JP3615660B2 - 画像表示装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は同一対象物の2次元画像と3次元画像の双方を表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを利用した3次元グラフィックアプリケーションなどにおいて、モデリングの際、画面を複数フィールドに分割して、それらに対象物の2次元画像(正面図、側面図及び平面図)と3次元画像とを表示するものが知られている。2次元画像のフィールドはユーザがモデリング作業を行う所であり、3次元画像は対象物の出来栄えを観察するためのものである。このように2次元画像と3次元画像は異なる利用目的をもっているから、2次元画像と3次元画像のフィールドは互いに独立して注視点(視野の中心)や拡大率に変えることができるようになている。また、上記した利用目的故に、2次元画像は専らモデリング用のワイヤフレーム(又はポリゴン)であり、3次元画像はワイヤフレーム(又はポリゴン)であったり簡単なレンダリング(表面の描画)を施したものであったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
3次元モデリング以外の利用分野、例えば対象物のプレゼンテーションのような分野では、同一対象物の2次元画像と3次元画像の双方を表示するものは知られていない。このプレゼンテーションの分野では、2次元画像と3次元画像のもつ役割は、モデリングの分野におけるそれとは全く異なるから、モデリングにおける2次元画像と3次元画像の表示手法や何の役にも立たない。
【0004】
従がって、本発明の目的は、対象物の効果的なプレゼンテーションを可能とする、2次元及び3次元画像の表示技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像表示装置は、指定された中心座標又は表示範囲について対象物の2次元画像を描く2次元描画部と、指定された中心座標又は表示範囲について対象物の3次元画像を描く3次元描画部と、2次元画像と3次元画像を表示する表示部と、2次元描画部と3次元描画部に対して共通の中心座標又は共通の表示範囲を指定する表示制御部と、ポリゴンの頂点の明度値及び標高値のセットにそれぞれ対応するカラー値が予め登録されている着色テーブルと、を備え、3次元描画部は、予め用意されたシェーディング表現のための明度データを用いてポリゴンで表した3次元画像を描画するシェーディング部を有し、シェーディング部は、着色テーブルに登録されているカラー値を用いて、ポリゴンの各頂点の色を決定し、ポリゴンの表面内の各点の色を補完して描画する。
【0006】
この画像表示装置によれば、同一対象物の同一の中心座標又は同一の表示範囲について、2次元画像と3次元画像とが表示される。一方の画像のスクロール又は拡大縮小に連動して、他方の画像も同様にスクロール又は縮小する。
【0007】
3次元描画部は2次元描画部が作成した2次元画像を3次元画像の表面にマッピングするマッピング部を有することができる。
【0008】
3次元描画部は、予め用意されたシェーシング表現のための明度データを用いて3次元画像の表面描画を行うシェーシング部を有することができる。
【0009】
本発明は典型的にはコンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、ディスク型ストレージ、半導体メモリおよび通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてコンピュータにインストールまたはロードすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態の全体構成を示す。
【0011】
コンピュータ上で実行される表示アプリケーション1は、表示制御部7と、2次元描画部9と、3次元描画部11を有する。表示制御部7は、マウスやキーボードのような入力装置3から対象物を表示するときの中心座標(視野の中心点に表示すべき対象物(又は対象物の部分)の座標)、拡大縮小率、3次元画像の高さ率(平面距離に対する高さの強調度合い)、3次元画像の視線方向、3次元モード(後述)などの指定を受けて、コンピュータのメモリ13上に中心座標13、表示範囲25、高さ率27、視線方向29、及び3次元モード31を登録する。2次元描画部9は、メモリ13上の及び表示範囲15を参照して、中心座標23を中心にした表示範囲15に存在する対象物(又は対象物の部分)のデータを対象物データベース15から読み込み、その読み込んだデータを用いて、その対象物の2次元画像19をメモリ13上に生成する。3次元描画部11は、メモリ13上の中心座標23、表示範囲15、高さ率27、視線方向29及び3次元モード31を参照し、中心座標23を中心とした表示範囲15に存在する対象物(又は対象物の部分)のデータを対象物データベース15から読み込み、その読み込んだデータを用いて、高さ率25、視線方向27及び3次元モード31に従がったその対象物の3次元画像21をメモリ13上に生成する。その際、3次元描画部11は必要に応じて着色テーブル17を使用する(詳細は後述)。表示制御部7は、メモリ13上の2次元画像19と3次元画像7を読み込みディスプレイ5に表示する。
