JP3624147B2 - ヘアカット技術情報提示方法および情報記憶媒体 - Google Patents

ヘアカット技術情報提示方法および情報記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘアカット技術情報を提示するためのヘアカット技術情報提示方法および情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
従来、ヘアカット技術情報は、講師の実演、VTR映像、テキストといったものによって生徒や研修生に伝達されていた。
【0003】
しかし、髪の毛は動くものであり、テキスト等の静止画像ではヘアカット中に髪の毛がどのように動くか分かりにくい。
【0004】
また、VTR映像では、髪の毛の動きや全体の動作は分かるが、手やハサミによって隠れる部分があり、細かな点が分かりにくい。
【0005】
さらに、テキストに沿って講師の実演が行われる場合もあるが、この場合も、テキストと実演を見比べながら理解する必要があるため、視点の動きが大きく、ヘアカット技術の理解が困難であった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヘアカット技術情報をより分かりやすくユーザーに提示するためのヘアカット技術情報提示方法および情報記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るヘアカット技術情報提示方法は、ヘアカットに関する技術情報を提示するヘアカット技術情報提示方法において、
ユーザーによる要求を把握する把握工程と、
複数のヘアカット状況を撮像した撮像データに基づく撮像画像と、前記複数のヘアカット状況をアニメーション画像として表示するための画像データに基づくアニメーション画像とを含むヘアカット技術情報提示画像を表示する表示工程と、
を含み、
前記アニメーション画像は、前記撮像画像で伝達されない技術情報を含み、
前記表示工程では、把握された要求に基づき、所望のヘアカット状況を示すヘアカット技術情報提示画像を連続的に表示することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、撮像画像と同期してアニメーション画像を表示することにより、撮像画像では伝達しきれないハサミや櫛の動き、髪の毛のカット部分、髪の毛の自然な位置に戻るときの戻り方等をより明確にユーザーに伝達することができる。
【0009】
なお、前記撮像画像で伝達されない技術情報としては、例えば、撮像画像において、ヘアカットしている者の身体(手、顔、衣服等)で隠れてしまうハサミ、櫛、髪の毛の位置や動きを示す情報等が該当する。
【0010】
また、前記表示工程では、前記アニメーション画像のヘア部分の少なくとも一部を、線および面の少なくとも一方を用いて表示するとともに、前記ヘアカット状況に応じて前記線の属性および前記面の属性の少なくとも一方を変化させることが好ましい。
【0011】
これによれば、ヘア部分を示す線や面の属性を変化させることにより、ヘアカット部分等を明確にユーザーに伝達することができる。例えば、ヘアカットする部分を示す線だけを他の部分と色を変えて表示することにより、どのヘア部分をカットすればよいか明確にユーザーに伝達することができる。
【0012】
なお、属性としては、例えば、色、模様、透明度、種類(点線等)、太さ等が該当する。
【0013】
また、前記要求は、視点設定要求を含み、
前記表示工程では、把握された視点設定要求に基づき、所望の視点からのヘアカット状況を示すヘアカット技術情報提示画像を連続的に表示することが好ましい。
【0014】
これによれば、視点変更が行えるため、様々な視点から見た髪の毛の角度、髪の毛の切り口、髪の毛の広がり等をより明確にユーザーに伝達することができる。
【0015】
また、前記把握工程では、所定の要求把握用画像が表示された状況で、ユーザーの要求を把握することが好ましい。
【0016】
これによれば、所定の要求把握用画像を表示することにより、ユーザーは、容易に要求を行うことができる。
【0017】
なお、要求把握用画像としては、例えば、ヘアカット法の選択ボタン画像や、視点設定ボタン画像等を含む画像が該当する。
【0018】
また、前記表示工程では、前記ヘアカット技術情報提示画像の一部として、ヘアカット技術の関連情報を示す関連画像を表示することが好ましい。
【0019】
これによれば、ヘアカット技術の関連情報を同時に確認することができるため、ヘアカット技術をより理解しやすい。
【0020】
なお、ヘアカット技術の関連情報としては、例えば、専門用語の解説情報等が該当する。
【0021】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、ヘアカットに関する技術情報を示すヘアカット技術情報提示画像をユーザーに提示するための情報を記憶した、コンピュータにより使用可能な情報記憶媒体であって、
