JP3748369B2

JP3748369B2 - Food management storage

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Publication number: JP3748369B2
Application number: JP2000270115A
Authority: JP
Inventors: 武久岡本; 健一藤本; 茂利夫平原; 加奈子藤井; 功鈴木; 健鈴木
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2000-09-06
Filing date: 2000-09-06
Publication date: 2006-02-22
Anticipated expiration: 2020-09-06
Also published as: JP2002081848A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、庫内に収容する食品を自動的に認識してその位置も特定することにより食品管理を精度良く行えるようにした食品管理保存庫に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
冷蔵庫などの食品管理保存庫では、庫内に収容する食品の管理をすることができるようにしたものとして、例えば次のようなものがあった。すなわち、庫内に保存したときに、その食品の名前や種類あるいは賞味期限などのデータをキーボードなどの入力手段を用いて入力して登録するものである。そして、庫内に保存している食品の情報を表示部により表示させることで保存状態を認識することができるようにしたものである。
【０００３】
しかしながら、上述したような従来のものでは、食品の出し入れに際して、使用者がその都度キーボードなどの入力手段を用いて入力して登録や変更などのデータの書き替えを行う必要があり、その作業が面倒であることに加えて、入力間違いなどを起こしやすいという点で実用的には採用し難いものであった。
【０００４】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、庫内に収容する食品を簡単に認識して管理することができ、その収容位置も検知することができるようにした食品管理保存庫を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の食品管理保存庫は、上記目的を達成するための次のような構成を採用している。
すなわち、請求項１の食品管理保存庫は、庫内に収容する食品に付された無線タグと通信を行うことができるように設けられた複数のアンテナと、これら複数のアンテナのそれぞれにより前記無線タグから食品情報を受信する受信手段と、前記複数のアンテナの受信状態によって前記無線タグが付された食品の位置を検出する検出手段とを設けて構成したところに特徴を有する。
【０００６】
上記構成とすることにより、無線タグが付された食品が収容されると、複数のアンテナによって通信が行われ、食品情報受信部は、その通信内容によってその無線タグに書き込まれた食品情報を入力し、また、検出手段は、複数のアンテナによるそれぞれの受信時刻や受信レベルなどの受信状態によってその無線タグの位置を検出することができる。これにより、収容された食品がどのような食品で庫内のどの領域に位置するかを自動的に認識することができるようになり、これにより、庫内に収容している食品の管理をその位置と共に正確に行うことができるようになる。
【０００７】
請求項２の食品管理保存庫は、請求項１の発明において、前記複数のアンテナとして少なくとも２個のアンテナを異なる部位に設け、前記検出手段を、検出対象となる前記無線タグに対して前記複数のアンテナのうちの少なくとも２個のアンテナによる受信タイミングとその差からその無線タグが付された食品の位置を検出するように構成したところに特徴を有する。
【０００８】
上記構成によれば、庫内に収容した食品の位置を、検出手段により、無線タグと各アンテナが行う通信における受信タイミングとその差から検出するので、各アンテナと無線タグとの間の距離とその距離の差により生ずるそれら受信信号の受信タイミングとそのずれから相対的な位置を検出することができる。この場合、２個のアンテナにより概略的な平面位置を検出することができ、３個以上のアンテナにより３次元的な位置も認識することができるようになり、より正確な位置を検出することができるようになる。
【０００９】
請求項３の食品管理保存庫は、請求項２の発明において、前記複数のアンテナを、庫内に形成された複数の収容領域毎に存在する前記無線タグとの間で通信が可能となるようにその通信距離を設定したところに特徴を有する。この構成によれば、各アンテナの通信距離が各収容領域毎に収容された食品に付されている無線タグと通信できる程度に設定されているので、検出手段により、受信タイミングとその差から上述した位置検出を行う場合に、各アンテナによる通信可能な領域が制限されている分だけ位置検出を正確に行うことができるようになる。
【００１０】
請求項４の食品管理保存庫は、請求項１の発明において、前記複数のアンテナとして少なくとも２個のアンテナを異なる部位に設け、前記検出手段を、検出対象となる前記無線タグに対して前記複数のアンテナの受信信号の強度からその無線タグが付された食品の位置を検出するように構成したところに特徴を有する。上記構成によれば、庫内に無線タグを付した食品を収容したときに、各アンテナにより行う通信でそれぞれのアンテナの受信信号の強度は、そのアンテナの近くいに位置するものほど大きくなるので、これによって食品の収容領域を検出することができるようになる。
【００１１】
請求項５の食品管理保存庫は、請求項４の発明において、前記複数のアンテナを、庫内の食品収容領域毎に前記無線タグを検出するように配設したところに特徴を有する。この構成によれば、各アンテナの通信距離が各収容領域毎に収容された食品に付されている無線タグと通信できる程度に設定されているので、検出手段により、受信信号の強度から上述した位置検出を行う場合に、複数のアンテナのうちの通信が行われたアンテナがどのアンテナであるかが特定できればその食品が収容されている領域を特定することができる。したがって、検出手段は、通信を行ったアンテナを判定することでその食品の収容領域を検出することができるようになる。
【００１２】
請求項６の食品管理保存庫は、請求項４または５記載の発明において、前記複数のアンテナを、通信距離が数十センチ以下程度となるように設定しているところに特徴を有する。この構成によれば、複数のアンテナは、それぞれ通信可能な範囲が数十センチ以下となることから、隣接する他のアンテナの通信可能な範囲が重複するのを少なくすることができ、これによって、庫内に収容された食品が通信を行ったアンテナの近傍に位置していることを検出することができ、位置検出の精度の向上を図ることができるようになる。
【００１３】
請求項７の食品管理保存庫は、請求項６の発明において、前記アンテナを、庫内の前記食品収容領域の中央部に位置する前記無線タグを検出するように庫内に設けたところに特徴を有する。この構成によれば、アンテナの設置位置を食品収容領域の壁面に行う構成としたときに、食品収容領域の面積が広い場合でも、上面あるいは底面部などの中央部にアンテナを設けることで、食品収容領域全体にわたって正確に食品の位置を検出することができるようになる。
【００１４】
請求項８の食品管理保存庫は、請求項６または７記載の発明において、前記アンテナを、庫内の棚板の裏面側に埋込み配設したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内の食品収容領域が高さ方向に高い場合でも、途中に設ける棚板にもアンテナを埋め込むことで、収容する食品の位置を正確に検出することができるようになる。
【００１５】
請求項９の食品管理保存庫は、請求項６ないし８の発明において、前記アンテナを、扉内側の断熱材に埋込み配設したところに特徴を有する。この構成によれば、食品を扉内側のポケット部などに収容可能な構成の場合には、扉内側に埋込み配設したアンテナにより無線タグと通信を行うことができるので、精度良く位置を検出することができるようになる。
【００１６】
請求項１０の食品管理保存庫は、上記各発明において、本体外部に表示部を設け、前記検出手段を、検出した前記無線タグを付した食品の食品情報をその位置情報と共に前記表示部に表示させるように構成したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内に食品を収容したときに、食品情報に加えて検出手段により検出された食品の位置情報を表示部に表示させることで、使用者は確実に位置検出がなされたことを認識することができ、検出動作の確認を確実に行えると共に使用者に対する信頼性の向上を図ることができる。
【００１７】
請求項１１の食品管理保存庫は、請求項１０の発明において、前記検出手段を、前記検出した庫内の食品の在庫情報を分類して前記表示部に一覧表示可能に構成したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内に収容している食品の在庫情報を扉を開けることなくその位置情報と共に確認することができる、しかも、収容領域別あるいは食品種類別などの種々の基準で分類して一覧表示させることができるので、簡単且つ迅速に内部の食品情報をチェックすることができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【００１８】
請求項１２の食品管理保存庫は、請求項１１の発明において、前記検出手段を、食品の在庫情報の一覧表示を前記食品収容領域毎に分類して行うように構成したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内に収容している食品の在庫情報を食品収容領域毎に分類して表示部に一覧表示させることができるので、例えば、冷蔵庫であれば冷蔵室や冷凍室、あるいは野菜室などの保存温度の異なる条件別すなわち保存条件の異なる食品収容領域別にその在庫情報を確認することができるので、使用者の目的に沿った食品情報のチェックを行うことができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【００１９】
請求項１３の食品管理保存庫は、請求項１１または１２記載の発明において、検出手段を、前記表示部への食品の在庫情報としてその食品の出入れ回数情報と共に一覧表示を行うように構成したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内に収容する食品によっては、少量の食品のように１回で食べてしまうものや、缶詰や調味料などの少しずつ何回にも分けて使用するものなどの違いによる出入れ回数なども表示させることができるので、使用者はこれを参考としてその使用頻度や残量などの把握することができ、扉を閉めたままで収容している食品の履歴情報まで確認することができ、その食品の補充の必要性なども確認することができ使い勝手の向上を図ることができる。
【００２０】
請求項１４の食品管理保存庫は、請求項１１ないし１３の発明において、前記検出手段を、使用者により指定された食品についてその食品情報と位置情報とを前記表示部に表示させるように構成したところに特徴を有する。この構成によれば、庫内に収容している食品について、例えば在庫情報を一覧表示させている状態で使用者に指定されたり、あるいはキー入力などにより指定されると、検出手段により、指定された食品について食品情報と位置情報とを表示部に表示させることができ、使い勝手に優れたものとなる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
（第１の実施形態）
以下、本発明を冷蔵庫に適用した場合の第１の実施形態について、図１ないし図１０を参照して説明する。なお、以下の説明においては、冷蔵庫の構成及び動作については、本発明の動作にかかわる部分について詳細に示し、一般的な冷蔵庫の構成及び動作については省略する。
【００２２】
全体の外観を示す図３及び縦断側面を示す図４において、冷蔵庫本体１には、上から順に冷蔵室２、野菜室３、製氷室４（図５参照）、切替室５及び冷凍室６が形成されている。これらの前面には各室を開閉するための冷蔵室扉２ａ、野菜室扉３ａ、製氷室扉４ａ、切替室扉５ａ及び冷凍室扉６ａが配設されている。
【００２３】
冷蔵室扉２ａの中央部には表示部として機能するホーム端末７が着脱可能に設けられている。このホーム端末７は、液晶表示パネルからなる表示装置７ａを備えており、この表示装置７ａの画面をタッチ操作することで操作入力を行えるようにした操作部７ｂを兼ねた構成とされている。また、このホーム端末７は、後述するように外部の通信網としてのインターネットなどに接続可能に構成されており、食品管理やその他の家事に必要な情報を入手することができるようになっている。
【００２４】
冷蔵室扉２の左端にはタッチオープンスイッチ８が設けられ、これが操作されると例えばソレノイド駆動により冷蔵室扉２ａがマグネットチャックから解放される位置まで電動で開動作されるようになっている。冷蔵室２内には３枚の棚板９ａ，９ｂ，９ｃが配設されると共に、底面部にはチルドケース９ｄが配設されている。また、冷蔵室扉２ａには、各種ポケット１０ａ，１０ｂ，１０ｃなどが配設されている。野菜室３には、野菜室ケース１１の背面部に冷蔵専用冷却器１２及び冷却ファン１３が配設され、冷蔵室２内及び野菜室３内に冷気を循環させて冷却を行うように構成されている。
【００２５】
製氷室４は冷蔵室２内に設けた図示しない給水タンクから製氷用の水が供給されて製氷動作を行う自動製氷装置と生成された氷を貯留する貯氷ボックスからなる。切替室５は、内部の設定温度を冷凍温度からワイン冷却温度などの広い範囲で複数段階に切り替えることができるように構成されている。冷凍室６は、２段に分けた収容ケースが設けられている。これら製氷室４，切替室５及び冷凍室６の背面部には冷凍専用冷却器１４及び冷却ファン１５が設けられると共に、底部背面にはコンプレッサ１６が配設されている。
【００２６】
さて、これら複数の室２，３，５，６（製氷室４を除く）には、無線タグ１７が付された食品が内部に収容されると、その無線タグ１７と通信を行って食品情報を受信するためのアンテナ１８が多数設けられている。このアンテナ１８は、無線タグ１７が数十センチの範囲に存在する場合に通信が可能な矩形コイル状をなすもので、各室２，３，５，６のどの位置に収容されていても通信が可能となるように、次のように配設されている。
【００２７】
すなわち、まず、冷蔵室２においては、左右の側壁部の断熱材に埋め込むようにしてアンテナ１８ａ，１８ｂが上下に配置され、内部上面の断熱材にはアンテナ１８ｃが配設され、野菜室３との間の仕切板１９の下面側にもアンテナ１８ｄが埋め込み配設されている。さらに、図６に示すように、冷蔵室扉２ａにも断熱材中にアンテナ１８ｅが埋込配設されている。このアンテナ１８ｅのリード線２０は図示しないドアヒンジの内部を通じて本体１側に設けるコネクタ２１に接続される。
【００２８】
また、図７に示すように、２番目の棚板９ｂの裏面にもアンテナ１８ｆが樹脂部２２により埋め込み配設されている。この場合、アンテナ１８ｆは、棚板９ｂの補強リブ９ｂｂの高さ寸法（例えば１０ｍｍ程度）以内の厚さ寸法となるように樹脂２２中に配設することで（補強リブ９ｂｂの下端部との間に寸法Ｌ（＞０）を持たせる）、収容する食品の実収納高さ寸法を減じることがないように設定されている。
【００２９】
野菜室３においては、左右の側壁部の断熱材に埋め込むようにしてアンテナ１８ｇが配設され、内部底面の断熱仕切壁１ａにはアンテナ１８ｈが埋め込み配設されている。同様にして、切替室５にも、側壁部にアンテナ１８ｉが配設され、上面及び内部にアンテナ１８ｊ，１８ｋが配設されている。そして、冷凍室６にも、側壁部にアンテナ１８ｌが配設され、上面及び底面にアンテナ１８ｍ，１８ｎが配設されている。
【００３０】
次に、図１及び図２を参照して電気的構成の要部について説明する。
前述したように、ホーム端末７は、表示装置７ａ及び操作部７ｂからなる表示部２３を備えると共に、内部には、庫内の各室に収容している食品の保存状態を管理して各種の表示を行うための食品管理プログラムを記憶させた制御装置２４が配設されている。制御装置２３は、ＣＰＵを主体としてＲＯＭ、ＲＡＭや種々の入出力インターフェースを備えた構成とされている。また、制御装置２３は、検出手段としての機能を兼ね備えており、前述したアンテナ１８ａ〜１８ｎによる無線タグ１７との通信により得られる食品情報を食品情報受信部であるリーダ２５を介して入力する。また得られた食品情報をデータベースとして記憶する食品情報データベース２６が接続されている。
【００３１】
制御装置２３は、外部通信用インターフェース回路２７を介してインターネットに接続可能に設けられると共に、住宅内通信用インターフェース回路２８を介して住宅内に配設される他の食品に関連する電気機器たとえばクッキングヒータ、電子レンジや炊飯器あるいは食品管理機能を有する食品ストッカーなどと通信が行えるようになっている。
【００３２】
図２は、アンテナ１８ａ〜１８ｎにより通信を行う無線タグ１７との関係を電気的に示している。無線タグ１７は、例えば、コイン形状やカード形状に形成された外観を有するもので、内部に通信用のコイル状アンテナ１７ａと送受信回路１７ｂ及び食品情報を記憶するメモリ１７ｃが配設され、樹脂などで一体に成形されている。この無線タグ１７のメモリ１７ｃには、これを添付する食品の内容を認識するための食品情報が記憶されている。食品情報としては、例えば、食品識別コードや賞味期限などのデータである。
【００３３】
アンテナ１８ａ〜１８ｎを構成するコイルから所定周波数の磁力線（磁束）が発生されると、無線タグ１７側のアンテナ１７ａを構成するコイルにその磁束が鎖交し、電磁誘導により電力が発生する。無線タグ１７側においては、この電力を利用してメモリ１７ｃに記憶されている食品情報をリーダ２５側のアンテナ１８ａ〜１８ｎに送信することで読み取りが行われるようになっている。
【００３４】
