JP3596238B2 - ドキュメント仕分け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドキュメント仕分け装置に関し、特に複数ページから成る記録用紙束を一括して入力し、指定された方法でドキュメント毎に仕分けし、並び替える処理を行うドキュメント仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタなどにより、複数ページから成るドキュメントを複数部数コピーあるいはプリントする際、記録を受けて排出される記録用紙をページ順に重ね、かつ部毎に仕分けるためにソータが用いられる。このようなソータは複写機やプリンタなどの用紙出力部に設けられて、仕分け処理はプリント処理と同期して実行される。
【0003】
一方、近年のインターネット/イントラネットの普及に伴い、ネットワークで結合された白黒、カラーの複数台のプリンタを協調して動作させ、大量のドキュメントを高速にプリントするシステムが数多く提案されている。このような分散プリントシステムでは、通常ソータは全く持たないか、あるいは各プリンタが個別にソータを備えるという構成になっている。
【0004】
特開平8−249452号公報では、複数のコピー機あるいはプリンタのグループによって画像形成を行うことにより、システム全体を効率的に稼働させることができる画像形成システムを示している。たとえば4台のプリンタで16枚の原稿を各200枚プリントする場合、第1のプリンタでは1〜4枚目の原稿を、第2のプリンタでは5〜8枚目の原稿を、第3のプリンタでは9〜12枚目の原稿を、そして第4のプリンタでは13〜16枚目の原稿をそれぞれ振り分けてプリントしている。
【0005】
また特開平8−139837号公報では、複数の画像形成装置を接続したシステムにおいて、複数の画像形成装置のいずれかで画像形成中に、プリント動作不能な装置が出現したか否かを判定し、動作不能の装置がある時は、そのプリント不能の装置における未形成の画像出力枚数分の画像データを他の画像形成装置に振り分けて送信し、その画像データが振り分けられた装置では、指示された出力枚数分の画像をプリントし、そのプリントした記録用紙を別のビンに収容して識別できるようにした画像形成システムを示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタに接続されるソータでは、仕分け処理はプリント処理と同期して実行されるため、プリント後に同じドキュメントを再び仕分けソートすることは不可能であった。
【0007】
また、上記の特開平8−249452号公報や特開平8−139837号公報に開示された分散プリントシステムでは、分散して出力された記録用紙については部分的に仕分けされている場合もあるが、複数カ所から出力された記録用紙全体でみれば揃っていないため、ユーザが複数のプリンタのトレイから記録用紙を回収し、人手によって仕分けることが必要になる。各プリンタあるいは画像形成装置が個別にソーターを備える場合でも、分散出力された用紙を回収しドキュメントの部毎に仕分けるのは、やはり人手に頼る必要があり、さらにプリンタ毎にソーターを備えることは高コスト化を招く結果となっている。このために、記録用紙束を仕分けする装置が考えられる。ただ、仕分け作業は正確を要求されるが、入力される記録用紙は一旦別の装置で印刷されたものであり、仕分け装置はオフラインで作業することになり、エラーが発生する可能性が高く、その処理方法によっては、初めから人手でやり直すことになり非効率的になるケースも出てくるという問題があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数ページから成る記録用紙束を人手で仕分けソートする煩わしさを解消でき、かつ装置の高コスト化やシステムのプリント処理効率の低下を招くことなく、プリント処理とは非同期に仕分けソート処理を実行する機能を持ったドキュメント仕分け装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、複数ページから成る記録用紙束を一括して入力し、指定された方法でドキュメント毎に仕分けし、並び替える処理を行うドキュメント仕分け装置であって、ドキュメント仕分け情報が付与された記録用紙束を一括入力して記録用紙に付与された前記ドキュメント仕分け情報を読み取る仕分け情報読み取り手段と、仕分け方法を指示する仕分け指示入力手段と、前記仕分け情報読み取り手段にて読み取られた前記ドキュメント仕分け情報に基づき前記記録用紙に対して前記仕分け指示入力手段で指定された方法によりドキュメント毎の仕分けおよびページ順の並び替え処理を行うドキュメント仕分け処理手段と、前記ドキュメント仕分け処理手段によって処理された前記記録用紙をドキュメント毎に仕分けしページ順に並べて出力する記録用紙出力手段と、前記仕分け情報読み取り手段にて識別できなかった識別不能の前記記録用紙のページ位置および欠落が判明した前記記録用紙のページ位置に特定色の搬送材を搬入する処理と前記ドキュメント仕分け処理手段が前記記録用紙を正常に搬送できない搬送ミスを起こした場合に搬送エラーの表示をする処理とを行うエラー処理手段と、を備えていることを特徴とするドキュメント仕分け装置が提供される。
【0010】
このようなドキュメント仕分け装置によれば、ドキュメント仕分け情報が付与された記録用紙束を一括入力し、仕分け指示入力手段により仕分け方法を指示する。すると、仕分け情報読み取り手段が記録用紙に付与されたドキュメント仕分け情報を読み取る。このドキュメント仕分け情報は少なくともドキュメント毎に固有の識別子とドキュメント内位置情報とから成る。すべての記録用紙束のドキュメント仕分け情報の読み取りを終了すると、ドキュメント仕分け処理手段が、そのドキュメント仕分け情報を基に指示された仕分け方法に従って記録用紙を1枚ずつドキュメント毎に仕分けし、出力できる記録用紙があれば、それを記録用紙出力手段に送り、出力できない記録用紙はドキュメント仕分け処理手段の内部に一時保管され、仕分けの順番が来るまで保留される。ここで、ドキュメント仕分け情報の読み取りができなかったり、記録用紙束の中にページ抜けがあったり、ドキュメント仕分け処理手段内で搬送ミスが生じるなどのエラーが発生した場合には、エラー処理手段がそれぞれに対応したエラー処理を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明によるドキュメント仕分け装置の原理図である。本発明のドキュメント仕分け装置は、記録用紙にあらかじめドキュメント仕分け情報がそれぞれ付与された記録用紙束1を入力して各記録用紙からドキュメント仕分け情報を読み取る仕分け情報読み取り手段2と、ドキュメント仕分け装置に対して仕分け方法を指示する仕分け指示入力手段3と、読み取ったドキュメント仕分け情報に基づき指示された仕分け方法に従って記録用紙の仕分け処理を行うドキュメント仕分け処理手段4と、仕分け情報読み取り手段2およびドキュメント仕分け処理手段4にて発生したエラーを処理するエラー処理手段5と、仕分け処理された記録用紙をドキュメント毎に仕分けしページ順に並べて出力する記録用紙出力手段6とから構成されている。