複数のヘアカット状況を撮像画像として表示するための撮像データと、
前記複数のヘアカット状況をアニメーション画像として表示するための画像データと、
ユーザーによる要求を把握する把握手段をコンピュータに実現させるためのプログラムと、
把握された要求、前記撮像データおよび前記画像データに基づき、所望のヘアカット状況を示すヘアカット技術情報提示画像を表示手段に表示させるための手段をコンピュータに実現させるためのプログラムと、
を含み、
前記ヘアカット技術情報提示画像は、前記撮像画像と前記アニメーション画像とを含み、
前記アニメーション画像は、前記撮像画像で伝達されない技術情報を含むことを特徴とする。
【0022】
本発明によれば、撮像画像と同期してアニメーション画像を表示することにより、撮像画像では伝達しきれないハサミや櫛の動き、髪の毛のカット部分、髪の毛の自然な位置に戻るときの戻り方等をより明確にユーザーに伝達することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、美容学校内で学生にヘアカット技術情報を伝達するシステムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。
【0024】
図1は、本実施の形態の一例に係るシステムの概略図である。
【0025】
本システムは、学生が使用する複数のPC200−1〜200−nと、各PC200にLAN300を介してヘアカット技術情報を提供するサーバー100とを含んで構成されている。
【0026】
各PC200の画面には、例えば、次に示すヘアカット技術情報提示画像が表示される。
【0027】
図2は、本実施の形態の一例に係るヘアカット技術情報提示画像400の一例を示す図である。
【0028】
ヘアカット技術情報提示画像400では、ビデオカメラ等によって撮像された所定のヘアカット状況を動画像で示す撮像画像410と、当該ヘアカット技術情報をアニメーションで示すアニメーション画像420とが同一の画像内で表示される。
【0029】
撮像画像410およびアニメーション画像420は、学生によってカット法選択ボタン430−1〜430−3が選択されることによって指定されたカット法を表示するものである。また、カット法選択ボタン430−1〜430−3は、学生の要求を把握するための要求把握用画像の一部として機能する。
【0030】
ここでは、学生によって「サイドグラデーション」を選択するカット法選択ボタン430−1がクリックされたため、カット法表示欄460に「サイドグラデーション」と表示され、内容表示欄462に「軽いサイド〜」といったカット法の手順を文字列で示す画像が表示されている。
【0031】
また、ヘアカット技術情報提示画像400では、カット法に関連した技術用語を解説する関連技術用語選択欄470が表示されている。なお、関連技術用語選択欄470は、ヘアカット技術の関連情報を示す関連画像の一種である。
【0032】
関連技術用語選択欄470では、「グラデーション」等の現在選択されているカット法に関連した技術用語が表示されている。
【0033】
例えば、学生が関連技術用語選択欄470内の文字列である「グラデーション」をクリックすることにより、「グラデーション」の説明が関連技術用語選択欄470内に表示される。
【0034】
また、ヘアカット技術情報提示画像400では、「学生専用掲示板」を見るための選択ボタン450、「学校からのお知らせ」を見るための選択ボタン452、「学生用データベース」を見るための選択ボタン454、「質問コーナー」を見るための選択ボタン456が設けられている。
【0035】
学生がこれらの選択ボタン450〜456のいずれかをクリックすることにより、選択に応じた画像が表示される。
【0036】
さらに、ヘアカット技術情報提示画像400では、撮像画像410およびアニメーション画像420を次の工程に進めるための進むボタン484、1つ前の工程に戻るための戻るボタン480、表示を停止するための停止ボタン482が設けられている。学生は、進むボタン484等をクリックすることにより、所望の工程のヘアカット状況を確認することができる。
【0037】
また、ヘアカット技術情報提示画像400では、撮像画像410およびアニメーション画像420を、所望の視点から見るための視点変更ボタン440が設けられている。視点変更ボタン440も、学生の要求を把握するための要求把握用画像の一部として機能する。
【0038】
学生が視点変更ボタン440を1回クリックするごとに、撮像画像410およびアニメーション画像420の視点が左、背面、右、正面、真上と切り替わっていく。
【0039】
さらに、ヘアカット技術情報提示画像400には、補助表示欄464が設けられている。補助表示欄464には、現在、マウスカーソル500が指示している箇所の説明が表示される。
【0040】
