JP3718616B2 - ステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造 - Google Patents

ステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等のステアリング装置に取り付けられ、ステアリング装置、及び車体に備えられたエアーバックシステム等の電気装置間のそれぞれ電気的接続手段として使用される回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ステアリング装置に備えられた電気装置と、車体に備えられた電気装置とを電気的に接続する回転コネクタが提案されている。
【0003】
この回転コネクタは、回転体であるステアリングホイールに備えられた電気装置と、固定体である車体に備えられた電気装置との間の電気的接続を可能にするものであって、ステアリングホイールによって回転駆動(回動)されるロータ部(可動側ハウジング)とステータ部(固定側ハウジング)とを構成するケースとの間に巻回された可撓性の電気ケーブル又は光ファイバケーブル(以下、これらを総称して「可撓性ケーブル」という。)を収納し、その一端を前記ロータ部に、他端を前記ステータ部に固定し、可撓性ケーブルの巻き締め及び巻き戻しを利用して各電気装置間の電気的接続を可能にするものがある。
【0004】
従来の回転コネクタについて図面を用いて説明する。
図14は、従来の回転コネクタを示す平面図、図15は、従来の回転コネクタを示す側平面図、図16は、従来の回転コネクタを説明するための平面図、図17は、図14の17−17線における断面図である。
図16に示すように、回転コネクタ100は、固定側ハウジング101と、固定側ハウジング101に対して回転自在に連結された可動側ハウジング102と、固定側・可動側ハウジング101、102間に収納された可撓性ケーブルである第1、及び第2のフラットケーブル103、104と、固定側・可動側ハウジング101、102間に回動自在に配置された移動体105とで概略構成されている。
【0005】
固定側ハウジング101には、円筒状の外筒部108と、外筒部108の端部に設けられた円形状の底壁107と、底壁107の中央部に設けられた円形の孔107a(図17参照)とを備えている。一方、可動側ハウジング102には、円筒状の内筒部109と、内筒部109の一方の端部に設けられた略円環状の上壁106とを備え、これら外筒部108と内筒部109とは同軸上に配置され、両外・内筒部108、109間に環状の収納部110が画成されている。
【0006】
この収納部110内には、移動体105が配置されており、この移動体105は、リング状の回転板111と、回転板111上に軸支された複数個のローラ112群、及び円形の中空孔を有し、筒状の一対の固定柱113とで構成されている。この一対の固定柱113は、回転板111と一体に形成されている。そして、一方の固定柱113とローラ112との間には、第1のフラットケーブル103が挿通される第1の開口部114が形成され、他方の固定柱113とローラ112との間には、第2のフラットケーブル104が挿通される第2の開口部115が形成されている。
【0007】
第1、及び第2のフラットケーブル103、104は、絶縁性テープから成るベースフィルムの片面に銅(Cu)等から成る複数本の導体を延設した帯状体であり、便宜上、第1のフラットケーブル103を黒塗り、第2のフラットケーブル104を白抜きで示してある。第1、及び第2のフラットケーブル103、104の外方端は、外筒部108に固定された固定側ジョイント部116に接続され、該固定側ジョイント部116を介して固定側ハウジング101の外部に電気的に導出されている。
【0008】
また、第1、及び第2のフラットケーブル103、104の内方端は、内筒部109に固定された可動側ジョイント部117に接続され、該可動側ジョイント部117を介して可動側ハウジング102の外部に電気的に導出されている。
【0009】
このように概略構成された回転コネクタ100は、固定側ハウジング101を車体(図示せず)に、また、可動側ハウジング102をハンドル部材(図示せず)に固定すると共に、第1、第2のフラットケーブル103、104の両端を固定側、及び可動側ジョイント部116、117を介して車体やハンドル側のそれぞれの電気装置に接続することにより、車載用エアーバックシステムやホーン回路等の電気的接続手段として使用される。
【0010】
次に、従来の回転コネクタ100の固定側ハウジング101と可動側ハウジング102とについて詳細に説明する。
図17に示すように、固定側ハウジング101は、合成樹脂材料から成り、成形加工されて形成され、円筒状の外筒部108と、外筒部108の軸心に直交し、外筒部108の一方の端部側に設けられた略円環状の底壁107とが形成されている。この底壁107の中央部には、円形の孔107aが形成されている。