【0012】
ドキュメント仕分け装置にそれぞれドキュメント仕分け情報が付与された複数ページから成る記録用紙束が一括して入力され、仕分け指示入力手段3より仕分け方法が指示された後、仕分け開始が指示されると、まず、仕分け情報読み取り手段2によってドキュメント仕分け情報が読み取られる。このドキュメント仕分け情報には、少なくともドキュメント毎に固有の識別子とページ番号とが含まれており、この仕分け情報読み取り手段2にて記録用紙毎にそれらの情報が認識される。このようにして認識されたドキュメント仕分け情報はドキュメント仕分け処理手段4に送られる。このドキュメント仕分け処理手段4では、そのドキュメント仕分け情報を基に指示された仕分け方法に従って記録用紙を1枚ずつドキュメント毎に仕分けすることになる。すなわち、仕分け情報読み取り手段2を出力した記録用紙があるドキュメントのたとえば最終ページを含む記録用紙束のものであれば、記録用紙出力手段6に送るように処理する。ドキュメントの最終ページを含む記録用紙束の記録用紙でなければ、その記録用紙は内部に一時的に保管し、仕分けの順番が来るまで保留される。ドキュメント仕分け処理手段4はこのようにして仕分け情報読み取り手段2で得られたドキュメント仕分け情報および仕分け指示入力手段3で指示された仕分け方法に基づいて記録用紙をページの順にドキュメント単位で記録用紙出力手段6の所定の出力位置に送られる。記録用紙出力手段6は記録用紙を出力する位置が複数ある場合には記録用紙をドキュメント毎に異なる出力位置に出力するようにし、ドキュメント数が多い場合にはあるドキュメントについて既に出力が終わった出力位置に出力する。これにより、複数ページから成る記録用紙束を一括して入力し、記録用紙をドキュメント毎に仕分けし、かつページ順に並び替える処理が可能になる。ここで、仕分け情報読み取り手段2によるドキュメント仕分け情報の読み取りができなかったり、記録用紙束1の中にページ抜けがあったり、ドキュメント仕分け処理手段4で搬送ミスが生じるなどのエラーが発生した場合には、エラー処理手段5がそれぞれに対応したエラー処理を行う。
【0013】
次に、本発明のドキュメント仕分け装置を分散プリントシステムに適用した場合の実施の形態について説明する。
図2は本発明に係わるドキュメント仕分け装置を備える分散プリントシステムの一構成例を示す図である。図2において、分散プリントシステムは、ドキュメント仕分け装置11と、複数台のプリンタ12a〜12nと、プリントサービスソフトウェアやデコンポーズ/レンダリングソフトウェアなどが実行される少なくとも1台のコンピュータ、図示の例では2台のコンピュータ14a,14bと、プリンタ12a〜12nおよびコンピュータ14a,14bを相互に接続するネットワーク(たとえばイーサネット)13とから構成される。なお、符号15a〜15nは、プリンタ12a〜12nからそれぞれプリントアウトされた記録用紙束を表す。ドキュメント仕分け装置11はプリンタ12a〜12nとは機械的にもネットワーク的にも接続されておらず、ユーザによってプリンタ12a〜12nの出力トレイから回収して運ばれてきた記録用紙束15a〜15nを一つの束にまとめて入力する。
【0014】
この分散プリントシステムは、複数ページから成るドキュメントを複数台のプリンタからページ分散して出力する機能を有するものである。たとえば、120ページのドキュメントを出力する場合、利用可能なプリンタが3台、たとえばプリンタ12a,12b,12cが利用可能であれば、120ページのドキュメントを40ページ毎に分けて、最初の1〜40ページはプリンタ12aから出力し、次の41〜80ページはプリンタ12bから出力し、最後の81〜120ページはプリンタ12cから出力する。もちろんこれは、さらに高度なプリントジョブの分散割り付け機能や制御機能を持つことを制限するものではない。たとえば、複数ページから成るドキュメントをプリントしているプリンタがなんらかの障害によってプリント処理を続行できなくなった場合に、他の空いているプリンタにプリントジョブを転送して続きのページをプリントする機能を持つようなシステムでも、本発明のドキュメント仕分け装置11は非常にうまく適合できる。また、各プリンタ12a〜12nでは、ドキュメントをプリントすると同時に同じ印字機構を使ってドキュメントを仕分けしたりソートするための仕分け情報を記録用紙の所定位置にプリントする。
【0015】
図3はドキュメント仕分け装置の内部構成を示すブロック図である。図3において、ドキュメント仕分け装置11は、記録用紙入力部21と、仕分け情報読み取り部22と、用紙一時保管部23と、用紙搬送部24と、制御部25と、一つ以上の記録用紙出力部、図ではm個の記録用紙出力部26a〜26mと、指示入力部27と、エラー処理部28とから構成される。なお、図3において、記録用紙の流れは太い矢印記号で、用紙の流れを制御するための制御情報の流れは細い矢印記号でそれぞれ表記した。次に、各構成ブロックを個別に説明する。
【0016】
記録用紙入力部21は、ユーザがプリンタ12a〜12nの出力トレイから回収した記録用紙束15a〜15nを一括して入力し、これを1枚ずつの記録用紙に分離して後段の仕分け情報読み取り部22へ繰り出す機能を持つ機械装置である。
【0017】
仕分け情報読み取り部22は、入力された記録用紙にドキュメントとともに印字されているドキュメント仕分け情報を光学的に読み取って認識し、これを電子的な仕分け制御情報に変換して制御部25へ出力する機能を持つ。ここでドキュメント仕分け情報が読み取られた記録用紙は用紙搬送部24によって用紙一時保管部23へ送られる。
【0018】
用紙一時保管部23は、仕分けが終了していない記録用紙束を一時的に保持する機能を持つものである。ここでは、用紙一時保管部23は、記録用紙を入力した順に出力するFIFO(first−in first−out)として動作する。
【0019】
用紙搬送部24は、記録用紙入力部21、仕分け情報読み取り部22、用紙一時保管部23のいずれかから記録用紙を1枚入力し、用紙一時保管部23の中でソートしたりあるいは記録用紙出力部26a〜26mへ出力する紙送り機構を有する。これらの入力箇所と出力箇所の切り替えは制御部25から入力される制御信号によって制御される。
【0020】
制御部25は、仕分け情報読み取り部22から受け取った仕分け制御情報および指示入力部27から受け取った仕分け指示の情報を基に用紙搬送部24の動作を制御して、記録用紙の仕分けおよびソートの実行を管理する。
【0021】
記録用紙出力部26a〜26mは、仕分けソート処理が終了した記録用紙をドキュメント毎に分けて出力するためのトレイあるいはソートビンを有するものである。