【0012】
2次元描画部9と3次元描画部11とが、共通の中心座標23及び表示範囲25を用いるため、表示される2次元画像と3次元画像は常に同一の表示範囲を表すことになる。従がって、例えば2次元画像をユーザがスクロールさせてその表示範囲を移動させると、3次元画像もこれに追従してスクロールすることになる。この機能は、同一の対象物を2次元画像と3次元画像の双方の観点から観察するのに非常に便利である。
【0013】
図2と図3は、対象物データベース15内のデータの例を示す。ここでは、対象物として地図を例にとって、図2には主として2次元画像生成に使用されるデータの例を、図3には3次元画像生成に使用されるデータの例を示している。
【0014】
図2に示すように、2次元画像生成用のデータには、背景データ31と2次元オブジェクトデータ33がある。背景データ33は、山や森林や海湖沼川などを色分けして表したもので、地図がカバーする地域内の各緯度経度地点のRGBカラー値を、地図の左上角の緯度経度地点から右下角の緯度経度地点まで2次元に配列にしてなるラスタデータである。2次元オブジェクトデータは33は、道路や線路や建物などのオブジェクトの図形を表したもので、図示のように、全てのオブジェクトのオブジェクト名、図形種別(線分、多角形など)及びパラメータ(図形の頂点や中心点の緯度経度や図形寸法などの図形値、線の太さ、カラー値など)のセットからなるベクタデータである。後述するように、この背景データ33及び2次元オブジェクトデータ33は、2次元地図画像だけでなく、必要に応じて3次元地図画像の生成にも使用される。
【0015】
図3に示すように、3次元画像生成用のデータには、地形データ35と3次元建物データ37とがある。地形データ35は、地形つまり地表形状を表したもので、図示のように、地図がカバーする地域内の各緯度経度地点の緯度経度地点の標高値と明度値のセットを、地図の左上角の緯度経度地点から右下角の緯度経度地点まで2次元に配列にしてなるラスタデータである。ここで、各地点の明度値とは、地表に対して一定の方向及び距離に光源がある場合(例えば日中の所定時刻)を想定して、全緯度経度地点の標高に基づいてシェーディング(影付け計算)を予め行って得たもので、例えば256階調のグレースケール値である。この明度値を予め用意しておくことによって、3次元画像の表面描画で必要となるシェーディングの計算が大幅に短縮でき、高速描画が容易となる。3次元建物デーは37は、建造物の3次元図形を表しためのもので、所定の建造物のオブジェクト名と図形種別とパラメータ(建物の平面図形の図形値、建物の高さ又は階数、予めシェーディングを行って求めた建物表面の明度値など)のセットから構成されるベクタデータである。
【0016】
図4は、図1に示した着色テーブル17の構成を示している。
【0017】
着色テーブル17は、図3に示した地形データ35に記述されている明度値と標高値のセットにそれぞれ対応したRGBカラー値から構成されている。
【0018】
後に詳述するように、3次元地図画像の描画モードには大きく分けてワイヤフレーム、シェーディング、カラーテクスチャの3種類があり、ワイヤフレームモードでは、地形データ35に基づいてワイヤフレーム(線画)で表した3次元地形画像を生成し表示する。シェーディングモードでは、地形データ35に基づいて、ポリゴンで表した3次元地形画像を生成し、そのポリゴンの頂点の明度値及び標高値に基づいた各頂点の色を使って、そのポリゴンの表面内の各点の色を補完して表示するものである。着色テーブル17は、このシェーディングモードでポリゴン頂点の色を決めるのに使われる。すなわち、予め、明度値と標高値に対して様々な計算式を施して、地表として良い案配の色を決定してあり、この色のRGB値が明度値と標高値のセットに対応して着色テーブル17に登録されている。シェーディングモードでは、着色テーブル17を用いてポリゴン頂点の明度値と標高値をRGB値に変換する。
【0019】
