portion 53 of the fitting body 18 while the rod portion 13 is inserted into the opening portion 35 side of the container body 17, The annular convex portion 43 of the container body 17 is inserted and inserted until the flange portion 25 is brought into contact with the opening side end surface 44 of the container body 17.
[0022]
Here, immediately before the rod portion 13 of the stool collection rod 15 is inserted into the notch portion 53, the rod portion 13 comes into contact with the fitting body 18 in a state where the notch portion 53 is closed, and the rod portion The feces adhering to the tip of 13 is scraped off by the fitting body 18. Further, stool adhering to the outer periphery of the bar portion 13 due to the insertion of the bar portion 13 into the notch portion 53 is also scraped off by the fitting body 18, while the ribs 34 are formed in the groove portion 33, so The combined body 18 is prevented from entering the groove 33, and therefore, after passing through the fitting body 18, stool remains only in the groove 33 and is inserted into the buffer solution.
As described above, it is possible to prevent both the amount of collected stool from becoming unnecessarily large and insufficient, and thus the amount of collected stool can be made constant.
Then, the stool collected as described above is inspected by inserting the needle of the syringe from the tapered hole portion 42 side of the container body 17 to the bottom portion 37 and extracting the liquid with the syringe.
[0023]
Here, as the fitting body 18, a member that exhibits a stable restoration property even when there is a temperature change, and the temperature condition as a storage condition of the stool collection container 11 can be expanded by widening the allowable range of the temperature change. Therefore, handling can be further facilitated.
Table 1 below shows a polystyrene elastomer (commercial name: Elastomer AR-1040 (Aron Kasei Co., Ltd.)) having a compression set of 12% generated by a test at 70 ° C. for 22 hours according to JIS K 6301. ), And a groove portion 33 recessed from the outer surface at 180 ° in the circumferential direction of the rod portion 13 of the stool collection rod 15 shown in FIG. 3 and a rib 34 extending in the length direction of the rod portion 13 at substantially the center thereof. The result of the amount of stool collection in the case of having a stool collection container (Example) and in the case of a stool collection container having no rib 34 in the groove 33 (Comparative Example) is shown.
[0024]
[Table 1]