【0011】
また、底壁107の外縁部の所定の箇所には、外方に突出した複数個(例えば、4個)の取付部107bが配設され、この取付部107bには、孔107cが配設されている。
【0012】
一方、可動側ハウジング102は、合成樹脂材料から成り、成形加工されて形成され、略円環状の上壁106と、上壁106に直交するように突出する円筒状の内筒部109と、上壁106の外周部の近傍で、内筒部109と反対側に突出する電気的導出部118とが一体に形成されている。
【0013】
また、内筒部109の中心部の円形状の孔は、一方端側の太径孔109aと、他方端側の太径孔109aよりも細径の細径孔109bとから形成されている。
【0014】
また、上壁106の電気的導出部118は、略蒲鉾状である側壁に囲まれ、略筒状に一体に形成されており、可動側ハウジング102の軸心側に形成された平面状の第1の側壁118aと、第1の側壁118aに対向する曲面状の第2の側壁118bと、第1、第2の側壁118a、118bとを繋ぐ対向する円弧状の一対の第3の側壁118c、118c(図12参照)とを有する。この曲面状の第2の側壁118bの表面は、可動側ハウジング102の上壁106の外周縁に沿った形状に形成されている。
【0015】
また、第1、第2、第3の側壁118a、118b、118cによって囲まれた領域(区画)には、導電材料から成る複数本(例えば、5本)の端子119と、複数本(例えば、4本)のリード線120(図12参照)とが配置されている。このリード線120は、可動側ハウジング102の電気的導出部118の外方に延設(導出)されている。そして、この端子119とリード線120とは、前記可動側ジョイント部117を介して、第1、及び第2のフラットケーブル103、104と適宜手段にて電気的に接続されている。
また、この端子119は、いわゆるコネクタ部として構成されている。
【0016】
この可動側ハウジング102の内筒部109は、該内筒部109が固定側ハウジング101の孔107aに挿通されて配置され、可動側ハウジング102と固定側ハウジング101とが一体化されている。
【0017】
次に、この回転コネクタ100のステアリング装置への取り付け構造について説明する。
図18は、従来の回転コネクタのステアリング装置への取り付けを説明する平面図である。
【0018】
図18に示すように、このステアリング装置は、主にハンドル部材121と、コラム部材127と、ステアリングシャフト129と、回転コネクタ100とによって主に構成されている。
そして、ハンドル部材121は、円環状のリム部122と、該リム部122を一方の端部が支え、中央部に空間部を有した状態で、放射状に配置された複数本(例えば、4本:90度間隔に)のスポーク部材123とを有している。各スポーク部材123のそれぞれ他方の端部を保持する略矩形の保持部124を有している。
【0019】
そして、前記リム部122は、例えば、合成樹脂材料や木製材料などを成形加工や削りだし加工されて形成され、また、スポーク部材123は、金属材料から成り、プレス加工や切削加工などされて一体に形成されている。
【0020】
そして、このコラム部材127上には、前記回転コネクタ100の固定側ハウジング101の底壁107が載置された状態に配設されて、この回転コネクタ100がコラム部材127に固着されている。
【0021】
そして、ステアリングシャフト129は、コラム部材127と、回転コネクタ100の内筒部109と、ハンドル部材121の保持部124を貫通し、ナット130よって、ハンドル部材121とステアリングシャフト129とが固着されている。
【0022】
この状態のとき、前記回転コネクタ100の電気的導出部118は、ハンドル部材121の隣り合う一対のスポーク部材123の間から、ハンドル部材121の空間部内に突出して配設され、電気的導出部118の一対の第3の側壁118c、118cが各スポーク部材123に近接、又は当接されて配設されている。換言すると、電気的導出部118は、一対のスポーク部材123によって、直接挟まれた状態で配設されている。
【0023】
次ぎに、従来のステアリング装置の動作について説明する。
先ず、ハンドル部材121のリム部122を例えば、時計方向(矢印A方向)に回転させると、リム部122の回転によって、各スポーク部材123が回転される。そして、このスポーク部材123が回転されると、一対のスポーク部材123に直接挟まれた回転コネクタ100の電気的導出部118が共に回転される。
【0024】
この電気的導出部118の回転によって、回転コネクタ100の可動側ハウジング102が共に回転される。
