JP3735015B2 - 回線推定装置および回線推定方法 - Google Patents

回線推定装置および回線推定方法 Download PDF

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回線推定装置および回線推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル無線通信においては、受信信号の回線変動を補償して受信信号を確実に復調するために回線推定が行われる。
【0003】
この回線推定の精度を向上させるために、パイロット部分の既知信号だけを用いて回線推定を行うのではなく、さらにデータ部分の既知でない信号の仮判定値をも用いて回線推定を行う方法が、特開平11−355849号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回線推定方法では、回線推定の精度を向上させることを目的としているにも拘わらず、フェージング等の影響によりデータ部分の信号の仮判定値に誤りが生じると、回線推定の精度を逆に劣化させてしまうという問題がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止して、高精度の回線推定を行うことができる回線推定装置および回線推定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の回線推定装置は、I−Q平面上での位相回転量および振幅変動量を含む回線推定値を取得するための回線推定を行う回線推定装置であって、受信信号に含まれるパイロット信号を用いて前記回線推定を行って第1の回線推定値を得るとともに、前記受信信号に含まれるデータ信号を用いて前記回線推定を行って第2の回線推定値を得る推定手段と、前記データ信号の仮判定値の尤度を算出する算出手段と、前記尤度に応じた係数を、前記第1の回線推定値および前記第2の回線推定値のうち前記第2の回線推定値に乗算する乗算手段と、前記係数を乗算された前記第2の回線推定値を前記第1の回線推定値と合成して第3の回線推定値を得る合成手段と、を具備する構成を採る。
【0016】
本発明の回線推定方法は、I−Q平面上での位相回転量および振幅変動量を含む回線推定値を取得するための回線推定を行う回線推定方法であって、受信信号に含まれるパイロット信号を用いて前記回線推定を行って第1の回線推定値を得るとともに、前記受信信号に含まれるデータ信号を用いて前記回線推定を行って第2の回線推定値を得る推定工程と、前記データ信号の仮判定値の尤度を算出する算出工程と、前記尤度に応じた係数を、前記第1の回線推定値および前記第2の回線推定値のうち前記第2の回線推定値に乗算する乗算工程と、前記係数を乗算された前記第2の回線推定値を前記第1の回線推定値と合成して第3の回線推定値を得る合成工程と、を具備するようにした。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明者らは、仮判定値の信頼度に着目し、仮判定値の信頼度が比較的低い場合に仮判定値に誤りが生じることを見出し、本発明をするに至った。すなわち本発明の骨子は、仮判定値の信頼度に応じて適応的に回線推定値を制御することにより、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止して、高精度の回線推定を行うことである。
【0021】
以下,本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、回線変動には位相回転および振幅変動が含まれるものとする。また、回線推定には位相回転の推定および振幅変動の推定が含まれるものとし、回線推定値には位相回転量および振幅変動量が含まれるものとする。
【0022】
(実施の形態1)
本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法は、データ部分の信号から求めた回線推定値を、データ部分の信号の信頼度(すなわち、尤度)の高さに応じて重み付けするものである。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の概略構成を示す要部ブロック図である。図1に示す無線受信装置において、無線受信部102は、アンテナ101を介して受信された信号に対してダウンコンバートやA/D変換等の所定の無線処理を施して、PL(パイロット)受信部103およびデータ受信部104へ出力する。
【0024】
PL受信部103は、受信信号のパイロット部分の既知信号(以下、「パイロット部信号」という。)を拡散している拡散コードを受信信号に乗算して逆拡散処理を行うことにより、受信信号からパイロット部信号を取り出して、回線推定部105へ出力する。
【0025】
