JP3678499B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、アナログインタフェース機能を持ったボタン電話装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種ボタン電話装置の制御装置として、例えば特開平6−216862号公報等に記載されたものがある。
【0003】
これら従来のボタン電話装置の制御装置によれば、ボタン電話機に対しダイアルが押下されると、ボタン電話機内に設けたキー監視部から同じくボタン電話機制御部にその情報が伝達され、このボタン電話機制御部では、ボタン電話機内の通話回路部を介し、発信者にキーイントーンとして、確認音を聴取させ、同時に、局線に接続しているボタン電話主制御装置内の主装置インタフェースを介し、やはりボタン電話主制御装置内のボタン電話機インターフェース及び主装置制御部にダイアル情報が伝達される。この場合、アナログ機器に対し、ダイアルが押下されたときは、アナログインタフェースでその監視を行い、ボタン電話機側のボタン電話機制御部にその情報が伝達され、前記ボタン電話主制御装置内の主装置インタフェースを介し、同じく前記ボタン電話機インタフェース及び主装置制御部にダイアル情報が伝達されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、、前記ボタン電話機からボタン電話主制御装置に対する発信時情報の伝達方法として、シリアル信号であるコマンドが行われており、このとき、このコマンドは、ボタン電話機からの発信情報とアナログ機器からの発信情報とを区別する必要があり、「オフフック」から「ダイアル」、「オンフック」とそれぞれの事象に対するコマンドが、図3に示すようなボタン電話機用とアナログ機器用とで用意されていた。
【0005】
つまり、ボタン電話機からの発信時は、「オフフック」で、「10」が上がり、その後の「ダイアル」で、「20」から「D0」のいずれかのコマンドが上がる。そして、「オンフック」で、「00」が上がる。
【0006】
これに対して、アナログ機器からの発信時は、「オフフック」で、「11」が上がり、その後の「ダイアル」で、「21」から「D1」のいずれかのコマンドが上がり、「オンフック」で、「01」が上がるようになっていた。
【0007】
従って、上記従来のボタン電話機の制御装置においては、ボタン電話機とボタン電話主制御装置との間の通信で使用されるコマンドが、非常に多く、メモリー等の資源の有効活用の点で、問題があった。
【0008】
本発明は、ボタン電話機とボタン電話主制御装置との間の通信で使用されるコマンドを簡略化して、メモリー等の資源の有効活用を図ったボタン電話機の制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑み、本発明は、ボタン電話機が、アナログ機器が接続されるアナログインタフェースと、ボタン電話機本体におけるオフフック情報とアナログ機器におけるオフフック情報とを別信号としその他の発信情報を同一信号でボタン電話主制御装置に送信するボタン電話機制御手段を備え、ボタン電話主制御装置が、オフフック情報を受信してボタン電話機からの発信情報かアナログ機器からの発信情報かを判別してボタン電話機を制御する主装置制御手段を備えて構成して、ボタン電話機とボタン電話主制御装置との間の通信で使用されるコマンドを簡略化し、メモリー等の資源の有効活用を図った。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1記載のボタン電話装置は、ボタン電話機と、このボタン電話機との間で通信して電話回線網との接続を制御するボタン電話主制御装置とで構成されるボタン電話装置において、前記ボタン電話機が、アナログ機器が接続されるアナログインタフェースと、前記ボタン電話機本体におけるオフフック情報と前記アナログ機器におけるオフフック情報とを別信号としその他の発信情報を同一信号で前記ボタン電話主制御装置に送信するボタン電話機制御手段を備え、前記ボタン電話主制御装置が、前記オフフック情報を受信して前記ボタン電話機からの発信情報か前記アナログ機器からの発信情報かを判別して前記ボタン電話機を制御する主装置制御手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態を示す構成図である。
【0013】
これによれば、1は、ボタン電話主制御装置であり、電源部17、局線インタフェース(i/f)15、ボタン電話機インタフェース(i/f)16及び主装置制御部14で構成されて、局線18との間で、ボタン電話機機能を実現している。
【0014】
更に、前記主装置制御部14は、番号計画処理部11、ダイアル送出部12や発信規制処理部13等により構成されており、ボタン電話機2からのダイアルキー情報に対する処理を行っている。
【0015】
そして、このボタン電話機2は、電源部6、ボタン電話機制御部5、通話回路部9、主装置インターフェース(i/f)4やアナログインタフェース(i/f)10で構成され、ボタン電話機制御部5により、表示部7やキー監視部8を制御しており、アナログインタフェース部10には、アナログ機器3が接続され、また、通話回路9には、通話装置としてのハンドセット19、スピーカー(SP)20及びマイク21が接続されている。
【0016】
以上の構成における動作は、次の通りである。即ち、ボタン電話機に対し、ダイアルが押下されると、キー監視部8からボタン電話機制御部5にその情報が伝達され、ボタン電話機制御部5では、通話回路部9を介し、発信者にキーイントーンとして、確認音を聴取させる。
【0017】