即ち、リム部122の回転によって、回転コネクタ100の可動側ハウジング102が時計方向に所定の回転数だけ回転されることになる。
一方、回転コネクタ100の固定側ハウジング101は、コラム部材127に固着されているので、固定された状態で維持される。
【0025】
また、リム部122を例えば、反時計方向に回転させると、前述とほぼ同様な動作によって、一対のスポーク部材123に直接挟まれた回転コネクタ100の電気的導出部118が共に回転され、よって、回転コネクタ100の可動側ハウジング102が反時計方向に所定の回転数だけ回転されることになる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような構成の回転コネクタ100を用いたステアリング装置では、リム部122を時計方向、又は、反時計方向に回転させると、スポーク部材123に直接挟まれた電気的導出部118が共に回転されるのだが、このとき、金属材料から成るスポーク部材123が、直接、合成樹脂成形材料から成る電気的導出部118に衝突され、そして、衝突後に電気的導出部118が押圧され、よって、回転されることになる。
【0027】
このことから、スポーク部材123の電気的導出部118への衝突時に、衝突音が生じ、この衝突音が、運転者にとって、耳ざわりとなるという問題がある。
【0028】
本発明は、上述の如き従来技術の問題点に解決するものであって、その目的は、ステアリング装置の回転動作時に、回転コネクタ100の電気的導出部118がハンドル部材121のスポーク部材123に衝突しても、衝突音の生じない回転コネクタを提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、固定側ハウジングと、上壁と該上壁から外方に突出する電気的導出部とを有し、固定側ハウジングに対して回動可能に装着された可動側ハウジングと、固定側ハウジングと可動側ハウジングとの間に形成された空間内に収納された可撓性ケーブルとを備え、可動側ハウジングの前記電気的導出部に可撓性ケーブルの少なくとも一方の端部が接続され、且つ、固定側ハウジングに可撓性ケーブルの他方の端部が接続されると共に、上壁の電気的導出部に隣接して弾性部材が配設され、前記電気的導出部は、ハンドル部材の隣り合う一対のスポーク部材の間に突出して配設され、前記弾性部材は、隣り合う一対のスポーク部材に直接挟まれるように電気的導出部の両側壁に配設されており、ハンドル部材の回転に伴って、隣り合う一対のスポーク部材により弾性部材に駆動力を加えて前記可動側ハウジングを回動するようにしたことである。かかる構成により、弾性部材に金属材料から成るスポーク部材が衝突しても、この衝突音は、弾性部材によって、吸収され、衝突音は発生しない回転コネクタの取り付け構造を提供できるという効果を奏する。また、弾性部材を駆動する部材をハンドル部材に別途形成することがなく、従来からのスポーク部材を用いることから安価なハンドル部材によって駆動される回転コネクタを用いたステアリング装置を提供できる。
【0030】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、弾性部材を係止するための固定柱が突出して形成されていることである。かかる構成により、弾性部材を確実に固定することができるという効果を奏する。
【0031】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、弾性部材が電気的導出部の側壁に係止されていることである。かかる構成により、簡単な構成にて弾性部材を電気的導出部に配設出来ることから安価な回転コネクタの取り付け構造を提供できる。
【0032】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、電気的導出部に近接して固定柱が形成され、該固定柱と電気的導出部とに弾性部材が係止されていることである。かかる構成により、弾性部材がふたつの部材で確実に保持され、弾性部材の安定配置が長期間維持出来る。
【0033】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、固定柱が複数形成され、これら固定柱に弾性部材が係止されていることである。かかる構成により、弾性部材がふたつの固定部材で一層確実に保持される。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の回転コネクタについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の回転コネクタの実施の形態を示す平面図、図2は、本発明の回転コネクタの実施の形態を示す側面図、図3は、本発明の回転コネクタの弾性部材の実施の形態を示す斜視図、図4は、本発明の回転コネクタを説明するための平面図、図5は、図1の5−5線における断面図である。