データ受信部104は、受信信号のデータ部分の信号(以下、「データ部信号」という。)を拡散している拡散コードを受信信号に乗算して逆拡散処理を行うことにより、受信信号からデータ部信号を取り出して、回線推定部105および乗算器106へ出力する。
【0026】
回線推定部105は、データ部信号の信頼度(すなわち、尤度)の高さに応じて重み付けした回線推定値を乗算器106へ出力する。なお、回線推定部105の構成については後述する。
【0027】
乗算器106は、データ部信号に回線推定部105から出力された回線推定値を複素乗算する。これにより、データ部信号の回線変動が補償される。復調部107は、回線変動が補償されたデータ部信号に所定の復調処理を施す。これにより、受信データが得られる。
【0028】
次いで、回線推定部105の構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図である。図2に示す回線推定部105において、PL(パイロット)回線推定部201は、既知のPL(パイロット)パターンとPL受信部103から出力されたPL(パイロット)部信号とを比較して回線推定を行って回線推定値を算出し、算出した回線推定値を乗算器202および合成部207へ出力する。なお、PL回線推定部201でパイロット部分から算出された回線推定値を、以下「PL回線推定値」という。
【0029】
乗算器202は、データ受信部104から出力されたデータ部信号にPL回線推定値を複素乗算し、PL回線推定値により回線変動が補償されたデータ部信号を仮判定部203へ出力する。
【0030】
仮判定部203は、回線変動が補償されたデータ部信号を仮判定し、仮判定値をデータ回線推定部204および尤度算出部205へ出力する。
【0031】
データ回線推定部204は、仮判定値とデータ受信部104から出力されたデータ部信号とを比較して回線推定を行って回線推定値を算出し、算出した回線推定値を乗算器206へ出力する。なお、データ回線推定部204でデータ部分から算出された回線推定値を、以下「データ回線推定値」という。
【0032】
尤度算出部205は、データ部信号の仮判定値の尤度を算出して、その尤度に応じた重み係数を乗算器206へ出力する。乗算器206は、データ回線推定部204から出力されたデータ回線推定値に、尤度算出部205から出力された重み係数を乗算することにより、データ回線推定値をデータ部信号の尤度に応じて重み付けする。
【0033】
合成部207は、PL回線推定値とデータ部信号の尤度に応じて重み付けされたデータ回線推定値とを合成して最終的な回線推定値を求め、この最終的な回線推定値を乗算器106へ出力する。
【0034】
次いで、本実施の形態に係る無線受信装置の動作について説明する。
PL回線推定部201では、既知のPL(パイロット)パターンとPL受信部103から出力されたPL(パイロット)部信号とが比較されてPL回線推定値が各シンボル毎に算出され、算出されたPL回線推定値が乗算器202へ出力される。また、PL回線推定値は合成部207へも出力され、後述するようにして重み付けされたデータ回線推定値と、合成部207で合成される。
【0035】
乗算器202では、データ受信部104から出力されたデータ部信号にPL回線推定値が複素乗算され、PL回線推定値により回線変動が補償されたデータ部信号が仮判定部203および尤度算出部205へ出力される。仮判定部203では、回線変動が補償されたデータ部信号が仮判定され、仮判定値がデータ回線推定部204および尤度算出部205へ出力される。つまり、尤度算出部205には、仮判定前のデータ部信号と、仮判定後のデータ部信号とが入力される。
【0036】
尤度算出部205では、データ部信号の仮判定前後の信号点から、データ部信号の仮判定値の尤度が各シンボル毎に算出される。
【0037】
ここで、尤度算出部205における尤度の算出について説明する。
尤度算出部205における尤度の算出は通信相手側で採用する変調方式によって異なるので、通信相手側でQPSK変調を採用した場合とBPSK変調を採用した場合とを分けて説明する。
【0038】
まず、通信相手側でQPSK変調を採用した場合について図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の尤度算出部で行われる尤度の算出について通信相手側でQPSK変調を採用した場合を例に説明するための図である。図3において、横軸(I軸)はデータ部信号の直交成分を表し、縦軸(Q軸)はデータ部信号の同相成分を表す。
【0039】
QPSKにおける尤度は、図3に示すように、データ部信号の仮判定前の信号が配置された点(すなわち、図3における「仮判定前信号点」)のI成分およびQ成分が小さいほど低く、また、データ部信号の仮判定後の信号が配置された点(すなわち、図3における「仮判定後信号点」)と仮判定前信号点とのユークリッド距離が遠いほど低く算出される。第2象〜第4象においても同様にして尤度の算出が行われる。