カラーテクスチャモードでは、そのシェーディング地形画像に更に図2に示した背景データ31内のRGBカラー値をマッピング(テクスチャマッピング)することで、地表に山や森林や湖沼川などの彩色を施す。このカラーテクスチャモードでは、背景イメージだけでなく、道路や線路などのオブジェクトの2次元画像を、3次元地図画像にテクスチャマッピングするか否か(道路モードのオン・オフ)を選択することができる。
【0020】
ワイヤフレーム、シェーディング、カラーテクスチャのいずれのモードでも、建物の3次元画像を3次元地形画像に加えるか否か(建物モードのオン・オフ)を選択することができる。
【0021】
図5及び図6は、ディスプレイ5に表示される3次元画像ウィンドウ41及び2次元画像ウィンドウ71をそれぞれ示す。
【0022】
図5に示すように、3次元画像ウィンドウ41には、3次元地図画像65を表示する大きい矩形の地図フィールド43がある。地図フィールド43の右側には、2つのスライダバー59、61がある。外側のスライダバー59は、地図の縮尺(拡大縮小率)を調節するための縮尺スライダバーである。内側のスライダバー61は、高さ率を調節するための高さ率スライダバー61である。地図フィールド43内にカーソルを入れると、カーソルは図示のような手形カーソル63になり、マウスの左ボタンでこの手形カーソル63を任意の方向にドラッグ(移動)すると、視線方向を変えることができる。また、マウスの右ボタンをボタンダウンすると、手形カーソル63は別の形のスクロールカーソル(図示せず)に変わり、この右ボタンダウンの状態でそのスクロールカーソルを任意の方向へドラッグすると、地図をスクロールさせることができる。
【0023】
地図フィールド43の上側には、3次元表示から2次元表示へ切換えるための次元切換えボタン45と、3次元モードを選択するための5個のボタン47〜55と、視線方向を北向きにセットするNボタン57とがある。5個のボタン47〜57のうち、Wボタン47はワイヤフレームモードを選択するボタン、Mボタン49はシェーディングモードを選択するボタン、Cボタン51はカラーテクスチャモードを選択するボタンである。また、rボタン53は道路を表示するか否かを選択するボタン、bボタン55は建物を表示するか否かを選択するボタンである。
【0024】
3次元画像ウィンドウ41の次元切換ボタン45をクリックすると、3次元地図ウィンドウ41は図6に示すような2次元画像ウィンドウ71に切り替わる。
【0025】
この2次元画像ウィンドウ71には、2次元地図画像を表示する大きい矩形の地図フィールド73がある。地図フィールド43の右側には、地図の縮尺(拡大縮小率)を調節するための縮尺スライダバー77がある。地図フィールド43内にカーソル(図示せず)を入れて右ボタンでドラッグすると、3次元の場合と同様に地図をスクロールさせることができる。地図フィールド43の上側には、2次元表示から3次元表示へ切換えるための次元切換えボタン75があり、これをクリックすると、この2次元画像ウィンドウ71は図5に示した3次元画像ウィンドウ412に切り替わる。
【0026】
なお、2次元画像ウィンドウ71と3次元画像ウィンドウ41とを選択的に切換える代わりに、両ウィンドウ71、41を同時にディスプレイ画面に並べて表示しても良い。
【0027】
図1に示したように2次元描画部9と3次元描画部11とが中心座標23と表示範囲25を共有するから、図5及び図6を比較して分かるように、2次元画像ウィンドウ71と3次元画像ウィンドウ41に表示される地図の中心座標と範囲は同一である。2次元画像ウィンドウ71と3次元画像ウィンドウ41のいずれかのウィンドウで地図をスクロール(つまり、中心座標の移動)すれば、他方のウィンドウでも連動して地図がスクロールし、いずれかのウィンドウで縮尺を調節(つまり、表示範囲を拡大縮小)したなら、他方のウィンドウでも連動して縮尺が変わる。従がって、地図上の一つの地域を常に3次元画像と3次元画像の双方で観察することができる。
【0028】
図6に示すように、2次元地図ウィンドウ71に表示される2次元地図画像は、背景データ31に基づいて描かれた山や森林や湖沼川などの土地種類を色分けで示す背景イメージ69と、2次元オブジェクトデータ33に基づいて描かれた道路や建物などのオブジェクトの図形イメージ67とを重ね合わせたものである。一方、図5に示すように、3次元地図ウィンドウ41に表示される3次元地図画像でも、Cボタン51やrボタン53でカラーテクスチャモードや道路表示モードを選択すると、シェーディングモードで描かれたポリゴンの3次元地形画像65の表面に、2次元地図画像に含まれていたものと同じ背景イメージ69やオブジェクト図形イメージ67がマッピングされて表示される。
