JP3594427B2 - マルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置およびラジオ放送受信機の制御装置 - Google Patents
マルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置およびラジオ放送受信機の制御装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、マルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置およびラジオ放送受信機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、一般に、ラジオ放送受信機と、CD、MD等のディスク、カセットテープなどの記憶媒体に記録された音響・音声信号を再生する再生装置とが搭載されている。
【0003】
ユーザは、音楽を聞きたい場合には、たとえば音楽CDをCD再生装置によって再生させて聞く。しかしながら、同じ音楽CDを何度も聞いていると飽きてしまうことがある。
【0004】
そこで、ラジオ放送によって音楽を聞くということも多々ある。しかしながら、ラジオ放送受信機によってたとえ音楽番組を選局しても、途中で、天気予報、交通情報、ニュース、コマーシャル等といった音楽以外の内容も放送される。
【0005】
そこで、ラジオ放送を聞いている場合において、音楽以外の内容が放送されている間だけ、音楽CDによる音楽を聞くことができれば便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、他のメディアの再生装置によって再生された音響・音声信号を自動的に出力させることができるマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置を提供することを目的とする。
【0007】
この発明の他の目的は、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、その出力音量を自動的に下げるまたはその出力を自動的に中断させることができるラジオ放送受信機の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
この発明のさらに他の目的は、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、自動的に選局チャンネルを変更させることができるラジオ放送受信機の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明によるマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置は、ラジオ放送再生装置およびラジオ放送以外のメディアの再生装置を含むマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置であって、ユーザが希望するラジオ放送内容を入力する入力手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、ラジオ放送再生装置において現在選局されているラジオ放送の出力を中断させ、ラジオ放送以外のメディアの再生装置の再生内容を出力する手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
ラジオ放送以外のメディアの再生装置としては、たとえば、記録媒体に記録された音響・音声信号を再生する装置が用いられる。
【0011】
この発明による第1のラジオ放送受信機の制御装置は、ラジオ放送受信機の制御装置であって、ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送の出力を中断させる手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
この発明による第2のラジオ放送受信機の制御装置は、ラジオ放送受信機の制御装置であって、ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を音量を下げて出力させる手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
この発明による第3のラジオ放送受信機の制御装置は、ラジオ放送受信機の制御装置であって、ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、選局チャンネルを自動的に変更する選局チャンネル変更手段、および変更後の選局チャンネルで放送されているラジオ放送に対して、上記判定手段と同様な処理を行い、判定結果に応じて上記出力手段または上記選局チャンネル変更手段と同様な処理を行う手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0015】
〔1〕第1の実施の形態の説明
【0016】
図1は、マルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置の構成を示している。
【0017】
この例では、再生装置として、ラジオ放送受信機1、MD再生装置2およびCD再生装置3が設けられている。これらの出力は、切替えスイッチ4を介して、スピーカ(図示略)に送られる。ラジオ放送受信機1の電源はオンとなっており、ラジオ放送受信機1の出力端子51からは再生信号が出力されているものとする。
【0018】