例えば、図2に示す例では、マウスカーソル500は、視点変更ボタン440に重なっているので、補助表示欄464には、「視点変更」と表示されている。
【0041】
次に、撮像画像410について説明する。
【0042】
図3は、本実施形態の一例に係る撮像画像410の一例を示す図である。
【0043】
撮像画像410は、実写のカラー動画像であるため、手の動きや髪の毛の動きは分かりやすい。
【0044】
しかし、図3に示すように、ハサミが手で隠れてしまうため、ハサミの動きが分かりにくい。
【0045】
また、同様に、髪の毛が手で隠れてしまうため、髪の毛のどの部分を切っているのか分かりにくい。
【0046】
本実施の形態では、撮像画像410では、十分に提示されない髪の毛のカット部分や、ハサミの動き等の技術情報を明確に学生に提示するため、アニメーション画像420を表示している。
【0047】
次に、アニメーション画像420について説明する。
【0048】
図4は、本実施形態の一例に係るアニメーション画像420の一例を示す図である。
【0049】
また、アニメーション画像420では、顔型のシルエットと、カット部分の髪の毛が表示される。より具体的には、髪の毛は、破線、点線、一点鎖線と異なる線種の線で表示される。
【0050】
さらに、破線の髪の毛は赤、点線の髪の毛は青、一点鎖線の髪の毛は緑と異なる色で表示される。なお、破線の赤の髪の毛はカットする髪の流れを示し、点線の青の髪の毛はセクションを示し、一点鎖線の緑の髪の毛はパートを示す。
【0051】
このように、髪の毛の取り扱いに応じて線種や色を異ならせることにより、より分かりやすく提示することができる。
【0052】
また、アニメーション画像420では、ハサミの動きを示すため、ハサミ画像490が表示される。ハサミ画像490は、図4に示す矢印の方向に動き、実際のハサミの動きを示す。これにより、撮像画像410では、十分に伝達できないハサミの動き等の技術情報を明確に学生に提示することができる。なお、実際には、アニメーション画像420は、動画像であり、アニメーション画像420内の髪の毛の線種や線の色は、ヘアカット状況に応じて変化する。
【0053】
次に、PC200のディスプレイにヘアカット技術情報提示画像400を表示するためのシステムの機能ブロックについて説明する。
【0054】
図5は、本実施形態の一例に係るシステムの機能ブロック図である。
【0055】
PC200は、キーボードやマウスを含む入力部210と、入力情報を含む配信要求情報をサーバー100へ向け送信し、サーバー100からヘアカット技術情報を受信する送受信部290と、受信されたヘアカット技術情報を一時的に記憶する記憶部230と、ヘアカット技術情報に基づき画像を表示する表示部220と、ヘアカット技術情報に基づき音声を出力する音声出力部222とを含んで構成されている。
【0056】
一方、サーバー100は、PC200から配信要求情報を受信し、PC200へ向けヘアカット技術情報を送信する送受信部190と、ヘアカット技術情報の生成等を行う処理部110と、各種のデータを記憶する記憶部120とを含んで構成されている。
【0057】
処理部110は、画像情報を生成する画像生成部113と、音声情報を生成する音声生成部114と、配信要求情報に基づき要求内容を把握する把握部115とを含んで構成されている。
【0058】
記憶部120は、撮像データ121と、画像データ122と、関連データ123と、ユーザーデータ124と、蓄積データ125とを記憶している。
【0059】
撮像データ121は、撮像画像410を表示するためのデータであり、画像データ122は、アニメーション画像420を表示するためのデータであり、関連データ123は、関連技術用語選択欄470を表示するためのデータであり、ユーザーデータ124は、学生の学生番号や氏名等を管理するためのデータであり、蓄積データ125は、学生用専用掲示板、学校からのお知らせ、学生用データベースおよび質問コーナーを管理するためのデータである。
【0060】
ここで、画像データ122のデータ構造について説明する。
【0061】
図6は、本実施形態の一例に係る画像データ122のデータ構造の一例を示す図である。
【0062】
画像データ122の項目としては、例えば、「カット法」、「視点」、「経過時間」、「コンテンツデータ」、「文字データ」等が該当する。
【0063】
「カット法」は「サイドグラデーション」、「ボブ」等のカット法を示す。また、「視点」は「左」「背面」等の視点を示す。また、「経過時間」は当該カット法のアニメーション画像420の表示開始時点からの経過時間を示す。
【0064】
画像データ122は、「カット法」、「視点」および「経過時間」で区分されている。このため、「カット法」、「視点」および「経過時間」で区分される単位ごとに「コンテンツデータ」および「文字データ」は設けられている。
【0065】