[0025]
The procedure for this measurement is as follows.
(1) Insert the bar portion 13 of the stool collection rod 15 into the fitting body 18.
In addition, as the stool collection rod 15, a rod portion 13 having a diameter of 1.5 mm is used.
(2) Remove the stool collection rod 15 from the fitting 18 and measure the weight.
(3) Immerse the stool collection rod 15 in a buffer solution.
(4) The feces are collected with the stool collection rod 15. Use normal stool as feces.
(5) The stool collection rod 15 is passed through the fitting body 18 in the same direction as in use to remove excess feces.
(6) Measure the weight after stool collection.
In the weight measurement, first, the weight of the stool remaining in the groove 33 and the tip 32 is measured, and then the stool remaining in the groove 33 is measured after wiping the stool of the tip 32 with paper. .
[0026]
From the measurement results, in the case of the comparative example, the average amount is 0.34 mg, whereas in the example, the average is 0.44 mg, and the fitting body 18 is prevented from entering the groove portion 33 by the ribs 34, There will be no shortage of stool collection.
[0027]
In addition, as shown in FIG. 7, the bottom side of the groove part 33 is good also as the bottom face 33a and 33a located in the same plane entirely except the rib 34. As shown in FIG.
Further, the cut portion 53 may not be formed in advance, but may be broken by insertion of the rod portion 13.
Furthermore, as shown in FIG. 8, it is also possible to use a gripping portion 56 that has a cylindrical shape and is formed with a plurality of annular recesses 55. 13 is provided with a substantially conical connecting portion 57 that is substantially the same diameter as the proximal end side of 13 and decreases in diameter as it is farther from the proximal end side, and is further provided on the distal end side of the rod portion 13 of the connecting portion 57. It is also possible to form a columnar part 58 having substantially the same diameter as the small diameter side of the connecting part 57 and arrange the stool collection part 14 on the columnar part 58. It is also possible to form a tapered cone.
[0028]
【The invention's effect】
According to the stool collection container of claim 1 of the present invention, since the stool collection part has the rib extending in the length direction of the rod part in the groove part, the rib passes through the fitting body. The fitting body is prevented from entering the groove at the time. Therefore, the amount of feces collected can be kept constant without being deficient.
In addition, since the stool collection portion is formed with a groove that is recessed from the outer surface only within a range of 180 ° in the circumferential direction of the rod portion, the fitting body does not enter the groove when passing through the fitting body. Therefore, the amount of collected feces can be kept constant without being deficient. Moreover, it is not necessary to pierce the stool like the conventional one in which the groove is formed over the entire circumference of the rod part, and the surface side of the stool can be collected by rubbing the stool collection surface on the surface of the stool as described above. I can .
According to the stool collection container of claim 3 of the present invention, when the grip portion is gripped by the thumb and the index finger, the plate thickness direction of the grip portion becomes the wrist bending direction. Then, since the groove portion is positioned either on the front side or the back side in the wrist bending direction, it becomes easy to position the groove portion on the front side in the wrist bending direction, that is, in an optimum state during use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a stool collection container according to an embodiment of the present invention, in which (a) is a plan sectional view, (b) is a front sectional view, and (c) is a bottom sectional view.
FIGS. 2A and 2B show a stool collection container according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 2A is a cross-sectional back view, FIG. 2B is a left side view, FIG. 2C is a right side view, and FIG. It is sectional drawing which follows the AA line in (c).
FIG. 3 shows a stool collection rod of a stool collection container according to an embodiment of the present invention, wherein (a) is a plan view, (b) is a front view, and (c) is a bottom view.
FIG. 4 shows a stool collection rod of a stool collection container according to an embodiment of the present invention, wherein (a) is a rear view, (b) is a left side view, (c) is a right side view, d) It is an expanded sectional view which follows the BB line in FIG.3 (c).
5A and 5B show a container body of a stool collection container according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 5A is a front sectional view, FIG. 5B is a left side view, and FIG. 5C is a right side view. .
6A and 6B show a fitting body for a stool collection container according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 6A is a left side view, FIG. 6B is a front view, and FIG. d) is a right side view.
7 shows another example of the stool collection rod of the stool collection container according to one embodiment of the present invention, wherein (a) is a front view, (b) is a bottom view, and (c) is (b). It is an expanded sectional view which follows the CC line in FIG.
FIG. 8 is a front view showing still another example of a stool collection rod of the stool collection container according to one embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Stool collection container 12 Grasping part 13 Rod part 14 Stool collection part 15 Stool collection stick 17 Container body 18 Fitting body 33 Groove part 34 Rib

Claims

A stool collection rod having a grip portion on one side and a rod portion on the other side, and a stool collection portion provided on the tip side of the rod portion;
A container body into which the rod side of the stool collection rod is inserted;
A fitting body fitted to the container body;
Comprising
In adopted flights container to insert into the liquid held in said container body and the fitting body and the feces collection portion by penetrating into the fitting portion of the rod portion of the adoption flight bar,
The stool collection portion includes a groove portion that is recessed from the outer surface of the rod portion, and a rib that extends in the length direction of the rod portion within the groove portion,
Have
The stool collection portion is formed with a groove portion recessed from the outer surface of the rod portion only within a range of 180 ° or less in the circumferential direction of the rod portion, and extends in the length direction of the rod portion within the groove portion. A container for stool collection, wherein only one rib is formed.

2. The stool collection container according to claim 1, wherein an outer surface of the rib coincides with an outer peripheral surface of the rod portion .

The said holding part is plate-shaped so that it may be hold | gripped in the thickness direction, The said groove part is formed in the one side in the thickness direction of this holding part, The Claim 1 or 2 characterized by the above-mentioned. Container for stool collection.