【0036】
図4に示すように、回転コネクタ50は、固定側ハウジング1と、固定側ハウジング1に対して回転自在に連結された可動側ハウジング2と、固定側・可動側ハウジング1、2間に収納された可撓性ケーブルである第1、及び第2のフラットケーブル3、4と、固定側・可動側ハウジング1、2間に回動自在に配置された移動体5とで概略構成されている。
【0037】
固定側ハウジング1には、円筒状の外筒部8と、外筒部8の端部に設けられた円形状の底壁7と、底壁7の中央部に設けられた円形の孔7a(図5参照)とを備えている。一方、可動側ハウジング2には、円筒状の内筒部9と、内筒部9の一方の端部に設けられた略円環状の上壁6とを備え、これら外筒部8と内筒部9とは同軸上に配置され、両外・内筒部8、9間に環状の収納部10が画成されている。
【0038】
この収納部10内には、移動体5が配置されており、この移動体5は、リング状の回転板11と、回転板11上に軸支された複数個のローラ12群、及び円形の中空孔を有し、筒状の一対の固定柱13とで構成されている。この一対の固定柱13は、回転板11と一体に形成されている。そして、一方の固定柱13とローラ12との間には、第1のフラットケーブル3が挿通される第1の開口部14が形成され、他方の固定柱13とローラ12との間には、第2のフラットケーブル4が挿通される第2の開口部15が形成されている。
【0039】
第1、及び第2のフラットケーブル3、4は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の絶縁性テープから成るベースフィルムの片面に銅(Cu)等から成る複数本の導体を延設した帯状体であり、便宜上、第1のフラットケーブル3を黒塗り、第2のフラットケーブル4を白抜きで示してある。第1、及び第2のフラットケーブル3、4の外方端は、外筒部8に固定された固定側ジョイント部16に接続され、該固定側ジョイント部16を介して固定側ハウジング1の外部に電気的に導出されている。
【0040】
また、第1、及び第2のフラットケーブル3、4の内方端は、内筒部9に固定された可動側ジョイント部17に接続され、該可動側ジョイント部17を介して可動側ハウジング2の外部に電気的に導出されている。
【0041】
その際、第1、及び第2のフラットケーブル3、4は、第1のフラットケーブル3を外側にした状態で固定側ジョイント部16から外筒部8の内壁に沿って反時計方向に巻回された後分岐し、第1のフラットケーブル3は、第1の開口部14を通過してローラ12群の1つにU字状に反転され、第2のフラットケーブル4は、第2の開口部15を通過してローラ12群の別の1つにU字状に反転され、さらに第2のフラットケーブル4を外側にした状態で内筒部9の周面に時計方向に巻回された後、可動側ジョイント部17に至るように収納部10内に収納されている。
【0042】
このように概略構成された回転コネクタ50は、固定側ハウジング1を車体(図示せず)に、また、可動側ハウジング2をハンドル部材(図示せず)に固定すると共に、第1、第2のフラットケーブル3、4の両端を固定側、及び可動側ジョイント部16、17を介して車体やハンドル側のそれぞれの電気装置に接続することにより、車載用エアーバックシステムやホーン回路等の電気的接続手段として使用される。
【0043】
ここで、次に、本発明の回転コネクタ50の固定側ハウジング1と可動側ハウジング2とについて詳細に説明する。
図5に示すように、固定側ハウジング1は、合成樹脂材料から成り、成形加工されて形成され、円筒状の外筒部8と、外筒部8の軸心に直交し、外筒部8の一方の端部側に設けられた略円環状の底壁7とが形成されている。この底壁7の中央部には、円形の孔7aが形成されている。
【0044】
また、可動側ハウジング2は、合成樹脂材料から成り、成形加工されて形成され、円筒状の内筒部9と、内筒部9の軸心に直交し、内筒部9の一方の端部側に設けられた略円環状の上壁6とを有している。
【0045】
また、内筒部9の中心部の円形状の孔は、一方端側の太径孔9aと、他方端側の太径孔9aよりも細径の細径孔9bとから形成されている。
また、上壁6の外周縁の近傍の一部には、外方に突出する電気的導出部18が形成されている。
【0046】
この可動側ハウジング2の内筒部9は、該内筒部9が固定側ハウジング1の孔7aに挿通されて配置され、可動側ハウジング2と固定側ハウジング1とが一体化されている。また、この状態のとき、可動側ハウジング2の上壁6の外周部は、固定側ハウジング1の外筒部8上に位置されている。
【0047】