例えば、学生が「サイドグラデーション」で「左」を選択した場合、まず、「経過時間」が「0」に対応する「コンテンツデータ」に基づきアニメーション画像420が表示され、これと同時に、「経過時間」が「0」に対応する「文字データ」に基づき内容表示欄462に「軽いサイドから切り始めます〜」等の文字画像が表示される。
【0066】
そして、アニメーション画像420の表示開始時点から10秒が経過すると、新たなアニメーション画像420を表示するため、「経過時間」が「10」に対応する「コンテンツデータ」および「文字データ」に基づきアニメーション画像420等が表示される。
【0067】
このように、画像データ122は、「カット法」、「視点」、「経過時間」で区分されていることにより、学生の「カット法」、「視点」、工程の変更要求に対しても即座に対応することができる。
【0068】
また、「コンテンツデータ」は「経過時間」ごとに設けられているため、カット法や経過時間に応じて、すなわち、ヘアカット状況に応じて髪の毛の線の色や線種を変化させることができる。
【0069】
なお、撮像データ121も画像データ122と同様のデータ構造である。これにより、撮像画像410とアニメーション画像420とを連動させて表示することができる。
【0070】
次に、各部のハードウェアについて説明する。
【0071】
入力部210としては、例えばキーボードやマウス等、送受信部290としては、例えばLANカード等、記憶部230としては、例えばRAM等、表示部220としては、例えば液晶ディスプレイ等、音声出力部222としては、例えばスピーカー等を適用できる。
【0072】
また、送受信部190としては、例えばLANカード等、処理部110としては、例えばCPU等、記憶部120としては、例えばRAM等を適用できる。
【0073】
なお、サーバー100には、情報記憶媒体180が接続され、情報記憶媒体180からプログラムやデータを読み取ることによりその機能を実現するように構成することも可能である。
【0074】
また、情報記録媒体180に記憶されるプログラム等は、搬送波に具現化される(embodied)ものであってもよい。すなわち、サーバー100は、情報記憶媒体180からではなく、例えば、ネットワークを介して所定のホスト端末等からプログラム等を読み取って上述した種々の機能を実現することも可能である。
【0075】
なお、情報記憶媒体180としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ICカード、ROM、RAM、メモリカード、ハードディスク等のレーザーや磁気等を用いた記憶媒体を適用できる。また、情報記憶媒体180からの情報読み取り方式は、接触式でも非接触式でもよい。
【0076】
次に、上述した各部を用いてヘアカット技術情報提示画像400をPC200で表示するための処理の流れについて説明する。
【0077】
図7は、本実施形態の一例に係るヘアカット技術情報の提示手順の一例を示すフローチャートである。
【0078】
まず、学生がカット法選択ボタン430をクリックすることにより、入力部210からの入力情報を含む配信要求情報が送受信部290で生成され、サーバー100へ向け送信される。
【0079】
これにより、サーバー100は、送受信部190を用いてPC200からの配信要求情報を受信する(ステップS2)。
【0080】
そして、把握部115は、受信された配信要求情報に基づき、学生がどのような要求を行ったか把握する(ステップS4)。
【0081】
技術選択(カット法選択ボタン430の操作)、工程選択(進むボタン484等の操作)、視点選択(視点変更ボタン440の操作)のいずれかである場合(ステップS6)、把握部115は、要求に応じて撮像画像410およびアニメーション画像420を変化させるように画像生成部113に命令を出す。
【0082】
当該命令により、画像生成部113は、撮像データ121および画像データ122に基づき、撮像画像410およびアニメーション画像420を含むヘアカット技術情報提示画像400を表示するための画像情報を生成する(ステップS8)。
【0083】
送受信部190は、生成された画像情報をPC200へ向け送信する(ステップS18)。
【0084】
PC200では、送受信部290によって当該画像情報を受信し、記憶部230によって当該画像情報を一時的に記憶する。
【0085】
そして、表示部220は、記憶部230の画像情報に基づき、ヘアカット技術情報提示画像400を表示し、音声出力部222は、記憶部230の情報に音声情報が含まれる場合は、音声を出力する。
【0086】
また、把握部115は、技術選択、工程選択、視点選択のいずれでもないと判定した場合(ステップS6)、キーワード選択かどうかを判定する(ステップS10)。
【0087】
キーワード選択は、学生が関連技術用語選択欄470内の関連技術用語をクリックした場合が該当する。
【0088】
キーワード選択の場合(ステップS10)、把握部115は、画像生成部113にキーワード解説用の画像情報を生成させる(ステップS12)。具体的には、画像生成部113は、関連データ123に基づき、キーワード解説用の画像情報を生成する。