これと同時に、ボタン電話主制御装置1の主装置インタフェース4を介し、ボタン電話機インタフェース16及び主装置制御部14にダイアル情報が伝達される。
【0018】
また、アナログ機器3に対し、ダイアルが押下されるときは、アナログインタフェース10でその監視が行われ、ボタン電話機制御部5にその情報が伝達され、主装置インタフェース4を介し、ボタン電話主制御装置1内のボタン電話機インタフェース16及び主装置制御部14にダイアル情報が伝達される。
【0019】
ボタン電話機2からボタン電話主制御装置1に対する発信時情報の伝達方法として、シリアル信号であるコマンドにより行われる。
【0020】
そして、このコマンドは、ボタン電話機2からの発信情報とアナログ機器3からの発信情報とで区別して行うのであるが、この実施の形態においては、図2に示すようなコマンドとなっている。
【0021】
図2によれば、ボタン電話機2から発信した場合については、従来と同じように、ボタン電話機2からの発信時、「オフフック」で、「10」が上がり、その後の「ダイアル」で、「20」から「D0」のいずれかのコマンドが上がる。そして、「オフフック」で、「00」が上がる。
【0022】
これに対して、アナログ機器3からの発信時において、「オフフック」時は、従来と同様に「11」であるが、その後の「ダイアル」、「オンフック」は、上記したボタン電話機2から発信時と同様の「20」から「D0」、「00」となっている。
【0023】
これは、図1のボタン電話主制御装置内の主装置制御部14が、発信時の「オフフック」コマンドにより、次の「ダイアル」コマンドは、ボタン電話機2からのものかアナログ機器3からのものかを管理することにより実現できる。
【0024】
よって、主装置制御部14内の番号計画処理部11、ダイアル送出部12や発信規制処理部13等においては、従来制御装置のまま使用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明において、ボタン電話機におけるオフフック情報とアナログ機器におけるオフフック情報のみを区別することによって、ボタン電話機からの発信情報かアナログ機器からの発信情報かを区別して制御する主制御部を備えて構成して、ボタン電話機とボタン電話主制御装置との間の通信で使用されるコマンドを簡略化し、メモリー等の資源の有効活用できる利点を有する。
【0026】
更に、本発明によれば、アナログインタフェース機能を持たないボタン電話装置に対して、アナログインタフェース機能を追加する場合においても、通信手段であるコマンドをそれぞれのために持たせるのではなく、「オフフック」情報のみを区別させ、ダイアルキー等の情報を共有化することにより、ボタン電話主制御装置内の主装置制御部とボタン電話機側のボタン電話機制御部の追加処理を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図。
【図2】図1における実施の形態におけるコマンド例を示す説明図。
【図3】従来装置におけるコマンド例を示す構成図。
【符号の説明】
1 ボタン電話主制御装置
14 主装置制御部
2 ボタン電話機
3 アナログ機器
Claims (1)
- ボタン電話機と、このボタン電話機との間で通信して電話回線網との接続を制御するボタン電話主制御装置とで構成されるボタン電話装置において、前記ボタン電話機が、アナログ機器が接続されるアナログインタフェースと、前記ボタン電話機本体におけるオフフック情報と前記アナログ機器におけるオフフック情報とを別信号としその他の発信情報を同一信号で前記ボタン電話主制御装置に送信するボタン電話機制御手段を備え、前記ボタン電話主制御装置が、前記オフフック情報を受信して前記ボタン電話機からの発信情報か前記アナログ機器からの発信情報かを判別して前記ボタン電話機を制御する主装置制御手段を備えたことを特徴とするボタン電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18170096A JP3678499B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18170096A JP3678499B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | ボタン電話装置 |
Publications (2)
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JPH1013874A JPH1013874A (ja) | 1998-01-16 |
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Family
ID=16105337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18170096A Expired - Fee Related JP3678499B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | ボタン電話装置 |
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JP (1) | JP3678499B2 (ja) |
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1996
- 1996-06-24 JP JP18170096A patent/JP3678499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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