次に、本実施例の作用について図８ないし図１０も参照して説明する。
使用者が無線タグ１７が付された食品を冷蔵庫本体１内に収容すると、制御装置２４は、次のようにして入庫された食品を判断すると共に、その収容された位置を検出してこれらのデータを食品情報として食品情報データベース２６に記憶する。
【００３５】
製氷室４を除いて食品を収容する冷蔵室２，野菜室３，切替室５及び冷凍室６には、前述のように多数のアンテナ１８ａ〜１８ｎが設けられていて、これらにより一定時間間隔で所定周波数（例えば１２５ｋＨｚ）の質問信号を通信エリア内に送信している。
【００３６】
この場合に、各アンテナ１８ａ〜１８ｎの通信範囲が数十センチ程度となっているので、冷蔵室２では、アンテナ１８ａ，１８ｃ，１８ｆが上部の収容領域の無線タグ１７と通信可能となり、アンテナ１８ｆ，１８ｂ，１８ｄが下部の収容領域の無線タグ１７と通信可能となり、さらに、アンテナ１８ｅが冷蔵室扉２ａの各ポケット１０ａ〜１０ｃ部分の収容領域の無線タグ１７と通信可能となっている。以下、野菜室３では、アンテナ１８ｇ，１８ｈが無線タグ１７と通信可能であり、切替室５では、アンテナ１８ｊ，１８ｉ，１８ｋが無線タグ１７と通信可能であり、冷凍室６では、アンテナ１８ｍ，１８ｌ，１８ｎが無線タグ１７と通信可能となっている。
【００３７】
したがって、この実施形態においては、冷蔵庫内に収容された食品の無線タグ１７がいずれのアンテナ１８ａ〜１８ｎと通信を行ったかによってその収容位置を特定することができるのである。いま、例えば、無線タグ１７を付した食品としてパック入りの「牛乳」が冷蔵室２のポケット１０ｃに収容されたとすると、アンテナ１８ｅにより無線タグ１７と通信が行われる。リーダ２５により無線タグ１７の食品情報が受信されると、制御装置２５は、その食品情報を得ると共にアンテナ１８ｅにより受信したことから判断して「牛乳」の入庫された位置を冷蔵室扉２のポケットであると推定する。
【００３８】
次に、制御装置２５は、表示装置７ａに対して図８に示すように、入庫情報として入庫された食品の名称とその入庫位置を概略図と共に一定時間表示する。また、制御装置２５は、入庫された食品の食品情報として、購入日、賞味期限、数量などの情報を、入庫位置と共に食品情報データベース２６に記憶するようになる。なお、この表示画面は、冷蔵庫の本来の機能をサポートすべく、庫内の温度情報や冷却調理を行う場合の各種ボタンを配置して表示している。
【００３９】
制御装置２５は、庫内に収容されている食品について、無線タグ１７と通信を行うべく、一定時間間隔毎にアンテナ１８ａ〜１８ｎにより通信を行うようにしており、これにより、在庫の食品や使用してなくなった食品などを検出して食品情報データベース２６の記憶情報と比較することにより管理を行うようになっている。
【００４０】
また、庫内に収容された食品で、例えば、バターや牛乳などの１回で消費しないようなものの場合には、一旦、庫外に取り出した後に再びあるいは繰り返し収容するものがある。このような食品も考慮して、制御装置２５は、庫内に収容した食品の出入回数をカウントし、そのカウント数を食品情報データベース２６に食品情報として付加して記憶する。
【００４１】
そして、制御装置２５は、必要に応じてまたは使用者の操作入力に応じて、庫内の食品の在庫情報を表示装置７ａに一覧表示させるようになっている。図９は、その一例を示すもので、ここでは、収容している食品の種類別に分類して一覧表示している。在庫食品は、「購入日」、「賞味期限」、「数量」、「出入回数」、「保管場所」（収容位置）の情報と共に表示されるようになっており、使用者は、この一覧表示を見ることで、在庫の食品について扉を開けたり、食品を取り出すことなく的確に確認することができる。
【００４２】
なお、制御装置２５は、上述の在庫情報の表示を食品の種類別に並べているが、この並び方の優先順位を変更することもできる。例えば、画面中上部に示している「賞味期限順」あるいは「保管場所別」などのボタンをタッチ操作することで、制御装置２５によりこれを受付けて賞味期限の短い順に一覧表示したり、あるいは保管場所別に一覧表示させるようになる。これにより、使用者のニーズに応じて柔軟に一覧表示を行わせることができるので在庫情報を的確に把握することができるようになる。
【００４３】
さらに、図９に示した在庫情報の画面では、各食品の名称の先頭位置に「ＮＡＶＩ」ボタンを付して表示しており、このボタンがタッチ操作されると、制御装置２５は、図１０に示すようなナビゲーション画面を表示装置７ａに表示させるようになる。このナビゲーション画面では、例えば「バター」の場合では、その収容位置を冷蔵庫の概略図で示している。このように、個々の食品について「ＮＡＶＩ」ボタンを操作することで、その収容位置を視覚的に捕らえることができるので、慣れない使用者や子供などにとっても在庫情報を的確に把握することができる。
【００４４】
このような本実施形態によれば、冷蔵庫本体１に食品に付した無線タグ１７と通信を行うための多数のアンテナ１８ａ〜１８ｎを設け、制御装置２５により、通信を行ったアンテナを検出することで食品の収容位置を検出するようにしたので、庫内に収容した食品のすべての無線タグ１７と通信が行えるようになり、しかも、収容した食品の食品情報と共に収容位置を認識して在庫情報を管理することができるので、食品管理をきめ細かく行えると共に、使用者の使い勝手を向上させることができるようになる。
【００４５】
そして、多数のアンテナ１８ａ〜１８ｎは、本体１の断熱材中に埋め込んだり、棚板９ｂの裏面に埋め込むようにして配設しているので、食品の収容容積を減少させることなく上記の機能を達成することができる。
【００４６】
また、本実施形態によれば、表示装置７ａにより、入庫した食品の食品情報と共に収容位置を冷蔵庫の概略図中に示すので、食品の入庫時に収容位置を視覚的に把握することができるようになる。また、表示装置７ａにより、在庫食品の一覧表示を行えるようにしたので、在庫食品の状態を把握するのに簡単且つ迅速に行えると共に、扉を開けることなく認識できることから、扉の開閉回数や開放時間を短くすることができ、庫内の無駄な温度上昇を防止して効率良く冷却動作を行わせることができるようになる。
【００４７】
（第２の実施形態）
図１１は本発明の第２の実施形態を示すもので、第１の実施形態と異なるところは、食品の収容位置の検出原理である。第１の実施形態においては、食品の収容位置を検出するのに、通信を行ったアンテナ１８ａ〜１８ｎを検出することで行っていたが、この実施形態では、通信可能な距離が比較的長く、例えば、庫内の全域に渡って通信を行うことができるアンテナ２９ａ，２９ｂ，２９ｃを図示のように内部上面、側壁部のそれぞれに設けた構成である。なお、通信方式は、第１の実施形態では電磁誘導を行うことを前提としているが、例えば無線タグとの通信を電波により行う構成としているものである。
【００４８】
次に、検出原理について簡単に説明する。この検出方式では、例えば、庫内に収容した食品Ｆ１，Ｆ２に対して、各アンテナ２９ａ，２９ｂ，２９ｃが通信したときの通信時間とその差の時間とにより、制御装置２５により通信距離を算出し、その通信距離とアンテナ２９ａ〜２９ｃの配置位置との関係から、食品Ｆ１，Ｆ２の収容位置の違いを認識すると共に、庫内における収容位置を検出するものである。
【００４９】
この検出原理を用いることで、配設すべきアンテナの個数を少なくとも３個設けることで庫内の全域に渡って通信が可能となり、食品の位置を検出することができるので、アンテナを配設するためのコストを低減することができる。
【００５０】
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
冷蔵庫以外にも、食品ストッカーなど常温で保管するものや、食品を所定温度で保温しながら保管するものの食品の管理などにも適用することができる。
無線タグは、コイン状をなすもの以外にＩＣカードタイプや他の食材情報を送信可能なチップタイプのものを用いることができる。
食品情報の管理は、インターネットなどを通じて食品管理サーバを設けて、この食品管理サーバと情報のやり取りを行うことで管理処理を行う方式のシステムを採用することもできる。
【００５１】
アンテナ１８ａ〜１８ｎを設ける構成としたが、必要に応じて設置個数を加減することができる。また、検出個数や配置状態を変えることで、収容位置の検出範囲をきめ細かく設定することもできる。
【００５２】
食品の収容位置の検出は、第１の実施形態で述べた方式である受信したアンテナを特定することで行う検出方式と、第２の実施形態で述べた方式である複数の通信距離による位置の特定で行う検出方式とを示したが、これ以外に、通信距離が長い複数のアンテナを設け、それぞれのアンテナの受信強度（レベル）を比較することで位置を検出する方式を採用することもできる。
【００５３】
また、表示装置７ａをホーム端末７として冷蔵室扉２ａの前面に設ける構成としているが、別途に表示部を設ける構成としても良いし、パソコンなどの汎用装置を用いて表示させる構成とすることもできる。
【００５４】
表示装置７ａに表示する入庫情報や在庫情報は、実施形態のものに限らず、用途に応じて種々の表示方式を採用することができる。例えば、通常の在庫状況から類推して、賞味期限や残量から不足する食品を推定する機能を設け、これを表示したり、あるいは買物が必要な食品情報として表示させるなどの機能を持たせることができる。
【００５５】
また、庫内の棚や収納部の奥や下方に位置する食品の位置を認識できるようにして、このような食品の賞味期限を特に表示すると共に、それらの食品を手前に配置することを促す画面表示を行うなどして、使用者が扉を開ける度に目に付きやすくすることで認識しやすくさせることもできる。
【００５６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の食品管理保存庫によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、請求項１の食品管理保存庫によれば、庫内に収容する食品に付された無線タグと通信を行うことができるように複数のアンテナを設け、検出手段により、それら複数のアンテナによる無線タグとの通信の受信時刻や受信レベルなどの受信状態によって無線タグが付された食品の位置を検出するようにしたので、収容された食品がどのような食品で庫内のどの領域に位置するかを自動的に認識することができるようになり、これにより、庫内に収容している食品の管理をその位置と共に正確に行うことができるようになる。
【００５７】
請求項２の食品管理保存庫によれば、少なくとも２個のアンテナを異なる部位に設け、検出手段により、少なくとも２個のアンテナによる受信タイミングとその差からその無線タグが付された食品の位置を検出するように構成したので、各アンテナと無線タグとの間の距離とその距離の差により生ずるそれら受信信号の受信タイミングとそのずれから相対的な位置を検出することができる。
【００５８】
請求項３の食品管理保存庫によれば、複数のアンテナのそれぞれを、庫内に形成された複数の収容領域毎に収容された食品に付されている無線タグと通信できる程度に設定されているので、検出手段により、受信タイミングとその差から上述した位置検出を行う場合に、各アンテナによる通信可能な領域が制限されている分だけ位置検出を正確に行うことができるようになる。
【００５９】
請求項４の食品管理保存庫によれば、複数のアンテナとして少なくとも２個のアンテナを異なる部位に設け、検出手段により、検出対象となる無線タグに対して複数のアンテナの受信信号の強度からその無線タグが付された食品の位置を検出するように構成したので、アンテナの受信信号の強度を測定することで簡単に食品の収容領域を検出することができるようになる。
【００６０】
請求項５の食品管理保存庫によれば、複数のアンテナを、庫内の食品収容領域毎に無線タグを検出するように配設したので、検出手段により、受信信号の強度から上述した位置検出を行う場合に、複数のアンテナのうちの通信が行われたアンテナがどのアンテナであるかを特定することにより簡単に食品の収容位置を検出することができる。
【００６１】
請求項６の食品管理保存庫によれば、複数のアンテナを、通信距離が数十センチ以下程度となるように設定しているので、隣接する他のアンテナの通信可能な範囲が重複するのを少なくすることができ、これによって、庫内に収容された食品の位置を精度良く検出することができるようになる。
【００６２】
請求項７の食品管理保存庫によれば、アンテナを、庫内の食品収容領域の中央部に位置する無線タグを検出するように庫内に設けたので、食品収容領域の面積が広い場合でも、上面あるいは底面部などの中央部にアンテナを設けることで、食品収容領域全体にわたって正確に食品の位置を検出することができるようになる。
【００６３】
請求項８の食品管理保存庫によれば、アンテナを、庫内の棚板の裏面側に埋込み配設したので、庫内の食品収容領域が高さ方向に高い場合でも、途中に設ける棚板にもアンテナを埋め込むことで、収容する食品の位置を正確に検出することができるようになる。
【００６４】
請求項９の食品管理保存庫によれｂ、アンテナを、扉内側の断熱材に埋込み配設したので、食品を扉内側のポケット部などに収容可能な構成の場合には、扉内側に埋込み配設したアンテナにより無線タグと通信を行うことができるので、精度良く位置を検出することができるようになる。
【００６５】
請求項１０の食品管理保存庫によれｂ、本体外部に表示部を設け、検出手段により検出した食品情報をその位置情報と共に表示部に表示させるように構成したので、庫内に食品を収容したときに、食品情報に加えて検出手段により検出された食品の位置情報を表示部に表示させることで、使用者は確実に位置検出がなされたことを認識することができ、検出動作の確認を確実に行えると共に使用者に対する信頼性の向上を図ることができる。
【００６６】
請求項１１の食品管理保存庫によれば、検出手段を、検出した庫内の食品の在庫情報を分類して前記表示部に一覧表示することができるように構成したので、庫内に収容している食品の在庫情報を扉を開けることなくその位置情報と共に確認することができる、しかも、収容領域別あるいは食品種類別などの種々の基準で分類して一覧表示させることができるので、簡単且つ迅速に内部の食品情報をチェックすることができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【００６７】
請求項１２の食品管理保存庫によれば、検出手段を、食品の在庫情報の一覧表示を食品収容領域毎に分類して行うように構成したので、例えば、冷蔵庫であれば冷蔵室や冷凍室、あるいは野菜室などの保存温度の異なる条件別すなわち保存条件の異なる食品収容領域別にその在庫情報を確認することができ、使用者の目的に沿った食品情報のチェックを行うことができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【００６８】
請求項１３の食品管理保存庫によれば、検出手段を、表示部への食品の在庫情報としてその食品の出入れ回数情報と共に一覧表示を行うように構成したので、庫内に収容する食品によっては、少量の食品のように１回で食べてしまうものや、缶詰や調味料などの少しずつ何回にも分けて使用するものがあり、そのような食品の種類の違いによる出入れ回数なども表示させることができるので、使用者はこれを参考としてその使用頻度や残量などの把握することができ、扉を閉めたままで収容している食品の履歴情報まで確認することができ、その食品の補充の必要性なども確認することができ使い勝手の向上を図ることができる。
【００６９】
請求項１４の食品管理保存庫によれば、検出手段を、使用者により指定された食品についてその食品情報と位置情報とを表示部に表示させるように構成したので、庫内に収容している食品について、例えば在庫情報を一覧表示させている状態で使用者に指定されたり、あるいはキー入力などにより指定されると、検出手段により、指定された食品について食品情報と位置情報とを表示部に表示させることができ、使い勝手に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態を示す電気的構成の概略図
【図２】無線タグと制御装置との関係を示す電気的構成図
【図３】冷蔵庫の外観斜視図
【図４】冷蔵庫の縦断側面図
【図５】扉を外した状態でアンテナの配置状態を概略的に示す外観斜視図
【図６】冷蔵室扉におけるアンテナの配置状態を示す外観斜視図
【図７】棚板に配設したアンテナの配置状態を部分的に切断して示す外観斜視図
【図８】入庫情報を示した表示画面の図
【図９】在庫情報を一覧表で示した図８相当図
【図１０】在庫情報を個別に示した図８相当図
【図１１】本発明の第２の実施形態を示す検出原理の概念図
【符号の説明】
１は冷蔵庫本体、２は冷蔵室、２ａは冷蔵室扉、３は野菜室、５は切替室、６は冷凍室、７はホーム端末、７ａは表示装置、７ｂは操作部、９ａ，９ｂ，９ｃは棚板、１０ａ，１０ｂ，１０ｃはポケット、１７は無線タグ、１７ａはアンテナ、１７ｂは送受信部、１７ｃはメモリ、１８ａ〜１８ｎはアンテナ、２３は表示部、２４は制御装置（検出手段）、２５はリーダ（食品情報受信部）、２６は食品情報データベース、２７は外部通信用インターフェース、２８は住宅内通信用インターフェース、２９ａ，２９ｂ，２９ｃはアンテナである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a food management stocker that can perform food management with high accuracy by automatically recognizing food contained in the warehouse and specifying its position.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