【0029】
図7は、図6に示した2次元地図ウィンドウ71とは別の補助的な2次元地図ウィンドウ81を示す。この補助的2次元画像ウィンドウ81は、ディスプレイ画面上で図5の3次元画像ウィンドウ41や6図の2次元画像ウィンドウ71と並べて表示される。この補助的2次元画像ウィンドウ81には、二次元地図画像を表示する地図フィールド83と、その右側の縮尺スライダバー87と、上側の中心座標の経度と緯度を示す経度緯度エリア85とがある。地図フィールド83には、2次元及び3次地図ウィンドウ71、41内のの地図と同じ中心座標をもった二次元値画像が表示される(従がって、スクロールは連動する)が、その縮尺は2次元及び3次地図ウィンドウ71、41内の地図から独立して変えることができる。さらに地図フィールド83内には、2次元及び3次地図ウィンドウ71、41内の地図の表示範囲を示す範囲ガイド89と、3次地図画像の視線方向を示す視線ガイド91とが表示される。範囲ガイド89の頂点を左ボタンで摘まんでドラッグすることにより範囲ガイド89のサイズを変更すると、2次元次及び3次元地図ウィンドウ71、41の縮尺スライダバー59、77を操作した時と同様に縮尺変更ができる。2次元次及び3次元地図ウィンドウ71、41に比較的に大縮尺の詳細地図を表示しているとき、補助的2次元画像ウィンドウ81に比較的小縮尺の広域地図を表示しておくと、地図のスクロールが全体的な把握などが容易になる。
【0030】
図8は、3次地図ウィンドウ41でbボタン55をオンにして建物表示モードを選択した場合の表示例を示す。図示のように、3次元建物データ37に基づいて作成された建物の3次元画像101が、3次元地形画像103の表面に配置されて表示される(例えば、建物の重心の標高を計算して、3次元地形画像103の地面の上に建物を描画する)。
【0031】
図9は、図1に示した表示制御部7の動作を示す。
【0032】
表示制御部7は、図5または図6に示したウィンドウ41、71内の次元切換ボタン45又は75がクリックされると(ステップS1)、ディスプレイ画面に表示されている2次元画像ウィンドウ41を3次元画像ウィンドウ75に、又はその逆の切り換えを行う(S2)。
【0033】
地図のスクロール操作が行われると(S3)、中心座標を計算し直し(S4)、メモリ13上の中心座標23を更新し(S5)、新しい中心座標に基づいて表示範囲も計算し直して、メモリ13上の表示範囲25を更新する(S9)。そして、その更新した中心座標23及び表示範囲25に基づいて新たに作成された2次元画像19及び3次元画像21をメモリ13から読み込んで、2次元及び3次元ウィンドウ71、41の地図を更新し、また、補助的2次元画像ウィンドウ81内のガイド89、91の位置を更新した中心座標に基づいて変更する(S6)。
【0034】
縮尺スライダバー59、77の操作又は範囲ガイド89の拡大・縮小が行われると(S7)、変更された縮尺に基づいて表示範囲を計算し直し(S8)、メモリ13上の表示範囲25を更新する(S9)。そして、その更新した表示範囲25に基づいて新たに作成された2次元画像19及び3次元画像21をメモリ13から読み込んで、2次元及び3次元ウィンドウ71、41の地図を更新し、また、補助的2次元画像ウィンドウ81内のガイド89、91の位置やサイズを更新した表示範囲に基づいて変更する(S6)。
【0035】
3次元画像ウィンドウ41内の高さ率スライダバー61が操作されると(S10)、高さ率を計算し直し(S11)、メモリ13内の高さ率27を更新し(S12)、そして、その更新した高さ率27に基づいて新たに作成された3次元画像21をメモリ13から読み込んで、3次元ウィンドウ41の地図を更新する(S13)。
【0036】
3次元画像ウィンドウ41内の手形カーソル63が操作されるか又はNボタン57がオンされると(S14)、視線方向を計算し直し(S15)、メモリ13内の視線方向29を更新する(S16)。そして、その更新した視線方向29に基づいて新たに作成された3次元画像21をメモリ13から読み込んで、3次元ウィンドウ41の地図を更新し、且つ、補助的2次元画像ウィンドウ81内の視線ガイド91の矢印方向を更新する(S17)。
【0037】
3次元画像ウィンドウ41内の3次元モードボタン47〜55がの操作されると(S18)、その3次元モード(ワイヤフレーム、シェーディング、カラーテクスチャ、道路表示及び建物表示)が選択されているかを決定して、それをメモリ13内の3次元モード31に書き(S19)、そして、その更新した3次元モード31に基づいて新たに作成された3次元画像21をメモリ13から読み込んで、3次元ウィンドウ41の地図を更新する(S20)。