【0022】
指示入力部27は、入力された記録用紙束の仕分け方法の指示をユーザが外部より入力するもので、たとえばユーザが直接入力するキーボードやあらかじめ生成された指示を記録した媒体の読み取り装置で構成される。
【0023】
エラー処理部28は、指示入力部27により入力された情報および仕分け情報読み取り部22からの情報を基に制御部25が判断してエラー処理するものである。
【0024】
次に、ドキュメント仕分け装置11内の記録用紙の流れを図4を用いて説明する。
図4はドキュメント仕分け装置の実装の一例を示した概略構成図である。ドキュメント仕分け装置11はその上部に記録用紙束15a〜15nを一括して入力する記録用紙入力部21を有し、図の右側側面に三つの記録用紙出力部26a,26b,26cが設けられている。記録用紙入力部21の記録用紙出力位置には用紙搬送部24の紙送りローラ24aが設けられている。この紙送りローラ24aによって記録用紙が導き出される位置に仕分け情報読み取り部22が設けられ、さらにその下流の位置には用紙一時保管部23が設けられている。用紙一時保管部23はたとえば五つの一時保管部23a〜23eからなり、それぞれ用紙入出力位置には紙送りローラ24b〜24fが設置されている。そして、用紙搬送部24としては、さらに紙送りローラ24g,24h、記録用紙を記録用紙出力部26cへ導くための紙送りローラ24i、記録用紙を記録用紙出力部26bへ導くための紙送りローラ24j、および記録用紙を記録用紙出力部26aへ導くための紙送りローラ24kを有している。
【0025】
記録用紙入力部21に入力された記録用紙束15a〜15nは、用紙搬送部24の紙送りローラ24aによって1枚ずつドキュメント仕分け装置11の内部へ導かれ、仕分け情報読み取り部22でドキュメント仕分け情報が読み取られた後、紙送りローラ24bを通って一旦用紙一時保管部23の一時保管部23a〜23eのいずれかに搬送される。一時保管部23a〜23eに保持された記録用紙は紙送りローラ24b〜24fによって取り出すことができ、取り出された記録用紙は仕分けのために別の一時保管部23a〜23eに再び保持されるか、あるいは紙送りローラ24gおよび24hを通り紙送りローラ24i〜24kの選択的動作によって記録用紙出力部26a〜26cのいずれかへ搬送される。紙送りローラ24a〜24kの起動、停止および紙送り向きの切り替えは、制御部25が仕分け情報読み取り部22から受け取った仕分け制御情報および指示入力部27より入力された仕分け方法の指示に基づいて制御する。
【0026】
次に、記録用紙にドキュメントとともに印字されるドキュメント仕分け情報について説明する。
図5は記録用紙のドキュメントおよびドキュメント仕分け情報の印字領域を例示した図であって、(A)および(B)は印字領域をページのヘッダ・フッタ領域へ割り当てた例を示し、(C)は印字領域をドキュメント領域へ割り当てた例を示している。
【0027】
図5の(A)および(B)において、記録用紙150は、ドキュメントの内容が印字されるドキュメント領域151と、ドキュメント仕分け情報が印字される第1および第2仕分け情報領域152,153との三つの領域に分けられる。第1仕分け情報領域152は記録用紙150の各ページのヘッダ領域であり、第2仕分け情報領域153は各ページのフッタ領域である。ドキュメント仕分け情報は分散プリントシステムのプリントサービスソフトウェアにより指示されて、第1仕分け情報領域152または第2仕分け情報領域153、あるいはこれらの両方に印字される。図5の(C)では、記録用紙150は、ドキュメントの内容が印字されるドキュメント領域151に、ドキュメント仕分け情報が印字される仕分け情報領域154の領域が重なった状態になっている。この仕分け情報領域154に記録されるドキュメント仕分け情報は、透かし情報のように、ドキュメント領域151に印字されたドキュメントの内容に埋め込まれた形で印字され、通常ではユーザには見ることが困難な形になっている。これにより、ドキュメントの外観を著しく損ねることなく各ドキュメントに固有の仕分け情報を付与することが可能となる。なお、図5では説明の都合上、第1および第2仕分け情報領域152,153および仕分け情報領域154をそれぞれ四角の枠で指示しているが、これらの枠を必ず印刷することを強制するわけではない。
【0028】
ドキュメント仕分け情報としては、各ドキュメント毎にユニークな番号を印字する。この番号としては、ドキュメントを識別するためのドキュメント識別子(ID)とドキュメント内の位置を示す通しページ番号、ドキュメントを制作発行した人または部門、その文書の配布先を識別する名前、文書の用紙サイズ、縦方向なのか横方向なのかを示す識別子、片面印刷なのか両面印刷なのかを示す識別子、同じ名前の文書でもバージョンや発行日時などがわかる発行時期識別子などから成る。
【0029】
図6はドキュメント仕分け情報の印字例を示す図である。ドキュメント仕分け情報は仕分け情報識別子31と、その両側に付加された仕分け情報識別子横書き開始マーク32および仕分け情報識別子横書き終了マーク33とからなる。仕分け情報識別子31が上述のドキュメントID、ページ番号、制作発行者などから構成される。このように、仕分け情報識別子31の両側に仕分け情報識別子横書き開始マーク32および仕分け情報識別子横書き終了マーク33を配置することによってドキュメント仕分け情報の識別位置を間違えることはない。また、仕分け情報識別子横書き開始マーク32および仕分け情報識別子横書き終了マーク33はドキュメントの上下方向を識別できるため、ページの上下の判断が可能になる。
【0030】
ドキュメント仕分け情報としては、各ドキュメントのページ毎にユニークな番号が印字されるが、このようなユニークな番号は、プリンタの耐久性から考えると、プリンタが生涯印字可能な枚数よりも大幅に大きな数字を表現することが可能な数字、たとえば32ビットの数字とすれば、各記録用紙を唯一に識別するに十分である。通常のドキュメントでは、第1仕分け情報領域152または第2仕分け情報領域153に相当する空白部があるので、それぞれ32ビットで表したドキュメント仕分け情報を印字する領域が存在する。もし、64ビットの情報を印字するためのそのようなマージンのまったくないドキュメントの場合には、ドキュメント領域を縮小して、仕分け情報領域を確保すればよい。
【0031】
仕分け情報識別子31は一般に人間が判読可能な文字やアラビア数字から成り、パターンマッチングにより認識されるが、仕分け情報読み取り部22の簡素化や読み取り精度向上、高速化などのために、バーコードなど機械が判別可能な記号からできていてもよい。また、図5の例では、ドキュメント仕分け情報をドキュメントの内容と同じ面に同時に印字するようにしたが、ドキュメント仕分け情報を記録用紙150の裏面に印字したり、記録用紙150上の第1仕分け情報領域152、第2仕分け情報領域153または仕分け情報領域154以外の領域に印字してもよい。さらに、図5の(A)および(B)に示したようにドキュメント仕分け情報を目で識別できる印刷方法でもよく、図5の(C)に示したように目では識別できない特殊なインクなどを使った印刷方法でもよい。したがって、仕分け情報読み取り部22は以上のようなドキュメント仕分け情報の印刷方法のすべてまたはいずれかに対応できるように構成される。