切替えスイッチ4は、4つの切替端子41、42、43、44を有している。第1切替端子41には、ラジオ放送受信機1の出力端子51が記憶手段5を介して接続されている。第2切替え端子42には、MD再生装置2の出力端子52が接続されている。第3切替え端子43には、CD再生装置3の出力端子53が接続されている。第4切替端子44は、OFF端子となっており、電気的に浮いた状態となっている。
【0019】
制御手段6は、MD再生装置2およびCD再生装置3の電源のオンオフを制御する。入力手段9には、ユーザが希望するラジオ放送内容と、ラジオ放送受信機1で選局されているチャンネルで放送されている内容がユーザが希望するラジオ放送内容と一致しない場合に選択されるメディア(MD再生装置2またはCD再生装置3)とが入力される。
【0020】
ユーザが希望するラジオ放送内容の選択枝としては、この例では、図2に示すように、”音楽”、”交通情報”および”コマーシャル削除”の3タイプが用意されている。また、”音楽”を選択した場合には、さらに、”クラッシック調”、”ロック調”、”明るい”および”静かな”の4つのサブ選択枝から希望のものを選択できるようになっている。なお、1つの選択枝のみを選択してもよいし、複数の選択枝を選択してもよい。
【0021】
ラジオ放送受信機1の出力信号は、記憶手段5に一時的に蓄積された後、順次切替えスイッチ4の第1切替端子41に送られる。放送内容識別手段7は、記憶手段5に一時記憶された信号に基づいて、放送内容を識別する。
【0022】
ラジオ放送信号から音楽、会話、コマーシャル等の判別は、周波数帯域、信号タイプ(ステレオ/モノラル)、声紋、音量等の情報に基づいて行われる。一般的に、放送内容が音楽である場合には、信号タイプがステレオ放送であり、高周波帯域の信号成分が多く含まれている。また、放送内容が会話である場合には、低周波帯域の信号成分が多く含まれており、高周波帯域の信号成分は少ない。また、コマーシャルの場合には、信号タイプがモノラルである場合が多い。このような特徴等に基づいて、放送内容が音楽であるか、交通情報であるかまたはコマーシャルであるかが判定される。
【0023】
また、放送内容が音楽である場合には、音色、リズム、テンポ、音程等に基づいて、音楽のジャンル(クラッシック調、ロック調)や、タイプ(明るい、静かな)が判別される。なお、将来的にラジオ放送がディジタル化した場合には、放送内容を示す識別情報を付加情報として送出することも可能であるので、そのような場合には、付加情報に基づいて放送内容が判別される。
【0024】
比較手段8は、放送内容識別手段7によって識別された放送内容と、入力手段9によって入力されたユーザが希望する放送内容とが一致しているか否かを判定し、判定結果に応じて、切替スイッチ4および制御手段6を制御する。
【0025】
放送内容識別手段7によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致しているときには、切替スイッチ4が第1切替端子41を選択し、制御手段6がMD再生装置2およびCD再生装置3の電源をオフにさせるように、比較手段8は切替スイッチ4および制御手段6を制御する。
【0026】
放送内容識別手段7によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致していないときには、ユーザによって選択したメディアに対応する切替端子(第2切替端子42または第3切替端子43)を切替スイッチ4が選択し、制御手段6がユーザによって選択したメディアに対応する再生装置(MD再生装置2またはCD再生装置3)の電源をオンにして再生動作を開始するように、比較手段8は切替スイッチ4および制御手段6を制御する。
【0027】
たとえば、入力手段9によって入力されたユーザが希望するラジオ放送内容が音楽であり、入力手段9によって入力されたメディアがCD再生装置3である場合の動作について説明する。
【0028】
この場合には、比較手段8は、放送内容識別手段7によって識別された放送内容が音楽か否かが判別される。放送内容識別手段7によって識別された放送内容が音楽であるときには、切替スイッチ4が第1切替端子41を選択した状態となり、記憶手段5に一時記憶された放送信号が切替スイッチ4を介してスピーカに送られて、出力される。
【0029】
放送内容識別手段7によって識別された放送内容が音楽でないときには、切替スイッチ4が第3切替端子43に切替えられるとともにCD再生装置3の電源がオンにされ再生動作を開始する。したがって、CD再生装置3の出力信号が切替スイッチ4を介してスピーカに送られて、出力される。
【0030】
なお、スイッチ4が第3切替端子43に切替られている状態において、放送内容識別手段7によって識別された放送内容が音楽であると判定されたときには、切替スイッチ4が第1切替端子41に切替られるとともに、CD再生装置3の電源がオフにされる。したがって、記憶手段5に一時記憶された放送信号が切替スイッチ4を介してスピーカに送られて、出力される。
【0031】
上記第1の実施の形態によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、他のメディアの再生装置によって再生された音響・音声信号を自動的に出力させることができるようになる。
【0032】
〔2〕第2の実施の形態の説明
【0033】
図3は、ラジオ放送受信機の制御装置の構成を示している。
【0034】
切替えスイッチ11は、2つの切替端子61、62を有している。第1切替端子61には、ラジオ放送受信機1の出力端子51が記憶手段12を介して接続されている。第2切替え端子62は、OFF端子となっており、電気的に浮いた状態となっている。切替スイッチ11の出力端子は、スピーカ(図示略)に接続されている。
【0035】