In food management storages such as refrigerators, for example, there are the following as examples of foods stored in the storage. That is, when it is stored in the storage, data such as the name and type of the food or the expiration date is input and registered using an input means such as a keyboard. And the preservation | save state can be recognized now by making the display part display the information of the food preserve | saved in the store | warehouse | chamber.
[0003]
However, in the conventional apparatus as described above, it is necessary for the user to rewrite data such as registration and change by inputting data using a keyboard or the like each time food is taken in and out. In addition to being cumbersome, it is difficult to adopt practically because it is easy to cause input mistakes.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to easily recognize and manage the food stored in the warehouse, and to detect the storage position of the food. To provide a storage.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The food management storage of the present invention employs the following configuration for achieving the above object.
That is, the food management storage of claim 1 includes a plurality of antennas provided so as to be able to communicate with a wireless tag attached to food stored in the storage, and each of the plurality of antennas performs the wireless communication. The present invention is characterized in that receiving means for receiving food information from the tag and detecting means for detecting the position of the food with the wireless tag attached according to the reception states of the plurality of antennas are provided.
[0006]
With the above configuration, when food with a wireless tag is received, communication is performed by a plurality of antennas, and the food information receiving unit inputs the food information written on the wireless tag according to the communication content. In addition, the detection means can detect the position of the wireless tag according to the reception state such as the reception time and reception level of each of the plurality of antennas. As a result, it is possible to automatically recognize what kind of food is stored and in which area in the storage, and thereby control the food stored in the storage. It can be done accurately with position.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the food management storage cabinet according to the first aspect of the invention, wherein at least two antennas are provided in different parts as the plurality of antennas, and the detection means is provided for the plurality of radio tags to be detected. It is characterized in that it is configured to detect the position of the food with the wireless tag from the reception timing by at least two of the antennas and the difference therebetween.
[0008]
According to the above configuration, since the position of the food stored in the warehouse is detected by the detection means from the reception timing and the difference in communication performed by the wireless tag and each antenna, the distance between each antenna and the wireless tag The relative position can be detected from the reception timing of the received signals and the deviation caused by the difference in distance. In this case, a rough plane position can be detected by two antennas, and a three-dimensional position can also be recognized by three or more antennas, so that a more accurate position can be detected. become able to.
[0009]
In the food management storage of claim 3, in the invention of claim 2, the plurality of antennas can communicate with the wireless tag existing in each of a plurality of storage areas formed in the storage. Is characterized in that the communication distance is set. According to this configuration, the communication distance of each antenna is set to such an extent that it can communicate with the wireless tag attached to the food stored in each storage area. When the position detection is performed, the position detection can be accurately performed as much as the communication area by each antenna is limited.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the food management stocker according to the first aspect of the present invention, wherein at least two antennas are provided in different parts as the plurality of antennas, and the plurality of detection means are connected to the wireless tag to be detected. It is characterized in that the position of the food with the wireless tag is detected from the intensity of the received signal of the antenna. According to the above configuration, when food with a wireless tag is accommodated in the cabinet, the strength of the reception signal of each antenna in communication performed by each antenna increases as it is located closer to that antenna. This makes it possible to detect the food storage area.
[0011]
The food management storage of claim 5 is characterized in that, in the invention of claim 4, the plurality of antennas are arranged so as to detect the wireless tag for each food storage area in the storage. According to this configuration, since the communication distance of each antenna is set to such an extent that it can communicate with the wireless tag attached to the food stored for each storage area, the detection means described above from the strength of the received signal. When performing position detection, if it is possible to specify which antenna is a communication antenna among a plurality of antennas, it is possible to specify a region in which the food is stored. Therefore, the detection means can detect the food storage area by determining the antenna that has performed communication.
[0012]
The food management storage of claim 6 is characterized in that, in the invention of claim 4 or 5, the plurality of antennas are set so that a communication distance is about several tens of centimeters or less. According to this configuration, each of the plurality of antennas has a communicable range of several tens of centimeters or less, so that the communicable ranges of other adjacent antennas can be reduced. It is possible to detect that the food contained in the cabinet is located in the vicinity of the antenna that has performed communication, and it is possible to improve the accuracy of position detection.
[0013]
The food management storage of claim 7 is characterized in that, in the invention of claim 6, the antenna is provided in the storage so as to detect the wireless tag located in the center of the food storage area in the storage. Have According to this configuration, when the antenna is installed on the wall surface of the food storage area, even if the area of the food storage area is large, the antenna is provided in the central portion such as the top surface or the bottom surface, The position of the food can be accurately detected over the entire storage area.
[0014]
The food management storage of claim 8 is characterized in that, in the invention of claim 6 or 7, the antenna is embedded and arranged on the back side of the shelf in the store. According to this configuration, even when the food storage area in the warehouse is high in the height direction, the antenna can be embedded in a shelf provided in the middle so that the position of the food to be stored can be accurately detected. .
[0015]
The food management storage of claim 9 is characterized in that, in the invention of claims 6 to 8, the antenna is embedded in a heat insulating material inside the door. According to this configuration, in the case where the food can be stored in a pocket portion or the like inside the door, the antenna can be communicated with the antenna embedded in the inside of the door, so that the position can be detected with high accuracy. Will be able to.
[0016]