【0032】
また、ドキュメント仕分け情報は所定位置に印字され、そこを走査して読み取るようにしているので、手書き文字と異なり、活字文字で10ポイント程度の大きさがあれば認識は困難ではなく、しかも仕分け情報識別子31はあらかじめ決められたパターンなどの条件であるため、プリンタが正常に印刷できていれば認識は困難ではない。
【0033】
次に、指示入力部27における仕分け方法の指示の例を説明する。
図7は指示入力のフォーマット例を示す図である。指示入力部27から入力される指示入力のフォーマットとしては、ファイル名41、発行者42、配布先43、ドキュメントID44、発行時期45、仕分け内容46から構成されている。ここで、仕分け内容は「ドキュメント名とドキュメント内位置情報/サイズ/縦横/片面両面/ID位置」によって構成されている。
【0034】
このような指示入力フォーマットは、指示入力部27を構成するキーボードなどにより入力される。または、指示入力フォーマットをたとえばコンピュータで生成し、これをフロッピーディスクやICカードなどの可搬性の記憶媒体に記憶し、その記憶媒体を指示入力部27が読み込むことにより、ドキュメント仕分け装置11内に入力することができる。
【0035】
次に、ドキュメント仕分け装置11の仕分け動作の例を図8ないし図10を参照して詳細に説明する。
図8は分散プリントシステムにより出力された記録用紙束がドキュメント仕分け装置に入力されるまでの例を示す説明図である。この例では、3台のプリンタ12a〜12cを有する分散プリントシステムにおいて、4部のドキュメントA,B,C,Dがこの順にページ分散出力されるとする。また、ドキュメント仕分け装置11は四つの記録用紙出力部26a〜26dを有しているものとする。
【0036】
ここで、ドキュメントAは90ページからなり、最初の1〜30ページ(図8の用紙束A1)はプリンタ12cから、31〜60ページ(用紙束A2)はプリンタ12bから、61〜90ページ(用紙束A3)はプリンタ12aから出力されている。ドキュメントBは50ページからなり、最初の1〜30ページ(用紙束B1)はプリンタ12bから、31〜50ページ(用紙束B2)はプリンタ12aから出力されている。ドキュメントCは70ページからなり、最初の1〜35ページ(用紙束C1)はプリンタ12aから、36〜70ページ(用紙束C2)はプリンタ12cから出力されている。ドキュメントDは120ページからなり、最初の1〜30ページ(用紙束D1)はプリンタ12bから、31〜60ページ(用紙束D2)はプリンタ12aから、61〜90ページ(用紙束D3)はプリンタ12cから、91〜120ページ(用紙束D4)はプリンタ12bから出力されている。これらのばらばらにプリントされた記録用紙は、プリンタ12a,12b,12cの順にユーザの手で回収されて図8に示すように一つの束にまとめられ、ドキュメント仕分け装置11の記録用紙入力部21に入力されると仮定する。入力された記録用紙束は、仕分け情報読み取り部22を通って用紙一時保管部23に入力された順番で一旦格納される。このとき、仕分け情報読み取り部22は、記録用紙の各ページ上に印字されたドキュメント仕分け情報を読み取り認識して、電子的な仕分け制御情報に変換し、その仕分け制御情報を制御部25に送信する処理を行う。
【0037】
図9は制御部における処理の流れを示すフローチャートである。制御部25は、まず指示入力部27から入力された仕分け指示の情報を受けて、その情報から仕分け方法を入力する(ステップS1)。次に、仕分け情報読み取り部22から仕分け制御情報を受けると、その仕分け制御情報からドキュメントIDとページ番号とを入力し(ステップS2)、これらドキュメント仕分け情報から各ドキュメントのページ範囲を抽出する(ステップS3)。次に、入力されたドキュメントIDの種類からドキュメント数を抽出し、仕分け方法に従ってドキュメントを出力する記録用紙出力部26a〜26dの割り当てを行う(ステップS4)。次に、制御部25は記録用紙出力部26a〜26dの割り当てや用紙一時保管部23における各ドキュメントのページ範囲の並びの順番を基に、用紙搬送部24の紙送りローラ24a〜24kの起動、停止および紙送り向きの切り替えを制御するための制御信号を生成し、その制御信号に従って紙送りローラ24a〜24kを制御することにより仕分け処理を実行する(ステップS5)。次に、仕分けが終了したかどうかが判定され(ステップS6)、もし、最初の仕分け処理の実行で仕分けが終わらなければ、ステップS5に戻り、用紙一時保管部23内に一時保管された未ソートのドキュメントについて再度制御信号が生成され、その制御信号に基づいて仕分け処理が実行されることになる。ここで、用紙一時保管部23に格納されたドキュメントの仕分け処理の具体的な例を図10を参照して説明するが、ドキュメントは図8にて示したように一つの束にまとめられて入力された順番の通りに用紙一時保管部23の任意の一つの一時保管部23a〜23eに格納されているとする。
【0038】
図10はドキュメント仕分け装置における仕分けの例を示す説明図である。ドキュメント仕分け装置11は仕分け制御情報および指示入力された仕分け方法に基づいて制御部25が用紙搬送部24を制御するが、ここでは、ドキュメントの記録用紙出力部26a〜26dへの割り当てに関し、ドキュメントAは記録用紙出力部26aへ、ドキュメントBは記録用紙出力部26bへ、ドキュメントCは記録用紙出力部26cへ、ドキュメントDは記録用紙出力部26dへそれぞれ出力するように割り当てられたものとする。また、入力された記録用紙束は最初は用紙一時保管部23のたとえば一時保管部23aに格納されるとする。
【0039】
まず、第1段階の仕分け処理では、用紙搬送部24は、入力された順番で一時保管部23aに格納されている記録用紙束をA1,C2,D3,・・・のように入力された順に取り出し、出力可能なドキュメントは制御部25が割り当てた記録用紙出力部26a〜26dのビントレイへ出力し、順番の入れ替えが必要なものはたとえば次の一時保管部23bへ格納する。すなわち、用紙束A3は記録用紙出力部26aに出力され、用紙束B2は記録用紙出力部26bに出力され、用紙束C2およびC1は記録用紙出力部26cに出力され、用紙束D4は記録用紙出力部26dに出力される。記録用紙出力部26a〜26cに出力されなかった残りの用紙束は一時保管部23bに格納される。このようにして、一時保管部23aに格納されていた記録用紙束がなくなった時点で、第1段階が終了し、一時保管部23bには仕分けの済んでいない用紙束A1,D3,A2,B1,D1,D2が入力された順に格納されていることになる。ドキュメントCはこの段階で既に仕分けが済んでおり、割り当てられた記録用紙出力部26cのビントレイへ出力されている。ドキュメントA,B,Dは一部のみがそれぞれ割り当てられた出力部へ出力されている。