入力手段15には、ユーザが希望するラジオ放送内容が入力される。ラジオ放送受信機1の出力信号は、記憶手段12に一時的に蓄積された後、順次切替えスイッチ11の第1切替端子61に送られる。放送内容識別手段13は、記憶手段12に一時記憶された信号に基づいて、放送内容を識別する。
【0036】
比較手段14は、放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、入力手段15によって入力されたユーザが希望する放送内容とが一致しているか否かを判定し、判定結果に応じて、切替スイッチ11を制御する。
【0037】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致しているときには、切替スイッチ11が第1切替端子61を選択するように、比較手段14は切替スイッチ11を制御する。したがって、この場合には、記憶手段12に一時記憶された放送信号が切替スイッチ11を介してスピーカに送られて、出力される。
【0038】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致していないときには、切替スイッチ11が第2切替端子62を選択するように、比較手段14は切替スイッチ11を制御する。したがって、この場合には、スピーカには信号が出力されない。つまり、この場合には、ラジオ放送の出力が中断せしめられる。
【0039】
なお、ラジオ放送の出力が中断せしめられている状態において、放送内容識別手段13によって識別された放送内容とユーザが希望する放送内容と両者が一致していると判定されたときには、切替スイッチ11が第1切替端子61に切り替えられるので、ラジオ放送がスピーカから出力されるようになる。
【0040】
上記第2の実施の形態によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、その出力を自動的に中断させることができるようになる。
【0041】
〔3〕第3の実施の形態の説明
【0042】
図4は、ラジオ放送受信機の制御装置の構成を示している。
【0043】
入力手段15には、ユーザが希望するラジオ放送内容が入力される。ラジオ放送受信機1の出力端子51は、記憶手段12および音量調整手段21を介してスピーカ(図示略)に接続されている。
【0044】
放送内容識別手段13は、記憶手段12に一時記憶された信号に基づいて、放送内容を識別する。比較手段24は、放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、入力手段15によって入力されたユーザが希望する放送内容とが一致しているか否かを判定し、判定結果に応じて、音量調整手段21を制御する。
【0045】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致しているときには、音量調整手段21が音量調整を行なわないように、比較手段24は音量調整手段21を制御する。したがって、この場合には、ユーザによって設定された音量で、記憶手段12に一時記憶された放送信号がスピーカを介して出力される。
【0046】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致していないときには、音量が低下するように、比較手段24は音量調整手段21を制御する。したがって、この場合には、ユーザによって設定された音量より小さい音量で、記憶手段12に一時記憶された放送信号がスピーカを介して出力される。
【0047】
なお、ユーザによって設定された音量より小さい音量でラジオ放送がスピーカから出力されている状態において、放送内容識別手段13によって識別された放送内容とユーザが希望する放送内容と両者が一致していると判定されたときには、音量調整手段21が音量調整を行なわないように、比較手段24が音量調整手段21を制御するので、音量がユーザによって設定された音量に戻される。
【0048】
上記第3の実施の形態によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、その出力音量を自動的に下げることができる。
【0049】
〔4〕第4の実施の形態の説明
【0050】
図5は、ラジオ放送受信機の制御装置の構成を示している。
【0051】
切替えスイッチ11は、2つの切替端子61、62を有している。第1切替端子61には、ラジオ放送受信機1の出力端子51が記憶手段12を介して接続されている。第2切替え端子62は、OFF端子となっており、電気的に浮いた状態となっている。切替スイッチ11の出力端子は、スピーカ(図示略)に接続されている。
【0052】
選局変更手段31は、選局チャンネルを自動的に変更させるためのものである。入力手段15には、ユーザが希望するラジオ放送内容が入力される。ラジオ放送受信機1の出力信号は、記憶手段12に一時的に蓄積された後、順次切替えスイッチ11の第1切替端子61に送られる。放送内容識別手段13は、記憶手段12に一時記憶された信号に基づいて、放送内容を識別する。
【0053】
比較手段34は、放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、入力手段15によって入力されたユーザが希望する放送内容とが一致しているか否かを判定し、判定結果に応じて、切替スイッチ11および選局変更手段31を制御する。
【0054】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致しているときには、切替スイッチ11が第1切替端子61を選択するように、比較手段34は切替スイッチ11を制御する。したがって、この場合には、記憶手段12に一時記憶された放送信号が切替スイッチ11を介してスピーカに送られて、出力される。