According to a tenth aspect of the present invention, in each of the above inventions, the food management storage is provided with a display unit outside the main body, and the detection unit displays the detected food information of the food with the wireless tag on the display unit together with its position information. It is characterized by being configured to be. According to this configuration, when the food is stored in the cabinet, the position of the food detected by the detection means in addition to the food information is displayed on the display unit, so that the user can reliably detect the position. This can be recognized, the detection operation can be confirmed reliably, and the reliability to the user can be improved.
[0017]
The food management storage of claim 11 is characterized in that, in the invention of claim 10, the detection means is configured to classify inventory information of the detected food in the storage and display the list on the display unit. Have. According to this configuration, it is possible to check the inventory information of the food stored in the warehouse together with the position information without opening the door, and further, the information is classified according to various criteria such as by storage area or by food type. Therefore, it is possible to check food information inside easily and quickly, and to improve usability.
[0018]
The food management storage of claim 12 is characterized in that, in the invention of claim 11, the detecting means is configured to classify and display a list of food stock information for each food containing area. According to this configuration, since the inventory information of the food stored in the warehouse can be classified for each food storage area and displayed in a list on the display unit, for example, in the case of a refrigerator, a refrigerator room or a freezer room, or The inventory information can be confirmed for each food storage area with different storage temperatures, such as in a vegetable room, so the food information can be checked according to the user's purpose, improving usability. Can be achieved.
[0019]
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided the food management storage according to the eleventh or twelfth aspect of the present invention, wherein the detection means is configured to display a list together with information on the number of times the food is put in and out as stock information of the food on the display unit. However, it has characteristics. According to this configuration, depending on the food to be stored in the cabinet, the difference between what you eat at once like a small amount of food, and what you can use in small portions such as canned foods and seasonings It is also possible to display the number of times the food is taken in and out, etc., so that the user can grasp the usage frequency and remaining amount with reference to this, and check the history information of the food stored with the door closed It is possible to confirm the necessity of supplementing the food, and to improve usability.
[0020]
According to a fourteenth aspect of the present invention, there is provided the food management storage according to any one of the eleventh to thirteenth aspects of the present invention, wherein the detection means is configured to display the food information and the position information of the food designated by the user on the display unit. However, it has characteristics. According to this configuration, when the food stored in the warehouse is designated by the user in a state where, for example, inventory information is displayed in a list, or designated by key input or the like, it is designated by the detection means. It is possible to display the food information and the position information on the display unit on the display unit, which makes it easy to use.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment when the present invention is applied to a refrigerator will be described with reference to FIGS. 1 to 10. In the following description, the configuration and operation of the refrigerator will be described in detail with respect to the portion related to the operation of the present invention, and the configuration and operation of a general refrigerator will be omitted.
[0022]
In FIG. 3 showing the overall appearance and FIG. 4 showing the longitudinal side, the refrigerator body 1 includes a refrigerator room 2, a vegetable room 3, an ice making room 4 (see FIG. 5), a switching room 5 and a freezer room 6 in order from the top. Is formed. In front of these, there are provided a refrigerator compartment door 2a, a vegetable compartment door 3a, an ice making compartment door 4a, a switching compartment door 5a and a freezer compartment door 6a for opening and closing each compartment.
[0023]
A home terminal 7 that functions as a display unit is detachably provided at the center of the refrigerator compartment door 2a. The home terminal 7 includes a display device 7a composed of a liquid crystal display panel. The home terminal 7 also serves as an operation unit 7b that can perform an operation input by touching the screen of the display device 7a. In addition, the home terminal 7 is configured to be connectable to the Internet as an external communication network as will be described later, and can obtain information necessary for food management and other housework. .
[0024]
A touch open switch 8 is provided at the left end of the refrigerator compartment door 2. When this switch is operated, it is electrically opened to a position where the refrigerator compartment door 2a is released from the magnet chuck by, for example, solenoid driving. Three shelves 9a, 9b, 9c are disposed in the refrigerator compartment 2, and a chilled case 9d is disposed on the bottom surface. Moreover, various pockets 10a, 10b, 10c etc. are arrange | positioned at the refrigerator compartment door 2a. The vegetable room 3 is provided with a refrigeration cooler 12 and a cooling fan 13 on the back side of the vegetable room case 11, and is configured to cool by circulating cold air in the refrigeration room 2 and the vegetable room 3. ing.
[0025]
The ice making chamber 4 includes an automatic ice making device that performs ice making operation by supplying water for ice making from a water supply tank (not shown) provided in the refrigerator compartment 2, and an ice storage box for storing the generated ice. The switching chamber 5 is configured so that the internal set temperature can be switched in a plurality of stages over a wide range from the freezing temperature to the wine cooling temperature. The freezer compartment 6 is provided with a housing case divided into two stages. The ice making chamber 4, the switching chamber 5, and the freezing chamber 6 are provided with a freezing cooler 14 and a cooling fan 15 at the back thereof, and a compressor 16 is provided at the back of the bottom.
[0026]
Now, in the plurality of chambers 2, 3, 5, 6 (excluding the ice making chamber 4), when the food with the wireless tag 17 is accommodated therein, the wireless tag 17 communicates with the food information. Are provided with a large number of antennas 18. The antenna 18 has a rectangular coil shape that allows communication when the wireless tag 17 is within a range of several tens of centimeters. The antenna 18 can communicate in any position in each of the chambers 2, 3, 5, and 6. Is arranged as follows.
[0027]
That is, first, in the refrigerator compartment 2, the antennas 18a and 18b are arranged vertically so as to be embedded in the heat insulating material on the left and right side walls, and the antenna 18c is arranged on the heat insulating material on the inner upper surface. An antenna 18d is also embedded in the lower surface side of the partition plate 19 between them. Furthermore, as shown in FIG. 6, an antenna 18e is embedded in the heat insulating material also in the refrigerator compartment door 2a. The lead wire 20 of the antenna 18e is connected to a connector 21 provided on the main body 1 side through a door hinge (not shown).
[0028]