【0040】
次の第2段階でも第1段階と同様の仕分け処理が実行される。すなわち、一時保管部23bに残っている用紙束をA1,D3,A2,・・・のように入力された順に取り出して、出力可能な記録用紙は記録用紙出力部のビントレイへ出力し、順番の入れ替えが必要なものは次のたとえば一時保管部23cへ格納する。これにより、記録用紙出力部26aには用紙束A2が、記録用紙出力部26bには用紙束B1が、記録用紙出力部26dには用紙束D3およびD2がそれぞれ出力される。一時保管部23bに格納されている記録用紙束がなくなった時点で第2段階が終了する。この第2段階では、新たにドキュメントBの仕分けが終了している。仕分けが済んでいないのは、用紙束A1およびD1だけであり、これらは一時保管部23cに格納される。
【0041】
そして、次の第3段階では、用紙束A1が記録用紙出力部26aに、用紙束D1が記録用紙出力部26dにそれぞれ出力される。ここで初めて用紙一時保管部23が空になり、4部のドキュメントすべてが仕分けされ、かつページ順にソートされて出力されていることになり、以上で一連のドキュメント仕分け処理が終了することになる。
【0042】
なお、以上の説明では、プリンタから出力される記録用紙は、印字面を上にして昇順に出力されることを暗黙のうちに仮定したが、印字面を下にして降順に出力されるプリンタでは、これまで説明した記録用紙束の順番がすべて逆になることは言うまでもない。
【0043】
また、上記の例では、ドキュメント仕分け装置11に入力された記録用紙束は一旦用紙一時保管部23の一時保管部23aに格納するようにしたが、仕分け情報読み取り部22を出た記録用紙を複数の一時保管部23a〜23eにドキュメント毎に仕分けしながら搬送するようにしてもよい。
【0044】
以上は正常に動作終了する仕分け装置の動作説明であるが、多数のプリンタで印刷された場合はいろいろな記録用紙束が入力され、それが仕分けエラーにつながる。そのときに発生するエラーの処理例について説明する。エラーの内容として、たとえば、すべての文書を印刷したつもりでも文書の一部が欠品する、複数のユーザがプリントしたときに他の文書が記録用紙束の一部に混入する、プリンタ不具合により識別子がはっきりと印刷できないまま仕分け装置に入力されたなどがある。
【0045】
図11は制御部およびエラー処理部におけるエラーの処理の流れを示すフローチャートである。エラー処理部28では、まず、制御部25を通じて指示入力部27で得られた仕分け指示を入力し(ステップS11)、ある記録用紙について仕分け情報読み取り部22が読み取ったドキュメント仕分け情報を読み取る(ステップS12)。ここで、仕分け情報読み取り部22によるドキュメント仕分け情報の読み取りが成功かどうかの判定をし(ステップS13)、ドキュメント仕分け情報を識別することができなかった場合は、識別エラー処理を行う(ステップS14)。すなわち、識別不能の記録用紙を一時保管部23a〜23eおよび記録用紙出力部26a〜26cのあらかじめ定めたいずれか一つに保管または出力し、識別不能の記録用紙があったことを表示するためにその情報を記憶し、次の記録用紙のドキュメント仕分け情報の読み取りに進む。次に、ドキュメント仕分け情報が識別された記録用紙に対し、そのドキュメントは仕分け指示の情報に含まれていないドキュメントかどうかが判定される(ステップS15)。プリンタは複数の人が使用するため、他の文書が記録用紙束の中に混入する場合がある。そのようなドキュメントは他文書であると判定され、他文書混入処理が行われる(ステップS16)。この場合、その記録用紙は一時保管部23a〜23eのいずれか一つに蓄積し、記録用紙出力部へ送られるページとは区別される。そして、他文書混入があったことを表示するためにその情報を記憶し、次の記録用紙のドキュメント仕分け情報の読み取りに進む。次に、記録用紙が用紙一時保管部23まで搬送される間に機械的に通常とは異なる接触があるなどして正常に搬送できない場合などの搬送ミスがあったかどうかが判定され(ステップS17)、搬送ミスがなければ、記録用紙は用紙一時保管部23へ一時的に保管され(ステップS18)、搬送ミスがあれば、搬送エラーの表示をし(ステップS19)、仕分け処理を一旦中断する(ステップS20)。この搬送エラーの原因が復旧すればステップS17に戻る。以上の処理はすべての記録用紙の読み取りが完了するまで行われる(ステップS21)。
【0046】
次に、用紙一時保管部23に保管された記録用紙にページが欠落しているかどうかが判定される(ステップS22)。プリンタへ指示した内容とドキュメント仕分け装置に指示した内容とが異なっている場合、必要ページ数がなく不足しているような場合などには、欠落エラー処理が行われる(ステップS23)。次に、用紙一時保管部23内での仕分け処理中に記録用紙の搬送ミスがないかどうかが判定される(ステップS24)。ここで、搬送ミスがなければ、その記録用紙を記録用紙出力部26a〜26cの所定の一つに出力する(ステップS25)。そして、すべての記録用紙が記録用紙出力部26a〜26cに出力されたかどうかが判定され(ステップS26)、まだ、用紙一時保管部23に残っていれば、仕分け処理が続けられ、なくなれば、この処理は終了する。なお、ステップS24にて、搬送ミスがあった場合には、搬送エラーの表示をし(ステップS27)、仕分け処理を中断する(ステップS28)。搬送エラーの原因が復旧すればステップS24に戻る。
【0047】
図12はエラー処理部におけるエラー表示器の表示例を示す図である。エラー表示器281は指示入力部27より入力された仕分け指示を表示する欄282と、ドキュメントIDを表示する欄283と、エラー内容を表示する欄284とを有している。ここで、ユーザとジョブ途中にどのような指示を実行中か、または終了時のどのような指示を実行したかを表すため、仕分け指示の欄282には、ユーザ名、ファイル名、配布先が表示されるが、必要に応じて、画面切り替えまたはスクロールなどによって仕分けの内容をもすべて表示するようにしてもよい。また、ドキュメントIDの欄283には指示内容に対し読み取った固有識別子が表示され、エラー内容の欄284には、その識別子で構成されるページのどの部分がエラーだったかの表示が行われる。
【0048】