【0040】
次に、通信相手側でBPSK変調を採用した場合について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の尤度算出部で行われる尤度の算出について通信相手側でBPSK変調を採用した場合を例に説明するための図である。BPSKにおける尤度は、図4に示すように、仮判定前信号点のQ成分の絶対値が小さいほど低く算出される。
【0041】
以上のようにして、尤度算出部205では、データ部信号の各シンボル毎に仮判定値の尤度が算出される。そして、尤度算出部205では、算出した尤度に応じた重み係数αが各シンボル毎に算出される。この重み係数αは、データ部信号の仮判定値の尤度が高いほど大きくなり、データ部信号の仮判定値の尤度が低いほど小さくなる係数である。算出された重み係数αは、乗算器206へ出力される。
【0042】
データ回線推定部204では、仮判定値とデータ受信部104から出力されたデータ部信号とが比較されてデータ回線推定値が各シンボル毎に算出され、算出されたデータ回線推定値が乗算器206へ出力される。
【0043】
乗算器206では、データ回線推定部204から出力された各シンボル毎のデータ回線推定値に、尤度算出部205から出力された各シンボル毎の重み係数αが乗算される。これにより、尤度の高いデータ部信号から算出されたデータ回線推定値ほど大きな値となり、尤度の低いデータ部信号から算出されたデータ回線推定値ほど小さな値となる。換言すれば、信頼度の高いデータ回線推定値ほど大きな値となり、信頼度の低いデータ回線推定値ほど小さな値となる。
【0044】
重み係数αを乗算されたデータ回線推定値は、合成部207でPL回線推定値と合成されて最終的な回線推定値が得られる。
【0045】
このように、本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法によれば、データ部分の信号から求めた回線推定値を、データ部分の信号の信頼度(すなわち、尤度)の高さに応じて重み付けするため、信頼度の高いデータ部分の信号から算出された回線推定値ほど大きな値となり、信頼度の低いデータ部分の信号から算出された回線推定値ほど小さな値となる。よって、信頼度の低い回線推定値が回線推定の結果に及ぼす度合いを軽減することができるので、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0046】
(実施の形態2)
本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法は、データ部分の信号の尤度を所定のしきい値と比較して尤度の高低を判定し、尤度が低いシンボルは信頼度が低いものと判断して、その信頼度が低いシンボルから求められた回線推定値を用いずに回線推定を行うものである。
【0047】
本実施の形態に係る無線受信装置の概略構成は図1で示した構成と同一となり、回線推定部の内部構成のみが相違するため、ここでは、無線受信装置の構成についての説明を省略し、回線推定部についてのみ説明することとする。
【0048】
図5は、本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図である。この図に示すように本実施の形態に係る無線受信装置の回線推定部105は、図2に示す尤度算出部205および乗算器206に代えて、尤度判定部501、スイッチ制御部502およびSW(スイッチ)503を備えて構成される。なお、図5において図2と同じ部分については図2と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0049】
尤度判定部501は、データ部信号の尤度と尤度の所定のしきい値とを比較することによりデータ部信号の仮判定値の尤度の高低を判定して、判定結果を示す信号をスイッチ制御部502へ出力する。
【0050】
スイッチ制御部502は、判定結果に従ってSW503の接続/切断制御を行う。具体的には、スイッチ制御部502は、データ部信号の仮判定値の尤度が高い場合には、データ回線推定部204と合成部207との間を接続してデータ回線推定値を合成部207へ出力し、データ部信号の仮判定値の尤度が低い場合には、データ回線推定部204と合成部207との間を切断してデータ回線推定値を合成部207へ出力しない。
【0051】
次いで、本実施の形態に係る無線受信装置の動作について説明する。
尤度判定部501では、データ部信号の仮判定前後の信号点から、データ部信号の仮判定値の尤度が各シンボル毎に算出され、算出された尤度が所定のしきい値と比較されることにより、データ部信号の仮判定値の尤度の高低が判定される。
【0052】
ここで、尤度判定部501における尤度の判定について説明する。