【0038】
図10は、2次元描画部9の動作を示すフローチャートである。
【0039】
まず、メモリ13から中心座標23と表示範囲25(表示すべき緯度経度範囲)を読み(S31)、表示範囲25が変更されていたならば(S32)、データベース15から、その表示範囲の中で未読み込みの部分の背景データ31と2次元オブジェクトデータ33を読み込んで、2次元地図画像19を作成してメモリ13に書く(S33)。その際、背景データ31からは、図6に例示したような背景イメージ69を描画し、2次元オブジェクトデータ33からは、図6に例示したようなオブジェクト図形イメージ67を描画し、そして、その両イメージ69、67を重ね合わせて2次元地図画像19とする。
【0040】
図11は、3次元画像表示部11の動作を示す。
【0041】
まず、メモリ13から、中心座標23、表示範囲25(表示すべき緯度経度範囲)、高さ率25、視線方向27及び3次元モード31を読み(S41)、表示範囲25が変更されていたならば(S42)、データベース15から、その表示範囲の中で未読み込みの部分の地形データ35読み込む(S43)。更に、建物表示モードの場合には、データベース15から、その表示範囲の中で未読み込みの部分の3次元建物データ37読み込む(S44)。そして、変更後の表示範囲の3次元地図画像21を作成してメモリ13に書く(S45)。更に、高さ率25、視線方向27又は3次元モード31が変更されていたならば(S46、48)、変更後の高さ率25、視線方向27又は3次元モード31で3次元地図画像21を再作成してメモリ13に書く(S47、49)。
【0042】
図12、図13及び図14はそれぞれ、3次元画像表示部11がワイヤフレーム、シェーディング及びカラーテクスチャの各モードで描画するときの動作を示す。
【0043】
図12に示すように、ワイヤフレームモードでは、読み込んだ地形データ35からワイヤフレームの3次元地図画像を作成する(S51)。建物表示モードがオンの場合は(S52)、3次元建物データ37を用いて建物の3次元画像を作成し、ワイヤフレーム画像の表面上に配置し描画する(S53)。
【0044】
図13に示すように、シェーディングモードでは、既にカラーテクスチャモードの3次元地図画像を描画済みであるならば(つまり、カラーテクスチャモードからシェーディングモードになった場合)(S61)、そのカラーテクスチャモードの3次元画像から背景イメージ69のマッピングを除去してシェーディングモードの3次元画像とする(S63)。カラーテクスチャモードの3次元地図画像が描画済みで無い場合は、地形データ35を用いて、且つ前述したように着色テーブル17を用いて、シェーディング処理されたポリゴンの3次元画像を作成する(S64)。更に、道路表示モードであるならば(S65)2次元描画部9が作成したオブジェクト図形イメージ67を取得して、これを今作成したシェーディングモードの3次元画像にマッピングする(S66)。また、建物表示モードの場合には(S67)、3次元建物データ37を用いて建物の3次元画像を作成し、今作成したシェーディングモードの3次元画像の地面上に配置し表示する(S68)。
【0045】
図14に示すように、カラーテクスチャモードでは、既にシェーディングモードの3次元地図画像を描画済みであるならば(つまり、シェーディングモードからカラーテクスチャモードになった場合)(S71)、そのシェーディングモードの3次元画像に2次元描画部9が作った背景イメージ69をマッピングしてカラーテクスチャモードの3次元画像とする(S72)。シェーディングモードの3次元地図画像が描画済みで無い場合は、地形データ35と着色テーブル17を用いてシェーディング処理されたポリゴンの3次元画像を作成し、これに2次元描画部9が作った背景イメージ69をマッピングしてカラーテクスチャモードの3次元画像とする(S73)。更に、道路表示モードであるならば(S74)2次元描画部9が作成したオブジェクト図形イメージ67を取得して、これを今作成したカラーテクスチャモードの3次元画像にマッピングする(S75)。また、建物表示モードの場合には(S76)、3次元建物データ37を用いて建物の3次元画像を作成し、今作成したカラーテクスチャモードの3次元画像の地面上に配置し表示する(S77)。
【0046】
図15及び図16はぞれぞれ、道路表示モード及び建物表示モードがオン、オフされたときの3次元描画部11の動作を示す。
【0047】
図15に示すように、道路表示モードがオンされたときは(S81)、2次元描画部9が作成したオブジェクト図形イメージ67をポリゴン3次元地図画像にマッピングし(S82)、オフされたときは、そのオブジェクト図形イメージ67のマッピングを除去する(S83)。