以上の実施の形態では、ドキュメント仕分け装置11を構成する記録用紙出力部は、複数でかつそれぞれにビントレイを有するものであるとしたが、記録用紙出力部は単一であって、ドキュメント毎に仕分けソートした用紙を単に積み重ねて出力するようにしてもよい。また、単に積み重ねるだけでなく、何らかの目印をドキュメントの間に挟む後処理機構を備えたドキュメント仕分け装置、ステイプル機能を有する記録用紙出力部を備えたドキュメント仕分け装置、ドキュメント中のサイズの大きい一部の用紙を折り畳んで出力する後処理機構を備えたドキュメント仕分け装置であってもよい。もちろん、ステイプル機能のように、仕分けされたドキュメントを機械的に束ねる機能を備えた装置ではエラーが発生したドキュメントには処理を施さないようにする。
【0049】
次に、ドキュメント仕分け装置の別な実施の形態について説明する。
図13はドキュメント仕分け装置の第2の実施の形態を示す図である。この図において、図4に示した構成と同じまたは同等の機能を有する要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。このドキュメント仕分け装置11aは、用紙一時保管部23の下方位置に回転部29aおよび代替搬送材トレイ29bが設けられている。回転部29aは記録用紙の上下方向を反転するのに使用され、代替搬送材トレイ29bは仕分け処理中にエラーが発生したページ位置に代替搬送材を挿入するために使用される。
【0050】
ドキュメント仕分け情報は仕分け情報識別子31が仕分け情報識別子横書き開始マーク32および仕分け情報識別子横書き終了マーク33によって挟まれた形で記録されているので、記録用紙の上下関係を認識することができる。したがって、たとえば、印刷の際に用紙が途中で切れたため、縦方向の紙排出が横方向に排出されたままになったり、複数の記録用紙を束ねるときに向きが反対になったりして、用紙の方向が一部揃っていないような場合、あるいは入力される用紙サイズが統一されていなく、A4、A3、B4などのように混在していてドキュメントのページごとの向き(上下)と用紙の向きとが一致していない場合には、用紙方向の揃っていない記録用紙は紙送りローラ24eにより回転部29aに退避され、この回転部29aにより90度または180度回転され、そして紙送りローラ24eにより回転部29aから取り出されて用紙一時保管部23または記録用紙出力部26a〜26cに出力される。このような用紙の方向の不揃いがあった場合の処理は図11の処理フローチャートに追加される。すなわち、方向不揃いがあるかどうかの判定をし、あれば紙送りローラ24eおよび回転部29aを制御して用紙の方向を回転させる処理を行う。
【0051】
また、仕分け情報読み取り部22でドキュメント仕分け情報が認識できなかった記録用紙があった場合、その記録用紙はあらかじめ定められた記録用紙出力部26a〜26cの一つに出力され、代替搬送材トレイ29bから通常の搬送材である白い紙などとは異なった材料や色からなる代替搬送材が取り出されてその記録用紙が位置すべきページ位置に挿入される。この代替搬送材の挿入は欠落したページがある場合にも行われる。このようなエラー処理をした場合には、エラー処理部28のエラー表示器に処理結果が表示される。
【0052】
図14はエラー処理部におけるエラー表示器の表示例を示す図である。エラー表示器281aは指示入力部27より入力された仕分け指示を表示する欄282と、ドキュメントIDを表示する欄283と、エラー内容を表示する欄284と、エラー処理結果を表示する欄285とを有している。この表示例では、識別不能のページ位置に黄色の搬送材を挿入し、欠落したページ位置には赤色の搬送材を挿入したことを示している。このように、エラー内容とエラー処理結果とを対応づけて表示することで、ユーザはエラーがどこで発生したか、どのように対処すればいいのかが簡単に判明する。
【0053】
図15はドキュメント仕分け装置の第3の実施の形態を示す図である。この図において、図13に示した構成と同じまたは同等の機能を有する要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。このドキュメント仕分け装置11bは、用紙一時保管部23の下方位置に反転部29cおよび代替搬送材トレイ29bが設けられている。
【0054】
記録用紙束に両面印刷の用紙が含まれているときに必ずしもページ順に排出されず表裏が逆のままに束ねられてドキュメント仕分け装置11bに入力されることがある。また、印刷物には両面タイプがあり、プリンタによっては必ずしもページ順に両面が印刷されない場合もあるがユーザはその結果を知らず、記録用紙束を記録用紙入力部21に入力することになる。たとえば両面印刷のページ順で1ページの次は3ページであるが、次に読み取った結果が4ページだとすると裏表が逆であると判断できる。このような場合には、そのような記録用紙は紙送りローラ24eにより反転部29cに導かれる。この反転部29cでは、記録用紙をその先端から受け入れるようにし、反転部29cから取り出すときには紙送りローラ24eが後端より引き出すことにより記録用紙の表裏が反転される。表裏が反転された記録用紙は搬送路に合流し、用紙一時保管部23または記録用紙出力部26a〜26cに出力される。このような記録用紙の表裏が反転していると思われる場合の処理は図11の処理フローチャートに追加される。すなわち、表裏反転かどうかの判定をし、表裏が反転していると判定されれば紙送りローラ24eおよび反転部29cを制御して用紙の表裏を反転させる処理を行う。
【0055】
図16はドキュメント仕分け装置の第4の実施の形態を示す図である。この図において、図13に示した構成と同じまたは同等の機能を有する要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。このドキュメント仕分け装置11cは、仕分け情報読み取り部22を出力した記録用紙を記録用紙入力部21へ戻すための戻り搬送部を構成する紙送りローラ50a〜50cと、内蔵の小型プリンタ51と、ネットワーク装置52とが設けられている。また、たとえばタッチパネルなどの指示入力部27と一体に表示装置28aが設けられている。
【0056】
このような構成において、仕分け処理をする前に、あらかじめ指示入力部27によりエラー事前チェックモードを選択しておき、記録用紙束15a〜15nの最後のページの上に終了を示す特殊用紙を置いておく。そして、仕分け処理を開始すると、記録用紙入力部21の記録用紙束15a〜15nは一旦仕分け情報読み取り部22を通過し、ここで識別子が読み取られる。紙送りローラ24aの先についた戻り搬送部の紙送りローラ50a〜50cを経由してすべての用紙は記録用紙入力部21に戻される。仕分け情報読み取り部22が記録用紙束15a〜15nの最後に置かれた特殊用紙を検知すると、エラー事前チェックモードは完了する。チェックした結果は表示装置28aにエラー内容を表示または小型プリンタ51によりエラー内容を印字することで、ユーザは束ねた用紙の過不足などのエラー情報を事前に知ることができる。また、そのエラー内容は指定されたパソコンなどにネットワーク装置52を経由して結果ファイルを転送し、表示させることも可能である。
【0057】