【0055】
放送内容識別手段13によって識別された放送内容と、ユーザが希望する放送内容と両者が一致していないときには、切替スイッチ11が第2切替端子62を選択するとともに選局変更手段31によって選局チャンネルが変更せしめられるように、比較手段34は切替スイッチ11および選局変更手段31を制御する。したがって、この場合には、選局チャンネルが変更せしめられるとともにスピーカには信号が出力されなくなる。
【0056】
なお、選局チャンネルが変更せしめられた結果、放送内容識別手段13によって識別された放送内容とユーザが希望する放送内容と両者が一致していると判定されたときには、切替スイッチ11が第1切替端子61に切り替えられるので、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送がスピーカから出力されるようになる。
【0057】
上記第4の実施の形態によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、自動的に選局チャンネルが変更せしめられるようになる。
【0058】
【発明の効果】
この発明によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、他のメディアの再生装置によって再生された音響・音声信号を自動的に出力させることができるマルチメディア再生システムが得られる。
【0059】
この発明によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、その出力音量を自動的に下げるまたはその出力を自動的に中断させることができるラジオ放送受信機の制御装置が得られる。
【0060】
この発明によれば、ラジオ放送を聞いている場合において、ユーザが希望する放送内容以外の内容が放送されているときには、自動的に選局チャンネルが変更せしめられるラジオ放送受信機の制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置の構成を示すブロック図である。
【図2】入力手段によって入力されるラジオ放送内容の選択枝を示す図である。
【図3】ラジオ放送受信機の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】他のラジオ放送受信機の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】さらに他のラジオ放送受信機の制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ラジオ放送受信機
2 MD再生装置
3 CD再生装置
4、11 切替スイッチ
5、12 記憶手段
7、13 放送内容識別手段
8、14、24、34 比較手段
9、15 入力手段
21 音量調整手段
31 選局変更手段
Claims (5)
- ラジオ放送再生装置およびラジオ放送以外のメディアの再生装置を含むマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置であって、
ユーザが希望するラジオ放送内容を入力する入力手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、ラジオ放送再生装置において現在選局されているラジオ放送の出力を中断させ、ラジオ放送以外のメディアの再生装置の再生内容を出力する手段、
を備えているマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置。 - ラジオ放送以外のメディアの再生装置が、記録媒体に記録された音響・音声信号を再生する装置である請求項1に記載のマルチメディア再生システムにおけるメディア選択装置。
- ラジオ放送受信機の制御装置であって、
ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送の出力を中断させる手段、
を備えているラジオ放送受信機の制御装置。 - ラジオ放送受信機の制御装置であって、
ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を音量を下げて出力させる手段、
を備えているラジオ放送受信機の制御装置。 - ラジオ放送受信機の制御装置であって、
ユーザが希望する放送内容を入力する入力手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が、入力手段によって入力された放送内容と一致しているか否かを、受信しているラジオ放送音声信号に基づいて判定する判定手段、
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致しているときには、現在選局されているチャンネルで放送されているラジオ放送を出力させる手段、および
現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致していないときには、判定手段によって現在選局されているチャンネルで放送されている内容が入力手段によって入力された放送内容と一致すると判定されるまで、選局チャンネルを自動的に変更する選局チャンネル変更手段、および
変更後の選局チャンネルで放送されているラジオ放送に対して、上記判定手段と同様な処理を行い、判定結果に応じて上記出力手段または上記選局チャンネル変更手段と同様な処理を行う手段、
を備えているラジオ放送受信機の制御装置。
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