Further, as shown in FIG. 7, an antenna 18 f is also embedded in the back surface of the second shelf 9 b by a resin portion 22. In this case, the antenna 18f is disposed in the resin 22 so as to have a thickness dimension within the height dimension (for example, about 10 mm) of the reinforcing rib 9bb of the shelf board 9b (with the lower end of the reinforcing rib 9bb). It is set so as not to reduce the actual storage height dimension of the food to be stored.
[0029]
In the vegetable compartment 3, an antenna 18g is disposed so as to be embedded in the heat insulating material on the left and right side walls, and an antenna 18h is embedded in the heat insulating partition wall 1a on the inner bottom surface. Similarly, in the switching chamber 5, an antenna 18i is disposed on the side wall, and antennas 18j and 18k are disposed on the upper surface and inside. Also in the freezer compartment 6, antennas 18l are disposed on the side walls, and antennas 18m and 18n are disposed on the top and bottom surfaces.
[0030]
Next, the main part of the electrical configuration will be described with reference to FIGS.
As described above, the home terminal 7 includes the display unit 23 including the display device 7a and the operation unit 7b. The home terminal 7 manages the storage state of the food stored in each room in the store, and performs various types of operations. A control device 24 storing a food management program for displaying is provided. The control device 23 is configured to include a ROM, a RAM, and various input / output interfaces mainly using a CPU. Moreover, the control apparatus 23 has a function as a detection means, and inputs the food information obtained by communication with the radio | wireless tag 17 by the antenna 18a-18n mentioned above via the reader 25 which is a food information receiving part. In addition, a food information database 26 for storing the obtained food information as a database is connected.
[0031]
The control device 23 is provided so as to be connectable to the Internet via the external communication interface circuit 27, and is used for other food-related electrical equipment disposed in the house via the residential communication interface circuit 28, for example, a cooking heater. Communication with a microwave oven, a rice cooker, or a food stocker having a food management function is possible.
[0032]
FIG. 2 electrically shows a relationship with the wireless tag 17 that performs communication using the antennas 18a to 18n. For example, the wireless tag 17 has an appearance formed in a coin shape or a card shape, and includes a coiled antenna 17a for communication, a transmission / reception circuit 17b, and a memory 17c for storing food information, and a resin or the like. It is molded in one piece. The memory 17c of the wireless tag 17 stores food information for recognizing the contents of the food attached thereto. The food information is, for example, data such as a food identification code and a shelf life.
[0033]
When magnetic lines of force (magnetic flux) having a predetermined frequency are generated from the coils constituting the antennas 18a to 18n, the magnetic flux is linked to the coils constituting the antenna 17a on the wireless tag 17 side, and electric power is generated by electromagnetic induction. On the wireless tag 17 side, reading is performed by transmitting the food information stored in the memory 17c to the antennas 18a to 18n on the reader 25 side using this electric power.
[0034]
Next, the operation of the present embodiment will be described with reference to FIGS.
When the user stores the food with the wireless tag 17 in the refrigerator body 1, the control device 24 determines the stored food as follows and detects the stored position to detect these foods. The data is stored in the food information database 26 as food information.
[0035]
The refrigeration room 2, the vegetable room 3, the switching room 5 and the freezing room 6 for storing food except for the ice making room 4 are provided with a large number of antennas 18a to 18n as described above, and these are provided at regular intervals. A question signal having a predetermined frequency (for example, 125 kHz) is transmitted in the communication area.
[0036]
In this case, since the communication range of each of the antennas 18a to 18n is about several tens of centimeters, in the refrigerator compartment 2, the antennas 18a, 18c, and 18f can communicate with the wireless tag 17 in the upper accommodation area. , 18b, 18d can communicate with the wireless tag 17 in the lower storage area, and the antenna 18e can communicate with the wireless tag 17 in the storage area of each pocket 10a to 10c of the refrigerator door 2a. Hereinafter, in the vegetable compartment 3, the antennas 18g, 18h can communicate with the wireless tag 17, in the switching room 5, the antennas 18j, 18i, 18k can communicate with the wireless tag 17, and in the freezer compartment 6, the antenna 18m, 181 and 18n can communicate with the wireless tag 17.
[0037]
Therefore, in this embodiment, the accommodation position can be specified depending on which antenna 18a-18n communicates with the wireless tag 17 of the food accommodated in the refrigerator. Now, for example, if “milk” in a pack is stored in the pocket 10c of the refrigerator compartment 2 as food with the wireless tag 17, the antenna 18e communicates with the wireless tag 17. When the food information of the wireless tag 17 is received by the reader 25, the control device 25 obtains the food information and determines from the reception by the antenna 18e that the position where the “milk” is stored is stored in the refrigerator compartment door 2. Presumed to be a pocket.
[0038]
Next, as shown in FIG. 8, the control device 25 displays the name of the food received as the warehousing information and the warehousing position on the display device 7 a together with the schematic diagram for a certain time. Moreover, the control apparatus 25 memorize | stores information, such as a purchase date, a expiration date, and quantity, in the food information database 26 with the warehousing position as food information of the received food. In addition, this display screen arrange | positions and displays the temperature information in a store | warehouse | chamber, and the various buttons in the case of cooling cooking, in order to support the original function of a refrigerator.
[0039]
The control device 25 communicates with the wireless tag 17 with respect to the food contained in the warehouse by the antennas 18a to 18n at regular time intervals. The management is performed by detecting the lost food or the like and comparing it with the information stored in the food information database 26.
[0040]
Moreover, in the case of foods stored in the storage, such as butter and milk that are not consumed at one time, there are those that are once again taken out of the storage and then stored again or repeatedly. Taking such food into consideration, the control device 25 counts the number of times the food stored in the warehouse is in and out, and adds the count to the food information database 26 as food information and stores it.
[0041]
And the control apparatus 25 displays the inventory information of the foodstuff in a store | warehouse as a list on the display apparatus 7a as needed or according to a user's operation input. FIG. 9 shows an example, and here, the list is displayed by classifying according to the type of food contained therein. In-stock food is displayed along with information on “date of purchase”, “expiration date”, “quantity”, “number of times of entry / exit”, and “storage location” (containment position). By looking at, it is possible to accurately check the food in stock without opening the door or taking out the food.
[0042]