したがって、仕分けした結果を表示装置28aに表示するだけでなく、実際に仕分け処理をする前に仕分け処理に必要な記録用紙がすべて揃っているかなどを表示装置28a、小型プリンタ51、またはネットワーク装置52を通じてユーザが知ることができるようになる。また、事前チェックの結果を印刷出力することで、印刷が不足している場合などエラー処理に時間がかかるときには、印刷結果を元に仕分け終了後の修正が容易になる。
【0058】
以上はドキュメント仕分け装置を独立した装置とした例で説明したが、たとえば、プリンタ、コピー、ファックスの機能を一体化したディジタル複合機に適用することができ、以下にその構成例について説明する。
【0059】
図17はディジタル複合機に適用したドキュメント仕分け装置の第5の実施の形態を示す図である。この図において、ディジタル複合機60はこれが本来持っているプリンタ、コピー、ファックスの機能として、原稿を一枚ずつ装置内に送り込んで原稿の画像読み取りが終了したら元の位置に戻す自動原稿送り装置61と、原稿をコピー位置に保持するプラテン62と、原稿の画像を読み取るスキャナ63と、原稿の画像に対応するトナー像を用紙に転写する画像形成部64と、トナー像を定着する定着部65と、複数のサイズの用紙を入れておく用紙トレイ66と、両面トレイ67と、ソータ部68と、用紙搬送部と、指示入力表示部69とを備えている。さらに、仕分けの機能として、用紙一時保管部70が備えられている。
【0060】
ここで、自動原稿送り装置61はプラテン62への原稿排出部から装置内部に用紙を導入することができるようにすることで、記録用紙入力部を構成することができ、通常の原稿送り動作はエラー事前チェックモード時の動作に利用される。また、スキャナ63は仕分け情報読み取り部を、ソータ部68は記録用紙出力部を構成することができる。さらに、両面トレイ67は用紙の表裏反転を行う装置として利用され、用紙トレイ66は代替搬送材を入れておくトレイとして利用される。
【0061】
記録用紙束71を自動原稿送り装置61に入力し、指示入力表示部69により動作モードをドキュメント仕分け動作にして、仕分け開始を指示すると、自動原稿送り装置61は記録用紙束から記録用紙を1枚ずつプラテン62上に搬送し、スキャナ63による仕分け情報の読み取りが行われる。仕分け情報が読み取られた記録用紙はプラテン62から搬出されて用紙一時保管部70に一時保管される。すべての記録用紙が用紙一時保管部70に保管されると、読み取られた仕分け情報および指示入力表示部69より入力された仕分け方法に従って一時保管された記録用紙は、用紙搬送部により画像形成部64をバイパスするよう搬送され、定着部65の出力部で合流し、ソータ部68へ搬送され、その指定されたビン(棚)に出力される。
【0062】
このようにドキュメント仕分け装置60はディジタル複合機と共用できる機能が多く、仕分け操作も普通にたとえばコピーを取るのと同じような方法で可能になる。
【0063】
以上、本発明をその好適な実施の形態について詳述したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上述のドキュメント仕分け装置は分散プリントシステムと組み合せて使用することを前提としたが、本発明はこれに限るものではなく、ホストコンピュータにパラレルインタフェースなどでローカル接続されたプリンタと組み合せて使用してもよい。
【0064】
また、記録用紙出力部は、複数のドキュメントを出力するときに、ドキュメント間にたとえばカラー用紙を挟み込む後処理機構を備えてもよいし、記録用紙出力部にステイプル機能、ドキュメント中のサイズの大きい一部の用紙を折り畳んで出力する機能、または記録用紙を製本しドキュメント仕分け情報が印字された領域を断裁する機能などを有する後処理機構を備えるようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではあらかじめドキュメント仕分け情報を印字しておいた記録用紙を入力して、これからドキュメント仕分け情報を読み取り認識して、電子的な仕分け制御情報に変換し、指示入力された仕分け方法に従ってドキュメントの仕分けソートの実行を制御する構成をとった。これにより、複数ページから成る記録用紙束を人手で回収仕分けし、ページ順に並び替える煩わしさを解消できる。また、ドキュメントのプリント処理と同期して仕分けを実行する必要がないため、同一のドキュメントを何度でも仕分けソートすることが可能である。また、本発明のドキュメント仕分け装置は、分散プリントシステムと組み合せて使用される場合、最低1台あれば十分な効果を発揮するので、すべてのプリンタに専用のソータを備える場合に比べて低コストで、かつ分散して出力された記録用紙束を一括して仕分けソートすることができる。また、プリント処理の負荷分散をドキュメント毎に行うといった制約がないため、負荷分散の自由度が高く、分散プリントシステムの資源を最大限に活用でき、システム全体のプリント処理効率を向上できる。また一度プリントしたものを仕分けし直すことも容易にできる。
【0066】
そしてこれらの仕分け作業中に何らかの原因でエラーが発生した場合でも、エラーの内容によっては装置自体で正常に動作させることができ、正常に動作できない場合、エラーの内容とその場所が判明するため、エラー修正が容易となり、ユーザの使い勝手は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドキュメント仕分け装置の原理図である。
【図2】本発明に係わるドキュメント仕分け装置を備える分散プリントシステムの一構成例を示す図である。
【図3】ドキュメント仕分け装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】ドキュメント仕分け装置の実装の一例を示した概略構成図である。
【図5】記録用紙のドキュメントおよびドキュメント仕分け情報の印字領域を例示した図であって、(A)および(B)は印字領域をページのヘッダ・フッタ領域へ割り当てた例を示し、(C)は印字領域をドキュメント領域へ割り当てた例を示している。
【図6】ドキュメント仕分け情報の印字例を示す図である。
【図7】指示入力のフォーマット例を示す図である。
【図8】分散プリントシステムにより出力された記録用紙束がドキュメント仕分け装置に入力されるまでの例を示す説明図である。
【図9】制御部における処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】ドキュメント仕分け装置における仕分けの例を示す説明図である。
【図11】制御部およびエラー処理部におけるエラーの処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】エラー処理部におけるエラー表示器の表示例を示す図である。
【図13】ドキュメント仕分け装置の第2の実施の形態を示す図である。
【図14】エラー処理部におけるエラー表示器の表示例を示す図である。