【0089】
送受信部190は、生成されたキーワード解説用の画像情報を携帯電話200へ向け送信する。
【0090】
これにより、携帯電話200では、関連技術用語選択欄470内に選択したキーワードに対する解説がなされた画像が表示される。
【0091】
さらに、把握部115は、キーワード選択ではないと判定した場合(ステップS10)、当該要求に応じた処理を行う(ステップS14)。
【0092】
具体的には、学生が「学生専用掲示板」等の選択ボタン450〜456をクリックした場合が該当する。例えば、把握部115は、学生が「学生専用掲示板」の選択ボタン450を選択したと判定した場合、「学生専用掲示板」を表示するための画像情報を生成するように画像生成部113に命令を出す。当該命令により、画像生成部113は、ユーザーデータ124および蓄積データ125に基づき、「学生専用掲示板」を表示するための画像情報を生成する(ステップS16)。
【0093】
送受信部190は、「学生専用掲示板」を表示するための画像情報を携帯電話200へ向け送信する。
【0094】
これにより、携帯電話200では、「学生専用掲示板」が表示される。
【0095】
なお、「学生専用掲示板」等で入力された情報は、把握部115によって蓄積データ125の一部として蓄積される。
【0096】
以上のように、本実施の形態によれば、撮像画像410と同期してアニメーション画像420を表示することにより、撮像画像410では伝達しきれないハサミの動き、髪の毛のカット部分、髪の毛の自然な位置に戻るときの戻り方等をより明確に学生に伝達することができる。
【0097】
すなわち、撮像画像410だけ表示した場合、撮像画像410においてカットしている者の身体によってハサミや髪の毛の一部または全部が隠れてしまい、ハサミ等の動きや位置が学生に伝達されないこともある。本実施の形態のように、アニメーション画像420において、ハサミや髪の毛の動きを表示することにより、撮像画像410で隠れてしまうハサミや髪の毛の位置や動きを明確に学生に伝達することができる。
【0098】
また、撮像画像410とアニメーション画像420とを連動させて表示することにより、髪の毛が動くという性質を明確に提示でき、一連のヘアカット技術をシームレスに学生に提示することができる。
【0099】
また、アニメーション画像420では、髪の毛の線種や色がヘアカット状況に応じて変化するため、学生に注目させたい部分を強調して表示することもできる。
【0100】
さらに、視点変更が行えるため、様々な視点から見た髪の毛の角度、髪の毛の切り口、髪の毛の広がり等をより明確に伝達することができる。
【0101】
(変形例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、各種の変形が可能である。
【0102】
例えば、上述した実施例では、人間のヘアカットを例に採り説明したが、ペットの毛のカット(トリミングともいう。)にも適用できる。
【0103】
また、上述した実施例では、美容学校での適用について説明したが、美容学校や理容学校等の学校での適用に限られず、インターネットを用いたオンライン通信教育や、ファッション業界でのヘアカット技術情報の提示に対しても本発明を適用できる。
【0104】
さらに、上述した実施例のように、ネットワークを介してヘアカット技術情報を提示するのでなく、単体のPC等でヘアカット技術情報を提示することも可能である。具体的には、例えば、撮像データ121、画像データ122等のデータと、ユーザーによる要求を把握する把握手段をPCに実現させるためのプログラムと、把握された要求、撮像データ121および画像データ122に基づき、所望のヘアカット状況を示すヘアカット技術情報提示画像をディスプレイに表示させるための手段をコンピュータに実現させるためのプログラムとを、CD−ROM等の情報記憶媒体に記憶する。そして、当該情報記憶媒体をPCに読み込ませることにより、上述したヘアカット技術情報をユーザーに提示することができる。
【0105】
また、例えば、アニメーション画像420において、ヘアカットする部分を示す線だけを他の部分と色を変えて表示してもよい。これにより、どのヘア部分をカットすればよいか明確にユーザーに伝達することができる。ヘアカットする部分の線の変化のさせ方としては、色、模様、透明度、種類(点線等)、太さ等を変化させればよく、線ではなく、面でヘアカット部分を表してもよい。
【0106】
また、上述した実施例では、ハサミと髪の毛の動きをアニメーション画像420内で表示したが、ハサミや髪の毛以外にも、撮像画像410では一部が隠れてしまう櫛等をアニメーション画像420内で表示することも可能である。
【0107】