また、この上壁6の電気的導出部18は、図1に示すように、断面が略ドーム状である側壁に囲まれ、略筒状に一体に形成されており、可動側ハウジング2の軸心側に形成された平面状の第1の側壁18aと、第1の側壁18aに対向する曲面状の第2の側壁18bと、第1、及び第2の側壁18a、18bとを繋ぐ対向する平面状の一対の第3の側壁18c、18cとを備えている。この曲面状の第2の側壁18bの表面は、可動側ハウジング2の上壁6の外周縁に沿った形状に形成されている。
【0048】
また、一対の第3の側壁18c、18cは、第1の側壁18aに対して所定の角度(例えば、約100度)を有して形成され、そして、第3の側壁18cには、上壁6に対して垂直に矩形の溝部18dが第3の側壁18cの全面に形成されている。
即ち、電気的導出部18は、前記第1、第2、及び第3の側壁18a、18b、18c、18cによって四方が囲まれている。
【0049】
また、第1、第2、及び第3の側壁18a、18b、18cによって囲まれた領域(区画)には、導電金属材料から成る複数本(例えば、5本)の端子19と、複数本(例えば、4本)のリード線20とが配置されている。このリード線20は、可動側ハウジング2の電気的導出部18の外方に延設(導出)されている。そして、この端子19とリード線20とは、前記可動側ジョイント部17を介して、前記第1、及び第2のフラットケーブル3、4と適宜手段にて電気的に接続されている。また、この端子19は、いわゆるコネクタ部として構成されている。
【0050】
また、上壁6には、電気的導出部18の各第3の側壁18cの近傍で、溝部18dに平行に上壁6から突出する固定柱としての円柱状の支柱6a(図3参照)が配設されている。
【0051】
図3に示すように、弾性部材31は、例えば、ゴムなどの弾性材料から成り、成形加工されて形成され、半円筒状の基部31aと、基部31aの平面側から外方に突出する矩形の凸条部31bと、基部31aの曲面側の一方の端部に設けられたテーパ部31cとを有している。また、基部31aのほぼ中心部には、円形の貫通孔31dが形成されている。
【0052】
この弾性部材31は、支柱6aを弾性部材31の貫通孔31dに挿通しながら、同時に溝部18dに凸条部31bを挿通することによって、貫通孔31dが上壁6の支柱6aに挿通され、且つ、凸条部31bが、第3の側壁18cの溝部18d内に配設されている。即ち、弾性部材31が、支柱6aに固定されると共に、電気的導出部18の第3の側壁18cに係止されている。これによって、電気的導出部18と弾性部材31とは、一体化されている。
【0053】
次に、この回転コネクタ50のステアリング装置への取り付け構造について説明する。
図6は、本発明の回転コネクタのステアリング装置への取り付けを説明する平面図、図7は、図6の7−7線における断面図、図8は、本発明のステアリング装置のハンドル部材を説明するための説明図である。
【0054】
図7に示すように、ステアリング装置は、主にハンドル部材21と、コラム部材27と、ステアリングシャフト29と、回転コネクタ50とによって構成されている。
【0055】
そして、ハンドル部材21は、円環状のリム部22と、該リム部22を一方の端部が支え、中央部に空間部を有した状態で、円弧状であって、放射状に配置された複数本(例えば、4本:90度間隔に)のスポーク部材23と、各スポーク部材23のそれぞれ他方の端部を保持する略矩形の保持部24とを有している。
【0056】
そして、前記リム部22は、例えば、合成樹脂材料や木製材料などから成り、成形加工や削りだし加工されて形成され、また、スポーク部材23と、保持部24と、ハブ部材25とは、金属材料から成り、プレス加工や切削加工などされて一体に形成されている。
【0057】
そして、このコラム部材27上には、前記回転コネクタ50の固定側ハウジング1の底壁7が載置された状態に配設されて、この回転コネクタ50がコラム部材27に固着されている。
【0058】
そして、ステアリングシャフト29は、コラム部材27と、回転コネクタ50の内筒部9と、ハンドル部材21の保持部24を貫通し、ナット30よって、ハンドル部材21とステアリングシャフト19とが固着されている。
【0059】
また、この状態のとき、前記回転コネクタ50の電気的導出部18と弾性部材31とは、ハンドル部材21の隣り合う一対のスポーク部材23の間から、ハンドル部材21の空間部内に突出して配設される。そして、弾性材料から成る弾性部材31の基部31aが各スポーク部材23に近接、又は当接されて配設されている。換言すると、電気的導出部18に配設された弾性部材31は、一対のスポーク部材23によって、直接挟まれた状態で配設されている。
【0060】
次に、本発明のステアリング装置の動作について説明する。
先ず、ハンドル部材21のリム部22を例えば、時計方向(矢印A方向)に回転させると、リム部22の回転によって、各スポーク部材23が回転される。そして、このスポーク部材23が回転されると、一対のスポーク部材23に直接挟まれた回転コネクタ50の電気的導出部18に配設された弾性部材31が共に回転される。