【図15】ドキュメント仕分け装置の第3の実施の形態を示す図である。
【図16】ドキュメント仕分け装置の第4の実施の形態を示す図である。
【図17】ディジタル複合機に適用したドキュメント仕分け装置の第5の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 記録用紙束
2 仕分け情報読み取り手段
3 仕分け指示入力手段
4 ドキュメント仕分け処理手段
5 エラー処理手段
6 記録用紙出力手段

Claims (13)

  1. 複数ページから成る記録用紙束を一括して入力し、指定された方法でドキュメント毎に仕分けし、並び替える処理を行うドキュメント仕分け装置であって、
    ドキュメント仕分け情報が付与された記録用紙束を一括入力して記録用紙に付与された前記ドキュメント仕分け情報を読み取る仕分け情報読み取り手段と、
    仕分け方法を指示する仕分け指示入力手段と、
    前記仕分け情報読み取り手段にて読み取られた前記ドキュメント仕分け情報に基づき前記記録用紙に対して前記仕分け指示入力手段で指定された方法によりドキュメント毎の仕分けおよびページ順の並び替え処理を行うドキュメント仕分け処理手段と、
    前記ドキュメント仕分け処理手段によって処理された前記記録用紙をドキュメント毎に仕分けしページ順に並べて出力する記録用紙出力手段と、
    前記仕分け情報読み取り手段にて識別できなかった識別不能の前記記録用紙のページ位置および欠落が判明した前記記録用紙のページ位置に特定色の搬送材を搬入する処理と前記ドキュメント仕分け処理手段が前記記録用紙を正常に搬送できない搬送ミスを起こした場合に搬送エラーの表示をする処理とを行うエラー処理手段と、
    を備えていることを特徴とするドキュメント仕分け装置。
  2. 前記仕分け情報読み取り手段は、複数ページのドキュメントまたは複数部のドキュメントを記録した記録用紙束を一括して受け入れて1枚ずつ前記記録用紙を分離して送り出す記録用紙入力部と、送り出された前記記録用紙に付与されているドキュメント仕分け情報を読み取り認識して電子的な仕分け制御情報に変換するとともに前記ドキュメント仕分け情報を識別不能なときにはエラー情報を前記エラー処理手段に出力する仕分け情報読み取り部とを有することを特徴とする請求項1記載のドキュメント仕分け装置。
  3. 前記ドキュメント仕分け処理手段は、前記ドキュメント仕分け情報が認識された前記記録用紙の全部または一部を一時的に保持しておく用紙一時保管部と、前記ドキュメント仕分け情報が認識された前記記録用紙を前記用紙一時保管部へ搬送し、または前記用紙一時保管部の前記記録用紙に対しソート対象の前記記録用紙を前記記録用紙出力手段へ搬送するかまたは未ソートの前記記録用紙を前記用紙一時保管部内で入れ替えるように搬送する用紙搬送部と、前記仕分け情報読み取り部からの電子的な仕分け制御情報および前記仕分け指示入力手段による仕分け方法の指示に従って前記用紙搬送部における前記記録用紙の搬送を制御するとともに用紙の搬送中に正規の搬送ができないときには前記エラー処理手段にエラー情報を出力する制御部とを有することを特徴とする請求項2記載のドキュメント仕分け装置。
  4. 前記制御部は、前記仕分け情報読み取り手段または前記用紙一時保管部のいずれかから前記記録用紙を1枚入力し、前記仕分け制御情報および指定された方法に基づいて前記用紙一時保管部または前記記録用紙出力手段へ出力するよう前記用紙搬送部を制御することを特徴とする請求項3記載のドキュメント仕分け装置。
  5. 前記ドキュメント仕分け処理手段は、前記用紙搬送部で搬送中の前記記録用紙を導入し、用紙の方向を回転して前記用紙搬送部へ戻す用紙回転手段を有することを特徴とする請求項3記載のドキュメント仕分け装置。
  6. 前記ドキュメント仕分け処理手段は、前記用紙搬送部で搬送中の前記記録用紙を導入し、用紙の表裏を反転して前記用紙搬送部へ戻す用紙表裏反転手段を有することを特徴とする請求項3記載のドキュメント仕分け装置。
  7. 前記ドキュメント仕分け処理手段は、前記仕分け情報読み取り手段にて読み取りが終了したすべての前記記録用紙を前記仕分け情報読み取り手段へ戻す戻り搬送手段を備え、前記制御部は、前記仕分け情報読み取り手段による前記ドキュメント仕分け情報の読み取りで必要なドキュメントの不足、他文書混入、または識別不能な記録用紙の存在を事前にチェックすることを特徴とする請求項3記載のドキュメント仕分け装置。
  8. 前記ドキュメント仕分け処理手段による仕分け結果および前記エラー処理手段によるエラー内容を表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1記 載のドキュメント仕分け装置。
  9. 前記表示手段は、前記仕分け指示入力手段により指示された指示の内容と、前記エラー処理手段でエラー処理されたドキュメントの固有識別子、エラーの内容およびエラー処理結果とを表示することを特徴とする請求項8記載のドキュメント仕分け装置。
  10. 前記ドキュメント仕分け処理手段による仕分け結果または前記エラー処理手段によるエラー内容を印字して出力する印刷手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のドキュメント仕分け装置。
  11. 前記ドキュメント仕分け情報は、ドキュメントの固有識別子、ドキュメント内の位置情報、ドキュメント発行者、ドキュメント配付先、両面/片面印刷、用紙サイズ、用紙方向、発行時期からなり、少なくとも前記ドキュメントの固有識別子およびドキュメント内の位置情報を含んでいることを特徴とする請求項1記載のドキュメント仕分け装置。
  12. 前記ドキュメント仕分け情報は、これが開始する位置および終了する位置にマークとともに記録用紙に付与されてドキュメントの上下方向を識別できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のドキュメント仕分け装置。
  13. 光学的に原稿を読み取る原稿読み取り手段と、複写枚数などを指示する指示入力手段と、読み取った原稿を一定のプロセスを経て搬送材に印刷する印刷手段と、排出される搬送材を仕分けるソータ手段とを備えた複写装置であって、前記原稿読み取り手段が記録用紙に付与されたドキュメント仕分け情報を読み取って認識する仕分け情報認識手段と、前記原稿読み取り手段から出力した記録用紙を前記ドキュメント仕分け情報に基づき前記指示入力手段で指定された方法でドキュメント毎の仕分けおよびページ順の並び替え処理をして前記印刷手段の出力部に合流させる仕分け処理手段と、前記仕分け情報認識手段および前記仕分け処理手段におけるエラー現象にあらかじめ対応付けされた処理を行うエラー処理手段とを備えていることを特徴とする複写装置。
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