さらに、上述した実施例では撮像画像410とアニメーション画像420を同期させて表示していたが、非同期で表示することも可能である。具体的には、撮像画像410と、アニメーション画像420のそれぞれの画像表示を制御するため、戻るボタン480、停止ボタン482、進むボタン484および視点変更ボタン440を2組設ける。そして、各ボタンの押下を検出して処理することにより、撮像画像410とアニメーション画像420とを非同期で表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係るシステムの概略図である。
【図2】本実施形態の一例に係るヘアカット技術情報提示画像の一例を示す図である。
【図3】本実施形態の一例に係る撮像画像の一例を示す図である。
【図4】本実施形態の一例に係るアニメーション画像の一例を示す図である。
【図5】本実施形態の一例に係るシステムの機能ブロック図である。
【図6】本実施形態の一例に係る画像データのデータ構造の一例を示す図である。
【図7】本実施形態の一例に係るヘアカット技術情報の提示手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバー
113 画像生成部
114 音声生成部
115 把握部
120 記憶部
121 撮像データ
122 画像データ
123 関連データ
124 ユーザーデータ
125 蓄積データ
180 情報記憶媒体
200 PC

Claims (4)

  1. コンピュータを用いてヘアカットに関する技術情報を提示するヘアカット技術情報提示方法において、
    前記コンピュータが、ユーザーによって入力された入力情報に基づいて前記ユーザーによってヘアカット法の選択、ヘアカット工程の選択のうちどの選択が行われたかを判定する判定工程と、
    前記コンピュータが、複数のヘアカット状況を撮像した撮像データに基づく撮像画像と、前記複数のヘアカット状況をアニメーション画像として表示するための画像データに基づくアニメーション画像とを含むヘアカット技術情報提示画像を表示する表示工程と、
    を含み、
    前記アニメーション画像は、前記撮像画像で伝達されないハサミ、櫛、ヘアのうちの少なくとも1つの位置や動きを示す画像であり、
    前記撮像データおよび前記画像データは、前記ヘアカット法および前記ヘアカット工程に対応した経過時間によって区分されたコンテンツデータを含み、
    前記表示工程では、前記判定工程で判定された選択応じたコンテンツデータに基づき、前記撮像画像および前記アニメーション画像を連動させて表示することを特徴とするヘアカット技術情報提示方法。
  2. 請求項1において、
    前記表示工程では、前記アニメーション画像のヘア部分の少なくとも一部を、線および面の少なくとも一方を用いて表示するとともに、前記ヘアカット状況に応じて前記線の属性および前記面の属性の少なくとも一方を変化させることを特徴とするヘアカット技術情報提示方法。
  3. 請求項1、2のいずれかにおいて、
    前記コンテンツデータは、ヘアカットの視点ごとに区分され、
    前記判定工程では、前記入力情報に基づき、前記ヘアカット法の選択、前記ヘアカット工程の選択、ヘアカットの視点のうちどの選択が行われたかを判定し、
    前記表示工程では、前記ヘアカットの視点が選択された場合、当該視点に応じたコンテンツデータに基づき、選択された視点からのヘアカット状況を示すヘアカット技術情報提示画像を表示することを特徴とするヘアカット技術情報提示方法。
  4. ヘアカットに関する技術情報を示すヘアカット技術情報提示画像をユーザーに提示するためのコンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体であって、
    コンピュータを、
    複数のヘアカット状況を撮像画像として表示するための撮像データと、前記複数のヘアカット状況をアニメーション画像として表示するための画像データとを記憶する記憶手段と、
    ユーザーによって入力された入力情報に基づいて前記ユーザーによってヘアカット法の選択、ヘアカット工程の選択のうちどの選択が行われたかを判定する判定手段と、
    記撮像データおよび前記画像データに基づき、前記撮像画像と、前記アニメーション画像とを含むヘアカット技術情報提示画像を表示手段に表示させるための手段として機能させるためのプログラムを記憶し、
    前記アニメーション画像は、前記撮像画像で伝達されないハサミ、櫛、ヘアのうちの少なくとも1つの位置や動きを示す画像であり、
    前記撮像データおよび前記画像データは、前記ヘアカット法および前記ヘアカット工程に対応した経過時間によって区分されたコンテンツデータを含み、
    前記表示工程では、前記判定手段によって判定された選択応じたコンテンツデータに基づき、前記撮像画像および前記アニメーション画像を連動させて表示することを特徴とする情報記憶媒体。
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