尤度判定部501における尤度の判定は通信相手側で採用する変調方式によって異なるので、通信相手側でQPSK変調を採用した場合とBPSK変調を採用した場合とを分けて説明する。
【0053】
まず、通信相手側でQPSK変調を採用した場合について図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の尤度判定部で行われる尤度の判定について通信相手側でQPSK変調を採用した場合を例に説明するための図である。図6において、横軸(I軸)はデータ部信号の直交成分を表し、縦軸(Q軸)はデータ部信号の同相成分を表す。
【0054】
図6に示す斜線領域αは、尤度が低いと判定される領域である。QPSKにおける尤度は、仮判定前信号点のI成分およびQ成分が小さいほど低く、また、仮判定後信号点と仮判定前信号点とのユークリッド距離が遠いほど低い。したがって、斜線領域αは境界線Aを境界として図6に示すようになる。通信相手側でQPSK変調が採用されている場合には、この境界線Aが尤度判定部501に設定されたしきい値に相当する。なお、第2象〜第4象では、第1象と同様の斜線領域が設定されており第1象と同様に尤度の判定が行われる。
【0055】
そして、尤度判定部501では、仮判定前信号点が斜線領域αに属するか否かが判定されることにより、データ部信号の仮判定値の尤度の高低が判定される。すなわち、仮判定前信号点が斜線領域αに属しない場合には、尤度判定部501では、データ部信号の仮判定値の尤度が高いと判定されてその旨を示す判定信号がスイッチ制御部502に出力される。逆に、仮判定前信号点が斜線領域αに属する場合には、尤度判定部501では、データ部信号の仮判定値の尤度が低いと判定されてその旨を示す判定信号がスイッチ制御部502に出力される。
【0056】
次に、通信相手側でBPSK変調を採用した場合について図7を参照して説明する。図7は、本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の尤度判定部で行われる尤度の判定について通信相手側でBPSK変調を採用した場合を例に説明するための図である。
【0057】
BPSKにおける尤度は、仮判定前信号点のQ成分の絶対値が小さいほど低い。したがって、図7では境界線Bを境界としてQ成分の絶対値の小さな領域が斜線領域αとして設定されている。通信相手側でBPSK変調が採用されている場合には、この境界線Bが尤度判定部501に設定されたしきい値に相当する。
【0058】
そして、尤度判定部501では、通信相手側でQPSK変調が採用されている場合と同様にして、データ部信号の仮判定値の尤度の高低が判定され、判定結果を示す判定信号がスイッチ制御部502に出力される。
【0059】
スイッチ制御部502では、尤度判定部501から出力された判定信号に従ってSW503の接続/切断制御が行われる。すなわち、データ部信号の仮判定値の尤度が高い場合には、データ回線推定部204と合成部207との間がSW503により接続され、データ部信号の仮判定値の尤度が低い場合には、データ回線推定部204と合成部207との間がSW503により切断される。尤度判定部501、スイッチ制御部502およびSW503のこのような動作により、各シンボル毎に算出されたデータ回線推定値のうち、信頼度の高いデータ部信号から求められた信頼度の高いデータ回線推定値のみが選択されて合成部207へ出力される。換言すれば、各シンボル毎に算出されたデータ回線推定値のうち信頼度の低いデータ回線推定値は間引かれる。
【0060】
よって、合成部207では、信頼度の低いデータ回線推定値は受信データの回線変動を補償するための最終的な回線推定値の算出には用いられず、信頼度の高いデータ回線推定値のみがPL回線推定値と合成されて最終的な回線推定値が得られる。これにより、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0061】
このように、本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法によれば、データ部分の信号の尤度を所定のしきい値と比較して尤度の高低を判定し、尤度が低いシンボルは信頼度が低いものと判断して、その信頼度が低いシンボルから求められた回線推定値を用いずに回線推定を行うため、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0062】
(実施の形態3)
本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法は、データ部分の信号の誤り訂正前後の値を比較し、それらの値が相違しているシンボルは信頼度が低いものと判断して、その信頼度が低いシンボルから求められた回線推定値を用いずに回線推定を行うものである。