【0061】
この状態のとき、スポーク部材23に挟まれた弾性部材31が、電気的導出部18の第1の側壁18aに対して所定の角度(例えば、約100度)を有して形成された第3の側壁18c、18cに係止されていることから、放射状に配置されたスポーク部材23の回転力(押圧力)が弾性部材31を介して電気的導出部18に安定して確実に伝えられることになる。
【0062】
そして、この電気的導出部18に配設された弾性部材31に回転力が加わり、回転コネクタ50の可動側ハウジング2が共に回転される。そして、リム部22の回転によって、回転コネクタ50の可動側ハウジング2が時計方向に所定の回転数だけ回転されることになる。即ち、弾性部材31を駆動して可動側ハウジング2を回動するようにしたのである。
一方、回転コネクタ50の固定側ハウジング1は、コラム部材27に固着されているので、固定された状態で維持される。
【0063】
また、次に、リム部22を例えば、反時計方向に回転させると、前述とほぼ同様な動作によって、一対のスポーク部材23に直接挟まれた回転コネクタ50の電気的導出部18に配設された弾性部材31が共に回転され、よって、回転コネクタ50の可動側ハウジング2が反時計方向に所定の回転数だけ回転されることになる。
【0064】
次に、本発明の回転コネクタの第2の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図9は、本発明の回転コネクタの第2の実施の形態を示す平面図、図10は、本発明の回転コネクタの第2の実施の形態を示す側面図、図11は、本発明の回転コネクタの弾性部材の第2の実施の形態を示す斜視図である。
この回転コネクタの内部構成は、上述の第1の実施の形態にて説明した回転コネクタの内部構成と同一であるので説明は省略する。
【0065】
以下に、前述の第1の実施の形態の回転コネクタとの相異がある構成について説明する。
【0066】
図9に示すように、可動側ハウジング2の上壁6の外周縁の近傍の一部には、外方に突出する電気的導出部32と、電気的導出部32から僅かなギャップ部33を介し、近接し、電気的導出部32と平行に突出する三角支柱34と、三角支柱34の近傍に設けられ、突出する円柱状の支柱36とが配設されている。このとき、前記三角支柱34と支柱36とはそれぞれ固定柱として配設されている。また、前記三角支柱34の支柱36と対向する一面には、上壁6に対して垂直に矩形の溝部34aが前記一面の全部に形成されている。
【0067】
また、この上壁6の電気的導出部32は、図9に示すように、断面が略ドーム状である側壁に囲まれ、略筒状に一体に形成されており、可動側ハウジング2の軸心側に形成された平面状の第1の側壁32aと、第1の側壁32aに対向する曲面状の第2の側壁32bと、第1、及び第2の側壁32a、32bとを繋ぐ対向する平面状の一対の第3の側壁32c、32cとを備えている。この曲面状の第2の側壁32bの表面は、可動側ハウジング2の上壁6の外周縁に沿った形状に形成され、また、一対の第3の側壁32c、32cは、第1の側壁32aに対して直交するように形成されている。
【0068】
図11に示すように、弾性部材35は、例えば、ゴムなどの弾性材料から成り、成形加工されて形成され、半円筒状の基部35aと、基部35aの平面側から外方に突出する矩形の凸条部35bと、基部35aの曲面側の一方の端部に設けられたテーパ部35cとを有している。また、基部35aのほぼ中心部には、円形の貫通孔35dが形成されている。
【0069】
この弾性部材35は、支柱36を弾性部材35の貫通孔35dを挿通しながら、同時に三角支柱34の溝部34aに凸条部35bを挿通することによって、貫通孔35dが、上壁6の支柱36に挿通され、且つ、凸条部35bが、固定柱としての三角支柱34の溝部34a内に配設されている。これによって、三角支柱34と弾性部材35とは、一体化され、弾性部材35と電気的導出部18とはギャップ部33を介して離間されている。なお、この状態では、前記支柱36を弾性部材35の固定柱として機能させることもできる。
【0070】
次に、この回転コネクタ60のステアリング装置への取付構造については、ステアリング装置の一対のスポーク部材23に直接挟まれるのは、電気的導出部18から離間された弾性部材35の基部35aである。
【0071】
また、この第2の実施の形態のステアリング装置の動作については、前述の第1の実施の形態のステアリング装置の動作とほぼ同一であることから説明は省略する。
【0072】
また、なお、上述の第2の実施の形態では、固定柱としての三角支柱を可動ハウジングに形成したが、この三角支柱に限定されず、弾性部材を配設することが出来る固定柱であればその形状は円柱や角柱などであっても良い。
【0073】