In addition, although the control apparatus 25 has arrange | positioned the display of the above-mentioned stock information according to the kind of foodstuff, it can also change the priority of this arrangement method. For example, by touching a button such as “order by expiration date” or “by storage location” shown in the upper part of the screen, the control device 25 accepts this and displays the list in the order of short expiration date or stores it. List by location. As a result, the list display can be flexibly performed according to the needs of the user, so that the inventory information can be accurately grasped.
[0043]
Furthermore, in the inventory information screen shown in FIG. 9, a “NAVI” button is added to the head position of each food name, and when this button is touched, the control device 25 displays the information shown in FIG. The navigation screen as shown in FIG. 6 is displayed on the display device 7a. In this navigation screen, for example, in the case of “butter”, the accommodation position is shown in a schematic diagram of the refrigerator. As described above, by operating the “NAVI” button for each food item, the accommodation position can be visually grasped, so that inventory information can be accurately grasped even for unfamiliar users and children. .
[0044]
According to such this embodiment, the refrigerator main body 1 is provided with a large number of antennas 18a to 18n for communicating with the wireless tag 17 attached to food, and the control device 25 detects the antenna that has performed communication. Since the food storage position is detected, the communication can be performed with all the wireless tags 17 of the food stored in the warehouse, and the storage position is recognized together with the food information of the stored food, and the inventory information. Therefore, it is possible to perform fine food management and improve user convenience.
[0045]
And since many antennas 18a-18n are embedded so that it may be embedded in the heat insulating material of the main body 1, or it may be embedded in the back surface of the shelf 9b, said function is not reduced without reducing the food storage volume. Can be achieved.
[0046]
In addition, according to the present embodiment, the storage position is shown in the schematic diagram of the refrigerator together with the food information of the received food by the display device 7a, so that the storage position can be visually grasped when the food is received. Become. In addition, since the list of stock foods can be displayed by the display device 7a, it can be easily and quickly grasped the state of the stock foods and can be recognized without opening the door. It is possible to shorten the time, and it is possible to efficiently perform the cooling operation by preventing a wasteful temperature rise in the warehouse.
[0047]
(Second Embodiment)
FIG. 11 shows a second embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is the detection principle of the food storage position. In the first embodiment, detection of the food storage position is performed by detecting the communication antennas 18a to 18n, but in this embodiment, the communicable distance is relatively long, For example, the antennas 29a, 29b, and 29c that can communicate over the entire interior of the cabinet are provided on the inner upper surface and the side wall as shown in the figure. Note that the communication method is based on the premise that electromagnetic induction is performed in the first embodiment. For example, the communication method is configured to perform communication with a wireless tag using radio waves.
[0048]
Next, the detection principle will be briefly described. In this detection method, for example, the communication distance is calculated by the control device 25 based on the communication time when the antennas 29a, 29b, and 29c communicate with the food items F1 and F2 stored in the warehouse and the difference time. Then, from the relationship between the communication distance and the arrangement positions of the antennas 29a to 29c, the difference between the accommodation positions of the foods F1 and F2 is recognized and the accommodation position in the warehouse is detected.
[0049]
By using this detection principle, by providing at least three antennas to be arranged, communication is possible over the entire area of the warehouse, and the position of food can be detected. Cost can be reduced.
[0050]
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be modified or expanded as follows.
In addition to the refrigerator, the present invention can also be applied to food storage such as a food stocker, or food stored while keeping food at a predetermined temperature.
As a wireless tag, an IC card type or a chip type capable of transmitting other food information can be used in addition to a coin-shaped one.
For the management of food information, it is possible to adopt a system in which a food management server is provided through the Internet or the like and management processing is performed by exchanging information with the food management server.
[0051]
Although the antennas 18a to 18n are provided, the number of installations can be adjusted as necessary. Further, the detection range of the accommodation position can be set finely by changing the number of detection and the arrangement state.
[0052]
The detection of the food storage position is performed by specifying the received antenna which is the method described in the first embodiment, and the position of the position by a plurality of communication distances which is the method described in the second embodiment. Although a specific detection method is shown, other than this, it is also possible to employ a method of detecting a position by providing a plurality of antennas having a long communication distance and comparing the reception strength (level) of each antenna .
[0053]
In addition, the display device 7a is provided as the home terminal 7 on the front surface of the refrigerator compartment door 2a. However, the display device 7a may be provided separately, or may be displayed using a general-purpose device such as a personal computer. it can.
[0054]
The warehousing information and inventory information displayed on the display device 7a are not limited to those in the embodiment, and various display methods can be adopted depending on the application. For example, by providing a function to estimate foods that are insufficient from the expiration date or the remaining amount by analogy with the normal inventory status and to display this or to display it as food information that requires shopping Can do.
[0055]
In addition, it is possible to recognize the position of foods located at the back or below the shelf or storage part in the cabinet, and particularly displays the expiration date of such foods and urges them to be placed in front. It is possible to make it easier to recognize by making the screen easier to see each time the user opens the door, such as by displaying the screen.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the food management storage of the present invention, the following effects can be obtained.
That is, according to the food management storage of claim 1, a plurality of antennas are provided so as to be able to communicate with the wireless tag attached to the food stored in the warehouse, and the detection means uses the plurality of antennas. The position of the food with the wireless tag is detected according to the reception status such as the reception time and reception level of the communication with the wireless tag, so what kind of food is stored in which area in the warehouse It becomes possible to automatically recognize whether or not to do so, so that the food stored in the storage can be accurately managed together with its position.
[0057]