【0063】
本実施の形態に係る無線受信装置の概略構成は図1で示した構成と同一となり、回線推定部の内部構成のみが相違するため、ここでは、無線受信装置の構成についての説明を省略し、回線推定部についてのみ説明することとする。
【0064】
図8は、本発明の実施の形態3に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図である。この図に示すように本実施の形態に係る無線受信装置の回線推定部105は、図5に示す尤度判定部501、スイッチ制御部502およびSW503に代えて、誤り訂正部801、比較部802、スイッチ制御部803およびSW(スイッチ)804を備えて構成される。なお、図8において図5と同じ部分については図5と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0065】
図8に示す回線推定部105において、誤り訂正部801は、回線変動が補償されたデータ部信号をにデインタリーブやビタビ復号等の所定の誤り訂正処理を施して、誤り訂正後データを比較部802へ出力する。なお、誤り訂正部801が行う誤り訂正処理はデインタリーブやビタビ復号に限定されるものではなく、誤り訂正部801は送信側でデータ部信号に施された符号化方法等に対応した誤り訂正処理を行う。
【0066】
比較部802は、誤り訂正部801から出力された誤り訂正後データと仮判定値とを各シンボル毎に比較して、比較結果を示す信号をスイッチ制御部803へ出力する。すなわち、比較部802は、誤り訂正後データと仮判定値とが一致するか否かを示す信号をスイッチ制御部803へ出力する。
【0067】
スイッチ制御部803は、比較結果に従ってSW804の接続/切断制御を行う。具体的には、スイッチ制御部803は、誤り訂正後データの値と仮判定値が一致する場合には、データ回線推定部204と合成部207との間をSW804により接続してデータ回線推定値を合成部207へ出力し、誤り訂正後データの値と仮判定値が相違する場合には、データ回線推定部204と合成部207との間をSW804により切断してデータ回線推定値を合成部207へ出力しない。
【0068】
合成部207は、PL回線推定値とデータ回線推定値とを合成して最終的な回線推定値を求め、この最終的な回線推定値を乗算器106へ出力する。
【0069】
次いで、本実施の形態に係る無線受信装置の動作について説明する。
誤り訂正前後の値が一致するシンボルは誤り訂正によっても値が変わらなかったシンボルであるため、誤り訂正前のシンボルはそもそも信頼度が高いシンボルであったといえる。よって、信頼度が高いシンボルから算出されたデータ回線推定値も信頼度が高いといえる。逆に、誤り訂正前後で値が相違するシンボルは誤り訂正によって値が変わったシンボルであるため、誤り訂正前のシンボルはそもそも信頼度が低いシンボルであったといえる。よって、信頼度が低いシンボルから算出されたデータ回線推定値も信頼度が低いといえる。このように、データ部信号の誤り訂正前後の値を比較することにより、データ部信号の信頼度の高低(すなわち、尤度の高低)を各シンボル毎に判定することができる。
【0070】
そこで、比較部802では、誤り訂正部801から出力された誤り訂正後データの値と仮判定部203から出力された仮判定値とが各シンボル毎に比較され、誤り訂正後データの値と仮判定値とが一致するか否かを示す信号がスイッチ制御部803へ出力される。
【0071】
スイッチ制御部803では、比較部802から出力された信号に従ってSW804の接続/切断制御が行われる。すなわち、誤り訂正後データの値と仮判定値とが一致する場合には、データ回線推定部204と合成部207との間がSW804により接続され、両者の値が相違する場合には、データ回線推定部204と合成部207との間がSW804により切断される。比較部802、スイッチ制御部803およびSW804のこのような動作により、実施の形態2と同様に、各シンボル毎に算出されたデータ回線推定値のうち、信頼度の高いデータ部信号から求められた信頼度の高いデータ回線推定値のみが選択されて合成部207へ出力される。換言すれば、各シンボル毎に算出されたデータ回線推定値のうち信頼度の低いデータ回線推定値は間引かれる。
【0072】
よって、合成部207では、実施の形態2と同様に、信頼度の低いデータ回線推定値は受信データの回線変動を補償するための最終的な回線推定値の算出には用いられず、信頼度の高いデータ回線推定値のみがPL回線推定値と合成されて最終的な回線推定値が得られる。これにより、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0073】