なお、上述の第2の実施の形態では、弾性部材35が、僅かなギャップ部33を介して電気的導出部18の近傍に配設されたが、これに限定されず、一対のスポーク部材23に直接挟まれる弾性部材35が、電気的導出部18から相当距離だけ離れて配設された構成の回転コネクタとしても良い。このような弾性部材35の配設によって、弾性部材35がスポーク部材23に直接挟まれればよいことから、各種のスポーク部材の配置に対し、回転コネクタの可動側ハウジングの設計への対応の自由度が増加する。
【0074】
次に、本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第3の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図12は、本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第3の実施の形態を示す要部斜視図である。
以下に、前述の第1の実施の形態の回転コネクタとの相異がある構成について説明する。
【0075】
図12に示すように、電気的導出部41の第3の側壁41aの全面には、T字形状の溝部41bが前記上壁6に対して垂直に形成されている。
また、弾性部材42の半円柱状の基部42aの平面側には、突出するT字形状の凸条部42bが形成されている。
この弾性部材42のT字形状の凸条部42bが、T字形状の溝部41b内に挿入され、この挿入によって弾性部材42が電気的導出部41に直接係止される。
【0076】
次に、本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第4の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図13は、本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第4の実施の形態を示す要部斜視図である。
以下に、前述の第1の実施の形態の回転コネクタとの相異がある構成について説明する。
【0077】
図13に示すように、電気的導出部43の第3の側壁43aの全面には、略台形状の溝部43bが前記上壁6に対して垂直に形成されている。
また、弾性部材44の半円柱状の基部44aの平面側には、突出する略台形状の凸条部44bが形成されている。
この弾性部材44の略台形状の凸条部44bが、略台形状の溝部43b内に挿入され、この挿入によって弾性部材44が電気的導出部43に直接係止される。
なお、前述の第3、第4の実施の形態では、固定柱としての前記支柱6a(図3参照)を配設する必要は無くなる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、
可動側ハウジングの電気的導出部に可撓性ケーブルの少なくとも一方の端部が接続されると共に、上壁の電気的導出部に隣接して弾性部材が配設され、電気的導出部は、ハンドル部材の隣り合う一対のスポーク部材の間に突出して配設され、弾性部材は、隣り合う一対のスポーク部材に直接挟まれるように電気的導出部の両側壁に配設されており、ハンドル部材の回転に伴って、隣り合う一対のスポーク部材により弾性部材に駆動力を加えて可動側ハウジングを回動するようにしたことによって、弾性部材に金属材料から成るスポーク部材が衝突しても、この衝突音は、弾性部材によって、吸収され、衝突音は発生しない回転コネクタの取り付け構造を提供できるという効果を奏する。
また、弾性部材が、ハンドル部材のスポーク部材によって駆動されるようにしたことによって、弾性部材を駆動する部材をハンドル部材に別途形成することがなく、従来からのスポーク部材を用いることから安価なハンドル部材によって駆動される回転コネクタを用いたステアリング装置を提供できる。
【0079】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、弾性部材を係止するための固定柱が形成されていることによって、弾性部材を確実に固定することができる。
【0080】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、弾性部材が電気的導出部の側壁に係止されていることによって、簡単な構成にて弾性部材を電気的導出部に配設出来ることから安価な回転コネクタの取り付け構造を提供できる。
【0081】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、電気的導出部に近接して固定柱が形成され、固定柱と電気的導出部とに弾性部材が係止されていることによって、弾性部材がふたつの部材で確実に保持され、弾性部材の安定配置が長期間維持出来る。
【0082】