According to the food management storage of claim 2, at least two antennas are provided in different parts, and the detection means determines the position of the food with the wireless tag from the reception timing by the at least two antennas and the difference between them. Since the detection is configured, the relative position can be detected from the distance between each antenna and the wireless tag and the reception timing of the received signals generated by the difference between the distances and the deviation thereof.
[0058]
According to the food management storage of claim 3, each of the plurality of antennas is set to such an extent that it can communicate with the wireless tag attached to the food stored in each of the plurality of storage areas formed in the storage. Therefore, when the above-described position detection is performed by the detection means based on the reception timing and the difference between the reception timing and the difference, the position detection can be accurately performed as much as the communication area by each antenna is limited.
[0059]
According to the food management storage of claim 4, at least two antennas are provided as different antennas in different parts, and the detection means detects the intensity of the received signals of the plural antennas with respect to the radio tag to be detected. Since the position of the food with the wireless tag is detected, the food containing area can be easily detected by measuring the intensity of the received signal of the antenna.
[0060]
According to the food management storage of claim 5, since the plurality of antennas are arranged so as to detect the wireless tag for each food storage area in the warehouse, the position detection described above is performed from the intensity of the received signal by the detection means. When performing the above, it is possible to easily detect the food storage position by specifying which antenna is a communication antenna among the plurality of antennas.
[0061]
According to the food management storage of claim 6, since the plurality of antennas are set so that the communication distance is about several tens of centimeters or less, the communicable ranges of other adjacent antennas overlap. As a result, the position of the food stored in the warehouse can be detected with high accuracy.
[0062]
According to the food management preservation warehouse of claim 7, since the antenna is provided in the warehouse so as to detect the wireless tag located at the center of the food accommodation area in the warehouse, even when the area of the food accommodation area is wide By providing the antenna at the center such as the upper surface or the bottom surface, the position of the food can be accurately detected over the entire food storage area.
[0063]
According to the food management storage of claim 8, since the antenna is embedded and disposed on the back side of the shelf in the cabinet, the shelf provided in the middle even when the food storage area in the cabinet is high in the height direction Further, by embedding the antenna, the position of the food to be stored can be accurately detected.
[0064]
According to the food management storage cabinet of claim 9, since the antenna is embedded in the heat insulating material inside the door, when the food can be stored in the pocket inside the door, the antenna is embedded inside the door. Since the antenna can be used for communication with the wireless tag, the position can be detected with high accuracy.
[0065]
According to the food management storage box of claim 10, since the display unit is provided outside the main body and the food information detected by the detection means is displayed on the display unit together with the position information, the food is stored in the storage. Sometimes, by displaying the position information of the food detected by the detection means in addition to the food information on the display unit, the user can recognize that the position has been detected reliably, and confirm the detection operation. It can be performed reliably and the reliability for the user can be improved.
[0066]
According to the food management storage of claim 11, since the detecting means is configured so that the detected inventory information of food in the storage can be classified and displayed on the display unit, it is accommodated in the storage. The inventory information of foods can be confirmed along with the location information without opening the door, and it can be displayed in a list by sorting by various criteria such as by storage area or by food type. The internal food information can be checked quickly, and the usability can be improved.
[0067]
According to the food management storage of claim 12, since the detecting means is configured to classify and display a list of food stock information for each food storage area, for example, in the case of a refrigerator, a refrigerator room or a freezer room In addition, the inventory information can be confirmed for each food storage area with different storage temperatures, such as in a vegetable room, etc., and the food information can be checked according to the user's purpose. Improvements can be made.
[0068]
According to the food management storage of claim 13, since the detection means is configured to display a list together with information on the number of foods in and out as stock information of the food on the display unit, depending on the food contained in the warehouse There are things that you can eat at once, such as a small amount of food, and things that can be used in small portions such as canned foods and seasonings. Can also be displayed, so that the user can grasp the frequency of use and the remaining amount with reference to this, and can also check the history information of food stored with the door closed, The necessity of supplementing foods can be confirmed, and usability can be improved.
[0069]
According to the food management storage of claim 14, since the detection means is configured to display the food information and the position information on the food designated by the user on the display unit, it is accommodated in the storage. For example, when food is specified by the user in a state where inventory information is displayed in a list, or is specified by key input or the like, the detection means displays the food information and position information on the specified food on the display unit. It can be displayed and is easy to use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an electrical configuration showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an electrical configuration diagram showing a relationship between a wireless tag and a control device.
FIG. 3 is an external perspective view of a refrigerator.
FIG. 4 is a vertical side view of a refrigerator.
FIG. 5 is an external perspective view schematically showing the antenna arrangement with the door removed.
FIG. 6 is an external perspective view showing an antenna arrangement state in a refrigerator compartment door.
FIG. 7 is an external perspective view showing a state in which the antennas arranged on the shelf board are partially cut.
FIG. 8 is a display screen showing warehousing information.
9 is a diagram corresponding to FIG. 8 showing inventory information in a list.
FIG. 10 is a diagram corresponding to FIG. 8 showing individual inventory information.
FIG. 11 is a conceptual diagram of a detection principle showing a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 is a refrigerator body, 2 is a refrigerator room, 2a is a refrigerator room door, 3 is a vegetable room, 5 is a switching room, 6 is a freezer room, 7 is a home terminal, 7a is a display device, 7b is an operation unit, 9a, 9b, 9c is a shelf board, 10a, 10b and 10c are pockets, 17 is a wireless tag, 17a is an antenna, 17b is a transmission / reception unit, 17c is a memory, 18a to 18n are antennas, 23 is a display unit, 24 is a control device (detection means) , 25 is a reader (food information receiving unit), 26 is a food information database, 27 is an external communication interface, 28 is an in-house communication interface, and 29a, 29b, and 29c are antennas.