このように、本実施の形態に係る無線受信装置および無線受信方法によれば、データ部分の信号の誤り訂正前後の値を比較し、それらの値が相違しているシンボルは信頼度が低いものと判断して、その信頼度が低いシンボルから求められた回線推定値を用いずに回線推定を行うため、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0074】
なお、上記実施の形態1〜3に係る無線受信装置を、移動体通信システムで使用される携帯電話等のような通信端末装置や、この通信端末装置と無線通信を行う基地局装置に適用することが可能である。適用した場合、通信端末装置および基地局装置において、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、データ部分の既知でない信号を用いて回線推定を行う場合に、回線推定の精度が劣化してしまうことを防止して、高精度の回線推定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の概略構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の尤度算出部で行われる尤度の算出について通信相手側でQPSK変調を採用した場合を例に説明するための図
【図4】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の尤度算出部で行われる尤度の算出について通信相手側でBPSK変調を採用した場合を例に説明するための図
【図5】本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の尤度判定部で行われる尤度の判定について通信相手側でQPSK変調を採用した場合を例に説明するための図
【図7】本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の尤度判定部で行われる尤度の判定について通信相手側でBPSK変調を採用した場合を例に説明するための図
【図8】本発明の実施の形態3に係る無線受信装置の回線推定部の概略構成を示す要部ブロック図
【符号の説明】
105 回線推定部
106,202,206 乗算器
107 復調部
201 PL回線推定部
203 仮判定部
204 データ回線推定部
205 尤度算出部
207 合成部
501 尤度判定部
502,803 スイッチ制御部
503,804 SW
801 誤り訂正部
802 比較部

Claims (6)

  1. I−Q平面上での位相回転量および振幅変動量を含む回線推定値を取得するための回線推定を行う回線推定装置であって、
    受信信号に含まれるパイロット信号を用いて前記回線推定を行って第1の回線推定値を得るとともに、前記受信信号に含まれるデータ信号を用いて前記回線推定を行って第2の回線推定値を得る推定手段と、
    前記データ信号の仮判定値の尤度を算出する算出手段と、
    前記尤度に応じた係数を、前記第1の回線推定値および前記第2の回線推定値のうち前記第2の回線推定値に乗算する乗算手段と、
    前記係数を乗算された前記第2の回線推定値を前記第1の回線推定値と合成して第3の回線推定値を得る合成手段と、
    を具備することを特徴とする回線推定装置。
  2. 前記乗算手段は、
    前記尤度が高いほど大きく且つ前記尤度が低いほど小さな係数を前記第2の回線推定値に乗算する、
    ことを特徴とする請求項1記載の回線推定装置。
  3. 請求項1記載の回線推定装置と、
    前記第3の回線推定値を前記データ信号に複素乗算する複素乗算手段と、
    前記第3の回線推定値を複素乗算された前記データ信号を復調する復調手段と、
    を具備することを特徴とする無線受信装置。
  4. 請求項記載の無線受信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項記載の無線受信装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  6. I−Q平面上での位相回転量および振幅変動量を含む回線推定値を取得するための回線推定を行う回線推定方法であって、
    受信信号に含まれるパイロット信号を用いて前記回線推定を行って第1の回線推定値を得るとともに、前記受信信号に含まれるデータ信号を用いて前記回線推定を行って第2の回線推定値を得る推定工程と、
    前記データ信号の仮判定値の尤度を算出する算出工程と、
    前記尤度に応じた係数を、前記第1の回線推定値および前記第2の回線推定値のうち前記第2の回線推定値に乗算する乗算工程と、
    前記係数を乗算された前記第2の回線推定値を前記第1の回線推定値と合成して第3の回線推定値を得る合成工程と、
    を具備することを特徴とする回線推定方法。
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