また、本発明のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造は、上壁には、固定柱が複数形成され、これら固定柱に弾性部材が係止されていることによって、弾性部材がふたつの固定部材で一層確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転コネクタの実施の形態を示す平面図である。
【図2】本発明の回転コネクタの実施の形態を示す側面図である。
【図3】本発明の回転コネクタの弾性部材の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の回転コネクタを説明するための平面図である。
【図5】図1の5−5線における断面図である。
【図6】本発明の回転コネクタのステアリング装置への取り付けを説明するための平面図である。
【図7】図6の7−7線における断面図である。
【図8】本発明のステアリング装置のハンドル部材を説明するための説明図である。
【図9】本発明の回転コネクタの第2の実施の形態を示す平面図である。
【図10】本発明の回転コネクタの第2の実施の形態を示す側面図である。
【図11】本発明の回転コネクタの弾性部材の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第3の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図13】本発明の回転コネクタの電気的導出部と弾性部材との第4の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図14】従来の回転コネクタを示す平面図である。
【図15】従来の回転コネクタを示す側面図である。
【図16】従来の回転コネクタを説明するための平面図である。
【図17】図14の17−17線における断面図である。
【図18】従来の回転コネクタのステアリング装置への取り付けを説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング
2 可動側ハウジング
3、4 フラットケーブル(可撓性ケーブル)
6 上壁
6a 支柱(固定柱)
7 底壁
8 外筒部
9 内筒部
10 収納部
18、32 電気的導出部
18c、32c 第3の側壁(側壁)
21 ハンドル部材
23 スポーク部材
27 コラム部
29 ステアリングシャフト
31、35 弾性部材
31a、35a 基部
33 ギャップ部
34 三角支柱(固定柱)
50、60 回転コネクタ

Claims (5)

  1. 固定側ハウジングと、上壁と該上壁から外方に突出する電気的導出部とを有し、前記固定側ハウジングに対して回動可能に装着された可動側ハウジングと、前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジングとの間に形成された空間内に収納された可撓性ケーブルとを備え、前記可動側ハウジングの前記電気的導出部に前記可撓性ケーブルの少なくとも一方の端部が接続され、且つ、前記固定側ハウジングに前記可撓性ケーブルの他方の端部が接続されると共に、前記上壁の前記電気的導出部に隣接して弾性部材が配設され、前記電気的導出部は、ハンドル部材の隣り合う一対のスポーク部材の間に突出して配設され、前記弾性部材は、隣り合う一対のスポーク部材に直接挟まれるように前記電気的導出部の両側壁に配設されており、ハンドル部材の回転に伴って、隣り合う一対のスポーク部材により前記弾性部材に駆動力を加えて前記可動側ハウジングを回動するようにしたことを特徴とするステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造。
  2. 前記上壁には、前記弾性部材を係止するための固定柱が突出して形成されていることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造。
  3. 前記弾性部材が前記電気的導出部の側壁に係止されていることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造。
  4. 前記上壁には、前記電気的導出部に近接して固定柱が形成され、該固定柱と前記電気的導出部とに前記弾性部材が係止されていることを特徴とする請求項1、又は2記載のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造。
  5. 前記上壁には、前記固定柱が複数形成され、これら前記固定柱に前記弾性部材が係止されていることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置への回転コネクタの取り付け構造。
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