【0048】
図16に示すように、建物表示モードがオンされたときは(S91)、3次元建物データ37を用いて建物の3次元画像を作成してワイヤフレーム又はポリゴンの3次元画像の地面上に配置して表示し(S92)、オフされたときは、その3次元建物画像の表示を除去する(S93)。
【0049】
以上のように、3次元画像表示で、2次元描画部9が描画したイメージを3次元画像に加えたり除去したり、3次元建物画像を加えたり除去したりすることにより、異なる表示モードの3次元地図画像を容易に表示することができる。
【0050】
図17及び図18は、上記実施形態の変形例の要部の構成と動作を示す。
【0051】
図1に示した3次元描画部11は、異なった3次元表示モードを実現するために、図17に示す2次元描画部9とシェーディング部111と建物表示部113とを選択的又は組み合わせて使用する。2次元描画部9は、前述したように背景イメージと道路などのオブジェクトのイメージとを描画する機能をもつ。シェーディング部111は、前述したシェーディングモードでのポリゴン3次元画像内のポリゴンの各頂点の色を決めて、ポリゴン内の各点の色を補完する機能をもつ。建物描画部は、前述した建物表示モードでの建物の3次元画像を生成し、建物の重心の標高を計算し3次元地図画像上に配置する機能をもつ。
【0052】
3次元表示部11は、ワイヤフレームモードでは図12に示したような処理を行う。それ以外のモードでは、図18に示すような処理を行う。すなわち、テクスチャモードがオンか否か判断し(ステップS101)、テクスチャモードがオンであれば、2次元描画部9を使って背景イメージを描き(ステップS103)、川や道路などの2次元オブジェクトのイメージを描き(S104)、それらのイメージをポリゴンの3次元地形画像にマッピングする。次に、シェーディングモードがオンになっているかチェックし(S105)、オンであれば、更にシェーディング部111を使用して、ポリゴン3次元地形画像のポリゴン頂点の色を決め、ポリゴン内の各点の色を補完してシェーディング効果を出す(S106)。次に、建物表示モードがオンになっているかチェックし(S107)、オンになっていれば、更に建物表示部113を使って、3次元建物画像を作成し3次元地形画像の表面上に建物が建つように描画する(S108)。このようにして、2次元描画部9とシェーディング部111と建物表示部113とを選択的に又は繋げて使用することにより、異なった3次元表示モードを実現する。
【0053】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態はあくまで本発明の説明のための例示であり、本発明をこれら実施形態にのみ限定する趣旨ではない。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々な形態でも実施することができるものである。地図だけでなく、他の様々な対象物のプレゼンテーションにも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】主として2次元画像生成に使用される対象物データベース15内のデータの例を示す図。
【図3】3次元画像生成に使用される対象物データベース15内のデータの例を示す図。
【図4】着色テーブル17の構成を示す図。
【図5】3次元画像ウィンドウ41の表示例を示す図。
【図6】2次元画像ウィンドウ71の表示例を示す図。
【図7】補助的2次元画像ウィンドウ71の表示例を示す図。
【図8】建物表示モードでの3次地図ウィンドウ41の表示例を示す図。
【図9】表示制御部7の動作を示すフローチャート。
【図10】2次元画像表示部9の動作を示すフローチャート。
【図11】3次元画像表示部11の動作を示すフローチャート。
【図12】3次元画像表示部11がワイヤフレームモードで描画するときの動作を示すフローチャート。
【図13】3次元画像表示部11がシェーディングモードで描画するときの動作を示すフローチャート。
【図14】3次元画像表示部11がカラーテクスチャモードで描画するときの動作を示すフローチャート。
【図15】道路表示モードがオン、オフされたときの3次元描画部11の動作を示すフローチャート。
【図16】建物表示モードがオン、オフされたときの3次元描画部11の動作を示すフローチャート。
【図17】上記実施形態の変形例の要部の構成を示すブロック図。
【図18】同変形例の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 表示アプリケーション
7 表示制御部
9 2次元描画部
11 3次元描画部