Claims

A plurality of antennas provided so as to be able to communicate with a wireless tag attached to food stored in the cabinet;
A food information receiving unit that receives food information by communicating with the wireless tag attached to food by any of the plurality of antennas;
A food management storage, comprising: detection means for detecting a position of the food with the wireless tag attached according to reception states of the plurality of antennas.

In the food management storage of claim 1,
Providing at least two antennas at different sites as the plurality of antennas;
The detection means is configured to detect the position of the food attached with the wireless tag from the reception timing and the difference between at least two of the plurality of antennas with respect to the wireless tag to be detected. Food management storage, which is characterized by being.

In the food management storage of claim 2,
The food management storage box, wherein the plurality of antennas are set to have communication distances so as to enable communication with the wireless tags that exist for each of a plurality of storage areas formed in the box. .

In the food management storage of claim 1,
Providing at least two antennas at different sites as the plurality of antennas;
The detection means is configured to detect the position of the food to which the wireless tag is attached from the intensity of the received signals of the plurality of antennas with respect to the wireless tag to be detected. Managed storage.

In the food management storage of claim 4,
The plurality of antennas are disposed so as to detect the wireless tag for each food storage area in the warehouse.

In the food management storage according to claim 4 or 5,
The food management storage, wherein the plurality of antennas are set to have a communication distance of about several tens of centimeters or less.

In the food management storage of claim 6,
The food management preservation store, wherein the antenna is provided in the store so as to detect the wireless tag located in a central portion of the food storage area in the store.

In the food management storage according to claim 6 or 7,
The food management storage box, wherein the antenna is embedded in the back side of the shelf board in the box.

In the food management storage according to any one of claims 6 to 8,
A food management storage, wherein the antenna is embedded in a heat insulating material inside the door.

In the food management preservation warehouse according to any one of claims 1 to 9,
Provide a display outside the main unit,
The said detection means displays the food information of the detected food with the wireless tag on the display unit together with its position information.

In the food management storage of claim 10,
The food management storage is characterized in that the detection means is configured to be able to classify stock information of the detected food in the warehouse and display a list on the display unit.

In the food management storage of claim 11,
The food management stocker, wherein the detection means is configured to classify and display a list of food stock information for each food storage area.

In the food management storage according to claim 11 or 12,
The food management storage is characterized in that the detection means is configured to display a list together with information on the number of foods in and out of the food as stock information of the food on the display unit.

In the food management storage according to any one of claims 11 to 13,
The food management storage is characterized in that the detection means is configured to display the food information and the position information on the food designated by the user on the display unit.