23 中心座標
25 表示範囲
Claims (6)
- 指定された中心座標又は表示範囲について対象物の2次元画像を描く2次元描画部と、
指定された中心座標又は表示範囲について前記対象物の3次元画像を描く3次元描画部と、
前記2次元画像と前記3次元画像を表示する表示部と、
前記2次元描画部と前記3次元描画部に対して、共通の中心座標又は共通の表示範囲を指定する表示制御部と、
ポリゴンの頂点の明度値及び標高値のセットにそれぞれ対応するカラー値が予め登録されている着色テーブルと、を備え、
前記3次元描画部は、予め用意されたシェーディング表現のための明度データを用いて前記ポリゴンで表した3次元画像を描画するシェーディング部を有し、
前記シェーディング部は、前記着色テーブルに登録されている前記カラー値を用いて、前記ポリゴンの各頂点の色を決定し、前記ポリゴンの表面内の各点の色を補間して描画する画像表示装置。 - 指定された中心座標又は表示範囲について対象物の2次元画像を描く2次元描画部と、
指定された中心座標又は表示範囲について前記対象物の3次元画像を描く3次元描画部と、
前記2次元画像と前記3次元画像を表示する表示部と、
前記表示部と並べて表示され、前記表示部とは別の補助的な補助的2次元画像表示部と、
前記2次元描画部と前記3次元描画部に対して、共通の中心座標を指定する表示制御部と、
ポリゴンの頂点の明度値及び標高値のセットにそれぞれ対応するカラー値が予め登録されている着色テーブルと、を備え、
前記3次元描画部は、予め用意されたシェーディング表現のための明度データを用いて前記ポリゴンで表した3次元画像を描画するシェーディング部を有し、
前記シェーディング部は、前記着色テーブルに登録されている前記カラー値を用いて、前記ポリゴンの各頂点の色を決定し、前記ポリゴンの表面内の各点の色を補間して描画するものであり、
前記補助的2次元画像表示部は、前記表示部に表示される前記2次元画像及び前記3次元画像と前記共通の中心座標を共有する2次元画像を、前記2次元画像及び前記3次元画像の縮尺とは独立した縮尺で表示させる画像表示装置。 - 前記3次元描画部が、前記2次元描画部が作成した2次元画像を、前記3次元画像の表面にマッピングするマッピング部を有する請求項1記載の画像表示装置。
- 共通の中心座標又は共通の表示範囲を表示制御部により指定するステップと、
前記共通の中心座標又は共通の表示範囲について対象物の2次元画像を2次元描画部によって描くステップと、
前記共通の中心座標又は共通の表示範囲について前記対象物の3次元画像を3次元描画部によって描くステップと、
前記2次元画像と前記3次元画像を表示部によって表示するステップと、
を有し、
前記3次元描画部によって3次元画像を描くステップは、予め用意されたシェーディング表現のための明度データを用いてポリゴンで表した3次元画像を描画するシェーディングモードを備え、
前記シェーディングモードでは、前記ポリゴンの頂点の明度値及び標高値のセットにそれぞれ対応するカラー値が予め登録されている着色テーブルを用いることにより、前記ポリゴンの各頂点の色を決定し、前記ポリゴンの表面内の各点の色を補間して描画するものである画像表示方法。 - 前記3次元描画部によって前記3次元画像を描くステップが、前記2次元描画部によって前記2次元画像を描くステップが作成した2次元画像を、前記3次元画像の表面にマッピングするステップを含む請求項4記載の画像表示方法。
- 共通の中心座標又は共通の表示範囲を表示制御部により指定するステップと、
前記共通の中心座標又は共通の表示範囲について対象物の2次元画像を2次元描画部によって描くステップと、
前記共通の中心座標又は共通の表示範囲について前記対象物の3次元画像を3次元描画部によって描くステップと、
前記2次元画像と前記3次元画像を表示部によって表示するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記3次元描画部によって前記3次元画像を描くステップは、予め用意されたシェーディング表現のための明度データを用いてポリゴンで表した3次元画像を描画するシェーディングモードを備え、
前記シェーディングモードでは、前記ポリゴンの頂点の明度値及び標高値のセットにそれぞれ対応するカラー値が予め登録されている着色テーブルを用いることにより、前記ポリゴンの各頂点の色を決定し、前記ポリゴンの表面内の各点の色を補間して描画するものである前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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